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目 次 ページ はじめに ⅰ 1. 概 要 1-1 1.1 概 説 1-2 1.2 機 能 ツリー 1-2 2. インストール 2-1 2.1 必 要 な 装 置 2-2 2.1.1 パーソナルコンピュータ 2-2 2.2 インストールの 手 順 2-3 2.2.1 USB ドライバソフトウエアのインストール 2-3 2.2.2 のインストール 2-4 2.2.3 のアンインストール 2-4 2.2.4 サンプルファイルのインストール 2-4 3. 初 めてお 使 いの 方 のために 3-1 3.1 概 要 3-2 3.2 の 起 動 と 終 了 3-3 3.3 標 準 波 形 3-3 3.4 波 形 のコピーと 貼 り 付 け 3-4 3.5 数 式 波 形 3-5 3.6 補 間 による 波 形 3-6 3.7 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -1 3-7 3.8 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -2 3-8 3.9 波 形 間 の 演 算 3-9 3.10 ディジタルパターン 編 集 3-10 ii

目 次 ページ 4. 波 形 表 示 画 面 の 操 作 4-1 4.1 波 形 表 示 画 面 の 構 成 と 機 能 4-2 4.2 ツールメニュー 4-4 4.3 設 定 メニュー 4-4 4.4 アンドゥとリドゥ 4-4 4.5 表 示 のズームとスクロール 4-5 4.5.1 縦 方 向 のズーム 4-5 4.5.2 横 方 向 のズーム 4-5 4.5.3 スクロール 4-5 4.6 マーカと 範 囲 選 択 4-5 4.6.1 マーカの 操 作 4-6 4.6.2 範 囲 の 選 択 4-7 4.7 ファイル 操 作 印 刷 4-7 4.7.1 ファイルの 種 類 4-8 4.7.2 新 規 作 成 4-8 4.7.3 独 自 形 式 ファイル 4-8 4.7.4 テキストファイル 4-9 4.7.5 インポート 4-10 4.7.6 印 刷 4-11 4.8 コピーと 貼 り 付 け 4-11 4.8.1 編 集 操 作 4-11 4.8.2 クリップボード 4-11 4.9 ディジタルパターン 4-13 4.9.1 表 示 の 切 り 換 え 4-13 4.9.2 範 囲 の 選 択 4-13 4.9.3 ビットの 選 択 とコピー 4-13 4.9.4 0/1/ 反 転 4-14 4.9.5 パターン 式 4-14 4.9.6 無 効 ビット 4-16 iii

目 次 ページ 5. 他 の 画 面 の 操 作 5-1 5.1 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 5-2 5.1.1 範 囲 の 設 定 とページ 5-3 5.1.2 波 形 の 選 択 5-3 5.1.3 パラメタの 設 定 5-4 5.1.4 波 形 関 数 式 5-5 5.1.5 ファイル 操 作 5-10 5.1.6 印 刷 5-10 5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 5-11 5.2.1 横 軸 の 圧 縮 / 伸 張 5-12 5.2.2 縦 軸 の 圧 縮 / 伸 張 5-13 5.3 補 間 による 波 形 の 生 成 5-14 5.3.1 制 御 点 の 設 定 5-15 5.3.2 補 間 の 実 行 5-16 5.3.3 ファイル 操 作 5-16 5.4 波 形 間 の 演 算 5-17 5.4.1 演 算 の 種 類 5-17 5.4.2 演 算 の 対 象 5-17 5.4.3 演 算 の 実 行 5-18 5.5 波 形 や 設 定 の 転 送 5-19 5.5.1 機 種 設 定 5-20 5.5.2 波 形 メモリ 設 定 5-21 5.5.3 信 号 発 生 器 設 定 5-21 5.5.4 転 送 の 実 行 5-23 5.5.5 横 軸 の 単 位 5-24 5.5.6 縦 軸 の 単 位 5-25 5.5.7 ファイル 操 作 5-25 5.5.8 印 刷 5-25 5.5.9 バージョンの 確 認 5-26 5.5.10 初 期 設 定 5-26 iv

付 図 付 表 ページ 図 3-1 この 章 で 説 明 する 波 形 例 3-2 図 4-1 波 形 表 示 画 面 4-2 図 4-2 波 形 編 集 操 作 4-12 図 4-3 ディジタルパターン 表 示 4-13 図 5-1 波 形 生 成 画 面 5-2 図 5-2 波 形 生 成 画 面 - 波 形 関 数 5-5 図 5-3 圧 縮 / 伸 張 画 面 5-11 図 5-4 補 間 編 集 画 面 5-14 図 5-5 波 形 間 演 算 画 面 5-17 図 5-6 システム 設 定 画 面 5-19 ページ 表 5-1 標 準 波 形 のパラメタ 5-4 表 5-2 組 み 込 み 定 数 5-6 表 5-3 演 算 子 5-7 表 5-4 組 み 込 み 関 数 5-8 表 5-5 横 軸 ユーザ 単 位 の 例 5-24 表 5-6 初 期 値 一 覧 5-26 v

vi

1. 概 要 1.1 概 説 1-2 1.2 機 能 ツリー 1-2 1-1

1.1 概 説 1.1 概 説 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア は 任 意 波 形 の 作 成 および 編 集 を 行 い 任 意 波 形 発 生 機 能 を 持 った 当 社 の 信 号 発 生 器 に 波 形 を 転 送 するソフトウエアです 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア は パーソナルコンピュータ(PC)の Windows 上 で 動 作 し USB を 介 して 波 形 等 のデータを 転 送 します 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア の 主 な 機 能 は 下 記 のとおりです [ 波 形 生 成 機 能 ] 指 定 した 範 囲 に 標 準 波 形 を 生 成 する 指 定 した 範 囲 に 波 形 関 数 式 で 任 意 波 形 を 生 成 する 制 御 点 を 指 定 して 直 線 補 間 スプライン 補 間 によって 任 意 波 形 を 生 成 する [ 波 形 編 集 機 能 ] コピー/カット/ペーストによって 波 形 を 編 集 する 波 形 の 縦 / 横 を 圧 縮 / 伸 張 する 指 定 範 囲 の 波 形 に 標 準 波 形 やクリップボードの 波 形 データを 四 則 演 算 する [ 転 送 機 能 ] USB を 介 して 波 形 データや 信 号 発 生 器 の 主 要 パラメタ 設 定 を 転 送 する [ 表 示 機 能 ] 通 常 の 波 形 表 示 に 加 え ディジタルパターンでの 表 示 / 編 集 も 可 能 二 つのマーカによって 範 囲 を 指 定 したり 波 形 の 値 を 読 みとる [ファイル 操 作 機 能 ] 波 形 データ 信 号 発 生 器 設 定 波 形 関 数 式 補 間 の 制 御 点 等 を ファイルに 保 存 したり 読 み 出 し たりする 1.2 機 能 ツリー 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア の 機 能 ツリーを 次 ページ 以 降 に 示 します 1-2

1.2 機 能 ツリー 波 形 表 示 画 面 ファイルメニュー 新 規 作 成 開 く 上 書 き 保 存 保 存 ( 独 自 形 式 ) 保 存 (テキスト 形 式 ) インポート 印 刷 終 了 編 集 メニュー 元 に 戻 す 元 に 戻 すを 取 り 消 す 切 り 取 り コピー 貼 り 付 け 削 除 ツールメニュー 波 形 生 成 ファイルメニュー 開 く (ツールボタン) 保 存 印 刷 編 集 メニュー クリア 全 ページクリア 範 囲 指 定 開 始 点 終 了 点 波 形 選 択 標 準 波 形 振 幅 正 弦 波 オフセット 三 角 波 サイズ 方 形 波 周 期 ノイズ 位 相 DC 傾 斜 テ ューティ 遷 移 波 形 関 数 定 数 ページ 移 動 Y= 式 ページ 有 効 / 無 効 計 算 実 行 ページ OK 全 ページ OK キャンセル 圧 縮 / 伸 張 X 軸 開 始 点 X 軸 終 了 点 X 軸 全 体 に 伸 張 Y 軸 最 大 / 最 小 最 大 最 小 Y 軸 振 幅 /オフセット 振 幅 オフセット オフセット 固 定 で 最 大 振 幅 に 伸 張 最 大 振 幅 に 伸 張 OK ( 次 ページに 続 く) 1-3

1.2 機 能 ツリー ( 前 ページから 続 く) キャンセル 補 間 編 集 ファイルメニュー 開 く 保 存 制 御 点 X 位 置 制 御 点 Y 位 置 制 御 点 追 加 制 御 点 削 除 制 御 点 全 削 除 直 線 補 間 実 行 スプライン 補 間 実 行 連 続 スプライン 補 間 実 行 終 了 波 形 間 演 算 機 能 選 択 演 算 演 算 対 象 を 生 成 波 形 とする 演 算 対 象 をクリップボード 波 形 とする 演 算 実 行 OK キャンセル 設 定 メニュー システム 設 定 システム 設 定 開 く ク リット 表 示 ファイルメニュー 保 存 ON/OFF 印 刷 機 種 設 定 発 振 器 機 種 選 択 インタフェース 選 択 シリアル 番 号 波 形 メモリ 波 形 メモリサイズ 設 定 波 形 メモリ 名 波 形 メモリ 番 号 発 振 器 設 定 チャネル 選 択 出 力 ON/OFF 周 波 数 周 期 出 力 レンジ 振 幅 波 形 表 示 ズーム: 縦 DC オフセット ズーム: 横 ディジタル 0 X 軸 単 位 単 位 選 択 パターン 表 示 1 ユーザ 単 位 名 称 反 転 ユーザ 単 位 最 小 値 パターン ユーザ 単 位 最 大 値 ズーム: 横 Y 軸 単 位 単 位 選 択 マーカモード 独 立 ユーザ 単 位 名 称 連 動 ユーザ 単 位 最 小 値 マーカ X 位 置 差 設 定 ユーザ 単 位 最 大 値 マーカ A X 位 置 設 定 発 振 器 設 定 転 送 実 行 マーカ A Y 位 置 表 示 波 形 データ 転 送 実 行 マーカ B X 位 置 設 定 OK マーカ B Y 位 置 表 示 キャンセル 1-4

2. インストール 2.1 必 要 な 装 置 2-2 2.1.1 パーソナルコンピュータ 2-2 2.2 インストールの 手 順 2-3 2.2.1 USB ドライバソフトウエアのインストール 2-3 2.2.2 のインストール 2-4 2.2.3 のアンインストール 2-4 2.2.4 サンプルファイルのインストール 2-4 2-1

2.1 必 要 な 装 置 2.1 必 要 な 装 置 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア をインストールする 前 に システムが 下 記 の 条 件 を 満 足 して いることをご 確 認 ください 2.1.1 パーソナルコンピュータ Microsoft Windows XP または Microsoft Windows 7 (32 ビット 版 /64 ビット 版 ) (それぞれ 日 本 語 版 または 英 語 版 ) 上 記 の Windows が 動 作 するパーソナルコンピュータ CPU:お 使 いになる OS 環 境 の 推 奨 条 件 を 満 足 するものとしてください メモリ:お 使 いになる OS 環 境 の 推 奨 条 件 を 満 足 する 容 量 としてください の 起 動 には 8M バイト 以 上 の 空 きメモリが 必 要 です ディスク:お 使 いになる OS 環 境 の 推 奨 条 件 を 満 足 するものとしてください の 起 動 に は 10MB 以 上 のディスクの 空 きスペースが 必 要 です 波 形 データ 格 納 等 のためには さらに 空 き スペースが 必 要 です CD-ROMドライブ 800 600 ドット 以 上 のカラーディスプレイ OS 上 で 正 常 に 動 作 しているマウス(または 他 のポインティングデバイス) USB1.1フルスピード 以 上 2-2

2.2 インストールの 手 順 2.2 インストールの 手 順 インストール,アンインストールを 行 う 場 合,Windows XP または 7 に 管 理 者 権 限 のユーザでログオン してください 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア をインストールする 前 に あらかじめご 使 用 になるインタフェ ースのドライバソフトウエアをインストールしてください ご 使 用 になるインタフェースのドライバソフトウエアがインストールされていないと は 正 常 に 起 動 できないことがあります 2.2.1 USBドライバソフトウエアのインストール USB ドライバソフトウエアは National Instruments Corporation のホームページからダウンロードして ください 以 下 に USB ドライバソフトウエアインストールまでの 手 順 を 記 載 します 1. National Instruments Corporation のホームページ 上 で VISA Run-time Engine のページを 検 索 するか 以 下 の URL にて VISA driver downloads を 選 択 してください http://www.ni.com/support/visa/ 2. VISA Run-time Engine のページから VISA Run-time Engine をダウンロードしてください このとき ユーザ 登 録 を 行 う 必 要 があります また VISA Run-time Engine は Ver5.1.1 以 上 をダウンロード してください 3. ダウンロードしたファイルは 自 己 解 凍 形 式 のファイルです 解 凍 を 行 いインストールを 行 ってくだ さい 4. 正 常 にインストールを 完 了 しますと USB ドライバソフトウエアがインストールされています 詳 細 は National Instruments Corporation のホームページをご 覧 ください USB ドライバソフトウエアをインストール 後 次 の 手 順 で 機 器 と 接 続 してください a) 信 号 発 生 器 とパーソナルコンピュータが 接 続 されていないことを 確 認 します b) 信 号 発 生 器 の 電 源 を 入 れ USB ケーブルでパーソナルコンピュータと 接 続 します c) インストールプロセスが 自 動 的 に 始 まりますので ガイドに 従 って 操 作 してください 2-3

2.2 インストールの 手 順 2.2.2 のインストール a) DF1906 取 扱 説 明 書 の CD-ROM を パーソナルコンピュータの CD-ROM ドライブに 入 れま す b) CD-ROM の[\\setup.exe]を 実 行 します スタートメニューの 中 の[ファイル 名 を 指 定 して 実 行 ]から [D:\\setup.exe]を 実 行 します [D:]は CD-ROM ドライブです 異 なるドライブ 名 に 割 り 当 てられているときは ご 使 用 のシステムに あわせて 読 み 替 えてください c) インストールが 終 了 すると を 実 行 できるようになります スタート -[フ ロク ラム]-[]の 中 の[]をクリックすれば 実 行 できます 2.2.3 のアンインストール コントロールパネルの[アプリケーションの 追 加 と 削 除 ](Windows XP の 場 合 は[プログラムの 追 加 と 削 除 ] Windows 7 の 場 合 は[プログラムと 機 能 ])をダブルクリックし さらに をクリックした 上 で[ 変 更 と 削 除 ]ボタンをクリックすれば を 削 除 できます をインストールし たフォルダそのものは 必 ずしも 削 除 しません フォルダ 内 に 作 成 したファイルは そのまま 残 ります ア ンインストール 後 フォルダが 不 要 のときは 削 除 してください 2.2.4 サンプルファイルのインストール 取 扱 説 明 書 に 記 載 されている 例 やその 他 の 波 形 例 を 下 記 の 手 順 でインストールできます a) 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア の CD-ROM を パーソナルコンピュータの CD-ROM ドラ イブに 入 れます b) CD-ROM にある[\\SAMPLES]フォルダを その 内 容 を 含 めてすべて ハードディスクの 適 当 なフォルダにコピーしてください d) インストールが 終 了 すると からサンプルファイルを 読 み 出 すことが 可 能 になります ファイル 名 と 内 容 の 説 明 は コピーした[SAMPLES]フォルダにある[README.TXT]をご 覧 くださ い 2-4

3. 初 めてお 使 いの 方 のために 3.1 概 要 3-2 3.2 の 起 動 と 終 了 3-3 3.3 標 準 波 形 3-3 3.4 波 形 のコピーと 貼 り 付 け 3-4 3.5 数 式 波 形 3-5 3.6 補 間 による 波 形 3-6 3.7 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -1 3-7 3.8 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -2 3-8 3.9 波 形 間 の 演 算 3-9 3.10 ディジタルパターン 編 集 3-10 3-1

3.1 概 要 3.1 概 要 この 章 では 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア の 基 本 的 な 操 作 や 機 能 をご 理 解 いただくため に いくつかの 例 について 説 明 します 実 際 に 操 作 しながらお 読 みいただくと より 容 易 にご 理 解 いただけます この 章 では 次 のような 表 記 規 則 で 記 述 します 画 面 に 表 示 されるメニュー 名 や ユーザが 入 力 する 文 字 列 等 ゴシック 体 [ ]でかこむ 例 :[ 波 形 (T)] [s=2*pi;] 画 面 に 表 示 されるボタン 名 や ユーザが 操 作 するキー 等 ゴシック 体 でかこむ 例 : キャンセル OK Alt 3.3 標 準 波 形 3.4 波 形 のコピーと 貼 り 付 け 3.5 数 式 波 形 3.6 補 間 による 波 形 3.7 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -1 3.8 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -2 3.9 波 形 間 の 演 算 3.10 ディジタルパターン 編 集 図 3-1 この 章 で 説 明 する 波 形 例 3-2

3.2 の 起 動 と 終 了 3.2 の 起 動 と 終 了 スタート -[プログラム]-[]の 中 の[]をクリックして 起 動 します 終 了 は 右 上 の マーク(クローズボックス)をクリックするか [ファイル(F)]-[ 終 了 (X)]を 実 行 します いずれも[プログラムを 終 了 します よろしいですか?]と 確 認 メッセージが 出 ますので はい(Y) ボタ ンをクリックしてください 以 降 の 例 では 起 動 時 のデフォルト 状 態 からの 操 作 を 説 明 しています 各 例 の 操 作 を 行 う 前 に 一 度 を 終 了 し 再 起 動 してから 操 作 してください 3.3 標 準 波 形 標 準 的 な 波 形 の 例 として シンメトリ 30%の 三 角 波 を 作 成 します 手 順 1: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします [ツール(T)]-[ 波 形 生 成 (C)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります [- 波 形 生 成 ]というタイトルの 画 面 が 現 れます 手 順 2:[ 波 形 (T)]の 右 の ボタンをクリックし リストの 中 の[ 三 角 波 ]をクリックします 手 順 3:[ 傾 斜 (M)]の 右 の 数 字 入 力 部 の 数 値 を [50] [30]に 変 更 し Enter ます これで シンメトリ 30%の 三 角 波 を 指 定 できました キーを 押 し 手 順 4: 全 ページ OK(K) をクリックすると 波 形 生 成 画 面 が 閉 じ 波 形 を 表 示 している 画 面 に 戻 ります 解 説 1 : この 例 では メモリサイズ 全 域 に 波 形 を 生 成 しました では 例 えば ページ 1 に 前 1/4 の 波 形 を 指 定 ページ 2 に 後 1/2 の 波 形 を 指 定... というように 複 数 のページに 分 割 できます 5.1.1 範 囲 の 設 定 とページ この 際 全 ページ OK(K) ボタンをクリックすれば 有 効 となっている 複 数 のページの 指 定 波 形 を 一 括 して 実 行 できます 表 示 ページだけを 実 行 したいときは ページ OK(G) ボタンをクリックしてください 上 の 例 では ページ 1 だけの 指 定 ですので どちらをクリックしても 同 じ 結 果 となります 解 説 2 : 三 角 波 以 外 に 正 弦 波 方 形 波 (デューティ 比 率 可 変 ) ノイズ DC および 数 式 による 波 形 定 義 ( 波 形 関 数 )を 選 択 できます 波 形 関 数 の 例 3.5 数 式 波 形 3-3

3.4 波 形 のコピーと 貼 り 付 け 3.4 波 形 のコピーと 貼 り 付 け 波 形 のコピーと 貼 り 付 け 機 能 の 例 として 全 波 整 流 波 形 を 作 成 します 手 順 1: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします [ツール(T)]-[ 波 形 生 成 (C)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります 手 順 2: 初 期 状 態 では 正 弦 波 が 選 択 されていますので そのまま 全 ページ OK(K) ボタンを クリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 手 順 3:マーカ B を 波 形 中 心 に 移 動 します メモリサイズが 4KW のときは 画 面 右 下 に[4096.000Word]と 表 示 されています [マーカ B(X)]の 右 の 数 字 領 域 に メモリサイズの 半 分 の[2048]と 設 定 し Enter キーを 押 します 手 順 4: Ctrl キーを 押 しながら C キーを 押 します [ 編 集 (E)]-[コヒ ー(C)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります これで マーカ A~B の 間 すなわち 波 形 前 半 のデータがクリップボ ードにコピーされました 手 順 5:[ 連 動 (R)]の 左 の (オプションボタン)をクリックして ( 選 択 状 態 )とし マーカを 連 動 モードにします [マーカ A(X)]の 右 の 数 字 領 域 に[2048]と 設 定 し Enter キーを 押 します 手 順 6: Ctrl キーを 押 しながら V キーを 押 します [ 編 集 (E)]-[ 貼 り 付 け(P)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります これで クリップボードの 波 形 データが 波 形 後 半 に 貼 り 付 けられました 解 説 1 : Ctrl キーを 押 しながら C キーを 押 すような 操 作 を 以 降 Ctrl + C と 記 します Ctrl + C (コピー)では コピーされた 領 域 の 波 形 はそのまま 残 ります Ctrl + X (カット)では 選 択 領 域 のデータがクリップボードに 入 る 点 は 同 じですが 選 択 領 域 の 波 形 が 削 除 されます Ctrl + D ( 削 除 )では 選 択 領 域 の 波 形 が 削 除 されますが クリップボードの 内 容 は 変 化 しません 解 説 2 : マーカ A と B は 範 囲 を 選 択 するために 使 用 します マーカで 指 定 された 範 囲 が 例 えば 0~2048 のとき 実 際 の 選 択 範 囲 は 0 X<2048 と なります 解 説 3 : クリップボードについて 4.8.2 クリップボード Windows の 説 明 書 3-4

3.5 数 式 波 形 3.5 数 式 波 形 数 式 による 波 形 生 成 の 例 として 基 本 波 に 3 次 と 5 次 の 高 調 波 を 重 畳 した 波 形 を 作 成 します 手 順 1:[ 設 定 (S)]-[システム 設 定 (S)]と 操 作 します [-システム 設 定 ]というタイトルの 画 面 が 現 れます 手 順 2:[ 単 位 設 定 (U)]と 表 示 されているページタブをクリックします 手 順 3:[ 単 位 (X)]の 右 の ボタンをクリックし 表 示 されたリスト 中 の[ユーサ 単 位 ]をクリック します 2 行 下 の 最 小 値 ~ 最 大 値 は 初 期 値 の[0.000000~1.000000]のままとします 手 順 4:[ 単 位 (Y)]の 右 の ボタンをクリックし 表 示 されたリスト 中 の[ユーサ 単 位 ]をクリック します 最 下 行 の 最 小 値 ~ 最 大 値 は 初 期 値 の[-1.000~1.000]のままとします 手 順 5: OK ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 手 順 6: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします 手 順 7:[ 波 形 (T)]の 右 の します ボタンをクリックし 表 示 されたリスト 中 の[ 波 形 関 数 ]をクリック 手 順 8:[ 定 数 (C)]の 右 の 入 力 領 域 に [s=2*pi;]と 入 力 します [Y=]の 右 の 入 力 領 域 に [sin(x*s)+sin(x*s*3)/3+sin(x*s*5)/5]と 入 力 します 手 順 9: 計 算 実 行 (M) されます ボタンをクリックすると 波 形 生 成 画 面 内 に 計 算 結 果 の 波 形 が 表 示 手 順 10: 全 ページ OK(K) ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 解 説 1 : ここでは ユーザ 単 位 を 使 用 することによって 横 (X) 全 体 を 0~1 として 扱 いました また 同 様 に 縦 (Y) 全 体 を±1 として 扱 いました ここで 定 数 に s=2πを 規 定 し 式 の 中 で[x*s]とすることによって 正 弦 波 1 周 期 を 表 現 しやすくしました 解 説 2 : 手 順 3で ユーザ 単 位 の X 範 囲 を 0~6.283185(2π)とすれば 式 はもっと 簡 単 になり [sin(x)+sin(x*3)/3+sin(x*5)/5] となります 3-5

3.6 補 間 による 波 形 3.6 補 間 による 波 形 補 間 による 波 形 生 成 の 例 として なめらかなパルス 波 形 を 作 成 します 手 順 1:[ 設 定 (S)]-[システム 設 定 (S)]と 操 作 し [-システム 設 定 ]というタイトルのダ イアログを 表 示 させます ここで [ 単 位 設 定 (U)]と 表 示 されているページタブをクリック します 手 順 2:[ 単 位 (X)]の 右 の ボタンをクリックし 表 示 されたリスト 中 の[ユーサ 単 位 ]をクリック します 2 行 下 の 最 小 値 ~ 最 大 値 は 初 期 値 の[0.000000~1.000000]のままとします [ 単 位 (Y)]の 右 の ボタンをクリックし 表 示 されたリスト 中 の[ユーサ 単 位 ]をクリックし ます 2 行 下 の 最 小 値 ~ 最 大 値 は 初 期 値 の[-1.000000~1.000000]のままとします OK ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 手 順 3:[マーカ A(X)]の 右 の 数 字 領 域 を[0.2]と 設 定 し Enter [マーカ B(X)]の 右 の 数 字 領 域 を[0.8]と 設 定 し Enter キーを 押 します キーを 押 します 手 順 4: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします [ツール(T)]-[ 補 間 編 集 (I)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります [- 補 間 編 集 ]というタイトルの 画 面 が 現 れます 手 順 5:[X=]の 右 の 数 値 領 域 に[0.5] [Y=]の 右 の 数 値 領 域 に[1]を 入 力 し 追 加 (A) ンをクリックします ボタ 手 順 6: 連 続 スプライン(C) ボタンをクリックします 波 形 表 示 画 面 には 補 間 された 波 形 が 表 示 されます 補 間 編 集 画 面 に 隠 れて 見 にくいときは 画 面 を 移 動 させてください 手 順 7: 終 了 (T) ボタンをクリックし 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 解 説 1 : 補 間 編 集 において 手 順 3で 設 定 したような 点 を 制 御 点 と 呼 びます 解 説 2 : 直 線 補 間 では 制 御 点 の 間 を 直 線 で 補 間 することによって 波 形 を 作 成 します スプラインでは 制 御 点 の 間 を スプライン 曲 線 でなめらかに 補 間 します 解 説 3 : 連 続 スプラインでは 選 択 された 範 囲 の 前 後 ともなめらかにつながるように 補 間 します 全 範 囲 が 選 択 されているときは その 波 形 を 繰 り 返 したときに 波 形 の 最 初 と 最 後 がなめらか につながるように 補 間 します 3-6

3.7 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -1 3.7 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -1 波 形 の 横 方 向 の 圧 縮 / 伸 張 の 例 として 正 弦 波 を 波 形 表 示 画 面 の 前 1/4 に 圧 縮 し バースト 波 形 を 作 成 します 手 順 1: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします 初 期 状 態 では 正 弦 波 が 選 択 されています [ 周 期 (P)]の 右 の 数 値 を [1] [4]に 変 更 し 4 周 期 の 正 弦 波 とします 全 ページ OK(K) ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 手 順 2: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします [ツール(T)]-[ 波 形 生 成 (C)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります [- 圧 縮 / 伸 張 ]というタイトルの 画 面 が 現 れます 手 順 3:メモリサイズが 4KW のときは 波 形 表 示 画 面 の 右 下 に[4096.000Word]と 表 示 されて います [ 開 始 点 (S) X=]の 右 の 数 字 領 域 は [0]のままとします [ 終 了 点 (E) X=]の 右 の 数 字 領 域 に メモリサイズの 1/4 の[1024]と 設 定 し Enter キ ーを 押 します 波 形 表 示 画 面 では 波 形 全 体 に 現 れていた 4 波 の 正 弦 波 が 前 1/4 に 圧 縮 された 様 子 が 見 えます 圧 縮 / 伸 張 画 面 に 隠 れて 見 にくいときは 画 面 を 移 動 させてください 手 順 4: OK ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 解 説 1 : この 例 では [ 開 始 点 (S) X=]を[0]のままとしたので 元 の 波 形 が 波 形 表 示 画 面 の 波 形 の 前 1/4 に 波 形 が 圧 縮 されました 例 えば [ 開 始 点 (S) X=][1024] [ 終 了 点 (E) X=][2048]と 設 定 すると 元 の 波 形 が 波 形 表 示 画 面 の 前 1/4 から 1/2 に 波 形 を 圧 縮 されます 解 説 2 : 波 形 の 指 定 部 分 を 波 形 全 体 に 広 げることもできます あらかじめ 波 形 表 示 画 面 でマーカ A と B で 波 形 の 一 部 を 選 択 しておきます ここで 圧 縮 / 伸 張 画 面 の 全 体 に 伸 張 ボタンをクリックすると 選 択 されていた 範 囲 が 波 形 全 体 に 伸 張 されます 3-7

3.8 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -2 3.8 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 -2 波 形 の 縦 方 向 の 圧 縮 / 伸 張 の 例 として 三 角 波 を 拡 大 し クリップさせて 台 形 波 を 作 成 します 手 順 1: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします 初 期 状 態 では 正 弦 波 が 選 択 されています [ 波 形 (T)]の 右 の ボタンをクリックし 表 示 されたリスト 中 の[ 三 角 波 ]をクリックしま す 全 ページ OK(K) ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 手 順 2: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします [ツール(T)]-[ 波 形 生 成 (C)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります [- 圧 縮 / 伸 張 ]というタイトルの 画 面 が 現 れます 手 順 3:[ 最 大 (X)]の 右 の 数 字 領 域 を [32767] [100000]に 設 定 変 更 し Enter キーを 押 します [ 最 小 (N)]の 右 の 数 字 領 域 を [-32767] [-100000]に 設 定 変 更 し Enter キーを 押 します 波 形 表 示 画 面 では 三 角 波 が 縦 に 拡 大 され クリップして 台 形 波 が 作 成 される 様 子 が 見 えます 圧 縮 / 伸 張 画 面 に 隠 れて 見 にくいときは 画 面 を 移 動 させてください 手 順 4: OK ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 解 説 1 : 手 順 4 で 指 定 した 最 大 / 最 小 の 数 値 によって 波 形 を 縦 に 圧 縮 したり 上 下 に 移 動 させたりすることもできます 伸 張 や 移 動 の 結 果 ±フルスケールを 越 えたときは ±フルスケールで 波 形 がクリッ プします 解 説 2 : あらかじめ 波 形 表 示 画 面 でマーカ A と B で 波 形 の 一 部 を 選 択 しておくことによっ て 波 形 の 一 部 を 圧 縮 / 伸 張 できます 解 説 3 : ±フルスケールまで 届 いていない 波 形 では オフセット 固 定 最 大 振 幅 ボタンや 最 大 振 幅 ボタンをクリックすることによって 最 大 振 幅 に 波 形 を 伸 張 できます 解 説 4 : 手 順 3で 最 大 を[-100000] 最 小 を[100000]とすれば 上 下 反 転 した 波 形 を 得 ら れます 解 説 5 : この 例 では[ 最 大 / 最 小 ]で 圧 縮 / 伸 張 率 を 指 定 しましたが [ 振 幅 /オフセット]でも 指 定 できます [ 振 幅 /オフセット(O)]の 左 の (オプションボタン)をクリックして ( 選 択 状 態 )とし ます ここで [ 振 幅 (T)]を[200000] [DC オフセット(D)]を[0]とすれば この 例 と 同 じ 結 果 が 得 られます 解 説 6 : この 例 では 三 角 波 をクリップさせて 台 形 波 を 作 成 しましたが 方 形 波 で[ 遷 移 ]を 設 定 することによって より 簡 単 に 台 形 波 を 生 成 することができます 3-8

3.9 波 形 間 の 演 算 3.9 波 形 間 の 演 算 波 形 間 の 演 算 の 例 として 正 弦 波 にノイズを 重 畳 した 波 形 を 作 成 します 手 順 1: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします 初 期 状 態 では 正 弦 波 が 選 択 されています [ 振 幅 (A)]の 右 の 数 値 を [65534] [50000]に 変 更 し 少 し 振 幅 を 小 さくします 全 ページ OK(K) ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 手 順 2: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします [ツール(T)]-[ 波 形 間 演 算 (O)]と 操 作 しても 同 じ 結 果 となります [- 波 形 間 演 算 ]というタイトルの 画 面 が 現 れます 手 順 3: 波 形 間 演 算 画 面 中 ほどの 生 成 波 形 (W) ボタンをクリックします ボタンをクリックしたときと 同 じような [- 波 形 生 成 ]というタイトルの 画 面 が 現 れます 手 順 4:[ 波 形 (T)]の 右 の ボタンをクリックし 表 示 されたリスト 中 の[ノイズ]をクリックしま す [ 振 幅 (A)]の 右 の 数 値 を [65534] [15000]に 変 更 します ページ OK(G) ボタンをクリックすると 波 形 間 演 算 画 面 に 戻 ります 手 順 5: = ボタンをクリックすると 正 弦 波 とノイズを 加 算 した 結 果 の 波 形 が 画 面 右 の 波 形 表 示 領 域 に 表 示 されます 手 順 6: OK ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 正 弦 波 にノイズを 重 畳 した 波 形 が 得 られました 解 説 1 : この 例 で 使 用 した 加 算 以 外 に 減 算 乗 算 除 算 が 可 能 です 解 説 2 : あらかじめ 波 形 表 示 画 面 でマーカ A と B で 波 形 の 一 部 を 選 択 しておくことによって 波 形 の 一 部 に 対 して 演 算 を 行 うことができます 解 説 3 : この 例 では 波 形 生 成 画 面 で 作 成 した 波 形 を 演 算 に 使 用 しました 手 順 3で クリッフ ホ ート (B) ボタンをクリックすると クリップボード の 内 容 を 演 算 に 使 用 でき ます クリップボード 3.4 波 形 のコピーと 貼 り 付 け 解 説 4 : 乗 算 を 使 用 するときは 3.5 数 式 波 形 の 例 のように 縦 軸 をユーザ 単 位 の±1 とすると 便 利 です こうすれば フルスケール 値 同 士 を 乗 算 したときに 結 果 もフルスケール 値 となります 3-9

3.10 ディジタルパターン 編 集 3.10 ディジタルパターン 編 集 最 後 の 例 として ディジタルパターン 編 集 機 能 を 使 用 し 三 角 波 を 元 にして 階 段 状 の 波 形 を 作 成 します 手 順 1: 画 面 左 上 の ボタンをクリックします 初 期 状 態 では 正 弦 波 が 選 択 されています [ 波 形 (T)]の 右 の ボタンをクリックし リスト 中 の[ 三 角 波 ]をクリックします 全 ページ OK(K) ボタンをクリックして 波 形 表 示 画 面 に 戻 ります 手 順 2: 初 期 状 態 では 画 面 左 上 の ボタンが 押 された 状 態 になっています ここで 画 面 左 上 の ボタンをクリックすると ロジックアナライザの 画 面 のような 表 示 に 変 わります この 表 示 を ディジタルパターン 表 示 と 呼 びます では 波 形 データを 16 ビットのディジタル 値 で 扱 っており ディジタルパタ ーン 表 示 には これに 対 応 した 16 本 のビットが 表 示 されています 手 順 3: 適 当 なビットをクリックすると 表 示 色 が 変 化 します 表 示 色 が 青 水 色 または 黒 緑 に 変 化 したビットは 選 択 されていることを 示 します 最 初 に 一 番 下 のビットをクリッ クしてください 続 いて Ctrl キーを 押 しながら 下 から 2 番 目 3 番 目 10 番 目 の ビットをクリックしてください 下 から 10 本 のビットが すべて 水 色 か 緑 になったことを 確 認 してください 手 順 4:ここで ビット 表 示 左 上 の 0 ボタンをクリックしてください 選 択 されていたビットが すべて 0(ローレベル)になりました 手 順 5: 続 いて 何 もキーを 押 さない 状 態 で 上 から 6 番 目 ( 下 から 11 番 目 )のビットをクリック してください 続 いて 今 度 は ビット 表 示 左 上 の 1 ボタンをクリックしてください 選 択 されていたビットが 1(ハイレベル)になりました 手 順 6:この 状 態 で 画 面 左 上 の ボタンをクリックしてください 32 段 の 階 段 波 が 波 形 表 示 されています 解 説 1 : あらかじめ 波 形 表 示 画 面 でマーカ A と B で 波 形 の 一 部 を 選 択 しておくことによって 波 形 の 一 部 に 対 してディジタルパターン 編 集 を 行 うことができます 手 順 1の 後 で マーカ A を 前 1/4 に B を 後 1/4 に 移 動 してから 手 順 2 以 降 を 実 行 すると この 様 子 がわかります 解 説 2 : ビットを 選 択 し 反 転 (/) ボタンをクリックすると 選 択 されているビットが 論 理 反 転 します 手 順 1の 後 で 下 11 ビットを 選 択 し 反 転 (/) ボタンをクリックすると おもしろい 波 形 が 得 ら れます 解 説 3 : 右 端 の ハ ターン(*) ボタンと さらにその 右 の 入 力 領 域 は 式 で 論 理 パターンを 指 定 するも のです 4.9.5 パターン 式 3-10

4. 波 形 表 示 画 面 の 操 作 4.1 波 形 表 示 画 面 の 構 成 と 機 能 4-2 4.2 ツールメニュー 4-4 4.3 設 定 メニュー 4-4 4.4 アンドゥとリドゥ 4-4 4.5 表 示 のズームとスクロール 4-5 4.5.1 縦 方 向 のズーム 4-5 4.5.2 横 方 向 のズーム 4-5 4.5.3 スクロール 4-5 4.6 マーカと 範 囲 選 択 4-5 4.6.1 マーカの 操 作 4-6 4.6.2 範 囲 の 選 択 4-7 4.7 ファイル 操 作 印 刷 4-7 4.7.1 ファイルの 種 類 4-8 4.7.2 新 規 作 成 4-8 4.7.3 独 自 形 式 ファイル 4-8 4.7.4 テキストファイル 4-9 4.7.5 インポート 4-10 4.7.5 印 刷 4-11 4.8 コピーと 貼 り 付 け 4-11 4.8.1 編 集 操 作 4-11 4.8.2 クリップボード 4-11 4.9 ディジタルパターン 4-13 4.9.1 表 示 の 切 り 換 え 4-13 4.9.2 範 囲 の 選 択 4-13 4.9.3 ビットの 選 択 とコピー 4-13 4.9.4 0/1/ 反 転 4-14 4.9.5 パターン 式 4-14 4.9.6 無 効 ビット 4-16 4-1

4.1 波 形 表 示 画 面 の 構 成 と 機 能 任 意 波 形 作 成 ソフトウエア を 起 動 したときの 表 示 を 波 形 表 示 画 面 と 呼 びます 起 動 方 法 3.2 の 起 動 と 終 了 この 章 では 波 形 表 示 画 面 の 機 能 と 操 作 について 説 明 します この 章 では 次 のような 表 記 規 則 で 記 述 します 画 面 に 表 示 されるメニュー 名 や ユーザが 入 力 する 文 字 列 等 ゴシック 体 [ ]でかこむ 例 :[ 波 形 (T)] [s=2*pi;] 画 面 に 表 示 されるボタン 名 や ユーザが 操 作 するキー 等 ゴシック 体 でかこむ 例 : キャンセル OK Alt あるキーを 押 しながら 別 のキーを 押 す +で 接 続 して 表 示 する 例 : Ctrl + O あるキーを 押 し 離 してから 別 のキーを 押 す,で 接 続 して 表 示 する 例 : Alt, F 4.1 波 形 表 示 画 面 の 構 成 と 機 能 図 4-1 波 形 表 示 画 面 に 波 形 表 示 画 面 各 部 の 名 称 を 示 します タイトルバー メニューバー ツールバー 波 形 表 示 領 域 図 4-1 波 形 表 示 画 面 タイトルバーには 波 形 データの 読 み 出 し/ 書 き 込 みを 行 ったファイル 名 が 表 示 されます まだファイ ルの 読 み 書 きを 行 っていないときは [<Untitled>] と 表 示 されます タイトルバーのボタンの 標 準 的 な 機 能 操 作 方 法 等 は Windows の 説 明 書 をご 覧 ください 4-2

4.1 波 形 表 示 画 面 の 構 成 と 機 能 メニューバーには プルダウンメニューがあります メニュー 名 のところをクリックすると メニューの 選 択 肢 が 表 示 されます さらに 選 択 肢 をクリックすると その 機 能 を 実 行 することができます または Alt キーを 押 してからメニュー 名 右 の 下 線 付 きアルファベットのキーを 押 すと そのメニュー の 選 択 肢 が 表 示 されます( 例 : Alt, F で [ファイル(F)]メニューの 選 択 肢 が 表 示 されます) さらに 選 択 肢 右 の 下 線 付 きアルファベットのキーを 押 すと その 機 能 を 実 行 できます メニューの 選 択 肢 の 右 に[Ctrl + *](*は アルファベット 一 文 字 )と 表 示 されているものは メニュー の 選 択 肢 が 表 示 されていないときに 直 接 その 機 能 を 実 行 できます( 例 :[ 編 集 (E)]メニューの[ 貼 り 付 け(P)]の 右 には [Ctrl + V]と 表 示 されています このとき Ctrl + V という 操 作 は [ 編 集 (E)]-[ 貼 り 付 け(P)]と 同 じ 動 作 となります) ツールバーには よく 使 用 する 機 能 のボタンと マーカの 設 定 / 表 示 部 が 含 まれます : 通 常 の 波 形 表 示 : ディジタルパターン 表 示 : 波 形 生 成 画 面 5.1 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 : 圧 縮 / 伸 張 画 面 5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 : 補 間 編 集 画 面 5.3 補 間 による 波 形 の 作 成 : 波 形 間 演 算 画 面 5.4 波 形 間 の 演 算 [ 独 立 (I)] [ 連 動 (R)] : マーカの 動 作 モードを 選 択 します [dx(-)] : マーカ 横 方 向 位 置 の 差 を 設 定 / 表 示 します [マーカ A(X)] [マーカ B(X)] : マーカの 横 方 向 位 置 を 設 定 / 表 示 します [A(Y)] [B(Y)] : マーカ 位 置 の 波 形 の 縦 位 置 を 表 示 します 波 形 表 示 領 域 には 波 形 またはディジタルパターンの 表 示 表 示 拡 大 率 (ズーム) 選 択 およびマウ スポインタの 位 置 表 示 が 含 まれます ツールバーと 波 形 表 示 領 域 において 項 目 名 の 右 に 下 線 付 きのアルファベットが 表 示 されている 項 目 では Alt キーを 押 しながら 下 線 付 きアルファベットのキーを 押 すと その 項 目 が 選 択 されます 例 えば Alt + H ( Alt キーを 押 しながら H キーを 押 す)で [ス ーム 横 (H)]の 項 目 が 選 択 され ます ここで Alt, H ( Alt キーを 押 してから H キーを 押 す)では メニューバーの[ヘルフ (H)]メニ ューの 選 択 肢 が 表 示 されることに 注 意 してください もちろん 項 目 名 の 右 の 入 力 / 表 示 領 域 をクリックすれば その 項 目 が 選 択 されます 例 : マーカ A(X) 0.000000 ここをクリックするか Alt + A と 操 作 する または 項 目 名 左 の (オプションボタン)をクリックすれば その 機 能 が 選 択 され ( 選 択 状 態 )となり ます 例 : 連 動 (R) ここをクリックするか Alt + R と 操 作 する 4-3

4.2 ツールメニュー 4.2 ツールメニュー ツールメニューの 選 択 肢 は 下 記 のとおりです ツールバーの ツールバーの ツールバーの ツールバーの ボタンと 同 様 波 形 生 成 画 面 を 起 動 ボタンと 同 様 圧 縮 / 伸 張 画 面 を 起 動 ボタンと 同 様 補 間 編 集 画 面 を 起 動 ボタンと 同 様 波 形 間 演 算 画 面 を 起 動 例 えば Alt, T, C と 操 作 すると 波 形 生 成 画 面 が 起 動 されます 波 形 生 成 画 面 5.1 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 作 成 圧 縮 / 伸 張 画 面 5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 補 間 編 集 画 面 5.3 補 間 による 波 形 の 生 成 波 形 間 演 算 画 面 5.4 波 形 間 の 演 算 4.3 設 定 メニュー 設 定 メニューの 選 択 肢 は 下 記 のとおりです システム 設 定 画 面 を 起 動 波 形 表 示 領 域 のグリッド 表 示 のオンオフ [ 設 定 (S)]-[システム 設 定 (S)]( Alt, S, S )と 操 作 すると システム 設 定 画 面 が 起 動 されます システム 設 定 画 面 では 信 号 発 生 器 の 機 種 選 択 主 要 パラメタの 設 定 転 送 波 形 データの 転 送 や 表 示 単 位 の 設 定 等 を 行 います 5.5 波 形 や 設 定 の 転 送 [ 設 定 (S)]-[ク リット 表 示 (G)]( Alt, S, G )と 操 作 するごとに 波 形 表 示 領 域 のグリッド 表 示 の オン/オフが 切 り 替 わります 波 形 の 印 刷 では グリッドは 印 刷 されません 4.7.5 印 刷 4.4 アンドゥとリドゥ では 波 形 作 成 や 編 集 操 作 を 行 った 後 で 操 作 の 一 つ 前 の 状 態 に 戻 す(アンドゥ)ことがで きます [ 編 集 (E)]-[ 元 に 戻 す(U)]( Alt, E, U ) または Ctrl + U と 操 作 すると 一 つ 前 の 状 態 に 戻 ります 前 の 状 態 に 戻 した 後 で その 操 作 を 取 り 消 す(リドゥ)には [ 編 集 (E)]-[ 元 に 戻 すを 取 り 消 す(R)] ( Alt, E, R ) または Ctrl + U と 操 作 します 4-4

4.5 表 示 のズームとスクロール 4.5 表 示 のズームとスクロール 4.5.1 縦 方 向 のズーム 波 形 表 示 のときは 縦 横 独 立 して 波 形 表 示 を 拡 大 できます ディジタルパターン 表 示 では 縦 方 向 の 拡 大 表 示 はできません 縦 方 向 拡 大 倍 率 は [1:1]( 波 形 全 体 を 表 示 ) [1:2]( 波 形 の 半 分 を 全 体 に 拡 大 表 示 ) [1:4] [1:256]まで 可 能 です [ス ーム 縦 (V)] 右 の ボタンをクリックし 表 示 される 倍 率 リストからクリックして 選 択 してください Alt + V を 押 して[ス ーム 縦 (V)]を 選 択 したうえで キーか キーを 押 すと 拡 大 率 上 昇 キーか キーを 押 すと 拡 大 率 下 降 となります Home キーでは 拡 大 なしに End キーで 最 大 倍 率 になります 4.5.2 横 方 向 のズーム 横 方 向 拡 大 倍 率 は [1:1]( 波 形 全 体 を 表 示 ) [1:2]( 波 形 の 半 分 を 全 体 に 拡 大 表 示 ) [1:4] [1:128]まで 可 能 です [ 横 (H)] 右 の ボタンをクリックし 表 示 される 倍 率 リストからクリックして 選 択 してください Alt + H を 押 して[ 横 (H)]を 選 択 したうえで キーか キーを 押 すと 拡 大 率 上 昇 キ ーか キーを 押 すと 拡 大 率 下 降 となります Home キーでは 拡 大 なしに End キーで 最 大 倍 率 に なります 4.5.3 スクロール 縦 / 横 の 倍 率 が[1:2] 以 上 になると スクロールバーの 中 にスクロールボタンが 現 れます スクロールボタンをマウスでドラッグし 波 形 の 他 の 部 分 を 観 察 してください スクロールボタンをクリックすると スクロールボタンが 点 滅 します この 状 態 で キーか キーを 押 すと 表 示 位 置 が 右 または 下 に 移 動 します また キーか キーを 押 すと 表 示 位 置 が 左 または 上 に 移 動 します PageUp / PageDown を 押 すと より 大 きなステップで 表 示 位 置 が 移 動 します Home キーでは 左 端 または 上 端 に End キーで 右 端 または 下 端 に 移 動 します 4.6 マーカと 範 囲 選 択 マーカは 各 種 の 波 形 編 集 作 成 に 対 して 波 形 の 横 方 向 の 範 囲 を 選 択 しておくために 使 用 しま す また 横 方 向 の 位 置 を 指 定 して 波 形 の 縦 の 値 を 読 む 目 的 でも 使 用 します のマーカは 波 形 表 示 領 域 の 中 の 縦 の 線 として 表 示 されます 4-5

4.6 マーカと 範 囲 選 択 4.6.1 マーカの 操 作 a) マーカの 種 類 で 使 用 するマーカは A マーカと B マーカの 二 つです A マーカを B マーカの 右 側 に 設 定 することはできません A マーカは 常 に B マーカの 左 または 同 じ 位 置 にあります Aマーカ Bマーカ 各 マーカの 位 置 は [マーカ A(X)] および[マーカ B(X)]の 右 に 表 示 されます マーカ 位 置 に 相 当 する 波 形 の 値 は [A(Y)] および[B(Y)]の 右 に 表 示 されます b) マーカの 移 動 (マウスドラッグ) マーカを 移 動 するには マウスドラッグと 数 値 指 定 の 二 つの 方 法 があります マウスカーソルをマーカと 同 じ 横 位 置 に 持 っていくと マウスカーソルの 形 が から に 変 化 します この 状 態 でドラッグすることによって マーカを 移 動 させます マーカが 左 右 両 端 にあるときは マーカが 見 にくくなりますが マウスカーソルを 両 端 どちらかに 移 動 させると に 変 化 します マウスドラッグによるマーカ 移 動 は 波 形 データのアドレスを 単 位 として 移 動 します 表 示 上 の 1 ドット が 複 数 のアドレスに 相 当 するような 表 示 倍 率 の 時 は 表 示 上 の 1 ドットに 相 当 するアドレスをステップとし て 移 動 します c) マーカの 移 動 ( 数 値 設 定 ) より 高 分 解 能 のマーカ 位 置 指 定 を 行 うには マーカの 位 置 を 直 接 数 値 で 入 力 します [マーカ A(X)]の 右 をクリックするか Alt + A と 操 作 することによって A マーカの 位 置 表 示 部 が 選 択 されます ここで 数 値 を 入 力 し Enter キーを 押 すと 指 定 位 置 に A マーカがジャンプします 同 様 に [マーカ B(X)]の 右 をクリックするか Alt + B と 操 作 し B マーカの 位 置 表 示 部 で 数 値 を 入 力 して Enter キーを 押 すと 指 定 された 位 置 に B マーカがジャンプします 数 値 設 定 を 使 用 すれば 波 形 データのアドレスには 制 限 されず 設 定 / 表 示 分 解 能 の 範 囲 で 自 由 に マーカ 位 置 を 指 定 できます 4-6

4.6 マーカと 範 囲 選 択 d) マーカ 連 動 モード ツールバーの[ 独 立 (I)]の 左 の (オプションボタン)が 選 択 ( )されているときは AマーカとBマ ーカは 独 立 して 移 動 します [ 連 動 (R)]の 左 のオプションボタンをクリックするか Alt + R と 操 作 することによって A マーカと B マーカが 連 動 するようになります A マーカと B マーカの 横 方 向 の 差 は [dx(-)]の 右 に 表 示 されます いずれかのマーカを 移 動 させると 差 が 一 定 のままもう 一 方 のマーカも 移 動 します [dx(-)]の 右 をクリックするか Alt + - と 操 作 し 数 値 を 入 力 して Enter キーを 押 すと 指 定 された 差 になるように B マーカがジャンプします 4.6.2 範 囲 の 選 択 マーカによる 範 囲 選 択 は 下 記 に 対 して 有 効 となります 波 形 のコピー/カット/ 貼 り 付 けの 範 囲 4.8 コピーと 貼 り 付 け 圧 縮 / 伸 張 を 行 う 範 囲 5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 補 間 で 波 形 を 生 成 する 範 囲 5.3 補 間 による 波 形 の 生 成 波 形 間 の 演 算 を 行 う 範 囲 5.4 波 形 間 の 演 算 厳 密 には マーカは 設 定 / 表 示 されている 横 軸 位 置 ([マーカ A(X)]や[マーカ B(X)]の 右 の 数 値 表 示 )の 直 前 に 存 在 していると 考 えてください 例 えば マーカ A の 横 軸 位 置 が 5 マーカ B の 横 軸 位 置 が 10 のとき 選 択 範 囲 は 5 X<10 となり ます マーカ A は 5 の 直 前 にいますので 5 はマーカ A と B の 間 に 入 っています マーカ B は 10 の 直 前 にいますので 10 はマーカ A と B の 間 に 入 りません 4.7 ファイル 操 作 印 刷 ファイルメニューの 選 択 肢 は 下 記 のようになっています 複 数 の の 起 動 4.7.2 新 規 作 成 波 形 データファイルの 読 み 込 み 波 形 データファイルの 保 存 4.7.3 独 自 形 式 ファイル 4.7.4 テキストファイル データファイルの 読 み 込 み 4.7.5 インポート 表 示 されている 波 形 の 印 刷 4.7.6 印 刷 の 終 了 読 み 込 みや 保 存 を 行 ったファイル 名 は タイトルバーに 表 示 されます 4-7

4.7 ファイル 操 作 印 刷 4.7.1 ファイルの 種 類 は 下 記 の 種 類 のファイルを 読 み 書 きできます ( ) 内 は その 種 類 のファイルに 付 加 さ れる ファイル 拡 張 子 です 波 形 データ 信 号 発 生 器 設 定 表 示 単 位 設 定 などを 含 む 独 自 の 形 式 のファイル(.WDB) 4.7.3 独 自 形 式 ファイル 波 形 データだけの テキストファイル(.TXT) 4.7.4 テキストファイル 標 準 波 形 の 種 類 やパラメタ 数 式 波 形 の 定 数 や 式 を 含 む 独 自 形 式 のテキストファイル(.WFN) 5.1.5 ファイル 操 作 制 御 点 だけの テキストファイル(.PRN.TSV.CSV) 5.3.3 ファイル 操 作 信 号 発 生 器 設 定 表 示 単 位 設 定 などを 含 む 独 自 の 形 式 のファイル(.OCB) 5.5.7 ファイル 操 作 4.7.2 新 規 作 成 [ファイル(F)]-[ 新 規 作 成 (N)]( Alt, F, N または Ctrl + N )と 操 作 すると がもう 一 つ 追 加 起 動 します 起 動 する 位 置 は 最 初 の が 起 動 したときと 同 じ 位 置 です 複 数 の 間 で クリップボードを 経 由 してデータのやりとりを 行 うことができます 4.8.2 クリップボード 5.4.2 演 算 の 対 象 4.7.3 独 自 形 式 ファイル で 作 成 した 波 形 データ および 信 号 発 生 器 の 設 定 表 示 単 位 の 設 定 等 必 要 とされるほ とんどの 情 報 を 一 括 してファイルに 保 存 できます 独 自 形 式 のバイナリファイルとなっており テキスト ファイルよりも 小 さなファイルサイズとなります [ファイル(F)]-[ 保 存 ( 独 自 形 式 )(A)]( Alt, F, A または Ctrl + A )と 操 作 すると [ 名 前 をつけ て 保 存 ]というタイトルの 画 面 が 表 示 されます 保 存 する 場 所 を 選 択 し ファイル 名 を 入 力 して 保 存 (S) ボタンをクリックしてください ファイル 拡 張 子 は.wdb で ファイル 名 入 力 時 に 省 略 可 能 です 保 存 する 場 所 ファイル 名 入 力 4-8

4.7 ファイル 操 作 印 刷 4.7.4 テキストファイル で 作 成 した 波 形 データを 他 のアプリケーションでも 容 易 に 扱 えるよう テキストファイルと して 保 存 することもできます [ファイル(F)]-[ 保 存 (テキスト 形 式 )(T)]( Alt, F, T または Ctrl + T )と 操 作 すると [ 名 前 をつ けて 保 存 ]というタイトルの 画 面 が 表 示 されます 保 存 する 場 所 ファイル 名 入 力 保 存 する 場 所 を 選 択 し ファイル 名 を 入 力 して 保 存 (S) ボタンをクリックしてください ファイル 拡 張 子 は.txt で ファイル 名 入 力 時 には 省 略 可 能 です テキストファイルでは 16 ビット(0~+65535) 相 当 のデータを 1 行 1 データの 数 字 列 として 保 存 します 行 数 は システム 設 定 画 面 で 設 定 される メモリサイズと 同 じです このファイルは テキストエディタや 表 計 算 ソフトウエア 等 で そのまま 読 み 込 むことが 可 能 です 逆 に テキストエディタや 表 計 算 ソフトウエア 等 でテキストファイルを 作 成 し そのファイルを DF010 6 で 読 み 込 むことも 可 能 です テキストファイル 作 成 の 際 1 行 1データとなるようにし データは 16 ビッ トの 符 号 付 き 整 数 (-32768~+32767)としてください データファイルのデータ 数 は 65536 以 下 としてください この 範 囲 内 では データファイルのデータの 数 がシステム 設 定 の[ 波 形 メモリサイス (Z)]よりも 多 いときは 余 った 部 分 を 読 み 飛 ばします 逆 に データの 数 が 少 ないときは 波 形 の 先 頭 部 分 に 読 み 込 まれ 残 りの 部 分 は 変 化 しません 4-9

4.7 ファイル 操 作 印 刷 4.7.5 インポート 以 外 で 作 成 した 波 形 データを の 波 形 データとして 取 り 込 むことが 可 能 で す [ファイル(F)]-[インホ ート(I)]( Alt, F, I または Ctrl + I )と 操 作 すると [インホ ート]というタイトル の 画 面 が 表 示 されます 開 く 場 所 ファイル 名 入 力 ファイルの 種 類 ファイルの 種 類 (T)にて ファイルの 種 類 を 選 択 します ファイルの 場 所 を 選 択 し ファイル 名 を 入 力 し て 開 く(O) ボタンをクリックしてください 既 に 独 自 形 式 またはテキスト 形 式 のファイルよりデータを 読 み 出 していた 場 合 は 波 形 表 示 画 面 の タイトルに<Untitled>と 表 示 します インポートで 指 定 したデータファイルのデータの 数 が システム 設 定 の[ 波 形 メモリサイス (Z)]よりも 多 いと きは 圧 縮 処 理 を 行 います 元 のデータ 系 列 が 波 形 データメモリサイズになるように 取 り 込 みます 逆 に データの 数 が 少 ないときは 波 形 の 先 頭 部 分 に 読 み 込 まれ 残 りの 部 分 は 変 化 しません 注 意 インポート 機 能 により 取 り 込 んだデータファイル 形 式 でデータを 保 存 することはできません 4-10

4.7 ファイル 操 作 印 刷 4.7.6 印 刷 で 作 成 した 波 形 データを 波 形 として 印 刷 することもできます ただしグリッドは 印 刷 され ません 4.3 設 定 メニュー [ファイル(F)]-[ 印 刷 (P)]( Alt, F, P または Ctrl + P )と 操 作 すると [- 印 刷 ]と いうタイトルの 画 面 が 表 示 されます 必 要 に 応 じてプリンタやフォントを 設 定 し OK ボタンをクリックしてください 波 形 の 印 刷 では 上 下 左 の 余 白 (マージン)の 設 定 はできません 波 形 印 刷 では マージン 設 定 は 無 効 プリンタの 設 定 フォント 指 定 4.8 コピーと 貼 り 付 け では 波 形 データの 切 り 取 り/コピー/ 貼 り 付 けによって 波 形 を 編 集 できます 選 択 された 範 囲 の 波 形 データを クリップボードに 切 り 取 る 選 択 された 範 囲 の 波 形 データを クリップボードにコピー 選 択 された 範 囲 の 波 形 データを クリップボードのデータと 置 き 換 える 選 択 された 範 囲 の 波 形 データの 削 除 4.8.1 編 集 操 作 切 り 取 り [ 編 集 (E)]-[ 切 り 取 り(T)] ( Alt, E, T または Ctrl + X ) コピー [ 編 集 (E)]-[コピー(C)] ( Alt, E, C または Ctrl + C ) 貼 り 付 け [ 編 集 (E)]-[ 貼 り 付 け(P)] ( Alt, E, P または Ctrl + V ) 削 除 [ 編 集 (E)]-[ 削 除 (D)] ( Alt, E, D または Ctrl + D ) 各 々の 編 集 操 作 の 詳 細 は 図 4-2 波 形 編 集 操 作 をご 覧 ください 4.8.2 クリップボード 切 り 取 りやコピーを 実 行 すると 選 択 部 分 の 波 形 データがクリップボードに 送 られます クリップボードとは Windows に 用 意 されている 一 時 的 なデータ 記 憶 領 域 です 選 択 部 分 の 波 形 データは 16 ビット(-32768~+32767) 相 当 のデータを 1 行 1 データの 数 字 列 とし てクリップボードに 送 られます この 内 容 は テキストエディタや 表 計 算 ソフトウエア 等 にそのまま 貼 り 付 けることも 可 能 ですし 自 分 自 身 や 複 数 起 動 されている 他 の に 貼 り 付 けることもできます 4-11

4.8 コピーと 貼 り 付 け 切 り 取 り 選 択 部 分 が 削 除 される クリップボード コピー 選 択 範 囲 選 択 部 分 は 変 化 なし クリップボード 貼 り 付 け クリップボードの 方 が 小 さい: 末 尾 が 0 で 埋 まる 貼 り 付 け クリップボードの 方 が 大 きい:はみ 出 た 部 分 は 消 える 削 除 選 択 部 分 は 削 除 されるが クリップボードは 無 変 化 図 4-2 波 形 編 集 操 作 4-12

4.9 ディジタルパターン 4.9 ディジタルパターン では 波 形 データを 内 部 的 に 16 ビットの 整 数 (-32768~32767)として 扱 っています これを 16 本 の 0/1 のディジタル 波 形 として 表 示 / 編 集 することもできます タイトルバー メニューバー ツールバー ディジタル パターン 表 示 領 域 図 4-3 ディジタルパターン 表 示 4.9.1 表 示 の 切 り 換 え 通 常 の 波 形 表 示 とディジタルパターン 表 示 を 切 り 換 えるには ツールバーの 表 示 切 り 換 えボタンを 使 用 します 通 常 の 波 形 表 示 ディジタルパターン 表 示 4.9.2 範 囲 の 選 択 ディジタルパターンの 編 集 操 作 は 基 本 的 に 選 択 されている 範 囲 に 対 して 行 われます マーカによる 範 囲 選 択 の 方 法 は 通 常 の 波 形 と 同 じです 4.6.2 範 囲 の 指 定 コピー/ 貼 り 付 け 等 の 編 集 操 作 も 波 形 表 示 の 時 と 同 じです 4.8 コピーと 貼 り 付 け 4.9.3 ビットの 選 択 とコピー 4.9.4 0/1/ 反 転 の 操 作 は 選 択 されているビットの 選 択 範 囲 に 対 して 行 われます 選 択 されたビットは 青 水 色 黒 緑 に 表 示 色 が 変 化 します 黒 表 示 のビット 4.9.6 無 効 ビット ビットを 選 択 するには 選 択 範 囲 内 のビット 表 示 をクリックします Ctrl キーを 押 しながらクリックすれば 複 数 のビットを 選 択 できます あるビットを 別 のビットにドラッグすると 選 択 範 囲 内 のビットデータをコピーできます 4-13

4.9 ディジタルパターン 4.9.4 0/1/ 反 転 選 択 されているビットの マーカで 選 択 されている 範 囲 ( 水 色 または 緑 色 の 領 域 )を 0(ローレベル) 1(ハイレベル) 論 理 反 転 させることができます 0 ビット 表 示 左 上 の 0 ボタンをクリック または Alt + 0 1 ビット 表 示 左 上 の 1 ボタンをクリック または Alt + 1 反 転 反 転 (/) ボタンをクリック または Alt + / ただし Alt + 0 Alt + 1 操 作 は テンキーの 0 1 では 動 作 しません アルファベットキー 上 部 の 数 字 キーで 操 作 してください 4.9.5 パターン 式 ハ ターン(*) ボタンの 右 の 入 力 領 域 にパターン 式 を 入 力 し ハ ターン(*) ボタンをクリックすることによっ て パターン 式 を 実 行 します パターン 式 の 実 行 は A/B マーカで 選 択 されている 範 囲 に 対 して 行 われます ビット 選 択 は パターン 式 の 実 行 には 影 響 しません 複 数 のパターン 式 を 指 定 するには : (コロン)を 間 に 入 れます パターン 式 の 書 式 は 以 降 のようになっています a) マスク 指 定 [ 機 能 ] : 以 降 のパターン 式 が どのビットに 対 して 有 効 かを 指 定 する [ 書 式 ] : Mask 値 値 は 0~65535 が 有 効 $をつけると 16 進 表 現 となり $0000~$FFFF が 有 効 Mask 指 定 が 省 略 されたときは Mask $FFFF に 相 当 値 を 演 算 式 で 表 現 することも 可 能 [ 例 ] : Mask 15 (Mask $F) 以 降 のパターン 式 が 下 位 4 ビットに 対 して 有 効 Mask 65534 (Mask $FFFE) 以 降 のパターン 式 が LSB を 除 く 全 ビットに 対 して 有 効 Mask 2^5+2^7(Mask 32+128 Mask $20+$80) 以 降 の 式 が LSB から 6 ビット 目 (D5)と 8 ビット 目 (D7)に 対 して 有 効 b)ビット 指 定 [ 機 能 ] : { } 内 の h/l/n/z によって 1 ワードのデータを 指 定 する ただし Mask 指 定 で 指 定 されていないビットは 変 化 しない [ 書 式 ] : h ビットを 1(ハイレベル)とする l ビットを 0(ローレベル)とする n ビットを 反 転 する z ビットを そのままとする { } 内 に 16 ビット 分 続 けて 記 述 する 16 ビットに 満 たないとき 指 定 無 き 上 位 ビットは 変 化 しない 繰 り 返 し 回 数 を 示 す 数 字 を 前 につけることが 可 能 4-14

4.9 ディジタルパターン [ 例 ] : {hhhhhhhhllllllll} マーカで 範 囲 指 定 されている 最 初 のアドレスのデータの 上 位 8ビットを1 下 位 8ビットを0とする 1024{llllhhhh} マーカで 範 囲 指 定 されている 最 初 のアドレスから 1024 デー タの 最 下 位 4ビットを1 その 上 の4ビットを0とする 上 位 8ビットは 変 化 しない c) 全 ビット 一 括 指 定 [ 機 能 ] : Mask 指 定 で 指 定 されている 全 ビットを 1/0/ 反 転 / 無 変 化 とする [ 書 式 ] : H Mask 指 定 で 指 定 されている 全 ビットを 1(ハイレベル)とする {hhhhhhhhhhhhhhhh}と 同 じ L Mask 指 定 で 指 定 されている 全 ビットを 0(ローレベル)とする {llllllllllllllll}と 同 じ N Mask 指 定 で 指 定 されている 全 ビットを 反 転 する {nnnnnnnnnnnnnnnn}と 同 じ Z Mask 指 定 で 指 定 されている 全 ビットを そのままとする {zzzzzzzzzzzzzzzz}と 同 じ 繰 り 返 し 回 数 を 示 す 数 字 を 前 につけることが 可 能 [ 例 ] : 18H14L30N2Z Mask 指 定 で 指 定 されている 全 ビットに 対 して 最 初 の 18 アドレスを 1 続 く 14 アドレスを 0 続 く 30 アドレスを 反 転 続 く 2 アドレスをそのままとする d) 即 値 [ 機 能 ] : 数 値 によって 1 ワードのデータを 指 定 する ただし Mask 指 定 で 指 定 されていないビットは 変 化 しない [ 書 式 ] : # 値 値 は 0~65535 が 有 効 $をつけると 16 進 表 現 となり $0000~$FFFF が 有 効 値 を 演 算 式 で 表 現 することも 可 能 [ 例 ] : #255 マーカで 範 囲 指 定 されている 最 初 のアドレスのデータを 255 とする すなわち 下 位 8 ビットを 1 とする 1024#65535 512#511 マーカで 範 囲 指 定 されている 最 初 のアドレスから 1024 データを 65535( 全 ビット 1) 続 く 512 データを 511( 下 位 9 ビット:1)とする e) 繰 り 返 し [ 機 能 ] : 数 値 によって 1 ワードのデータを 指 定 する ただし Mask 指 定 で 指 定 されていないビットは 変 化 しない [ 書 式 ] : 値 [パターン 式 ] 値 は 繰 り 返 し 回 数 で 0~32767 が 有 効 値 0 は 無 限 (マーカで 選 択 されている 範 囲 の 最 後 まで)を 示 す $をつけると 16 進 表 現 となり $0000~$FFFF が 有 効 値 を 演 算 式 で 表 現 することも 可 能 [ 例 ] : 0[HL] マーカで 指 定 されている 範 囲 の 全 ビットを 10101010 とする 0[NZ] マーカで 指 定 されている 範 囲 の 全 ビットを 一 つおきに 反 転 する 4-15

4.9 ディジタルパターン f) 応 用 例 Mask 1+4 0[HHH2[LL2*2[HL]HH]] 選 択 領 域 のビット 0(LSB)とビット 2 で 111001010101011001010101011 というパター ンを 繰 り 返 します 0[{hn}]: Mask 2^2 500[H] Mask 2^3 500[HL] まず マーカで 選 択 されている 範 囲 のビット 0(LSB)を 反 転 させ ビット1を1にします 続 いて マーカで 選 択 されている 範 囲 先 頭 の 500 ワードのビット2を1にします 続 く1000 ワードのビット 3 を 10 の 繰 り 返 しにします Mask $1 0[16H16L]: Mask $2 0[32L224H]: Mask $4 0[256H768L512H512L] LSB は クロック 源 として 16 ワード 1/16 ワード 0 の 繰 り 返 しとします ビット 1 は ストローブ 源 として 32 ワード 0/224 ワード 1 の 繰 り 返 しとします ビット 2 は データ 信 号 源 として 256 ワード 1/768 ワード 0/512 ワード 1/512 ワード 0 の 繰 り 返 しとします 4.9.6 無 効 ビット の 対 応 信 号 発 生 器 は 機 種 によって D/A コンバータの 分 解 能 が 異 なっています DF1906 : D/A コンバータ 12bit 一 方 は 波 形 データを 常 に 16bit として 扱 っています すなわち 機 種 によっては 実 際 に 出 力 に 影 響 しない 下 位 ビットが 存 在 します 例 えばDF1906では 16bit のうち 下 位 4 ビットは 出 力 に 影 響 を 与 えません このような 無 効 ビットは ディジタルパターン 表 示 では 黒 でビット 表 示 することによって 無 効 であること がわかるようにしています 4-16

5. 他 の 画 面 の 操 作 5.1 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 5-2 5.1.1 範 囲 の 設 定 とページ 5-3 5.1.2 波 形 の 選 択 5-3 5.1.3 パラメタの 設 定 5-4 5.1.4 波 形 関 数 式 5-5 5.1.5 ファイル 操 作 5-10 5.1.6 印 刷 5-10 5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 5-11 5.2.1 横 軸 の 圧 縮 / 伸 張 5-12 5.2.2 縦 軸 の 圧 縮 / 伸 張 5-13 5.3 補 間 による 波 形 の 生 成 5-14 5.3.1 制 御 点 の 設 定 5-15 5.3.2 補 間 の 実 行 5-16 5.3.3 ファイル 操 作 5-16 5.4 波 形 間 の 演 算 5-17 5.4.1 演 算 の 種 類 5-17 5.4.2 演 算 の 対 象 5-17 5.4.3 演 算 の 実 行 5-18 5.5 波 形 や 設 定 の 転 送 5-19 5.5.1 機 種 設 定 5-20 5.5.2 波 形 メモリ 設 定 5-21 5.5.3 信 号 発 生 器 設 定 5-21 5.5.4 転 送 の 実 行 5-23 5.5.5 横 軸 の 単 位 5-24 5.5.6 縦 軸 の 単 位 5-25 5.5.7 ファイル 操 作 5-25 5.5.8 印 刷 5-25 5.5.9 バージョンの 確 認 5-26 5.5.10 初 期 設 定 5-26 5-1

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 この 章 では 波 形 表 示 画 面 以 外 の 各 画 面 の 機 能 と 操 作 について 説 明 します 各 画 面 の 起 動 方 法 4.1 波 形 表 示 画 面 の 構 成 と 機 能 (ツールバーの 説 明 ) 4.2 ツールメニュー この 章 では 次 のような 表 記 規 則 で 記 述 します 画 面 に 表 示 されるメニュー 名 や ユーザが 入 力 する 文 字 列 等 ゴシック 体 [ ]でかこむ 例 :[ 波 形 (T)] [s=2*pi;] 画 面 に 表 示 されるボタン 名 や ユーザが 操 作 するキー 等 ゴシック 体 でかこむ 例 : キャンセル OK Alt あるキーを 押 しながら 別 のキーを 押 す +で 接 続 して 表 示 する 例 : Ctrl + O あるキーを 押 し 離 してから 別 のキーを 押 す,で 接 続 して 表 示 する 例 : Alt, F 5.1 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 波 形 生 成 画 面 は 標 準 波 形 や 数 式 波 形 を 作 成 する 画 面 です ツールバーの ボタンをクリックするか [ツール(T)]-[ 波 形 生 成 (C)]( Alt, T, C )と 操 作 する と 波 形 生 成 画 面 が 起 動 します 波 形 生 成 画 面 で 波 形 作 成 して 波 形 表 示 画 面 に 戻 った 直 後 には [ 編 集 (E)]-[ 元 に 戻 す(U)] ( Alt, E, U ) または Ctrl + U と 操 作 することによって 波 形 作 成 前 の 状 態 に 戻 すことができ ます 図 5-1 波 形 生 成 画 面 5-2

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 5.1.1 範 囲 の 設 定 とページ 波 形 生 成 画 面 では ページごとに 独 立 した 範 囲 と 波 形 の 定 義 を 与 えることによって 波 形 を 作 成 します( 波 形 表 示 画 面 における マーカによる 範 囲 指 定 は 波 形 生 成 画 面 に 対 してはほとんど 影 響 を 与 えません) 各 ページの 範 囲 は [ 範 囲 (X)]の 右 の 二 つの 数 字 入 力 領 域 で 設 定 します 複 数 のページの 範 囲 が 重 複 しているときは ページ 番 号 が 大 きい 方 ( 後 の 方 )の 波 形 定 義 が 有 効 と なります これを 利 用 して 前 の 方 のページで 定 義 した 波 形 の 一 部 分 を 後 の 方 のページで 変 更 すると いうことも 可 能 です また 各 ページ 独 立 してページの 有 効 / 無 効 を 設 定 できます 画 面 下 方 の[ 有 効 ] [ 無 効 ]の (オプションボタン)のどちらかをクリックし ( 選 択 状 態 )として 切 り 換 えてください ページの 移 動 は 波 形 生 成 画 面 左 下 の ボタンと ボタンで 行 います ボタンで 前 のページ に 移 動 ボタンで 次 のページに 移 動 します ボタンをクリックすれば 有 効 になっている 最 初 のページにジャンプします ボタンをクリックす れば 有 効 になっている 最 後 のページにジャンプします ボタンの 間 の 数 値 入 力 領 域 に 直 接 数 字 を 入 力 して Enter キーを 押 せば 指 定 されたページにジ ャンプします ページ 番 号 は 1~200 までとなっています 表 示 されているページの 設 定 内 容 をデフォルト 値 に 戻 すには 波 形 生 成 画 面 で[ 編 集 (E)]-[クリア (P)]( Alt, E, P )と 操 作 します 全 ページを 一 括 してデフォルト 値 に 戻 すには 波 形 生 成 画 面 で[ 編 集 (E)]-[ 全 ヘ ーシ クリア(A)] ( Alt, E, A )と 操 作 します 表 示 ページの 波 形 だけを 作 成 するには 画 面 下 方 の ヘ ーシ OK(G) ボタンをクリックします すべてのページを 一 括 して 波 形 作 成 するには 画 面 下 方 の 全 ヘ ーシ OK(K) ボタンをクリックしま す 波 形 を 作 成 せずに 波 形 表 示 画 面 に 戻 るには 画 面 下 方 の キャンセル ボタンをクリックするか Esc キーを 押 します 5.1.2 波 形 の 選 択 波 形 生 成 画 面 で[ 波 形 (T)] 右 の ボタンをクリックすると 使 用 できる 波 形 のリストが 表 示 されますの で クリックして 波 形 を 選 択 してください Alt + T を 押 して[ 波 形 (T)]を 選 択 したうえで キー/ キー( キー/ キー)で 波 形 を 選 択 することもできます ノイズは 乱 数 計 算 をもとにして 生 成 しており 生 成 するたびに 異 なる 波 形 データとなります DC は 指 定 範 囲 内 を 同 一 データにします 波 形 関 数 は 数 式 で 波 形 を 定 義 するものです 5.1.4 波 形 関 数 式 5-3

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 5.1.3 パラメタの 設 定 正 弦 波 三 角 波 方 形 波 ノイズ DC では 各 々 表 5-1 標 準 波 形 のパラメタ のパラメタを 設 定 で きます 表 5-1 標 準 波 形 のパラメタ 正 弦 波 三 角 波 方 形 波 ノイズ DC オフセット(O) サイス (Z) 振 幅 (A) - 周 期 (P) - - 位 相 (H) - - 傾 斜 (M) - - - - テ ューティ(R) - - - - 遷 移 (N) - - - - サイズは そのページの 範 囲 指 定 (X)の ( 上 限 )-( 下 限 )となります サイズを 変 更 すると 範 囲 指 定 の 上 限 が 変 化 します 振 幅 は ピーク-ピーク 値 です 周 期 は 範 囲 内 に 何 周 期 ( 何 波 )の 波 形 を 作 成 するかの 指 定 です 位 相 の 単 位 は (deg 度 )です 三 角 波 では 傾 斜 (シンメトリ)を 設 定 できます 傾 斜 の 単 位 は %です 方 形 波 では デューティ 比 率 遷 移 を 設 定 できます デューティ 比 率 の 単 位 は %です 遷 移 は 波 高 値 が 0% 100%に 達 するのに 要 する 時 間 を 周 期 に 対 する 比 率 (%)で 設 定 します ±フルスケール 値 を 超 えるような[オフセット(O)]や[ 振 幅 (A)] 設 定 が 行 われたときは ±フルスケールで 波 形 がクリップします 波 形 生 成 画 面 の 波 形 表 示 領 域 にマウスカーソルを 移 動 させると マウスカーソルの 形 状 が また は に 変 化 します の 状 態 でマウスドラッグすると 波 形 が 上 下 左 右 に 移 動 します 上 下 移 動 によって[オフセット(O)]が 左 右 移 動 によって[ 位 相 (P)]が 変 化 します の 状 態 でマウスドラッグすると 波 形 が 上 下 左 右 に 伸 縮 します 上 下 伸 縮 によって[ 振 幅 (A)]が 左 右 伸 縮 によって[ 周 期 (H)]が 変 化 します や では 波 形 を 見 ながら 直 感 的 なパラメタ 設 定 ができます この 方 法 で 概 略 設 定 を 行 った 後 に さらに 数 値 入 力 でより 正 確 な 値 を 設 定 することもできます 5-4

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 5.1.4 波 形 関 数 式 5.1.2 波 形 の 選 択 で[ 波 形 関 数 ]が 選 択 されると 定 数 入 力 部 [ 定 数 (C)] および 数 式 入 力 部 [Y=]が 現 れます 図 5-2 波 形 生 成 画 面 - 波 形 関 数 定 数 と 式 を 入 力 して 計 算 実 行 (M) ボタンをクリックすると 波 形 生 成 画 面 の 波 形 表 示 で 計 算 した 結 果 の 波 形 を 確 認 できます すべてのページを 一 括 して 波 形 作 成 するには 画 面 下 方 の 全 ヘ ーシ OK(K) ボタンをクリックしま す 表 示 されているページの 波 形 だけを 作 成 するには 画 面 下 方 の ヘ ーシ OK(G) ボタンをクリックしま す 波 形 を 作 成 せずに 波 形 表 示 画 面 に 戻 るには 画 面 下 方 の キャンセル ボタンをクリックするか Esc キーを 押 します a) 定 数 定 数 は 例 えば[fs=32767;] [s=2*pi/4096;]のように [ 定 数 = 値 or 式 ]のかたちで 記 述 します 一 つの 定 数 定 義 や 式 の 最 後 には 必 ず[;]をつけます 定 数 や 式 は 半 角 文 字 です アルファベットは 大 文 字 / 小 文 字 いずれでもかまいません 定 数 は アルファベットを 先 頭 とし アルファベットか 数 字 からなる 文 字 列 としてください 定 数 は 表 5-4 組 み 込 み 関 数 とは 異 なる 文 字 列 としてください また 表 5-2 組 み 込 み 定 数 とも 異 なる 文 字 列 とすることをおすすめします 5-5

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 全 ヘ ーシ OK(K) ボタンでは 定 数 は 定 義 されたページ 以 降 のページに 対 して 有 効 となります 例 えば 1 ページで 定 義 された 定 数 は すべてのページに 対 して 有 効 です 3 ページで 定 義 された 定 数 は 1 2 ページに 対 しては 無 効 3 ページ 以 降 に 対 して 有 効 です ヘ ーシ OK(G) ボタンで 表 示 されているページの 波 形 だけを 作 成 するときには 定 数 は 表 示 されてい るページに 対 してのみ 有 効 です 例 えば 2 ページで 定 義 されている 定 数 は 1 ページや 3 ページ 以 降 に 対 しては 無 効 です この 際 別 のページで 与 えられている 定 数 を 有 効 にするためには あらかじめ 定 数 を 定 義 しているペ ージで 計 算 実 行 (M) ボタンをクリックし 計 算 を 実 行 しておいてください b) 組 み 込 み 定 数 表 5-2 組 み 込 み 定 数 の 定 数 は にあらかじめ 組 み 込 まれています a) 定 数 で 組 み 込 み 定 数 と 同 じ 名 前 の 定 数 を 定 義 すると 定 義 した 値 や 式 が 有 効 となります 表 5-2 組 み 込 み 定 数 表 現 意 味 値 Pi 円 周 率 3.1415926535898 c 光 速 2.99792458e8 h プランク 定 数 6.6260755e-34 k ボルツマン 定 数 1.380658e-23 r オイラー 定 数 0.57721566490153 c) 関 数 数 式 入 力 部 [Y=]には Y=f(X)の 形 式 の 数 式 を 与 えます ここで X は そのページの 範 囲 内 を 変 化 する 値 です 例 えばそのページの 範 囲 が 1000~2000 だ ったとすると 式 中 の[X]も 1000~2000 の 間 を 変 化 します 数 式 中 の[X]の 値 は システム 設 定 画 面 で 設 定 される 横 軸 の 単 位 に 影 響 を 受 けます 5.5.5 横 軸 の 単 位 例 えば [Y=][sin(x)]のような 式 で 正 弦 波 を 与 えるときを 考 えます ここで sin( ) 関 数 の 引 数 は ラ ジアン 表 現 です 横 軸 の 単 位 が[アト レス]で 範 囲 が 0~4096 のときを 考 えます 4096=2*π*651.8986 ですので この 式 の 結 果 は 約 652 波 の 正 弦 波 となります 横 軸 の 単 位 が[ 時 間 ]で 周 期 が 1ms のときは 1e-3=2*π*0.0001591 ですので この 式 の 結 果 は 正 弦 波 0 付 近 のほとんど 変 化 しない 値 となります 縦 軸 の 単 位 が[ユーサ 単 位 ]で 0~1 のときは 1=2*π*0.1591 ですので この 式 の 結 果 は 正 弦 波 の 前 半 約 1/6 の 波 形 となります 正 弦 波 1 波 を 最 も 簡 単 な 式 で 得 るには 横 軸 の 単 位 を[ユーサ 単 位 ]とし 0~6.283185 とします 5-6

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 数 式 の[Y=]の 値 は システム 設 定 画 面 で 設 定 される 縦 軸 の 単 位 に 影 響 を 受 けます 5.5.6 縦 軸 の 単 位 例 えば[Y=][sin(x)]のような 式 で 正 弦 波 を 与 えるときを 考 えます sin( ) 関 数 の 値 は ±1 です 縦 軸 の 単 位 が[テ ータ]のとき その 範 囲 は-32768~+32767 ですので この 式 の 結 果 は 0 付 近 のごく 小 さな 振 幅 の 波 形 にしかなりません 縦 軸 の 単 位 が[ 電 圧 ]で 振 幅 が 10Vp-p のときは その 範 囲 は±5 ですので この 式 の 結 果 は フルス ケールの 1/10 の 正 弦 波 となります 縦 軸 の 単 位 が[ユーサ 単 位 ]で-1~+1 のときは この 式 の 結 果 は フルスケールの 正 弦 波 となります 計 算 結 果 が±フルスケールを 超 えたときは ±フルスケールで 波 形 がクリップします d) 演 算 子 定 数 入 力 部 [ 定 数 (C)]および 数 式 入 力 部 [Y=]では 表 5-3 演 算 子 の 演 算 子 を 使 用 できます 演 算 子 の 優 先 度 は 表 の 上 の 方 が 高 く 下 の 方 が 低 くなっています 論 理 演 算 子 は 条 件 が 真 のときには 1 を 偽 のときには 0 を 返 します 表 5-3 演 算 子 演 算 子 結 合 規 則 備 考 ( ) 関 数 定 数 ユーザ 定 義 変 数 数 字 列 + -! 単 項 演 算 子!は 論 理 演 算 子 ^ 2 項 演 算 子 べき 乗 * / 2 項 演 算 子 乗 除 算 + - 2 項 演 算 子 加 減 算 < <= > >= 論 理 演 算 子 大 小 比 較 ==!= 論 理 演 算 子 等 値 比 較 && 論 理 演 算 子 論 理 積 論 理 演 算 子 論 理 和 5-7

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 e) 組 み 込 み 関 数 の 数 式 入 力 部 [Y=]では 表 5-4 組 み 込 み 関 数 に 示 す 関 数 を 使 用 できます 三 角 関 数 の 引 数 は ラジアン 表 現 です power( )と phase( )は 式 1 に 実 数 部 式 2 に 虚 数 部 を 与 え 複 素 ベクトルの 大 きさ 偏 角 を 返 す 関 数 です tri( )は 式 1 に 角 度 式 2 に 傾 斜 を 与 え 三 角 波 を 定 義 する 関 数 です 式 2 は 省 略 可 能 です 省 略 した 場 合 傾 斜 を 50%として 扱 います sqw( )は 式 1 に 角 度 式 2 にデューティ 比 率 式 3 に 遷 移 を 与 え 方 形 波 を 定 義 する 関 数 です 式 2 式 3 は 省 略 可 能 です 省 略 した 場 合 デューティ 比 率 を 50% 遷 移 を 0%として 扱 います ただし 式 3 を 指 定 する 場 合 は 式 2 を 省 略 できません rnd()は 式 がなく ノイズを 定 義 する 関 数 です 表 5-4 組 み 込 み 関 数 sin( 式 ) cos( 式 ) tan( 式 ) atn( 式 ) sqr( 式 ) exp( 式 ) log( 式 ) power( 式 1, 式 2) phase( 式 1, 式 2) tri( 式 1, 式 2) sqw( 式 1, 式 2, 式 3) rnd() f) 波 形 関 数 式 の 例 波 形 関 数 式 のいくつかの 例 を 示 します ページ 1 だけの 例 では 範 囲 は 横 軸 の 全 範 囲 とし 記 述 を 省 略 します 正 弦 波 1 波 ( 横 軸 単 位 :アドレス 0~4096 縦 軸 単 位 :データ ±32767) ページ 1 [ 定 数 (C)] [fs=32767;] [Y=] [fs*sin(x*s)] [s=2*pi/4096;] 4096 アドレスを 2πとする 正 弦 波 1 波 ( 横 軸 単 位 : 時 間 0~1ms 縦 軸 単 位 : 電 圧 ±10V) ページ 1 [ 定 数 (C)] [fs=10;] [Y=] [fs*sin(x*s)] [s=2*pi/1e-3;] 1msを2πとする 正 弦 波 1 波 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~1 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 定 数 (C)] [s=2*pi;] [Y=] [sin(x*s)] 正 弦 波 1 波 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~6.283185 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [sin(x)] 方 形 波 1 波 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~6.283185 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [((sin(x)>=0)-0.5)*2] ( 論 理 演 算 子 >= によって 0/+1 の 方 形 波 を 得 て ±1 に 変 換 しています ) 5-8

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 DC スイープ 波 形 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~1 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [(x-0.5)+sin(2*pi*x*32)/2] 減 衰 波 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~6.283185 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [exp(-x)*sin(x*64)] DSB 波 形 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~6.283185 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 定 数 (C)] [a=19.5;] [Y=] [(sin(a*x)+sin(b*x))/2] [b=20.5;] CR 充 放 電 波 形 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~1 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 範 囲 (X)] [0]~[0.5] [ 定 数 (C)] [j=15;] [Y=] [1-2*exp(-x*j)] ページ 2 [ 範 囲 (X)] [0.5]~[1] [Y=] [-1+2*exp(-(x-0.5)*j)] 微 分 波 形 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~1 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 範 囲 (X)] [0]~[0.5] [ 定 数 (C)] [j=15;] [Y=] [exp(-x*j)] ページ 2 [ 範 囲 (X)] [0.5]~[1] [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [-exp(-(x-0.5)*j)] 磁 気 ヘッド 波 形 :ガウシャンパルス( 横 軸 :ユーザ 単 位 -1~1 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 範 囲 (X)] [-1]~[0] [ 定 数 (C)] [j=32;] [Y=] [exp(-((x+0.5)^2)*j)] ページ 2 [ 範 囲 (X)] [0]~[1] [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [-exp(-((x-0.5)^2)*j)] 磁 気 ヘッド 波 形 :ローレンツ 波 形 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~6.283185 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [(sin(x)-sin(x*3)/3+sin(x*5)/5)/1.533333333] 180 付 近 にサージが 重 畳 された 波 形 ( 横 軸 :ユーザ 単 位 0~1 縦 軸 :ユーザ 単 位 -1~+1) ページ 1 [ 範 囲 (X)] [0]~[1] [ 定 数 (C)] [s=2*pi;] [Y=] [sin(s*x)] ページ 2 [ 範 囲 (X)] [0.49]~[0.51] [ 定 数 (C)] [j=50;] [Y=] [sin(s*x)+cos(s*j*x)/2+0.5] (ページ 1 で 全 域 に 正 弦 波 を 作 成 した 後 ページ 2 でサージ 波 形 を 上 書 きしています ) 5-9

5.1 標 標 準 波 形 や 数 式 波 形 の 生 成 Sin(X)/X 波 形 ( 横 軸 単 位 :アドレス 0~4096 縦 軸 単 位 :データ ±32767) ページ 1 [ 範 囲 (X)] [0]~[2048] [ 定 数 (C)] [fs=32767;] [Y=] [fs*sin((x-s)/k)/((x-s)/k)] [s=2048;] [k=174;] ページ 2 [ 範 囲 (X)] [2048]~[2049] [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [32767] ページ 3 [ 範 囲 (X)] [2049]~[4096] [ 定 数 (C)] [なし] [Y=] [fs*sin((x-s)/k)/((x-s)/k)] 5.1.5 ファイル 操 作 波 形 生 成 画 面 の 設 定 はテキストファイルとして 保 存 できます 波 形 生 成 画 面 で[ファイル(F)]-[ 保 存 (S)]( Alt, F, S または Ctrl + S )と 操 作 すると [ 名 前 をつけて 保 存 ]というタイトルの 画 面 が 表 示 されます 保 存 する 場 所 を 選 択 し ファイル 名 を 入 力 して 保 存 (S) ボタンをクリックしてください ファイル 拡 張 子 は.wfn で ファイル 名 入 力 時 には 省 略 可 能 です 波 形 生 成 画 面 設 定 のファイルを 読 み 出 すには [ファイル(F)]-[ 開 く(O)]( Alt, F, O または Ctrl + O )と 操 作 します [ファイルを 開 く]というタイトルの 画 面 が 表 示 されますので ファイルの 場 所 を 選 択 し ファイル 名 を 入 力 して 開 く(O) ボタンをクリックしてください 波 形 生 成 画 面 設 定 のファイルはテキストファイルですので テキストエディタなどで 編 集 することも 可 能 ですが あまりお 奨 めしません が 読 みとることのできない 書 式 になったり 式 が 長 くなりすぎて 限 界 を 超 えたときなど 編 集 の 結 果 正 常 に 読 みとれなくなる 可 能 性 があります が 扱 うことのできる 他 のファイル 4.7.1 ファイルの 種 類 5.1.6 印 刷 波 形 生 成 画 面 の 設 定 条 件 を 印 刷 することもできます [ファイル(F)]-[ 印 刷 (P)]( Alt, F, P または Ctrl + P )と 操 作 すると [- 印 刷 ]とい うタイトルの 画 面 が 表 示 されます 必 要 に 応 じて 上 下 左 の 余 白 (マージン) プリンタ 設 定 フォント 設 定 を 行 い OK ボタンをクリック してください 5-10

5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 圧 縮 / 伸 張 画 面 は 選 択 範 囲 の 波 形 を 縦 / 横 に 縮 めたり 引 き 延 ばしたりするための 画 面 です ツールメニューの ボタンをクリックするか [ツール(T)]-[ 圧 縮 / 伸 張 (P)]( Alt, T, P )と 操 作 すると 圧 縮 / 伸 張 画 面 が 起 動 します 図 5-3 圧 縮 / 伸 張 画 面 圧 縮 / 伸 張 画 面 で 波 形 を 変 形 し 波 形 表 示 画 面 に 戻 った 直 後 には [ 編 集 (E)]-[ 元 に 戻 す(U)] ( Alt, E, U ) または Ctrl + U と 操 作 することによって 波 形 変 形 前 の 状 態 に 戻 すことがで きます 4.4 アンドゥとリドゥ 5-11

5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 5.2.1 横 軸 の 圧 縮 / 伸 張 横 軸 の 圧 縮 / 伸 張 を 行 う 前 に 波 形 表 示 画 面 のマーカで 範 囲 を 選 択 します 4.6.2 範 囲 の 選 択 横 軸 の 圧 縮 / 伸 張 は 圧 縮 / 伸 張 画 面 の[X 軸 ]の 領 域 で 設 定 を 行 います a) 選 択 範 囲 を 開 始 点 / 終 了 点 に 圧 縮 / 伸 張 [ 開 始 点 (S) X=] [ 終 了 点 (E) X=]の 右 の 入 力 領 域 に 数 値 を 入 力 し OK ボタンをクリックします あらかじめマーカで 選 択 された 範 囲 を 開 始 点 / 終 了 点 で 指 定 された 範 囲 に 圧 縮 / 伸 張 または 移 動 できます 圧 縮 / 伸 張 実 行 の 結 果 データがなくなる 領 域 は 直 前 または 直 後 の 値 で 補 充 されます b) 選 択 範 囲 を 全 体 に 伸 張 全 体 に 伸 張 ボタンをクリックすると あらかじめマーカで 選 択 された 範 囲 を 波 形 全 体 に 伸 張 できま す ディジタルオシロスコープで 採 取 した 実 データなどは 正 確 に 1 周 期 になっていないときがほとんどで す このようなときは この 機 能 を 使 って 1 周 期 を 切 り 出 すことができます c) その 他 伸 張 率 が 高 すぎると 波 形 に 歪 みが 発 生 するときがありますので ご 注 意 ください 5-12

5.2 波 形 の 圧 縮 / 伸 張 5.2.2 縦 軸 の 圧 縮 / 伸 張 縦 軸 の 圧 縮 / 伸 張 は 選 択 されている 範 囲 で 行 われます 縦 軸 の 圧 縮 / 伸 張 を 行 う 前 に 波 形 表 示 画 面 のマーカで 範 囲 を 選 択 します 4.6.2 範 囲 の 選 択 縦 軸 の 圧 縮 / 伸 張 は 圧 縮 / 伸 張 画 面 の[Y 軸 ]の 領 域 で 設 定 を 行 います a) 最 大 値 / 最 小 値 を 指 定 して 圧 縮 / 伸 張 [ 最 大 / 最 小 (M)] 左 の (オプションボタン)が 選 択 ( )されている 状 態 の 時 マーカで 選 択 されて いる 範 囲 の 最 大 値 が[ 最 大 (X)]の 右 に 最 小 値 が[ 最 小 (N)]の 右 に 表 示 されています 圧 縮 / 伸 張 実 行 後 の ターゲットの 最 大 値 / 最 小 値 を 各 表 示 部 に 入 力 して Enter キーを 押 すと 波 形 表 示 画 面 の 波 形 が 変 化 します 圧 縮 / 伸 張 画 面 に 隠 れて 見 にくいときは 圧 縮 / 伸 張 画 面 を 移 動 さ せてください 最 大 値 < 最 小 値 に 設 定 すれば 波 形 を 上 下 反 転 させることもできます 所 望 の 波 形 が 得 られていれば OK ボタンをクリックします 圧 縮 / 伸 張 を 実 行 せずに 波 形 表 示 画 面 に 戻 るには キャンセル ボタンをクリックするか Esc キーを 押 します b) 振 幅 /オフセットを 指 定 して 圧 縮 / 伸 張 [ 振 幅 /オフセット(O)] 左 の (オプションボタン)が 選 択 ( )されているときは マーカで 選 択 されてい る 範 囲 の 振 幅 値 が[ 振 幅 (T)]の 右 に オフセット 値 が[DC オフセット(D)]の 右 に 表 示 されています 振 幅 /オフセットと 最 大 値 / 最 小 値 は 下 記 のような 関 係 になっています 最 大 値 + 最 小 値 振 幅 =( 最 大 値 - 最 小 値 ) オフセット= 2 最 大 値 =オフセット+( 振 幅 2) 最 小 値 =オフセット-( 振 幅 2) 圧 縮 / 伸 張 実 行 後 の ターゲットの 振 幅 /オフセット 値 を 各 表 示 部 に 入 力 し OK す 振 幅 を 負 の 値 に 設 定 すれば 波 形 を 上 下 反 転 させることもできます ボタンをクリックしま c) 選 択 範 囲 を 最 大 振 幅 に 伸 張 最 大 振 幅 ボタンをクリックすると あらかじめマーカで 選 択 されていた 範 囲 を 最 大 振 幅 に 伸 張 でき ます 伸 張 前 の 選 択 範 囲 のオフセットが 0 でなかったとき 伸 張 後 のオフセットは 0 に 変 化 します オフセット 固 定 最 大 振 幅 ボタンをクリックすれば オフセットを 変 化 させないで 正 または 負 のピークが 最 大 値 になるように 伸 張 させることができます d) その 他 伸 張 の 結 果 ±フルスケールを 超 えるような 設 定 が 行 われたときは ±フルスケールで 波 形 がクリップ します 伸 張 率 が 大 きすぎると 波 形 に 歪 みが 発 生 するときがありますので ご 注 意 ください 5-13

5.3 補 間 による 波 形 の 生 成 5.3 補 間 による 波 形 の 生 成 補 間 編 集 画 面 は 各 種 の 補 間 によって 波 形 を 作 成 するための 画 面 です 補 間 を 行 うために 設 定 す る 点 を 制 御 点 と 呼 びます ツールメニューの ボタンをクリックするか [ツール(T)]-[ 補 間 編 集 (I)]( Alt, T, I )と 操 作 す ると 補 間 編 集 画 面 が 起 動 します ( 波 形 表 示 画 面 ) 補 間 編 集 画 面 図 5-4 補 間 編 集 画 面 補 間 編 集 は 選 択 されている 範 囲 に 対 して 実 行 されます 波 形 表 示 画 面 の A マーカと B マーカで あらかじめ 範 囲 を 選 択 しておいてください 5-14

5.3 補 間 による 波 形 の 生 成 5.3.1 制 御 点 の 設 定 補 間 は 波 形 表 示 画 面 でマーカで 選 択 されている 範 囲 に 対 して 実 行 されます 制 御 点 は 選 択 範 囲 外 にも 設 定 できますが 選 択 範 囲 外 の 補 間 点 は 補 間 の 実 行 時 には 無 視 されま す a) 数 値 による 制 御 点 の 指 定 補 間 編 集 画 面 の[X=]と[Y=]の 右 の 入 力 領 域 に 数 値 を 入 力 します [X=]の 右 をアクティブにするには 入 力 領 域 をクリックするか Alt + X と 操 作 します [Y=]の 右 をアクティブにするには 入 力 領 域 をクリックするか Alt + Y と 操 作 します 追 加 (A) ボタンをクリックすると 波 形 表 示 領 域 の 指 定 された 位 置 に [+]マークが 表 示 されます また 補 間 編 集 画 面 の 制 御 点 一 覧 表 にも 制 御 点 の 位 置 が 数 値 表 示 されます 制 御 点 一 覧 表 は X の 値 の 小 さい 方 から 大 きい 方 に 並 べ 替 えて 表 示 されます b) マウスによる 制 御 点 の 指 定 制 御 点 の[+]マークのいずれかが 赤 くなっている( 選 択 されている)ときは まず 波 形 表 示 領 域 のマ ークのないところでクリックし すべてのマークを 水 色 ( 非 選 択 )にしてください 制 御 点 を 追 加 したい 位 置 にマウスカーソルを 移 動 し Ctrl キーを 押 しながらクリックすると 制 御 点 が 追 加 されます 新 規 に 追 加 された 制 御 点 は 選 択 された 状 態 となっており 赤 で 表 示 されます c) 数 値 による 補 間 制 御 点 の 移 動 補 間 編 集 画 面 に 一 覧 表 表 示 されている 制 御 点 のいずれかをクリックすると その 制 御 点 が 選 択 され 下 記 のようになります 一 覧 表 表 示 の 指 定 部 分 が 反 転 表 示 されます [X=]と[Y=]の 右 の 入 力 領 域 には 選 択 された 制 御 点 の 位 置 が 表 示 されます 波 形 表 示 画 面 の 相 当 する[+]マークが 赤 色 表 示 となります 波 形 表 示 画 面 の[+]マークをクリックしても 制 御 点 を 選 択 できます ただし 画 面 の 拡 大 率 が 低 いと き 表 示 分 解 能 の 関 係 で うまくマークを 捕 まえることができないときがあります 制 御 点 が 選 択 されている 状 態 で [X=]と[Y=]の 右 の 入 力 領 域 の 数 値 を 更 新 し 追 加 (A) ボタンを クリックすると 選 択 されていた 制 御 点 が 移 動 します d) マウスによる 制 御 点 の 移 動 波 形 表 示 画 面 の[+]マークをドラッグすることによって 制 御 点 を 移 動 させることもできます ただし 画 面 の 拡 大 率 が 低 いとき 表 示 分 解 能 の 関 係 で うまくマークを 捕 まえることができないときがあります e) 制 御 点 の 削 除 削 除 (D) ボタンをクリックすると そのとき 選 択 されている 制 御 点 が 削 除 されます 削 除 した 制 御 点 を 復 活 させる 方 法 はありません この 機 能 は 注 意 してご 使 用 ください f) 制 御 点 の 全 削 除 全 削 除 (E) ボタンをクリックすると そのときに 設 定 されていた 制 御 点 が すべて 削 除 されます 全 削 除 した 制 御 点 を 復 活 させる 方 法 はありませんので この 機 能 は 特 に 注 意 してご 使 用 ください 5-15