DAC-80
はじめに ニューフォース ダ ッ ク-80 NuForce のDAC-80は 汎 用 的 な 使 用 を 目 的 とした 製 品 でありながらオーディオファイルの 厳 しいご 要 望 にも 応 える 性 能 を 実 現 した このクラスをリードする D/A コンバーター(USB と S/PDIF サポート)ヘッドフォンアンプです デジタル 入 力 が 4 系 統 (USB 光 TOS 同 軸 S/P DIF x 2) 精 密 なデジタルボリューム 調 整 超 低 歪 の 高 出 力 ヘッドフォンアンプ 部 高 解 像 度 のアナログ RCA 出 力 段 そして 便 利 なワイヤレスリモートコントロールを 特 徴 としてい ます DAC-80 には NuForce の 革 新 的 技 術 がいくつか 集 約 されています - 低 ジッター- DAC-80 のデジタル 入 力 段 はデジタルオーディオストリームに 関 連 したタイミングエラーと は 無 縁 の 非 同 期 性 モードで 操 作 されます 入 力 段 はデータを 非 常 に 安 定 した 回 路 によって 生 成 されるタイミング 信 号 に 同 期 させています リクロッキング 回 路 の 精 度 はネガティブタイ ミングエラー(ジッター)がほぼ 理 論 的 限 界 まで 減 少 されたようなものです - 精 密 なボリューム 調 節 - デジタル 32-bit ボリューム 調 節 は 精 密 なチャンネルトラッキングを 可 能 にします 24 ある いは 16-bit で 操 作 される 一 般 的 なデジタルボリューム 調 節 とは 違 い 32-bit のダイナミック レンジが 低 レベル 解 像 度 の 保 持 を 実 現 しています -トランスペアレントなプリアンプ トランスペアレントなプリアンプ- アナログプリアンプステージは ストレートワイヤー ウィズ ゲイン の 性 能 を 保 障 する 信 号 経 路 を 構 成 しています 最 高 品 質 のパーツ 構 成 と RCA 出 力 のフル 2.0Vrms 信 号 レベル を 取 り 回 すことで DAC-80 のプリアンプセクションは 最 もピュアなアナログ 音 楽 信 号 のみ が 出 力 されることを 確 約 します -ノンアップサンプリング ノンアップサンプリング- 24-bit 192kHz の DAC 段 はデジタルオーディオデータを 入 力 されたそのままのサンプリン グレートで 正 確 にアナログ 信 号 に 戻 します アップサンプリング 又 はその 他 の 疑 わしいデー タ 操 作 は 採 用 されません 使 用 に 関 しては 次 項 の 記 載 事 項 をよくお 読 みください 2 DAC-80
安 全 について この 説 明 書 では 安 全 についての 記 載 が2つに 分 類 されています 製 品 についての 注 意 事 項 ( 身 体 や 資 産 に 対 して 損 害 損 傷 を 与 える 可 能 性 があるた めに 避 けなくてはならないこと) 取 り 扱 いについての 注 意 事 項 ( 製 品 を 安 全 に 使 用 するために 避 けなければならない こと) この 説 明 書 に 記 載 してある 注 意 事 項 は 各 種 見 出 し 語 によりわかりやすく 分 類 されています 見 出 し 語 の 分 類 と 意 味 は 下 記 の 通 りです 警 告 : 身 体 の 怪 我 をひきおこす 可 能 性 があることを 示 します 注 意 : 軽 度 の 怪 我 や 資 産 の 損 害 をひきおこす 可 能 性 があることを 示 します - 製 品 の 安 全 使 用 と 操 作 - 万 一 使 用 中 に 異 臭 異 音 発 煙 などが 発 生 した 場 合 は 直 ちにコンセントから 電 源 ケーブ ルを 抜 いて 販 売 店 もしくは 弊 社 までご 連 絡 ください 注 意 製 品 に 対 して 分 解 改 造 我 流 の 修 理 などを 決 して 施 さないでください 身 体 の 怪 我 または 資 産 損 害 ( 製 品 自 体 への 損 害 と 同 様 に)を 与 えることがありえます また この 事 が 原 因 による 故 障 不 具 合 につきましては 保 証 外 となりますので ご 注 意 くだ さい 注 意 この 製 品 は おもちゃではありません お 子 様 がこの 製 品 で 遊 ぶことのないようご 注 意 くだ さい 不 正 使 用 お 子 様 による 荒 っぽい もしくは 不 適 当 な 取 扱 いは 重 大 な 障 害 損 害 を 引 き 起 こすことがありえます また 小 さな 部 品 やアクセサリーなどを 飲 み 込 むことにより 窒 息 を 引 き 起 こす 可 能 性 もありますので お 子 様 の 手 の 触 れるようなところへアクセサリー の 類 を 置 かないでください 警 告 ヘッドフォンを 使 用 する 際 は あまりボリュームを 上 げないでください 聴 力 へ 損 害 を 与 える 可 能 性 があります 注 意 火 災 や 感 電 を 引 き 起 こす 可 能 性 がありますので 製 品 内 部 に 水 などの 液 体 が 入 らないように してください DAC-80 3
製 品 内 に 異 物 が 入 ったりしないようにしてください また 湿 気 の 多 いところや 直 射 日 光 があ たるところへの 設 置 は 避 けてください 万 一 異 物 や 液 体 が 製 品 内 に 入 ってしまった 場 合 に は すぐに 電 源 ケーブルをコンセントより 抜 いて 販 売 店 や 弊 社 へサービス 依 頼 をしてくだ さい 製 品 を 接 続 する 前 に この 説 明 書 のすべての 項 目 をお 読 みいただき 指 示 に 従 ってください また あとからでもすぐ 参 照 できるように この 説 明 書 はわかりやすいところに 保 管 してお いてください 製 品 本 体 はある 程 度 の 熱 を 発 しますので 空 気 の 流 れがおきるように 周 囲 の 空 間 を 最 低 でも 10cm 程 度 は 確 保 してください また 製 品 はしっかりしたラックなどへ 設 置 してください ソファーやベッドなどのやわらかい 表 面 の 場 所 へは 設 置 しないでください 製 品 を 本 棚 やキャビネットなどへ 設 置 する 場 合 は 換 気 の 妨 げにならないように 周 囲 へ 物 を 置 かないようにしてください ストーブやヒーターなどの 熱 源 のそばへ 製 品 を 設 置 することは 避 けてください 製 品 は 背 面 パネルの 表 示 で 指 定 されるAC 電 圧 の 範 囲 内 で 使 用 してください(100-240V 50Hz/60Hz) 電 源 ケーブルは 付 属 のもの 以 外 使 用 しないでください 電 源 ケーブルが 折 れ 曲 がったり 何 かの 下 敷 きになって 損 傷 を 受 けたりしないようにしてくだ さい 両 端 のプラグ 部 分 は 特 にご 注 意 ください 長 期 間 製 品 を 使 用 しない 場 合 や 雷 が 鳴 ったりしているときは コンセントより 電 源 ケーブ ルを 取 り 外 してください 下 記 の 条 件 にあてはまる 場 合 は すぐに 製 品 の 使 用 をやめて 販 売 店 や 弊 社 へサービスを 依 頼 してください 電 源 ケーブルが 損 傷 している 製 品 に 衝 撃 があった 製 品 内 へ 液 体 が 入 ってしまった 製 品 が 雨 にぬれてしまった 製 品 が 操 作 を 受 け 付 けなくなった 4 DAC-80
設 置 の 前 に 開 梱 するときには 本 製 品 に 輸 送 時 の 破 損 が 無 いことをお 調 べください 万 一 破 損 を 発 見 された 場 合 は お 買 い 上 げ 販 売 店 か 弊 社 までご 一 報 ください 開 梱 後 は 本 体 の 他 に 下 記 の 内 容 物 が 入 っているかどうかご 確 認 ください - 同 梱 物 の 確 認 - リモコン 電 源 ケーブル 3P-2P 変 換 プラグ USB ケーブル(1m) 保 証 書 本 取 扱 説 明 書 お 引 越 しや 修 理 など 本 体 を 移 動 される 際 の 破 損 等 の 事 故 を 防 ぐため 保 証 登 録 書 と 共 に 本 製 品 の 梱 包 箱 の 保 管 をおすすめします 保 証 とサービスについて 正 しくお 使 いいただいているなかで 万 一 製 品 が 故 障 してしまった 場 合 は ご 購 入 日 より2 年 間 の 保 証 をいたします しかし 弊 社 サービス 以 外 による 本 体 及 び 付 属 品 の 修 正 や シリ アル 番 号 購 入 日 の 書 き 換 えが 見 られる 場 合 の 保 証 は 認 められません 詳 しくは 製 品 に 添 付 されている 保 証 書 をご 確 認 ください DAC-80 5
クイックスタートガイド 背 面 の AC Voltage セレクター スイッチが 100V (115V) に 合 わせて 切 り 替 えてあるか 確 認 をして 下 さい 日 本 国 内 の 出 荷 時 にはスイッチを 110V (115V) に 設 定 してあります 背 面 の AC 電 源 スイッチを ON にしてください DAC-80 は 現 在 スタンバイモードです 動 作 モードにするためには 前 面 右 側 の 音 量 ノブを 押 すかリモコンの ON ボタンを 押 します 動 作 時 の 消 費 電 力 はおよそ 10W で スタンバイ 時 には 1W 未 満 です スタンバイから 動 作 モードに 移 行 するときには 動 作 が 安 定 するまでおよそ 6 秒 間 かかりま す その 際 には 信 号 出 力 はミュートされ 前 面 の LED が 点 滅 します 接 続 USB 同 軸 または Toslink 光 ケーブルを 用 いて ご 使 用 になるデジタルソースと 背 面 のデ ジタル 入 力 を 接 続 してください RCA インターコネクトケーブルを 用 いて 背 面 のアナログ RCA 出 力 とご 使 用 になるアンプと を 接 続 してください 最 初 に 電 源 を ON にされる 際 CD トラックの 再 生 中 に 短 い 音 楽 が 2 秒 間 低 音 で 聴 こえるかもしれませんが DAC-80 が 起 動 し 設 定 しているもので 問 題 ではありません - 入 力 - DAC-80 には 最 大 で 4 つのデジタルソースが 接 続 可 能 です Input #1: Input #2: Input #3: Input #4: USB S/PDIF RCA 同 軸 S/PDIF 光 Toslink S/PDIF RCA 同 軸 入 力 を 選 択 するときは 前 面 の Input/ボリュームノブボタンを 押 してください ノブを 押 す 度 に 入 力 が 切 り 替 わります 最 後 に 選 択 されている 入 力 が 記 憶 されますので 電 源 を 入 れた 際 には 前 回 最 終 で 使 用 した 入 力 が 選 ばれます 6 DAC-80
-ボリューム 調 整 - ボリュームノブを 左 右 に 回 転 させることでボリューム 調 整 を 行 います スタンバイに すると 直 前 の 音 量 を 記 憶 し 再 度 動 作 モードにした 場 合 にはその 音 量 でスタートし ます -LED 表 示 - 入 力 された 信 号 のサンプルレートは LED で 表 示 されます White: Blue: 44.1kHz の 整 数 倍 48kHz の 整 数 倍 LED が 点 滅 しているときは 出 力 がミュートされています 6 つの LED (White, Blue)が 順 番 に 点 灯 したときは 入 力 されているデジタル 信 号 が 標 準 的 な PCM フォーマットではない 可 能 性 があります( 例 えば 38.8kHz のような 非 標 準 サンプルレート=ブルーレイプレーヤーなどからの DTS 信 号 など) LED が 消 灯 しているときはスタンバイモードか 主 電 源 が 切 られています -リモコンの 使 用 方 法 - DAC-80 にはシンプルなリモコンが 付 属 しています On: 動 作 モード Off: スタンバイモード Input: 入 力 切 替 ( 順 次 ) Vol : 音 量 増 加 Vol : 音 量 減 少 Mute: ミュート 注 意 :リモコンで 音 量 を 増 減 しても 前 面 のボリューム ボリュームノブは 回 転 しません 例 えば 本 体 のボリュームの 位 置 が 最 大 の 時 実 際 の 音 量 をリモ コンで 小 さくしていたとしても 本 体 のボリュームノブを 動 かし た 瞬 間 に 音 量 はその 位 置 に 見 合 った 音 量 になります DAC-80 7
スペック デジタル デジタル 入 力 : 最 大 ビット 深 度 : 最 大 サンプリングレート: USB: サンプリングレートインジケータ ボリューム 調 節 : アナログ THD+N: 再 生 周 波 数 帯 域 : SN 比 : 出 力 : 出 力 電 圧 : 出 力 インピーダンス: USB Toslink RCAx2 24bit 192kHz 192kHz/24-bitまで 非 同 期 32-bitデジタルアッテネータ 0.005 0dB 1kHz 20-25kHz±0.25dB 96dB 1kHz A-weighted RCA Φ6.3mmヘッドフォン 出 力 0dB 1kHz: RCA 2.0Vrms RCA 100Ω 一 般 消 費 電 力 : 12W AC 電 圧 : 100V / 110V / 220V / 230V( 全 世 界 電 圧 対 応 ) リモコン 機 能 : ボリューム 出 力 セレクト ミュート スタンバイ 付 属 品 : リモコン 電 源 ケーブル 3P-2P 変 換 プラグ USBケーブル(1m) 取 扱 説 明 書 ( 英 文 / 日 本 語 訳 ) 仕 上 げ: シルバー ブラック サイズ: H4.8 x W21.6 x D25.5 (cm) *ノブ 端 子 含 む 重 量 : 1.8kg 8 DAC-80
USB 192kHz / 24-bit セットアップ & 操 作 方 法 以 下 のガイドラインとドライバーは USB アシンクロナス( 非 同 期 )モードで PC/Mac と 接 続 するためのものです このセットアップに 従 うことで DAC-80 の 最 高 のパフォーマンスが 引 き 出 せます ドライバーのダウンロード (Windows OS) まず 下 記 URL にアクセスして 必 要 なドライバーをダウンロードします http://www.nuforce.com/hp/support/download/download.php -ドライバーとソフトウェアのインストール ドライバーとソフトウェアのインストール- ドライバーをダウンロードした 後 に インストールプログラムを 実 行 してください インストールが 完 了 すると[NuForce Stereo Audio Control Panel]というショートカ ットがデスクトップ 上 に 現 れます 上 記 ドライバー 選 択 画 面 の[NuForce 24bit / 192kHz USB driver] を 選 択 してください - 装 置 の 接 続 - ソフトウェアのインストール 完 了 後 コンピュータの USB ポートと DAC-80 の USB 入 力 を USB ケーブルで 接 続 してください - 再 生 デバイスの 選 択 - ウィンドウ 下 部 のタスクバー 右 のスピーカーアイコンを 右 クリックして 再 生 デバイ スを 選 択 します [NuForce DAC-80] を 選 択 してからウィンドウを 閉 じてください DAC-80 9
- 再 生 ソフトの 選 択 - DAC-80 では itunes をはじめ 様 々な 音 楽 再 生 ソフトで 楽 曲 をお 楽 しみ 頂 けますが ハイレゾと 呼 ばれる(44.1kHz/16bit) 以 上 のサンプリングレート(192kHz/24bit ま で)の 楽 曲 の 再 生 には Foober2000 を 推 奨 いたします Foober2000 のダウンロード 先 http://www.foobar2000.org/download 加 えて [components] タブの 下 から 3 つ 目 [ WASAPI output support] をダウンロー ドしてください http://www.foobar2000.org/components Foober2000 を 立 ち 上 げ 先 ほどダウンロードした WASAPI output support を components に 加 えて 下 さい -WASAPI モード- いくつかのメディアプレーヤーは WASAPI を 使 用 するにあたって 特 別 な WASAPI プラ グインが 必 要 になります 一 旦 登 録 を 行 えば WASAPI はデフォルトのオーディオドラ イバーとして 選 択 可 能 となります 下 記 は Windows 7 の Foobar2000(WASAPI プラグインがインストールされたあと) の 画 面 ショットです Direct Sound (DS)と WASAPI オプションがリストされています 上 記 を 選 択 して 頂 くことで 192kHz / 24bit までの 音 楽 ファイルを 再 生 することが 可 能 となります 10 DAC-80
Mac OS (10.6.4 Snow Leopard 以 降 ) ドライバーのインストールは 必 要 ありません USB-192 のスペック 対 応 する NuForce 製 品 : 対 応 する OS: 入 力 : サンプルレート: Bit 長 : DAC9, DAC-80, DAC-100, LPS-192K, U192S Windows XP, Windows 7 (32-bit and 64-bit), Mac OSX USB-B 44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192 khz 16 又 は 24 bit 総 輸 入 代 理 店 フューレンコーディネート フリーダイヤル 0120-004884 DAC-80 11 Rev.201308