100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 50 歳 以 上 45~49 40~44 35~39 30~34 25~29 歳 25 歳 未 満 20% 10% 0% 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2

歯 科 技 工 士 問 題 の 改 善 を 目 指 して 第 1 章 歯 科 技 工 士 の 置 かれている 現 状 歯 科 技 工 士 の 置 かれている 現 状 については 過 去 に 資 料 をUPしていますが 注 1 ここでは 新 しいデータを 追 加 し 要 点 を 挙 げてみます 注 1 歯 科 技 工 士 環 境 について http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%bb%f5%b2%ca%b5%bb%b9%a9%bb%ce%b4%c4%b6%ad%a4%cb%a4%c4%a4%a4%a4%c6 (URLをクリックして ページが 表 示 されないときは 上 のアドレスをすべて 選 択 して ブラウザのアドレス 欄 に 貼 り 付 けてご 覧 ください ) 1 歯 科 技 工 士 の 就 労 率 ( 就 労 歯 科 技 工 士 の 年 齢 構 成 ) 平 成 16.18.20 年 の 就 業 歯 科 技 工 士 の 年 齢 構 成 をグラフにしてみました ( 厚 生 労 働 省 平 成 16.18 年 及 び 20 年 保 健 衛 生 行 政 業 務 報 告 結 果 の 概 況 よりグラフを 作 成 ) 歯 科 技 工 士 の 高 齢 化 が 年 を 追 うごとに 進 んできているのがわかります 30 歳 以 下 の 歯 科 技 工 士 の 占 める 割 合 が 少 なくなっている 様 子 が 良 く 分 かると 思 います 特 に 25 歳 未 満 の 数 が 非 常 に 少 ないのが 気 になります 歯 科 技 工 士 年 齢 構 成 50 歳 以 上 45 歳 ~49 歳 40 歳 ~44 歳 35 歳 ~39 歳 30 歳 ~34 歳 平 成 20 年 平 成 18 年 平 成 16 年 25 歳 ~29 歳 25 歳 未 満 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 年 齢 構 成 比 の 推 移 をわかりやすいようにグラフにしてみます

100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 50 歳 以 上 45~49 40~44 35~39 30~34 25~29 歳 25 歳 未 満 20% 10% 0% 1982 1984 1986 1988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2008 年 においては 50 歳 以 上 の 歯 科 技 工 士 が 35.1%を 占 めるまでになっています この 年 齢 構 成 の 推 移 から あと 10 年 もすれば 歯 科 技 工 士 は 激 減 し 歯 科 技 工 物 を 作 成 する 担 い 手 がいなくなり 歯 科 医 療 提 供 に 大 きな 支 障 が 出 てくるだろうとの 懸 念 が 一 部 で 言 われて います 40000 35000 30000 25000 20000 15000 歯 科 技 工 士 技 工 所 病 院 診 療 所 その 他 10000 5000 0 平 成 20 年 平 成 18 年 平 成 16 年 平 成 14 年 平 成 12 年 平 成 10 年 平 成 8 年 平 成 6 年 平 成 4 年 ( 詳 細 は 歯 科 技 工 士 の 高 齢 化 ますます 進 む http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%bb%f5%b2%ca%b5%bb%b9%a9%bb%ce%a4%ce%b9%e2%ce%f0%b2%bd%a4%de%a4%b9%a4%de%a4%b9%bf%ca%a4%e0)

免 許 交 付 数 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 免 許 交 付 数 1,500 1,000 500 0 平 成 20 年 平 成 18 年 平 成 16 年 平 成 14 年 平 成 12 年 平 成 10 年 平 成 8 年 平 成 6 年 平 成 4 年 平 成 2 年 昭 和 63 年 昭 和 61 年 昭 和 59 年 昭 和 57 年 就 業 歯 科 技 工 士 数 は 平 成 12 年 をピークに 以 降 斬 減 しています( 平 成 20 年 は 微 増 ) 日 本 歯 科 技 工 士 会 の 調 査 によると 平 成 18 年 までは 毎 年 2,200から 3,000 名 程 度 が 国 家 試 験 に 合 格 しています ところが 歯 科 技 工 士 の 数 があまり 増 えていないということは 引 退 される 方 離 職 され る 方 が 相 当 数 居 られるということになります なぜこういった 年 齢 構 成 になっているのか その 原 因 のひとつに 若 年 者 の 離 職 率 の 高 さが 挙 げられます 日 本 技 工 士 会 が 行 った 調 査 から 5~29 歳 の 歯 科 技 工 士 の 離 職 率 は 74.9% 25 歳 未 満 では 79.0%と 推 測 しています ( 詳 細 は 歯 科 技 工 士 離 職 率 http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%bb%f5%b2%ca%b5%bb%b9%a9%bb%ce%ce%a5%bf%a6%ce%a8) 志 をもち 歯 科 技 工 士 養 成 学 校 に 入 り 卒 業 就 職 したあとの 歯 科 技 工 士 に 何 が 起 こって いるのでしょうか 2 歯 科 技 工 士 の 就 労 形 態 ( 利 害 の 対 立 する3 形 態 ) 歯 科 技 工 士 の 就 業 形 態 は 大 きく 分 けて3つがあります 歯 科 医 院 や 技 工 所 で 雇 用 されて 勤 務 する 歯 科 技 工 士 いわゆるひとりラボを 経 営 する 歯 科 技 工 士 そして 被 雇 用 者 の 歯 科 技 工 士 がいる 歯 科 技 工 所 を 経 営 している 歯 科 技 工 士 です

歯 科 技 工 所 に 勤 務 する 歯 科 技 工 士 は 約 7 割 となっています また 歯 科 技 工 所 においては 就 業 者 が 一 名 のいわゆる 一 人 ラボ が 大 部 分 (78%)を 占 めています 就 業 場 所 別 歯 科 技 工 士 数 30% 1% 技 工 所 病 院 診 療 所 その 他 69% 生 行 政 業 務 報 告 ( 衛 生 行 政 報 告 例 ) 結 果 ( 就 業 医 療 関 係 者 )の 概 況 平 成 20 年 保 健 衛 平 成 16 年 歯 科 技 工 所 4% 2% 4% 12% 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 78% 規 模 別 歯 科 技 工 所 歯 科 技 工 士 数 34% 5% 7% 13% 41% 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 以 上 厚 生 労 働 省 : 平 成 16 年 保 健 衛 生 行 政 業 務 報 告 就 業 している 歯 科 技 工 士 数 で 見 ると 五 人 以 上 の 歯 科 技 工 所 に 勤 務 している 歯 科 技 工 士 は

結 構 多 く 34% 一 人 歯 科 技 工 所 に 勤 務 ( 経 営 )する 歯 科 技 工 士 は 半 数 以 下 の 41%となって います 勤 務 歯 科 技 工 士 の 労 働 環 境 の 改 善 は 労 働 基 準 法 等 を 技 工 所 経 営 者 に 遵 守 させることで ある 程 度 達 成 できますが 今 の 技 工 料 でそれをすることは 技 工 所 経 営 者 にとっては 困 難 を 伴 うでしょう 一 人 技 工 所 の 歯 科 技 工 士 の 長 時 間 労 働 は 労 働 基 準 法 の 保 護 の 対 象 外 です 何 時 間 働 いても 法 の 規 制 は 受 けません また 複 数 の 技 工 所 の 場 合 技 工 物 をさらに 多 く 作 成 しようとすると 勤 務 歯 科 技 工 士 を 増 やさなければなりません 売 り 上 げ 増 と 人 件 費 増 を 秤 にかけないと 技 工 所 の 経 営 は 成 り 立 ちません 一 方 一 人 技 工 所 の 場 合 その 歯 科 技 工 士 の 限 界 まで 仕 事 を 増 やしても 人 件 費 は 増 えません 働 けば 働 いただけ 収 入 は 増 えます 歯 科 技 工 士 問 題 において このように 歯 科 技 工 士 の 就 労 形 態 が3つあることが 法 的 にも 経 済 的 にもそれぞれの 歯 科 技 工 士 の 立 場 を 別 なものにしていて この3 者 の 利 害 は 一 致 し ないだけなく 対 立 さえすることが 問 題 の 解 決 を 難 しくしている 一 面 があります 3 長 時 間 労 働 と 低 技 工 料 金 先 ほど 若 年 の 歯 科 技 工 士 の 離 職 率 が 高 いことを 書 きましたが その 原 因 としては 労 働 時 間 が 非 常 に 長 いことと 歯 科 技 工 物 の 単 価 が 低 く これが 低 賃 金 に 繋 がっていることが 挙 げ られています 仕 事 そのものに 魅 力 がないわけではなく 厳 しい 労 働 環 境 を 嫌 悪 し 現 場 から 次 から 次 へと 立 ち 去 っていると 考 えられています 歯 科 技 工 士 の 労 働 環 境 について 調 査 した 公 的 調 査 としては 厚 生 労 働 省 賃 金 構 造 基 本 統 計 調 査 があります この 資 料 で 年 収 や 勤 務 時 間 を 見 ることができます http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/detail/index.html ( 下 の 表 は http://nensyu-labo.com/sikaku_sika_gikousi.htm から 引 用 ) < 平 成 20 年 歯 科 技 工 士 男 女 計 > 企 業 規 模 年 収 月 収 時 給 ボーナス 年 齢 万 円 万 円 円 万 円 歳 勤 続 年 数 ( 年 ) 所 定 内 実 労 働 時 間 超 過 実 労 働 時 間 復 元 労 働 者 数 ( 時 間 ) ( 時 間 ) ( 人 ) 企 業 規 模 計 347.2 26 1391.4 35 34.2 9.2 175 12 5,740 1000 人 以 上 597.6 38.2 2111 139.1 45.4 19.6 168 13 120 100~999 人 318.4 23.8 1279 32.9 30.1 5.5 175 11 2,470 10~99 人 360.4 27.3 1445 32.6 37 11.7 175 14 3,150

このデータからは 厳 しい 労 働 環 境 にあることは 言 えず この 調 査 は 実 態 を 示 していない との 批 判 があります 上 の 調 査 では 企 業 規 模 の 最 低 階 級 が 10~99 人 となっています 先 ほど 示 したグラフでわかるように 就 業 歯 科 技 工 士 の 6 割 以 上 が 4 人 以 下 の 歯 科 技 工 所 に 勤 務 ( 経 営 )していることを 考 えれば 当 然 の 指 摘 です しかし 同 じ 厚 労 省 が 調 査 しているにも 関 わらず 政 府 はこの 調 査 を 基 にしてか 歯 科 技 工 士 の 労 働 環 境 に 関 する 質 問 主 意 書 に 対 して 次 のように 答 弁 しています 歯 科 医 療 に 係 る 診 療 報 酬 点 数 等 に 関 する 質 問 主 意 書 ( 第 一 六 五 回 国 会 質 問 第 七 号 ) 歯 科 診 療 報 酬 の 低 下 や 使 用 金 属 の 高 騰 等 により 歯 科 技 工 士 を 取 り 巻 く 環 境 の 悪 化 に 拍 車 がかかり 実 態 として 彼 らは 長 時 間 低 賃 金 労 働 を 強 いられている また 安 価 で 低 質 な 海 外 の 技 工 物 を 使 用 することによる 国 内 の 歯 科 技 工 技 術 の 空 洞 化 等 も 懸 念 されている 政 府 は これらの 緊 急 事 態 に 対 してどのような 対 応 を 予 定 しているのか 答 弁 国 外 で 作 成 された 補 てつ 物 等 については 使 用 されている 歯 科 材 料 の 性 状 等 が 必 ずしも 明 確 でなく また 日 本 の 歯 科 技 工 士 免 許 を 有 する 者 が 作 成 したものではないことが 考 えられることから 厚 生 労 働 省 においては 国 外 で 作 成 された 補 てつ 物 等 の 取 り 扱 いについて ( 平 成 17 年 9 月 8 日 付 け 医 政 歯 発 第 090800 号 厚 生 労 働 省 医 政 局 歯 科 保 健 課 長 通 知 )により 各 都 道 府 県 に 対 して 国 外 で 作 成 された 補 てつ 物 等 を 病 院 又 は 診 療 所 の 歯 科 医 師 が 輸 入 し 患 者 に 供 する 場 合 の 留 意 事 項 を 示 しているところである なお 歯 科 技 工 士 が 長 時 間 低 賃 金 労 働 を 強 いられている という 実 態 については 承 知 していない 歯 科 技 工 士 の 労 働 条 件 に 関 する 質 問 主 意 書 ( 第 166 回 国 会 質 問 第 三 八 号 ) 一 櫻 井 充 君 提 出 の 歯 科 医 療 に 係 る 診 療 報 酬 点 数 等 に 関 する 質 問 主 意 書 ( 第 一 六 五 回 国 会 質 問 第 七 号 )に 対 する 答 弁 書 では 厚 生 労 働 省 が 実 施 した 平 成 十 七 年 賃 金 構 造 基 本 統 計 調 査 によると 歯 科 技 工 士 の 平 均 的 な 勤 務 実 態 が 他 の 医 療 関 係 職 種 に 比 べて 著 しく 劣 っているわけではなく 御 指 摘 のような 実 態 調 査 を 新 たに 行 う 必 要 はないと 考 えている と 答 弁 している 同 調 査 は 十 人 以 上 の 常 用 労 働 者 を 雇 用 する 民 営 事 業 所 ( 約 六 万 千 事 業 所 )を 対 象 と しているが 同 省 の 平 成 十 六 年 保 健 衛 生 行 政 業 務 報 告 によれば 歯 科 技 工 士 総 数 三 万 五 千 六 百 六 十 八 人 のうち その 半 数 以 上 が 就 業 者 四 人 以 下 の 技 工 所 に 勤 務 していることが 分 かっている 歯 科 技 工 士 総 数 の 半 数 以 上 が 四 人 以 下 の 技 工 所 に 勤 務 している 実 態 にもかかわらず 十 人 以 上 の 常 用 労 働 者 を 雇 用 する 民 営 事 業 所 を 対 象 とした 賃 金 構 造 基 本 統 計 調 査 を 根 拠 として 歯 科 技 工 士 の 勤 務 実 態 について 答 弁 することは 不 適 切 であると 考 えるが 政 府 の 見 解 を 示 されたい また 歯 科 技 工 士 の 勤 務 実 態 等 を 踏 まえた 調 査 を 行 うべきと 考 えるが 政 府 の 見 解 を 示 されたい 一 について 御 指 摘 の 答 弁 は 十 人 以 上 の 常 用 労 働 者 を 雇 用 する 民 営 の 事 業 所 に 就 業 しているという 同 一 の 条 件 の 下 での 他 の 医 療 関 係 職 種 との 比 較 における 歯 科 技 工 士 の 平 均 的 な 勤 務 実 態 について 述 べたものであり このことが 不 適 切 であ るとの 御 指 摘 は 当 たらないものと 考 える また 御 指 摘 の 調 査 については 必 要 に 応 じて 使 用 者 等 に 対 し 労 働 関 係 法 令 の 遵 守 に 関 する 指 導 を 行 うこと 等 によっても その 目 的 を 達 することは 可 能 であると 考 えられることから これ を 行 う 必 要 はないものと 考 える

一 方 日 本 歯 科 技 工 士 会 の 2009 年 歯 科 技 工 士 実 態 調 査 報 告 書 によれば 歯 科 技 工 士 の 労 働 時 間 は 次 のようになっています 週 労 働 時 間 の 平 均 は 53.5 時 間 週 に 51 時 間 以 上 就 業 する 人 は 半 数 強 (52.5%) 自 営 者 の 平 均 は 61.0 時 間 勤 務 者 では 48.3 時 間 ( 詳 細 は 2009 歯 科 技 工 士 実 態 調 査 : 報 告 書 http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?2009%bb%f5%b2%ca%b5%bb%b9%a9%bb%ce%bc%c2%c2%d6%c4%b4%ba%ba%a1%a7%ca%f3%b9%f0%bd%f1) 両 者 のデータには 大 きな 開 きがあります 日 本 歯 科 技 工 士 会 も その 加 入 率 は2 割 程 度 と も 言 われており また 加 入 者 は 比 較 的 収 入 の 多 い 歯 科 技 工 所 が 多 いとされています となれば その 日 本 歯 科 技 工 士 会 の 行 うデータにも 当 然 偏 りがあるはずです 考 えてみれば 労 働 基 準 法 違 反 をしている 歯 科 技 工 所 があったとしても その 経 営 者 は 正 しいデータを 厚 労 省 に 提 出 するはずもありませんし 厚 労 省 としても もしそういうデー タが 出 てくれば 対 応 せざるを 得 ないでしょうから 労 働 基 準 法 違 反 を 犯 していることに は 目 をつぶる そういった 実 態 はないと 認 識 している としか 答 弁 しようがないのでしょ う 労 働 時 間 の 実 態 は 闇 の 中 にあるといえます 歯 科 技 工 士 の 労 働 環 境 を 語 る 場 合 実 態 を 正 確 に 表 したデータがなければ 正 しい 解 決 策 を 見 つけることもできません 歯 科 技 工 関 連 のブログ サイトを 巡 ると 睡 眠 時 間 も 十 分 に 取 れないような 長 時 間 労 働 に ついて 沢 山 書 かれています しかし 勤 務 歯 科 技 工 士 に 関 して 違 法 性 のある 数 字 が 公 式 に 報 告 されることがないことを 考 えると 行 政 が 実 態 を 正 確 に 表 したデータを 得 ること 自 体 が 困 難 であるといえます また 技 工 所 経 営 者 ( 一 人 ラボ)がどんなに 長 く 労 働 したとし ても 法 的 に 取 り 締 まられることはありません 労 働 問 題 に 関 しては 勤 務 歯 科 技 工 士 自 身 が 大 きな 声 を 出 さなければ 行 政 による 解 決 は 困 難 だといえるでしょう ( 長 時 間 労 働 が 問 題 と 指 摘 される 一 方 で 受 注 が 少 なく 逆 に 労 働 時 間 が 短 い 歯 科 技 工 士 も 沢 山 いるとの 話 を 良 く 聞 くのも 事 実 です ) 4.コラム 歯 科 技 工 士 が 立 ち 去 ったあとに 歯 科 技 工 士 の 苛 酷 な 労 働 環 境 について 世 の 中 の 人 に 少 しでも 理 解 していただけるように みんなの 歯 科 ネットワークの 会 員 が 書 いたコラムです このコラムを 読 んでいただければ 歯 科 技 工 士 の 置 かれた 環 境 がわかっていただけると 思 いますので 是 非 目 を 通 してみてだ さい 文 章 は 以 下 のURLをクリックしてごらんください http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%bb%f5%b2%ca%b5%bb%b9%a9%bb%ce%a4%ac%ce%a9%a4%c1%b5%ee%a4%c3%a4%bf%a4%a2%a4%c8%a4%cb

歯 科 技 工 士 がこういった 環 境 に 置 かれてしまった 原 因 はどこにあるのでしょうか 国 民 皆 保 険 の 開 始 の 経 緯 とそのシステム 歯 科 技 工 士 という 資 格 ができた 歴 史 的 経 緯 過 去 の 歯 科 技 工 士 養 成 学 校 の 設 立 要 求 の 高 まりと 現 在 の 養 成 学 校 の 定 員 割 れ 過 去 の 歯 科 医 療 需 要 の 大 幅 増 と 現 在 の 歯 科 医 療 需 要 の 停 滞 差 額 徴 収 問 題 7:3 問 題 の 正 しくはない 理 解 歯 科 の 疾 病 の 構 造 的 変 化 など その 要 因 は 沢 山 あります 国 民 に 身 近 な 医 療 生 活 を 支 える 医 療 である 歯 科 医 療 の 根 本 を 支 える 歯 科 技 工 と それを 作 成 する 歯 科 技 工 士 の 将 来 はどうなっていくのでしょうか 関 係 者 が 知 恵 を 絞 り 解 決 の 道 を 探 っていかなければなりませんが そのためには まずは 歯 科 技 工 歯 科 技 工 士 の 今 を 正 しく 分 析 する 必 要 があるのではないでしょうか 続 く 章 では まず 現 在 の 歯 科 技 工 の 何 が 問 題 なのかを 明 らかにし さらに 歯 科 技 工 の 置 かれた 制 度 上 の 現 実 を 解 きほぐし 最 後 には 今 の 状 況 から 抜 け 出 すために 考 えられる 方 法 の 検 討 をしていこうと 考 えています 2010 年 8 月 吉 日 NPO 法 人 みんなの 歯 科 ネットワーク TEAMMinerva