文 書 番 号 :LK20151125-117-001 LifeKeeper for Windows SoftLayer クラウド 検 証 レポート
目 次 1. はじめに... 3 2. システム 構 成... 3 2.1 構 成 図... 3 2.2 クラウド 構 成... 4 2.3 ソフトウェア 構 成... 4 2.4 LifeKeeper コンフィグレーション... 5 3. 検 証 内 容... 7 2
1. はじめに IBM 社 が 提 供 するパブリッククラウドサービス SoftLayer 上 での LifeKeeper for Windows の 検 証 をいたしましたので 本 書 に 検 証 構 成 と 検 証 内 容 を 記 載 いたします 2. システム 構 成 検 証 実 施 時 の 構 成 は 以 下 のとおりです 2.1 構 成 図 3
2.2 クラウド 構 成 ノード A サーバータイプ CPU RAM ネットワーク First Disk Second Disk Virtual Server (Public Node) 1 2.0 GHz Core 2GB Public 1, Private 1 100GB(SAN) 10GB(SAN) ノード B サーバータイプ CPU RAM ネットワーク First Disk Second Disk Virtual Server (Public Node) 1 2.0 GHz Core 2GB Public 1, Private 1 100GB(SAN) 10GB(SAN) 共 通 ネットワーク Portable Private IP 1 2.3 ソフトウェア 構 成 OS Windows Server 2012 R2 Standard Edition LifeKeeper SIOS Protection Suite for Windows v8.2.1 Recovery Kits SIOS Protection Suite Microsoft SQL Server リカバリーキ ット v8.2.1 Microsoft SQL Server SQL Server 2012 Express (SoftLayer 提 供 ) 4
2.4 LifeKeeper コンフィグレーション 以 下 のリソース 構 成 で 検 証 を 実 施 しました ノード A commpath-lk01.log CommPath to LK02 type: TLI TCPIP:1500, state: ALIVE, priority: 1, heartbeat: 6 sec x 5 miss remote: 10.91.1x8.2x2 <- local: 10.91.1x8.2x8 CommPath to LK02 type: TLI TCPIP:1510, state: ALIVE, priority: 2, heartbeat: 6 sec x 5 miss remote: xxx.xxx.xxx.148 <- local: xxx.xxx.xxx.150 dep_list-lk01.log Dependencies of node LK01: SQL.Default -> 10.91.1x6.x13 SQL.Default -> Vol.F ins_list_long-lk01.log Instance state (long) of node LK01: LK01/database/sqlapp/SQL.Default/LK01/11LK01LK013844/OSU/shared secondary resource "SQL.Default" on machine "LK02" is in ISP or ISU state/sec_isp//0/0//180/300/1/intelligent LK01/comm/ip/10.91.1x6.x13/10.91.1x6.x13/{E1BF65C3-4B3E-4F13-91C6-240D230E5F86}255.255.255.192NNULL10.91.1x6.x13/OSU/shared secondary resource "10.91.1x6.x13" on machine "LK02" is in ISP or ISU state/sec_isp//0/0//180/300/0/intelligent LK01/filesys/volume/Vol.F/F:/F: - NULL - Vol.F - SCSI - 0/OSU/shared secondary resource "Vol.F" on machine "LK02" is in ISP or ISU state/sec_isp//0/0//180/300/0/intelligent lk_vol_status-lk01.log Locked Volumes; F: [EM Volume] LifeKeeper Protected Volumes; F: [EM Volume] 5
ノード B commpath-lk02.log CommPath to LK01 type: TLI TCPIP:1500, state: ALIVE, priority: 1, heartbeat: 6 sec x 5 miss remote: 10.91.1x8.2x8 <- local: 10.91.1x8.2x2 CommPath to LK01 type: TLI TCPIP:1510, state: ALIVE, priority: 2, heartbeat: 6 sec x 5 miss remote: xxx.xxx.xxx.150 <- local: xxx.xxx.xxx.148 dep_list-lk02.log Dependencies of node LK02: SQL.Default -> 10.91.1x6.x13 SQL.Default -> Vol.F ins_list_long-lk02.log Instance state (long) of node LK02: LK02/database/sqlapp/SQL.Default/LK02/11LK02LK013844/ISP/restore action has succeeded/autores_isp//0/0//180/300/1/intelligent LK02/comm/ip/10.91.1x6.x13/10.91.1x6.x13/{89DB1E13-4AAF-4F3E-BA4A- 28B57112B29A}255.255.255.192Nnull10.91.1x6.x13/ISP/restore action has succeeded/autores_isp//0/0//180/300/0/intelligent LK02/filesys/volume/Vol.F/F:/F: - NULL - Vol.F - EM/ISP/restore action has succeeded/autores_isp//0/0//180/300/0/intelligent lk_vol_status-lk02.log Locked Volumes; LifeKeeper Protected Volumes; F: [EM Volume] 6
3. 検 証 内 容 以 下 のとおり 検 証 を 実 施 し 結 果 に 問 題 がないことを 確 認 しました 1 システム 起 動 確 認 1.a システム 起 動 後 アクティブサーバー 側 で 全 保 護 対 象 リソースステータスがアクティブ スタンバイサー バー 側 で Volume リソースがミラーリング それ 以 外 がスタンバイのステータスとなっていること 1.b アクティブサーバーで 仮 想 IP アドレスが 起 動 していること スタンバイサーバーで 仮 想 IP アドレスが 停 止 していること 1.c アクティブサーバーで SQL Server のサービスが 起 動 し データベースにログインし SQL クエリの 発 行 したときに 正 常 に 結 果 が 返 ること スタンバイサーバーで SQL Server のサービスが 停 止 していること 2 LifeKeeper 停 止 確 認 2.a Windows Server のサービス 画 面 より LifeKeeper のサービスを 正 常 に 停 止 できること 3 スイッチオーバ 動 作 確 認 3.a LifeKeeper GUI 画 面 でスタンバイサーバーの SQL Server リソースで In Service し SQL Server リ ソースとそれに 依 存 するリソースが 全 てスタンバイサーバーでアクティブになっていること 4 コミュニケーションパス 切 断 時 の 動 作 確 認 4.a 任 意 のノード 上 でコミュニケーションパスが 定 義 されたネットワークアダプターを 停 止 し 暫 らく 時 間 を 置 いてから GUI 画 面 に DEAD 状 態 が 表 示 反 映 されていること 4.b 停 止 したネットワークアダプターを 接 続 した 後 コミュニケーションパスの 復 帰 により GUI 表 示 も 正 常 な 状 態 になっていること 5 IP リソース 障 害 時 のフェイルオーバ 確 認 5.a アクティブサーバーで IP リソースに 使 用 しているネットワークインタフェースカードのアダプターを 停 止 し 意 図 的 に 障 害 を 引 き 起 こす その 後 IP リソースの 障 害 を 検 知 し スタンバイサーバーにフェイルオ ーバし IP リソースがアクティブになっていること 6 アプリケーションリソース 障 害 時 のフェイルオーバ 確 認 6.a アクティブサーバーで SQL Server のサービスを 停 止 し 意 図 的 に 障 害 を 引 き 起 こす その 後 SQL Server リソースの 障 害 を 検 知 し スタンバイサーバーにフェイルオーバし リソースステータスが 全 てアクティ ブになっていること 7 Data Replication の 動 作 確 認 7.a ソース 側 のミラー 対 象 ボリュームにファイルを 作 成 し リソースをターゲットに 切 り 替 えた 後 に ターゲ ットからミラー 対 象 ボリュームにアクセスでき ファイルが 存 在 すること 8 ノード 障 害 によるフェイルオーバ 確 認 8.a 意 図 的 にノード 障 害 を 引 き 起 こすため アクティブサーバーを SoftLayer Customer Portal より Power Off にする その 後 ノード 障 害 を 検 知 し スタンバイサーバーにフェイルオーバし リソースステータス が 全 てアクティブになっていること 8.b スタンバイサーバーにフェイルオーバ 後 スタンバイサーバーの SQL Server にログインし SQL クエリ を 発 行 し 結 果 が 正 常 に 返 ってくること 7