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いう インペーリアは やはり 花 の 栽 培 のさかん なカルヴィーノの 故 郷 サンレモから 東 に 約 20km の 海 沿 いの 町 作 曲 家 ルチアーノ ベリオ(1925-2003)は この 町 の 生 まれだ ベリオは カルヴ ィーノが 台 本 を 書 いたオペラ 耳 を 傾 ける 王 (Un re in ascolto)や ジェノヴァ 生 まれの 詩 人 エドアル ド サングイネーティ(1930-2010)のテクストに 基 づくシアター ピース 迷 宮 II (Laborintus II) など の 作 品 で 知 られる れたイタリア 学 会 に 出 席 したあと 私 もタブッキに ならって 谷 崎 の 墓 参 りをしてきたが そこに 観 光 客 は 誰 もいなかった 一 昨 年 旅 行 記 の 熱 心 な 読 者 であるというアン トニオ タブッキ 自 身 の 旅 行 記 (Viaggi e altri viaggi, Feltrinelli, 2010)が 出 版 された その 旅 は 五 大 陸 すべてに 及 ぶ 文 字 どおり 世 界 を 歩 いた 旅 人 タブ ッキは 書 いている 世 界 は 大 きくて 多 様 である だからこそ 美 しいのだ と また この 本 で 作 家 は 旅 を 語 りながら 自 作 の 読 解 の 鍵 を 思 わず 読 者 に 手 渡 してくれた 感 もある 本 書 は 旅 を 主 要 な テーマのひとつとするタブッキ 文 学 の 手 引 書 でも あるのだ この 本 のなかに 京 都 書 の 町 (Kyōto. Città della calligrafia)と 題 された 京 都 滞 在 記 がある タブ ッキが 国 際 交 流 基 金 の 招 きで ポルトガル 人 の 夫 人 とともに 日 本 を 訪 れたのは 1997 年 11 月 のこと だった 私 も 原 宿 のオープン カフェでタブッキ 本 人 と 話 をする 機 会 に 恵 まれた タブッキは 私 の ぶしつけな 質 問 にも 終 始 穏 やかに 答 え 私 が 持 参 した 彼 の 短 篇 集 とるにたらない 小 さな 誤 解 の 中 表 紙 にサインまでしてくれた 日 付 は 11 月 5 日 同 じ 日 の 夜 東 京 九 段 のイタリア 文 化 会 館 で タ ブッキの 作 品 の 翻 訳 者 でもある 須 賀 敦 子 さんとの 公 開 の 対 談 が 行 なわれた タブッキは 須 賀 さん が 彼 の 愛 読 する 谷 崎 潤 一 郎 の 陰 翳 礼 讃 のイ タリア 語 翻 訳 者 と 知 って 驚 いたようすだった 翌 年 3 月 の 桜 の 花 がほころび 始 める 頃 に 永 眠 された 須 賀 さんは 体 調 がそのときすでにすぐれず 入 院 している 病 院 から 駆 けつけていた タブッキ 夫 妻 が 京 都 に 向 かったのはその 翌 日 だっただろうか 円 通 寺 の 苔 庭 一 休 の 書 で 知 ら れる 大 徳 寺 金 閣 寺 などを 見 学 したあと 谷 崎 潤 一 郎 の 墓 のある 法 然 院 を 訪 れている 銀 閣 寺 に 近 い 法 然 院 の 墓 地 に 谷 崎 の 墓 があることは 私 も 知 らなかった 昨 年 の10 月 同 志 社 大 学 で 開 か 谷 崎 潤 一 郎 の 墓 谷 崎 の 墓 は 裸 の 土 のうえに 置 かれた 大 きな 石 だった とタブッキは 書 いている 地 面 は 赤 いモ ミジで 覆 われていたという 石 には 漢 字 一 文 字 が 刻 まれ 彩 色 されていた 私 はできるだけ 正 確 にそれを 手 帳 に 書 き 写 し そ の 日 の 夜 英 語 を 完 璧 に 話 すレセプションの 従 業 員 にそれを 見 せた どういう 意 味 ですか? と 私 は 尋 ねた 静 寂 です(Silence) と 彼 は 答 えた そ のあとで かすかにほほ 笑 みながらつけ 加 えた あるいは < 無 >(Nothing)でしょうか サー (p. 84) 谷 崎 の 墓 石 には 寂 の 一 文 字 が 刻 まれてい るのである ところで このエッセイをタブッキは シンボル スカの 詩 の 引 用 から 始 めているのだ 1967 年 の 詩 集 百 の 喜 び 所 収 の あるホテルで 書 かれた もの (Scritto in un albergo)と 題 された 作 品 がそれ である 京 都 は 幸 運 に 恵 まれている 幸 運 と 建 物 に 翼 のような 屋 根 2

音 階 のような 階 段 に 古 いがなまめかしく 石 造 りだが 躍 動 し 木 造 だが 天 から 地 上 に 向 かって 伸 びているみたい 京 都 は 美 しい 町 涙 が 出 るほどに marzo は 彼 の 代 表 作 のひとつ) 彼 が 残 したたくさ んの 名 曲 のなかでいちばん 好 きな 歌 はと 聞 かれ たら 私 は Piazza Grande を 選 ぶ ある 紳 士 が 本 当 の 涙 を 流 した いにしえの 文 物 の 理 解 者 愛 好 者 が 山 場 を 迎 えた 会 議 の 席 上 で 叫 んだ 結 局 より 劣 った 町 はたくさんある そしていきなり 泣 き 出 した 椅 子 に 坐 ったまま こうして 京 都 は 救 われた 広 島 より 格 段 に 美 しかったので ダッラのアルバム 今 回 は 明 るい 話 題 にしようと 思 っていたが 死 者 のことばかり 書 いてしまった カルヴィーノの 京 都 訪 問 については いずれとりあげたい ( 翻 訳 家 慶 應 義 塾 大 学 講 師 ) この 詩 にはまだ 続 きがあるが タブッキの 引 用 はここで 終 わっている タブッキが 参 照 したのは ポーランド 文 学 者 ピエトロ マルケザーニのイタリ ア 語 訳 である(Wisława Szymborska, Uno Spasso, a cura di Pietro Marchesani, Milano, Libri Scheiwiller, 2009) この 作 品 は 京 都 の 美 しさへのオマージュであ るとともに あるいはそれ 以 上 に 京 都 よりも 美 し くなかったために 原 爆 の 標 的 にされた 広 島 の 悲 劇 をアイロニカルにうたった きわめて 痛 烈 で 哀 切 な 挽 歌 なのである 3 月 1 日 スイスのモントレーで シンガーソン グライターのルーチョ ダッラが 心 臓 発 作 のため 急 逝 した サンレモ 音 楽 祭 に 参 加 したあと ひと 月 に 及 ぶコンサートツアーに 出 ていたダッラは 3 月 4 日 に 69 歳 の 誕 生 日 を 迎 えるはずだった( 4 イ タ リ ア 発 月 刊 日 本 語 新 聞 イタリア 在 住 日 本 人 と 日 本 人 観 光 客 のための 情 報 誌 編 集 発 行 NIPPON CLUB SNC Via Torino, 95-00184 Roma, Italy Tel.& Fax:(06)4743.212 E-mail:comeva@nipponclub.it URL:www.nipponclub.it 3

素 晴 らしき 自 転 車 レース12 ~ツール 初 の 勝 者 はイタリア 人?~ 谷 口 和 久 初 のツール ド フランス 優 勝 者 はイタリア 人? 今 年 (2012 年 )で99 回 目 を 数 えるツール ド フランス これまでの 総 合 優 勝 者 (3 週 間 にわたる 全 日 程 で 最 もトータルタイムが 少 ない 選 手 )のリ ストに 名 を 連 ねるのは57 名 になる なぜ99 名 で はないのかというと 一 人 で 何 回 も 総 合 優 勝 をか っさらった 選 手 が 数 名 いるためである 57 名 のうち イタリア 人 は6 名 もっと 多 いもの かと 思 っていたが 意 外 と 少 ない 1920 年 代 に オッタヴィオ ボッテッキア 1930~40 年 代 にジ ーノ バルタリ 続 いてファウスト コッピ これら3 名 はいずれも 複 数 回 の 優 勝 を 誇 る 1960 年 代 にはガストーネ ネンチーニ フェリーチェ ジモン ディ そして1998 年 マルコ パンターニ 以 上 の 6 名 である ところが 実 際 にはもう1 名 元 イタ リア 人 が 総 合 優 勝 リストに 名 を 連 ねているのであ る その 男 の 名 はモーリス ガラン Maurice Garin ツール ド フランスの 初 代 チャンピオンで ある のあたりはアルプス 山 麓 ののどかなエリアである 文 化 的 言 語 的 には フランスと 国 境 を 接 している こともあり フランスのそれにきわめて 近 い アル ヴィエ Arvier という 地 名 からして つづりや 響 き がフランス 語 的 だ 統 計 を 見 ると ここアルヴィエ はガランの 生 まれた1870 年 ごろをピークに 人 口 が 減 少 しており ことに20 世 紀 初 頭 には 一 気 に2 割 あまりも 人 口 が 減 っている 当 のガラン 一 家 も 1885 年 にはアルプスをはさんだフランス 側 に 移 り 住 み さらにはベルギー 国 境 近 くまで 生 活 の 拠 点 を 移 したこともある いずれも より 良 い 生 活 を 求 めてということで 山 間 の 生 活 はのどかとはい え やはり 生 計 を 立 てるには 厳 しいものがあった のだろう フランス 各 地 を 転 々としていた1892 年 一 説 には1901 年 という 説 もあるが ガラン21 歳 の 年 にフランス 国 籍 を 取 得 した 映 画 ゴッド ファーザー でマーロン ブランド 演 じるところのヴィート コルレオーネがシチリアか らアメリカに 移 住 したのも1901 年 という 設 定 にな っており( 注 : 移 住 時 点 は 幼 少 期 であったので も ちろんブランド 自 身 は 移 住 シーンは 演 じていな い) 19 世 紀 末 ~20 世 紀 初 頭 というのは 移 民 の 時 代 でもあった 日 本 からハワイやブラジル に 移 民 が 海 を 渡 ったのも ほぼ 同 時 代 の 話 であ る ヴィート コルレオーネ アメリカ 入 国 のシーン 左 から2 人 目 白 いシャツがモーリス ガラン 移 民 時 代 の 落 とし 子 ガランは1871 年 イタリアの 最 西 北 端 に 位 置 するヴァッレ ダオスタ 州 アルヴィエの 生 まれ こ フランスに 移 り 住 んだガランは 煙 突 掃 除 人 と して 生 計 を 立 てた 同 じころ 自 転 車 を 購 入 し はじ めのうちはレースに 出 ることはなかったものの 街 中 をグルグル 走 り 回 って 近 所 の 住 人 から ど うかしちゃってるのでは?! と 奇 異 の 目 で 見 ら 4

れるほど 自 転 車 に 熱 中 していた 身 長 163cm と 当 時 としても 小 柄 なガランであったが 持 ち 前 の 持 久 力 でメキメキ 実 力 をつけていった この 頃 のガランにこんな 逸 話 がある 当 時 まだ アマチュアだったガラン とあるレースに 参 加 す べく 行 ってみると プロ 限 定 のレースだった 出 場 選 手 たちがスタートした 後 あとからスタートした ガランは 前 を 行 くプロたちを 追 い 抜 いて なんと 優 勝 してしまったのである しかしながら ガラン がプロでないことを 理 由 に 優 勝 賞 金 を 出 し 渋 る 主 催 者 に 対 して 観 客 たちは ガランこそ 真 の 勝 者! と 大 ブーイング そんな 騒 動 もあって ガラ ンは 正 式 にプロ 登 録 することにしたのであった ツール ド フランス 初 代 王 者 フランスのレースで 活 躍 していたガランに い よいよ 檜 舞 台 が 用 意 された ツール ド フランス の 開 幕 である 1903 年 7 月 1 日 パリ 南 郊 のモン ジュロンを 出 発 して リヨン マルセイユ ボルドー とぐるっとフランスをまわり そして 再 びパリへと 戻 る 全 行 程 2428km のサバイバル レースであ った ガランは 2 位 に 約 3 時 間 もの 大 差 をつけて みごと 優 勝 を 飾 ったのであった この 時 のツールでは 1 日 の 行 程 は 短 いもので 268 km 長 いものとなると 467 km にもなり 夕 方 スタートして 翌 日 ゴールするという 長 丁 場 であっ た 夜 間 の 走 行 は 危 険 極 まりないものであり そ の 危 険 をさらに 増 大 させるものとして あまりに 熱 狂 的 なサポーター の 存 在 があった このサポー ターたち ただ 単 にひいき 選 手 を 応 援 するだけで はなく ライバル 選 手 の 走 行 をじゃますべく 石 を 投 げつけたり 道 に 釘 をバラまいたり もう 無 法 状 態 といっていい 有 様 そんな 中 を 自 転 車 レー ス 黎 明 期 の 選 手 たちは 文 字 通 り サバイバル し ていたのである ツール ド フランス 初 代 にも さて 栄 えある 初 代 ツール 優 勝 者 に 名 を 遺 した ガランは 当 然 のごとく 翌 年 のツールにも 出 場 し これまた 当 然 のごとく2 年 続 けて 優 勝 を 飾 った ところが これにはとんでもない 後 日 譚 がつく ツール 終 了 から4か 月 もたった11 月 のこと フラ ンス 自 転 車 連 盟 は ガランを 含 む11 人 の 選 手 を 不 正 行 為 をはたらいたかどで 失 格 とし ガランは 総 合 優 勝 の 栄 誉 も 剥 奪 されてしまったのである 不 正 行 為 とはこうである 夜 陰 に 乗 じて コースを ショートカットしたり 途 中 で 電 車 に 乗 り 込 んでま たゴール 近 くで 自 転 車 に 乗 り 換 えたり 伴 走 車 に つかまって 曳 いてもらったりということであった 偶 然 の 一 致 だが 同 じく1904 年 に 行 われた 第 3 回 オリンピックの 男 子 マラソンで 炎 天 下 で 倒 れ て 救 急 車 に 収 容 された 選 手 が 故 障 で 停 まった 救 急 車 から 飛 び 降 りて 再 度 コースを 走 り 出 し なん とトップでゴールイン 表 彰 式 でしゃあしゃあと 金 メダルを 受 け 取 ろうとしていたまさにその 時 に 不 正 を 暴 露 され 競 技 から 永 久 追 放 されるという 珍 事 件 があった ガランをかばうわけではないが 今 からして 見 れば いずれもなんとも のどかな 時 代 の 風 景 だ ガランは2 年 間 の 出 場 停 止 処 分 となったが す でに33 歳 のガランにとって2 年 間 のブランクは 大 きすぎ 事 実 上 これが 彼 の 引 退 となった ガラン は ツール 初 代 王 者 に 加 え ツール 初 代 優 勝 剥 奪 者 としても( 不 名 誉 な) 名 を 遺 したのだった ツール 優 勝 で 満 面 の 笑 みのガラン( 中 央 ) 存 亡 の 危 機 から 生 まれた 山 岳 コース 主 催 者 サイドも このスキャンダルでツールの 5

評 判 悪 化 を 憂 慮 し 一 時 はツールの 存 続 すら 危 ぶまれた 事 実 主 催 者 はいったん ツール 終 結 の 声 明 を 出 したほどであった ネックとなったのは 夜 間 の 走 行 だった 当 時 は 他 のレースでも 長 距 離 夜 間 走 行 が 多 く 取 り 入 れ られていた ひとつには これがレースにおいて 選 手 間 の 差 をつけ ひいてはレースを 盛 り 上 げる 要 素 と 考 えられていたのである 距 離 で 差 がつけられなければ 何 で 差 をつけ るか 検 討 の 末 取 り 入 れられたのが 山 岳 コー ス であった 翌 1905 年 アルザス 地 方 のバロ ン ダルザス( 標 高 1178m)という 山 がコースに 組 み 込 まれ 以 降 山 岳 コースがツールをはじめと したステージ レース(ツールやジロのように 長 距 離 を 何 日 間 にもわたって 行 われるレース)には なくてはならないものとなったのである 言 うなれ ば ガランたちの 不 正 行 為 が レースを 盛 り 上 げ る 最 大 の 山 場 を 生 み 出 したということだ Ciclismo, Storie Segrete (Beppe Conti, ECO, 2003) A Century of Cycling (William Fotheringham,, Motorbooks Intl, 2003) ツール 伝 説 の 峠 ( 安 家 達 也, 未 知 谷,2005) サイクルスポーツ 2003 年 9 号 別 冊 100 周 年 ツール ド フランスのすべて ( 八 重 洲 出 版, 2003) 丸 ごと 100 年 ツール ド フランス ( 枻 出 版 社,2003) 別 冊 1 億 人 の 昭 和 史 昭 和 スポーツ 史 ( 毎 日 新 聞 社,1976) wikipedia 関 連 情 報 当 時 の 様 子 を 伝 える 新 聞 描 かれているのはガラン ( 当 館 スタッフ) 会 館 だ よ り イタリア 語 無 料 体 験 レッスン 4 月 より 開 講 の 春 期 イタリア 語 講 座 に 向 けて 体 験 レッスンを 開 催 しま す 入 門 者 向 け 事 前 予 約 制 京 都 本 校 : 日 本 イタリア 京 都 会 館 3/31 ( 土 ) 11:00~12:30 3/31 ( 土 ) 13:00~14:30 4/ 2 ( 月 ) 11:00~12:30 四 条 烏 丸 :ウイングス 京 都 4/ 3 ( 火 ) 19:00~20:30 梅 田 : 大 阪 駅 前 第 4ビル 4/ 1 ( 日 ) 13:00~14:30 4/ 4 ( 水 ) 15:00~16:30 4/ 4 ( 水 ) 19:00~20:30 スペイン 語 無 料 体 験 レッスン 入 門 者 向 け 事 前 予 約 制 日 時 :4/ 7 ( 土 ) 15:30~17:00 会 場 : 日 本 イタリア 京 都 会 館 本 校 講 師 : 当 館 スペイン 語 講 師 ポルトガル 語 無 料 体 験 レッスン 入 門 者 向 け 事 前 予 約 制 日 時 :4/ 4 ( 水 ) 10:30~12:00 会 場 : 日 本 イタリア 京 都 会 館 本 校 講 師 : 当 館 ポルトガル 語 講 師 編 集 発 行 /( 財 ) 日 本 イタリア 京 都 会 館 606-8302 京 都 市 左 京 区 吉 田 牛 の 宮 町 4 TEL:(075)761-4356/FAX:(075)761-4357 E-mail: centro@italiakaikan.jp URL: http://italiakaikan.jp/ 6