3. 避 難 所 の 推 定 収 容 人 員 の 評 価 本 演 習 で 利 用 する 避 難 所.mxd を 起 動 する ArcGIS の 起 動 の 手 順 :フォルダ 内 の 避 難 所.mxd をダブル クリックする 表 示 範 囲 の 選 択 :メニューの[ブックマーク]( 京 都 市 京 都 市 中 心 部 立 命 周 辺 ) 手 順 1: 道 路 ネットワークによる 到 達 圏 の 設 定 [カスタマイズ] [ツールバー] [Network Analyst] の 順 に 選 択 します [Network Analyst] ツールバーが ArcMap に 追 加 されます 1)[Network Analyst] ツールバーの 新 規 到 達 圏 を 選 択 2)[Network Analyst]ウィンドウを 表 示 する ここをクリックする *ここがアクティブにならない 場 合 は [カスタマイズ] [エクステンション]で Network Analyst にチェックを 入 れる 1
[Network Analyst]ウィンドウが 開 く 3) 施 設 を 特 定 する( 消 防 広 域 Point) [Network Analyst]ウィンドウ 上 の [ 施 設 (0)]の 上 でクリック [ロケーションの 読 み 込 み]を 選 択 2
ここでは 施 設 として 消 防 広 域 Point_JGD を 選 択 する Name のフィールドで 左 クリック ID を 選 択 する 上 記 を 選 択 したら OK をクリック 4) 到 達 圏 プロパティを 開 く 到 達 圏 の 設 定 [ポリゴンの 生 成 ] 最 近 隣 の 避 難 所 へ 行 くとして [オーバーラッ プを 許 可 しない]を 選 択 する 3 *OK をまだ 押 さない!
到 達 距 離 の 最 大 値 を 設 定 する [ 解 析 の 設 定 ] 到 達 距 離 5,000m に 設 定 する OK 5) 解 析 の 実 行 をクリックする 解 析 が 始 まる 4
手 順 2: 到 達 圏 内 の 人 口 人 口 世 帯 数 の 推 計 [Network Analyst] ウィンドウの[ポリゴン]を 右 クリックし [プロパティ]をクリック [シンボル]タブ [フィールド] NAME [Network Analyst] ウィンドウの[ポリ ゴン]を 右 クリックし データのエクス ポートで 新 規 レイヤを 作 成 する 5
新 しくつくるシェープファイルを 保 管 する 場 所 とファイル 名 を 指 示 する ここでは Temp フォルダに シェープファイル 名 を 到 達 圏 5000 とする 到 達 圏 5000 ポリゴンに 含 まれる 基 本 単 位 区 point の 人 口 世 帯 数 を Point-in-Polygon 集 計 する レイヤー[ 到 達 圏 5000]で 右 クリック 6
属 性 の 結 合 とリレート 結 合 空 間 的 位 置 関 係 に 基 づき 他 のレイヤからテー ブルデータを 結 合 各 到 達 圏 の 中 に 含 まれる 基 本 単 位 区 の 人 口 世 帯 数 を 合 計 する 基 本 単 位 区 Point を 選 択 合 計 値 をチェック 到 達 圏 内 の 基 本 単 位 区 の 属 性 値 を 合 計 したフィールドをもっ た 到 達 圏 ポリゴンの 新 たなレイ ヤ ファイルを 指 定 ここでは Joint_Output.shp 手 順 3: 避 難 所 のリスト 化 地 図 化 各 避 難 所 の 5000m 到 達 圏 をフィーチャとする Joint_Output.shp に 消 防 広 域 Point の 情 報 を 結 合 する Joint_Output.shp で 右 クリック 属 性 の 結 合 とレイレート 結 合 7
1 Joint_Output.shp の KyotoCity_kihon_pop_FID が 消 防 広 域 Poin.shp の FID に 対 応 する 2 消 防 広 域 Poin.shp を 選 択 3 消 防 広 域 Poin.shp の FID を 選 択 各 避 難 所 の 5000m 到 達 圏 の 収 容 人 員 推 定 人 口 世 帯 数 のリストを 作 成 する 1)Dbf 形 式 で 保 存 して Excel で 処 理 2)レポート 作 成 (1 被 害 想 定 地 域 の 人 口 世 帯 数 の 推 計 手 順 5を 参 照 ) 各 避 難 所 の 5000m 到 達 圏 内 の 推 定 人 口 と 収 容 人 員 の 差 を 地 図 化 する TOC 上 のレイヤ[Joint_Output.shp]で 右 クリック プロパティ を 選 択 する 8
レイヤプロパティ シンボル チャート バー/カラム バーグラフにする 属 性 を 選 択 する ここでは 収 容 人 員 sum_pop 周 辺 の 広 域 避 難 所 は 収 容 人 員 があるが 街 中 の 広 域 避 難 所 では 避 難 が 予 想 され る 推 定 人 口 を 大 きく 上 回 る 広 域 避 難 所 も 見 られる 9
ポイントデータをマップ 化 する 1フリーソフト[ 賢 早 くん]を 使 って 住 所 データを 作 成 する 賢 早 くん とは i タウンページの 住 所 情 報 を 一 括 収 集 できる 利 便 性 が 高 いフリーのソフト 1) Firefox または Internet Explorer を 起 動 し 賢 早 くん と 入 力 し 検 索 [ 賢 早 くんサポートページ] を 開 くか または 次 の URL のページを 開 く (http://www.mjakk.jp/kensakun/) 2) 開 いたページの[Excel 版 ダウンロード]をクリック ファイル 名 はそのままにして zip ファイルを[ 一 時 保 存 用 ]に 保 存 する 1
3) [ 一 時 保 存 用 Temp]にダウンロードされているか 確 認 し ファイル 上 で 右 クリック [すべて 展 開 ]をク リックし ファイルを 解 凍 する 4) [kensakunr]のフォルダ 内 [ 賢 早 くん R.xls]ファイルをダブルクリック 5) [ 賢 早 くんR.xls]を 立 ちあげると ツールバーの 中 に 下 記 のようなメッセージが 表 示 されるので [コ ンテンツの 有 効 化 ]をクリックする 2
6) 住 所 を 検 索 してみる 例 として [フリーワード 検 索 ]には 銭 湯 [ 地 域 ]に 大 阪 市 と 入 力 [ 全 件 抽 出 ]にチェックを 入 れ [ 検 索 開 始 ]をクリック 7) 次 のように 大 阪 市 内 の 銭 湯 の 住 所 が 検 索 される 3
8) 新 たに Excel を 立 ち 上 げ 賢 早 くんの[ 会 社 ] 列 を 選 択 コピーし 新 しい Excel のワークシートに 貼 り 付 ける [ 住 所 ] 列 も 同 様 にし 新 たなワークシートを 作 成 する 次 に A1 の[ 会 社 名 ]を name に 変 更 し B1 の[ 住 所 ]を address に 変 更 する 変 更 を 確 認 し [ファイル] [ 名 前 を 付 けて 保 存 ] [Excel ブック]で 一 時 保 存 用 に 銭 湯 と 名 前 を 付 けて 保 存 する 次 の 作 業 に 必 要 なので [CSV(カンマ 区 切 り)]でも 保 存 する その 際 注 意 の 表 示 が 2 度 ほどでるが すべて[OK] でよい [ 賢 早 くん]を 閉 じる 場 合 は 一 応 上 書 き 保 存 をしておく 2 検 索 した 銭 湯 の 住 所 をアドレスマッチング( 住 所 を 経 緯 度 に 変 換 )する 1) IE か Firefox を 立 ち 上 げ KG2kml と 入 力 し 検 索 する [AGtoKML-プレイスマーク 一 括 ソフト] のサイトを 開 く(http://homepage2.nifty.com/mohri/AG2KML_help.htm) 4
2) ページの 右 上 に[ 最 新 版 (Full)ダウンロード]リンクがあるだが そこをクリックすると 旧 バージョ ンのダウンロードになる そこで 最 新 版 のリンク 上 で 右 クリック [リンクの URL をコピーする]を 選 択 し 貼 り 付 ける 貼 り 付 け 右 クリック 3) [http://homepage2.nifty.com/mohri/app/ag2kml003b6.zip]と 表 示 されるので [AG2KML003b6] の 部 分 を AG2KML004b に 変 更 する 確 認 し [Enter]を 押 すと 次 のような 画 面 がでる ファイル 名 の 末 尾 が[~~/app/AG2KML004b.zip] であることを 確 認 し [ファイルを 保 存 する]にチェック [OK] をクリック [ 一 時 保 存 (Temp)]に 保 存 5
現 在 使 用 している 検 索 ブラウザ が Internet Explorer Google Chrome など Firefox 以 外 の 場 合 [http://homepage2.nifty.com/mohri/app/ag2kml004b.zip]と 直 接 入 力 する 4) 一 時 保 存 用 に zip ファイルが 保 存 してあることを 確 認 右 クリック [すべて 展 開 ] 展 開 する 場 所 が[D: temp AG2KML004b]であることを 確 認 し [ 展 開 ]をクリック 5) [AG2KML004b]フォルダ 内 に 次 のようにファイルがあるか 確 認 し [AG2KML.exe]のアイコンをダ ブルクリック [このソフトウェアを 実 行 しますか?]と 表 示 されるので [ 実 行 ] をクリック 6) 起 動 したことを 確 認 フォルダのアイコンをクリックすると [aml ファイルを 開 く][CSV ファイル を 開 く]と 表 示 されるので [CSV ファイルを 開 く]を 選 択 6
[コンピューター] [ローカルディスク(D;)] [Temp]から 前 行 程 で 保 存 した[ 銭 湯.csv]を 選 択 し [ 開 く]をクリック 7) 下 図 のように 表 示 されたことを 確 認 し 右 下 [すべての 住 所 を 検 索 ]をクリック 右 上 にゲージが 現 れるので 終 了 するまで 待 機 する 8) 検 索 が 終 わると 右 下 [Map を 表 示 ]にチェックを 入 れ Map が 現 れるので 対 象 のポイントまで 拡 大 してみる 例 えば [name]の[ 錦 温 泉 ]を 選 択 し ある 程 度 拡 大 していくと 錦 温 泉 の 表 示 が 地 図 上 で 確 認 でき このポイントは 正 しくポイントが 落 とされていることがわかる 7
上 の 十 字 カーソルで 移 動 +-で 縮 尺 を 統 制 で きる 基 本 操 作 は Google map と 同 じ ただし すべてが 正 確 にポイントを 落 とされているとは 限 らないので チェックをしていく 例 えば 田 辺 温 泉 を 選 択 すると 地 図 と 見 比 べて 少 しずれていることがわかる 表 示 されているポイントに カーソルを 合 わせ クリックを 押 したままでスライドさせ 動 かすことができる 正 しい 位 置 に 置 き 右 の[Map から LatLon 取 得 ]をクリック 正 しい 座 標 を 登 録 することができる 8
スライドさせ ただし 位 置 にポイントを 移 動 させる 位 置 を 確 認 して クリッ クすると 座 標 が 固 定 さ れる 9) 取 得 した 座 標 を 保 存 する 保 存 のアイコンをクリックし [CSV で 保 存 ]を 選 択 [ 一 時 保 存 用 ] [Temp] に 例 :ファイル 名 銭 湯 x と 入 力 し [ 保 存 ]をクリック 10) [Temp]に[ 銭 湯 x.csv] が 保 存 されているか 確 認 し ファイルを 開 き 座 標 が 入 力 されているか 確 9
認 する その 時 に[ 銭 湯 x.csv]のアイコンを 直 接 クリックし Excel のワークシートを 開 こうとすると 文 字 化 け が 起 こる 場 合 がある このような 時 には 1Excel の 新 規 ワークシートを 立 ち 上 げる 2[ファイル]から[ 開 く]を 選 択 す る ファイルを 開 く というウィンドウが 出 てきたら 右 下 の ファイル 形 式 を すべてのフ ァイル にする 3[Temp]より[ 銭 湯 x.csv]を 選 択 する 4[テキストファイル ウィザード-1/3]が 出 てくる データファイルの 形 式 は カンマやタブなどの 区 切 り 文 字 - 略 - にする [ 次 へ] 進 む 5[テキストファイル ウィザード-2/3]では 区 切 り 文 字 は タブ と カンマ にチェックを 入 れ る [ 次 へ] 進 む 6[テキストファイル ウィザード-3/3]では 列 のデータ 形 式 は 文 字 列 にチェックを 変 更 する [ 完 了 ]を 選 択 する 文 字 化 け の 無 いきれいな 表 が 表 示 される 次 にカーソルをシートの 左 隅 に 合 わせ クリックすることで 全 体 を 選 択 し [ 右 クリック] [コピー] を 選 択 前 工 程 で 保 存 した[ 銭 湯.xlsx] を 一 時 保 存 用 から 開 き [Sheet2]に 貼 り 付 ける シート 内 が 全 選 択 さ れている 状 態 のまま 列 A と 列 B の 間 の 線 にカーソルをあわせ カーソルが 矢 印 マークになるの で ダブルクリックをし 列 をそろえる(このとき 列 をそろえておかないと 次 の 工 程 で 正 しく 読 み 10
取 ることができない 場 合 がある) 列 をそろえたか 確 認 し 上 書 き 保 存 をし 開 いている[ 銭 湯 x.csv]と[ 銭 湯.xlsx]を 閉 じる 3Arc Map で 座 標 をポイントデータとして 表 示 し さらに Google Earth に 表 示 する 1) [スタート] [すべてのプログラム] [Arc GIS] [ Arc Map10]を 起 動 する 2)[データの 追 加 ] をクリック [フォルダに 接 続 ] をクリック [コンピューター] [ローカルディスク(D;)] [Temp] を 選 択 し [OK]をクリック [ 銭 湯.xlsx]をダブルクリック [Sheet2$]を 選 択 し [ 追 加 ]をクリックする 11
3) マップレイヤにデータが 追 加 されたか 確 認 し [Sheet2$] 上 で 右 クリック [ 開 く]を 選 択 データテーブルが 開 くので [lat] [lon]の 数 字 が 正 しく 表 示 されているか 確 認 する 4)テーブルを 一 度 閉 じ [Sheet2$] 上 で 右 クリック [XY データの 表 示 ]をクリック [XY データの 表 示 ] が 表 示 されるので X フィールドが[lon],Y フィールドが[lat]であることを 確 認 する [ 入 力 座 標 系 ]が 不 明 な 座 標 系 なので [ 編 集 ]をクリック 空 間 参 照 プロパティで[ 選 択 ] 座 標 系 の 参 照 で[ 日 本 周 辺 の 地 理 座 標 系 ] [ 日 本 測 地 系 2000(JGD 2000).prj]を 選 択 し [ 追 加 ] [ 適 用 ] [OK]をクリック [XY データの 表 示 ] 上 で lon lat 地 理 座 標 系 を 確 認 し [OK] をクリック デーブルに Object-ID フィールドがありません と 表 示 されるが [OK]をクリック 大 阪 市 内 の 銭 湯 ポイントデータが 出 力 される 12
5) 次 にデータをエクスポートし 編 集 できるようにする 追 加 されたレイヤ[Sheet2$イベント] 上 で 右 ク リック [データ] [データのエクスポート]をクリック 次 の 画 面 が 表 示 され エクスポートが[すべ てのフィーチャ] 座 標 系 が[レイヤソースと 同 じ 座 標 系 ]であることを 確 認 する 出 力 フィーチャクス はフォルダのアイコンをクリックし データの 保 存 場 所 を[Temp] 名 前 を osaka_sentou と 入 力 ファイルの 種 類 を[シェープファイル]にし [ 保 存 ]をクリック 出 力 フィーチャクラスをもう 一 度 確 認 し [OK]をクリック マップにレイヤとしてエクスポートデータを 追 加 しますか? と 表 示 される ので[はい]をクリックする もう 一 度 確 認 [OK]をクリックする 前 に D: Temp osaka_sentou.shp となっているか 確 認 次 のようにポイントデータが 表 示 される 13
6)[Arc Toolbox]を 起 動 し [ 変 換 ツール] [KML へ 変 換 ] [レイヤ KML(Layer to KML)]をダブルク リック 画 面 が 表 示 されたら レイヤは[osaka_sentou]を 選 択 出 力 ファイルはフォルダのアイコンをクリッ クし 保 存 する 場 所 を[Temp] 名 前 を 大 阪 市 銭 湯 ポイント と 入 力 出 力 スケールは 半 角 英 数 で 1 と 入 力 する 確 認 ができたら [OK]をクリックする レイヤは をクリックし [osaka_sentou]を 選 択 レイヤの 出 力 スケールは 半 角 数 字 の 1 に 注 意 変 換 作 業 が 始 まる レイヤの 変 換 が 終 了 すると 画 面 左 下 に 次 の 表 示 が 出 るので 確 認 する 14
7 [一保存用] [Temp]に[大阪市銭湯ポイント.kmz]が保存されているか確認 次にファイルをダブルク リックする Google Earth が起動し さきほどの銭湯のポイントが表示される 右クリック プロパティ マウスポインタを近づけ れば 表示される 上から 方位 移動 スケール であり 方位 角度を調整し 自由に見ま わすことができる ポイントが見えにくいときには 画面右の保留[osaka_sentou]上で右クリック プロパティをクリッ クすると 次の画面が出る ここをクリックすると アイ コンのプロパティが開く 15
縮尺でアイコンの大きさ 透過度でアイコンの透過度 下の欄でアイコンのデザイン を調整できる もともと Google Earth にある場所 データと照合して 正しくポイント を落とせていることが確認できる ポイントのアイコンにカーソルを重 ね クリックをすると Arc GIS での テーブルデータが表示される 16