AWS Toolkit for Eclipse 入門ガイド



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AWS Toolkit for Eclipse: 入 門 ガイド Copyright 2016 Amazon Web Services, Inc. and/or its affiliates. All rights reserved. Abstract Amazon Web Services を 使 用 する Java アプリケーションを AWS Toolkit for Eclipse で 開 発 デバッグ デプロイします Amazon's trademarks and trade dress may not be used in connection with any product or service that is not Amazon's, in any manner that is likely to cause confusion among customers, or in any manner that disparages or discredits Amazon. All other trademarks not owned by Amazon are the property of their respective owners, who may or may not be affiliated with, connected to, or sponsored by Amazon.

Table of Contents AWS Toolkit for Eclipse とは... 1 このガイドの 内 容... 1 アマゾン ウェブ サービスについて... 2 はじめに... 3 Toolkit for Eclipse の 前 提 条 件... 3 Toolkit for Eclipse をインストールする... 4 AWS アクセス 認 証 情 報 を 使 用 する... 6 AWS アクセスキーを 取 得 する... 6 Toolkit for Eclipse に AWS アクセスキーを 追 加 する... 7 Toolkit for Eclipse で 複 数 の AWS アカウントを 使 用 する... 8 AWS 認 証 情 報 ファイルの 場 所 を 変 更 する... 9 Amazon EC2 キーペアにプライベートキーを 関 連 付 ける... 10 AWS Toolkit for Eclipse の 基 礎... 12 AWS にアクセスする Java アプリケーションをビルドする... 12 Amazon Simple Queue Service サンプルをビルドして 実 行 する... 13 AWS Elastic Beanstalk を 使 用 してアプリケーションをデプロイする... 14 Travel Log アプリケーションをデプロイする... 15 AWS CloudFormation Template Editor を 使 用 する... 24 このセクションの 内 容... 24 テンプレートを 追 加 する テンプレートにアクセスする... 24 テンプレートをデプロイする... 27 テンプレートを 更 新 する... 33 テンプレートを 検 証 する... 38 命 名 により AWS リソースを 区 別 する... 39 AWS Explorer を 使 用 する... 42 AWS Explorer から Amazon DynamoDB を 使 用 する... 44 Amazon DynamoDB テーブルを 作 成 する... 44 Amazon DynamoDB テーブルをグリッドとして 表 示 する... 45 属 性 と 値 を 編 集 する... 46 Amazon DynamoDB テーブルのスキャンを 実 行 する... 47 Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタンスを 起 動 する... 48 AWS Explorer からセキュリティグループを 管 理 する... 52 新 しいセキュリティグループを 作 成 する... 52 セキュリティグループにアクセス 許 可 を 追 加 する... 53 Amazon S3 バケットを 表 示 および 編 集 する... 54 Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 および 編 集 する... 55 Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 する... 55 Amazon SNS 通 知 を 表 示 および 追 加 する... 56 Amazon SNS 通 知 を 表 示 する... 56 Amazon SNS 通 知 を 追 加 する... 57 Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)に 接 続 する... 58 Identity and Access Management... 59 IAM ユーザーを 作 成 する... 60 IAM グループを 作 成 する... 61 IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 する... 62 IAM ユーザーの 認 証 情 報 を 管 理 する... 64 IAM ロールを 作 成 します... 67 ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシーをアタッチする... 70 パスワードポリシーを 設 定 する... 73 その 他 のリソース... 74 ドキュメント 履 歴... 75 iii

このガイドの 内 容 AWS Toolkit for Eclipse とは Abstract Eclipse Java 統 合 開 発 環 境 (IDE) 用 のオープンソースのプラグインである AWS Toolkit for Eclipse の 使 用 を 開 始 し ます AWS Toolkit for Eclipse は Eclipse 統 合 開 発 環 境 (IDE) 用 のオープンソースのプラグインです Toolkit により Amazon Web Services を 使 用 する Java アプリケーションの 開 発 デバッグ デプロイが 簡 単 になります 以 下 の 機 能 が Eclipse IDE に 追 加 されます AWS SDK for Java(Toolkit for Eclipse の 一 部 としてインストールされます) AWS Explorer(Amazon Web Services へのインターフェイスであり Eclipse 環 境 内 から AWS リ ソースを 管 理 できるようになります) AWS Elastic Beanstalk デプロイおよびデバッグツール AWS CloudFormation Template Editor 複 数 の AWS アカウントのサポート Important Toolkit for Eclipse は 無 償 で 使 用 できますが AWS 請 求 対 象 リソースの 作 成 または 使 用 (Amazon EC2 インスタンスの 実 行 や Amazon S3 ストレージの 使 用 など)には AWS 料 金 が 発 生 する 場 合 があります AWS Simple Monthly Calculator を 使 用 して さまざまな AWS リソースの 料 金 を 見 積 もることができます トピック このガイドの 内 容 (p. 1) アマゾン ウェブ サービスについて (p. 2) このガイドの 内 容 このガイドは 以 下 の 章 に 分 かれています はじめに (p. 3) この 章 では AWS Toolkit for Eclipse を 入 手 インストール セットアップする 方 法 に 関 する 情 報 を 提 供 します 1

アマゾン ウェブ サービスについて AWS Toolkit for Eclipse の 基 礎 (p. 12) この 章 では Toolkit for Eclipse を 使 用 して Eclipse IDE で AWS アプリケーションを 開 発 するため の 一 般 的 なガイダンスを 提 供 します AWS Explorer を 使 用 する (p. 42) この 章 では Toolkit for Eclipse の AWS Explorer を 使 用 してさまざまな AWS サービス (DynamoDB Amazon EC2 Amazon S3 など)を 操 作 するための 具 体 的 なガイダンスを 提 供 し ます その 他 のリソース (p. 74) この 章 では AWS Toolkit for Eclipse について 説 明 されたその 他 のリソースに 関 する 情 報 を 提 供 し ます ドキュメント 履 歴 (p. 75) この 章 では このガイドに 対 する 主 な 変 更 に 関 する 詳 細 を 提 供 します 新 たに 追 加 されたセクショ ンやトピックス 大 幅 に 改 訂 されたトピックはここで 示 しています アマゾン ウェブ サービスについて アマゾン ウェブ サービス(AWS)は 開 発 者 がアプリケーションの 開 発 時 に 利 用 できるデジタルイン フラストラクチャサービスの 集 合 体 です サービスには 演 算 能 力 ストレージ データベース アプ リケーション 同 期 (メッセージングとキューイング)があります AWS は 従 量 制 サービスモデルを 採 用 しています 料 金 が 発 生 するのは ユーザー(すなわちユーザのアプリケーション)が 実 際 に 使 用 し たサービスの 分 のみです また AWS をプロトタイプと 実 験 用 のプラットフォームとして 利 用 しやす くするために AWS には 無 料 利 用 枠 も 用 意 されています この 枠 では サービスを 利 用 しても 一 定 の レベル 以 下 であれば 無 料 です AWS のコストと 無 料 利 用 枠 に 関 する 詳 細 については 無 料 利 用 枠 に よる AWS のテスト を 参 照 してください AWS アカウントを 取 得 するには AWS ホームページを 開 き [Sign Up] をクリックします 2

Toolkit for Eclipse の 前 提 条 件 AWS Toolkit for Eclipse の 使 用 を 開 始 する Abstract Toolkit for Eclipse をインストールして 設 定 する 方 法 について 説 明 します このセクションでは AWS Toolkit for Eclipse の 使 用 を 開 始 する 方 法 (Toolkit for Eclipse をインストー ルして 設 定 する 方 法 など) について 説 明 します トピック AWS Toolkit for Eclipse をインストールして 使 用 するための 前 提 条 件 (p. 3) AWS Toolkit for Eclipse をインストールする (p. 4) Amazon Web Services アクセス 認 証 情 報 を 使 用 する (p. 6) Amazon EC2 キーペアにプライベートキーを 関 連 付 ける (p. 10) AWS Toolkit for Eclipse をインストールして 使 用 す るための 前 提 条 件 Abstract AWS Toolkit for Eclipse をインストールして 使 用 するための 前 提 条 件 を 示 します Toolkit for Eclipse には 以 下 の 前 提 条 件 があります Amazon Web Services アカウント - AWS アカウントを 取 得 するには AWS のホームページにアク セスし [Sign Up Now] をクリックします サインアップにより AWS のすべてのサービスを 使 用 できるようになります サポートされているオペレーティングシステム - Toolkit for Eclipse は Windows Linux, OS X, or Unix でサポートされています Java 1.6 以 降 Eclipse IDE for Java Developers 3.6 以 降 - Eclipse IDE for Java EE Developers 4.3( Kepler ) を 使 用 することをお 勧 めします 3

Toolkit for Eclipse をインストールする Enterprise Edition(EE)には Eclipse Web Tools Platform(WTP)と Eclipse Data Tools Platform (DTP)が 含 まれています WTP は Amazon Elastic Block Store の 機 能 に 必 要 で DTP は Amazon SimpleDB の 機 能 に 必 要 です WTP と DTP は 個 別 にインストールすることもできます ( 必 要 に 応 じて)Google Android Development Tools(ADT) - Toolkit for Eclipse での AWS Mobile SDK for Android のサポートには Toolkit for Eclipse のインストール 前 に ADT がインストールされ ている 必 要 があります これらの 前 提 条 件 を 満 たしたら AWS Toolkit for Eclipse をインストール (p. 4)できます AWS Toolkit for Eclipse をインストールする Abstract Eclipse のユーザーインターフェイスを 使 用 して AWS Toolkit for Eclipse をインストールする 方 法 について 説 明 し ます Eclipse のユーザーインターフェイスを 使 用 して Toolkit for Eclipse をインストールできます Eclipse のユーザーインターフェイスを 使 用 して AWS ウェブサイトから Toolkit for Eclipse を インストールするには 1. Eclipse を 起 動 します 2. [Help] をクリックし [Install New Software] をクリックします 3. [Work with] ボックスに http://aws.amazon.com/eclipse と 入 力 し Enter キーを 押 しま す 4. 表 示 されたリストで [AWS Toolkit for Eclipse] を 展 開 します 5. [AWS Toolkit for Eclipse] の 横 にあるチェックボックスをオンにします 4

Toolkit for Eclipse をインストールする Important Mobile SDK for Android のサポートには Toolkit for Eclipse のインストール 前 に Google Android Development Tools(ADT)がインストールされている 必 要 があります ADT が インストールされていない 場 合 は [ AWS Mobile SDK for Android] チェックボックスをオ フにします オフにしないと インストールエラーが 発 生 します 6. [Next] をクリックし Eclipse ウィザードによって 表 示 される 残 りのインストール 手 順 に 従 います AWS Toolkit for Eclipse をセットアップしたら AWS 認 証 情 報 を 設 定 (p. 6)する 必 要 があります 5

AWS アクセス 認 証 情 報 を 使 用 する Amazon Web Services アクセス 認 証 情 報 を 使 用 す る Abstract AWS Toolkit for Eclipse で 使 用 する AWS 認 証 情 報 にアクセスしてその 情 報 をインストールする 方 法 について 説 明 します Toolkit for Eclipse で Amazon Web Services にアクセスするには AWS アカウントの 認 証 情 報 を 使 用 して Toolkit for Eclipse を 設 定 する 必 要 があります アクセスキーを 使 用 して Toolkit for Eclipse から 管 理 者 自 身 のアカウントへのアクセスが 許 可 されるだけなく AWS へのウェブサービスリクエストが 署 名 されます ウェブサービスリクエストが 署 名 されるため 許 可 されたプログラムのみがそのような リクエストを 行 えるようになります また 各 ウェブサービスリクエストにアクセスキーが 関 連 付 けら れるため AWS は 料 金 請 求 の 目 的 でサービスの 利 用 状 況 を 追 跡 できます トピック AWS アクセスキーを 取 得 する (p. 6) Toolkit for Eclipse に AWS アクセスキーを 追 加 する (p. 7) Toolkit for Eclipse で 複 数 の AWS アカウントを 使 用 する (p. 8) AWS 認 証 情 報 ファイルの 場 所 を 変 更 する (p. 9) AWS アクセスキーを 取 得 する アクセスキー ID とシークレットアクセスキーを 取 得 するには アクセスキーはアクセスキー ID と 秘 密 アクセスキーからなり AWS に 対 するプログラムによるリクエ ストに 署 名 するときに 使 用 されます アクセスキーがない 場 合 は AWS マネジメントコンソール を 使 用 して 作 成 することができます Note アクセスキーを 作 成 するには 必 要 な IAM アクションを 実 行 するアクセス 許 可 が 必 要 です 詳 細 については IAM ユーザーガイド の パスワードポリシーと 認 証 情 報 を 管 理 する IAM ユーザーアクセス 許 可 の 付 与 を 参 照 してください 1. IAM コンソールを 開 きます 2. ナビゲーションペインで [Users] を 選 択 します 3. IAM のユーザー 名 (チェックボックスではありません) を 選 択 します 4. [Security Credentials] タブを 選 択 し 次 に [Create Access Key] を 選 択 します 5. アクセスキーを 参 照 するには [Show User Security Credentials] を 選 択 します 認 証 情 報 は 以 下 の ようになります アクセスキー ID:AKIAIOSFODNN7EXAMPLE シークレットアクセスキー: wjalrxutnfemi/k7mdeng/bpxrficyexamplekey 6. [Download Credentials] を 選 択 し 安 全 な 場 所 にキーを 保 存 します 秘 密 キーは AWS マネジメントコンソール ではもう 確 認 できなくなります コピーは 1 つだけで す アカウントを 保 護 するために 秘 密 キーは 内 緒 にしておき メールでも 送 信 しないでください また 所 属 している 組 織 外 にこの 情 報 を 公 開 してはいけません もし AWS または Amazon.com 6

Toolkit for Eclipse に AWS アクセスキーを 追 加 する を 名 乗 る 人 物 から 問 い 合 わせがあった 場 合 でも この 情 報 は 開 示 しないでください Amazon のス タッフまたは 関 係 者 がこの 情 報 を 尋 ねることは 決 してありません 関 連 トピック IAM とは 何 ですか? (IAM ユーザーガイド) AWS セキュリティ 認 証 情 報 (AWS General Reference) Toolkit for Eclipse に AWS アクセスキーを 追 加 する Toolkit for Eclipse では AWS アクセスキーの 検 出 と 使 用 に AWS CLI および AWS Java SDK と 同 じ システムが 利 用 されます そのため Eclipse IDE で 入 力 したアクセスキーは ホームディレクトリの.aws サブディレクトリにある 共 有 AWS 認 証 情 報 ファイル(credentials)に 保 存 されています Note 認 証 情 報 ファイルの 場 所 を 変 更 できます このファイルの 場 所 の 設 定 については AWS 認 証 情 報 ファイルの 場 所 を 変 更 する (p. 9) を 参 照 してください AWS CLI を 使 用 して AWS 認 証 情 報 をすでに 設 定 している 場 合 Toolkit for Eclipse ではそれらの 認 証 情 報 が 自 動 的 に 検 出 されて 使 用 されます AWS CLI の 使 用 方 法 の 詳 細 については AWS Command Line Interface ユーザーガイド を 参 照 してください Toolkit for Eclipse に AWS アクセスキーを 追 加 するには 1. Eclipse の [Preferences] ダイアログボックスを 開 き サイドバーで [AWS Toolkit] をクリックしま す 2. [Access Key ID] ボックスに アクセスキー ID を 入 力 するか 貼 り 付 けます 3. [Secret Access Key] ボックスに シークレットアクセスキーを 入 力 するか 貼 り 付 けます 4. [Apply] または [OK] をクリックして アクセスキー 情 報 を 格 納 します ここで 示 しているのは 設 定 されているデフォルト 認 証 情 報 のセットの 例 です 7

Toolkit for Eclipse で 複 数 の AWS アカウントを 使 用 する Toolkit for Eclipse で 複 数 の AWS アカウントを 使 用 する [Preferences] ダイアログボックスで 複 数 の AWS アカウントの 情 報 を 追 加 できます 複 数 のアカウン トがあると 便 利 なのは たとえば 開 発 用 とリリース/ 公 開 用 にリソースを 区 別 して 開 発 者 と 管 理 者 に 提 供 する 場 合 です AWS 認 証 情 報 の 各 セットは Toolkit for Eclipse に AWS アクセスキーを 追 加 する (p. 7) で 説 明 し ている 共 有 AWS 認 証 情 報 ファイルにプロファイルとして 保 存 されています 設 定 したプロファイルは すべて [AWS Toolkit Preferences Global Configuration] 画 面 の 上 部 にあるドロップダウンボックスに [Default Profile] と 表 示 されます アクセスキーの 新 しいセットを 追 加 するには 1. Eclipse の [Preferences] ダイアログボックスの [AWS Toolkit Preferences] 画 面 で [Add profile] を クリックします 8

AWS 認 証 情 報 ファイルの 場 所 を 変 更 する 2. [Profile Details] セクションに 新 しいアカウント 情 報 を 追 加 します [Profile Name] でわかりやすい 名 前 を 選 択 し [Access Key ID] と [Secret Access Key] ボックスに アクセスキー 情 報 を 入 力 します 3. [Apply] または [OK] をクリックして アクセスキー 情 報 を 格 納 します 必 要 な AWS アカウント 情 報 のセットの 数 だけ この 手 順 を 繰 り 返 すことができます AWS アカウント 情 報 をすべて 入 力 したら [Default Profile] ドロップダウンでアカウントのいずれかを 選 択 することで デフォルトのアカウントを 選 択 します AWS Explorer に デフォルトのアカウント に 関 連 付 けられているリソースが 表 示 されます Toolkit for Eclipse で 新 しいアプリケーションを 作 成 すると 設 定 したデフォルトのアカウントの 認 証 情 報 がそのアプリケーションに 使 用 されます Note AWS リソースを 区 別 する 別 の 方 法 については 命 名 により AWS リソースを 区 別 する (p. 39) を 参 照 してください AWS 認 証 情 報 ファイルの 場 所 を 変 更 する [Toolkit for Eclipse Preferences] 画 面 を 使 用 して Toolkit で 認 証 情 報 の 保 存 とロードに 使 用 される 場 所 を 変 更 できます AWS 認 証 情 報 ファイルの 場 所 を 設 定 するには [AWS Toolkit Preferences] ダイアログボックスで [Credentials file location] セクションを 見 つけ AWS 認 証 情 報 を 保 存 するファイルのパス 名 を 入 力 します 9

Amazon EC2 キーペアにプライベートキーを 関 連 付 ける Important ネットワーク 共 有 ディレクトリやソース 管 理 対 象 プロジェクトに AWS 認 証 情 報 を 保 存 しない ことを 強 くお 勧 めします AWS アクセスキーは 厳 重 に 管 理 してください Amazon EC2 キーペアにプライベートキーを 関 連 付 ける Toolkit for Eclipse により AWS から Amazon EC2 キーペアを 取 得 できます ただし それらのキーペ アを Toolkit for Eclipse で 使 用 するには キーペアにプライベートキーを 関 連 付 ける 必 要 があります Toolkit for Eclipse で Amazon EC2 キーペアを 表 示 し キーペアにプライベートキーを 関 連 付 けるには 1. Eclipse の [Preferences] ダイアログボックスを 開 き サイドバーで [AWS Toolkit] の 横 にある 三 角 形 をクリックすると Toolkit for Eclipse 設 定 の 追 加 のカテゴリが 表 示 されます 2. [Key Pairs] を 選 択 します Eclipse によってキーペアのスクロール 可 能 なリストが 表 示 されます キーペアの 横 に 赤 い X があ る 場 合 そのキーペアを 使 用 するには キーペアにプライベートキーを 関 連 付 ける 必 要 がありま す 10

Amazon EC2 キーペアにプライベートキーを 関 連 付 ける 3. キーペアを 右 クリックし コンテキストメニューの [Select Private Key File] を 選 択 します 4. プライベートキーファイルに 移 動 し そのファイルを 選 択 してキーペアに 関 連 付 けます 11

AWS にアクセスする Java アプリケーションをビルドする AWS Toolkit for Eclipse の 基 礎 Abstract Toolkit for Eclipse を 使 用 して 一 般 的 な AWS 開 発 作 業 を 行 う 方 法 について 説 明 します この 章 では AWS Toolkit for Eclipse で 一 般 的 な 開 発 作 業 を 行 う 方 法 について 説 明 します トピック AWS Toolkit for Eclipse で Amazon Web Services にアクセスする Java アプリケーションをビルド する (p. 12) AWS Elastic Beanstalk を 使 用 してアプリケーションをデプロイする (p. 14) AWS CloudFormation Template Editor for Eclipse を 使 用 する (p. 24) 命 名 により AWS リソースを 区 別 する (p. 39) AWS Toolkit for Eclipse で Amazon Web Services にアクセスする Java アプリケーションをビルドす る Abstract AWS リソースにアクセスするローカル Java アプリケーションをビルドする 方 法 について 説 明 します このセクションでは AWS Toolkit for Eclipse を 使 用 して AWS リソースにアクセスするローカル Java アプリケーションをビルドして 実 行 します AWS Toolkit for Eclipse には AWS SDK for Java と 多 数 の Java サンプルプログラムが 付 属 していま す Toolkit for Eclipse により これらのサンプルのいずれも 簡 単 にビルドして 実 行 できます Java で の AWS アプリケーションのビルドと 実 行 に Toolkit for Eclipse がどのように 役 立 つかを 示 すために AmazonSimpleQueueService サンプルを 使 用 します Toolkit for Eclipse に 付 属 している AWS Explorer は 実 行 中 の Amazon SQS キューの 表 示 に 使 用 できます 12

Amazon Simple Queue Service サンプルをビルドして 実 行 する Note すべてのサンプルのリストと SDK for Java の 詳 細 について AWS SDK for Java 開 発 者 ガイ ド の AWS SDK for Java コードサンプル を 参 照 してください Amazon Simple Queue Service サンプルをビルドし て 実 行 する Amazon Simple Queue Service サンプルをビルドして 実 行 するには 1. Eclipse のツールバーで [AWS] アイコンをクリックし [New AWS Java Project] をクリックしま す 表 示 されるダイアログボックスで [Project name] ボックスにプロジェクトの 名 前 を 入 力 し [Amazon Simple Queue Service Sample] を 選 択 します [Finish] をクリックします 2. サンプルアプリケーションが Project Explorer に 表 示 されます プロジェクトのツリービューを 展 開 します [src] ノードの 下 で SimpleQueueService.java ソースファイルをダブルクリックして Eclipse エディターペインで 開 きます 以 下 の 行 を 見 つけます System.out.println("Receiving messages from MyQueue.\n"); エディターペインの 左 余 白 で 右 クリックし [Toggle Breakpoint] を 選 択 します 3. Project Explorer でプロジェクトノード(この 例 では myjavasqsapp )を 右 クリックします 次 に [Debug As Debug Configurations] をクリックします [Debug Configurations] ダイアログ ボックスで [Java Application] ノードの 下 にある SQS アプリケーションを 選 択 し [Debug] をク リックします 13

AWS Elastic Beanstalk を 使 用 してアプリケーションをデプ ロイする 4. アプリケーションがブレークポイントで 停 止 したら Eclipse によって [Debug] パースペクティブ に 切 り 替 えるかどうかを 尋 ねられます [No] をクリックします [Debug] パースペクティブに AWS Explorer は 含 まれません 代 わりに AWS Explorer に 移 動 し [Amazon SQS] ノードを 展 開 します [MyQueue] をダブルク リックすると Java クライアントアプリケーションによって 作 成 されたキューの 内 容 が 表 示 され ます 5. F8 キーを 押 すと Java クライアントアプリケーションは 実 行 を 継 続 し 正 常 に 終 了 します AWS Explorer で 表 示 を 更 新 すると [MyQueue] キューがなくなっていることがわかります アプリケー ションが 終 了 前 にキューを 削 除 したためです Note このサンプルアプリケーションを 再 び 実 行 する 場 合 は 次 の 実 行 までに 60 秒 以 上 待 つ 必 要 が あります Amazon SQS では キューを 削 除 してからその 同 じ 名 前 のキューを 作 成 するまでに 60 秒 以 上 かかるためです AWS Elastic Beanstalk を 使 用 してアプリケーショ ンをデプロイする Abstract Toolkit for Eclipse で AWS Elastic Beanstalk サービスを 使 用 してウェブアプリケーションをデプロイする 方 法 につ いて 説 明 します このセクションでは AWS Toolkit for Eclipse で AWS Elastic Beanstalk サービスを 使 用 して AWS に ウェブアプリケーションをデプロイします AWS Toolkit for Eclipse には Toolkit のいくつかの 機 能 を さまざまに 試 すことのできるサンプルアプリケーション(Travel Log)が 付 属 しています ここでは デプロイするウェブアプリケーションとして Travel Log を 使 用 します AWS Elastic Beanstalk の 詳 細 については AWS Elastic Beanstalk 開 発 者 ガイド を 参 照 してください AWS Elastic Beanstalk アプリケーションのデプロイに 加 えて AWS Toolkit for Eclipse ではそれらのア プリケーションのデバッグも 可 能 です 詳 細 については AWS Elastic Beanstalk 開 発 者 ガイド の リモートデバッグに 関 するセクションを 参 照 してください AWS Elastic Beanstalk から AWS Toolkit for Eclipse にデプロイするときには 使 用 する Java コンパイ ラのバージョンを 1.6 に 設 定 する 必 要 があります Eclipse Toolkit でこの 設 定 を 行 うには まず 以 下 の 順 に 選 択 します Window Preferences Java Compiler 14

Travel Log アプリケーションをデプロイする その 後 [Compiler compliance level] を [1.6] に 設 定 します Travel Log アプリケーションをデプロイする Travel Log アプリケーションをデプロイするには 1. Eclipse のツールバーで [AWS] アイコンをクリックし [New AWS Java Web Project] をクリック します [New AWS Java Web Project] ダイアログボックスの [Start from] 領 域 で [Travel Log - Sample Java Web Application] を 選 択 し [Project name] ボックスにプロジェクト 名 ( mytravellog など)を 入 力 します [Finish] をクリックします Toolkit によってプロジェ クトが 作 成 され Project Explorer に 表 示 されます Project Explorer が Eclipse で 表 示 されていない 場 合 は [Window] メニューの [Show View] をクリッ クし [Project Explorer] を 選 択 します AWS のリージョンとサンプルの 言 語 を 設 定 する [New AWS Java Web Project] ダイアログボックスで アプリケーションを 実 行 するリージョンと して [US East] または [Asia Pacific] のいずれかを 選 択 できます 15

Travel Log アプリケーションをデプロイする デプロイメントのリージョンは アプリケーションを 実 行 する 同 じリージョン( 先 ほど 設 定 )に 設 定 する 必 要 があります Travel Log サンプルは 英 語 版 と 日 本 語 版 が 用 意 されています ダイアログボックスから 目 的 の 言 語 を 選 択 します 2. Project Explorer で mytravellog アプリケーションを 右 クリックし [Run As Run on Server] を クリックします [Run on Server] ダイアログボックスで [Manually define a new server] を 選 択 し サーバーのリストで [AWS Elastic Beanstalk for Tomcat 7] を 選 択 します [Server's host name] ボッ クスにサーバーのホスト 名 ( TravelLogServer など)を 入 力 します 最 後 に [Always use this server when running this project] を 選 択 します [Next] をクリックします 16

Travel Log アプリケーションをデプロイする 3. 以 下 に 示 している [Run On Server] ダイアログボックスで アプリケーション 名 ( mytravellogapp など)と 環 境 名 ( mytravellogenv など)を 入 力 します [Next] を クリックします 4. [Run On Server Advanced configuration] ダイアログボックスで アプリケーションのデプロイメ ント 用 に 追 加 のパラメーターを 指 定 できます Deploy with a key pair アプリケーションをホストする Amazon EC2 インスタンスに SSH を 使 用 して 接 続 するには このオプションを 選 択 します Amazon EC2 インスタンスに 接 続 することで デプロイしたア プリケーションをサーバーのコンテキストで 検 査 できます AWS Elastic Beanstalk によって アプリケーションは Tomcat webapps ディレクトリの ROOT サブディレクトリにデプロイされ ます 以 下 に 例 を 示 します /opt/tomcat7/webapps/root ダイアログボックスに 既 存 のキーペアのリストが 表 示 されます キーペアの 横 に X が 表 示 さ れている 場 合 は そのキーペアのプライベートキーファイルを 指 定 する 必 要 があります キー ペアを 右 クリックし コンテキストメニューの [Select Private Key File] を 選 択 し プライベー トキーファイルに 移 動 します コンテキストメニューから 使 用 する 新 しいキーペアを 作 成 したり 表 示 されたキーペアのい ずれかを 削 除 したりもできます SSL certificate Id アプリケーションに SSL 証 明 書 が 必 要 な 場 合 は AWS Identity and Access Management(IAM) サービスに 格 納 されている 証 明 書 の Amazon Resource Name(ARN)をこのボックスで 指 定 します 証 明 書 のアップロード 方 法 証 明 書 の ARN の 入 手 方 法 の 詳 細 については IAM のド キュメントの サーバー 証 明 書 の 作 成 アップロード 削 除 を 参 照 してください Assign CNAME to new server AWS Elastic Beanstalk によって 返 されるアプリケーションサーバーのドメイン 名 のプレフィッ クスを このボックスで 指 定 します CNAME プレフィックスを 指 定 しない 場 合 指 定 した 環 17

Travel Log アプリケーションをデプロイする 境 名 が AWS Elastic Beanstalk によってサーバーのドメイン 名 のプレフィックスとして 使 用 さ れます Application health check URL この URL が AWS Elastic Beanstalk によって 定 期 的 に 確 認 されて アプリケーションがアク ティブであるかどうかが 評 価 されます Email address for notifications このテキスト 領 域 に E メールアドレスを 指 定 した 場 合 AWS Elastic Beanstalk によって ア プリケーションのデプロイの 進 行 状 況 についての 通 知 が その E メールアドレスに 送 信 され ます Use incremental deployment] を 選 択 して 増 分 デプロイメントを 使 用 する 場 合 アプリケーションを 初 めてデプロイすると すべてのア プリケーションファイルがサーバーにコピーされます 以 降 アプリケーションの 一 部 のファ イルを 更 新 して 再 デプロイした 場 合 は 変 更 されたファイルのみがコピーされるため 再 デプ ロイメントにかかる 時 間 が 短 くなる 可 能 性 があります 増 分 デプロイメントを 使 用 しない 場 合 再 デプロイメントのたびにアプリケーションのすべてのファイルがサーバーにコピーされ ます ファイルが 変 更 されたかどうかには 関 係 ありません 増 分 デプロイメントを 使 用 するに は このチェックボックスをオンにします IAM ロール このダイアログボックスには IAM ロールを 選 択 するオプションが 用 意 されています IAM ロールにより アプリケーションやサービスは 一 時 的 なセキュリティ 認 証 情 報 を 使 用 して AWS リソースにアクセスできるようになります たとえば アプリケーションで DynamoDB へのアクセスが 必 要 な 場 合 は AWS セキュリティ 認 証 情 報 を 使 用 して API リクエストを 送 信 する 必 要 があります アプリケーションはこれらの 一 時 的 なセキュリティ 認 証 情 報 を 使 用 する ため Amazon EC2 インスタンスに 長 期 的 な 認 証 情 報 を 保 存 したり 認 証 情 報 のローテーショ ンのたびに Amazon EC2 インスタンスを 更 新 したりする 必 要 はありません また AWS Elastic Beanstalk には Amazon S3 に 対 してログをローテーションするための IAM ロールが 必 要 で す [IAM role] リストには AWS Elastic Beanstalk 環 境 に 使 用 できるロールが 表 示 されます IAM ロールがない 場 合 は [Use the default role] を 選 択 できます この 場 合 AWS Elastic Beanstalk によってデフォルトの IAM ロールが 作 成 され ログのローテーションを 許 可 するように Amazon S3 バケットポリシーが 更 新 されます IAM ロールを 使 用 しないように 選 択 した 場 合 は ログ をローテーションするためのアクセス 権 限 を AWS Elastic Beanstalk に 与 える 必 要 がありま す 手 順 については カスタムインスタンスプロファイルの 使 用 を 参 照 してください ロ グのローテーションの 詳 細 については AWS Elastic Beanstalk でコンテナを 設 定 する を 参 照 してください AWS Elastic Beanstalk での IAM ロールの 使 用 方 法 の 詳 細 については AWS Elastic Beanstalk で IAM ロールを 使 用 する を 参 照 してください デプロイメントに 使 用 する 認 証 情 報 には デフォルトの IAM ロールを 作 成 するためのアクセ ス 許 可 が 必 要 です 18

Travel Log アプリケーションをデプロイする アプリケーションに 該 当 するパラメーターをすべて 指 定 したら [Next] をクリックします 5. [Run On Server Add and Remove] ダイアログボックスで アプリケーションのデプロイメントに 対 してリソースを 追 加 / 削 除 できます ダイアログボックスの 左 側 に ワークスペース 内 のリソー スが 表 示 されます [Add] [Remove] [Add All] [Remove All] のボタンを 使 用 して デプロイメ ントに 対 してリソースを 追 加 / 削 除 します 19

Travel Log アプリケーションをデプロイする 6. AWS にアプリケーションをデプロイする 前 に [Version Label] を 設 定 できるダイアログボックス が Toolkit によって 表 示 されます AWS Toolkit によって 現 在 の 時 刻 に 基 づいて 一 意 なバージョン ラベルが 生 成 されます このデフォルトのバージョンラベルをそのまま 使 用 して [OK] をクリッ クします 7. アプリケーションのデプロイ 中 Toolkit によって 進 行 状 況 を 示 すメッセージが 表 示 されます 8. デプロイメントが 完 了 したら Eclipse エディターペインに 以 下 の 画 像 が 表 示 されます これは Amazon EC2 インスタンスで 現 在 実 行 されている Travel Log アプリケーションのユーザーインター フェイスです 20

Travel Log アプリケーションをデプロイする Travel Log アプリケーションをホストする Amazon EC2 インスタンスはパブリックインターネッ トで 実 行 されています 先 ほどの 画 像 に 示 されているアプリケーションの URL をコピーし 一 般 的 なウェブブラウザーに 貼 り 付 けると Travel Log の UI が 表 示 されます 9. 自 分 用 のアカウントを 作 成 します 次 に [New Journal] を 選 択 して 新 しい 旅 行 日 記 を 作 成 するか [Sample Journal] を 選 択 して Travel Log のサンプル 旅 行 日 記 をロードします 21

Travel Log アプリケーションをデプロイする 10. 旅 行 日 記 にサインインし 新 しいエントリを 作 成 します 新 しいエントリの [Save] ボタンが 表 示 されるまで 下 へのスクロールが 必 要 な 場 合 があります 22

Travel Log アプリケーションをデプロイする 自 分 のアカウントと 旅 行 日 記 エントリを 使 用 して AWS Toolkit for Eclipse のその 他 の 機 能 をさまざ まに 試 してみます 11. ここまでの 手 順 が 完 了 したら ブラウザーウィンドウを 閉 じます その 後 AWS に 対 する 料 金 が 発 生 しないように Travel Log アプリケーションをシャットダウンします アプリケーションを シャットダウンするには Eclipse の [Servers] ビューに 移 動 し 環 境 ノード(この 例 では MyEnv )を 右 クリックして [Stop] をクリックします Eclipse の [Servers] ビューが 表 示 されていない 場 合 は [Window] メニューをクリックし [Show View Other] をクリックします 23

AWS CloudFormation Template Editor を 使 用 する AWS CloudFormation Template Editor for Eclipse を 使 用 する Abstract AWS CloudFormation Template Editor を 使 用 して Eclipse IDE から 直 接 スタックを 作 成 および 更 新 し JSON 形 式 とコンテンツルールを 検 証 します AWS Toolkit for Eclipse には AWS CloudFormation Template Editor が 組 み 込 まれています 以 下 の 機 能 がサポートされています Eclipse IDE から 直 接 現 在 編 集 中 のテンプレートに 基 づいてスタックを 作 成 および 更 新 する 機 能 テンプレートが JSON の 形 式 とコンテンツルールに 準 拠 していることを 検 証 する 機 能 このセクションでは AWS CloudFormation Template Editor で 一 般 的 なタスクを 実 行 する 手 順 につい て 説 明 します このセクションの 内 容 テンプレートを 追 加 する テンプレートにアクセスする (p. 24) テンプレートをデプロイする (p. 27) テンプレートを 更 新 する (p. 33) テンプレートを 検 証 する (p. 38) Eclipse プロジェクトに AWS CloudFormation テンプ レートを 追 加 する テンプレートにアクセスする Abstract Eclipse プロジェクトに AWS CloudFormation テンプレートを 追 加 する 手 順 テンプレートにアクセスする 手 順 に ついて 説 明 します Eclipse プロジェクトに AWS CloudFormation テンプレートを 追 加 するには 1. システムのファイルマネージャーでプロジェクトに 追 加 するテンプレートを 見 つけ プロジェクト の [Package Explorer] ウィンドウにドラッグします 24

テンプレートを 追 加 する テンプレートにアクセスする 25

テンプレートを 追 加 する テンプレートにアクセスする 2. プロジェクトにファイルを 追 加 する 方 法 を 選 択 し [OK] をクリックします Eclipse プロジェクトの AWS CloudFormation テンプレートにアクセスするには Package Explorer でテンプレート 名 をダブルクリックすると ファイルの 編 集 が 始 まります 26

テンプレートをデプロイする Note 拡 張 子 が.template または.json のファイルには AWS CloudFormation Template Editor が 自 動 的 に 使 用 されます ファイルが AWS CloudFormation テンプレートとして 自 動 的 に 認 識 さ れない 場 合 は エディターを 選 択 できます そのためには Package Explorer でそのファイル 名 をダブルクリックするか ファイルがロードされたエディターウィンドウで 右 クリックして [Open With] [AWS CloudFormation Template Editor] の 順 に 選 択 します Eclipse から AWS CloudFormation テンプレートをデ プロイする Abstract Eclipse IDE から AWS CloudFormation テンプレートをデプロイする 手 順 について 説 明 します Note 現 時 点 では 拡 張 子 が.template のファイルのみを Eclipse IDE から 起 動 できます ファイ ルに.json のような 別 の 拡 張 子 が 付 いている 場 合 この 機 能 を 使 用 するには まず 拡 張 子 を.template に 変 更 する 必 要 があります Eclipse から AWS CloudFormation テンプレートをデプロイするには 1. AWS CloudFormation.template ファイルを AWS CloudFormation Template Editor で 開 いた 状 態 で( 詳 細 については テンプレートを 追 加 する テンプレートにアクセスする (p. 24) を 参 照 ) そのテンプレートを 右 クリックし コンテキストメニューで [Run on AWS] [Create Stack] の 順 に 選 択 します 27

テンプレートをデプロイする 2. [Create New CloudFormation Stack] ダイアログボックスで [Stack Name] フィールドにスタック 名 を 入 力 します テンプレートファイルは [Template File] フィールドで 自 動 的 に 選 択 されていま す 28

テンプレートをデプロイする 3. 以 下 のオプションのいずれかを 選 択 します(いずれも 選 択 しない 場 合 もあります) SNS Topic - スタックの 進 行 状 況 についての 通 知 を 受 信 するには リストから 既 存 の SNS トピッ クを 選 択 するか ボックスに E メールアドレスを 入 力 して [Create New Topic] をクリックする ことで 新 しいトピックを 作 成 します Creation Timeout - AWS CloudFormation でスタックが 作 成 されてから 失 敗 と 宣 言 されるまでに ([Rollback on failure] チェックボックスをオンにしている 場 合 は ロールバックされるまでに) 許 可 する 時 間 を 選 択 します Rollback on failure - スタックが 失 敗 時 にロールバック( 自 動 的 に 削 除 )されるようにする 場 合 は このチェックボックスをオンにします デバッグの 目 的 で スタックが 起 動 に 失 敗 したとし てもアクティブのままになるようにする 場 合 は このチェックボックスをオフのままにします 4. [Next] をクリックして パラメーター 値 の 入 力 を 続 行 します 29

テンプレートをデプロイする 5. スタックにパラメーターがある 場 合 は 次 にそれらの 値 を 入 力 します 定 義 済 みの 値 のリストが 表 示 されるパラメーターの 場 合 は そのリストから 値 を 選 択 できます 6. [Finish] をクリックすると スタックの 起 動 が 始 まります 30

テンプレートをデプロイする スタックの 起 動 中 [AWS Explorer] ビューで [AWS CloudFormation] ノードの 下 にあるスタック 名 をダ ブルクリックするか スタック 名 を 右 クリックしてコンテキストメニューの [Open in Stack Editor] を 選 択 することで スタックのステータスを 表 示 できます 31

テンプレートをデプロイする 32

テンプレートを 更 新 する Note 起 動 したスタックを AWS Explorer で 表 示 できない 場 合 は [AWS Explorer] ビューの 上 部 にあ る [Refresh AWS Explorer] アイコンをクリックすることで ビューを 手 動 で 更 新 する 必 要 があ ります Eclipse で AWS CloudFormation テンプレートを 更 新 する Abstract Eclipse から AWS CloudFormation テンプレートを 更 新 する 手 順 について 説 明 します Eclipse から AWS CloudFormation テンプレートを 更 新 するには 1. AWS CloudFormation.template ファイルを AWS CloudFormation Template Editor で 開 いた 状 態 で( 詳 細 については テンプレートを 追 加 する テンプレートにアクセスする (p. 24) を 参 照 ) そのテンプレートを 右 クリックし コンテキストメニューで [Run on AWS] [Update Stack] の 順 に 選 択 します 2. [Update CloudFormation Stack] ダイアログボックスで [Stack Name] にスタック 名 が 自 動 的 に 選 択 されています( 選 択 されていない 場 合 は スタック 名 を 選 択 します) また [Template File] フィールドにテンプレートファイルも 自 動 的 に 選 択 されています 33

テンプレートを 更 新 する 3. 以 下 のオプションのいずれかを 選 択 します(いずれも 選 択 しない 場 合 もあります) SNS Topic - スタックの 進 行 状 況 についての 通 知 を 受 信 するには リストから 既 存 の SNS トピッ クを 選 択 するか ボックスに E メールアドレスを 入 力 して [Create New Topic] をクリックする ことで 新 しいトピックを 作 成 します Creation Timeout - AWS CloudFormation でスタックが 作 成 されてから 失 敗 と 宣 言 されるまでに ([Rollback on failure] チェックボックスをオンにしている 場 合 は ロールバックされるまでに) 許 可 する 時 間 を 選 択 します Rollback on failure - スタックが 失 敗 時 にロールバック( 自 動 的 に 削 除 )されるようにする 場 合 は このチェックボックスをオンにします デバッグの 目 的 で スタックが 起 動 に 失 敗 したとし てもアクティブのままになるようにする 場 合 は このチェックボックスをオフのままにします 34

テンプレートを 更 新 する 4. [Next] をクリックして パラメーター 値 の 入 力 を 続 行 します 5. スタックにパラメーターがある 場 合 は 次 にそれらの 値 を 入 力 します 定 義 済 みの 値 のリストが 表 示 されるパラメーターの 場 合 は そのリストから 値 を 選 択 できます 6. [Finish] をクリックすると スタックの 更 新 が 始 まります 35

テンプレートを 更 新 する スタックの 更 新 中 [AWS Explorer] ビューで [AWS CloudFormation] ノードの 下 にあるスタック 名 をダ ブルクリックするか スタック 名 を 右 クリックしてコンテキストメニューの [Open in Stack Editor] を 選 択 することで スタックのステータスを 表 示 できます 36

テンプレートを 更 新 する 37

テンプレートを 検 証 する Eclipse で AWS CloudFormation テンプレートを 検 証 する Abstract Eclipse プロジェクトに 対 して AWS CloudFormation テンプレートを 検 証 する 手 順 について 説 明 します Eclipse で AWS CloudFormation テンプレートを 検 証 するには 以 下 のいずれかのアクションを 実 行 します [Package Explorer] ビューでテンプレート 名 を 右 クリックし コンテキストメニューの [Validate] をクリックします エディターペインで 編 集 中 のテンプレートを 右 クリックし コンテキストメニューの [Validate] をクリックします 38

命 名 により AWS リソースを 区 別 する Note テンプレートは JSON の 正 確 性 についてのみ 検 証 されます AWS CloudFormation の 正 確 性 に ついては 検 証 されません そのため 検 証 されたスタックテンプレートでも 起 動 や 更 新 に 失 敗 することがあります 命 名 により AWS リソースを 区 別 する Abstract 命 名 規 則 を 使 用 して 開 発 用 と 本 稼 働 用 の AWS リソースを 区 別 します 新 しい 製 品 や 機 能 の 開 発 中 開 発 用 と 本 稼 働 用 の AWS リソースを 区 別 すると 便 利 です この 区 別 のた めの 1 つの 方 法 は AWS アクセス 認 証 情 報 を 使 用 する (p. 6) で 説 明 しているように 開 発 用 の リソースと 本 稼 働 用 のリソースで 異 なるアカウントを 使 用 することです その 方 法 が AWS Explorer の 使 用 時 に 特 に 適 しているのは AWS Explorer ではアカウント 認 証 情 報 に 基 づいてリソースが 表 示 され るためです このセクションでは 命 名 規 則 を 使 用 して 開 発 用 と 本 稼 働 用 のリソースを 区 別 する 別 の 方 法 として 命 名 規 則 のサポートをコードに 実 装 する 方 法 について 説 明 します 基 本 的 な 考 え 方 は 指 定 した 文 字 列 値 をリソース 名 に 追 加 することにより Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットや Amazon SimpleDB ドメインなどの AWS リソースを 区 別 するという ものです たとえば Amazon SimpleDB ドメインに customers という 名 前 を 付 ける 代 わりに 開 発 用 には customers-dev 本 稼 働 用 には customer-prod という 名 前 を 付 けます ただし 開 発 コードを 本 稼 働 環 境 に 移 行 する 必 要 がある 場 合 は 問 題 が 発 生 します 移 行 時 点 で これらのすべての 文 字 列 の 変 更 が 必 要 になります 多 くの 場 合 大 量 のグローバル 検 索 と 置 換 のオペレーションが 必 要 にな ります このようなオペレーションは 面 倒 であり エラーの 原 因 になる 可 能 性 があります より 効 率 的 な 方 法 となるのは 命 名 規 則 のサポートをコードに 追 加 することです Travel Log サンプルアプリケー ションでは このサポートを 示 しています Travel Log には StageUtils クラスを 実 装 する StageUtils.java という 名 前 の Java ファイルが 含 ま れています StageUtils クラスは 以 下 のメソッドを 公 開 します public static String getresourcesuffixforcurrentstage() 39

命 名 により AWS リソースを 区 別 する getresourcesuffixforcurrentstage メソッドは リソースが 使 用 されているソフトウェアライフ サイクルでの 段 階 に 相 当 する 文 字 列 ( dev beta prod など)を 返 します この 文 字 列 は コードで 使 用 されるリソース 識 別 子 に 付 加 できます Travel Log アプリケーションは getresourcesuffixforcurrentstage を 使 用 してリソース 名 を 生 成 します たとえば Travel Log の 以 下 のメソッド gettopicname は Amazon SNS トピックの 一 意 の 名 前 を 返 します getresourcesuffixforcurrentstage からの 戻 り 値 をこの 名 前 にどのように 埋 め 込 んでいるかに 注 目 してください private String gettopicname (Entry entry) { return "entry" + StageUtils.getResourceSuffixForCurrentStage() + "-" + entry.getid(); } getresourcesuffixforcurrentstage によって 返 される 値 は Java システムプロパティ application.stage から 取 得 されます AWS Elastic Beanstalk のコンテナ 設 定 でシステムプロパティ を 設 定 することで この 値 を 指 定 できます Note AWS Toolkit for Eclipse では コンテナ 設 定 にアクセスするために AWS Elastic Beanstalk ア プリケーションが 稼 働 している 必 要 があります 設 定 を 変 更 して 保 存 すると このアプリケー ションは 新 しい 設 定 で 自 動 的 に 再 起 動 されます AWS Elastic Beanstalk アプリケーションの [Container/JVM Options] パネルにアクセスするに は 1. AWS Explorer で [AWS Elastic Beanstalk] ノードとアプリケーションノードを 展 開 します 2. アプリケーションノードの 下 で AWS Elastic Beanstalk 環 境 をダブルクリックします 3. [Overview] ペインの 下 部 にある [Configuration] タブをクリックします 4. [Container] 領 域 で コンテナオプションを 設 定 します 5. [Additional Tomcat JVM command line options] ボックスで -D コマンドラインオプションを 追 加 することで application.stage システムプロパティの 値 を 指 定 します たとえば 以 下 の 構 文 を 使 用 して 文 字 列 値 として -beta を 指 定 できます -Dapplication.stage=beta 指 定 した 文 字 列 値 には 常 に getresourcesuffixforcurrentstage によってハイフン 文 字 が 自 動 的 に 付 加 されます 40

命 名 により AWS リソースを 区 別 する 6. システムプロパティの 値 を 追 加 した 後 [File] メニューをクリックし [Save] をクリックします Eclipse によって 新 しい 設 定 が 保 存 されます アプリケーションが 自 動 的 に 再 起 動 されます Eclipse エディターの 下 部 にある [Events] タブで 新 しい 設 定 が 環 境 に 正 常 にデプロイされたことを 示 す イベントを 確 認 できます 7. アプリケーションの 再 起 動 後 AWS Explorer で [Amazon SimpleDB] ノードを 展 開 します 指 定 し た 文 字 列 値 を 使 用 する 一 連 のドメインが 表 示 されています コンテナの 設 定 の 詳 細 については AWS Elastic Beanstalk 開 発 者 ガイド を 参 照 してください 41

AWS Explorer を 使 用 する Abstract Eclipse ユーザーインターフェイスに AWS Explorer を 追 加 すると 複 数 のアマゾン ウェブ サービスにまたがる ビューを 表 示 できるようになります AWS Toolkit for Eclipse の Eclipse ユーザーインターフェイスに AWS Explorer を 追 加 すると 複 数 の Amazon Web Services にまたがるビューを 表 示 できるようになります AWS Explorer では 以 下 の サービスがサポートされています Amazon Simple Notification Service(Amazon SNS) Amazon Simple Storage Service(Amazon S3) Amazon Simple Queue Service(Amazon SQS) Amazon SimpleDB Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2) AWS Elastic Beanstalk Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) AWS Explorer を 表 示 するには ツールバーで AWS アイコンをクリックし [Show AWS Explorer View] を 選 択 します 42

Note AWS アイコンがツールバーに 表 示 されていない 場 合 は [Window] メニューをクリックし [Open Perspective Other] をクリックします Eclipse のパースペクティブのリストで [AWS Management] をクリックします AWS Explorer で 各 ノードを 展 開 すると AWS アカウントに 関 連 付 けられているリソースが 表 示 されま す たとえば [Amazon EC2] ノードの 左 側 にある 白 い 三 角 形 をクリックすると AWS アカウントに 関 連 付 けられている Amazon EC2 リソースが 展 開 されて 表 示 されます AWS Toolkit for Eclipse によっ て 表 示 されるリソースは AWS アクセス 認 証 情 報 を 使 用 する (p. 6) で 設 定 した AWS アカウント によって 決 まります Amazon EC2 のサブノードのいずれかをダブルクリックすると Eclipse によってビューが 開 き それ らのリソースの 詳 細 情 報 が 表 示 されます たとえば [Instances] をダブルクリックすると ビューが 開 き 各 Amazon EC2 インスタンスの 情 報 (パブリック DNS 名 アベイラビリティーゾーン 起 動 時 間 など)が 表 示 されます 以 下 のセクションでは AWS Explorer を 使 用 してさまざまなサービスの 操 作 を 行 います トピック AWS Explorer から Amazon DynamoDB を 使 用 する (p. 44) Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタンスを 起 動 する (p. 48) AWS Explorer からセキュリティグループを 管 理 する (p. 52) Amazon S3 バケットを 表 示 および 編 集 する (p. 54) Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 および 編 集 する (p. 55) Amazon SNS 通 知 を 表 示 および 追 加 する (p. 56) Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)に 接 続 する (p. 58) Identity and Access Management (p. 59) 43

AWS Explorer から Amazon DynamoDB を 使 用 する AWS Explorer から Amazon DynamoDB を 使 用 す る Abstract Toolkit for Eclipse の AWS Explorer から 拡 張 性 と 可 用 性 に 優 れた 非 リレーショナルデータベースサービスである DynamoDB を 使 用 します Amazon DynamoDB は 拡 張 性 と 可 用 性 に 優 れた 費 用 効 果 の 高 い 高 速 な 非 リレーショナルデータ ベースサービスです Amazon DynamoDB により データストレージに 対 して 低 いレイテンシーと 予 測 可 能 なパフォーマンスを 維 持 しながら 従 来 の 拡 張 性 の 限 界 を 排 除 できます AWS Toolkit for Eclipse には 開 発 の 場 面 で Amazon DynamoDB の 操 作 を 行 う 機 能 が 用 意 されています Amazon DynamoDB の 詳 細 については AWS のウェブサイトでその 詳 細 のページを 参 照 してください AWS Toolkit for Eclipse の AWS Explorer では アクティブな AWS アカウントに 関 連 付 けられている すべての Amazon DynamoDB テーブルが 表 示 されます Amazon DynamoDB テーブルを 作 成 する Toolkit for Eclipse を 使 用 して 新 しい Amazon DynamoDB テーブルを 作 成 できます AWS Explorer で 新 しいテーブルを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [Amazon DynamoDB] を 右 クリックし [Create Table] をクリックします [Create New DynamoDB Table] ウィザードが 表 示 されます 2. [Table name] ボックスにテーブル 名 を 入 力 します 3. [Hash key attribute] ボックスにプライマリハッシュキー 属 性 を 入 力 し [Hash key type] ドロップダ ウンリストでハッシュキータイプを 選 択 します Amazon DynamoDB によって プライマリキー 属 性 を 使 用 するハッシュインデックス(ソートなし)が 生 成 され 必 要 に 応 じて レンジプライマ リキー 属 性 を 使 用 するレンジインデックス(ソートあり)が 生 成 されます プライマリハッシュ キー 属 性 の 詳 細 については Amazon DynamoDB 開 発 者 ガイド の プライマリキー を 参 照 してください 44

Amazon DynamoDB テーブルをグリッドとして 表 示 する 4. 必 要 に 応 じて [Use a range key] を 選 択 することで レンジプライマリキーを 指 定 します [Range key attribute] ボックスにレンジキー 属 性 を 入 力 し [Range key type] ドロップダウンリストでレン ジキータイプを 選 択 します 5. [Read capacity units] ボックスに 読 み 込 みキャパシティーユニット 数 を 指 定 し [Write capacity units] ボックスに 書 き 込 みキャパシティーユニット 数 を 指 定 します 読 み 込 みキャパシティーユニット 数 として 3 以 上 書 き 込 みキャパシティーユニット 数 として 5 以 上 の 値 を 指 定 する 必 要 があります 読 み 込 みおよび 書 き 込 みキャパシティーユニットの 詳 細 については Amazon DynamoDB 開 発 者 ガイド の Amazon DynamoDB のプロビジョンドスループット を 参 照 してください 6. [Finish] をクリックすると テーブルが 作 成 されます AWS Explorer で 更 新 ボタンをクリックする と テーブルリストに 新 しいテーブルが 表 示 されます Amazon DynamoDB テーブルをグリッドとして 表 示 する いずれかの Amazon DynamoDB テーブルのグリッドビューを 開 くには AWS Explorer でテーブルに 対 応 するサブノードをダブルクリックします グリッドビューで テーブルに 格 納 されている 項 目 属 性 値 を 表 示 できます 各 行 は テーブル 内 の 項 目 に 対 応 しています 各 列 は テーブル 内 の 属 性 に 対 応 しています グリッドビューの 各 セルには その 項 目 のその 属 性 に 関 連 付 けられている 値 が 表 示 され ます 属 性 の 値 は 文 字 列 または 数 字 です 文 字 列 または 数 字 のセットになる 場 合 もあります セット 値 は 角 かっこで 囲 まれたカンマ 区 切 りのリストとして 表 示 されます 45

属 性 と 値 を 編 集 する 属 性 と 値 を 編 集 する テーブルのグリッドビューは 編 集 可 能 です セルをダブルクリックすることで 項 目 の 対 応 する 属 性 の 値 を 編 集 できます セット 値 の 属 性 の 場 合 は セットの 個 々の 値 を 追 加 したり 削 除 したりできます 編 集 UI では 属 性 の 値 を 変 更 するだけでなく 属 性 の 値 の 形 式 を 変 更 することもできます(ただし いくつかの 制 限 はあります) たとえば 任 意 の 数 値 を 文 字 列 値 に 変 換 できます 文 字 列 値 があり そ の 内 容 が 125 などの 数 字 である 場 合 は 編 集 UI により 値 の 形 式 を 文 字 列 から 数 字 に 変 換 できます また 編 集 UI により 1 つの 値 をセット 値 に 変 換 することもできます ただし 一 般 的 に セット 値 から 46

Amazon DynamoDB テーブルのスキャンを 実 行 する 1 つの 値 に 変 換 することはできません その 例 外 として セット 値 の 値 が 実 際 は 1 つしかない 場 合 は 1 つの 値 に 変 換 できます セット 値 の 編 集 時 [Edit Values] ダイアログボックスが 開 きます 属 性 値 の 編 集 後 変 更 を 確 定 するに は [Save set] をクリックします 変 更 を 破 棄 する 場 合 は [Cancel] をクリックします 変 更 の 確 定 後 属 性 値 は 赤 で 表 示 されます これは 属 性 は 更 新 されたが 新 しい 値 が Amazon DynamoDB データベースにまだ 書 き 込 み 直 されていないことを 示 します Amazon DynamoDB に 変 更 を 書 き 込 み 直 すには [File] をクリックして [Save] をクリックするか キーボードの Ctrl+S を 押 します 変 更 を 破 棄 するには [Scan Table] をクリックし スキャン 前 に 変 更 を 確 定 するかどうか Toolkit によって 尋 ねられたら [No] をクリックします Amazon DynamoDB テーブルのスキャンを 実 行 する Toolkit から Amazon DynamoDB テーブルのスキャンを 実 行 できます スキャンでは 定 義 した 一 連 の 条 件 に 一 致 したテーブルの 項 目 がすべて 返 されます スキャンはワークロードの 高 いオペレーション であるため テーブルに 対 する 優 先 度 の 高 い 本 稼 働 トラフィックが 中 断 されないように 注 意 して 使 用 する 必 要 があります スキャンオペレーションを 安 全 に 使 用 するための 推 奨 事 項 については Amazon DynamoDB 開 発 者 ガイド を 参 照 してください AWS Explorer から Amazon DynamoDB テーブルのスキャンを 実 行 するには 1. グリッドビューで [Add scan condition] をクリックします 新 しいスキャン 句 の 編 集 UI が 表 示 さ れます 2. スキャン 句 の 編 集 UI で 一 致 元 になる 属 性 一 致 の 方 法 ([Begins With] [Contains] など) 一 致 先 になるリテラル 値 の 形 式 ( 文 字 列 または 数 字 )を 指 定 します 3. 検 索 での 必 要 に 応 じてスキャン 句 を 追 加 します スキャンによってすべてのスキャン 句 の 条 件 に 一 致 する 項 目 のみが 返 されます スキャンでは 文 字 列 値 に 対 する 一 致 を 調 べるときに 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 されます 4. グリッドビューの 上 部 にあるボタンバーで 緑 の 再 生 ボタンをクリックして スキャンを 実 行 しま す 47

Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタ ンスを 起 動 する スキャン 句 を 削 除 するには 各 句 の 左 側 にある 赤 い X をクリックします すべての 項 目 が 表 示 されたテーブルのビューに 戻 るには AWS Explorer で [Amazon DynamoDB] をダ ブルクリックします スキャン 結 果 をページ 分 割 する ビューの 上 部 には 3 つのボタンがあります 2 番 目 のボタンをクリックすると スキャン 結 果 がページ 分 割 されます スキャン 結 果 を CSV にエクスポートする 1 番 右 のボタンをクリックすると 現 在 のスキャンの 結 果 が CSV ファイルにエクスポートされます Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタンスを 起 動 する Abstract Toolkit for Eclipse で Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタンスを 起 動 する 方 法 について 説 明 します このセクションでは Toolkit for Eclipse で Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタ ンスを 起 動 する 方 法 について 説 明 します EC2 インスタンスの 起 動 前 に セキュリティグループを 作 48

Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタ ンスを 起 動 する 成 し そのインスタンスに 接 続 するアプリケーションに 適 したネットワークトラフィックをそのグルー プに 許 可 する 必 要 があります 最 低 でも セキュリティグループにはポート 22 上 のアクセスを 有 効 に して EC2 インスタンスへの SSH 接 続 を 許 可 する 必 要 があります キーペアの 作 成 が 必 要 になること もありますが キーペアは 起 動 ウィザードでも 作 成 できます さらに いずれのタイプのインスタンス がアプリケーションに 適 しているかを 検 討 する 必 要 があります EC2 インスタンスは 通 常 高 機 能 な タイプになるほど 料 金 が 高 くなります インスタンスのタイプと 料 金 表 については AWS のウェブサ イトにアクセスしてください Amazon EC2 インスタンスを 起 動 するには 1. AWS Explorer で [Amazon EC2] ノードを 展 開 します [Amazon Machine Image (AMI)] サブノー ドを 右 クリックし [Open EC2 AMIs View] を 選 択 します 2. この 例 で 使 用 する AMI が 表 示 されるように [AMIs] ビューを 設 定 します フィルターボックスに start ebs と 入 力 します これにより AMI のリストがフィルタリングされて 名 前 に start と ebs の 両 方 を 含 む AMI のみが 表 示 されます [amazon/getting-started-with-ebs] AMI を 右 クリックし コンテキストメニューの [Launch] を 選 択 します 3. [Launch EC2 Instance] ダイアログボックスで アプリケーション 用 に AMI を 設 定 します Number of Hosts 起 動 する EC2 インスタンスの 数 にこの 値 を 設 定 します インスタンスタイプ 起 動 する EC2 インスタンスのタイプを 選 択 します インスタンスのタイプと 料 金 表 について は AWS のウェブサイトにアクセスしてください 49

Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタ ンスを 起 動 する アベイラビリティーゾーン インスタンスを 起 動 するアベイラビリティーゾーン(AZ)を 選 択 します リージョンによっ ては 使 用 できない AZ があります 選 択 した AZ が 使 用 できない 場 合 は Toolkit によって 別 の AZ を 選 択 するように 求 めるメッセージが 表 示 されます AZ の 詳 細 については Amazon Elastic Compute Cloud ユーザーガイド の リージョンとアベイラビリティーゾーンに 関 す るよくある 質 問 を 参 照 してください キーペア キーペアは パブリックとプライベートの 暗 号 化 キーのセットであり EC2 インスタンスに SSH で 接 続 するときにユーザーの 認 証 に 使 用 されます プライベートキーに 対 するアクセス 許 可 のあるキーペアを 選 択 します セキュリティグループ セキュリティグループを 使 用 して EC2 インスタンスに 許 可 するネットワークトラフィック のタイプを 制 御 します セキュリティグループにはポート 22 上 の 受 信 トラフィックを 有 効 に して EC2 インスタンスへの SSH 接 続 を 許 可 する 必 要 があります Toolkit を 使 用 してセキュ リティグループを 作 成 する 方 法 については AWS Explorer からセキュリティグループを 管 理 する (p. 52) を 参 照 してください インスタンスプロファイル インスタンスプロファイルは IAM ロールの 論 理 コンテナです インスタンスプロファイルを 選 択 するとき 対 応 する IAM ロールを EC2 インスタンスに 関 連 付 けます IAM ロールには 特 定 の AWS サービスとアカウントリソースへのアクセスを 指 定 するポリシーを 設 定 します EC2 インスタンスを IAM ロールに 関 連 付 けると インスタンスで 実 行 されるアプリケーショ ンソフトウェアには IAM ロールに 指 定 したアクセス 許 可 が 付 与 されます これにより アプ リケーションソフトウェアはそれ 自 体 の AWS 認 証 情 報 を 指 定 しなくても 実 行 可 能 になり よ り 安 全 になります IAM ロールの 詳 細 については IAM の 使 用 の ロールを 使 用 する を 参 照 してください [User Data] ユーザーデータは EC2 インスタンスで 実 行 されるアプリケーションソフトウェアに 渡 すデー タです アプリケーションソフトウェアは Instance Meta Data Service(IMDS) 経 由 でこの データにアクセスできます 50

Amazon Machine Image (AMI) から Amazon EC2 インスタ ンスを 起 動 する 4. [Finish] をクリックします 5. AWS Explorer で [Amazon EC2] ノードの 下 の [Instances] サブノードを 右 クリックし [Open EC2 Instances View] を 選 択 します EC2 インスタンスが [EC2 Instances] ビューに 表 示 されます インスタンスが [running] ステータ スになるまでに 数 分 かかることがあります インスタンスが 実 行 中 になったら インスタンスを 右 クリックすると インスタンスに 対 して 実 行 できるオペレーションのコンテキストメニューが 表 示 されます たとえば このメニューからインスタンスを 終 了 できます インスタンスのパブリック DNS アドレスをコピーすることもできます このアドレスを 使 用 してインスタンスに SSH で 接 続 します 51

AWS Explorer からセキュリティグループを 管 理 する AWS Explorer からセキュリティグループを 管 理 す る Abstract Toolkit for Eclipse で Amazon EC2 インスタンス 用 にセキュリティグループを 作 成 および 設 定 する 方 法 について 説 明 します AWS Toolkit for Eclipse では Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス 用 にセキュ リティグループを 作 成 および 構 成 できます Amazon EC2 インスタンスの 起 動 時 関 連 付 けるセキュ リティグループを 指 定 する 必 要 があります セキュリティグループは 受 信 ネットワークトラフィックに 対 するファイアウォールのような 役 割 を 果 た します セキュリティグループでは Amazon EC2 インスタンスに 許 可 する 受 信 ネットワークトラ フィックのタイプを 指 定 します また 特 定 の IP アドレスまたは 他 の 指 定 したセキュリティグループ からのみの 受 信 トラフィックを 許 可 するように 指 定 することもできます 新 しいセキュリティグループを 作 成 する このセクションでは 新 しいセキュリティグループを 作 成 します 作 成 後 の 初 期 状 態 では セキュリ ティグループでいずれのアクセス 許 可 も 設 定 されていません アクセス 許 可 の 設 定 はこの 後 のオペレー ションで 扱 います 新 しいセキュリティグループを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [Amazon EC2] ノードの 下 にある [Security Groups] を 右 クリックし [Open EC2 Security Groups View] をクリックします 2. [EC2 Security Groups] タブの 左 側 のペインで 右 クリックし [New Group] をクリックします 3. ダイアログボックスで 新 しいセキュリティグループの 名 前 と 説 明 を 入 力 します [OK] をクリッ クします 52

セキュリティグループにアクセス 許 可 を 追 加 する セキュリティグループにアクセス 許 可 を 追 加 する このセクションでは 他 のコンピューターが Secure Shell (SSH) プロトコルを 使 用 して Amazon EC2 インスタンスに 接 続 するためのアクセス 権 限 を 新 しいセキュリティグループに 追 加 します セキュリティグループにアクセス 許 可 を 追 加 するには 1. [EC2 Security Groups] タブの 右 側 のペインで 右 クリックし [Add Permissions] をクリックします 2. ダイアログボックスで [Protocol, port and network] を 選 択 します [Protocol] ドロップダウンメ ニューの [TCP] をクリックします [Port or Port Range] に 22 と 入 力 します ポート 22 は SSH の 標 準 ポートです [Network Mask] ボックスに 許 可 する 送 信 元 IP アドレスを CIDR 形 式 で 指 定 します デフォルトでは 0.0.0.0/0 に 指 定 されており セキュリティグループはいずれの 外 部 IP ア ドレスからのポート 22(SSH)への TCP 接 続 も 許 可 します さらに たとえばローカルコンピューターのサブネット 内 のコンピューターからのみの 接 続 を 許 可 するように 指 定 することもできます この 場 合 /10 の 前 にローカルコンピューターの IP アド レスを 指 定 します たとえば xxx.xxx.xxx.xxx/10 と 指 定 します ここで xxx はローカル コンピューターの IP アドレスを 構 成 する 個 別 のオクテット 値 に 対 応 しています [OK] をクリックします また ユーザー ID とセキュリティグループ 名 を 指 定 することで セキュリティグループにアクセス 許 可 を 設 定 することもできます この 場 合 このセキュリティグループの Amazon EC2 インスタンスは 指 定 したセキュリティグループの Amazon EC2 インスタンスからのすべての 受 信 ネットワークトラ フィックを 許 可 します また セキュリティグループ 名 を 特 定 するためにユーザー ID も 指 定 する 必 要 があります セキュリティグループ 名 はすべての AWS 間 で 一 意 であるとは 限 らないためです セキュ リティグループの 詳 細 については EC2 のドキュメントを 参 照 してください 53

Amazon S3 バケットを 表 示 および 編 集 する Amazon S3 バケットを 表 示 および 編 集 する Abstract Toolkit for Eclipse を 使 用 して Amazon S3 のバケットとオブジェクトに 対 するアクセス 許 可 を 表 示 および 編 集 する 手 順 について 説 明 します AWS Toolkit for Eclipse を 使 用 して Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) でバケットとオブ ジェクトのアクセス 権 限 を 表 示 および 編 集 できます バケットはコンピューターファイルシステム 内 の フォルダーとほぼ 同 等 バケット 内 のオブジェクトはファイルとほぼ 同 等 と 考 えてください このセク ションでは AWS Toolkit for Eclipse を 使 用 して AWS Elastic Beanstalk を 使 用 してアプリケーショ ンをデプロイする (p. 14) でデプロイした Travel Log アプリケーションに 関 連 付 けられているバケッ トを 表 示 します AWS Elastic Beanstalk でアプリケーションをデプロイするには アプリケーションが.war(ウェブアー カイブ)ファイルの 形 式 であることが 必 要 です デプロイ 時 Elastic Beanstalk によって Amazon S3 バケットに.war ファイルのコピーが 保 存 されます Travel Log アプリケーションをデプロイしたとき Travel Log の.war ファイルは Amazon S3 に 保 存 されています.war ファイルはアプリケーションの シャットダウン 後 も Amazon S3 に 残 ります Toolkit for Eclipse を 使 用 して その Amazon S3 バケッ トを 表 示 します 1. AWS Toolkit for Eclipse で [AWS Explorer] タブをクリックします [AWS Explorer] が 表 示 されて いない 場 合 は ツールバーの AWS アイコンをクリックし [Open AWS Management Perspective] をクリックします 2. Amazon S3 ノードの 左 側 にある 矢 印 をクリックして 関 連 付 けられている Amazon S3 バケット を 表 示 します Eclipse エディターペインで Amazon S3 バケットのいずれかをダブルクリックし て バケットの 詳 細 ビューを 表 示 します 3. Eclipse エディターで [Edit Bucket ACL] をクリックして Amazon S3 バケット 全 体 に 対 するアク セス 権 限 を 設 定 します また.war ファイルオブジェクトのいずれかを 右 クリックしてコンテキ ストメニューを 表 示 し そのメニューからオブジェクトに 対 する 具 体 的 なアクセス 許 可 を 設 定 した り オブジェクトを 削 除 したりできます 54

Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 および 編 集 する Note Amazon S3 に 保 存 されている 複 数 の.war ファイルが 表 示 される 場 合 があります Travel Log を 複 数 回 デプロイする 場 合 は AWS Elastic Beanstalk によってデプロイのたびに.war ファイルのバージョン 付 きインスタンスが 作 成 されます 各.war ファイルのサフィックス として 使 用 されるシーケンス 番 号 は デプロイプロセス 中 に 指 定 するバージョンラベルで す Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 および 編 集 する Abstract Toolkit for Eclipse 用 に AWS アカウントに 関 連 付 けられている Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 および 編 集 する 方 法 について 説 明 します AWS Explorer から AWS アカウントに 関 連 付 けられている Amazon SimpleDB ドメインのいずれかを 表 示 できます これらのドメインに 対 しては 表 示 するだけでなく クエリを 実 行 して 編 集 することもで きます Travel Log アプリケーションは Amazon SimpleDB ドメインを 使 用 して その 旅 行 日 記 のデータを 記 録 します たとえば ユーザーと 旅 行 日 記 エントリの 両 方 がドメインに 格 納 されます このセクション では AWS Explorer を 使 用 してこれらのドメインの 操 作 を 行 います Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 する Travel Log アプリケーションのユーザーを 記 録 する Amazon SimpleDB ドメインを 表 示 するには 1. AWS Explorer で [Amazon SimpleDB] ノードの 左 側 にある 三 角 形 をクリックします これによ り ノードが 展 開 され Travel Log アプリケーションによって 使 用 されるすべてのドメインが 表 示 されます [TravelLog-User] ドメインをダブルクリックします AWS Toolkit for Eclipse で Eclipse エディターにドメインのビューが 表 示 されます 2. ドメインのビューでは Eclipse エディターの 上 半 分 に クエリによって 取 得 されるレコードが 表 示 されます クエリを 実 行 してドメインからレコードを 取 得 するには その 上 に 表 示 されている 三 角 形 をクリックします 3. 表 示 されたクエリはいずれの 部 分 も 編 集 可 能 です 別 のクエリを 試 してみて 取 得 される 内 容 を 確 認 します Amazon SimpleDB クエリ 言 語 の 詳 細 については Amazon SimpleDB 開 発 者 ガイド を 参 照 してください 4. クエリによって 返 されるレコードのリストで 任 意 のフィールドをクリックすると 省 略 記 号 (...) ボタンが 表 示 されます フィールドの 値 を 編 集 したり 変 更 したりするには 省 略 記 号 ボタンをク 55

Amazon SNS 通 知 を 表 示 および 追 加 する リックします たとえば 以 前 に 作 成 したアカウントのパスワードを 変 更 してから ブラウザーで Travel Log のインスタンスに 戻 って 新 しいパスワードでサインインできます Amazon SNS 通 知 を 表 示 および 追 加 する Abstract アプリケーションに 関 連 付 けられている Amazon SNS トピックを Toolkit for Eclipse で 追 加 および 表 示 する 手 順 に ついて 説 明 します AWS Toolkit for Eclipse を 使 用 して アプリケーションに 関 連 付 けられている Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックを 表 示 できます Amazon SNS は 指 定 したイベントの 発 生 時 にアプ リケーションから E メールなどのプロトコルを 使 用 して 通 知 を 送 信 できるサービスです Amazon SNS の 詳 細 については Amazon SNS のドキュメントを 参 照 してください Travel Log サンプルアプリケーションでは ユーザーは 旅 行 日 記 エントリにコメントした 場 合 に その エントリについての 以 降 のコメントの 通 知 をリクエストできます これらの 通 知 は Amazon SNS を 使 用 して 実 装 されます Amazon SNS 通 知 を 表 示 する 以 下 のプロセスでは Travel Log アプリケーションに 関 連 付 けられているトピックを 使 用 して Amazon SNS 通 知 を 表 示 する 方 法 を 例 として 示 しています Travel Log の 通 知 を 表 示 するには 1. AWS Explorer で [Amazon SNS] ノードの 左 側 にある 三 角 形 をクリックし そのノード 展 開 して Amazon SNS トピックを 表 示 します Travel Log の 旅 行 日 記 エントリにコメントを 追 加 し E メー ル 通 知 をリクエストした 場 合 は [Amazon SNS] ノードの 下 に 少 なくとも 1 つのトピックが 表 示 さ れています 2. この SNS トピックをダブルクリックすると Eclipse エディターペインで 詳 細 ビューが 開 きます この 例 では [Subscription ARN] 列 から トピックの 確 認 が 保 留 中 であることがわかります Amazon SNS では E メールアドレスで 指 定 されたユーザーからの 確 認 がないと そのユーザーに E メー ル 通 知 を 送 信 することはできません 56

Amazon SNS 通 知 を 追 加 する Amazon SNS 通 知 を 追 加 する AWS Explorer から 新 しい Amazon SNS 通 知 を 追 加 できます Travel Log アプリケーションに 新 しい 通 知 を 追 加 するには 1. AWS Explorer で [Amazon SNS] を 右 クリックし [Create New Topic] をクリックします 新 し いトピックの 名 前 を 入 力 し [OK] をクリックします 2. 新 しいトピックをダブルクリックすると トピックの 詳 細 ビューが 表 示 されます [Subscriptions] 領 域 で 右 クリックし [Create Subscription] をクリックします [Subscription Protocol] ボックスは [Email (plain text)] のままにし エンドポイントの E メールアドレスを 入 力 します [OK] をクリッ クします これで 通 知 の 詳 細 ビューにこのサブスクリプションが 追 加 されます 3. サブスクリプションを 削 除 するには サブスクリプションの [Protocol] 列 のエントリを 右 クリック し [Delete Subscription] をクリックします Note サブスクリプションが 作 成 されると サブスクリプションの [Endpoint] に 指 定 した E メールア ドレスのユーザーに 確 認 メールが 送 信 されます この E メールアドレスは AWS によって 通 知 の 送 信 にのみ 使 用 されます AWS または Amazon.com によってその 他 の 目 的 に 使 用 されるこ とはありません 57

Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)に 接 続 する Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)に 接 続 する Abstract Toolkit for Eclipse で 使 用 する Amazon RDS 上 のデータベースインスタンスに 接 続 する 手 順 について 説 明 します このセクションでは AWS Toolkit for Eclipse を 使 用 して Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) 上 のデータベースインスタンスに 接 続 します 以 下 に 説 明 している 手 順 を 実 行 する 前 に RDS データベースインスタンスが AWS アカウントに 関 連 付 けられている 必 要 があります AWS マネジメ ントコンソール を 使 用 して RDS でデータベースインスタンスを 作 成 できます データベースインスタ ンスの 作 成 時 現 在 の 場 所 から 目 的 の 値 にアクセスするためにデータベースに 接 続 が 許 可 される TCP ポートを 設 定 します たとえば ファイアウォールの 内 側 にいる 場 合 は ファイアウォールによって 接 続 が 許 可 される TCP ポートを 選 択 します 詳 細 については RDS のドキュメントを 参 照 してくださ い 特 に Amazon Relational Database Service 入 門 ガイド ではデータベースインスタンスの 作 成 手 順 について 説 明 しています 1. AWS Explorer で [Amazon RDS] ノードを 展 開 します AWS アカウントに 関 連 付 けられている データベースインスタンスのリストが 表 示 されます これらのインスタンスのいずれかを 右 クリッ クし [Connect] をクリックします 2. AWS Toolkit for Eclipse で 認 証 ダイアログボックスが 表 示 されます データベースインスタンス の 作 成 時 に 指 定 したマスターパスワードを 入 力 します [Finish] をクリックします 3. AWS Toolkit for Eclipse で Eclipse Data Source Explorer にデータベースインスタンスへの 接 続 が 表 示 されます ここから データベースの 構 造 とデータを 検 査 できます 58

Identity and Access Management Identity and Access Management Abstract Toolkit for Eclipse で IAM を 使 用 して AWS リソースにアクセスできるユーザーとそれらのユーザーが 実 行 できる 操 作 を 制 御 します AWS Identity and Access Management(IAM)を 使 用 すると AWS リソースにアクセスできるユー ザーとそれらのユーザーが 実 行 できる 操 作 を 制 御 できます 管 理 者 自 身 のアカウントのパスワードとセ キュリティ 認 証 情 報 (アクセスキー ID とシークレットアクセスキー)を 共 有 する 代 わりに IAM ユー ザーを 作 成 して 各 ユーザーに 個 別 のパスワードとセキュリティ 認 証 情 報 を 割 り 当 てることができます その 後 各 ユーザーにポリシーをアタッチできます ポリシーでは そのユーザーが 実 行 できるアク ションとアクセスを 許 可 されるリソースを 決 定 するアクセス 許 可 を 指 定 します 便 利 なように 各 ユー ザーにポリシーをアタッチする 代 わりに IAM グループ(Admins や Developers など)を 作 成 してグ ループにポリシーをアタッチしてから グループにユーザーを 追 加 することもできます また ロール を 作 成 して アクセス 許 可 を 定 義 したポリシーをロールにアタッチすることもできます ロールは 他 のアカウントのユーザー サービス IAM ID のないユーザーが 引 き 継 ぐことができます IAM の 詳 細 については IAM ユーザーガイド ガイドを 参 照 してください AWS Toolkit では IAM ユーザー グループ ロールを 作 成 して 管 理 できます また ユーザーのパス ワードポリシーを 設 定 して そのポリシーでパスワード 要 件 ( 最 小 長 など)を 指 定 したり 自 分 のパス ワードの 変 更 が 許 可 されるユーザーを 指 定 したりできます Note ベストプラクティスとして すべてのユーザーはアカウントの 所 有 者 であっても IAM ユー ザーとして AWS リソースにアクセスするようにすることです これにより いずれかの IAM ユーザーの 認 証 情 報 が 侵 害 された 場 合 でも アカウントのルート 認 証 情 報 を 変 更 する 必 要 はな く それらのユーザーの 認 証 情 報 を 失 効 させるだけで 済 みます トピック IAM ユーザーを 作 成 する (p. 60) IAM グループを 作 成 する (p. 61) IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 する (p. 62) IAM ユーザーの 認 証 情 報 を 管 理 する (p. 64) IAM ロールを 作 成 します (p. 67) ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシーをアタッチする (p. 70) パスワードポリシーを 設 定 する (p. 73) 59

IAM ユーザーを 作 成 する IAM ユーザーを 作 成 する IAM ユーザーを 作 成 して 組 織 内 の 他 のユーザーにそれぞれ 個 別 の AWS ID を 割 り 当 てることができ ます IAM ユーザーにアクセス 許 可 を 割 り 当 てるには ユーザーに IAM ポリシーをアタッチするか ユーザーをグループに 割 り 当 てます グループに 割 り 当 てた IAM ユーザーは グループにアタッチさ れているポリシーからアクセス 許 可 を 引 き 継 ぎます 詳 細 については IAM グループを 作 成 する (p. 61) および IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 する (p. 62) を 参 照 してください Toolkit を 使 用 して IAM ユーザーの AWS 認 証 情 報 (アクセスキー ID とシークレットアクセスキー) を 生 成 することもできます 詳 細 については IAM ユーザーの 認 証 情 報 を 管 理 する (p. 64) を 参 照 してください IAM ユーザーを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Users] ノードを 右 クリックして [Create New Users] を 選 択 します 2. [Create New Users] ダイアログボックスで 新 しい IAM ユーザー 用 に 最 大 5 つの 名 前 を 入 力 した ら [Finish] をクリックします IAM ユーザー 名 の 制 約 については IAM ユーザーガイド ガイ ドの IAM エンティティについての 制 限 事 項 を 参 照 してください 60

IAM グループを 作 成 する グループへのユーザーの 追 加 については IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 する (p. 62) を 参 照 してください ポリシーを 作 成 してユーザーにアタッチする 方 法 については ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシーをアタッチする (p. 70) を 参 照 してください です IAM グループを 作 成 する アクセス 許 可 の 管 理 が 簡 単 になるように グループに IAM ユーザーを 追 加 できます グループにアタッ チされているアクセス 許 可 はすべてそのグループのいずれのユーザーにも 適 用 されます IAM グループ の 詳 細 については IAM ユーザーガイド ガイドの IAM ユーザーとグループ を 参 照 してくださ い グループの 作 成 時 グループのメンバーに 付 与 されるアクセス 許 可 を 定 義 したポリシーを 作 成 できま す IAM グループを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Groups] ノードを 右 クリックして [Create New Group] を 選 択 します 2. 新 しい IAM グループの 名 前 を 入 力 し [Next] をクリックします 3. グループのメンバーが 実 行 を 許 可 される 操 作 を 決 定 するポリシーの 名 前 を 入 力 します ポリシーを JSON 形 式 のドキュメントとして 入 力 し [OK] をクリックします 61

IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 する ポリシー 名 はアカウント 内 で 一 意 にする 必 要 があります 入 力 したポリシーは JSON の 正 確 性 に ついて 検 証 する 必 要 があります 検 証 後 に 保 存 できるようになります ポリシーの 作 成 方 法 につい ては IAM ユーザーガイド ガイドの ポリシーの 概 要 を 参 照 してください 4. [Finish] をクリックします IAM グループへの 追 加 のポリシーのアタッチについては ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシーをアタッチする (p. 70) を 参 照 してください IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 する IAM ユーザーをグループに 追 加 すると グループにアタッチされているポリシーもすべてそのユーザー に 対 して 有 効 になります IAM ユーザーの 詳 細 については IAM ユーザーガイド ガイドの ユー ザーとグループ を 参 照 してください IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Groups] を 右 クリッ クして [Open Groups Editor] を 選 択 します AWS Explorer で [Users] ノードからではなく [Groups] ノードから IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 してください 2. [Groups] エディターで ユーザーを 追 加 するグループを 選 択 し [Users] タブをクリックします 62

IAM グループに IAM ユーザーを 追 加 する 3. 下 部 のペインの 右 側 で [Add Users] ボタンをクリックします 4. [Add Users to Group] ダイアログボックスで 追 加 するユーザーを 選 択 し [OK] をクリックしま す 63

IAM ユーザーの 認 証 情 報 を 管 理 する IAM ユーザーの 認 証 情 報 を 管 理 する ユーザーごとに パスワードを 追 加 できます IAM ユーザーはパスワードを 使 用 して AWS マネジメン トコンソール で AWS リソースの 操 作 を 行 います IAM ユーザーのパスワードを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Users] ノードを 右 クリックして [Open Users Editor] を 選 択 します 2. ユーザーのリストで パスワードを 作 成 するユーザーを 選 択 し [Summary] タブをクリックしま す 3. 下 部 のペインの 右 側 で [Update Password] ボタンをクリックします 4. [Update User Password] ダイアログボックスで パスワードを 入 力 し [OK] をクリックします Note 新 しいパスワードで 既 存 のパスワードは 上 書 きされます 64

IAM ユーザーの 認 証 情 報 を 管 理 する ユーザーごとに 一 連 のアクセスキー(アクセスキー ID とシークレットアクセスキー)を 生 成 するこ ともできます これらのキーは AWS へのプログラムによるアクセスでユーザーに 代 わって 使 用 され ます たとえば AWS コマンドラインインターフェイス(CLI)からの 操 作 の 実 行 や SDK を 使 用 し たプログラムによるリクエストへの 署 名 Toolkit 経 由 での AWS サービスへのアクセスに 使 用 できます (Toolkit 用 に 認 証 情 報 を 指 定 する 方 法 については AWS アクセス 認 証 情 報 を 使 用 する (p. 6) を 参 照 ) IAM ユーザーのアクセスキーを 生 成 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Users] ノードを 右 クリックして [Open Users Editor] を 選 択 します 2. ユーザーのリストで キーを 生 成 するユーザーを 選 択 し [Summary] タブをクリックします 3. [Manage Access Keys] ボタンをクリックします ユーザーのアクセスキーを 管 理 できるウィンドウが 表 示 されます 4. [Create Access Key] ボタンをクリックします [Manage Access Key] ダイアログボックスが 表 示 されます 65

IAM ユーザーの 認 証 情 報 を 管 理 する 5. [Download] ボタンをクリックして 生 成 された 認 証 情 報 を 含 むカンマ 区 切 り 値 (CSV)ファイル をダウンロードします Note このタイミングでしか これらのアクセスキーを 表 示 およびダウンロードすることはでき ません これらのキーを 紛 失 した 場 合 は それらのキーを 削 除 し アクセスキーの 新 しい セットを 作 成 する 必 要 があります IAM ユーザーごとに 2 セットのみの 認 証 情 報 を 生 成 できます 2 セットの 認 証 情 報 がすでにあり 追 加 のセットを 作 成 する 必 要 がある 場 合 は まず 既 存 のセットのいずれかを 削 除 する 必 要 があります 認 証 情 報 を 無 効 にすることもできます その 場 合 認 証 情 報 はまだ 存 在 しますが その 認 証 情 報 を 使 用 して 行 った AWS へのすべてのリクエストは 失 敗 します これが 便 利 なのは 認 証 情 報 のそのセットに 対 して AWS へのアクセスを 一 時 的 に 無 効 にする 場 合 です 以 前 に 無 効 にした 認 証 情 報 は 再 びアクティ ブにすることができます IAM ユーザーのアクセスキーを 削 除 する 非 アクティブにする 再 びアクティブにする 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Users] ノードを 右 クリックして [Open Users Editor] を 選 択 します 2. ユーザーのリストで アクセスキーを 管 理 するユーザーを 選 択 し [Summary] タブをクリックし [Manage Access Keys] ボタンをクリックします 3. そのユーザーのアクセスキーが 一 覧 表 示 されたウィンドウで 管 理 する 資 格 情 報 を 右 クリックし 以 下 のいずれかを 選 択 します Delete Access Key Make Inactive Make Active 66

IAM ロールを 作 成 します IAM ロールを 作 成 します AWS Toolkit を 使 用 して IAM ロールを 作 成 できます このロールは AWS リソースへのアクセスを 許 可 されたエンティティが 引 き 継 ぐことができます ロールにアタッチするポリシーにより ロールを 引 き 継 ぐユーザー( 信 頼 済 みエンティティまたはプリンシパル)と それらのエンティティが 実 行 を 許 可 される 操 作 が 決 まります Toolkit で 以 下 の 信 頼 済 みエンティティを 指 定 できます AWS サービス たとえば Amazon EC2 に 他 の AWS サービスの 呼 び 出 しを 許 可 したり AWS Data Pipeline に Amazon EC2 インスタンスの 管 理 を 許 可 したりするロールを 作 成 できます これは サー ビスロールと 呼 ばれます 所 有 する 別 のアカウント 複 数 の AWS アカウントを 所 有 している 場 合 は あるアカウントのユー ザーに 別 のアカウントのリソースへのアクセスを 許 可 するロールを 作 成 できます サードパーティのアカウント サードパーティベンダーに AWS リソースの 管 理 を 許 可 する 場 合 があ ります その 場 合 は サードパーティの AWS アカウントが 信 頼 済 みエンティティになるロールを 作 成 できます 信 頼 済 みエンティティになるユーザーを 指 定 した 後 ロールが 実 行 を 許 可 される 操 作 を 決 定 するポリ シーを 指 定 できます たとえば ロールを 作 成 したら いずれかの Amazon S3 バケットのみへのアクセスを 許 可 するポリ シーをそのロールにアタッチできます そのロールは Amazon EC2 インスタンスに 関 連 付 けることが できます その Amazon EC2 インスタンスでアプリケーションを 実 行 すると アプリケーションは ロールのポリシーでアクセスを 許 可 されている Amazon S3 バケットにのみアクセスできます IAM ロールの 詳 細 については IAM ユーザーガイド ガイドの ロール を 参 照 してください IAM ロールを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Roles] ノードを 右 ク リックして [Create New Role] を 選 択 します 67

IAM ロールを 作 成 します 2. IAM ロールの 名 前 を 入 力 し [Next] をクリックします 3. ロールの 信 頼 済 みエンティティを 選 択 します サービスロールを 作 成 するには [AWS Service Roles] を 選 択 し ドロップダウンリストでサービスロールを 選 択 します 68

IAM ロールを 作 成 します 別 の AWS アカウントに 定 義 されているユーザーにアクセスを 許 可 するには [Account ID] を 選 択 し その 別 の AWS アカウントの 番 号 を 入 力 します サードパーティのアカウントにアクセスを 許 可 するには [Account ID] を 選 択 し サードパーティ の AWS アカウントの 番 号 を 入 力 します サードパーティによって 外 部 ID が 提 供 されている 場 合 は その ID も 入 力 します 4. [Next] をクリックします 5. ロールが 実 行 を 許 可 される 操 作 を 決 定 するポリシーの 名 前 を 入 力 します その 後 ポリシーをJSON ドキュメントとして 入 力 し [OK] をクリックします 69

ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシーをア タッチする ポリシー 名 はアカウント 内 で 一 意 にする 必 要 があります 入 力 したポリシーは JSON の 正 確 性 に ついて 検 証 する 必 要 があります 検 証 後 に 保 存 できるようになります ポリシーの 作 成 方 法 につい ては IAM ユーザーガイド ガイドの ポリシーの 概 要 を 参 照 してください 6. [Finish] をクリックします 新 しい IAM ロールが [Roles] エディターに 表 示 されます Amazon EC2 インスタンスに 関 連 付 けられている IAM ロールを 使 用 して AWS にアクセスする 方 法 を 示 すプログラムの 例 については AWS の 以 下 の 開 発 者 ガイドを 参 照 してください Java.NET PHP Ruby ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシー をアタッチする ポリシーはアクセス 許 可 を 定 義 したドキュメントです たとえば ユーザーにアタッチするポリシーの 場 合 ユーザーに 呼 び 出 しを 許 可 する AWS アクションと そのアクションの 実 行 を 許 可 するリソース を 指 定 できます グループにアタッチするポリシーの 場 合 そのアクセス 許 可 はグループのユーザーに 適 用 されます ロールにアタッチするポリシーの 場 合 アクセス 許 可 は ロールを 引 き 継 ぐユーザーす べてに 適 用 されます 70

ユーザーまたはグループにポリシーをアタッチするプロセスは 似 ています ロールには そのロールが 実 行 を 許 可 される 操 作 を 決 定 するポリシーをアタッチできます 別 のプロセス( 信 頼 関 係 の 管 理 )で ロールの 引 き 継 ぎを 許 可 するユーザーを 決 定 するポリシーをアタッチまたは 編 集 します Note AWS Toolkit for Eclipse 入 門 ガイド ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシーをア タッチする ユーザー グループ またはロールにポリシーを 以 前 にアタッチした 場 合 は 以 下 の 手 順 を 使 用 して 追 加 のポリシーをアタッチできます ユーザー グループ またはロールの 既 存 のポ リシーを 編 集 するには IAM コンソール コマンドラインツール または API 呼 び 出 しを 使 用 します ユーザー グループ またはロールの IAM ポリシーを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Groups] [Users] または [Roles] のノードをダブルクリックします 2. ポリシーをアタッチするグループ ユーザー またはロールを 選 択 し [Permissions] タブをクリッ クします 3. 下 部 のペインの 右 側 で [Attach Policy] ボタンをクリックします 4. [Manage Group Policy] [Manage User Policy] または [Manage Role Permissions] のダイアログ ボックスで ポリシーの 名 前 を 入 力 します その 後 ポリシーを JSON ドキュメントとして 入 力 し [OK] をクリックします 71

ユーザー グループ またはロールに IAM ポリシーをア タッチする ポリシー 名 はアカウント 内 で 一 意 にする 必 要 があります 入 力 したポリシーは JSON の 正 確 性 に ついて 検 証 する 必 要 があります 検 証 後 に 保 存 できるようになります ポリシーの 作 成 方 法 につい ては IAM ユーザーガイド ガイドの ポリシーの 概 要 を 参 照 してください ロールの 信 頼 関 係 を 作 成 または 管 理 するには 1. AWS Explorer で [AWS Identity and Access Management] ノードを 展 開 し [Roles] ノードをダブ ルクリックします 2. [Roles] エディターで 管 理 するロールを 選 択 し [Trust Relationships] タブをクリックします 3. 下 部 のペインの 右 側 で [Edit Trust Relationship] ボタンをクリックします 72

パスワードポリシーを 設 定 する 4. [Edit Trust Relationship] ダイアログボックスで ポリシーの JSON ドキュメントを 編 集 し [OK] をクリックします パスワードポリシーを 設 定 する Toolkit for Eclipse で アカウントのパスワードポリシーを 設 定 できます これにより IAM のユーザー 用 に 作 成 したパスワードは 長 さと 複 雑 さについて 特 定 のガイドラインに 従 うようになります また ユーザーに 自 分 のパスワードの 変 更 を 許 可 するかどうかも 指 定 できます 詳 細 については IAM ユー ザーガイド ガイドの IAM パスワードポリシーを 管 理 する を 参 照 してください ユーザーまたはグループの IAM ポリシーを 作 成 するには 1. AWS Explorer で [Identity and Access Management] の 下 にある [Password Policy] ノードをダブ ルクリックします 2. [Password Policy] ペインで AWS アカウントに 必 要 なポリシーオプションを 指 定 し [Apply Password Policy] をクリックします 73