国土技術政策総合研究所 研究資料



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Transcription:

7. 文 字 の 取 扱 い 本 章 では 要 領 および CAD 製 図 基 準 ( 案 )で 文 字 の 取 扱 いがどのように 規 定 されているの かを 踏 まえ 文 字 コードや 文 字 フォント 等 について 概 説 し CAD ソフトで 文 字 を 扱 う 上 で の 注 意 点 などを 解 説 する 7.1. 要 領 および 基 準 にみる 文 字 の 扱 い (1) 電 子 納 品 要 領 ( 案 ) 工 事 完 成 図 書 ならびに 土 木 設 計 業 務 等 の 電 子 納 品 要 領 ( 案 )では 使 用 文 字 を 次 のよう に 規 定 している 本 規 定 は 管 理 ファイル(XML 文 書 )を 対 象 とする 半 角 文 字 を JISX0201 で 規 定 されている 文 字 から 片 仮 名 用 図 形 文 字 を 除 いたラ テン 文 字 用 図 形 文 字 のみとする 全 角 文 字 を JISX0208 で 規 定 されている 文 字 から 数 字 とラテン 文 字 を 除 いた 文 字 のみとする また 解 説 の 留 意 事 項 では 使 用 文 字 の 対 象 は 管 理 ファイルとしているが オリジ ナルファイルにおいても 可 能 な 限 り 準 じることが 望 ましい と 記 述 している (2) CAD 製 図 基 準 ( 案 ) CAD 製 図 基 準 ( 案 )では 文 字 を 次 のように 規 定 している 文 字 は JISZ8313:1998 製 図 - 文 字 に 基 づくことを 原 則 とする フォントサイズは 1.8 2.5 3.5 5 7 10 14 20mm から 選 択 する 漢 字 は 常 用 漢 字 かなは 平 仮 名 を 原 則 とする ただし 外 来 語 は 片 仮 名 とする また 解 説 にて 使 用 できる 文 字 では 特 定 機 種 固 有 の 文 字 は 使 用 しないものとし 製 図 に 用 いる 文 字 に 類 似 した 文 字 を 適 用 することとする JIS コードに 載 っていな い 表 現 をするときには 図 形 との 組 み 合 わせ 等 によって 表 すこととする また JIS コードに 規 定 されていない 平 方 メートルやパーミルといった 単 位 記 号 は 関 係 者 協 議 に より 利 用 方 法 を 決 めることとする と 記 述 している なお CAD 製 図 基 準 ( 案 )の 解 説 にある JIS コードとは JISX0201 JISX0208 のこ とを 指 すと 理 解 できる 7-1

(3) CAD 製 図 基 準 に 関 する 運 用 ガイドライン( 案 ) CAD 製 図 基 準 に 関 する 運 用 ガイドライン( 案 )では 文 字 フォントには 大 きく 分 け て TrueType フォントとベクタフォントがあり どちらを 利 用 しても 作 図 は 可 能 です が SXF 仕 様 では TrueType フォントの 利 用 を 推 奨 します と 記 述 している 以 上 のとおり それぞれの 資 料 で 異 なる 観 点 から 文 字 の 取 り 扱 いが 述 べられているが 非 常 にわかりにくいので 次 項 以 降 で 整 理 して 解 説 する 7.2. 文 字 の 符 号 化 CAD データの 文 字 化 けの 原 因 のひとつとして それぞれの CAD ソフトに 対 応 する 標 準 的 な 文 字 符 号 でデータ 交 換 されないことがある ここでは 文 字 コードと 符 号 化 について 解 説 する 文 字 コードとは 1 つの 文 字 に 対 して 1 つのコードを 付 与 したもので コードを 指 定 すれば 文 字 が 一 つに 決 定 される 電 子 的 な 情 報 交 換 においては このコードにより 情 報 交 換 が 行 われる 文 字 コードには 電 子 納 品 でおなじみの JIS X 0201 JIS X 0208 の 他 Shift JIS Unicode などがある たとえば Shift JIS では 土 木 という 文 字 をコードで 表 すと それぞれの 文 字 に 図 7-1のようなコードが 付 与 されている 図 7-1 Shift JIS のコード 文 字 の 符 号 化 とは コンピュータが 読 み 取 り 可 能 なデジタルデータへの 変 換 方 式 であり 変 換 されたデータを 符 号 データ 変 換 をエンコード( 符 号 化 )と 呼 ぶ 日 本 語 の 文 字 コー ドを 符 号 化 するときに 問 題 となるのが 文 字 の 種 類 の 多 さで 1 文 字 に 対 して 1 バイトを 使 うと 256 種 類 の 文 字 までしか 表 現 できない 英 語 であれば 文 字 の 種 類 が 少 ないため 古 く は 1 文 字 =1 バイトの 形 式 だが 漢 字 はこの 範 囲 に 収 まらないため いくつかの 符 号 化 の 方 式 が 提 案 されてきた Windows や MacOS で 利 用 できる Shift JIS UNIX 上 で 利 用 されている EUC-JP そして 最 近 増 えている Unicode で 使 える UTF-8 UTF-16 などがある 7-2

電 子 納 品 要 領 ( 案 )では 管 理 項 目 の XML 文 書 を 作 成 する 文 字 符 号 化 形 式 として コン ピュータシステムの 現 状 より Shift JIS を 採 択 している すなわち 使 用 する 文 字 コー ドは JIS X 0201 JIS X 0208 で 規 定 し 実 際 のエンコード( 符 号 化 )は Shift JIS で 行 っている 一 方 CAD 製 図 基 準 ( 案 )では 土 木 学 会 土 木 製 図 基 準 の 記 述 内 容 を 踏 襲 し 使 用 す る 文 字 については 漢 字 は 常 用 漢 字 かなは 平 仮 名 を 原 則 とする 外 来 語 は 片 仮 名 とする と 記 述 されている エンコードするための 文 字 符 号 化 形 式 については 特 段 の 記 述 はしてい ないが SXF データは 電 子 納 品 要 領 と 同 様 に Shift JIS でエンコード( 符 号 化 )して いる オリジナル CAD データに 含 まれる 文 字 のエンコード( 符 号 化 )は CAD ソフトに 任 せ ている 部 分 である 多 くの CAD ソフトは Shift JIS の 符 号 化 に 対 応 している また SXF データの 文 字 符 号 化 形 式 である Shift JIS への 変 換 も 難 しくはない 従 って CAD ソフト 利 用 者 は SXF データで 利 用 している Shift JIS に 変 換 できる 共 通 の 文 字 を 利 用 することで CAD データの 文 字 化 けを 回 避 することができる CAD 製 図 基 準 ( 案 )に 漢 字 は 常 用 漢 字 かなは 平 仮 名 を 原 則 とする とはあるが デー タ 交 換 の 観 点 からは 電 子 納 品 要 領 ( 案 )に 記 載 されている 使 用 文 字 の 規 定 にある JIS X0208 と JIS X0201 で 定 められている 文 字 を 利 用 して 問 題 はないといえる 7-3

7.3. 文 字 フォント (1) TrueType フォントとベクタフォント 電 子 納 品 要 領 ( 案 )や CAD 製 図 基 準 ( 案 )では どのフォントが 利 用 できるか 明 確 な 記 述 はしていない これは 文 字 フォントが OS やソフトウェアに 依 存 しており ある 特 定 の OS やソフトウェアのフォントを 選 択 できないためである CAD ソフトで 利 用 する 文 字 フォントは TrueType フォント と ベクタフォント とに 大 別 できる True Type フォントとは 文 字 のデザインを 輪 郭 線 で 表 現 したアウ トラインフォントの 一 種 でマイクロソフト 社 とアップル 社 が 共 同 で 開 発 した 技 術 を 使 用 している TrueType フォントは Windows 上 で 動 作 するアプリケーションソフト で 利 用 できる また Mac OS でも Windows 用 True Type フォントを 取 り 扱 える SXF 仕 様 では TrueType フォントの 利 用 を 推 奨 している しかし TrueType フォ ントも 無 条 件 にデータが 交 換 できるのではなく コンピュータ 上 に 同 じフォントが 用 意 されている 必 要 がある Windows に 標 準 で 添 付 されている MS ゴシック や MS 明 朝 フォントを 利 用 すればデータ 交 換 に 問 題 は 生 じない ベクタフォントは CAD ソフト 特 有 の 特 殊 な 文 字 フォントで 主 にペンプロッタで の 出 力 を 前 提 として 開 発 された また CAD ソフトベンダが 独 自 に 開 発 していること が 多 く その 取 り 扱 い 方 法 も 公 開 されていないことがある このため TrueType フォ ントとは 異 なり そのフォントを 開 発 した CAD ソフトベンダが 提 供 する CAD ソフト でしか 利 用 できない 制 約 があり データ 交 換 において 弊 害 が 発 生 する 可 能 性 がある SXF の 実 装 規 格 では 利 用 できないフォントが 渡 された 場 合 は MS ゴシック に 置 き 換 えて 表 示 することが 推 奨 されている 文 字 フォントの 置 き 換 えは 表 示 上 だけで 行 い データ 上 での 置 き 換 えを CAD ソフトが 自 動 的 に 行 わないことを 推 奨 している なお SXFブラウザでは 利 用 できないフォントが 渡 された 場 合 は MSゴシック で 表 示 する( 図 7-2) 図 7-2 TrueType フォント 7-4

(2) プロポーショナルフォントと 固 定 ピッチフォント 文 字 の 幅 がそれぞれの 文 字 によって 異 なるものを プロポーショナルフォント と 呼 び Windows のフォントでは P という 文 字 が 入 っているフォントを 指 し MS P 明 朝 MS P ゴシック などがある プロポーショナルフォントは 文 字 と 文 字 との 間 に 不 自 然 な 空 白 が 入 らないため 見 た 目 がきれいに 表 示 される これに 対 して すべての 文 字 の 幅 が 同 じものを 固 定 ピッチフォント あるいは 等 幅 フォント といい 固 定 ピッチフォントでは 文 字 の 幅 がすべて 均 等 であるため 見 た 目 は 良 くないが 全 角 の 文 字 と 半 角 の 文 字 の 区 別 も 視 覚 的 にも 明 確 に 認 識 できる プロポーショナルフォントと 固 定 ピッチフォントについて 図 7-3に 示 す 固 定 ピッチフォントの 代 表 は MS ゴシック であり プロポーショナルフォント であれば MS P ゴシック となる SXF 対 応 の CAD ソフトにおいてもプロポーショナルフォントを 表 示 できない 場 合 があるため 固 定 ピッチフォントの 利 用 が 推 奨 される 図 7-3 プロポーショナルフォントと 固 定 ピッチフォントの 表 示 例 7-5

7.4. 文 字 の 大 きさ CAD 製 図 基 準 ( 案 ) では フォントサイズは 1.8 2.5 3.5 5 7 10 14 20mm から 選 択 する となっている JIS Z 8313-0:1998 製 図 - 文 字 - 第 0 部 : 通 則 を 見 ると 確 かに 1.8mm から 順 に 20mm までのフォントサイズがあるが 同 じ JIS の 製 図 - 文 字 - 第 5 部 :CAD 用 文 字 数 字 及 び 記 号 の 付 属 書 1( 規 定 ) CAD 用 平 仮 名 片 仮 名 及 び 漢 字 では 最 低 の 文 字 の 高 さは 2.5 となっている JIS をそのまま 読 むと 数 字 は 1.8mm からで 漢 字 や 平 仮 名 片 仮 名 などは 2.5mm から 利 用 することになるのだが 電 子 納 品 においては CAD 製 図 基 準 ( 案 ) が 優 先 するの で すべての 文 字 の 大 きさは 1.8 mm から 利 用 することになる 7.5. 文 字 の 描 画 (1) 文 字 列 の 描 画 SXF 仕 様 では 文 字 の 大 きさは 文 字 範 囲 の 幅 高 さ および 文 字 間 隔 で 定 義 されている 一 文 字 の 幅 や 高 さが 指 定 されているわけではないため 文 字 列 が 図 7-4 の 例 のように 中 段 や 下 段 のように 描 画 される 可 能 性 がある SXF ブラウザでは 最 も 一 般 的 な 処 理 である 上 段 のように 描 画 するので これと 同 様 な 処 理 を 行 わない CAD ソフトを 利 用 する 場 合 は データの 作 成 時 に 文 字 列 の 描 画 に 関 して 注 意 が 必 要 となる 図 7-4 文 字 列 の 描 画 7-6

(2) 複 数 の 行 にまたがる 文 字 列 CAD ソフトには 複 数 行 となる 文 字 列 を 1 つの 文 字 列 要 素 (グループ)として 扱 え るものが 多 くある しかし SXF 仕 様 では 複 数 行 となる 文 字 列 を 1 つの 文 字 列 データ として 扱 うことができない この 場 合 1 行 ごとに 文 字 列 フィーチャとして 変 換 して 出 力 するのが 一 般 的 である 行 間 隔 まで 設 定 できるCADソフトの 場 合 図 7-5に 示 すように 行 間 隔 も 考 慮 して 変 換 するものであれば 見 た 目 は 問 題 なく 交 換 できるので 複 数 行 となる 文 字 列 を 利 用 することに 問 題 はない しかし 行 間 隔 を 考 慮 せずに 変 換 してしまうCADソフトの 場 合 は 変 換 後 の 見 た 目 が 異 なってしまうために 調 整 が 必 要 となる B-CAD 説 明 : 距 離 の 単 位 はmとする : 寸 法 単 位 はmmとする A CAD : 材 質 はすべてSM400A 説 明 : 距 離 の 単 位 はmとする 行 間 隔 を 考 慮 して 文 字 列 の 配 置 点 を 算 出 している 場 合 : 寸 法 単 位 はmmとする : 材 質 はすべてSM400A C-CAD 説 明 : 距 離 の 単 位 はmとする : 寸 法 単 位 はmmとする : 材 質 はすべてSM400A 行 間 隔 を 計 算 しないで 配 置 した 場 合 図 7-5 複 数 行 の 文 字 列 の 変 換 7-7

7.6. CAD ソフトで 使 ってはいけない 文 字 (1) 機 種 依 存 文 字 表 7-1に 示 す 文 字 は 以 前 は 機 種 依 存 文 字 などと 呼 ばれ 特 定 の 機 種 に 依 存 した 文 字 であるが 文 字 フォントによっては 使 える 場 合 がある Windowsが 普 及 した 現 在 では MS ゴシックなどのフォントでこれらの 機 種 依 存 文 字 をサポートしているため 多 く の 場 合 は 利 用 可 能 だが CAD 製 図 基 準 ( 案 )では これらの 使 用 が 禁 止 されている 表 7-1 機 種 依 存 文 字 S-JIS 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 8740 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 8750 17 18 19 20 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ ミリ 8760 キロ センチ メートル ク ラム トン アール ヘクタール リットル ワット カロリー ト ル セント ハ ーセント ミリハ ール ヘ ーシ mm 8770 cm km mg kg cc m2 平成 8780 KK 上 中 下 左 右 明治 大正 昭和 8790 (2) 使 ってはいけない の 文 字 SXF でデータ 交 換 する 際 に 機 種 依 存 文 字 以 外 にも 使 ってはいけない 文 字 がある SXF にファイルを 保 存 する 上 で 使 ってはいけない 文 字 は ' という 二 つの 半 角 文 字 を 連 続 して 使 う 場 合 である CAD ソフトで 作 図 する 際 の 文 字 列 入 力 で この 二 つ の 文 字 を 連 続 して 使 った 場 合 にエラーが 起 こる この ' という 文 字 が 書 き 込 まれた 図 面 を SXF で 保 存 することは 可 能 なのだが この 保 存 されたファイルを 開 こうとするとエラーが 出 る この 原 因 は SXF データに 変 換 した 場 合 に ' が SXF データの 文 字 列 の 始 終 点 の 区 切 り 文 字 として 使 われて いるからである 7-8

7.7. 利 用 できる 文 字 CAD ソフトを 利 用 する 上 で 利 用 できる 文 字 は JIS X 0208 に 規 定 されている 文 字 であ る しかしながら 非 漢 字 がすべて 機 種 依 存 文 字 と 誤 解 されていることがある 例 えば 水 路 の 勾 配 などを 表 す 単 位 記 号 として パーミル を 機 種 依 存 文 字 と 誤 解 しているケ ースがよくある は JIS X 0208 の 単 位 記 号 として 区 点 02-83 にあるので 利 用 でき る JIS X 0208 に 規 定 されている 利 用 できる 記 号 の 一 部 を 次 表 に 示 す(Shift JIS コード) 表 7-2 Shift JIS コード S-JIS 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 8140,. : ;?! ` ^ 8150 _ ヽ ヾ ゝ ゞ 仝 々 〆 〇 ー / \ 8160 ~ ( ) [ ] { 8170 } + - ± 8180 = < > 8190 $ % # & * @ 81A0 81B0 81C0 81D0 81E0 81F0 A 12 章 参 考 資 料 に JIS X 0208 で 規 定 する 非 漢 字 で 利 用 可 能 な 文 字 を 示 した 12 章 で 列 記 した 文 字 は データ 交 換 上 の 取 扱 いに 何 も 問 題 はない 7-9

7.8. 代 替 文 字 CAD 製 図 基 準 ( 案 )では JIS コードに 載 っていない 表 現 をするときには 図 形 の 組 み 合 わせ 等 によって 表 すこととする また JIS コードに 規 定 されていない 平 方 メートルや パーミルといった 単 位 記 号 は 関 係 者 間 協 議 により 利 用 方 法 を 決 めることとする と 記 述 されている パーミル は 前 項 で 述 べたが 機 種 依 存 文 字 なので 使 えない 文 字 も 記 号 や 文 字 を 組 み 合 わせることによって 描 画 上 は 問 題 なく 使 えるものがあるので 次 に 幾 つ かの 例 を 示 すものとする (1) 丸 数 字 1などの 丸 数 字 は 図 形 と 組 み 合 わせて 表 現 することで 対 応 が 可 能 である 例 えば 文 字 の 1 と 図 形 を 組 み 合 わせて 1 とする しかしこの 場 合 に 注 意 しなけ ればならないのは 図 形 の を 他 の 文 字 の 大 きさに 合 わせると 数 字 の 1 のサイ ズが 小 さくなってしまう 必 ず 文 字 の 大 きさを CAD 製 図 基 準 ( 案 )で 規 定 されたサイズ で 書 かなければならない 規 定 以 外 のサイズで 書 かれた 文 字 の 場 合 市 販 のチェック システムではエラーとなることがある 文 字 と 図 形 とを 組 み 合 わせて 描 く 場 合 のそれぞれの 大 きさの 関 係 を 表 7-3に 示 す 表 7-3 文 字 と 円 の 大 きさ 文 字 の 大 きさ 円 基 準 文 字 円 文 字 2 桁 3 桁 上 付 き 文 字 大 きさ 太 さ( 以 下 ) 1.8 1.62 0.13 2.5 1.8 2.25 0.18 3.5 2.5 1.8 3.15 0.25 5 3.5 2.5 1.8 4.5 0.35 7 5 3.5 2.5 6.3 0.5 10 7 5 3.5 9 0.7 14 10 7 5 12.6 1 20 14 10 7 18 1.4 図 7-6 丸 数 字 の 代 替 7-10

(2) 単 位 記 号 m2 などの 単 位 記 号 は 半 角 英 数 字 の m と 半 角 数 字 2 を 利 用 して m2 とするか m の 上 付 き 文 字 として 2 のサイズを 小 さくして 表 現 することにする この 場 合 でも 上 付 き 文 字 がCAD 製 図 基 準 ( 案 )の 文 字 の 規 定 のサイズ( 表 7-3 参 照 )で ないとエラーの 原 因 になる 図 7-7 単 位 記 号 の 代 替 (3) ローマ 数 字 鋼 矢 板 Ⅲ 型 など ローマ 数 字 の Ⅲ は アルファベットの I ( 大 文 字 のアイ) を 3 つ 組 み 合 わせて III とするなどで 対 応 が 可 能 である 図 7-8 ローマ 数 字 の 代 替 これら 代 替 文 字 は あくまでも 例 なので 受 発 注 者 の 了 解 のもとに 利 用 する 7-11