MSP430F149 ボード マニュアル http://www.csun.co.jp info@csun.co.jp 2010/12/26 copyright@2010 ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 1
修 正 履 歴 NO バージョン 修 正 内 容 修 正 日 1 Ver1.0 新 規 作 成 2010/12/26 この 文 書 の 情 報 は 文 書 を 改 善 するため 事 前 の 通 知 なく 変 更 され ることがあります 最 新 版 は 弊 社 ホームページからご 参 照 ください http://www.csun.co.jp ( 株 ) 日 昇 テクノロジーの 書 面 による 許 可 のない 複 製 は いかなる 形 態 においても 厳 重 に 禁 じられています ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 2
第 一 章 MSP430F149 ボードの 概 要...5 1.1 概 要 仕 様...5 1.2 機 能 配 置 図...6 1.2.1 部 品 レイアウト...6 1.2.2 ジャンパー 及 びコネクターのレイアウト...8 1.3 ハードウェアの 構 成...8 1.3.1 MSP430F149...8 1.3.2 RS232...9 1.3.3 RS485...10 1.3.4 EEPROM...10 1.3.5 リアルタイムクロック...10 1.3.6 DAC... 11 1.3.7 温 度 センサー... 11 1.3.8 12864 液 晶 インタフェース...12 1.3.9 1602 液 晶 インタフェース...12 1.3.10 7SEG LED...13 1.3.11 レベル 変 換 回 路...14 1.3.12 PS2 インタフェース...14 1.3.13 USBインタフェース...15 1.3.14 LED...16 1.3.15 マトリックスキーボード...16 1.3.16 ADC 回 路...17 1.3.17 ブザー 回 路...17 1.3.18 リソースコントロール 回 路...17 1.3.19 RF 微 弱 モジュールインタフェース...18 1.3.20 GPIO...19 1.3.21 JTAGインタフェース...19 1.4 サンプルソースについて...20 1.4.1 基 本 テスト...20 1.4.2 モジュール 基 本 プログラム...20 1.4.3 総 合 テスト...21 第 二 章 IAR 環 境 でソフトウェアの 開 発...22 2.1 新 しいプロジェクトの 作 成...22 2.2 ソースファイルの 追 加...24 2.3 プロジェクトオプションの 設 定...24 ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 3
2.4 コンパイル...28 2.5 Make...29 2.6 デバッグ...29 使 用 されたソースコードはhttp://www.csun.co.jp/からダ ウンロードできます ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 4
第 一 章 MSP430F149 ボードの 概 要 TI 社 が 提 供 する 超 低 消 費 電 力 マイクロコントローラの MSP430 ファミリは さまざまなア プリケーション 向 けに 幅 広 いペリフェラルを 備 えた 数 多 くのデバイスで 構 成 されています 1.1 概 要 仕 様 MSP430F149 搭 載 MSP430F149 は 下 記 主 な 特 徴 を 持 っています: 16 ビット 超 低 消 費 電 力 マイクロコントローラ 1.8V~3.6V 幅 広 い 給 電 電 圧 5 つの 低 消 費 電 力 モード 低 消 費 電 力 モードからアクティブ モードへのウェークアッ プが 6µs 以 内 で 行 われる 2 KB RAM 60 KB フラッシュ ハードウェア 乗 算 器 12 ビット ADC 2x USART/SPI 2xPWM 16-Bit タイマー(TimerA3,TimerB7) 0.8uA リアルタイムモード 0.1uA RAM 保 持 WatchDog など カーネルボードと 拡 張 ボードの 分 離 設 計 となっており 使 い 便 利 拡 張 ボードに 豊 富 な 機 能 を 搭 載 三 種 類 の 給 電 方 式 : 外 部 電 源 USB 給 電 バッテリー 給 電 8-bit 双 方 向 レベル 変 換 I/F(5V--3.3V, 3.3V--5V) USB I/F(USB2.0 USB1.1 両 方 サポート) PS2 I/F JTAG I/F ブザーI/F RF 無 線 モジュール I/F 12-Bit 温 度 センサー 12-Bit ADC I/F 1602 液 晶 モジュールI/F 12864 液 晶 モジュールI/F 6 7SEG 表 示 モジュール RTC リアルタイムクロック+ボタンバッテリー 256 8-BitのEEPROM ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 5
8-Bit DAC 4 4 マトリックスキーボード( 独 立 キーとしても 利 用 可 ) RS232 I/F 簡 易 RS485 I/F ユーザーLEDx8 MCU の 全 ての IO を 引 き 出 されている 外 形 寸 法 :155mm 95mm 突 起 物 は 除 く 回 路 図 などの 資 料 を 公 開 サンプルソース 沢 山 1.2 機 能 配 置 図 双 方 向 レベル 変 換 I/F 1602 I/F 12864 I/F 5V/1A 電 源 USB I/F 6x7SEG RS232 USB 給 電 SW ボタンバッテリー PS2 I/F ブザー RS485 JTAG I/F RF 無 線 モジュール I/F 温 度 センサー ADC I/F RESET KEY MSP430F149 EEPROM DAC I/F 4 4 マトリックスキ ーボード ユーザーLED GPIO I/F 1.2.1 部 品 レイアウト 外 形 寸 法 :155mm 95mm 全 ての 部 品 が 正 面 に 配 置 されています 正 面 : ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 6
反 面 : ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 7
1.2.2 ジャンパー 及 びコネクターのレイアウト 1.3 ハードウェアの 構 成 部 品 名 称 デバイス 詳 細 MCU MSP430F149 16 ビット 超 低 消 費 電 力 マイクロコントローラ USB PDIUSBD12 USB2.0サポート フルスピード(12Mbit/s)サポート リアルタイム DS1302 精 度 は 秒 まで 閏 年 自 動 補 充 32Byte 不 揮 発 性 の RAM クロック 温 度 センサー DS18B20 1-Wire インタフェース 9-Bit~12-Bit プログラマブル 分 解 率 EEPROM AT24C02 IICインタフェース 256 8-Bit 容 量 DA 変 換 DAC5571 IIC インタフェース 188KSPS 快 速 更 新 速 度 8-Bit 解 像 度 レベル 変 換 SN74LVC4245 3.3V~5V 双 方 向 レベル 変 換 RS232 MAX3232 3.3V 2チャネルの RS232 レベル 変 換 をサポート RS485 SN65176B 半 二 重 モード 送 信 機 も 受 信 機 もスリーステート 出 力 可 1.3.1 MSP430F149 内 部 構 造 : ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 8
1.3.2 RS232 MSP430F149 には 二 つの UART を 提 供 しております 本 ボードでは UART0 を 利 用 しています MCU は UTXD0(P3.4)を 通 じて PC にデータを 送 信 して URXD0(P3.5)で PC からのデータを 受 信 します D10 と D11 二 つの LED は 通 信 状 態 を 表 します UART 通 信 利 用 しなくて P3.4 と P3.5 は 普 通 の GPIO として 利 用 する 場 合 D10 と D11 二 つの LED はユーザーLED として 利 用 できます ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 9
1.3.3 RS485 P3.3がHighレベル 時 SN65176Bはデータ 発 送 モード P3.3がLowレベル 時 SN65176Bはデータ 受 信 モード 本 ボードではUART1を 利 用 してRS485の 通 信 を 実 現 しています MCUはUTXD1(P3.6)を 通 じて RS485バスにデータを 送 信 してURXD1(P3.7)でRS485バスからのデータを 受 信 します MCUはデータ 送 信 する 前 に 必 ずP3.3をHighレベルに 設 定 してSN65176Bをデータ 発 送 モー ドに 設 定 する 必 要 そうする 事 で UTXD1(P3.6)を 通 じてRS485バスにデータを 送 信 できま す 同 じ 通 り MCUはデータ 受 信 する 前 に 必 ずP3.3をLowレベルに 設 定 する 必 要 1.3.4 EEPROM AT24C02 の 主 な 仕 様 : 動 作 電 圧 は 2.7V~5.5V 容 量 は 256 8-Bit 書 き 込 み 回 数 は 100 万 回 データ 保 存 期 間 は 100 年 以 上 MCU の GPIO ポート P1.2 P1.3 が AT24C02 の SCL SDA と 繋 いで IIC バスを 構 成 MSP430F149 の 内 部 に IIC がないので IO ポートで 模 擬 して EEPROM の 読 み 書 きを 実 現 します EEPROM のアドレスライン A0~A2 は 全 て Low レベルで IIC 通 信 時 EEPROM のスレーブアドレ スは 唯 一 で A0~A2 は 全 て 0 です 1.3.5 リアルタイムクロック DS1302 は 秒 分 時 日 週 月 年 を 計 算 できます また 2100 年 までの 閏 年 の 日 付 を 補 充 できます 2.0V~5.5V の 給 電 三 本 線 制 シリアル 通 信 インタフェース また 31Byte の RAM を 持 っています DS1302 は 二 つの 給 電 源 をサポートします VCC2 はメイン 電 源 と 繋 いで VCC1 は 予 備 バッテリーと 繋 いでいます VCC2 の 電 源 を 切 っても 自 動 的 に VCC1 の 給 電 に ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 10
切 り 替 えますので システムの 電 源 が 落 ちても DS1302 は 正 確 に 時 間 を 計 算 して RAM 上 に 保 存 しているデータを 持 つことができます MCU 側 は GPIO の P2.5 P2.6 P2.7 ポートを DS1302 の SCLK I/O RST を 繋 いでいます DS1302 のピン1はボードの 3.3V 電 源 と 繋 いでメイン 電 源 となります ピン 8 は CR1220 型 番 のボ タンバッテリーのプラス 端 と 繋 いで 予 備 電 源 になります 1.3.6 DAC DAC5571は 低 消 費 電 力 シングルチャネル 8-Bit 解 像 度 のバッファ 電 圧 出 力 DACです リセ ット 後 の 電 圧 は0V 2.7V~5.5Vの 給 電 電 圧 IICインタフェースでMCUと 接 続 しています 3.4Mbps 通 信 速 度 をサポート サンプリング 率 188KSPS MCUのP1.0 P1.1ポートとDAC5571のSDA SCKポートを 接 続 して GPIOでIICを 模 擬 してDAC の 操 作 をします J1の2と3をショートすると DACの 出 力 でLED D9を 点 灯 します D9の 明 る さでVoutの 電 圧 の 変 化 が 分 かります J1の2と1をショートすると MP430 内 部 のADCでDACの 出 力 をサンプリングして 変 換 します 直 接 電 圧 計 でJ1の2とGNDの 電 圧 を 測 るとDACからの 出 力 電 圧 値 が 正 確 に 分 かります 1.3.7 温 度 センサー DS18B20 の 主 な 仕 様 : 温 度 検 査 範 囲 :-55 ~+125 (-10 ~+85 の 間 に±0.5 の 精 度 ) 1-Wire インタフェー ス 9-Bit~12-Bit プログラマブル 分 解 率 ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 11
MCU の IO ポートで 1-Wire プロトコルで DS18B20 の 読 み 書 きを 実 現 します 1.3.8 12864 液 晶 インタフェース 本 ボードは 2.54 ピッチ 20 ピンのコ 12864 液 晶 コネクターを 提 供 しております ST7920 ド ライブの 任 意 の 12864 モジュールを 接 続 できます 15 番 PSB はデータ 転 送 モード 選 択 位 で High レベルの 場 合 はパラレルモード Low レベル の 場 合 はシリアルモードになります これは 74HC595(U11)の QC ポートと 繋 いでいて QC ポートの 制 御 によりデータ 転 送 モードを 選 択 できます 17 番 の RET はリセット 74HC595(U11)の QB ポートと 繋 いでいて QB ポートの 制 御 により リセット 状 態 を 実 現 します 注 意 事 項 : 1 液 晶 の 操 作 の 前 必 ずデータ 転 送 モードを 設 定 して 一 回 リセット 動 作 が 必 要 2 液 晶 のコントロールポートのロジック 電 圧 は 3.3V バックライトの 電 圧 も 3.3V 3 インタフェースのピン 配 置 : 19 1 20 2 1.3.9 1602 液 晶 インタフェース 本 ボードは 2.54 ピッチ 16 ピンのコ 1602 液 晶 コネクターを 提 供 しております ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 12
インタフェースのピン 配 置 : 15 1 16 2 1.3.10 7SEG LED MSP430F149 は 低 消 費 電 力 で IO のドライブ 能 力 が 高 くないため 7SEG LED と MCU の 間 に 74HC573 を 入 れています LED 選 択 信 号 は Low レベル 有 効 ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 13
SEG 選 択 信 号 は High レベル 有 効 1.3.11 レベル 変 換 回 路 A1~A8 は 5V レベルデータポートと 繋 いで B1~B8 は 3.3V レベルデータポートと 繋 ぎます OE は Output Enable 信 号 (Low レベル 有 効 ) DIR は 変 換 方 向 を 制 御 する DIR が Low の 場 合 データ 方 向 は B A DIR が High の 場 合 データ 方 向 は A B SN74LVC4245 の B1~B7 は MCU の P5.0~P5.6 ポートと 繋 いでいますが B8 はジャンパーで P5.7 或 いは P1.7 と 繋 ぎます P1.7 と 繋 いだときは PS2 からのクロック 信 号 で 割 り 込 み 発 生 でき ます PS2 利 用 しない 場 合 は P5.7 と 繋 いで 8bit のレベル 変 換 となります 74LVC4245 の OE と DIR 信 号 は 74HC595 のパラレル 出 力 と 繋 いでいます 注 意 事 項 :レベル 変 換 機 能 利 用 しない 場 合 は 必 ずこのモジュールの 出 力 を 禁 止 する 必 要 で す(OΕ を High レベルに 設 定 して 置 く) でなければ 他 の 機 能 に 影 響 を 与 える 恐 れがありま す 1.3.12 PS2 インタフェース 本 ボードは 標 準 6 ピンインタフェースの PS2 を 提 供 しています 標 準 キーボード マウス を 接 続 できます キーボード マウスは 5V 給 電 で MSP430F149 は 3.3V で 動 きますので 間 にレベル 変 換 が 必 要 です PS2 の CLK 信 号 を SN74LVC4245 の A8 ポートと 接 続 して PS2 の DATA 信 号 を SN74LVC4245 の A7 ポートと 接 続 しています SN74LVC4245 を 利 用 してレベル 変 換 を 実 現 し ています 回 路 図 は 下 記 : ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 14
注 意 事 項 :PS2 を 利 用 する 前 に 74LVC4245 の OΕ を Low DIR ポートを High に 設 定 する 必 要 1.3.13 USBインタフェース PHILIPS 社 製 の PDIUSBD12 を 利 用 して USB ドライバ 実 装 しています PDIUSBD12 のデータポートは MCU の P5 ポートと 繋 いで コントロールポートは P2.0 WR_N, P2.1 RD_N,P2.2 A0,P2.3 CS_N と 繋 いでいます PDIUSBD12 の INT_N ポートはジャン パーを 通 じて MCU の P1.5 ポートと 繋 いで MCU に 割 り 込 み 要 求 時 に 利 用 します ジャンパ ーを 利 用 するのは INT_N ポートを Low レベル 設 定 時 キーボード 回 路 に 影 響 しない 様 にする 為 です USB 回 路 利 用 しない 時 は J3 のジャンパーをオープンして 置 くのをお 勧 めです LED D12 は PDIUSBD12 から 制 御 しています MCU と PC を 接 続 時 に 点 滅 して 通 信 状 態 を 示 し ます 接 続 後 は 点 灯 していて 接 続 有 効 状 態 を 示 します USB でボードに 給 電 できます USB ケープルで PC と 繋 いで USB 電 源 SW でオン/オフ 制 御 で きます ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 15
1.3.14 LED 74HC573 を 通 じて MCU の P2 ポートの 各 IO で8つの LED を 制 御 しています IO が Low レベ ルの 時 相 応 の LED が 点 灯 して High レベルの 時 消 灯 します 74HC573 の Enable ポートは 74HC595 の OE4 と 繋 いでいて このポートが 74HC573 の 出 力 が 有 効 か 制 御 します LED 回 路 利 用 する 場 合 OE4 を Low レベルに 設 定 する 必 要 です 利 用 し ない 場 合 は 他 の 回 路 から LED を 影 響 しない 様 に OE4 を High レベルに 設 定 するのをお 勧 め ます 1.3.15 マトリックスキーボード 本 ボードでは 4x4 のマトリックスキーボードと4つの 独 立 キーを 複 用 する 回 路 を 提 供 して おります 例 えば P1.7 が Low レベルでしたら K1~K4 は P1.0~P1.3 ポートと 繋 いでいる 独 立 キーとなります 独 立 キーが 必 要 ない 場 合 P1 ポートをスキャンすると 4x4 のマトリック スキーボードとなります ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 16
1.3.16 ADC 回 路 MSP430F149 内 部 では 12-Bit の ADC を 持 っていて 外 部 に8チャネルを 提 供 しております IO の P6.0~P6.7 ポートになります 本 ボードでは P6.0 ポートは 既 に 利 用 しています R7 の ピン2と 繋 いでいて ボリューム 調 整 で P6.0 ポートの 電 圧 を 調 整 できます P6.1 ポートは ジャンパーJ1 の1と2をショートするかで DAC5571 の 出 力 ポートに 接 続 するか 決 められま す 他 のチャネルポートは 空 いていますのでユーザーの 方 で 自 由 に 利 用 できます また MCU 内 部 搭 載 している ADC は 外 部 参 考 電 圧 入 力 もサポートします P5 で 接 続 できま す P5 の 各 ピン( 右 側 で 囲 まれているのが1)と MCU の 外 部 参 考 回 路 のピンの 対 応 関 係 : 1--VeREF+,2--AVSS,3--VeREF- 注 意 事 項 : 外 部 参 考 電 圧 を 利 用 する 場 合 プログラミング 時 必 ず 内 部 参 考 電 源 を 閉 じる 必 要 MCU が 損 害 される 恐 れがありますので 同 時 に 存 在 できません 1.3.17 ブザー 回 路 P6.7 が High レベルを 出 力 するとブザーが 鳴 って Low レベルを 出 力 するとブザーが 閉 じら れます 1.3.18 リソースコントロール 回 路 本 ボードは 74HC595 を 利 用 してリソースの 複 用 を 実 現 しています 3 つの IO で 複 数 のチッ プの Enable を 制 御 します ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 17
QH~QB ポートと 各 リソースとの 対 応 関 係 は 下 記 の 表 : ポート レベル コントロール QH High 74LVC4245 出 力 禁 止 5Vポートと3.3Vポートを 切 断 させる Low 74LVC4245 出 力 許 可 5V ポートと 3.3V ポートのレベル 変 換 許 可 QG High レベル 変 換 方 向 :5V 3.3V Low レベル 変 換 方 向 :3.3V 5V QF QE QD QC High Low High Low High Low High Low U14 出 力 禁 止 7SEG LEDのセぐ 選 択 信 号 を 禁 止 U14 出 力 許 可 7SEG LED のセぐ 選 択 信 号 を 許 可 U15 出 力 禁 止 7SEG LED の LED 選 択 信 号 を 禁 止 U15 出 力 許 可 7SEG LED の LED 選 択 信 号 を 許 可 U1 出 力 禁 止 LED ドライブ 信 号 を 禁 止 U1 出 力 許 可 LED ドライブ 信 号 を 許 可 12864 液 晶 のデータ 通 信 方 式 をパラレルに 設 定 12864 液 晶 のデータ 通 信 方 式 をシリアルに 設 定 QB High 12864を 動 作 状 態 に 設 定 Low 12864 をリセット 状 態 に 設 定 QH が High レベルの 場 合 QG は 無 効 です MCU 側 の3つの IO の 制 御 については 各 サンプルソースにある BoardConfig.h ファイルの BoardConfig() 関 数 をご 参 照 ください 1.3.19 RF 微 弱 モジュールインタフェース 本 ボードは CC1000(433MHz)モジュールを 基 の RF 微 弱 モジュールインタフェースを 提 供 し ています ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 18
RF モジュールを 利 用 しない 場 合 は このインタフェースは 普 通 の IO として 利 用 できます 1.3.20 GPIO 本 ボードでは MCU の 48 のピンを 全 て 引 き 出 して 2.54 ピッチの 拡 張 ピンで 提 供 しています ピン 配 置 は 下 記 の 様 : で 囲 まれているのが1 番 同 じ 行 なのはすべて 奇 数 で 1~51 番 下 の 行 は 全 て 偶 数 で 1 番 の 真 下 は2 番 で 2~52 番 の 順 となります 拡 張 IO と MCU のピン 対 応 関 係 : 1.3.21 JTAGインタフェース 本 ボードでは TI 社 の 14PIN(2.54 ピッチ) 標 準 JTAG インタフェースを 提 供 しています 各 ピンの 定 義 : ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 19
1.4 サンプルソースについて Examples.zip に 下 記 サンプルソースは 含 まれている 1.4.1 基 本 テスト 1.4.2 モジュール 基 本 プログラム ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 20
1.4.3 総 合 テスト ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 21
第 二 章 IAR 環 境 でソフトウェアの 開 発 IAR Embedded Workbench(Ver4.20) 環 境 で 説 明 します 2.1 新 しいプロジェクトの 作 成 Project Create New Project をクリックする Empty project を 選 択 して OK をクリックして フォルダを 選 択 し test と 言 うプロジェク トを 作 成 する ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 22
Empty project を 選 択 する 代 わりに+C を 開 いて main を 選 択 して OK を 押 しても 同 じです Workspace に test と 言 うプロジェクトがあります Debug モードと Release モードがあり ますが 最 初 シミュレーションとデッバグが 必 要 な 段 階 では Debug モードに 設 定 する 必 要 です File Save Workspace でプロジェクトが 保 存 されます ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 23
2.2 ソースファイルの 追 加 既 に 編 集 したファイルを 追 加 する 場 合 は Project Add Files で 追 加 する 新 たに 編 集 する 場 合 は File New File で 新 しいファイルを 作 成 して 編 集 した 後 File Save で 保 存 すれば 良 いです 2.3 プロジェクトオプションの 設 定 Project Options をクリックする 或 いは Workspace のプロジェクト 名 で 右 クリックする ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 24
デフォルトの 設 定 で 大 部 分 のニーズに 満 たしますが 下 記 2 箇 所 だけ 変 更 すれば 良 いです 1 General Options の Target タブの Device 欄 の をクリックして 対 応 している CPU の 型 番 を 選 択 します ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 25
2 Category の Debugger をクリックします ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 26
Driver の 選 択 欄 に Simulator と FET Debugger があります Simulator はソフトウェアでシミュレーション 用 で FET Debugger はエミュレーターで PC と MCU を 繋 いでデバッグ 用 です シミュレーターだけしたい 場 合 は Simulator を 設 定 して OK をクリックしてオプション 設 定 完 了 です デバッグ 必 要 な 場 合 は FET Debugger を 設 定 して Category の Debugger の FET Debugger を クリックします ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 27
弊 社 提 供 しているMSP430 USBエミュレーター( 製 品 紹 介 URL: http://www.csun.co.jp/shop/2010082301.html )を 利 用 する 場 合 はデフォルトのTexas Instrument USB-IFを 選 択 してOKをクリックします 本 ボード 付 属 している LPT 簡 易 エミュレーターを 利 用 する 場 合 は Texas Instrument LPT-IF を 選 択 して OK をクリックします 2.4 コンパイル 上 記 設 定 完 了 後 任 意 のソースファイル(.c.cpp.cc.s.asm msa)を 右 クリッ クして Compile を 選 択 或 いは Project Compile をクリック 或 いは をクリックしてコ ンパイルします ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 28
2.5 Make 全 てコンパイル 通 して Project Make 或 いは をクリックして Make します 2.6 デバッグ Make 完 了 後 デバッグが 出 来 ます Project Download and Debug 或 いは をクリックして デバッグモードに 入 ります デバッグに 関 してもっと 詳 しい 情 報 は Help などの 資 料 をご 参 照 ください ホームページ:http://www.csun.co.jp メール:info@csun.co.jp 29