HP Intelligent Provisioning リリース ノート HP 部 品 番 号 : 680065-192 2012 年 6 月 第 2 版
Copyright 2012 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
説 明 バージョン: 1.10 これらのリリース ノートでは 問 題 点 とその 回 避 方 法 および HP Intelligent Provisioning に 関 す る 重 要 な 情 報 について 説 明 します HP Intelligent Provisioning は すべての HP ProLiant Gen8 サーバーに 標 準 装 備 の HP ilo Management Engine の 内 蔵 管 理 機 能 の 1 つで メディア 不 要 ですぐに 単 一 サーバーの 展 開 と 設 定 を 実 行 できま す Intelligent Provisioning は SmartStart バージョン 8.70 に 続 いて 高 度 なサーバー 設 定 とプロビ ジョニングを 提 供 します Intelligent Provisioning では ソフトウェアは CD でなくサーバーに 内 蔵 されています Intelligent Provisioning のマニュアルについては 次 の HP の Web サイトを 参 照 してください http://www.hp.com/go/intelligentprovisioning/docs ( 英 語 ) アップデートに 関 する 推 奨 事 項 必 須 事 項 は 特 にありません 旧 バージョン 製 品 モデル HP Intelligent Provisioning 1.00 HP Intelligent Provisioning は HP ProLiant Gen8 サーバーをサポートします HP ProLiant SL および SE サーバーは Intelligent Provisioning によるオペレーティング システムの インストールはサポートしません これらのサーバーは 現 在 HP Intelligent Provisioning ユー ザー ガイド およびオンライン ヘルプの メンテナンス タスクの 実 行 の 項 に 記 載 されているメ ンテナンス 機 能 をサポートしています オペレーティング システムとデバイス 拡 張 機 能 サポートされているオペレーティング システムとデバイスについては サーバーのサポート マト リックスを 参 照 してください 各 サーバーの 相 違 点 とサポートされているコンポーネントについ ては HP Intelligent Provisioning Server Support Guide を 参 照 してください 注 記 : サーバーでサポートされるすべてのオペレーティング システムが Intelligent Provisioning でサポートされるわけではありません(Windows 2003 や 32 ビットの Windows オペレーティン グ システムではサポートされません) HP IB FDR/EN 10/40Gb 2P 544QSFP アダプター(デュアル IP/IB)を 搭 載 する ProLiant Gen8 サーバーでの Windows 2008 R2 SP1 のインストールに FTP を 使 用 することはできません この アダプターは SPP 2012.06.0 でサポートされるデバイスではありません 新 しいサーバーのサポート HP ProLiant BL420c Gen8 HP ProLiant BL465c Gen8 HP ProLiant DL360e Gen8 HP ProLiant DL380e Gen8 説 明 3
HP ProLiant DL385p Gen8 HP ProLiant ML350e Gen8 前 提 条 件 このリリースのハードウェア ファームウェア およびソフトウェアの 要 件 については HP Intelligent Provisioning Server Support Guide を 参 照 してください インストールとアップグレードの 前 提 条 件 については HP Intelligent Provisioning ユーザー ガイド を 参 照 してください 注 記 : Intelligent Provisioning は プロキシ 経 由 での FTP サーバーへの 接 続 はサポートしません インストール 手 順 ProLiant Gen8 サーバーには ファームウェア コンポーネントとオペレーティング システム コン ポーネントの 基 本 的 なセットがあらかじめロードされています これらのコンポーネントは Intelligent Provisioning を 使 用 してインストールします 一 旦 サーバーを 稼 働 させた 後 は Intelligent Provisioning の Firmware Update ユーティリティを 使 用 して サーバーの 製 造 時 以 降 のすでに 古 く なったコンポーネントをアップデートしてください インストール 方 法 については HP Intelligent Provisioning ユーザー ガイド を 参 照 してくださ い インストールに 関 する 注 意 事 項 Windows SBS 2011:ユーザー 名 またはパスワードが 正 しくありません というメッセージが 表 示 されたら [OK] をクリックして [オペレーティング システム 製 品 情 報 ] で 入 力 したパスワードを 入 力 します VMware ESXi:VMware ESXi のデフォルト パスワードは password です VMware:Intelligent Provisioning と 組 み 合 わせて 使 用 できるのは HP ブランドの VMware だけで す 標 準 の VMware を Intelligent Provisioning でインストールすることはできません Windows および VMware:FTP 経 由 でサポートされるのはフラット ファイルだけです ISO ファ イルはサポートされません サーバーのマザーボード 上 の 内 蔵 NIC カードが eth0 および eth1 の 位 置 を 占 有 するため LOM の 位 置 は eth2 および eth3 に 移 されます 既 知 の 問 題 と 推 奨 処 置 このドキュメントに 記 載 されている 解 決 方 法 を 適 用 し 問 題 を 解 決 することをおすすめします 誤 った 操 作 を 行 うと HP ProLiant サーバーの 操 作 と 機 能 が 正 常 に 動 作 しなくなることがあります 新 しい 問 題 が 発 見 されるか 既 知 の 問 題 が 解 決 されると このリストは 更 新 されます 操 作 上 の 問 題 外 部 Web サイトの Web ページを 参 照 するファームウェア 更 新 ユーティリティのコンポーネ ントで [パッケージの 詳 細 ]ページのリンクをクリックすると サーバーが 応 答 しなくなり 再 起 動 が 必 要 になる 場 合 があります 推 奨 処 置 :セキュリティ 上 の 理 由 で インターネットにアクセスできません [パッケージの 詳 細 ]ページのリンクをクリックして hp.com やインターネット 上 のその 他 の Web サイトに アクセスしないでください Intelligent Provisioning が ロード 中 に 応 答 していないように 見 えます 推 奨 処 置 :サーバーを 再 起 動 して Intelligent Provisioning を 起 動 しなおしてください 4 前 提 条 件
自 動 インストールの 際 にドライバーやソフトウェアをインストールしているとき HP SUM が 突 然 シャットダウンすることがあります 推 奨 処 置 :インストールを 再 度 試 みてください Intelligent Provisioning のホーム ページで [ 構 成 とインストール]タブをクリックした 後 [ハー ドウェアの 設 定 ]ページに Java Script エラー メッセージが 表 示 されることがあります 推 奨 処 置 :[OK] キーを 押 して 次 に 進 みます 空 白 文 字 や 句 読 点 が 含 まれる FTP パスは 機 能 しません 論 理 アレイを 使 用 しているとき 接 続 した 物 理 ディスクがありませんメッセージが 表 示 され インストールを 続 行 できません 推 奨 処 置 :Intelligent Provisioning は 事 前 にアレイの 論 理 ドライブを 構 成 しておかないと 使 用 できません Intelligent Provisioning の [メンテナンスの 実 行 ] メニューでアレイ コンフィ ギュレーション ユーティリティを 使 用 してアレイを 構 成 してください Intelligent Provisioning のファームウェア アップグレード ユーティリティのリストに NIC カー ドが 表 示 されないことがあります 推 奨 処 置 :オペレーティング システムをインストールする 前 に NIC カード ファームウェア をアップグレードするには SPP をオフライン モードで 使 用 してください Intelligent Provisioning で NTFS フォーマットの USB ドライブが 検 出 されません 推 奨 処 置 :FAT32 ファイル システム フォーマットの USB キーを 使 用 します NFS と FTP が 接 続 されていない Ethernet ケーブルを 使 用 してインストールされます カー ドが 機 能 していない 可 能 性 があります 推 奨 処 置 :NIC が 壊 れている 場 合 は Ethernet ケーブルが 接 続 されていることを 確 認 します SATA ストレージ ディスク コンポーネント(CP016455.scexe)は ファームウェア アップ グレード ユーティリティを 介 しては 更 新 されません 推 奨 処 置 :このコンポーネントは SPP から HP SUM を 使 用 して 更 新 してください ユーザー インターフェイスの 問 題 NC5525SFP 10Gb 2 ポート Ethernet サーバー アダプターが HP NC552SFP 10Gb 2 ポート FlexFabric コンバージド ネットワーク アダプターと 誤 表 示 されます リカバリ ISO の 再 起 動 ボタンには [Reboot into F10] と 記 されています つまり Intelligent Provisioning で 再 起 動 されます Intelligent Provisioning を 起 動 するには それでも F10 キーを 押 す 必 要 があります [Intelligent Provisioning の 環 境 設 定 ]ページで [システム ソフトウェアの 更 新 ]オプションを 無 効 にしてからホーム ページを 表 示 した 場 合 [ 構 成 とインストール]のパスに 従 うと [OS をイン ストールする 前 に 更 新 する]が [システム ソフトウェアの 更 新 ]のデフォルトのオプションとし て 選 択 されます 推 奨 処 置 :[ 更 新 のスキップ]オプションが 環 境 設 定 で 無 効 になっていても このオプションを 選 択 します [ 更 新 のスキップ]を 選 択 せずに 続 行 した 場 合 システム ソフトウェアを 更 新 しよ うとすると システムが 応 答 しなくなる 場 合 があります ある SPP ホット フィックスが 適 用 されたが IP レポジトリがそのホット フィックスで 更 新 さ れていない 場 合 [ファームウェアアップデート] 画 面 に 実 際 とは 違 う ROM バージョンが 表 示 されます 推 奨 処 置 : 更 新 には SPP と HP SUM を 使 用 してください 英 語 以 外 の 言 語 で Intelligent Provisioning を 使 用 する 場 合 [オペレーティング システム 製 品 情 報 ]ページで 言 語 を 変 更 しても [レビュー]ページと [OS の 情 報 ]ページが 選 択 した 言 語 では なく 英 語 で 表 示 される 場 合 があります 既 知 の 問 題 と 推 奨 処 置 5
[メンテナンスの 実 行 ]ページの [クイック 構 成 ]を 使 用 して 電 源 プロファイルを 更 新 しても [ハードウェアの 設 定 ]ページに 新 しい 設 定 が 反 映 されません 推 奨 処 置 : 必 要 に 応 じて [ハードウェアの 設 定 ]ページで 電 源 プロファイルを 変 更 します Windows 固 有 の 問 題 Windows Datacenter Core Edition の 推 奨 インストールやカスタム インストールを 実 行 する と Intelligent Provisioning とオペレーティング システム ファイルをコピーした 後 システム が 再 起 動 します Windows を 初 期 化 した 後 Administrator アカウントが 使 用 できなくなりま す この 問 題 は Windows 2008 SP2 x64 ビット Hyper V Enterprise x64 Edition Core Windows 2008 SP2 x64 ビット Hyper V および Standard x64 Edition Core でも 発 生 しま す 推 奨 処 置 :Windows Datacenter Core Edition をインストールした 後 パスワードを 入 力 せず に Administrator アカウントにログインします このモードでは コマンド ライン(cmd) ページのみが 表 示 されます Windows のカスタム インストール 中 に [OS の 情 報 ]ページの [WBEM] を 選 択 して [ 戻 る] 矢 印 をクリックすると [WBEM] が [いいえ](デフォルト 値 )にリセットされます 推 奨 処 置 :[ 戻 る] 矢 印 をクリックした 後 すべてのフィールドの 値 を 確 認 します FAT32 フォーマットの USB フラッシュ ドライブの 場 合 Windows Small Business Server v7 (ベース)オペレーティング イメージはサイズが 大 きすぎます 推 奨 処 置 :フラッシュ ドライブの 代 わりにリアル メディアを 使 って ISO 経 由 でネットワーク インストールを 実 行 するか ilo 経 由 で 仮 想 メディアをマウントします Intelligent Provisioning を 使 用 して SNMP を HP ブランドの Win 2008 Combo メディアにイ ンストールすることはできません HP ブランドの Windows 2008 R2 Combo メディアに SNMP をインストールすることはサポートされています 推 奨 処 置 :Intelligent Provisioning を 使 用 せずに 手 動 で Windows Server 2008 R2 にアップ グレードするかオペレーティング システムをインストールします Windows 2008 のカスタム インストールの 実 行 中 に [OS の 情 報 ]ページで [Standard Edition Core] オペレーティング システムを 選 択 して [ 続 行 ] 矢 印 をクリックし [レビュー]ページに 移 動 した 後 [ 戻 る] 矢 印 をクリックして [OS の 情 報 ]ページに 戻 ると [オペレーティング システ ム]がデフォルト 値 に 戻 ります 推 奨 処 置 :[ 戻 る] 矢 印 をクリックした 後 すべてのフィールドの 値 を 確 認 します Windows のカスタム インストール 中 に インストールする 項 目 として 選 択 していないのに AMS がインストールされることがあります 推 奨 処 置 : 不 要 であれば AMS をアンインストールしてください 推 奨 インストールやカスタム インストール 方 式 での Windows 2008 SP2 のインストール 中 に プロダクト キーが 要 求 され キーを 入 力 しないと 次 に 進 めなくなります 推 奨 処 置 :インストール 中 プロダクト キーが 必 要 な 場 合 には 使 用 できるように 準 備 します Windows で 推 奨 インストールを 実 行 すると System Management Homepage に 情 報 が 表 示 さ れません デフォルトでは AMS のみがインストールされているため これは 予 定 通 りの 動 作 です 推 奨 処 置 :SMH に 情 報 を 設 定 するには WBEM エージェントと SNMP エージェントをイン ストールします Linux 固 有 の 問 題 Intelligent Provisioning でベース オペレーティング システム イメージを 使 用 して SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 を 更 新 すると 接 続 されているオペレーティング システム メディア 6 既 知 の 問 題 と 推 奨 処 置
が 有 効 なメディアとしてスキャンされますが 接 続 されているメディア ハードディスクがブー ト 後 に 検 出 されなくなります 推 奨 処 置 :Intelligent Provisioning を 使 用 して SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 をインス トールする 場 合 は kiso(カーネル アップデート ISO)を 使 用 する 必 要 があります SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 は Intelligent Provisioning の 手 動 インストール 方 式 では インストールできません Unable to find any valid media, add and choose 'rescan'というメッセージが 表 示 されます [ 推 奨 処 置 ]:ドライバーの 位 置 を 指 定 するカーネル パラメーターを 含 めます 32 ビットおよび 64 ビット SUSE Linux Enterprise Server 10 SP4 kiso1.0 イメージは [ 光 学 /ilo ドライブのスキャン 中 ]ページで 無 効 なメディアとしてレポートされます 推 奨 処 置 :このオペレーティング システムは Intelligent Provisioning を 使 わずに 手 動 でイン ストールしてください VMware 固 有 の 問 題 VMware のカスタム インストールを 実 行 した 場 合 オプション 情 報 を 入 力 しないと [OS の 情 報 ]ページの [ 続 行 ]の 矢 印 が 有 効 になりません 推 奨 処 置 :オプション 情 報 を 入 力 します VMware のインストール 中 に Ethernet ポート 0 を 使 用 できないと オペレーティング システ ムがインストールされず システムが 応 答 しなくなります 推 奨 処 置 :VMware のインストール 時 に Ethernet ポート 0 が 接 続 されており 動 作 してい ることを 確 認 します Intelligent Provisioning を 使 用 している 際 に ilo 仮 想 メディアを 使 用 して VMware をインストー ルすると DL160 Gen8 サーバーでインストール 障 害 が 断 続 的 に 発 生 します 推 奨 処 置 :Intelligent Provisioning を 使 わずに 別 のインストール ソースを 使 用 するか VMware を 手 動 でインストールします VMware ESXi 4.1 U2 オペレーティング システム ファイルのインストール 後 サーバーが 再 起 動 され オペレーティング システムの 初 期 化 が 開 始 されると Invalid Keyboard type US メッセージが 表 示 されます 推 奨 処 置 : 必 要 な 場 合 は Enter キーを 押 して 初 期 化 作 業 を 続 行 します Intelligent Provisioning および VMware ESXi 4.1 U2 オペレーティング システム ファイルのコ ピー 後 サーバーが 再 起 動 され オペレーティング システムの 初 期 化 が 開 始 されると No DEFAULT or UI configuration directive found! メッセージが 表 示 されます 推 奨 処 置 :もう 一 度 再 起 動 してください カスタマー アドバイザリ SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 - kiso を 使 ってインストールすると カーネル バージョ ンが 混 在 してインストールされる 場 合 があります http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/techsupport/document.jsp?objectid=c03237879 ( 英 語 ) HP Intelligent Provisioning - HP ProLiant Gen8 シリーズ サーバーへの SUSE Linux Enterprise Server のインストールを 試 みると Unable to Find Any Valid Media, Add and Choose Rescan というメッセージが 表 示 されます http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/techsupport/document.jsp?objectid=c03245453 ( 英 語 ) カスタマー アドバイザリ 7
HP Ethernet 1Gb 4 ポート 33x アダプター - Linux のディストリビューションと 一 緒 にパッケー ジされているバージョン 3.117j より 前 の TG3 ドライバーを 使 用 してネットワーク アダプ ター ファームウェアのアップデートを 試 みると Failed to Write NVRAM! というメッセー ジが 表 示 されます http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/techsupport/document.jsp?objectid=c03246354 ( 英 語 ) 8 カスタマー アドバイザリ