控 訴 状 東 京 高 等 裁 判 所 御 中 控 訴 人 ら 訴 訟 代 理 人 弁 護 士 酒 井 幸 同 今 給 黎 泰 弘 同 金 塚 彩 乃 同 新 谷 桂 同 永 尾 廣 久 平 成 19 年 12 月 28 日 控 訴 人 ( 原 告 ) 別 紙 控 訴 人 目 録 のとおり(36 名 ) 163-8001 東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 2 丁 目 8 番 1 号 東 京 都 庁 内 被 控 訴 人 ( 被 告 ) 石 原 慎 太 郎 163-8001 東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 2 丁 目 8 番 1 号 被 控 訴 人 ( 被 告 ) 東 京 都 代 表 者 知 事 石 原 慎 太 郎 謝 罪 広 告 等 請 求 控 訴 事 件 訴 訟 物 の 価 額 金 23,018,500 円 貼 用 印 紙 額 金 138,000 円 上 記 当 事 者 間 の 東 京 地 方 裁 判 所 平 成 17 年 (ワ) 第 14143 号 ( 第 1 事 件 ), 平 成 17 年 (ワ) 第 2410 4 号 ( 第 2 事 件 )および 平 成 19 年 (ワ) 第 6821 号 謝 罪 広 告 等 事 件 ( 第 3 事 件 )について, 平 成 19 年 1 2 月 14 日 言 い 渡 された 下 記 判 決 は, 不 服 であるから 控 訴 をする 原 告 の 請 求 を 棄 却 する 訴 訟 費 用 は 原 告 の 負 担 とする 原 判 決 の 表 示 控 訴 の 趣 旨 第 1 原 判 決 を 取 り 消 す 第 2 請 求 の 趣 旨 1 第 1 及 び 第 2 事 件 (1) 被 控 訴 人 石 原 慎 太 郎 は, 別 紙 控 訴 人 目 録 1ないし13 記 載 の 控 訴 人 らに 対 し, 本 判 決 確 定 の 日 から7 日 以 内 に, 別 紙 謝 罪 目 録 1 記 載 の 内 容 の 謝 罪 広 告 を, に, 同 別 紙 に 記 載 した 掲 載 条 件 で 各 1 回 掲 載 せよ (2) 被 控 訴 人 石 原 慎 太 郎 は, 別 紙 控 訴 人 目 録 1ないし13 記 載 の 控 訴 人 ら 各 自 に 対 し,50 万 円 及 びこれ に 対 する 平 成 16 年 10 月 20 日 から 支 払 済 みまで 年 5 分 の 割 合 による 金 員 を 支 払 え (3) 被 控 訴 人 石 原 慎 太 郎 は, 控 訴 人 西 川 直 子 及 び 同 菅 野 賢 治 に 対 し, 本 判 決 確 定 の 日 から7 日 以 内 に, 別 紙 謝 罪 目 録 2 記 載 の 内 容 の 謝 罪 文 を 交 付 し,かつ, 同 内 容 の 謝 罪 広 告 を, 東 京 都 公 式 ホームページ (http://www.metrotokyo.jp/)に, 同 別 紙 に 記 載 した 掲 載 条 件 で1か 月 間 掲 載 せよ 2 第 3 事 件 (1) 被 控 訴 人 東 京 都 は, 別 紙 控 訴 人 目 録 1ないし12, 同 目 録 14ないし36 記 載 の 控 訴 人 ら(ただし, 控 訴 人 西 川 直 子 及 び 同 菅 野 賢 治 を 除 く )に 対 し, 本 判 決 確 定 の 日 から7 日 以 内 に, 別 紙 謝 罪 目 録 3 記 載 の 内 容 の 謝 罪 文 を 交 付 し,かつ, 同 内 容 の 謝 罪 広 告 を, 被 控 訴 人 東 京 都 の 公 式 ホームページ 1
(http://www.metrotokyo.jp/)に, 同 別 紙 に 記 載 した 掲 載 条 件 で6か 月 間 掲 載 せよ (2) 被 控 訴 人 東 京 都 は, 控 訴 人 西 川 直 子 及 び 同 菅 野 賢 治 に 対 し, 本 判 決 確 定 の 日 から7 日 以 内 に, 別 紙 謝 罪 目 録 4 記 載 の 内 容 の 謝 罪 文 を 交 付 し,かつ, 同 内 容 の 謝 罪 広 告 を, 被 控 訴 人 東 京 都 の 公 式 ホームペ ージ(http://www.metrotokyo.jp/)に, 同 別 紙 に 記 載 した 掲 載 条 件 で6か 月 間 掲 載 せよ (3) 被 控 訴 人 東 京 都 は, 別 紙 控 訴 人 目 録 1ないし12, 同 目 録 14ないし36 記 載 の 控 訴 人 ら 各 自 に 対 し, 5 万 円 及 びこれに 対 する 平 成 16 年 10 月 20 日 から 支 払 済 みまで 年 5 分 の 割 合 による 金 員 を 支 払 え 第 3 訴 訟 費 用 は, 第 1, 第 2 審 とも 被 控 訴 人 らの 負 担 とする との 判 決 並 びに 仮 執 行 宣 言 を 求 める 控 訴 の 理 由 控 訴 ら 人 が 本 訴 の 請 求 原 因 として 主 張 する 事 実 は, 原 判 決 事 実 摘 示 のとおりであるが, 原 判 決 には 事 実 認 定 の 誤 りがあるので 控 訴 を 提 起 する 以 上 2
別 紙 謝 罪 目 録 1 各 位 私 は 2004 年 10 月 19 日 首 都 大 学 東 京 をサポートする 会 員 制 クラブ the Tokyo U-club の 設 立 総 会 に おいて フランス 語 は 数 を 勘 定 できない 言 葉 だから 国 際 語 として 失 格 しているのも むべなるかなという 気 が する そういうものにしがみついている 手 合 いが 反 対 のための 反 対 をしている 笑 止 千 万 だ との 発 言 をしま したが フランス 語 が 数 を 勘 定 できない 言 葉 であるとの 点 及 びフランス 語 が 国 際 語 として 失 格 しているとの 点 はいずれも 事 実 ではありません このような 誤 った 事 実 に 基 づき フランス 語 を 母 語 として 使 用 し フランス 語 学 校 を 運 営 又 は 経 営 し フランス 語 又 はフランス 語 によって 表 記 されるものを 研 究 してその 成 果 を 教 授 し フランス 語 の 通 訳 翻 訳 その 他 フランス 語 を 業 務 の 手 段 とし さらには フランス 語 を 学 習 する 人 々の 名 誉 を 著 しく 毀 損 しましたことを ここに 深 く 陳 謝 します 1 大 きさは 2 段 横 10cmとする 2 年 月 日 は 謝 罪 広 告 の 日 を 記 載 する 3 の 各 文 字 は8Pゴシック その 他 の 文 字 は8P 明 朝 とする 4 謝 罪 広 告 の 日 に 被 告 が 東 京 都 知 事 職 を 辞 している 場 合 は を ( 前 ) 東 京 都 知 事 石 原 慎 太 郎 とする 3
別 紙 謝 罪 目 録 2 私 は 2004 年 10 月 19 日 首 都 大 学 東 京 をサポートする 会 員 制 クラブ the Tokyo U-club の 設 立 総 会 等 において フランス 語 は 数 を 勘 定 できない 言 葉 だから 国 際 語 として 失 格 しているのも むべなるかなという 気 がする そういうものにしがみついている 手 合 いが 反 対 のための 反 対 をしている 笑 止 千 万 だ との 発 言 東 京 都 立 大 学 のフランス 語 またはフランス 語 文 学 の 教 員 らの 講 座 には 専 攻 希 望 者 受 講 者 および 履 修 者 が 一 人 もいない 旨 の 発 言 及 び 同 教 員 らは 新 大 学 構 想 についても 保 守 的 自 己 保 身 的 かつ 退 嬰 的 な 考 えから 反 対 のための 反 対 をしている 旨 の 発 言 をしましたが フランス 語 が 数 を 勘 定 できない 言 葉 であるとの 点 フ ランス 語 が 国 際 語 として 失 格 しているとの 点 及 び 東 京 都 立 大 学 のフランス 語 またはフランス 語 文 学 の 教 員 ら の 講 座 には 専 攻 希 望 者 受 講 者 および 履 修 者 が 一 人 もいないとの 点 はいずれも 事 実 ではありません このよ うな 誤 った 事 実 に 基 づき フランス 語 を 母 語 として 使 用 し フランス 語 学 校 を 運 営 又 は 経 営 し フランス 語 又 はフランス 語 によって 表 記 されるものを 研 究 してその 成 果 を 教 授 し フランス 語 の 通 訳 翻 訳 その 他 フランス 語 を 業 務 の 手 段 とし さらには フランス 語 を 学 習 する 人 々の 名 誉 のみならず 東 京 都 立 大 学 において フラ ンス 語 フランス 文 学 を 研 究 教 授 してきた 原 告 西 川 直 子 殿 及 び 原 告 菅 野 賢 治 殿 の 名 誉 を 著 しく 毀 損 しました ことを ここに 深 く 陳 謝 します 1 大 きさは 1ページとする 2 年 月 日 はホームページ 掲 載 の 日 を 記 載 する 3 の 各 文 字 は14ポイントゴシック その 他 の 文 字 は12ポイント 明 朝 とする 4 謝 罪 広 告 の 日 に 被 告 が 東 京 都 知 事 職 を 辞 している 場 合 は を ( 前 ) 東 京 都 知 事 石 原 慎 太 郎 とする 4
別 紙 謝 罪 目 録 3 各 位 は 2004 年 10 月 19 日 首 都 大 学 東 京 をサポートする 会 員 制 クラブ the Tokyo U-club の 設 立 総 会 において フランス 語 は 数 を 勘 定 できない 言 葉 だから 国 際 語 として 失 格 しているのも む べなるかなという 気 がする そういうものにしがみついている 手 合 いが 反 対 のための 反 対 をしている 笑 止 千 万 だ との 発 言 をしましたが フランス 語 が 数 を 勘 定 できない 言 葉 であるとの 点 及 びフランス 語 が 国 際 語 とし て 失 格 しているとの 点 はいずれも 事 実 ではありません このような 誤 った 事 実 に 基 づき フランス 語 を 母 語 と して 使 用 し フランス 語 学 校 を 運 営 又 は 経 営 し フランス 語 又 はフランス 語 によって 表 記 されるものを 研 究 し てその 成 果 を 教 授 し フランス 語 の 通 訳 翻 訳 その 他 フランス 語 を 業 務 の 手 段 とし さらには フランス 語 を 学 習 する 人 々の 名 誉 を 著 しく 毀 損 しましたことを ここに 深 く 陳 謝 します 年 月 日 1 被 告 の 公 式 ウェブサイト(http://www.metro.tokyo.jp/)のホームページに フランス 語 訴 訟 に 関 する 石 原 都 知 事 の 謝 罪 文 との 見 出 し 文 字 を 掲 載 する 2 上 記 ウェブサイト 内 に 上 記 謝 罪 文 を 掲 載 する 3 上 記 見 出 しを 上 記 謝 罪 文 にリンクさせる 上 記 見 出 しから 上 記 謝 罪 文 に 到 達 するために 必 要 なクリック 数 は2 回 以 下 とする 4 文 字 の 大 きさは 上 記 見 出 しについては12ポイント 以 上 上 記 謝 罪 文 については10ポイント 以 上 とす る 5 年 月 日 は 謝 罪 広 告 掲 載 の 日 を 記 載 する 6 文 字 のフォントは 上 記 見 出 し 並 びに 上 記 謝 罪 文 中 の 及 び の 各 文 字 についてはゴシック 体 その 他 の 文 字 は 明 朝 体 とする 7 文 字 の 色 は 黒 色 ( 但 し 背 景 が 黒 または 黒 に 近 い 色 のときは 白 色 )とする 5
別 紙 謝 罪 目 録 4 西 川 直 子 殿 及 び 菅 野 賢 治 殿 は 2004 年 10 月 19 日 首 都 大 学 東 京 をサポートする 会 員 制 クラブ the Tokyo U-club の 設 立 総 会 等 において 1 東 京 都 立 大 学 のフランス 語 ないしフランス 文 学 の 教 員 である 貴 殿 らは フラ ンス 語 という 数 を 数 えられず かつ 国 際 語 として 失 格 している 言 語 にしがみついている 2 貴 殿 らの 開 講 科 目 には 専 攻 進 学 希 望 者 受 講 者 および 履 修 者 が 一 人 もいない 3 貴 殿 らは 新 大 学 構 想 についても 保 守 的 自 己 保 身 的 かつ 退 嬰 的 な 考 えから 反 対 のための 反 対 をしているとの 各 事 実 を 摘 示 する 発 言 をしましたが これらの 摘 示 事 実 はいずれも 真 実 ではありません このような 誤 った 事 実 に 基 づき 貴 殿 らの 名 誉 を 著 しく 毀 損 しましたことを ここに 深 く 陳 謝 します 年 月 日 1 被 告 の 公 式 ウェブサイト(http://www.metro.tokyo.jp/)のホームページに フランス 語 訴 訟 に 関 する 石 原 都 知 事 の 謝 罪 文 との 見 出 し 文 字 を 掲 載 する 2 上 記 ウェブサイト 内 に 上 記 謝 罪 文 を 掲 載 する 3 上 記 見 出 しを 上 記 謝 罪 文 にリンクさせる 上 記 見 出 しから 上 記 謝 罪 文 に 到 達 するために 必 要 なクリック 数 は2 回 以 下 とする 4 文 字 の 大 きさは 上 記 見 出 しについては12ポイント 以 上 上 記 謝 罪 文 については10ポイント 以 上 とす る 5 年 月 日 は 謝 罪 広 告 掲 載 の 日 を 記 載 する 6 文 字 のフォントは 上 記 見 出 し 並 びに 上 記 謝 罪 文 中 の 及 び の 各 文 字 についてはゴシック 体 その 他 の 文 字 は 明 朝 体 とする 7 文 字 の 色 は 黒 色 ( 但 し 背 景 が 黒 または 黒 に 近 い 色 のときは 白 色 )とする 6