スライド 1

医 用 画 像 情 報 セミナー 医 用 画 像 情 報 統 合 に 必 要 な DICOMの 知 識 について - オブジェクトの 定 義 と C/Sの 使 い 方 - 日 本 画 像 医 療 システム 工 業 会 (JIRA) 医 用 画 像 システム 部 会 DICOM 委 員 会 伊 藤 幸 雄

はじめに この 資 料 は 以 下 のレベルの 方 を 対 象 としています 日 常 業 務 で 医 用 画 像 の 作 成 や 管 理 を 行 っている 方 DICOM 規 格 の 概 要 とIHEの 基 礎 をご 存 知 の 方 モダリティやRIS/PACSの 接 続 に 関 して 検 討 を 行 った 経 験 のある 方 もしくは 検 討 をする 予 定 の 方 今 回 は 一 般 に 公 開 されているC/S I/Sを 用 いて 新 規 のDICOM 接 続 を 検 討 する 手 順 と 関 連 する 注 意 点 についてご 説 明 します 資 料 中 に 登 場 する 各 社 のC/S I/Sは 最 新 である 保 証 はなく また 技 術 的 な 説 明 のための 素 材 としての 利 用 以 外 の 意 図 はありません 本 資 料 は 2012 年 9 月 開 催 の 医 用 画 像 情 報 セミナーで 使 用 した 資 料 を 改 定 したものです C/S : Conformance Statement I/S : Integration Statement ( IHE 統 合 宣 言 書 ) 2

目 次 1. DICOM 規 格 の 概 要 2. C/S の 定 義 3. 最 新 の SOP 事 情 4. C/S のすき 間 5. まとめ 3

1) DICOM 規 格 概 要 DICOM 2011 PS 内 容 3.1 序 文 と 概 要 3.2 適 合 性 3.3 情 報 オブジェクト 3.4 サービスクラス 3.5 データ 構 造 と 符 号 化 3.6 データ 辞 書 3.7 メッセージ 交 換 3.8 ネットワーク 通 信 3.10 可 搬 媒 体 ファイル 構 造 3.11 可 搬 媒 体 応 用 3.12 可 搬 媒 体 物 理 構 造 3.14 グレースケール 表 示 関 数 3.15 セキュリティ 3.16 コンテンツマッピング 3.17 詳 細 説 明 資 料 3.18 webアクセス 3.19 アプリケーション 移 植 3.20 レポート 変 換 最 新 のDICOM 規 格 は2011 年 度 版 (10 月 1 日 で 時 点 では 2012 年 度 版 は 未 発 行 ) PS3.19 と PS3.20 が 新 規 追 加 された 数 年 間 溜 まっていた Supplement( 補 遺 ).とCorrection Proposal( 修 正 提 案 )が 本 文 に 反 映 された PS3.2が 大 幅 に 変 更 されたのは2004 年 (DICOM2004) 2004 年 以 降 に 発 行 されたC/Sでも 旧 フォーマットのものが 少 なくない 適 合 性 : Conformance Statement:C/S 4

1) DICOM 規 格 概 要 メインテナンス 状 況 医 療 従 事 者 医 療 関 連 企 業 などでワールト ワイト に 組 織 されたDSC (DICOM Standard Committee)がメインテナンスを 行 なう DSCの 下 に 29のWorking Groupを 組 織 し 分 野 別 に 拡 張 仕 様 を 検 討 し その 結 果 をSupplement( 補 遺 )としてまとめている WG-1 Cardiac And Vascular Information WG-15 Digital Mammography WG-2 Projection Radiography and Angiography WG-16 Magnetic Resonance WG-3 Nuclear Medicine WG-17 3D WG-4 Compression WG-18 Clinical Trials and Education WG-5 Exchange Media WG-19 Dermatologic Standards WG-6 Base Standard WG-20 Integration of Imaging and Information Systems WG-7 Radiotherapy WG-21 Computed Tomography WG-8 Structured Reporting WG-22 Dentistry WG-9 Ophthalmology WG-23 Application Hosting WG-10 Strategic Advisory WG-24 Surgery WG-11 Display Function Standard WG-25 Veterinary Applications WG-12 Ultrasound WG-26 Pathology WG-13 Visible Light WG-27 Web Technology for DICOM WG-14 Security WG-28 Physics 新 たにWG-29 (Education, Communication, and Outreach.)の 発 足 が 2013 年 9 月 DSCで 承 認 5

1) DICOM 規 格 概 要 機 能 拡 張 の 状 況 DICOM 規 格 は バージョンを 明 示 しておらず 製 品 においても 対 応 バージョンを 表 示 していない このため 対 応 する 機 能 は 適 合 宣 言 書 (Conformance Statement)に 記 載 し 公 表 すること が 義 務 づけられている DICOMは 継 続 的 に 機 能 が 拡 張 されているが バージョン 表 示 がありません 製 品 等 に 添 付 されている 適 合 宣 言 書 の 確 認 が 重 要 となります 2004 年 版 に 追 加 された 主 な 機 能 2009 年 版 に 追 加 された 主 な 機 能 Supp 58 Enhanced CT Image Storage SOP Class Supp 123 Structured Display Supp 85 Web Access to DICOM Objects (WADO) Supp 145 Whole Slide Imaging in Pathology Supp 88 Media Creation Management SOP Class 2011 年 版 に 追 加 された 機 能 Supp 93 Instance Availability Notification Supp 148 WADO via Web Services Supp 101 2005 年 版 に 追 加 された 主 な 機 能 Supp 150 HL7 Structured Document Object References Supp152 Radiation Dose Summary Information in Radiology Report Ophthalmic Thickness Map Storage SOP Class Supp 60 Hanging Protocols Supp154 Optical Surface Scanner Storage SOP Class 2008 年 版 に 追 加 された 主 な 機 能 Supp158 Retirement of General Purpose Worklist and Procedure Step Supp 114 DICOM Encapsulation of CDA Supp161 WADO by means of RESTful Services Supp 127 CT Radiation Dose Reporting (Dose SR) Supp162 Comprehensive 3D SR Storage SOP Class 6

2) 最 新 C/S の 状 況 NEMA 版 表 紙 JIRA( 翻 訳 ) 版 表 紙 7

2) 最 新 C/S の 状 況 (JIRA 翻 訳 版 のアクセス 方 法 ) 8

2) 最 新 C/S の 定 義 本 文 から Digital Imaging and Communications in Medicine (DICOM) Part 2: Conformance ( 適 合 性 ) 1 適 用 範 囲 と 適 用 分 野 適 合 性 宣 言 は, 実 装 者 とシステムインテグレータに 対 して アプリケーションが 相 互 運 用 可 能 かどうか 決 定 するために 重 要 な 情 報 を 提 供 するので 適 合 性 宣 言 は 相 互 運 用 性 に 重 要 である さらに, 問 題 が 発 生 した 場 合 彼 らが 任 意 の 問 題 を 可 能 性 として 解 決 するための 情 報 源 を 提 供 する 最 後 に これらの 文 書 を 生 成 するための 一 貫 性 のあるテンプレートを 可 能 性 のある 実 装 者 に 提 供 することは 重 要 である 相 互 運 用 重 要 な 情 報 一 貫 性 のあるテンプレート 注 意 する 事 は? 9

2) C/S の 定 義 PS3.2 : 適 合 性 PS 3.2 2011 CONTENTS NOTICE AND DISCLAIMER... 2 CONTENTS... 3 FOREWORD... 11 1 SCOPE AND FIELD OF APPLICATION... 12 2 NORMATIVE REFERENCES... 12 3 DEFINITIONS... 13 4 SYMBOLS AND ABBREVATIONS... 16 5 CONVENTIONS... 17 6 PURPOSE OF A CONFORMANCE STATEMENT... 19 PS 3.2 2003 Page 3 7 CONFORMANCE REQUIREMENTS... 21 Table of Contents ANNEX A (Normative) DICOM CONFORMANCE STATEMENT TEMPLATE... 27 NOTICE AND DISCLAIMER... ANNEX B (Informative) CONFORMANCE STATEMENT SAMPLE INTEGRATED MODALITY... 2 64 Table of Contents... ANNEX C (Informative) CONFORMANCE STATEMENT SAMPLE DICOMRis INTERFACE... 3 132 Foreword 7 ANNEX D (Informative) CONFORMANCE STATEMENT SAMPLE DICOM Image VIEWER... 166 ANNEX E (Informative) CONFORMANCE STATEMENT EXAMPLE-PRINT SERVER... 201 1 Scope and Field of Application... 8 ANNEX F (informative) DICOM CONFORMANCE STATEMENT QUERY-RETRIEVE-SERVER... 247 2 Normative References... 8 3 Definitions... 8 4 Symbols and Abbreviations... 11 5 Conventions... 12 6 Purpose of a Conformance Statement... 15 7 Conformance Requirements... 16 Annex A (Normative) DICOM Conformance Statement Template... 22 Annex B (Informative) DICOM Conformance Statement Sample... 30 Annex C (Normative) DICOM Conformance Statement Template for Media Storage Application Profiles.. 40 Annex D: (Informative) Example of a DICOM Conformance Statement for a DICOM Media Storage Implementation... 45 10

2) C/S の 定 義 PS3.2: 適 合 性 本 文 から 目 次 注 意 と 免 責 事 項 目 次 まえがき 1. 適 用 範 囲 と 適 用 分 野 試 験 または 検 証 手 続 き は C/S に 明 記 されていません 心 配 な 場 合 は 接 続 実 績 を 確 認 することをお 勧 めします 適 合 性 宣 言 は, 実 装 者 とシステムインテグレータに 対 して,アプリケーショ ンが 相 互 運 用 可 能 かどうか 決 定 するために 重 要 な 情 報 を 提 供 する PS 3.2 は 規 格 への 適 合 性 を 主 張 する 実 装 が 従 わなければならない 原 則 を 定 義 する PS 3.2 は 下 記 を 明 記 する: ( 省 略 ) DICOM 規 格 は 下 記 を 明 記 しない: - 規 格 への 実 装 の 適 合 性 を 評 価 する 試 験 または 検 証 手 続 き; - 実 装 がその 適 合 性 宣 言 に 一 致 しているかどうかを 評 価 するための 試 験 または 検 証 手 続 き; - 装 置 の 与 えられたタイプに 対 して,どのような 任 意 選 択 機 能,サービス クラス,または 情 報 オブジェクトをサポートすることが 望 ましいか 2. 引 用 規 格 下 記 の 規 格 は,,この 規 格 の 規 定 を 構 成 する 規 定 を 含 んでいる すべての 規 格 は, 改 訂 される 場 合 がある 下 記 に 示 す 規 格 の 最 新 バージョンを 適 用 する 可 能 性 を 調 査 するように 推 奨 される 11

2) C/S の 定 義 PS3.2: 適 合 性 本 文 から 3. 3.1 参 照 モデル 定 義 この 分 冊 はISO 7498-1の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する a. 応 用 エンティティ Application Entity b. 応 用 エンティティタイトル Application Entity Title c. プロトコルデータ 単 位 Protocol Data Unit d. 転 送 構 文 Transfer Syntax 3.2 ACSE サービス 定 義 この 分 冊 はISO 8649の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する a. アソシエーションまたは 応 用 アソシエーション Association or Application Association b. アソシエーション 起 動 側 Association Initiator 3.3 プレゼンテーションサービス 定 義 この 分 冊 は ISO 8822 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する a. 抽 象 構 文 Abstract Syntax b. 抽 象 構 文 名 Abstract Syntax Name c. プレゼンテーションコンテキスト Presentation Context d. 転 送 構 文 Transfer Syntax e. 転 送 構 文 名 Transfer Syntax Name DICOMに 関 連 する 通 信 技 術 通 信 サービスの 基 礎 用 語 は 覚 えておきましょう 12

2) C/S の 定 義 PS3.2: 適 合 性 本 文 から 3. 定 義 (3) 3.4 DICOM 序 文 と 概 要 定 義 この 分 冊 はPS 3.1 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する: a. 情 報 オブジェクト Information Object 3.5 DICOM 情 報 オブジェクト 定 義 この 分 冊 はPS 3.3 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する: a. 情 報 オブジェクト 定 義 (IOD) Information Object Definition (IOD) 3.6 DICOM サービスクラス 仕 様 定 義 この 分 冊 はPS 3.4 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する: a. 実 世 界 活 動 Real-World Activity b. サービスクラス Service Class c. サービスクラス 利 用 者 (SCU) Service Class User (SCU) d. サービスクラス 提 供 者 (SCP) Service Class Provider (SCP) e. サービス-オブジェクト 対 (SOP)クラス Service-Object Pair (SOP) Class f. メタSOP クラス Meta SOP Class 3.7 DICOM データ 構 造 と 符 号 化 定 義 この 分 冊 はPS 3.5 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する: a. DICOM 定 義 UID DICOM Defined UID b. 私 的 定 義 UID Privately Defined UID c. 転 送 構 文 :( 標 準 および 私 的 ) Transfer Syntax: (Standard and Private) d. 固 有 識 別 子 (UID) Unique Identifier (UID) 基 礎 用 語 を 定 義 している PS を 覚 えておきましょう 13

2) C/S の 定 義 PS3.2: 適 合 性 本 文 から 3. 定 義 (4) 3.8 DICOM メッセージ 交 換 定 義 この 分 冊 はPS 3.7 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する: a. 拡 張 折 衝 Extended Negotiation b. 実 装 クラスUID Implementation Class UID 3.9 DICOM 上 位 層 サービス 定 義 この 分 冊 はPS 3.8 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する: a. 固 有 識 別 子 (UID) Unique Identifier (UID) b. DICOM 上 位 層 サービス DICOM Upper Layer Service c. プレゼンテーションアドレス Presentation Address 3.10 データ 相 互 交 換 のための 媒 体 保 存 および ファイルフォーマット a. ファイル 集 合 File-set b. ファイル 集 合 クリエータ(FSC) File-set Creator (FSC) c. ファイル 集 合 リーダー(FSR) File-set Reader (FSR) d. ファイル 集 合 アップデータ(FSU) File-set Updater (FSU) e. 応 用 プロファイル Application Profile この 分 冊 はPS 3.10 の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する: 基 礎 用 語 を 定 義 している PS を 覚 えておきましょう 14

2) C/S の 定 義 PS3.2: 適 合 性 本 文 から 3. 定 義 (5) 3.11 DICOM 適 合 性 この 分 冊 は 次 の 定 義 を 使 用 する: 3.11.1 適 合 性 宣 言 Conformance Statement: DICOM 規 格 の 特 定 の 実 装 に 関 係 する 公 式 な 宣 言 それは 実 装 によってサポートされるサービスクラス, 情 報 オブジェクト 通 信 プロトコルおよび 媒 体 保 存 応 用 プロファイルを 明 記 する 3.11.2 標 準 SOP クラス Standard SOP Class: 修 正 なしで 実 装 の 中 で 使 用 される,DICOM 規 格 で 定 義 されたSOP クラス 3.11.3 標 準 拡 張 SOP クラス Standard Extended SOP Class: 追 加 のタイプ3 属 性 をもつ, 実 装 の 中 で 拡 張 されたDICOM 規 格 で 定 義 されたSOP クラス 追 加 の 属 性 はPS 3.6 の 中 のデータ 辞 書 から 取 り 出 されることがある,または 私 的 属 性 のことがある 関 係 する 標 準 SOP クラスの 意 味 は, 追 加 のタイプ3 属 性 が 存 在 しない 場 合 それによって 修 正 されない したがって, 標 準 拡 張 SOPクラスは 関 連 する 標 準 SOP クラスと 同 じUID を 利 用 する 3.11.4 特 殊 化 SOP クラス Specialized SOP Class: 追 加 のタイプ1,1C,2,2C,または3 属 性 によって, 属 性 に 対 する 特 定 の 許 された 値 の 列 挙 によって,あるい は 特 定 の 許 されたテンプレートの 列 挙 によって, 実 装 の 中 で 特 殊 化 された, 標 準 SOP クラスから 導 出 された SOP クラス 追 加 の 属 性 は,PS 3.6 の 中 のデータ 辞 書 から 取 り 出 されることがある,または 私 的 属 性 のことが ある 許 された 属 性 値 あるいはテンプレートの 列 挙 は, 関 係 する 標 準 SOP クラスで 許 されたものの 部 分 集 合 で なければならない 関 係 する 標 準 SOP クラスの 意 味 は, 追 加 の 属 性 によって 変 更 されることがあるので, 特 殊 化 SOP クラスは, 関 係 する 標 準 SOP クラスに 対 するUID とは 異 なった 私 的 定 義 UID を 使 用 する 15

2) C/S の 定 義 PS3.2: 適 合 性 本 文 から 3. 定 義 (6) 3.11.5 私 的 SOP クラス Private SOP Class: DICOM 規 格 の 中 で 定 義 されていないが,しかし 実 装 の 適 合 性 宣 言 の 中 で 公 表 されるSOP クラス 3.11.6 標 準 属 性 Standard Attribute: PS 3.6 のデータ 辞 書 の 中 で 定 義 される 属 性 3.11.7 私 的 属 性 Private Attribute DICOM 規 格 で 定 義 されていない 属 性 3.11.8 標 準 応 用 プロファイル Standard Application Profile: 変 更 を 加 えずに 実 装 で 使 用 される,DICOM 規 格 の 中 で 定 義 される 応 用 プロファイル 3.11.9 拡 大 応 用 プロファイル Augmented Application Profile: 追 加 の 標 準 または 標 準 拡 張 SOP クラスのサポートを 組 み 入 れることによって, 標 準 応 用 プロファイルから 導 出 される 応 用 プロファイル 3.11.10 私 的 応 用 プロファイル Private Application Profile: DICOM 規 格 の 中 で 定 義 されていないが,しかし 実 装 の 適 合 性 宣 言 の 中 で 公 表 されている 応 用 プロファイル 3.11.11 セキュリティプロファイル Security Profile: セキュリティ 機 能 のサポートのための 対 応 するセキュリティ 機 構 ( 例 えば, 暗 号 アルゴリズム)と 共 に,DICOM 規 格 の 分 冊 から 選 択 肢 の 適 切 な 集 合 を 選 択 するための 機 構 16

2) C/S の 定 義 ( 補 足 説 明 ) OSI 参 照 モデル 3.1 参 照 モデル 定 義 この 分 冊 はISO 7498-1の 中 で 定 義 される 次 の 用 語 を 使 用 する OSI 参 照 モデルはISO 7498として 規 格 化 され 後 にITU-TではX.200 JISではJIS X5003として 同 一 内 容 を 定 義 ( 以 下 の 説 明 は ウィキペディア OSI 参 照 モデルを 参 考 ) 7. アプリケーション 層 HTTP DHCP SMTP SNMP SMB FTP Telnet AFP X.500 具 体 的 な 通 信 サービス( 例 えばファイル メールの 転 送 遠 隔 データベースアクセスな ど)を 提 供 HTTPやFTP 等 の 通 信 サービス 6. プレゼンテーション 層 SMTP SNMP FTP Telnet AFP データの 表 現 方 法 ( 例 えばEBCDICコードのテキストファイルをASCIIコードのファイル へ 変 換 する) 5. セッション 層 TLS NetBIOS NWLink DSI ADSP ZIP ASP PAP 名 前 付 きパイプ 通 信 プログラム 間 の 通 信 の 開 始 から 終 了 までの 手 順 ( 接 続 が 途 切 れた 場 合 接 続 の 回 復 を 試 みる) 4. トランスポート 層 TCP UDP SCTP SPX NBF RTMP AURP NBP ATP AEP ネットワークの 端 から 端 までの 通 信 管 理 (エラー 訂 正 再 送 制 御 等 ) 3. ネットワーク 層 IP ARP RARP ICMP IPX NetBEUI DDP AARP ネットワークにおける 通 信 経 路 の 選 択 (ルーティング) データ 中 継 2. データリンク 層 イーサネット トークンリング アークネット PPP フレームリレー 直 接 的 ( 隣 接 的 )に 接 続 されている 通 信 機 器 間 の 信 号 の 受 け 渡 し RS-232 RS-422 (EIA-422, TIA-422) 電 話 線 UTP ハブ リピータ 無 線 光 ケ 1. 物 理 層 ーブル 物 理 的 な 接 続 コネクタのピンの 数 コネクタ 形 状 の 規 定 等 銅 線 - 光 ファイバ 間 の 電 気 信 号 の 変 換 等 17

2) C/S の 定 義 附 属 書 A~H 適 合 性 宣 言 の 例 が 附 属 書 としてPS.3.2に 記 載 されています 統 合 モダリティを 例 にして C/Sの 内 容 について 説 明 します 附 属 書 附 属 書 A( 規 格 ) 附 属 書 B( 参 考 ) 附 属 書 C( 参 考 ) 附 属 書 D( 参 考 ) 附 属 書 E( 参 考 ) 附 属 書 F( 参 考 ) 附 属 書 G( 参 考 ) 附 属 書 H( 参 考 ) タイトル DICOM 適 合 性 宣 言 テンプレート 適 合 性 宣 言 統 合 モダリティの 例 適 合 性 宣 言 DICOMRis インタフェースの 例 適 合 性 宣 言 サンプルDICOM 画 像 ビュワー 適 合 性 宣 言 例 - プリントサーバー 附 属 書 B DICOM 適 合 性 宣 言 QUERY-RETRIEVE-SERVER B.4.2 適 合 性 宣 言 サンプル ハンギングプロトコルをサポートする B.4.3 画 像 ネットワークインタフェース 表 示 装 置 DICOM 適 応 性 宣 言 MEDICATION-SYSTEM-GATEWAY B.4.4 構 成 B.5 媒 体 交 換 ( 参 考 ) 適 合 性 宣 言 統 合 モダリティの 例 B.0 表 紙 ページ B.1 適 合 性 宣 言 の 概 要 B.2 目 次 B.3 序 文 B.4 ネットワーク 18 B.4.1 実 装 モデル AE 仕 様 B.6 文 字 集 合 のサポート B.7 セキュリティ B.8 附 属 書

2) C/S の 定 義 附 属 書 A~H さらに 附 属 書 を 細 かく 見 ると 階 層 構 造 になっています 附 属 書 B ( 参 考 ) 適 合 性 宣 言 統 合 モダリティの 例 B.0 表 紙 ページ B.1 適 合 性 宣 言 の 概 要 B.2 目 次 B.3 序 文 B.4 ネットワーク B.4.1 B.4.2 B.4.3 B.4.4 実 装 モデル AE 仕 様 ネットワークインタフェース 構 成 B.5 媒 体 交 換 B.6 文 字 集 合 のサポート B.7 セキュリティ B.8 附 属 書 B4.2 AE 仕 様 B.4.2.1 B.4.2.1.1 B.4.2.1.2 B.4.2.1.3 B.4.2.1.4 B.4.2.2 B.4.2.2.1 B.4.2.2.2 B.4.2.2.3 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 SOP クラス アソシエーションの 方 針 アソシエーション 開 始 の 方 針 アソシエーションの 受 諾 方 針 ワークフロー 応 用 エンティティ 仕 様 SOP クラス アソシエーションの 方 針 アソシエーション 起 動 方 針 B.4.2.2.4 アソシエーション 受 諾 方 針 B.4.2.3 B.4.2.3.1 B.4.2.3.2 B.4.2.3.3 B.4.2.3.4 ハードコピー 応 用 エンティティ 仕 様 SOP クラス アソシエーションの 方 針 アソシエーション 起 動 方 針 アソシエーションの 受 諾 方 針 19

2) C/S の 定 義 附 属 書 の 記 載 例 から PS 3.2-2009 附 属 書 B ( 参 考 ) 適 合 性 宣 言 統 合 モダリティの 例 免 責 条 項 : この 文 書 はEXAMPLE-IMAGING-PRODUCTS と 呼 ばれる 架 空 のベンダーが 製 造 した EXAMPLEINTEGRATED-MODALITY と 呼 ばれる 架 空 の 画 像 収 集 モダリティのDICOM 適 合 性 宣 言 の 例 である 附 属 書 の 名 称 で 述 べられるように,この 文 書 は 文 字 通 り 参 考 であり 規 格 ではない 実 際 の 製 品 の 適 合 性 宣 言 は その 特 定 の 目 的 に 適 切 なように 追 加 のサービスおよびオプション を 実 装 することがある さらに, 実 際 の 製 品 は 異 なる 方 法 および 例 えば 異 なる 特 性 お よび/または 活 動 の 順 序 制 御 などでサービスを 実 装 することがある 言 いかえれば この 適 合 性 宣 言 の 例 は 製 品 がDICOM 機 能 性 を 実 装 する 可 能 性 がある 特 定 の 方 法 を 標 準 化 す る 意 図 はない では PS 3.2 の 附 属 書 にある 架 空 の 統 合 モダリティについて 説 明 します 20

2) C/S の 定 義 以 前 のC/Sの 記 載 例 2003 年 版 のC/Sは 目 次 の 次 にいきなり 右 の 図 が 21

2) C/S の 定 義 B.1 適 合 性 宣 言 の 概 要 (Overview) 2004 年 度 以 降 の C/Sは 最 初 に 概 要 (overview)のペー ジがある 22

2) C/S の 定 義 B.1 適 合 性 宣 言 の 概 要 (Overview) 概 要 は (overview) 搭 載 されている SOPのリストが 紹 介 されている ( 当 然 SCU と SCP で 機 能 が 分 割 される) オプションソフトが 明 記 されている SOP クラス 転 送 サービスの 利 用 者 (SCU) サービスの 提 供 者 (SCP) X 線 透 視 画 像 保 存 Yes No グレースケールソフトコピー 提 示 状 態 Yes No ワークフロー 管 理 モダリティワークリスト Yes No 保 存 委 託 プッシュモデル Yes No モダリティ 実 施 済 手 続 ステップ Yes No プリント 管 理 基 本 グレースケール 管 理 オプション( 注 1 参 照 ) No 提 示 LUT オプション( 注 1 参 照 ) No No 注 1: プリントサービスのサポートは 別 途 ライセンスされるオプションである ライセンスされる オプションに 関 する 詳 細 は 下 記 で 見 つけることができる: http://www.example-imaging-products.nocom/exampleintegrated-modality/licence-options 23

2) C/S の 定 義 B.1 適 合 性 宣 言 の 概 要 (Overview) 概 要 は サポートする 媒 体 保 存 応 用 プロファイルの 概 要 を 提 供 (overview) きるようになった 媒 体 保 存 応 用 プロファイル Compact Disk - Recordable ファイルを 書 く (FSCまたはFSU) ファイルを 読 む (FSR) 汎 用 CD-R はい いいえ 上 記 は メディアに 書 き 込 みは 出 来 きますが 読 み 戻 すことの できないケースです 24

2) C/S の 定 義 B.1 適 合 性 宣 言 の 概 要 (Overview) 便 利 になった 点 1 DICOM SOPの 機 能 がその 装 置 に 標 準 搭 載 なの か オプション 購 入 必 要 なのか 明 確 になった 媒 体 に 保 存 したデータの 読 み / 書 き の 可 否 が 明 確 になった 注 意 点 : IHE 関 連 のIntegration/Statement(I/S)で 記 述 される オプションは プロファイルに 対 する 追 加 機 能 であ って プロファイルを 実 行 するために 追 加 購 入 する オプションソフトの 話 ではない 25

2) C/S の 定 義 IHEの 例 について IHEが 定 める SWFに 対 する 追 加 機 能 があれ ばここに 記 述 する たとえば 検 査 のグループ 化 日 本 語 対 応 にも 対 応 している PIR では プロファイル 以 上 の 機 能 はない 26

2) C/S の 定 義 B4.1 実 装 モデル 2004 年 度 以 降 では アフ リケーションテ ータフロー 図 が 理 解 し 易 くなった 27

2) C/S の 定 義 B4.1 実 装 モデル 参 照 : 2011 年 ST 講 座 入 門 講 座 DICOM 規 格 初 級 - DICOMをうまく 使 いこなす - JIRA DICOM 委 員 会 鈴 木 真 人 28

2) C/S の 定 義 B4.1 実 装 モデル 実 世 界 活 動 の 順 序 の 説 明 に 見 易 いシーケンス 図 を 採 用 2.1.3 リアルワールド アクティビティの 順 序 制 御 通 常 Storage Commitment 要 求 は リモート AEへの 画 像 保 存 が 正 常 に 行 なわれた 後 に 発 行 されます しかしながら *** 装 置 では 操 作 者 が 任 意 の タイミングでStorage Commitment 要 求 を 発 行 す ることができますので リモートAEへの 画 像 保 存 が 行 なわれる 前 に Storage Commitment 要 求 を 発 行 することがあり 得 ます 29

2) C/S の 定 義 B4.2.1 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 アソシエーションの 開 始 方 針 の 説 明 も 見 易 いシーケンス 図 を 採 用 例 ) ストレージAEとイメージマネージャー (Image Manager)の 相 互 作 用 の 順 序 の 図 30

2) C/S の 定 義 B4.2 AE 仕 様 AE 仕 様 も 少 し 見 やすくなった SOP クラス 名 SOP クラス UID X 線 透 視 画 像 保 存 (SCU) 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.12.2 グレースケールソフトコピー 提 示 状 態 保 存 (SCU) 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.11.1 保 存 委 託 プッシュモデル(SCU) 1.2.840.10008.1.20.1 確 認 (Both SCU and SCP) 1.2.840.10008.1.1 SOP クラス 名 SOP クラス UID SCU SCP X 線 透 視 画 像 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.12.2 Yes No グレースケールソフトコピー 提 示 状 態 保 存 1.2.840.10008.5.1.4.1.1.11.1 Yes No 保 存 委 託 プッシュモデル 1.2.840.10008.1.20.1 Yes No 確 認 1.2.840.10008.1.1 Yes Yes 31

2) C/S の 定 義 B4.2 AE 仕 様 参 照 : 2011 年 ST 講 座 入 門 講 座 DICOM 規 格 初 級 - DICOMをうまく 使 いこなす - JIRA DICOM 委 員 会 鈴 木 真 人 32

2) C/S の 定 義 B4.2.1 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 いろいろなパラメータが 文 中 ではなく 小 さな 表 になったので 見 落 とさない B.4.2.1.2.2アソシエーションの 数 ***は 稼 働 中 のジョブキューリストにおいて 転 送 要 求 が 処 理 されて いるそれぞれの 宛 先 に 対 して 一 度 に1 つのアソシエーションを 開 始 する 一 度 に1 つのジョブだけが 稼 働 中 になるので, 稼 働 中 のジョ ブが 完 了 するか 失 敗 するまで, 他 のジョブは 未 決 定 のままである 表 B.4.2-3 AE 保 存 が 起 動 するアソシエーションの 数 同 時 アソシエーションの 最 大 数 1 ( 構 成 可 能 ) 33

2) C/S の 定 義 B4.2.1 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 アソシエーションの 方 針 では 他 にも 以 下 の 情 報 が 表 形 式 になります B.4.2.1.2.2 アソシエーションの 数 AE 保 存 が 起 動 するアソシエーションの 数 同 時 アソシエーションの 最 大 数 1 ( 構 成 可 能 ) 稼 働 中 のジョブキューリストにおいて 転 送 要 求 が 処 理 されているそれぞれの 宛 先 に 対 して 一 度 に1つのアソシエーションを 開 始 する 一 度 に1 つのジョブだけが 稼 働 中 になるので, 稼 働 中 のジョブが 完 了 するか 失 敗 するまで, 他 のジョブは 未 決 定 のままである AE 保 存 が 受 諾 するアソシエーション 数 同 時 アソシエーションの 最 大 数 5( 構 成 可 能 ) 保 存 委 託 プッシュモデルSOP クラスのN-EVENT-REPORT 通 知 を 受 信 するために,アソシ エーションを 受 諾 する B.4.2.1.2.3 非 同 期 の 性 質 AE 保 存 のSCU としての 非 同 期 の 性 質 未 処 理 の 非 同 期 処 理 の 最 大 数 1 非 同 期 通 信 ( 単 一 アソシエーションに 対 する 複 数 の 未 解 決 の 処 理 )はサポートしない 34

2) C/S の 定 義 B4.2.1 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 その 他 にも 情 報 が 表 形 式 になって 見 やすく If DAT returns one of the following status codes, then the C-STORE was unsuccessful: - A700 (Out of Resources) - Indicates that there was not enough disk space to store the image. Recovery from this condition is left to the user of DAT. - A800 (SOP Class Not Supported) - Indicates that the SOP Class of the Image in the C-STORE operation did not match the Abstract Syntax negotiated for the Presentation Context. This indicates a problem with the SCU of the Service Class. - A900 (Data Set does not match SOP Class) - Indicates that the Data Set does not encode a instance of the SOP Class specified. This indicates a problem with SCU of the Service Class. This status will only be returned by DAT if the "-v" option is enabled. Service Status Table B.4.2-8 STORAGE C-STORE RESPONSE STATUS HANDLING BEHAVIOR Further Meaning Error Code Behavior Success Success 0000 The SCP has successfully stored the SOP Instance. Refused Out of Resources A700-A7FF The Association is aborted using A-ABORT and the send job is marked as failed. Error Warning Cannot Understand Data Set does not match SOP Class C000-CFFF B007 The status meaning is logged and the job failure is reported to the user via the job control application. Image transmission is considered successful but the status meaning is logged. 35

2) C/S の 定 義 B4.2.1 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 通 信 失 敗 発 生 時 の 保 存 AEの 挙 動 ( 要 約 ) が 見 やすくなった グレースケールソフトコピー 提 示 状 態 保 存 に 対 するプレゼンテー ションコンテキストを 折 衝 すること に 失 敗 したケース C-STORE 応 答 の 中 で 状 態 コー ドに 遭 遇 した 時 の 保 存 AE の 挙 動 ( 要 約 )の 例 36

2) C/S の 定 義 B4.2.1 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 フ レセ ンテーションコンテキスト の 説 明 が 表 形 式 になって 見 やすくなった X 線 透 視 画 像 保 存 またはグレースケールソフトコピー 提 示 状 態 保 存 に 対 するプレゼンテーションコンテキストは, 送 信 ジョブがこれらのSOP クラスのインスタンスを 含 む 場 合 に 限 り 提 案 される 保 存 委 託 プッシュモデルのプレゼンテーションコンテキストは, 遠 隔 AE が 保 管 装 置 として 構 成 されている 場 合 に 限 り 提 案 される 37

2) C/S の 定 義 B4.2.1 保 存 応 用 エンティティ 仕 様 フ レセ ンテーションコンテキスト の 使 い 方 の 例 参 照 : 2011 年 ST 講 座 入 門 講 座 DICOM 規 格 初 級 - DICOMをうまく 使 いこなす - JIRA DICOM 委 員 会 鈴 木 真 人 38

2) C/S の 定 義 B4.2.2 ワークフロー 応 用 エンティティ 仕 様 MWMは 要 求 / 回 答 タグが 詳 細 に 記 述 された 従 来 記 述 なし SOP Common Specific Character Set Attribute Name Tag VR M R Q D IOD Scheduled Procedure Step >Scheduled Procedure Step Sequence (0008,0005) CS * (0040,0100) SQ * > Scheduled Procedure Step Start Date (0040,0002) DA S * > Scheduled Procedure Step Start Time (0040,0003) TM * * > Modality (0008,0060) CS S * Patient Name (0010,0010) PN * * * * Patient ID (0010,0020) LO * * * * 39

2) C/S の 定 義 B4.2.2 ワークフロー 応 用 エンティティ 仕 様 参 考 :JIRA 翻 訳 版 PS 3.2の 記 載 例 では 40

2) C/S の 定 義 B4.2.2 ワークフロー 応 用 エンティティ 仕 様 MWMのタグは 存 在 / 用 途 が 明 記 された * Blank tag No tag S Single match R Range match * Wildcard M R Q D IOD Char Set * Start Date R * * Start Time * * Modality S Patient Name * * * * Patient ID * * * * * Matching Key No matching * Displayed on Console No display * Part of image header Not included M ( 自 動 )ワークリスト 更 新 の 照 合 キー R Q 戻 りキー 対 話 型 問 合 せキー D 表 示 キー IOD x は 関 連 する 手 続 きステップの 実 行 の 間 に 作 成 されるすべてのオブジェクト インス タンスこのワークリスト 属 性 が 含 まれること を 示 す 41

2) C/S の 定 義 B4.2.2 ワークフロー 応 用 エンティティ 仕 様 M R Q D IOD Char Set * Start Date R * Start Time * * Modality S * Patient Name * * * * Patient ID * * * * R: 今 週 の 予 約 状 況 なども 確 認 できる D: 予 約 日 & 時 刻 が 画 面 に 表 示 される IOD: XAの 予 約 でRFを 送 ることも 可 能 42

2) C/S の 定 義 B4.2.2 ワークフロー 応 用 エンティティ 仕 様 便 利 になった 点 2 MWMで 受 け 取 ったデータが 装 置 上 で 表 示 可 能 か 変 更 可 能 か 画 像 について 出 て 行 くか などが 明 確 になった 注 意 点 : どのタグが 装 置 の 画 面 のどこ(どのタイトル)に 表 示 されるかは 明 記 されていない ( 余 計 なことだが メーカによって 同 じタグでも 画 面 上 の 名 称 表 示 は 異 なる) 43

2) C/S の 定 義 B4.2.2 ワークフロー 応 用 エンティティ 仕 様 便 利 になった 点 2 続 き ここに 入 るタグはどれなのか 事 前 にわかると いろいろ 便 利 だと 思 う メーカによって カラム 名 がばらばら 依 頼 医 担 当 医 主 治 医 その 他 いろいろ 44

2) C/S の 定 義 MPPSのタグも N-CREATE/N-SETで どれがセットされるか 示 すようになった 従 来 記 述 なし Table B.4.2-28 MPPS N-CREATE / N-SET REQUEST IDENTIFIER Attribute Name Tag VR N-CREATE N-SET 患 者 の 名 前 (0010,0010) PN モダリティワークリストからまたは 利 用 者 入 力 (5 構 成 要 素 すべて) 利 用 者 はモダリティワークリスト 経 由 で 提 供 される 値 を 修 正 できる 実 施 済 み 手 続 き ステップ 開 始 日 付 実 施 済 み 手 続 き ステップ 開 始 時 刻 実 施 済 み 手 続 き ステップ 終 了 日 付 実 施 済 み 手 続 き ステップ 終 了 時 刻 実 施 済 み 手 続 き ステップ 状 態 (0040,0244) DA 実 際 の 開 始 日 付 (0040,0225) TM 実 際 の 開 始 時 刻 (0040,0250) DA 零 長 さ 実 際 の 終 了 日 付 (0040,0251) TM 零 長 さ 実 際 の 終 了 日 付 (0040,0252) CS IN PROGRESS DISCONTINUED または COMPLETED 45

2) C/S の 定 義 Private Data も 公 開 するようにした 従 来 記 述 なし Table B.8.2-1 DATA DICTIONARY OF PRIVATE ATTRIBUTES 46

2) C/S の 定 義 Character Setに 対 応 するタグのリストも 公 開 される B.6 文 字 集 合 のサポート すべてのEXAMPLE-INTEGRATED-MODALITY DICOM アプリケーションは 以 下 をサポートする: ISO-IR 6 (default) ISO 646 ISO -IR 13 (Japanese)(Option) JIS X 0201 (Katakana) ISO -IR 14 (Japanese)(Option) JIS X 0201 (Romaji) ISO -IR 87 (Japanese) JIS X 0208 (Kanji) ISO_IR 100 (ISO 8859-1:1987 ラテンアルファベット 第 1 補 助 集 合 ) ISO_IR 144 (ISO 8859-5:1988 ラテン/キリルアルファベット 補 助 集 合 ) EXAMPLE-INTEGRATED-MODALITY がキリル 文 字 集 合 をサポートするように 構 成 される 場 合 は, 自 動 的 に,ISO_IR 144 が 使 用 される 従 来 記 述 なし 47

2) C/S の 定 義 便 利 になった 点 3 日 本 語 対 応 するタグが 明 確 になったことで どの タグに 漢 字 を 入 れてよいかが 明 確 になった 例 : 患 者 氏 名 依 頼 科 依 頼 医 師 名 施 設 名 患 者 コメント 検 査 種 別 造 影 剤 名 48

2) C/S の 定 義 装 置 の 持 つセキュリティ 機 能 は 従 来 と 変 わらない 従 来 と 同 じ B.7 セキュリティ EXAMPLE-INTEGRATED-MODALITY では 特 別 なセキュリティ 対 策 をサポートしない EXAMPLE-INTEGRATED-MODALITY はセキュリティで 保 護 された 環 境 内 で 使 用 することを 想 定 してい る セキュリティで 保 護 された 環 境 は, 最 低 でも 以 下 を 含 むことを 想 定 している: a. 承 認 された 外 部 ホストだけがEXAMPLEINTEGRATED-MODALITY にネットワークアクセスを 持 つことを 保 証 するファイアウォールまたはルータ 保 護 b. EXAMPLEINTEGRATED-MODALITY だけが 承 認 された 外 部 ホストおよびサービスにネットワーク アクセスを 持 つことを 保 証 するファイアウォールまたはルータ 保 護 c. ローカルのセキュリティで 保 護 された 環 境 の 外 で 外 部 ホストおよびサービスとのすべての 通 信 は, 適 切 なセキュリティで 保 護 されたネットワークチャネルを 使 用 する( 例 えば, 仮 想 プライベートネットワー ク(VPN)など) 自 動 化 された 侵 入 検 知 などの 他 のネットワークセキュリティ 手 続 きは,いくつかの 環 境 で 適 切 な 場 合 が ある その 他 のセキュリティ 機 能 は,ローカルセキュリティポリシーによって 確 立 されることがあるが,こ の 適 合 性 宣 言 の 範 囲 を 越 える 49

2) C/S の 定 義 医 用 機 器 が 一 般 的 に 公 言 ( 期 待 )している 動 作 環 境 管 理 されたクローズドなネットワーク ( 原 則 的 に 固 定 IPアドレス) 外 部 接 続 (インターネットなど)がある 場 合 は Firewallが 設 定 されている LAN 内 ではアクセスが 許 されている 装 置 間 だけの 通 信 が 許 可 さてれている 外 部 との 接 続 はセキュアな 条 件 (VPNなど)を 考 慮 すること 50

2) C/S の 定 義 どのモジュール(タグの 集 合 体 )が 常 時 / 条 件 時 に 存 在 するかを 明 確 にした 従 来 記 述 なし 表 B.8.1-1 作 成 されるRF SOP インスタンスのIOD IE Module Reference Presence of Module 患 者 患 者 表 B.8.1-3 ALWAYS 検 査 一 般 検 査 表 B.8.1-4 ALWAYS 患 者 検 査 表 B.8.1-5 ALWAYS シリーズ 一 般 シリーズ 表 B.8.1-6 ALWAYS 装 置 一 般 装 置 表 B.8.1-7 ALWAYS 画 像 一 般 画 像 表 B.8.1-8 ALWAYS 画 像 画 素 表 B.8.1-10 ALWAYS 複 数 フレーム 表 B.8.1-12 複 数 フレームに 限 る モダリティ 画 素 強 度 関 係 LUT 表 B.8.1-17 (0028,1040) が LOG の 場 合 だけ SOP 共 通 表 B.8.1-19 ALWAYS 51

2) C/S の 定 義 各 モジュール 内 で どのタグが 常 時 / 条 件 時 に 存 在 するか また 発 生 元 を 明 記 した 従 来 記 述 なし Attribute Name 表 B.8.1-6 作 成 されたSOP インスタンスの 一 般 シリーズモジュール 属 性 名 タグ VR 値 値 の 属 性 発 生 元 Modality モダリティ (0008,0060) CS RF ALWAYS AUTO Series Instance UID シリーズインスタンスUID (0020,000E) UI 装 置 が 生 成 する ALWAYS AUTO Series Number シリーズ 番 号 (0008,0011) IS 装 置 が 生 成 する ALWAYS AUTO Series Date シリーズ 日 付 (0008,0021) DA <yyymmdd> ALWAYS AUTO Series Time シリーズ 時 刻 (0008,0031) TM <hhmmss> ALWAYS AUTO Performing Physician s Name Reference Performed Procedure Step Sequence 実 施 医 師 名 (0008,1050) PN 検 査 リストの 医 師 領 域 最 大 64 文 字 参 照 実 施 済 み 手 続 きステ ップシーケンス (0008,1111) SQ この 画 像 が 関 連 する MPPS SOP インスタ ンス 識 別 子 VNAP ALWAYS USER MPPS 52

2) C/S の 定 義 各 モジュール 内 の タグ 別 に 入 力 源 タグ 存 在 の 有 無 などを 明 記 した 従 来 記 述 なし Attribute Name 表 B.8.1-3 作 成 されるSOP インスタンスの 患 者 モジュール タグ VR 値 値 の 存 在 発 生 元 Patient s Name (0010,0010) PN モダリティワークリストまたは 利 用 者 入 力 か ら モダリティワークリストから 提 供 される 値 は 受 信 されたままを 登 録 される 利 用 者 入 力 で 提 供 された 値 は5 構 成 要 素 すべてを 含 む( 空 白 も 可 能 ) 最 大 64 文 字 Patient ID (0010,0020) LO モダリティワークリストまたは 利 用 者 入 力 から 最 大 64 文 字 VNAP VNAP MWL/ USER MWL/ USER VNAP Value Not Always Present (attribute sent zero length if no value present) タグは 存 在 するが データがない 場 合 もある ANAP Attribute Not Always Present タグがない 場 合 もある ALWAYS Always Present データは 常 に 存 在 する EMPTY Attribute is sent without a value データがない 状 態 のタグが 相 手 に 送 られる 53

2) C/S の 定 義 便 利 になった 点 4 システムを 構 築 する 際 運 用 する 際 に 存 在 を 想 定 可 能 なタグが 明 確 になる 画 面 上 で 確 認 できるタグが 明 確 になる 日 本 語 対 応 可 能 なタグが 明 確 になる VNAP Value Not Always Present (attribute sent zero length if no value present) タグは 存 在 するが データがない 場 合 もある ANAP Attribute Not Always Present タグがない 場 合 もある ALWAYS Always Present データは 常 に 存 在 する EMPTY Attribute is sent without a value データがない 状 態 のタグが 相 手 に 送 られる 54

3) 最 新 SOP 現 状 JJ1017 Protocol Code(0032,1064)にJJ1017コードを 標 準 搭 載 している 装 置 などもある このような 情 報 は Implemented Codes や Code Template として Private のセクションに 書 かれている 55

3) 最 新 SOP 現 状 JJ1017 JJ1017 v3.2 頻 用 コード 表 896 1000000781L007000036010000000000 X 線 単 純 撮 影 左 乳 房 側 面 ( 内 外 ) 拡 大 SPOT 撮 影 897 1000000781L030000000010000000000 X 線 単 純 撮 影 左 乳 房 C C 898 1000000781L030000025010000000000 X 線 単 純 撮 影 左 乳 房 C CSPOT 撮 影 899 1000000781L030000036010000000000 X 線 単 純 撮 影 左 乳 房 C C 拡 大 SPOT 撮 影 900 1000000781L032000000010000000000 X 線 単 純 撮 影 左 乳 房 LMO 901 1000000781L032000025010000000000 X 線 単 純 撮 影 左 乳 房 LMOSPOT 撮 影 56

3) 最 新 SOP 現 状 JJ1017 2013 年 05 月 20 日 up[お 知 らせ] JJ1017 Ver3.3 に 対 する 意 見 の 募 集 について 医 療 情 報 関 連 小 委 員 会 JJ1017 指 針 について, 以 下 の 対 応 を 行 いVer3.3( 案 )を 策 定 しましたので, 広 く 意 見 を 募 集 させていただきます.なお,いただきましたご 意 見 につきましては, 議 論 の 参 考 と させていただくため, 今 後 の 検 討 会 等 で 公 表 させていただく 場 合 があります( 個 人 が 特 定 されるような 情 報 は 秘 匿 いたします).また,ご 提 出 していただきましたご 意 見 に 対 す る 個 別 の 回 答 はいたしかねますので,その 旨 ご 了 承 願 います. 平 成 24 年 度 の 診 療 報 酬 改 定 への 対 応 放 射 線 治 療 における 加 算 構 造 の 変 更 超 音 波 部 分 に 対 する 作 業 ダウンロードサイト:http://www.jsrt.or.jp/97mi/ ご 意 見 の 送 付 先 :office@jsrt.or.jp 期 間 :2013 年 5 月 20 日 より2013 年 6 月 15 日

3) 最 新 SOP 現 状 JJ1017 JJ1017 JJ1017 指 針 は DICOM 規 格 における 予 約 情 報 および 検 査 実 施 情 報 の 利 用 指 針 です 2001 年 に 初 版 が リリースされ 2005 年 に 放 射 線 領 域 における 標 準 的 マスタコードとしての 位 置 付 けを 確 実 にしたVer.3.0 へと 改 訂 が 進 みました その 後 も 放 射 線 治 療 領 域 のコード 収 載 核 医 学 領 域 への 拡 張 を 経 て このたびVer3.3(2012 年 )では 下 記 への 対 応 を 行 いました 平 成 24 年 度 の 診 療 報 酬 改 定 への 対 応 放 射 線 治 療 における 加 算 構 造 の 変 更 超 音 波 部 分 に 対 する 作 業 JJ1017に 関 する 資 料 JJ1017 本 文 JJ1017 別 表 A.1( 手 技 大 分 類 ) JJ1017 別 表 A.2( 手 技 小 分 類 ) JJ1017 別 表 A.3( 手 技 拡 張 ) JJ1017 別 表 B( 部 位 1) JJ1017 別 表 C( 部 位 2) JJ1017 別 表 D( 入 射 撮 影 方 向 撮 影 法 ) JJ1017 別 表 D( 姿 勢 体 位 ) JJ1017 別 表 E.1( 詳 細 体 位 ) JJ1017 別 表 E.2( 特 殊 指 示 ) JJ1017 別 表 E.3( 核 種 ) JJ1017 別 表 F( 頻 用 コード 放 射 線 ) JJ1017 別 表 F( 頻 用 コード 超 音 波 ) 準 備 中 JJ1017 別 表 F( 頻 用 コード 治 療 ) 更 新 日 :2013 年 9 月 12 日 別 表 Fを 除 いて 最 新 版 が 公 開 されました

3) 最 新 SOP 現 状 PDI モダリティが 生 成 する 外 部 メディアについても C/Sに 記 載 するようになっている ( IHEが 定 義 した PDI ) Table 5.1-1 DICOM IMPLEMENTATION CLASS AND VERSION FOR MEDIA STORAGE File Meta Information Version 1 Implementation Class UID 1.2.392.200036.9116.39.1.1 Implementation Version Name MGU1000D_V220 Table 5.2-3 IODS, SOP CLASSES AND TRANSFER SYNTAXES FOR OFFLINE-MEDIA Information Object Definition SOP Class UID Transfer Syntax Transfer Syntax UID Media Storage Directory Storage 1.2.840.10008.1.3.10 Explicit VR Little Endian Digital Mammography Image Storage For Presentation 1.2.840.10008.5.1.4. 1.1.1.2 Explicit VR Little Endian 1.2.840.10008.1.2.1 1.2.840.10008.1.2.1 59

4) C/Sのすき 間 ここまで 詳 しくなっても まだ 問 題 が 60

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 1 操 作 により XA 画 像 と RF 画 像 の 両 方 が 出 せるアンギオ 装 で 時 々 送 れない 検 査 が 出 てくる PACSはXAとRFの 両 方 とも 受 け 取 れるのは 確 認 してある 考 えられる 理 由 : 同 じ 検 査 の 中 で XAとRFのシリーズが 混 在 すると 受 け 取 ない ( PACSのバグ?) 同 じシリーズの 中 でXAとRFの 画 像 を 混 在 できてしまう (モダリティのバグ?) 61

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 2 1 検 査 の 中 で 複 数 のモダリティを 使 うと PACSが 対 応 できない 考 えられる 理 由 : 昔 は MODALITYは 検 査 で 定 義 していたが 現 在 ではシリ- ズで 定 義 している Q/Rでも モダリティで 絞 り 込 むと 該 当 する 検 査 がその 他 の モダリティを 含 むことがありうる ( 絞 込 みに 使 うモダリティタグも 番 号 が 変 わった) 62

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 3 RISから, IR87で 定 義 されていない 文 字 が 飛 んでくる 髙 螧 嵜 これらは windowsなら 簡 単 に 表 示 可 能 DICOMで 使 える 漢 字 は IR87で 定 義 されたものだけ 上 記 の 場 合 は MWM-SCP がDICOM 違 反 IR87から 外 れた 文 字 をどう 表 示 するかは 個 別 に 決 める UNIXやwindows MACはUnicodeで 動 くので 内 部 処 理 は IR87の 縛 りを 受 けない JIS X2008 ISO 2022 IR87 JIS X2012 ISO 2022 IR159 63

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 4 当 院 でPDIを 受 け 取 っても うまく 表 示 / 処 理 できない 考 えられる 理 由 : PDI が 規 格 違 反 メディアとしてのDICOM 規 格 & IHEが 規 定 する 運 用 条 件 中 身 の( 相 手 の)データがDICOM 違 反 自 分 の 施 設 内 では 無 事 動 いていても 違 反 同 士 は 気 づかず 実 は 自 分 の 施 設 がDICOM 違 反 で 動 いていた データをもらうばかりでは 自 分 の 違 反 に 気 づかない そもそも 受 け 取 れないデータ 当 院 にないモダリティの 確 認 はとってなかった 64

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 4 続 き DICOMとしての 外 部 保 存 メディアの 決 まり( 抜 粋 ) 1)メディアのrootに DICOMDIRを 置 くこと 2) 個 々のファイルは DICOM 準 拠 とすること 3) 患 者 数 やマルチスライスなどの 制 限 なし 4) 暗 号 化 やパスワードのオプションあり 5) 患 者 紹 介 だけでなく DBのバックアップや 移 行 にも 使 える IHEとしてのPDIの 決 まり( 抜 粋 ) 1)CD-Rメディア(ISO9660L1 準 拠 )に 限 定 する 2)DICOM 形 式 以 外 のファイルも 記 録 できる (webブラウザでのメディア 内 画 像 の 表 示 に 対 応 ) 3) 患 者 に 渡 すメディアは 他 の 患 者 のデータを 含 まない 4)ビューイングアプリケーション 自 動 起 動 の 禁 止 5)データの 暗 号 化 及 びアクセス 制 限 は 扱 わない 65

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 5 被 ばく 線 量 がPPSで 返 せるようになった でも PACSに 届 いても どうしてよいか わからない 普 通 Storageする 相 手 は PACS PPSで 返 すのであれば RISに 届 くが 統 一 した 規 格 がない NEMA COCIR JIRA 連 盟 の 宣 言 書 : 被 ばく 線 量 情 報 は Dose SRで 通 信 する ( 当 面 CTだけ) = IHE プロファイル REM : Radiation Exposure Monitoring (モダリティは DoseSR オブジェクトを どこかにStorageすれば 良 い) 66

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 5 の 続 き モダリティ は 被 ばく 線 量 をPACSに 送 るので 本 当 に 良 いのか HIS/RIS/レポート ベンダの 協 力 ( 仕 様 の 提 示 ) CT 以 外 の 被 ばくは 積 算 しなくても 構 わないのか 被 ばく 線 量 を 集 計 するのは 誰? どう 使 う? ( 誰 がどこで 見 る どう 利 用 する などなど ) 照 射 録 との 法 的 な 整 合 共 存 代 替 はどうなる? Exposure Index との 兼 ね 合 い 部 位 手 技 ごとに 設 定 された 標 準 被 ばく 線 量 のガイドに 基 づき 実 検 査 での 低 減 率 を 示 すタグ CR,DA,RFなどで 普 及 中 67

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 6 1 社 から 日 本 語 のC/Sを 受 け 取 ったが 他 社 の 英 語 のC/Sと 単 語 の 対 応 が 取 れない DICOMではC/Sは 現 地 語 で 書 かれていても 構 わない としている ただし 使 われる 用 語 の 統 一 を 誰 かがしなくてはならない JIRAが 公 開 している DICOM 規 格 書 和 訳 で 使 っている 単 語 に 合 わせてもらうなどの 業 界 側 の 統 一 が 必 要 ( 活 動 予 定 ) 68

4) C/Sのすき 間 時 々 困 る 点 7 (JIRA DICOM 委 員 会 公 開 情 報 から) I. 患 者 名 のローマ 字 変 換 方 式 が 個 々の 装 置 に 依 存 したために ローマ 字 で 患 者 の 検 索 が 出 来 なかった 事 例 II. 定 義 語 である 検 査 部 位 (0008,0015)で 規 格 上 は 明 示 的 な 値 と 実 装 者 が 拡 張 した 値 の 使 用 が 可 能 であるが 後 者 を 利 用 した 接 続 を 規 格 違 反 とした 事 例 これも 施 設 に 依 存 する 事 例 であり 情 報 共 有 においては DICOMの 利 用 で 何 らかの 統 一 が 必 要 と 考 える III. メディアに 関 する 事 例 2009 年 度 に 某 施 設 に 持 ち 込 まれたメディア( 約 1 年 分 )の 事 例 事 例 総 数 は 221 件 修 正 が 必 要 であったタグ 情 報 は 上 位 から 検 査 部 位 (36%) 妊 娠 状 態 (14%) 患 者 氏 名 表 記 (11%) 69

5) まとめ 今 回 は 昨 年 に 続 き 1. DICOM 適 合 性 宣 言 書 (Conformance Statement)の 最 新 版 の 内 容 を 詳 細 にご 説 明 し 実 際 のシステム 検 討 に 役 立 つことをご 紹 介 しました 2. DICOMのオブジェクト とサービスの 現 状 については 2012 年 度 版 の 情 報 を 付 録 として 掲 載 しています 多 くのオブジェクトが 定 義 されていること 新 たなサービスにどのようなものがあるか 参 考 に してください 3. いくつかの 事 例 を 使 って 規 格 上 の 解 釈 と 注 意 すべき 点 をご 紹 介 しました ますます 広 く 深 く 進 化 するDICOM と 関 連 規 格 をうまく 使 って 目 的 に 合 った 使 いやすいシステムをご 検 討 されることを 希 望 します 70

みんなが 仲 良 く お 仕 事 ができることを 心 から 願 っています 71

ご 清 聴 ありがとうございました 72

付 録 : 補 足 資 料 (2012 年 版 から) 73

付 録 : DICOM 規 格 概 要 PS3.19 PS3.19 Application Hosting Platform independence the API is defined in such a way that it is not dependent on any particular computing platform or operating system. The interfaces are defined as a set of methods using Web Services Description Language (WSDL). The implementers shall change the end point references (i.e., the location XML Attribute within the address XML Element within the port XML Elements of a service XML Element) in the WSDL specification as needed to deploy Hosted Applications and Hosting Systems that utilize these interfaces. WS 上 のアプリソフトの 移 植 を 簡 単 にする (ハード 依 存 やOS 依 存 を 排 除 する) WSDL 言 語 を 用 いて アプリソフトの 動 作 環 境 データの 所 在 データの 属 性 をホストシステム to/from アプリソフト で 伝 達 する 74

付 録 : DICOM 規 格 概 要 PS3.19 どのWSでも いつものアプリソフトが 使 える どのアプリでも 好 きなWSで 使 える アプリケーション バンク WSーA アプリソフトーA PS3.19で 規 定 したAPI WSーB アプリソフトーB WS 利 用 の 効 率 化 アプリソフト 開 発 の 効 率 化 アプリソフトーC (アプリソフトをDICOMプロトコル で 送 るわけではない) 75

付 録 : DICOM 規 格 概 要 PS3.20 PS 3.20 データの DICOM/HL7 間 変 換 DICOM SR template2000 vs HL7 CDA R2 現 在 は DICOM SR を HL7にマッピングするテーブル を 定 義 ( 逆 方 向 は 今 後 に 規 格 化 予 定??) DICOMのpatient name(0010,0010) は HL7の PSN エンティティの name 属 性 に PN フォーマットでマッピングする 76

付 録 : DICOM 規 格 概 要 PS3.20 DICOMの 世 界 で 作 られていた( 放 射 線 関 連 に 限 られていた)レポート (Structured Report:SR) を その 他 のレポート 投 薬 入 院 情 報 などを 保 管 する HISのデータベースに 合 流 できる ( 一 般 的 に 管 理 が PACSから HIS/RISに 移 行 する ) PACS HIS/RIS DICOM Structured Report (SR) PS3.20に 従 う 変 換 HL7 CDA R2 Clinical Report 77

付 録 : 最 新 SOP 現 状 現 在 定 義 されている サービス( 機 能 ) VERIFICATION SERVICE STORAGE SERVICE QUERY/RETRIEVE SERVICE STUDY CONTENT NOTIFICATION SERVICE PATIENT MANAGEMENT SERVICE PROCEDURE STEP SERVICE RESULTS MANAGEMENT SERVICE PRINT MANAGEMENT SERVICE MEDIA STORAGE SERVICE STORAGE COMMITMENT SERVICE BASIC WORKLIST MANAGEMENT SERVICE QUEUE MANAGEMENT SERVICE SOFTCOPY PRESENTATION STATE STORAGE STRUCTURED REPORTING STORAGE APPLICATION EVENT LOGGING SERVICE RELEVANT PATIENT INFORMATION QUERY SERVICE INSTANCE AVAILABILITY NOTIFICATION SERVICE MEDIA CREATION MANAGEMENT SERVICE HANGING PROTOCOL STORAGE SERVICE HANGING PROTOCOL QUERY/RETRIEVE SERVICE SUBSTANCE ADMINISTRATION QUERY SERVICE COLOR PALETTE STORAGE SERVICE COLOR PALETTE QUERY/RETRIEVE SERVICE OPHTHALMIC REFRACTIVE MEASUREMENTS STORAGE UNIFIED PROCEDURE STEP SERVICE RT MASHINE VERIFICATION SERVICE 78

付 録 : 最 新 SOP 現 状 よく 使 われる DICOMサービス VERIFICATION SERVICE STORAGE SERVICE QUERY/RETRIEVE SERVICE PRINT MANAGEMENT SERVICE MEDIA STORAGE SERVICE STORAGE COMMITMENT SERVICE BASIC WORKLIST MANAGEMENT SERVICE PROCEDURE STEP SERVICE SOFTCOPY PRESENTATION STATE STORAGE STRUCTURED REPORTING STORAGE 79

付 録 : 最 新 SOP 現 状 現 在 定 義 されている オブジェクト COMPUTED RADIOGRAPHY IMAGE COMPUTED TOMOGRAPHY IMAGE MAGNETIC RESONANCE IMAGE NUCLEAR MEDICINE IMAGE ULTRASOUND IMAGE ULTRASOUND MULTI-FRAME IMAGE SECONDARY CAPTURE IMAGE STANDALONE OVERLAY STANDALONE CURVE BASIC STUDY DESCRIPTOR STANDALONE MODALITY LUT STANDALONE VOI LUT X-RAY ANGIOGRAPHIC IMAGE X-RAY RF IMAGE RT IMAGE RT DOSE RT STRUCTURE SET RT PLAN POSITRON EMISSION TOMOGRAPHY IMAGE STANDALONE PET CURVE STORED PRINT HARDCOPY GRAYSCALE IMAGE HARDCOPY COLOR IMAGE DIGITAL X-RAY IMAGE DIGITAL MAMMOGRAPHY X-RAY IMAGE DIGITAL INTRA-ORAL X-RAY IMAGE RT BEAMS TREATMENT RECORD RT BRACHY TREATMENT RECORD RT TREATMENT SUMMARY RECORD VISIBLE LIGHT IMAGE SOFTCOPY PRESENTATION STATE WAVEFORM STRUCTURED REPORT DOCUMENT ENHANCED MR RAW DATA ENHANCED COMPUTED TOMOGRAPHY SPATIAL REGISTRATION SPATIAL FIDUCIALS OPHTHALMIC PHOTOGRAPHY 8 BIT IMAGE OPHTHALMIC PHOTOGRAPHY 16 BIT IMAGE STEREOMETRIC RELATIONSHIP HANGING PROTOCOL ENCAPSULATED DOCUMENT REAL WORLD VALUE MAPPING ENHANCED X-RAY ANGIOGRAPHIC IMAGE ENHANCED X-RAY RF IMAGE RT ION PLAN RT ION BEAMS TREATMENT RECORD SEGMENTATION OPHTHALMIC TOMOGRAPHY IMAGE X-RAY 3D ANGIOGRAPHIC IMAGE X-RAY 3D CRANIOFACIAL IMAGE BREAST TOMOSYNTHESIS IMAGE ENHANCED POSITRON EMISSION TOMOGRAPHY IMAGE SURFACE SEGMENTATION COLOR PALETTE ENHANCED ULTRASOUND VOLUME OPHTHALMIC REFRACTIVE MEASUREMENTS GENERIC IMPLANT TEMPLATE IMPLANT ASSEMBLY TEMPLATE IMPLANT TEMPLATE GROUP RT BEAMS DELIVERY INSTRUCTION OPHTHALMIC VISUAL FIELD STATIC PERIMETRY MEASUREMENTS INTRAVASCULAR OCT 80

付 録 : 最 新 SOP 現 状 モダリティが 生 成 する 一 般 的 な 画 像 1 SECONDARY CAPTURE IMAGE COMPUTED RADIOGRAPHY IMAGE COMPUTED TOMOGRAPHY IMAGE ENHANCED COMPUTED TOMOGRAPHY DIGITAL MAMMOGRAPHY X-RAY IMAGE DIGITAL X-RAY IMAGE DIGITAL X-RAY INTRA ORAL IMAGE X-RAY ANGIOGRAPHIC IMAGE ENHANCED X-RAY ANGIOGRAPHIC IMAGE X-RAY RF IMAGE ENHANCED X-RAY RF IMAGE POSITRON EMISSION TOMOGRAPHY IMAGE ENHANCED POSITRON EMISSION TOMOGRAPHY IMAGE ULTRASOUND IMAGE ULTRASOUND MULTI-FRAME IMAGE MAGNETIC RESONANCE IMAGE ENHANCED MAGNETIC RESONANCE IMAGE NUCLEAR MEDICINE IMAGE VISIBLE LIGHT IMAGE 81

付 録 : 最 新 SOP 現 状 モダリティが 生 成 する 一 般 的 な 画 像 2 OPHTHALMIC PHOTOGRAPHY 16 BIT IMAGE OPHTHALMIC PHOTOGRAPHY 8 BIT IMAGE OPHTHALMIC REFRACTIVE MEASUREMENTS OPHTHALMIC TOMOGRAPHY IMAGE OPHTHALMIC VISUAL FIELD STATIC PERIMETRY MEASUREMENTS INTRAVASCULAR OCT BREAST TOMOSYNTHESIS IMAGE X-RAY 3D ANGIOGRAPHIC IMAGE X-RAY 3D CRANIOFACIAL IMAGE ENHANCED ULTRASOUND VOLUME STRUCTURED REPORT DOCUMENT ENHANCED STRUCTURED REPORT DOCUMENT ENCAPSULATED DOCUMENT WAVEFORM 82

付 録 : 最 新 SOP 現 状 システムとしての 動 作 や 情 報 のモジュール1 HANGING PROTOCOL HARDCOPY COLOR IMAGE HARDCOPY GRAYSCALE IMAGE SOFTCOPY PRESENTATION STATE COLOR PALETTE STORED PRINT RAW DATA REAL WORLD VALUE MAPPING BASIC STUDY DESCRIPTOR 83

付 録 : 最 新 SOP 現 状 特 殊 分 野 の オブジェクト SEGMENTATION SPATIAL FIDUCIALS SPATIAL REGISTRATION STANDALONE CURVE STANDALONE MODALITY LUT STANDALONE OVERLAY STANDALONE PET CURVE STANDALONE VOI LUT STEREOMETRIC RELATIONSHIP SURFACE SEGMENTATION RT BEAMS DELIVERY INSTRUCTION RT BEAMS TREATMENT RECORD RT BRACHY TREATMENT RECORD RT DOSE RT IMAGE RT ION BEAMS TREATMENT RECORD RT ION PLAN RT PLAN RT STRUCTURE SET RT TREATMENT SUMMARY RECORD 84

付 録 : 最 新 SOP 現 状 最 近 は アンギオ 画 像 を 回 転 させて 断 層 を 作 り 出 している Question) これって CT(Computed Tomography)? Answer) CTではなく 新 たなモダリティ X-RAY 3D ANGIOGRAPHIC IMAGE になります (CTで 必 須 となる 寝 台 位 置 やスライス 厚 などの 情 報 がない ので CTにはなれない) multi-dimensional reconstructed cone beam X-ray Angiographic Image Examples of X-Ray 3D Angiographic Images are: 3D reconstruction of static vascular structures(e.g., in Neuro-Radiology), ECG triggered cardiac volumes at different phases in the cardiac cycle, coronary artery tree reconstructions. 85

付 録 : 最 新 SOP 現 状 詳 細 なんで こんなに 多 くの 種 類 のオブジェクトができたのか - 画 像 の 生 成 に 関 連 する 装 置 パラメータがそれぞれ 異 なる - 画 像 のピクセルが 意 味 する 物 理 量 がそれぞれ 異 なる - 画 像 を 生 成 した 目 的 がそれぞれ 異 なる DICOMオブジェクト タグ モジュール タグ モジュール タグ タグ タグ タグ モジュール 86

付 録 : 最 新 SOP 現 状 詳 細 XA 画 像 ( X-RAY ANGIO) と CT 画 像 の 構 造 の 違 い XA 主 要 タグモジュール 分 類 モジュール 名 Patient patient Study General study Series General series Frame of Reference Synchronization * Equipment General equipment Image General image Image pixel Contrast/Borus * Mask * X-ray image X-ray acquisition Overlay plane * Common SOP common CT 主 要 タグモジュール 分 類 モジュール 名 Patient patient Study General study Series General series Frame of Reference Frame of Reference Equipment General equipment Image General image Image pixel Contrast/Borus * CT image Overlay plane * Common SOP common

付 録 : 最 新 SOP 現 状 詳 細 XA 関 連 タグ Frame of Reference CT 関 連 タグ Synchronization Frame of Reference Attribute Tag Attribute Tag Synchronization Frame of Reference UID (0020,0200) Frame of Reference UID (0020,0052) Synchronization Trigger (0018,106A) Position Reference Indicator (0020,1040) Acquisition Time Synchronized (0018,1800) どちらも 寝 台 位 置 の 基 準 となる 画 像 はどれかを 示 しているだけで 内 容 的 に 大 きな 差 はない XA : 造 影 剤 などの 時 間 関 係 も 考 慮 されている CT : 基 準 画 像 内 のどこを 基 準 にするかが 設 定 できる(チルト 対 応?)

付 録 : 最 新 SOP 現 状 詳 細 X-ray acquisition Attribute Tag KVP (0018,0060) X-Ray Tube Current (0018,1151) Exposure Time (0018,1150) CT image Attribute Tag KVP (0018,0060) X-Ray Tube Current (0018,1151) Exposure Time (0018,1150) Grid (0018,1166) Radiation Mode (0018,115A) Intensifier Size (0018,1162) Imager Pixel Spacing (0018,1164) Area Dose Product (0018,115E) Filter Type (0018,1160) Modulation Type (0018,9323) Total Collimation Width (0018,9307) CTDIvol (0018,9345) 結 局 X 線 系 の 情 報 (kv ma masなど)は 共 通 して 持 っている ただ XAは X-ray acquisition module に CTは CT image moduleに 入 っている ( 理 由 : 不 明 )

付 録 : 最 新 SOP 現 状 詳 細 X-ray image CT image Attribute Tag Image type (0008,0008) Samples per Pixel (0028,0002) Image Compression (0028,2110) Attribute Tag Image type (0008,0008) Samples per Pixel (0028,0002) Reconstruction Diameter (0018,1100) X-ray image module と CT image moduleを 比 べると Gantry/Detector Tilt (0018,1120) Revolution Time (0018,9305) Table Speed (0018,9309) Spiral Pitch Factor (0018,9311) X-ray : 情 報 があまり 多 くない CT : CTスキャン 系 の 情 報 がまとまっている これが 理 由 で CT acquisition module は 不 要 となっている( 存 在 しない)と 考 えられる

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