京大広報672.indd

Similar documents
cs_京大広報714号.indd

京大広報680号.indd

cs_京大広報723号.indd


cs_京大広報722号.indd

京大広報665.indd


2015 SEIUNKAI HANDAI HOUGAKUBU DOUSOUKAI

cs_京大広報712号.indd

京大広報617.indd

表紙1−4/木下 中村

弘前大学 学園だより Vol.162

精神医学研究 教育と精神医療を繋ぐ 双方向の対話 10:00 11:00 特別講演 3 司会 尾崎 紀夫 JSL3 名古屋大学大学院医学系研究科精神医学 親と子どもの心療学分野 AMED のミッション 情報共有と分散統合 末松 誠 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 11:10 12:10 特別講

HANYHY1-88_27310.pdf

00_表1_4_1418_CS3.indd



<FEFF7B2C DE5B A E BC10D7C3C40EA >

歴教協第64回大会チラシ

外語大25周年シンポジウム_中面_ indd

cs_京大広報711号.indd

London England

京大広報673.indd

マンスリー250号.indd

untitled

報道機関各位 平成 30 年 11 月 8 日 東京工業大学広報 社会連携本部長 佐藤勲 東京工業大学生命理工学院 第 5 回生命理工オープンイノベーションハブ (LiHub) フォーラム バイオマトリックス : 生命科学 材料工学から健康 医療 美容への架け橋 のご案内 東京工業大学生命理工学院は


1-5******


東日本大震災からの復旧・復興~人づくりから始まる創造的復興~ 2

fi†‘é¸×ÌÞ218“ƒ



cs_京大広報700号.indd

八戸高専だより第148号

<4D F736F F D E F18BB388E78CA48B86955D8B6389EF8B638E E7C E332E A2E646F63>


きずな 第9号.indd

プレスe_31_x4.indd

震災一周年を控えた生活者の意識を電通が調査

3 4

INFORMATION 文 化 関 連 予 算 についての 研 究 会 文 化 芸 術 振 興 基 本 法 の 見 直 しについての 勉 強 会 年 東 京 オリンピック パラリンピ

Short dogleg Short dogleg


大阪医科大学医師会会報 第37号

< F2D97CF979D8B4B92F68E9697E18F CB48D652E6A7464>

_0130.indd

本文  横 組版規則 複数_OF/表紙

総会名簿 代表区分 氏 名 現 役 職 名 1. 健康保険 船 員保険及び国民 幸 野 庄 司 健康保険組合連合会理事 健康保険の保険 平 川 則 男 日本労働組合総連合会総合政策局長 者並びに被保険 間 宮 清 日本労働組合総連合会 患者本位の医療を確立する連絡会 委員 者 事業主及び 宮 近 清

TSRマネジメントレポート2014表紙

<8E6C969C8F5C8E738D4C95F1328C8E8D86322E706466>

Ishikai-1103.indd, page Normalize

表1



network_now_1609web掲載用.indd


二国間交流事業セミナー報告書 ( 様式 5) 20XX 年 11 月 15 日 独立行政法人日本学術振興会理事長殿 セミナー終了 ( 整理会を行う場合は整理会終了後 ) の翌月末 または平成 31 年 4 月末日のいずれか早い方の日までに提出 する必要があり 期限内の日付で作成してください セミナー

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 九州大学百年史第 7 巻 : 部局史編 Ⅳ 九州大学百年史編集委員会 出版情報 : 九州大学百年史. 7, 2017

2

表紙-裏表紙.ai

報告書 新規

ORSEニュース45号

254号9月号.indd

Contents 2

法学研究科・法学部教授会議事予定

第一部基調講演 イノベーションの仕掛け 一橋大学イノベーション研究センター教授六本木アカデミーヒルズ日本元気塾塾長 米倉誠一郎氏 第一部景観 今の日本はまずい?! 第二部パネルディスカッション イノベーションによる 働きがいのある雇用と魅力的な暮らしを地方都市でどう実現するか パネラー コーディネー

<4D F736F F D D30382D333091DD90D8836F B934B90B38EE688F CF88F589EF82CC90DD927582C982C282A282C42E6

<4D F736F F D D9197A791E58A C8FAC924D8FA489C891E58A77838A E837D836C B4B92F65F E332E398E7B8D73816A>

======================================================================== == ** 日本学術会議ニュース メール ** No.656 ** 2018/10/26 ================================

ただし 対象となることを希望されないご連絡が 2016 年 5 月 31 日以降にな った場合には 研究に使用される可能性があることをご了承ください 研究期間 研究を行う期間は医学部長承認日より 2019 年 3 月 31 日までです 研究に用いる試料 情報の項目群馬大学医学部附属病院産科婦人科で行

PowerPoint プレゼンテーション

本文2013年夏号.indd

各部 の活動報告 部門名 キャンパスイノベーション部門 平成 30 年 4 月 ~ 平成 30 年 6 月 1. 部門構成員の研究教育活動 学部 学院教育 共通教育科 間科学部 研究科科 外国語学部科 等の担当 研究活動 個々のテーマでの研究の実施 2. 部門における活動 平成 30 年度活動計画に

災害救助法による応急救助の実施概念図


<4D F736F F F696E74202D CE899E8F4390B3817A4E444C82D082C882AC82AD

浄化槽とやま 第70号(平成23年8月発行)

プリント

T56-01

採択演題一覧

+ 東海大学医学部付属病院では 造血幹細胞移植 推進拠点病院の事業の一環として 研修生の受 け入れやセミナー開催等の人材育成に取り組ん でおります 2016年6月11日に 関東甲信越ブロックの 造血細胞移植に携わる医師 歯科医師 看護師 管理栄養士を対象に 管理栄養士が同種移植患 者に関わる上での有

< F2D817991E F1817A8C46967B2E6A7464>

2016_3_1_Kobe University_Manual_2

名桜大学広報誌第30号

青山学院創立135周年・青山学院大学開設60周年記念

shinkenmi-181-p1-20


SEIKEI_同窓会会報19号

月報私学2013年10月号

名大トピックス No.172

Taro-大震災を振り返って.jtd

2017 年 12 月 6 日 報道関係者各位 学校法人甲南学園 プレスリリース ( ) 本日 下記にかかるプレスリリースを別添資料のとおり配信いたしますので ご査収いただき取材につ いてご検討くださるようお願い申し上げます 記 〇 経営学のススメ 開催のお知らせ 〇 ビジネス イノ

gp07.html

H 公的研究費に関する事務処理手続の相談窓口照会(H )


平成23年9月29日WG後修正

国立大学法人富山大学環境安全衛生マネジメント規則

産業21-82号.indd

Nagoya Keizai University Meieki Satellite Campus Floor guide 10F 8F 5F 1F

Transcription:

2011.11 No. 672 京大広報 大学の動き 京都大学東京フォーラムを開催 浅野耕太総長室副室長 人間 環境学研究科教授 が 10月 5 日 水 京都の知 文明 コーディネーターを務め 佐伯教授 中西教授をパ の危機と京都学派 ネリストとして 会場から寄せられた質問に回答す を テ ー マ に る形でパネルディスカッションを行った 京都大学東京フォ ーラムをホテルニ ューオータニにて 開催した 出席者 挨拶する松本総長 は約250名で 学外からは本学卒業生を中心とした 国会議員 企業 官公庁の関係者等が多く参加され 学内からは総長 理事 副学長 副理事 部局長等 が出席した このフォーラムは 本学の個性豊かな研究者がそ の成果を首都圏にて発信する場として実施している パネルディスカッションの様子 ものである 今回のフォーラムは 3月15日 火 に フォーラムに続いて開催した懇親会では 阿辻哲次 開催を予定していたが 東日本大震災により順延し 理事補 人間 環境学研究科教授 の司会により進行 たもので 危機の時代といわれる現代において 京 し 松本総長の挨 都学派 に代表される京都の知の可能性を出席者と 拶の後 和田紀夫 ともに考える機会とした 日本電信電話株 フォーラムは 大西有三理事 副学長による開会 式会社会長 国会 挨拶 竹沢泰子理事補 人文科学研究所教授 の司会 議員による京都大 により進められた 学同窓会の事務局 松本 紘総長の挨 長を務められる 拶の後 佐伯啓思 講演する佐伯教授 懇親会で挨拶する和田氏 人間 環境学研究 員 長尾 科教授が 京都学 学総長 国立国会 派の今日的意味 図書館長 そし 危機の時代 のた て望月晴文元経済 元本 だ中にあって 産業事務次官から と題して また それぞれ挨拶をい 中西 寛法学研究 ただいた いずれ 科 教 授 が 世 界 懇親会で挨拶する竹本氏 も各界を代表する との対話 文明 本学の卒業生であり 特に和田氏からは 財界で活 的視座からみた 躍する有力卒業生が結束して京都大学を支援する 京都学派 と題 鼎会 かなえかい という新たな団体発足について して それぞれ講 講演する中西教授 竹本直一衆議院議 発案をいただき 多くの出席者から賛同が得られた 演を行った 次に 3526 今回の東京フォーラムは 首都圏における本学の

2011.11 No. 672 京大広報 懇親会で挨拶する長尾元総長 情報発信という目 もなった 本学で 的に留まらず 出 は このような機 席いただいた各界 会を継続的に提供 で活躍される本学 することで より 関係者の結束を図 一層の情報発信 り 京都大学と 交流の機会提供に 大学に縁のある関 努めていきたいと 係者を繋ぐ契機と 懇親会で挨拶する望月氏 考えている 懇親会場の様子 渉外部 部局の動き 経営管理大学院が建国大学経営学研究科および同大学商科経済学院と教育学術 交流協定を締結 経営管理大学院は 10月19日 水 に韓国の建国大 回合同セミナーを行う予定である 学経営学研究科および同大学商科経済学院と教育学 本協定の締結を受けて 今後は コンテンツビジ 術交流協定を締結した 同協定は 小林潔司院長と ネスにおける共同研究を行い 互いにより充実した Kim Woobong建国大学前副学長との間で 日韓両 教育 研究活動を行うことが期待されている 国の観光 芸術 文化などのコンテンツビジネスに 関する共同研究の可能性について協議を行った結果 教育と学術面での積極的な交流を図ることが合意さ れ 締結に至ったものである 当大学院では 老舗 店の商売が長年継続している背景についての研究を 進めている 一方 建国大学は 現代グループやサ ムスングループとの関係が深く 韓国企業躍進につ いての研究が進められている 本年6月には小林院 長をはじめ4名の教員が建国大学に招へいされ 創 造性と創造性の産業化 をテーマに第1回合同セミ 協定書を交わす小林院長 左 とKim前副学長 ナーを開催した また 2012年6月には京都で第2 経営管理大学院 3527

2011.11 No. 672 京大広報 話題 東日本大震災関係シンポジウム 大震災後の医療 診療 感染症防止を考える を開催 医学部附属病院は 東日本大震災関係シンポジウ よ り 東 松 島 に お ム 大震災後の医療 診療 感染症防止を考える を けるボランティア活 9月29日 木 に百周年時計台記念館百周年記念ホー 動 か ら に つ い て ルにて開催した 同シンポジウムは 当院および医 山﨑信幸デイ ケア 学研究科が 東日本大震災発生直後より行ってきた 診療部院内講師より 被災地等への様々な医療支援活動について 一般の 福島県における 京 方々に広く報告することを目的として開催したもの 都府心のケアチー で 当日は 学内外から120名余りの参加があった ム の活動 について シンポジウムでは 坂田隆造副病院長より 京 濱西潤三産科婦人科 都大学における医療 講演する坂田副病院長 特別講演を行う小池教授 助教より 宮城県石 支援体制 について 巻赤十字病院への産婦人科医師派遣に参加して に 講演が行われた後 ついて 村中弘之心臓血管外科助教より 近畿ブロ 大鶴 繁救急部助教 ック4大学による医療支援 について 高倉俊二感 より 災害派遣医療 染制御部准教授より 被災地における感染症防止 に チ ー ム DMAT に ついて一般講演が行われた 引き続き 小池 薫救 よる支援 について 急部教授より 福島第一原子力発電所の事故を踏ま 三上芳喜病理診断部 えた今後の緊急被ばく医療 について特別講演が行 准教授より 検死医 われた 最後に 坂田副病院長より 今後の被災地 としての活動 につ への医療支援 について講演が行われた いて 石井和樹氏 医学部人間健康科学科4回生) 医学部附属病院 ブータン上院議院ペンジョール議長一行との懇談会を開催 参議院議長の招きで日本を公式訪問していたブー Bhutan and its Environmental Education の研究報 タン上院議院ペンジョール議長一行が9月30日 金 告を行い 本学とブータンとの今後の交流計画につ に本学を訪問し 赤松明彦理事 副学長ならびに京 いて熱のこもった話し合いが行われた 都大学ブータン友好プログラムのメンバーが歓迎の 意を込めて懇談会 世話人 吉川左紀子こころの未 来研究センター長 を開催した 懇談会では 参加者の自己紹介の後 赤松理事か らの歓迎の言葉 松沢哲郎友好プログラム世話役代 表 霊長類研究所長 によるプログラムの実施経緯に 関する説明があった 続いて 中嶋智之経済研究所 教 授 に よ る Culture and Economic Behavior 熊谷誠慈次世代研究者育成センター特定助教による Prospects for Buddhist Studies in Bhutan 山本真也霊長類研究所特定助教による Nature in 懇談会出席者集合写真 こころの未来研究センター 3532