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Transcription:

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ξ η η δ δδδδ ξαβ δδ η α β αααβββ ξξ ξξξ ξξ ηα β

ξ η α β ξ ξ ξ

小型レーシングカーの操舵力特性の改善 Table 1 Vehicle specification 車両諸元 全長 mm 全高 mm 全幅 mm ホイールベース mm トレッド mm 前 後 車両重量 kg 車体前後配分 前 後 Fig. 6 Offset caster ク取り付け位置にも制約があるため 相互干渉しないようにナックルアーム長とリンク効率を決める必要がある そこで レイアウトを検討した結果 対策案としてナックルアーム長を mm リンク効率をパラレルリンク機構化 α β に設定する また 側面図においてキングピン軸が車軸中心を通る一般的な構造では キャスタトレールはキャスタ角により決定 される 操舵力を小さくする目的でキャスタ角を小さくすると直進安定性が低くなる可能性がある そこで キングピ ン軸を車軸中心からオフセットした配置とするオフセット キャスタ化を図る これにより キャスタ角を変更するこ となく キャスタトレールを小さくできる ここでは 対策案としてキャスタトレールを mm に設定する 操舵力の具体的な最終目標値は 現状から考えて約 図 軽減できるように各数値を設定した 図 は それぞれナックルアーム長 リンク効率 キャスタトレールおよびキャスタ角に関する対策案の数値 と操舵力の大きさを示す 図中の 変更可能範囲 は 車両のレイアウト上 他の装置や部品と干渉しない寸法 角度 等の範囲を意味する Fig. 7 Measures by length of knuckle arm Fig. 8 Measures by efficiency of steering linkage Fig. 9 Measures by caster trail Fig. 10 Measures by caster angle サスペンション ステアリング ジオメトリの目標特性 操舵力低減案に加えて 車両運動性能を確保する観点から 以下の目標特性を満足するようにサスペンション ステ アリング ジオメトリを決定する ① 旋回運動時おいて 路面凹凸や制動駆動を伴う場合の車体姿勢変化等による車両ステア特性の急変を防止したり

小型レーシングカーの操舵力特性の改善 Fig. 17 Proposed change of geometry Fig. 18 Characteristics of toe angle (Offset caster) Fig. 19 Camber angles at rack stroke 0 mm Fig. 20 Camber angles at rack stroke 20 mm Fig. 21 Camber angles at rack stroke 40 mm んだジオメトリを Case と呼ぶことにする 図 は Case の計算結果を示す この図より キャンバ角とトー角特性 が目標に大きく近づくことがわかる また 操舵時のキャンバ変化についても調べた 図 はラックストロークを mm mm とした時の 旋回外輪側 のキャンバ角 対車体 の変化を示す タイヤを操舵すると わずかではあるがキャンバ角変化が大きくなることが理 解できる さらに 本報ではトー角とキャンバ角特性に的を絞り ホイールセンタがキングピン軸上にある一般的なジオメトリ オフセット無しと記す と キングピン軸がホイールセンタからオフセットした オフセット キャスタ オフセッ ト有りと記す を比較して考察する 図 は これまで述べてきたジオメトリに関する変更部位をまとめたものであり 最終的な対策案である 図 は オフセットキャスタ有りとオフセットキャスタ無しのトー角変化を示す 双方ともにトー角変化の目標特性 を満たしていることがわかる 厳密に比較すると オフセットキャスタ無しよりもオフセットキャスタ有りのほうがトー

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αβ γ α β γ γ γ θ γγθ

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ρ ρ θααθαα Δ Δ Δ Δ ΔρΔ ρ Δ θρδ ρ

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エンジンの燃焼に及ぼす放射性セラミックス触媒による励起作用の影響 Table 2 Classification of Excitation Phenomenon 名 称 方 式 特 色 エネルギー 電場 磁場 電場 電磁石 永久磁石 浅川効果 遠赤外線 セラミック 各種鉱石類による電磁波 特定の放射体と波長で高効率加熱 効果 石英斑岩 トルマリン 希土類鉱石 トリウム ウラン含有天然鉱石 セラ 放射線 線放出に伴うマイナスイオ ev C-H 結 合 の 切 ミック ン発生および燃料改質 断エネルギー マイナス空気イオンおよび燃焼時における ev OH 基のエネル OH 基 の発生 ギー 超音波 超音波発振回路 ev x J 火炎に電場 磁場を与えると燃焼速度が増加 ev m 圧電 ピエゾ 効果と焦電 パイロ ピロ ev 静的 効果によるマイナスイオンの発生 両効果が作用すると 万 ev 電気的に振動子を超音波で振動させて対象物 にエネルギーを与えてミクロンサイズの微細 粒状化が可能 C 炭素 H 水素 分子結合を切断するエネルギーは ev OH 基のもつエネルギーは ev に浸漬して実車走行とエンジンベンチ試験を行って 後者のセラミックスのみでは燃費の向上と排気エミッションの低 減は得られなかった経験がある したがって 遠赤外線効果は全く無いとは言い難いが あるとしても微々たるものと 解釈できる 石英斑岩 石英斑岩 トルマリン はピエゾ パイロ効果による空気負イオン放出効果で 静的な状態では 極電圧であるが 衝撃と温度付加により約 ev と低い分 万倍の分極電圧が生じて空気負イオンが大量に放出される このトルマ リン粉末を含有する耐熱塗料をエンジンのシリンダ シリンダヘッドや排気管に塗布することにより 空気負イオンが 吸入空気に付加されて燃焼時に励起作用を与える この技術 は最近 舶用エンジンで実用化されている 希土類鉱石 希土類鉱石はトリウム ウランの微弱レベル放射能元素を含む天然鉱石をセラミックスとブレンドしたものを吸入空 気に放射することにより 放射線の 線が空気に作用して空気負イオン化を促進するものである この作用は 前述の石英斑岩と同じように空気負イオン発生のため 混合気形成の促進と燃焼時の OH CH ラジカル 基 形成に よる燃焼速度を増加させ 燃焼時間を短縮して燃焼の促進化に寄与するものと思われる 空気負イオンの付加により燃 焼時間の短縮現象 は実証済みである 超音波 超音波は超音波発振回路を用いて電気的に超音波を発振させ 燃料をミクロンサイズに微粒化させて混合気形成を促 進することにより燃焼を改善する方法であるが の燃費改善の効果が認められた しかし 加速時のように一 度に多量の混合気を要するときに応答性の遅れと またガソリンエンジンに用いた場合に ガソリン粒子同士の衝突時 の発熱により自発火する可能性があり 実用性は無いものと判断される 空気負イオンを用いた石英斑岩や希土類天然鉱石などを用いた燃焼における励起作用は 電場 磁場と同様の現象を 生じることは明らかであり 燃焼時において共通の化学作用が発生しているものと予想され 今後もこの現象の解明が 課題である イオン化作用 最も単純な原子である水素 燃焼対象物の炭素 燃焼に不可欠な酸素及び酸素とともに空気を組成する窒素について 外部からのエネルギー付加によるイオン化現象の例 がある イオン化する前の原子は原子核内の陽子とその外殻を回 る電子の数が同じで 陽子は正の電荷を 電子は負の電荷を有して通常は中立状態で安定している この状態で外部か ら何らかのエネルギーが付加されると陽子の数は変化せず 最外殻の電子数が 個増加または減少することによっ

エンジンの燃焼に及ぼす放射性セラミックス触媒による励起作用の影響 て各々負イオン negative ion や正イオン positive ion が発生すると学術的には定義されている そのイオンの増 減の個数に対して各々 価の負あるいは正イオンと呼ばれる 水素はイオン化すると正イオンになり易く 窒素と酸素は負イオンになり易く 炭素は負イオンにも正イオンの両者 にもなり易いが 結果としてどちらにもなりにくい特徴を有する なお 商業用として用いられている マイナスイオン プラズマクラスターイオン や ナノイー は厳密には 負 の空気イオン negative air ion で学術用語の 負イオン とは異なり 空気中の原子や分子がマイナスの電荷をもっ ている 逆に大気中に何らかのエネルギーが作用すると 気体の分子からマイナスの電荷をもった電子が放出されると プラスイオン 正の空気イオン positive air ion が生じる したがって その電子が他の分子に飛び込んだ時に 負イオン が発生すると言われている しかしながら 負イオ ンの正体 即ち どんな物質から成るのかが確定されていない また 正イオンと負イオンは不安定なので寿命は短く 数秒以内に元の中立状態に戻るものと考えられている これらのイオン発生の励起作用として水破壊 レナード 方式 コロナ パルス放電方式や放射線物質方式等がある このイオン化作用の内燃機関等への応用例は希土類元素による空 気触媒 である OH 基および CH 基の生成メカニズム 燃焼火炎の反応帯では電子的に励起された中間生成物が一時的に形成されるが 特に OH 基と CH 基は励起状態で生 成され OH 基は早い状態から生成され燃焼反応の支配的要因を果たして燃焼促進などの重要な役割を負っている また OH 基は寿命が長く 燃焼中に広く分布する特性 を有すると言われている OH 基と CH 基の炭化水素の燃焼 中における励起状態を式 と式 CH O OH* CO に示す C OH CH* CO 励起状態を示す 式⑴ ⑵の反応速度は各々 CH 基と O 分子および C 基と OH 基の積に比例するから燃焼促進に寄与することになる 本研究においてはセラミックの励起作用により燃焼時に OH 基や CH 基の生成が増加することにより燃焼が促進したも のと推測している ウラン U O から放射される セラミックス燃料触媒 IPT に極微量に含まれる希土類鉱石のトリウム ThO 線 線と 線による燃焼のメカニズムについて考えてみる IPT は希土類元素から組成されるセラミックス触媒で 極微量に含まれるトリウムとウランが主な励起作用をなしている これらのセラミックスから放出される荷電粒子の 線 線および電磁波の 線は 全ての物質にイオン化を引き起こし得るエネルギーを備えており これらが燃料に作 用して燃焼を促進させているものと想定されるが ただし 荷電粒子の 線についてはイオン化に対しては最も強力で あるが 紙 枚でも大幅に減衰する特性があるので空気触媒としての利用度は高いが IPT のように管体中に入れると 遮蔽効果により燃料改質への効果は期待できない したがって 電磁波で透過率の高い 線が燃料改質効果に対する影 響が主であると判断される これらの燃料改質における OH 基の生成メカニズムを模式化したものを図 に示す 燃焼の場において微量の過酸化 物が 燃焼速度を大きくすることは公知の事実であるが 内燃機関のように急激な爆発的燃焼の場合には 過酸化物の 代表的な主成分は OH 基と CH 基である 炭化水素 CnHm は通常 燃焼時に熱分解を受けて C と H に分解し O と の酸化により H O と CO になるが 当然ながら の完全燃焼はあり得ない したがって 熱分解時に OH CH 基 を可能な限り多く形成し 燃焼効率を上げて燃焼時間を短縮することにより 等容度を増して熱効率を上昇することが 結果として燃費低減につながる したがって 図 に大気圧下で に示すように 線と 線が微量でも照射されると式⑴に示すように燃料の H 原子が遊離し 燃料中 mol ほど溶解している O が酸化剤として作用し 遊離した H と反応して OH 基が生成される この 燃料中に溶解している O の存在に関しては 放射改質した燃料を数日間放置すると改質効果がなくなるという経験か らも このメカニズムが立証できる なお 当然ながら OH 基の生成は燃料中に溶解している O のみならず 燃焼室 内の空気中の O との反応も考慮される この現象として燃料中に溶解している微量の空気の酸素原子 O がイオン化を起こして燃料の水素原子 H と結 合して OH 基となり これが燃焼を活性化するものと想定される なお この場合 逆に水素原子 H がイオン化し て酸素原子 O と結合して OH 基を生成することも考えられる このような OH CH 基発生による燃焼促進現象は

エンジンの燃焼に及ぼす放射性セラミックス触媒による励起作用の影響 Fig. 2 Passing Fuel Catalyst (IPT: FC-400 etc.) Fig. Effect of Radiation Dose of Ion Power Sheet Vertical Direction to Flat Center (180 260) Fig. Effect of Radiation Dose of FC- 400 on Distance Fig. 3 Radiation Dose of Air and Fuel Catalyst 状 図 左下 にして測定した これらの測定値は密閉した無風状態の部屋 分間の平均値とした その結果 FC mh で測定し 線量当量は の直接接触空間線量率は 線とも室内空間線量率の約 数倍であるが cm 離れると同様に室内空間線量率と同一レベルに下降する FC 設置 の空間線量率は 直接接触と比べて 線とも を燃料タンク内に挿入した場合 タンク外壁に Sv/h 減少して室内空間線量率 の約 倍で 距離 cm 以上離れると室内空間線量率に減少する 通過式燃料触媒は希土類鉱石を主成分としており 図 は共に Sv/h であり 仮に IPT を皮膚に に示したように放射線の最大線量当量は表面上で 線と 線 年間密着したとすると msv/h h msv/y の吸収 線量となり 国際放射線保護委員会 ICRP の定める職業人年間許容線量基準レベルの msv/y 以下となる したがっ て 通過式燃料触媒から cm 離れると 線と 線は室内と同一レベルの Sv/h 以下となり 実用上は問題な い 一般的に Sv/h 線量レベルの放射線を被爆しても健康に異常をきたす恐れは ほとんどない と言われている 燃料触媒による改質燃料の燃焼への影響 空気触媒と燃料触媒の燃焼への影響については これまでに ASTM 蒸留試験 ガスクロマトグラフィー 火炎伝播 速度測定 ベンチ性能試験及び実車走行試験など数多くの実証試験を実施して その効果の確認を試みたが 燃料触媒 については ASTM 蒸留試験 火炎伝播速度測定 ガスクロマトグラフィー 燃料着火性試験 単室定容燃焼装置を 用いた火炎の可視化分析やベンチ性能試験を実施して 燃料改質による励起作用の決定的な解明 を空気触媒と比較し て実施した

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太陽光発電システムの発電効率に関する研究 図 太陽光発電システムの発電効率 η 本システムのアレイの設置方向が概ね南側であり 受照面の角度が deg である そのため アレイに当たる 日射量が太陽光の法線面における場合に比べて小さくなる アレイの屋外露出の期間が 年以上である アレイ設置後から今まで 各モジュール面の清掃は 一度も行ってい ない状況である また 各モジュール表面には ホコリおよび鳥の糞などが付着している そのため 汚れが付着 したセルに当たる日射量は遮られ システム全体の発電量が低下しているものと思われる 次に 図 の⑵に示すように caseb では η の⑷に示すように cased では η 図 の⑶に示すように casec では η となる 図 となる 以上から 年以上経過した場合であっても 太陽光発電システ ムの発電効率 η は約 であり 経年変化による出力は概ね一定であることが判った 年 モジュール面の汚れについて 写真 に 久留米工業大学 号館屋上における太陽光モジュール表面の汚れの状況を示す 撮影した年月日は 月 日である 多くのモジュールの表面には 鳥の糞など汚れが付着していた このように モジュール表面には 発電量の低下を招く汚れが常に付着している状態である つまり モジュールにホットスポット現象が生じる恐れがあ 写真 モジュール表面における汚れの状況 年 月 日に撮影

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