Microsoft Word - 第5編 学校教育 第2章 授業料 全文 201412



Similar documents
桜井市外国人高齢者及び外国人重度心身障害者特別給付金支給要綱

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

< F2D E633368D86816A89EF8C768E9696B18EE688B5>

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

【労働保険事務組合事務処理規約】

Taro-事務処理要綱250820

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

兵庫県公立学校教職員等財産形成貯蓄事務取扱細則

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

定款  変更

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

Taro-29職員退職手当支給規程

定款

神戸市重度障害者特別給付金支給要綱

Taro-H26改正_溶け込み_中学授業

個人向け国債の事務取扱いに関する細則

   新潟市市税口座振替事務取扱要領

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び


高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

<4D F736F F D208F7493FA95948E738A4A94AD8E968BC682CC8EE891B18B7982D18AEE8F8082C98AD682B782E98FF097E182C98AD682B782E98F9590AC8BE093998CF D6A B315D2E B4E88C A>

240709

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

<88F38DFC E8F8A93BE92BC914F979D985F837D E815B816A>

東久留米市訓令乙第   号

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

(2) 協 会 加 入 月 の1カ 月 前 までに 様 式 1が 提 出 された 市 町 村 等 に 対 して 契 約 書 及 び 掛 金 請 求 書 を 送 付 します その 後 返 送 されてきた 様 式 2-2を 保 管 し 掛 金 の 納 入 を 確 認 します 第 2 章 契 約 更 新

別記

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

( 延 納 ) 第 6 条 前 第 5 条 第 1 項 の 期 日 までに 学 費 の 納 入 ができない 者 は 次 の 期 日 までに 延 納 願 いを 提 出 し 許 可 を 得 なければならない 前 期 分 延 納 願 い 4 月 15 日 後 期 分 延 納 願 い 9 月 10 日 2

<4D F736F F D F936F985E8C9A927A95A892B28DB88B408AD68BC696B18B4B92F E646F63>

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

Taro-契約条項(全部)

公立大学法人秋田県立大学給与規程(案)

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

Microsoft PowerPoint - 基金制度

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

<4D F736F F D F303088A4926D8CA78E8497A EF68BC697BF93998C798CB895E28F958BE08CF D6A2E646F63>

奨学資金の受領から返還までの手続

者 が 在 学 した 期 間 の 年 数 を 乗 じて 得 た 額 から 当 該 者 が 在 学 した 期 間 に 納 付 すべき 授 業 料 の 総 額 を 控 除 した 額 を 徴 収 するものとする 3 在 学 生 が 長 期 履 修 学 生 として 認 められた 場 合 の 授 業 料 の

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

平成18年度弥富町私立幼稚園就園

奨学事業戦略部個人情報ファイル簿

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

< F2D D D837C815B B8EC08E7B97768D80>

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

Microsoft Word - 04特定任期付職員(特任事務)給与規程【溶込】

( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

6. 概 要 コメント 本 法 は 社 会 保 険 関 係 を 規 範 化 し 公 民 の 社 会 保 険 への 参 加 社 会 保 険 待 遇 を 享 受 す る 権 益 を 保 護 し 公 民 に 国 家 発 展 の 成 果 を 共 同 で 享 受 させ 社 会 の 調 和 と 安 定 を 促

財団法人山梨社会保険協会寄付行為

( 会 員 の 資 格 喪 失 ) 第 8 条 会 員 が 次 のいずれか に 該 当 する 場 合 には その 資 格 を 喪 失 する (1) 退 会 したとき (2) 成 年 被 後 見 人 又 は 被 保 佐 人 となったとき (3) 死 亡 し 若 しくは 失 踪 宣 告 を 受 け 又

Microsoft Word 第1章 定款.doc

大津市私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

は 共 有 名 義 )で 所 有 権 保 存 登 記 又 は 所 有 権 移 転 登 記 を された も の で あ る こと (3) 居 室 便 所 台 所 及 び 風 呂 を 備 え 居 住 の ために 使 用 す る 部 分 の 延 べ 床 面 積 が 5 0 平 方 メ ー ト ル 以 上

防府市知的障害者生活協力員紹介事業実施要綱

(3) 下 水 道 接 続 のみとなる 配 管 工 事 (4) 浄 化 槽 設 備 の 工 事 (5) 解 体 工 事 (6) 市 等 の 他 の 補 助 制 度 ( 国 が 実 施 するエコポイント 制 度 を 除 く )を 利 用 する 工 事 (7) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 市 長

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

平成21年10月30日

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

(16)レクリエーション 事 業 助 成 金 の 給 付 (17) 福 利 厚 生 資 金 の 貸 付 (18)その 他 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 ( 用 語 の 定 義 ) 第 3 条 この 規 程 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 定 義 は それぞれ

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

<4D F736F F D208CF689768ED C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63>

を 行 うこと 又 は 必 要 な 機 能 を 追 加 することをいう ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 3 条 補 助 金 の 交 付 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は, 次 条 に 規 定 するこの 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 者 ( 以

Taro-入札説明書(真空巻締め)

4 5 6 県 内 に 所 在 する 営 業 所 等 のうち 主 たるものから 本 県 分 を 一 括 納 入 県 内 に 所 在 する 各 営 業 所 等 から 当 該 営 業 所 等 分 を 納 入 この 場 合 において 特 別 徴 収 義 務 者 の 事 務 処 理 システム 上 必 要 あ

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

の 基 礎 の 欄 にも 記 載 します ア 法 人 税 の 中 間 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場 合 は 中 間 イ 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 退 職 年 金 等 積 立 金 に 係 るものを 除 きます ) 又 は 連 結 確 定 申 告 書 に 係 る 申 告 の 場

Microsoft Word - H22.4.1市費産休・育休臨任要綱.doc


Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

Microsoft Word - 21退職手当規程.doc


第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

(3) (1) 又 は(2)に 係 る 修 正 申 告 の 場 合 は 修 正 中 間 又 は 修 正 確 定 10 法 人 税 法 の 規 定 によ 次 に 掲 げる 法 人 税 の 申 告 書 を 提 出 する 法 人 の 区 分 ごとに それ (1) 連 結 法 人 又 は 連 結 法 って

Microsoft Word 利子補給金交付要綱

面 を 保 佐 人 又 は 補 助 人 の 同 意 を 要 する 場 合 は 同 意 を 証 する 書 面 を 提 出 する ものとする 前 項 の 場 合 代 理 人 は 代 理 人 自 身 の 本 人 であることを 証 する 書 面 を 保 佐 人 及 び 補 助 人 は 株 主 本 人 の 保

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

1 基 準 額 は 以 下 の 式 によって 算 定 する 34,500 円 に1 2の 合 計 を 加 えた 額 116 歳 未 満 の 扶 養 親 族 の 数 21,300 円 216 歳 以 上 19 歳 未 満 の 扶 養 親 族 の 数 11,100 円 ただし 年 齢 は 平 成 25

幕別町定住促進住宅建設費補助金交付要綱

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

H25要綱本文

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

Transcription:

第 5 編 学 校 教 育 / 第 2 章 /1 収 入 学 校 事 務 提 要 > 第 5 編 学 校 教 育 > 第 2 章 > 1 収 入 (1) 収 入 の 意 義 収 入 とは, 県 の 各 般 の 需 要 を 充 たすための 支 払 の 財 源 となるべき 現 金 ( 現 金 に 代 えて 納 付 される 証 券 を 含 む )の 収 納 をいい, 法 令 又 は 公 権 力 に 基 づくもの,あるいは 物 の 使 用 の 対 価, 反 対 給 付 の 手 段 としての 対 価 を 収 入 する 一 連 の 行 為 をいうものであるが 手 続 きとしては, 調 定 から 収 納 までを 広 く 意 味 している 地 方 公 共 団 体 の 収 入 には 下 記 のよう なものがある 収 入 を 会 計 手 続 の 面 からみると 次 のとおりである イ 徴 収 徴 収 とは, 公 法 上 の 収 入 を 取 り 立 てることをいい 典 型 的 な 権 力 行 政 の 一 つである 地 方 公 共 団 体 の 場 合 は 地 方 税, 分 担 金, 使 用 料, 手 数 料 がある 徴 収 行 為 は 収 入 行 為 の 前 段 階 であり, 一 般 に 命 令 系 統 の 行 為 といわれている 徴 収 行 為 は 調 定 の 行 為 と 納 入 義 務 者 に 対 する 納 入 通 知 の 行 為 との 二 段 階 に 分 かれている (イ) 徴 収 機 関 徴 収 機 関 とは, 歳 入 を 調 定 して 納 入 の 通 知 をする 権 限 を 有 する 機 関 をいい, 原 則 的 な 徴 収 機 関 は, 徴 収 機 関 は, 知 事 であるが, 教 育 委 員 会 等 への 事 務 の 委 任 及 び 納 入 通 知 の 事 務 が 委 任 されている (ロ) 徴 収 の 手 続 き 1. 調 定 1

調 定 とは, 地 方 公 共 団 体 の 歳 入 を 徴 収 しようとする 場 合 において, 知 事 が 歳 入 に 内 容 を 理 解 して 納 入 すべき 金 額, 会 計 年 度 所 属, 会 計 区 分, 歳 入 科 目, 納 入 義 務 者 等 を 決 定 する 行 為,すなわち 内 部 的 意 思 決 定 行 為 をいう この 調 定 に あたって 調 査 すべき 事 項 は i. 歳 入 が 法 令 又 は 契 約 に 違 反 していないかどうか ii. 歳 入 の 会 計 年 度 所 属, 会 計 区 分 を 誤 っていないかどうか iii. 歳 入 科 目 が 誤 っていないかどうか iv. 納 入 すべき 金 額 は, 法 令, 契 約 等 に 照 らしその 算 定 を 誤 っていないかどうか v. 納 入 義 務 者 は, 法 令, 契 約 等 に 照 らしその 算 定 を 誤 っていないかどうか vi. 納 入 期 限 は 法 令, 契 約 等 に 照 らし 適 正 であるかどうか vii. 納 入 場 所 も 法 令, 契 約 等 に 照 らし 適 正 であるかどうか などで, 調 査 の 結 果 誤 りがなければ 収 入 すべきものと 決 定 する この 調 査 から 決 定 までの 手 続 きが 調 定 である 調 定 の 時 期 は 法 令 又 は 契 約 に 納 期 の 定 めがあるものにあっては 当 該 納 期 の 20 日 前 までに,その 他 の 者 にあってはその 原 因 の 発 生 した 都 度 行 わなければならない 財 務 規 則 31 条 随 時 収 入 の 調 定 に 係 る 納 期 は, 調 定 の 日 から 20 日 以 内 としなければならない 財 務 規 則 31 条 3 項 調 定 は 納 入 義 務 者 ごとに 行 う 単 独 調 定 を 原 則 とするが, 歳 入 科 目 が 同 一 であり, 同 時 に 2 人 以 上 の 納 入 義 務 者 に 係 る 歳 入 の 調 定 については, 債 務 者 内 訳 書 を 添 付 して 集 合 調 定 することができる なお, 集 合 調 定 は 歳 入 すべき 原 因 の 発 生 する 時 期 が 同 じである 歳 入 について 行 うことができるものであるが,あらかじめ 出 納 局 会 計 課 長 と 協 議 したものに あっては, 一 定 期 間 (1 か 月 以 内 )の 収 入 をとりまとめて 集 合 調 定 を 行 うことができる 財 務 規 則 31 条 4 項 財 務 規 則 運 用 通 知 31 条 関 係 4 項 財 務 規 則 32 条 の 2 財 務 規 則 運 用 通 知 32 条 の 2 関 係 歳 入 すべき 原 因 の 発 生 する 時 期 が 同 じであり,かつ 納 入 義 務 者 が 多 数 ( 一 調 定 決 議 書 で 50 名 以 上 )の 歳 入 であって, 定 例 的 に 発 生 するものについて, 定 期 的 に 集 合 調 定 する 場 合 には,あらかじめ 電 子 計 算 組 織 に 登 録 することにより 調 定 日 の 到 来 した 都 度, 調 定 決 議 書 を 一 括 出 力 し, 各 執 行 機 関 に 配 布 することができる これを 定 例 調 定 という 定 例 調 定 をしようとするときは,あらかじめ 出 納 局 会 計 課 長 に 協 議 し, 定 例 調 定 登 録 表 及 び 債 務 者 登 録 表 により 登 録 依 頼 をす ることとなる 2

財 務 規 則 運 用 通 知 第 31 条 関 係 5 項 地 方 交 付 税, 地 方 譲 与 税, 補 助 金, 地 方 債, 滞 納 処 分 費, 寄 付 金 等 その 性 質 上 納 入 の 通 知 書 により 難 い 収 入 並 びに 財 務 規 則 第 37 条 の 規 定 により 現 金 領 収 した 収 入 については, 既 に 調 定 が 行 われている 場 合 を 除 き 出 納 執 行 者 又 は 現 金 取 扱 員 若 しくは 指 定 記 入 期 間 等 が 領 収 又 は 収 納 した 日 をもって 調 定 することができる 自 治 令 154 条 2 項 3 項 財 務 規 則 32 条 1. 納 入 通 知 納 入 の 通 知 とは, 納 入 義 務 者 に 対 してその 内 容 を 通 知 する 対 外 的 行 為 をいう 自 治 令 154 条 3 項 納 入 の 通 知 は, 会 計 年 度 所 属, 会 計 区 分, 歳 入 科 目, 納 入 すべき 金 額, 納 期 限, 納 入 場 所 及 び 納 入 の 請 求 の 事 由 を 記 載 した 納 入 通 知 書 により 行 うものであり, 調 定 後 速 やかに 通 知 することができない 場 合 でも 郵 送 機 関 又 は 納 入 義 務 者 の 資 金 繰 り 等 を 考 慮 し, 少 なくとも 納 期 限 の 10 日 前 までに 通 知 しなければならない 財 務 規 則 34 条 財 務 規 則 運 用 通 知 34 条 関 係 納 入 通 知 の 方 法 は, 納 入 通 知 書 によることが 原 則 であるが,その 性 質 上 納 入 通 知 書 により 難 い 歳 入 については 口 頭, 掲 示 その 他 の 方 法 によって 納 入 の 通 知 を 行 うことができる 例 えば, 公 立 学 校 の や 寄 宿 舎 料 の 納 入 通 知 は, 学 校 内 に 納 入 すべき 金 額, 納 期 限, 納 入 場 所,その 他 納 入 に 関 し 必 要 な 事 項 を 掲 示 することにより 行 うこともできるとされ ている 自 治 令 154 条 3 項 財 務 規 則 運 用 通 知 34 条 関 係 ロ 収 納 収 納 とは, 調 定 及 び 納 入 の 通 知 のあった 収 入 金 を 受 け 入 れる 行 為 をいう (イ) 収 納 機 関 収 納 機 関 とは 徴 収 機 関 が 調 定 し, 納 入 の 通 知 をした 歳 入 を 現 実 に 領 収 する 機 関 をいう 出 納 長 は 地 方 公 共 団 体 の 会 計 事 務 の 執 行 については, 知 事 からの 独 立 の 権 限 を 与 えられており,その 事 務 の 執 行 に ついて 地 方 公 共 団 体 を 代 表 する 会 計 事 務 の 一 つに 現 金 ( 現 金 に 代 えて 納 付 される 証 券 及 び 基 金 に 属 する 現 金 を 含 む )の 出 納 及 び 保 管 を 行 うことと あり, 出 納 長 の 権 限 である 自 治 法 170 条 3

出 納 長 の 委 任 があればその 他 の 会 計 職 員 ( 現 金 取 扱 員 )も 収 納 機 関 となる 自 治 法 171 条 財 務 規 則 5 条 出 納 委 任 規 程 3 条 なお, 現 実 に 公 金 の 収 納 又 は 支 払 の 事 務 は, 能 率 性 と 確 実 性 を 確 保 する 見 地 から, 県 の 場 合, 金 融 機 関 を 指 定 して, これを 取 り 扱 わせなければならないこととされている この 場 合 指 定 金 融 機 関, 指 定 代 理 金 融 機 関 及 び 収 納 代 理 金 融 機 関 ( 以 下 指 定 金 融 機 関 等 という )が 県 の 歳 入 金 の 収 納 機 関 となる 自 治 法 235 条 1 項 自 治 令 168 条 1 項 (2) 収 入 の 方 法 イ 通 常 の 収 納 県 の 収 入 は 徴 収 機 関 が 調 定 し, 納 入 義 務 者 に 納 入 の 通 知 をし, 納 入 義 務 者 が 納 入 通 知 書 に 現 金 等 を 添 えて 指 定 金 融 機 関 等 の 窓 口 に 払 い 込 むのが 原 則 である ロ 現 金 領 収 出 納 執 行 者 又 は 現 金 取 扱 員 が, 納 入 義 務 者 から 直 接 現 金 等 を 領 収 することを 現 金 領 収 という 出 納 執 行 者 又 は 現 金 取 扱 員 は 納 入 義 務 者 から 直 接 現 金 等 を 領 収 したときは 現 金 領 収 書 を 作 成 し, 出 納 事 務 の 委 任 等 に 関 する 規 定 により 定 められた 領 収 印 を 押 印 して 納 入 義 務 者 に 交 付 しなければならない 領 収 した 現 金 等 は 翌 営 業 日 までに 指 定 金 融 機 関 等 に 払 い 込 まなければならない 財 務 規 則 37 条 財 務 規 則 運 用 通 知 37 条 関 係 自 治 令 168 条 の 5 ハ 現 金 によらない 収 入 の 納 付 (イ) 証 紙 による 収 入 の 方 法 証 紙 による 納 付 はあらかじめ 現 金 を 納 付 して 購 入 した 証 紙 を 納 付 するもので, 県 の 収 入 は 証 紙 の 売 りさばきによって すでに 生 じているものであるから,それの 納 付 のあったとき 再 び 収 納 済 願 として 整 理 されるものではない (ロ) 口 座 振 替 の 方 法 による 収 入 の 方 法 口 座 振 替 の 方 法 は,すべて 金 融 機 関 を 代 理 せしめて 行 われるものであるから, 県 と 特 別 の 信 頼 関 係 に 立 つ 指 定 金 融 機 関 がある 場 合 に 限 り 認 めることとされており, 納 入 義 務 者 が, 指 定 金 融 機 関 等 に 預 金 口 座 を 受 けているときに 限 り 納 入 義 務 者 の 預 金 口 座 を 設 けているときに 限 り 納 入 義 務 者 の 預 金 口 座 から 県 の 預 金 口 座 へ 振 り 替 え 収 納 を 行 うことが できる 4

自 治 法 231 条 の 2,1 項 証 紙 規 則 4 条 自 治 法 231 条 の 2,3 項 この 方 法 による 歳 入 の 納 付 は, 納 入 義 務 者 の 任 意 に 任 されているので, 納 入 義 務 者 から 当 該 金 融 機 関 に 請 求 すると いう 手 続 きが 必 要 であり, 県 が 一 方 的 に 口 座 振 替 の 方 法 により 収 納 するということはできない (ハ) 証 券 をもってする 歳 入 の 方 法 普 通 地 方 公 共 団 体 の 歳 入 は, 指 定 金 融 機 関 が 指 定 されている 場 合 には 政 令 の 定 めるところにより 証 券 をもってこれを 納 付 することができる 納 付 に 使 用 する 証 券 については, 地 方 自 治 法 施 行 令 第 156 条 に 証 券 の 種 類 に 制 限 があり,かつ, 納 付 金 額 を 超 えな いものという 制 限 がある 自 治 法 231 条 の 2,3 項 自 治 令 156 条 財 務 規 則 39 条 5

第 5 編 学 校 教 育 / 第 2 章 /2 総 則 学 校 事 務 提 要 > 第 5 編 学 校 教 育 > 第 2 章 > 2 総 則 (1) の 定 義 は, 国 立 又 は 公 立 学 校 という 公 の 施 設 の 利 用 につき 徴 収 される 使 用 料 であり, 地 方 公 共 団 体 の 収 入 の 一 つで ある 学 校 教 則 第 6 条 は, 学 校 経 費 の 設 置 者 負 担 主 義 の 原 則 に 基 づき 学 校 経 費 を 負 担 する 責 任 を 負 う 設 置 者 に 学 校 の 利 用 者 から 学 校 の 経 費 の 一 部 に 充 てるため を 徴 収 することができる 法 的 根 拠 を 定 めている 憲 法 26 条 2 項 教 基 法 5 条 自 治 法 225 条 昭 和 23 年 2 月 18 日 自 治 省 行 政 実 例 ただし, 国 立 又 は 公 立 の 小 学 校 及 び 中 学 校 又 は 特 別 支 援 学 校 の 小 学 部 及 び 中 学 部 における 義 務 教 育 については, を 徴 収 することができない これは, 憲 法 第 26 条 第 2 項 で すべて 国 民 は 法 律 の 定 めるところにより,その 保 護 する 子 女 に 普 通 教 育 を 受 けさせる 義 務 を 負 う 義 務 教 育 はこれを 無 償 とする と 規 定 し,これを 受 けて 教 育 基 本 法 第 5 条 で 国 民 はその 保 護 する 子 に 別 に 法 律 で 定 めるところにより 普 通 教 育 を 受 けさせる 義 務 を 負 う 国 又 は 途 方 公 共 団 体 の 設 置 する 学 校 における 義 務 教 育 については, は,これを 徴 収 しない と 規 定 していることによる さらに 学 校 教 育 法 では, 義 務 教 育 の 範 囲 を 小 学 校 6 年 中 学 校 3 年 と 定 め,これによって 義 務 教 育 無 償 の 制 度 を 具 体 的 に 定 めてい る 学 教 法 32 条 47 条 公 立 学 校 の に 関 する 事 項 は, 条 例 で 定 めなければならず,その 条 例 案 を 作 成 する 場 合, 地 方 公 共 団 体 の 長 は, 教 育 委 員 会 の 意 見 を 聴 かなければならないとされている 自 治 法 225 条 自 治 法 228 条 1 項 地 教 行 法 29 条 (2) 等 の 額 受 講 料 は, 地 方 自 治 法 第 225 条 で 使 用 料 として 徴 収 するものとされている その 額 は, 県 立 学 校 条 例 第 6 条 において 全 日 制 課 程 定 時 制 課 程 通 信 制 課 程 ごとに 定 められている 高 校 学 則 16 条 (3) 等 の 不 徴 収 高 等 学 校 等 就 学 支 援 金 の 支 給 に 関 する 法 律 の 施 行 に 伴 い, 平 成 26 年 4 月 1 日 前 から 引 き 続 き 在 学 している 生 徒 に 係 る 及 び 受 講 料 の 徴 収 については, 公 立 高 等 学 校 に 係 る の 不 徴 収 及 び 高 等 学 校 等 就 学 支 援 金 の 支 給 に 関 する 法 律 に 基 づき 従 前 の 例 による 6

(4) 等 の 徴 収 期 限 期 別 徴 収 する 額 徴 収 期 限 第 1 期 年 額 の 1/4 に 相 当 する 額 5 月 15 日 第 2 期 年 額 の 1/4 に 相 当 する 額 8 月 15 日 第 3 期 年 額 の 1/4 に 相 当 する 額 11 月 15 日 第 4 期 年 額 の 1/4 に 相 当 する 額 2 月 15 日 受 講 料 は, 科 目 ごとに 受 講 を 許 可 した 日 から 20 日 以 内 に 徴 収 するものとする 学 校 条 例 7 条 5 項 (5) 等 の 徴 収 方 法, 受 講 料 及 び 寄 宿 舎 料 の 徴 収 は 知 事 の 発 行 する 納 入 通 知 書 によるものとする 学 校 条 例 8 条 (6) 等 の 不 返 還 既 に 徴 収 した, 受 講 料, 寄 宿 舎 料, 入 学 者 選 抜 手 数 料, 入 学 金 及 び 証 明 手 数 料 は 返 還 しないこととされてい る 学 校 条 例 9 条 (7) 等 の 減 免 および 受 講 料 は, 知 事 の 定 めるところによりその 全 部 又 は 一 部 を 免 除 することができる 学 校 条 例 10 条 イ 世 帯 の 所 得 額 による 判 定 生 徒 及 び 生 徒 と 生 計 を 一 にする 者 の 前 年 の 所 得 額 ( 生 活 費, 借 入 金 の 返 済 等 に 充 てるため 不 動 産 を 譲 渡 したときは 当 該 譲 渡 に 係 る 長 期 譲 渡 所 得 又 は 短 期 譲 渡 所 得 の 額 を 除 く 以 下 同 じ )の 合 計 が 次 表 に 定 める 額 以 下 であるときは 減 免 を 行 うものとし,その 減 免 の 率 は 年 額 の12 分 の1に 相 当 する 額 に 減 免 期 間 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 全 額 とする 世 帯 の 人 数 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人 基 準 額 888 1,310 1,856 2,240 2,808 3,166 千 円 千 円 千 円 千 円 千 円 千 円 世 帯 の 人 数 が7 人 以 上 の 場 合 は, 次 の 式 により 減 免 判 定 基 準 額 を 算 定 する(N= 世 帯 の 人 数 ) 3,617+(N-7) 451 ロ 所 得 額 の 基 準 に 加 算 する 額 生 徒 の 属 する 世 帯 が 次 の 各 号 に 該 当 するときは, 第 1の 表 に 定 める 額 にそれぞれ 当 該 各 号 に 定 める 額 を 加 算 するも のとする 7

(イ) 母 子 家 庭, 父 子 家 庭 又 は 交 通 遺 児 世 帯 であるとき 次 表 に 定 める 額 人 数 1 人 2 人 3 人 4 人 以 上 年 額 260 千 円 281 千 円 291 千 円 1 人 増 すごとに11 千 円 を 加 算 (ロ) 障 害 者 世 帯 に 該 当 するとき 次 表 に 定 める 額 障 害 等 級 1 級 又 は2 級 3 級 年 額 300 千 円 200 千 円 (ハ) 医 療 費 の 支 払 があったとき 前 年 における 当 該 医 療 費 に 係 る 実 費 負 担 額 (ニ) 連 帯 保 証 による 債 務 の 支 払 があったとき 前 年 における 支 払 額 ハ 世 帯 の 推 計 所 得 額 による 判 定 生 徒 の 属 する 世 帯 の 前 年 の 所 得 額 の 合 計 が 第 1の 表 に 定 める 額 ( 第 2の 規 定 を 適 用 した 後 の 額 とする 以 下 同 じ ) を 超 える 場 合 であっても, 長 期 入 院, 失 業 等 の 事 由 により 生 活 に 困 窮 をきたしていると 認 められるときは, 当 該 世 帯 の 当 該 年 の 所 得 額 の 合 計 を 推 計 し, 当 該 推 計 額 が 第 1の 表 に 定 める 額 以 下 であるときは, 減 免 を 行 うものとし,その 減 免 の 率 は 年 額 の12 分 の1に 相 当 する 額 に 減 免 期 間 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 全 額 とする この 場 合 において, 第 2 第 3 号 中 前 年 における 当 該 医 療 費 に 係 る 実 費 負 担 額 とあるのは 当 該 年 における 当 該 医 療 費 に 係 る 実 費 負 担 額 の 推 計 額 と 同 第 4 号 中 前 年 における 支 払 額 とあるのは 当 該 年 における 支 払 の 推 計 額 と 読 み 替 えて 適 用 する ニ 扶 養 義 務 者 の 所 得 額 による 判 定 生 徒 の 扶 養 義 務 者 の 前 年 の 所 得 額 の 合 計 が 第 1の 表 に 定 める 額 以 下 であるときは, 減 免 を 行 うものとし,その 減 免 の 率 は 年 額 の12 分 の1に 相 当 する 額 に 減 免 期 間 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 半 額 とする ホ 扶 養 義 務 者 の 推 計 所 得 額 による 判 定 (イ) 生 徒 の 扶 養 義 務 者 の 前 年 の 所 得 額 の 合 計 が 第 1の 表 に 定 める 額 を 超 える 場 合 であっても, 長 期 入 院, 失 業 等 の 事 由 により 生 活 に 困 窮 をきたしていると 認 められるときは, 当 該 扶 養 義 務 者 の 当 該 年 の 所 得 額 の 合 計 を 推 計 し, 当 該 推 計 額 が 第 1の 表 に 定 める 額 以 下 であるときは, 減 免 を 行 うものとし,その 減 免 の 率 は 年 額 の12 分 の1に 相 当 する 額 に 減 免 期 間 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 半 額 とする (ロ) 第 3 後 段 の 規 定 は, 前 項 の 場 合 に 準 用 する ヘ 児 童 養 護 施 設 入 所 者 に 係 る 判 定 生 徒 が 児 童 養 護 施 設 に 入 所 しており, 入 所 を 証 明 する 書 類 等 があるときは, 生 徒 及 び 生 徒 と 生 計 を 一 にする 者 の 所 得 額 にかかわらず 減 免 を 行 うものとし,その 減 免 の 率 は 年 額 の12 分 の1に 相 当 する 額 に 減 免 期 間 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 全 額 とする ト り 災 者 に 係 る 判 定 8

(イ) 天 災, 火 災 等 のり 災 により 生 活 に 困 窮 をきたしていると 教 育 長 が 認 めるときは, 生 徒 及 び 生 徒 と 生 計 を 一 にする 者 の 所 得 額 にかかわらず 減 免 を 行 うものとし,その 減 免 の 率 は, 当 該 り 災 による 被 害 額, 保 険 金 等 による 補 てん 額 を 勘 案 して 教 育 長 が 定 めるところにより, 年 額 の12 分 の1に 相 当 する 額 に 減 免 期 間 の 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 全 額 又 は 半 額 とする (ロ) 前 項 の 規 定 による 減 免 は, 一 の 年 度 に 限 り 行 うことができるものとする チ 委 任 この 基 準 に 定 めるもののほか, 規 則 第 3 条 第 2 項 の 表 第 3 号 の 規 定 により 減 免 を 行 うものの 判 定 の 基 準 及 びその 減 免 の 率 に 関 して 必 要 な 事 項 は, 高 校 教 育 課 長 が 定 める 平 成 24 年 3 月 20 日 高 号 外 9

第 5 編 学 校 教 育 / 第 2 章 /3 の 徴 収 事 務 学 校 事 務 提 要 > 第 5 編 学 校 教 育 > 第 2 章 > 3 の 徴 収 事 務 の 徴 収 事 務 は, 宮 城 県 財 務 総 合 管 理 システム( 以 下 財 務 会 計 システム という ) 及 び 高 等 学 校 システ ム( 以 下 システム とい )により 行 われる 学 校 条 例 10 条 (1) 調 定 納 期 の 20 日 前 までに, システム で 調 定 する 財 務 規 則 31 条 2 項 イ システムの 調 定 (イ) 口 座 振 替 1. 口 座 振 替 手 続 校 長 は, 入 学 時 に 口 座 振 替 による 納 入 を 希 望 する 者 ( 以 下 口 座 納 入 者 という )について,あらかじめ 集 合 調 定 情 報 登 録 及 び 生 徒 情 報 登 録 を 行 う イ 各 学 年 の 集 合 調 定 情 報 及 び 生 徒 から 提 出 された 申 込 書 で 口 座 納 入 者 の 生 徒 情 報 を 審 査 し, 端 末 機 により 下 記 の 帳 票 を 出 力 する 集 合 調 定 情 報 登 録 票 ( 帳 票 第 3 号 ) 生 徒 情 報 登 録 票 ( 新 規 一 括 登 録 ) ( 帳 票 第 4 号 ) 生 徒 情 報 登 録 票 ( 在 校 生 一 括 登 録 ) ( 帳 票 第 5 号 ) ロ イの 各 生 徒 情 報 登 録 後 に 生 徒 情 報 一 覧 表 ( 調 法 第 6 号 )を 出 力 し, 各 学 年 の 生 徒 数 等 を 確 認 し, 生 徒 情 報 に 異 動 ( 原 級 留 置, 退 学, 転 編 入 )があれば, 登 録 変 更 削 除 を 適 宜 行 う ハ 確 定 した 年 度 当 初 の 在 籍 生 徒 数 で 年 間 一 括 調 定 登 録 KJ810 を 行 ない, 下 記 の 帳 票 を 出 力 し 保 管 する 調 定 決 議 書 ( 年 間 一 括 調 定 ) ( 帳 票 第 7 号 ) 生 徒 内 訳 書 ( 帳 票 第 8 号 ) また, 生 徒 から 提 出 された 減 免 申 請 書 等 により 生 徒 情 報 を 変 更 し, 併 せて 個 別 調 定 登 録 KJ810 を 行 う そして 生 徒 情 報 一 覧 表 作 成 KJ810 で 変 更 した 生 徒 情 報 の 一 覧 表 ( 帳 票 第 9 号 )を 出 力 し 確 認 する ニ その 期 の 口 座 振 替 者, 納 入 通 知 書 ( 現 金 納 入 ) 者 の 徴 収 内 訳 件 数 を 確 認 し 定 例 徴 収 内 訳 リスト ( 帳 票 第 10 号 ) を 作 成 する 10

( 高 校 教 育 課 にも 配 信 される ) (ロ) 口 座 振 替 実 施 高 校 教 育 課 は, 口 座 振 替 データを 出 力 し, 下 記 の 帳 票 を 校 長 へ 配 信 する 納 入 通 知 書 高 等 学 校 口 座 情 報 振 替 リスト ( 帳 票 第 11 号 ) 校 長 は, 配 信 された 納 入 通 知 書 を 出 力 し, 納 入 通 知 書 使 用 金 融 機 関 に 送 付 する 送 付 する 納 入 通 知 書 ( 様 式 第 8 号 )は 納 入 通 知 書 ( 納 付 ) 書 兼 領 収 書 の 部 分 を 切 り 離 し, 収 納 票 及 び 領 収 書 の 部 分 の みを 送 付 する (ハ) CT 処 理 金 融 機 関 と 納 入 通 知 書 使 用 金 融 機 関 1. CT 処 理 金 融 機 関 口 座 振 替 金 額, 収 納 状 況 等 の 情 報 を 口 座 振 替 用 磁 気 テープ(CT)により 処 理 する 金 融 機 関 七 十 七 銀 行, 仙 台 銀 行, 宮 城 県 信 用 農 業 協 同 組 合 連 合 会 ( 農 協 ), 杜 の 都 信 用 金 庫, 宮 城 第 一 信 用 金 庫, 石 巻 信 用 金 庫, 仙 南 信 用 金 庫, 気 仙 沼 信 用 金 庫, 東 北 労 働 金 庫 2. ロ 納 入 通 知 書 使 用 金 融 機 関 納 入 通 知 書 により 納 入 通 知 書 により 処 理 する 金 融 機 関 CT 処 理 金 融 機 関 以 外 の 金 融 機 関 (ニ) 現 金 による 納 入 現 金 による 納 入 を 希 望 する 者 ( 以 下 現 金 納 入 者 という )についても, 上 記 1-(1)と 同 様 の 処 理 を 行 い,1-(2)で 配 信 された 納 入 通 知 書 を 出 力 し, 現 金 納 入 者 に 送 付 する (2) 納 入 通 知 年 間 納 入 額 の 通 知 4 月 15 日 までに,すべての 納 入 義 務 者 に 対 して 等 の 年 間 納 入 額 を 納 入 通 知 書 県 案 内 書 ( 様 式 第 4 号 -1), 諸 団 体 の 会 費 の 納 入 について ( 様 式 第 4 号 -3)により 通 知 する 平 成 10 年 3 月 2 日 財 号 外 現 金 納 入 者 については, 納 期 の 10 日 前 まで 納 入 通 知 書 により 通 知 する 財 務 規 則 34 条 11

なお, 歳 入 徴 収 者 は, 納 入 義 務 者 からすでに 発 行 した 納 入 通 知 書 を 紛 失 等 の 理 由 により 再 発 行 の 申 し 出 があった 場 合 は, 再 発 行 年 月 日 とともに 再 発 行 と 朱 書 して 納 入 通 知 書 を 発 行 しなければならない この 場 合 において 既 に 発 行 した 納 入 通 知 書 の 条 件 を 変 更 することができない 財 務 規 則 44 条 (3) 収 納 処 理 1. 財 務 会 計 システム より 収 納 状 況 一 覧 表 ( 帳 票 第 12 号 )を, システム より 消 込 処 理 一 覧 表 を 出 力 し, 確 認 する 2. 必 要 に 応 じ システム の 収 納 状 況 紹 介 KJ820 及 び 収 入 未 済 状 況 照 会 KJ821 により 確 認 を 行 う 3. 口 座 納 入 者 に 対 する 領 収 書 の 発 行 はこれを 省 略 し, 預 金 通 帳 の 印 字 をもってこれに 代 えるものとし, 特 に 納 入 者 から 請 求 があったときは, 高 等 学 校 等 領 収 済 証 明 書 ( 様 式 6 号 )を 発 行 する (4) 調 定 の 変 更 収 入 の 調 定 後, 誤 りその 他 の 理 由 により,その 金 額 を 変 更 しなければならない 1. 減 額 調 定 ( 転 学, 退 学, 休 学, 留 学, 卒 業 及 び 生 活 困 窮 者 等 による 減 免 規 則 の 適 用 を 受 けた 者 ) 調 定 額 が 減 少 したときは, 減 少 額 について システム 生 徒 情 報 登 録 変 更 削 除 KJ804 及 び 個 別 調 定 登 録 削 除 KJ811 により 減 額 し, 納 入 義 務 者 に 通 知 しなければならない i. 変 更 前 の 収 入 金 がすでに 収 納 されている 場 合 減 額 した 部 分 についての 手 続 きをする ii. 変 更 前 の 収 入 金 が 収 納 されていない 場 合 納 入 義 務 者 に 減 額 調 定 後 の 正 当 金 額 による 納 入 通 知 書 を 発 行 し,すで に 発 行 した 納 入 通 知 書 を 取 り 消 した 旨 通 知 する 2. 転 入, 復 学, 減 免 取 消 等 の 事 由 が 発 生 した 場 合 は, 新 たに システム により 調 定 する 事 由 発 生 が 定 例 徴 収 内 訳 リスト 作 成 期 限 前 で, 納 入 義 務 者 が 口 座 納 入 者 である 場 合 は, 生 徒 情 報 変 更 KJ804 をし, 個 別 調 定 登 録 KJ811 を 行 う i. 事 由 発 生 が 定 例 徴 収 内 訳 リスト 作 成 期 限 後,あるいは 納 入 義 務 者 が 現 金 納 入 者 である 場 合 は, 生 徒 情 報 変 更 KJ804 後, 個 別 調 定 登 録 KJ811 を 行 い, 納 入 通 知 書 作 成 KJ832 で 納 入 通 知 書 を 作 り 転 入, 復 学, 減 免 取 消 等 の 事 由 が 発 生 した 場 合 は, 新 たに システム により 調 定 する (5) 収 入 の 過 誤 歳 入 の 誤 納 とは, 錯 誤 により 納 入 義 務 者 でないものから 収 入 したものをいい, 歳 入 の 過 納 とは, 正 当 な 納 入 義 務 者 からであるが,その 納 入 すべき 金 額 を 超 えて 収 入 したものをいう イ 過 誤 納 金 の 戻 出 12

調 定 済 の 歳 入 又 は 未 調 整 の 歳 入 について 過 誤 納 ( 重 複 納 入 をした 場 合 は 各 期 の 中 途 において 減 免 の 事 由 により 過 納 となった 場 合 )があるときは, 支 出 の 手 続 きの 例 によりこれを 収 入 した 歳 入 から 戻 出 ( 以 下 還 付 という )しなければな らない 当 該 歳 入 から 還 付 できる 期 間 は 出 納 閉 鎖 日 までであり, 出 納 閉 鎖 後 に 係 る 還 付 金 については, 現 年 度 の 歳 出 としな ければならない ロ 還 付 の 手 続 き システム 還 付 不 納 欠 損 情 報 登 録 KJ807 により 処 理 した 後 財 務 会 計 システム 歳 入 還 付 命 令 により 処 理 する 1. 還 付 の 方 法 は 極 力 口 座 振 替 払 とする 2. 還 付 となる 生 徒 について, 事 前 に 債 権 者 登 録 を 行 うこと ただし, 学 校 徴 収 金 については,この 手 続 きによることができないため, 代 表 団 体 の 口 座 に 入 金 後, 還 付 等 の 処 理 を することになる (6) 現 金 での 領 収 現 金 取 扱 員 が, 直 接 現 金 納 入 者 から 等 を 現 金 で 領 収 したときは, 収 納 票 領 収 済 通 知 書 現 金 納 付 書 現 金 領 収 書 ( 様 式 第 13 号 )を 納 入 通 知 書 等 作 成 KJ832 で 端 末 機 より 出 力 し, 現 金 領 収 印 を 押 印 の 上 現 金 納 入 者 に 交 付 する オンラインの 稼 働 時 間 外 の 現 金 領 収 する 場 合 は, 現 金 領 収 票 ( 様 式 第 73 号 の1) 及 び 現 金 領 収 票 ( 控 )( 様 式 第 73 号 の 2)を 手 書 きで 作 成 する この 場 合 において, 現 金 領 収 票 は 現 金 納 入 者 に 交 付 し, 現 金 領 収 票 ( 控 )は 収 納 票 領 収 済 通 知 書 現 金 納 付 書 現 金 領 収 書 ( 様 式 第 13 号 )を 作 成 する 資 料 とするとともに,これを 保 管 しなければならない 領 収 した 現 金 は, 収 納 票 領 収 済 通 知 書 現 金 納 付 書 を 添 付 し, 翌 営 業 日 までに 取 扱 金 融 機 関 に 振 り 込 まなければ ならない ただし, 年 間 を 通 して 現 金 の 領 収 があり,かつ, 領 収 した 現 金 の 1 日 の 合 計 額 が 少 額 (おおむね 3 万 円 未 満 ) のため, 翌 営 業 日 までの 払 込 み 処 理 が 非 効 率 にあっては, 出 納 局 会 計 課 長 と 協 議 して, 指 定 金 融 機 関 等 への 払 込 日 数 ( 領 収 した 日 の 翌 日 から 5 営 業 日 以 内 )を 決 定 することができる 現 金 領 収 書 又 は 現 金 領 収 票 を 記 入 誤 り 等 により 発 行 することができないときは, 斜 線 で 朱 書 きした 上 で, 廃 棄 と 記 載 し,そのまま 保 管 しなければならない また, 現 金 領 収 書 受 払 簿 ( 様 式 229 号 ), 現 金 領 収 票 受 払 簿 ( 様 式 230 号 )を 備 え, 受 払 のあった 日 ごとにその 事 実 を 記 載 整 理 しておかなければならない 現 金 領 収 印 及 び 現 金 領 収 書 等 は, 不 正 使 用 されることのないよう 厳 重 に 保 管 しなければならない なお, 収 納 票 領 収 済 通 知 書 現 金 納 付 書 現 金 領 収 書 ( 様 式 第 13 号 )は, 高 校 教 育 課 から 交 付 を 受 けるものとす る (7) 歳 入 未 済 額 の 繰 越 13

会 計 年 度 又 は 出 納 閉 鎖 期 までに 収 入 できないものでも,その 収 入 の 権 利 を 放 棄 喪 失 するものではなく, 時 効 の 完 成 す るまでは 県 の 収 入 金 として 収 入 し,これを 収 入 した 年 度 の 収 入 として 整 理 するものである 財 務 規 則 43 条 財 務 規 則 運 用 通 知 43 条 関 係 自 治 法 236 条 現 年 度 に 係 る 未 収 金 にあたっては, 出 納 閉 鎖 期 の 翌 日 に 収 入 未 済 額 繰 越 通 知 書 ( 様 式 第 80 号 の 1)により 繰 越 しな ければならない (8) 調 定 誤 りの 場 合 の 取 り 消 し と 訂 正 この 場 合 の 訂 正 とは, 会 計 年 度 所 属, 会 計 区 分 又 は 科 目 等 を 誤 って 収 入 したものについて, 後 日 誤 りを 発 見 した 場 合 に 正 当 な 会 計 年 度 所 属, 会 計 区 分 又 は 科 目 等 ( 予 算 主 務 課 の 変 更 もある)に 正 すことをいい, 単 に 間 違 いを 正 当 な 状 態 に 訂 正 する 手 続 きをいう 財 務 規 則 45 条 財 務 規 則 運 用 通 知 45 条 関 係 1. 収 入 未 済 の 場 合 生 徒 情 報 変 更 KJ804 で 生 徒 情 報 を 変 更 し 調 定 取 り 消 した 後, 新 たに 正 しい 内 容 で 個 別 調 定 登 録 KJ811 す る 収 入 未 済 の 場 合 の 調 定 取 り 消 し 以 外 の 手 続 きについては, 事 例 により 異 なる 場 合 があるので 事 前 に 出 納 機 関 ( 高 校 教 育 課 )に 協 議 すること 2. 1 件 でも 収 納 済 みになっている 場 合 高 校 教 育 課 に 連 絡 の 上, 下 記 の 処 理 を 行 う i. 高 校 教 育 課 に 収 納 登 録 訂 正 KJ842 の 手 続 きを 依 頼 する ii. 収 納 登 録 訂 正 後, 生 徒 情 報 KJ811 する システム 財 務 システムで 収 納 情 報 は 連 帯 していないため,それぞれのシステムで 収 納 情 報 を 訂 正 しなければ ならない (9) の 督 促 滞 納 処 分 イ 督 促 督 促 とは, 債 務 者 がその 履 行 すべき 期 限 を 過 ぎても,なおその 債 務 を 履 行 しない 場 合 に 期 限 を 指 定 してその 納 付 を 催 告 する 行 為 をいう 14

自 治 法 231 条 の 31 項 納 付 の 通 知 をしたが 納 付 義 務 者 が 納 期 限 までに 納 付 しなかった 場 合 には, 歳 入 徴 収 者 は 債 務 内 容 の 実 現 のために 措 置 を 講 じなければならない 滞 納 処 分 を 行 うために, 必 ず 督 促 しなければならず, 督 促 は 最 初 の1 回 に 限 り 時 効 中 断 効 力 を 有 する 自 治 法 236 条 4 項 地 方 自 治 法 第 231 条 の 3 第 1 項 の 規 定 により 督 促 をした 場 合 において, 条 例 で 定 めるところにより 手 数 料 及 び 延 滞 金 を 徴 収 することができるとされており, 本 県 では 県 税 外 収 入 等 延 滞 金 条 例 で 県 税 条 例 の 例 より 延 滞 金 を 徴 収 できる 旨 規 定 している ただし 手 数 料 については 条 例 に 定 めがない 地 方 自 治 法 第 231 条 の 3 第 1 項 の 規 定 により 督 促 をした 場 合 において, 当 該 督 促 を 受 けた 滞 納 者 が 指 定 期 限 まで に 督 促 に 係 る 収 入 金 を 完 納 しないときは,これらの 収 入 金 及 び 当 該 収 入 金 にかかる 手 数 料, 延 滞 金 について 地 方 税 の 例 により 延 滞 処 分 することができる 自 治 法 231 条 の 33 項 督 促 状 の 発 行 は, 歳 入 徴 収 者 が 行 うものであるが 公 法 上 の 収 入 又 は 私 法 上 の 収 入 にかかわらず 納 期 限 の 翌 日 から 起 算 して 20 日 以 内 としなければならない この 場 合 において, 督 促 状 に 指 定 する 納 期 限 は 督 促 状 の 発 行 の 日 から 10 日 以 内 の 日 としなければならない また, 宮 城 県 立 高 等 学 校 学 則 第 18 条 では 校 長 は を 条 例 の 定 める 納 期 まで 納 入 しないものに 対 しては 退 学 及 び 出 席 停 止 等 を 命 ずることができる 旨 規 定 している 財 務 規 則 42 条 ロ 督 促 状 の 作 成 収 入 未 済 状 況 照 会 KJ821 等 により, 未 納 者 の 収 納 状 況 を 十 分 確 認 した 上 で, 督 促 状 ( 様 式 第 14 号 )を 作 成 し, 口 座 納 入 者 については 納 入 通 知 書 等 作 成 KJ832 で 納 入 通 知 書 ( 様 式 第 5 号 )を 出 力 し, 合 わせて 未 納 者 に 送 付 す る ハ 延 滞 金 の 算 出 方 法 財 務 システムの 歳 入 業 務 ( 事 前 調 定 又 は 事 後 調 定 )で 処 理 する 1. 延 滞 金 の 額 及 び 徴 収 方 法 については, 宮 城 県 県 税 条 例 ( 昭 和 25 年 宮 城 県 条 例 第 42 号 ) 及 び 宮 城 県 県 税 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 ( 平 成 11 年 宮 城 県 条 例 第 33 号 )の 例 による 県 税 外 収 入 等 延 滞 金 条 例 2 条 2. 延 滞 金 の 計 算 の 基 礎 となる 納 入 金 額 に 1,000 円 未 満 の 単 数 があるとき, 又 はその 納 入 金 額 の 全 額 が 2,000 円 未 満 であるときは,その 端 数 金 額 又 はその 金 額 を 切 り 捨 てる 15

県 税 外 収 入 等 延 滞 金 条 例 2 条 3. 延 滞 金 の 額 は 納 入 金 額 に 次 の 区 分 による 率 を 乗 じて 得 た 金 額 とする 県 税 条 例 16 条 i. 納 期 限 の 翌 日 から 1 月 を 経 過 する 日 までの 期 間 については 年 2.9% ただし, 平 成 26 年 1 月 1 日 からは, 特 例 基 準 割 合 ( 前 年 の 11 月 30 日 を 経 過 するときにおける 基 準 割 引 率 および 基 準 貸 付 利 率 に, 年 1%を 加 算 した 割 合 で 年 7.3% 未 満 の 場 合 )とする 平 成 25 年 12 月 25 日 付 け 出 会 第 617 号 ii. 上 記 i の 期 間 経 過 後 から 納 入 の 日 までの 期 間 については 年 9.2% 4. 延 滞 金 等 の 確 定 金 額 に 100 円 未 満 の 端 数 があるとき 又 はその 金 額 が 1,000 円 未 満 であるときは,その 端 数 金 額 又 はその 全 額 を 切 り 捨 てる 5. 延 滞 金 の 基 礎 となる 期 間 は, 納 期 限 の 翌 日 より 納 入 の 日 までとなる なお, 頭 書 の 納 期 限 が 宮 城 県 の 休 日 に 該 当 する 場 合 は,その 翌 日 が 納 期 限 となるため, 計 算 基 礎 期 間 は 変 更 された 納 期 限 の 翌 日 からとなる 6. 徴 収 期 限 変 更 者 に 係 る 延 滞 金 は, 変 更 後 の 徴 収 期 限 を 基 準 とする 7. 年 度 を 超 えて 延 滞 金 が 生 じた 場 合, 延 滞 金 額 確 定 時 ( 納 入 時 )の 年 度 で 調 定 し, 納 入 済 後, 年 度 調 整 を 行 い, 前 年 度 歳 入 にする ( 特 例 基 準 割 合 が 年 1.9%の 場 合 の 計 算 例 ) 第 1 期 分 を 9 月 3 日 に 収 納 した 場 合 29,700 円 延 滞 金 基 礎 額 29,000 円 納 期 限.5.15 納 入 した 日.9.3 (1) 延 滞 金 計 算 日 数.5.16 ~.9.3 (111 日 ) (2) 延 滞 金 2.9% 分 29,000 2.9/100 31/365=71 円 ( 円 未 満 切 り 捨 て) 延 滞 金 9.2% 分 29,000 9.2/100 (111-31)/365=584 円 ( 円 未 満 切 り 捨 て) 合 計 額 71 円 +584 円 =655 円 16

収 納 する 延 滞 金 600 円 ( 百 円 未 満 切 り 捨 て) 平 成 25 年 12 月 25 日 出 会 617 号 県 税 外 収 入 等 延 滞 金 条 例 に 基 づく 延 滞 金 の 平 成 26 年 中 における 割 合 等 につ いて 17

第 5 編 学 校 教 育 / 第 2 章 /4 の 減 免 学 校 事 務 提 要 > 第 5 編 学 校 教 育 > 第 2 章 > 4 の 減 免 及 び 受 講 料 は, 知 事 の 定 めるところによりその 全 部 又 は 一 部 を 免 除 することができる 学 校 条 例 10 条 (1) 徴 収 期 限 の 変 更 及 び 分 割 徴 収 の 徴 収 期 限 の 変 更 が 認 められ, 又 は を 分 割 して 納 付 することができる 生 徒 は, 県 立 高 等 学 校 の の 減 免 等 に 関 する 規 則 第 2 条 の 表 に 掲 げる 者 とされ,その 又 は 受 講 料 を 同 表 に 掲 げる 日 までに 納 付 し, 又 は 3 回 を 限 度 として 分 割 して 納 付 することができる 1. の 徴 収 期 限 の 変 更 又 は 分 割 納 付 しようとする 生 徒 は, 校 長 に 徴 収 期 限 変 更 申 請 書 ( 様 式 第 1 号 ) 又 は 分 割 納 付 申 請 書 ( 様 式 第 2 号 )によりその 旨 を 申 請 する ただし, 高 等 学 校 等 就 学 支 援 金 の 支 給 に 関 する 法 律 の 規 定 による 申 請 及 び 届 出 を, 指 定 する 日 までに 行 った 者 については, 上 記 申 請 書 の 提 出 は 不 要 である 2. 校 長 は, 上 記 の 申 請 を 受 理 したときは, 速 やかにその 内 容 を 審 査 し,その 承 認 の 可 否 を 決 定 し,その 旨 を 当 該 申 請 者 に 通 知 しなければならない 3. 校 長 は, 県 立 高 等 学 校 の の 減 免 等 に 関 する 規 則 第 2 条 の 表 に 掲 げる 者 から 申 請 又 は 届 出 があった 後,そ の 者 に, 速 やかに 徴 収 期 限 の 変 更 が 認 められる 又 は 受 講 料 及 びその 変 更 後 の 徴 収 期 限 を 通 知 しなければなら ない 減 免 規 則 2 条 (2) 減 免 対 象 者 及 び 減 免 の 額 等 生 徒 が 休 学 等 の 減 免 事 由 に 該 当 した 場 合,その 期 間 ( 就 学 支 援 金 等 の 支 給 を 受 けている 月 を 除 く)に 応 じ, 月 を 単 位 として 各 年 度 ごとに を 減 免 することができる 減 免 規 則 3 条 1,2 項 (3) 受 講 料 の 減 免 受 講 料 の 減 免 対 象 となる 生 徒 は, 県 立 高 等 学 校 の の 減 免 等 に 関 する 規 則 第 3 条 2 項 に 規 定 する 事 由 により 受 講 料 の 納 付 が 困 難 である 者 とし, 各 年 度 ごとに 減 免 を 受 けることができる 額 は 年 度 の 全 額 ( 就 学 支 援 金 等 の 支 給 を 受 けている 月 があるときはその 額 に 応 じる)とされている 減 免 規 則 3 条 3 項 (4) 減 免 の 申 請 及 び 承 認 1. 県 立 高 等 学 校 の の 減 免 等 に 関 する 規 則 第 3 条 第 2 項 及 び 第 3 項 により, 又 は 受 講 料 の 減 免 を 受 け ようとする 場 合 は, 減 免 申 請 書 ( 様 式 第 3 号 )に 次 の 書 類 を 添 付 し 校 長 に 申 請 する 18

i. 市 町 村 民 税 等 に 関 する 市 町 村 の 証 明 書 ii.その 他 減 免 事 由 を 証 明 する 書 類 2. 校 長 は 上 記 の 申 請 を 受 理 したときは, 速 やかにその 内 容 を 審 査 し,その 承 認 の 適 否 を 決 定 し,その 旨 を 当 該 申 請 者 に 通 知 しなければならない 3. 県 立 高 等 学 校 の の 減 免 等 に 関 する 規 則 第 3 条 第 2 項 の 表 中 第 3 号 の 事 由 のうち 教 育 長 が 別 に 定 めると ころにより 減 免 の 承 認 をする 場 合 には,あらかじめ 教 育 長 の 承 認 を 受 けなければならない 減 免 規 則 4 条 (5) 減 免 事 由 の 消 滅 の 届 け 出 経 済 的 理 由 による 減 免 の 承 認 を 受 けた 生 徒 は 等 の 減 免 事 由 が 消 滅 したときは, 速 やかに 等 減 免 事 由 消 滅 届 ( 様 式 第 5 号 )によりその 旨 を 校 長 に 届 け 出 なければならない 1. 等 減 免 申 請 書 に 虚 無 の 事 項 を 記 載 し,その 他 不 正 な 行 為 によって 承 認 を 受 けた 場 合 2. 減 免 事 由 消 滅 の 届 出 をしなかった 場 合 3. 懲 戒 のうち 退 学, 停 学 又 は 訓 告 の 処 分 を 受 けた 場 合 4. 県 立 高 等 学 校 の の 減 免 等 に 関 する 規 則 第 3 条 1 項 の 表 中 第 2 号 並 びに 同 条 第 2 項 及 び 第 3 項 の 規 定 に 該 当 し 等 を 減 免 されていた 者 が 減 免 事 由 に 該 当 しなくなった 場 合 減 免 規 則 5 条 (6) 減 免 に 関 する 報 告 校 長 は 次 に 該 当 する 場 合 は, 速 やかにその 旨 を 教 育 長 に 報 告 しなければならない 1. 県 立 高 等 学 校 の の 減 免 等 に 関 する 規 則 第 2 条 第 3 項 の 規 定 により 承 認 の 決 定 をしたとき 並 びに 第 3 条 第 1 項 及 び 第 4 条 第 2 項 の 規 定 により 等 の 減 免 をしたとき 2. 等 減 免 申 請 書 に 虚 偽 の 事 項 を 記 載 し,その 他 不 正 な 行 為 によって 減 免 の 承 認 を 受 けた 者 の 承 認 を 取 り 消 し たとき 減 免 規 則 8 条 (7) 減 免 承 認 に 伴 うオンライン 業 務 口 座 納 入 者 の の 徴 収 期 限 変 更, 分 割 納 入,あるいは 減 免 を 承 認 した 場 合 は 下 記 の 処 分 を 行 う 1 徴 収 期 限 変 更 1. 生 徒 情 報 変 更 取 消 で 生 徒 情 報 登 録 変 更 削 除 KJ804 で 徴 収 区 分 を 変 更 ( 集 合 一 般 )する 納 入 期 限 は 変 更 後 の 納 入 期 限 とする 19

2. 個 別 調 定 登 録 KJ811 で 登 録 した 生 徒 情 報 の 個 別 調 定 を 実 行 する 2 分 割 納 入 1. 生 徒 情 報 登 録 変 更 削 除 KJ804 で 徴 収 区 分 を 変 更 ( 集 合 一 般 )する 分 割 納 入 日 を 入 力 する 2. 個 別 調 定 登 録 KJ811 で 登 録 した 生 徒 情 報 の 個 別 調 定 を 実 行 する 3. 納 入 通 知 書 を 作 成 し 送 付 する 3 減 免 1. 生 徒 情 報 登 録 変 更 削 除 KJ804 の を 減 額 し 徴 収 区 別 コードを 入 力 する 2. 個 別 調 定 登 録 KJ811 で 減 額 した 生 徒 情 報 の 個 別 調 定 を 実 行 する 3. 収 納 済 みの 場 合 減 免 期 間 を 確 認 の 上, 歳 入 還 付 する 20