傷 害 治 療 費 用 補 償 特 約 第 1 条 ( 用 語 の 定 義 ) この 特 約 において 下 表 の 用 語 の 意 味 は それぞれ 次 の 定 義 によります 用 語 定 義 医 学 的 他 覚 所 見 理 学 的 検 査 神 経 学 的 検 査 臨 床 検 査 画 像 検 査 等 により 認 められ る 異 常 所 見 をいいます 競 技 等 競 技 競 争 興 行 (*1)または 試 運 転 (*2)をいいます 自 動 車 等 自 動 車 または 原 動 機 付 自 転 車 をいいます 支 払 責 任 額 他 の 保 険 契 約 等 (*3)がないものとして 算 出 した 支 払 うべき 保 険 金 ま たは 共 済 金 の 額 をいいます 傷 害 治 療 費 用 保 保 険 証 券 記 載 の 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 額 をいいます 険 金 額 乗 用 具 自 動 車 等 モーターボート(*4) ゴーカート スノーモービルその 他 これらに 類 するものをいいます 保 険 事 故 この 特 約 においては 傷 害 の 原 因 となった 事 故 をいいます (*1) いずれもそのための 練 習 を 含 みます (*2) 性 能 試 験 を 目 的 とする 運 転 または 操 縦 をいいます (*3) 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )(1)の 費 用 に 対 して 保 険 金 を 支 払 うべき 他 の 保 険 契 約 または 共 済 契 約 をいいます (*4) 水 上 オートバイを 含 みます 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 ) (1) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 旅 行 行 程 中 に 傷 害 を 被 り その 直 接 の 結 果 として 治 療 (*1) を 必 要 とした 場 合 は この 特 約 および 普 通 約 款 (*2)の 規 定 に 従 い 下 表 の1から3ま でに 掲 げる 金 額 を 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 として 被 保 険 者 に 支 払 います ただし 社 会 通 念 上 妥 当 な 金 額 であり かつ 保 険 事 故 と 同 等 のその 他 の 事 故 に 対 して 通 常 負 担 する 金 額 相 当 額 とし この 保 険 契 約 を 締 結 していなければ 生 じなかった 金 額 を 除 きます また 傷 害 の 原 因 となった 事 故 の 発 生 の 日 からその 日 を 含 めて 180 日 以 内 に 必 要 とし た 費 用 に 限 ります 1 次 に 掲 げる 費 用 のうち 被 保 険 者 が 治 療 のため 現 実 に 支 出 した 金 額 ア. 医 師 の 診 察 費 処 置 費 および 手 術 費 イ. 医 師 の 処 置 または 処 方 による 薬 剤 費 治 療 材 料 費 および 医 療 器 具 使 用 料 ウ. 義 手 および 義 足 の 修 理 費 エ.X 線 検 査 費 諸 検 査 費 および 手 術 室 費 オ. 職 業 看 護 師 (*3) 費 ただし 謝 金 および 礼 金 は 含 みません カ. 病 院 または 診 療 所 へ 入 院 した 場 合 の 入 院 費 キ. 入 院 による 治 療 を 必 要 とする 場 合 において 病 院 もしくは 診 療 所 が 遠 隔 地 に
あることまたは 病 院 もしくは 診 療 所 のベッドが 空 いていないこと 等 やむを 得 ない 事 情 により 宿 泊 施 設 の 室 内 で 治 療 (*1)を 受 けたとき(*4)の 宿 泊 施 設 の 客 室 料 ク. 入 院 による 治 療 は 必 要 としない 場 合 において 治 療 (*1)を 受 け 医 師 の 指 示 により 宿 泊 施 設 で 静 養 するときの 宿 泊 施 設 の 客 室 料 ただし 被 保 険 者 が 払 戻 しを 受 けた 金 額 または 被 保 険 者 が 負 担 することを 予 定 していた 金 額 はこ の 費 用 の 額 から 控 除 します ケ. 救 急 措 置 として 被 保 険 者 を 病 院 または 診 療 所 に 移 送 するための 緊 急 移 送 費 ただし 貸 切 航 空 便 による 運 送 を 含 む 不 定 期 航 空 運 送 のチャーター 料 金 は 治 療 上 の 必 要 により 定 期 航 空 運 送 による 移 送 が 困 難 であると 医 師 が 認 めた 場 合 に 限 り 費 用 の 範 囲 に 含 めます コ. 入 院 または 通 院 のための 交 通 費 サ. 病 院 もしくは 診 療 所 に 専 門 の 医 師 がいないことまたはその 病 院 もしくは 診 療 所 での 治 療 が 困 難 なことにより 他 の 病 院 または 診 療 所 へ 移 転 するための 移 転 費 (*5) ただし 日 本 国 内 (*6)の 病 院 または 診 療 所 へ 移 転 した 場 合 には 被 保 険 者 が 払 戻 しを 受 けた 帰 国 のための 運 賃 または 被 保 険 者 が 負 担 すること を 予 定 していた 帰 国 のための 運 賃 はこの 費 用 の 額 から 控 除 します シ. 治 療 のために 必 要 な 通 訳 雇 入 費 ス. 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 請 求 のために 必 要 な 医 師 の 診 断 書 の 費 用 2 被 保 険 者 の 入 院 により 必 要 となった 次 に 掲 げる 費 用 のうち 被 保 険 者 が 現 実 に 支 出 した 金 額 ただし 1 保 険 事 故 に 基 づく 傷 害 について20 万 円 を 限 度 とします ア. 国 際 電 話 料 等 通 信 費 イ. 入 院 に 必 要 な 身 の 回 り 品 購 入 費 (*7) 3 被 保 険 者 が 治 療 (*1)を 受 け その 結 果 当 初 の 旅 行 行 程 を 離 脱 した 場 合 において 次 に 掲 げるいずれかの 費 用 のうち 被 保 険 者 が 現 実 に 支 出 した 金 額 ただし 被 保 険 者 が 払 戻 しを 受 けた 金 額 または 被 保 険 者 が 負 担 することを 予 定 していた 金 額 については 費 用 の 額 から 控 除 します ア. 被 保 険 者 が 当 初 の 旅 行 行 程 に 復 帰 するための 交 通 費 および 宿 泊 費 イ. 被 保 険 者 が 直 接 帰 国 するための 交 通 費 および 宿 泊 費 (*8) (2) (1)の 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 の 支 払 は 1 保 険 事 故 に 基 づく 傷 害 について 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 額 をもって 限 度 とします (3) 他 の 保 険 契 約 等 (*9)がある 場 合 において 支 払 責 任 額 の 合 計 額 が (1)の 費 用 の 額 を 超 えるときは 当 会 社 は 下 表 に 掲 げる 額 を 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 として 支 払 います 1 他 の 保 険 契 約 等 (*9)から 保 この 保 険 契 約 の 支 払 責 任 額 険 金 または 共 済 金 が 支 払 わ れていない 場 合 2 他 の 保 険 契 約 等 (*9)から 保 (1)の 費 用 の 額 から 他 の 保 険 契 約 等 (*9)から 支 払 険 金 または 共 済 金 が 支 払 わ われた 保 険 金 または 共 済 金 の 合 計 額 を 差 し 引 いた
れた 場 合 残 額 ただし この 保 険 契 約 の 支 払 責 任 額 を 限 度 と します (4) (1)の 規 定 にかかわらず 被 保 険 者 が 当 会 社 と 提 携 する 機 関 から(1)の 表 の1または 3に 掲 げる 費 用 の 請 求 を 受 けた 場 合 において 被 保 険 者 がその 機 関 への 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 の 支 払 を 当 会 社 に 求 めたときは 当 会 社 は 被 保 険 者 がその 費 用 を 支 出 したものと みなして(1)から(3)までの 規 定 により 算 出 した 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 をその 機 関 に 支 払 います (5) (1)の 規 定 にかかわらず 被 保 険 者 が 傷 害 を 被 り その 直 接 の 結 果 として 日 本 国 外 はり きゅう においてカイロプラクティック(Chiropractic) 鍼 (Acupuncture)または 灸 (Moxa cautery)の 施 術 者 による 施 術 を 要 したことにより 被 保 険 者 がその 施 術 のため 現 実 に 支 出 した(1)の 金 額 については 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 いません (*1) 義 手 および 義 足 の 修 理 を 含 みます (*2) 海 外 旅 行 保 険 普 通 保 険 約 款 をいいます 以 下 この 特 約 において 同 様 とします (*3) 日 本 国 外 において 被 保 険 者 の 治 療 に 際 し 医 師 が 付 添 を 必 要 と 認 めた 場 合 の 職 務 として 付 添 いを 行 う 者 を 含 みます (*4) 医 師 の 指 示 により 宿 泊 施 設 で 静 養 する 場 合 を 含 みます (*5) 治 療 のため 医 師 または 職 業 看 護 師 が 付 添 うことを 必 要 とする 場 合 には その 費 用 を 含 みます ただし 貸 切 航 空 便 による 運 送 を 含 む 不 定 期 航 空 運 送 のチャーター 料 金 は 治 療 上 の 必 要 により 定 期 航 空 運 送 による 移 送 が 困 難 であると 医 師 が 認 めた 場 合 に 限 り 費 用 の 範 囲 に 含 めます (*6) 被 保 険 者 が 日 本 国 外 に 居 住 している 場 合 には その 居 住 地 をいいます (*7) 5 万 円 を 限 度 とします (*8) 日 本 国 外 に 居 住 している 被 保 険 者 が その 居 住 地 の 属 する 国 へ 直 接 帰 国 するため の 交 通 費 および 宿 泊 費 を 含 みます (*9) (1)の 費 用 に 対 して 保 険 金 を 支 払 うべき 他 の 保 険 契 約 または 共 済 契 約 をいいます 第 3 条 ( 保 険 金 額 の 削 減 ) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 別 表 に 掲 げる 運 動 等 を 行 っている 間 の 保 険 事 故 に 対 し 保 険 契 約 者 があらかじめ 割 増 保 険 料 (*1)を 支 払 っていない 場 合 は 次 の 割 合 により 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 額 を 削 減 します 領 収 した 保 険 料 保 険 期 間 を 通 じて 別 表 に 掲 げる 運 動 等 領 収 した 保 険 料 + を 行 う 場 合 に 保 険 契 約 者 が 支 払 うべき 割 増 保 険 料 (*1) (*1) 別 表 に 掲 げる 運 動 等 に 対 応 する 割 増 保 険 料 をいいます 第 4 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 -その1) (1) 当 会 社 は 下 表 のいずれかに 該 当 する 事 由 によって 生 じた 傷 害 に 対 しては 傷 害 治
療 費 用 保 険 金 を 支 払 いません 1 保 険 契 約 者 (*1)または 被 保 険 者 の 故 意 または 重 大 な 過 失 2 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 の 故 意 または 重 大 な 過 失 3 被 保 険 者 の 自 殺 行 為 犯 罪 行 為 または 闘 争 行 為 4 被 保 険 者 が 次 のいずれかに 該 当 する 間 に 生 じた 事 故 ア. 法 令 に 定 められた 運 転 資 格 (*2)を 持 たないで 自 動 車 等 を 運 転 している 間 イ. 道 路 交 通 法 ( 昭 和 35 年 法 律 第 105 号 ) 第 65 条 ( 酒 気 帯 び 運 転 等 の 禁 止 ) 第 1 項 に 定 める 酒 気 を 帯 びた 状 態 で 自 動 車 等 を 運 転 している 間 ウ. 麻 薬 大 麻 あへん 覚 せい 剤 シンナー 等 の 影 響 により 正 常 な 運 転 ができないお それがある 状 態 で 自 動 車 等 を 運 転 している 間 5 被 保 険 者 の 脳 疾 患 疾 病 または 心 神 喪 失 6 被 保 険 者 の 妊 娠 出 産 早 産 または 流 産 7 被 保 険 者 に 対 する 外 科 的 手 術 その 他 の 医 療 処 置 ただし 外 科 的 手 術 その 他 の 医 療 処 置 によって 生 じた 傷 害 が 当 会 社 が 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 うべき 傷 害 の 治 療 によ るものである 場 合 には 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 います 8 被 保 険 者 に 対 する 刑 の 執 行 9 戦 争 外 国 の 武 力 行 使 革 命 政 権 奪 取 内 乱 武 装 反 乱 その 他 これらに 類 似 の 事 変 10 核 燃 料 物 質 (*3)もしくは 核 燃 料 物 質 (*3)によって 汚 染 された 物 (*4)の 放 射 性 爆 発 性 その 他 の 有 害 な 特 性 またはこれらの 特 性 による 事 故 11 9もしくは10の 事 由 に 随 伴 して 生 じた 事 故 またはこれらに 伴 う 秩 序 の 混 乱 に 基 づいて 生 じた 事 故 12 10 以 外 の 放 射 線 照 射 または 放 射 能 汚 染 け い (2) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 頸 部 症 候 群 (*5) 腰 痛 その 他 の 症 状 を 訴 えている 場 合 であっ ても それを 裏 付 けるに 足 りる 医 学 的 他 覚 所 見 のないものに 対 しては その 症 状 の 原 因 がいかなるときでも 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 いません (*1) 保 険 契 約 者 が 法 人 である 場 合 は その 理 事 取 締 役 または 法 人 の 業 務 を 執 行 する その 他 の 機 関 をいいます (*2) 運 転 する 地 における 法 令 によるものをいいます (*3) 使 用 済 燃 料 を 含 みます (*4) 原 子 核 分 裂 生 成 物 を 含 みます (*5) いわゆる むちうち 症 をいいます 第 5 条 ( 保 険 金 を 支 払 わない 場 合 -その2) 当 会 社 は 被 保 険 者 が 下 表 のいずれかに 該 当 する 間 に 生 じた 保 険 事 故 に 対 しては 保 険 契 約 者 があらかじめこれらの 行 為 に 対 応 する 保 険 料 を 支 払 っていない 場 合 は 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 いません
1 乗 用 具 を 用 いて 競 技 等 をしている 間 ただし 3に 該 当 する 場 合 を 除 き 自 動 車 等 を 用 いて 道 路 上 で 競 技 等 をしている 間 については 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 いま す 2 乗 用 具 を 用 いて 競 技 等 を 行 うことを 目 的 とする 場 所 において 競 技 等 に 準 ずる 方 法 または 態 様 により 乗 用 具 を 使 用 している 間 ただし 3に 該 当 する 場 合 を 除 き 道 路 上 で 競 技 等 に 準 ずる 方 法 または 態 様 により 自 動 車 等 を 使 用 している 間 について は 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 います 3 法 令 による 許 可 を 受 けて 一 般 の 通 行 を 制 限 し 道 路 を 占 有 した 状 態 で 自 動 車 等 を 用 いて 競 技 等 をしている 間 または 競 技 等 に 準 ずる 方 法 もしくは 態 様 により 自 動 車 等 を 使 用 している 間 第 6 条 ( 他 の 身 体 の 障 害 または 疾 病 の 影 響 ) (1) 被 保 険 者 が 傷 害 を 被 った 時 既 に 存 在 していた 身 体 の 障 害 もしくは 疾 病 の 影 響 により または 傷 害 を 被 った 後 に 保 険 事 故 と 関 係 なく 発 生 した 傷 害 もしくは 疾 病 の 影 響 により 傷 害 が 重 大 となった 場 合 は 当 会 社 は その 影 響 がなかったときに 相 当 する 金 額 を 支 払 います (2) 正 当 な 理 由 がなく 被 保 険 者 が 治 療 を 怠 ったことまたは 保 険 契 約 者 もしくは 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 が 治 療 をさせなかったことにより 傷 害 が 重 大 となった 場 合 も (1)と 同 様 の 方 法 で 支 払 います 第 7 条 ( 保 険 料 の 返 還 または 請 求 - 職 業 または 職 務 の 変 更 に 関 する 通 知 義 務 等 の 場 合 ) (1) 職 業 または 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1)がある 場 合 において 適 用 料 率 を 変 更 する 必 要 が あるときは 当 会 社 は 変 更 前 の 適 用 料 率 と 変 更 後 の 適 用 料 率 との 差 に 基 づき 職 業 ま たは 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1)が 生 じた 時 以 降 の 期 間 (*2)に 対 し 日 割 をもって 計 算 した 保 険 料 を 返 還 または 請 求 します (2) 当 会 社 は 保 険 契 約 者 が(1)の 規 定 による 追 加 保 険 料 の 支 払 を 怠 った 場 合 (*3)は 保 険 契 約 者 に 対 する 書 面 による 通 知 をもって この 保 険 契 約 を 解 除 することができます (3) (1)の 規 定 による 追 加 保 険 料 を 請 求 する 場 合 において (2)の 規 定 によりこの 保 険 契 約 を 解 除 できるときは 当 会 社 は 職 業 または 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1)があった 後 に 生 じ た 保 険 事 故 に 対 しては 変 更 前 の 適 用 料 率 の 変 更 後 の 適 用 料 率 に 対 する 割 合 により 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 額 を 削 減 します (4) 保 険 契 約 者 または 被 保 険 者 が 故 意 または 重 大 な 過 失 によって 遅 滞 なく 普 通 約 款 第 7 条 ( 職 業 または 職 務 の 変 更 に 関 する 通 知 義 務 )(1)または(2)の 規 定 による 通 知 をしな かった 場 合 において 変 更 後 の 適 用 料 率 が 変 更 前 の 適 用 料 率 よりも 高 いときは 当 会 社 は 職 業 または 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1)があった 後 に 生 じた 保 険 事 故 に 対 しては 変 更 前 の 適 用 料 率 の 変 更 後 の 適 用 料 率 に 対 する 割 合 により 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 額 を 削 減 しま す (5) (4)の 規 定 は 当 会 社 が (4)の 規 定 による 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 額 を 削 減 して 支 払 う べき 事 由 の 原 因 があることを 知 った 時 から 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 額 を 削 減 して 支 払 うこ
とについて 被 保 険 者 もしくは 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 に 対 する 通 知 をし ないで1か 月 を 経 過 した 場 合 または 職 業 または 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1)があった 時 から 5 年 を 経 過 した 場 合 には 適 用 しません (6) (4)の 規 定 は 職 業 または 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1)に 基 づかずに 発 生 した 傷 害 について は 適 用 しません (7) (4)の 規 定 にかかわらず 職 業 または 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1)が 生 じ この 保 険 契 約 の 引 受 範 囲 (*4)を 超 えることとなった 場 合 には 当 会 社 は 保 険 契 約 者 に 対 する 書 面 によ る 通 知 をもって この 保 険 契 約 を 解 除 することができます (8) (7)の 規 定 による 解 除 が 保 険 事 故 の 発 生 した 後 になされた 場 合 であっても 普 通 約 款 第 14 条 ( 保 険 契 約 解 除 の 効 力 )の 規 定 にかかわらず 職 業 または 職 務 の 変 更 の 事 実 (*1) が 生 じた 時 から 解 除 がなされた 時 までに 発 生 した 保 険 事 故 に 対 しては 当 会 社 は 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 いません この 場 合 において 既 に 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 っ ていたときは 当 会 社 は その 返 還 を 請 求 することができます (*1) 普 通 約 款 第 7 条 (1)または(2)の 規 定 による 変 更 の 事 実 をいいます (*2) 保 険 契 約 者 または 被 保 険 者 の 申 出 に 基 づく 普 通 約 款 第 7 条 (1)または(2)の 変 更 の 事 実 が 生 じた 時 以 降 の 期 間 をいいます (*3) 当 会 社 が 保 険 契 約 者 に 対 し 追 加 保 険 料 の 請 求 をしたにもかかわらず 相 当 の 期 間 内 にその 支 払 がなかった 場 合 に 限 ります (*4) 保 険 料 を 増 額 することにより 保 険 契 約 を 継 続 することができる 範 囲 として 保 険 契 約 締 結 の 際 に 当 会 社 が 交 付 する 書 面 等 において 定 めたものをいいます 第 8 条 ( 被 保 険 者 による 特 約 の 解 除 請 求 ) (1) 被 保 険 者 が 保 険 契 約 者 以 外 の 者 である 場 合 には 保 険 契 約 者 との 別 段 の 合 意 がある ときを 除 き その 被 保 険 者 は 保 険 契 約 者 に 対 しこの 特 約 (*1)を 解 除 することを 求 める ことができます (2) 保 険 契 約 者 は 被 保 険 者 から(1)に 規 定 する 解 除 請 求 があった 場 合 は 当 会 社 に 対 す る 通 知 をもって この 特 約 (*1)を 解 除 しなければなりません (*1) その 被 保 険 者 に 係 る 部 分 に 限 ります 第 9 条 ( 保 険 料 の 返 還 - 解 除 の 場 合 ) (1) 第 7 条 ( 保 険 料 の 返 還 または 請 求 - 職 業 または 職 務 の 変 更 に 関 する 通 知 義 務 等 の 場 合 )(2)または(7)の 規 定 により 当 会 社 が 保 険 契 約 を 解 除 した 場 合 には 当 会 社 は 未 経 過 期 間 に 対 し 日 割 をもって 計 算 した 保 険 料 を 返 還 します (2) 第 8 条 ( 被 保 険 者 による 特 約 の 解 除 請 求 )(2)の 規 定 により 保 険 契 約 者 がこの 特 約 (*1)を 解 除 した 場 合 には 当 会 社 は 保 険 料 から 既 経 過 期 間 に 対 応 する 保 険 料 を 差 し 引 いて その 残 額 を 返 還 します (*1) その 被 保 険 者 に 係 る 部 分 に 限 ります 第 10 条 ( 事 故 の 通 知 ) (1) 被 保 険 者 が 傷 害 を 被 った 場 合 は 保 険 契 約 者 被 保 険 者 または 傷 害 治 療 費 用 保 険 金
を 受 け 取 るべき 者 は 保 険 事 故 の 発 生 の 日 からその 日 を 含 めて30 日 以 内 に 保 険 事 故 発 生 の 状 況 および 傷 害 の 程 度 を 当 会 社 に 通 知 しなければなりません この 場 合 において 当 会 社 が 書 面 による 通 知 もしくは 説 明 を 求 めたときまたは 被 保 険 者 の 診 断 書 もしくは 死 体 検 案 書 の 提 出 を 求 めたときは これに 応 じなければなりません (2) 被 保 険 者 が 搭 乗 している 航 空 機 または 船 舶 が 行 方 不 明 となった 場 合 または 遭 難 した 場 合 は 保 険 契 約 者 または 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 は その 航 空 機 または 船 舶 が 行 方 不 明 となった 日 または 遭 難 した 日 からその 日 を 含 めて30 日 以 内 に 行 方 不 明 または 遭 難 発 生 の 状 況 を 当 会 社 に 書 面 により 通 知 しなければなりません (3) (1)および(2)の 場 合 において 保 険 契 約 者 被 保 険 者 または 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 は 他 の 保 険 契 約 等 (*1)の 有 無 および 内 容 (*2)について 遅 滞 なく 当 会 社 に 通 知 しなければなりません (4) 保 険 契 約 者 被 保 険 者 または 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 は (1)から(3) までのほか 当 会 社 が 特 に 必 要 とする 書 類 または 証 拠 となるものを 求 めた 場 合 には 遅 滞 なく これを 提 出 し また 当 会 社 が 行 う 損 害 の 調 査 に 協 力 しなければなりません (5) 保 険 契 約 者 被 保 険 者 または 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 が 正 当 な 理 由 がなく(1) (2) (3)もしくは(4)の 規 定 に 違 反 した 場 合 またはその 通 知 もしくは 説 明 について 知 っている 事 実 を 告 げなかった 場 合 もしくは 事 実 と 異 なることを 告 げた 場 合 は 当 会 社 は それによって 当 会 社 が 被 った 損 害 の 額 を 差 し 引 いて 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 います (*1) 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )(1)の 費 用 に 対 して 保 険 金 を 支 払 うべき 他 の 保 険 契 約 または 共 済 契 約 をいいます (*2) 既 に 他 の 保 険 契 約 等 (*1)から 保 険 金 または 共 済 金 の 支 払 を 受 けた 場 合 には その 事 実 を 含 みます 第 11 条 ( 保 険 金 の 請 求 ) (1) この 特 約 にかかる 保 険 金 の 当 会 社 に 対 する 保 険 金 請 求 権 は 被 保 険 者 が 治 療 を 必 要 としなくなった 時 または 保 険 事 故 の 発 生 の 日 からその 日 を 含 めて180 日 を 経 過 した 時 の いずれか 早 い 時 から 発 生 し これを 行 使 することができるものとします (2) この 特 約 にかかる 保 険 金 の 請 求 書 類 (*1)は 保 険 金 請 求 書 保 険 証 券 および 下 表 に 掲 げる 書 類 とします 1 当 会 社 の 定 める 傷 害 状 況 報 告 書 2 公 の 機 関 (*2)の 事 故 証 明 書 3 傷 害 の 程 度 を 証 明 する 医 師 の 診 断 書 4 被 保 険 者 が 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )(1)の 表 の1から3までの 費 用 の 支 払 を 証 明 する 領 収 書 または 当 会 社 と 提 携 する 機 関 からのその 費 用 の 請 求 書 5 被 保 険 者 の 印 鑑 証 明 書 6 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 の 請 求 を 第 三 者 に 委 任 する 場 合 には 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 の 請 求 の 委 任 を 証 する 書 類 および 委 任 を 受 けた 者 の 印 鑑 証 明 書
7 当 会 社 が 被 保 険 者 の 症 状 または 治 療 内 容 等 について 医 師 に 照 会 し 説 明 を 求 める ことについての 同 意 書 8 その 他 当 会 社 が 普 通 約 款 第 20 条 ( 保 険 金 の 支 払 時 期 )(1)に 定 める 必 要 な 事 項 の 確 認 を 行 うために 欠 くことのできない 書 類 または 証 拠 として 保 険 契 約 締 結 の 際 に 当 会 社 が 交 付 する 書 面 等 において 定 めたもの (*1) 第 2 条 (4)の 規 定 により 被 保 険 者 が 当 会 社 と 提 携 する 機 関 への 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 の 支 払 を 当 会 社 に 求 める 場 合 の 書 類 を 含 みます (*2) やむをえない 場 合 には 第 三 者 とします 第 12 条 ( 当 会 社 の 指 定 する 医 師 が 作 成 した 診 断 書 等 の 要 求 ) (1) 当 会 社 は 第 10 条 ( 事 故 の 通 知 )の 規 定 による 通 知 または 第 11 条 ( 保 険 金 の 請 求 ) および 普 通 約 款 第 19 条 ( 保 険 金 の 請 求 )の 規 定 による 請 求 を 受 けた 場 合 は 傷 害 の 程 度 の 認 定 その 他 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 の 支 払 にあたり 必 要 な 限 度 において 保 険 契 約 者 被 保 険 者 または 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 に 対 し 当 会 社 の 指 定 する 医 師 が 作 成 した 被 保 険 者 の 診 断 書 または 死 体 検 案 書 の 提 出 を 求 めることができます (2) (1)の 規 定 による 診 断 または 死 体 の 検 案 (*1)のために 必 要 とした 費 用 (*2)は 当 会 社 が 負 担 します (*1) 死 体 について 死 亡 の 事 実 を 医 学 的 に 確 認 することをいいます (*2) 収 入 の 喪 失 を 含 みません 第 13 条 ( 代 位 ) (1) 第 2 条 ( 保 険 金 を 支 払 う 場 合 )(1)の 費 用 について 被 保 険 者 またはその 法 定 相 続 人 が 損 害 賠 償 請 求 権 その 他 の 債 権 (*1)を 取 得 した 場 合 において 当 会 社 がその 費 用 に 対 し て 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 支 払 ったときは その 債 権 は 当 会 社 に 移 転 します ただし 移 転 するのは 下 表 の 額 を 限 度 とします 1 当 会 社 が 被 保 険 者 またはその 被 保 険 者 またはその 法 定 相 続 人 が 取 得 した 債 権 の 全 額 法 定 相 続 人 が 負 担 した 第 2 条 (1)の 費 用 の 全 額 を 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 として 支 払 った 場 合 2 1 以 外 の 場 合 被 保 険 者 またはその 法 定 相 続 人 が 取 得 した 債 権 の 額 か ら 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 が 支 払 われていない 被 保 険 者 または 被 保 険 者 の 法 定 相 続 人 が 負 担 した 第 2 条 (1)の 費 用 の 額 を 差 し 引 いた 額 (2) (1)の 表 の2の 場 合 において 当 会 社 に 移 転 せずに 被 保 険 者 またはその 法 定 相 続 人 が 引 き 続 き 有 する 債 権 は 当 会 社 に 移 転 した 債 権 よりも 優 先 して 弁 済 されるものとします (3) 保 険 契 約 者 被 保 険 者 および 傷 害 治 療 費 用 保 険 金 を 受 け 取 るべき 者 は 当 会 社 が 取 得 する(1)または(2)の 債 権 の 保 全 および 行 使 ならびにそのために 当 会 社 が 必 要 とする 証 拠 および 書 類 の 入 手 に 協 力 しなければなりません このために 必 要 な 費 用 は 当 会 社 の 負 担 とします
(*1) 共 同 不 法 行 為 等 の 場 合 における 連 帯 債 務 者 相 互 間 の 求 償 権 を 含 みます 第 14 条 ( 準 用 規 定 ) この 特 約 に 定 めのない 事 項 については この 特 約 の 趣 旨 に 反 しないかぎり 普 通 約 款 およびこの 保 険 契 約 に 付 帯 された 特 約 の 規 定 を 準 用 します 別 表 第 3 条 ( 保 険 金 額 の 削 減 )の 運 動 等 山 岳 登 はん(*1) リュージュ ボブスレー スケルトン 航 空 機 (*2) 操 縦 (*3) スカ イダイビング ハンググライダー 搭 乗 超 軽 量 動 力 機 (*4) 搭 乗 ジャイロプレーン 搭 乗 その 他 これらに 類 する 危 険 な 運 動 (*1) ピッケル アイゼン ザイル ハンマー 等 の 登 山 用 具 を 使 用 するものをいいま す (*2) グライダーおよび 飛 行 船 を 除 きます (*3) 職 務 として 操 縦 する 場 合 を 除 きます (*4) モーターハンググライダー マイクロライト 機 ウルトラライト 機 等 をいい パラシュート 型 超 軽 量 動 力 機 (*5)を 除 きます (*5) パラプレーン 等 をいいます