伊勢崎市職員職場復帰支援制度



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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

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5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

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育児・介護休業等に関する規則

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公平委員会設置条例

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(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を

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係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

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制 度 名 制 度 の 主 旨 休 業 等 ( 無 給 短 時 間 勤 務 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 施 行 ) 3 歳 未 満 ( 3 歳 に 達 す る 日 ( 誕 生 日 の 前 日 )ま で)の 子 を 養 育 す る 職 員 が 一 定 期 間 休 業 することを 認 め られ

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(2) 協 会 加 入 月 の1カ 月 前 までに 様 式 1が 提 出 された 市 町 村 等 に 対 して 契 約 書 及 び 掛 金 請 求 書 を 送 付 します その 後 返 送 されてきた 様 式 2-2を 保 管 し 掛 金 の 納 入 を 確 認 します 第 2 章 契 約 更 新

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通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

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ハ 1 週 間 の 所 定 労 働 日 数 が2 日 以 下 の 職 員 ( 育 児 休 業 の 申 出 等 ) 第 4 条 育 児 休 業 を 取 得 しようとする 職 員 は 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 期 間 の 初 日 ( 以 下 育 児 休 業 開 始 予 定 日 という )

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

例 3 男 性 医 師 1 歳 配 偶 者 復 帰 今 までは 配 偶 者 が を 取 得 している 場 合 を 取 得 できませんでした が 取 得 できるようになりました 職 員 は 当 該 子 が3 歳 に 達 する 日 まで 病 院 助 手 等 は 当 該 子 が1 歳 6か 月 に 達 す

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

老発第    第 号

( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

    平成11年度余市町私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

H25要綱本文

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異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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目 次 表 紙... 1 目 次... 2 改 訂 記 録 目 的 対 象 製 造 部 門 品 質 部 門 組 織 PET 薬 剤 製 造 施 設 ( 施 設 長 )の 責 務 製 造 管 理 者 の 責 務... 7

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定款  変更

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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ア 運 営 管 理 業 務 に 関 する 事 項 管 理 事 務 所 の 使 用 に 関 すること( 電 話 金 庫 警 備 鍵 等 名 義 変 更 の 必 要 な もの( 電 気 水 道 ガス 機 械 警 備 消 防 計 画 書 危 険 物 取 扱 設 置 許 可 等 )) 年 間 行 事 予 定

Transcription:

職 場 復 帰 支 援 制 度 実 施 マニュアル 平 成 22 年 4 月 伊 勢 崎 市 総 務 部 職 員 課

目 次 1 趣 旨 1 2 対 象 者 1 3 用 語 の 定 義 1 4 病 気 休 業 に 係 る 休 暇 制 度 等 について 1 (1) 病 気 休 暇 について (2) 休 職 について 5 職 場 復 帰 支 援 制 度 について 2 < 第 1ステップ> 病 気 休 業 開 始 及 び 休 暇 中 のケア 2 < 第 2ステップ> 職 場 復 帰 の 判 断 3 < 第 3ステップ> 復 帰 訓 練 の 検 討 及 び 復 帰 スケジュール 作 成 3 < 第 4ステップ> 職 場 復 帰 の 決 定 4 < 第 5ステップ> 職 場 復 帰 後 のフォローアップ 4 6 その 他 職 場 復 帰 支 援 に 関 して 検 討 留 意 すべき 事 項 5

1 趣 旨 健 康 問 題 で 休 業 していた 職 員 が 円 滑 に 職 場 に 復 帰 し 業 務 が 継 続 でき 再 発 防 止 に 努 めるようにするためには 問 題 が 生 じた 後 で 検 討 するのではなく 病 気 休 暇 の 開 始 から 通 常 業 務 への 復 帰 までの 流 れをあらかじめ 明 確 にしておくことが 重 要 です このため いつ どこの 職 場 であっても 的 確 な 対 応 が 図 れるよう 関 係 者 の 役 割 や 活 動 の 基 本 を 策 定 しておくことで 円 滑 な 職 場 復 帰 が 組 織 的 かつ 計 画 的 に 行 われるよ う 職 場 復 帰 支 援 制 度 を 定 めるものです 2 対 象 者 (1) 病 気 休 暇 を1ヵ 月 以 上 取 得 している 者 及 び 傷 病 により 休 職 している 者 (2) 病 気 休 暇 又 は 休 職 から 職 場 復 帰 した 者 で 市 長 が 必 要 と 認 めるもの 3 用 語 の 定 義 病 気 休 業 : 病 気 休 暇 及 び 休 職 4 病 気 休 業 に 係 る 休 暇 制 度 等 について (1) 病 気 休 暇 について 1 結 核 性 以 外 の 私 傷 病 を 事 由 とする 病 気 休 暇 の 期 間 は90 日 がん 脳 卒 中 心 臓 疾 患 や 特 定 疾 患 等 は180 日 結 核 性 疾 病 は1 年 を 超 えない 範 囲 公 務 上 の 負 傷 又 は 疾 病 の 場 合 は 必 要 と 認 められる 期 間 となっています それぞれ 期 間 の 上 限 を 超 えてなお 引 き 続 き 療 養 を 必 要 とする 場 合 は 休 職 とな ります 2 7 日 を 超 える 病 気 休 暇 を 申 請 する 場 合 は 医 師 の 診 断 書 の 添 付 が 必 要 です 3 病 気 休 暇 中 の 給 料 は 基 本 給 については 全 額 支 給 期 末 勤 勉 手 当 は 休 暇 期 間 に 応 じて 減 額 となります 3 病 気 休 暇 から 復 職 した 後 90 日 以 内 に 同 一 疾 病 ( 病 名 が 異 なる 場 合 であっ ても 病 因 の 同 一 性 が 認 められるものや 精 神 疾 患 については 同 一 病 名 でなくて も)により 再 度 休 暇 を 取 得 する 場 合 は 前 回 の 病 気 休 暇 期 間 と 通 算 して 計 算 し ます (2) 休 職 について 1 病 気 休 暇 期 間 の 上 限 を 超 えてなお 引 き 続 き 療 養 を 必 要 とする 場 合 は 休 職 とな り 期 間 は3 年 間 が 上 限 となっています 2 給 料 は 当 初 1 年 間 が 基 本 給 の8 割 支 給 で 残 り2 年 間 は 無 給 となります た だし 無 給 中 は 市 町 村 共 済 組 合 から 傷 病 手 当 金 が 支 給 されます 3 休 職 から 復 職 した 後 90 日 以 内 に 同 一 疾 病 ( 病 名 が 異 なる 場 合 であっても 病 因 の 同 一 性 が 認 められるものや 精 神 疾 患 については 同 一 病 名 でなくても) により 再 度 休 暇 を 取 得 する 場 合 は 病 気 休 暇 ではなく 休 職 として 扱 い 前 回 の 休 職 期 間 と 通 算 します 1

5 職 場 復 帰 支 援 制 度 について < 第 1ステップ> 病 気 休 暇 の 開 始 及 び 休 暇 中 のケア (1) 職 員 からの 診 断 書 の 提 出 及 び 手 続 き 1 病 気 休 暇 の 開 始 においては 主 治 医 によって 作 成 された 診 断 書 を 職 員 本 人 又 は 家 族 から 所 属 長 に 提 出 します 2 1 回 の 診 断 書 に 記 載 する 療 養 期 間 の 見 込 みは3ヵ 月 を 限 度 とし 3ヵ 月 以 降 も 引 き 続 き 療 養 が 必 要 な 場 合 は その 都 度 診 断 書 を 提 出 する 必 要 があります 3 所 属 長 は 診 断 書 が 提 出 されたことを 人 事 担 当 課 に 報 告 するとともに 病 気 休 暇 承 認 申 請 書 の 作 成 等 必 要 な 手 続 きを 行 います (2) 所 属 長 人 事 担 当 課 によるケア 1 病 気 休 暇 を 開 始 する 職 員 に 対 しては 療 養 に 専 念 するよう 指 導 し 不 安 を 取 り 除 き 休 暇 中 の 事 務 手 続 きや 職 場 復 帰 支 援 についての 説 明 を 行 います 2 所 属 長 は 人 事 担 当 課 と 連 携 をとりながら 定 期 的 に 電 話 や 面 談 等 により 休 暇 中 の 職 員 の 状 態 を 把 握 し 人 事 担 当 課 に 報 告 します 3 職 員 から 病 気 休 暇 継 続 の 診 断 書 の 提 出 があった 場 合 は 直 ちに 人 事 担 当 課 に 報 告 するとともに 病 気 休 暇 承 認 申 請 書 の 作 成 等 必 要 な 手 続 きを 行 います なお 必 要 があれば 職 員 の 了 解 のもと 主 治 医 と 連 絡 を 取 り 症 状 等 状 況 を 確 認 します < 第 2ステップ> 病 気 の 改 善 による 職 場 復 帰 の 判 断 1 病 気 休 業 中 の 職 員 は 病 状 が 改 善 し 職 場 への 復 帰 が 可 能 と 判 断 したときは 主 治 医 の 承 認 を 得 たうえで 職 場 復 帰 の 意 思 を 所 属 長 に 連 絡 します 2 病 気 休 業 中 の 職 員 から 職 場 復 帰 の 意 思 が 伝 えられたときは 所 属 長 は 人 事 担 当 課 にその 旨 を 連 絡 します 3 所 属 長 又 は 人 事 担 当 課 は 復 職 方 法 について 職 員 と 協 議 しますが 原 則 とし て 1 ヵ 月 以 上 の 病 気 休 業 から 復 職 する 場 合 は 復 職 の 前 に 休 業 期 間 に 応 じた 職 場 復 帰 訓 練 を 実 施 します このとき 主 治 医 の 判 断 は 病 状 の 回 復 程 度 を 中 心 に 記 載 されていることが 多 いことや 職 員 や 家 族 の 希 望 が 含 まれている 場 合 もあり その 職 場 で 求 めら れる 業 務 遂 行 能 力 まで 回 復 しているか 否 かの 判 断 とは 限 らないことに 注 意 す る 必 要 があります < 第 3ステップ> 職 場 復 帰 訓 練 の 検 討 及 び 職 場 復 帰 スケジュールの 作 成 職 場 復 帰 訓 練 とは 職 場 復 帰 訓 練 ( 通 称 :ならし 勤 務 )は 職 員 自 身 が 実 際 の 職 場 において スト レスや 労 働 負 荷 が 加 わった 時 にどのような 症 状 が 出 るのか また どのように 対 処 すればよいのか 学 習 でき 自 分 自 身 及 び 職 場 の 状 況 を 確 認 しながら 復 帰 の 準 備 を 行 うことができるため より 高 い 職 場 復 帰 率 をもたらすことが 期 待 されます 2

(1) 職 場 復 帰 訓 練 (ならし 勤 務 )の 申 請 1 職 場 復 帰 訓 練 申 出 書 ( 様 式 1 号 ) 本 人 が 作 成 2 診 断 書 ( 様 式 2 号 ) 本 人 が 主 治 医 に 作 成 を 依 頼 3 職 場 復 帰 訓 練 に 関 する 意 見 書 ( 様 式 3 号 ) 所 属 長 が 作 成 4 訓 練 スケジュール 表 ( 様 式 任 意 ) 1 本 人 が 主 治 医 との 話 し 合 いの うえスケジュール 案 を 作 成 2スケジュール 案 に 基 づき 本 人 と 所 属 で 調 整 (2)ならし 勤 務 の 内 容 内 容 は 概 ね 次 のとおりとし 作 業 は 軽 いものから 中 程 度 のものへ 又 は 単 純 なも の 定 型 的 なものから 除 々に 複 雑 なものへと 作 業 の 内 容 ( 質 量 負 荷 等 )を 調 節 します 1 第 1 段 階 : 職 場 への 顔 出 し(1~2 時 間 程 度 ) 2 第 2 段 階 : 職 場 に 慣 れる( 半 日 程 度 ) 3 第 3 段 階 : 職 場 に 慣 れる( 半 日 以 上 1 日 未 満 ) 4 第 4 段 階 : 通 常 の 勤 務 生 活 に 慣 れる(1 日 ) なお 上 記 の 各 段 階 における 期 間 や 業 務 内 容 等 については 本 人 所 属 長 人 事 担 当 課 職 員 ( 保 健 師 を 含 む) 等 が 協 議 し 決 定 します (3)ならし 勤 務 の 期 間 及 び 出 勤 時 間 期 間 は 病 気 休 暇 の 期 間 や 当 該 職 員 の 状 況 に 応 じて 必 要 と 認 める 期 間 としますが 受 け 入 れ 職 場 側 の 負 担 等 もあるため 最 長 で3ヵ 月 とします また 職 場 への 出 勤 時 間 については 上 記 の 第 1 段 階 を 除 き 原 則 として 午 前 8 時 30 分 とします これは ならし 勤 務 は 復 職 を 前 提 とした 勤 務 であり 復 職 す ると 毎 日 定 時 に 出 勤 することが 義 務 付 けられるためです このため 特 別 な 場 合 を 除 き 訓 練 スケジュール 表 と 違 った 時 間 に 出 勤 したり スケジュール 表 にない 勤 務 をすることは 望 ましくありません (4)ならし 勤 務 開 始 後 の 勤 務 状 況 報 告 等 1 申 出 者 は ならし 勤 務 期 間 中 勤 務 状 況 日 誌 ( 様 式 4 号 )を 記 入 し 毎 日 所 属 長 に 提 出 します 2 所 属 長 は 勤 務 状 況 結 果 報 告 書 ( 様 式 5 号 )を 作 成 し 申 出 者 から 提 出 さ れた 勤 務 状 況 日 誌 とともに 人 事 担 当 課 長 に1 週 間 毎 に 提 出 します 3 所 属 長 は ならし 勤 務 の 実 施 に 当 たり 職 員 の 体 調 や 環 境 を 常 に 注 意 し 万 一 病 状 が 悪 化 したと 認 められる 場 合 及 び 業 務 に 重 大 な 支 障 を 来 たすと 判 断 し た 場 合 は すみやかに 人 事 担 当 課 長 にその 旨 を 報 告 し ならし 勤 務 の 継 続 につ いて 協 議 してください 3

(5) 注 意 点 1 ならし 勤 務 は 職 場 の 都 合 ではなく 職 員 自 身 の 主 体 的 な 考 えや 判 断 にもとづ いて 本 人 の 申 請 により 実 施 するもので 訓 練 を 実 施 しなければ 復 職 できない というものではありませんが 円 滑 な 職 場 復 帰 と 再 発 予 防 を 目 的 に 実 施 するも のです 2 ならし 勤 務 は 休 暇 期 間 中 であるため 公 務 災 害 補 償 の 対 象 外 となりますので 本 人 及 び 家 族 の 同 意 を 得 ることが 前 提 となります 3 ならし 勤 務 中 の 職 員 は 所 属 長 の 管 理 下 で 作 業 を 行 うため 所 属 長 及 び 直 属 の 上 司 等 受 け 入 れ 職 場 に 負 担 がかかり 受 け 入 れ 側 の 同 意 が 必 要 となります 4 ならし 勤 務 ができない 場 合 で 所 属 長 が 認 めたときは ならし 勤 務 に 代 わる 判 断 資 料 として 日 常 生 活 記 録 報 告 書 ( 様 式 6 号 )を 作 成 し 所 属 長 に 提 出 し ます 5 所 属 長 はならし 勤 務 中 主 治 医 との 面 談 を 定 期 的 に 行 うよう 職 員 に 促 します < 第 4ステップ> 職 場 復 帰 の 決 定 休 業 中 の 職 員 は 病 気 休 業 終 了 による 復 職 申 出 書 ( 様 式 7 号 )に 主 治 医 からの 執 務 復 帰 のための 所 見 書 ( 様 式 8 号 )を 添 えて 所 属 長 へ 提 出 し 所 属 長 は 人 事 担 当 課 長 及 び 職 員 課 保 健 師 と 復 帰 の 可 否 について 協 議 し 決 定 します なお 医 師 の 意 見 書 の 入 手 が 困 難 な 場 合 で かつ ならし 勤 務 の 観 察 過 程 におい て 復 職 に 当 たり 支 障 がないと 所 属 長 が 判 断 した 場 合 には 医 師 の 意 見 書 に 代 え 所 属 長 の 副 申 書 によることが 出 来 ます < 第 5ステップ> 職 場 復 帰 後 のフォローアップ 職 場 復 帰 後 の 業 務 軽 減 措 置 や 保 健 師 による 定 期 的 または 就 業 上 の 措 置 の 更 新 時 期 等 に 合 わせたフォローアップを 実 施 します 実 施 時 期 : 復 職 日 から1か 月 以 内 に 実 施 1か 月 後 以 降 は 必 要 に 応 じて 実 施 確 認 項 目 : 症 状 の 再 燃 再 発 新 しい 問 題 の 発 生 等 の 有 無 の 確 認 勤 務 状 況 及 び 業 務 遂 行 能 力 の 評 価 治 療 状 況 ( 通 院 服 薬 等 )の 確 認 6 その 他 職 場 復 帰 支 援 に 関 して 検 討 留 意 すべき 事 項 (1) 主 治 医 との 連 携 の 仕 方 主 治 医 との 連 携 に 当 たっては 事 前 に 当 該 職 員 への 説 明 と 了 解 を 得 ておく 必 要 があります また 主 治 医 に 対 してそれぞれの 立 場 や 役 割 病 気 休 業 や 職 場 復 帰 に 関 する 規 則 プライバシーに 関 する 事 項 等 について 説 明 を 行 うことも 必 要 です (2) 職 場 復 帰 可 否 の 判 断 基 準 職 場 復 帰 可 否 について 定 型 的 な 判 断 基 準 を 示 すことは 困 難 であり 個 々のケース に 応 じて 総 合 的 な 判 断 を 行 わなければなりません 職 員 の 業 務 遂 行 能 力 が 職 場 復 帰 時 には 未 だ 病 前 のレベルまでは 完 全 に 改 善 していないことも 考 慮 した 上 で 職 場 の 4

受 け 入 れ 態 勢 と 組 み 合 わせながら 判 断 しなければなりません 概 ね7~8 割 まで 回 復 した 状 態 を 目 安 としますが 職 場 復 帰 判 定 基 準 の 例 として 以 下 の 項 目 があげられます ア. 職 員 が 職 場 復 帰 に 対 して 十 分 な 意 欲 を 示 していること イ. 通 勤 時 間 帯 に 一 人 で 安 全 に 通 勤 が 出 来 ること ウ. 所 定 の 勤 務 時 間 の 就 労 が 可 能 であること エ. 業 務 に 必 要 な 作 業 ( 職 務 に 関 する 書 物 の 読 書 及 びコンピュータ 作 業 軽 度 の 運 動 等 )をこなすことができること オ. 作 業 等 による 疲 労 が 翌 日 までに 十 分 回 復 していること カ. 適 切 な 睡 眠 覚 醒 リズムが 整 っていること キ. 昼 間 の 眠 気 がないこと ク. 業 務 遂 行 に 必 要 な 注 意 力 集 中 力 が 回 復 していること 等 (3) まずは 現 職 へ 復 帰 の 原 則 職 場 復 帰 に 関 しては 現 職 へ 復 帰 させることが 原 則 となっています これは 仮 により 好 ましい 職 場 への 配 置 転 換 や 異 動 であったとしても 新 しい 環 境 への 適 応 に はある 程 度 の 時 間 と 心 理 的 負 担 を 要 するためであり そこで 生 じた 負 担 が 疾 病 の 再 発 再 燃 に 結 びつく 可 能 性 が 指 摘 されているからです このため 今 後 配 置 転 換 や 異 動 が 必 要 と 思 われる 事 例 においても まずは 元 の 慣 れた 職 場 で ある 程 度 のペースがつかめるまで 業 務 負 担 を 軽 減 しながら 経 過 を 観 察 し その 上 で 配 置 転 換 や 異 動 を 考 慮 した 方 が 良 い 場 合 が 多 いと 考 えられます しかし これはあくまでも 原 則 であり 職 場 要 因 と 個 人 要 因 の 不 適 合 が 生 じてい る 可 能 性 がある 場 合 等 においては 本 人 や 職 場 主 治 医 等 からも 十 分 に 情 報 を 集 め 総 合 的 に 判 断 しながら 配 置 転 換 や 異 動 の 必 要 性 を 検 討 する 必 要 があります (4) 職 場 復 帰 する 職 員 への 心 理 的 支 援 疾 病 による 休 業 は 多 くの 労 働 者 にとって 働 くことについての 自 信 を 失 わせる 出 来 事 です 必 要 以 上 に 自 信 を 失 った 状 態 での 職 場 復 帰 は 健 康 及 び 就 業 能 力 の 回 復 に 好 ましくない 影 響 を 与 える 可 能 性 が 高 いため 周 囲 からの 適 切 な 心 理 的 支 援 が 大 切 となります 特 に 所 属 長 及 び 直 属 の 上 司 は 職 員 の 焦 りや 不 安 に 対 して 耳 を 傾 け 健 康 の 回 復 を 優 先 するよう 努 め 何 らかの 問 題 が 生 じた 場 合 には 早 めに 相 談 するよう 職 員 に 伝 え 職 員 課 保 健 師 等 と 相 談 しながら 適 切 な 支 援 を 行 っていく 必 要 があります 5