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育児・介護休業等に関する規則

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

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(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

(3) 定 年 退 職 時 にG 職 員 就 業 規 則 第 23 条 の 各 号 に 該 当 している 者 (4) 定 年 退 職 時 にE 職 員 就 業 規 則 第 22 条 の 各 号 に 該 当 している 者 (5) 定 年 退 職 時 にG 職 員 就 業 規 則 第 66 条 の(1)

 

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

27-045人事規程270401

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2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

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後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

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( 雇 用 契 約 期 間 ) 第 5 条 本 会 は 雇 用 契 約 の 締 結 に 当 たって 期 間 の 定 めをする 場 合 には 1 年 以 内 の 期 間 とし 契 約 時 に 本 人 の 希 望 等 を 考 慮 のうえ 各 人 別 に 決 定 する ただし 必 要 に 応 じて 健 康

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

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Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

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(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

基発第 号

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根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

(1) 採 用 ( 第 3 条 第 4 条 第 1 号 及 び 第 5 条 (ただし 第 2 項 第 2 号 は 準 用 しない ) (2) 退 職 ( 第 13 条 ただし 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 は 準 用 しない ) (3) 解 雇 ( 第 14 条 から 第 18 条 )

(3) 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 であって 定 年 により 退 職 したとき (4) 勤 続 期 間 が 15 年 以 上 であって 職 務 上 特 に 功 労 があった 者 が 退 職 したとき (5) 前 各 号 に 準 ずる 理 由 により 増 額 する 必 要 があると 理 事

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- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

第 4 条 (1) 使 用 者 は 2 年 を 超 えない 範 囲 内 で( 期 間 制 勤 労 契 約 の 反 復 更 新 等 の 場 合 は その 継 続 勤 労 した 総 期 間 が2 年 を 超 えない 範 囲 内 で) 期 間 制 勤 労 者 を 使 用 することができる ただ し 次 の

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

目     次

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

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( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

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第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

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平成23年12月13日

スライド 1

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

中 間 利 払 日 とし 預 入 日 または 前 回 の 中 間 利 払 日 からその 中 間 利 払 日 の 前 日 までの 日 数 および 通 帳 または 証 書 記 載 の 中 間 利 払 利 率 によって 計 算 した 中 間 利 払 額 ( 以 下 中 間 払 利 息 といいます )を 利

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4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

(16)レクリエーション 事 業 助 成 金 の 給 付 (17) 福 利 厚 生 資 金 の 貸 付 (18)その 他 目 的 を 達 成 するために 必 要 な 事 業 ( 用 語 の 定 義 ) 第 3 条 この 規 程 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 定 義 は それぞれ

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目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

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Transcription:

資 料 就 業 規 則 例 目 次 第 1 章 総 則 1 条 ~3 条 145 第 2 章 内 定 入 社 4 条 ~8 条 145 第 3 章 労 働 時 間 9 条 ~28 条 147 第 4 章 服 務 規 律 29 条 ~35 条 151 第 5 章 賃 金 36 条 153 第 6 章 退 職 金 37 条 153 第 7 章 休 暇 38 条 ~43 条 153 第 8 章 休 職 健 康 44 条 ~53 条 155 第 9 章 育 児 介 護 54 条 ~61 条 158 第 10 章 出 向 転 籍 62 条 ~64 条 161 第 11 章 退 職 解 雇 65 条 ~84 条 162 第 12 章 表 彰 85 条 ~86 条 167 第 13 章 定 年 87 条 168 ハラスメント 防 止 規 程 169 賃 金 規 程 171 退 職 金 規 程 176 143

第 1 章 総 則 第 1 条 ( 目 的 ) 1 この 就 業 規 則 ( 以 下, 規 則 という)は, 株 式 会 社 ( 以 下, 会 社 という)の 社 員 の 服 務 規 律, 及 び 就 業 に 関 する 事 項 を 定 めたものである 2 この 規 則 に 定 めていない 事 項 については, 憲 法, 民 法,その 他 労 働 基 準 法 等 の 労 働 関 係 法 令 の 定 めるところによる 第 2 条 ( 規 則 の 遵 守 ) 社 員 は,この 規 則 を 遵 守 し, 誠 実 にその 職 務 を 遂 行 しなければならない 第 3 条 ( 適 用 範 囲 ) この 規 則 は, 第 2 章 で 定 める 手 続 きにより 採 用 された 社 員 に 適 用 する ただし, 以 下 に 定 める 者 については, 個 別 に 結 ぶ 雇 用 契 約 または 別 に 定 める 規 定 による ⑴ 契 約 社 員 ⑵ パートタイマー ⑶ アルバイト ⑷ 嘱 託 社 員 第 2 章 内 定 入 社 第 4 条 ( 選 考 書 類 ) 会 社 は, 社 員 を 選 考 するについて, 応 募 者 に 対 し 次 の 書 類 を 求 める ただし, 必 要 性 がな いと 判 断 した 場 合 には,その 一 部 を 免 除 する ⑴ 本 人 自 筆 の 履 歴 書 (3ヵ 月 以 内 の 写 真 貼 付 ) ⑵ 卒 業 修 了 ( 見 込 も 含 ) 証 明 書 または 卒 業 修 了 証 書 の 写 し, 及 び 成 績 証 明 書 ⑶ 退 職 証 明 書 ( 職 歴 のある 者 に 限 る) ⑷ 3ヵ 月 以 内 の 健 康 診 断 書 ⑸ その 他 会 社 が 指 定 した 書 類 第 5 条 ( 採 用 ) 1 会 社 は 就 職 希 望 者 の 中 から, 人 物, 経 歴, 技 能, 健 康,その 他 必 要 な 事 項 を 選 考 の 上, 適 切 と 認 めた 者 を 採 用 する 2 採 用 を 決 定 したときは, 採 用 選 考 に 合 格 した 旨, 採 用 予 定 日 及 び 内 定 取 消 事 由 を 記 載 した 採 用 内 定 通 知 を 書 面 により 通 知 する ただし, 以 下 の 事 項 に 該 当 したときは, 会 社 は 採 用 内 定 を 取 り 消 すことができる ⑴ 会 社 が 指 定 した 書 類 を 提 出 しないとき ⑵ 会 社 が 指 定 した 書 類 の 記 載 内 容 に 虚 偽 があったとき 及 び 面 接 時 の 陳 述 に 虚 偽 があったと き 145

⑶ 採 用 予 定 日 までに 卒 業 修 了 できないとき ⑷ 犯 罪 行 為 その 他 会 社 の 名 誉 を 傷 つけるような 行 為 をしたとき ⑸ 採 用 内 定 時 からは 想 定 外 の 経 営 状 況 が 悪 化 したとき ⑹ その 他 採 用 を 取 り 消 さなければならないやむを 得 ない 事 由 があるとき 第 6 条 ( 採 用 決 定 者 の 提 出 書 類 ) 1 社 員 として 採 用 された 者 は, 採 用 後 2 週 間 以 内 に, 次 の 書 類 を 会 社 に 提 出 しなければなら ない ⑴ 誓 約 書 ⑵ 身 元 保 証 書 ⑶ 通 勤 経 路 を 表 わす 書 面 ⑷ 住 民 票 記 載 事 項 証 明 書 ⑸ 扶 養 控 除 等 申 告 書 ⑹ 源 泉 徴 収 票 ( 職 歴 のある 者 に 限 る) ⑺ 雇 用 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 の 被 保 険 者 証 ( 職 歴 のある 者 に 限 る) ⑻ その 他 会 社 が 指 定 した 書 類 2⑴ 前 項 ⑵の 身 元 保 証 人 は, 経 済 的 に 独 立 した 者 で, 会 社 が 適 当 と 認 めた 者 2 名 とする た だし,1 名 は 父 母 兄 弟 または2 親 等 以 内 の 親 族 とする ⑵ 身 元 保 証 人 がその 資 格 を 失 ったときは, 直 ちに 新 たな 保 証 人 を 定 めなければならない ⑶ 会 社 が 特 に 必 要 と 認 めた 場 合 は,その 期 間 の 更 新 を 求 めることがある 3 第 1 項 の 書 類 提 出 後, 記 載 事 項 に 無 効 があった 場 合 は,2 週 間 以 内 に 届 け 出 なければなら ない 第 7 条 ( 試 用 期 間 ) 1 会 社 に 新 たに 採 用 された 従 業 員 については,3ヵ 月 間 の 試 用 期 間 を 設 ける ただし, 会 社 が 特 に 認 めた 場 合 は, 試 用 期 間 を 設 けないことがある 2 試 用 期 間 中 の 者 につき, 病 気 欠 勤 等 の 理 由 により, 第 1 項 の 期 間 内 では 社 員 としての 適 格 性 を 判 断 するために 十 分 でないと 認 められる 合 理 的 事 情 がある 場 合, 会 社 は, 試 用 期 間 を 延 長 することができる 3 試 用 期 間 内 に 本 採 用 拒 否 の 通 知 がなされない 場 合 は, 試 用 期 間 の 経 過 により 当 然 に 本 採 用 となる 4 試 用 期 間 は 勤 続 年 数 に 通 算 する 第 8 条 ( 試 用 期 間 中 の 解 雇 ) 試 用 期 間 中 の 社 員 につき, 以 下 に 定 める 者 に 該 当 した 場 合 には, 本 採 用 を 拒 否 することが できる この 場 合, 入 社 後 14 日 以 内 に 本 採 用 拒 否 の 通 知 を 行 った 場 合 には, 通 知 と 同 時 に 社 員 としての 地 位 を 失 い, 入 社 後 15 日 以 降 試 用 期 間 満 了 までに 本 採 用 拒 否 の 通 知 を 行 った 場 合 には, 第 68 条 に 定 める 手 続 きに 従 う 146

⑴ 採 用 面 接 時 における 発 言 内 容 及 び 会 社 への 提 出 書 類 の 内 容 中, 虚 偽 または 重 大 な 事 実 に 関 する 故 意 の 隠 匿 があったっとき ⑵ 正 当 な 理 由 のない 無 断 欠 勤 が5 日 以 上 に 及 んだとき ⑶ 業 務 遂 行 に 支 障 を 来 たす 健 康 状 態 にあると 認 められたとき ⑷ 勤 務 成 績 ないし 作 業 能 率 が 不 良 で, 業 務 に 対 する 適 格 性 がないと 認 められるとき ⑸ 協 調 性 を 欠 き, 組 織 的 業 務 運 営 に 不 適 格 と 認 められるとき ⑹ 第 74 条 の 懲 戒 解 雇, 諭 旨 解 雇 に 該 当 するとき ⑺ その 他 本 採 用 とするのに 不 適 当 と 認 められる 事 由 のあるとき 第 3 章 労 働 時 間 第 9 条 ( 所 定 労 働 時 間 ) 1 社 員 の 労 働 時 間 は, 休 憩 時 間 を 除 き,1 日 について8 時 間 とする 2 始 業 及 び 終 業 の 時 刻 は, 次 のとおりとする ⑴ 始 業 時 刻 午 前 9 時 00 分 ⑵ 終 業 時 刻 午 後 6 時 00 分 3 始 業 時 刻 とは, 所 定 の 就 業 場 所 で 業 務 を 開 始 する 時 刻 をいい, 終 業 時 刻 とは, 業 務 を 終 了 する 時 刻 をいう 4 会 社 は, 業 務 上 必 要 があるときは, 始 業 就 業 時 刻 を 繰 り 上 げ,または 繰 り 下 げることが ある 第 10 条 ( 休 憩 時 間 ) 1 休 憩 時 間 は, 正 午 から 午 後 1 時 までの1 時 間 とする 2 会 社 は, 業 務 上 必 要 があるときは, 休 憩 時 間 を 繰 り 上 げ,または 繰 り 下 げることがある 3 休 憩 時 間 は, 自 由 に 利 用 することができる 但 し, 会 社 の 秩 序 を 乱 したり, 他 の 社 員 の 自 由 利 用 を 妨 げてはならない 第 11 条 ( 一 斉 休 憩 の 原 則 の 例 外 ) 会 社 は, 業 務 上 必 要 があるときは, 労 働 基 準 法 第 34 条 第 2 項 但 し 書 の 規 定 に 定 める 労 使 協 定 を 締 結 し, 休 憩 を 一 斉 に 付 与 しないことがある 第 12 条 ( 休 憩 時 間 中 の 外 出 ) 社 員 は, 休 憩 時 間 中 に 事 業 場 から 外 出 しようというときは, 事 前 に 所 属 長 の 許 可 を 受 けな ければならない 第 13 条 ( 休 日 ) 1 会 社 の 休 日 は, 次 のとおりとする ⑴ 毎 週, 土 曜 日 及 び 日 曜 日 ⑵ 国 民 の 祝 日 ( 日 曜 日 と 重 なったときは 翌 日 ) 147

⑶ 年 末 年 始 (12 月 29 日 から 翌 年 1 月 3 日 まで) ⑷ その 他 会 社 が 休 日 と 定 めた 日 2 法 定 休 日 は, 毎 週 日 曜 日 とする ただし, 次 条 により 休 日 を 振 り 替 えたときは,4 週 4 日 の 休 日 を 法 定 休 日 とする 第 14 条 ( 休 日 の 振 替 ) 1 会 社 は, 業 務 上 必 要 がある 場 合 は, 前 条 の 休 日 を 他 の 労 働 日 に 振 り 替 えることがある た だし,その 場 合 も, 毎 年 4 月 1 日 を 起 算 日 として,4 週 4 日 の 休 日 を 確 保 する 2 休 日 を 振 り 替 えるときは, 会 社 は, 対 象 となる 休 日 の 前 日 までに, 振 り 替 える 休 日 を 指 定 し, 対 象 者 に 通 知 する 第 15 条 ( 代 休 ) 社 員 は, 休 日 労 働 をしたとき,または1 日 の 時 間 外 労 働 が8 時 間 以 上 に 及 んだときは,そ の 翌 日 から1ヵ 月 以 内 に 代 休 を 取 得 することができる 第 16 条 (1ヵ 月 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 ) 1 前 第 9 条 の 所 定 労 働 時 間 の 規 定 にかかわらず, 部 の 社 員 には, 毎 月 1 日 を 起 算 日 とし た1ヵ 月 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 を 適 用 する 2 前 項 の 場 合 の 所 定 労 働 時 間 は,1ヵ 月 を 平 均 して1 週 40 時 間 を 超 えないものとし, 始 業 終 業 時 刻 及 び 休 憩 時 間 は, 次 のとおりとする ⑴ 1 日 ~20 日 : 始 業 時 刻 午 前 9 時, 終 業 時 刻 午 後 5 時 休 憩 時 間 正 午 ~ 午 後 1 時 ⑵ 21 日 ~ 末 日 : 始 業 時 刻 午 前 9 時, 終 業 時 刻 午 後 6 時 30 分 休 憩 時 間 正 午 ~ 午 後 1 時 3 第 1 項 の 場 合 の 休 日 は, 次 のとおりとする ⑴ 毎 週, 土 曜 日 及 び 日 曜 日 ⑵ 夏 季 (8 月 12 日 から8 月 15 日 まで) ⑶ 年 末 年 始 (12 月 29 日 から 翌 年 1 月 3 日 まで) ⑷ その 他 会 社 が 休 日 と 定 めた 日 第 17 条 (1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 ) 1 前 第 9 条 の 所 定 労 働 時 間 の 規 定 にかかわらず, 部 の 社 員 には,4 月 1 日 を 起 算 日 とし た1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 を 適 用 する 2 前 項 の 場 合 の 所 定 労 働 時 間 は, 対 象 期 間 を 平 均 して1 週 40 時 間 を 超 えないものとし, 始 業 終 業 時 刻 及 び 休 憩 時 間 は, 次 のとおりとする ⑴ 通 常 期 間 : 始 業 時 刻 午 前 9 時, 終 業 時 刻 午 後 5 時 30 分 休 憩 時 間 正 午 ~ 午 後 1 時 ⑵ 特 定 期 間 : 始 業 時 刻 午 前 9 時, 終 業 時 刻 午 後 6 時 148

休 憩 時 間 正 午 ~ 午 後 1 時 3 第 1 項 の 場 合 の 休 日 は,1 年 単 位 の 変 形 労 働 時 間 制 に 関 する 労 使 協 定 に 定 めるところによ り, 対 象 期 間 の 初 日 を 起 算 日 とする1 週 間 に1 日 以 上,1 年 間 に105 日 となるように 指 定 す る この 場 合, 年 間 休 日 カレンダーに 定 め, 対 象 期 間 の 初 日 の30 日 前 までに 対 象 者 に 通 知 す る 第 18 条 (1 週 間 単 位 の 非 定 型 的 変 形 労 働 時 間 制 ) 1 前 第 9 条 の 所 定 労 働 時 間 の 規 定 にかかわらず, 会 社 は, 社 員 に 対 し, 労 働 基 準 法 第 32 条 の 5の 規 定 に 定 める 労 使 協 定 を 締 結 し, 毎 週 土 曜 日 を 起 算 日 とする1 週 間 単 位 の 非 定 型 的 変 形 労 働 時 間 制 による 労 働 をさせることがある 2 前 項 の 場 合,1 週 間 の 所 定 労 働 時 間 は40 時 間 を 超 えないものとし,1 日 の 所 定 労 働 時 間 は 10 時 間 を 超 えないものとする 3 1 週 間 の 各 社 員 の 各 日 の 所 定 労 働 時 間, 始 業 終 業 時 刻, 休 憩 時 間 は, 前 項 の 範 囲 内 で 会 社 が 定 め, 毎 週 水 曜 日 までに 次 の1 週 間 分 について 書 面 により 各 社 員 に 通 知 する ただし, 通 知 後 に 緊 急 やむを 得 ない 事 由 が 生 じた 場 合 には, 前 項 の 範 囲 内 で 変 更 することがある こ の 場 合, 変 更 しようとする 日 の 前 日 までに 書 面 により 通 知 する 4 第 1 項 の 場 合 の 休 日 は,1 週 2 日 とし, 会 社 は,1ヵ 月 前 までに 特 定 して, 各 社 員 に 通 知 する 第 19 条 (フレックスタイム 制 ) 1 前 第 9 条 の 規 定 にかかわらず, 会 社 は, 業 務 上 必 要 がある 場 合 は, 労 働 基 準 法 第 32 条 の3 の 規 定 に 定 める 労 使 協 定 に 基 づいて, 別 途 定 めるフレックスタイム 制 により, 社 員 を 勤 務 さ せることがある 2 会 社 は,フレックスタイム 制 の 対 象 者 については, 始 業 及 び 就 業 の 時 刻 をその 社 員 の 自 主 的 な 決 定 に 委 ねるものとする 3 社 員 の 自 主 的 な 決 定 に 委 ねる 時 間 帯 ( 以 下, フレキシブルタイム という) 及 び 必 ず 労 働 しなければならない 時 間 帯 ( 以 下, コアタイム という)は, 次 のとおりとする ⑴ フレキシブルタイム: 始 業 時 刻 午 前 7 時 ~ 午 前 11 時 終 業 時 刻 午 後 3 時 ~ 午 後 8 時 ⑵ コアタイム: 午 前 11 時 ~ 午 後 3 時 4 第 1 項 の 場 合 の 休 憩 時 間 は, 前 第 10 条 ( 休 憩 時 間 )に 定 めるところによる 5 第 1 項 の 場 合 の 休 日 は, 前 第 13 条 ( 休 日 )に 定 めるところによる 第 20 条 ( 事 業 場 外 労 働 ) 1 社 員 が 労 働 時 間 の 全 部 または 一 部 について, 事 業 場 外 で 業 務 に 従 事 した 場 合 で, 労 働 時 間 を 算 定 することが 困 難 なときは, 前 第 9 条 に 定 める 所 定 の 労 働 時 間 を 労 働 したものとみなす 2 前 項 について,その 業 務 を 遂 行 するために,あらかじめ 所 定 労 働 時 間 を 超 えて 労 働 するこ とが 必 要 であるとして 労 使 協 定 を 締 結 した 場 合 には, 労 使 協 定 で 定 める 時 間 を 労 働 したもの 149

とみなす 第 21 条 ( 専 門 業 務 型 裁 量 労 働 制 ) 1 会 社 は, 次 の 業 務 に 従 事 する 社 員 について, 業 務 の 遂 行 方 法 や 時 間 配 分 の 決 定 などについ て, 具 体 的 な 指 示 が 困 難 で, 社 員 の 裁 量 に 委 ねる 必 要 があると 会 社 が 認 めた 場 合 には, 労 使 協 定 に 基 づく 専 門 業 務 型 裁 量 労 働 制 により 社 員 に 労 働 させる ⑴ の 業 務 に 従 事 する 者 ⑵ の 業 務 に 従 事 する 者 2 前 項 の 対 象 者 は, 前 項 の 労 使 協 定 に 定 める 時 間 労 働 したものとみなす 3 第 1 項 の 対 象 者 が, 会 社 の 認 定 または 指 示 により, 休 日 労 働, 深 夜 労 働 を 行 った 場 合 は, 賃 金 規 程 所 定 の 割 増 賃 金 を 支 払 う 第 22 条 ( 企 画 業 務 型 裁 量 労 働 制 ) 1 会 社 は, 次 の 業 務 に 従 事 する 社 員 について, 企 画 業 務 型 裁 量 労 働 制 に 関 する 労 使 委 員 会 の 決 議 に 基 づき, 企 画 業 務 型 裁 量 労 働 制 により 社 員 に 労 働 させる ⑴ 部 における 計 画 の 立 案 業 務 ⑵ 部 における 計 画 の 立 案 業 務 2 前 項 の 対 象 者 は, 対 象 業 務 を 適 切 に 遂 行 するための 知 識, 経 験 等 を 有 すると 会 社 が 認 め, かつ, 本 人 の 同 意 があった 社 員 とする 3 第 1 項 の 対 象 者 は, 同 項 の 労 使 委 員 会 決 議 に 定 める 時 間 労 働 したものとみなす 4 第 1 項 の 対 象 者 が, 会 社 の 認 定 又 は 指 示 により, 休 日 労 働, 深 夜 労 働 を 行 った 場 合 は, 賃 金 規 程 所 定 の 割 増 賃 金 を 支 払 う 第 23 条 ( 時 間 外 労 働 及 び 休 日 労 働 ) 1 会 社 は, 業 務 上 必 要 がある 場 合 は, 前 第 9 条 の 所 定 労 働 時 間 を 超 え 又 は 前 第 13 条 の 所 定 休 日 に 労 働 を 命 じることがある 2 前 項 の 場 合, 法 定 労 働 時 間 を 超 える 労 働 または 法 定 休 日 における 労 働 については, 会 社 は, あらかじめ 労 働 基 準 法 第 36 条 第 1 項 の 規 定 に 定 める 労 使 協 定 を 締 結 し,これを 所 轄 の 労 働 基 準 監 督 署 長 に 届 け 出 るものとする 3 社 員 は, 前 項 の 協 定 の 範 囲 内 における 第 1 項 の 時 間 外 労 働 又 は 休 日 労 働 について, 正 当 な 理 由 なく,その 命 令 を 拒 んではならない 4 社 員 は,やむを 得 ず 時 間 外 労 働 または 休 日 労 働 の 必 要 が 生 じた 場 合 は, 事 前 に 所 属 長 に 申 し 出 て, 許 可 を 得 なければならない 社 員 が, 会 社 の 許 可 なく 第 1 項 の 時 間 外 労 働 又 は 休 日 労 働 をした 場 合 は,その 時 間 に 相 当 する 部 分 の 通 常 賃 金 及 び 割 増 賃 金 は 支 払 わない 第 24 条 ( 深 夜 労 働 ) 会 社 は, 業 務 上 必 要 がある 場 合 は, 午 後 10 時 から 午 前 5 時 までの 深 夜 に 労 働 を 命 じること がある 社 員 は, 正 当 な 理 由 なく,その 命 令 を 拒 んではならない 150

第 25 条 ( 緊 急 災 害 時 等 の 時 間 外 労 働 休 日 労 働 ) 会 社 は, 災 害 その 他 避 けることのできない 事 由 によって, 臨 時 の 必 要 がある 場 合 において は, 労 働 基 準 法 第 33 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき, 前 第 23 条 に 定 める 労 働 外 時 間, 又 は 休 日 労 働 を 命 じることがある 第 26 条 (18 歳 未 満 の 社 員 ) 会 社 は, 満 18 歳 未 満 の 社 員 には, 前 第 23 条 及 び 前 第 24 条 に 定 める 時 間 外 労 働, 休 日 労 働 及 び 深 夜 労 働 を 命 じない 第 27 条 ( 妊 産 婦 の 社 員 ) 会 社 は, 妊 娠 中 の 女 性 及 び 産 後 1 年 を 経 過 しない 女 性 が 請 求 した 場 合 は, 前 第 23 条 の 時 間 外 労 働 及 び 休 日 労 働, 第 24 条 の 深 夜 労 働 及 び 第 25 条 の 緊 急 災 害 時 等 の 時 間 外 労 働 休 日 労 働 に 定 める 時 間 外 労 働, 休 日 労 働 及 び 深 夜 労 働 を 命 じない 第 28 条 ( 適 用 除 外 ) 次 の 社 員 は, 労 働 時 間, 休 憩 時 間 及 び 休 憩 に 関 する 規 定 は 適 用 しない ただし⑵の 社 員 に ついては,あらかじめ 労 働 基 準 監 督 署 長 の 許 可 を 受 けるものとする ⑴ 課 長 以 上 の 役 職 者 ⑵ 監 視 断 続 的 労 働 に 従 事 する 者 第 4 章 服 務 規 律 第 29 条 ( 服 務 ) 1 社 員 は, 職 務 上 の 責 任 を 自 覚 し, 互 いに 助 け 合 いながら 職 務 に 励 まなければならない 2 社 員 は, 上 司 の 指 揮 命 令 に 従 わなければならない 第 30 条 ( 遵 守 事 項 ) 社 員 は, 次 の 事 項 を 遵 守 しなければならない ⑴ 会 社 の 社 員 として, 日 常 品 位 ある 言 動 をとり, 会 社 の 内 外 を 問 わず, 会 社 の 名 誉 を 傷 つ ける 行 為 及 び 社 員 としての 信 用 を 失 墜 させるような 行 為 をしてはならない ⑵ 勤 務 時 間 中 は, 職 務 に 専 念 し, 必 要 な 会 話 以 外 の 雑 談 や 騒 音 など, 他 の 社 員 の 職 務 遂 行 の 妨 げとなる 行 為 をしてはならない ⑶ 勤 務 時 間 中 は, 無 断 で 職 場 を 離 れないこと ⑷ 自 己 の 職 務 の 範 囲 権 限 を 越 えて, 専 断 的 な 行 為 はしないこと ⑸ 他 の 部 署 の 応 援 を 命 令 されたときは, 正 当 な 理 由 なくこれを 拒 まないこと ⑹ 業 務 上 の 連 絡, 伝 達 及 び 報 告 は, 正 確 かつ 確 実 に 行 うこと ⑺ 許 可 なく, 会 社 の 施 設, 備 品 等 を 使 用 しないこと ⑻ 勤 務 中 は, 上 司 の 許 可 なく 私 用 の 面 会 及 び 電 話 をしないこと ⑼ 会 社 名 のある 名 刺 を, 業 務 以 外 の 目 的 で 使 用 しないこと 151

⑽ 正 当 な 理 由 なく, 遅 刻, 欠 勤, 早 退 及 び 私 用 外 出 をしないこと ⑾ 勤 務 時 間 外 の 会 社 内 への 出 入 りは, 事 前 に, 上 司 の 許 可 を 受 けること ⑿ 勤 務 時 間 中 は, 飲 酒 しないこと ⒀ 会 社 での 喫 煙 は, 所 定 の 場 所 ですること ⒁ 火 気 の 取 扱 いは, 十 分 に 注 意 し, 厳 重 に 行 うこと ⒂ 会 社 内 の 秩 序 を 乱 さないこと ⒃ 勧 誘, 侮 辱, 悪 口 等 の, 他 に 迷 惑 となる 行 為 をしないこと ⒄ 会 社 の 許 可 なく,パソコンを 私 的 に 使 用 しないこと ⒅ 会 社 の 許 可 なく, 情 報 をフロッピーディスク,コンパクトディスク,USBメモリー カード 等 の 記 録 媒 体 にコピーしないこと ⒆ 会 社 が 必 要 と 認 めた 場 合 に 行 う,パソコンの 使 用 状 況 及 び 使 用 方 法 等 の 調 査 に 従 うこと 第 31 条 ( 兼 業 禁 止 及 び 競 業 避 止 義 務 ) 1 社 員 は, 在 職 中 は 会 社 の 職 務 に 専 念 し, 他 に 勤 務 及 び 事 業 をしてはならない 又, 他 の 会 社 の 役 員 になってはいけない ただし, 事 前 に 会 社 の 許 可 を 受 けた 場 合 はこの 限 りでない 2 以 上 の 職 責 にある 者 は, 在 職 中 及 び 退 職 後 2 年 間 は, 会 社 ( 支 店, 営 業 所 を 含 む)の 所 在 する( 都 道 府 ) 県 内 及 び 隣 接 ( 都 道 府 ) 県 内 において, 同 業 他 社 への 就 職, 役 員 の 就 任 及 び 競 業 する 事 業 を 営 んではならない ただし, 事 前 に 会 社 の 許 可 を 受 けた 場 合 はこの 限 り でない 3 前 項 の 事 前 許 可 を 行 う 場 合 には, 社 員 は 会 社 の 指 定 する 誓 約 書 を 提 出 しなければならない 4 社 員 が, 第 2 項 に 違 反 する 行 為 をし,その 結 果, 会 社 が 経 済 的 損 害 を 受 けた 時 は, 退 職 金 の 不 支 給 または 減 額, 支 払 い 済 みの 退 職 金 の 返 還 を 請 求 することができる 第 32 条 ( 秘 密 保 持 義 務 ) 1 社 員 は, 会 社 が 所 持 する 一 切 の 情 報 を, 業 務 以 外 の 目 的 で 使 用 したり, 他 に 漏 らしてはな らない 2 前 項 の 義 務 は, 退 職 後 も 同 様 とする 3 会 社 は, 本 条 に 違 反 した 者 に 対 し, 懲 戒 処 分 とすることがある 第 33 条 (ハラスメントの 禁 止 ) セクシャルハラスメント,パワーハラスメントに 関 する 事 項 は, 別 に 定 めるハラスメント 防 止 規 程 による 第 34 条 ( 出 勤 退 社 の 記 録 ) 1 社 員 は, 出 勤, 退 社 の 際, 会 社 が 指 定 した 出 勤 退 社 記 録 表 に 記 録 しなければならない 2 前 項 の 行 為 は, 他 の 社 員 が 代 わって 行 ってはならない 152

第 35 条 ( 遅 刻, 早 退 及 び 欠 勤 ) 1 社 員 は, 遅 刻, 早 退, 欠 勤 しようとする 時 は, 事 前 に 上 司 の 許 可 を 受 けなければならない ただし,やむを 得 ない 事 由 によりその 余 裕 がない 場 合 には,その 障 害 が 取 り 除 かれた 後, 遅 滞 なく 届 け 出 ること 2 遅 刻, 早 退, 欠 勤 の 事 由 が, 当 該 社 員 の 責 めに 帰 す 事 由 による 場 合 には, 懲 戒 処 分 とする ことがある 3 遅 刻, 早 退, 欠 勤 により, 不 就 労 時 間 が 生 じた 場 合 には,その 時 間 の 賃 金 は 支 払 わない 第 5 章 賃 金 第 36 条 ( 賃 金 ) 社 員 の 賃 金 については, 別 に 定 める 賃 金 規 程 により 支 給 する 第 6 章 退 職 金 第 37 条 ( 退 職 金 ) 社 員 の 退 職 金 については, 別 に 定 める 退 職 金 規 程 により 支 給 する 第 7 章 休 暇 第 38 条 ( 年 次 有 給 休 暇 ) 1 採 用 日 から6ヵ 月 間 継 続 して 勤 務 し, 所 定 労 働 日 の8 割 以 上 出 勤 した 社 員 に 対 しては,10 日 の 年 次 有 給 休 暇 を 与 える その 後 1 年 間 継 続 勤 務 するごとに, 当 該 1 年 間 において 所 定 労 働 日 の8 割 以 上 出 勤 した 社 員 に 対 しては, 下 の 表 のとおり 勤 続 期 間 に 応 じた 日 数 の 年 次 有 給 休 暇 を 与 える 2 前 項 の 規 定 にかかわらず, 週 所 定 労 働 時 間 30 時 間 未 満 であり,かつ, 週 所 定 労 働 日 数 が4 日 以 下 ( 週 以 外 の 期 間 によって 所 定 労 働 日 数 を 定 める 社 員 については 年 間 所 定 労 働 日 数 が 216 日 以 下 )の 社 員 に 対 しては, 下 の 表 のとおり 所 定 労 働 日 数 及 び 勤 続 期 間 に 応 じた 日 数 の 年 次 有 給 休 暇 を 与 える 週 所 定 労 働 日 数 勤 続 期 間 6ヵ 月 1 年 6ヵ 月 2 年 6ヵ 月 3 年 6ヵ 月 4 年 6ヵ 月 5 年 6ヵ 月 6 年 6ヵ 月 以 上 付 与 日 数 10 日 11 日 12 日 14 日 16 日 18 日 20 日 1 年 間 の 所 定 労 働 日 数 6ヵ 月 勤 続 期 間 1 年 6ヵ 月 2 年 6ヵ 月 3 年 6ヵ 月 4 年 6ヵ 月 5 年 6ヵ 月 6 年 6ヵ 月 以 上 4 日 169 日 ~216 日 7 日 8 日 9 日 10 日 12 日 13 日 15 日 3 日 121 日 ~168 日 5 日 6 日 6 日 8 日 9 日 10 日 11 日 2 日 73 日 ~120 日 3 日 4 日 4 日 5 日 6 日 6 日 7 日 1 日 48 日 ~ 72 日 1 日 2 日 2 日 2 日 3 日 3 日 3 日 3 第 1 項 又 は 第 2 項 の 年 次 有 給 休 暇 は, 社 員 があらかじめ 請 求 する 時 季 に 取 得 させる ただ 153

し, 社 員 が 請 求 した 時 季 に 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 させることが, 事 業 の 正 常 な 運 営 を 妨 げる 場 合 には, 他 の 時 季 に 取 得 させることがある 4 前 項 の 規 定 にかかわらず, 社 員 代 表 との 書 面 による 協 定 により, 各 社 員 の 有 する 年 次 有 給 休 暇 日 数 のうち5 日 を 超 える 部 分 について,あらかじめ 時 季 を 指 定 して 取 得 させることがあ る 5 第 1 項 及 び 第 2 項 の 出 勤 率 の 算 定 に 当 たっては, 次 の 期 間 については 出 勤 したものとして 取 り 扱 う ⑴ 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 した 期 間 ⑵ 産 前 産 後 の 休 業 期 間 ⑶ 育 児 休 業, 介 護 休 業 等 育 児 又 は 家 族 介 護 を 行 う 労 働 者 の 福 祉 に 関 する 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 76 号 以 下 育 児 介 護 休 業 法 という)に 基 づく 育 児 休 業 及 び 介 護 休 業 した 期 間 ⑷ 業 務 上 の 負 傷 又 は 疾 病 により 療 養 のために 休 業 した 期 間 6 付 与 日 から1 年 以 内 に 取 得 しなかった 年 次 有 給 休 暇 は, 付 与 日 から2 年 以 内 に 限 り 繰 り 越 して 取 得 することができる 7 前 項 について, 繰 り 越 された 年 次 有 給 休 暇 とその 後 付 与 された 年 次 有 給 休 暇 のいずれも 取 得 できる 場 合 には, 繰 り 越 された 年 次 有 給 休 暇 から 取 得 させる 8 会 社 は, 毎 月 の 賃 金 計 算 締 切 日 における 年 次 有 給 休 暇 の 残 日 数 を, 当 該 賃 金 の 支 払 明 細 書 に 記 載 して 各 社 員 に 通 知 する 第 39 条 ( 年 次 有 給 休 暇 の 時 間 単 位 での 付 与 ) 労 使 協 定 により, 年 次 有 給 休 暇 の 日 数 のうち,1 年 について5 日 の 限 度 で, 次 により 時 間 単 位 の 年 次 有 給 休 暇 ( 以 下, 時 間 単 位 年 休 という)を 付 与 する ⑴ 時 間 単 位 年 休 付 与 の 対 象 者 は, 労 使 協 定 に 基 づく 社 員 とする ⑵ 時 間 単 位 年 休 における,1 日 の 時 間 数 は 次 のとおりとする 正 規 社 員 8 時 間 7 時 間 6 時 間 ⑶ 時 間 単 位 年 休 は,1 時 間 単 位 で 付 与 する ⑷ 時 間 単 位 年 休 の 賃 金 は, 所 定 労 働 時 間 働 いた 場 合 に 支 払 われる 賃 金 の1 時 間 当 たりの 額 に, 時 間 単 位 年 休 の 時 間 数 を 乗 じた 金 額 とする 第 40 条 ( 代 替 休 暇 ) 1ヵ 月 ( 一 賃 金 支 払 期 間 )の 時 間 外 労 働 時 間 が60 時 間 を 超 えた 部 分 には, 次 の 基 準 により, 代 替 休 暇 を 与 えることができる 第 41 条 ( 代 替 休 暇 取 得 手 続 ) 1 代 替 休 暇 を 取 得 しようとする 者 は1ヵ 月 に60 時 間 を 超 える 時 間 外 労 働 を 行 った 月 の 賃 金 締 切 日 の 翌 日 から, 原 則 5 日 ( 通 常 は5~7 日 位 でしょう) 以 内 に, 所 定 の 手 続 きにより 届 け 154

出 なければならない 2 前 項 により, 社 員 が 代 替 休 暇 を 取 得 した 場 合 には, 代 替 休 暇 に 対 応 する 割 増 賃 金 は 支 払 わ れたものとする 3 社 員 による 代 替 休 暇 の 申 出 がなかった 場 合 は, 当 該 の1ヵ 月 に 行 われた 時 間 外 労 働 による 割 増 賃 金 を 支 払 う ただし, 割 増 賃 金 を 支 払 ったあとに,あらためて 代 替 休 暇 取 得 の 申 出 が あった 場 合, 原 則 として, 代 替 休 暇 を 与 えることができる この 場 合,すでに 支 払 った 代 替 休 暇 に 相 当 する 割 増 賃 金 は 清 算 するものとする 第 42 条 ( 慶 弔 休 暇 ) 社 員 が 申 請 した 場 合 は, 次 のとおり 慶 弔 休 暇 を 与 える ⑴ 本 人 が 結 婚 したとき ⑵ 妻 が 出 産 したとき ⑶ 配 偶 者, 子 又 は 父 母 が 死 亡 したとき ⑷ 兄 弟 姉 妹, 祖 父 母, 配 偶 者 の 父 母 又 は 兄 弟 姉 妹 が 死 亡 したとき 日 日 日 日 第 43 条 ( 裁 判 員 休 暇 ) 1 裁 判 員 の 参 加 する 刑 事 裁 判 に 関 する 法 律 により, 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 社 員 は, 裁 判 員 休 暇 の 請 求 をすることができる ⑴ 裁 判 員 候 補 者 として 呼 出 状 の 送 達 を 受 け, 裁 判 所 に 出 頭 するとき ⑵ 裁 判 員 または 補 充 裁 判 員 として 選 任 され,それらの 職 務 を 行 うとき 2 裁 判 員 休 暇 を 請 求 する 場 合, 社 員 は, 裁 判 員 候 補 者 として 呼 出 状 の 送 達 を 受 けた 後,1 週 間 以 内 に, 裁 判 員 休 暇 申 請 書 に 呼 出 状 の 写 しを 添 付 して 所 属 長 を 経 由 して 総 務 部 長 に 届 けな ければならない 3 前 項 の 手 続 により 社 員 が 裁 判 員 休 暇 の 請 求 をしたときは, 会 社 は 裁 判 員 休 暇 を 与 える 4 裁 判 員 休 暇 の 付 与 日 数 は, 裁 判 員 候 補 者 若 しくは 裁 判 員 又 は 補 充 裁 判 員 として 裁 判 所 に 出 頭 するために 必 要 な 日 数 とする 5 裁 判 員 休 暇 の 期 間 は 有 給 とし, 所 定 労 働 時 間 勤 務 したものとして 扱 う 第 8 章 休 職 健 康 第 44 条 ( 健 康 診 断 ) 1 会 社 は, 社 員 に 対 し, 採 用 の 際 及 び 毎 年 1 回 ( 深 夜 労 働 に 従 事 する 者 は6ヵ 月 ごとに1 回 ), 定 期 に 健 康 診 断 を 行 うものとし, 社 員 は 受 診 の 義 務 を 負 う 2 前 項 の 健 康 診 断 のほか, 法 令 で 定 められた 有 害 業 務 に 従 事 する 社 員 に 対 しては, 当 該 法 令 で 定 められた 項 目 についての 健 康 診 断 を 行 うものとし, 当 該 社 員 は 受 診 の 義 務 を 負 う 3 会 社 は, 法 令 の 定 めるところにより, 長 時 間 の 労 働 により 疲 労 の 蓄 積 が 認 められる 社 員 に 対 し,その 者 の 申 出 により 医 師 による 面 接 指 導 を 行 う 4 会 社 は, 第 1 項 及 び 第 2 項 の 健 康 診 断 並 びに 前 項 の 面 接 指 導 の 結 果 必 要 と 認 めるときは, 当 該 社 員 に 対 し, 一 定 期 間 の 就 業 禁 止, 労 働 時 間 の 短 縮, 配 置 転 換 その 他 健 康 保 持 上 必 要 な 155

措 置 を 命 ずることがある 第 45 条 ( 健 康 管 理 上 の 個 人 情 報 の 取 扱 い) 1 会 社 への 提 出 書 類 及 び 身 上 その 他 の 個 人 情 報 ( 家 族 状 況 も 含 む) 並 びに 健 康 診 断 書 その 他 の 健 康 情 報 は, 会 社 の 労 務 管 理, 賃 金 管 理 及 び 健 康 管 理 のために 利 用 する 2 社 員 の 定 期 健 康 診 断 の 結 果, 社 員 から 提 出 された 診 断 書, 産 業 医 等 からの 意 見 書, 過 重 労 働 対 策 による 面 接 指 導 結 果 その 他 従 業 員 の 健 康 管 理 に 関 する 情 報 は, 社 員 の 健 康 管 理 のため に 利 用 するとともに, 必 要 な 場 合 には 産 業 医 等 に 診 断, 意 見 聴 取 のために 提 供 するものとす る 第 46 条 ( 休 職 ) 1 社 員 が, 次 のいずれかに 該 当 するときは, 所 定 の 期 間 休 職 とする ⑴ 業 務 外 の 傷 病 による 欠 勤 が2ヵ 月 を 超 え,なお 療 養 を 継 続 する 必 要 があるため 勤 務 でき ないとき ⑵ 業 務 外 の 傷 病 により 通 常 の 労 務 提 供 ができず,またその 回 復 に 相 当 の 期 間 を 要 するとき ⑶ 業 務 命 令 により 会 社 から 出 向 が 命 じられたとき ⑷ 前 各 号 のほか, 特 別 な 事 情 があり 休 職 させることが 適 当 と 認 められ, 会 社 が 必 要 と 認 め た 期 間 2 休 職 期 間 中 に 休 職 事 由 が 消 滅 したときは, 原 則 として 元 の 職 務 に 復 帰 させる ただし, 元 の 職 務 に 復 帰 させることが 困 難 又 は 不 適 当 な 場 合 には, 他 の 職 務 に 就 かせることがある 3 第 1 項 ⑴ないし⑵により 休 職 し, 休 職 期 間 が 満 了 してもなお 傷 病 が 治 癒 せず 就 業 が 困 難 な 場 合 は, 休 職 期 間 の 満 了 をもって 退 職 とする なお, 治 癒 とは, 休 職 前 に 従 事 していた 業 務 につき, 休 職 前 と 同 一 の 勤 務 条 件 のもとで, 恒 常 的 に 業 務 遂 行 できる 程 度 に 回 復 することを 意 味 する 第 47 条 ( 休 職 期 間 ) 休 職 期 間 は, 以 下 の 限 度 で, 休 職 事 由 その 他 一 切 の 事 情 を 考 慮 して, 会 社 が 定 める ⑴ 前 条 第 1 項 ⑴,⑵の 事 由 による 場 合 勤 続 満 1 年 以 上 満 5 年 未 満 の 者 6ヵ 月 同 満 5 年 以 上 10 年 未 満 の 者 1 年 同 満 10 年 以 上 20 年 未 満 の 者 1 年 6ヵ 月 同 満 20 年 以 上 の 者 2 年 ⑵ 前 条 第 1 項 ⑶の 事 由 による 場 合 当 該 出 向 期 間 ⑶ 前 条 第 1 項 ⑷の 事 由 による 場 合 会 社 が 認 めた 期 間 第 48 条 ( 休 職 期 間 中 の 扱 い) 1 休 職 期 間 中 の 給 与 は,これを 支 給 しない 2 休 職 期 間 は, 勤 続 年 数 に 算 入 しない ただし, 第 62 条 第 2 項 ⑵( 出 向 期 間 )に 定 める 事 由 156

による 休 職 の 場 合 には, 当 該 休 職 期 間 を 勤 続 年 数 に 算 入 するものとする 第 49 条 ( 休 職 期 間 満 了 の 場 合 ) 1 休 職 期 間 満 了 までに 休 職 事 由 が 消 滅 しない 場 合, 当 然 に 退 職 するものとする 2 第 46 条 第 1 項 ⑴ないし⑵の 事 由 による 休 職 の 場 合 において,それらの 事 由 が 消 滅 したとし て 復 職 を 申 し 出 る 場 合, 社 員 は, 治 癒 の 証 明 として, 会 社 の 指 定 する 医 師 による 診 断 書 を 提 出 しなければならない なお,ここにいう 治 癒 とは, 第 46 条 第 3 項 にいう 治 癒 のことをいう 3 会 社 は, 前 項 の 申 出 により, 復 職 の 可 否 を 判 断 するために 必 要 と 認 められる 場 合 には, 会 社 の 指 定 する 医 師, 社 員 本 人 及 びその 主 治 医 に 対 し, 必 要 な 限 度 で 面 談 その 他 適 宜 の 方 法 に より 事 情 を 聴 取 することができる 第 50 条 ( 復 職 の 取 消 し) 1 社 員 が, 第 46 条 第 1 項 ⑴ないし⑵により 休 職 し 復 職 した 後,6ヵ 月 以 内 に 再 度 同 じ 休 職 事 由 が 生 じた 場 合 には, 会 社 は 復 職 を 直 ちに 取 り 消 し, 休 職 させるものとする 2 前 項 の 場 合 において, 新 たな 休 職 期 間 は 復 職 前 の 休 職 期 間 の 残 期 間 とする 3 前 2 項 の 定 めにかかわらず, 第 46 条 第 1 項 ⑴ないし⑵による 休 職 期 間 は 通 算 して3 年 を 超 えることができない なお, 第 49 条 の 休 職 期 間 満 了 にいう 休 職 期 間 とは,この 通 算 の 期 間 を 含 むものとする 第 51 条 ( 安 全 衛 生 ) 1 会 社 は, 社 員 の 安 全 衛 生 の 確 保 及 び 改 善 を 図 り, 快 適 な 職 場 の 形 成 のために 必 要 な 措 置 を 講 ずる 2 社 員 は, 安 全 衛 生 に 関 する 法 令 及 び 会 社 の 指 示 を 守 り, 会 社 と 協 力 して 労 働 災 害 の 防 止 に 努 めなければならない 3 社 員 は 安 全 衛 生 の 確 保 のため, 特 に 次 の 事 項 を 遵 守 しなければならない ⑴ 機 械 設 備, 工 具 等 の 就 業 前 点 検 を 徹 底 すること また, 異 常 を 認 めたときは, 速 やかに 会 社 に 報 告 し, 指 示 に 従 うこと ⑵ 安 全 装 置 を 取 り 外 したり,その 効 力 を 失 わせるようなことはしないこと ⑶ 保 護 具 の 着 用 が 必 要 な 作 業 については, 必 ず 着 用 すること ⑷ 喫 煙 は, 所 定 の 場 所 以 外 では 行 わないこと ⑸ 立 入 禁 止 又 は 通 行 禁 止 区 域 には 立 ち 入 らないこと ⑹ 常 に 整 理 整 頓 に 努 め, 通 路, 避 難 口 又 は 消 火 設 備 のある 所 に 物 品 を 置 かないこと ⑺ 火 災 等 非 常 災 害 の 発 生 を 発 見 したときは, 直 ちに 臨 機 の 措 置 をとり, に 報 告 し, その 指 示 に 従 うこと 第 52 条 ( 安 全 衛 生 教 育 ) 1 社 員 に 対 し, 雇 入 れの 際 及 び 配 置 換 え 等 により 作 業 内 容 を 変 更 した 場 合,その 従 事 する 業 務 に 必 要 な 安 全 及 び 衛 生 に 関 する 教 育 を 行 う 157

2 社 員 は, 安 全 衛 生 教 育 を 受 けた 事 項 を 遵 守 しなければならない 第 53 条 ( 災 害 補 償 ) 社 員 が 業 務 上 の 事 由 又 は 通 勤 により 負 傷 し, 疾 病 にかかり, 又 は 死 亡 した 場 合 は, 労 基 法 及 び 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 50 号 )に 定 めるところにより, 災 害 補 償 を 行 う 第 9 章 育 児 介 護 第 54 条 ( 法 令 との 関 係 ) 育 児 介 護 休 業, 子 の 看 護 休 暇, 育 児 看 護 のための 時 間 外 労 働 及 び 深 夜 営 業 の 制 限 並 び に 育 児 介 護 のための 短 時 間 勤 務 に 関 して,この 規 定 に 定 めのないことについては, 育 児 介 護 休 業 法 その 他 の 法 令 の 定 めるところによる 第 55 条 ( 育 児 休 業 ) 1 育 児 のために 休 業 することを 希 望 する 社 員 ( 日 雇 社 員 を 除 く)であって,1 歳 に 満 たない 子 と 同 居 し, 養 育 する 者 は, 申 出 により, 育 児 休 業 をすることができる ただし, 期 間 契 約 社 員 に 当 たっては, 申 出 時 点 において, 次 のいずれにも 該 当 する 者 に 限 り, 育 児 休 業 をする ことができる ⑴ 入 社 1 年 以 上 であること ⑵ 子 が1 歳 に 達 する 日 を 超 えて 雇 用 関 係 が 継 続 することが 見 込 まれること ⑶ 子 が1 歳 に 達 する 日 から1 年 を 経 過 する 日 までに 労 働 契 約 期 間 が 満 了 し, 更 新 されない ことが 明 らかでないこと 2 育 児 休 業 中 の 社 員 は, 以 下 の 事 情 がある 場 合 に 限 り, 子 の1 歳 の 誕 生 日 から1 歳 6ヵ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をすることができる なお, 休 業 を 開 始 しよ うとする 日 は, 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする ⑴ 保 育 所 に 入 所 を 希 望 しているが, 入 所 できない 場 合 ⑵ 社 員 の 配 偶 者 であって 育 児 休 業 の 対 象 となる 子 の 親 であり,1 歳 以 降 育 児 に 当 たる 予 定 であった 者 が, 死 亡, 負 傷, 疾 病 等 の 事 情 により 子 を 養 育 することが 困 難 になった 場 合 3 育 児 休 業 をすることを 希 望 する 社 員 は, 原 則 として, 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 の 1ヵ 月 前 ( 前 項 に 基 づく1 歳 を 超 える 休 養 の 場 合 は2 週 間 前 )までに, 育 児 休 業 申 出 書 を 人 事 担 当 者 に 提 出 することにより 申 し 出 るものとする 4 育 児 休 業 申 出 書 が 提 出 されたときは, 会 社 は 速 やかに 当 該 育 児 休 業 申 出 書 を 提 出 した 者 に 対 し, 育 児 休 業 取 扱 通 知 書 を 交 付 する 第 56 条 ( 介 護 休 業 ) 1 要 介 護 状 態 にある 家 族 を 介 護 する 社 員 ( 日 雇 社 員 を 除 く)は, 申 出 により, 介 護 を 必 要 と する 家 族 1 人 につき, 要 介 護 状 態 ごとに1 回, 通 算 93 日 間 の 範 囲 内 で 介 護 休 業 をすることが できる ただし, 期 間 契 約 社 員 にあっては, 申 出 時 点 において, 次 のいずれにも 該 当 する 者 に 限 り, 介 護 休 業 をすることができる 158

1 入 社 1 年 以 上 であること 2 介 護 休 業 を 開 始 しようとする 日 から93 日 を 経 過 する 日 (93 日 経 過 日 )を 超 えて 雇 用 関 係 が 継 続 することが 見 込 まれること 3 93 日 経 過 日 から1 年 を 経 過 する 日 までに 労 働 契 約 期 間 が 満 了 し, 更 新 されないことが 明 らかでないこと 2 要 介 護 状 態 にある 家 族 とは, 負 傷, 傷 病 又 は 身 体 上 若 しくは 精 神 上 の 障 害 により,2 週 間 以 上 の 期 間 にわたり, 常 時 介 護 を 必 要 とする 状 態 にある 以 下 の 者 をいう 1 配 偶 者, 父 母, 子, 配 偶 者 の 父 母 2 祖 父 母, 兄 弟 姉 妹 又 は 孫 であって 社 員 が 同 居 し,かつ, 扶 養 している 者 3 介 護 休 業 をすることを 希 望 する 社 員 は, 原 則 として, 介 護 休 業 を 開 始 しようとする 日 の2 週 間 前 までに, 介 護 休 業 申 出 書 を 人 事 担 当 者 に 提 出 することにより 申 し 出 るものとする 4 介 護 休 業 申 出 書 が 提 出 されたときは, 会 社 は 速 やかに 当 該 介 護 休 業 申 出 書 を 提 出 した 者 に 対 し, 介 護 休 業 取 扱 通 知 書 を 交 付 する 第 57 条 ( 子 の 看 護 休 暇 ) 1 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する 社 員 ( 日 雇 社 員 を 除 く)は, 負 傷 し, 又 は 疾 病 にかかった 当 該 子 の 世 話 をするために, 年 次 有 給 休 暇 とは 別 に,1 年 間 につき5 日 を 限 度 して, 子 の 看 護 休 暇 を 取 得 することができる この 場 合 は1 年 間 とは,4 月 1 日 から 翌 年 3 月 31 日 までの 期 間 とする 2 子 の 看 護 休 暇 を 取 得 しようとする 者 は, 原 則 として, 事 前 に 人 事 担 当 者 に 申 し 出 るものと する 第 58 条 ( 育 児 介 護 のための 時 間 外 労 働 の 制 限 ) 1 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する 社 員 が, 当 該 子 を 養 育 するため, 又 は 要 介 護 状 態 にある 家 族 を 介 護 する 社 員 が, 当 該 家 族 を 介 護 するために 請 求 した 場 合 には, 事 業 の 正 当 な 営 業 に 支 障 がある 場 合 を 除 き,1ヵ 月 について24 時 間,1 年 について150 時 間 を 超 え て 時 間 外 労 働 をさせることはできない 2 前 項 の 規 定 にかかわらず, 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 社 員 は, 育 児 のための 時 間 外 労 働 の 制 限 を 請 求 することができない 又, 以 下 の1,2 及 び4のいずれかに 該 当 する 社 員 は, 介 護 のための 時 間 外 労 働 の 制 限 を 請 求 することができない ⑴ 日 雇 社 員 ⑵ 入 社 1 年 未 満 の 社 員 ⑶ 配 偶 者 ( 請 求 に 係 る 子 の 親 である 者 に 限 る)が 常 態 として 子 を 養 育 できる 社 員 ⑷ 1 週 間 の 所 定 労 働 時 間 が2 日 以 下 の 社 員 3 時 間 外 労 働 の 制 限 を 請 求 しようとする 者 は,1 回 につき,1ヵ 月 以 上 1 年 以 内 の 期 間 につ いて, 制 限 開 始 予 定 日 及 び 制 限 終 了 予 定 日 を 明 らかにして, 原 則 として, 制 限 開 始 予 定 日 の 1ヵ 月 前 までに, 育 児 介 護 のための 時 間 外 労 働 制 限 請 求 書 を 人 事 担 当 者 に 提 出 するものと する 159

第 59 条 ( 育 児 介 護 のための 深 夜 業 の 制 限 ) 1 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 するまでの 子 を 養 育 する 社 員 が, 当 該 子 を 養 育 するため, 又 は 要 介 護 状 態 にある 家 族 を 介 護 するために 請 求 した 場 合 には, 事 業 の 正 常 な 運 営 に 支 障 がある 場 合 を 除 き, 午 後 10 時 から 午 前 5 時 までの 間 に 労 働 させることができない 2 前 項 の 規 定 にかかわらず, 次 のいずれかに 該 当 する 社 員 は, 深 夜 業 の 制 限 を 請 求 すること ができない ⑴ 日 雇 社 員 ⑵ 入 社 1 年 未 満 の 社 員 ⑶ 深 夜 において, 常 態 として 請 求 に 係 る 子 の 保 育, 又 は 家 族 の 介 護 ができる16 歳 以 上 の 同 居 の 家 族 がいる 社 員 ⑷ 1 週 間 の 所 定 労 働 日 数 が2 日 以 下 の 社 員 ⑸ 所 定 労 働 時 間 の 全 部 が 深 夜 にある 社 員 2 時 間 外 労 働 の 制 限 を 請 求 しようとする 者 は,1 回 につき,1ヵ 月 以 上 6ヵ 月 以 内 の 期 間 に ついて, 制 限 開 始 予 定 日 及 び 制 限 終 了 予 定 日 を 明 らかにして, 原 則 として, 制 限 開 始 予 定 日 の1ヵ 月 前 までに, 育 児 介 護 のための 深 夜 業 制 限 請 求 書 を 人 事 担 当 者 に 提 出 するものとす る 第 60 条 ( 育 児 介 護 のための 短 時 間 勤 務 ) 1 3 歳 に 満 たない 子 を 養 育 する 社 員, 又 は 要 介 護 状 態 にある 家 族 を 介 護 する 社 員 ( 日 雇 社 員 を 除 く)は, 申 し 出 ることにより, 所 定 労 働 時 間 を 午 前 9 時 から 午 後 4 時 まで(うち 休 憩 時 間 は 午 前 12 時 から 午 後 1 時 までの1 時 間 とする)の6 時 間 に 変 更 することができる 2 1 歳 に 満 たない 子 を 育 てる 女 性 社 員 は,さらに 別 途 30 分 ずつ2 回 の 育 児 時 間 を 請 求 するこ とができる 3 育 児 のための 短 時 間 勤 務 をしようとする 者 は,1 回 につき1 年 以 内 (ただし,3 歳 に 達 す るまで)の 期 間 について, 短 縮 を 開 始 しようとする 日 及 び 短 縮 を 終 了 しようとする 日 を 明 ら かにして, 原 則 として, 短 縮 を 開 始 しようとする 日 の1ヵ 月 前 までに, 短 期 勤 務 申 出 書 によ り 人 事 担 当 者 に 申 し 出 なければならない 4 介 護 のための 短 時 間 勤 務 をしようとする 者 は,1 回 につき93 日 (その 対 象 家 族 について 介 護 休 業 をした 場 合, 又 は 異 なる 要 介 護 状 態 について 短 時 間 勤 務 の 適 用 を 受 けた 場 合 は,93 日 からその 日 数 を 控 除 した 日 数 ) 以 内 の 期 間 について, 短 縮 を 開 始 しようとする 日 及 び 短 縮 を 終 了 しようとする 日 を 明 らかにして, 原 則 として, 短 縮 を 開 始 する 日 の2 週 間 前 まで, 短 時 間 勤 務 申 出 書 により 人 事 担 当 者 に 申 し 出 なければならない 第 61 条 ( 給 与 等 の 取 扱 い) 1 育 児 介 護 休 業 の 期 間 中 における, 基 本 給,その 他 の 月 ごとに 支 払 われる 給 与 の 取 扱 いは, 次 のとおりとする ⑴ 定 期 昇 給 は 行 わない ⑵ 育 児 介 護 休 業 期 間 中 に, 定 期 昇 給 日 が 到 来 した 者 については, 復 職 後 に 昇 給 させる 160

⑶ 第 4 条 から7 条 の 制 度 の 適 用 を 受 けた 日, 又 は 期 間 については, 通 常 の 勤 務 をしている ものとみなす 2 賞 与 の 算 定 対 象 期 間 に, 育 児 介 護 休 業 をした 期 間 が 含 まれる 場 合 には, 出 勤 日 数 により 日 割 りで 計 算 をした 額 を 支 給 する 3 退 職 金 の 算 定 に 当 たっては, 育 児 介 護 休 業 をした 期 間 は 勤 務 したものとして, 勤 続 年 数 を 計 算 するものとする 第 10 章 出 向 転 籍 第 62 条 ( 出 向 ) 1 会 社 は, 社 員 に 対 し, 人 材 育 成, 業 務 支 援 その 他 業 務 上 の 必 要 がある 場 合 には,グループ 会 社, 取 引 企 業 等 への 出 向 を 命 じることができる この 場 合, 社 員 は 正 当 な 理 由 のない 限 り,これを 拒 むことはできない 2 前 項 による 会 社 の 命 じる 出 向 の 概 要 は 以 下 のとおりである ⑴ 出 向 先 の 範 囲 出 向 者 の 出 向 先 は, 会 社 と 資 本 関 係 を 有 する 法 人 又 は 業 務 上 の 提 携 関 係 を 有 する 法 人 で, 会 社 と 出 向 者 の 受 け 入 れに 関 する 契 約 ( 以 下, 出 向 契 約 という)を 締 結 した 法 人 ⑵ 出 向 期 間 出 向 期 間 は, 原 則 2 年 とし,その 後, 更 新 し 得 るものとする ⑶ 出 向 事 由 出 向 事 由 は, 会 社 が 業 務 上 必 要 と 判 断 した 場 合 とする ⑷ 指 揮 監 督 出 向 者 は, 原 則, 出 向 先 の 就 業 規 則 に 従 い, 出 向 先 の 指 揮 監 督 に 服 さなければならない ⑸ 賃 金 賞 与 等 出 向 者 の 賃 金 賞 与 額 は 原 則 会 社 の 規 定 により 計 算 され, 会 社 より 支 払 う ⑹ 会 社 への 復 帰 出 向 者 は, 出 向 期 間 が 満 了 し 更 新 されなかった 場 合, 会 社 と 出 向 先 とに 締 結 された 出 向 契 約 が 解 除 等 された 場 合, 会 社 に 復 帰 する ⑺ 出 向 期 間 の 通 算 出 向 期 間 については, 会 社 の 勤 続 年 数 に 通 算 する 3 会 社 が 出 向 を 命 じる 場 合, 前 項 の 概 要 を 当 該 出 向 予 定 社 員 に 対 し, 出 向 予 定 日 の1ヵ 月 前 までにこれを 通 知 する 第 63 条 ( 転 籍 ) 1 会 社 は, 組 織 再 編, 営 業 譲 渡 その 他 業 務 上 の 都 合 により, 社 員 に 対 し 転 籍 を 命 じることが できる 2 前 項 の 転 籍 を 命 じた 後, 会 社 はその 命 令 を 受 けた 者 から 別 途 承 諾 書 の 交 付 を 受 けなければ ならない 161

第 64 条 ( 配 置 転 換 転 勤 ) 1 会 社 は, 社 員 に 対 し, 業 務 上 の 必 要 がある 場 合 には, 配 置 転 換 転 勤 を 命 じることができ る 2 社 員 は, 正 当 な 理 由 のない 限 り 前 項 の 命 令 を 拒 むことはできない 3 第 1 項 の 命 令 は, 配 置 転 換 転 勤 予 定 日 の1ヵ 月 程 度 前 までになされなければならない 但 し, 業 務 上 緊 急 の 必 要 性 がある 場 合 はこの 限 りでない 4 配 置 転 換, 転 勤 によって 発 生 する 諸 費 用 の 負 担 については, 別 途 定 める 第 11 章 退 職 解 雇 第 65 条 ( 自 己 都 合 退 職 ) 1 社 員 は, 自 己 の 都 合 で 退 職 しようとする 場 合 は,30 日 前 までに 退 職 願 を 提 出 しなければな らない 2 退 職 願 を 提 出 した 社 員 は, 退 職 日 まで 従 前 の 業 務 を 誠 実 に 行 うとともに, 業 務 に 支 障 が 生 じないように, 会 社 の 指 揮 監 督 のもとに, 引 継 ぎを 完 了 させなければならない 3 前 項 の 規 定 に 違 反 した 場 合 には, 会 社 はその 社 員 に 対 し, 退 職 金 の 減 額 及 び 懲 戒 の 処 分 を 行 うことができる 4 社 員 が 業 務 の 引 継 ぎを 完 了 しないまま 退 職 した 場 合 は, 会 社 はその 社 員 に 対 し, 引 継 ぎ 未 了 によって 被 った 損 害 の 賠 償 を 請 求 することができる 第 66 条 ( 自 然 退 職 ) 社 員 が, 次 の 事 由 の 一 つに 該 当 するに 至 った 場 合 は, 翌 日 に, 社 員 としての 資 格 を 失 う ⑴ 自 己 都 合 により 退 職 願 を 提 出 し, 会 社 の 承 認 を 受 けたとき ⑵ 定 年 に 達 したとき ⑶ 期 間 を 定 めて 雇 用 した 場 合,その 期 間 が 満 了 したとき ⑷ 復 職 を 命 ぜられることなく 休 職 期 間 が 満 了 したとき ⑸ 会 社 の 役 員 に 就 任 したとき, 但 し 兼 務 役 員 はこの 限 りでない ⑹ 行 方 不 明 となり,その 状 態 が30 日 以 上 続 いたとき ⑺ 死 亡 したとき 第 67 条 ( 解 雇 ) 社 員 が, 次 の 事 由 の 一 つに 該 当 するときは 解 雇 する ⑴ 正 当 な 理 由 なくして 転 任, 異 動 等 を 拒 んだとき 及 び 業 務 執 行 を 拒 んだとき ⑵ 精 神 又 は 身 体 の 障 害 により, 業 務 に 耐 えられないと 認 められたとき ⑶ 業 務 能 力 又 は 勤 務 成 績 が 不 良 で, 就 業 に 適 さないと 認 められたとき ⑷ 協 調 性 を 欠 き, 他 の 社 員 の 業 務 遂 行 に 悪 影 響 を 及 ぼすとき ⑸ 勤 務 態 度 が 不 良 で 注 意 しても 改 善 しないとき ⑹ 事 業 の 縮 小, 廃 止,その 他 やむを 得 ない 業 務 の 都 合 によるとき ⑺ 打 切 補 償 を 支 払 ったとき 162

⑻ 試 用 期 間 中 あるいは 期 間 満 了 時 に, 社 員 としての 適 格 性 が 認 められなかったとき ⑼ その 他 前 各 号 に 準 ずるやむを 得 ない 事 由 があるとき 第 68 条 ( 解 雇 の 手 続 き) 1 前 条 により 解 雇 するときは, 次 に 掲 げる 者 を 除 き,30 日 前 までに 予 告 するか, 又 は 平 均 賃 金 の30 日 分 以 上 の 予 告 手 当 を 支 給 する 但 し, 試 用 期 間 中 であって 採 用 後 14 日 以 内 の 者 は 解 雇 予 告 手 続 をとらないで 即 時 解 雇 する ⑴ 本 人 の 責 に 帰 すべき 事 由 によって 解 雇 する 場 合 で, 労 働 基 準 監 督 署 長 の 認 定 を 受 けたと き ⑵ やむを 得 ない 事 由 のため 事 業 の 継 続 が 不 可 能 となった 場 合 で, 労 働 基 準 監 督 署 長 の 認 定 を 受 けたとき 2 前 項 の 予 告 の 日 数 は, 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 だけ 短 縮 することができる 第 69 条 ( 解 雇 制 限 ) 次 のいずれかに 該 当 するときは 解 雇 しない ただし,⑴の 場 合 において, 療 養 開 始 後 3 年 を 経 過 しても 傷 病 が 治 らず, 打 切 補 償 を 支 払 ったときはこの 限 りでない ⑴ 業 務 上 の 傷 病 にかかり, 療 養 のため 休 業 する 期 間 及 びその 後 30 日 間 ⑵ 労 基 法 65 条 により 産 前 産 後 に 休 業 する 期 間 及 びその 後 30 日 間 第 70 条 ( 懲 戒 の 種 類 ) 懲 戒 の 種 類 は, 次 のとおりとする ⑴ 戒 告 将 来 を 戒 めるものであって 始 末 書 はとらない ⑵ けん 責 始 末 書 を 提 出 させ, 将 来 を 戒 める ⑶ 減 給 始 末 書 をとり, 労 働 基 準 法 第 91 条 に 準 じて 減 給 する すなわちア1 回 の 懲 戒 事 案 について,その 額 が 平 均 賃 金 の1 日 分 の 半 額 を 超 えてはならない, イ 一 賃 金 支 払 期 日 における, 数 回 にわたる 懲 戒 事 案 による 場 合 には,それ ぞれにつき 平 均 賃 金 の1 日 分 の 半 額 まで 減 給 できるが,その 数 回 の 事 案 に よる 減 給 の 総 額 が, 当 該 賃 金 支 払 期 日 における 賃 金 総 額 の10 分 の1を 超 え てはならない ⑷ 出 勤 停 止 始 末 書 を 提 出 させ,1 日 以 上 30 日 以 内 の 出 勤 を 停 止 し,その 間 の 賃 金 は 支 給 しない ⑸ 降 格 始 末 書 を 提 出 させ, 職 制 上 の 地 位 を 免 じ, 又 は 下 位 等 級 へ 降 格 する ⑹ 諭 旨 解 雇 解 雇 の 予 告 を30 日 前 に 行 うか, 又 は30 日 分 の 平 均 賃 金 を 支 払 って 即 日 解 雇 する 退 職 金 の 全 額 又 は 一 部 を 支 給 しない ⑺ 懲 戒 解 雇 労 働 基 準 監 督 署 の 認 定 を 受 けて, 予 告 せずに 解 雇 する 退 職 金 は 支 給 しな い 163

第 71 条 ( 戒 告 ) 戒 告 は, 就 業 規 則 に 定 める 服 務 規 律 又 は 安 全 衛 生 の 遵 守 事 項 に 係 る 軽 微 な 違 反 行 為 に 対 し て, 将 来 を 戒 めるものであって, 始 末 書 をとらない 処 分 をいう 第 72 条 (けん 責 ) 社 員 が, 次 の 事 由 の 一 つに 該 当 するときは,けん 責 処 分 を 行 う ⑴ 無 断 欠 勤 したとき ⑵ 就 業 規 則 に 定 める 服 務 規 律 又 は 安 全 衛 生 の 遵 守 事 項 等 を 著 しく 乱 したとき ⑶ 会 社 が 必 要 と 認 めて 開 催 する 会 議, 研 修, 教 育 指 導 等 を 正 当 な 理 由 もなく 拒 み, 又 は 参 加 しなかったとき ⑷ 軽 度 の 交 通 事 故 に 係 る 法 令 違 反 を 発 生 させたとき ⑸ 取 引 先 や 顧 客 等 に 対 する 業 務 処 理 が, 管 理 上 の 怠 慢 等 から 遅 れたことにより, 会 社 の 信 用 を 傷 つけたとき ⑹ その 他 前 各 号 に 準 ずる 行 為 (セクシュアル ハラスメント,パワー ハラスメント 等 も 含 む)があったとき 第 73 条 ( 減 給, 出 勤 停 止 及 び 降 格 ) 社 員 が, 次 の 事 由 の 一 つに 該 当 するときは, 減 給, 出 勤 停 止 または 降 格 処 分 を 行 う ⑴ 無 断 欠 勤 が7 日 以 上 に 及 んだとき ⑵ 服 務 規 律 を 再 三 にわたり 著 しく 乱 したとき ⑶ 会 社 に 提 出 する 諸 届 を 偽 り, 又 は 所 定 の 手 続 きを 故 意 に 怠 ったとき ⑷ 業 務 上 で 虚 偽 を 述 べ, 会 社 に 不 利 益 をもたらしたとき ⑸ 越 権, 専 断 等 の 行 為 により 会 社 に 損 害 をもたらしたとき ⑹ 取 引 先 や 顧 客 等 から 金 品 を 受 け 取 り, 又 は 金 銭 を 借 りたとき ⑺ 本 人 の 不 注 意 又 は 怠 慢 によって 災 害 を 発 生 させ, 又 は 機 械 器 具 を 損 傷 し, 会 社 に 損 害 を 与 えたとき ⑻ 交 通 事 故 により, 第 三 者 に 対 し 傷 害 を 与 え, 又 は 第 三 者 の 車 両 等 に 損 害 を 与 えたとき ⑼ 会 社 の 資 産 である 什 器 備 品 等 を 無 断 で 外 部 に 持 ち 出 したとき ⑽ 正 当 な 理 由 なく, 業 務 命 令 に 従 わず, 職 場 の 秩 序 を 乱 したとき ⑾ 会 社 の 信 用 を 著 しく 傷 つけたとき ⑿ 1 年 以 内 にけん 責 処 分 が2 回 以 上 発 生 したとき ⒀ 休 暇, 人 事 異 動 等 に 際 し, 事 務 引 継 ぎを 正 確 に 行 わないことにより 業 務 上 で 失 態 を 来 し たとき ⒁ 品 位, 風 紀 紊 乱 等 により 職 場 規 律 を 乱 し, 他 の 社 員 に 悪 影 響 を 及 ぼしたとき ⒂ その 他 前 各 号 に 準 ずる 行 為 (セクシュアル ハラスメント,パワー ハラスメント 等 も 含 む)があったとき 164

第 74 条 ( 諭 旨 解 雇 及 び 懲 戒 解 雇 ) 社 員 が, 次 の 事 由 の 一 つに 該 当 するときは, 諭 旨 解 雇 または 懲 戒 解 雇 を 行 う ⑴ 前 条 の 処 分 を 受 けたにもかかわらず,なお 改 悛 の 見 込 みがないとき ⑵ 採 用 条 件 の 要 素 となるような 経 歴 を 詐 称 した 場 合,もしくは 不 正 な 方 法 により 採 用 され たとき ⑶ 2 週 間 以 上 無 断 欠 勤 し, 出 勤 の 督 促 に 応 じないとき ⑷ 業 務 命 令 に 従 わず, 会 社 の 正 常 な 業 務 を 妨 害 したとき ⑸ 素 行 不 良 により, 会 社 施 設 内 で 風 紀 秩 序 を 著 しく 乱 したとき ⑹ 他 の 社 員 に 対 して 暴 行 又 は 脅 迫 を 加 え, 又 は 名 誉 を 著 しく 毀 損 し,もしくはその 業 務 を 妨 害 したとき ⑺ 業 務 の 遂 行 に 際 し, 横 領 ( 顧 客 等 の 金 銭 を 一 時 的 又 は 継 続 的 に 流 用 借 用 を 含 む), 詐 欺 その 他 の 犯 罪 行 為 をしたとき ⑻ 重 要 な 帳 票, 書 類, 文 書, 電 子 媒 体 等 を 改 ざん, 破 棄, 滅 失, 又 は 紛 失 したとき ⑼ 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により 交 通 事 故 を 発 生 させ, 第 三 者 を 死 亡 させたとき ⑽ 故 意 又 は 重 大 な 過 失 により, 会 社 の 施 設, 機 械 器 具, 車 両 等 を 損 傷 し, 又 は 紛 失 して 会 社 に 損 害 を 与 えたとき ⑾ 業 務 上 の 機 密 情 報, 個 人 情 報 又 は 会 社 の 不 利 益 となる 情 報 等 を 外 部 に 漏 らし, 会 社 の 信 用 を 傷 つけ, 又 は 組 合 及 び 顧 客 等 に 不 利 益 をもたらしたとき ⑿ 会 社 の 許 可 を 得 ないで, 他 の 会 社 団 体 等 の 役 員 または 従 業 員 となり,もしくは 営 利 を 目 的 とする 業 務 に 従 事 したとき ⒀ 刑 法 犯 又 は 悪 質 な 交 通 違 反 によって 提 起 され,もしくはこれに 準 ずる 行 為 により, 会 社 の 信 用 を 傷 つけたとき ⒁ 取 引 先 や 顧 客 等 のために,その 業 務 を 処 理 する 者 が, 自 己 もしくは 第 三 者 の 利 益 を 図 り, 又 は 会 社 に 損 害 を 与 える 目 的 で,その 任 務 に 背 く 行 為 をし, 会 社 に 損 害 を 加 えたとき ⒂ 社 員 が 自 己 の 利 益 のために, 会 社 の 名 称 又 は 印 鑑 を 用 いて, 文 書, 図 面, 証 書, 契 約 書 等 を 偽 造 したとき ⒃ 会 社 あるいは 顧 客 等 から 預 かった 有 価 証 券, 証 書, 通 帳,キャッシュカード 等 を 無 断 で 自 己 保 有, 又 は 他 に 転 貸 したとき ⒄ 会 社 の 経 営 に 関 する 機 密 情 報 等 について, 歪 曲 した 風 評 を 流 し, 会 社 の 信 用 を 傷 つけた とき ⒅ その 他 前 各 号 に 準 ずる 行 為, 又 は 会 社 の 信 用 に 重 大 な 影 響 を 与 えるような 法 令 等 違 反 行 為 (セクシュアル ハラスメント,パワー ハラスメント 等 も 含 む)があったとき 第 75 条 ( 教 唆, 幇 助 ) 他 人 をそそのかし, 又 はその 行 為 を 助 けて 第 70 条 に 定 める 懲 戒 に 該 当 する 行 為 を 成 した 社 員 は, 行 為 者 に 準 じて 処 分 する 165

第 76 条 ( 管 理 監 督 の 責 任 ) 社 員 が 前 第 70 条 に 該 当 する 懲 戒 処 分 を 受 けた 場 合,その 社 員 を 管 理 監 督 する 管 理 職 及 び 指 導 監 督 職 は,その 部 店 に 所 属 した 期 間 等 に 対 応 した 懲 戒 処 分 を 受 けることがある ただし, 当 該 管 理 職 または 指 導 監 督 職 が,その 懲 戒 事 案 を 防 止 する 努 力 をしたという 事 実 確 認 ができる 場 合 は,この 限 りではない 第 77 条 ( 告 訴 または 告 発 ) 会 社 は, 社 員 の 懲 戒 事 由 が 明 らかに 刑 法 犯 に 該 当 する 犯 罪 と 判 断 した 場 合 は, 司 法 当 局 に 告 訴 または 告 発 をすることがある 第 78 条 ( 懲 戒 の 軽 減 または 免 除 ) 前 第 70 条 ⑵から⑸に 該 当 する 懲 戒 事 由 において, 情 状 酌 量 の 余 地 がある 場 合, 又 は 改 悛 の 情 が 認 められる 場 合 は, 誓 約 書 を 提 出 させた 上 で, 懲 戒 を 軽 減 または 免 ずることがある 第 79 条 ( 自 宅 待 機 命 令 ) 懲 戒 処 分 の 前 置 処 置 として, 対 象 者 に 対 し, 自 宅 待 機 を 命 ずる 場 合 がある 自 宅 待 機 期 間 中 の 賃 金 は, 原 則 として 支 払 う ただし, 不 正 行 為 の 再 発, 証 拠 隠 滅 の 恐 れなど 緊 急 且 つ 合 理 的 な 理 由 が 存 在 する 場 合,あるいは, 自 宅 待 機 を 実 質 的 な 出 勤 停 止 処 分 とする 場 合 は, 賃 金 を 支 給 しない 第 80 条 ( 損 害 賠 償 ) 1 社 員 が 故 意 または 重 大 な 過 失 によって 会 社 に 損 害 を 与 えた 場 合, 会 社 は,その 全 部 又 は 一 部 を 賠 償 させることがある 2 懲 戒 処 分 を 受 けたことにより, 損 害 賠 償 または 求 償 権 の 行 使 を 免 れることはできない 第 81 条 ( 懲 戒 の 手 続 ) 1 社 員 は, 前 第 70 条 ⑵から⑺に 該 当 する 懲 戒 行 為 に 触 れる 事 実 があった 場 合, 始 末 書 を 提 出 する 懲 戒 の 種 類 は, 賞 罰 委 員 会 において 審 議 した 結 果 を 取 締 役 会 にて 決 定 する 2 社 員 は, 賞 罰 委 員 会 の 審 議 を 経 ないで, 懲 戒 処 分 を 受 けることはない 第 82 条 ( 処 分 の 通 知 ) 懲 戒 処 分 は, 懲 戒 の 事 由 及 び 処 分 の 内 容 を 明 示 した 書 面 を 交 付 して 行 う 第 83 条 ( 処 分 に 対 する 異 議 申 立 ) 1 懲 戒 処 分 を 受 けた 社 員 は,その 処 分 の 通 知 を 受 けた 日 から14 日 以 内 に 賞 罰 委 員 会 に 対 し, 異 議 の 申 立 をすることができる 2 前 項 の 異 議 申 立 があったときは, 賞 罰 委 員 会 は, 速 やかに 再 審 議 を 行 った 結 果 を 取 締 役 会 にて 決 定 し, 申 立 人 に 通 知 する 166

3 再 審 査 期 間 中 は, 処 分 の 執 行 を 行 わない 第 84 条 ( 懲 戒 処 分 の 効 力 ) 1 この 章 に 定 める 懲 戒 処 分 は 人 事 記 録 に 記 載 するが,その 管 理 上 の 有 効 期 間 は 次 のとおりと する ⑴ 譴 責 処 分 1 年 ⑵ 減 給 処 分 2 年 ⑶ 出 勤 停 止 処 分 3 年 ⑷ 降 格 処 分 4 年 2 前 項 の 有 効 期 間 が 経 過 したときは, 昇 格, 昇 進 等 の 人 事 考 課 に 影 響 を 与 えないものとする 3 第 1 項 の 規 定 にかかわらず, 社 員 が 名 誉 挽 回 の 努 力 を 惜 しまず,その 後 の 人 事 考 課 結 果 が 良 好 であった 場 合 には, 有 効 期 間 を 短 縮 することがある 第 12 章 表 彰 第 85 条 ( 表 彰 基 準 ) 社 員 が 次 の 事 項 に 該 当 する 場 合 は,これを 表 彰 する ⑴ 毎 年 月 日 から 月 日 までの1 年 間 皆 勤 した 者 ただし,この 間 の 年 次 有 給 休 暇 は 出 勤 とみなす ⑵ 入 社 以 来, 勤 続 5 年,10 年,15 年,20 年 以 上 勤 務 した 者 ただし,この 間 勤 務 成 績 が 他 に 比 べ 著 しく 劣 る 者 は 除 く ⑶ 職 務 に 忠 実 で, 他 の 模 範 と 認 められたとき ⑷ 業 務 上 有 益 な 発 明, 改 良, 考 案, 工 夫 等 があったとき ⑸ 部 下 の 育 成 指 導, 又 は 職 場 の 活 性 化 に 功 労 があったとき ⑹ 災 害, 盗 難 を 未 然 に 防 ぎ, 又 は 非 常 の 際 に 他 の 模 範 となる 功 労 があったとき ⑺ 特 に 困 難 な 業 務 に 従 事 し,その 職 責 を 完 遂 したとき ⑻ 国 家 的, 社 会 的 に 功 労 があり, 会 社 の 名 誉 となる 行 為 があったとき ⑼ その 他, 社 員 として 特 に 表 彰 に 値 する 行 為 があったとき 第 86 条 ( 表 彰 の 方 法 ) 1 表 彰 の 方 法 は 次 のとおりとする ⑴ 賞 状 授 与 ⑵ 賞 品 授 与 ⑶ 賞 金 授 与 ⑷ 表 彰 休 暇 2 前 項 の 表 彰 は 併 せて 行 う 場 合 がある 3 表 彰 は 原 則 として 社 員 に 公 表 する 167

第 13 章 定 年 第 87 条 ( 定 年 等 ) 1 社 員 の 定 年 は, 満 60 歳 とし, 定 年 に 達 した 日 の 翌 日 をもって 自 然 退 職 とする 2 前 項 の 退 職 後, 当 該 社 員 が 定 年 後 も 引 続 き 雇 用 されることを 希 望 した 場 合 は, 別 途 定 める 労 使 協 定 により, 会 社 は 当 該 社 員 を 退 職 日 の 翌 日 から 満 65 歳 に 達 するまで, 嘱 託 として 再 雇 用 する ( 労 使 協 定 がない 場 合 ) 2 前 項 の 退 職 後, 当 該 社 員 が 定 年 後 も 引 続 き 雇 用 されることを 希 望 した 場 合 は, 会 社 が 必 要 と 認 め, 心 身 等 の 健 康 に 問 題 ない 場 合 には, 会 社 は 当 該 社 員 を 退 職 日 の 翌 日 から 満 65 歳 に 達 するまで, 嘱 託 として 再 雇 用 する ( 付 則 ) 1 この 規 則 は, 平 成 年 月 日 から 施 行 する 2 この 規 則 を 改 定 する 場 合 には, 社 員 代 表 の 意 見 を 聞 いて 行 う 168

ハラスメント 防 止 規 程 第 1 条 ( 目 的 ) この 規 程 は, 就 業 規 則 第 33 条 に 基 づき,セクシャルハラスメントおよびパワーハラスメン ト( 以 下, 総 称 して ハラスメント という)の 防 止 と 排 除 に 必 要 な 事 項 を 定 めたものであ る 第 2 条 ( 定 義 ) 1 この 規 程 において,ハラスメントとは 次 のことをいう ⑴ セクシャルハラスメント 職 場 において, 雇 用 上 の 関 係 を 利 用 して 行 われる, 相 手 の 望 まない 性 的 な 言 動 ⑵ パワーハラスメント 職 場 において, 雇 用 上 の 優 位 な 地 位 や 権 限 を 利 用 して 行 われる, 嫌 がらせ 行 為 2 職 場 とは, 社 員 が 就 業 している 一 切 の 場 所 をいう 第 3 条 ( 管 理 監 督 者 の 責 務 ) 社 員 を 管 理 監 督 する 地 位 にある 者 は,ハラスメント 防 止 および 排 除 に 努 めるとともに, ハラスメントの 疑 いが 生 じた 場 合 には,その 解 決 のために, 迅 速 かつ 適 切 に 対 処 しなければ ならない 第 4 条 ( 社 員 の 義 務 ) 1 社 員 は, 互 いに 他 の 社 員 の 人 格 を 尊 重 しあい,ハラスメントのない 職 場 環 境 を 形 成 するよ う 努 めなければならない 2 社 員 は, 会 社 がハラスメント 防 止 のための 研 修,その 他 必 要 な 措 置 を 行 う 場 合 には,これ に 協 力 しなければならない 第 5 条 ( 相 談 窓 口 の 設 置 ) 会 社 は, 社 員 からのハラスメントに 関 する 苦 情 相 談 に 対 応 するため, 専 用 の 相 談 窓 口 を 設 ける 第 6 条 ( 相 談 窓 口 の 業 務 ) 1 相 談 窓 口 は 次 の 業 務 を 行 う ⑴ ハラスメントに 関 する 苦 情 相 談 の 受 付 ⑵ 苦 情 相 談 内 容 の 事 実 関 係 の 確 認 ⑶ 事 実 関 係 の 内 容 に 応 じた, 中 止 命 令 や 配 置 転 換 等 の 雇 用 管 理 上 の 措 置 ⑷ ハラスメント 防 止 のための 社 内 啓 蒙 活 動 2 窓 口 担 当 者 は, 関 係 当 事 者 のプライバシー, 名 誉 の 保 護 に 十 分 留 意 しなければならない 169

第 7 条 ( 不 利 益 取 扱 いの 禁 止 ) 社 員 は,ハラスメントに 関 する 苦 情 相 談 を 申 し 出 たことを 理 由 に, 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 第 8 条 ( 守 秘 義 務 ) 相 談 窓 口 業 務 に 携 わった 者 は,それによって 知 り 得 た 一 切 の 内 容 を, 他 に 漏 らしてはなら ない 第 9 条 ( 懲 戒 処 分 ) 会 社 は,セクハラを 行 った 者 に 対 して, 就 業 規 則 の 定 めるところにより 懲 戒 処 分 を 行 う 170

賃 金 規 程 第 1 条 ( 適 用 ) この 規 程 は, 契 約 社 員,パートタイマー,アルバイト 及 び 嘱 託 社 員 などを 除 いた, 正 規 社 員 の 賃 金 についての 事 項 を 定 めたものである 第 2 条 ( 賃 金 の 構 成 ) 賃 金 の 構 成 は, 次 のとおりとする 給 勤 付 資 勤 間 労 働 日 労 働 労 働 第 3 条 ( 基 本 給 ) 基 本 給 は, 本 人 の 職 務 内 容, 技 能, 勤 務 成 績, 年 齢 等 を 考 慮 して 各 人 別 に 決 定 する 第 4 条 ( 家 族 手 当 ) 家 族 手 当 は, 次 の 家 族 を 扶 養 している 社 員 に 対 し 支 給 する ⑴ 配 偶 者 月 額 円 ⑵ 18 歳 未 満 の 子 1 人 につき 月 額 円 ⑶ 65 歳 以 上 の 父 母 1 人 につき 月 額 円 第 5 条 ( 通 勤 手 当 ) 1 通 勤 手 当 は,バス 経 路, 電 車 経 路,それぞれ 片 道 1. 6キロメートル 以 上 の 距 離 の 場 合 に 支 給 する 2 通 勤 手 当 は, 月 額 円 までの 範 囲 内 において, 通 勤 に 要 する 実 費 に 相 当 する 額 を 支 給 する 3 自 宅 から 会 社 までの 通 勤 経 路 は, 最 も 経 済 的 な 方 法 によるものでなければならない 第 6 条 ( 役 付 手 当 ) 1 役 付 手 当 は, 以 下 の 職 位 にある 者 に 対 し 支 給 する ⑴ 部 長 月 額 円 ⑵ 課 長 月 額 円 171

⑶ 係 長 月 額 円 2 昇 格 によるときは, 発 令 日 の 属 する 賃 金 月 から 支 給 する この 場 合, 当 該 賃 金 月 において それまで 属 していた 役 付 手 当 は 支 給 しない 3 降 格 によるときは, 発 令 日 の 属 する 賃 金 月 の 次 の 賃 金 月 から 支 給 する 第 7 条 ( 技 能 資 格 手 当 ) 技 能 資 格 手 当 は, 以 下 の 資 格 を 持 ち,その 職 務 に 就 く 者 に 対 し 支 給 する ⑴ 安 全 衛 生 管 理 者 ( 安 全 衛 生 推 進 者 を 含 む) 月 額 円 ⑵ 責 任 者 月 額 円 ⑶ 月 額 円 ⑷ 月 額 円 第 8 条 ( 精 勤 手 当 ) 1 精 勤 手 当 は, 当 該 賃 金 計 算 期 間 における 出 勤 成 績 により, 次 のとおり 支 給 する ⑴ 無 欠 勤 の 場 合 月 額 円 ⑵ 欠 勤 1 日 以 内 の 場 合 月 額 円 2 前 項 の 精 勤 手 当 の 計 算 においては, 次 のいずれかに 該 当 するときは 出 勤 したものとみなす ⑴ 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 したとき ⑵ 業 務 上 の 負 傷 又 は 疾 病 により 療 養 のため 休 業 したとき 3 第 1 項 の 精 勤 手 当 の 計 算 に 当 たっては, 遅 刻 又 は 早 退 回 をもって, 欠 勤 1 日 とみなす 第 9 条 ( 割 増 賃 金 ) 1 会 社 は, 社 員 が 就 業 規 則 第 23 条 に 定 める 時 間 外 労 働 または 休 日 労 働,もしくは 就 業 規 則 第 24 条 に 定 める 深 夜 労 働 をした 場 合 には, 以 下 に 定 める 割 増 賃 金 率 に 基 づき, 時 間 外 労 働, 休 日 労 働,または 深 夜 労 働 の 割 増 賃 金 を 支 給 する ⑴ 時 間 外 労 働 ア 1ヵ 月 の 時 間 外 労 働 45 時 間 以 下 25% イ 1ヵ 月 の 時 間 外 労 働 45 時 間 超 ~60 時 間 以 下 35% ウ 1ヵ 月 の 時 間 外 労 働 60 時 間 超 50% エ ウの 時 間 外 労 働 のうち 代 替 休 暇 を 取 得 した 時 間 35%( 残 り15%の 割 増 賃 金 は, 代 替 休 暇 に 充 当 する) ⑵ 休 日 労 働 35% ⑶ 深 夜 労 働 25% 2 会 社 は, 社 員 が 就 業 規 則 第 23 条 第 2 項 の 労 使 協 定 に 定 める 限 度 時 間 を 超 えて 労 働 した 場 合 には, 前 項 の 規 定 にかかわらず,その 超 えた 労 働 時 間 について, 同 項 の 労 使 協 定 の 定 める 割 増 賃 金 率 に 基 づき, 割 増 賃 金 を 支 給 する 3 第 1 項 の 時 間 外 労 働 の 割 増 賃 金 は, 次 の 算 式 により 計 算 して 支 給 する 172

⑴ 時 間 外 労 働 が1ヵ 月 45 時 間 以 下 の 部 分 基 本 給 + 役 付 手 当 + 技 能 資 格 手 当 + 精 勤 手 当 1. 25 時 間 外 労 働 時 間 数 1ヵ 月 の 平 均 所 定 労 働 時 間 数 ⑵ 時 間 外 労 働 が1ヵ 月 45 時 間 超 ~60 時 間 以 下 の 部 分 基 本 給 + 役 付 手 当 + 技 能 資 格 手 当 + 精 勤 手 当 1. 35 時 間 外 労 働 時 間 数 1ヵ 月 の 平 均 所 定 労 働 時 間 数 ⑶ 時 間 外 労 働 が1ヵ 月 60 時 間 を 超 える 部 分 基 本 給 + 役 付 手 当 + 技 能 資 格 手 当 + 精 勤 手 当 1. 50 時 間 外 労 働 時 間 数 1ヵ 月 の 平 均 所 定 労 働 時 間 数 4 第 1 項 の 休 日 労 働 の 割 増 賃 金 は, 次 の 算 式 により 計 算 して 支 給 する 基 本 給 + 役 付 手 当 + 技 能 資 格 手 当 + 精 勤 手 当 1. 35 休 日 労 働 時 間 数 1ヵ 月 の 平 均 所 定 労 働 時 間 数 5 第 1 項 の 深 夜 労 働 の 割 増 賃 金 は, 次 の 算 式 により 計 算 して 支 給 する 基 本 給 + 役 付 手 当 + 技 能 資 格 手 当 + 精 勤 手 当 0. 25 深 夜 労 働 時 間 数 1ヵ 月 の 平 均 所 定 労 働 時 間 数 6 時 間 外 労 働 または 休 日 労 働 が 午 後 10 時 から 午 前 5 時 までの 深 夜 に 及 んだ 場 合 は, 深 夜 労 働 の 割 増 賃 金 を 併 給 する 第 10 条 ( 休 暇 等 の 賃 金 ) 1 年 次 有 給 休 暇 の 期 間 は, 所 定 労 働 時 間 労 働 したときに 支 払 われる 通 常 の 賃 金 を 支 払 う 2 産 前 産 後 の 休 業 期 間, 育 児 時 間, 生 理 休 暇, 母 性 健 康 管 理 のための 休 暇, 育 児 介 護 休 業 法 に 基 づく 育 児 休 業 期 間, 介 護 休 業 期 間 及 び 子 の 看 護 休 暇 期 間, 裁 判 員 等 のための 休 暇 の 期 間 は, 無 給 とする 3 就 業 規 則 第 40 条 に 定 める 休 職 期 間 中 は, 原 則 として 賃 金 を 支 給 しない 第 11 条 ( 臨 時 休 業 の 賃 金 ) 会 社 側 の 都 合 により, 所 定 労 働 日 に 社 員 を 休 業 させた 場 合 は, 休 業 1 日 につき 労 基 法 第 12 条 に 規 定 する 平 均 賃 金 の6 割 を 支 給 する ただし,1 日 のうちの 一 部 を 休 業 させた 場 合 に あっては,その 日 の 賃 金 については 労 基 法 第 26 条 に 定 めるところにより, 平 均 賃 金 の6 割 に 相 当 する 賃 金 を 保 障 する 第 12 条 ( 欠 勤 等 の 扱 い) 1 欠 勤, 遅 刻, 早 退 及 び 私 用 外 出 については, 基 本 給 から 当 該 日 数 又 は 時 間 分 の 賃 金 を 控 除 する 2 前 項 の 場 合, 控 除 すべき 賃 金 の 計 算 は 以 下 のとおりとする ⑴ 月 給 の 場 合 基 本 給 1ヵ 月 平 均 所 定 労 働 時 間 数 (1ヵ 月 平 均 所 定 労 働 時 間 数 は 第 34 条 第 3 項 の 算 式 により 計 算 する) ⑵ 日 給 の 場 合 基 本 給 1 日 の 所 定 労 働 時 間 数 173

第 13 条 ( 賃 金 の 計 算 期 間 及 び 支 払 日 ) 1 賃 金 は, 毎 月 日 に 締 め 切 って 計 算 し, 翌 月 日 に 支 払 う ただし, 支 払 日 が 休 日 に 当 たる 場 合 は,その 前 日 に 繰 り 上 げて 支 払 う 2 前 項 の 計 算 期 間 の 中 途 で 採 用 された 社 員 又 は 退 職 した 社 員 については, 月 額 の 賃 金 は 当 該 計 算 期 間 の 所 定 労 働 日 数 を 基 準 に 日 割 計 算 して 支 払 う 第 14 条 ( 賃 金 の 支 払 と 控 除 ) 1 賃 金 は, 社 員 に 対 し, 通 貨 で 直 接 その 全 額 を 支 払 う 2 前 項 について, 社 員 が 同 意 した 場 合 は, 社 員 本 人 の 指 定 する 金 融 機 関 の 預 貯 金 口 座 又 は 証 券 総 合 口 座 へ 振 込 により 賃 金 を 支 払 う 3 次 に 掲 げるものは, 賃 金 から 控 除 する ⑴ 源 泉 所 得 税 ⑵ 住 民 税 ⑶ 健 康 保 険, 厚 生 年 金 保 険 及 び 雇 用 保 険 の 保 険 料 の 被 保 険 者 負 担 分 ⑷ 社 員 代 表 との 書 面 による 協 定 により 賃 金 から 控 除 することとした 社 宅 入 居 料, 財 形 貯 蓄 の 積 立 金 及 び 組 合 費 第 15 条 ( 賃 金 の 非 常 時 払 い) 社 員 又 はその 収 入 によって 生 計 を 維 持 する 者 が, 次 のいずれかの 場 合 に 該 当 し,そのため に 社 員 から 請 求 があったときは, 賃 金 支 払 日 前 であっても, 既 往 の 労 働 に 対 する 賃 金 を 支 払 う ⑴ やむを 得 ない 事 由 によって1 週 間 以 上 帰 郷 する 場 合 ⑵ 結 婚 又 は 死 亡 の 場 合 ⑶ 出 産, 疾 病 又 は 災 害 の 場 合 ⑷ 退 職 又 は 解 雇 により 離 職 した 場 合 第 16 条 ( 昇 給 ) 1 昇 給 は, 勤 務 成 績 その 他 が 良 好 な 社 員 について, 毎 年 月 日 をもって 行 うものとす る ただし, 会 社 の 業 績 の 著 しい 低 下 その 他 やむを 得 ない 事 由 がある 場 合 は, 行 わないこと がある 2 顕 著 な 業 績 が 認 められた 社 員 については, 前 項 の 規 定 にかかわらず 昇 給 を 行 うことがある 3 昇 給 額 は, 社 員 の 勤 務 成 績 等 を 考 慮 して 各 人 ごとに 決 定 する 第 17 条 ( 賃 金 改 定 ) 1 賃 金 改 定 ( 昇 給, 降 給 )は, 原 則, 毎 年 月 に 行 う ただし, 会 社 の 業 績 などが 著 しく 低 下 した 場 合,その 他 やむを 得 ない 事 由 が 生 じた 場 合 には, 改 定 の 時 期 を 変 更 あるいは 改 定 を 行 わないことがある 2 賃 金 改 定 は, 社 員 の 人 事 考 課 に 基 づき 行 う 174

3 人 事 考 課 による 評 価 によっては, 降 給 することがある 第 18 条 ( 賞 与 ) 1 賞 与 は, 原 則 として, 下 記 の 算 定 対 象 期 間 及 び 支 給 日 に 在 籍 した 社 員 に 対 し, 会 社 の 業 績 等 を 勘 案 して 下 記 の 支 給 日 に 支 給 する ただし, 会 社 の 業 績 の 著 しい 低 下 その 他 やむを 得 な い 事 由 により, 支 給 時 期 を 延 期 し, 又 は 支 給 しないことがある 算 定 対 象 期 間 支 給 日 月 日 から 月 日 まで 月 日 月 日 から 月 日 まで 月 日 2 前 項 の 賞 与 の 額 は, 会 社 の 業 績 及 び 社 員 の 勤 務 成 績 などを 考 慮 して 各 人 ごとに 決 定 する 3 賞 与 は, 在 籍 6ヵ 月 未 満 の 者 については 支 給 しない 175

退 職 金 規 程 第 1 条 ( 目 的 ) この 規 程 は, 契 約 社 員,パートタイマー,アルバイト 及 び 嘱 託 社 員 などを 除 いた, 正 規 社 員 の 退 職 金 の 支 給 基 準, 支 給 方 法 などについて 定 めたものである 第 2 条 ( 支 給 対 象 者 ) 勤 続 年 以 上 の 正 規 社 員 が 退 職 し 又 は 解 雇 されたときは,この 規 程 の 定 めるところによ り 退 職 金 を 支 給 する 第 3 条 ( 退 職 金 の 不 支 給, 減 額 ) 次 の 各 号 に 該 当 する 場 合 は, 退 職 金 を 支 給 しない ただし, 事 情 により 減 額 して 支 給 する ことがある ⑴ 自 己 都 合 による 退 職 者 で, 勤 続 年 未 満 の 者 ⑵ 就 業 規 則 第 66 条 により 諭 旨 解 雇 または 懲 戒 解 雇 された 者 第 4 条 ( 退 職 金 の 額 ) 1 退 職 金 の 額 は, 退 職 又 は 解 雇 の 時 の 基 本 給 の 額 に, 勤 続 年 数 に 応 じて 定 めた 下 表 の 支 給 率 を 乗 じた 金 額 とする 勤 続 年 数 支 給 率 5 年 未 満 1.0 5 年 ~10 年 3.0 10 年 ~15 年 5.0 15 年 ~20 年 7.0 20 年 ~25 年 10. 0 25 年 ~30 年 15. 0 35 年 ~40 年 20. 0 40 年 ~ 25. 0 2 就 業 規 則 第 39 条 により 休 職 する 期 間 については, 会 社 の 都 合 による 場 合 を 除 き, 前 項 の 勤 続 年 数 に 算 入 しない 第 5 条 ( 退 職 金 の 支 払 方 法 及 び 支 払 時 期 ) 1 退 職 金 は, 支 給 事 由 の 生 じた 日 から1ヵ 月 以 内 に, 退 職 した 社 員 に 対 して 支 払 う 2 社 員 が 死 亡 した 場 合 には, 退 職 金 は 遺 族 に 支 払 う 3 遺 族 の 範 囲 及 び 順 位 は, 労 働 基 準 法 施 行 規 則 第 42 条 から 第 45 条 までによる 4 同 一 順 位 の 遺 族 が 複 数 いる 場 合 は, 退 職 金 の 受 給 者 は 会 社 が 指 定 する 176

第 6 条 ( 退 職 金 の 返 還 ) 退 職 者 に, 次 の 各 号 に 該 当 する 事 由 が 判 明 した 場 合 には, 会 社 は 当 該 退 職 者 に 対 し, 支 払 った 退 職 金 の 全 額 または 一 部 の 返 還 を 請 求 することができる ⑴ 退 職 後 に, 在 職 中 の 懲 戒 解 雇 事 由 に 該 当 する 事 由 が 発 覚 した 場 合 ⑵ 会 社 の 営 業 上 の 秘 密 を 漏 らした 場 合 ⑶ 第 7 条 ( 勤 続 年 数 計 算 ) 1 勤 続 年 数 は, 入 社 した 日 から 退 職 した 日 までとする 2 勤 続 年 数 が1 年 未 満 の 場 合 には,6ヵ 月 未 満 は 切 り 捨 て,6ヵ 月 以 上 は 切 り 上 げて1 年 と する 第 8 条 ( 退 職 金 の 廃 止 減 額 ) この 退 職 金 規 程 は, 経 済 事 情 の 変 化, 会 社 の 経 営 状 況 などにより, 廃 止 または 支 給 額 の 減 額 をすることがある 177