平 成 25 年 2 月 議 会 第 2 委 員 会 報 告 資 料 ページ 1. 事 故 報 告 について 報 告 第 7 号 交 通 事 故 による 損 害 賠 償 額 の 決 定 に 関 する 専 決 処 分 について 1 ( 博 多 区 役 所 保 健 福 祉 センター 保 険 年 金 課 ) 電 動 アシスト 付 き 自 転 車 の 事 故 について 3 ( 博 多 区 役 所 保 健 福 祉 センター 福 祉 介 護 保 険 課 ) 庁 用 自 動 車 の 事 故 について 5 ( 中 央 区 役 所 保 健 福 祉 センター 福 祉 介 護 保 険 課 ) 2. 福 岡 市 自 殺 対 策 総 合 計 画 ( 案 )に 対 する 市 民 意 見 募 集 の 実 施 について 8 報 告 関 係 付 属 資 料 福 岡 市 自 殺 対 策 総 合 計 画 ( 案 ) 別 添 1 3. 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 ( 案 )に 対 する 市 民 意 見 募 集 の 実 施 について 16 報 告 関 係 付 属 資 料 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 ( 案 ) 別 添 2 4. 風 疹 抗 体 検 査 ( 採 血 中 )の 事 故 について 25 5. 生 活 保 護 の 実 施 における 遺 骨 の 滅 失 について 26 保 健 福 祉 局
1 事 故 報 告 について ( 様 式 2) 報 告 第 7 号 交 通 事 故 による 損 害 賠 償 額 の 決 定 に 関 する 専 決 処 分 について ( 博 多 区 役 所 保 健 福 祉 センター 保 険 年 金 課 ) 事 故 報 告 書 事 故 発 生 日 時 平 成 24 年 12 月 3 日 ( 月 曜 日 ) 午 後 5 時 40 分 頃 天 候 :くもり 事 故 発 生 場 所 福 岡 市 博 多 区 東 比 恵 四 丁 目 2 番 5 号 付 近 の 東 比 恵 交 差 点 相 手 方 住 所 氏 名 個 人 情 報 が 特 定 される 情 報 については 掲 載 しておりません 事 故 の 概 要 博 多 区 役 所 保 健 福 祉 センター 保 険 年 金 課 所 属 の 嘱 託 員 が, 業 務 のため 同 課 所 管 の 原 動 機 付 自 転 車 を 運 転 し, 博 多 区 博 多 駅 南 三 丁 目 地 内 の 目 的 地 へ 向 かう 途 中, 東 比 恵 交 差 点 において, 左 折 のため 当 該 交 差 点 に 進 入 し, 一 旦 停 止 後 に 再 度 発 進 した 際, 安 全 確 認 不 足 により, 左 側 から 横 断 歩 道 を 自 転 車 で 横 断 中 の 相 手 方 と 接 触 し, 当 該 車 両 等 を 破 損 させ, 損 害 を 与 えた もの 損 害 の 程 度 相 手 方 市 人 的 損 傷 頸 椎 捻 挫, 左 肩 左 大 腿 左 足 関 節 打 撲 自 転 車 前 車 輪 等 損 傷 損 害 額 24,832 円 物 的 損 傷 携 帯 電 話 接 続 部 分 損 傷 損 害 額 60,585 円 合 計 損 害 額 85,417 円 人 的 損 傷 なし 側 物 的 損 傷 なし 過 失 割 合 相 手 方 0 割 本 市 10 割 損 害 賠 償 額 85,417 円 1
事 故 現 場 見 取 図 ( 様 式 3) 当 該 地 図 は 著 作 権 法 上 の 規 定 により 掲 載 しておりません 事 故 現 場 見 取 図 国 道 3 号 至 香 椎 ガソリンスタンド 国 道 3 号 至 空 港 東 比 恵 交 差 点 本 市 ( 原 動 機 付 自 転 車 ) 相 手 方 ( 自 転 車 ) 横 断 歩 道 県 道 555 号 至 平 尾 銀 行 県 道 112 号 至 太 宰 府 2
電 動 アシスト 付 き 自 転 車 の 事 故 について ( 様 式 1) 事 故 報 告 書 ( 第 一 報 ) 事 故 発 生 日 時 平 成 24 年 12 月 26 日 ( 水 曜 日 ) 午 前 11 時 00 分 頃 天 候 : 晴 れ 事 故 発 生 場 所 福 岡 市 博 多 区 千 代 1 丁 目 2 番 23 号 付 近 の 交 差 点 相 手 方 住 所 氏 名 個 人 情 報 が 特 定 される 情 報 については 掲 載 しておりません 事 故 の 概 要 博 多 区 役 所 保 健 福 祉 センター 福 祉 介 護 保 険 課 所 属 の 職 員 が, 業 務 のた め 同 課 所 管 の 電 動 アシスト 付 き 自 転 車 を 運 転 し, 博 多 区 千 代 1 丁 目 の 相 手 方 宅 へ 向 かう 途 中, 博 多 区 千 代 1 丁 目 2 番 23 号 付 近 の 交 差 点 において 左 折 する 際, 減 速 が 不 十 分 であったため 十 分 に 曲 がりきれず, 左 折 後 の 一 方 通 行 路 に 停 車 していた 車 両 の 右 前 方 部 分 に 接 触 し, 損 害 を 与 えたもの 相 手 方 人 的 損 傷 なし 物 的 損 傷 右 前 方 部 分 のボンネット,フェンダー 等 の 損 傷 損 害 の 程 度 市 人 的 損 傷 なし 側 物 的 損 傷 なし 損 害 賠 償 額 は 現 在 交 渉 中 確 定 後 議 会 へ 報 告 3
事 故 現 場 見 取 図 ( 様 式 3) 当 該 地 図 は 著 作 権 法 上 の 規 定 により 掲 載 しておりません 事 故 現 場 見 取 図 至 妙 見 一 方 通 行 停 止 中 青 赤 妙 見 通 り 相 手 方 自 動 車 電 動 アシスト 付 き 自 転 車 至 祇 園 4
庁 用 自 動 車 の 事 故 について ( 様 式 1) 事 故 報 告 書 ( 第 一 報 ) 事 故 発 生 日 時 平 成 24 年 12 月 27 日 ( 木 曜 日 ) 午 後 1 時 15 分 頃 天 候 : 晴 れ 事 故 発 生 場 所 福 岡 市 南 区 向 新 町 二 丁 目 17 番 17 号 那 珂 川 病 院 駐 車 場 内 相 手 方 住 所 氏 名 個 人 情 報 が 特 定 される 情 報 については 掲 載 しておりません 事 故 の 概 要 中 央 区 役 所 保 健 福 祉 センター 福 祉 介 護 保 険 課 所 属 の 嘱 託 員 が 業 務 の ため 庁 用 自 動 車 で 当 該 施 設 へ 訪 問 し 駐 車 スペースにバックで 駐 車 するた め 一 旦 停 止 し 右 側 サイドミラーを 見 ながら 後 退 させようとしたところ 安 全 確 認 を 十 分 行 わなかったため 相 手 方 車 両 が 後 方 を 通 過 しているのに 気 づかず 相 手 方 車 両 の 左 側 後 方 部 に 接 触 し 損 害 を 与 えたもの 相 手 方 人 的 損 傷 なし 物 的 損 傷 リアバンパー 等 の 損 傷 損 害 の 程 度 市 人 的 損 傷 なし 側 物 的 損 傷 リアバンパーの 損 傷 損 害 賠 償 額 は 現 在 交 渉 中 確 定 後 議 会 へ 報 告 5
事 故 現 場 見 取 図 ( 様 式 3) 当 該 地 図 は 著 作 権 法 上 の 規 定 により 掲 載 しておりませ ん 事 故 現 場 見 取 図 駐 車 場 入 口 へ 通 路 敷 地 内 一 方 通 行 B A B 出 口 精 算 機 A B 庁 用 自 動 車 相 手 方 自 動 車 道 路 へ 6
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2 福 岡 市 自 殺 対 策 総 合 計 画 ( 案 )に 対 する 市 民 意 見 募 集 の 実 施 について (1) 意 見 募 集 の 趣 旨 福 岡 市 では 平 成 21 年 3 月 に 福 岡 市 自 殺 対 策 総 合 計 画 を 策 定 し 医 療 労 働 民 間 団 体 等 の 関 係 機 関 団 体 が 連 携 しながら 自 殺 対 策 を 推 進 してきました 現 行 の 計 画 が 平 成 24 年 度 に 終 了 するため その 成 果 と 課 題 や 平 成 24 年 8 月 に 見 直 された 国 の 自 殺 総 合 対 策 大 綱 を 踏 まえ 次 期 福 岡 市 自 殺 対 策 総 合 計 画 を 策 定 します 計 画 の 策 定 にあたり 計 画 の 案 を 公 表 し 市 民 の 意 見 を 募 集 します (2) 実 施 期 間 平 成 25 年 3 月 1 日 ( 金 )~ 平 成 25 年 3 月 29 日 ( 金 ) (3) 閲 覧 場 所 各 区 役 所 出 張 所 各 区 保 健 福 祉 センター 情 報 プラザ 情 報 公 開 室 保 健 福 祉 局 保 健 予 防 課 など また 福 岡 市 のホームページにも 掲 載 します (4) 計 画 策 定 スケジュール 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 4~6 月 7~9 月 10~12 月 1~3 月 4 月 5 月 6 月 2 月 第 2 委 員 会 報 告 8/28 自 殺 対 策 協 議 会 11/26 自 殺 対 策 協 議 会 3/1~3/29 市 民 意 見 募 集 計 画 策 定 自 殺 対 策 協 議 会 5/17 第 1 回 検 討 部 会 7/17 第 2 回 検 討 部 会 8
福 岡 市 自 殺 対 策 総 合 計 画 次 期 計 画 の 概 要 1. 次 期 計 画 策 定 の 趣 旨 等 趣 旨 わが 国 の 年 間 自 殺 者 数 は 平 成 10 年 に 急 増 し 3 万 人 を 超 える 福 岡 市 も 同 様 平 成 10 年 に300 人 を 越 え その 後 も 高 い 水 準 が 続 く このため 国 は 自 殺 対 策 基 本 法 自 殺 総 合 対 策 大 綱 を 策 定 福 岡 市 においては 平 成 21 年 3 月 福 岡 市 自 殺 対 策 総 合 計 画 を 策 定 関 係 団 体 等 による 個 々の 取 り 組 みは 進 んだが 自 殺 者 数 の 大 きな 減 少 は みられていない 自 殺 に 関 する 状 況 の 変 化 等 国 の 自 殺 総 合 対 策 大 綱 の 見 直 し 若 年 層 の 自 殺 死 亡 率 が 増 加 傾 向 先 進 的 な 取 り 組 みの 展 開 地 域 ごとの 自 殺 者 数 等 のデータ 利 用 が 可 能 となる 誰 も 自 殺 に 追 い 込 まれることのない 社 会 の 実 現 を 目 指 し さらに 関 係 団 体 等 の 連 携 を 進 め 地 域 の 実 情 に 応 じた 実 践 的 な 取 り 組 みを 推 進 するため 次 期 計 画 を 策 定 計 画 の 期 間 平 成 25~28 年 度 計 画 の 性 格 自 殺 対 策 を 総 合 的 かつ 効 果 的 に 推 進 するための 基 本 的 方 針 を 掲 げ 各 関 係 団 体 等 の 対 策 の 推 進 について 具 体 化 するための 行 動 計 画 2. 福 岡 市 の 自 殺 の 現 状 等 * 自 殺 者 数 の 推 移 年 代 別 原 因 動 機 などの 傾 向 は 概 ね 国 と 同 様 自 殺 者 数 平 成 10 年 に 急 増 し300 人 を 越 え その 後 も 高 い 水 準 年 代 中 高 年 男 性 が 多 いが 近 年 若 年 層 が 増 加 原 因 動 機 健 康 問 題 が 多 く 生 活 家 庭 勤 務 男 女 問 題 と 続 く 9
自 殺 者 数 ( 全 国 福 岡 市 ) ( 平 成 元 年 ~) 人 口 動 態 統 計 福 岡 市 ( 人 ) 全 国 ( 人 ) 400 35,000 福 岡 市 自 殺 者 数 350 全 国 自 殺 者 数 30,000 300 250 200 150 100 50 0 0 平 成 元 年 平 成 3 年 平 成 5 年 平 成 7 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 13 年 平 成 15 年 平 成 17 年 平 成 19 年 平 成 21 年 平 成 23 年 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 死 因 別 に 占 める 自 殺 の 割 合 ( 年 代 別 )( 福 岡 市 )( 平 成 22 年 ) 福 岡 市 保 健 統 計 年 報 70 代 以 上 自 殺 60 代 50 代 悪 性 新 生 物 心 疾 患 脳 血 管 疾 患 肺 炎 40 代 30 代 不 慮 の 事 故 その 他 20 代 10 代 以 下 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 原 因 動 機 別 自 殺 者 数 ( 福 岡 市 )( 平 成 23 年 ) 警 察 統 計 148 64 54 41 18 93 119 健 康 問 題 生 活 問 題 家 庭 問 題 勤 務 問 題 男 女 問 題 その 他 学 校 問 題 不 詳 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 10
3.これまでの 取 り 組 み 状 況 と 課 題 取 り 組 み 状 況 現 在 の 計 画 に 基 づく 各 団 体 の 取 り 組 み 状 況 各 団 体 からのアンケート 結 果 によると 推 進 中 一 部 実 施 とした 項 目 が 全 体 の 取 り 組 みの9 割 を 超 えており 個 々の 取 り 組 みについては 概 ね 計 画 どおり 進 行 中 数 値 目 標 の 状 況 1 自 殺 者 数 平 成 17 年 321 人 から 平 成 28 年 までに256 人 以 下 へ 現 状 : 平 成 23 年 328 人 ( 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 ) 2うつ 病 や 自 殺 に 関 して 各 区 保 健 福 祉 センターや 精 神 保 健 福 祉 センターが 相 談 窓 口 であることの 認 知 度 平 成 19 年 54.6%から 平 成 23 年 に80.0%へ 現 状 : 平 成 23 年 64.6% ( 福 岡 県 立 大 学 調 査 : 民 生 委 員 児 童 委 員 意 識 調 査 ) 3うつ 病 に 身 体 症 状 があることを 理 解 している 市 民 の 割 合 平 成 19 年 26.0%から 平 成 23 年 に50.0%へ 現 状 : 平 成 23 年 24.3% ( 福 岡 県 立 大 学 調 査 : 民 生 委 員 児 童 委 員 意 識 調 査 ) 主 な 課 題 対 策 の 対 象 の 明 確 化 及 び 有 効 性 や 効 率 性 優 先 順 位 などを 考 慮 した 対 策 の 実 施 ゲートキーパーの 気 づき から 適 切 な 支 援 を 行 う 機 関 団 体 へと つなぐ 機 能 の 充 実 児 童 生 徒 に 対 する 自 殺 予 防 を 目 的 とした 教 育 の 実 施 に 向 けた 環 境 づくり 11
4. 次 期 計 画 における 福 岡 市 における 主 な 取 り 組 み 1 自 殺 の 実 態 解 明 長 期 にわたる 継 続 的 な 調 査 の 実 施 調 査 研 究 結 果 の 関 係 機 関 団 体 への 情 報 提 供 等 2 市 民 一 人 ひとりの 気 づきと 見 守 りの 促 進 効 果 的 な 普 及 啓 発 若 年 層 への 自 殺 予 防 に 資 する 教 育 等 3 早 期 対 応 の 中 心 的 役 割 を 果 たす 人 材 養 成 4 心 の 健 康 づくりの 推 進 5 適 切 な 精 神 科 医 療 の 確 保 地 域 の 実 情 に 応 じたゲートキーパーの 養 成 専 門 職 への 自 殺 予 防 研 修 等 市 民 を 対 象 としたメンタルヘルスの 啓 発 職 域 でのメンタルヘルスの 推 進 等 うつ 病 等 の 精 神 疾 患 の 早 期 発 見 早 期 治 療 かかりつけ 医 と 精 神 科 医 の 連 携 強 化 等 6 社 会 的 な 取 り 組 みの 促 進 7 自 殺 未 遂 者 の 再 度 の 自 殺 防 止 専 門 機 関 での 相 談 支 援 の 強 化 自 殺 問 題 に 関 する 総 合 的 な 支 援 の 強 化 司 法 や 救 急 精 神 科 医 等 の 連 携 の 強 化 自 殺 未 遂 者 の 地 域 での 支 援 体 制 の 構 築 等 等 8 自 死 遺 族 支 援 9 民 間 団 体 との 連 携 強 化 自 死 遺 族 の 心 のケアができるシステムづくり 自 死 遺 族 法 律 相 談 の 充 実 等 活 動 中 の 民 間 団 体 との 連 携 強 化 自 殺 予 防 に 取 り 組 む 民 間 団 体 の 育 成 支 援 等 5. 重 点 的 に 推 進 する 三 つの 施 策 Ⅰ 地 域 の 実 情 に 応 じたゲートキーパーの 養 成 と 支 援 養 成 支 援 対 象 に 応 じた 研 修 の 実 施 や 普 及 啓 発 養 成 したゲートキーパーからの 相 談 適 切 な 支 援 機 関 へのつなぎ Ⅱ 自 殺 未 遂 者 支 援 自 死 遺 族 支 援 の 強 化 未 遂 者 支 援 経 済 問 題 への 取 り 組 み(ベッドサイド 法 律 相 談 )の 継 続 拡 大 経 済 問 題 以 外 の 健 康 家 庭 問 題 への 支 援 に 対 する 取 り 組 み 自 死 遺 族 支 援 自 死 遺 族 法 律 相 談 の 継 続 自 死 遺 族 支 援 の 充 実 と 普 及 啓 発 Ⅲ 若 年 層 児 童 生 徒 への 自 殺 予 防 に 資 する 教 育 の 推 進 人 生 を 通 じたこころの 健 康 の 基 礎 をつくる 精 神 障 がいの 予 防 12
6. 自 殺 予 防 情 報 センター( 仮 称 )の 設 置 重 点 的 に 推 進 する 三 つの 施 策 を 推 進 するため 自 殺 予 防 対 策 の 中 核 となる 自 殺 予 防 情 報 センター( 仮 称 )を 設 置 する 自 殺 企 図 未 遂 者 や 自 死 遺 族 支 援 の 届 きにくいハイリスク 者 ゲートキーパー 気 づき 見 守 り 支 える 地 域 住 民 家 族 近 隣 など 周 囲 の 人 地 域 役 員 民 生 委 員 児 童 委 員 など 連 携 自 殺 予 防 に 取 り 組 む 関 係 団 体 等 保 健 福 祉 教 育 その 他 行 政 窓 口 医 療 司 法 警 察 産 業 労 働 経 済 民 間 団 体 等 つなげる 専 用 ダイヤル 相 談 精 神 保 健 福 祉 センター ( 自 殺 予 防 情 報 センター( 仮 称 )) 相 談 支 援 連 絡 調 整 人 材 育 成 7. 数 値 目 標 1 自 殺 者 数 平 成 17 年 321 人 から 平 成 28 年 までに256 人 以 下 へ 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 2 こころの 健 康 に 関 して 各 区 保 健 福 祉 センターや 精 神 保 健 福 祉 センターが 相 談 窓 口 であることを 知 っている 市 民 の 割 合 平 成 24 年 :30.8% から 平 成 28 年 :50%に 市 民 の 健 康 づくりに 関 するアンケート 調 査 ( 福 岡 市 実 施 ) 3 うつ 病 には 様 々な 身 体 症 状 があることを 知 っている 市 民 の 割 合 平 成 24 年 :63.7% から 平 成 28 年 :80%に 市 民 の 健 康 づくりに 関 するアンケート 調 査 ( 福 岡 市 実 施 ) 13
8. 推 進 体 制 と 進 行 管 理 福 岡 市 自 殺 対 策 協 議 会 司 法 弁 護 士 会 司 法 書 士 会 医 療 医 師 会 薬 剤 師 会 精 神 科 病 院 協 会 精 神 神 経 科 診 療 所 協 会 救 急 病 院 協 会 精 神 保 健 福 祉 士 協 会 臨 床 心 理 士 会 地 域 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 警 察 報 道 機 関 市 民 一 人 ひとり 大 学 等 研 究 機 関 民 間 団 体 リメンバー 福 岡 福 岡 いのちの 電 話 新 福 岡 市 精 神 保 健 福 祉 センター 自 殺 予 防 情 報 センター( 仮 称 ) 各 区 保 健 福 祉 センター こども 総 合 相 談 センター 消 防 局 教 育 委 員 会 消 費 生 活 センター 地 域 包 括 支 援 センター 産 業 労 働 経 済 労 働 局 産 業 保 健 推 進 センター 商 工 会 議 所 進 行 管 理 自 殺 対 策 協 議 会 において 各 団 体 の 取 り 組 みについて 報 告 し 協 議 検 討 する とともに 重 点 的 に 推 進 する 三 つの 施 策 については 下 記 の 指 標 を 設 定 し 定 期 的 に 把 握 する (1) 地 域 の 実 情 に 応 じたゲートキーパーの 育 成 とその 支 援 に 関 する 指 標 ゲートキーパー 養 成 研 修 の 実 施 回 数 や 受 講 者 数 (2) 自 殺 未 遂 者 支 援 自 死 遺 族 支 援 強 化 に 関 する 指 標 自 殺 未 遂 者 自 死 遺 族 支 援 について 自 殺 予 防 情 報 センター( 仮 称 )が 支 援 を 行 った 件 数 (3) 若 年 層, 児 童 生 徒 への 自 殺 予 防 に 資 する 教 育 の 推 進 に 関 する 指 標 教 職 員 に 対 する 関 連 研 修 の 実 施 回 数 14
福 岡 市 自 殺 対 策 協 議 会 委 員 名 簿 委 員 区 分 所 属 氏 名 備 考 1 九 州 大 学 大 学 院 医 学 研 究 院 教 授 神 庭 重 信 会 長 2 福 岡 市 医 師 会 理 事 今 任 信 彦 3 福 岡 県 精 神 科 病 院 協 会 福 岡 ブロック 理 事 大 村 重 成 医 療 4 福 岡 県 精 神 神 経 科 診 療 所 協 会 理 事 山 田 尚 吾 5 福 岡 市 救 急 病 院 協 会 理 事 江 頭 芳 樹 6 福 岡 大 学 医 学 部 精 神 医 学 教 室 医 師 衛 藤 暢 明 7 福 岡 市 薬 剤 師 会 理 事 原 口 恵 子 8 福 岡 県 立 大 学 教 授 小 嶋 秀 幹 学 識 9 福 岡 県 弁 護 士 会 宇 治 野 みさゑ 10 福 岡 県 司 法 書 士 会 副 会 長 大 部 孝 11 西 日 本 新 聞 社 報 道 センター 部 次 長 田 川 大 介 12 福 岡 いのちの 電 話 理 事 長 林 幹 男 副 会 長 地 域 13 自 死 遺 族 支 援 グループ リメンバー 福 岡 代 表 小 早 川 慶 次 14 福 岡 市 民 生 委 員 児 童 委 員 協 議 会 黨 實 雄 15 福 岡 県 精 神 保 健 福 祉 士 協 会 会 長 大 山 和 宏 16 福 岡 労 働 局 労 働 基 準 部 健 康 課 長 石 川 幹 靖 労 働 17 福 岡 産 業 保 健 推 進 センター 所 長 織 田 進 18 福 岡 商 工 会 議 所 事 務 局 長 中 芝 督 人 警 察 19 福 岡 県 警 察 本 部 生 活 安 全 総 務 課 課 長 補 佐 山 本 信 二 郎 20 教 育 委 員 会 指 導 部 長 橋 爪 秀 三 21 消 防 局 警 防 部 救 急 課 長 星 川 英 一 行 政 ( 福 岡 市 ) 22 こども 未 来 局 こども 総 合 相 談 センター 所 長 藤 林 武 史 23 保 健 福 祉 局 理 事 恒 吉 香 保 子 24 南 保 健 所 長 江 上 裕 子 25 東 福 祉 事 務 所 長 田 島 正 章 15
3 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 ( 案 )に 対 する 市 民 意 見 募 集 の 実 施 について (1) 意 見 募 集 の 趣 旨 福 岡 市 では 平 成 13 年 度 に 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 を 策 定 し, 市 民 の 健 康 づくりを 推 進 してきました 現 行 の 計 画 が 平 成 24 年 度 に 終 了 するため, 第 2 期 の 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 を 策 定 します 計 画 の 策 定 にあたり, 計 画 の 案 を 公 表 し 市 民 の 意 見 を 募 集 します (2) 実 施 期 間 平 成 25 年 3 月 15 日 ( 金 )~ 平 成 25 年 4 月 15 日 ( 月 ) (3) 閲 覧 場 所 各 区 役 所 出 張 所, 各 区 保 健 福 祉 センター, 情 報 プラザ, 情 報 公 開 室, 保 健 福 祉 局 健 康 増 進 課 など また 福 岡 市 のホームページにも 掲 載 する (4) 計 画 策 定 スケジュール 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 第 2 委 員 会 報 告 計 画 策 定 福 岡 市 保 健 福 祉 福 岡 市 保 健 福 祉 審 議 会 ( 諮 問 ) 審 議 会 ( 答 申 ) 市 民 意 見 募 集 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 健 康 づくり 専 門 分 科 会 分 科 会 分 科 会 分 科 会 16
健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 ( 案 )の 概 要 1. 計 画 の 位 置 づけ 第 9 次 福 岡 市 基 本 計 画 目 標 1 一 人 ひとりが 心 豊 かに 暮 らし 元 気 に 輝 いている 施 策 1 3: 一 人 ひとりが 健 康 で 生 涯 元 気 に 活 躍 できる 社 会 づくり 福 岡 市 保 健 福 祉 総 合 計 画 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 計 画 期 間 平 成 25~32 年 度 ( 平 成 29 年 度 に 中 間 見 直 し) 性 格 健 康 増 進 法 に 基 づく 市 町 村 健 康 増 進 計 画 2. 前 計 画 の 結 果 ( 平 成 13 年 度 策 定 ~ 平 成 24 年 度 終 了 ) 健 康 目 標 の 結 果 健 康 目 標 の6 割 が 改 善 前 計 画 に 掲 げた93 項 目 の 健 康 目 標 の うち 全 体 の6 割 で 改 善 具 体 的 には 食 育 への 関 心 や 歯 の 健 康 心 疾 患 死 亡 率 な どで 改 善 がみられました 小 学 校 区 で 推 進 する 校 区 健 康 づくり 実 行 委 員 会 等 での 活 動 数 も 着 実 に 伸 び ウォーキング 人 口 もこの10 年 で27 万 人 から39 万 人 に 増 加 しました 一 方 で 女 性 の 健 康 づくりに 関 する 項 目 であまり 改 善 が 進 んでいない 状 況 も 見 られます 17
3. 健 康 づくりを 取 り 巻 く 状 況 * 福 岡 市 の 社 会 状 況 人 口 の4 分 の1が 高 齢 者 ( 平 成 32 年 ) 全 世 帯 の 半 数 以 上 が 単 身 世 帯 ( 平 成 32 年 ) 社 会 保 障 関 係 費 は 今 後 10 年 間 で3 割 以 上 増 加 第 3 次 産 業 従 業 者 が 全 体 の85%を 占 める * 生 活 習 慣 病 等 に 関 する 課 題 医 療 費 の4 割 が 生 活 習 慣 病 要 介 護 原 因 の6 割 が 生 活 習 慣 病 と ロコモティブシンドローム( 運 動 器 症 候 群 ) 女 性 の 要 介 護 認 定 者 は 男 性 の2.5 倍 要 介 護 状 態 になった 原 因 ( 平 成 22 年 度 ) 要 介 護 認 定 者 数 の 状 況 ( 要 介 護 2~5) ( 平 成 24 年 7 月 末 現 在 ) 18
4. 計 画 のめざす 姿 健 康 福 祉 のまちづくりの 実 現 のためには 市 民 一 人 ひとりの 健 康 づくりが 大 切 で あり 次 の 理 念 に 基 づいて 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 を 推 進 していきます * 基 本 理 念 健 康 は, 市 民 が 住 み 慣 れた 家 庭 や 地 域 で 安 心 して 暮 らしていくための 基 礎 で あり,まず 市 民 一 人 ひとりの 健 康 づくりの 取 組 みが 重 要 です 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 では, 市 民 の 自 主 的 な 健 康 づくりを 支 援 するため, 健 康 づくりに 取 り 組 みやすい 環 境 づくりを 進 めるとともに,さまざまな 機 関 団 体 等 と 連 携 し, 家 庭 職 場 地 域 など, 福 岡 市 のあらゆる 場 面 で 健 康 づくり を 進 めます これらを 通 じて 健 康 福 祉 のまちづくりの 実 現 をはかります * 基 本 方 針 19
5. 施 策 体 系 20
6. 重 点 施 策 (1) 健 康 づくりチャレンジ 事 業 の 推 進 健 康 づくりポイント 制 度 通 信 型 健 康 づくり 事 業 都 市 間 交 流 を 通 じた 健 康 づくり (2) 福 岡 市 健 康 づくりサポートセンター を 核 とする 生 活 習 慣 病 対 策 の 推 進 (3) たばこ 行 動 指 針 の 改 定 と 喫 煙 受 動 喫 煙 対 策 の 推 進 (4) 子 どもや 女 性 の 健 康 づくり 推 進 (5) 健 康 出 前 講 座 の 実 施 (6) 魅 力 的 な 活 動 の 場 づくり (7) 継 続 的 なデータ 把 握 と 施 策 展 開 の 仕 組 みづくり 健 康 づくりモニターの 募 集 行 政 企 業 研 究 機 関 等 による 健 康 づくりプラットフォームの 構 築 7. 推 進 体 制 福 岡 市 保 健 福 祉 局 総 務 企 画 局 こども 未 来 局 市 民 局 住 宅 都 市 局 道 路 下 水 道 局 教 育 委 員 会 他 区 役 所 保 健 福 祉 センター 健 康 づくり サポート センター 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 推 進 会 議 関 係 団 体 による 健 康 づくり 推 進 組 織 区 健 康 づくり 実 行 委 員 会 区 レベルの 各 種 団 体 による 健 康 づくり 推 進 組 織 校 区 健 康 づくり 実 行 委 員 会 校 区 の 各 種 団 体 による 健 康 づくり 推 進 組 織 保 育 所 幼 稚 園 学 校 市 民 団 体 NPO 団 体 企 業 マスメディア 医 療 保 険 者 保 健 医 療 関 係 団 体 市 民 のライフステージや 暮 らしの 状 況 に 応 じた 健 康 づくりのアプローチ 乳 幼 児 期 学 齢 期 成 人 期 高 齢 期 男 性 女 性 / 単 身 世 帯 二 人 以 上 世 帯 / 働 いている 人 働 いていない 人 元 気 な 人 病 気 がちの 人 / 地 域 で 活 動 する 人 地 域 と 関 わりの 薄 い 人 21
8. 分 野 別 健 康 づくり 指 標 一 覧 福 岡 市 国 民 健 康 保 険 の 特 定 健 診 等 実 施 計 画 ( 平 成 25~29)についても, 健 康 日 本 21 福 岡 市 計 画 の 中 で 一 体 的 に 策 定 22
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福 岡 市 保 健 福 祉 審 議 会 健 康 づくり 専 門 分 科 会 委 員 名 簿 (50 音 順 ) 分 科 会 長 髙 栁 涼 一 九 州 大 学 副 学 長 副 分 科 会 長 岡 田 靖 九 州 医 療 センター 臨 床 研 究 センター 長 氏 名 池 内 比 呂 子 今 林 ひであき 江 藤 仁 章 大 谷 善 博 大 野 真 司 大 部 正 代 役 職 等 株 式 会 社 テノ.コーポレーション 代 表 取 締 役 福 岡 市 議 会 第 2 委 員 会 委 員 福 岡 地 区 中 小 企 業 団 体 連 合 会 中 央 会 参 事 事 務 局 次 長 福 岡 大 学 名 誉 教 授 国 立 病 院 機 構 九 州 がんセンター 臨 床 研 究 センター 臨 床 腫 瘍 研 究 部 長 福 岡 県 栄 養 士 会 会 長 岡 田 靖 国 立 病 院 機 構 九 州 医 療 センター 臨 床 研 究 センター 長 神 坂 登 世 子 河 野 斉 篠 原 達 也 瀬 尾 隆 高 杉 紳 一 郎 福 岡 県 看 護 協 会 会 長 福 岡 徳 洲 会 病 院 小 児 科 顧 問 福 岡 市 議 会 第 2 委 員 会 委 員 福 岡 市 薬 剤 師 会 会 長 九 州 大 学 病 院 リハビリテーション 部 診 療 准 教 授 髙 栁 涼 一 九 州 大 学 副 学 長 田 口 豊 中 原 義 隆 鳩 野 洋 子 平 田 泰 彦 堀 田 謙 一 郎 味 園 弘 美 森 山 暎 子 守 山 正 樹 山 口 繁 実 山 下 誉 昭 行 友 雅 浩 福 岡 市 立 老 人 福 祉 センター 長 生 園 福 岡 市 身 体 障 害 者 福 祉 協 会 会 長 九 州 大 学 教 授 福 岡 市 医 師 会 副 会 長 福 岡 市 歯 科 医 師 会 副 会 長 福 岡 市 食 生 活 改 善 推 進 員 協 議 会 会 長 九 州 スポーツクラブ 協 議 会 理 事 福 岡 大 学 医 学 部 教 授 福 岡 市 自 治 協 議 会 等 七 区 会 長 会 代 表 有 限 会 社 ブルーズ 代 表 取 締 役 福 岡 市 衛 生 連 合 会 会 長 24
4 風 疹 抗 体 検 査 ( 採 血 中 )の 事 故 について 1 事 故 の 概 要 事 故 発 生 日 時 平 成 17 年 3 月 16 日 ( 水 ) 午 前 10 時 頃 福 岡 市 中 央 区 舞 鶴 二 丁 目 5 番 1 号 あいれふ5 階 事 故 発 生 場 所 中 央 区 保 健 福 祉 センター 診 察 室 相 手 方 福 岡 市 早 良 区 在 住 女 性 ( 事 故 当 時 :35 歳 ) 平 成 17 年 3 月 16 日 ( 水 ) 午 前 10 時 頃, 中 央 区 保 健 福 祉 センターにおいて 風 疹 抗 体 検 査 ( 血 液 検 査 )を 実 施 した 際, 同 センター 健 康 課 所 属 の 職 員 ( 平 成 17 年 度 末 に 定 年 退 職 )が 受 検 者 である 相 手 方 の 左 腕 に 採 血 用 の 針 を 刺 した ところ, 相 手 方 が 痛 みやしびれを 訴 えたため, 職 員 は 直 ちに 相 手 方 の 左 腕 か ら 針 を 抜 き, 改 めて 右 腕 に 針 を 刺 し 採 血 を 行 い, 当 日 の 検 査 は 終 了 した 事 故 概 要 等 相 手 方 は, 検 査 日 以 降 も 左 腕 の 痛 みやしびれが 続 いたため,その 後 約 1 年 8ヶ 月 にわたり5 箇 所 の 医 療 機 関 を 受 診 したが 完 治 せず, 平 成 18 年 11 月 28 日 ( 火 )に 受 診 した 埼 玉 県 内 の 医 療 機 関 において, 障 がいは 少 しずつ 改 善 は 期 待 されるが 存 続 するものと 考 えられる 左 外 側 前 腕 皮 神 経 障 害 12 級 に 該 当 する と 診 断 されたもの 労 働 者 災 害 補 償 保 険 法 に 定 める 障 害 等 級 であり,12 級 の 障 害 内 容 のひとつ として 局 部 にがん 固 な 神 経 症 状 を 残 すもの と 規 定 されている 2 事 故 への 対 応 について 本 件 は, 診 断 書 等 から 本 市 職 員 が 行 った 採 血 により 相 手 方 に 障 がいを 負 わせたものであることが 確 かとなったことから, 本 市 は 顧 問 弁 護 士 に 相 談 のうえ, 平 成 18 年 11 月 28 日 の 確 定 診 断 後, 相 手 方 と 損 害 賠 償 についての 協 議 を 開 始 した 今 後 は, 相 手 方 との 和 解 に 向 けて, 損 害 賠 償 額 の 合 意 後 に 地 方 自 治 法 第 96 条 第 1 項 の 規 定 によ る 議 会 の 議 決 を 得 る 方 向 で, 協 議 を 進 める 25
5 生 活 保 護 の 実 施 における 遺 骨 の 滅 失 について 1 事 件 の 概 要 相 手 方 事 件 概 要 等 大 分 市 在 住 男 性 博 多 区 において 単 身 で 生 活 保 護 を 受 給 していた 相 手 方 の 父 が, 平 成 23 年 6 月 17 日 ( 金 )に 病 死 した 父 を 担 当 していた 博 多 区 保 健 福 祉 センター 保 護 第 2 課 の 職 員 は, 相 手 方 に 父 が 病 死 したことを 連 絡 しないまま, 他 の 親 族 が 葬 儀 及 び 遺 骨 の 引 取 りを 拒 否 したこと 及 び 相 手 方 が 直 ちに 連 絡 が 取 れる 状 況 にな く,また 福 岡 に 来 ることができない 状 況 のため, 相 手 方 による 葬 儀 の 執 行 が 困 難 であると 判 断 し, 葬 祭 業 者 に 火 葬 後 の 拾 骨 を 指 示 しなかっ た 平 成 23 年 7 月 1 日 ( 金 )に, 葬 祭 業 者 により 父 の 葬 儀 が 行 われ,そ の 後, 相 手 方 へ 父 の 死 亡 及 び 拾 骨 しなかったことを 手 紙 にて 連 絡 した ところ, 供 養 すべき 父 の 遺 骨 を 失 ったことに 対 して, 精 神 的 苦 痛 を 訴 える 返 答 があり, 後 日, 損 害 賠 償 を 求 められた 2 事 件 への 対 応 について 本 件 は, 国 家 賠 償 法 第 1 条 第 1 項 にいう 公 務 員 がその 職 務 を 行 うについて, 故 意 又 は 過 失 によって 違 法 に 他 人 に 損 害 を 加 えたとき に 該 当 し, 相 手 方 に 本 件 に 関 する 過 失 は 無 く, 本 市 に 全 面 的 な 賠 償 責 任 が 生 じると 解 されるものである 以 上 のことから, 市 顧 問 弁 護 士 へ 相 談 の 上, 平 成 23 年 11 月 より 相 手 方 と 協 議 を 行 って いる 今 後 は, 相 手 方 との 和 解 に 向 けて, 損 害 賠 償 額 の 合 意 後 に 地 方 自 治 法 第 96 条 第 1 項 の 規 定 による 議 会 の 議 決 を 得 る 方 向 で, 協 議 を 進 める 26