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別 添 事 務 連 絡 平 成 27 年 12 月 18 日 日 本 年 金 機 構 厚 生 年 金 保 険 部 長 殿 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 長 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 による 健 康 保 険 法 及 び 船 員 保 険 法 改 正 内 容 の 一 部 に 関 する Q&Aの 送 付 について 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 31 号 以 下 改 正 法 という )につきましては 平 成 27 年 5 月 29 日 に 公 布 同 日 以 降 順 次 施 行 されることとされ 追 って 関 係 政 令 及 び 関 係 省 令 の 公 布 に 合 わせて 改 正 内 容 につき 通 知 することとしておりま すが これらのうち 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) 及 び 船 員 保 険 法 ( 昭 和 14 年 法 律 第 73 号 )の 改 正 に 関 するものの 一 部 について 現 在 検 討 している 内 容 をQ&A 方 式 でとりまとめ 別 紙 にて 送 付 しますので その 円 滑 な 実 施 に 特 段 の 御 配 慮 をお 願 い 致 します なお 平 成 27 年 12 月 18 日 付 け 事 務 連 絡 をもって 厚 生 労 働 省 保 険 局 保 険 課 から 全 国 健 康 保 険 協 会 あて 通 知 されましたので 参 考 として 添 付 します

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加 された 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 の 適 用 については 平 成 28 年 4 月 から 同 年 8 月 までの 間 前 年 の 定 時 決 定 ( 又 はそれ 以 降 の 直 近 の 随 時 改 定 )の 際 の 報 酬 月 額 を 新 しい 等 級 にあてはめるということか 貴 見 のとおり 平 成 28 年 3 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 基 礎 となった 報 酬 月 額 が 123 万 5 千 円 以 上 である 場 合 当 該 報 酬 月 額 を 新 しく 追 加 される 等 級 にあてはめ 厚 生 労 働 大 臣 又 は 健 康 保 険 組 合 ( 以 下 保 険 者 等 という ) の 職 権 で 改 定 することとなる したがって 事 業 主 からの 新 たな 届 出 を 要 しない 問 2 随 時 改 定 により 平 成 28 年 4 月 に 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 する 場 合 であ っても 上 記 に 基 づき 保 険 者 等 が 職 権 改 定 を 行 うのか 平 成 28 年 4 月 から 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 されるべき 者 については 随 時 改 定 が 優 先 する したがって 事 業 主 から 随 時 改 定 に 伴 う 届 出 が 必 要 で ある 問 3 随 時 改 定 に 関 して 第 49 級 (133 万 円 )から 最 高 等 級 へと 改 定 する 際 に 実 質 的 に2 等 級 の 差 が 生 じていることの 目 安 となる 報 酬 月 額 はいく らになるのか < 参 考 > 現 行 : 第 46 級 (115 万 円 ) 1,245,000 円 以 上 下 記 の 額 とする 予 定 ( 通 知 改 正 事 項 ) 平 成 28 年 4 月 1 日 以 降 第 49 級 (133 万 円 ) 1,415,000 円 以 上 問 4 改 正 後 の 標 準 賞 与 額 について 573 万 円 を 年 度 の 上 限 としているが 平 成 28 年 4 月 以 降 に 受 けた 賞 与 を 累 計 するのか 貴 見 のとおり

別 添 事 務 連 絡 平 成 27 年 12 月 18 日 全 国 健 康 保 険 協 会 御 中 厚 生 労 働 省 保 険 局 保 険 課 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 による 健 康 保 険 法 及 び 船 員 保 険 法 改 正 内 容 の 一 部 に 関 する Q&Aの 送 付 について 医 療 保 険 制 度 の 円 滑 な 実 施 について 平 素 より 格 段 の 御 協 力 御 尽 力 を 賜 り 厚 く 御 礼 申 し 上 げます 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 31 号 以 下 改 正 法 という )につきましては 平 成 27 年 5 月 29 日 に 公 布 同 日 以 降 順 次 施 行 されることとされ 追 って 関 係 政 令 及 び 関 係 省 令 の 公 布 に 合 わせて 改 正 内 容 につき 通 知 することとしておりま すが これらのうち 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) 及 び 船 員 保 険 法 ( 昭 和 14 年 法 律 第 73 号 )の 改 正 に 関 するものの 一 部 について 現 在 検 討 している 内 容 をQ&A 方 式 でとりまとめ 別 添 にて 送 付 しますので その 円 滑 な 実 施 に 特 段 の 御 配 慮 をお 願 い 致 します 1

( 別 添 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加 された 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 の 適 用 については 平 成 28 年 4 月 から 同 年 8 月 までの 間 前 年 の 定 時 決 定 ( 又 はそれ 以 降 の 直 近 の 随 時 改 定 )の 際 の 報 酬 月 額 を 新 しい 等 級 にあてはめるということか 貴 見 のとおり 平 成 28 年 3 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 基 礎 となった 報 酬 月 額 が 123 万 5 千 円 以 上 である 場 合 当 該 報 酬 月 額 を 新 しく 追 加 される 等 級 にあてはめ 厚 生 労 働 大 臣 又 は 健 康 保 険 組 合 ( 以 下 保 険 者 等 という ) の 職 権 で 改 定 することとなる したがって 事 業 主 からの 新 たな 届 出 を 要 しない 問 2 随 時 改 定 により 平 成 28 年 4 月 に 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 する 場 合 であ っても 上 記 に 基 づき 保 険 者 等 が 職 権 改 定 を 行 うのか 平 成 28 年 4 月 から 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 されるべき 者 については 随 時 改 定 が 優 先 する したがって 事 業 主 から 随 時 改 定 に 伴 う 届 出 が 必 要 で ある 問 3 随 時 改 定 に 関 して 第 49 級 (133 万 円 )から 最 高 等 級 へと 改 定 する 際 に 実 質 的 に2 等 級 の 差 が 生 じていることの 目 安 となる 報 酬 月 額 はいく らになるのか < 参 考 > 現 行 : 第 46 級 (115 万 円 ) 1,245,000 円 以 上 下 記 の 額 とする 予 定 ( 通 知 改 正 事 項 ) 平 成 28 年 4 月 1 日 以 降 第 49 級 (133 万 円 ) 1,415,000 円 以 上 問 4 改 正 後 の 標 準 賞 与 額 について 573 万 円 を 年 度 の 上 限 としているが 平 成 28 年 4 月 以 降 に 受 けた 賞 与 を 累 計 するのか 貴 見 のとおり 2

2. 傷 病 手 当 金 及 び 出 産 手 当 金 の 見 直 しについて 問 5 改 正 後 の 傷 病 手 当 金 の 額 の 算 定 方 法 については 支 給 を 始 める 日 の 属 する 月 以 前 の 直 近 の 継 続 した 12 月 間 の 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 ( 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 等 により 定 められたものに 限 る )を 平 均 すること とされているが 一 旦 傷 病 手 当 金 の 額 を 決 定 すれば その 後 標 準 報 酬 月 額 の 変 動 があったとしても 傷 病 手 当 金 の 額 は 変 更 しないということか 貴 見 のとおり 今 回 の 改 正 により 傷 病 手 当 金 の 額 はその 支 給 を 始 める 日 において 固 定 されることとなる ただし 平 均 の 算 定 に 用 いた 標 準 報 酬 月 額 を 遡 及 して 修 正 する 必 要 が 生 じた 場 合 は 傷 病 手 当 金 の 額 についても 修 正 が 必 要 である 問 6 支 給 を 始 める 日 とは 実 際 に 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 を 指 す のか 貴 見 のとおり したがって 報 酬 等 との 調 整 により 傷 病 手 当 金 の 支 給 が 停 止 されている 場 合 は 報 酬 等 の 支 給 が 停 止 された 日 又 は 報 酬 の 減 額 支 給 によりその 支 給 額 が 傷 病 手 当 金 の 額 より 少 なくなった 日 が 支 給 を 始 め る 日 となる 問 7 3 日 の 待 期 期 間 が 経 過 した 日 において 報 酬 等 が 支 給 されている 場 合 は 傷 病 手 当 金 との 併 給 調 整 をすべきか 判 断 するため 標 準 報 酬 月 額 の 平 均 を 算 定 する 必 要 があるが 算 定 の 結 果 傷 病 手 当 金 を 支 給 しないこととなった 場 合 は 実 際 に 支 給 された 日 において 再 度 平 均 を 算 定 する 必 要 があるのか 貴 見 のとおり 待 期 期 間 の 経 過 した 日 を 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 と 仮 定 した 日 として 標 準 報 酬 月 額 の 平 均 を 算 定 する 必 要 があるが 併 給 調 整 の 結 果 傷 病 手 当 金 が 支 給 されない 場 合 は 当 該 日 は 支 給 を 始 める 日 には 該 当 せず 実 際 に 支 給 された 日 をもって 支 給 を 始 める 日 が 確 定 することとなる また 併 給 調 整 の 結 果 傷 病 手 当 金 が 支 給 されな い 期 間 については 支 給 を 始 める 日 が 確 定 していないことから 毎 月 直 近 の 継 続 した 12 月 間 の 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 平 均 を 算 定 することとな ることに 留 意 されたい 3

問 8 1つの 傷 病 について 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 受 けている 期 間 中 に 別 の 傷 病 についても 傷 病 手 当 金 の 支 給 要 件 を 満 たしている 場 合 は どのように 額 を 算 定 すればよいのか 後 の 傷 病 に 係 る 待 期 期 間 の 経 過 した 日 を 後 の 傷 病 に 係 る 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 として 額 を 算 定 し 前 の 傷 病 に 係 る 傷 病 手 当 金 の 額 と 比 較 し いずれか 多 い 額 を 支 給 する この 場 合 後 の 傷 病 に 係 る 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 が 確 定 するため 前 の 傷 病 手 当 金 の 支 給 が 終 了 又 は 停 止 した 日 において 後 の 傷 病 手 当 金 について 再 度 額 を 算 定 する 必 要 はな い 問 9 被 保 険 者 が 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 めた 日 以 降 に 保 険 者 を 異 動 し 同 一 の 傷 病 について 新 たに 加 入 した 保 険 者 から 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 受 ける 場 合 は 当 該 新 たに 加 入 した 保 険 者 において 傷 病 手 当 金 の 額 を 再 度 算 定 する 必 要 があるか 支 給 を 始 める 日 は 保 険 者 ごとに 決 まるものであるため 保 険 者 の 異 動 があれば 新 たに 加 入 した 保 険 者 において 傷 病 手 当 金 の 額 を 再 度 算 定 する 必 要 がある 被 保 険 者 資 格 の 喪 失 及 び 取 得 により 保 険 者 を 異 動 する 場 合 に 限 らず 事 業 所 の 編 入 により 保 険 者 を 異 動 する 場 合 も 同 様 であること に 留 意 されたい 問 10 傷 病 手 当 金 の 支 給 は 同 一 の 疾 病 又 は 負 傷 及 びこれにより 発 した 疾 病 について その 支 給 を 始 めた 日 から 起 算 して1 年 6 月 を 超 えないものと されているが この 場 合 の 支 給 を 始 めた 日 はいつになるのか この 場 合 における 支 給 を 始 めた 日 は 1つの 疾 病 等 について 実 際 に 支 給 を 始 めた 日 である 問 9の 場 合 のように 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 めた 日 以 降 に 保 険 者 の 異 動 があった 場 合 でも 1 年 6 月 の 起 算 日 となる 支 給 を 始 めた 日 は あくまで1つの 疾 病 等 について 実 際 に 支 給 を 始 めた 日 で あることに 留 意 されたい 4

問 11 平 均 の 算 定 の 対 象 となる 標 準 報 酬 月 額 は 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 等 により 定 められたものに 限 る とされているため 直 近 の 継 続 した 12 月 以 内 に 保 険 者 の 異 動 があれば 前 に 属 していた 保 険 者 等 により 定 め られた 標 準 報 酬 月 額 は 平 均 の 算 定 には 用 いないということでよいか 貴 見 のとおり この 場 合 は (1) 当 該 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 等 により 定 められた 直 近 の 継 続 し た 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 平 均 額 (2) 当 該 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 が 管 掌 する 全 被 保 険 者 ( 任 意 継 続 被 保 険 者 及 び 特 定 健 康 保 険 組 合 にあっては 特 例 退 職 被 保 険 者 を 含 む ) の 標 準 報 酬 月 額 ( 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 の 属 する 年 度 の 前 年 度 の9 月 30 日 時 点 のもの)の 平 均 額 のいずれか 少 ない 額 を 用 いて 傷 病 手 当 金 の 額 を 決 定 することとなる 問 12 直 近 の 継 続 した 12 月 以 内 において 被 保 険 者 の 所 属 していた 健 康 保 険 組 合 に 合 併 分 割 又 は 解 散 があった 場 合 は 当 該 事 象 が 発 生 する 前 に 定 められた 標 準 報 酬 月 額 は 平 均 の 算 定 に 加 えてよいか 従 前 の 保 険 者 の 権 利 義 務 の 承 継 が 行 われるため 貴 見 のとおりとなる なお 事 業 所 編 入 により 保 険 者 を 異 動 する 場 合 においては 事 務 の 引 継 を 行 うこととなるが 権 利 義 務 の 承 継 は 行 われないため 取 扱 いが 異 なるこ とに 留 意 されたい 問 13 被 保 険 者 が 転 勤 転 職 等 の 理 由 により 使 用 される 適 用 事 業 所 に 変 更 があった 場 合 でも 変 更 前 と 変 更 後 の 適 用 事 業 所 が 同 一 の 保 険 者 に 所 属 し ていれば いずれの 期 間 の 標 準 報 酬 月 額 も 平 均 の 算 定 対 象 となるか 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 等 により 定 められた 標 準 報 酬 月 額 が 対 象 で あるため 当 該 被 保 険 者 が 使 用 される 適 用 事 業 所 に 変 更 があった 場 合 でも 同 一 の 保 険 者 等 において 直 近 の 継 続 した 12 月 間 の 標 準 報 酬 月 額 があれば 平 均 の 算 定 対 象 となる 5

問 14 直 近 の 継 続 した 12 月 以 内 において たとえば A 健 康 保 険 組 合 に 加 入 していた 被 保 険 者 が ( X ) 月 10 日 資 格 喪 失 し 国 民 健 康 保 険 に 加 入 (X+1) 月 1 日 資 格 取 得 し A 健 康 保 険 組 合 に 再 加 入 した 場 合 などは X 月 においてA 健 康 保 険 組 合 により 定 められた 標 準 報 酬 月 額 が 存 在 するため 当 該 標 準 報 酬 月 額 も 平 均 の 算 定 対 象 としてよいか 貴 見 のとおり 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 等 により 定 められた 標 準 報 酬 月 額 が 12 月 あることが 要 件 であるため 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 における 被 保 険 者 期 間 が1 年 間 継 続 している 必 要 はない 問 15 同 一 の 月 内 で 被 保 険 者 資 格 の 喪 失 及 び 取 得 が 発 生 したことにより 同 一 の 保 険 者 等 において 定 められた 標 準 報 酬 月 額 が2 以 上 がある 場 合 は 平 均 の 算 定 に 当 たり 当 該 月 の 標 準 報 酬 月 額 はいずれのものを 用 いるのか 同 一 の 月 に2 以 上 の 標 準 報 酬 月 額 がある 場 合 は 当 該 月 において 最 後 に 定 められた 標 準 報 酬 月 額 を 用 いることとする ただし 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 の 属 する 月 においては その 支 給 を 始 める 日 において 定 められ ている 標 準 報 酬 月 額 とし その 後 同 一 の 月 において 標 準 報 酬 月 額 に 変 更 が あった 場 合 でも 当 該 月 において 最 後 に 定 められた 標 準 報 酬 月 額 に 変 更 の 上 再 算 定 を 行 うことは 要 しない 問 16 法 第 104 条 の 規 定 により 被 保 険 者 であった 者 が 資 格 喪 失 後 の 継 続 給 付 を 受 ける 場 合 において 被 保 険 者 期 間 中 は 報 酬 との 調 整 により 傷 病 手 当 金 の 支 給 が 停 止 されていたときは 当 該 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 した 日 から 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 めることとなる この 場 合 において 当 該 被 保 険 者 が 任 意 継 続 被 保 険 者 となるときは 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 の 属 する 月 において 任 意 継 続 被 保 険 者 としての 標 準 報 酬 月 額 が 存 在 するが 当 該 標 準 報 酬 月 額 も 平 均 の 算 定 対 象 に 含 めるのか 被 保 険 者 ( 任 意 継 続 被 保 険 者 を 除 く )の 資 格 喪 失 日 以 後 に 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 場 合 は 任 意 継 続 被 保 険 者 となった 日 以 後 の 標 準 報 酬 月 額 は 平 均 の 算 定 対 象 に 含 めず 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 を 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 した 日 の 前 日 と 読 み 替 えて 被 保 険 者 資 格 を 喪 失 した 日 の 前 日 において 当 該 被 保 険 者 が 属 していた 保 険 者 等 により 定 められた 標 準 報 酬 月 額 を 平 均 の 算 定 に 当 たって 用 いることとする(すなわち 強 制 被 保 険 者 期 間 中 の 標 準 報 酬 月 額 を 用 いることとなる) 6

問 17 問 16 の 場 合 において 被 保 険 者 の 資 格 喪 失 した 日 において 国 民 健 康 保 険 に 加 入 したときは どの 標 準 報 酬 月 額 を 用 いるのか 問 16 の 回 答 と 同 様 に 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 める 日 を 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 した 日 の 前 日 と 読 み 替 えて 被 保 険 者 資 格 を 喪 失 した 日 の 前 日 において 当 該 被 保 険 者 が 属 していた 保 険 者 等 により 定 められた 標 準 報 酬 月 額 を 用 いることとする 問 18 直 近 の 継 続 した 12 月 間 の 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 について 被 保 険 者 が 現 に 属 する 保 険 者 において 任 意 継 続 被 保 険 者 である 期 間 が 含 まれていると きは 当 該 期 間 の 標 準 報 酬 月 額 も 平 均 の 算 定 に 用 いてよいか 同 一 保 険 者 内 の 任 意 継 続 被 保 険 者 期 間 中 の 標 準 報 酬 月 額 についても 平 均 の 算 定 に 用 いることとする ただし 問 16 及 び 問 17 の 場 合 において 被 保 険 者 資 格 を 喪 失 した 日 の 前 日 において 当 該 被 保 険 者 が 属 していた 保 険 者 等 により 定 められた 標 準 報 酬 月 額 を 用 いる 場 合 は 法 第 104 条 の 規 定 により 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 した 日 の 前 日 まで 引 き 続 き1 年 以 上 被 保 険 者 ( 任 意 継 続 被 保 険 者 又 は 共 済 組 合 の 組 合 員 である 被 保 険 者 を 除 く )であった 者 が 要 件 となってい ることから 任 意 継 続 被 保 険 者 期 間 中 の 標 準 報 酬 月 額 を 用 いるケースはな いことに 留 意 されたい 問 19 改 正 法 の 附 則 第 19 条 では 平 成 28 年 3 月 31 日 までの 分 として 支 給 される 傷 病 手 当 金 の 額 は なお 従 前 の 例 によるものとされていることから 例 えば 平 成 28 年 4 月 15 日 に 平 成 28 年 3 月 15 日 ~ 同 年 4 月 14 日 の 分 としての 請 求 があった 場 合 は 平 成 28 年 4 月 1 日 を 境 に 算 定 方 法 が 変 わるということでよいか 貴 見 のとおり 傷 病 手 当 金 は 日 単 位 で 支 給 するものであるため 問 19 の 事 例 でいえば 3 月 15 日 ~3 月 31 日 の 分 は 改 正 前 の 算 定 方 法 により 額 を 決 定 し 4 月 1 日 ~4 月 14 日 の 分 は 改 正 後 の 算 定 方 法 により 額 を 決 定 することとなる なお 4 月 1 日 以 降 の 支 給 分 の 算 定 に 当 たっての 支 給 を 始 める 日 は 現 に 属 する 保 険 者 が 実 際 に 当 該 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 めた 日 であるため 事 例 において 平 成 28 年 3 月 15 日 から 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 始 めたのであれ ば 同 日 の 属 する 月 以 前 の 直 近 の 継 続 した 12 月 間 の 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 を 平 均 した 額 を 基 礎 として 平 成 28 年 4 月 1 日 以 降 の 傷 病 手 当 金 の 額 を 決 定 する 7

問 20 出 産 手 当 金 の 支 給 については 傷 病 手 当 金 の 算 定 方 法 を 準 用 すると いうことでよいか 貴 見 のとおり 問 21 傷 病 手 当 金 の 支 給 期 間 中 に 出 産 手 当 金 の 支 給 事 由 が 発 生 した 場 合 は それぞれの 支 給 を 始 める 日 を 基 準 に 支 給 額 を 算 定 するため 傷 病 手 当 金 の 額 と 出 産 手 当 金 の 額 が 異 なることがあり 得 るのか 貴 見 のとおり このため 法 第 103 条 第 1 項 の 規 定 により 出 産 手 当 金 の 額 の 方 が 多 ければ その 期 間 傷 病 手 当 金 は 支 給 しないこととしている ただし 出 産 手 当 金 の 額 の 方 が 少 ない 場 合 は 傷 病 手 当 金 との 差 額 を 支 給 することとしている 問 22 レセプト 等 から 被 保 険 者 から 請 求 のあった 傷 病 手 当 金 の 請 求 期 間 よりも 前 から 労 務 不 能 であったと 推 測 される 場 合 保 険 者 において 労 務 不 能 であったと 判 断 した 期 間 から 請 求 するように 求 めても 良 いか 保 険 給 付 を 受 ける 権 利 について その 権 利 を 行 使 するか 否 かは 被 保 険 者 の 意 思 に 委 ねられることから 被 保 険 者 の 意 思 に 反 して 保 険 者 から 請 求 を 強 制 することはできない 問 23 傷 病 手 当 金 又 は 出 産 手 当 金 の 付 加 給 付 について いわゆる みなし 規 定 により 付 加 給 付 のみが 支 給 される 場 合 法 定 給 付 が 支 給 されていな いことから 支 給 を 始 める 日 は 確 定 していないため 法 定 給 付 が 実 際 に 支 給 された 日 をもって 支 給 を 始 める 日 が 確 定 することとなるか 貴 見 のとおり よって 付 加 給 付 のみが 支 給 される 期 間 は 月 ごとに 直 近 の 継 続 した 12 月 間 の 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 平 均 を 算 定 することとなる ため 月 によって 支 給 額 が 変 更 される 場 合 が 有 り 得 ることに 留 意 されたい 8

3. 船 員 保 険 法 における 傷 病 手 当 金 及 び 出 産 手 当 金 の 見 直 しについて 上 記 2( 問 11 12 16 から 18(ただし 書 の 部 分 に 限 る )まで 及 び 23 を 除 く )については 船 員 保 険 も 同 様 の 考 え 方 であるが 船 員 保 険 特 有 の 考 え 方 については 以 下 のとおりである 問 24 船 員 保 険 では 疾 病 任 意 継 続 被 保 険 者 について 当 該 被 保 険 者 期 間 中 に 発 した 傷 病 についても 傷 病 手 当 金 の 支 給 の 対 象 となるが この 場 合 は 疾 病 任 意 継 続 被 保 険 者 の 標 準 報 酬 月 額 も 平 均 の 算 定 対 象 とするのか 貴 見 のとおり 問 25 被 保 険 者 であった 者 については 改 正 法 による 改 正 後 の 船 員 保 険 法 第 69 条 第 2 項 の 規 定 により その 資 格 を 喪 失 した 日 の 属 する 月 以 前 の 直 近 の 継 続 した 12 月 間 の 各 月 の 標 準 報 酬 月 額 を 用 いることとされている 当 該 資 格 を 喪 失 した 日 が 月 の 初 日 である 場 合 当 該 月 においては 標 準 報 酬 月 額 が 存 在 しないが どうすればよいか 上 記 の 場 合 は 被 保 険 者 の 資 格 を 喪 失 した 日 の 前 日 の 属 する 月 と 読 み 替 えることとする 問 26 出 産 手 当 金 の 額 の 算 定 に 当 たっては 傷 病 手 当 金 の 額 の 算 定 方 法 を 準 用 することとされている 報 酬 等 の 調 整 により 疾 病 任 意 継 続 被 保 険 者 となった 日 以 後 に 出 産 手 当 金 の 支 給 を 始 める 場 合 その 額 の 算 定 に 当 たっ ては 疾 病 任 継 続 被 保 険 者 の 標 準 報 酬 月 額 を 算 定 対 象 に 含 めるのか 任 意 継 続 被 保 険 者 となった 日 以 後 に 出 産 手 当 金 の 支 給 を 始 める 場 合 につ いては 健 康 保 険 における 出 産 手 当 金 の 算 定 方 法 によることとし 当 該 疾 病 任 意 継 続 被 保 険 者 の 資 格 を 取 得 した 日 の 前 日 の 属 する 月 と 読 み 替 え ることとする(すなわち 強 制 被 保 険 者 期 間 の 標 準 報 酬 月 額 を 用 いる) 疾 病 任 意 継 続 被 保 険 者 であった 者 が 出 産 手 当 金 の 支 給 を 受 け 始 める 場 合 も 同 様 である 9