H27.1



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●労働基準法等の一部を改正する法律案

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令


頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

定款

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

2 条 ) ア 育 児 休 業 の 対 象 とならない 職 員 ( 法 第 2 条 及 び 条 例 第 2 条 関 係 ) (ア) 臨 時 的 に 任 用 される 職 員 (イ) 育 児 休 業 に 係 る 期 間 を 任 期 と 定 めて 採 用 された 職 員 (ウ) 勤 務 延 長 職 員 (

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

H28記入説明書(納付金・調整金)8

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【労働保険事務組合事務処理規約】

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

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駐 車 場 管 理 規 程

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

4-3-4共立蒲原総合病院組合職員の育児休業等に関する条例

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

キ 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 5 年 法 律 第 76 号 ) ク 労 働 契 約 法 ( 平 成 19 年 法 律 第 128 号 ) ケ 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) コ 厚 生 年 金 保

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

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別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

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(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

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目 次 休 暇 関 係 Q1 妊 娠 中 健 康 診 査 を 受 けるための 休 暇 が 取 れるのですか? Q2 出 産 予 定 日 の 何 日 前 から 休 暇 が 取 れるのですか? Q3 出 産 後 何 日 まで 休 暇 が 取 れるのですか? Q4 妻 が 出 産 するのですが 休 暇 が

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( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

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ハ 1 週 間 の 所 定 労 働 日 数 が2 日 以 下 の 職 員 ( 育 児 休 業 の 申 出 等 ) 第 4 条 育 児 休 業 を 取 得 しようとする 職 員 は 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 期 間 の 初 日 ( 以 下 育 児 休 業 開 始 予 定 日 という )

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

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(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

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1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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Transcription:

平 成 27 年 度 第 1 回 (H27.8 実 施 ) 運 行 管 理 者 試 験 問 題 ( 貨 物 ) ( 制 限 時 間 90 分 ) 1. 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 関 係 問 1 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 とは 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 特 定 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 貨 物 軽 自 動 車 運 送 事 業 及 び 貨 物 自 動 車 利 用 運 送 事 業 をいう 2. 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 は その 名 義 を 他 人 に 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 又 は 特 定 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 のため 利 用 させてはならず また 事 業 の 貸 渡 しその 他 いか なる 方 法 をもってするかを 問 わず 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 又 は 特 定 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 を 他 人 にその 名 において 経 営 させてはならない 3. 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 第 23 条 ( 輸 送 の 安 全 確 保 の 命 令 ) 同 法 第 26 条 ( 事 業 改 善 の 命 令 ) 又 は 同 法 第 33 条 ( 許 可 の 取 消 し 等 )の 規 定 による 処 分 ( 輸 送 の 安 全 に 係 るものに 限 る )を 受 けたときは 遅 滞 なく 当 該 処 分 の 内 容 並 びに 当 該 処 分 に 基 づき 講 じた 措 置 及 び 講 じようとする 措 置 の 内 容 をインタ ーネットの 利 用 その 他 の 適 切 な 方 法 により 公 表 しなければならない 4. 特 別 積 合 せ 貨 物 運 送 とは 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 として 行 う 運 送 のうち 営 業 所 その 他 の 事 業 場 ( 以 下 事 業 場 という )において 集 貨 された 貨 物 の 仕 分 を 行 い 集 貨 された 貨 物 を 積 み 合 わせて 他 の 事 業 場 に 運 送 し 当 該 他 の 事 業 場 において 運 送 された 貨 物 の 配 達 に 必 要 な 仕 分 を 行 うものであって これらの 事 業 場 の 間 における 当 該 積 合 せ 貨 物 の 運 送 を 定 期 的 に 行 うものをいう 問 2 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 に 定 める 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 輸 送 の 安 全 について の 次 の 文 中 A B C Dに 入 るべき 字 句 を 下 の 枠 内 の 選 択 肢 (1~8)から 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 は 事 業 用 自 動 車 の A 荷 役 その 他 の 事 業 用 自 動 車 の 運 転 に 附 帯 する 作 業 の 状 況 等 に 応 じて B 運 転 者 及 びその 他 の 従 業 員 の 確 保 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 がその 休 憩 又 は 睡 眠 のために 利 用 することができる 施 設 の 整 備 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 の 適 切 な 勤 務 時 間 及 び C の 設 定 その 他 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 の D するために 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない 1. 種 類 2. 安 全 運 転 を 確 保 3. 乗 務 時 間 4. 過 労 運 転 を 防 止 5. 数 6. 必 要 となる 員 数 の 7. 休 息 時 間 8. 必 要 な 資 格 を 有 する 1

問 3 次 の 記 述 のうち 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 運 行 管 理 者 の 行 わなければならない 業 務 として 正 しいものを 2 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 従 業 員 に 対 し 効 果 的 かつ 適 切 に 指 導 及 び 監 督 を 行 うため 輸 送 の 安 全 に 関 する 基 本 的 な 方 針 を 策 定 し これに 基 づき 指 導 及 び 監 督 を 行 うこと 2. 事 業 用 自 動 車 に 係 る 事 故 が 発 生 した 場 合 には 事 故 の 発 生 日 時 等 所 定 の 事 項 を 記 録 し その 記 録 を 当 該 事 業 用 自 動 車 の 運 行 を 管 理 する 営 業 所 において 3 年 間 保 存 す ること 3. 乗 務 員 が 有 効 に 利 用 することができるように 休 憩 に 必 要 な 施 設 を 整 備 し 及 び 乗 務 員 に 睡 眠 を 与 える 必 要 がある 場 合 にあっては 睡 眠 に 必 要 な 施 設 を 整 備 し 並 び にこれらの 施 設 を 適 切 に 管 理 し 及 び 保 守 すること 4. 自 動 車 事 故 報 告 規 則 第 5 条 ( 事 故 警 報 )の 規 定 により 定 められた 事 故 防 止 対 策 に 基 づき 事 業 用 自 動 車 の 運 行 の 安 全 の 確 保 について 従 業 員 に 対 する 指 導 及 び 監 督 を 行 うこと 問 4 次 の 記 述 のうち 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 ( 以 下 運 転 者 という )に 対 する 乗 務 終 了 後 の 点 呼 ( 運 転 者 の 所 属 する 営 業 所 において 対 面 で 行 う ものに 限 る )において 運 行 管 理 者 が 法 令 の 定 めにより 実 施 しなければならない 事 項 として 正 しいものをすべて 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 運 道 路 行 運 送 車 両 管 法 第 47 理 条 の 2 第 者 1 項 及 試 び 第 2 項 験 の 規 定 による 対 点 策 検 ( 日 常.net 点 検 )の 実 施 又 はその 確 認 について 報 告 を 求 め 及 び 確 認 を 行 う 2. 酒 気 帯 びの 有 無 について 運 転 者 の 状 態 を 目 視 等 で 確 認 するほか 当 該 運 転 者 の 属 する 営 業 所 に 備 えられたアルコール 検 知 器 ( 国 土 交 通 大 臣 が 告 示 で 定 めるもの ) を 用 いて 確 認 を 行 う 3. 運 行 中 の 疾 病 疲 労 その 他 の 理 由 により 安 全 な 運 転 をすることができないおそれ の 有 無 について 報 告 を 求 め 確 認 を 行 う 4. 運 送 依 頼 事 項 及 び 貨 物 の 積 載 状 況 について 報 告 を 求 め 及 び 確 認 を 行 う 5. 乗 務 に 係 る 事 業 用 自 動 車 道 路 及 び 運 行 の 状 況 について 報 告 を 求 める 6. 点 呼 を 受 ける 運 転 者 が 他 の 運 転 者 と 交 替 した 場 合 にあっては 当 該 運 転 者 が 交 替 した 運 転 者 に 対 して 行 った 法 令 の 規 定 による 通 告 について 報 告 を 求 める 2

問 5 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 ( 以 下 事 業 者 という )の 自 動 車 事 故 報 告 規 則 に 基 づく 自 動 車 事 故 報 告 書 の 提 出 等 に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 事 業 用 自 動 車 が 鉄 道 車 両 ( 軌 道 車 両 を 含 む )と 接 触 する 事 故 を 起 こした 場 合 には 当 該 事 故 のあった 日 から 30 日 以 内 に 自 動 車 事 故 報 告 規 則 に 定 める 自 動 車 事 故 報 告 書 ( 以 下 報 告 書 という )3 通 を 当 該 事 業 用 自 動 車 の 使 用 の 本 拠 の 位 置 を 管 轄 す る 運 輸 支 局 長 等 を 経 由 して 国 土 交 通 大 臣 に 提 出 ( 以 下 国 土 交 通 大 臣 に 提 出 と いう )しなければならないものの 運 輸 支 局 長 等 への 速 報 までは 要 しない 2. 事 業 用 自 動 車 が 転 覆 する 事 故 を 起 こし 積 載 する 灯 油 の 一 部 が 漏 えいしても 火 災 が 生 じなかった 場 合 には 当 該 事 故 のあった 日 から 30 日 以 内 に 報 告 書 3 通 を 国 土 交 通 大 臣 に 提 出 しなければならないものの 運 輸 支 局 長 等 への 速 報 までは 要 しない 3. 事 業 用 自 動 車 が 歩 行 者 1 名 に 医 師 の 治 療 を 要 する 期 間 が 30 日 の 傷 害 を 生 じさせる 事 故 を 起 こし 当 該 傷 害 が 病 院 に 入 院 することを 要 しないものである 場 合 には 報 告 書 を 国 土 交 通 大 臣 に 提 出 しなくてもよい 4. 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 に 道 路 交 通 法 に 規 定 する 救 護 義 務 違 反 があった 場 合 には 当 該 違 反 があったことを 事 業 者 が 知 った 日 から 30 日 以 内 に 報 告 書 3 通 を 国 土 交 通 大 臣 に 提 出 しなければならない 問 6 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 ( 以 下 事 業 者 という )の 過 労 運 転 の 防 止 等 に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマーク しなさい 1. 事 業 者 が 法 令 に 基 づき 常 時 選 任 しておかなければならない 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 ( 以 下 運 転 者 という )は 日 々 雇 い 入 れられる 者 2 ヵ 月 以 内 の 期 間 を 定 めて 使 用 される 者 又 は 試 みの 試 用 期 間 中 の 者 (14 日 を 超 えて 引 き 続 き 使 用 されるに 至 っ た 者 を 除 く )であってはならない 2. 運 転 者 が 一 の 運 行 における 最 初 の 乗 務 を 開 始 してから 最 後 の 乗 務 を 終 了 するまで の 時 間 (ただし 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 ( 平 成 元 年 労 働 省 告 示 第 7 号 )の 規 定 において 厚 生 労 働 省 労 働 基 準 局 長 が 定 めることとされている 自 動 車 運 転 者 がフェリーに 乗 船 する 場 合 における 休 息 期 間 を 除 く )は 168 時 間 を 超 えてはならない 3. 事 業 者 は 運 転 者 が 長 距 離 運 転 又 は 夜 間 の 運 転 に 従 事 する 場 合 であって 疲 労 等 により 安 全 な 運 転 を 継 続 することができないおそれがあるときは あらかじめ 当 該 運 転 者 と 交 替 するための 運 転 者 を 配 置 しておかなければならない 4. 事 業 者 は 乗 務 前 及 び 乗 務 後 の 点 呼 のいずれも 対 面 ( 輸 送 の 安 全 の 確 保 に 関 する 取 組 が 優 良 であると 認 められる 営 業 所 において 点 呼 を 行 う 場 合 にあっては 国 土 交 通 大 臣 が 定 めた 機 器 による 方 法 を 含 む )で 行 うことができない 乗 務 を 含 む 運 行 ご とに 所 定 の 事 項 を 記 載 した 運 行 指 示 書 を 作 成 し これにより 運 転 者 に 対 し 適 切 な 指 示 を 行 い 及 びこれを 当 該 運 転 者 に 携 行 させなければならない 3

問 7 次 の 記 述 のうち 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 ( 以 下 事 業 者 という )の 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 が 遵 守 しなければならない 事 項 として 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 運 転 者 は 乗 務 を 開 始 しようとするとき 乗 務 前 及 び 乗 務 後 の 点 呼 のいずれも 対 面 ( 輸 送 の 安 全 の 確 保 に 関 する 取 組 が 優 良 であると 認 められる 営 業 所 において 点 呼 を 行 う 場 合 にあっては 国 土 交 通 大 臣 が 定 めた 機 器 による 方 法 を 含 む )で 行 うこ とができない 乗 務 の 途 中 及 び 乗 務 を 終 了 したときは 法 令 に 規 定 する 点 呼 を 受 け 事 業 者 に 所 定 の 事 項 について 報 告 をすること 2. 運 転 者 は 酒 気 を 帯 びた 状 態 にあるとき 又 は 疾 病 疲 労 その 他 の 理 由 により 安 全 な 運 転 をすることができないおそれがあるときは その 旨 を 事 業 者 に 申 し 出 るこ と 3. 運 転 者 は 乗 務 を 終 了 して 他 の 運 転 者 と 交 替 するときは 交 替 する 運 転 者 に 対 し 当 該 乗 務 に 係 る 事 業 用 自 動 車 道 路 及 び 運 行 の 状 況 について 通 告 すること この 場 合 において 交 替 して 乗 務 する 運 転 者 は 当 該 通 告 を 受 け 当 該 事 業 用 自 動 車 の 制 動 装 置 走 行 装 置 その 他 の 重 要 な 装 置 の 機 能 について 点 検 の 必 要 性 があると 認 めら れる 場 合 には これを 点 検 すること 4. 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 の 運 転 者 は 事 業 用 自 動 車 に 乗 務 したときは 乗 務 し た 事 業 用 自 動 車 の 自 動 車 登 録 番 号 その 他 の 当 該 事 業 用 自 動 車 を 識 別 できる 表 示 乗 務 の 開 始 及 び 終 了 の 地 点 及 び 日 時 並 びに 主 な 経 過 地 点 及 び 乗 務 した 距 離 等 所 定 の 事 項 を 乗 務 等 の 記 録 ( 法 令 に 規 定 する 運 行 記 録 計 により 記 録 する 場 合 は 除 く )に 記 録 すること 4

問 8 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 ( 以 下 事 業 者 という )の 運 行 管 理 者 の 選 任 等 に 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマー クしなさい 1. 事 業 者 は 事 業 用 自 動 車 ( 被 けん 引 自 動 車 を 除 く )の 運 行 を 管 理 する 営 業 所 ごと に 当 該 営 業 所 が 運 行 を 管 理 する 事 業 用 自 動 車 の 数 を 30 で 除 して 得 た 数 (その 数 に 1 未 満 の 端 数 があるときは これを 切 り 捨 てるものとする )に 1 を 加 算 して 得 た 数 以 上 の 運 行 管 理 者 を 選 任 しなければならない ただし 5 両 未 満 の 事 業 用 自 動 車 の 運 行 を 管 理 する 営 業 所 であって 地 方 運 輸 局 長 が 当 該 事 業 用 自 動 車 の 種 別 地 理 的 条 件 その 他 の 事 情 を 勘 案 して 当 該 事 業 用 自 動 車 の 運 行 の 安 全 の 確 保 に 支 障 を 生 ずる おそれがないと 認 めるものについては この 限 りでない 2. 事 業 者 は 法 令 に 規 定 する 運 行 管 理 者 資 格 者 証 を 有 する 者 事 業 用 自 動 車 の 運 行 の 安 全 の 確 保 に 関 する 業 務 について 5 年 以 上 の 実 務 の 経 験 を 有 する 者 又 は 国 土 交 通 大 臣 が 告 示 で 定 める 運 行 の 管 理 に 関 する 講 習 であって 国 土 交 通 大 臣 の 認 定 を 受 けた もの( 基 礎 講 習 )を 修 了 した 者 のうちから 運 行 管 理 者 の 業 務 を 補 助 させるための 者 ( 補 助 者 )を 選 任 することができる 3. 国 土 交 通 大 臣 は 運 行 管 理 者 資 格 者 証 の 交 付 を 受 けている 者 が 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 若 しくはこの 法 律 に 基 づく 命 令 又 はこれらに 基 づく 処 分 に 違 反 したときは その 運 行 管 理 者 資 格 者 証 の 返 納 を 命 ずることができる また 運 行 管 理 者 資 格 者 証 の 返 納 を 命 ぜられ その 日 から 2 年 を 経 過 しない 者 に 対 しては 運 行 管 理 者 資 格 者 証 の 交 付 を 行 わないことができる 4. 事 業 者 は 運 行 管 理 者 に 対 し 国 土 交 通 省 令 で 定 める 業 務 を 行 うため 必 要 な 権 限 を 与 えなければならない また 事 業 者 は 運 行 管 理 者 がその 業 務 として 行 う 助 言 を 尊 重 しなければならず 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 その 他 の 従 業 員 は 運 行 管 理 者 が その 業 務 として 行 う 指 導 に 従 わなければならない 2. 道 路 運 送 車 両 法 関 係 問 9 道 路 運 送 車 両 法 の 目 的 についての 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 道 路 運 送 車 両 に 関 し 所 有 権 についての 公 証 等 を 行 うこと 2. 道 路 運 送 車 両 に 関 し 安 全 性 の 確 保 を 図 ること 3. 道 路 運 送 車 両 に 関 し 整 備 についての 技 術 の 向 上 を 図 ること 及 び 自 動 車 の 製 造 事 業 の 健 全 な 発 達 に 資 すること 4. 道 路 運 送 車 両 に 関 し 公 害 の 防 止 その 他 の 環 境 の 保 全 を 図 ること 5

問 10 自 動 車 の 検 査 等 についての 次 の 記 述 のうち 正 しいものを 2 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 国 土 交 通 大 臣 の 行 う 自 動 車 ( 検 査 対 象 外 軽 自 動 車 及 び 小 型 特 殊 自 動 車 を 除 く 以 下 同 じ )の 検 査 は 新 規 検 査 継 続 検 査 臨 時 検 査 構 造 等 変 更 検 査 及 び 予 備 検 査 の 5 種 類 である 2. 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 自 動 車 は 自 動 車 検 査 証 を 当 該 自 動 車 又 は 当 該 自 動 車 の 所 属 する 営 業 所 に 備 え 付 けなければ 運 行 の 用 に 供 してはならない 3. 初 めて 自 動 車 検 査 証 の 交 付 を 受 ける 車 両 総 重 量 7,990 キログラムの 貨 物 の 運 送 の 用 に 供 する 自 動 車 については 当 該 自 動 車 検 査 証 の 有 効 期 間 は 1 年 である 4. 自 動 車 は 国 土 交 通 大 臣 の 行 う 検 査 を 受 け 有 効 な 自 動 車 検 査 証 の 交 付 を 受 けて いるものでなければ これを 運 行 の 用 に 供 してはならない 問 11 道 路 運 送 車 両 法 に 定 める 自 動 車 の 日 常 点 検 整 備 についての 次 の 文 中 A B C Dに 入 るべき 字 句 としていずれか 正 しいものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 自 動 車 の A 又 はこれを 運 行 する 者 は 1 日 1 回 その 運 行 の 開 始 前 において 国 土 交 通 省 令 で 定 める 技 術 上 の 基 準 により 灯 火 装 置 の 点 灯 B の 作 動 その 他 の 日 常 的 に 点 検 すべき 事 項 について 目 視 等 により 自 動 車 を 点 検 しなければならない 自 動 車 の A は 点 検 の 結 果 C 状 態 にあるときは D ために 当 該 自 動 車 について 必 要 な 整 備 をしなければならない ( 行 A 政 1. 書 所 有 士 者 高 橋 幸 2. 使 也 用 者 うめさと 駅 前 事 務 所 ) B 1.かじ 取 り 装 置 2. 制 動 装 置 C D 1. 当 該 自 動 車 が 保 安 基 準 に 適 合 しなくなるおそれがある 状 態 又 は 適 合 しない 2. 当 該 自 動 車 が 保 安 基 準 に 適 合 しない 1. 保 安 基 準 に 適 合 しなくなるおそれをなくするため 又 は 保 安 基 準 に 適 合 させる 2. 保 安 基 準 に 適 合 させる 6

問 12 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 及 びその 細 目 を 定 める 告 示 についての 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 貨 物 の 運 送 の 用 に 供 する 普 通 自 動 車 であって 車 両 総 重 量 が 7 トン 以 上 のものの 後 面 には 所 定 の 後 部 反 射 器 を 備 えるほか 反 射 光 の 色 明 るさ 等 に 関 し 告 示 で 定 める 基 準 に 適 合 する 大 型 後 部 反 射 器 を 備 えなければならない 2. 自 動 車 の 前 面 ガラス 及 び 側 面 ガラス( 告 示 で 定 める 部 分 を 除 く )は フィルムが 貼 り 付 けられた 場 合 当 該 フィルムが 貼 り 付 けられた 状 態 においても 透 明 であり かつ 運 転 者 が 交 通 状 況 を 確 認 するために 必 要 な 視 野 の 範 囲 に 係 る 部 分 における 可 視 光 線 の 透 過 率 が 70% 以 上 であることが 確 保 できるものでなければならない 3. 自 動 車 に 備 えなければならない 方 向 指 示 器 は 毎 分 60 回 以 上 120 回 以 下 の 一 定 の 周 期 で 点 滅 するものでなければならない 4. 自 動 車 に 備 えなければならない 後 写 鏡 は 取 付 部 付 近 の 自 動 車 の 最 外 側 より 突 出 している 部 分 の 最 下 部 が 地 上 2 メートル 以 下 のものは 当 該 部 分 が 歩 行 者 等 に 接 触 した 場 合 に 衝 撃 を 緩 衝 できる 構 造 でなければならない 3. 道 路 交 通 法 関 係 問 13 道 路 交 通 法 に 定 める 合 図 等 についての 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 2 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 停 留 所 において 乗 客 の 乗 降 のため 停 車 していた 乗 合 自 動 車 が 発 進 するため 進 路 を 変 更 しようとして 手 又 は 方 向 指 示 器 により 合 図 をした 場 合 においては その 後 方 に ある 車 両 は その 速 度 を 急 に 変 更 しなければならないこととなる 場 合 にあっても 当 該 合 図 をした 乗 合 自 動 車 の 進 路 の 変 更 を 妨 げてはならない 2. 車 両 ( 自 転 車 以 外 の 軽 車 両 を 除 く 以 下 同 じ )の 運 転 者 が 同 一 方 向 に 進 行 しなが ら 進 路 を 左 方 又 は 右 方 に 変 えるときの 合 図 を 行 う 時 期 は その 行 為 をしようとする 地 点 から 30 メートル 手 前 の 地 点 に 達 したときである 3. 車 両 の 運 転 者 は 左 折 し 右 折 し 転 回 し 徐 行 し 停 止 し 後 退 し 又 は 同 一 方 向 に 進 行 しながら 進 路 を 変 えるときは 手 方 向 指 示 器 又 は 灯 火 により 合 図 をし かつ これらの 行 為 を 終 わるまで 当 該 合 図 を 継 続 しなければならない ( 環 状 交 差 点 における 場 合 を 除 く ) 4. 車 両 の 運 転 者 が 左 折 又 は 右 折 するときの 合 図 を 行 う 時 期 は その 行 為 をしようと する 地 点 ( 交 差 点 においてその 行 為 をする 場 合 にあっては 当 該 交 差 点 の 手 前 の 側 端 )から 30 メートル 手 前 の 地 点 に 達 したときである ( 環 状 交 差 点 における 場 合 を 除 く ) 7

問 14 道 路 交 通 法 に 定 める 駐 車 を 禁 止 する 場 所 ( 公 安 委 員 会 の 定 めるところにより 警 察 署 長 の 許 可 を 受 けたときを 除 く )についての 次 の 記 述 のうち 正 しいものを 2 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 車 両 は 道 路 工 事 が 行 われている 場 合 における 当 該 工 事 区 域 の 側 端 から 5 メート ル 以 内 の 道 路 の 部 分 においては 駐 車 してはならない 2. 車 両 は 人 の 乗 降 貨 物 の 積 卸 し 駐 車 又 は 自 動 車 の 格 納 若 しくは 修 理 のため 道 路 外 に 設 けられた 施 設 又 は 場 所 の 道 路 に 接 する 自 動 車 用 の 出 入 口 から 5 メートル 以 内 の 道 路 の 部 分 においては 駐 車 してはならない 3. 車 両 は 公 安 委 員 会 が 交 通 がひんぱんでないと 認 めて 指 定 した 区 域 を 除 き 法 令 の 規 定 により 駐 車 する 場 合 に 当 該 車 両 の 右 側 の 道 路 上 に 5 メートル( 道 路 標 識 等 により 距 離 が 指 定 されているときは その 距 離 ) 以 上 の 余 地 がないこととなる 場 所 においては 駐 車 してはならない 4. 車 両 は 消 防 用 機 械 器 具 の 置 場 若 しくは 消 防 用 防 火 水 槽 の 側 端 又 はこれらの 道 路 に 接 する 出 入 り 口 から 5 メートル 以 内 の 道 路 の 部 分 においては 駐 車 してはならな い 問 15 道 路 交 通 法 に 定 める 交 通 事 故 の 場 合 の 措 置 についての 次 の 文 中 A B C Dに 入 るべき 字 句 を 下 の 枠 内 の 選 択 肢 (1~8)から 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 に マークしなさい 交 通 事 故 があったときは 当 該 交 通 事 故 に 係 る 車 両 等 の 運 転 者 その 他 の 乗 務 員 は 直 ちに 車 両 等 の 運 転 を 停 止 して A し 道 路 における B する 等 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない この 場 合 において 当 該 車 両 等 の 運 転 者 ( 運 転 者 が 死 亡 し 又 は 負 傷 したためやむを 得 ないときは その 他 の 乗 務 員 )は 警 察 官 が 現 場 にいると きは 当 該 警 察 官 に 警 察 官 が 現 場 にいないときは 直 ちに 最 寄 りの 警 察 署 ( 派 出 所 又 は 駐 在 所 を 含 む )の 警 察 官 に 当 該 交 通 事 故 が 発 生 した 日 時 及 び 場 所 当 該 交 通 事 故 に おける 死 傷 者 の 数 及 び C 並 びに 破 壊 した 物 及 びその 破 壊 の 程 度 D 並 びに 当 該 交 通 事 故 について 講 じた 措 置 を 報 告 しなければならない 1. 事 故 状 況 を 確 認 2. 負 傷 者 を 救 護 3. 当 該 交 通 事 故 に 係 る 車 両 等 の 積 載 物 4. 安 全 な 駐 車 位 置 を 確 保 5. 事 故 関 係 車 両 の 数 6. 負 傷 者 の 負 傷 の 程 度 7. 危 険 を 防 止 8. 当 該 交 通 事 故 に 係 る 発 生 の 経 緯 8

問 16 道 路 交 通 法 に 定 める 自 動 車 の 法 定 速 度 についての 次 の 記 述 のうち 誤 っている ものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 車 両 総 重 量 5,995 キログラムの 自 動 車 の 最 高 速 度 は 道 路 標 識 等 により 最 高 速 度 が 指 定 されていない 片 側 一 車 線 の 一 般 道 路 におい ては 時 速 60 キロメートルである 2. 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 車 両 総 重 量 7,520 キログラムの 自 動 車 は 法 令 の 規 定 によりその 速 度 を 減 ずる 場 合 及 び 危 険 を 防 止 するためやむを 得 ない 場 合 を 除 き 道 路 標 識 等 により 自 動 車 の 最 低 速 度 が 指 定 されていない 区 間 の 高 速 自 動 車 国 道 の 本 線 車 道 ( 政 令 で 定 めるものを 除 く )における 最 低 速 度 は 時 速 50 メートルで ある 3. 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 車 両 総 重 量 9,595 キログラムの 自 動 車 の 最 高 速 度 は 道 路 標 識 等 により 最 高 速 度 が 指 定 されていない 高 速 自 動 車 国 道 の 本 線 車 道 ( 政 令 で 定 めるものを 除 く )においては 時 速 100 キロメートルである 4. 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 車 両 総 重 量 が 4,995 キログラムの 自 動 車 が 故 障 した 車 両 総 重 量 1,485 キログラムの 普 通 自 動 車 をロープでけん 引 する 場 合 の 最 高 速 度 は 道 路 標 識 等 により 最 高 速 度 が 指 定 されていない 一 般 道 路 においては 時 速 40 キロメートルである 問 17 道 路 交 通 法 に 定 める 大 型 貨 物 自 動 車 の 貨 物 の 積 載 制 限 ( 出 発 地 の 警 察 署 長 が 許 可 した 場 合 を 除 く )についての 次 の 記 述 のうち 誤 っているものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 積 載 物 の 長 さは 自 動 車 の 長 さにその 長 さの 10 分 の 1 の 長 さを 加 えたものを 超 え てはならず 積 載 の 方 法 は 自 動 車 の 車 体 の 前 後 から 自 動 車 の 長 さの 10 分 の 1 の 長 さを 超 えてはみ 出 してはならない 2. 積 載 物 の 幅 は 自 動 車 の 幅 を 超 えないものとし 積 載 の 方 法 は 自 動 車 の 車 体 の 左 右 からはみ 出 さないこと 3. 積 載 物 の 高 さは 3.9 メートル( 公 安 委 員 会 が 道 路 又 は 交 通 の 状 況 により 支 障 が ないと 認 めて 定 めるものにあっては 3.9 メートル 以 上 4.1 メートルを 超 えない 範 囲 内 において 公 安 委 員 会 が 定 める 高 さ)から 自 動 車 の 積 載 をする 場 所 の 高 さを 減 じた ものを 超 えないこと 4. 自 動 車 の 使 用 者 は その 者 の 業 務 に 関 し 自 動 車 の 運 転 者 に 対 し 道 路 交 通 法 第 57 条 ( 乗 車 又 は 積 載 の 制 限 等 ) 第 1 項 の 規 定 に 違 反 して 政 令 で 定 める 積 載 物 の 重 量 大 きさ 又 は 積 載 の 方 法 の 制 限 を 超 えて 積 載 をして 運 転 することを 命 じ 又 は 自 動 車 の 運 転 者 がこれらの 行 為 をすることを 容 認 してはならない 9

4. 労 働 基 準 法 関 係 問 18 労 働 基 準 法 ( 以 下 法 という )の 定 めに 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいもの を 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 労 働 者 とは 職 業 の 種 類 及 び 賃 金 の 支 払 いの 有 無 を 問 わず 事 業 又 は 事 業 所 ( 以 下 事 業 という )に 使 用 されるすべての 者 をいう 2. 使 用 者 とは 事 業 主 又 は 事 業 の 経 営 担 当 者 その 他 その 事 業 の 労 働 者 に 関 する 事 項 について 事 業 主 のために 行 為 をするすべての 者 をいう 3. 労 働 契 約 は 期 間 の 定 めのないものを 除 き 一 定 の 事 業 の 完 了 に 必 要 な 期 間 を 定 めるもののほかは 2 年 ( 法 第 14 条 ( 契 約 期 間 等 ) 第 1 項 各 号 のいずれかに 該 当 す る 労 働 契 約 にあっては 5 年 )を 超 える 期 間 について 締 結 してはならない 4. 使 用 者 は 労 働 者 の 同 意 が 得 られた 場 合 においては 労 働 契 約 の 不 履 行 について の 違 約 金 を 定 め 又 は 損 害 賠 償 額 を 予 定 する 契 約 をすることができる 問 19 労 働 基 準 法 ( 以 下 法 という )の 定 めに 関 する 次 の 記 述 のうち 誤 っている ものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 使 用 者 が 法 の 規 定 により 労 働 時 間 を 延 長 し 又 は 休 日 に 労 働 させた 場 合 におい ては その 時 間 又 はその 日 の 労 働 については 通 常 の 労 働 時 間 又 は 労 働 日 の 賃 金 の 計 算 額 の 2 割 5 分 以 上 5 割 以 下 の 範 囲 内 でそれぞれ 政 令 で 定 める 率 以 上 の 率 で 計 算 した 割 増 賃 金 を 支 払 わなければならない ただし 当 該 延 長 して 労 働 させた 時 間 が 1 ヵ 月 について 60 時 間 を 超 えた 場 合 においては その 超 えた 時 間 の 労 働 については 通 常 の 労 働 時 間 の 賃 金 の 計 算 額 の 5 割 以 上 の 率 で 計 算 した 割 増 賃 金 を 支 払 わなけれ ばならない 2. 使 用 者 は 労 働 者 を 解 雇 しようとする 場 合 においては 少 くとも 30 日 前 にその 予 告 をしなければならない 30 日 前 に 予 告 をしない 使 用 者 は 30 日 分 以 上 の 平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない 但 し 天 災 事 変 その 他 やむを 得 ない 事 由 のために 事 業 の 継 続 が 不 可 能 となった 場 合 又 は 労 働 者 の 責 に 帰 するべき 事 由 に 基 いて 解 雇 する 場 合 においては この 限 りでない 3. 使 用 者 は その 雇 入 れの 日 から 起 算 して 3 ヵ 月 間 継 続 勤 務 し 全 労 働 日 の 8 割 以 上 出 勤 した 労 働 者 に 対 して 継 続 し 又 は 分 割 した 10 労 働 日 の 有 給 休 暇 を 与 えなけれ ばならない ただし 法 第 39 条 第 3 項 に 規 定 する 1 週 間 の 所 定 労 働 日 数 が 相 当 程 度 少 ない 労 働 者 等 は 除 く 4. 使 用 者 は 当 該 事 業 場 に 労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がある 場 合 におい てはその 労 働 組 合 労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がない 場 合 においては 労 働 者 の 過 半 数 を 代 表 する 者 との 書 面 による 協 定 をし これを 行 政 官 庁 に 届 け 出 た 場 合 においては 法 定 労 働 時 間 又 は 法 定 休 日 に 関 する 規 定 にかかわらず その 協 定 で 定 めるところによって 労 働 時 間 を 延 長 し 又 は 休 日 に 労 働 させることができる ただ し 法 令 で 定 める 健 康 上 特 に 有 害 な 業 務 の 労 働 時 間 の 延 長 は 1 日 について 2 時 間 を 超 えてはならない 10

問 20 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 ( 以 下 改 善 基 準 という ) に 定 める 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 の 拘 束 時 間 等 についての 次 の 文 中 A B C Dに 入 るべき 字 句 を 次 の 枠 内 の 選 択 肢 (1~8)から 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 労 使 当 事 者 は 時 間 外 労 働 協 定 において 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 に 係 る 一 定 期 間 についての 延 長 時 間 について 協 定 するに 当 たっては 当 該 一 定 期 間 は A 及 び B 以 上 C 以 内 の 一 定 の 期 間 とするものとする 使 用 者 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 に 労 働 基 準 法 第 35 条 の 休 日 に 労 働 させる 場 合 は 当 該 労 働 させる 休 日 は A について D を 超 えないもの とし 当 該 休 日 の 労 働 によって 改 善 基 準 第 4 条 第 1 項 に 定 める 拘 束 時 間 及 び 最 大 拘 束 時 間 の 限 度 を 超 えないものとする 1.1 回 2.2 回 3.2 週 間 4.4 週 間 5.1 ヵ 月 6.2 ヵ 月 7.3 ヵ 月 8.6 ヵ 月 問 21 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 の 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 の 定 めに 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものを 2 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマー クしなさい ただし 1 人 乗 務 で フェリーには 乗 船 せず また 隔 日 勤 務 には 就 いていない 場 合 とする 1. 使 用 者 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 ( 以 下 トラック 運 転 者 という )の 拘 束 時 間 については 1 ヵ 月 について 293 時 間 を 超 えないものとするこ と ただし 労 使 協 定 があるときは 1 年 のうち 6 ヵ 月 までは 1 年 間 についての 拘 束 時 間 が 3,516 時 間 を 超 えない 範 囲 内 において 320 時 間 まで 延 長 することができ る 2. 使 用 者 は 業 務 の 必 要 上 トラック 運 転 者 に 勤 務 の 終 了 後 継 続 8 時 間 以 上 の 休 息 期 間 を 与 えることが 困 難 な 場 合 には 厚 生 労 働 省 労 働 基 準 局 長 の 定 めにより 当 分 の 間 一 定 期 間 における 全 勤 務 回 数 の 2 分 の 1 を 限 度 に 休 息 期 間 を 拘 束 時 間 の 途 中 及 び 拘 束 時 間 の 経 過 直 後 に 分 割 して 与 えることができるものとする この 場 合 に おいて 分 割 された 休 息 期 間 は 1 日 ( 始 業 時 刻 から 起 算 して 24 時 間 をいう 以 下 同 じ )において 1 回 当 たり 継 続 4 時 間 以 上 合 計 10 時 間 以 上 でなければならない ものとする 3. 使 用 者 は トラック 運 転 者 の 運 転 時 間 については 2 日 ( 始 業 時 刻 から 起 算 して 48 時 間 をいう )を 平 均 し 1 日 当 たり 9 時 間 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たり 40 時 間 を 超 えないものとすること 4. 使 用 者 は トラック 運 転 者 の 1 日 についての 拘 束 時 間 については 13 時 間 を 超 え ないものとし 当 該 拘 束 時 間 を 延 長 する 場 合 であっても 最 大 拘 束 時 間 は 15 時 間 とすること この 場 合 において 1 日 についての 拘 束 時 間 が 13 時 間 を 超 える 回 数 は 1 週 間 について 2 回 以 内 とすること 11

問 22 下 図 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 の 運 転 時 間 及 び 休 憩 時 間 の 例 を 示 したものであるが このうち 連 続 運 転 の 中 断 方 法 として 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 に 適 合 しているものを 2 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 12

問 23 下 表 は 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 の 4 週 間 の 運 転 時 間 の 例 を 示 したものであるが すべての 日 を 特 定 日 とした 2 日 ( 始 業 時 刻 から 起 算 し て 48 時 間 をいう 以 下 同 じ )を 平 均 して 1 日 当 たりの 運 転 時 間 及 び 2 週 間 を 平 均 した 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 に 関 する 次 の 記 述 のうち 正 しいものを 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 当 該 4 週 間 のすべての 日 を 特 定 日 とした 2 日 を 平 均 し 1 日 当 たりの 運 転 時 間 ( 以 下 2 日 を 平 均 し 1 日 当 たりの 運 転 時 間 という )は 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 ( 以 下 改 善 基 準 という )に 違 反 していないが 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 が 改 善 基 準 に 違 反 している 2.2 日 を 平 均 し 1 日 当 たりの 運 転 時 間 が 改 善 基 準 に 違 反 しているが 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 は 改 善 基 準 に 違 反 していない 3.2 日 を 平 均 し 1 日 当 たりの 運 転 時 間 及 び 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 のどちらも 改 善 基 準 に 違 反 している 4.2 日 を 平 均 し 1 日 当 たりの 運 転 時 間 及 び 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 のどちらも 改 善 基 準 に 違 反 していない 13

5. 実 務 上 の 知 識 及 び 能 力 問 24 点 呼 の 実 施 に 関 する 次 の 記 述 のうち 適 切 なものには 解 答 用 紙 の 適 の 欄 に 適 切 でないものには 解 答 用 紙 の 不 適 の 欄 にマークしなさい 1.A 営 業 所 においては 運 行 管 理 者 は 昼 間 のみの 勤 務 体 制 となっている このた め 運 行 管 理 者 が 不 在 となる 時 間 帯 の 点 呼 が 当 該 営 業 所 における 点 呼 の 総 回 数 の 7 割 を 超 えていることから その 時 間 帯 における 点 呼 については 事 業 者 が 選 任 した 複 数 の 運 行 管 理 者 の 補 助 者 に 実 施 させている しかしながら 運 行 管 理 者 は 点 呼 を 実 施 した 当 該 補 助 者 に 対 し 当 該 点 呼 の 実 施 内 容 の 報 告 を 求 める 等 十 分 な 指 導 及 び 監 督 を 行 っている 2.いわゆるGマークの 認 定 を 受 けていないA 営 業 所 の 運 行 管 理 者 は 所 属 する 運 転 者 が 遠 隔 地 にある 自 社 のB 営 業 所 から 運 行 を 開 始 する 場 合 は 当 該 運 転 者 が 所 属 し ていないB 営 業 所 の 運 行 管 理 者 に 点 呼 を 実 施 させている その 際 当 該 B 営 業 所 に 備 えられたアルコール 検 知 器 ( 国 土 交 通 大 臣 が 告 示 で 定 めたもの )を 使 用 した 酒 気 帯 びの 有 無 の 確 認 など 所 定 の 事 項 をB 営 業 所 の 運 行 管 理 者 が 実 施 し その 結 果 を A 営 業 所 の 運 行 管 理 者 に 連 絡 している このため 連 絡 を 受 けたA 営 業 所 の 運 行 管 理 者 は 当 該 運 転 者 から 直 接 の 報 告 をさせることなく 点 呼 を 実 施 したこととしてい る 3. 乗 務 前 の 点 呼 において 運 転 者 の 健 康 状 態 を 的 確 に 確 認 することができるようにす るため 健 康 診 断 の 結 果 等 から 異 常 の 所 見 がある 運 転 者 又 は 就 業 上 の 措 置 を 講 じた 運 転 者 が 一 目 で 分 かるように 個 人 のプライバシーに 配 慮 しながら 点 呼 記 録 表 の 運 転 者 の 氏 名 の 横 にマークを 付 与 するなどして これを 点 呼 において 活 用 している 4. 以 前 に 自 社 の 運 転 者 が 自 動 車 運 転 免 許 証 の 停 止 の 処 分 を 受 けているにも 拘 わらず 業 務 中 の 事 業 用 自 動 車 を 運 転 していた 事 案 が 発 覚 したことがあったため 運 行 管 理 規 程 に 乗 務 前 の 点 呼 における 実 施 事 項 として 自 動 車 運 転 免 許 証 の 提 示 及 び 確 認 に ついて 明 記 した 運 行 管 理 者 は その 後 の 乗 務 前 の 点 呼 の 際 は 法 令 によるものの ほか 運 転 者 全 員 に 対 し 事 前 に 提 出 させた 各 自 の 自 動 車 運 転 免 許 証 のコピーによ る 確 認 を 行 い その 再 発 防 止 を 図 っている 14

問 25 運 行 管 理 者 の 日 常 業 務 の 記 録 等 に 関 する 次 の 記 述 のうち 適 切 なものには 解 答 用 紙 の 適 の 欄 に 適 切 でないものには 解 答 用 紙 の 不 適 の 欄 にマークしなさい 1. 運 行 管 理 者 は 選 任 された 運 転 者 ごとに 採 用 時 に 提 出 させた 履 歴 書 が 法 令 で 定 める 運 転 者 台 帳 の 記 載 事 項 の 内 容 をほぼ 網 羅 していることから これを 当 該 台 帳 と して 使 用 し 索 引 簿 なども 作 成 のうえ 営 業 所 に 備 え 管 理 をしている なお 他 の 営 業 所 への 転 任 又 は 退 職 した 運 転 者 については 余 白 部 にそのことがあった 年 月 日 及 び 理 由 を 記 載 し 3 年 間 保 存 している 2. 運 行 管 理 者 は 事 業 者 が 定 めた 勤 務 時 間 及 び 乗 務 時 間 の 範 囲 内 で 運 転 者 が 過 労 とならないよう 十 分 考 慮 しながら そのほか 天 候 や 道 路 状 況 などをあわせて 考 え 乗 務 割 を 作 成 している なお 乗 務 割 は 早 めに 運 転 者 に 知 らせるため 1 ヵ 月 分 程 度 の 予 定 を 事 前 に 示 し これに 従 って 運 転 者 に 乗 務 させている 3. 運 行 管 理 者 は 運 転 者 に 法 令 に 基 づき 作 成 した 運 行 指 示 書 を 携 行 させ 運 行 させて いたが 当 該 運 転 者 から 運 行 経 路 の 途 中 において 交 通 事 故 が 発 生 しており その 影 響 で 運 行 の 遅 延 が 予 想 される 旨 運 行 管 理 者 に 連 絡 があった そこで 当 該 運 行 管 理 者 は 運 行 経 路 を 変 更 すべきと 判 断 し 営 業 所 に 保 管 する 当 該 運 行 指 示 書 の 写 し にその 変 更 した 内 容 を 記 載 するとともに 当 該 運 転 者 に 対 して 電 話 等 により 変 更 の 指 示 を 行 った また 運 転 者 に 携 行 させている 運 行 指 示 書 については 帰 庫 後 提 出 さ せ 運 行 管 理 者 自 ら 当 該 変 更 内 容 を 記 載 のうえ 保 管 した 4. 運 行 管 理 者 は 運 行 記 録 計 により 記 録 される 瞬 間 速 度 運 行 距 離 及 び 運 行 時 間 等 により 運 転 者 の 運 行 の 実 態 や 車 両 の 運 行 の 実 態 を 分 析 し 運 転 者 の 日 常 の 乗 務 を 把 握 し 過 労 運 転 の 防 止 及 び 運 行 の 適 正 化 を 図 る 資 料 として 活 用 しており 運 行 記 録 計 の 記 録 を 1 年 間 保 存 している 問 26 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 の 健 康 管 理 に 関 する 次 の 記 述 のうち 適 切 なものには 解 答 ( 行 用 政 紙 書 の 適 士 の 欄 高 に 適 橋 切 幸 也 うめさと でないものには 解 答 用 紙 の 不 適 駅 の 欄 前 事 務 所 ) にマークしなさい 1. 事 業 者 は 深 夜 ( 夜 11 時 出 庫 )を 中 心 とした 業 務 に 常 時 従 事 する 運 転 者 に 対 し 法 に 定 める 定 期 健 康 診 断 を 1 年 に 1 回 必 ず 定 期 に 受 診 させるようにしている しかし 過 去 の 診 断 結 果 に 異 常 の 所 見 があった 運 転 者 及 び 健 康 に 不 安 を 持 ち 受 診 を 希 望 する 運 転 者 に 対 しては 6 ヵ 月 ごとに 受 診 させている 2. 事 業 者 が 自 社 指 定 の 医 師 による 定 期 健 康 診 断 を 実 施 したが 一 部 の 運 転 者 から は 当 該 医 師 による 健 康 診 断 ではなく 他 の 医 師 による 健 康 診 断 を 受 診 したい 旨 の 希 望 があった そこで 自 社 で 実 施 した 健 康 診 断 を 受 診 しなかった 運 転 者 には 他 の 医 師 が 行 う 当 該 健 康 診 断 に 相 当 する 健 康 診 断 を 受 け その 結 果 を 証 明 する 書 面 を 提 出 するようにさせた 3. 漫 然 運 転 や 居 眠 り 運 転 の 原 因 の 一 つとして 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 と 呼 ばれている 病 気 がある この 病 気 は 狭 心 症 や 心 筋 梗 塞 などの 合 併 症 を 引 き 起 こすおそれがあ るので 事 業 者 は 日 頃 から 運 転 者 に 対 し 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 の 症 状 などについ て 理 解 させ 早 期 発 見 早 期 治 療 に 取 り 組 んでいる 4. 常 習 的 な 飲 酒 運 転 の 背 景 には アルコール 依 存 症 という 病 気 があるといわれてい る この 病 気 は 専 門 医 による 早 期 の 治 療 をすることにより 回 復 が 可 能 とされており 一 度 回 復 すると 飲 酒 しても 再 発 することはないので 事 業 者 は アルコール 依 存 症 から 回 復 した 運 転 者 に 対 する 飲 酒 に 関 する 指 導 を 特 別 に 行 うことはしていない 15

問 27 自 動 車 の 特 性 と 運 転 に 関 する 次 の 記 述 のうち 適 切 なものには 解 答 用 紙 の 適 の 欄 に 適 切 でないものには 解 答 用 紙 の 不 適 の 欄 にマークしなさい 1. 前 方 の 自 動 車 を 大 型 車 と 乗 用 車 から 同 じ 距 離 で 見 た 場 合 それぞれの 視 界 や 見 え 方 が 異 なり 運 転 席 が 高 い 位 置 にある 大 型 車 の 場 合 は 車 間 距 離 に 余 裕 がないように 感 じ 乗 用 車 の 場 合 は 車 間 距 離 に 余 裕 があるように 感 じやすくなる したがって 運 転 者 に 対 して 運 転 する 自 動 車 による 車 間 距 離 の 見 え 方 の 違 いに 注 意 して 適 正 な 車 間 距 離 をとるよう 指 導 する 必 要 がある 2. 自 動 車 のハンドルを 切 り 旋 回 した 場 合 左 右 及 び 前 後 輪 はそれぞれ 別 の 軌 跡 を 通 る ハンドルを 左 に 切 った 場 合 左 側 の 後 輪 が 左 側 の 前 輪 の 軌 跡 に 対 し 内 側 を 通 る こととなり この 前 後 輪 の 軌 跡 の 差 を 内 輪 差 という ホイールベースの 長 い 大 型 車 ほどこの 内 輪 差 が 大 きくなる したがって このような 大 型 車 を 運 転 する 運 転 者 に 対 し 交 差 点 での 左 折 時 には 内 輪 差 による 歩 行 者 や 自 転 車 等 との 接 触 巻 き 込 み 事 故 に 注 意 するよう 指 導 する 必 要 がある 3. 一 般 的 に 車 両 全 長 が 長 い 大 型 車 が 右 左 折 する 場 合 ハンドルを 一 気 にいっぱいに 切 ることにより その 間 における 車 体 後 部 のオーバーハング 部 分 ( 最 後 輪 より 車 両 後 端 までのはみ 出 し 部 分 )の 対 向 車 線 等 へのはみ 出 し 量 が 少 なくなり 対 向 車 など に 接 触 する 事 故 を 防 ぐことができる したがって このような 大 型 車 の 右 左 折 にお いては ハンドルを 一 気 にいっぱいに 切 るような 運 転 を 心 がける 必 要 がある 4. 自 動 車 は 運 転 者 が 直 接 見 ることが 出 来 ない 箇 所 に 対 して 後 写 鏡 やアンダーミラ ー 等 を 備 えるなどして 構 造 上 の 死 角 が 少 なくなるよう 設 計 されているが なお 死 角 は 存 在 する その 他 にも 前 走 車 対 向 車 など 他 の 交 通 による 死 角 道 路 構 造 建 物 樹 木 等 道 路 環 境 による 死 角 夜 間 走 行 時 の 死 角 等 があるので これ らの 死 角 の 特 性 に 十 分 注 意 した 運 転 が 必 要 である 16

問 28 自 動 車 の 追 い 越 しに 関 する 次 の 文 中 A 及 びBに 入 るべき 字 句 を 下 の 枠 内 の 選 択 肢 (1~6)から 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 1. 高 速 自 動 車 国 道 を 車 両 の 長 さ 10 メートルのトラックが 時 速 80 キロメートルで 走 行 中 下 図 のとおり 時 速 70 キロメートルで 前 方 を 走 行 中 の 車 両 の 長 さが 10 メー トルのバスを 追 い 越 すために 要 する 追 越 距 離 は A である なお この 場 合 の 追 越 とは トラックが 前 走 するバスの 後 方 90 メートル(ア)の 位 置 から 始 まり バ スを 追 い 越 してバスとの 車 間 距 離 が 90 メートル(イ)の 位 置 に 達 するまでのすべて の 行 程 をいう 2. 1 の 場 合 において 追 い 越 しに 要 する 時 間 は B である なお 解 答 として 求 めた 数 値 に 1 未 満 の 端 数 がある 場 合 には 小 数 点 第 一 位 以 下 を 四 捨 五 入 すること 1.1,440 メートル 2.1,520 メートル 3.1,600 メートル 4.72 秒 5.68 秒 6.65 秒 17

問 29 国 土 交 通 省 がとりまとめた トラック 輸 送 の 過 労 運 転 防 止 対 策 マニュアル に おける 下 記 の 過 労 運 転 による 事 故 の 危 険 性 について の 記 述 等 を 踏 まえ 事 業 者 又 は 運 行 管 理 者 が 実 施 する 次 のア~クの 対 策 の 中 で 過 労 運 転 防 止 のために 最 も 直 接 的 に 有 効 と 考 えられる 組 合 せを 末 尾 の 枠 内 の 選 択 肢 (1~6)から 1 つ 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 過 労 運 転 による 事 故 の 危 険 性 について ( 平 成 20 年 トラック 輸 送 の 過 労 運 転 防 止 対 策 マニュアル より) トラック 運 送 事 業 においては 運 転 者 の 深 夜 早 朝 を 含 む 長 時 間 の 労 働 の 結 果 慢 性 的 な 休 養 不 足 により 疲 労 が 蓄 積 しやすく 運 転 者 に 過 労 状 態 が 生 じやすい 傾 向 があ る また 長 距 離 運 行 の 際 の 車 中 泊 等 睡 眠 環 境 の 悪 さなどが 疲 労 回 復 を 妨 げ 過 労 運 転 の 要 因 となっており (1) 睡 眠 時 間 5 時 間 未 満 の 運 転 者 のヒヤリハット 体 験 や 居 眠 り 運 転 の 体 験 率 は 睡 眠 時 間 5 時 間 以 上 の 運 転 者 に 比 べてヒヤリハットの 体 験 率 が 2.3 倍 居 眠 り 運 転 の 体 験 率 は 3.3 倍 となっている (2) 運 転 者 の 65%が 運 転 中 に 眠 気 により 危 険 を 感 じたことがあり このうちの 3 分 の 2( 全 体 の 44%)は 実 際 に 居 眠 り 運 転 の 経 験 があると 回 答 している (3) 大 型 トラックの 事 故 の 約 55%は 追 突 事 故 であり これによる 死 亡 事 故 率 は 乗 用 車 に 比 べて 約 12 倍 高 いという 事 故 分 析 結 果 がある ア 経 営 トップから 現 場 の 運 転 者 に 至 るまで 輸 送 の 安 全 が 企 業 の 存 立 に 最 も 重 要 であることをあらためて 自 覚 し 過 労 運 転 防 止 を 安 全 方 針 等 に 掲 げて 具 体 的 数 値 目 標 を 設 定 し PDCAサイクルに 基 づき 輸 送 の 安 全 性 の 向 上 を 図 ること イ 運 転 者 には 大 型 トラックの 運 転 方 法 多 様 な 地 理 的 気 象 状 況 のもとでの 道 路 状 況 及 び 運 行 の 状 況 に 関 する 指 導 を 計 画 的 に 行 い 運 転 者 の 安 全 運 転 に 関 する 技 量 向 上 を 図 ること ウ 点 呼 において 運 転 者 の 顔 つきなどの 変 化 をよく 観 察 し 前 日 の 勤 務 状 況 や 疲 労 及 び 健 康 状 態 などについて 細 かくチェックすることはもとより 運 転 者 が 疲 労 及 び 健 康 に 関 連 した 異 常 を 感 じたときに 常 に 安 全 を 優 先 した 対 応 のできる 職 場 環 境 作 りをすること エ 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 を 遵 守 し 運 転 者 が 疲 れを 感 じたときには 臨 時 に 休 憩 がとれる 余 裕 を 見 込 んだ 運 行 計 画 を 作 成 すること オ 法 令 に 基 づく 運 転 者 が 遵 守 すべき 事 項 に 関 する 知 識 のほか 大 型 トラックの 持 つ 特 性 等 について 理 解 をさせ 運 行 の 安 全 を 確 保 するための 必 要 な 運 転 に 関 する 技 能 知 識 を 習 得 させること カ 運 転 者 自 らが 日 常 的 に 健 康 管 理 を 適 切 に 行 っていくことを 指 導 すること 特 に 脳 卒 中 や 心 臓 病 など 運 転 中 の 突 然 死 を 招 く 生 活 習 慣 病 を 予 防 していくためには 食 生 活 運 動 習 慣 休 養 飲 酒 喫 煙 等 の 習 慣 を 改 善 し 自 身 の 健 康 状 態 を 把 握 す るために 定 期 的 な 健 康 診 断 は 必 ず 受 診 をさせること 18

キ 大 型 トラックが 駐 車 して 休 憩 できる 駐 車 場 やトラックステーション 等 の 位 置 を 把 握 し 運 行 計 画 の 策 定 時 に 運 転 者 が 休 憩 仮 眠 に 利 用 できるよう 配 慮 し これら の 施 設 を 運 転 者 に 活 用 させるよう 指 導 すること ク ASV( 先 進 安 全 自 動 車 )の 導 入 により 車 両 面 の 安 全 対 策 を 行 っていくこと 1.ア イ ウ オ カ 3.ア エ オ キ ク 5.イ ウ カ キ ク 2.ア ウ エ カ キ 4.イ ウ エ オ ク 6.エ オ カ キ ク 19

問 30 下 の 荷 主 からの 運 送 依 頼 に 基 づいて A 営 業 所 の 運 行 管 理 者 がア~ウの 運 行 に 関 する 計 画 を 立 てた この 運 行 計 画 を 立 てた 際 の 運 行 管 理 者 の 判 断 に 関 する 1~3 の 記 述 のうち 適 切 なものをすべて 選 び 解 答 用 紙 の 該 当 する 欄 にマークしなさい 荷 主 からの 運 送 依 頼 事 項 A 地 点 から 重 量 が 5,250 キログラムの 荷 をB 地 点 まで 往 路 運 送 し 復 路 はC 地 点 から 重 量 が 5,000 キログラムの 荷 をD 地 点 に 運 送 する 運 行 の 計 画 ア 乗 車 定 員 2 名 で 最 大 積 載 量 6,000 キログラム 車 両 総 重 量 10,950 キログラムの 中 型 貨 物 自 動 車 を 使 用 する 当 該 運 行 は 運 転 者 1 人 乗 務 とする イ 当 日 の 当 該 運 転 者 の 始 業 時 刻 は 7 時 とし 乗 務 前 点 呼 後 7 時 30 分 に 営 業 所 を 出 庫 して 荷 主 先 のA 地 点 に 向 かう 荷 積 み 後 B 地 点 に 向 かうが 途 中 最 高 速 度 が 指 定 されていない 高 速 自 動 車 国 道 ( 法 令 による 最 低 速 度 を 定 めない 本 線 車 道 に 該 当 し ないもの 以 下 同 じ )のE 料 金 所 からF 料 金 所 までの 間 (この 間 の 距 離 は 180 キ ロメートル)を 連 続 2 時 間 30 分 運 転 し 途 中 に 5 分 の 休 憩 を 挟 み B 地 点 には 12 時 までに 到 着 する 荷 下 ろし 後 荷 主 先 C 地 点 の 休 憩 施 設 に 向 かい 当 該 施 設 におい て 1 時 間 の 休 憩 をとる ウ C 地 点 にて 荷 積 み 後 荷 主 先 を 14 時 30 分 に 出 発 してD 地 点 に 向 かい 高 速 自 動 車 国 道 のG 料 金 所 からH 料 金 所 までの 間 (この 間 の 距 離 は 210 キロメートル)を 連 続 3 時 間 運 転 し 荷 主 先 の 地 点 に 18 時 45 分 までに 到 着 する 荷 下 ろし 後 当 社 営 業 所 に 19 時 20 分 までに 帰 庫 し 乗 務 後 点 呼 を 受 け 19 時 50 分 に 終 業 する ( 詳 細 は 次 図 を 参 照 ) ( 行 当 政 該 運 書 転 者 士 の 勤 務 高 状 況 橋 幸 也 うめさと 駅 前 事 務 所 ) ア 前 日 の 勤 務 は 7 時 から 19 時 までの 勤 務 であり 拘 束 時 間 が 12 時 間 であった その 間 の 運 転 時 間 は 9 時 間 15 分 であり 当 日 までの 休 息 期 間 は 12 時 間 であった イ 翌 日 の 勤 務 は 8 時 から 20 時 までの 勤 務 であり 拘 束 時 間 を 12 時 間 とし その 間 の 運 転 時 間 は 9 時 間 を 予 定 している 10 分 40 分 2 時 間 30 分 45 分 35 分 10 分 5 分 30 分 3 時 間 30 分 20

1.E 料 金 所 からF 料 金 所 までの 間 の 高 速 自 動 車 国 道 の 運 転 時 間 を 2 時 間 30 分 及 び G 料 金 所 からH 料 金 所 までの 間 の 高 速 自 動 車 国 道 の 運 転 時 間 を 3 時 間 と 制 限 速 度 を 考 慮 してそれぞれ 設 定 したこと 2. 当 日 を 特 定 日 とした 場 合 の 2 日 を 平 均 した 1 日 当 たりの 運 転 時 間 が 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 ( 以 下 改 善 基 準 という )に 違 反 していな いと 判 断 したこと 3. 当 日 の 運 行 計 画 における 連 続 運 転 時 間 の 中 断 方 法 は 改 善 基 準 に 違 反 していな いと 判 断 したこと 21

平 成 27 年 度 第 1 回 運 行 管 理 者 試 験 (H27.8 実 施 ) 解 答 問 1 問 2 問 3 問 4 問 5 問 6 1 A:5 B:6 C:3 D:4 2,4 2,5,6 2 2 問 7 問 8 問 9 問 10 問 11 問 12 3 2 3 1,4 A:2 B:2 C:1 D:1 4 問 13 問 14 問 15 問 16 問 17 問 18 1,2 1,4 A:2 B:7 C:6 D:3 3 3 2 問 19 問 20 問 21 問 22 問 23 3 A:3 B:5 C:7 D:1 1,2 1,4 2 問 24 問 25 問 26 適 :3 不 適 :1,2,4 適 :2,4 不 適 :1,3 適 :2,3 不 適 :1,4 問 27 問 28 問 29 問 30 適 :2,4 不 適 :1,3 A:3 B:4 2 1,2 凡 例 事 業 法 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 事 業 法 施 行 規 則 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 法 施 行 規 則 安 全 規 則 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 輸 送 安 全 規 則 事 故 報 告 規 則 自 動 車 事 故 報 告 規 則 指 導 及 び 監 督 の 指 針 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 が 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 に 対 して 行 う 指 導 及 び 監 督 の 指 針 車 両 法 道 路 運 送 車 両 法 車 両 法 施 行 規 則 道 路 運 送 車 両 法 施 行 規 則 保 安 基 準 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 保 安 基 準 細 目 道 路 運 送 車 両 の 保 安 基 準 の 細 目 を 定 める 告 示 点 検 基 準 自 動 車 点 検 基 準 道 交 法 道 路 交 通 法 道 交 法 施 行 令 道 路 交 通 法 施 行 令 道 交 法 施 行 規 則 道 路 交 通 法 施 行 規 則 労 基 法 労 働 基 準 法 安 衛 法 労 働 安 全 衛 生 法 安 衛 則 労 働 安 全 衛 生 規 則 改 善 基 準 自 動 車 運 転 者 の 労 働 時 間 等 の 改 善 のための 基 準 特 例 通 達 一 般 乗 用 旅 客 自 動 車 運 送 事 業 以 外 の 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 の 拘 束 時 間 及 び 休 息 期 間 の 特 例 について 安 全 規 則 の 解 釈 及 び 運 用 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 輸 送 安 全 規 則 の 解 釈 及 び 運 用 について 1

問 1 正 解 1 1. 誤 り 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 とは 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 特 定 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 及 び 貨 物 軽 自 動 車 運 送 事 業 の 3 種 類 をいい 貨 物 自 動 車 利 用 運 送 事 業 は 含 まない( 事 業 法 2 条 1 項 ) 2. 正 しい ( 事 業 法 27 条 1 項 2 項 ) 3. 正 しい ( 安 全 規 則 2 条 の 8 第 2 項 ) 4. 正 しい ( 事 業 法 2 条 6 項 ) 問 2 正 解 A5 B6 C3 D4( 事 業 法 17 条 1 項 ) 一 般 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 者 は 事 業 用 自 動 車 の(A= 数 ) 荷 役 その 他 の 事 業 用 自 動 車 の 運 転 に 附 帯 する 作 業 の 状 況 等 に 応 じて(B= 必 要 となる 員 数 の) 運 転 者 及 びそ の 他 の 従 業 員 の 確 保 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 がその 休 憩 又 は 睡 眠 のために 利 用 するこ とができる 施 設 の 整 備 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 の 適 切 な 勤 務 時 間 及 び(C= 乗 務 時 間 ) の 設 定 その 他 事 業 用 自 動 車 の 運 転 者 の(D= 過 労 運 転 を 防 止 )するために 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない 問 3 正 解 2,4 1. 誤 り 輸 送 の 安 全 に 関 する 基 本 的 な 方 針 を 策 定 することは 事 業 者 の 義 務 であり( 安 全 規 則 10 条 4 項 ) 運 行 管 理 者 の 業 務 ではない 運 行 管 理 者 の 業 務 は 乗 務 員 に 対 し 国 土 交 通 大 臣 が 告 示 で 定 める 指 導 監 督 を 行 うことである( 同 規 則 20 条 1 項 14 号 ) 2. 正 しい ( 安 全 規 則 20 条 1 項 12 号 ) 3. 誤 り 運 行 管 理 者 の 業 務 は 乗 務 員 が 休 憩 又 は 睡 眠 のために 利 用 することができ る 施 設 を 適 切 に 管 理 することであり( 安 全 規 則 20 条 1 項 2 号 ) これらの 施 設 の 整 備 や 保 守 については 事 業 者 の 義 務 である( 同 規 則 3 条 3 項 ) 4. 正 しい ( 安 全 規 則 20 条 1 項 17 号 ) 問 4 正 解 2,5,6( 安 全 規 則 7 条 2 項 ) 乗 務 終 了 後 の 点 呼 において 運 行 管 理 者 が 法 令 の 定 めにより 実 施 しなければならな い 事 項 は 肢 2 の 酒 気 帯 びの 有 無 について 目 視 等 で 確 認 するほか アルコー ル 検 知 器 を 用 いて 確 認 を 行 うこと 肢 5 の 乗 務 に 係 る 事 業 用 自 動 車 道 路 及 び 運 行 の 状 況 について 報 告 を 求 めること 肢 6 の 交 替 運 転 者 に 対 して 行 った 法 令 の 規 定 による 通 告 について 報 告 を 求 めること とされている なお 肢 1 の 日 常 点 検 に 関 する 事 項 及 び 肢 3 の 運 転 者 の 健 康 状 態 に 関 する 事 項 については 乗 務 前 の 点 呼 で 実 施 しなければならない 事 項 であり 肢 4 の 運 送 依 頼 事 項 及 び 貨 物 の 積 載 状 況 について 報 告 確 認 に 関 する 事 項 については 法 令 に より 実 施 が 義 務 付 けられている 事 項 ではない 問 5 正 解 2 1. 正 しい ( 事 故 報 告 規 則 2 条 1 号 3 条 1 項 4 条 1 項 ) 2. 誤 り 自 動 車 の 転 覆 等 により 灯 油 のような 消 防 法 に 規 定 する 危 険 物 の 全 部 若 し くは 一 部 が 飛 散 し 又 は 漏 えいした 場 合 30 日 以 内 に 国 土 交 通 大 臣 への 報 告 書 の 提 出 のほか 電 話 FAXその 他 適 当 な 方 法 により 24 時 間 以 内 においてでき る 限 り 速 やかに その 事 故 の 概 要 を 運 輸 支 局 長 等 に 速 報 しなければならない( 事 故 報 告 規 則 4 条 1 項 4 号 ) 3. 正 しい 重 傷 者 を 生 じた 事 故 があった 場 合 には 報 告 書 を 提 出 しなければならな いが( 事 故 報 告 規 則 2 条 3 号 ) ここでいう 重 傷 とは 腕 などの 骨 折 や 内 臓 の 破 裂 14 日 以 上 病 院 に 入 院 することを 要 する 傷 害 又 は 病 院 に 入 院 することを 要 す る 傷 害 で 医 師 の 治 療 を 要 する 期 間 が 30 日 以 上 のもの のことをいい 入 院 を 伴 わない 医 師 の 治 療 を 要 する 期 間 が 30 日 の 傷 害 は 重 傷 には 該 当 しないので 報 告 書 の 提 出 は 不 要 である 2

4. 正 しい ( 事 故 報 告 規 則 2 条 10 号 ) 問 6 正 解 2 1. 正 しい ( 安 全 規 則 3 条 1 項 2 項 ) 2. 誤 り 運 転 者 が 一 の 運 行 における 最 初 の 乗 務 を 開 始 してから 最 後 の 乗 務 を 終 了 す るまでの 時 間 は 144 時 間 を 超 えてはならない( 平 成 13 年 国 交 省 告 示 第 1365 号 ) 3. 正 しい ( 安 全 規 則 3 条 7 項 ) 4. 正 しい ( 安 全 規 則 9 条 の 3 第 1 項 ) 問 7 正 解 3 1. 正 しい ( 安 全 規 則 17 条 3 号 ) 2. 正 しい ( 安 全 規 則 17 条 1 号 ) 3. 誤 り 他 の 運 転 者 と 交 替 して 乗 務 を 開 始 しようとするときは 事 業 用 自 動 車 の 制 動 装 置 走 行 装 置 その 他 の 重 要 な 装 置 の 機 能 について 点 検 しなければならない( 安 全 規 則 17 条 5 号 ) 点 検 の 必 要 性 があると 認 められる 場 合 に 限 られるわけではない 4. 正 しい ( 安 全 規 則 17 条 6 号 ) 問 8 正 解 2 1. 正 しい ( 安 全 規 則 18 条 1 項 ) 2. 誤 り 補 助 者 に 選 任 できるのは 所 定 の 運 行 管 理 者 資 格 者 証 を 有 する 者 又 は 国 土 交 通 大 臣 が 認 定 する 講 習 を 修 了 した 者 である 事 業 用 自 動 車 の 運 行 の 安 全 の 確 保 に 関 する 業 務 について 5 年 以 上 の 実 務 の 経 験 を 有 しているだけでは 補 助 者 とし て 選 任 することはできない( 安 全 規 則 18 条 3 項 ) 3. 正 しい ( 事 業 法 19 条 2 項 1 号 20 条 ) 4. 正 しい ( 事 業 法 22 条 2 項 3 項 ) 問 9 正 解 3( 車 両 法 1 条 ) 車 両 法 の 目 的 は 道 路 運 送 車 両 に 関 し 所 有 権 についての 公 証 等 を 行 い 並 びに 安 全 性 の 確 保 及 び 公 害 の 防 止 その 他 の 環 境 の 保 全 並 びに 整 備 についての 技 術 の 向 上 を 図 り 併 せて 自 動 車 の 整 備 事 業 の 健 全 な 発 達 に 資 することにより 公 共 の 福 祉 を 増 進 することである 自 動 車 の 製 造 事 業 の 健 全 な 発 達 に 資 すること は 含 まれない 問 10 正 解 1,4 1. 正 しい ( 車 両 法 59 条 62 条 63 条 67 条 71 条 ) 2. 誤 り 自 動 車 検 査 証 は 当 該 自 動 車 に 備 え 付 けるのであって( 車 両 法 66 条 1 項 ) 営 業 所 ではない 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 自 動 車 の 場 合 でも 同 様 である 3. 誤 り 本 肢 のような 車 両 総 重 量 が 8 トン 未 満 の 貨 物 自 動 車 の 場 合 初 めて 自 動 車 検 査 証 の 交 付 を 受 ける 際 の 当 該 自 動 車 検 査 証 の 有 効 期 間 は 2 年 である( 車 両 法 61 条 2 項 1 号 ) 4. 正 しい ( 車 両 法 58 条 1 項 ) 問 11 正 解 A2 B2 C1 D1( 車 両 法 47 条 の 2 第 1 項 2 項 3 項 ) 自 動 車 運 送 事 業 の 用 に 供 する 自 動 車 の(A= 使 用 者 ) 又 はこれを 運 行 する 者 は 1 日 1 回 その 運 行 の 開 始 前 において 国 土 交 通 省 令 で 定 める 技 術 上 の 基 準 により 灯 火 装 置 の 点 灯 (B= 制 動 装 置 )の 作 動 その 他 の 日 常 的 に 点 検 すべき 事 項 について 目 視 等 により 自 動 車 を 点 検 しなければならない 自 動 車 の(A= 使 用 者 )は 点 検 の 結 果 (C= 当 該 自 動 車 が 保 安 基 準 に 適 合 しな くなるおそれがある 状 態 又 は 適 合 しない) 状 態 にあるときは (D= 保 安 基 準 に 適 合 しなくなるおそれをなくするため 又 は 保 安 基 準 に 適 合 させる)ために 当 該 自 動 車 に ついて 必 要 な 整 備 をしなければならない 3

問 12 正 解 4 1. 正 しい ( 保 安 基 準 38 条 の 2 第 1 項 ) 2. 正 しい ( 保 安 基 準 細 目 195 条 5 項 6 号 ) 3. 正 しい ( 保 安 基 準 細 目 215 条 4 項 1 号 ) 4. 誤 り 後 写 鏡 は 取 付 部 付 近 の 自 動 車 の 最 外 側 より 突 出 している 部 分 の 最 下 部 が 地 上 1.8 メートル 以 下 のものは 当 該 部 分 が 歩 行 者 等 に 接 触 した 場 合 に 衝 撃 を 緩 衝 できる 構 造 でなければならない( 保 安 基 準 細 目 224 条 1 項 2 号 ) 問 13 正 解 1,2 1. 誤 り 停 留 所 において 乗 客 の 乗 降 のため 停 車 していた 乗 合 自 動 車 が 発 進 するため 進 路 を 変 更 しようとして 合 図 をした 場 合 においては その 後 方 にある 車 両 は そ の 速 度 又 は 方 向 を 急 に 変 更 しなければならないこととなる 場 合 を 除 き 当 該 合 図 をした 乗 合 自 動 車 の 進 路 の 変 更 を 妨 げてはならない( 道 交 法 31 条 の 2) 2. 誤 り 車 両 の 運 転 者 が 同 一 方 向 に 進 行 しながら 進 路 を 左 方 又 は 右 方 に 変 えるとき の 合 図 を 行 う 時 期 は その 行 為 をしようとする 時 の 3 秒 前 のときである( 道 交 法 施 行 令 21 条 1 項 ) 3. 正 しい ( 道 交 法 53 条 1 項 ) 4. 正 しい ( 道 交 法 施 行 令 21 条 1 項 ) 問 14 正 解 1,4 1. 正 しい ( 道 交 法 45 条 1 項 2 号 ) 2. 誤 り 駐 車 が 禁 止 されているのは 人 の 乗 降 貨 物 の 積 卸 し 駐 車 又 は 自 動 車 の 格 納 若 しくは 修 理 のため 道 路 外 に 設 けられた 施 設 又 は 場 所 の 道 路 に 接 する 自 動 車 用 の 出 入 口 から 3 メートル 以 内 の 道 路 の 部 分 である( 道 交 法 45 条 1 項 1 号 ) 3. 誤 り 駐 車 が 禁 止 されているのは 車 両 の 右 側 の 道 路 上 に 3.5 メートル 以 上 の 余 地 がないこととなる 場 合 である( 道 交 法 45 条 2 項 ) 4. 正 しい ( 道 交 法 45 条 1 項 3 号 ) 問 15 正 解 A2 B7 C6 D3( 道 交 法 72 条 1 項 ) 交 通 事 故 があったときは 当 該 交 通 事 故 に 係 る 車 両 等 の 運 転 者 その 他 の 乗 務 員 は 直 ちに 車 両 等 の 運 転 を 停 止 して (A= 負 傷 者 を 救 護 )し 道 路 における(B= 危 険 を 防 止 )する 等 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない この 場 合 において 当 該 車 両 等 の 運 転 者 ( 運 転 者 が 死 亡 し 又 は 負 傷 したためやむを 得 ないときは その 他 の 乗 務 員 ) は 警 察 官 が 現 場 にいるときは 当 該 警 察 官 に 警 察 官 が 現 場 にいないときは 直 ちに 最 寄 りの 警 察 署 ( 派 出 所 又 は 駐 在 所 を 含 む )の 警 察 官 に 当 該 交 通 事 故 が 発 生 した 日 時 及 び 場 所 当 該 交 通 事 故 における 死 傷 者 の 数 及 び(C= 負 傷 者 の 負 傷 の 程 度 ) 並 びに 損 壊 した 物 及 びその 損 壊 の 程 度 (D= 当 該 交 通 事 故 に 係 る 車 両 等 の 積 載 物 ) 並 びに 当 該 交 通 事 故 について 講 じた 措 置 を 報 告 しなければならない 問 16 正 解 3 1. 正 しい ( 道 交 法 施 行 令 11 条 ) 2. 正 しい ( 道 交 法 75 条 の 4 道 交 法 施 行 令 27 条 の 3) 3. 誤 り 本 肢 のような 車 両 総 重 量 8 トン 以 上 又 は 最 大 積 載 量 5 トン 以 上 の 貨 物 自 動 車 の 場 合 最 高 速 度 が 指 定 されていない 高 速 道 路 における 最 高 速 度 は 時 速 80 キロメートルである( 道 交 法 施 行 令 27 条 1 項 2 号 ) 4. 正 しい 本 肢 のような 車 両 総 重 量 が 2,000kg 以 下 の 車 両 をその 車 両 の 車 両 総 重 量 の 3 倍 以 上 の 車 両 総 重 量 の 自 動 車 で 牽 引 する 場 合 の 最 高 速 度 は 時 速 40 キロメ ートルである( 道 交 法 施 行 令 12 条 1 項 1 号 ) 4

問 17 正 解 3 1. 正 しい ( 道 交 法 施 行 令 22 条 3 号 イ 4 号 イ) 2. 正 しい ( 道 交 法 施 行 令 22 条 3 号 ロ 4 号 ロ) 3. 誤 り 積 載 物 の 高 さは 3.8 メートル( 公 安 委 員 会 が 道 路 又 は 交 通 の 状 況 により 支 障 がないと 認 めて 定 めるものにあっては 3.8 メートル 以 上 4.1 メートルを 超 え ない 範 囲 内 において 公 安 委 員 会 が 定 める 高 さ)から 自 動 車 の 積 載 をする 場 所 の 高 さを 減 じたものを 超 えてはならない( 道 交 法 施 行 令 22 条 3 号 ハ) 4. 正 しい ( 道 交 法 75 条 1 項 6 号 ) 問 18 正 解 2 1. 誤 り 労 働 者 とは 職 業 の 種 類 を 問 わず 事 業 に 使 用 される 者 で 賃 金 を 支 払 われる 者 をいう( 労 基 法 9 条 ) 2. 正 しい ( 労 基 法 10 条 ) 3. 誤 り 労 働 契 約 は 期 間 の 定 めのないものを 除 き 一 定 の 事 業 の 完 了 に 必 要 な 期 間 を 定 めるもののほかは 3 年 ( 法 第 14 条 第 1 項 各 号 に 該 当 する 労 働 契 約 にあっ ては 5 年 )を 超 える 期 間 について 締 結 してはならない( 労 基 法 14 条 1 項 ) 4. 誤 り 使 用 者 は 労 働 契 約 の 不 履 行 について 違 約 金 を 定 め 又 は 損 害 賠 償 額 を 予 定 する 契 約 をしてはならない( 労 基 法 16 条 ) 労 働 者 の 同 意 の 有 無 は 無 関 係 で あり 労 働 者 の 同 意 が 得 られたとしても 許 されない 問 19 正 解 3 1. 正 しい ( 労 基 法 37 条 1 項 ) 2. 正 しい ( 労 基 法 20 条 1 項 ) 3. 誤 り 使 用 者 は その 雇 入 れの 日 から 起 算 して 6 ヵ 月 間 継 続 勤 務 し 全 労 働 日 の 8 割 以 上 出 勤 した 労 働 者 に 対 して 継 続 し 又 は 分 割 した 10 労 働 日 の 有 給 休 暇 を 与 えなければならない( 労 基 法 39 条 1 項 ) 4. 正 しい ( 労 基 法 36 条 1 項 ) 問 20 正 解 A3 B5 C7 D1( 改 善 基 準 4 条 4 項 5 項 ) 労 使 当 事 者 は 時 間 外 労 働 協 定 において 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 に 係 る 一 定 期 間 についての 延 長 時 間 について 協 定 するに 当 たっては 当 該 一 定 期 間 は (A=2 週 間 ) 及 び(B=1 ヵ 月 ) 以 上 (C=3 ヵ 月 ) 以 内 の 一 定 の 期 間 とするも のとする 使 用 者 は 貨 物 自 動 車 運 送 事 業 に 従 事 する 自 動 車 運 転 者 に 労 働 基 準 法 第 35 条 の 休 日 に 労 働 させる 場 合 は 当 該 労 働 させる 休 日 は(A=2 週 間 )について(D=1 回 ) を 超 えないものとし 当 該 休 日 の 労 働 によって 改 善 基 準 第 4 条 第 1 項 に 定 める 拘 束 時 間 及 び 最 大 拘 束 時 間 の 限 度 を 超 えないものとする 問 21 正 解 1,2 1. 正 しい ( 改 善 基 準 4 条 1 項 1 号 ) 2. 正 しい ( 特 例 通 達 1) 3. 誤 り 使 用 者 は トラック 運 転 者 の 運 転 時 間 については 2 日 ( 始 業 時 刻 から 起 算 して 48 時 間 をいう )を 平 均 し 1 日 当 たり 9 時 間 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 た り 44 時 間 を 超 えないものとすること( 改 善 基 準 4 条 1 項 4 号 ) 4. 誤 り 使 用 者 は トラック 運 転 者 の 1 日 についての 拘 束 時 間 については 13 時 間 を 超 えないものとし 当 該 拘 束 時 間 を 延 長 する 場 合 であっても 最 大 拘 束 時 間 は 16 時 間 とすること この 場 合 において 1 日 についての 拘 束 時 間 が 15 時 間 を 超 え る 回 数 は 1 週 間 について 2 回 以 内 とすること( 改 善 基 準 4 条 1 項 2 号 ) 5

問 22 正 解 1,4 連 続 運 転 時 間 は 4 時 間 を 超 えてはならない( 改 善 基 準 4 条 1 項 4 号 ) 連 続 運 転 時 間 が 改 善 基 準 に 違 反 しているかどうかは 運 転 開 始 後 4 時 間 以 内 又 は 4 時 間 経 過 直 後 に 30 分 以 上 の 運 転 の 中 断 をしているかどうかで 判 断 するが こ の 30 分 以 上 の 運 転 の 中 断 については 少 なくとも 1 回 につき 10 分 以 上 (10 分 未 満 の 場 合 運 転 の 中 断 時 間 としてカウントされず そのまま 連 続 運 転 時 間 とみなさ れるので 注 意 )とした 上 で 分 割 することもできる 1. 適 合 している 前 半 運 転 時 間 4 時 間 以 内 (1 回 目 2 時 間 10 分 +2 回 目 1 時 間 30 分 =3 時 間 40 分 )に 合 計 30 分 の 休 憩 (1 回 目 15 分 +2 回 目 15 分 )を 取 ってお り 後 半 も 4 時 間 の 運 転 (3 回 目 1 時 間 +4 回 目 3 時 間 ) 後 に 乗 務 を 終 了 している 2. 適 合 していない 前 半 運 転 時 間 4 時 間 (1 回 目 3 時 間 +2 回 目 30 分 +3 回 目 30 分 )に 対 し 合 計 30 分 の 休 憩 (1 回 目 20 分 +2 回 目 5 分 +3 回 目 5 分 )を 取 って いるが 10 分 未 満 の 休 憩 (=2 回 目 と 3 回 目 の 5 分 休 憩 )は 運 転 の 中 断 時 間 と してカウントされない 結 果 4 時 間 の 運 転 に 対 し 20 分 の 休 憩 しか 取 っていない ことになる なお 10 分 未 満 の 休 憩 は 運 転 時 間 としてカウントされるため 厳 密 には 連 続 運 転 時 間 が 4 時 間 10 分 になる 3. 適 合 していない 前 半 は 運 転 時 間 4 時 間 (1 回 目 2 時 間 10 分 +2 回 目 1 時 間 50 分 ) に 対 し 合 計 30 分 の 休 憩 (1 回 目 10 分 +2 回 目 20 分 )を 取 っているので 問 題 な いが 後 半 運 転 時 間 が 4 時 間 に 達 した(=5 回 目 の 運 転 を 1 時 間 した) 時 点 で 途 中 20 分 の 休 憩 (3 回 目 10 分 +4 回 目 10 分 )しか 取 っていない 4. 適 合 している 1 回 目 の 5 分 休 憩 は 10 分 未 満 であるため 運 転 中 断 とならず 運 転 時 間 にカウントされるが それでも 運 転 4 時 間 (1 時 間 35 分 + 休 憩 5 分 +1 時 間 20 分 +1 時 間 )に 対 し 合 計 30 分 の 休 憩 (2 回 目 20 分 +3 回 目 10 分 )を 取 っ ている 後 半 も 運 転 時 間 が 4 時 間 に 達 した(=5 回 目 の 運 転 を 1 時 間 した) 時 点 で 途 中 30 分 の 休 憩 を 取 っている 問 23 正 解 2 運 転 時 間 は 2 日 を 平 均 し 1 日 当 たり 9 時 間 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たり 44 時 間 を 超 えてはならない( 改 善 基 準 4 条 1 項 3 号 ) 1 日 の 運 転 時 間 の 計 算 に 当 たっては 特 定 の 日 を 起 算 日 として 前 後 2 日 ごとに 区 切 り その 2 日 間 の 平 均 を 算 出 し 特 定 日 の 前 日 と 特 定 日 の 運 転 時 間 の 平 均 と 特 定 日 と 特 定 日 の 翌 日 の 運 転 時 間 の 平 均 が ともに 9 時 間 を 超 えている 場 合 は 改 善 基 準 に 違 反 していることになる ( どちらも 9 時 間 を 超 えていない 場 合 や どちら か 一 方 だけが 9 時 間 を 超 えている 場 合 は 違 反 にはならない) また 1 週 間 の 運 転 時 間 については 2 週 間 を 平 均 した 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 が 44 時 間 を 超 えている 場 合 は 改 善 基 準 に 違 反 していることになる 上 記 を 踏 まえ 問 題 を 解 いてくと 2 日 を 平 均 し 1 日 当 たりの 運 転 時 間 につい ては 第 2 週 の 10 日 を 特 定 日 とした 場 合 の 特 定 日 の 前 日 (9 日 )と 特 定 日 (10 日 )の 運 転 時 間 の 平 均 が(9 時 間 +10 時 間 ) 2=9.5 時 間 特 定 日 (10 日 )と 特 定 日 の 翌 日 (11 日 )の 運 転 時 間 の 平 均 も(10 時 間 +9 時 間 ) 2=9.5 時 間 となり どちらも 9 時 間 を 超 えているため 改 善 基 準 に 違 反 している 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 については 1 日 ~14 日 の 運 転 時 間 の 合 計 は 88 時 間 なので 平 均 は 44 時 間 15 日 ~28 日 の 運 転 時 間 の 合 計 は 80 時 間 なので 平 均 は 40 時 間 となり 改 善 基 準 に 違 反 していない 以 上 により 2 日 を 平 均 し 1 日 当 たりの 運 転 時 間 が 改 善 基 準 に 違 反 しているが 2 週 間 を 平 均 し 1 週 間 当 たりの 運 転 時 間 は 改 善 基 準 に 違 反 していないので 肢 2 が 正 解 となる 6

問 24 正 解 適 3 不 適 1,2,4 1. 適 切 でない 点 呼 については その 一 部 を 補 助 者 に 行 わせることができるが 点 呼 の 一 部 を 補 助 者 に 行 わせる 場 合 であっても 点 呼 を 行 うべき 総 回 数 の 少 なくと も 3 分 の 1 以 上 は 運 行 管 理 者 が 行 わなければならない( 安 全 規 則 の 解 釈 及 び 運 用 7 条 1.(9) 18 条 4.) 本 肢 の 場 合 点 呼 の 総 回 数 の 7 割 を 超 えた 回 数 の 点 呼 を 補 助 者 に 実 施 させており 適 切 ではない 2. 適 切 でない 本 肢 のように Gマークの 認 定 を 受 けていないA 営 業 所 に 所 属 す る 運 転 者 は 所 属 営 業 所 であるA 営 業 所 の 運 行 管 理 者 と 点 呼 を 行 わなければなら ない なお 所 属 営 業 所 ではないB 営 業 所 の 運 行 管 理 者 が 酒 気 帯 びの 有 無 の 確 認 など 所 定 の 事 項 を 対 面 で 確 認 すること 自 体 は 適 切 であるが( 安 全 規 則 の 解 釈 及 び 運 用 7 条 1.(1)) その 場 合 でも A 営 業 所 の 運 行 管 理 者 との 点 呼 が 省 略 できる わけではない したがって 本 肢 の 場 合 運 転 者 とA 営 業 所 の 運 行 管 理 者 とが 乗 務 前 の 点 呼 を 実 施 したとはいえず 適 切 ではない 3. 適 切 点 呼 の 実 施 方 法 として 適 切 である 4. 適 切 でない 乗 務 前 の 点 呼 における 運 転 免 許 証 の 提 示 及 び 確 認 については 法 令 により 義 務 付 けられている 事 項 ではないが 運 行 管 理 規 程 に 明 記 した 上 で 乗 務 前 の 点 呼 での 実 施 事 項 とすることは 適 切 である しかし 本 肢 の 場 合 運 行 管 理 規 程 に 明 記 したにもかかわらず その 後 の 乗 務 前 の 点 呼 において 運 転 免 許 証 のコピーによる 確 認 しか 行 っておらず 適 切 ではない 問 25 正 解 適 2,4 不 適 1,3 1. 適 切 でない 採 用 時 に 提 出 させた 履 歴 書 が 法 令 で 定 める 運 転 者 台 帳 の 記 載 事 項 の 内 容 を すべて 網 羅 していればまだしも ほぼ 網 羅 しているということは 一 部 の 事 項 については 記 載 されていないということなので 適 切 ではない なお 法 令 上 運 転 者 台 帳 は 一 定 の 様 式 であることが 求 められており( 安 全 規 則 9 条 の 5 第 1 項 ) 仮 に 法 令 で 定 める 運 転 者 台 帳 の 記 載 事 項 をすべて 網 羅 している 履 歴 書 であっても 運 転 者 ごとに 異 なる 様 式 の 履 歴 書 を 運 転 者 台 帳 とすることは 適 切 で はないので 注 意 2. 適 切 運 行 管 理 者 が 行 ういわゆる 配 車 業 務 について 適 切 な 記 述 である 3. 適 切 でない 運 行 管 理 者 は 運 転 者 が 運 行 指 示 書 を 携 行 した 運 行 の 途 中 に 運 行 経 路 に 変 更 が 生 じた 場 合 には 運 行 指 示 書 の 写 しに 変 更 内 容 を 記 載 し これによ り 運 転 者 に 対 し 変 更 内 容 について 適 切 な 指 示 を 行 い 運 転 者 が 携 行 している 運 行 指 示 書 に 変 更 内 容 を 記 載 させなければならない( 安 全 規 則 9 条 の 3 第 2 項 ) した がって 運 転 者 に 携 行 していた 運 行 指 示 書 を 帰 庫 後 提 出 させ 運 行 管 理 者 自 ら 当 該 変 更 内 容 を 記 載 することは 適 切 ではない 4. 適 切 運 行 記 録 計 の 記 録 の 保 存 に 関 し 適 切 な 内 容 である( 安 全 規 則 9 条 ) 問 26 正 解 適 2,3 不 適 1,4 1. 適 切 でない 深 夜 業 務 に 従 事 する 者 に 対 しては 法 に 定 める 定 期 健 康 診 断 を 6 ヵ 月 以 内 毎 に 1 回 以 上 受 診 させなければならない( 安 衛 則 45 条 1 項 ) 2. 適 切 労 働 者 は 原 則 として 事 業 者 の 指 定 した 医 師 が 行 なう 健 康 診 断 を 受 けな ければならないが 当 該 健 康 診 断 を 受 けることを 希 望 しない 場 合 には 他 の 医 師 の 行 なう 当 該 健 康 診 断 に 相 当 する 健 康 診 断 を 受 け その 結 果 を 証 明 する 書 面 を 事 業 者 に 提 出 すればよいとされている( 安 衛 法 66 条 5 項 ) 3. 適 切 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 に 関 し 適 切 な 内 容 である 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 は 狭 心 症 や 心 筋 梗 塞 などの 合 併 症 を 引 き 起 こすおそれがある 4. 適 切 でない アルコール 依 存 症 は 一 度 回 復 しても 飲 酒 することで 再 発 すること が 多 いので アルコール 依 存 症 から 回 復 した 運 転 者 に 対 しても 飲 酒 に 関 する 指 導 を 継 続 的 に 行 う 必 要 がある 7

問 27 正 解 適 2,4 不 適 1,3 1. 適 切 でない 前 方 の 自 動 車 を 大 型 車 と 乗 用 車 から 同 じ 距 離 で 見 た 場 合 それぞれ の 視 界 や 見 え 方 が 異 なり 運 転 席 が 高 い 位 置 にある 大 型 車 の 場 合 は 車 間 距 離 に 余 裕 があるように 感 じ 乗 用 車 の 場 合 は 車 間 距 離 に 余 裕 がないように 感 じやすい 2. 適 切 内 輪 差 の 特 徴 に 関 し 適 切 な 内 容 である 3. 適 切 でない 車 両 全 長 が 長 い 大 型 車 が 右 左 折 する 場 合 に ハンドルを 一 気 にいっ ぱいに 切 ると その 間 における 車 体 後 部 のオーバーハング 部 分 の 対 向 車 線 等 への はみ 出 し 量 が 大 きくなり 対 向 車 などに 接 触 する 事 故 の 危 険 性 が 高 まる したが って このような 大 型 車 の 右 左 折 においては ハンドルを 一 気 にいっぱいに 切 ら ないような 運 転 を 心 がける 必 要 がある 4. 適 切 死 角 の 特 徴 について 適 切 な 記 述 である 問 28 正 解 A3 B4 本 問 のような 追 越 距 離 や 追 越 時 間 を 求 める 問 題 については 数 式 の 暗 記 が 重 要 であり それぞれを 求 める 数 式 は 以 下 のとおりである 追 越 距 離 = ( 自 車 の 長 さ+ 前 車 の 長 さ+ 追 越 前 の 車 間 距 離 + 追 越 後 の 車 間 距 離 ) 自 車 の 速 度 自 車 と 前 車 との 速 度 差 追 越 時 間 = 追 越 距 離 自 車 の 1 秒 間 の 走 行 距 離 A. 追 越 距 離 の 計 算 (10m+10m+90m+90m) 80km/h = 16000 = 1,600m 80km/h-70km/h 10 B. 追 越 時 間 の 計 算 80km=80,000m 1 時 間 =60 分 =3,600 秒 なので 80km/h で 走 行 するトラックは 3,600 秒 (1 時 間 )で 80,000m(80km) 走 行 することになる したがって 本 問 のト ラックの 1 秒 間 に 走 行 する 距 離 は 80,000m 3,600 秒 =22.2mとなり 数 式 に 当 てはめると 1,600m 22.2mで 72 秒 となる 問 29 正 解 2 選 択 肢 ア~クのどれもが 運 転 者 に 対 して 実 施 する 安 全 運 転 に 係 る 対 策 として 適 切 な 内 容 ではあるが 本 問 は 過 労 運 転 防 止 のために 最 も 直 接 的 に 有 効 なもの を 選 ぶ 問 題 であり 過 労 運 転 防 止 とは 直 接 的 に 関 係 のない 内 容 のもの を 削 除 していくと 解 答 しやすい イの 大 型 トラックの 運 転 方 法 多 様 な 地 理 的 気 象 状 況 のもとでの 道 路 状 況 及 び 運 行 の 状 況 に 関 する 指 導 を 計 画 的 に 行 い 運 転 者 の 安 全 運 転 に 関 する 技 量 向 上 を 図 る こと オの 大 型 トラックの 持 つ 特 性 等 について 理 解 をさせ 運 行 の 安 全 を 確 保 す るための 必 要 な 運 転 に 関 する 技 能 知 識 を 習 得 させること クの ASV( 先 進 安 全 自 動 車 ) の 導 入 により 車 両 面 の 安 全 対 策 を 行 っていくこと は 過 労 運 転 防 止 とは 直 接 的 に 関 係 のある 対 策 とはいえない ASV( 先 進 安 全 自 動 車 )とは 安 全 運 転 を 支 援 する 先 進 的 な 装 置 ( 例 : 衝 突 被 害 軽 減 ブ レーキなど)を 搭 載 した 自 動 車 のことをいう したがって 過 労 運 転 防 止 のために 最 も 直 接 的 に 有 効 と 考 えられる 組 合 せは ア ウ エ カ キとなり 肢 2 が 正 解 となる 問 30 正 解 1,2 1. 適 切 本 運 行 に 使 用 する 自 動 車 のように 車 両 総 重 量 が 8 トン 以 上 又 は 最 大 積 載 量 が 5 トン 以 上 の 貨 物 自 動 車 の 場 合 最 高 速 度 が 指 定 されていない 高 速 道 路 に おける 最 高 速 度 は 時 速 80km とされている 8

時 速 80km で 2 時 間 30 分 走 行 した 場 合 80km/h 2.5 時 間 =200km の 距 離 を 走 行 することができるので E 料 金 所 ~F 料 金 所 間 ( 距 離 180km)の 運 転 時 間 を 2 時 間 30 分 と 設 定 したことについては 適 切 である また 時 速 80km で 3 時 間 走 行 した 場 合 80km/h 3 時 間 =240km の 距 離 を 走 行 することができるので G 料 金 所 ~H 料 金 所 間 ( 距 離 210km)の 運 転 時 間 を 3 時 間 と 設 定 したことについても 適 切 である なお 本 設 問 については 上 記 の 解 法 の 他 に 運 転 時 間 や 平 均 速 度 から 正 誤 判 断 することも 可 能 だが 最 も 計 算 が 簡 単 な 走 行 距 離 から 解 答 している 2. 適 切 ( 運 行 当 日 を 特 定 日 とした 場 合 の 2 日 を 平 均 した 1 日 当 たりの 運 転 時 間 は 改 善 基 準 に 違 反 していない) ( 1 日 の 運 転 時 間 の 考 え 方 については 問 23 解 説 を 参 照 のこと) 運 行 前 日 の 運 転 時 間 が 9 時 間 15 分 当 日 の 運 転 時 間 の 合 計 が 8 時 間 55 分 であ り 翌 日 の 運 転 時 間 は 9 時 間 を 予 定 しているので 特 定 日 の 前 日 と 特 定 日 の 運 転 時 間 の 平 均 は (9 時 間 15 分 +8 時 間 55 分 ) 2 で 9 時 間 を 超 えているが 特 定 日 と 特 定 日 の 翌 日 の 運 転 時 間 の 平 均 は (8 時 間 55 分 +9 時 間 ) 2 で 9 時 間 を 超 えていないため 改 善 基 準 に 違 反 していない 3. 適 切 でない ( 連 続 運 転 時 間 の 中 断 方 法 は 改 善 基 準 に 違 反 している) ( 連 続 運 転 の 考 え 方 については 問 22 の 解 説 を 参 照 のこと) 往 路 の 運 転 状 況 を 見 ると 2 回 目 の 休 憩 は 10 分 未 満 (5 分 )であるため 運 転 の 中 断 時 間 としてカウントされず 連 続 運 転 とみなされるので 往 路 の 運 転 状 況 は 運 転 10 分 運 転 中 断 20 分 ( 荷 積 み) 運 転 4 時 間 ( 一 般 道 運 転 40 分 + 高 速 道 路 の 転 2 時 間 30 分 + 休 憩 5 分 + 一 般 道 運 転 45 分 ) 運 転 中 断 25 分 ( 荷 下 ろし) 運 転 35 分 となり 連 続 運 転 4 時 間 に 対 し 30 分 以 上 の 運 転 中 断 をしていない また 復 路 についても 連 続 運 転 4 時 間 ( 高 速 道 路 運 転 3 時 間 + 前 後 30 分 ずつ) に 対 し 30 分 以 上 の 運 転 中 断 をしていない したがって 改 善 基 準 に 違 反 している 9