盛 岡 市 立 病 院 医 業 末 収 金 管 理 回 収 業 務 公 募 型 プロポーザル 実 施 要 綱 平 成 21 年 8 月 3 日 盛 岡 市 立 病 院
1. 目 的 医 業 未 収 金 については 全 国 的 に 医 療 機 関 の 運 営 に 支 障 を 及 ぼす 大 きな 問 題 となっ ており 未 収 金 対 策 の 充 実 強 化 は 喫 緊 の 課 題 となっている 盛 岡 市 立 病 院 ( 以 下 病 院 という )においては 未 収 金 の 回 収 に 向 けて 従 来 よ り 日 々の 声 かけ 電 話 及 び 文 書 での 催 告 医 療 相 談 室 等 での 支 払 い 相 談 を 継 続 して おこなってきた しかしながら 自 己 負 担 分 を 払 う 意 思 のない 患 者 の 存 在 転 居 電 話 番 号 の 変 更 な どにより 連 絡 がつかず 催 告 ができない 等 の 理 由 から 未 収 金 回 収 が 困 難 になる 例 があ るのが 現 状 である 本 業 務 は 医 業 未 収 金 管 理 回 収 業 務 を 弁 護 士 あるいは 弁 護 士 事 務 所 に 委 託 し 債 権 回 収 の 創 意 工 夫 やノウハウの 活 用 による 医 業 未 収 金 の 回 収 率 向 上 を 図 るため 有 効 かつ 低 廉 な 未 収 金 回 収 業 務 を 実 現 することを 目 的 とする 2. 本 業 務 の 基 本 的 な 考 え 方 (1) 本 業 務 は 医 業 未 収 金 について 一 定 期 間 経 過 した 債 権 の 管 理 回 収 業 務 を 委 託 す ることにより 受 託 者 の 創 意 工 夫 を 最 大 限 活 用 するとともに 従 来 病 院 職 員 がこ のような 未 収 金 対 策 に 要 していた 業 務 時 間 を 未 収 金 の 新 規 発 生 防 止 と 新 規 未 収 金 の 回 収 業 務 に 傾 注 し 未 収 発 生 防 止 及 び 回 収 の 向 上 を 図 ることにある また 病 院 の 信 頼 性 を 損 ねることのないよう 滞 納 者 個 々の 経 済 状 態 を 勘 案 し 公 的 支 援 等 の 活 用 に 関 する 相 談 業 務 も 併 せて 行 なわせるとともに 悪 質 な 滞 納 者 に 対 しては 支 払 督 促 等 の 法 的 手 段 の 手 続 きについても 行 なうこととする (2) 受 託 者 の 創 意 工 夫 を 最 大 限 活 用 する 観 点 から 業 務 の 具 体 的 な 遂 行 の 在 り 方 や 実 現 の 手 法 は 受 託 者 の 提 案 と 裁 量 に 委 ねるものとし その 業 務 の 成 果 に 対 し 対 価 の 支 払 いをおこなうものとする 3. 対 象 業 務 に 関 する 事 項 (1) 委 託 する 債 権 ア 委 託 する 債 権 は 原 則 として 医 業 未 収 金 発 生 後 1 年 以 上 経 過 した 債 権 とする 医 業 未 収 金 の 発 生 日 は 請 求 書 発 行 日 または 最 終 入 金 日 とする 債 権 の 委 託 時 期 は 契 約 時 点 で1 年 以 上 経 過 した 債 権 を 一 括 して 委 託 するとと もに 毎 月 末 で 新 たに1 年 を 経 過 することとなる 債 権 等 については 翌 月 以 降 に 委 託 するものとする イ 委 託 しない 債 権 は 以 下 のとおりとする 1 訴 訟 等 の 法 的 措 置 を 実 施 している 債 権 2 診 療 内 容 等 により 滞 納 者 等 が 支 払 いを 拒 む 意 思 を 明 らかにしている 債 権 3 破 産 免 責 となった 滞 納 者 に 係 る 債 権 4 無 所 得 などの 経 済 的 な 理 由 で 滞 納 であることが 明 らかな 債 権 5 滞 納 者 本 人 が 死 亡 し 又 は 受 刑 中 等 であり 連 帯 保 証 人 がなく かつ 相 続 人 が 判 明 しない 債 権 6 分 割 納 付 中 又 は 支 払 方 法 等 について 相 談 中 の 債 権 7 事 件 性 及 び 紛 争 性 が 生 じている 債 権 8 その 他 盛 岡 市 病 院 事 業 管 理 者 ( 以 下 管 理 者 という )が 催 告 を 行 なわ ないと 判 断 した 債 権 (2) 対 象 業 務 の 内 容 ア 支 払 案 内 業 務 滞 納 者 等 に 対 し 電 話 又 は 文 書 により 支 払 いがない 事 実 の 案 内 支 払 わない 理 由 の 確 認 に 関 する 業 務 を 行 うこと
イ 集 金 業 務 滞 納 者 からの 入 金 について 受 託 者 が 一 旦 集 金 し 管 理 者 の 指 定 する 銀 行 口 座 に 全 額 を 納 付 すること ウ 報 告 書 の 作 成 報 告 業 務 1 定 期 報 告 月 末 時 点 における 滞 納 者 ごとの 入 金 状 況 ( 委 託 費 の 額 の 積 算 を 含 む) 内 容 の 報 告 書 を 翌 月 の 15 日 ( 当 該 日 が 土 日 曜 日 又 は 祝 日 の 場 合 は 前 平 日 )までに 病 院 へ 報 告 すること 2 随 時 報 告 滞 納 者 等 とのトラブル 苦 情 等 の 発 生 の 場 合 は 随 時 病 院 へ 報 告 すること (3) 契 約 ア 契 約 期 間 平 成 21 年 11 月 1 目 から 平 成 22 年 3 月 31 日 までとする 以 降 は 随 意 契 約 により 継 続 契 約 を 行 うことができる イ 回 収 費 及 び 委 託 費 回 収 した 未 収 金 については 受 託 者 において 毎 月 末 までに 入 金 された 額 を 翌 月 末 日 までに 病 院 の 指 定 する 口 座 に 振 込 む 併 せて 報 告 書 及 び 請 求 書 を 病 院 に 送 付 し 報 告 書 に 基 づき 病 院 と 受 託 者 で 確 認 し 委 託 費 ( 成 功 報 酬 )を 支 払 うものとする (4) 提 供 する 情 報 等 ア 受 託 者 に 対 して 提 供 する 委 託 する 債 権 に 関 する 情 報 は 以 下 のとおりとする 滞 納 者 の 基 本 情 報 氏 名 生 年 月 日 住 所 電 話 番 号 未 収 金 額 請 求 書 発 行 日 最 終 支 払 日 受 診 日 又 は 入 院 期 間 イ 情 報 の 提 供 は 委 託 契 約 時 に 行 うほか 毎 月 末 で 新 たに1 年 を 経 過 した 債 権 等 に 関 し 翌 月 の 15 日 ( 当 該 日 が 土 日 曜 日 又 は 休 日 の 場 合 は 前 平 目 )までに 行 うものとする ウ 滞 納 者 等 に 対 しては 事 前 に 病 院 において 管 理 回 収 業 務 を 受 託 者 に 委 託 するこ ととなる 旨 を 通 知 するものとする 4. 受 託 者 選 定 に 関 する 事 項 本 業 務 は 受 託 者 の 創 意 工 夫 を 最 大 限 活 用 する 観 点 から 業 務 の 具 体 的 な 遂 行 の 在 り 方 や 実 現 の 手 法 は 受 託 者 の 提 案 と 裁 量 に 委 ねるものとするため 受 託 者 の 選 定 はプ ロポーザル 方 式 により 選 定 を 行 う (1) プロポーザルに 参 加 する 者 の 募 集 ア プロポーザル 実 施 に 係 るスケジュール( 予 定 ) 1 8 月 3 日 入 札 公 告 をホームページヘ 掲 載 し 併 せてプロポーザルに 関 する 質 問 受 付 開 始 2 8 月 25 日 プロポーザルに 関 する 質 問 期 限 3 9 月 4 日 プロポーザルに 関 する 質 問 に 対 する 回 答 をホームページに 掲 載 4 9 月 15 日 参 加 表 明 書 類 等 提 出 期 限 5 10 月 上 旬 盛 岡 市 立 病 院 事 務 局 ( 以 下 事 務 局 という )で 企 画 提 案 書 の 評 価 をおこない 選 定 受 託 者 決 定 6 10 月 中 委 託 対 象 滞 納 者 へ 催 告 書 発 送 併 せて 支 払 いがなければ 受 託 者 へ 回 収 委 託 する 旨 通 知
7 11 月 1 日 委 託 契 約 イ 参 加 資 格 プロポーザルに 参 加 できる 者 は 次 に 掲 げるすべてを 満 たす 者 とする 1 地 方 自 治 法 施 行 令 第 1 6 7 条 の4の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 弁 護 士 法 第 4 条 に 規 定 する 弁 護 士 または 第 30 条 の2に 規 定 する 弁 護 士 法 人 であること 3 医 療 機 関 での 管 理 回 収 業 務 実 績 があるもの 4 委 託 する 業 務 を 他 者 に 再 委 託 することがないこと ウ 提 出 書 類 1 盛 岡 市 立 病 院 医 業 未 収 金 管 理 回 収 業 務 公 募 型 プロポーザル 参 加 表 明 書 ( 以 下 参 加 表 明 書 という )( 様 式 第 1 号 ) 2 手 数 料 見 積 書 ( 様 式 第 2 号 ) 3 企 画 提 案 書 ( 様 式 第 3 号 ) 規 格 はA4 版 とする 様 式 3 号 に 資 料 を 添 付 する 場 合 もA4 版 とする エ 提 出 部 数 正 本 として 上 記 1から3の 書 類 を 各 1 部 提 出 すること また 副 本 として 上 記 3 及 び 添 付 資 料 を 各 6 部 提 出 すること オ 書 類 の 提 出 期 限 平 成 21 年 9 月 15 日 ( 火 )までの 日 ( 土 曜 日 日 曜 日 及 び 祝 日 を 除 く)の 午 前 9 時 から 午 後 5 時 まで カ 提 出 場 所 020-0866 岩 手 県 盛 岡 市 本 宮 字 小 屋 敷 15-1 盛 岡 市 立 病 院 医 事 課 医 事 係 電 話 019-635-0101 内 線 2103,2104 FAX 019-631-2102 キ 提 出 方 法 持 参 または 郵 送 なお 郵 送 による 場 合 は 書 留 郵 便 によることとし 平 成 21 年 9 月 15 日 ( 火 ) 午 後 5 時 までに 到 着 したものに 限 り 受 け 付 ける (2) 質 問 の 受 付 及 び 回 答 参 加 表 明 書 及 び 企 画 提 案 書 を 提 出 するにあたっての 質 問 は 平 成 21 年 8 月 3 日 ( 月 )から 平 成 21 年 8 月 25 日 ( 火 )までに 質 問 書 ( 様 式 第 4 号 )により 電 子 メールで 次 のメールアドレス iji@morioka-city-hosp.jp に 送 付 すること なお 質 問 に 対 する 回 答 は 平 成 21 年 9 月 4 目 ( 金 )までに 当 院 ホームページ に 掲 載 する (3) 企 画 提 案 書 の 評 価 企 画 提 案 書 の 評 価 は 事 務 局 において 次 の 事 項 について 提 案 の 有 無 とともに その 内 容 の 評 価 を 行 うものとする ア 業 務 実 施 方 針 業 務 に 対 する 基 本 的 な 取 組 姿 勢 1 病 院 の 信 頼 性 に 配 慮 されているか 2 医 療 費 の 性 質 を 理 解 した 上 での 取 組 みがされているか イ 業 務 執 行 方 法 1 集 金 案 内 の 実 施 方 法 実 施 回 数 等 の 回 収 向 上 に 向 けた 取 り 組 みが 具 体 的 に 提
案 されているか 2 債 権 の 集 金 方 法 等 が 具 体 的 に 提 案 されているか 3 業 務 実 績 の 報 告 及 び 回 収 金 の 清 算 方 法 が 具 体 的 に 提 案 されているか 4 滞 納 者 に 対 し 個 々の 経 済 状 況 を 勘 案 し 公 的 支 援 等 法 律 に 則 した 提 案 を 行 な うなど 相 談 業 務 について 具 体 的 に 提 案 されているか 5 支 払 督 促 等 法 的 措 置 への 対 応 について 提 案 されているか ウ 業 務 実 施 体 制 1 本 業 務 を 実 施 するための 適 切 な 組 織 体 制 ( 管 理 責 任 者 配 置 人 員 数 指 揮 監 督 等 )が 明 確 にされているか 2 業 務 実 施 に 関 する 知 識 経 験 及 び 有 用 な 資 格 を 有 する 担 当 者 を 配 置 するなど 適 切 な 業 務 実 施 体 制 が 整 備 されているか または 整 備 できることが 示 されてい るか エ 委 託 業 務 に 係 る 費 用 ( 成 功 報 酬 の 割 合 ) オ 業 務 実 績 本 業 務 または 本 業 務 に 類 する 業 務 の 実 績 を 有 しているか 力 個 人 情 報 保 護 1 個 人 情 報 及 び 秘 密 の 保 持 についての 規 程 が 整 備 されており 管 理 体 制 が 明 確 にさ れているか 2 職 員 の 研 修 が 実 施 されているか 3 情 報 漏 えい 等 トラブル 発 生 時 の 対 応 マニュアルが 整 備 されているか (4) 受 託 者 の 決 定 受 託 者 を 決 定 するための 評 価 は 事 務 局 においてプロポーザル 参 加 者 から 提 出 さ れた 企 画 提 案 書 をもとに その 内 容 が 本 業 務 の 目 的 にかなった 実 行 可 能 なもので あるか また 効 果 的 なものであるかについて 企 画 提 案 書 評 価 基 準 に 沿 って 評 価 し 評 価 結 果 で 最 も 高 得 点 を 獲 得 した 者 を 受 託 候 補 者 として 管 理 者 に 報 告 す るものとし その 結 果 を 選 定 した 企 画 提 案 者 に 通 知 する ただし 最 も 高 得 点 を 獲 得 した 者 が 複 数 ある 場 合 は 委 託 料 ( 成 功 報 酬 の 割 合 ) の 低 いものを 上 位 とする (5) 非 選 定 理 由 の 説 明 ア 選 定 されなかった 者 に 対 しては その 旨 を 書 面 により 通 知 する イ 前 項 の 通 知 を 受 けた 者 は 通 知 をした 日 の 翌 日 から 起 算 して5 日 以 内 ( 土 曜 日 日 曜 日 及 び 祝 日 を 除 く)に 書 面 ( 様 式 自 由 )により 非 選 定 理 由 について 説 明 を 求 めることができる なお その 回 答 については 説 明 を 求 めることができる 最 終 日 の 翌 日 から 起 算 して10 日 以 内 ( 土 曜 日 日 曜 日 及 び 祝 日 を 除 く)に 書 面 により 行 う (6) 契 約 の 締 結 企 画 提 案 書 の 評 価 により 受 託 候 補 者 として 選 定 された 者 と 契 約 交 渉 を 行 う 契 約 交 渉 が 不 調 のときは 企 画 提 案 書 の 評 価 に 基 づき 順 位 付 けられた 上 位 の 者 から 順 に 契 約 締 結 の 交 渉 を 行 ない 随 意 契 約 により 契 約 を 締 結 する (7) その 他 ア 当 該 プロポーザル 参 加 に 係 る 参 加 表 明 書 手 数 料 見 積 書 企 画 提 案 書 及 び 質 問 書 等 の 提 出 書 類 ( 以 下 提 出 書 類 という )の 作 成 及 び 提 出 に 要 する 費 用 は 提 案 者 の 負 担 とする イ 提 出 書 類 に 虚 偽 の 記 載 をした 場 合 には 提 出 書 類 を 無 効 とする ウ 提 出 書 類 の 受 理 後 の 差 替 え 及 び 追 加 削 除 は 原 則 として 認 めない エ 提 出 書 類 は 選 定 非 選 定 に 関 わらず 審 査 終 了 後 原 則 として 盛 岡 市 個 人 情 報
保 護 条 例 ( 平 成 16 年 3 月 31 日 条 例 第 7 号 )に 基 づき 公 開 する 非 公 開 を 求 め る 場 合 はその 旨 を 参 加 表 明 書 に 記 載 することとし 記 載 なき 場 合 は 公 開 に 同 意 し たものとみなす なお 非 公 開 を 希 望 した 場 合 においても 非 公 開 を 希 望 した 旨 は 公 開 する オ 提 出 書 類 は 選 定 評 価 を 行 う 作 業 に 必 要 な 範 囲 又 は 上 記 エの 場 合 において 複 製 を 作 成 することがある カ 提 出 書 類 は 返 却 せず 選 定 評 価 及 び 上 記 エの 目 的 以 外 に 提 出 者 に 無 断 で 使 用 し ないものとする