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17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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11 切 断 又 は 離 断 変 形 麻 痺 11 切 離 断 部 位 手 関 節 前 腕 肘 関 節 上 腕 肩 関 節 左 リスフラン 関 節 部 位 左 ショパール 関 節 足 関 節 下 腿 膝 関 節 大 腿 股 関 節 左 左 手 ( 足 ) 関 節 手 ( 足 ) 指 の 切 離 断

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( 通 則 の 見 直 し) 6 鋼 線 等 による 直 達 牽 引 介 達 牽 引 又 は 消 炎 鎮 5 区 分 番 号 J117に 掲 げる 鋼 線 等 による 直 達 痛 等 処 置 を 併 せて 行 った 場 合 は 心 大 血 管 疾 患 リハビリテーション 料 脳 血 管 疾 患 等

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科 目 名 生 理 学 Ⅱ 講 師 名 山 美 喜 子 開 講 期 前 期 後 期 通 身 体 の 正 常 な 機 能 を 国 家 試 験 の 出 題 内 容 と 関 連 付 けて 理 解 する 成 績 評 価 方 法 試 験 :00 点 受 講 態 度 :0 点 ( 減 点 方 式 ) 生 理 学

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2000 年 12 月 輸 出 の 減 速 によりテンポはやや 鈍 化 しているものの 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2001 年 1 月 緩 やかな 回 復 を 続 けているが そのテンポは 輸 出 の 減 速 により 鈍 化 している 2001 年 2 月 緩 やかな 回 復 を 続 け

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Transcription:

腰 痛 症 腰 痛 を 訴 える 患 者 のうち 最 も 多 い 症 例 病 院 で 検 査 をしてもなんら 原 因 らしきものが 見 当 たらない 場 合 につけられる 診 断 名 がこ の 腰 痛 症 である 医 師 の 間 でも 病 名 のくずかご と 呼 ばれ あま り 重 要 視 されてい ない 腰 痛 症 だと 診 断 されなくとも 椎 骨 が 椎 間 板 を 圧 迫 しているとか 椎 骨 のカーブが 少 な いとか 筋 肉 痛 でしょうなどといった 一 次 しのぎ 的 な 説 明 をされるこ ともある 根 本 的 な 治 療 ができないので あまり 積 極 的 な 治 療 をされることはなく 湿 布 や 鎮 痛 剤 を 処 方 されるだけ 原 因 は 腰 椎 および 仙 腸 関 節 の 複 合 的 なズレである 視 診 触 診 によって 痛 みの 原 因 となっているズレの 特 定 が 必 ずできる そのズレた 椎 骨 関 節 を 矯 正 することで 痛 み 痺 れなどの 症 状 は 消 失 する 急 性 腰 痛 症 (ぎっくり 腰 ) 腰 痛 症 と 同 じで 画 像 診 断 などでははっきりとした 原 因 がつかめないとされる 症 例 ささいな 動 作 によって 突 然 発 症 し 腰 の 可 動 が 著 しく 損 なわれる コルセット 装 着 ブロック 注 射 などがおこなわれ 後 に 牽 引 (けんいん) 治 療 などもお こなわれる 腰 痛 症 と 同 じで 腰 椎 および 仙 腸 関 節 の 複 合 的 なズレが 原 因 である 激 しい 痛 みの 原 因 は 腰 椎 3 番 4 番 のズレの 場 合 が 多 い

変 形 性 腰 痛 症 ある 程 度 の 年 齢 になった 人 が 腰 痛 になった 場 合 には このように 診 断 されることが 多 い 年 をとると 椎 間 板 の 水 分 が 少 なくなって クッションとしての 役 割 が 損 なわれるため 椎 体 にトゲのような 骨 ( 骨 棘 )ができ それが 神 経 に 当 たって 痛 みを 出 す とされる 鎮 痛 剤 コルセット 装 着 牽 引 などがおこなわれるが ほとんど 効 果 がないため 年 だ から 様 子 をみていきましょう ということが 多 い 他 の 腰 痛 症 の 場 合 と 同 じで 腰 椎 と 仙 腸 関 節 の 複 合 的 なズレが 原 因 である 高 齢 者 の 骨 のズレは 意 外 に 戻 しやすい 反 面 骨 自 体 がもろくなっている 場 合 が 多 いので 施 術 は 慎 重 におこなわなければならない 骨 棘 は 腰 椎 だけではなく ほかの 椎 骨 にもみら れるものであるが 骨 棘 が 痛 みの 原 因 である 症 例 を 経 験 したことはない 椎 間 板 ヘルニア 近 年 MRIの 導 入 によって 椎 間 板 ヘルニア と 診 断 される 症 例 が 増 えている 椎 間 板 に 亀 裂 が 生 じ 中 の 髄 核 が 飛 び 出 すことによって それが 神 経 を 圧 迫 して 痛 みを 出 すと いわれる ブロック 注 射 湿 布 鎮 痛 剤 コルセット 装 着 牽 引 などの 理 学 療 法 の 後 ひどい 場 合 には 手 術 の 対 象 とされる 手 術 後 に 依 然 として 症 状 が 残 ることがあり 再 発 する 場 合 もあ る ヘルニアだと 診 断 されていても 他 の 腰 痛 となんら 区 別 する 必 要 はなく 腰 椎 と 仙 腸 関 節 の 複 合 的 なズレが 痛 みの 原 因 である 病 院 での 手 術 の 対 象 とされてい る 場 合 でも ズレ の 矯 正 によって 痛 みが 消 失 しなかった 例 はない また 痛 みの 原 因 が 画 像 診 断 の 結 果 とは 一 致 していないケースも 多 々ある

腰 部 脊 柱 管 狭 窄 症 50 代 以 降 の 男 性 に 多 く 腰 痛 脚 のしびれや 間 欠 は 行 (かんけつ はこう 歩 行 中 痛 みや 痺 れで 歩 けなくなるが しばらく 立 ち 止 まって 休 むとまた 歩 ける)などの 症 状 が ある 椎 骨 の 後 ろの 脊 柱 管 (せきちゅうかん)が 狭 くなり なかの 脊 髄 や 馬 尾 神 経 を 刺 激 して 症 状 を 出 す 症 状 がひどい 場 合 は 手 術 の 対 象 となる 手 術 により 治 ることもあるが 手 術 のリスクは 大 きい 症 状 の 原 因 は 椎 骨 のズレである 場 合 が 多 い しかし ズレを 矯 正 する 際 に 狭 窄 部 分 を 刺 激 することになるため 症 状 を 一 時 的 に 悪 化 させることもあるので 施 術 の 対 象 としない 腰 椎 変 形 すべり 症 腰 椎 分 離 すべり 症 椎 骨 が 前 後 に 変 位 しているのを すべり 症 と 呼 び 腰 椎 と 椎 弓 の 関 節 突 起 の 骨 折 を 伴 っ たものを 分 離 すべり 症 と 呼 ぶ 両 者 とも 手 術 の 対 象 となる 腰 椎 変 形 すべり 症 と 診 断 されていても ほとんどの 場 合 椎 骨 と 仙 腸 関 節 のズレが 症 状 の 原 因 である そのため 他 の 腰 痛 とおなじで 矯 正 により 案 外 簡 単 に 症 状 が 治 まる ケースが 多 い しかし 分 離 すべり 症 の 場 合 は 骨 折 を 伴 っているので 施 術 の 対 象 としない

坐 骨 神 経 痛 坐 骨 神 経 痛 は 腰 部 の 神 経 根 から 臀 部 を 通 り 脚 に 向 かう 最 も 長 い 神 経 である その 坐 骨 神 経 が 椎 間 板 ヘルニア によって 圧 迫 され 臀 部 に 痛 みを 生 じることを ヘル ニアによる 坐 骨 神 経 痛 という 坐 骨 神 経 痛 のもう 一 つの 原 因 とされるのが 梨 状 筋 (りじょうきん) 症 候 群 である 梨 状 筋 症 候 群 は 臀 部 の 梨 状 筋 がなんらかの 原 因 で 中 を 通 る 坐 骨 神 経 を 圧 迫 して 起 こるといわれている 前 者 は 手 術 後 者 は 局 所 麻 酔 が 一 般 的 両 者 とも 特 殊 な 例 を 除 き 腰 椎 仙 腸 関 節 のズレが 原 因 となる そのため 通 常 の 腰 痛 と 同 様 に 矯 正 をおこなうと 症 状 は 解 消 される 変 形 性 股 関 節 痛 明 らかな 原 因 がなく 50~60 代 に 発 症 するのを 一 時 性 関 節 症 という 痛 みが 股 関 節 周 囲 にみられ 歩 行 困 難 となる また 下 肢 は 見 かけ 上 短 縮 する 肥 満 の 解 消 など 股 関 節 にかかる 負 担 を 軽 減 するよう 奨 励 される ひどい 場 合 には 手 術 となる 主 たる 原 因 は 股 関 節 界 隈 に 起 こる 痛 みであるが これらの 原 因 もやはり 腰 椎 仙 腸 関 節 のズレである そのため 矯 正 して 正 しい 位 置 に 戻 れば 痛 みも 解 消 する しかし 長 い 年 月 が 経 過 したものについては 股 関 節 の 変 形 が 起 きているので 歩 きにく さは 残 る そのような 患 者 は 状 態 を 左 右 に 大 きく 振 って 歩 く 傾 向 も 多 い が 根 気 よく 腰 椎 仙 腸 関 節 を 矯 正 していれば 状 態 の 触 れ 幅 も 徐 々に 小 さくなって 歩 きや すくなって いく また 胸 椎 12 番 のズレが 原 因 となることもある 左 右 の 脚 長 さが 原 因 であるとして 靴 の 中 敷 にインソールを 入 れ ることで 脚 の 長 さを 調 整 することが 広 く 一 般 におこなわれるようになっている しかし 左 右 の 脚 の 長 さを 正 確 に 測 ることは 難 しいので 脚 長 さ 自 体 が 疑 わしいケースも 多 い また 実 際 には 左 右 の 股 関 節 の 位 置 が 違 っているのに 対 して インソ ルで 調 整 し てしまうと 自 然 治 癒 の 可 能 性 すら 奪 ってしまうことになる

膝 関 節 症 老 化 による 膝 関 節 軟 骨 の 変 性 が 原 因 で 痛 みが 生 じ 次 第 に 水 が 溜 まるようになってくる 肥 満 の 解 消 によって 膝 にかかる 負 担 の 軽 減 の 奨 励 薬 物 療 法 手 術 しかし 手 術 をしても 治 療 効 果 は 薄 く 再 発 の 可 能 性 もあり もっとひどい 場 合 には 人 工 関 節 への 置 換 手 術 となる 年 齢 や 体 重 に 関 係 なく 起 こり 得 る 症 状 である ほとんどのものが 腰 椎 仙 腸 関 節 胸 椎 12 番 のズレが 原 因 で 起 こる 初 期 のものであれば どんなに 症 状 が 重 くても 矯 正 より 痛 みが 解 消 しやすい 時 間 が 経 過 して 水 が 溜 まっている 場 合 は 根 気 よく 何 度 も 矯 正 する 必 要 があるが それで も 常 にズレをもどして 各 関 節 を 正 常 な 位 置 に 保 って おけば 水 が 溜 まりにくくなって 正 常 な 歩 行 も 可 能 になる 顎 関 節 症 顎 関 節 症 とは 口 を 大 きく 開 けられなくなり 口 の 開 閉 時 にカクカクと 音 がするなどの 症 状 を 出 す 疾 患 です 口 腔 外 科 では 咀 嚼 筋 ( 噛 むための 筋 肉 )の 障 害 顎 関 節 組 織 の 障 害 ストレス 特 に 顎 関 節 の 中 にある 関 節 円 板 に 障 害 のあるものが 大 部 分 を 占 めるといわれている 運 動 療 法 スプリント 療 法 (マウスピース) 薬 物 療 法 手 術 などがあるが 症 状 が 改 善 するまで 時 間 がかかる 頸 椎 1 番 のズレが 下 顎 骨 や 靭 帯 に 影 響 し 症 状 をだしている 頸 椎 1 番 は 環 椎 とも 呼 ばれ 他 の 椎 骨 とは 違 う 特 殊 な 形 をしていて 横 突 起 という 横 に 伸 びている 突 起 が 他 の 椎 骨 よりも 長 く 出 ています この 骨 がズレることにより 横 突 起 が 影 響 を 及 ぼしてしまう 頸 椎 1 番 のズレを 矯 正 することにより 口 が 大 きく 開 くように なり 開 閉 時 の 音 もしなくなる しかし 時 間 が 経 過 している 場 合 は ただちに 大 きく 口 を 開 けることができない 場 合 があるが 根 気 よく 矯 正 することにより 大 きく 口 を 開 けることが 可 能 になる