1.マニュアル JMP をインストールすると JMP のマニュアル(PDF 形 式 )を 確 認 することができます JMP を 起 動 した 後 に 画 面 上 のメニューの [ヘルプ] > [ドキュメンテーション] から 該 当 のマニュアルを 選 択 します 以 下 のマニュアルが 用 意 さ



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Transcription:

JMP 12 スタートガイド 初 めて JMP をお 使 いになる 方 に 目 次 1.マニュアル... 1 2.サンプルデータ... 1 3. 基 本 的 な 使 い 方... 2 4. 便 利 な 機 能 メニュー... 6 5. 分 析 例... 10 < 例 1: 分 布 の 考 察 群 間 比 較 分 散 分 析 >... 10 < 例 2: 実 験 計 画 後 の 分 析 ビジュアル 的 な 考 察 最 適 化 >... 15 < 例 3:データのビジュアル 化 >... 18 6.JMP Tips... 24 注 意 : 本 ガイドは Windows 版 JMP 12.2 での 表 記 画 面 出 力 です SAS Institute Japan 株 式 会 社 JMP ジャパン 事 業 部 www.jmp.com/ja_jp/ 2016 年 1 月 第 2 版

1.マニュアル JMP をインストールすると JMP のマニュアル(PDF 形 式 )を 確 認 することができます JMP を 起 動 した 後 に 画 面 上 のメニューの [ヘルプ] > [ドキュメンテーション] から 該 当 のマニュアルを 選 択 します 以 下 のマニュアルが 用 意 され ています ドキュメント 群 の 構 成 について はじめての JMP JMP の 使 用 法 基 本 的 な 統 計 分 析 グラフ 機 能 プロファイル 機 能 実 験 計 画 (DOE) 基 本 的 な 回 帰 モデル 発 展 的 なモデル 多 変 量 分 析 品 質 と 工 程 信 頼 性 / 生 存 時 間 分 析 消 費 者 調 査 スクリプトガイド スクリプト 構 文 リファレンス JMP ドキュメンテーションライブラリ JMP をインストールし はじめてお 使 いになるときは はじめての JMP を 読 むことをおすすめします このガイドに は JMP をはじめて 使 用 する 方 のために JMP の 特 徴 基 本 的 な 使 い 方 を 習 得 するための 多 数 の 例 が 掲 載 されて います これらの 例 を 1 例 ずつ 実 際 に 操 作 しながら 読 み 進 めていけば JMP のメニュー オプション レポートウィン ドウの 使 い 方 を 習 得 できます JMP ドキュメンテーションライブラリ は すべてのマニュアルをひとつの PDF として まとめたものです どのマニュアルに 記 載 されているかわからない 場 合 は このマニュアルを 検 索 することをおすす めします 2.サンプルデータ サンプルデータは インストール 時 にユーザが 選 択 した 場 所 (デフォルトでは C: Program Files SAS JMP 12) 以 下 にあるフォルダ Samples Data に 保 存 されています サンプルデータは 次 の 方 法 でも 開 くことができます JMP のメニューから[ヘルプ] > [サンプルデータ] を 選 択 す ると サンプルデータの 索 引 のウィンドウが 表 示 されます このウィンドウには 分 析 タイプ 別 データタイプ 別 にサン プルデータが 分 類 されています ここで [サンプルデータディレクトリを 開 く] ボタンをクリックすると 直 接 サンプル データが 収 録 されている 場 所 に 移 動 して 開 くことができます 1

3. 基 本 的 な 使 い 方 基 本 的 な 分 析 の 流 れは 次 の 通 りです 1JMP でデータテーブルを 開 く 2メニューから 目 的 の 分 析 プラットフォームを 選 択 する 3 分 析 に 必 要 な 変 数 を 選 択 する 4( 必 要 に 応 じて) 出 力 レポートで 表 示 オプションを 選 択 し 表 示 を 拡 張 する( 表 示 の 保 存 他 のアプリケーションに 貼 り 付 け) 1 JMP でデータテーブルを 開 く JMP 上 で 新 規 にデータテーブルを 作 成 する 場 合 は メニューから [ファイル] > [ 新 規 作 成 ] > [データテーブル] を 選 択 します 既 存 のファイルを 開 くには [ファイル] > [ 開 く] を 選 択 し 表 示 される データファイルを 開 く ウィンドウか ら 目 的 のファイルを 開 きます 拡 張 子 (.JMP) のファイルは JMP 形 式 のデータテーブルです また JMP では データファイルを 開 く ウィンドウで ファイルの 種 類 を 変 更 することにより Excel ファイルや csv ファイル テキス トファイルなどを 読 み 込 むことができます Excel データの 場 合 は [ファイル] > [ 開 く] で Excel ファイルを 選 択 し [ 開 く] ボタンをクリックすると Excel 読 み 込 みウィザードが 起 動 します 列 見 出 しの 開 始 行 などの 設 定 を 行 ったあと [ 読 み 込 み] ボタンをクリックすると データ を 読 み 込 むことができます 2

JMP では 分 析 の 前 にデータ 列 の 尺 度 を 指 定 します これは JMP がデータの 尺 度 を 判 別 した 上 で 最 適 な 分 析 手 法 を 選 択 するように 設 定 されているためです JMP では 次 の 3 種 類 の 尺 度 を 指 定 できます 連 続 尺 度 ( ) 数 値 の 測 定 値 ( 連 続 量 ) 順 序 尺 度 ( ) 順 序 に 意 味 のある 数 値 または 文 字 の 質 的 変 数 (カテゴリカルデータ) 名 義 尺 度 ( ) 順 序 に 意 味 のない 数 値 または 文 字 の 質 的 変 数 (カテゴリカルデータ) 尺 度 は データを 考 察 する 方 法 に 合 わせて 変 更 できます 例 えば JMP のサンプルデータ Big Class.jmp の 変 数 年 齢 は 順 序 尺 度 になっています この 場 合 は 年 齢 の 度 数 分 布 が 求 められます もし 年 齢 の 平 均 や 標 準 偏 差 を 求 めたい 場 合 は 年 齢 を 連 続 尺 度 に 変 更 する 必 要 があります 変 数 名 の 横 にあるアイコンをクリックし 適 当 な 尺 度 に 変 更 する 2 メニューから 目 的 の 分 析 プラットフォームを 選 択 する メニューの[ 分 析 ] [グラフ] の 中 から 行 いたい 分 析 手 法 を 選 択 します 以 下 では Big Class.jmp に 対 して [ 一 変 量 の 分 布 ] のプラットフォームを 選 んだときの 例 を 説 明 します 3 分 析 に 必 要 な 変 数 を 選 択 する 2で 分 析 プラットフォームを 指 定 すると 列 に 役 割 を 与 えるウィンドウが 表 示 されるので 分 析 に 必 要 な 列 を 選 択 しま す 列 の 選 択 から 性 別 身 長 (インチ) 体 重 (ポンド) を 選 択 し [Y, 列 ] ボタンを 押 します これで 3 つの 変 数 を[Y, 列 ] として 指 定 したことになります 変 数 の 指 定 後 [OK] ボタンを 押 すと 分 析 のレポート 画 面 が 表 示 されます 3 Ctrl キーや Shift キーを 押 すことに よって 複 数 の 列 を 選 択 できます

4 ( 必 要 に 応 じて) 出 力 レポートで 表 示 オプションを 選 択 し 表 示 を 拡 張 する( 表 示 の 保 存 他 のアプリケーション に 貼 り 付 け) レポート 画 面 にある 赤 い 三 角 ボタンをクリックすると ポップアップメニューが 出 現 します ここから 表 示 レポートを 拡 張 (グラフ 表 示 の 向 きを 変 える グラフ 上 に 度 数 を 表 示 させるなど)したり 新 たな 分 析 を 実 行 したりできます 例 えば 身 長 (インチ) のタイトル 左 にある 赤 い 三 角 ボタンをクリックし ポップアップメニューから [ 連 続 分 布 のあ てはめ] > [ 正 規 ] を 選 択 すると ヒストグラム 上 にデータの 平 均 標 準 偏 差 をパラメータとする 正 規 分 布 曲 線 が 表 示 され レポートには 正 規 のあてはめ に 対 するパラメータの 推 定 値 や 信 頼 区 間 の 情 報 が 追 加 されます ヒストグラムに 正 規 分 布 曲 線 を あてはめたグラフ あてはめに 対 するパラメータの 推 定 値 信 頼 区 間 も 表 示 されます レポートの 保 存 他 のアプリケーションへ 貼 り 付 け レポートウィンドウの 内 容 を 保 存 するには まず マウスカーソルを レポート 上 部 にある 青 いバーに 近 づけ メニュー バーを 表 示 させます 次 に メニューバーから[ファイル] > [ 名 前 をつけて 保 存 ] を 選 択 します デフォルトでは JMP レポート 形 式 ( 拡 張 子.JRP)で 保 存 されます その 他 にも 保 存 時 にファイルの 種 類 を 変 更 することによって HTML フ ァイルやイメージファイル(PNG JPG SVG WMF) リッチテキスト 形 式 のファイル(RTF) PDF ファイルなどの 形 式 で 保 存 することができます [ 一 変 量 の 分 布 ]や[ 多 変 量 の 相 関 ]で 作 成 されたレポートは [デ ータを 含 むインタラクティブ HTML 形 式 ]で 保 存 をすると Web ブラウ ザ 上 でプロット 点 を 選 択 したりす ることができます 4

レポートウィンドウの 中 で 必 要 なものだけを 選 択 コピーし 他 のアプリケーションに 貼 り 付 けることもできます マウスカーソルを レポート 上 部 にある 青 いバーに 近 づけると メニューバー ツールバーが 表 示 されます マウスカーソルを レポート 上 部 に ある 青 いバーに 近 づけます ツールバーにある 選 択 ツール( )をクリックし コピーしたい 範 囲 をクリックすると 強 調 表 示 ( 青 く 反 転 )されます こ の 状 態 で メニューバーの[ 編 集 ] > [コピー] を 選 択 します その 後 Microsoft Word Excel Power Point などのア プリケーションに 貼 り 付 けを 行 います JMP Word JMP 上 でコピーし Word に 移 動 Word 上 で 貼 り 付 けを 選 択 [ 一 変 量 の 分 布 ] と 同 様 に [バブルプロット]や[プロファイル]のプラットフォームで 作 成 したレポートは HTML 5 形 式 のファイルとして 保 存 し HTML 5 形 式 に 対 応 したブラウザ 上 で 見 ることができます バブルプロットでは 動 画 として 再 生 す る こ と も で き ま す ( [ フ ァ イ ル ] > [ 名 前 を つ け て 保 存 ] か ら [ デ ー タ を 含 む イ ン タ ラ ク テ ィ ブ HTML(*.htm;*.html)] 選 択 ) Web ブラウザによるバブルプロットの 動 画 再 生 5

4. 便 利 な 機 能 メニュー ここでは JMP の 便 利 な 機 能 をいくつか 紹 介 します チュートリアル メニューにある [ヘルプ] > [チュートリアル]には いくつかのチュートリアルが 用 意 されています チュートリアル では ユーザが 画 面 の 指 示 に 従 って 実 際 に JMP を 操 作 することによって 対 話 的 に JMP の 操 作 方 法 分 析 法 を 独 習 することができます ヘルプツール ツールバーにある マークのアイコン(または[ツール] > [ヘルプツール])をクリックし 分 析 レポートで 詳 細 なヘ ルプを 見 たい 箇 所 をクリックすると オンラインヘルプが 自 動 的 に 立 ち 上 がり 該 当 の 分 析 レポートに 関 するヘルプを 表 示 することができます ヘルプツールで レポート をクリック また 各 分 析 グラフの 列 の 選 択 ウィンドウには [ヘルプ] ボタンがあります ボタンをクリックすると 該 当 の 分 析 グラフに 関 するオンラインヘルプが 立 ち 上 がります JMP の 環 境 設 定 環 境 設 定 ウィンドウでは フォントサイズの 変 更 や テキストファイルの 読 み 込 みの 設 定 出 力 のカスタマイズ グラフ の 設 定 など JMP のさまざまな 設 定 を 変 更 することができます メニューから [ファイル] > [ 環 境 設 定 ] を 選 択 すると 環 境 設 定 ウィンドウが 表 示 されます 6

表 示 言 語 の 切 り 替 え(Windows 版 での 方 法 ) JMP では 環 境 設 定 ウィンドウから 表 示 言 語 ( 日 英 独 西 仏 伊 中 )を 切 り 替 えることができます 1. 環 境 設 定 の[Windows のみ]をクリックします 2. 表 示 言 語 の 下 のメニューをクリックし 表 示 言 語 を 選 び [OK]をクリックします グラフとデータテーブルとのリンク 機 能 JMP では 表 示 された グラフ と グラフ グラフ と データテーブルのデータ はリンクしています 下 図 は レポート にある 性 別 の 棒 グラフで 女 性 (F) の 棒 をクリックしたときのレポートとデータテーブルの 状 態 です レポートでは 列 身 長 (インチ) 体 重 (ポンド) において 女 性 (F) のデータが 強 調 表 示 されています また 別 のプラットフォ ーム([ 二 変 量 の 関 係 ])で 描 いた 散 布 図 でも 女 性 (F) のデータが 強 調 表 示 されています さらにデータテーブル でも 女 性 (F) のデータ 行 が 強 調 表 示 されています このリンク 機 能 より データをカテゴリー 別 に 分 析 する また は ある 条 件 のデータのみを 抽 出 して 分 析 を 行 う 外 れ 値 を 除 いて 分 析 を 行 う といったことが 簡 単 に 行 えます データフィルタ [データフィルタ]を 使 用 すると データの 様 々なサブセット( 一 部 分 )を 対 話 的 に 選 択 し これらのサブセットをプロット 上 で 非 表 示 にしたり 分 析 から 除 外 したりできます データフィルタを 使 用 するには レポートの 赤 い 三 角 ボタンから [スクリプト] > [ローカルデータフィルタ]を 選 択 します 7

JMP スクリプト 言 語 JMP では JSL というスクリプト 言 語 を 用 いて 分 析 の 再 実 行 出 力 のカスタマイズ 一 連 の 分 析 の 自 動 化 ( 定 型 処 理 ) JMP の 標 準 機 能 にない 計 算 の 実 行 などを 行 うことができます 詳 細 は JMP スクリプトガイド をご 参 照 下 さ い また 分 析 のレポートを 再 現 するためのスクリプトプログラムを JMP に 自 動 生 成 させることができ 分 析 の 再 実 行 を 容 易 に 行 うことができます このスクリプトは データテーブルに 保 存 しておくと 便 利 です 下 図 は サンプルデータ Companies.jmp を 用 い [ 多 変 量 の 相 関 ]で 連 続 変 数 間 の 分 析 をした 結 果 です デフォ ルトの 出 力 に 対 して [ 外 れ 値 分 析 ] 散 布 図 行 列 に 対 し [ 相 関 の 表 示 ] [ヒストグラムの 表 示 ]を 追 加 しています この 状 態 で レポート 左 上 多 変 量 の 左 にある 赤 い 三 角 ボタンから [スクリプト] > [スクリプトをデータテーブルに 保 存 ]を 選 択 すると データテーブル 左 上 に Multivariate というプロパティが 追 加 されます プロパティ 名 の 赤 い 三 角 ボタンから [スクリプトの 実 行 ] を 選 択 しますと 先 ほど 行 った 分 析 を 再 現 するレポートが 表 示 されます プロパティ 名 の 赤 い 三 角 ボタンから [ 編 集 ] を 選 択 しますと 自 動 保 存 されたスクリプトの 中 身 を 表 示 することができ ます 上 記 の[スクリプトの 実 行 ]では Companies.jmp のデータテーブルに 対 し このスクリプトプログラムを 実 行 していることになります 8

JMP ホームウィンドウ JMP を 最 初 に 起 動 すると JMP ホームウィンドウが 表 示 されます JMP ホームウィンドウでは 最 近 使 ったファイルを 開 いたり 現 在 開 いているファイル(データテーブル レポート)を 表 示 させたりすることができます また ウィンドウリスト 内 のレポートの 上 にマウスカーソルを 置 くと プレビューを 表 示 することができます 9

5. 分 析 例 以 下 では JMP のサンプルデータを 用 いた 分 析 例 を 示 します < 例 1: 分 布 の 考 察 群 間 比 較 分 散 分 析 > メニューの[ファイル] > [ 開 く] から JMP のサンプルデータ Analgesics.jmp を 指 定 して 開 くか [サンプルデータ] (1 ページ 参 照 )から 分 散 分 析 にある 灰 色 の 三 角 ボタンをクリックすると 該 当 のサンプルデータが 見 つかります このファイルには 患 者 の 性 別 飲 んだ 薬 ( 鎮 痛 剤 )の 種 類 (A,B,C) 痛 みの 程 度 ( 数 値 化 したもの)のデータが 33 人 分 入 力 されています Analgesics.jmp のデータファイル 変 数 の 要 約 ([ 分 析 ] > [ 一 変 量 の 分 布 ] ) 列 の 選 択 画 面 で すべての 列 性 別 薬 痛 みの 程 度 を[Y, 列 ] に 選 択 し [OK] ボタンを 押 すとレポートが 表 示 されます 名 義 尺 度 の 列 ( 性 別 薬 )については 度 数 分 布 のグラフ カテゴリーごとの 度 数 割 合 が 表 示 され ます 一 方 連 続 尺 度 の 列 ( 痛 みの 程 度 )については ヒストグラム 箱 ひげ 図 統 計 量 ( 分 位 点 平 均 標 準 偏 差 N など)に 関 する 情 報 が 表 示 されます このレポートから 例 えば 薬 では 薬 A を 飲 んだ 人 の 割 合 が 高 いことや 箱 ひげ 図 から 痛 みの 程 度 で 全 体 から 外 れ ているデータが1つあることがわかります 箱 ひげ 図 の 上 方 にあるデータ 点 (プロット)をクリックすると グラフ 上 で 該 当 のデータが 強 調 表 示 されます また データテーブルでは 該 当 のデータが 強 調 表 示 されます データテーブルを 見 ると このデータは 16 行 目 のデータで 性 別 は 男 性 薬 は B 痛 みの 程 度 は 16.6 であることがわかります プロット 点 を クリック クリックした 点 に 対 応 するデータが 反 転 ( 青 色 ) 表 示 される 10

変 数 間 の 関 係 をみるには グラフとグラフのリンク 機 能 が 役 に 立 ちます 下 図 の 右 側 は 薬 のカテゴリー A の 棒 グ ラフをクリックしたときの 状 態 です 痛 みの 程 度 のグラフを 見 ると A 薬 の 痛 みの 程 度 は 全 体 に 対 し 比 較 的 小 さ い 範 囲 に 分 布 していること また 性 別 のグラフを 見 ると A 薬 は 女 性 が 飲 んだ 割 合 が 高 いことがわかります 薬 = A の 棒 グ ラ フ を クリック カテゴリー 変 数 間 の 関 係 をみる -- 分 割 表 :([ 分 析 ] > [ 二 変 量 の 関 係 ] ) 列 の 選 択 画 面 で 性 別 を [X, 説 明 変 数 ] に 薬 を [Y, 目 的 変 数 ] に 選 択 し [OK] ボタンを 押 します Y X メニュー[ 二 変 量 の 関 係 ] では X と Y に 指 定 する 列 の 尺 度 によって 分 析 レポートの 内 容 が 変 わってきます 上 図 の 丸 で 囲 んでいる 箇 所 がレポートの 内 容 を 示 し X に 名 義 尺 度 (または 順 序 尺 度 ) Y に 名 義 尺 度 (または 順 序 尺 度 )を 指 定 したときは 分 割 表 という 結 果 が 表 示 されます 分 割 表 のレポートでは モザイク 図 分 割 表 検 定 の 結 果 のレポートが 表 示 されます モザイク 図 は 2 つの 質 的 変 数 ( 名 義 尺 度 や 順 序 尺 度 ) 間 の 関 係 を 見 るのに 用 い られ ここでは 性 別 と 薬 の 関 係 を 見 ています モザイク 図 の 見 方 は 下 図 の 通 りです このモザイク 図 からは 性 別 により 投 与 した 薬 の 割 合 が 異 なることが 分 かります 具 体 的 には 女 性 で A 薬 (モザイク 図 では 赤 色 で 表 示 )を 飲 んだ 割 合 は 男 性 で A 薬 を 飲 んだ 割 合 に 比 べて 高 いことがわかります モザイク 図 の 下 には 分 割 表 (クロス 集 計 表 )と 検 定 結 果 ( 尤 度 比 Pearson)が 表 示 されます X の 水 準 ごとに Y の 各 水 準 の データの 割 合 を 示 す Y 全 体 での Y の 各 水 準 の データ 数 の 割 合 を 示 す 11 X 横 幅 が X の 各 水 準 のデータ 数 に 比 例

平 均 値 に 対 するグループ 間 の 比 較 -- 一 元 配 置 :([ 分 析 ] > [ 二 変 量 の 関 係 ] ) 列 の 選 択 画 面 で 薬 を [X, 説 明 変 数 ] に 痛 みの 程 度 を [Y, 目 的 変 数 ] に 選 択 し [OK] ボタンを 押 します Y X X に 名 義 尺 度 (または 順 序 尺 度 ) Y に 連 続 尺 度 を 指 定 したときは 一 元 配 置 という 結 果 が 表 示 されます ここでは 薬 のグループ 間 (A,B,C)で 痛 みの 程 度 を 比 較 するためのグラフ 統 計 量 検 定 結 果 などを 出 力 することができます 下 図 は 一 元 配 置 の 分 析 のレポートの 左 上 にある 赤 い 三 角 ボタンから [ 平 均 /ANOVA] を 選 択 したときの 出 力 です グラフには 各 グループの 平 均 95% 信 頼 区 間 標 本 サイズの 全 体 に 対 する 割 合 を 示 すひし 形 が 追 加 されます ま た レポート 分 散 分 析 の p 値 をみると 0.0053 と 高 度 に 有 意 となっています この 結 果 から 薬 のグループ 間 で 痛 みの 程 度 (の 平 均 )に 差 があることが 示 唆 されます 各 グループのサンプル 数 95% 信 頼 区 間 グループ 平 均 さらにグループ 間 の 比 較 を 行 うには レポート 左 上 の 赤 い 三 角 ボタンから[ 平 均 の 比 較 ] にある 各 メニューを 選 択 しま す [すべてのペア, Tukey の HSD 検 定 ] [ 最 適 値 との 比 較 (Hsu の MCB)] [コントロール 群 との 比 較 (Dunnett)] は 多 重 性 を 考 慮 した 検 定 です 下 図 は [すべてのペア, Tukey の HSD 検 定 ] を 実 行 したときの 分 析 レポートの 一 部 です 上 側 のグラフには 比 較 円 の 出 力 が 追 加 され 下 側 には 検 定 に 関 するレポートが 表 示 されます p 値 の 出 力 から 有 意 水 準 5% 有 意 になっているのは C 薬 と A 薬 との 比 較 のみ(p 値 =0.0075)であることがわかります 12

ほかにも 一 元 配 置 のレポートでは [ノンパラメトリック] にある 各 メニューから Wilcoxon 検 定 メディアン 検 定 ノ ンパラメトリックの 多 重 比 較 などを 実 行 することができます モデルのあてはめ ([ 分 析 ] > [モデルのあてはめ] ) モデルの 指 定 ウィンドウで 痛 みの 程 度 を[Y] に 性 別 薬 性 別 * 薬 ( 性 別 と 薬 の 交 互 作 用 )を[モデル 効 果 の 構 成 ]に 追 加 します モデルの 効 果 の 構 成 に 列 を 追 加 するには 左 の 列 の 選 択 画 面 で モデルに 追 加 したい 列 を 選 択 し 画 面 中 央 の[ 追 加 ] ボタンを 押 します 交 互 作 用 は 列 の 選 択 画 面 から 性 別 と 薬 を 同 時 に 選 択 し [ 交 差 ]ボタンを 押 すことによって 追 加 することができます ここでは 痛 みの 程 度 を 目 的 変 数 性 別 薬 性 別 * 薬 を 説 明 変 数 としてモデルのあてはめを 行 っています 性 別 薬 は 名 義 尺 度 であることから 性 別 薬 を 因 子 とした( 二 元 配 置 ) 分 散 分 析 を 行 っていることになります 結 果 のレポートは 予 測 値 と 実 測 値 のプロット あてはめの 要 約 分 散 分 析 効 果 の 検 定 などのレポート が 表 示 されます あてはめの 要 約 に 表 示 される R2 乗 を 見 ると 性 別 薬 性 別 * 薬 で 痛 みの 程 度 の 13

( 変 動 の) 約 53%を 説 明 できることがわかります また 効 果 の 検 定 に 表 示 される p 値 を 見 ると 交 互 作 用 性 別 * 薬 は 有 意 水 準 5%で 有 意 ではありませんが 主 効 果 性 別 薬 は 有 意 水 準 5%で 有 意 になっていることがわ かります つまり 性 別 薬 は 痛 みの 程 度 に 影 響 を 及 ぼしている 要 因 ( 因 子 )であることが 示 唆 されます 交 互 作 用 が 有 意 ではないため レポート 上 部 にある 効 果 の 要 約 で 交 互 作 用 性 別 * 薬 を 選 択 後 [ 削 除 ]ボタンで 削 除 し 主 効 果 のみのモデルに 変 更 してみます [モデルのあてはめ] プラットフォームは Y( 目 的 変 数 )と X( 説 明 変 数 ) との 関 係 をみるとき または Y を X で 説 明 す るモデル 式 を 作 成 するときに 用 います 統 計 手 法 名 では ( 重 ) 回 帰 分 析 ( 多 元 配 置 ) 分 散 分 析 ロジスティック 回 帰 一 般 化 線 形 モデルなどが 該 当 します 14

< 例 2: 実 験 計 画 後 の 分 析 ビジュアル 的 な 考 察 最 適 化 > メニューの[ファイル] > [ 開 く] から JMP のサンプルデータ Tiretread.jmp を 指 定 して 開 くか [サンプルデータ] から 工 業 分 野 の 実 験 にある 灰 色 の 三 角 ボタンをクリックすると 該 当 のサンプルデータが 見 つかります Tiretread.jmp のデータファイル このデータは 原 料 からタイヤのゴムを 作 成 する 際 に 目 的 に 合 った 材 質 を 得 るための 最 適 なポイントを 見 つけるた めに 収 集 されたものです [ 実 験 計 画 (DOE)] メニューの 応 答 曲 面 計 画 を 用 い 4 つの 応 答 ( 摩 耗 引 張 応 力 伸 び 硬 度 )と 3 つの 因 子 ( シリカ シラン 硫 黄 )に 対 する 計 画 が 作 成 され 実 験 を 行 った 結 果 をそれぞ れの 応 答 に 入 力 しています それぞれの 応 答 に 対 する 目 標 因 子 の 取 りうる 値 の 範 囲 は 以 下 の 通 りです 応 答 目 標 摩 耗 最 大 引 張 応 力 最 大 伸 び 目 標 値 500 (450-550) 硬 度 目 標 値 67.5 (65-70) 因 子 値 の 取 りうる 範 囲 シリカ 0.7-1.7 シラン 40-60 硫 黄 1.8-2.8 データテーブル 左 上 にあるスクリプト 4 応 答 の 応 答 曲 面 モデル は 応 答 曲 面 モデルを 記 録 したスクリプトです 赤 い 三 角 ボタンをクリックし [スクリプトの 実 行 ]を 選 択 すると 応 答 曲 面 のモデルが 自 動 的 に 実 行 されます レポートには それぞれの 応 答 に 対 し 応 答 曲 面 モデルをあてはめたときの あてはめの 要 約 やパラメータ 推 定 値 な どが 表 示 されます あてはめた 応 答 曲 面 は さまざまな 角 度 から 視 覚 化 することができます 結 果 レポート 左 上 の 最 小 2 乗 法 によるあ てはめ の 左 にある 赤 い 三 角 ボタンから [プロファイル] > [ 曲 面 プロファイル]を 選 択 すると レポート 下 方 に 各 応 答 別 に 応 答 曲 面 が 表 示 されます ここでは 曲 面 を 回 転 させたり グリッド 面 等 高 線 などを 追 加 したりすることができ ます 15

応 答 曲 面 を 因 子 軸 と 平 行 に 切 断 した 断 面 が 予 測 プロファイル になります 予 測 プロファイル では 横 軸 に 因 子 と 因 子 の 現 在 の 値 ( 赤 字 で 表 示 ) 縦 軸 に 応 答 と 因 子 の 現 在 の 値 に 対 する 応 答 の 値 ( 予 測 値 : 赤 字 で 表 示 )と 応 答 平 均 の 95% 信 頼 区 間 が 表 示 されます 曲 線 は 個 々の 因 子 の 値 を 変 更 し たとき 予 測 値 がどのように 変 化 するかを 示 します また プロファイル 上 の 赤 い 点 線 をマウスで 左 右 にドラッグする と 因 子 の 現 在 の 値 を 変 更 することができ 各 応 答 の 値 が 変 化 する 様 子 をみることができます 下 図 は シラン の 設 定 値 を 50 から 60 へ 硫 黄 の 設 定 値 を 2.3 から 1.5 へ 変 更 したときの 予 測 プロファイルの 変 化 を 示 しています シラン を 50 から 60 へ 硫 黄 を 2.3 から 1.5 へ 変 更 応 答 曲 面 を 応 答 のある 値 をもつ 平 面 で 切 断 したときの 断 面 は 等 高 線 になります 結 果 レポート 左 上 の 最 小 2 乗 法 によるあてはめ の 左 にある 赤 い 三 角 ボタンから [プロファイル] > [ 等 高 線 プロファイル]を 選 択 すると レポート 下 方 に 等 高 線 プロファイル が 追 加 されます 等 高 線 プロファイル では 2 因 子 ずつで 作 成 した 応 答 に 対 する 等 高 線 が 表 示 されます 応 答 変 数 の 下 限 と 上 限 を 入 力 すると それに 応 じて 陰 影 の 付 いた 領 域 が 作 成 されます ここでは 伸 び の 範 囲 を 450-550 硬 度 の 範 囲 を 65-70 に 指 定 しています 白 色 の 領 域 が これらの 範 囲 を 満 たす 領 域 に なります また X 軸 Y 軸 のスライダや 画 面 上 の 軸 を 動 かすことによって 現 在 のXに 対 する Y の 値 が 表 示 されます また 等 高 線 プロファイル の 赤 い 三 角 ボタンから [ 等 高 線 グリッド]を 選 択 し グリッドの 最 小 値 最 大 値 増 分 を 指 定 して 等 高 線 を 描 くことができます これらの 図 を 見 ると 例 えば 摩 耗 の 値 を 最 大 化 するには シリカ シラ ン ともに 大 きい 値 ( 画 面 右 上 の 方 向 )へ 因 子 の 値 を 動 かすとよいことがわかります 応 答 の 範 囲 を 指 定 16

予 測 プロファイルには 満 足 度 を 表 したグラフ( 満 足 度 関 数 )が 右 側 と 下 側 に 表 示 されます 満 足 度 関 数 は 応 答 に 対 しどのような 結 果 が 望 ましい 状 態 かを 関 数 として 表 したもので 0 から 1 までの 値 をとります この 例 では 応 答 摩 耗 や 引 張 応 力 は 値 が 大 きいほど 満 足 度 が 高 く 伸 び 硬 度 は それぞれ 500( 目 標 値 ) 67.5( 目 標 値 )のとき に 満 足 度 が 高 く 設 定 されています このように 4 つの 応 答 に 対 し 満 足 度 関 数 が 指 定 されますが 全 体 の 満 足 度 が 最 大 になるような 因 子 の 水 準 値 を 見 つけることが 目 標 になります 満 足 度 関 数 のグラフを 赤 枠 で 囲 んで います 最 後 の 列 を 参 照 すると 摩 耗 引 張 応 力 は Y の 値 が 大 きい ときに 満 足 度 が 最 も 高 く 伸 び 硬 度 は Y の 値 が 目 標 値 のときに 満 足 度 が 最 も 高 くなっています JMP では [ 満 足 度 の 最 大 化 ] を 用 いると 全 体 の 満 足 度 ( 各 応 答 変 数 の 満 足 度 の 幾 何 平 均 として 定 義 )を 最 大 にす る 因 子 の 水 準 値 を 求 めることができます 予 測 プロファイル の 赤 い 三 角 ボタンから [ 満 足 度 の 最 大 化 ]を 選 択 しま す 下 図 は[ 満 足 度 の 最 大 化 ]を 行 ったときの 予 測 プロファイルです この 例 では シリカ=1.25 シラン=54.88 硫 黄 =1.48 が 全 体 の 満 足 度 を 最 大 化 する 因 子 の 水 準 値 になります 満 足 度 関 数 の 詳 細 につきましては マニュアル プロファイル 機 能 をご 参 照 ください 17

< 例 3:データのビジュアル 化 > メニューの[ファイル] > [ 開 く] から JMP のサンプルデータ PopAgeGroupSubset.jmp を 指 定 して 開 きます こ のデータは 世 界 中 の 地 域 や 国 の 人 口 を 1960 年 から 1997 年 まで 調 査 し まとめたものです さらに 0-19 歳 の 人 口 20-59 歳 の 人 口 60 歳 以 上 の 人 口 別 にも 集 計 を 行 っています PopAgeGroupSubset.jmp のデータファイル メニュー[グラフビルダー]では 散 布 図 や 棒 グラフ 折 れ 線 グラフなどいろいろな 種 類 のグラフを 対 話 的 に 作 成 するこ とで 複 数 の 変 数 の 関 連 性 を 探 索 することができます まずは 年 ごとの 0-19 歳 の 人 口 の 割 合 60 歳 以 上 の 人 口 の 割 合 をグラフ 化 してみます メニューから [グラフ] > [グラフビルダー] を 選 択 します 上 図 のような 対 話 的 なグラフウィンドウが 表 示 されます 画 面 左 の 列 の 選 択 画 面 から グラフを 描 きたい 変 数 を そ れぞれの 役 割 に 応 じた 場 所 にドラッグアンドドロップ( 以 下 配 置 する と 表 記 )します 例 えば 年 を X ゾーンに 割 合 0-19 を Y ゾーンに 配 置 すると 年 ごとの 割 合 0-19 のプロットが 表 示 されます 18

さらに 割 合 60+ を Y 軸 の 上 方 に 配 置 すると Y 軸 が 2 つに 分 割 され 割 合 0-19 が 下 方 に 割 合 60+ が 上 方 に 表 示 されます さらに グラフ 上 部 にあるアイコンから をクリックします これにより 各 年 の 平 均 値 の 折 れ 線 グ ラフに 変 わります このグラフを 見 ると 全 体 としては 年 を 経 るごとに 割 合 0-19 は 減 少 傾 向 を 割 合 60+ は 増 加 傾 向 を 示 してい ることがわかります いわゆる 少 子 高 齢 化 現 象 です 地 域 別 に 傾 向 をみるには 列 地 域 を グループ X に 配 置 し ます このグラフから Asia は 最 も 少 子 高 齢 化 のスピードが 加 速 していることがわかります 一 方 South America では 年 を 経 るごとに 少 子 高 齢 化 になっている 傾 向 はありますが 他 の 地 域 ほど 顕 著 ではありません 19

次 は 国 別 にみていきます 国 はカテゴリー 数 が 多 いため 段 組 を 用 いると 便 利 です 画 面 左 の[ 元 に 戻 す]ボタンを 押 して 地 域 をグループ 化 した 一 つ 前 の 状 態 に 戻 します この 状 態 で 国 を 段 組 に 配 置 します さらに 地 域 別 に 色 分 けして 表 示 するには 地 域 を 重 ね 合 わせ に 配 置 します このグラフを 見 ると 他 の 国 と 比 較 して Japan は 最 も 少 子 高 齢 化 が 進 んでいることがわかります その 隣 の Singapore は 少 子 化 は 進 んでいるが 高 齢 化 はゆっくり 進 んでいることがわかります さらに メニュー[バブルプロット]を 用 いて 年 ごとの 割 合 の 推 移 を 動 的 に 観 察 してみます メニュー [グラフ] > [バブルプロット] を 選 択 し 次 の 図 のように 列 を 割 り 当 てます [ID]には 層 別 変 数 を 指 定 します ここでは 地 域 国 の 順 に 指 定 しています 国 が 地 域 の 入 れ 子 になって いるため バブルプロットの 分 割 ボタンで 地 域 のバブルを 分 割 し 国 ごとのバブルを 表 示 させることができます また [サイズ]に 人 口 を 指 定 しているため 各 バブルのサイズ( 面 積 )は その 地 域 の 総 人 口 を 示 します 20

地 域 別 に 集 計 されたバブルプロットのレポートが 表 示 されるので 左 上 の 赤 い 三 角 ボタンから [ラベル] > [すべて] を 選 択 します 画 面 下 の ボタンを 押 すると 時 間 ごとのバブルの 推 移 がアニメーションで 表 示 されます Asia のバブルに 注 目 すると 1980 年 代 後 半 に 急 激 に 少 子 高 齢 化 が 進 んでいることがわかり 1990 年 代 に は Europe, North America, Australia の 少 子 高 齢 化 の 水 準 に 追 いついています 地 域 Asia を 国 別 に 表 示 するには Asia のバブルをクリックし [ 分 割 ] ボタンを 押 します 21

Asia のバブルが Japan, Singapore, Thailand のバブルに 分 割 されます バブルの 年 ごとの 推 移 をみる ために 赤 い 三 角 ボタンから [ 軌 跡 バブル] > [ 選 択 されたもの] [ 軌 跡 線 ] > [ 選 択 されたもの] を 選 択 します このグラフから Asia の 中 では 特 に Japan の 少 子 高 齢 化 が 速 く 進 行 していることがわかります 22

( 参 考 ) グラフビルダーでは 地 理 的 な 情 報 ( 国 州 群 県 など)の 名 前 を 含 む 列 を[シェープ] ゾーンに 割 り 当 てる と 地 図 を 作 成 することができます 下 の 図 は サンプルデータ CrimeData.jmp で 州 (アメリカの 州 の 情 報 )を 左 下 の[シェープ]ゾーンにドロップし 全 発 生 率 (その 週 における 犯 罪 の 発 生 率 )を 右 側 の[ 色 ]ゾーンにドロップしたものです 州 ごとの 発 生 率 が 色 の 濃 淡 で 表 示 されます ( 参 考 ) グラフの 背 景 に ストリートレベルのマップを 表 示 することができます 下 の 図 は サンプルデータ Pollutants Map.jmp で バブルプロットを 作 成 したグラフです( 緯 度 を[Y] 経 度 を [X] 人 口 を[サイズ]に 指 定 ) グラフ 上 で 右 クリックをし 背 景 地 図 を 選 び Street Map Service を 選 ぶと 背 景 に ストリートレベルのマップを 表 示 することができます 23

6.JMP Tips ここでは JMP の 便 利 な 機 能 を 紹 介 します <Tips 1: 再 コード 化 > JMP では データのコードを 変 更 修 正 できるメニューとして[ 再 コード 化 ]というメニューがあります 例 として 次 のよ うなことが 行 えます ある 製 品 の 満 足 度 として たくさんの 方 に 5 段 階 (1~5)で 評 価 したもらったデータがある このデータに 対 し 1,2 と 回 答 したデータは C ランク 3 と 回 答 したデータは B ランク 4,5 と 回 答 した 人 は A ランクというように A,B,C の 3 段 階 にした 新 たな 変 数 を 作 成 したい ある 列 にはブランクで 入 力 されている 欠 測 値 がいくつかあるが 集 計 で 欠 測 値 が 何 件 あるかを 出 力 したい そ のため 現 在 ブランクになっている 行 を N.A という 文 字 に 変 換 したい ある 列 のデータは 全 角 文 字 と 半 角 文 字 が 混 在 している 同 じ 文 字 でも 全 角 と 半 角 では 別 々に 集 計 されるため すべて 半 角 文 字 に 変 換 したい 次 のようなデータテーブルの 列 Q 満 足 度 について 再 コード 化 を 実 行 してみます 1. 下 図 のように 再 コード 化 したい 列 名 をクリックし 強 調 表 示 にします 2. [ 列 ] > [ユーティリティ] > [ 再 コード 化 ] を 選 択 すると 再 コード 化 のウィンドウが 表 示 されるので テキスト ボックスに 新 しい 値 を 入 力 します 新 しい 値 に 変 更 した 新 規 列 を 作 成 するには 列 の 新 規 作 成 (または 計 算 列 の 新 規 作 成 )をプルダウンリストから 選 択 します 新 しい 値 に 再 コード 化 された 列 Q 満 足 度 2 が 新 規 に 作 成 されました 24

他 にも JMP には さまざまな 便 利 な 機 能 があります JMP を 起 動 後 に 表 示 される 使 い 方 ヒント ([ヘルプ] > [ 使 い 方 ヒント] を 選 択 することによっても 表 示 可 能 )では JMP の 便 利 な 機 能 が 多 数 紹 介 されています JMP 12 スタートガイド Version 2: 2016 年 1 月 25