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Transcription:

Cisco UCS E シリーズ サーバ モジュール 統 合 型 管 理 コントロー ラ GUI 設 定 ガイド リリース 1.0 初 版 :2012 年 09 月 07 日 シスコシステムズ 合 同 会 社 107-6227 東 京 都 港 区 赤 坂 9-7-1 ミッドタウン タワー http://www.cisco.com/jp お 問 い 合 わせ 先 :シスコ コンタクトセンター 0120-092-255 (フリーコール 携 帯 PHS 含 む) 電 話 受 付 時 間 : 平 日 10:00~12:00 13:00~17:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/ Text Part Number: OL-26445-01-J

注 意 シスコ 製 品 をご 使 用 になる 前 に 安 全 上 の 注 意 ( www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ ) をご 確 認 ください 本 書 は 米 国 シスコ 発 行 ドキュメントの 参 考 和 訳 です リンク 情 報 につきま しては 日 本 語 版 掲 載 時 点 で 英 語 版 にアップデートがあり リンク 先 のページが 移 動 / 変 更 され ている 場 合 がありますことをご 了 承 ください あくまでも 参 考 和 訳 となりますので 正 式 な 内 容 については 米 国 サイトのドキュメントを 参 照 ください また 契 約 等 の 記 述 については 弊 社 販 売 パートナー または 弊 社 担 当 者 にご 確 認 ください このマニュアルに 記 載 されている 仕 様 および 製 品 に 関 する 情 報 は 予 告 なしに 変 更 されることがあります このマニュアルに 記 載 されている 表 現 情 報 および 推 奨 事 項 は すべて 正 確 であると 考 えていますが 明 示 的 であれ 黙 示 的 であれ 一 切 の 保 証 の 責 任 を 負 わないものとします このマニュアルに 記 載 されている 製 品 の 使 用 は すべてユーザ 側 の 責 任 になります 対 象 製 品 のソフトウェア ライセンスおよび 限 定 保 証 は 製 品 に 添 付 された Information Packet に 記 載 されています 添 付 されていない 場 合 には 代 理 店 にご 連 絡 く ださい The Cisco implementation of TCP header compression is an adaptation of a program developed by the University of California, Berkeley (UCB) as part of UCB's public domain version of the UNIX operating system. All rights reserved. Copyright 1981, Regents of the University of California. ここに 記 載 されている 他 のいかなる 保 証 にもよらず 各 社 のすべてのマニュアルおよびソフトウェアは 障 害 も 含 めて 現 状 のまま として 提 供 されます シスコお よびこれら 各 社 は 商 品 性 の 保 証 特 定 目 的 への 準 拠 の 保 証 および 権 利 を 侵 害 しないことに 関 する 保 証 あるいは 取 引 過 程 使 用 取 引 慣 行 によって 発 生 する 保 証 をはじめとする 明 示 されたまたは 黙 示 された 一 切 の 保 証 の 責 任 を 負 わないものとします いかなる 場 合 においても シスコおよびその 供 給 者 は このマニュアルの 使 用 または 使 用 できないことによって 発 生 する 利 益 の 損 失 やデータの 損 傷 をはじめとする 間 接 的 派 生 的 偶 発 的 あるいは 特 殊 な 損 害 について あらゆる 可 能 性 がシスコまたはその 供 給 者 に 知 らされていても それらに 対 する 責 任 を 一 切 負 わないものと します Cisco and the Cisco logo are trademarks or registered trademarks of Cisco and/or its affiliates in the U.S. and other countries. To view a list of Cisco trademarks, go to this URL: http:// www.cisco.com/go/trademarks. Third-party trademarks mentioned are the property of their respective owners. The use of the word partner does not imply a partnership relationship between Cisco and any other company. (1110R) このマニュアルで 使 用 している IP アドレスは 実 際 のアドレスを 示 すものではありません マニュアル 内 の 例 コマンド 出 力 および 図 は 説 明 のみを 目 的 として 使 用 されています 説 明 の 中 に 実 際 のアドレスが 使 用 されていたとしても それは 意 図 的 なものではなく 偶 然 の 一 致 によるものです 2012 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.

目 次 はじめに ix 対 象 読 者 ix マニュアルの 構 成 ix 表 記 法 xi 関 連 資 料 xii マニュアルに 関 するフィードバック xiii 概 要 1 Cisco UCS E シリーズ サーバの 概 要 1 サーバ ソフトウェア 2 CIMC の 概 要 3 CIMC GUI 4 CIMC GUI へのログイン 4 CIMC ホーム ページ 5 [Navigation] ペイン 5 [Work] ペイン 6 ツールバー 10 CIMC オンライン ヘルプ 11 CIMC GUI からのログアウト 11 サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール 13 オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール 方 法 13 KVM コンソール 13 KVMコンソールを 使 用 したオペレーティングシステムまたはハイパーバイザのイン ストール 14 PXE インストール サーバ 16 PXE インストール サーバを 使 用 したオペレーティング システムまたはハイパーバイ ザのインストール 16 OL-26445-01-J iii

目 次 ホスト イメージ マッピング 17 ホスト イメージのマッピング 17 Microsoft Windows Server 用 のドライバのインストール 20 ホスト イメージのマッピング 解 除 21 ホスト イメージの 削 除 22 カスタマイズされた VMware vsphere Hypervisor イメージのダウンロード 23 サーバの 管 理 25 全 体 のサーバ ステータスの 表 示 25 CIMC GUI を 使 用 したサーバのブート 順 の 設 定 26 BIOS セットアップ メニューを 使 用 したブート 順 の 設 定 29 サーバのリセット 30 サーバのシャットダウン 30 サーバの 電 源 管 理 31 サーバの 電 源 投 入 31 サーバの 電 源 オフ 32 サーバ 電 源 の 再 投 入 32 RAID の 管 理 32 RAID オプション 32 CIMC GUI を 使 用 した RAID の 設 定 36 RAID 設 定 の 変 更 41 仮 想 ドライブの 再 構 築 のオプション 42 仮 想 ドライブの 再 構 築 45 RAID 設 定 の 削 除 47 物 理 ドライブの 状 態 の 変 更 49 ストレージ コントローラ 上 での 自 動 再 構 築 のイネーブル 化 50 物 理 ドライブの 再 構 築 51 ディスク ドライブのブート 可 能 化 52 BIOS の 設 定 54 ブラウザ 経 由 の BIOS ファームウェアのインストール 54 TFTP サーバからの BIOS ファームウェアのインストール 56 バックアップ BIOS のアクティブ 化 57 BIOS の 詳 細 設 定 58 iv OL-26445-01-J

目 次 サーバ 管 理 BIOS の 設 定 61 BIOS CMOS のクリア 63 BIOS パスワードのクリア 64 サーバ BIOS 設 定 65 サーバのプロパティの 表 示 79 サーバのプロパティの 表 示 79 ルータ 情 報 の 表 示 80 CPU のプロパティの 表 示 80 メモリのプロパティの 表 示 81 電 源 のプロパティの 表 示 84 ストレージのプロパティの 表 示 84 PCI アダプタのプロパティの 表 示 86 電 力 統 計 情 報 の 表 示 86 サーバのセンサーの 表 示 89 障 害 サマリーの 表 示 89 温 度 センサーの 表 示 91 電 圧 センサーの 表 示 92 LED センサーの 表 示 93 ストレージ センサーの 表 示 93 リモート プレゼンスの 管 理 95 仮 想 KVM の 管 理 95 KVM コンソール 95 仮 想 KVM の 設 定 96 仮 想 KVM のイネーブル 化 97 仮 想 KVM のディセーブル 化 98 仮 想 メディアの 設 定 99 Serial over LAN の 設 定 101 ユーザ アカウントの 管 理 103 ローカル ユーザの 設 定 103 Active Directory 105 Active Directory サーバの 設 定 105 CIMC での Active Directory の 設 定 107 OL-26445-01-J v

目 次 ユーザ セッションの 表 示 109 ネットワーク 関 連 の 設 定 111 CIMC NIC の 設 定 111 CIMC NIC 111 CIMC NIC の 設 定 112 共 通 プロパティの 設 定 114 IPv4 の 設 定 115 VLAN への 接 続 117 ネットワーク セキュリティの 設 定 119 ネットワーク セキュリティ 119 ネットワーク セキュリティの 設 定 119 コミュニケーション サービスの 設 定 123 HTTP の 設 定 123 SSH の 設 定 125 IPMI の 設 定 127 IPMI Over LAN 127 IPMI over LAN の 設 定 127 SNMP の 設 定 129 SNMP 129 SNMP プロパティの 設 定 130 SNMP トラップ 設 定 の 指 定 131 テスト SNMP トラップ メッセージの 送 信 133 証 明 書 の 管 理 135 サーバ 証 明 書 の 管 理 135 証 明 書 署 名 要 求 の 生 成 136 自 己 署 名 証 明 書 の 作 成 137 サーバ 証 明 書 のアップロード 139 プラットフォーム イベント フィルタの 設 定 143 プラットフォーム イベント フィルタ 143 プラットフォーム イベント アラートのイネーブル 化 143 プラットフォーム イベント アラートのディセーブル 化 144 プラットフォーム イベント フィルタの 設 定 145 プラットフォーム イベント トラップの 解 釈 147 vi OL-26445-01-J

目 次 CIMC ファームウェア 管 理 151 CIMC ファームウェアの 概 要 151 シスコからのソフトウェアの 取 得 152 TFTP サーバからの CIMC ファームウェアのインストール 154 ブラウザ 経 由 の CIMC ファームウェアのインストール 156 インストールされた CIMC ファームウェアのアクティブ 化 157 CIMC 情 報 の 表 示 159 ログの 表 示 161 CIMC Log 161 CIMC ログの 表 示 161 CIMC ログのクリア 162 リモート サーバへの CIMC ログの 送 信 162 System Event Log 164 システム イベント ログの 表 示 164 システム イベント ログのクリア 165 サーバ ユーティリティ 167 テクニカル サポート データのエクスポート 167 CIMC の 再 起 動 169 CIMC の 出 荷 時 デフォルトへのリセット 170 CIMC 設 定 のエクスポートとインポート 172 CIMC 設 定 のエクスポートとインポート 172 CIMC 設 定 のエクスポート 172 CIMC 設 定 のインポート 174 診 断 テスト 177 診 断 テストの 概 要 177 ホストへの 診 断 イメージのマッピング 178 診 断 テストの 実 行 180 OL-26445-01-J vii

目 次 viii OL-26445-01-J

はじめに この 章 は 次 の 項 で 構 成 されています 対 象 読 者, ix ページ マニュアルの 構 成, ix ページ 表 記 法, xi ページ 関 連 資 料, xii ページ マニュアルに 関 するフィードバック, xiii ページ 対 象 読 者 このガイドは 次 の 1 つ 以 上 に 責 任 を 持 つ 専 門 知 識 を 備 えたデータセンター 管 理 者 を 主 な 対 象 にしています サーバ 管 理 ストレージ 管 理 ネットワーク 管 理 ネットワーク セキュリティ マニュアルの 構 成 このマニュアルの 構 成 は 次 のとおりです 章 第 1 章 タイトル 概 要 説 明 Cisco UCS E-Series Servers と CIMC GUI を 説 明 します OL-26445-01-J ix

マニュアルの 構 成 はじめに 章 タイトル 説 明 第 2 章 サーバのオペレー ティング システム のインストール サーバ 上 のオペレーティング システム(OS)の 設 定 方 法 を 説 明 します 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 第 7 章 第 8 章 サーバの 管 理 サーバのプロパ ティの 表 示 サーバのセンサー の 表 示 リモート プレゼン スの 管 理 ユーザ アカウント の 管 理 ネットワーク 関 連 の 設 定 サーバのブート デバイスの 順 序 の 設 定 方 法 サーバの 電 源 の 管 理 方 法 電 源 ポリシーの 設 定 方 法 RAID の 設 定 方 法 と 管 理 方 法 および BIOS 設 定 の 設 定 方 法 を 説 明 しま す サーバの CPU メモリ 電 源 ストレージ および PCI アダプタのプロパティの 表 示 方 法 を 説 明 します 障 害 温 度 電 圧 およびストレージのセンサーの 表 示 方 法 を 説 明 します 仮 想 KVM 仮 想 メディア および Serial over LAN 接 続 の 設 定 方 法 を 説 明 します ユーザ アカウントの 追 加 または 変 更 方 法 Active Directory によるユーザ 認 証 の 設 定 方 法 ユーザ セッションの 管 理 方 法 を 説 明 します ネットワーク インターフェイス ネットワーク 設 定 お よびネットワークセキュリティの 設 定 方 法 を 説 明 します 第 9 章 コミュニケーショ ン サービスの 設 定 HTTP SSH IPMI および SNMP によるサーバ 管 理 コ ミュニケーションの 設 定 方 法 を 説 明 します 第 10 章 証 明 書 の 管 理 サーバ 証 明 書 を 生 成 アップロード および 管 理 する 方 法 を 説 明 します 第 11 章 プラットフォーム イベント フィルタ の 設 定 プラットフォーム イベント フィルタを 設 定 および 管 理 す る 方 法 を 説 明 します 第 12 章 第 13 章 CIMC ファーム ウェア 管 理 ログの 表 示 ファームウェア イメージを 取 得 インストール および アクティブにする 方 法 を 説 明 します CIMC ログとシステム イベント ログのメッセージを 表 示 エクスポート およびクリアする 方 法 を 説 明 します x OL-26445-01-J

はじめに 表 記 法 章 第 14 章 第 15 章 タイトル サーバ ユーティリ ティ 診 断 テスト 説 明 サポート データのエクスポート 方 法 サーバ 設 定 のエク スポート 方 法 とインポート 方 法 サーバ 設 定 を 出 荷 時 デ フォルトにリセットする 方 法 管 理 インターフェイスのリ ブート 方 法 を 説 明 します 診 断 テストの 実 行 方 法 を 説 明 します 表 記 法 このマニュアルでは 次 の 表 記 法 を 使 用 しています 表 記 法 太 字 フォント イタリック 体 フォント courier フォント [ ] {x y z} [x y z] string < > [ ] 用 途 コマンド キーワード およびユーザが 入 力 したテキス トは 太 字 フォントで 示 しています ドキュメント 名 新 規 用 語 または 強 調 する 用 語 値 を 指 定 するための 引 数 は イタリック 体 フォントで 示 してい ます システムが 表 示 するターミナル セッションおよび 情 報 は courier フォントで 示 しています 角 カッコの 中 の 要 素 は 省 略 可 能 です 必 ずいずれか1つを 選 択 しなければならない 必 須 キーワー ドは 波 カッコで 囲 み 縦 棒 で 区 切 って 示 しています どれか1つを 選 択 できる 省 略 可 能 なキーワードは 角 カッ コで 囲 み 縦 棒 で 区 切 って 示 しています 引 用 符 を 付 けない 一 組 の 文 字 string の 前 後 には 引 用 符 を 使 用 しません 引 用 符 を 使 用 すると その 引 用 符 も 含 めて string とみなされます パスワードのように 出 力 されない 文 字 は 山 カッコで 囲 んで 示 しています システム プロンプトに 対 するデフォルトの 応 答 は 角 カッコで 囲 んで 示 しています OL-26445-01-J xi

関 連 資 料 はじめに 表 記 法! # 用 途 コードの 先 頭 に 感 嘆 符 (!)またはポンド 記 号 (#)があ る 場 合 には コメント 行 であることを 示 します ( 注 ) 注 釈 です ヒント 問 題 解 決 に 役 立 つ 情 報 です 注 意 要 注 意 の 意 味 です 機 器 の 損 傷 またはデータ 損 失 を 予 防 するための 注 意 事 項 が 記 述 され ています ワンポイント アドバイス 時 間 を 節 約 する 方 法 です ここに 紹 介 している 方 法 で 作 業 を 行 うと 時 間 を 短 縮 できます 警 告 警 告 の 意 味 です 人 身 事 故 を 予 防 するための 注 意 事 項 が 記 述 されています 関 連 資 料 Documentation Guide for Cisco UCS E-Series Servers :E シリーズ サーバのすべてのマニュ アルへのリンクが 記 載 されています Release Notes for Cisco UCS E-Series Servers, Release 1.0 Getting Started Guide for Cisco UCS E-Series Servers, Release 1.0 Hardware Installation Guide for Cisco UCS E-Series Servers Cisco Network Modules, Server Modules, and Interface Cards Regulatory Compliance and Safety Information GUI Configuration Guide for Cisco UCS E-Series Servers Integrated Management Controller, Release 1.0 CLI Configuration Guide for Cisco UCS E-Series Servers Integrated Management Controller, Release 1.0 Troubleshooting Guide for Cisco UCS E-Series Servers Open Source Used in Cisco UCS E-Series Servers, Release 1.0 xii OL-26445-01-J

はじめに マニュアルに 関 するフィードバック マニュアルに 関 するフィードバック このマニュアルに 関 する 技 術 的 なフィードバック または 誤 りや 記 載 もれなどお 気 づきの 点 がご ざいましたら HTMLドキュメント 内 のフィードバックフォームよりご 連 絡 ください ご 協 力 を よろしくお 願 いいたします OL-26445-01-J xiii

マニュアルに 関 するフィードバック はじめに xiv OL-26445-01-J

1 第 章 概 要 この 章 は 次 の 内 容 で 構 成 されています Cisco UCS E シリーズ サーバの 概 要, 1 ページ サーバ ソフトウェア, 2 ページ CIMC の 概 要, 3 ページ CIMC GUI, 4 ページ Cisco UCS E シリーズ サーバの 概 要 Cisco UCS E-Series Servers(E シリーズ サーバ)は 次 世 代 の Cisco UCS Express サーバです E シリーズ サーバは サイズ 効 率 重 量 効 率 電 力 効 率 に 優 れたブレード サーバのファミリであ り Generation 2 Cisco Integrated Services Router(ISR G2)に 収 容 されます これらのサーバは オペレーティング システム(Microsoft Windows や Linux など) 上 でベアメタルとして あるいは ハイパーバイザ(VMware vsphere Hypervisor Microsoft Hyper-V Citrix XenServer など) 上 で 仮 想 マシンとして 導 入 される ブランチオフィス アプリケーション 向 けの 汎 用 コンピューティング プラットフォームを 提 供 します E シリーズ サーバは Cisco 2900 シリーズまたは 3900 シリーズ ISR G2 に 搭 載 されます 次 の E シリーズ サーバがサポートされています UCS-E140S:シングル 幅 の E シリーズ サーバ UCS-E140D:ダブル 幅 の E シリーズ サーバ 4 コア CPU UCS-E160D:ダブル 幅 の E シリーズ サーバ 6 コア CPU UCS-E140DP:ダブル 幅 の E シリーズ サーバ 4 コア CPU PCIe 搭 載 UCS-E160DP:ダブル 幅 の E シリーズ サーバ 6 コア CPU PCIe 搭 載 OL-26445-01-J 1

サーバ ソフトウェア 概 要 ( 注 ) 1 台 の ISR G2 に 搭 載 可 能 な E シリーズ サーバの 最 大 数 については Getting Started Guide for Cisco UCS E-Series Servers の Server Hardware の 項 を 参 照 してください サーバ ソフトウェア E シリーズ サーバには 3 つの 主 要 なソフトウェア システムが 必 要 です CIMC ファームウェア BIOS ファームウェア オペレーティング システムまたはハイパーバイザ CIMC ファームウェア Cisco Integrated Management Controller(CIMC)は マザーボードに 組 み 込 まれている 独 立 した 管 理 モジュールです 専 用 の ARM ベースのプロセッサが(メイン サーバ CPU から 独 立 して)CIMC ファームウェアを 実 行 します システムには 現 行 バージョンの CIMC ファームウェアが 付 属 し ています CIMC ファームウェアは 更 新 可 能 ですが 初 期 インストールは 必 要 ありません CIMC は E シリーズ サーバ 用 の 管 理 サービスです Web ベースの GUI または SSH ベースの CLI を 使 用 して サーバにアクセスし サーバを 設 定 管 理 モニタできます BIOS ファームウェア BIOS は システム 内 のハードウェアを 初 期 化 し ブート 可 能 なデバイスを 検 出 し それらを 指 定 された 順 序 でブートします オペレーティング システムを 起 動 したり オペレーティング シス テムが 使 用 するハードウェアを 設 定 したりします 使 いやすいBIOS 管 理 機 能 により ハードウェ アを 操 作 したり 使 用 したりできます 他 にもBIOSでは システムを 設 定 したり ファームウェ アを 管 理 したり BIOS エラー レポートを 作 成 したりすることもできます システムには 現 行 バージョンの BIOS ファームウェアが 付 属 しています BIOS ファームウェア は 更 新 可 能 ですが 初 期 インストールは 必 要 ありません オペレーティング システムまたはハイパーバイザ メイン サーバ CPU は オペレーティング システム(Microsoft Windows や Linux など) 上 または ハイパーバイザ 上 で 動 作 します Microsoft Windows Server または VMware vsphere Hypervisor が 事 前 にインストールされた 状 態 で E シリーズ サーバを 購 入 することも 自 分 でプラットフォーム をインストールすることもできます 次 のプラットフォームが E シリーズ サーバ 上 でテスト 済 みです Microsoft Windows: Windows Server 2008 R2 Standard 64 ビット Windows Server 2008 R2 Enterprise 64 ビット 2 OL-26445-01-J

概 要 CIMC の 概 要 Linux の 場 合 Red Hat Enterprise Linux 6.2 SUSE Linux Enterprise 11 サービス パック 2 Oracle Enterprise Linux 6.0 アップデート 2 ハイパーバイザ: VMware vsphere Hypervisor 5.0 アップデート 1 Hyper-V(Windows 2008 R2) Citrix XenServer 6.0 CIMC の 概 要 Cisco Integrated Management Controller(CIMC)は E シリーズ サーバ 用 の 管 理 サービスです CIMC はサーバ 内 で 動 作 します Web ベースの GUI または SSH ベースの CLI を 使 用 して サー バにアクセスし サーバを 設 定 管 理 モニタできます CIMC を 使 用 すると 次 のサーバ 管 理 タスクを 実 行 できます サーバの 電 源 のオン 電 源 のオフ 電 源 再 投 入 リセット およびシャットダウンを 行 う サーバのブート 順 を 設 定 する RAID レベルを 管 理 する サーバのプロパティとセンサーを 表 示 する リモート プレゼンスを 管 理 する ローカル ユーザ アカウントを 作 成 して 管 理 し Active Directory によるリモート ユーザの 認 証 をイネーブルにする NIC プロパティ IPv4 VLAN ネットワーク セキュリティなど ネットワーク 関 連 の 設 定 を 行 う HTTP SSH IPMI over LAN SNMP などのコミュニケーション サービスを 設 定 する 証 明 書 を 管 理 する プラットフォーム イベント フィルタを 設 定 する CIMC ファームウェアを 更 新 する BIOS ファームウェアを 更 新 する 内 部 リポジトリからホスト イメージをインストールする 障 害 アラーム およびサーバのステータスをモニタする サーバ 障 害 の 発 生 時 にテクニカル サポート データを 収 集 する OL-26445-01-J 3

CIMC GUI 概 要 ほとんどすべてのタスクは GUI インターフェイスと CLI インターフェイスのいずれでも 実 行 で きます また 一 方 のインターフェイスで 実 行 されたタスクの 結 果 は もう 一 方 のインターフェ イスにも 表 示 されます ただし 次 の 操 作 はできません CIMC GUI を 使 用 して CIMC CLI を 呼 び 出 すことはできない CIMC CLI で 呼 び 出 したコマンドを CIMC GUI に 表 示 することはできない CIMC GUI から CIMC CLI 出 力 を 生 成 することはできない CIMC GUI CIMC GUI は E シリーズ サーバの Web ベースの 管 理 インターフェイスです CIMC GUI を 起 動 して 次 の 最 小 要 件 を 満 たしている 任 意 のリモート ホストからサーバを 管 理 できます Java 1.6 以 降 HTTP および HTTPS 対 応 Adobe Flash Player 10 以 降 CIMC GUI へのログイン はじめる 前 に CIMC にアクセスするための IP アドレスが 設 定 済 みであることを 確 認 します Getting Started Guide for Cisco UCS E-Series Server Modules の Configuring CIMC Access の 章 を 参 照 してください Adobe Flash Player 10 以 降 がインストールされていない 場 合 は ローカル マシンにインストー ルします 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 初 期 セットアップ 時 に CIMC へのアクセス 用 に 設 定 した IP アドレスを Web ブラウザに 入 力 しま す セキュリティ ダイアログボックスが 表 示 された 場 合 は 次 の 操 作 を 実 行 します a) ( 任 意 ) チェックボックスをオンにして シスコからのすべてのコンテンツを 受 け 入 れます b) [Yes] をクリックして 証 明 書 を 受 け 入 れ 続 行 します ログイン ウィンドウで ユーザ 名 とパスワードを 入 力 します ヒント 未 設 定 のシステムに 対 する 初 回 ログイン 時 には ユーザ 名 に admin パスワードに password を 使 用 します [Log In] をクリックします [Change Password] ダイアログボックスが 表 示 されます 4 OL-26445-01-J

概 要 CIMC ホーム ページ ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ( 注 ) [Change Password] ダイアログボックスは CIMC に 初 めてログインしたときにのみ 表 示 されます それ 以 降 はリブートしても 表 示 されません [New Password] フィールドに 新 しいパスワードを 入 力 します 確 認 のために [Confirm Password] フィールドにもう 一 度 パスワードを 入 力 します [Save Changes] をクリックします [Server Summary] ページが 表 示 されます このページが CIMC のホーム ページです CIMC ホー ム ページ を 参 照 してください CIMC ホーム ページ 次 の 図 に CIMC ホーム ページを 示 します [Navigation] ペイン [Navigation] ペインは CIMC ユーザ インターフェイスの 左 側 に 表 示 されます [Navigation] ペイ ンで [Server] タブまたは [Admin] タブのリンクをクリックすると CIMC ユーザ インターフェイ スの 右 側 の [Work] ペインに 選 択 したページが 表 示 されます 次 の 表 では [Navigation] ペインの 要 素 について 説 明 します 要 素 名 説 明 OL-26445-01-J 5

CIMC ホーム ページ 概 要 [Overall Server Status] 領 域 [Server] タブ [Overall Server Status] 領 域 は [Server] タブおよ び [Admin] タブの 上 にあります この 領 域 をク リックすると [Server Summary] ページがリフ レッシュされます [Server] タブは [Navigation] ペインにありま す このタブには 次 のページへのリンクが 含 ま れます Summary Inventory Sensor System Event Log Remote Presence BIOS Power Policies Faults Summary Host Image Mapping [Admin] タブ [Admin] タブは [Navigation] ペインにありま す このタブには 次 のページへのリンクが 含 ま れます User Management Network Communications Services Certificate Management CIMC Log Event Management Firmware Management Utilities [Work] ペイン [Work] ペインは UI の 右 側 に 表 示 されます [Work] ペインには [Server] タブまたは [Admin] タ ブでクリックしたリンクに 応 じて 異 なるページが 表 示 されます 次 の 表 は [Work] ペインの 要 素 とページをまとめたものです 6 OL-26445-01-J

概 要 CIMC ホーム ページ ページまたは 要 素 名 Summary 説 明 このページには 4 つの 領 域 があります [Actions]:この 領 域 では サーバの 電 源 を 制 御 したり サー バをリセットしたり KVMコンソールを 起 動 したり ロケー タ LED を 制 御 したりします [Server Properties]:この 領 域 では 一 般 的 なサーバ プロパ ティを 表 示 したり サーバの 説 明 を 割 り 当 てたりします [Server Status]:この 領 域 には 主 要 なサーバ サブシステム の 全 体 的 なステータスが 表 示 されます [CIMC Information]:この 領 域 には サーバ 管 理 名 ネット ワーク アドレス ファームウェア バージョン および 現 在 の 日 付 と 時 刻 が 表 示 されます [Router Information]:この 領 域 には ルータのモデルとシリ アル 番 号 およびルータ 内 でサーバが 搭 載 されているスロッ ト 番 号 が 表 示 されます Inventory このページには 5 つのタブがあります [CPUs]:このタブには CPU についての 情 報 が 表 示 されま す [Memory]:このタブには メモリについての 情 報 が 表 示 さ れます [Power Supplies]:このタブには 電 源 についての 情 報 が 表 示 されます [Storage]:このタブには ストレージについての 情 報 が 表 示 されます また RAID 設 定 の 設 定 変 更 クリアを 行 いま す [PCI Adapters]:このタブには PCI アダプタについての 情 報 が 表 示 されます Sensor このページには 6 つのタブがあります [Temperature]:このタブには 温 度 センサーが 表 示 されま す [Voltage]:このタブには 電 圧 センサーが 表 示 されます [LEDs]:このタブには LED の 状 態 と 色 が 表 示 されます [Storage]:このタブには ストレージ デバイスの 状 態 が 表 示 されます OL-26445-01-J 7

CIMC ホーム ページ 概 要 System Event Log Remote Presence このページには システム イベント ログが 表 示 されます このページには 3 つのタブがあります [Virtual KVM]:このタブでは vkvm のプロパティを 設 定 します [Virtual Media]:このタブでは 仮 想 メディアのプロパティ を 設 定 します [Serial over LAN]:このタブでは Serial over LAN のプロパ ティを 設 定 します BIOS このページには 3 つの 領 域 があります [Actions]:この 領 域 では BIOS を 設 定 したり サーバのブー ト 順 を 設 定 したり BIOS CMOS をクリアしたり BIOS パ スワードをクリアしたり バックアップ BIOS をアクティブ にしたりします [Firmware Actions]:この 領 域 では BIOS ファームウェアを クライアント ブラウザまたは TFTP サーバからインストール します [Last Firmware Install]:この 領 域 には ファームウェアの 最 後 のインストールのステータスが 表 示 されます [BIOS Properties]:この 領 域 には BIOS の 実 行 されているバー ジョンが 表 示 されます [Boot Order]:この 領 域 には 設 定 されているブート 順 と 実 際 のブート 順 が 表 示 されます Power Policies Fault Summary このページには 電 力 統 計 情 報 が 表 示 されます このページには 2 つの 領 域 があります [Discrete Sensors]:この 領 域 には ディスクリート センサー の 状 態 が 表 示 されます [Threshold Sensors]:この 領 域 には しきい 値 センサーの 状 態 が 表 示 されます 8 OL-26445-01-J

概 要 CIMC ホーム ページ Host Image Mapping このページには 3 つの 領 域 があります [Existing Image Info]:この 領 域 には インストールされてい るイメージについての 情 報 が 表 示 されます [Install Pane]:この 領 域 では ホスト イメージまたは 診 断 イ メージをダウンロード マップ マップ 解 除 または 削 除 し ます [Host Image Update]:この 領 域 には サーバに 最 後 にマウン トされたイメージのステータスとブート デバイスのタイプ が 表 示 されます Network このページには 2 つのタブがあります [Network Settings]:このタブでは ネットワーク プロパティ を 設 定 します [Network Security]:このタブでは ネットワーク セキュリ ティを 設 定 します Communications Services このページには 2 つのタブがあります [Communications Services]:この 領 域 では HTTP SSH お よび IPMI over LAN のプロパティを 設 定 します [SNMP]:この 領 域 では SNMP プロパティと SNMP トラッ プ 設 定 を 設 定 します Certificate Management このページには 2 つの 領 域 があります [Actions]:この 領 域 では 証 明 書 を 生 成 してアップロードし ます [Current Certificate]:この 領 域 には サーバの 現 在 の 証 明 書 が 表 示 されます CIMC Log このページには 2 つのタブがあります [CIMC Log]:このタブには CIMC ログが 表 示 されます [Remote Logging]:このタブでは リモート syslog サーバへ のログ メッセージの 送 信 を 設 定 します Event Management このページには 1 つのタブがあります [Platform Event Filters]:このタブでは プラットフォーム イ ベント フィルタを 設 定 します OL-26445-01-J 9

CIMC ホーム ページ 概 要 Firmware Management このページには 3 つの 領 域 があります [Actions]:この 領 域 では クライアントブラウザまたはTFTP サーバから CIMC ファームウェアをインストールするか ま たはインストールされている CIMC ファームウェアをアク ティブにします [CIMC Firmware]:この 領 域 には ファームウェアの 実 行 バックアップ およびブートローダのバージョンのステータ スが 表 示 されます [Last Firmware Install]:この 領 域 には ファームウェアの 最 後 の 更 新 に 関 する 情 報 が 表 示 されます Utilities このページには 3 つの 領 域 があります [Actions]:この 領 域 では テクニカル サポート データをエ クスポートしたり CIMC 設 定 をエクスポートまたはイン ポートしたり CIMC を 出 荷 時 デフォルトにリセットした り CIMC を 再 起 動 したりします [Last Technical Support Data Export]:この 領 域 には テクニ カル サポート データの 最 後 のエクスポートに 関 する 情 報 が 表 示 されます [CIMC Configuration Import/Export]:この 領 域 には アクショ ン タイプとそのステータスが 表 示 されます ツールバー ツールバーは [Work] ペインの 上 に 表 示 されます 要 素 名 Refresh Power On Server Power Off Server Launch KVM Console Help Info 説 明 現 在 のページを 更 新 します サーバの 電 源 を 投 入 します サーバの 電 源 を 切 ります KVM コンソールを 起 動 します ヘルプを 表 示 します CIMC 情 報 を 表 示 します 10 OL-26445-01-J

概 要 CIMC GUI からのログアウト CIMC オンライン ヘルプ CIMC ユーザ インターフェイスは 左 側 の [Navigation] ペインと 右 側 の [Work] ペインの 2 つの 主 要 なセクションに 分 かれています ページに 関 するオンラインヘルプにアクセスするには 次 の ことを 行 います ユーザ インターフェイスの 特 定 のタブで [?] アイコンをクリックします [?] アイコンは [Work] ペインの 上 方 のツールバーにあります ダイアログボックスにある [?] アイコンをクリックします CIMC GUI からのログアウト 手 順 ステップ 1 ステップ 2 CIMC の 右 上 で [Log Out] をクリックします ログアウトすると CIMC のログイン ページに 戻 ります ( 任 意 ) 再 度 ログインするか Web ブラウザを 閉 じます OL-26445-01-J 11

CIMC GUI からのログアウト 概 要 12 OL-26445-01-J

2 第 章 サーバのオペレーティング システムまたは ハイパーバイザのインストール この 章 は 次 の 内 容 で 構 成 されています オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール 方 法, 13 ページ KVM コンソール, 13 ページ PXE インストール サーバ, 16 ページ ホスト イメージ マッピング, 17 ページ オペレーティングシステムまたはハイパーバイザのイン ストール 方 法 E シリーズ サーバでは 複 数 種 類 のオペレーティング システムとハイパーバイザがサポートされ ています インストールされるプラットフォームに 関 係 なく 次 のいずれかのツールを 使 用 して サーバにインストールできます KVM コンソール PXE インストール サーバ ホスト イメージ マッピング KVM コンソール KVMコンソールはCIMCからアクセス 可 能 なインターフェイスであり サーバへのキーボード ビデオ マウスの 直 接 接 続 をエミュレートします KVM コンソールを 使 用 すると リモートの 場 所 からサーバに 接 続 できます サーバに 物 理 的 に 接 続 された CD/DVD ドライブまたはフロッ ピー ドライブを 使 用 する 代 わりに KVM コンソールは 仮 想 メディアを 使 用 します これは 仮 OL-26445-01-J 13

KVM コンソールを 使 用 したオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール 想 CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブにマップされる 実 際 のディスク ドライブまたは ディスク イメージ ファイルです 次 のいずれでも 仮 想 ドライブにマップできます コンピュータ 上 の CD/DVD またはフロッピー ドライブ コンピュータ 上 のディスク イメージ ファイル(ISO または IMG ファイル) コンピュータ 上 の USB フラッシュ ドライブ KVM コンソールを 使 用 して サーバにオペレーティング システムまたはハイパーバイザをイン ストールし 次 の 作 業 を 行 うことができます 起 動 中 に F2 を 押 して BIOS セットアップ メニューにアクセスします 起 動 中 に F8 を 押 して CIMC 設 定 ユーティリティにアクセスします 起 動 中 に Ctrl キーと H キーを 押 して WebBIOS にアクセスし RAID を 設 定 します KVM コンソールを 使 用 したオペレーティングシステムまたはハイパー バイザのインストール はじめる 前 に オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ディスクまたはディスク イメージ ファイルの 場 所 を 特 定 します ( 注 ) VMware vsphere Hypervisor では カスタマイズされたイメージが 必 要 です カスタマイズさ れたイメージをダウンロードするには カスタマイズされた VMware vsphere Hypervisor イ メージのダウンロード を 参 照 してください 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ディスクを CD/DVD ドライブ にロードするか ディスク イメージ ファイルをコンピュータにコピーします CIMC が 開 いていない 場 合 は CIMC GUI にログインします [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Summary] をクリックします [Actions] 領 域 から [Launch KVM Console] をクリックします 14 OL-26445-01-J

サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール KVM コンソールを 使 用 したオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール [KVM Console] が 別 ウィンドウで 開 きます ステップ 6 KVM コンソールから [Virtual Media] タブをクリックします 図 1: ステップ 7 [Virtual Media] タブで 次 のいずれかの 方 法 を 使 用 して 仮 想 メディアをマップします オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ディスクが 含 まれている CD/DVD ドライブの [Mapped] チェックボックスをオンにします [Add Image] をクリックし オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストー ル ディスク イメージに 移 動 してこれを 選 択 します [Open] をクリックしてディスク イメー ジをマウントし マウントされたディスク イメージの [Mapped] チェックボックスをオンに します ステップ 8 ステップ 9 ( 注 ) インストール プロセスの 実 行 中 は [Virtual Media] タブを 開 いたままにしておく 必 要 が あります このタブを 閉 じると すべての 仮 想 メディアのマップが 解 除 されます 仮 想 CD/DVD ドライブがブート デバイスになるように ブート 順 を 設 定 します ブート 順 の 設 定 方 法 については サーバのブート 順 の 設 定 を 参 照 してください サーバをリブートします OL-26445-01-J 15

PXE インストール サーバ サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール サーバを 再 起 動 すると 仮 想 CD/DVD ドライブからインストール プロセスが 開 始 します 残 り のインストール プロセスについては インストールしているプラットフォームのインストレー ション ガイドを 参 照 してください ステップ 10 オペレーティングシステムまたはハイパーバイザをインストールした 後 にディスクドライブが 表 示 されない 場 合 は ドライバをインストールする 必 要 があります ドライバのインストール 手 順 については 該 当 するオペレーティング システムまたはハイパーバイザのマニュアルを 参 照 して ください Microsoft Windows オペレーティング システムでドライバをインストールする 手 順 については Microsoft Windows Server 用 のドライバのインストール を 参 照 してください 次 の 作 業 インストールが 完 了 したら 仮 想 メディアのブート 順 を 元 の 設 定 にリセットします PXE インストール サーバ Preboot Execution Environment(PXE)インストール サーバを 使 用 すると クライアントはリモー トの 場 所 からオペレーティング システムまたはハイパーバイザをブートおよびインストールでき ます この 方 法 を 使 用 するには PXE 環 境 が 設 定 されていて LAN( 通 常 は 専 用 のプロビジョニ ング LAN)で 使 用 できるようになっている 必 要 があります さらに サーバがネットワークから ブートするように 設 定 されている 必 要 があります サーバは ブートすると PXE 要 求 をネット ワーク 経 由 で 送 信 します PXE インストール サーバは この 要 求 に 応 答 確 認 し サーバにオペ レーティング システムまたはハイパーバイザをインストールするイベントのシーケンスを 開 始 し ます PXEサーバは インストールディスク ディスクイメージ またはスクリプトを 使 用 して オペ レーティング システムまたはハイパーバイザをインストールできます また 独 自 のディスク イメージを 使 用 して プラットフォーム 追 加 コンポーネント またはアプリケーションをイン ストールすることもできます ( 注 ) PXEインストールは 多 数 のサーバにプラットフォームをインストールする 場 合 に 効 率 のよい 方 法 です ただし この 方 法 を 使 用 するには PXE 環 境 をセットアップする 必 要 があることを 考 えると 他 のインストール 方 法 を 使 用 する 方 が 簡 単 な 場 合 があります PXE インストールサーバを 使 用 したオペレーティングシステムまたは ハイパーバイザのインストール はじめる 前 に VLAN 経 由 でサーバに 到 達 できることを 確 認 します 16 OL-26445-01-J

サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ホスト イメージ マッピング ( 注 ) VMware vsphere Hypervisor では カスタマイズされたイメージが 必 要 です カスタマイズさ れたイメージをダウンロードするには カスタマイズされた VMware vsphere Hypervisor イ メージのダウンロード を 参 照 してください 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ブート 順 を [PXE] に 設 定 します サーバをリブートします VLAN で PXE インストール サーバを 使 用 できる 場 合 は サーバが 再 起 動 するとインストール プ ロセスが 開 始 します 通 常 PXE インストールは 自 動 化 されており 追 加 のユーザ 入 力 を 必 要 と しません 残 りのインストール プロセスについては インストールしているオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストレーション ガイドを 参 照 してください 次 の 作 業 インストールが 完 了 したら LAN のブート 順 を 元 の 設 定 にリセットします ホスト イメージ マッピング ホスト イメージ マッピング 機 能 を 使 用 すると ホスト イメージのダウンロード マッピング マッピング 解 除 または 削 除 を 行 うことができます リモートFTP FTPS HTTP またはHTTPS サーバから CIMC 内 部 リポジトリに Microsoft Windows Linux または VMware などのホスト イメージをダウンロードし そのイメージを E シリーズ サーバ 内 の USB コントローラの 仮 想 ド ライブにマップします イメージをマップした 後 は イメージをマウントした 仮 想 ドライブが 最 初 のブートデバイスになるようにブート 順 序 を 設 定 してから サーバをリブートします ホスト イメージのファイル 拡 張 子 は 必 ず.iso になります また ホストイメージマッピング 機 能 により 診 断 イメージをダウンロードし マウントできま す 診 断 イメージのファイル 拡 張 子 は 必 ず.diag になります ホスト イメージのマッピング はじめる 前 に admin 権 限 を 持 つユーザとして CIMC にログインします 適 切 なサードパーティからホスト イメージ ファイルを 取 得 します OL-26445-01-J 17

ホスト イメージのマッピング サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ( 注 ) VMware vsphere Hypervisor では カスタマイズされたイメージが 必 要 です カスタマイズさ れたイメージをダウンロードするには カスタマイズされた VMware vsphere Hypervisor イ メージのダウンロード を 参 照 してください ( 注 ) アップデートがすでに 処 理 中 であるときにイメージアップデートを 開 始 すると どちらのアッ プデートも 失 敗 します 手 順 ステップ 1 ステップ 2 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Host Image Mapping] をクリックします 図 2:Host Image Mapping ステップ 3 [Install Pane] で 次 のフィールドに 値 を 入 力 します 18 OL-26445-01-J

サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ホスト イメージのマッピング 名 前 [URL] フィールド [Image Name] フィールド 説 明 イメージが 配 置 されているリモート サーバの URL リモートサーバでユーザ 認 証 が 必 要 な 場 合 は リモートサーバ のユーザ 名 とパスワードを URL に 追 加 する 必 要 があります リモート サーバには FTP FTPS HTTP または HTTPS サー バを 使 用 できます URL の 構 文 は 次 のようになります protocol://username:password@server-ip-address/path/filename イメージの 名 前 ホストイメージをインストールする 場 合 そのイメージの ファイル 拡 張 子 は 必 ず.iso になります 診 断 イメージをインストールする 場 合 そのイメージの ファイル 拡 張 子 は 必 ず.diag になります ステップ 4 ステップ 5 [Download] をクリックします イメージ ファイルが 指 定 した FTP FTPS HTTP または HTTPS サーバから CIMC 内 部 リポジ トリにダウンロードされます [Map Image to Host] をクリックします イメージが USB コントローラの 仮 想 ドライブにマウントされます 仮 想 ドライブには 次 のいず れかを 使 用 できます HDD:ハードディスク ドライブ FDD:フロッピーディスク ドライブ CDROM:ブート 可 能 CD-ROM ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 イメージがマウントされている 仮 想 ドライブが 最 初 のブート デバイスになるように ブート 順 を 設 定 します ブート 順 の 設 定 方 法 については サーバのブート 順 の 設 定 を 参 照 してください ヒント イメージがどの 仮 想 ドライブにマウントされているか 確 認 するには [HostImageMapping] ページの [Host Image Update] 領 域 を 参 照 してください サーバをリブートします イメージにアンサーファイルが 含 まれている 場 合 オペレーティングシステムまたはハイパーバ イザのインストールは 自 動 化 され イメージがインストールされます そうでない 場 合 は イン ストールウィザードが 表 示 されます ウィザードの 手 順 に 従 って イメージをインストールしま す オペレーティングシステムまたはハイパーバイザをインストールした 後 にディスクドライブが 表 示 されない 場 合 は ドライバをインストールする 必 要 があります ドライバのインストール 手 順 OL-26445-01-J 19

ホスト イメージのマッピング サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール については 該 当 するオペレーティング システムまたはハイパーバイザのマニュアルを 参 照 して ください Microsoft Windows オペレーティング システムでドライバをインストールする 手 順 については Microsoft Windows Server 用 のドライバのインストール を 参 照 してください 次 の 作 業 インストールが 完 了 したら 仮 想 メディアのブート 順 を 元 の 設 定 にリセットします ホスト イメージのマッピングを 解 除 します ホスト イメージのマッピング 解 除 を 参 照 してください Microsoft Windows Server 用 のドライバのインストール ( 注 ) E シリーズ サーバ オプション 1(オペレーティング システムやハイパーバイザが 事 前 にイン ストールされていない E シリーズ サーバ)を 購 入 し Microsoft Windows Server を 自 分 でイン ストールした 場 合 は ドライバをインストールする 必 要 があります Microsoft Windows オペレーティング システムでは 3 種 類 のドライバをインストールする 必 要 が あります Windows 2008 R2 用 のオンボード ネットワーク ドライバ Windows 2008 R2 用 の LSI ドライバ(オンボード ハードウェア RAID コントローラ) Windows 2008 R2 用 の Intel ドライバ 10 ギガビット アドオン カードを 購 入 した 場 合 は Windows 2008 R2 用 の 10G PCIe ネットワーク ドライバもインストールする 必 要 があります 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ドライバを Cisco.com からダウンロードします シスコからのソフトウェアの 取 得 を 参 照 し てください ドライバ ファイルを USB フラッシュ ドライブにコピーします 使 用 する Microsoft Windows Server をインストールします インストール プロセスの 途 中 で LSI ドライバを 要 求 されます USB フラッシュ ドライブを E シリーズ サーバの USB スロットに 差 し 込 み LSI ドライバをイン ストールします Microsoft Windows Server のインストールが 完 了 したら オンボード ネットワーク ドライバ (Broadcom)と Intel ドライバをインストールします 20 OL-26445-01-J

サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ホスト イメージのマッピング 解 除 ホスト イメージのマッピング 解 除 はじめる 前 に admin 権 限 を 持 つユーザとして CIMC にログインします 手 順 ステップ 1 ステップ 2 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Host Image Mapping] をクリックします 図 3:Host Image Mapping ステップ 3 [Unmap Image] をクリックします USB コントローラの 仮 想 ドライブからイメージがアンマウントされます OL-26445-01-J 21

ホスト イメージの 削 除 サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ホスト イメージの 削 除 はじめる 前 に admin 権 限 を 持 つユーザとして CIMC にログインします 手 順 ステップ 1 ステップ 2 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Host Image Mapping] をクリックします 図 4:Host Image Mapping ステップ 3 [Delete Image] をクリックします イメージが SD カードから 削 除 されます ( 注 ) イメージが SD カードから 削 除 された 後 [Existing Image Information] 領 域 と [Host Image Update] 領 域 に 表 示 されていた 情 報 が 消 去 されます 22 OL-26445-01-J

サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール カスタマイズされた VMware vsphere Hypervisor イメージのダウンロード カスタマイズされた VMware vsphere Hypervisor イメージのダウンロー ド カスタマイズされた VMware vspere Hypervisor イメージをダウンロードするには 次 の 手 順 を 実 行 します 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 https://my.vmware.com/web/vmware/login にアクセスします VMware ログイン ページが 表 示 されます 自 分 の VMware クレデンシャルを 入 力 し [Log In] をクリックします VMware のアカウントがない 場 合 は [Register] をクリックして 無 料 アカウントを 作 成 します [Support Requests] ペインの 下 で [Knowledge Base] をクリックします 右 上 隅 の [Search] フィールドに ESXi-5.0.0-623860-custom-Cisco-2.0.1.6.iso と 入 力 し [Search] をク リックします [Search Results] から [Download VMware View 5.1] をクリックして カスタマイズされた VMware vspere Hypervisor イメージをダウンロードします 次 の 作 業 VMware vspere Hypervisor イメージをインストールします インストール 手 順 については ホ スト イメージのマッピング を 参 照 してください OL-26445-01-J 23

カスタマイズされた VMware vsphere Hypervisor イメージのダウンロード サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール 24 OL-26445-01-J

3 第 章 サーバの 管 理 この 章 は 次 の 内 容 で 構 成 されています 全 体 のサーバ ステータスの 表 示, 25 ページ CIMC GUI を 使 用 したサーバのブート 順 の 設 定, 26 ページ BIOS セットアップ メニューを 使 用 したブート 順 の 設 定, 29 ページ サーバのリセット, 30 ページ サーバのシャットダウン, 30 ページ サーバの 電 源 管 理, 31 ページ RAID の 管 理, 32 ページ BIOS の 設 定, 54 ページ 全 体 のサーバ ステータスの 表 示 手 順 ステップ 1 ステップ 2 [Navigation] ペインの [Overall Server Status] 領 域 で 青 色 のヘルス レポート リンクをクリックし て [Server Summary] ペインを 更 新 します ( 任 意 ) [Server Summary] ペインの [Server Status] 領 域 で 次 の 情 報 を 確 認 します ( 注 ) 次 に 表 示 される 可 能 性 のあるすべてのステータス フィールドを 示 します 実 際 に 表 示 されるフィールドは 使 用 している E シリーズ サーバのタイプによって 異 なります 名 前 説 明 [Power State] フィールド 現 在 の 電 源 状 態 OL-26445-01-J 25

CIMC GUI を 使 用 したサーバのブート 順 の 設 定 サーバの 管 理 名 前 [Overall Server Status] フィール ド 説 明 サーバの 全 体 的 なステータス 次 のいずれかになります [Memory Test In Progress]:サーバは 搭 載 されているメモリ のセルフテストを 実 行 しています この 状 態 は 通 常 ブート プロセスの 間 に 発 生 します Good Moderate Fault Severe Fault [Processors] フィールド プロセッサの 全 体 的 なステータス 次 のいずれかになります Good Fault このフィールドのリンクをクリックして プロセッサに 関 する 詳 細 情 報 を 表 示 できます [Memory] フィールド メモリモジュールの 全 体 的 なステータス 次 のいずれかになり ます Good Fault Severe Fault このフィールドのリンクをクリックして 詳 細 なステータス 情 報 を 表 示 できます CIMC GUI を 使 用 したサーバのブート 順 の 設 定 はじめる 前 に admin 権 限 を 持 つユーザとして CIMC にログインします 26 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 CIMC GUI を 使 用 したサーバのブート 順 の 設 定 手 順 ステップ 1 ステップ 2 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [BIOS] をクリックします 図 5:BIOS ステップ 3 [Actions] 領 域 で [Configure Boot Order] をクリックします [Configure Boot Order] ダイアログボックスが 表 示 されます 図 6:[Configure Boot Order] ダイアログボックス ステップ 4 [Configure Boot Order] ダイアログボックスで 必 要 に 応 じて 次 のフィールドに 値 を 入 力 します OL-26445-01-J 27

CIMC GUI を 使 用 したサーバのブート 順 の 設 定 サーバの 管 理 名 前 [Device Types] テーブル 説 明 サーバのブート オプション 次 の 1 つ 以 上 を 選 択 できます [HDD]:ハード ディスク ドライブ [FDD]:フロッピー ディスク ドライブ [CDROM]:ブート 可 能 な CD-ROM [PXE]:PXE ブート [EFI]:Extensible Firmware Interface Add > < Remove [Boot Order] テーブル Up Down ( 注 ) [Configure Boot Order] ダイアログボックスから 第 2 レ ベルのブート 順 を 設 定 することはできません たと えば [HDD] カテゴリ 内 で [SD Card] や [Hard Drive] は 選 択 できません 第 2 レベルのブート 順 は BIOS セットアップ メニューから 設 定 できます BIOS セットアップ メニューを 使 用 したブート 順 の 設 定 を 参 照 してください 選 択 したデバイス タイプを [Boot Order] テーブルに 移 動 します 選 択 したデバイス タイプを [Boot Order] テーブルから 削 除 しま す このサーバがブートできるデバイス タイプが ブートが 試 行 さ れる 順 番 に 表 示 されます 選 択 したデバイス タイプを [Boot Order] テーブルで 高 いプライ オリティに 移 動 します 選 択 したデバイス タイプを [Boot Order] テーブルで 低 いプライ オリティに 移 動 します ステップ 5 [Apply] をクリックします サーバに 接 続 しているデバイスによっては 実 際 のブート 順 に 追 加 のデバイス タイプが 付 加 され る 場 合 があります 次 の 作 業 サーバを 再 起 動 して 新 しいブート 順 でブートします サーバを 外 部 のブート 可 能 なデバイス(E シリーズ サーバに 直 接 接 続 された USB ドライブ や 外 付 けCDROMドライブなど)からブートする 場 合 は ブート 順 プライオリティを 変 更 す 28 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 BIOS セットアップ メニューを 使 用 したブート 順 の 設 定 る 必 要 があります BIOS セットアップ メニューを 使 用 したブート 順 の 設 定 を 参 照 して ください BIOS セットアップ メニューを 使 用 したブート 順 の 設 定 サーバを 外 部 のブート 可 能 なデバイス(E シリーズ サーバに 直 接 接 続 された USB ドライブや 外 付 け CD ROM ドライブなど)からブートする 場 合 は 次 の 手 順 を 実 行 します 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Summary] をクリックします [Actions] 領 域 から [Launch KVM Console] をクリックします [KVM Console] が 別 ウィンドウで 開 きます [Server Summary] ページから [Power Cycle Server] をクリックしてサーバをリブートします プロンプトが 表 示 されたら ブートアップが 完 了 する 前 にF2を 押 してBIOSセットアップメニュー にアクセスします [Aptio Setup Utility] が 表 示 されます このユーティリティから BIOS セットアップ メニューのオ プションを 利 用 できます 図 7:BIOS セットアップ メニュー OL-26445-01-J 29

サーバのリセット サーバの 管 理 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 ステップ 10 ステップ 11 [Boot] タブをクリックします [Boot Options Priority] 領 域 の 下 のページを 一 番 下 までスクロールします 次 のブート オプション プライオリティが 一 覧 表 示 されます Floppy Drive BBS Priorities Network Device BBS Priorities Hard Drive BBS Priorities CD/DVD ROM Drive BBS Priorities キーボードの 上 矢 印 キーまたは 下 矢 印 キーを 使 用 して 適 切 なオプションを 強 調 表 示 します Enter を 押 して 強 調 表 示 されているフィールドを 選 択 します [Boot Option 1] に 適 切 なデバイスを 選 択 します F4 を 押 して 変 更 を 保 存 し 終 了 します BIOS セットアップの [Main] タブに [Boot Option 1] として 設 定 したデバイスが 表 示 されます サーバのリセット はじめる 前 に このタスクを 実 行 するには ユーザ 権 限 または admin 権 限 でログインする 必 要 があります 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Summary] をクリックします [Actions] 領 域 で [Hard Reset Server] をクリックします [Hard Reset the Server?] というメッセージが 示 されたダイアログボックス が 表 示 されます [OK] をクリックします サーバのシャットダウン はじめる 前 に このタスクを 実 行 するには ユーザ 権 限 または admin 権 限 でログインする 必 要 があります 30 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 サーバの 電 源 管 理 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Summary] をクリックします [Actions] 領 域 で [Shut Down Server] をクリックします [Shut Down the Server?] というメッセージが 示 されたダイアログボックス が 表 示 されます ( 注 ) Citrix XenServer は [Shut Down Server] をクリックした 場 合 または E シリーズ サーバ の 前 面 パネルにある 電 源 ボタンを 押 した 場 合 グレースフルシャットダウンしません [OK] をクリックします サーバの 電 源 管 理 サーバの 電 源 投 入 ( 注 ) サーバの 電 源 が CIMC 経 由 以 外 の 何 らかの 方 法 でオフにされた 場 合 サーバは 電 源 をオンにし てもすぐにはアクティブになりません サーバは CIMC が 初 期 化 を 完 了 するまでスタンバイ モードで 動 作 します はじめる 前 に このタスクを 実 行 するには ユーザ 権 限 または admin 権 限 でログインする 必 要 があります 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Summary] をクリックします [Actions] 領 域 で [Power On Server] をクリックします [Power on the server?] というメッセージが 示 されたダイアログボックス が 表 示 されます [OK] をクリックします OL-26445-01-J 31

サーバの 電 源 オフ サーバの 管 理 サーバの 電 源 オフ はじめる 前 に このタスクを 実 行 するには ユーザ 権 限 または admin 権 限 でログインする 必 要 があります 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Summary] をクリックします [Actions] 領 域 で [Power Off Server] をクリックします [Power Off the Server?] というメッセージが 示 されたダイアログボックス が 表 示 されます [OK] をクリックします サーバ 電 源 の 再 投 入 はじめる 前 に このタスクを 実 行 するには ユーザ 権 限 または admin 権 限 でログインする 必 要 があります 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Summary] をクリックします [Actions] 領 域 で [Power Cycle Server] をクリックします [Power Cycle the Server?] というメッセージが 示 されたダイアログボックス が 表 示 されます [OK] をクリックします RAID の 管 理 RAID オプション E シリーズ サーバのデータ ファイルは ローカルの Redundant Array of Inexpensive Disks(RAID) に 保 存 することもできます 次 の RAID レベルがサポートされています 32 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 RAID オプション シングル 幅 の E シリーズ サーバでは RAID 0 と RAID 1 レベルがサポートされます ダブル 幅 の E シリーズ サーバでは RAID 0 RAID 1 および RAID 5 レベルがサポートされ ます PCIe オプションを 搭 載 したダブル 幅 の E シリーズ サーバでは RAID 0 と RAID 1 レベルが サポートされます RAID 0 RAID 0 では データは 1 台 以 上 のディスク ドライブにわたるストライプ ブロックに 冗 長 性 (ミ ラーリング)なしで 均 等 に 保 存 されます すべてのディスク ドライブのデータは 異 なります 図 8:RAID 0 RAID 1 と 比 較 すると RAID 0 では 両 方 のディスク ドライブがデータの 保 存 に 使 用 されるため 記 憶 域 が 増 加 します 2 台 のディスク ドライブ 内 で 読 み 取 り 操 作 と 書 き 込 み 操 作 が 並 行 して 発 生 するため パフォーマンスが 向 上 します ただし 耐 障 害 性 エラー チェック ホット スペア ホットスワップはありません 一 方 のディ スク ドライブで 障 害 が 発 生 した 場 合 は アレイ 全 体 のデータが 破 壊 されます エラー チェック やホットスワップの 機 能 がないため アレイは 回 復 不 能 なエラーの 影 響 を 受 けやすくなります RAID 1 RAID 1 は ディスク ドライブのミラー セットを 作 成 します この 場 合 両 方 のディスク ドライ ブ 内 でデータがまったく 同 じになるので 冗 長 性 とハイアベイラビリティが 実 現 されます 一 方 のディスクドライブで 障 害 が 発 生 した 場 合 は 他 方 のディスクドライブが 引 き 継 ぎ データは 保 持 されます OL-26445-01-J 33

RAID オプション サーバの 管 理 RAID 1 では ホット スペア ディスク ドライブを 使 用 することもできます ホット スペア ドラ イブは 常 にアクティブであり フェールオーバー 時 のホットスタンバイドライブとして 待 機 し ています 図 9:RAID 1 RAID 1 では 耐 障 害 性 とホットスワップがサポートされます 1 台 のディスク ドライブで 障 害 が 発 生 した 場 合 は 障 害 のあるディスクドライブを 取 り 外 して 新 しいディスクドライブに 交 換 する ことができます ただし RAID 0 と 比 較 すると 潜 在 的 な 合 計 ディスク 領 域 の 半 分 しか 保 存 に 使 用 できないため 記 憶 域 が 減 少 します また パフォーマンスにも 影 響 があります 34 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 RAID オプション RAID 5 RAID 5 では データがすべてのディスク ドライブにわたって 保 存 され 各 ドライブにパリティ データが 分 散 されます それにより 低 コストで 冗 長 性 が 実 現 されます 図 10:RAID 5 RAID 5 は RAID 1 よりも 大 きいデータ ストレージ 容 量 と RAID 0 よりも 優 れたデータ 保 護 を 提 供 します さらに ホット スワップもサポートしています ただし パフォーマンスは RAID 1 の 方 が 優 れています 非 RAID コンピュータのディスク ドライブが RAID として 設 定 されていない 場 合 コンピュータは 非 RAID モードです 非 RAID モードは Just a Bunch of Disks または Just a Bunch of Drives(JBOD)とも 呼 ばれます 非 RAID モードでは 耐 障 害 性 エラー チェック ホットスワップ ホット スペ ア 冗 長 性 はサポートされません RAID オプションの 概 要 RAID オプション 説 明 利 点 欠 点 RAID 0 冗 長 性 なしでストライ プ ブロックに 均 等 に 保 存 されるデータ 優 れたストレージ 効 率 パフォーマンスの 向 上 エラー チェック なし 耐 障 害 性 なし ホットスワップな し 冗 長 性 なし ホット スペアな し OL-26445-01-J 35

CIMC GUI を 使 用 した RAID の 設 定 サーバの 管 理 RAID 1 ディスク ドライブのミ ラー セットとオプショ ンのホットスペアディ スク ドライブ ハイ アベイラビ リティ 耐 障 害 性 ストレージの 減 少 パフォーマンス 上 の 影 響 ホット スペア ホットスワップ RAID 5 すべてのディスク ドラ イブにわたってストラ イプ ブロックに 保 存 さ れるデータと 分 散 され たパリティ データ RAID 1 よりも 優 れたストレージ 効 率 RAID 0 よりも 優 れた 耐 障 害 性 低 いパフォーマン ス 低 コストの 冗 長 性 ホットスワップ 非 RAID RAID が 設 定 されてい ないディスク ドライブ JBOD とも 呼 ばれます ポータブル エラー チェック なし 耐 障 害 性 なし ホットスワップな し 冗 長 性 なし ホット スペアな し CIMC GUI を 使 用 した RAID の 設 定 仮 想 ドライブの RAID レベル ストリップ サイズ ホスト アクセス 権 限 ドライブ キャッシン グ および 初 期 化 パラメータを 設 定 するには 次 の 手 順 を 実 行 します この 手 順 を 使 用 して ド ライブをホットスペアドライブに 指 定 したり ドライブをブート 可 能 にしたりすることもできま す 36 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 CIMC GUI を 使 用 した RAID の 設 定 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます RAID を 設 定 するには RAID に 設 定 する 各 物 理 ドライブのステータスが [unconfigured good] になっ ていることを 確 認 してください 物 理 ドライブのステータスを 変 更 するには 次 を 実 行 します a) [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Physical Drive Info] タブをクリックします 図 11:[Physical Drive Info] タブ b) [Physical Drives] ペインの [Actions] カラムのドロップダウン リストから [Set State] を 選 択 しま す [Change Physical Drive State] ダイアログボックスが 表 示 されます OL-26445-01-J 37

CIMC GUI を 使 用 した RAID の 設 定 サーバの 管 理 c) [Change Physical Drive State to] ドロップダウン リストから [unconfigured good] を 選 択 し [Confirm] をクリックします ステップ 6 [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Virtual Drive Info] タブをクリックします 図 12:[Virtual Drive Info] タブ ステップ 7 [Virtual Drive Info] タブの [Actions] 領 域 で [Create] をクリックします [Configure Virtual Drive] ダイアログボックスが 表 示 されます 必 要 に 応 じて 次 のフィールドに 値 を 入 力 します 名 前 [RAID Level] ドロップダウン リ スト 説 明 RAID レベルのオプション 次 のいずれかになります [RAID 0]:ブロック ストライピング [RAID 1]:ミラーリング [RAID5]:パリティを 使 用 したブロックストライピング ( 注 ) シングル 幅 の E シリーズ サーバでは RAID 0 および RAID 1 レベルがサポートされます ダブル 幅 の E シ リーズ サーバでは RAID 0 RAID 1 および RAID 5 レベルがサポートされます PCIe オプションがあ るダブル 幅 の E シリーズ サーバでは RAID 0 および RAID 1 レベルがサポートされます 38 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 CIMC GUI を 使 用 した RAID の 設 定 名 前 [Unconfigured Drives] テーブル Add > < Remove [Selected Drives] テーブル 説 明 未 設 定 のドライブで RAID 設 定 に 使 用 できるドライブを 表 示 します 選 択 されたドライブを [Unconfigured Drives] テーブルから [Selected Drives] テーブルに 移 動 します 選 択 されたドライブを [Selected Drives] テーブルから 削 除 しま す RAID 設 定 に 選 択 されたドライブを 表 示 します ステップ 8 [Next] をクリックします [Configure RAID Parameters] ダイアログボックスが 表 示 されます 必 要 に 応 じて 次 のフィールドに 値 を 入 力 します 名 前 [Strip Size] ドロップダウン リス ト 説 明 ストリップ サイズのオプション 次 のいずれかになります 64 KB 32KB 16 KB 8 KB 注 意 VMware vsphere Hypervisor のインストールでは 小 さ なストリップサイズに 既 知 の 問 題 があります したがっ て vsphere プラットフォームをインストールする 場 合 は [64 KB] のストリップ サイズ オプションを 選 択 す ることを 推 奨 します [Access Policy] ドロップダウン リスト ホストのアクセス 権 限 を 設 定 します 次 のいずれかになりま す [Read-Write]:ホストはドライブにフル アクセスできます [Read Only]:ホストはドライブからのデータの 読 み 取 りの み 可 能 です [Blocked]:ホストはドライブにアクセスできません OL-26445-01-J 39

CIMC GUI を 使 用 した RAID の 設 定 サーバの 管 理 名 前 [Drive Cache] ドロップダウン リスト 説 明 コントローラによるドライブキャッシングの 処 理 方 法 次 のい ずれかになります [Unchanged]:コントローラでは ドライブで 指 定 された キャッシング ポリシーを 使 用 します [Enable]:ドライブでのキャッシングはイネーブルになり ます [Disable]:ドライブでのキャッシングはディセーブルにな ります [Initialization] ドロップダウン リスト コントローラによるドライブの 初 期 化 方 法 次 のいずれかにな ります [Quick]:コントローラはドライブを 高 速 に 初 期 化 します [Full]:コントローラは 新 しい 設 定 を 完 全 に 初 期 化 します [None]:コントローラはドライブを 初 期 化 しません [HSP] チェックボックス [Set Bootable] チェックボックス ドライブをホット スペア ドライブとして 指 定 します ( 注 ) RAID 1 にのみ 適 用 できま す コントローラによるドライブのブート 方 法 次 のいずれかにな ります [Enable]:このドライブをブート 可 能 にします [Disable]:このドライブはブートできません ( 注 ) オペレーティング システムまたはハイパーバイザを RAID アレイにインストールする 場 合 は このチェッ クボックスをオンにすることを 推 奨 します ステップ 9 ステップ 10 [Next] をクリックします [Confirm RAID Configuration] ダイアログボックスが 表 示 されます RAID 設 定 を 確 認 し [Submit] をクリックして 変 更 を 確 定 します 40 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 RAID 設 定 の 変 更 RAID 設 定 の 変 更 ストレージコントローラ 上 で 自 動 再 構 築 をイネーブルまたはディセーブルにしたり ディスクド ライブの 整 合 性 を 検 証 したり 仮 想 ドライブを 再 構 築 したりするには 次 の 手 順 を 実 行 します 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Virtual Drive Info] タブをクリックします 図 13:[Virtual Drive Info] タブ ステップ 6 [Virtual Drive Info] タブの [Actions] 領 域 で [Edit] をクリックします [Modify RAID Configuration] ダイアログボックスが 表 示 されます 必 要 に 応 じて 次 を 実 行 します 名 前 [Unconfigured Drives] テーブル 説 明 未 設 定 であり RAID 設 定 に 使 用 できるドライブを 表 示 します OL-26445-01-J 41

RAID 設 定 の 変 更 サーバの 管 理 名 前 [Hot Spares] テーブル [Enable or Disable Auto Rebuild] ボタン 説 明 スペア ドライブとして 指 定 されているドライブを 表 示 します ( 注 ) RAID 1 にのみ 適 用 できま す 仮 想 ドライブが 劣 化 したときに 新 しいドライブ 上 で 再 構 築 プ ロセスを 自 動 的 に 開 始 するかどうか 次 のいずれかになりま す [Enabled]:ドライブが 劣 化 し 新 しいドライブが 差 し 込 ま れた 場 合 に 新 しいドライブで 再 構 築 プロセスを 自 動 的 に 開 始 します ( 注 ) 再 構 築 プロセスでは 既 存 のすべてのデータが 上 書 きされます そのため 接 続 するドライブ に 重 要 なデータが 格 納 されていないことを 確 認 してください [Disabled]:ドライブが 劣 化 し 新 しいドライブが 差 し 込 ま れた 場 合 に 新 しいドライブが 無 視 されます 新 しいド ライブで 再 構 築 プロセスを 手 動 で 開 始 する 必 要 がありま す [Reconstruct Virtual Drive] ボタ ン [Cancel] ボタン [Reconstruct Virtual Drive] ダイアログボックスを 開 きます この ダイアログボックスで 仮 想 ドライブを 指 定 の 新 しい RAID レ ベルに 移 行 するために 必 要 に 応 じて 物 理 ドライブを 追 加 また は 削 除 できます ( 注 ) 仮 想 ドライブのサイズは 維 持 または 増 加 させることは できますが 減 少 させることはできません 仮 想 ドライブを 指 定 の 新 しい RAID レベルに 移 行 するためにサ ポートされているオプションの 詳 細 については 仮 想 ドライ ブの 再 構 築 のオプション を 参 照 してください 変 更 せずにダイアログボックスを 閉 じます 仮 想 ドライブの 再 構 築 のオプション 仮 想 ドライブを 新 しい RAID レベルに 移 行 ( 再 構 築 )するには 物 理 ドライブを 追 加 または 削 除 する 必 要 があります 物 理 ドライブを 追 加 または 削 除 するとき 仮 想 ドライブのサイズは 維 持 ま たは 増 加 されます 42 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 RAID 設 定 の 変 更 仮 想 ドライブのサイズは 維 持 または 増 加 させることはできますが 減 少 させることはできません たとえば RAID 0 で 2 台 の 物 理 ドライブがある 場 合 同 じ 台 数 のドライブで RAID 1 に 移 行 する ことはできません RAID 1 はディスク ドライブのミラー セットを 作 成 するので RAID 0 から RAID 1 へ 移 行 すると 仮 想 ドライブのサイズが 減 少 することになり そのような 移 行 はサポートさ れません 注 意 仮 想 ドライブの 再 構 築 プロセスは 完 了 までに 数 時 間 かかることがあります 再 構 築 プロセ ス 中 も システムを 引 き 続 き 使 用 できます 仮 想 ドライブ サイズが 維 持 されるオプション 仮 想 ドライブを 新 しい RAID レベルに 移 行 した 際 に 仮 想 ドライブのサイズが 維 持 されるオプショ ンについては 次 の 図 とその 後 に 続 く 表 を 参 照 してください 図 14: 仮 想 ドライブ サイズが 維 持 されるオプション 表 1: 仮 想 ドライブ サイズの 維 持 次 の 表 に 仮 想 ドライブのサイズが 維 持 されるオプションの 一 覧 と 仮 想 ドライブを 特 定 のRAID レベルに 移 行 する 際 に 追 加 または 削 除 しなければならない 物 理 ドライブの 台 数 に 関 する 情 報 を 示 します 変 更 前 : RAID 0 で 物 理 ドライブが 1 台 RAID 1 で 物 理 ドライブが 2 台 RAID 0 で 物 理 ドライブが 2 台 RAID 5 で 物 理 ドライブが 3 台 移 行 後 : RAID 1 で 物 理 ドライブが 2 台 RAID 0 で 物 理 ドライブが 1 台 RAID 5 で 物 理 ドライブが 3 台 RAID 0 で 物 理 ドライブが 2 台 ディスクの 追 加 または 削 除 ディスクを 1 台 追 加 しま す ディスクを 1 台 削 除 しま す ディスクを 1 台 追 加 しま す ディスクを 1 台 削 除 しま す OL-26445-01-J 43

RAID 設 定 の 変 更 サーバの 管 理 仮 想 ドライブ サイズが 増 加 するオプション 仮 想 ドライブを 新 しい RAID レベルに 移 行 したときに 仮 想 ドライブのサイズが 増 加 するオプショ ンについては 次 の 図 とその 後 に 続 く 表 を 参 照 してください 図 15: 仮 想 ドライブ サイズが 増 加 するオプション 表 2: 仮 想 ドライブ サイズの 増 加 次 の 表 に 仮 想 ドライブのサイズが 増 加 するオプションの 一 覧 と 仮 想 ドライブを 特 定 の RAID レベルに 移 行 する 際 に 追 加 または 削 除 しなければならない 物 理 ドライブの 台 数 に 関 する 情 報 を 示 します 変 更 前 : RAID 0 で 物 理 ドライブが 1 台 図 中 の 赤 色 の 矢 印 を 参 照 してくださ い RAID 1 で 物 理 ドライブが 2 台 図 中 の 緑 色 の 矢 印 を 参 照 してくださ い 移 行 後 : RAID 0 で 物 理 ドライブが 2 台 RAID 5 で 物 理 ドライブが 3 台 RAID 0 で 物 理 ドライブが 3 台 RAID 0 で 物 理 ドライブが 2 台 RAID 5 で 物 理 ドライブが 3 台 RAID 0 で 物 理 ドライブが 3 台 ディスクの 追 加 または 削 除 ディスクを 1 台 追 加 しま す ディスクを 2 台 追 加 しま す ディスクを 2 台 追 加 しま す ディスクを 1 台 追 加 しま す ディスクを 1 台 追 加 しま す 44 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 RAID 設 定 の 変 更 変 更 前 : RAID 0 で 物 理 ドライブが 2 台 図 中 の 黒 色 の 矢 印 を 参 照 してくださ い RAID 5 で 物 理 ドライブが 3 台 図 中 の 紫 色 の 矢 印 を 参 照 してくださ い 移 行 後 : RAID 0 で 物 理 ドライブが 3 台 RAID 0 で 物 理 ドライブが 3 台 ディスクの 追 加 または 削 除 ディスクを 1 台 追 加 しま す 仮 想 ドライブの 再 構 築 仮 想 ドライブを 新 しい RAID レベルに 移 行 ( 再 構 築 )するには 次 の 手 順 を 実 行 します はじめる 前 に 仮 想 ドライブの 再 構 築 のオプション を 参 照 してください 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます OL-26445-01-J 45

RAID 設 定 の 変 更 サーバの 管 理 ステップ 5 [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Virtual Drive Info] タブをクリックします 図 16:[Virtual Drive Info] タブ ステップ 6 ステップ 7 [Virtual Drive Info] タブの [Actions] 領 域 で [Edit] をクリックします [Modify RAID Configuration] ダイアログボックスが 開 きます [Reconstruct Virtual Drive] ボタンをクリックします [Reconstruct Virtual Drive] ダイアログボックスが 表 示 されます 必 要 に 応 じて 次 のものに 値 を 入 力 します 名 前 [Add Drive] テーブル [Remove Drive] テーブル 説 明 物 理 ドライブを 追 加 して 仮 想 ドライブを 指 定 された 新 規 の RAID レベルに 移 行 します ( 注 ) 単 一 ドライブを 選 択 するには ドライブをクリックし ます 複 数 のドライブを 選 択 するか ドライブの 選 択 を 解 除 するには Ctrl キーを 押 して マウスの 左 ボ タンをクリックします 物 理 ドライブを 削 除 して 仮 想 ドライブを 指 定 された 新 規 の RAID レベルに 移 行 します ( 注 ) 単 一 ドライブを 選 択 するには ドライブをクリックし ます 複 数 のドライブを 選 択 するか ドライブの 選 択 を 解 除 するには Ctrl キーを 押 して マウスの 左 ボ タンをクリックします 46 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 RAID 設 定 の 削 除 名 前 [Current RAID Level] ドロップ ダウン リスト [New RAID Level] ドロップダウ ン リスト [Confirm] ボタン [Cancel] ボタン 説 明 ドライブに 設 定 された 現 在 の RAID レベル ドライブを 移 行 する 新 しい RAID レベル [Confirm] をクリック した 後 に 再 構 築 プロセスを 開 始 します ( 注 ) 仮 想 ドライブのサイズは 維 持 または 増 加 させることは できますが 減 少 させることはできません 仮 想 ドライブの 再 構 築 のオプション を 参 照 してください 仮 想 ドライブで 再 構 築 プロセスを 開 始 します 変 更 せずにダイアログボックスを 閉 じます RAID 設 定 の 削 除 すべての RAID 設 定 または 外 部 設 定 をクリアするには 次 の 手 順 を 実 行 します 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます OL-26445-01-J 47

RAID 設 定 の 削 除 サーバの 管 理 ステップ 5 [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Virtual Drive Info] タブをクリックします 図 17:[Virtual Drive Info] タブ ステップ 6 [Virtual Drive Info] タブの [Actions] 領 域 で [Delete] をクリックします [Clear Configurations] ダイアログボックスが 表 示 されます 必 要 に 応 じて 次 を 実 行 します 名 前 [Clear All RAID Config] オプショ ン ボタン [Clear Foreign Config] オプショ ン ボタン [Proceed] ボタン 説 明 すべての RAID 設 定 を 削 除 します 注 意 このオプション ボタンをクリックすると ドライブ 内 の 既 存 データがすべて 削 除 されます すべての 外 部 設 定 を 削 除 します 別 の E シリーズ サーバからドライブを 差 し 込 む 場 合 そのドラ イブを 使 用 可 能 にするには 外 部 設 定 をクリアする 必 要 がありま す ( 注 ) このオプション ボタンをクリックすると 新 しく 差 し 込 まれたドライブ 内 の 設 定 のみが 削 除 され 既 存 ド ライブ 内 の 設 定 は 変 更 されずに 残 ります 削 除 操 作 を 続 行 します 48 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 物 理 ドライブの 状 態 の 変 更 物 理 ドライブの 状 態 の 変 更 物 理 ドライブの 状 態 を 変 更 するには 次 の 手 順 を 実 行 します [hotspare] [jbod] または [unconfigured good] を 選 択 できます 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Physical Drive Info] タブをクリックします 図 18:[Physical Drive Info] タブ ステップ 6 ステップ 7 [Physical Drives] ペインの [Actions] カラムのドロップダウン リストから [Set State] を 選 択 します [Change Physical Drive State] ダイアログボックスが 表 示 されます [Change Physical Drive State to] ドロップダウン リストから 次 のいずれかを 選 択 します [hotspare]:ドライブをスペア ドライブに 指 定 します OL-26445-01-J 49

ストレージ コントローラ 上 での 自 動 再 構 築 のイネーブル 化 サーバの 管 理 [jbod]:ドライブを RAID として 設 定 しません [unconfigured good]:ドライブをドライブ グループまたはホット スペア プールに 割 り 当 てる ことができます ステップ 8 [Confirm] をクリックします ストレージ コントローラ 上 での 自 動 再 構 築 のイネーブル 化 ディスク ドライブを 自 動 的 に 再 構 築 するには 次 の 手 順 を 実 行 します RAID 構 成 のディスク ド ライブの 1 つが 劣 化 状 態 になったとき 新 しいドライブが 接 続 されると 新 しいドライブに 対 し て 再 構 築 プロセスが 自 動 的 に 開 始 されます 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます 50 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 物 理 ドライブの 再 構 築 ステップ 5 [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Virtual Drive Info] タブをクリックします 図 19:[Virtual Drive Info] タブ ステップ 6 ステップ 7 [Virtual Drive Info] タブの [Actions] 領 域 で [Edit] をクリックします [Modify RAID Configuration] ダイアログボックスが 表 示 されます [Enable Auto Rebuild] ボタンが 表 示 されていることを 確 認 します 表 示 されていない 場 合 は [Disable Auto Rebuild] をクリックして 自 動 再 構 築 をイネーブルにします 注 意 再 構 築 プロセスでは 既 存 のすべてのデータが 上 書 きされます そのため 接 続 するドラ イブに 重 要 なデータが 格 納 されていないことを 確 認 してください 物 理 ドライブの 再 構 築 物 理 ドライブ 上 で 再 構 築 プロセスを 手 動 で 開 始 するには 次 の 手 順 を 実 行 します 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します OL-26445-01-J 51

ディスク ドライブのブート 可 能 化 サーバの 管 理 サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます ステップ 5 [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Physical Drive Info] タブをクリックします 図 20:[Physical Drive Info] タブ ステップ 6 ステップ 7 [Physical Drives] ペインの [Actions] カラムのドロップダウン リストから [Rebuild Physical Drive] を 選 択 します [Rebuild Physical Drive] ダイアログボックスが 表 示 されます [Rebuild Physical Drive] ダイアログボックスで [Confirm] をクリックします ディスク ドライブのブート 可 能 化 RAIDを 設 定 する 場 合 RAID 設 定 ウィザードに ディスクドライブをブート 可 能 にするチェック ボックスがあります RAID 設 定 プロセス 時 に 何 らかの 理 由 で [Set Bootable] チェックボックスを オンにしなかった 場 合 は 次 の 手 順 を 使 用 してディスク ドライブをブート 可 能 にできます 52 OL-26445-01-J

サーバの 管 理 ディスク ドライブのブート 可 能 化 手 順 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします [Server] タブの [Inventory] をクリックします [Inventory] ペインの [Storage] タブをクリックします [Storage Adapters] 領 域 で ストレージ カードを 選 択 します サーバの 電 源 がオンになっている 場 合 選 択 したストレージ アダプタのリソースが [Storage Card] 領 域 のタブ メニューに 表 示 されます 仮 想 ドライブをブート 可 能 にするには 次 を 実 行 します a) [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Virtual Drive Info] タブをクリックします 図 21:[Virtual Drive Info] タブ b) 該 当 する 仮 想 ドライブの [Actions] カラムにあるドロップダウン リストから [Set Bootable] を 選 択 します [Change Boot Drive] ダイアログボックスが 表 示 されます c) [Confirm] をクリックして ブート ドライブをこの 仮 想 ドライブに 変 更 します ステップ 6 物 理 ドライブをブート 可 能 にするには 次 を 実 行 します OL-26445-01-J 53

BIOS の 設 定 サーバの 管 理 a) [Storage Card] 領 域 のタブ メニューで [Physical Drive Info] タブをクリックします 図 22:[Physical Drive Info] タブ b) 該 当 する 物 理 ドライブの [Actions] カラムにあるドロップダウン リストから [Set Bootable] を 選 択 します [Change Boot Drive] ダイアログボックスが 表 示 されます c) [Confirm] をクリックして ブート ドライブをこの 物 理 ドライブに 変 更 します ( 注 ) 物 理 ドライブは ブート 可 能 にするには 非 RAID モードである 必 要 がありま す ステップ 7 どのドライブがブート 可 能 か 確 認 するには [Controller Info] タブをクリックし [Settings] 領 域 の [Current Boot Drive] を 参 照 します BIOS の 設 定 ブラウザ 経 由 の BIOS ファームウェアのインストール はじめる 前 に admin 権 限 を 持 つユーザとして CIMC にログインします 54 OL-26445-01-J