2015 年 度 社 会 学 部 スタイルガイド 2015 年 4 月 関 西 学 院 大 学 社 会 学 部 このガイドは 社 会 学 部 に 卒 業 論 文 定 期 リポート 平 常 リポートを 提 出 する 際 の 必 要 最 小 限 の 原 則 を 履 修 者 の 皆 さんに 示 すことを 目 的 としています 社 会 学 部 開 講 科 目 を 履 修 するすべ ての 学 生 を 対 象 としています 他 学 部 生 も 社 会 学 部 開 講 科 目 履 修 にあたっては このガイドを 参 照 して 下 さい 2015 年 度 春 学 期 (9 月 ) 秋 学 期 (3 月 ) 卒 業 予 定 者 の 卒 業 論 文 ならびに 2015 年 度 社 会 学 部 開 講 科 目 の 定 期 リポート 平 常 リポートは このスタイルガイドに 従 って 執 筆 し 提 出 して 下 さい 但 し 特 に 指 示 がある 場 合 は 卒 業 論 文 については 指 導 教 員 リポートについては 担 当 教 員 に 従 って 下 さい 1. 言 語 と 書 式 原 則 本 文 は 日 本 語 で 記 述 する 原 則 本 文 は 横 書 きで 記 述 する 卒 業 論 文 を 外 国 語 で 執 筆 する 場 合 は 指 導 教 員 の 指 示 に 従 う リポートを 外 国 語 で 執 筆 する 場 合 は 担 当 教 員 の 指 示 に 従 う 句 点 は 読 点 は を 用 いる 本 文 中 に を 使 用 し 文 章 が 続 く 場 合 とはせず と する つまり 閉 じる 括 弧 の 前 の 句 点 は 不 要 本 文 中 に を 使 用 し 文 章 が 結 ばれる 場 合 とはせず とす る つまり 句 点 は 括 弧 の 外 文 の 終 わりに 文 献 情 報 を 挿 入 する 場 合 は 文 の 直 後 に 句 点 は 付 さない 句 点 は 文 献 情 報 の 括 弧 の 後 に 付 す 例 ) の 傾 向 がある( 谷 口 太 郎 2013:115-117) 原 則 である 体 で 記 述 する 原 則 話 しことば ではなく 書 きことば で 書 く 原 則 アルファベットは 半 角 で 書 く 原 則 数 字 はアラビア 数 字 を 用 いる 漢 数 字 の 表 記 が 自 然 な 場 合 はそれを 用 いる 但 し 同 じ 語 句 での 混 在 は 避 けること 引 用 の 表 記 は 変 更 する 必 要 はない 原 則 アラビア 数 字 は 半 角 で 書 く 例 )2009 年 2009 年 原 則 研 究 者 名 などに 敬 称 は 不 要 である 姓 名 だけに 省 略 せず フルネームで 書 く( 姓 と 名 の 間 にスペースは 不 要 ) 原 則 接 続 詞 はひらがなで 書 く 原 則 本 文 のフォントは 明 朝 10.5 ポイントとする - 1 -
卒 業 論 文 の 分 量 は 指 導 教 員 の 指 示 に 従 う リポートの 分 量 は 担 当 教 員 の 指 示 に 従 う ワープロ 機 能 を 利 用 し(Word の 場 合 ツール 文 字 カウント ) 文 字 数 を 確 認 の 上 本 文 末 尾 に 記 入 する 原 則 書 式 は1 頁 あたり 横 40 字 縦 30 行 とする 原 則 余 白 は 上 35mm 下 30mm 左 右 30mm とする 挿 入 ページ 番 号 から 各 頁 の 中 央 下 に 頁 数 を 入 れる 2. 全 体 の 構 成 表 紙 : 卒 業 論 文 定 期 リポート 平 常 リポートについては それぞれ 社 会 学 部 サイトから テンプレートをダウンロードして 利 用 することが 望 ましい なお 必 ず 記 載 しなければならな い 事 項 は 以 下 の 通 り < 卒 業 論 文 の 場 合 > 提 出 年 度 [ 西 暦 ]( 左 揃 え) 題 目 ( 中 央 揃 え) 学 部 名 学 科 名 ( 右 揃 え) 学 生 番 号 8 桁 ( 右 揃 え) 氏 名 ( 右 揃 え) 指 導 教 員 名 ( 右 揃 え) を 記 入 する なお 表 紙 には 頁 番 号 を 付 さない < 定 期 リポート 平 常 リポートの 場 合 > 開 講 年 度 [ 西 暦 ] 学 期 ( 左 揃 え) 授 業 科 目 名 ( 中 央 揃 え) 担 当 教 員 名 ( 中 央 揃 え) リポート 題 目 ( 中 央 揃 え) 学 部 名 学 科 名 ( 右 揃 え) 学 年 学 生 番 号 8 桁 ( 右 揃 え) 氏 名 ( 右 揃 え) を 記 入 する なお 表 紙 には 頁 番 号 を 付 さない 目 次 : 卒 業 論 文 は 必 ず 目 次 を 書 く 定 期 リポート 平 常 リポートは 担 当 教 員 の 指 示 に 従 う 特 に 指 示 のない 場 合 は 必 要 に 応 じて 書 く 頁 番 号 : 表 紙 を 除 き 目 次 を 1 頁 とし 本 文 参 考 文 献 付 録 までの 全 頁 の 下 中 央 に 頁 番 号 を 付 す 本 文 : 本 文 を 構 成 する 上 で 以 下 の 通 り 階 層 構 造 を 明 示 する 議 論 の 水 準 に 注 意 しなが ら 必 要 に 応 じて3 階 層 4 階 層 とする - 2 -
1. 1.1 1.2 2. 2.1 2.2 3. 3.1 3.2 3.2.1 3.2.2 3.2.3 3.3 3.4 4. 4.1 4.2 参 考 文 献 :6. 文 献 表 示 の 仕 方 に 従 い 参 考 文 献 一 覧 を 付 す 3. 註 註 には 本 文 中 に 記 述 すると 全 体 と 流 れを 止 める 事 項 細 部 に 入 りすぎる 事 項 など 本 文 と 区 別 して 記 述 しておくことが 必 要 な 事 項 を 書 く 註 はワープロの 機 能 を 用 いた 脚 注 とし 全 体 で 通 し 番 号 を 付 す Word の 場 合 挿 入 参 照 脚 註 で 記 述 する 4. 図 と 表 図 と 表 は 区 別 する 図 表 として 一 括 にしない 図 の 下 に 番 号 とタイトルを 付 す 表 の 上 に 番 号 とタイトルを 付 す 原 則 図 と 表 の 番 号 とタイトルは 表 計 算 ソフトや 描 画 ソフトで 作 成 するデータ 上 には 記 載 せず 本 文 で 記 述 する これは 推 敲 校 正 段 階 での 挿 入 場 所 変 更 に 対 応 するためである 原 則 章 ごとではなく 図 1 と 表 1( 数 字 は 半 角 )から 全 体 で 通 し 番 号 を 付 す 原 則 他 の 文 献 やインターネット 上 の 図 表 を 引 用 する 場 合 画 像 データをそのまま 貼 付 す るのではなく 可 能 な 限 り 表 計 算 ソフトや 描 画 ソフトで 作 り 直 し 出 典 を 明 記 する 出 典 明 記 の 仕 方 は6. 文 献 表 示 の 仕 方 に 従 う - 3 -
写 真 は 図 とする 5. 正 しい 引 用 と 剽 窃 卒 業 論 文 リポート 作 成 にあたっては 自 分 の 頭 で 考 える ことと 他 人 の 考 えを 学 ぶ ことを 厳 密 に 区 別 しなければならない つまり 自 分 のことば( 自 分 の 頭 から 浮 かんできた 文 章 ) と 他 人 のことば( 他 人 が 書 いた 文 章 ) は 必 ず 区 別 しなければならない 自 分 の 文 章 と 他 人 が 書 いた 文 章 を 絶 対 に 混 同 させてはならない このことが 明 確 にできない 場 合 教 員 に 剽 窃 と 判 断 される 剽 窃 は 定 期 試 験 における 不 正 行 為 (カンニング)に 準 じた 取 扱 を 受 ける 剽 窃 との 疑 念 を 生 じさせないためには 以 下 の3 点 を 厳 守 する 必 要 がある 本 文 において 引 用 された 内 容 が 量 的 にも 質 的 にも 主 要 なものではなく 従 属 的 なもので あること 出 典 が 明 記 されていること 引 用 箇 所 が 厳 密 に 区 別 できること 引 用 を 本 文 中 で 明 確 に 区 別 するため 間 接 引 用 ( 要 点 をまとめた 引 用 )ではなく 直 接 引 用 ( 原 文 をそのまま 引 用 )を 用 いるのが 望 ましい 同 時 に 必 ず 参 考 文 献 方 式 ( 著 者 年 : 頁 )で 出 典 を 示 す 必 要 がある このことを 怠 った 場 合 教 員 から 剽 窃 と 判 断 されても 抗 弁 できない 間 接 引 用 をする 場 合 は 教 員 の 指 導 のもとに 行 うことが 望 ましい 5.1 引 用 と 出 典 の 明 示 短 い 引 用 ( 引 用 が 4 行 まで)は 文 中 にかぎ 括 弧 でくくる 直 後 に 出 典 を 記 す 長 い 引 用 ( 引 用 が 5 行 以 上 )は, 引 用 した 文 章 の 上 下 を 1 行 あけ かつ 行 頭 を 2 文 分 下 げる 直 後 に 出 典 を 記 す 引 用 箇 所 では 出 典 を 簡 潔 に 示 し 参 考 文 献 で 詳 細 な 文 献 情 報 を 示 す 例 ) 引 用 文 ( 著 者 の 氏 名 発 行 年 : 頁 ) 頁 が 複 数 に 及 ぶ 場 合 は 半 角 -(ハイ フン)で 頁 数 を 明 記 する 引 用 文 ( 見 田 宗 介 1979:50) 例 ) によれば ( 著 者 の 氏 名 発 行 年 : 頁 ) 見 田 によれば である( 見 田 宗 介 1979:50-60) 例 ) 共 著 の 場 合 ( 共 著 者 2 名 の 氏 名 発 行 年 : 頁 ) ( 蒲 島 郁 夫 竹 中 佳 彦 1996:90-91) 例 )2 名 以 上 の 共 著 の 場 合 ( 筆 頭 著 者 の 氏 名 発 行 年 : 頁 ) ( 山 本 泰 ほか 2013:60-61) 例 ) 編 著 の 場 合 ( 辻 幸 男 編 2013:174) 5.2 孫 引 きを 避 ける 自 らの 主 張 を 補 強 するために 他 の 資 料 を 引 用 する 場 合 引 用 したい 情 報 がその 文 献 の 中 で - 4 -
他 の 資 料 から 引 用 されたものであることが 多 い これをそのまま 引 用 すると 本 来 その 情 報 を 作 成 した 著 者 からではなく 第 三 者 が 引 用 したものを 根 拠 にすることになる これを 孫 引 きという これを 避 けるためには 参 照 文 献 の 引 用 先 の 文 献 を 検 索 入 手 し 原 典 か ら 引 用 する 図 と 表 も 同 様 に 孫 引 きとなる 場 合 がある 原 典 から 引 用 する 5.3 信 頼 性 が 高 い 情 報 源 からの 引 用 を 優 先 する インターネット 上 のブログや 記 事 から 社 会 調 査 データなどの 一 部 を 知 ることは 多 い しか しながら そうした 情 報 の 信 頼 性 については 疑 問 が 残 るものも 多 い ある 統 計 的 事 実 を 自 らの 主 張 を 補 強 するために 参 照 する 場 合 は 社 会 的 に 信 頼 性 が 高 い 団 体 や 機 関 の 公 表 資 料 から 引 用 するのが 望 ましい 6. 文 献 表 示 の 仕 方 必 ず 本 文 の 最 後 に 参 考 文 献 の 一 覧 を 付 す 一 覧 には 引 用 した 資 料 は 必 ず 明 記 するとともに 引 用 はしなかったが 執 筆 に 際 して 参 考 にした 全 ての 資 料 を 掲 載 する 参 考 文 献 は 著 者 または 編 者 ( 共 著 または 共 編 著 の 場 合 は 第 一 著 者 か 第 一 編 者 )の 姓 名 の 五 十 音 順 に 掲 載 する 外 国 文 献 が 一 定 数 ある 場 合 は 姓 名 のイニシャルに 基 づきアルファベ ット 順 (A Z)に 記 載 しても 良 い 翻 訳 された 文 献 は 日 本 語 文 献 として 取 り 扱 う 原 書 の 情 報 を 記 述 することは 不 要 単 著 ( 図 書 ): 著 者 名, 出 版 年, タイトル-サブタイトル 出 版 社 名. 項 目 間 の 区 切 りは 全 角 カンマ, 最 後 に 全 角 ピリオド. を 用 いる 二 重 カギ 括 弧 の 後 に 全 角 カンマ, は 不 要 タイトルとサブタイトルは 全 角 ダッシュ - でつなぐ また 出 版 者 ( 社 )については 岩 波 新 書 など 刊 行 シリーズ 名 ではなく 岩 波 書 店 と 出 版 者 ( 社 ) 名 を 書 く 例 ) 小 熊 英 二,1995, 単 一 民 族 神 話 の 起 源 - 日 本 人 の 自 画 像 の 系 譜 新 曜 社. 共 著 ( 図 書 ): 第 一 著 者 の 氏 名 ( 最 初 に 名 前 が 記 載 されている 人 ) 共 著 者 名, 出 版 年, タ イトル 出 版 社 名. 複 数 名 の 編 著 者 氏 名 は 全 角 中 黒 でつなぐ 例 ) 宮 島 喬 梶 田 孝 道 伊 藤 るり,1985, 先 進 社 会 のジレンマ 有 斐 閣. 編 著 ( 図 書 ): 編 者 名 編, 出 版 年, タイトル 出 版 社 名. 例 ) 高 坂 健 次 厚 東 洋 輔 編,1998, 講 座 社 会 学 1 理 論 と 方 法 東 京 大 学 出 版 会. 編 著 収 録 の 論 文 (または 章 ): 著 者 名, 出 版 年, 論 文 (または 章 )のタイトル 編 著 者 名 編 編 著 のタイトル 出 版 社 名, 論 文 の 初 頁 - 終 頁. 例 ) 舩 橋 晴 俊,1998, 環 境 問 題 の 未 来 と 社 会 変 動 - 社 会 の 自 己 破 壊 性 と 自 己 組 織 性 舩 橋 晴 俊 飯 島 伸 子 編 講 座 社 会 学 12 環 境 東 京 大 学 出 版 会,191-224. 複 数 名 の 編 著 者 氏 名 は 全 角 中 黒 でつなぐ - 5 -
雑 誌 収 録 の 論 文 : 著 者 名, 出 版 年, 論 文 のタイトル 雑 誌 名 巻 ( 号 ): 論 文 の 始 頁 - 終 頁. 例 ) 田 中 重 人,1997, 高 学 歴 化 と 性 別 分 業 : 女 性 のフルタイム 継 続 就 業 に 対 する 学 校 教 育 の 効 果 社 会 学 評 論 48(2):130-142. 政 府 刊 行 物 など: 編 集 機 関 団 体 名, 出 版 年, タイトル 発 行 元. 例 ) 総 務 省,2013, 情 報 通 信 白 書 平 成 25 年 版 日 経 印 刷. インターネット 上 の 情 報 : 著 者 名 または 掲 示 機 関 名, 公 表 年 または 最 新 の 更 新 年, 当 該 情 報 のタイトル (URL, アクセス 年 月 日 ). 例 ) 厚 生 労 働 省,2014, 平 成 25 年 国 民 生 活 基 礎 調 査 の 概 況 (http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/,2015 年 4 月 1 日 にア クセス). 7. 付 録 社 会 調 査 を 実 施 した 場 合 の 調 査 票 ( 単 純 集 計 付 )や 関 連 資 料 など 本 文 に 記 述 するには 分 量 的 に 多 いデータは 付 録 として 参 考 文 献 の 後 に 付 すか 別 のファイルとして 提 出 する この 形 式 については 指 導 教 員 に 相 談 すること 8. 文 章 作 成 の 留 意 事 項 主 語 述 語 目 的 語 などを 明 確 にし 論 理 的 な 文 章 を 書 くことを 心 がける また わかり やすい 文 章 で 書 くために 一 文 の 中 に 主 述 の 関 係 が2つ 以 上 含 まれるような 文 章 をできる だけ 避 ける 事 実 と 意 見 を 区 別 して 執 筆 することを 心 がける 一 般 論 として 通 用 しない 社 会 的 な 事 実 を 記 述 するときは その 根 拠 を 明 確 にする 9. 卒 業 論 文 の 提 出 方 法 卒 業 論 文 の 提 出 期 間 方 法 については 2015 年 度 社 会 学 部 卒 業 論 文 提 出 の 手 引 き に 従 うこと 10.リポートの 提 出 方 法 リポートには 平 常 リポートと 定 期 リポートの2 種 類 がある いずれも 担 当 教 員 の 指 示 社 会 学 部 掲 示 版 の 指 示 に 従 うこと 以 上 社 会 学 部 スタイルガイド 作 成 にあたっては 日 本 社 会 学 会 社 会 学 評 論 スタイルガイド (http://www.gakkai.ne.jp/jss/bulletin/guide.php)を 参 考 にした - 6 -