取扱説明書. 製品名 T 形省スペース電力用トランスデューサ. 概要説明 本トランスデューサは 各種電気量を直流信号に変換する装置です 収納ケースは 小型化をはかるとともに変換素子は新たに開発した 実効値演算 I C を採用し高精度 高信頼性を実現しました 又補助電源は 交流 / 直流及び 0 0 V / 0 0 V を問わないフリー電源を 採用しました 3. 共通仕様参照規格 J I S - C A C - D C トランステ ューサ 許容差 出力スハ ンに対する % 温度の影響 周囲温度 3 ± 0 変化 許容差以内 自己加熱の影響 許容差以内 周波数の影響 5 0 / 6 0 H z の ± 5 % に対し 許容差の / 以内 外部磁界の影響 4 0 0 A / m の外部磁界での値 許容差以内 補助電源の影響 補助電源電圧全範囲変化での値 許容差の / 以内 出力負荷の影響 定格出力負荷範囲の全域変化での値 許容差の / 以内 波形の影響 基本波の 0 % 第三高調波を含む入力 許容差以内 ( T A, T V, T W, T W V, T F に適応します ) 出力リップル % P - P 以下 応答時間 0. 5 秒以内 ( T A,TV,TW 及び T WV), 秒以内 ( TS P, T P 及び T F) 連続過負荷 定格入力の. 倍 瞬時過負荷 定格電流の 0 倍 ( 6 秒間 ), 0 倍 ( 4 秒間 ), 4 0 倍 ( 秒間 ) 過電圧強度 入力信号 定格入力の 倍 0 秒. 倍連続 絶縁抵抗 D C 5 0 0 V メカ ー 5 0 M Ω 以上 電気回路一括 ~ アース端子間 入力端子一括 ~ 出力端子一括間 補助電源端子一括 ~ 入出力端子一括間 耐電圧 A C 0 0 0 V 一分間 上記端子間 雷インパルス 電圧波形. / 5 0 μ s 全波電圧 ± 6 k V 電気回路一括 ~ アース端子間 / 入力端子一括 ~ 出力端子一括間 電流波形 ± 8 / 0 μ s 0 0 0 A 出力端子間 衝撃 4 9 0 m / S の衝撃を取付面を含む互いに直角に 3 軸 各正逆方向に各 3 回 計 8 回加える ( ネシ 取付にて ) 振動 振動数 6. 7 H z 振幅 4 mmの振動を 取付面を含む互いに 直角な 3 軸方向にそれぞれ 時間 計 3 時間加えて試験 使用温湿度範囲 - 0 ~ 5 5, 3 0 ~ 8 5 % R H 保存温度範囲 - 0 ~ 7 0 補助電源 A C 8 5 ~ 6 4 V / D C 8 5 ~ 4 3 V D C 0 V ~ 3 0 V, D C 4 0 V ~ 6 0 V D C 7 0 V ~ 8 6 V より指定 構造 自立 M 4 ネシ 又は D I N レール取付, M 4 ネシ 端子 ケース 難燃 V - 0 黒色 A B S 樹脂ケース, カ ラス入端子台, 端子カハ ー ホ リカーホ ネイト 製品重量 T A 及び T V : 約 0 0g / T W, T WV,TSP, TP 及び T F : 約 3 00 g T-3509 改訂 8 - -
4. 安全にご使用いただくめに ご使用前に必ず本取扱説明書を良くお読み下さい 4 - 設置環境 直射日光や高温になる場所の設置は 避けて下さい 腐食性カ スの発生や水滴がかかる場所でのご使用は避けて下さい 3 強い振動や衝撃の加わる場所での設置は 避けて下さい 4 - 設置方法 端子台への入線は M 4 ネシ 用圧着端子にて確実に締め付けて下さい 感電防止のために端子カハ ーを必ず取り付けてご使用下さい 3 D I N レールでの取付はレールにカチッとはめ込みを確認して下さい 4 装置をネシ 取付で使用する場合は 付属の取付フ ロツクを差し込んで M 4 ネシ 本で確実に取り付けて下さい 本体ケース 取付ブロック 4-3 結線 測定用 V T 及び C T の二次側の 差し込む 片側は安全のため接地下さい 接続例 低圧回路の場合 不要ですまた 専用クランフ C T の場合には 接地しないで下さい K k CT L 負荷側 3 4 5 出力信号の配線は 芯ツイストヘ アシールト 線にて配線しノイス 等に対策して下さい アース端子は 安全上必ず接地して下さい 本装置への入線ケーフ ルは 他のノイス の乗った電線と分離配線下さい 電力, 無効電力や力率変換器入力信号の結線は 相順や極性を結線図で確認して接続して下さい S S アース 補助電源へ 芯シールト 線 出力 A+ B- E アース 上記は T A の場合を表します T-3509 改訂 8 - -
4-4 出力信号について 負荷抵抗は 6 0 0 Ω 以下で使用し容量性負荷は避けて下さい 過大入力に対して ( D C 4 ~ 0 m A 出力仕様の場合 ) 出力信号は 最大約 3 0 m A 又は 8 V 程度印加されます 4-5 補助電源について 本装置の電源装置は スイッチンク 電源を採用しています 補助電源は 十分余裕のある電源に接続下さい ( 各変換器の消費 VAの合計 倍以上の電源容量を準備下さい ) 3 特に測定用 V T から電源をとる場合には V T の V A に考慮して選定 して下さい 例えば 電流又は電圧変換器 5 台の場合必要電源容量は V A 5 台 倍 = 0 V A 4 電源投入時突入電流が流れます A C 0 0 V 電源の場合 台当たり約 3 0 0 m A / 5 m S 程度流れます 外部にヒュース 又は N F B を電源ラインに接続する場合 遅延形の 採用や遮断容量に注意して下さい 5 内部には 電源遮断用のヒュース を取り付いています 5. 入力と出力の関係 入出力の関係は 装置貼り付けの定格銘板に表記されています 下表は 標準的な各種入力値に対する出力値との関係を表します [ 単極性仕様の場合 ] [ 両極性仕様の場合 ] 電力 電圧 電流 位相角 力率 無効電力 電力 kw 50V 5A Lag60 度 Lag 0.5 +kvar +kw 0.5kW 75V.5A 0 度 0kvar 0kW 0kW 0V 0A Lead60 度 Lead 0.5 -kvar -kw 入力値 4mA ma 0mA 入力値 4mA ma 0mA V 3V 5V V 3V 5V 0V.5V 5V 出力値 -5V 0V +5V 出力値 T-3509 改訂 8-3 -
6. ブロック図 交流電流トランステ ューサフ ロック図 K k CT L C.T ΣΔ 実効値演算 IC ZERO 出力 R SPAN 負荷側 補助電源 SW アース 変換素子は 専用 Σ - Δ 形実効値演算 I C を採用し 又電源はスイッチンク 電源を採用し小型化を実現しています アース端子には 電源回路より 0 0 0 p F, 出力回路より 4 7 0 p F のコンテ ンサを接続しています 7. 外形寸法図 7 - T A, T V の場合 5 8 M 4 端子ネシ スハ ン調整ホ リューム 3 4 S Z セ ロ調整ホ リューム 5 6 7 レール押え板 透明端子カハ ー 35 (DIN レール取付時寸法 ) 取付フ ロック T-3509 改訂 8-4 -
TW TWV TP TP TFの場合 56 8 M 端 子 ネシ 8 9 スパン 調 整 ボリューム 0 ゼロ 調整 ボリューム レール 押え板 35 透明端子カバー DINレール取付時寸法 取付ブロック 8 取付ピッチ 装置を連なって使用する場合には 下図の取り付けピッチで加工して下さい 5 56 8 8 9 0 M ネジ 取付 - 5 T 09改訂8 9 0
9. メンテナンス 本製品は メンテナンスフリーですがトラフ ル等で点検する場合には下記の要領にて 行って下さい 9 - 出力値の校正 スパン調整ボリューム ゼロ調整ボリューム 調整前の準備 セ ロとスハ ン調整ホ リュームは 装置上面に取り付けら れています ホ リュームキャッフ を取り小型のフ ラスト ライハ で回します 電源投入後 5 分以上後に調整する 出力値を正確に読みとれる測定器を接続する 時計方向に回しますと出力値が大きくなります 調整量は 約 ± 3 ~ 5 % 調整可能です セ ロ調整 [ 電流 / 電圧トランステ ューサの場合 ] 3 3 4 5 6 7 S Z スハ ン調整 入力値をセ ロにて出力値がセ ロに相当する値になる 様にセ ロ調整ホ リュームを回します 例えば 出力が D C 4 ~ 0 m A タイフ の場合 4. 0 0 m A に調整します 定格 ( スハ ン ) 値を入力し出力値を確認しスハ ン値になる様に S P A N 調整ホ リュウムを回します 例えば 出力が D C 4 ~ 0 m A タイフ の場合 0. 0 0 m A に調整します 9 - 正常動作しない時の点検 ( 出力が D C 4 ~ 0 m A タイフ を想定 ) 出力がでない ( 0 m A ) 電源や出力端子ネシ の緩みをチェックする 電源端子で電源電圧を回路テスタ等で確認する 一度補助電源を断にし再度 O N にし復旧するか確認する 内部のヒュース の断線 ( メーカへ返却して下さい ) 出力がでない ( 4 m A ) 入力端子ネシ の緩みをチェックする 入力値を別の測定器で確認する 出力ケーフ ルの + と - 電線がショートしていないかチェックする 3 出力が正常値でない 入力端子への配線を確認する 電力や力率変換器の場合には V. T や C. T の取り付け位置や極性を結線図で確認する セ ロやスハ ン調整がずれている T-3509 改訂 8-6 -
過度のノイス や誘導電波等が印加されていないか確認する 4 装置が周囲より異常に加熱 ( 正常時温度上昇約 5 ) 直ちに電源を切り使用しないでメーカへ返却して下さい 0. 保証納入後一カ年以内に明らかに製造者の責任と認められる不具合については 無償で修理または取り替えいたします 又 ここで言う保証とは 納入品単体の保証を意味し 納入品の故障により誘発される損害に対してはご容赦願います. ご連絡先 5 3 3-0 0 7 大阪市淀川区田川 3 丁目 5 番 号ハカルプラス株式会社 T E L 0 6-6 3 0 0 - F A X 0 6-6 3 0 8-7 7 6 6 T-3509 改訂 8-7 -
6. 改訂記録 改訂日付改訂者改訂内容 0 0 0 / 6 / 上田初版 0 0 0 / 6 / 7 上田誤字訂正 0 0 0 / / 6 上田 3 項共通仕様 補助電源 D C 9 0 V D C 8 5 V に変更 0 0 / 9 / 4 上田 3 項共通仕様 使用温湿度範囲 4 0 ~ 8 5 % R H 3 0 ~ 8 5 % R H 0 0 / 9 / 4 上田 4-3 項 専用 C T の接地追記 0 0 6 / / 6 上田 8. 取付ピッチ 取付間隔 5 m m 密着取付可 に変更 0 0 7 / / 3 上田 3. 共通仕様 補助電源 項目追加 0 0 9 / 5 / 9 石阪 3. 共通仕様 周波数の影響 5 0 / 6 0 H z ± 5 % に修正 波形の影響 ± 0 % 0 % に修正 応答時間 T W, T W V を 0. 5 秒に変更 製品重量 T A, T V 0 0 g T W, T W V, T S P, T P, T F 3 0 0 g に修正 その他誤記修正 0 6 / 0 / 4 青木 社名変更. ご連絡先 本社のみ表示 T-3509 改訂 8-8 -