環 境 福 祉 委 員 会 行 政 視 察 報 告 書 1 期 間 平 成 24 年 11 月 6 日 ( 火 )~11 月 8 日 ( 木 ) 2 視 察 先 鹿 児 島 県 霧 島 市 霧 島 市 役 所 鹿 児 島 県 鹿 児 島 市 かごしま 環 境 未 来 館 福 岡 県 大 牟 田 市 大 牟 田 市 役 所 福 岡 県 筑 紫 野 市 筑 紫 野 市 役 所 福 岡 県 太 宰 府 市 太 宰 府 市 役 所 3 参 加 者 中 村 隆 征 城 市 進 浅 本 正 孝 河 内 裕 文 高 田 悦 子 永 田 憲 男 村 田 丈 生 相 本 智 宏 ( 書 記 ) 4 調 査 の 概 要 Ⅰ 霧 島 市 役 所 Ⅱ かごしま 環 境 未 来 館 Ⅲ 大 牟 田 市 役 所 Ⅳ 筑 紫 野 市 役 所 Ⅴ 太 宰 府 市 役 所 Ⅵ 生 活 安 全 課 との 防 犯 灯 に 関 する 意 見 交 換 会 - 1 -
Ⅰ 霧 島 市 役 所 視 察 内 容 : 介 護 保 険 ボランティア ポイント 制 度 について 目 的 : 平 成 21 年 4 月 から 実 施 している 霧 島 市 の 状 況 を 視 察 し 下 松 市 へ 導 入 可 能 か 参 考 にする 1 制 度 の 概 要 厚 生 労 働 省 の 認 可 を 受 けた 有 償 ボランティア 制 度 介 護 支 援 に 関 わるボランティア 活 動 を 行 った 高 齢 者 に 対 し 実 績 に 応 じて 換 金 可 能 なポイントを 付 与 する 制 度 介 護 保 険 法 の 規 定 に 基 づき 地 域 支 援 事 業 交 付 金 を 財 源 として 導 入 地 方 自 治 体 が 介 護 支 援 に 関 わるボランティア 活 動 を 行 った 高 齢 者 に 対 し 実 績 に 応 じてポイントを 付 与 し 介 護 保 険 料 を 実 質 的 に 軽 減 する 制 度 の 運 営 は 自 治 体 が 行 い ボランティアの 登 録 や 手 帳 の 交 付 ポイント の 管 理 及 び 付 与 は 地 域 の 社 会 福 祉 協 議 会 などが 行 うところもある 2 霧 島 市 における 介 護 保 険 ボランティア ポイント 制 度 平 成 21 年 度 開 始 現 在 の 登 録 者 は389 人 市 内 各 老 人 児 童 福 祉 施 設 にて 活 動 を 行 う 高 齢 者 の 相 互 助 け 合 いや 世 代 間 交 流 等 の 活 性 化 により 生 きがいや 介 護 予 防 を 推 進 することも 目 的 のひとつ ボランティアの 内 容 ⅰ 子 育 て 支 援 通 園 通 学 の 見 守 り 子 育 てサロンの 支 援 など ⅱ 商 店 街 との 協 賛 ボランティア 手 帳 を 協 賛 企 業 で 提 示 すると 特 典 が 受 けられる 50 店 舗 が 協 賛 (ステッカー のぼりでPR)これにより 商 店 等 のイメージ アップにもつなげる ⅲ 単 年 度 精 算 100P/ 時 間 (1 日 の 上 限 200P) 100P=100 円 次 年 度 の 介 護 保 険 料 資 金 の 一 部 を 支 給 ( 最 大 5,5 00 円 ) 3 本 制 度 実 施 による 効 果 ポイントを 得 て 介 護 保 険 料 を 軽 減 することよりも ボランティア 活 動 に 参 加 することに 生 きがいを 感 じている 参 加 者 も 数 多 く ボランティア 手 帳 の2 冊 目 を 手 にした 参 加 者 もいるほどである 現 在 のところボランティアにおけるトラブルも 一 切 起 きていない - 2 -
当 制 度 によるボランティア 活 動 に 参 加 したことで 健 康 面 でもプラスの 効 果 を 得 たと 感 じている 参 加 者 もいる 平 成 23 年 度 の 換 金 額 と 人 数 換 金 額 :427,900 円 人 数 :45 人 4 各 委 員 の 所 感 城 市 : 全 国 的 にみると 実 施 自 治 体 は 少 数 だが 研 究 の 必 要 は 大 いに 有 りと 感 じた 河 内 : 元 気 な 高 齢 者 が この 制 度 を 利 用 (ボランティア 活 動 )すること で 健 康 面 精 神 面 において 良 い 影 響 が 出 ている 換 金 目 的 にボ ランティア 活 動 をされている 方 だけでなく 生 きがいややりがいを 目 的 に 活 動 されている 方 もいらっしゃると 聞 き 感 心 した 施 設 数 においては 51 箇 所 ( 小 規 模 多 機 能 15 グループホー ム23 認 知 症 デイサービス11 小 規 模 特 養 2)と 多 いことに 驚 いた 世 代 間 での 支 え 合 いが 今 後 必 要 で 下 松 市 においてもぜひ 参 考 に したい 事 例 だと 思 った 永 田 :みんなが 支 え 合 う 社 会 の 構 築 を 考 える 意 味 で 非 常 に 良 い 制 度 だ と 考 えた 介 護 支 援 ボランティアをすることにより 保 険 料 の 抑 制 に 少 し 効 果 が 見 られ 将 来 自 分 が 介 護 される 立 場 になったとき される 側 の 気 持 ちも 理 解 できる しかし 介 護 ボランティアは 施 設 スタッフの 代 替 えとなり 介 護 の 質 の 低 下 となるのではと 心 配 村 田 :この 制 度 は 非 常 に 良 い 制 度 だと 思 う しかし ボランティア 研 修 会 を 年 1 回 必 ず 受 講 することが 必 要 だということで かなりの 負 担 になるのではないかと 思 われる わが 市 では どれくらいの 人 に 関 心 を 持 っていただけるのかが 未 知 数 である わが 市 に 合 うようなものにするにはもっと 研 究 する 必 要 がある と 思 う - 3 -
Ⅱ かごしま 環 境 未 来 館 視 察 内 容 :かごしま 環 境 未 来 館 について 目 的 : 日 常 生 活 や 事 業 活 動 において 環 境 保 全 活 動 を 実 践 するための 各 種 事 業 を 視 察 し 環 境 活 動 の 参 考 にする 1 かごしま 環 境 未 来 館 の 施 設 概 要 市 民 及 び 事 業 者 が 環 境 についての 関 心 や 理 解 を 深 め 日 常 生 活 や 事 業 活 動 において 自 発 的 に 環 境 保 全 活 動 を 実 践 するとともに その 輪 を 広 げて いくことを 目 的 とした 施 設 平 成 20 年 5 月 に 完 成 総 事 業 費 は 約 43 億 6 千 万 円 うち 39.5%をまちづくり 交 付 金 で 賄 っている 館 内 は 大 きく 分 けて4つのゾーンから 成 っている 開 館 から4 年 を 経 た 現 在 の 累 積 利 用 者 数 は63 万 3000 人 程 度 である 開 館 時 間 は9:30~21:00であり これは 仕 事 終 わりでも 施 設 を 利 用 できるように 閉 館 時 間 を 遅 く 設 定 したとのこと 2 当 施 設 の 運 営 体 制 鹿 児 島 市 職 員 7 人 嘱 託 職 員 20 人 事 務 補 助 臨 時 職 員 4 人 の 計 31 人 の 職 員 で 運 営 2 交 代 制 を 取 っている 正 職 員 : 19:30~18:45 212:45~21:30 嘱 託 職 員 : 19:30~16:15 214:15~21:00 講 座 イベントは 嘱 託 職 員 が 企 画 運 営 内 容 によっては 民 間 企 業 と 共 同 3 当 施 設 の 特 色 屋 上 のグリーン 化 施 設 の 屋 根 一 面 を 芝 生 で 覆 うことにより 館 内 の 温 度 を 下 げる 効 果 を 得 ている また 芝 生 を 植 える 際 には シラスブロックを 利 用 し 鹿 児 島 という 土 地 を 生 かしたものにしている 1 階 フロアの 写 真 展 示 フロアには 世 界 各 地 の 環 境 諸 問 題 に 関 する 写 真 を 配 置 し 誰 の 目 にも 飛 び 込 んでくるような 印 象 的 なつくりになっていた - 4 -
リユース リサイクルショップ 当 施 設 の 一 角 にあり 家 庭 で 眠 っている 未 使 用 の 日 用 品 等 を 持 って 行 き リユースポイントカードに 品 物 に 応 じてポイントが 入 る また そ のポイントで ショップ 内 にある 好 みの 品 物 と 交 換 ができる グリーン 化 された 屋 上 フロアに 展 示 された 環 境 問 題 に 関 する 写 真 施 設 内 のリユース リサイクルショップ - 5 -
4 委 員 の 所 感 城 市 :この 館 を 見 て 一 言 で 言 うと 人 間 一 人 では 生 きていけない 日 本 の 中 で また 世 界 の 現 地 のことで 生 きている 生 かされている 自 分 でもできることをしようと 感 じる 館 だった 河 内 : 講 座 イベントが 活 発 ( 年 間 300 超 )に 行 われていることに 驚 い たが それを 企 画 するのが 嘱 託 職 員 と 聞 いてさらに 驚 いた 技 術 技 能 アイデアを 持 つ 方 を 嘱 託 職 員 とすることで 雇 用 の 創 出 にもつな がっている 永 田 : 世 界 の 自 然 が 二 酸 化 炭 素 の 排 出 などで 想 像 以 上 に 大 きく 破 壊 され ていることを 知 り 驚 きを 感 じた 一 人 一 人 が 環 境 について 関 心 や 理 解 を 深 め 少 しでもリサイクル 活 動 などに 協 力 していかなければと 考 えさせられた 物 事 の 善 悪 が 理 解 できるようになった 子 どもたちに ぜひとも 見 学 できる 機 会 を 与 えたいと 思 った 自 分 たちの 未 来 を 守 るためにも 村 田 : 施 設 の 維 持 管 理 費 が 結 構 高 額 であり 施 設 そのものはいま 少 し 検 討 の 必 要 があろうかと 思 うが 市 民 の 意 識 向 上 に 向 けては 非 常 に 良 いと 思 う リユース リサイクルショップのような 事 業 がわが 市 でも 考 えられ ないものか 検 討 してはいかがかと 思 う - 6 -
Ⅲ 大 牟 田 市 役 所 視 察 内 容 : 地 域 認 知 症 ケアコミュニティ 推 進 事 業 について 目 的 : 認 知 症 に 対 しての 先 進 地 的 取 り 組 み( 認 知 症 コーディネーターの 育 成 認 知 症 の 人 を 支 えるシステム)を 視 察 し 認 知 症 対 策 の 参 考 にする 1 認 知 症 ケアコミュニティ 推 進 事 業 とは 認 知 症 になっても どんな 障 がいを 抱 えても 誰 もが 住 みなれた 家 や 地 域 で 安 心 して 豊 かに 暮 らし 続 けることができるよう 地 域 全 体 で 認 知 症 の 理 解 を 深 め 認 知 症 の 人 と 家 族 を 支 えるまちづくり を 目 的 とした 事 業 である 2 認 知 症 コーディネーターとは 認 知 症 の 専 門 家 としての 研 修 を 毎 月 2 日 ( 土 日 に 終 日 ) 2 年 間 修 了 し た 者 平 成 24 年 6 月 までに76 人 のコーディネーターがいる 研 修 を 受 講 する 者 は 1 事 業 所 での 実 務 経 験 5 年 以 上 2 事 業 所 の 推 薦 といった 条 件 を 要 する 研 修 受 講 費 用 は10 万 円 認 知 症 コーディネーターは 地 域 交 流 施 設 ( 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 施 設 グループホームに 併 設 )に 配 置 され 地 域 まちづくりを 推 進 する 3 市 としての 取 り 組 み 認 知 症 の 人 が 安 心 して 徘 徊 できるまち をめざして 徘 徊 者 を 捜 索 する ネットワークを 構 築 している また そのネットワークを 利 用 した 訓 練 の 実 施 を 行 っている 4 委 員 の 所 見 城 市 : 市 内 6 箇 所 で 認 知 症 の 予 防 教 室 ( 健 診 )を 週 1 回 3ヶ 月 =1 2 回 を 実 施 しているが その 健 診 で 認 知 症 の 方 の 症 状 が 維 持 されて いる 改 善 できたという 結 果 が7 割 と 出 ているので この 効 果 から 予 防 教 室 の 早 急 な 必 要 性 を 特 に 感 じた 河 内 : 認 知 症 も 早 期 発 見 早 期 対 応 により 重 症 化 を 抑 えたり 改 善 さ せたりさせることが 可 能 である 身 近 な 場 所 で 若 いうちからの 診 断 が 実 施 できる 体 制 づくりが 必 要 だと 感 じた 認 知 症 コーディネーターの 育 成 は 市 の 持 ち 出 しもあるが 講 座 などの 中 心 的 な 役 割 を 担 っていただければ 高 いものではないと 感 - 7 -
じた 徘 徊 者 捜 索 ネットワークは 良 いものではあるが 関 係 機 関 との 調 整 やプライバシーの 問 題 もあり 下 松 市 ですぐに 採 用 とはいかな い 感 じであった 永 田 : 今 から 益 々ふえると 予 想 されている 認 知 症 の 対 策 に 対 して 先 進 的 に 取 り 組 んでいると 痛 切 に 感 じた 地 域 全 体 で 認 知 症 の 人 々を 支 えるまちづくりには 感 心 させられ た 村 田 : 非 常 に 良 い 事 業 であると 思 うが このようなネットワークができ るまでが 大 変 だと 思 う 核 となる 事 業 所 等 から 少 しずつ 輪 を 広 げていくことができれば と 思 う これからの 勉 強 検 討 が 大 事 であり もう 少 し 時 間 が 必 要 かなと 思 う - 8 -
Ⅳ 筑 紫 野 市 役 所 視 察 内 容 : 防 犯 灯 設 置 補 助 金 について 目 的 : 防 犯 灯 に 対 する 補 助 内 容 等 を 視 察 し 下 松 市 の 防 犯 灯 補 助 の 参 考 にする 1 筑 紫 野 市 の 防 犯 灯 行 政 の 概 要 担 当 部 署 は 総 務 課 防 犯 灯 に 対 する 市 の 補 助 の 内 容 設 置 費 3 分 の2 電 灯 費 従 来 のLED 以 外 のもの 3 分 の2 LED 防 犯 灯 2 分 の1 H23 年 度 の 実 績 設 置 費 600 万 円 電 灯 費 約 1,500 万 円 管 球 取 り 換 えの 際 は 全 てLEDへの 切 り 替 えとしている 防 犯 灯 の 管 理 責 任 については 82の 行 政 区 ( 自 治 会 )にあるという 見 解 補 助 対 象 LED 防 犯 灯 以 外 のもの 取 り 換 え 移 設 費 用 及 び 電 灯 費 LED 防 犯 灯 入 力 容 量 が10ボルトアンペア 以 下 のもの 市 内 には 7971 基 の 防 犯 灯 がある 防 犯 灯 の 設 置 については 区 長 が 取 りまとめて 市 長 に 申 請 2 委 員 の 所 感 城 市 : 電 灯 費 の 補 助 額 はH21 年 度 1,484 万 1,400 円 H22 年 度 1,482 万 2,295 円 H23 年 1,489 万 0,002 円 と 約 1500 万 円 あればできるため 下 松 市 でも 実 施 に 向 け 大 いに 検 討 が 必 要 河 内 :( 防 犯 灯 行 政 についての 所 感 ということで 太 宰 府 市 の 所 感 に 掲 載 ) 永 田 :( 防 犯 灯 行 政 についての 所 感 ということで 太 宰 府 市 の 所 感 に 掲 載 ) 村 田 : 説 明 の 段 階 で 電 気 料 等 の 数 字 を 挙 げて 説 明 することによって 市 民 の 理 解 を 得 ることができたとのこと わが 市 でも 数 字 等 を 挙 げて 解 りやすく 説 明 することが 必 要 であると 思 う - 9 -
Ⅴ 太 宰 府 市 役 所 視 察 内 容 : 防 犯 灯 設 置 補 助 金 について 目 的 : 防 犯 灯 に 対 する 補 助 内 容 等 を 視 察 し 下 松 市 の 防 犯 灯 補 助 の 参 考 にする 1 太 宰 府 市 の 防 犯 灯 行 政 の 概 要 担 当 部 署 は 建 設 課 防 犯 灯 に 対 する 市 の 補 助 の 内 容 設 置 費 2 分 の 1 補 修 費 2 分 の 1 電 灯 費 全 額 H23 年 度 の 電 灯 費 約 1,500 万 円 防 犯 灯 の 維 持 管 理 責 任 については 44の 行 政 区 ( 自 治 会 )にあるという 見 解 cf. 太 宰 府 市 の 担 当 課 長 の 話 によると 福 岡 県 内 で 防 犯 灯 の 維 持 管 理 を 市 が 行 っ ているのは3 市 とのこと 安 全 安 心 まちづくり 推 進 条 例 に 基 づき 地 域 住 民 との 協 働 による 防 犯 活 動 を 実 施 し 44 自 治 会 を 中 心 に 各 地 域 の 防 犯 対 策 として 計 画 的 に 防 犯 灯 の 設 置 を 進 めている 自 治 会 単 位 で 防 犯 灯 が 設 置 困 難 な 路 線 については 市 で 計 画 的 に 防 犯 対 策 と して 照 明 灯 の 設 置 を 行 っている 2 各 委 員 の 所 感 城 市 : 電 灯 費 については 市 が 全 額 を 補 助 している 補 助 額 が H22 年 度 1,354 万 2,000 円 H23 年 度 1,395 万 7,000 円 と 年 間 1,400 万 円 から1,500 万 円 あれば 全 額 補 助 でき るため 下 松 市 でも 大 いに 実 施 の 検 討 をと 感 じた 河 内 : 下 松 市 では 設 置 費 用 を 全 額 負 担 としているが ある 程 度 は 自 治 会 で 負 担 することも 必 要 だと 感 じた ( 新 設 の 抑 制 電 気 代 負 担 軽 減 ) 防 犯 灯 で 事 故 を 起 こした 場 合 の 責 任 の 所 在 はいずれも 行 政 区 ( 自 治 会 )にあるとの 見 解 であった まだ どこでも 事 故 が 起 こってい ないので 問 題 になっていないためおざなりになっているが 今 後 の 大 きな 問 題 点 である 永 田 : 両 市 とも 安 心 安 全 なまちづくりという 観 点 から あまり 予 算 にこ だわらず 迅 速 に 対 応 している 姿 勢 が 見 られた わが 市 の 防 犯 灯 対 策 は それに 比 べて 少 し 立 ち 遅 れているように 感 じられた 村 田 : 各 自 治 会 に 自 分 たちのものだという 自 覚 を 持 ってもらうことが 大 切 だと 思 う - 10 -
Ⅵ 生 活 安 全 課 との 防 犯 灯 に 関 する 意 見 交 換 会 11 月 19 日 ( 月 ) 第 2 委 員 会 室 ( 於 ) 出 席 者 委 員 中 村 隆 征 城 市 進 浅 本 正 孝 高 田 悦 子 永 田 憲 男 村 田 丈 生 執 行 部 林 惠 二 ( 生 活 環 境 部 長 ) 相 本 美 重 子 ( 生 活 安 全 課 長 ) 伊 藤 和 正 ( 生 活 安 全 課 安 心 安 全 係 長 ) 事 務 局 相 本 智 宏 当 日 の 内 容 1 委 員 長 より 視 察 全 体 の 報 告 2 出 席 委 員 ひとりひとりによる 防 犯 灯 についての 視 察 報 告 3 執 行 部 との 意 見 交 換 委 員 の 報 告 であげられた 主 な 意 見 感 想 太 宰 府 市 では 危 険 箇 所 は 優 先 的 に 防 犯 灯 の 設 置 を 行 っている 当 市 でもや るべきである 太 宰 府 市 の 防 犯 灯 設 置 の 方 針 がよい 設 置 要 請 市 が 直 接 現 地 を 確 認 返 答 担 当 所 管 の 問 題 もあると 思 う 例 えば 当 市 においては 土 木 課 と 生 活 安 全 課 の 住 み 分 け 筑 紫 野 市 は 申 請 から 設 置 までの 流 れが 非 常 にスムーズであった 太 宰 府 市 では 防 犯 灯 について 市 の 総 合 計 画 で 謳 っている 全 ての 根 幹 がここ にある また 福 岡 県 では28 市 中 3 市 しか 防 犯 灯 の 管 理 を 市 が 行 っていな いが 条 例 を 制 定 していることでうまくいっていると 感 じた 太 宰 府 市 は 交 付 金 をうまく 使 っていると 感 じた 行 政 側 の 話 の 持 って 行 き 方 ( 説 明 の 仕 方 )によって 大 きくクレーム 等 が 変 わ ってくると 感 じた 何 が 正 解 なのかは 分 からないが 急 ぐべきところとそうでないところなど 試 行 錯 誤 をして 答 えを 見 つけていくしかない 意 見 交 換 で 挙 がった 主 な 意 見 他 所 の 市 で 防 犯 灯 の 新 設 補 助 数 に 制 限 を 設 けているところはない 他 所 は 自 治 会 単 位 で 防 犯 灯 の 設 置 を 依 頼 するから 値 切 れる 当 市 のように 市 が 一 括 して 業 者 に 依 頼 すると 結 果 高 くつくのでは 太 宰 府 市 は 面 積 については 下 松 の3 分 の1なのに 防 犯 灯 の 設 置 数 はほぼ 一 緒 である - 11 -
まず 節 電 という 大 きなとらまえからスタートし これを 官 民 一 体 となって やっていくという 意 識 が 必 要 ではないだろうか ふれあい 灯 ももう 設 置 から20 年 古 いものは 新 しいものに 換 えていく 必 要 はある 市 民 にとっては 防 犯 灯 も 街 路 灯 も 区 別 がつかない 筑 紫 野 市 では 防 犯 灯 を 自 治 会 の 持 ち 物 だという 意 識 付 けをすることが 大 事 だと 仰 っていた 意 見 交 換 にて 挙 がった 主 な 質 疑 Q 防 犯 灯 の 所 有 権 はどちらにあったのか ( 生 活 安 全 課 長 ) A 行 政 区 ( 自 治 会 )にある ( 城 市 副 委 員 長 ) Q 太 宰 府 市 において 防 犯 灯 のリースの 話 を 伺 った 当 市 で 実 施 する 予 定 は あるか A 先 日 業 者 から 話 を 聞 いた しかし 市 はあくまで 財 団 に 補 助 を 出 すとい った 役 割 を 担 うに 過 ぎない また 灯 数 によってリース 料 も 変 わってくる そうであり 現 在 の 当 市 の 灯 数 ではリースの 恩 恵 はあまり 受 けられないと 思 う Q 所 管 の 問 題 について 部 長 はどう 考 えるか A 所 管 の 一 括 化 については それぞれの 設 置 の 目 的 という 観 点 からも 難 しい のではないだろうか Q 事 故 のときの 責 任 の 所 在 について 早 急 に 解 決 しないといけないのでは A 事 故 について 保 険 をかけている 自 治 会 もある そういうことで いろん な 面 からの 補 助 を 考 えなければならないだろう - 12 -