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定款  変更

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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科 目 予 算 額 決 算 額 差 異 Ⅱ 投 資 活 動 収 支 の 部 1. 投 資 活 動 収 入 特 定 資 産 取 崩 収 入 13,811,848 62,532,864 48,721,016 退 職 給 付 引 当 資 産 取 崩 収 入 2,811,848 54,237,864 51,

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

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2 基 本 財 産 は 評 議 員 会 において 別 に 定 めるところにより この 法 人 の 目 的 を 達 成 するために 善 良 な 管 理 者 の 注 意 をもって 管 理 しなければならず 基 本 財 産 の 一 部 を 処 分 しようとするとき 及 び 基 本 財 産 から 除 外 し

 

失 によって 告 知 事 項 について 事 実 を 告 げずまたは 不 実 のことを 告 げたときは 共 済 契 約 者 に 対 する 書 面 による 通 知 をもって 共 済 契 約 を 解 除 することができます た だし 当 組 合 がその 事 実 を 知 りまたは 過 失 によってこれを 知

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空 き 家 を 売 却 した 場 合 の,000 万 円 控 除 特 例 の 創 設 被 相 続 人 が 住 んでいた 家 屋 及 びその 敷 地 を 相 続 があった 日 から 年 を 経 過 する 年 の 月 日 までに 耐 震 工 事 をしてから あるいは 家 を 除 却 し てから 売 却

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

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となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

ー ただお 課 長 を 表 示 するものとする ( 第 三 者 に 対 する 許 諾 ) 第 4 条 甲 は 第 三 者 に 対 して 本 契 約 において 乙 に 与 えた 許 諾 と 同 一 又 は 類 似 の 許 諾 を することができる この 場 合 において 乙 は 甲 に 対 して 当

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ブレークスルーテキスト 会 社 法 監 修 者 が 語 る! 会 社 法 改 正 の 新 概 念 早 わかり 講 座 ~ 社 外 取 締 役 最 終 完 全 親 会 社 の 定 義 とは?~ LEC 専 任 講 師 吉 澤 厚 < 講 師 紹 介 > 吉 澤 厚 大 阪 府 大 阪 市 出 身 東 京 大 学 理 学 部 卒 業 平 成 22 年 司 法 書 士 試 験 合 格 平 成 23 年 簡 裁 訴 訟 代 理 等 能 力 認 定 考 査 合 格 平 成 21 年 に 答 練 模 試 の 制 作 スタッフとしてLECに 入 社 し, 平 成 22 年 度 に 商 業 登 記 法 書 式 班 チーフ, 平 成 23 年 度 に 司 法 書 士 課 制 作 統 括 を 務 め, 悩 め る 受 験 生 の 役 に 立 ちたい! との 熱 い 思 いから 講 師 を 志 し, 現 在 に 至 る 好 きな 言 葉 は 七 転 八 起 1

1. 子 会 社 等 (23の2) 次 のいずれかに 該 当 する 者 をいう 1 子 会 社 2 会 社 以 外 の 者 がその 経 営 を 支 配 している 法 人 として 法 務 省 令 で 定 めるもの 2. 親 会 社 等 (24の2) 次 のいずれかに 該 当 する 者 をいう 1 親 会 社 2 株 式 会 社 の 経 営 を 支 配 している 者 ( 法 人 であるものを 除 く )として 法 務 省 令 で 定 めるもの 3. 監 査 等 委 員 会 設 置 会 社 (211の2) 監 査 等 委 員 会 を 置 く 株 式 会 社 をいう 図 表 1 監 査 等 委 員 会 の 設 置 (326 327 条 関 連 ) (a) 株 式 会 社 は, 定 款 の 定 めによって, 監 査 等 委 員 会 を 置 くことができるものとする (b) 監 査 等 委 員 会 設 置 会 社 は, 取 締 役 会 及 び 会 計 監 査 人 を 置 かなければならないものとする (c) 監 査 等 委 員 会 設 置 会 社 は, 監 査 役 を 置 いてはならないものとする (d) 指 名 委 員 会 等 設 置 会 社 は, 監 査 等 委 員 会 を 置 いてはならないものとする 図 表 2 監 査 等 委 員 である 取 締 役 の 選 任 及 び 構 成 (329 331 条 関 連 ) (a) 選 任 監 査 等 委 員 会 設 置 会 社 においては, 取 締 役 の 選 任 は, 監 査 等 委 員 ( 監 査 等 委 員 会 の 委 員 をいう ) である 取 締 役 とそれ 以 外 の 取 締 役 とを 区 別 してしなければならないものとする (b) 構 成 監 査 等 委 員 会 設 置 会 社 においては, 監 査 等 委 員 である 取 締 役 は,3 人 以 上 で,その 過 半 数 は, 社 外 取 締 役 でなければならないものとする 4. 指 名 委 員 会 等 設 置 会 社 (212) 指 名 委 員 会, 監 査 委 員 会 及 び 報 酬 委 員 会 ( 指 名 委 員 会 等 という )を 置 く 株 式 会 社 をいう 2

5. 社 外 取 締 役 (215) 株 式 会 社 の 取 締 役 であって, 次 に 掲 げる 要 件 のいずれにも 該 当 するものをいう 1 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 業 務 執 行 取 締 役 ( 株 式 会 社 の363 条 1 項 各 号 に 掲 げる 取 締 役 及 び 当 該 株 式 会 社 の 業 務 を 執 行 したその 他 の 取 締 役 をいう ) 若 しくは 執 行 役 又 は 支 配 人 その 他 の 使 用 人 ( 業 務 執 行 取 締 役 等 という )でなく,かつ,その 就 任 の 前 10 年 間 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 業 務 執 行 取 締 役 等 であったことがないこと 2 その 就 任 の 前 10 年 内 のいずれかの 時 において 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 取 締 役, 会 計 参 与 ( 会 計 参 与 が 法 人 であるときは,その 職 務 を 行 うべき 社 員 ) 又 は 監 査 役 であったことがある 者 ( 業 務 執 行 取 締 役 等 であったことがあるものを 除 く )にあっては, 当 該 取 締 役, 会 計 参 与 又 は 監 査 役 への 就 任 の 前 10 年 間 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 業 務 執 行 取 締 役 等 であったことがないこと 3 当 該 株 式 会 社 の 親 会 社 等 ( 自 然 人 であるものに 限 る ) 又 は 親 会 社 等 の 取 締 役 若 しくは 執 行 役 若 しくは 支 配 人 その 他 の 使 用 人 でないこと 4 当 該 株 式 会 社 の 親 会 社 等 の 子 会 社 等 ( 当 該 株 式 会 社 及 びその 子 会 社 を 除 く )の 業 務 執 行 取 締 役 等 でないこと 5 当 該 株 式 会 社 の 取 締 役 若 しくは 執 行 役 若 しくは 支 配 人 その 他 の 重 要 な 使 用 人 又 は 親 会 社 等 ( 自 然 人 であるものに 限 る )の 配 偶 者 又 は2 親 等 内 の 親 族 でないこと 図 表 3 社 外 取 締 役 の 要 件 2(215ロ) 10 年 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 取 締 役, 会 計 参 与 又 は 監 査 役 であった 取 締 役 就 任 10 年 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 業 務 執 行 取 締 役 等 であったことがない 3

6. 社 外 監 査 役 (216) 株 式 会 社 の 監 査 役 であって, 次 に 掲 げる 要 件 のいずれにも 該 当 するものをいう 1 その 就 任 の 前 10 年 間 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 取 締 役, 会 計 参 与 ( 会 計 参 与 が 法 人 であると きは,その 職 務 を 行 うべき 社 員 2において 同 じ ) 若 しくは 執 行 役 又 は 支 配 人 その 他 の 使 用 人 で あったことがないこと 2 その 就 任 の 前 10 年 内 のいずれかの 時 において 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 監 査 役 であったこと がある 者 にあっては, 当 該 監 査 役 への 就 任 の 前 10 年 間 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 取 締 役, 会 計 参 与 若 しくは 執 行 役 又 は 支 配 人 その 他 の 使 用 人 であったことがないこと 3 当 該 株 式 会 社 の 親 会 社 等 ( 自 然 人 であるものに 限 る ) 又 は 親 会 社 等 の 取 締 役, 監 査 役 若 しくは 執 行 役 若 しくは 支 配 人 その 他 の 使 用 人 でないこと 4 当 該 株 式 会 社 の 親 会 社 等 の 子 会 社 等 ( 当 該 株 式 会 社 及 びその 子 会 社 を 除 く )の 業 務 執 行 取 締 役 等 でないこと 5 当 該 株 式 会 社 の 取 締 役 若 しくは 支 配 人 その 他 の 重 要 な 使 用 人 又 は 親 会 社 等 ( 自 然 人 であるものに 限 る )の 配 偶 者 又 は2 親 等 内 の 親 族 でないこと 図 表 4 社 外 監 査 役 の 要 件 2(216ロ) 10 年 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 監 査 役 であった 監 査 役 就 任 10 年 当 該 株 式 会 社 又 はその 子 会 社 の 取 締 役, 会 計 参 与 若 しくは 執 行 役 又 は 支 配 人 その 他 の 使 用 人 であったことがない 4

7. 株 式 等 売 渡 請 求 (179の3Ⅰ) 株 式 売 渡 請 求 に 併 せて 新 株 予 約 権 売 渡 請 求 をする 場 合 にあっては, 株 式 売 渡 請 求 及 び 新 株 予 約 権 売 渡 請 求 特 別 支 配 株 主 (179Ⅰ) 株 式 会 社 の 総 株 主 の 議 決 権 の10 分 の9(これを 上 回 る 割 合 を 当 該 株 式 会 社 の 定 款 で 定 めた 場 合 にあ っては,その 割 合 ) 以 上 を 当 該 株 式 会 社 以 外 の 者 及 び 当 該 者 が 発 行 済 株 式 の 全 部 を 有 する 株 式 会 社 そ の 他 これに 準 ずるものとして 法 務 省 令 で 定 める 法 人 ( 特 別 支 配 株 主 完 全 子 法 人 という )が 有 し ている 場 合 における 当 該 者 をいう 株 式 売 渡 請 求 (179Ⅱ) 株 式 会 社 の 特 別 支 配 株 主 が, 当 該 株 式 会 社 の 株 主 ( 当 該 株 式 会 社 及 び 当 該 特 別 支 配 株 主 を 除 く ) の 全 員 に 対 し,その 有 する 当 該 株 式 会 社 の 株 式 の 全 部 を 当 該 特 別 支 配 株 主 に 売 り 渡 すことを 請 求 する こと 新 株 予 約 権 売 渡 請 求 (179Ⅲ) 特 別 支 配 株 主 が, 株 式 売 渡 請 求 をするときに, 併 せて,その 株 式 売 渡 請 求 に 係 る 株 式 を 発 行 してい る 株 式 会 社 ( 対 象 会 社 という )の 新 株 予 約 権 の 新 株 予 約 権 者 ( 対 象 会 社 及 び 当 該 特 別 支 配 株 主 を 除 く )の 全 員 に 対 し,その 有 する 対 象 会 社 の 新 株 予 約 権 の 全 部 を 当 該 特 別 支 配 株 主 に 売 り 渡 すこ とを 請 求 すること 8. 非 業 務 執 行 取 締 役 等 (427) 取 締 役 ( 業 務 執 行 取 締 役 等 であるものを 除 く ), 会 計 参 与, 監 査 役 又 は 会 計 監 査 人 5

9. 旧 株 主 (847の2ⅠⅡ) 次 の 各 号 に 掲 げる 行 為 の 効 力 が 生 じた 日 の6 箇 月 (これを 下 回 る 期 間 を 定 款 で 定 めた 場 合 にあって は,その 期 間 ) 前 から 当 該 日 まで 引 き 続 き 株 式 会 社 の 株 主 であった 者 ( 定 款 の 定 めによりその 権 利 を 行 使 することができない 単 元 未 満 株 主 であった 者 を 除 く )をいう なお, 会 社 法 上 の 公 開 会 社 でない 会 社 の 場 合 は 6 か 月 の 保 有 期 間 の 要 件 はない 1 当 該 株 式 会 社 の 株 式 交 換 又 は 株 式 移 転 当 該 株 式 交 換 又 は 株 式 移 転 により 当 該 株 式 会 社 の 完 全 親 会 社 の 株 式 を 取 得 し, 引 き 続 き 当 該 株 式 を 有 するとき 2 当 該 株 式 会 社 が 吸 収 合 併 により 消 滅 する 会 社 となる 吸 収 合 併 当 該 吸 収 合 併 により, 吸 収 合 併 後 存 続 する 株 式 会 社 の 完 全 親 会 社 の 株 式 を 取 得 し, 引 き 続 き 当 該 株 式 を 有 するとき 適 格 旧 株 主 (847 の2Ⅸ) 847 条 の2 第 1 項 本 文 又 は3 項 本 文 の 規 定 によれば 提 訴 請 求 をすることができることとなる 旧 株 主 をいう 図 表 5 1について 図 表 6 2について 完 全 親 会 社 完 全 親 会 社 株 式 交 換 又 は 株 式 移 転 完 全 親 子 関 係 完 全 子 会 社 損 害 賠 償 請 求 権 取 締 役 存 続 会 社 ( 完 全 子 会 社 ) 対 価 完 全 親 会 社 株 式 吸 収 合 併 完 全 子 会 社 の 株 主 消 滅 会 社 損 害 賠 償 請 求 権 取 締 役 対 価 完 全 親 会 社 株 式 消 滅 会 社 の 株 主 6

10. 最 終 完 全 親 会 社 等 (847 の3Ⅰ) 株 式 会 社 の 完 全 親 会 社 等 であって,その 完 全 親 会 社 等 がないもの (a) (b) = 最 終 完 全 親 会 社 等 = 最 終 完 全 親 会 社 等 から 見 て 完 全 親 会 社 等 に 当 たる 会 社 が 存 在 しない = 最 終 完 全 親 会 社 等 ではない C 会 社 (c) (d) C 会 社 = 最 終 完 全 親 会 社 等 ではない C 法 人 ( 株 式 会 社 以 外 の 法 人 ) = 最 終 完 全 親 会 社 等 ではない 60% = 最 終 完 全 親 会 社 等 = 最 終 完 全 親 会 社 等 完 全 子 会 社 等 (847 の3Ⅱ2) 株 式 会 社 がその 株 式 又 は 持 分 の 全 部 を 有 する 法 人 をいう 完 全 親 会 社 等 (847 の3Ⅱ) 次 に 掲 げる 株 式 会 社 をいう 1 完 全 親 会 社 2 株 式 会 社 の 発 行 済 株 式 の 全 部 を 他 の 株 式 会 社 及 びその 完 全 子 会 社 等 又 は 他 の 株 式 会 社 の 完 全 子 会 社 等 が 有 する 場 合 における 当 該 他 の 株 式 会 社 ( 完 全 親 会 社 を 除 く ) (a) (b) 70% 30% C 会 社 C 会 社 7

11. 特 定 責 任 (847 の3Ⅳ) 株 式 会 社 の 発 起 人 等 の 責 任 の 原 因 となった 事 実 が 生 じた 日 において 最 終 完 全 親 会 社 等 及 びその 完 全 子 会 社 等 における 当 該 株 式 会 社 の 株 式 の 帳 簿 価 額 が 当 該 最 終 完 全 親 会 社 等 の 総 資 産 額 として 法 務 省 令 で 定 める 方 法 により 算 定 される 額 の5 分 の1(これを 下 回 る 割 合 を 定 款 で 定 めた 場 合 にあっては, その 割 合 )を 超 える 場 合 における 当 該 発 起 人 等 の 責 任 をいう 発 起 人 等 (847Ⅰ) 発 起 人, 設 立 時 取 締 役, 設 立 時 監 査 役, 役 員 等 ( 取 締 役, 会 計 参 与, 監 査 役, 執 行 役 又 は 会 計 監 査 人 ) 若 しくは 清 算 人 をいう 8