3. 規 制 基 準 1 騒 音 規 制 法 振 動 規 制 法 に 係 る 規 制 基 準 特 定 工 場 において 発 生 する 騒 音 の 規 制 基 準 ( 昭 和 46 年 11 月 29 日 北 海 道 告 示 第 3169 号 ) 区 域 の 区 分 時 間 の 区 分 昼 間 朝 夕 夜 間 8:00~19:00 6:00~8:00 19:00~22:00 22:00~ 翌 日 6:00 第 1 種 区 域 45 デシベル 40 デシベル 40 デシベル 第 2 種 区 域 55 デシベル 45 デシベル 40 デシベル 第 3 種 区 域 65 デシベル 55 デシベル 50 デシベル 第 4 種 区 域 70 デシベル 65 デシベル 60 デシベル 注 ) 第 1 種 区 域 : 良 好 な 住 居 の 環 境 を 保 全 するため とくに 静 穏 の 保 持 を 必 要 とする 区 域 第 2 種 区 域 : 住 居 の 用 に 供 されているため 静 穏 の 保 持 を 必 要 とする 区 域 第 3 種 区 域 : 住 居 の 用 に 併 せて 商 業 工 業 等 の 用 に 供 されている 区 域 であって その 区 域 内 の 住 民 の 生 活 環 境 を 保 全 するため 騒 音 の 発 生 を 防 止 する 必 要 がある 区 域 第 4 種 区 域 : 主 として 工 業 等 の 用 に 供 されている 区 域 であって 区 域 内 の 住 民 の 生 活 環 境 を 悪 化 させないため 著 しい 騒 音 の 発 生 を 防 止 する 必 要 がある 区 域 特 定 建 設 作 業 に 伴 って 発 生 する 騒 音 の 規 制 に 関 する 基 準 ( 昭 和 43 年 11 月 27 日 厚 生 省 建 設 省 告 示 第 1 号 ) 基 準 値 作 業 ができない 時 間 1 日 当 たりの 作 業 時 間 同 一 場 所 における 第 1 号 区 域 第 2 号 区 域 第 1 号 区 域 第 2 号 区 域 作 業 時 間 作 業 日 85 デシベル 19:00~ 7:00 22:00~ 6:00 10 時 間 を 超 えない 14 時 間 を 超 えない 連 続 6 日 を 超 えない 日 曜 日 その 他 の 休 日 でない 注 ) 1. 第 1 号 区 域 とは 騒 音 規 制 法 の 規 定 により 指 定 された 第 1 種 区 域 と 第 2 種 区 域 の 全 域 並 びに 第 3 種 区 域 と 第 4 種 区 域 のうち 学 校 保 育 所 病 院 診 療 所 ( 患 者 を 入 院 させるため の 施 設 を 有 するもの) 図 書 館 及 び 特 別 養 護 老 人 ホームの 敷 地 の 周 囲 おおむね 80mの 区 域 内 をいう 2. 第 2 号 区 域 とは 第 3 種 区 域 と 第 4 種 区 域 であって 第 1 号 区 域 以 外 の 区 域 をいう 資 -18
特 定 工 場 等 において 発 生 する 振 動 の 規 制 基 準 ( 昭 和 53 年 3 月 29 日 北 海 道 告 示 784 号 ) 時 間 の 区 分 昼 間 夜 間 区 域 の 区 分 8:00~19:00 19:00~ 翌 日 8:00 第 1 種 区 域 60 デシベル 55 デシベル 第 2 種 区 域 65 デシベル 60 デシベル 注 ) 1. 第 1 種 区 域 及 び 第 2 種 区 域 とは 振 動 規 制 法 に 基 づく 指 定 地 域 の 区 域 区 分 であり 原 則 として 次 のように 区 分 されている (1) 第 1 種 区 域 : 良 好 な 住 居 の 環 境 を 保 全 するため 特 に 静 穏 の 保 持 を 必 要 とする 区 域 及 び 住 居 の 用 に 供 されているため 静 穏 の 保 持 を 必 要 とする 区 域 (2) 第 2 種 区 域 : 住 居 の 用 に 併 せて 商 業 工 業 等 の 用 に 供 されている 区 域 であって その 区 域 内 の 住 民 の 生 活 環 境 を 保 全 するため 振 動 の 発 生 を 防 止 する 必 要 がある 区 域 及 び 主 とし て 工 業 等 の 用 に 供 されている 区 域 であって その 区 域 内 の 住 民 の 生 活 環 境 を 悪 化 させな いため 著 しい 振 動 の 発 生 を 防 止 する 必 要 がある 区 域 2. 各 区 域 のうち 学 校 保 育 所 病 院 診 療 所 ( 患 者 を 入 院 させるための 施 設 を 有 するもの) 図 書 館 及 び 特 別 養 護 老 人 ホームの 敷 地 の 周 囲 50m 内 においては それぞれの 規 制 値 から 5 デシベルを 減 じた 値 が 適 用 される 特 定 建 設 作 業 に 伴 って 発 生 する 振 動 の 規 制 に 関 する 基 準 ( 昭 和 51 年 11 月 10 日 総 理 府 令 第 58 号 ) 基 準 値 作 業 ができない 時 間 1 日 当 たりの 作 業 時 間 同 一 場 所 における 第 1 号 区 域 第 2 号 区 域 第 1 号 区 域 第 2 号 区 域 作 業 時 間 作 業 日 75 デシベル 19:00~ 7:00 22:00~ 6:00 10 時 間 を 超 えない 14 時 間 を 超 えない 連 続 6 日 を 超 えない 日 曜 日 その 他 の 休 日 でない 注 ) 1. 第 1 区 域 とは 振 動 規 制 法 の 規 定 により 指 定 された 第 1 種 区 域 の 全 域 並 びに 第 2 種 区 域 の 学 校 保 育 所 病 院 診 療 所 ( 患 者 を 入 院 させるための 施 設 を 有 するもの) 図 書 館 及 び 特 別 養 護 老 人 ホームの 敷 地 の 周 囲 80m 以 内 の 区 域 をいう 2. 第 2 号 区 域 とは 第 2 種 区 域 であって 第 1 号 区 域 以 外 の 区 域 をいう 資 -19
2 悪 臭 防 止 法 に 係 る 規 制 基 準 悪 臭 防 止 法 は 事 業 活 動 に 伴 って 排 出 される 悪 臭 について 必 要 な 規 制 を 行 う で 生 活 環 境 を 保 全 するを 目 的 とします (1) 規 制 地 域 悪 臭 防 止 法 は 規 制 地 域 内 に 立 地 する 全 ての 工 場 事 業 場 を 規 制 対 象 として います 地 域 区 分 A 地 域 B 地 域 都 市 計 画 法 に 基 づく 用 途 地 域 等 市 街 化 区 域 のうち 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 を 除 く 地 域 工 業 地 域 工 業 専 用 地 域 市 街 化 調 整 区 域 の 一 部 (2) 規 制 基 準 (ⅰ) 敷 地 境 界 線 における 悪 臭 物 質 規 制 基 準 値 特 定 悪 臭 物 質 名 臭 いの 性 質 規 制 基 準 (ppm) A 区 域 B 区 域 アンモニア し 尿 のような 臭 い 1 2 メチルメルカプタン 腐 ったタマネギのような 臭 い 0.002 0.004 硫 化 水 素 腐 ったタマゴのような 臭 い 0.02 0.06 硫 化 メチル 腐 ったキャベツのような 臭 い 0.01 0.05 二 硫 化 メチル 0.009 0.03 トリメチルアミン 腐 った 魚 のような 臭 い 0.005 0.02 アセトアルデヒド 青 くさい 刺 激 臭 0.05 スチレン 都 市 ガスのような 臭 い 0.4 0.8 ノルマル 酪 酸 汗 臭 い 臭 い 0.001 0.002 イソ 吉 草 酸 むれた 靴 下 のような 臭 い 0.001 0.004 ノルマル 吉 草 酸 むれた 靴 下 のような 臭 い 0.0009 0.002 プロピオン 酸 刺 激 的 な 酸 っぱい 臭 い 0.03 0.07 プロピオンアルデヒド 刺 激 的 な 甘 酸 っぱい 焦 げた 臭 い 0.05 ノルマルブチルアルデヒド 0.009 0.03 イソブチルアルデヒド 0.02 0.07 ノルマルバレルアルデヒド むせるような 甘 酸 っぱい 焦 げた 臭 い 0.009 0.02 イソバレルアルデヒド 0.003 0.006 イソブタノール 刺 激 的 な 発 酵 した 臭 い 0.9 4 酢 酸 エチル 刺 激 的 なシンナーのような 臭 い 3 7 メチルイソブチルケトン 1 3 トルエン ガソリンのような 臭 い 10 30 キシレン 1 2 資 -20
(ⅱ) 気 体 排 出 口 における 規 制 基 準 アンモニア 等 の 13 物 質 については 煙 突 等 の 排 出 口 において 規 制 基 準 が 定 め られています アンモニア 硫 化 水 素 トリメチルアミン プロピオンアルデヒド ノルマルブチルアルデヒド イソブチルアルデヒド ノルマルバレルアルデヒド イソバレルアルデヒド イソブタノール 酢 酸 エチル メチルイソブチルケトン トルエン キシレン 規 制 基 準 の 計 算 方 法 は 以 下 のとおりです q=08 He 2 Cm q : 規 制 基 準 ( 単 位 :Nm3/h) He : 補 正 された 排 出 口 の 高 さ( 単 位 :m) Cm : 敷 地 境 界 の 規 制 基 準 値 ( 単 位 :ppm) (ⅲ) 排 出 水 における 規 制 基 準 排 出 水 については メチルメルカプタン 硫 化 水 素 硫 化 メチル 二 硫 化 メ チルの 4 物 質 について 規 制 基 準 が 設 定 されています 規 制 基 準 の 算 出 方 法 は 以 下 のとおりです CLm=k Cm CLm : 規 制 基 準 ( 単 位 :) k : 排 出 水 の 量 ごとに 定 められた 値 Cm : 敷 地 境 界 の 規 制 基 準 値 ( 単 位 :ppm) 排 出 水 の 量 ごとに 定 められた 値 (k) 排 出 水 の 量 メチルメルカ プタン 硫 化 水 素 硫 化 メチル 二 硫 化 メチル 0.001 m3/s 以 下 1.6 5.6 32 63 0.001 m3/s を 超 え m3/s 以 下 3.4 1.2 6.9 14 m3/sを 超 える 0.71 0.26 1.4 2.9 資 -21
3 水 質 汚 濁 防 止 法 に 係 る 排 水 基 準 水 質 汚 濁 防 止 法 では 工 場 及 び 事 業 場 から 公 共 用 水 域 に 排 出 される 水 の 排 出 及 び 地 下 に 浸 透 する 水 の 浸 透 を 規 制 するにより 公 共 用 水 域 及 び 地 下 水 の 水 質 の 汚 濁 防 止 を 図 り 国 民 の 健 康 を 保 護 し 生 活 環 境 を 保 全 するとしています この 排 出 水 の 規 制 の 基 準 となるものが 排 水 基 準 であり 排 出 水 の 汚 染 状 態 の 許 容 限 度 として 対 象 となる 有 害 物 質 または ごとに 設 定 されています (1) 一 律 排 水 基 準 環 境 大 臣 が 全 公 共 用 水 域 を 対 象 に 全 特 定 事 業 場 に 一 律 に 適 用 するよう 環 境 省 令 で 定 める 排 水 基 準 (ⅰ) 有 害 物 質 に 係 る 排 水 基 準 有 害 物 質 の 種 類 カドミウ ム シアン 有 機 燐 鉛 クロム ( 六 価 ) 砒 素 総 水 銀 アルキル 水 銀 1 1 0.5 0.005 検 出 され ない 有 害 物 質 の 種 類 有 害 物 質 の 種 類 有 害 物 質 の 種 類 ポリ 塩 化 ビフェニ ル 0.003 1,1,1-ト リクロロ エタン 3 トリ クロロ エチレン 0.3 1,1,2-ト リクロロ エタン 0.06 テトラク ロロエチ レン 1,3 ジク ロロプロ ペン 0.02 ジクロ ロメタ ン 0.2 チウラ ム 0.06 四 塩 化 炭 素 0.02 シマジ ン 0.03 1,2-ジ クロロ エタン 0.04 チオベ ンカル ブ 0.2 1,1-ジク ロロエチ レン 0.2 ベンゼン シス-1,2- ジクロロエ チレン 0.4 セレン ほう 素 ふっ 素 アンモニア 亜 硝 酸 硝 酸 性 窒 素 海 域 以 外 海 域 海 域 (アンモニア 性 窒 素 に 0.4 を 乗 じたもの 亜 海 域 以 外 硝 酸 性 窒 素 硝 酸 性 窒 素 の 合 計 ) 10 230 8 15 100 備 考 1. 検 出 されない とは 環 境 大 臣 により 定 められた 検 定 方 法 の 定 量 限 界 を 下 回 るをいう 2. 砒 素 及 びその 化 合 物 についての 排 出 基 準 は 水 質 汚 濁 防 止 法 施 行 令 及 び 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 施 行 令 の 一 部 を 改 正 する 政 令 ( 昭 和 49 年 政 令 第 363 号 )の 施 行 の 際 現 に 湧 出 している 温 泉 ( 温 泉 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 125 号 ) 第 2 条 第 1 項 に 規 定 するものをいう 以 下 同 じ )を 利 用 する 旅 館 業 に 属 する 事 業 場 に 係 る 排 出 水 については 当 分 の 間 適 用 しない 資 -22
(ⅱ) 生 活 環 境 に 係 る 排 水 基 準 ア. 一 般 許 容 限 度 水 素 イオン 濃 度 (ph) 河 川 湖 沼 5.8~ 8.6 イ. 特 殊 鉱 油 類 油 分 海 域 5.0~9.0 動 植 物 油 脂 類 生 物 化 学 的 酸 素 要 求 量 (BOD) 160 平 均 120 mg /l) フェノール 類 化 学 的 酸 素 要 求 量 (COD) 160 平 均 120 ) 銅 浮 遊 物 質 (SS) 200 平 均 150 ) 亜 鉛 大 腸 菌 群 数 日 間 平 均 3000 個 / cm3 鉄 ( 溶 解 性 ) 窒 素 120 平 均 60 ) マンカ ン ( 溶 解 性 ) 燐 16 平 均 8 mg /l) クロム 許 容 5 30 5 3 5 10 10 2 限 度 備 考 1. 日 間 平 均 による は 一 日 の 排 出 水 の 平 均 的 な 汚 染 状 態 について 定 めたものである 2.この 表 に 掲 げる 排 水 基 準 は 一 日 当 たりの 平 均 的 な 排 出 水 の 量 が 50m3 以 上 である 工 場 又 は 事 業 場 に 係 る 排 出 水 について 適 用 する 3. 水 素 イオン 濃 度 (ph) 及 び 溶 解 性 鉄 含 有 量 についての 排 水 基 準 は 硫 黄 鉱 業 ( 硫 黄 と 共 存 する 硫 化 鉄 鋼 を 採 掘 する 鉱 業 を 含 む )に 属 する 工 場 又 は 事 業 場 に 係 る 排 出 水 については 適 用 しない 4. 水 素 イオン 濃 度 (ph) 銅 含 有 量 亜 鉛 含 有 量 溶 解 性 鉄 含 有 量 溶 解 性 マンガン 含 有 量 及 びク ロム 含 有 量 についての 排 水 基 準 は 水 質 汚 濁 防 止 法 施 行 令 及 び 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 施 行 令 の 一 部 を 改 正 する 政 令 の 施 行 の 際 現 に 湧 出 している 温 泉 を 利 用 する 旅 館 業 に 属 する 事 業 場 に 係 る 排 出 水 については 当 分 の 間 適 用 しない 5. 生 物 化 学 的 酸 素 要 求 量 (BOD) についての 排 水 基 準 は 海 域 及 び 湖 沼 以 外 の 公 共 用 水 域 に 排 出 され る 排 出 水 に 限 って 適 用 し 化 学 的 酸 素 要 求 量 (COD) についての 排 水 基 準 は 海 域 及 び 湖 沼 に 排 出 される 排 出 水 に 限 って 適 用 する 6. 窒 素 含 有 量 についての 排 水 基 準 は 窒 素 が 湖 沼 植 物 プランクトンの 著 しい 増 殖 をもたらすおそれ がある 湖 沼 として 環 境 大 臣 が 定 める 湖 沼 海 洋 植 物 プランクトンの 著 しい 増 殖 をもたらすおそれ がある 海 域 ( 湖 沼 であって 水 の 塩 素 イオン 含 有 量 が1lにつき 9,000 mgを 超 えるものを 含 む 以 下 同 じ ) として 環 境 大 臣 が 定 める 海 域 及 びこれに 流 入 する 公 共 用 水 域 に 排 出 される 排 出 水 に 限 って 適 用 される 7. 燐 含 有 量 についての 排 水 基 準 は 燐 が 湖 沼 植 物 プランクトンの 著 しい 増 殖 をもたらすおそれがあ る 湖 沼 として 環 境 大 臣 が 定 める 湖 沼 海 洋 植 物 プランクトンの 著 しい 増 殖 をもたらすおそれがあ る 海 域 として 環 境 大 臣 が 定 める 海 域 及 びこれに 流 入 する 公 共 用 水 域 に 排 出 される 排 出 水 に 限 って 適 用 する 注 )1. 有 害 物 質 の 内 鉛 等 7 に 係 る 排 水 基 準 及 び 窒 素 燐 に 係 る 排 水 基 準 については 一 律 排 水 基 準 への 対 応 が 著 しく 困 難 な 業 種 等 に 対 して 経 過 的 な 措 置 として 一 律 排 水 基 準 に 代 えて 一 定 期 間 暫 定 排 水 基 準 が 適 用 される ( 排 水 基 準 を 定 める 総 理 府 令 附 則 別 表 ) 2. 窒 素 燐 に 係 る 排 水 基 準 適 用 対 象 海 域 として 平 成 5 年 8 月 27 日 環 境 庁 告 示 第 67 号 に よって 噴 火 湾 が 指 定 されている 範 囲 室 蘭 市 地 球 岬 と 茅 部 郡 砂 原 町 砂 崎 を 結 ぶ 線 及 び 陸 岸 により 囲 まれた 海 域 3. 生 物 化 学 的 酸 素 要 求 量 (BOD) 有 機 物 による 汚 濁 指 標 排 水 中 の 有 機 物 が 水 中 の 微 生 物 により 酸 化 分 解 されるときの 酸 素 消 費 量 4. 化 学 的 酸 素 要 求 量 (COD) 有 機 物 による 汚 濁 指 標 排 水 に 酸 化 剤 を 加 え 一 定 時 間 反 応 させた 後 消 費 された 酸 化 剤 に 対 応 する 酸 素 の 量 で 表 す 5. 浮 遊 物 質 (SS) 粒 径 2 ミリメートル 以 下 の 水 に 溶 けない 懸 濁 性 の 物 質 資 -23
(2) 上 乗 せ 排 水 基 準 都 道 府 県 ( 北 海 道 )が 水 質 汚 濁 防 止 法 に 基 づき 条 例 で 定 める 排 水 基 準 一 律 排 水 基 準 では 水 質 汚 濁 を 防 ぐには 不 十 分 と 認 められる 水 域 について より 厳 しい 排 水 基 準 を 適 用 するもの (ⅰ) 有 害 物 質 に 係 る 排 水 基 準 単 位 : 適 用 区 域 室 蘭 海 域 (1) 知 利 別 川 河 口 左 岸 から 西 方 800mの 地 点 を 中 心 とする 半 径 100mの 円 弧 及 び 陸 岸 に 囲 まれ た 区 域 室 蘭 海 域 (2) 知 利 別 川 河 口 左 岸 から 西 方 1300mの 地 点 を 中 心 とする 半 径 200m の 円 弧 及 び 陸 岸 に 囲 ま れた 区 域 室 蘭 海 域 (3) チマイベツ 川 河 口 左 岸 から 南 南 西 に 引 いた 線 とニマ 岬 突 端 から 西 北 西 に 引 いた 線 及 び 陸 岸 に 囲 まれた 区 域 ( 室 蘭 海 域 1 2 に 係 る 部 分 を 除 く ) 並 びにイタン キ 岬 の 突 端 と 鷲 別 岬 の 突 端 を 結 ぶ 線 及 び 陸 岸 に 囲 まれた 区 域 並 び にこれらの 区 域 に 流 入 する 公 共 用 水 域 対 象 業 種 鉄 鋼 業 1 日 当 たりの 平 均 的 な 排 出 水 の 量 が 2,000m 3 以 上 の も のに 限 る 鉄 鋼 業 1 日 当 たりの 平 均 的 な 排 出 水 の 量 が 2,000m 3 以 上 の も のに 限 る 全 業 種 1 日 当 たりの 平 均 的 な 排 出 水 の 量 が 2,000m 3 以 上 の も のに 限 る カ ド ミ ウ ム シ ア ン 0.01 0.4 0.01 0.5 0.01 検 出 され ない 有 機 燐 検 出 され ない 検 出 され ない 検 出 され ない 六 価 ク ロ ム 砒 素 総 水 銀 0.05 0.05-0.05 0.05-0.05 0.055 0.0005 備 考 1. 検 出 されない とは 環 境 大 臣 により 定 められた 検 定 方 法 の 定 量 限 界 値 を 下 回 るこ とをいう 2. 砒 素 及 びその 化 合 物 についての 排 水 基 準 は 水 質 汚 濁 防 止 法 施 行 令 及 び 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 施 行 令 の 一 部 を 改 正 する 政 令 ( 昭 和 49 年 9 月 30 日 政 令 第 363 号 )の 施 行 の 日 ( 昭 和 49 年 12 月 1 日 )において 現 に 湧 出 している 温 泉 ( 温 泉 法 第 2 条 第 1 項 に 規 定 するものをいう )を 利 用 する 旅 館 業 に 属 する 事 業 場 に 係 る 排 出 水 については 当 分 の 間 適 用 しない 資 -24
(ⅱ) 生 活 環 境 に 係 る 排 水 基 準 1( 一 般 ) 単 位 : 適 用 区 域 対 象 業 種 化 学 的 酸 素 要 求 量 (COD) 浮 遊 物 質 量 (SS) 日 間 平 均 日 間 平 均 肉 製 品 製 造 業 70 50 70 50 乳 製 品 製 造 業 (1 日 当 たりの 平 均 的 な 排 70 50 70 50 出 水 の 量 が 1,000m3 以 上 ) りん 酸 質 肥 料 製 造 業 60 40 70 50 無 機 化 学 工 業 製 品 製 造 業 石 油 精 製 業 30 20 40 30 廃 油 処 理 業 セメント 製 造 業 30 20 鉄 鋼 業 40 30 70 50 金 属 製 品 製 造 業 30 20 70 50 ガス 製 造 業 及 びコークス 製 造 業 60 40 70 50 し 尿 処 理 施 設 室 蘭 海 域 (し 尿 浄 化 槽 以 外 のもの) 40 30 90 70 (1)(2)(3) し 尿 浄 化 槽 (s46.9.23 以 前 に 設 置 され 120 90 たもの) し 尿 浄 化 槽 (S46.9.24~S47.9.30 の 間 80 60 に 設 置 されたもの) し 尿 浄 化 槽 (S47.1 以 後 に 設 置 され 40 30 90 70 たもの) 下 水 道 終 末 処 理 施 設 ( 活 性 汚 泥 法 又 は 標 準 散 水 20 70 ろ 床 法 等 によるもの) 下 水 道 終 末 処 理 施 設 ( 高 速 散 水 ろ 床 法 又 はモデ ィファイド エアレーショ 60 120 ン 法 などによるもの) 備 考 1.この 表 に 掲 げる 排 水 基 準 は 表 中 に 特 別 の 定 めがないかぎり 1 日 当 たりの 平 均 的 な 排 出 水 の 量 が 50m 3 以 上 である 特 定 事 業 場 に 係 る 排 出 水 について 適 用 する 2.この 表 に 掲 げるし 尿 浄 化 槽 とは 建 築 基 準 法 施 行 令 第 32 条 第 1 項 の 表 に 規 定 する 算 定 方 法 に より 算 定 した 処 理 対 象 人 員 が 501 人 以 上 のものをいう 資 -25
(ⅲ) 生 活 環 境 に 係 る 排 水 基 準 2( 特 殊 ) 適 用 区 域 対 象 業 種 フェノール 類 () 室 蘭 海 域 (1)(2)(3) 全 業 種 1 参 考. 上 乗 せ 基 準 適 用 区 域 ( 室 蘭 海 域 ) 1. 室 蘭 港 室 蘭 海 域 (3) 室 蘭 海 域 (2) 室 蘭 海 域 (1) 2.イタンキ 室 蘭 海 域 (3) 4 資 -26