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40 消 費 税 のあらまし 8. 控 除 税 額 等 の 計 算 は?

消 費 税 のあらまし 9. 国 境 を 越 えた 役 務 の 提 供 に 係 る 消 費 税 の 課 税 関 係 は? 41

[4] 特 定 課 税 仕 入 れがある 場 合 の 納 付 税 額 の 計 算 方 法 (リバースチャージ 方 式 ) 注 6 特 定 資 産 の 譲 渡 等 ( 参 照 P41)を 除 きます 消 費 税 額 課 税 標 準 額 に 対 する 消 費 税 額 仕 入 控 除 税 額 = = = 課 税 標 準 額 に 対 する 消 費 税 額 - 課 税 資 産 の 譲 渡 等 ( 注 6) の 対 価 の 額 + 特 定 課 税 仕 入 れに 係 る 支 払 対 価 の 額 ( 注 7) 仕 入 控 除 税 額 6.3% 課 税 仕 入 れ( 特 定 課 税 仕 入 れを 除 く)に 係 る 消 費 税 額 と 特 定 課 税 仕 入 れに 係 る 消 費 税 額 ( 注 8)( 注 9)の 合 計 額 について 個 別 対 応 方 式 若 しくは 一 括 比 例 配 分 方 式 により 計 算 した 額 注 7 免 税 事 業 者 から 受 けた 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 及 び 特 定 役 務 の 提 供 ( 特 定 課 税 仕 入 れ)で あっても 当 該 役 務 の 提 供 を 受 けた 事 業 者 において 簡 易 課 税 制 度 の 適 用 がなく 課 税 売 上 割 合 が95% 未 満 であれば リバースチャー ジ 方 式 により 申 告 納 税 す る 必 要 があります 注 8 特 定 課 税 仕 入 れに 係 る 支 払 対 価 の 額 には 消 費 税 等 に 相 当 する 金 額 が 含 まれていま 6.3 せんので 100を 掛 けて 算 出 します! リバースチャージ 方 式 は 一 般 課 税 により 申 告 す る 場 合 で 課 税 売 上 割 合 が95% 未 満 である 事 業 者 にのみ 適 用 されます その 課 税 期 間 において 課 税 売 上 割 合 が95% 以 上 の 事 業 者 や 簡 易 課 税 制 度 が 適 用 される 事 業 者 は 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 又 は 特 定 役 務 の 提 供 を 受 けた 場 合 であっても 経 過 措 置 により 当 分 の 間 その 役 務 の 提 供 に 係 る 仕 入 れはなかったものとされますので そ の 課 税 期 間 の 消 費 税 の 確 定 申 告 では 当 該 仕 入 れは 課 税 標 準 額 仕 入 控 除 税 額 のいずれにも 含 まれません(リバースチャージ 方 式 による 申 告 は 必 要 ありません ) 注 9 課 税 仕 入 れを 特 定 課 税 仕 入 れの 金 額 と 特 定 課 税 仕 入 れ 以 外 の 金 額 とに 区 分 して 集 計 します 参 照 個 別 対 応 方 式 はP27 一 括 比 例 配 分 方 式 はP28 参 照 特 定 役 務 の 提 供 につ いてはP44 当 社 は 免 税 事 業 者 です 国 外 の 事 業 者 にイン ターネットによる 広 告 配 信 を 依 頼 しています こ の 取 引 は 特 定 課 税 仕 入 れ ( 事 業 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 )に 該 当 しますが 申 告 等 は 必 要 ですか? 免 税 事 業 者 は 課 税 資 産 の 譲 渡 等 及 び 特 定 課 税 仕 入 れのいずれについてもその 納 税 義 務 が 免 除 されて いますので 消 費 税 の 申 告 等 を 行 う 必 要 はありませ ん 42 消 費 税 のあらまし 9. 国 境 を 越 えた 役 務 の 提 供 に 係 る 消 費 税 の 課 税 関 係 は?

[5] 特 定 課 税 仕 入 れ に 係 る 帳 簿 及 び 請 求 書 等 の 保 存 課 税 仕 入 れ 等 に 係 る 消 費 税 額 を 控 除 するには 帳 簿 と 請 求 書 等 の 両 方 の 保 存 が 必 要 とされていますが 課 税 仕 入 れ 等 の 税 額 が 特 定 課 税 仕 入 れに 係 るものである 場 合 には 法 令 に 規 定 された 事 項 が 記 載 された 帳 簿 の 保 存 のみでよいこととされています この 場 合 帳 簿 にはP29の 帳 簿 の 記 載 事 項 に 加 え 特 定 課 税 仕 入 れに 係 るものである 旨 を 記 載 する 必 要 があります [6] 国 外 事 業 者 から 受 けた 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 に 係 る 仕 入 税 額 控 除 の 制 限 等 1 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 について 国 外 事 業 者 が 行 う 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 のうち 事 業 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 以 外 のもの(このパンフレットでは 便 宜 的 に 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 ( 注 10) といいま す )については 当 該 役 務 の 提 供 を 行 った 国 外 事 業 者 が 申 告 納 税 を 行 うこととなります 国 内 事 業 者 が 国 外 事 業 者 から 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 を 受 けた 場 合 当 分 の 間 登 録 国 外 事 業 者 から 受 けた 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 のみ 仕 入 税 額 控 除 を 行 うことができます 2 登 録 国 外 事 業 者 制 度 について 登 録 国 外 事 業 者 とは 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 を 行 う 国 外 事 業 者 の 申 請 に 基 づき 国 税 庁 長 官 の 登 録 を 受 けた 国 外 事 業 者 をいいます なお 登 録 国 外 事 業 者 は 国 税 庁 ホームページで 公 表 し ています 注 10 消 費 者 向 けに 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 には 例 えば インターネット 等 を 通 じて 行 われる 電 子 書 籍 等 の 配 信 や クラウド 上 のソフトウェアや データベースを 利 用 させるサ ービスなどが 該 当 します ポイント 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 については 登 録 国 外 事 業 者 から 受 けたもののみ 仕 入 税 額 控 除 ができます 3 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 に 係 る 帳 簿 及 び 請 求 書 等 の 保 存 消 費 者 向 け 電 気 通 信 利 用 役 務 の 提 供 について 仕 入 税 額 控 除 の 適 用 を 受 けるためには P29に 記 載 している 帳 簿 及 び 請 求 書 等 の 記 載 事 項 に 加 え 次 の 事 項 の 記 載 が 必 要 です 帳 簿 : 登 録 国 外 事 業 者 の 登 録 番 号 請 求 書 等 : 登 録 国 外 事 業 者 の 登 録 番 号 課 税 資 産 の 譲 渡 等 を 行 った 者 が 消 費 税 を 納 める 義 務 がある 旨 消 費 税 のあらまし 9. 国 境 を 越 えた 役 務 の 提 供 に 係 る 消 費 税 の 課 税 関 係 は? 43

2. 特定役務の提供 国外事業者が国内で行う芸能 スポーツ 等の役務の提供 に係る課税方式等 1 特定役務の提供 とは 特定役務の提供 注11 とは 国外事業者 (P41注1)が行う 映画 若しくは演劇の俳優 音楽家その他の芸能人又は職業運動家の役務 の提供を主たる内容とする事業として行う役務の提供のうち 当該国 外事業者が他の事業者に対して行うもの 不特定かつ多数の者に対し て行う役務の提供を除きます をいいます 2 納税義務者 リバースチャージ方式について 平成28年4月1日以後に国外事業者が国内で行う 特定役務の提供 については 事業者向け電気通信利用役務の提供 と同様に 当該役 注11 特定役務の提供 には 例えば 国外事業者が対価 を得て芸能人として行う映 画 テレビへの出演 音楽 家として行う演劇 演奏 職業運動家として行うスポ ーツ競技大会等への出場な どが該当します 務の提供を受けた事業者が 特定課税仕入れ としてリバースチャージ 方式により申告 納税を行うこととされました P41注4 P41注5 国外事業者が行う芸能 スポーツ等に係る消費税の課税方式の見直しについて 平成 27 年5月 国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税の見直し等について 国内事業者の皆さまへ 国税庁 所得税法等の一部を改正する法律 平成 27 年法律第9号 等により 消費税法等の一部が改正 され 国外事業者が国内で行う芸能 スポーツ等の役務の提供について消費税の課税方式が見直さ れ 当該役務の提供を受けた事業者に申告納税義務を課す いわゆるリバースチャージ方式が導入 されました 平成 27 年5月 国税庁 所得税法等の一部を改正する法律 平成 27 年法律第9号 等により 消費税法等の一部が改正され 国境を越えて行われるデジタルコンテンツの配信等の役務の提供に係る消費税の課税関係の見直しが行 われました 当該見直しにおける改正の主なポイントは以下のとおりです Ϩ ᐃᙺ ᥦ౪ 国外事業者が行う 映画若しくは演劇の俳優 音楽家その他の芸能人又は職業運動家の役務の 提供を主たる内容とする事業として行う役務の提供のうち 当該国外事業者が他の事業者に対し て行うもの 不特定かつ多数の者に対して行う役務の提供を除きます を 特定役務の提供 と位置付けることとされました ϩ ㄢ ᪉ᘧ ぢ ࡋ㸦ࠕ ࢫ ࢪ᪉ᘧ ᑟධ㸧 特定役務の提供 については 国外事業者から国内において当該役務の提供を受けた事業者 が 特定課税仕入れ として リバースチャージ方式 により申告 納税を行うこととなり ます 国 事業者 内 国 役務の提供 㸺 㸼 改 正 後 外 国外事業者 申告 納税 申告 納税 改正前 リバースチャージ方式 役務の提供を受ける事業者が申告 納税を行います 当該役務の提供に係る課税仕入れは 仕入控除税額 の計算の基礎となります 税務署 特定役務の提供 を行う国外事業者の方は あらかじめ 役務の提供を受ける事業者に対して 当該役務の提供がリバースチャージ方式による申告対象の取引となる 役務の提供を受ける事業者が 特定課税仕入れ として消費税を納める義務がある 旨を 表示しなければならないこととされて います 見直しに伴う経過措置 リバースチャージ方式に関する経過措置 特定役務の提供 を受けた場合のリバースチャージ方式は 経過措置により 当分の間 は 当該課税期間について一般課税で申告する場合で 課税売上割合が 95 未満である事業 者にのみ適用されます 当該課税期間において 課税売上割合が 95 以上の事業者や簡易課税制度が適用される事 業者は 特定役務の提供 を受けた場合であっても 経過措置により 当分の間 その 特 定役務の提供 に係る仕入れはなかったものとされますので その課税期間の消費税の確定 申告では 当該仕入れは課税標準額 仕入控除税額のいずれにも含まれません ۑ 㐺 㛤ጞ ᮇ ᨵ ṇ Ϩ 㟁Ẽ ಙ ᙺ ᥦ౪ ෆእ ᐃᇶ ぢ ࡋ 電子書籍 音楽 広告の配信などの電気通信回線 インターネット等 を介して行われる役務の 提供を 電気通信利用役務の提供 と位置付け その役務の提供が消費税の課税対象となる国内取 引に該当するかどうかの判定基準 内外判定基準 が 役務の提供を行う者の役務の提供に係る事 務所等の所在地から 役務の提供を受ける者の住所等 に改正されました ϩ ㄢ ᪉ᘧ ぢ ࡋ㸦ࠕ ࢫ ࢪ᪉ᘧ ᑟධ㸧 電気通信利用役務の提供については 事業者向け電気通信利用役務の提供 とそれ以外のものと に区分されることとされました 消費税法においては 課税資産の譲渡等を行った事業者が 当該課税資産の譲渡等に係る申告 納税を行うこととされていますが 電気通信利用役務の提供のうち 事業者向け電気通信利用役務 の提供 については 国外事業者から当該役務の提供を受けた国内事業者が申告 納税を行う い わゆる リバースチャージ方式 が導入されました Ϫ ᅜእ ᴗ ࡅࡓᾘ ࡅ㟁Ẽ ಙ ᙺ ᥦ౪ ධ 㢠᥍㝖 ไ㝈 電気通信利用役務の提供のうち 事業者向け電気通信利用役務の提供以外のもの このパンフレ ットでは 便宜的に 消費者向け電気通信利用役務の提供 といいます については 当該役務の 提供を行った事業者が申告 納税を行うこととなりますが 国内事業者が国外事業者から消費者向 け電気通信利用役務の提供を受けた場合 当分の間 当該役務の提供に係る仕入税額控除を制限す ることとされました ۑ 㐺 㛤ጞ ᮇ Ⅰ Ⅲの改正は 平成 27 年 10 月1日以後行う課税資産の譲渡等及び課税仕入れから適 用されます ϫ 㘓ᅜእ ᴗ ไᗘ タ Ⅲのとおり 国外事業者から消費者向け電気通信利用役務の提供を受けた国内事業者は 当該役 務の提供に係る仕入税額控除が制限されますが 国税庁長官の登録を受けた登録国外事業者から受 ける消費者向け電気通信利用役務の提供については その仕入税額控除を行うことができることと されました ۑ 㐺 㛤ጞ ᮇ 登録国外事業者の登録申請は 平成 27 年7月1日から行うことができます 平成 28 年4月1日以後に行われる課税資産の譲渡等及び課税仕入れから適用されます 44 消費税のあらまし 9. 国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税関係は さ ら に 詳 し く 国税庁ホームページ www.nta.go.jp に特集ページ 国境を越えた役務の提 供に係る消費税の課税の見直し等につ いて を開設しています 詳しくは 特集ページに掲載している 各種リーフレットやQ&Aをご参照くだ さい

10 端数計算はどのように の 費税 消 み 1 組 仕 象 税対 2課 この章では 消費税の課税標準額及び税額などの 端数計算の方法 について 消費税の課税標準額及び税額などの端数計算の方法については 次のと 1 課税標準額の端数は 課税標準額を算式で求めるとき 1,000円未満の端数は切り捨てます 課税標準額は 課税期間中の課税資産の譲渡等の税込価額 注1 の合 計額に 100 を乗じて算出します 注2 注3 108 1,000円未満切捨て 課税資産の譲渡等の 税込価額の合計額 100 108 2 消費税額の端数は 課税期間の課税標準額に対する消費税額は 1 によって算出 した課税標準額に税率を乗じて算出します 注4 課税標準額に対する 消費税額 注1 消費税額及び地方消費税額を 含みます おりです 課税標準額 引 税取 課 3非 説明します 1 で算出した 課税標準額 1,000円未満切捨て 参照 課税標準額はP24 注2 課税標準額に対する消費税額 の計算の特例 消費税法施行規 則附則2 を適用する場合は 次 ページ 1 ①又は 2 ①を 参照 注3 特定課税仕入れ 参照 P41 がある場合は 特定課税仕入れ に係る支払対価の額の合計額も 課税標準額となります 注4 6. 3 3 課税仕入れに係る消費税額などの端数は 課税標準額に対する消費税額 の計算の特例 消費税法施行規 則附則2 を適用する場合は 次 ページ 1 ②又は 2 ②を 参照 参照 税率はP2 免税 出 4輸 務者 税義 5納 務の 税義 期 納 6 立時 成 準 税標 7課 の 額等 除税 法 8 控 算方 計 えた を越 供 境 提 9 国 務の 役 計算 数 0端 1 ① 課税仕入れに係る消費税額 売上対価の返還等の金額に係る消 費税額及び貸倒れに係る消費税額に 1円未満の端数があるときは 費税 方消 地 11 き 12 手続 端数を切り捨てます 地 ② 課税標準額に対する消費税額から課税仕入れ等 に係る消費税額などを控除した税額 差引税額 課税期間分の消費税及び 地方消費税の申告書 13 納税 等 に 100円未満の端数があるときは 端数を切り 14 捨てます 届出 存 の保 帳簿 15 消費税の税額の計算欄 拡大 1 2 する に対 国等 6 1 特例 3 ① 処理 計 7会 1 3 ② 示 額表 総 18 消費税のあらまし 10. 端数計算はどのように 45

46 消 費 税 のあらまし 10. 端 数 計 算 はどのように?

消 費 税 のあらまし 11. 地 方 消 費 税 の 計 算 は? 47

48 消 費 税 のあらまし 12. 申 告 納 付 の 手 続 きは?

消 費 税 のあらまし 12. 申 告 納 付 の 手 続 きは? 49

50 消 費 税 のあらまし 12. 申 告 納 付 の 手 続 きは?

51 消 費 税 のあらまし 12. 申 告 納 付 の 手 続 きは?

52 消 費 税 のあらまし 12. 申 告 納 付 の 手 続 きは?

消 費 税 のあらまし 13. 納 税 地 はどこですか? 53

54 消 費 税 のあらまし 14. 届 出 等 が 必 要 な 場 合 は?

消 費 税 のあらまし 14. 届 出 等 が 必 要 な 場 合 は? 55

56 消 費 税 のあらまし 14. 届 出 等 が 必 要 な 場 合 は?

消 費 税 のあらまし 14. 届 出 等 が 必 要 な 場 合 は? 57

58 消 費 税 のあらまし 15. 記 帳 事 項 帳 簿 の 保 存 は?

消 費 税 のあらまし 16. 国 地 方 公 共 団 体 等 に 対 する 特 例 は? 59

60 消 費 税 のあらまし 16. 国 地 方 公 共 団 体 等 に 対 する 特 例 は?

消 費 税 のあらまし 17. 会 計 処 理 の 方 法 は? 61

62 消 費 税 のあらまし 18. 総 額 表 示 の 義 務 付 けは?

消 費 税 のあらまし 18. 総 額 表 示 の 義 務 付 けは? 63

64 消 費 税 のあらまし 18. 総 額 表 示 の 義 務 付 けは?

65 消 費 税 のあらまし 索 引