第4章 人権問題のこれまでの取り組み 現状と課題 施策の方向 施策の方向 さらに 障害者や高齢者の暮らしやすい町づ 高齢者がたとえ寝たきりや認知症等になって くりを推進するとともに 高齢者の人権問題に も 人間としての尊厳が守られ できる限り自 係る啓発活動の取り組みの推進に努めます 立して 社会とのかかわりを持ちながら生活で きるよう 築上町老人保健福祉計画 等に基づ 高齢者の生きがい対策の推進 き 介護サービスの提供基盤の整備や介護サー 福祉サービスを利用しやすい環境づくり ビスの質の向上に努めます 地域福祉支援体制の整備 特に 認知症等により判断能力が不十分な高 独居老人の見守り体制整備の推進 齢者については 権利の擁護を図るとともに 認知症高齢者施策の推進 虐待防止のための相談指導体制の充実に努めま す また 働く意欲のある元気な高齢者も確実に 増加していくことから 生きがい対策だけでな く 高齢者が社会を構成する重要な一員として 各種の活動に参加できるよう社会参加に向けた 取り組みを進め 社会参加の促進や社会福祉協 議会の行う支援サービス事業の活用などによる 雇用 就業機会の確保など 総合的な高齢者対 策の推進に努めます 22
第4章 人権問題のこれまでの取り組み 現状と課題 施策の方向 施策の方向 また 外国籍住民の人権についての正しい理 住民一人ひとりが国際理解を深め 世界の 解と認識を広げるため 引き続き福岡県と連携 人々と交流し 協力し合っていくことは自らの を図りながら 効果的な啓発の取り組みを推進 人生をより豊かにすることです また 外国籍 します 住民が住民の一員として地域づくりに参画し 多様な感性や能力を発揮することは 地域の活 国際理解のための啓発推進 性化や国際化の大きな力となります 住みやすい環境づくり 今後とも 住民一人ひとりが異なる文化や考 国際理解教育の推進 え方を理解し 相互の人権を尊重し合う 心の 国際化 を推進するとともに 各種審議会等へ の参加機会の拡大を図り その意見の反映に努 めながら 福岡県をはじめ 関係機関やNPO 等との連携 協働による共生社会の実現に向け た取り組みを推進します 26