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SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム 文 書 バージョン: 4.1 Support Package 3-2014-03-27

目 次 1 ドキュメント 履 歴... 5 2 はじめに....6 2.1 このドキュメントについて....6 2.2 の 新 しい 内 容...6 2.3 このドキュメントの 対 象 読 者...7 2.4 変 数...7 2.5 用 語...8 3 Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要... 11 3.1 OSGi WAR ファイルの 概 要...11 3.2 フェイルオーバーと 負 荷 分 散...11 3.2.1 Web アプリケーションクラスタリングのサポート....12 3.3 SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォームの WAR ファイルと EAR ファイル.... 12 3.3.1 モバイルアプリケーションをサポートするために MobileOTA14.war をデプロイする....14 3.3.2 OpenSearch をサポートするために OpenSearch.war をデプロイする....15 3.4 デフォルトのコンテキストルート....16 3.5 カスタムのルートコンテキストおよびコンテキストパス....17 3.5.1 ルートコンテキストを 変 更 する....17 3.5.2 Web アプリケーションのコンテキストパスを 変 更 する....18 4 WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする.... 19 4.1 WDeploy の 概 要...19 4.2 WDeploy の 前 提 条 件...19 4.2.1 Web アプリケーションをデプロイする 前 の 作 業...19 4.2.2 ハードウェアの 要 件...20 4.2.3 64 ビットのサポート....20 4.2.4 異 なるアカウントで Web アプリケーションをデプロイするための 最 小 権 限...20 4.2.5 ulimit を 無 制 限 に 設 定...24 4.2.7 Java 環 境 をセットアップする.... 25 4.2.8 Web アプリケーションサーバのパラメータ 設 定 ファイル....25 4.2.9 WDeploy をリモートの Web アプリケーションサーバにインストールする....26 4.3 SAP システムランドスケープディレクトリ (SLD) 登 録...26 4.3.1 SAP NetWeaver の SLD 登 録 を 有 効 化 する....26 4.3.2 Tomcat の SLD 登 録 を 有 効 化 する....26 4.3.3 WebSphere の SLD 登 録 を 有 効 化 する....27 4.4 デプロイメントモード....27 4.4.1 スタンドアロンデプロイメント....28 2 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 目 次

4.4.2 分 割 Web Tier デプロイメント....28 4.5 WDeploy 設 定 ファイル....31 4.5.1 WDeploy 設 定 ファイル....32 4.5.2 Web アプリケーションサーバの 設 定 ファイル....32 4.5.3 Web アプリケーション 設 定 プロパティファイル.... 38 4.6 WDeploy コマンドラインツールの 使 用...39 4.6.1 構 文...40 4.6.2 WDeploy の 使 用 例...48 4.6.3 特 殊 留 意 点... 61 4.6.4 Web アプリケーションサーバへのアクセスなしの 分 割 Web Tier の 事 前 デプロイ....70 4.6.5 CMC または BI 起 動 パッドの Web アプリケーションを 無 効 にする....70 4.6.6 インストールされた 言 語 の 変 更...70 4.7 WDeploy GUI ツールの 使 用... 71 4.7.1 WDeploy GUI ツールの 要 件...72 4.7.2 WDeploy GUI ツールの 起 動...72 4.7.3 WDeploy GUI ツールの 画 面...72 4.7.4 WDeploy によって 実 行 された Web アプリケーションの 更 新...73 4.7.5 WDeploy GUI ツールのオプション....74 4.7.6 WDeploy GUI ファイルへのパスワードの 追 加...74 4.8 Web アプリケーションのデプロイメント 後 の 作 業...75 4.9 ログファイル....75 5 管 理 コンソールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする....76 5.1 Web アプリケーションを 手 動 でデプロイする.... 76 5.1.1 JBoss 7.1 管 理 コンソールでの 手 動 デプロイメント....77 5.1.2 SAP NetWeaver....78 5.1.3 Tomcat 6 および 7 管 理 コンソールでの 手 動 デプロイメント....80 5.1.4 WebLogic 11gR1 管 理 コンソールでの 手 動 デプロイメント....81 5.1.5 WebSphere 7.0 および 8.5 管 理 コンソールでの 手 動 デプロイメント....82 6 既 知 の 問 題 と 回 避 策... 87 6.1 wdeploy.sh スクリプトにおける Windows 改 行...87 6.2 BOE Web アプリケーションまたは Web アプリケーションソースツリーの 名 前 変 更...87 6.3 IPv6 単 独 環 境 での WDeploy の 使 用...88 6.4 分 割 Web Tier サーバ 上 の Web サービス....88 6.6 英 語 以 外 の 言 語 を 使 用 した WDeploy....88 6.8 Web アプリケーションがサーバから 削 除 されない....88 6.9 Red Hat Linux Enterprise サーバでの WDeploy GUI の 起 動...89 6.10 Web Tier のインストール 後 の MobileOTA14.properties のコピー....89 6.11 WDeploy GUI ツールの [キャンセル] ボタン....90 目 次 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 3

6.12 JBoss....90 6.12.1 JBoss 7.1 に AdminTools dswsbobje または BusinessProcessBI をデプロイする 際 のセキュリ ティ 例 外... 90 6.13 SAP NetWeaver....91 6.13.1 SUM を 使 用 する SAP NetWeaver へデプロイする 場 合 に 表 示 される 不 正 な servicelevel patchlevel および name パラメータ....91 6.13.2 WDeploy ツールは SAP NetWeaver へのデプロイメントまたは SAP NetWeaver からのアンデプ ロイメントをサポートしていません....91 6.13.3 SAP BusinessObjects Explorer を SAP NetWeaver にデプロイする 前 に 必 要 な 設 定...92 6.14 Tomcat....92 6.14.2 WDeploy を 使 用 した Tomcat からの Web アプリケーションのアンデプロイ.... 92 6.14.3 WDeploy の 実 行 後 に Tomcat が 最 初 に Web アプリケーションをロードしない 場 合...92 6.15 WebLogic....93 6.15.1 WebLogic からの Web サービスデプロイメントの 解 除...93 6.16 WebSphere....93 6.16.1 セキュリティモードでの WebSphere へのデプロイメント....93 6.16.2 WebSphere 7.0 に Web サービスをデプロイした 後 の 内 部 サーバエラー....93 6.16.3 WASX7017E: WebSphere におけるデプロイメントでの 例 外...94 4 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 目 次

1 ドキュメント 履 歴 以 下 の 表 は 最 も 重 要 なドキュメント 変 更 の 概 要 です 注 記 このリリースでサポートされる Web アプリケーションサーバの 最 新 の 一 覧 は Product Availability Matrix (サポートされ ているプラットフォーム/PAR) を 参 照 してください このドキュメントは 次 の SAP サポートポータルの SAP BusinessObjects セクションにあります: https://service.sap.com/bosap-support バージョン 日 付 説 明 SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム 4.1 SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム 4.1 サポ ートパッケージ 1 2013 年 5 月 このドキュメントの 初 版 です 2013 年 8 月 JBoss 7.1 に AdminTools dswsbobje または BusinessProcessBI をデプロ イする 際 のセキュリティ 例 外 [90 ページ]が 更 新 されました JBoss 7.1 にデ プロイする 場 合 dswsbobje アプリケーションおよび BusinessProcessBI アプリケーションでもワークアラウンドが 必 要 な 場 合 があります Web アプリケーションを SAP NetWeaver にデプロイするには SAP Java Support Package Manager (JSPM) の 代 わりに SAP Software Update Manager (SUM) を 使 用 するようになりました SAP Software Update Manager (SUM) を 使 用 した SAP NetWeaver のデプロイメント [78 ページ] が 更 新 されました SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム 4.1 サポ ートパッケージ 2 2013 年 11 月 Weblogic 10 は サポートされるプラットフォームから 削 除 されました 再 度 フルインストールを 行 うのではなく 変 更 インストールを 行 うことによっ て 言 語 を 追 加 できるため インストールされた 言 語 の 変 更 が 更 新 されまし た rockit パラメータを 追 加 するため wdeploy predeploy 節 および wdeploy predeployall 節 が 更 新 されました サポートされるプラットフォームに WebSphere 8.5.5 が 追 加 されました ドキュメント 履 歴 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 5

2 はじめに 2.1 このドキュメントについて このドキュメントには BI プラットフォーム Web アプリケーションを WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションサーバ にデプロイする 方 法 が 記 載 されています BI プラットフォームのインストールについては SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォームインストールガ イドを 参 照 してください SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォームサーバの 管 理 の 詳 細 については SAP BusinessObjects Business Intelligence Platform 管 理 者 ガイドを 参 照 してください 2.2 の 新 しい 内 容 Web アプリケーションサーバのサポート このリリースでサポートされるプラットフォーム データベース Web アプリケーションサーバ Web サーバ およびその 他 のシ ステムの 一 覧 は SAP サポートポータル () の SAP BusinessObjects セクションにある 製 品 出 荷 マトリックス https:// service.sap.com/bosap-support (サポートされているプラットフォーム/PAR) を 参 照 してください 製 品 出 荷 マトリックス は と 矛 盾 点 がある 場 合 に 常 に 優 先 されます BI プラットフォーム 4.x BI プラットフォーム 4.x では 次 の 機 能 が 導 入 されています 表 1: WDeploy デプロイメントツールの 新 機 能 機 能 GUI インタフェース 説 明 deployall および undeployall アクションの 新 しい GUI インタフェース 2 段 階 のログファイル 1 つ 目 は 概 要 のログで 管 理 者 がデプロイメントのステータスを 理 解 するのに 役 立 ちます もう 1 つ は 詳 細 なログで 開 発 者 がデプロイメントの 問 題 を 発 見 するのに 役 立 ちます 簡 単 な 設 定 ローカライゼーションサ ポート WDeploy グローバルパラメータの 一 元 化 された 設 定 ファイル WDeploy GUI からサーバおよび WDeploy のパラメータにアクセスします WDeploy GUI はローカライゼーションをサポートしています 6 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. はじめに

機 能 中 間 WAR ファイルなし デプロイメントの 簡 易 化 説 明 中 間 WAR ファイルは デプロイメントのプロセスの 一 部 で 作 成 されなくなりました 特 定 の Web アプリケーションサーバ 用 に 調 整 されていない WAR ファイルを 作 成 する 必 要 がある 場 合 は wdeploy buildwarall コマンドを 使 用 します BI プラットフォーム Web アプリケーションで 使 用 される WAR ファイルの 数 が 削 減 されました こ れにより リソースの 重 複 消 費 と Web アプリケーションサーバから CMS に 対 して 作 成 されるクエ リの 数 が 減 ります 表 2: このドキュメントでの 新 構 成 機 能 コンテンツの 再 構 築 新 機 能 の 記 載 説 明 各 Web アプリケーションサーバの 各 WDeploy コマンドを 一 覧 表 示 するのではなく WDeploy コマンドが 一 度 だけ 表 示 され サポートされている 各 Web アプリケーション サーバの 例 が 提 示 されるようになりました WDeploy の 新 機 能 が 記 載 されています サポート Web サイトから サポートされる 言 語 の BI プラットフォーム 製 品 マニュアルが 利 用 できるようになりました これらの マニュアルは リリースが 変 わるたびに 最 新 の 内 容 で 更 新 されます 最 新 の 製 品 マニュアルについては http:// help.sap.com を 参 照 してください 2.3 このドキュメントの 対 象 読 者 このドキュメントは BI プラットフォームのインストールをサポートするシステム 管 理 者 または IT プロフェッショナルを 対 象 とし ています 全 体 的 なネットワーク 環 境 やポートの 使 用 規 則 データベース 環 境 および Web サーバソフトウェアに 関 する 知 識 が 必 要 です 2.4 変 数 以 下 の 変 数 は このマニュアル 全 体 を 通 して 使 用 しています 変 数 <BIP_INSTALL_DIR> <WAS_HOSTNAME> <WEB_APP> 説 明 BI プラットフォームのインストールディレクトリ BI プラットフォーム Web アプリケーションがデプロイされる Web ア プリケーションサーバのホスト 名 または IP BI プラットフォームの Web アプリケーションの 名 前 です たとえ ば <WEB_APP> の 値 が BOE であるとします このアプリケーショ ンには BOE.properties という 設 定 ファイルがあり 特 定 のア プリケーションサーバの 事 前 デプロイ 処 理 中 に WDeploy ツール によって BOE.war が 作 成 されます はじめに 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 7

変 数 説 明 BI プラットフォーム Web アプリケーションの 完 全 な 一 覧 について は SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム の WAR ファイルと EAR ファイル [12 ページ]を 参 照 してくださ い <WEB_APP_SERVER> WDeploy ツールで 使 用 される Web アプリケーションサーバの 省 略 名 です たとえば Tomcat 7.0 の 場 合 <WEB_APP_SERVER> の 値 は tomcat7 になります 値 の 完 全 な 一 覧 については WEB_APP_SERVER の 値 [49 ペ ージ]を 参 照 してください 2.5 用 語 BI プラットフォームのドキュメントでは 次 の 用 語 が 使 用 されます 用 語 アドオン 製 品 監 査 データストア (ADS) BI プラットフォーム バンドルされたデータベース バンドルされた Web アプリケ ーションサーバ クラスタ ( 名 詞 ) クラスタ 化 する ( 動 詞 ) 定 義 BI プラットフォームで 動 作 しますが 独 自 のインストールプログ ラムがある 製 品 で SAP BusinessObjects Explorer などが あります 監 査 データを 保 存 するのに 使 用 されるデータベースです SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォ ームの 略 語 です BI プラットフォームに 同 梱 されているデータベースまたは Web アプリケーションサーバのことです 1 つの CMS データベースを 使 用 し 同 時 に 動 作 する 2 つ 以 上 の Central Management Server (CMS) です クラスタを 作 成 することです たとえば クラスタを 作 成 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. マシンに CMS および CMS データベースをインストール します 2. マシン B に CMS をインストールします 3. マシン B の CMS がマシン A の CMS データベースを 使 用 するように 指 定 します クラスタキー CMS データベースでキーを 解 読 するのに 使 用 されます 8 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. はじめに

用 語 定 義 CCM を 使 用 してクラスタキーを 変 更 できますが パスワード などのキーをリセットすることはできません 暗 号 化 されたコ ンテンツが 含 まれており 紛 失 しないようにすることが 重 要 で す CMS CMS データベース デプロイメント インストール マシン メジャーリリース 移 行 Central Management Server の 略 語 です BI プラットフォームに 関 する 情 報 を 保 存 するために CMS で 使 用 されるデータベースです 1 つ 以 上 のマシンにインストール 設 定 実 行 されている BI プラットフォームソフトウェアのことです インストールプログラムによって 1 つのマシン 上 に 作 成 され る BI プラットフォームファイルのインスタンスです BI プラットフォームソフトウェアがインストールされるコンピュ ータです 4.0 のようなソフトウェアのフルリリースです BI コンテンツを 以 前 のメジャーリリース (XI 3.1 など) から ア ップグレード 管 理 ツールを 使 用 して 移 行 するプロセスです この 用 語 は 同 じメジャーリリースのデプロイメントには 適 用 されません 昇 格 を 参 照 してください マイナーリリース ノード パッチ 昇 格 サーバ Server Intelligence Agent(SIA) サポートパッケージ 4.1 のようなソフトウェアの 一 部 のコンポーネントのリリースで す 同 じマシンで 実 行 され 同 じ Server Intelligence Agent (SIA) で 管 理 される BI プラットフォームサーバのグループで す 特 定 のサポートパッケージバージョンの 小 規 模 な 更 新 です BI コンテンツを 同 じメジャーリリース (4.0 から 4.0 など) の デプロイメント 間 で プロモーションマネジメントアプリケーショ ンを 使 用 して 移 行 するプロセスです BI プラットフォームのプロセスの 1 つです サーバは 1 つ 以 上 のサービスをホストします サーバの 停 止 起 動 および 再 起 動 など サーバのグループ を 管 理 するプロセスです マイナーリリースまたはメジャーリリースに 対 するソフトウェア の 更 新 です はじめに 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 9

用 語 Web アプリケーションサーバ アップグレード 定 義 動 的 コンテンツを 処 理 するサーバです たとえば 4.1 用 に バンドルされた Web アプリケーションサーバは Tomcat 7 です 移 行 プロセスを 完 了 するのに 必 要 な 計 画 準 備 移 行 後 処 理 のことです 10 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. はじめに

3 Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要 BI プラットフォームインストールプログラムでは バンドルされている Tomcat Web アプリケーションサーバのみに Web アプ リケーションをデプロイできます サポートされているその 他 すべての Web アプリケーションサーバへの Web アプリケーショ ンのデプロイは インストール 完 了 後 に 行 う 必 要 があります WDeploy Web アプリケーション Deployment Tool を 使 用 する ことをお 勧 めします WDeploy ツールを 使 用 したデプロイ 方 法 の 詳 細 と 手 順 については このガイドの WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする の 節 を 参 照 してください 必 要 に 応 じて アプリケーションサーバの 管 理 コンソールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイすることもできます Web アプリケーションサーバの 管 理 コンソールでデプロイされる Web アプリケーションは 最 初 に デプロイ 可 能 な WAR ファ イルまたは EAR ファイルに 変 更 する 必 要 があります wdeploy predeploy コマンドおよび wdeploy predeployall コマンドを 使 用 すると このプロセスが 自 動 化 されます これらの 事 前 デプロイメントコマンドの 使 用 後 の 手 順 については この ガイドの 管 理 コンソールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする の 節 を 参 照 してください ただし Web アプリケ ーションサーバに 関 する 幅 広 い 知 識 を 持 ち デプロイメント 用 の Web アプリケーションのカスタマイズ 方 法 を 知 っている 場 合 は このプロセスを 手 動 で 行 うことができます Web アプリケーションサーバに 合 わせた デプロイメント 用 の Web アプリケー ションの 手 動 での 調 整 については このガイドでは 扱 っていません 3.1 OSGi WAR ファイルの 概 要 Java Web アプリケーション 用 の OSGi フレームワークにより BI プラットフォームにバンドルされている Web アプリケーショ ンのデプロイメントが 簡 単 になります OSGi フレームワークを 使 用 すると Web アプリケーション 言 語 パック SDK プラグイ ン およびその 他 のリソースを 単 一 のバンドルにまとめ ワンステップで Web アプリケーションサーバにデプロイできます 単 一 WAR ファイルをデプロイすると ユーザが 複 数 の Web アプリケーションにアクセスするときに 必 要 な Web セッション 数 が 減 り Web アプリケーションサーバに 課 されるメモリ ディスク および 処 理 負 荷 が 軽 減 されます 3.2 フェイルオーバーと 負 荷 分 散 BI プラットフォームは 負 荷 分 散 のあるクラスタ 化 された Web アプリケーションをサポートします ハードウェアまたはソフトウ ェアのロードバランサーを Web アプリケーションサーバのエントリポイントとして 使 用 すると 複 数 の Web アプリケーションサ ーバに 処 理 が 均 等 に 分 散 されます 現 在 次 のハードウェアロードバランサーがサポートされています Cisco Application Control Engine (ACE) モジュール ロードバランサーの F5 BIG-IP ファミリ 現 在 次 の 永 続 性 の 種 類 がサポートされています ソース IP アドレスの 永 続 性 Cookie 永 続 性 Insert モード (ArrowPoint Cookie) Central Management Server (CMS) がすでにクラスタノード 間 の 作 業 に 配 布 されているため BI プラットフォームサーバの クラスタの 負 荷 分 散 は 必 要 ありません Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 11

注 記 セントラル 管 理 コンソール (CMC) Web アプリケーションは セッションのフェールオーバーをサポートしません ただし BI ラウンチパッドはセッションのフェールオーバーをサポートしているため デプロイメント 内 の BI プラットフォームサーバマシ ンのいずれかで 障 害 が 発 生 している 場 合 でもユーザには 通 知 されません 3.2.1 Web アプリケーションクラスタリングのサポート セントラル 管 理 コンソール (CMC) および BI 起 動 パッド Web アプリケーションは クラスタ 化 負 荷 バランス またはフォール トトレランスの 設 定 が 異 なる 環 境 で 使 用 することができます 次 の 表 に CMC および BI 起 動 パッド Web アプリケーションの 設 定 サポートを 示 します Web アプリケーション クラスタ 化 された Web アプリケーションサー バ 負 荷 バランス (セッショ ンの 類 似 性 あり) 負 荷 バランス (セッショ ンの 類 似 性 なし) フォールトトレランス BI 起 動 パッド (ステートレ ス) サポートされる サポートされる 未 サポート CMC (ステートフル) サポートされる サポートされる 未 サポート 注 記 WDeploy ツールは クラスタ または Websphere Application Server Network Deployment などのクラスタソフトウェ アへのデプロイメントではサポートされません 3.3 SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム の WAR ファイルと EAR ファイル BI プラットフォームを 構 成 している 機 能 は 組 織 に 必 要 なコンポーネントだけを 簡 単 にデプロイできるようにするため 複 数 の Web アプリケーションに 分 割 されています BI プラットフォーム 4.2 では 旧 リリースに 含 まれていた 多 数 の 主 力 Web アプリ ケーションが 1 つの OSGi アーカイブにバンドルされています これによって Web アプリケーションサーバのメモリが 節 約 で き 旧 リリースでは 複 数 のアーカイブに 分 かれていた Web アプリケーションに 必 要 な Web セッション 数 が 減 少 します たとえば BI プラットフォーム XI 3.x にはセントラル 管 理 コンソール (CMC) および InfoView ( 現 在 は BI ラウンチパッド) の Web アプリケーションが 含 まれており それぞれ CMC.war および InfoView.war としてアーカイブされていました BI プ ラットフォーム 4.2 では CMC および InfoView ( 現 在 は BI ラウンチパッド) の Web アプリケーションがその 他 の Web アプリ ケーションと 共 に BOE.war または BOE.ear という 名 前 の 1 つのアーカイブに 統 合 されています WDeploy ツールは サポートされている Web アプリケーションサーバにデプロイできるように Web アプリケーションを 調 整 するプロセスを 自 動 化 する 際 に 使 用 されます 経 験 豊 富 な 管 理 者 であれば Web アプリケーションを 特 定 の Web アプリケー ションサーバに 合 わせて 手 動 で 調 整 できますが WDeploy ツールを 使 用 してプロセスを 自 動 化 することをお 勧 めします 次 の 表 に Web アプリケーションアーカイブとこれらのアーカイブを 必 要 とする Web アプリケーションを 示 します インストー ルプログラムで 自 動 的 にデプロイされない Web アプリケーションは インストール 後 にデプロイする 必 要 があリます 12 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要

Web アプリケーションアーカイブ (WAR または EAR) 自 動 デプロイ 説 明 BOE 以 下 を 含 む 主 力 の Web アプリケーション の OSGi アーカイブ Analytical Reporting CMC SAP Crystal Reports BI 起 動 パッド ( 以 前 は InfoView) Eclipse IDE サポート Lifecycle Manager モニタリング OpenDocument BI ワークスペース ( 以 前 は Dashboard Builder) プラットフォーム 検 索 プラットフォームサービス Visual Difference SAP BusinessObjects Dashboards ( 旧 Xcelsius) BusinessProcessBI ( 廃 止 予 定 ) この Web アプリケーションは 廃 止 予 定 で す 以 下 を 含 む 従 来 の Crystal Reports Web サービスおよび SDK コンポーネントの サポートを 提 供 します Crystal Enterprise Crystal Reports Report Application Server(RAS) SAP BusinessObjects Dashboards ( 旧 Xcelsius) SAP BusinessObjects Analysis, OLAP edition ( 旧 Voyager) clientapi SAP Crystal Reports JavaScript API 1 の サポート dswsbobje 以 下 を 含 む Web サービスコンポーネント セッション BI プラットフォーム BI カタログ フェデレーション 管 理 ツール Live Office Web サービスクエリツール ( 以 前 は Query as a Web Service) 公 開 レポートエンジン SAP BusinessObjects Web Intelligence ( 旧 Web Intelligence) SAP BusinessObjects Dashboards Web サービス ( 旧 Xcelsius) Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 13

Web アプリケーションアーカイブ (WAR または EAR) 自 動 デプロイ 説 明 jsfplatform Java Server Faces のサポートおよび 例 MobileOTA14 モバイルクライアントのサポート 向 け Web アプリケーション OpenSearch OpenSearch のサポート AdminTools クエリビルダのサポート 次 の 表 では 旧 バージョンに 付 属 している WAR ファイルに 格 納 されているものと 同 じ 機 能 が 保 存 されている BI プラットフォー ム 4.2 の 場 所 を 旧 バージョンと 比 較 して 示 します 旧 バージョンの Web アプリケーションアーカイブ (WAR ま たは EAR) AdminTools AnalyticalReporting 新 バージョンの Web アプリケーションアーカイブ (WAR ま たは EAR) AdminTools BOE BusinessProcessBI BusinessProcessBI ( 廃 止 予 定 ) CmcApp CmcAppActions CrystalReports Xcelsius dswsbobje InfoViewApp InfoViewAppActions LCM OpenDocument PerformanceManagement PlatformServices PMC_Help VoyagerClient XCTemplateUploader BOE BOE BOE BOE dswsbobje BOE BOE BOE BOE BOE BOE BOE BOE BOE 3.3.1 モバイルアプリケーションをサポートするために MobileOTA14.war をデプロイする BI プラットフォームインストールプログラムは モバイルアプリケーションのサポートを 提 供 する MobileOTA14 Web アプリケ ーションをデプロイしません モバイルアプリケーションを 使 用 するには インストールプロセスの 完 了 後 に MobileOTA14 アーカイブ (MobileOTA14.war または MobileOTA14.ear) を 手 動 でデプロイする 必 要 があります 14 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要

注 記 WDeploy GUI ツールは 個 別 の Web アプリケーションのデプロイには 使 用 できません MobileOTA14 などの 個 別 の Web アプリケーションをデプロイするには WDeploy コマンドラインツールを 使 用 します 1. MobileOTA14 Web アプリケーションをデプロイする 前 に 使 用 している Web アプリケーションサーバに WDeploy の 設 定 ファイル config.<<web_application_server>> が 適 切 に 設 定 されていることを 確 認 してください WDeploy 設 定 ファイル [31 ページ]を 参 照 してください 2. MobileOTA14 Web アプリケーションをデプロイします MobileOTA14 Web アプリケーションをデプロイするには 次 の WDeploy コマンドを 使 用 します wdeploy.sh <<WEB_APPLICATION_SERVER>> -Dwar_dir=<<LOCATION_OF_MOBILEOTA14.WAR>> -DAPP=MobileOTA14 deploy たとえば 次 のコマンドは WebSphere 7 Web アプリケーションサーバに MobileOTA14 をデプロイします wdeploy.sh websphere7 -Dwar_dir=/sap/sap/businessobjects_xi40/mobile_14/Client -DAPP=MobileOTA14 deploy 3. Web アプリケーションサーバを 再 起 動 します 4. 次 の URL にアクセスして MobileOTA14 Web アプリケーションが 動 作 していることを 確 認 します http://<<hostname>>:<<port>>/mobileota14 <<HOSTNAME>> を Web アプリケーションサーバのホスト 名 に 置 き 換 え <<PORT>> を Web アプリケーションサーバの ポート 番 号 に 置 き 換 えます モバイル 製 品 の 詳 細 については SAP BusinessObjects Mobile のインストールとデプロイメントガイドを 参 照 してください 3.3.2 OpenSearch をサポートするために OpenSearch.war をデプ ロイする インストールプログラムは OpenSearch アプリケーションのサポートを 提 供 する OpenSearch Web アプリケーションをデプ ロイしません OpenSearch アプリケーションを 使 用 するには インストールプロセスの 完 了 後 に OpenSearch.war アーカイブを 手 動 でデ プロイする 必 要 があります 注 記 WDeploy GUI ツールは 個 別 の Web アプリケーションのデプロイには 使 用 できません OpenSearch などの 個 別 の Web アプリケーションをデプロイするには WDeploy コマンドラインツールを 使 用 してください 1. Web アプリケーションサーバの 接 続 の 詳 細 情 報 が WDeploy Web アプリケーションサーバの 設 定 ファイルに 設 定 され ていることを 確 認 してください ファイルは 以 下 の 場 所 にあります <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/config.<<WEB_APP_SERVER>> Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 15

WDeploy Web アプリケーションサーバの 設 定 ファイルの 詳 細 については SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム の 設 定 ファイル に 関 するトピックを 参 照 してく ださい 2. OpenSearch Web アプリケーションの config.properties ファイルで OpenSearch の 設 定 を 更 新 します ファイ ルは 以 下 の 場 所 にあります <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/warfiles/OpenSearch/WEB-INF 次 のパラメータがサーバ 用 に 設 定 されていることを 確 認 します CMS: CMS のホスト 名 および CMS のポート 番 号 たとえば <<CMS_HOSTNAME>>:<<PORT>> の 形 式 を 使 用 しま す OpenDocURL: OpenDocument Web アプリケーションの URL たとえば http:// <<WAS_HOSTNAME>>:<<PORT>>/BOE/OpenDocument/opendoc/openDocument.jsp のようになります Proxy.rpurl: リバースプロキシの URL ( 組 織 でリバースプロキシサーバを 使 用 する 場 合 ) Proxy.opendoc.rpurl: OpenDoc リバースプロキシサーバの URL ( 組 織 で OpenDoc リバースプロキシサー バを 使 用 する 場 合 ) 3. OpenSearch Web アプリケーションをデプロイします OpenSearch Web アプリケーションをデプロイするには 次 の WDeploy コマンドを 使 用 します wdeploy.sh <WEB_APPLICATION_SERVER> -Dapp_source_dir=<LOCATION_OF_OPENSEARCH_WEB_APP_SOURCE_TREE> -DAPP=OpenSearch deploy たとえば 次 のコマンドは WebSphere 7 Web アプリケーションサーバに OpenSearch Web アプリケーションをデプロ イします wdeploy.sh websphere7 -Dwar=/sap/sap_bobj/enterprise_xi40/warfiles/OpenSearch -DAPP=OpenSearch deploy OpenSearch 関 連 の 製 品 の 詳 細 については SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム 管 理 者 ガイド の OpenSearch に 関 する 節 を 参 照 してください 3.4 デフォルトのコンテキストルート すべての Web アプリケーションは Web アプリケーションサーバのカスタムのコンテキストルートにデプロイすることができま す 次 の 表 に 各 Web アプリケーションのコンテキストルートを 示 します Web アプリケーション セントラル 管 理 コンソール(CMC) BI 起 動 パッド OpenDocument SAP Crystal Reports JavaScript API コンテキストパス /BOE/CMC /BOE/BI /BOE/OpenDocument /clientapi 16 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要

Web アプリケーション Web サービスプロバイダ BI Business Processes ( 廃 止 予 定 ) コンテキストパス /dswsbobje /BusinessProcessBI 3.5 カスタムのルートコンテキストおよびコンテキストパス BI プラットフォーム Web アプリケーションは Web アプリケーションサーバのカスタムの 場 所 にデプロイすることができます この 場 所 は Web ブラウザから Web アプリケーションにアクセスする 際 に 使 用 される URL に 反 映 され コンテキストと 呼 ば れます ルートコンテキストは Web アプリケーションが 配 置 されている Web アプリケーションサーバの 最 上 位 フォルダです BI プラッ トフォーム Web アプリケーションのデフォルトルートコンテキストは /BOE です たとえば www.mycompany.com という 名 前 の Web アプリケーションサーバでは サーバ 上 の Web アプリケーションへのアクセスに 使 用 される URL プレフィックスは http://www.mycompany.com/boe/ のようになります コンテキストパス ( 仮 想 ディレクトリとも 呼 ばれます) は Web アプリケーションが 配 置 されているルートコンテキスト 内 のフォル ダです たとえば BI 起 動 パッドアプリケーションのデフォルトコンテキストパスは /BI です www.mycompany.com という 名 前 の Web アプリケーションサーバ 上 の BI 起 動 パッド Web アプリケーションへのアクセスに 使 用 される URL は http://www.mycompany.com/boe/bi/ のようになります ルートコンテキストおよびコンテキストパスはいずれも 組 織 のニーズに 合 わせて 変 更 することができます 次 の 表 に MyApp という 名 前 の Web アプリケーションをさまざまなルートおよび Web アプリケーションのコンテキストパスにデプロイす る 例 を 示 します 次 の 項 目 では ルートおよび Web アプリケーションのコンテキストパスをカスタマイズする 方 法 について 説 明 します 3.5.1 ルートコンテキストを 変 更 する BI プラットフォーム Web アプリケーションで 使 用 されるルートコンテキストを 変 更 できます ただし AdminTools Web アプリ ケーションは 除 きます AdminTools を 正 常 に 実 行 するには デフォルトのルートコンテキストを 使 用 する 必 要 があります デフォルト 設 定 は 空 のルートコンテキストを 含 むため Web アプリケーションコンテキストパスは URL のサーバアドレスの 直 後 に 表 示 されます たとえば URL 内 の 空 のルートコンテキスト 結 果 は http://localhost:8080/boe/cmc のようになり ここで http:// localhost:8080/ は サーバおよびポート 番 号 で ルートコンテキストはなく BOE/CMC が Web アプリケーションコンテキ ストパスです ルートコンテキストを /MY_COMPANY に 設 定 すると 上 記 の URL 例 は http://localhost:8080/ MY_COMPANY/BOE/CMC となります WDeploy ツールを 使 用 する 場 合 ルートコンテキストは オプション 画 面 で 設 定 できます WDeploy コマンドラインツールを 使 用 する 場 合 BI プラットフォーム Web アプリケーションのルートコンテキストは 以 下 の 設 定 ファイルに 設 定 されます <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/wdeploy.conf テキストエディタを 使 用 して wdeploy.conf で 指 定 されている root_context_path の 値 を 更 新 します Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 17

たとえば wdeploy.conf 設 定 ファイルには 次 のパラメータがデフォルトで 含 まれています as_lang=en work_dir= war_dir= app_source_tree= disable_cmc=false disable_infoview=false JCoStandalone= root_context_path= recent_app_svr=<web_app_server> 3.5.2 Web アプリケーションのコンテキストパスを 変 更 する BI プラットフォーム Web アプリケーションのデフォルトのコンテキストパス ( 仮 想 ディレクトリとも 呼 ばれる) は 変 更 することが できます たとえば BOE Web アプリケーションのデフォルトのコンテキストパスは BOE で これはサンプルの URL http:// localhost:8080/boe/cmc に 示 されています この 例 では http://localhost:8080/ はサーバおよびポート 番 号 BOE は Web アプリケーション /CMC は BOE Web アプリケーションに 含 まれるコンポーネントとなります BI プラットフォーム Web アプリケーションのコンテキストパスは 次 の 設 定 ファイルで 設 定 されます <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/apps/<WEB_APP>.properties テキストエディタを 使 用 して 設 定 ファイル WEB_APP.properties 内 の appvdir パラメータの 値 を 更 新 します たとえば BOE.properties 設 定 ファイルには 次 のパラメータがデフォルトで 含 まれています warfile=boe.war appvdir=boe buildfile=boe.xml osgisupported=true 18 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. Web アプリケーションのデプロイメントの 概 要

4 WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーショ ンをデプロイする 4.1 WDeploy の 概 要 WDeploy ツールは BI プラットフォームに 含 まれ Web アプリケーションを Java ベースの Web アプリケーションサーバにデ プロイする 場 合 に 役 に 立 ちます WDeploy には 以 下 のような 2 つの 異 なるインタフェースがあります コマンドラインで 指 定 されたコマンドおよびパラメータを 処 理 する 従 来 のテキストベースのインタフェース ユーザに 対 してデプロイメントパラメータの 入 力 を 要 求 する BI プラットフォームインストールプログラムに 似 た コンソー ルベースのガイド 付 き 新 規 アシスタント サポートされる Web アプリケーションサーバごとに 異 なるコマンドおよび Web アプリケーションパッケージ 更 新 が 必 要 になり ますが WDeploy では 管 理 者 用 の 一 貫 したインタフェースが 提 供 され 特 定 の Web アプリケーションサーバへのデプロイ メントに 必 要 な 調 整 が 自 動 的 に 行 われます たとえば Web アプリケーションを IBM WebSphere Web アプリケーションサーバにデプロイする 場 合 は 単 一 の WDeploy コマンドで 以 下 のタスクを 実 行 できます 1. IBM WebSphere に 固 有 の 設 定 を Web アプリケーションの web.xml ファイルに 作 成 する 2. Web アプリケーションのコンテンツを Web アーカイブにバンドルする 3. Web アプリケーションを 含 む EAR ファイルを 作 成 する 4. IBM WebSphere デプロイメントツールを 呼 び 出 して Web アプリケーションをデプロイする 4.2 WDeploy の 前 提 条 件 この 節 では サポートされている Web アプリケーションサーバに BI プラットフォーム Web アプリケーションをデプロイするた めの 前 提 条 件 について 詳 細 を 説 明 します 注 記 Web アプリケーションを WebSphere にデプロイする 前 に WASX7017E: WebSphere におけるデプロイメントでの 例 外 [94 ページ]を 参 照 してください WDeploy GUI の 前 提 条 件 についての 詳 細 は WDeploy GUI ツールの 要 件 [72 ページ]を 参 照 してください 4.2.1 Web アプリケーションをデプロイする 前 の 作 業 BI プラットフォームをインストールする 前 に Web アプリケーションサーバがインストールされ 稼 動 している 必 要 があります インストール 手 順 については Web アプリケーションサーバのマニュアルを 参 照 してください WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 19

マシンにインストールされている 他 のソフトウェアで 指 定 されている 要 件 に 加 えて Web アプリケーションサーバに 5 GB 以 上 の 空 きディスク 領 域 が 必 要 です JVM のヒープサイズと 最 大 永 続 サイズの 設 定 を -Xms128m -Xmx2048m -XX:MaxPermSize=512m に 変 更 することを お 勧 めします たとえば Tomcat を 使 用 している 場 合 設 定 を 変 更 すると 次 のようになります JAVA_OPTS="-Xms128m -Xmx2048m -XX:MaxPermSize=512m" 注 記 SAP NetWeaver では 最 高 ヒープサイズは 4096 MB 以 上 にする 必 要 があります たとえば JAVA_OPTS="- Xms128m -Xmx4096m -XX:MaxPermSize=512m" のように 指 定 します Java のメモリ 設 定 を 変 更 する 方 法 については JVM のマニュアルを 参 照 してください デプロイメントを 開 始 する 前 に Web アプリケーションサーバがインストールされていることを 確 認 し 管 理 コンソールを 起 動 し てアプリケーションサーバが 正 しく 実 行 されていることを 確 認 してください 4.2.2 ハードウェアの 要 件 WDeploy ツールを 使 った Web アプリケーションサーバへの Web アプリケーションのデプロイメントには 4 GB 以 上 の RAM (SAP NetWeaver では 8 GB) および 15 GB 以 上 の 空 きディスク 容 量 さらに Web アプリケーションのデプロイメントに は /tmp 一 時 フォルダをホストするパーティションに 5 GB 以 上 の 空 きディスク 容 量 が 必 要 です この 要 件 は ホストにインス トールされた Web アプリケーションサーバ その 他 すべてのサーバまたはサービスにおける 他 のすべての 要 件 に 追 加 され ます 4.2.3 64 ビットのサポート BI プラットフォームは 64 ビットオペレーティングシステムでのみサポートされ 64 ビット JDK を 使 用 した 64 ビット Web アプ リケーションサーバのみをサポートします 4.2.4 異 なるアカウントで Web アプリケーションをデプロイするための 最 小 権 限 ヒント Web アプリケーションサーバのインストールに 使 用 したのと 同 じユーザアカウントを 使 用 して BI プラットフォームをインスト ールし WDeploy ツール (wdeploy.sh) を 実 行 することをお 勧 めします Web アプリケーションサーバのインストールに 使 用 したユーザアカウントと 異 なるユーザアカウントを 使 用 して WDeploy ツー ルで Web アプリケーションをデプロイするには このアカウントに 特 定 の Web アプリケーションサーバディレクトリへの 適 切 な 権 限 が 必 要 です WDeploy ツールを 起 動 する 前 に 次 の 表 に 示 す 権 限 を 設 定 します また 個 別 のアカウントが Web アプ 20 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

リケーションサーバのアカウントとして 同 じグループのメンバーであることと ユーザおよびグループ 列 のみに 権 限 が 設 定 され ていることを 確 認 します 注 記 下 記 の 表 に 示 したファイルまたはフォルダの 実 行 権 限 に 加 え その 親 ディレクトリに 対 する 実 行 権 限 も 必 要 です Tomcat 6 7 ディレクトリ 再 帰 ユーザ グループ その 他 コマンド 例 Tomcat ユーザアカ ウントホームおよび BI プラットフォームユ ーザフォルダサブデ ィレクトリ rwx r-x r-x chmod 755 ~<TOMCAT_US ER> Web アプリケーショ ンデプロイメントディ レクトリ($as_dir/ webapps) rwx rwx rwx chmod 777 <TC_HOME>/ webapps Tomcat バイナリデ ィレクトリ ($as_dir/bin) rwx rwx rwx chmod 777 <TC_HOME>/ bin Tomcat 設 定 ディレ クトリ($as_dir/ conf) rwx rwx rwx chmod -R 777 <TC_HOME>/ conf Tomcat ライブラリデ ィレクトリ ($as_dir/lib) rwx r-x r-x chmod 755 <TC_HOME>/ lib/* WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 21

WebLogic 11gR1 ディレクトリ 再 帰 ユーザ グループ その 他 コマンド 例 WebLogic ユーザア カウントホームおよ び BI プラットフォー ムユーザフォルダサ ブディレクトリ Web ドメインバイナ リ($WL_HOME/ <PROJECT>/ <DOMAIN>/ <BASE>/bin) rwx r-x r-x rwx rwx rwx chmod 755 <WL_USER> chmod 777 <WL_HOME>/ user_projec ts/ domains/ base_domain /bin WebLogic サーバラ イブラリ ($WL_HOME/ server/lib) rwx r-x r-x chmod 755 <WL_SERVER> / user_projec ts lib / WebLogic サーババ イナリ ($WL_HOME/ server/ domains/ base_domain common/bin) WebLogic サーバモ ジュール ($WL_HOME/ server/ domains/ base_domain modules) WebLogic Java($WL_HOME/ jdk150_06) rwx rwx r-x rwx rwx r-x rwx rwx r-x chmod 775 <WL_SERVER> / user_projec ts /bin chmod 775 <WL_SERVER> / modules chmod 775 <WL_SERVER> / jdk150_06 22 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

WebSphere 7.0 8.5 および 8.5.5 ディレクトリ 再 帰 ユーザ グループ その 他 コマンド 例 WebSphere ユーザ アカウントホームお よび BI プラットフォ ームユーザフォルダ サブディレクトリ rwx r-x r-x chmod 755 ~<WEBSPHERE _USER> WebSphere プロフ ァイルディレクトリ ($WEBS_HOME/ AppServer/ profiles) rwx rwx rwx chmod -R 777 <WEBSPHERE_ HOME>/ AppServer/ profiles WebSphere 管 理 ス クリプト ($as_dir/bin/ wsadmin.sh) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ bin/ wsadmin.sh WebSphere プラグ インスクリプト ($as_dir/bin/ GenPluginCfg. sh) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ bin/ GenPluginCf g.sh WebSphere セキュ リティ ($as_dir/bin/ securityprocs.jacl) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ bin/ securitypro cs.jacl WebSphere セキュ リティ ($as_dir/bin/ LTPA_LDAPsecu rityprocs.jac l) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ bin/ LTPA_LDAPse curityprocs.jacl WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 23

ディレクトリ 再 帰 ユーザ グループ その 他 コマンド 例 WebSphere プラグ インディレクトリ ($as_dir/ plugins) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ plugins WebSphere Java ディレクトリ ($as_dir/java) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ java WebSphere デプロ イメントツールディレ クトリ($as_dir/ deploytool) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ deploytool WebSphere プロパ ティディレクトリ ($as_dir/ properties) rwx r-x r-x chmod 755 <WEBSPHERE_ HOME>/ properties 注 記 WDeploy を 使 用 する 前 に WebSphere Web アプリケーションサーバの SSL 証 明 書 を 受 け 入 れる 必 要 があります 証 明 書 を 受 け 入 れるには wsadmin コマンドを 次 の 形 式 で 使 用 します <WEBSPHERE_HOME>/AppServer/bin/wsadmin -conntype SOAP -port <ADMIN_PORT> -user <AS_ADMIN_USERNAME> -password <AS_ADMIN_PASSWORD>. 例 :./wsadmin -conntype SOAP -port 8880 -user administrator -password websphere 4.2.5 ulimit を 無 制 限 に 設 定 BI プラットフォーム Web アプリケーションを 正 常 に 構 築 してデプロイするには ホストのオペレーティングシステムまたはユー ザのアカウントの ulimit 設 定 を 無 制 限 に 設 定 する 必 要 があります 24 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

ulimit コマンドを 使 用 して ulimit を 設 定 するか システム 構 成 ファイル /etc/security/limits.conf を 変 更 しま す ulimit の 詳 細 については オペレーティングシステムに 含 まれているドキュメントを 参 照 してください 4.2.7 Java 環 境 をセットアップする WDeploy を 使 用 するには ホストシステムで Java 仮 想 マシンが 使 用 可 能 になっている 必 要 があります Java Development Kit (JDK) 1.6 は BI プラットフォームインストールプログラムにより 自 動 的 にインストールされますが 専 用 のマ シンに 手 動 でインストールする 場 合 は セットアップするか BI プラットフォームサーバからコピーする 必 要 があります デフォルトでは BI プラットフォームインストールプログラムでインストールされた JDK が 使 用 されます 専 用 の Web アプリ ケーションサーバを 使 用 している 場 合 は Web Tier のインストールを 実 行 するか Web アプリケーションサーバでサポートさ れる 適 切 な JDK 1.5 または 1.6 を 手 動 でインストールして JDK を 設 定 する 必 要 があります JDK を 手 動 でセットアップする 場 合 は 以 下 の 環 境 設 定 が 設 定 されていることを 確 認 してください WDeploy 設 定 ファイルでは 最 初 に BI プラットフォームと 一 緒 にインストールされた JVM を 使 用 しようとします JVM が 見 つからないと 次 に WDeploy は 有 効 な Java ディレクトリに 設 定 されている <JAVA_HOME> 環 境 変 数 設 定 を 使 用 し ようとします 有 効 または 適 合 する JVM が 存 在 しない 場 合 WDeploy は 終 了 します ユーザアカウントの PATH 変 数 に 以 下 が 含 まれている <JAVA_HOME>/bin 任 意 のディレクトリから WDeploy を 実 行 できるようにするには PATH 環 境 変 数 に 以 下 を 追 加 して 更 新 します <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy 4.2.8 Web アプリケーションサーバのパラメータ 設 定 ファイル Web アプリケーションをデプロイするために WDeploy コマンドラインを 使 用 する 前 に WDeploy Web アプリケーションデプ ロイメントサーバのパラメータ 設 定 ファイルに 正 しいパラメータが 設 定 されていることを 確 認 してください 設 定 済 みのパラメー タがデフォルト 設 定 として 使 用 されるため コマンドラインでの 指 定 は 不 要 です 注 記 GUI インタフェースを 使 用 する 場 合 または wdeploy predeploy コマンドまたは wdeploy predeployall コマン ドを 使 用 して 事 前 デプロイのみを 行 う 場 合 これらのデプロイメント 設 定 ファイルにパラメータを 設 定 する 必 要 はありませ ん Web アプリケーションサーバの 設 定 ファイルは フォルダ <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/ wdeploy/conf にあります. たとえば Tomcat 7 を 使 用 している 場 合 /opt/sap/sap_bobj/enterprise_xi40/ wdeploy/conf/config.tomcat7 を 選 択 します テキストエディタを 使 用 して 組 織 の Web アプリケーションサーバに 固 有 の 値 に 更 新 します WDeploy 設 定 ファイルの 設 定 方 法 の 詳 細 については WDeploy 設 定 ファイル [31 ページ]を 参 照 してください WDeploy Web アプリケーションサーバのパラメータ 設 定 ファイルに 設 定 されているパラメータは コマンドラインから WDeploy を 呼 び 出 すときに デフォルト 動 作 を 変 更 するスイッチとパラメータを 使 用 して 上 書 きできます ただし config.<web_app_server> 設 定 ファイル 内 のパラメータをデプロイメントに 合 わせて 適 切 に 設 定 することを 強 くお 勧 めし ます WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 25

4.2.9 WDeploy をリモートの Web アプリケーションサーバにインストー ルする Web アプリケーションを 専 用 の Web アプリケーションサーバにデプロイするには BI プラットフォームインストールプログラム で Web Tier またはカスタム/ 拡 張 インストールを 実 行 します WDeploy ツールを 手 動 でコピーする 場 合 は 次 のフォルダを Web アプリケーションサーバにコピーします <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy 注 記 WDeploy ツールを 手 動 でコピーする 場 合 は 環 境 変 数 JAVA_HOME が Web アプリケーションサーバに 適 切 に 設 定 され ていることを 確 認 してください 4.3 SAP システムランドスケープディレクトリ (SLD) 登 録 SAP システムランドスケープディレクトリ (SLD) データサプライヤ (DS) は 組 織 の 所 有 する SAP ソフトウェアに 関 する 情 報 の 中 央 リポジトリを 維 持 管 理 するのに 使 用 できます 管 理 者 は システムのトポロジーおよびソフトウェアコンポーネントに 関 する 詳 細 情 報 をここから 取 得 できます SLD に 対 する BI プラットフォームの 設 定 方 法 については SAP BusinessObjects Business Intelligence プラットフォーム 管 理 者 ガイドの システムランドスケープでの BI プラットフォームの 登 録 の 章 およ び SAP ノート 1653689 を 参 照 してください Web アプリケーションがデプロイされたりアンデプロイされたときに SLD 登 録 から SLD に 通 知 し 組 織 の Web アプリケーシ ョンデプロイメントに 関 する 最 新 情 報 で SLD データベースを 最 新 の 状 態 に 維 持 することができます Web アプリケーションコンポーネントは 以 下 の Web アプリケーションサーバで SLD に 登 録 することができます SAP NetWeaver Apache Tomcat 6.0 7.0 IBM WebSphere 7.0 4.3.1 SAP NetWeaver の SLD 登 録 を 有 効 化 する SAP システムランドスケープディレクトリデータサプライヤ (SLD-DS) の 統 合 は SAP NetWeaver で 使 用 可 能 です SLD-DS の 統 合 および NetWeaver についての 詳 細 は http://scn.sap.com/docs/doc-8042 にあるシステムランドスケープデ ィレクトリに 関 する SCN のドキュメントを 参 照 してください 4.3.2 Tomcat の SLD 登 録 を 有 効 化 する SAP システムランドスケープディレクトリデータサプライヤ (SLD-DS) の Apache Tomcat 用 を 使 用 するには SLDREG 登 録 ツールを Apache Tomcat の 各 Web アプリケーションサーバにインストールする 必 要 があります 26 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

注 記 SLDREG は BI プラットフォームの 一 部 としてはインストールされません SLDREG をインストールする 方 法 については SAP ノート 1018839 を 参 照 してください Web アプリケーションが Apache Tomcat Web アプリケーションサーバにデプロイまたは Apache Tomcat Web アプリケー ションサーバからアンデプロイされたときに 常 に SLD が 更 新 されるように SLDREG を 設 定 するには SAP ノート 1508421 を 参 照 してください 注 記 SAP ノート 1508421 に 添 付 の 必 要 な sap.com~tomcatslddatasupplierweb.war ファイルは [Web Tier] のイン ストール 中 に [Java Web アプリケーション] 機 能 がインストールされた 後 であれば <<BIP_INSTALL_DIR>>/ sap_bobj/enterprise_xi40/warfiles/webapps フォルダにもあります 4.3.3 WebSphere の SLD 登 録 を 有 効 化 する SAP システムランドスケープディレクトリデータサプライヤ (SLD-DS) の WebSphere 用 を 使 用 するには SLDREG 登 録 ツー ルを WebSphere の 各 Web アプリケーションサーバにインストールする 必 要 があります 注 記 SLDREG は BI プラットフォームの 一 部 としてはインストールされません SLDREG をインストールする 方 法 については SAP ノート 1018839 を 参 照 してください Web アプリケーションが WebSphere Web アプリケーションサーバにデプロイまたは WebSphere Web アプリケーションサ ーバからアンデプロイされたときに 常 に SLD が 更 新 されるように SLDREG を 設 定 するには SAP ノート 1482727 を 参 照 し てください 4.4 デプロイメントモード WDeploy では 2 つの 異 なるデプロイメントモードがサポートされます 1. スタンドアロンモード (Web アプリケーションサーバ) Web アプリケーションサーバは 静 的 コンテンツ (HTML ページ イメージ ドキュメント JavaScript カスケードスタイル シート) および 動 的 コンテンツ (Java サーバページ JAR ファイル XML ファイル) の 両 方 を 配 信 します 2. 分 割 Web Tier モード (Web アプリケーションサーバと 専 用 の Web サーバ) 専 用 の Web サーバは Web ブラウザからのリクエストを 受 信 し すべての 静 的 コンテンツ (HTML ページ イメージ ド キュメント JavaScript カスケードスタイルシート) を 処 理 します 動 的 コンテンツ (Java サーバページ JAR ファイル XML ファイル) のリクエストは 専 用 のアプリケーションサーバに 転 送 され コンテンツの 作 成 後 Web ブラウザに 返 され ます このモードは スケーラビリティとパフォーマンスが 重 要 となる 大 規 模 な 実 稼 動 デプロイメントに 適 しています WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 27

WDeploy を 使 用 して 各 種 Web アプリケーションを BI プラットフォームと 同 じシステムにインストールされている Web アプ リケーションサーバにデプロイすることもできます この 設 定 は 小 規 模 なデプロイメントまたはテストシステムでの 使 用 に 適 し ており 実 稼 動 システムでの 使 用 はお 勧 めしません 4.4.1 スタンドアロンデプロイメント スタンドアロンモードとは 静 的 コンテンツと 動 的 コンテンツの 両 方 を Web クライアントに 配 信 する Web アプリケーションサー バのことを 指 します Web アプリケーションサーバは BI プラットフォームと 同 じマシン またはネットワークで 接 続 された 別 の マシンで 実 行 できます 次 の 図 で Web クライアントはファイアウォールを 通 じて Web アプリケーションサーバ [1] に 接 続 し 静 的 コンテンツと 動 的 コ ンテンツを 処 理 します Web アプリケーションサーバからの 処 理 リクエストは BI プラットフォーム Central Management Server (CMS) [2] に 送 信 されて 処 理 されます 上 の 図 で WDeploy は CMS [2] のコンポーネントとしてインストールされており Web アプリケーションは 静 的 コンテンツ 用 のディレクトリと 動 的 コンテンツ 用 のディレクトリに 分 割 されています これで 動 的 コンテンツを Web アプリケーションサーバ [1] へコピーすることができます また WDeploy ツールを 専 用 の Web アプリケーションサーバ [1] にインストールまたはコピーすると CMS [2] から 受 け 取 った 分 割 コンテンツを 簡 単 にデプロイすることができます このモードは ユーザ 数 が 限 られている 小 規 模 なデプロイメントに 最 も 適 しています スタンドアロンデプロイメントの 利 点 は デプロイメントや 管 理 が 簡 単 であるという 点 です ただし このデプロイメントでは 静 的 コンテンツと 動 的 コンテンツの 両 方 が Web アプリケーションサーバで 処 理 されるため ユーザ 数 の 多 い 環 境 に 合 わせて 拡 張 することはできません 4.4.2 分 割 Web Tier デプロイメント Web Tier の 分 割 デプロイメントでは 静 的 Web アプリケーションコンテンツと 動 的 Web アプリケーションコンテンツが 分 割 さ れ 静 的 コンテンツは Web サーバ 動 的 コンテンツは Web アプリケーションサーバで 処 理 されます Web サーバと Web ア プリケーションサーバは 同 じマシンで 実 行 しても ネットワークで 接 続 された 異 なるマシンで 実 行 してもかまいません 注 記 次 の Web アプリケーションは 分 割 Web Tier モードのデプロイメントではサポートされていません Web サービス MobileOTA14 OpenSearch 28 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

jsfplatform 次 の 図 で Web クライアントはファイアウォールを 通 じて Web サーバ [1] に 接 続 し 静 的 コンテンツのみ (HTML ページ イメ ージ ドキュメント JavaScript カスケードスタイルシート) を 処 理 します 動 的 コンテンツが 必 要 な 場 合 Web サーバは Web アプリケーションサーバ [2] にリクエストを 送 ります BI プラットフォームによる 追 加 の 処 理 が 必 要 なリクエストは Central Management Server (CMS) [3] に 送 信 され 処 理 されます 上 の 図 で WDeploy は CMS [3] のコンポーネントとしてインストールされており Web アプリケーションは 静 的 コンテンツ 用 のディレクトリと 動 的 コンテンツ 用 のディレクトリに 分 割 されています これで 動 的 コンテンツは Web アプリケーションサーバ [2] へ 静 的 コンテンツは Web サーバ [1] へコピーすることができます また WDeploy コマンドを 専 用 の Web サーバ [1] および Web アプリケーションサーバ [2] にインストールすると CMS [3] から 受 け 取 った 分 割 コンテンツを 簡 単 にデプロイすることができます 組 織 がサーバマシンへのアクセスを 制 限 するセキュリティ 対 策 を 実 装 している 場 合 は 分 割 された 静 的 コンテンツと 動 的 コン テンツをコンテンツのデプロイ 権 限 を 持 つユーザに 個 別 に 送 信 することができます 分 割 デプロイメントは ユーザ 数 の 多 い (または 増 えている) 中 規 模 から 大 規 模 のデプロイメントに 最 も 適 しています 分 割 デ プロイメントの 利 点 は 拡 張 可 能 で 最 適 なパフォーマンスを 実 現 できるという 点 です 注 記 Web サーバ Web アプリケーションサーバ および BI プラットフォームサーバをクラスタ 化 することで スケーラビリティ 可 用 性 およびパフォーマンスを 向 上 させることができます 4.4.2.1 サポートされる 専 用 の Web サーバと Web アプリケーションサ ーバの 組 み 合 わせ 分 割 デプロイメントでは WDeploy は 次 の Web サーバおよび Web アプリケーションサーバの 設 定 をサポートします Apache 2.2 Web サーバと Tomcat 6 または 7 Apache 2.2 Web サーバと WebLogic 10.3.x IBM IHS Web サーバ 7 と WebSphere 7.0 IBM IHS Web サーバ 8.5 と WebSphere 8.5 または 8.5.5 注 記 WDeploy 設 定 ファイルでは Apache および IBM IHS Web サーバはすべて apache として 指 定 されます WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 29

4.4.2.2 Web アプリケーションをリモートマシンにデプロイする 以 下 の 手 順 では Web アプリケーションをリモートマシンにデプロイします この 手 順 では Box 1 が BI プラットフォームイン ストール 環 境 をホストするマシン Box 2 が Web アプリケーションサーバがインストールされているリモートマシンです 1. Box 2 に 以 下 のディレクトリを 作 成 します <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy. このフォルダには WDeploy スクリプト と 設 定 ファイルが 保 存 されています <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/warfiles/webapps <<BIP_INSTALL_DIR>>/InstallData これらのディレクトリは Box 1 上 にインストールされているデフォルトのディレクトリ 構 造 を 反 映 しています ヒント フォルダ 構 造 は 各 自 の 要 件 に 基 づいてカスタマイズできますが Box 2 でも Box 1 と 同 じフォルダ 構 造 ( 階 層 構 造 )でフ ァイルを 保 守 することをお 勧 めします 2. 以 下 のファイルを Box 1 から Box 2 にコピーします <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy フォルダ ヒント ファイルをコピーする 前 に <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/ workdir フォルダが 空 ではない 場 合 はその 下 にあるコンテンツを 削 除 します <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/warfiles/webapps フォルダ <<BIP_INSTALL_DIR>>/InstallData/setup.engine フォルダ 3. JAVA_HOME 環 境 変 数 を JDK 1.5 または 1.6 ディレクトリに 設 定 します 4. 使 用 する Web アプリケーションサーバ 用 の WDeploy 設 定 ファイルを 編 集 します WDeploy が Web アプリケーション をデプロイできるように 必 要 なすべての 情 報 を 入 力 します たとえば WebLogic 11 用 の 設 定 ファイルを 編 集 する 場 合 は ファイルを 次 のように 修 正 します as_domain_dir=c:\oracle\middleware\user_projects\domains\base_domain as_instance=adminserver as_admin_port=7001 as_admin_username=weblogic as_admin_password=weblogic 設 定 ファイルは 次 のディレクトリにあります <<BOE_INSTALL_DI>R>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/config.<<WEB_APP_SERVER>> 5. コマンドラインコンソールを 開 き 次 のコマンドを 入 力 して WDeploy スクリプトを Box 2 でのその 場 所 から 実 行 します <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/wdeploy.sh <<WEB_APP_SERVER>> -Dapp_source_tree= <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/warfiles/ webapps deployall 30 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

注 記 WDeploy パラメータのデフォルト 値 を WDeploy 設 定 ファイルに 設 定 できます コマンドラインでパラメータを 指 定 する 代 わりに <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/ wdeploy/conf/wdeploy.conf と 設 定 します たとえば パラメータを 次 のように 設 定 します app_source_tree または war_dir work_dir root_context_path 詳 細 については WDeploy 設 定 ファイル [32 ページ]を 参 照 してください 汎 用 の WAR ファイルの 場 所 をデプロイメントの 入 力 として 指 定 するために 引 数 -Dwar_dir を 渡 します たとえ ば 汎 用 の BOE.war ファイルをデプロイするには 次 のコマンドを 実 行 します <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/wdeploy.sh <<WEB_APP_SERVER>> -Dwar_dir="/myGenericWarFiles/BOE.war" -DAPP=BOE deploy すべての BI プラットフォームアプリケーションの 汎 用 WAR ファイルを 作 成 するには 次 のコマンドを 実 行 しま す <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/wdeploy.sh buildwarall -Dapp_source_tree= <<BIP_INSTALL_DIR>>/sap_bobj/enterprise_xi40/ warfiles/webapps -Dwar_dir= /mygenericwarfiles 汎 用 の WAR ファイルの 出 力 先 を 指 定 するために パラメータ - Dwar_dir=<<TARGET_LOCATION_OF_GENERIC_WAR_FILE>> を 渡 します 4.5 WDeploy 設 定 ファイル WDeploy 設 定 ファイルには key-value ペアテキスト 形 式 で 保 存 される 設 定 が 含 まれます 起 動 時 に WDeploy によって 読 み 取 られ 設 定 ファイルに 保 存 されるオプションおよびパラメータがデフォルト 設 定 として 使 用 されるため コマンドラインでの 指 定 は 不 要 です ただし オプションおよびパラメータはすべて コマンドラインで 指 定 してもかまいません コマンドラインでの 指 定 によって 設 定 ファイルが 上 書 きされます コマンドラインで 指 定 するオプションおよびパラメータが 設 定 ファイルに 保 存 さ れているオプションを 変 更 することはありません 注 記 Web アプリケーションサーバ 管 理 者 アカウントのパスワードは WDeploy 設 定 ファイルに 保 存 せず パラメータ - Das_admin_password=<PASSWORD> を 使 用 してコマンドラインから WDeploy に 渡 されるようにすることをお 勧 めしま す WDeploy によって 使 用 される 設 定 ファイルには 次 の 3 種 類 があります WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 31

WDeploy 設 定 ファイル (<BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/ wdeploy.conf): すべての Web アプリケーションサーバに 提 供 される 一 般 的 な WDeploy 設 定 を 保 存 します Web アプリケーションサーバ 設 定 ファイル (<BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/ conf/config.<web_app_server>): 特 定 の Web アプリケーションサーバの 設 定 を 保 存 します Web アプリケーションサーバ 設 定 ファイル (<BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/ conf/apps/<web_app>.properties): 各 Web アプリケーションのデプロイメント 設 定 を 個 別 に 保 存 します 4.5.1 WDeploy 設 定 ファイル <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/wdeploy.conf 設 定 ファイルには デプロ イ 時 にすべての Web アプリケーションサーバ 間 で 共 有 される 可 能 性 の 高 い 設 定 が 保 存 されます WDeploy 設 定 ファイルに 保 存 されているプロパティは コマンドラインから -D<PROPERTY> スイッチパラメータを 使 用 して 上 書 きすることができます ただし config.<web_app_server> 設 定 ファイル 内 のパラメータをデプロイメントに 合 わせて 適 切 に 設 定 することを 強 くお 勧 めします WDeploy プロパティの 一 覧 については WDeploy プロパティのパラメータ [40 ページ]を 参 照 してください 4.5.2 Web アプリケーションサーバの 設 定 ファイル Web サーバと Web アプリケーションサーバではサーバごとに 異 なる WDeploy 設 定 が 必 要 となるため WDeploy ツールで は サポートされるサーバごとに 設 定 ファイルが 参 照 されます 設 定 ファイルは 次 の WDeploy conf フォルダに 保 存 されま す <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/config.<WEB_APP_SERVER> <WEB_APP_SERVER> は WDeploy ツールによるデプロイ 先 の Web アプリケーションサーバの 名 前 に 置 き 換 えます 次 の 一 覧 に 現 在 サポートされている Web アプリケーションサーバのすべての 設 定 ファイルを 示 します config.jboss7 (JBoss 7.1) config.sapappsvr73 (SAP NetWeaver) config.tomcat6 (Tomcat 6.0) config.tomcat7(tomcat 7.0) config.weblogic11 (WebLogic 10.3.x (11gR1)) config.websphere7(websphere 7.0) config.websphere8 (WebSphere 8.5 または 8.5.5) 次 の 節 では サポートされている 各 Web サーバおよび Web アプリケーションサーバで 使 用 可 能 な 設 定 オプションを 一 覧 で 示 します 32 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

4.5.2.1 JBoss 7.1 の 設 定 ファイル 毎 回 コマンドラインで 値 を 指 定 しなくても 済 むように config.jboss7 (JBoss 7.1) にある 次 のパラメータのデフォルト 値 を 設 定 します 表 3: JBoss 7.1 の 必 須 WDeploy パラメータ パラメータ 名 説 明 例 as_dir as_instance JBoss Web アプリケーションサーバが インストールされた 場 所 (<JBOSS_HOME>) JBoss アプリケーションサーバインスタ ンスの 名 前 /opt/jboss-as-7.1.1.final default 4.5.2.2 SAP NetWeaver 設 定 ファイル 注 記 現 在 WDeploy ツールは SAP NetWeaver へのデプロイメントをサポートしていません WDeploy ツールの wdeploy predeploy コマンドまたは wdeploy predeployall コマンドを 使 用 して SCA ファイルを 作 成 し SAP Software Update Manager (SUM) を 使 用 して 手 動 でデプロイする 必 要 があります これらの 事 前 デプロイメントコマンドを 使 用 する には config.sapappsvr73 内 のパラメータを 設 定 する 必 要 はありません ( 設 定 ファイル config.sapappsvr73 には バージョン 7.3 だけではなく サポートされている SAP Netweaver のすべてのバージョンの 設 定 が 含 まれることに 注 意 してください) 毎 回 コマンドラインで 値 を 指 定 しなくても 済 むように config.sapappsvr73 にある 次 のパラメータのデフォルト 値 を 設 定 し ます 表 4: SAP NetWeaver の 必 須 WDeploy パラメータ パラメータ 名 説 明 例 as_dir SAP NetWeaver がインストールされた 場 所 /opt/sap as_sid ターゲットインスタンスのシステム ID AS1 as_instance as_admin_port as_admin_username as_admin_password アプリケーションサーバのインスタンス 名 SAP NetWeaver 管 理 リクエストポー ト SAP NetWeaver 管 理 アカウントのユ ーザ 名 SAP NetWeaver 管 理 アカウントのパ スワード JC01 50004 administrator password WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 33

パラメータ 名 説 明 例 clear.temp.dirs use.deploy.controller time.to.wait.factor デプロイ 中 に SAP NetWeaver に 渡 さ れます 一 時 ファイルの 自 動 削 除 を 切 り 替 えます True に 設 定 する 必 要 があ ります デプロイ 中 に SAP NetWeaver に 渡 さ れます SAP Deploy Controller ツー ルの 使 用 を 切 り 替 えます "True" に 設 定 する 必 要 があります デプロイ 中 に SAP NetWeaver に 渡 さ れます Web アプリケーションサーバ のデプロイの 完 了 を 待 機 する WDeploy スクリプトの 秒 単 位 での 待 機 時 間 ("1600" など) true True 1600 4.5.2.3 Tomcat 6 または 7 設 定 ファイル 毎 回 コマンドラインで 値 を 指 定 しなくても 済 むように config.tomcat6 または config.tomcat7 にある 次 のパラメータの デフォルト 値 を 設 定 します Tomcat Web アプリケーションサーバが 専 用 Apache Web サーバと 組 み 合 わされている 分 割 環 境 にデプロイする 場 合 は Apache Web サーバと Tomcat Web アプリケーションサーバに 個 別 にデプロイする [61 ページ]を 参 照 してください 表 5: Tomcat 6 または 7 の 必 須 WDeploy パラメータ パラメータ 名 説 明 例 as_instance as_service_name as_dir as_service_key as_service_key_value アプリケーションサーバのインスタ ンス 名 アプリケーションサーバが Windows サービスとしてインスト ールされる 場 合 の Tomcat サー ビスの 名 前 (Microsoft Windows でのインストールにのみ 適 用 可 ) Tomcat 6 または 7 がインストー ルされた 場 所 Java パラメータを 渡 すために Tomcat で 使 用 されるレジストリキ ー (Microsoft Windows でのイン ストールにのみ 適 用 可 ) Tomcat の Java パラメータ: レジ ストリキー as_server_key の 値 localhost Tomcat6 または Tomcat7 /opt/tomcat HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node \Apache Software Foundation \Procrun 2.0\ $<as_service_name>\parameters \Java Options. 34 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

4.5.2.4 WebLogic 11gR1 設 定 ファイル 毎 回 コマンドラインで 値 を 指 定 しなくても 済 むように config.weblogic11 にある 次 のパラメータのデフォルト 値 を 設 定 しま す 表 6: WebLogic 11gR1 の 必 須 WDeploy パラメータ パラメータ 名 説 明 例 as_admin_port WebLogic 管 理 リクエストポート 7001 as_admin_username WebLogic 管 理 アカウントのユーザ 名 weblogic as_admin_password as_instance WebLogic 管 理 アカウントのパスワー ド WebLogic アプリケーションサーバのイ ンスタンスの 名 前 password AdminServer as_domain_dir WebLogic ドメインディレクトリ /opt/bea/weblogic/ user_projects/domains/ base_domain 4.5.2.5 WebSphere 7 8.5 または 8.5.5 設 定 ファイル 毎 回 コマンドラインで 値 を 指 定 しなくても 済 むように config.websphere7 または config.websphere8 にある 次 のパ ラメータのデフォルト 値 を 設 定 します 表 7: WebSphere 7 8.5 または 8.5.5 の 必 須 WDeploy パラメータ パラメータ 名 説 明 サンプル 値 as_soap_port as_instance as_admin_password SOAP アプリケーションサーバ 管 理 のた めのポート 番 号 この 値 を 設 定 しなかっ た 場 合 デフォルトの SOAP ポート 番 号 が 使 用 されます WebSphere アプリケーションサーバのイ ンスタンスの 名 前 WebSphere 管 理 アカウントのパスワー ド 8880 server1 password as_admin_username WebSphere 管 理 アカウントのユーザ 名 administrator as_profile_name WebSphere アプリケーションサーバ 用 に 作 成 されたプロファイル 名 デフォルトで はないプロファイルがデプロイメントで 使 用 されている 場 合 このパラメータを 指 定 します AppSrv01 WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 35

パラメータ 名 説 明 サンプル 値 as_virtual_host as_admin_is_secure アプリケーションをバインドする 必 要 のあ る 仮 想 ホスト WebSphere セキュリティが 有 効 化 されて いる WDeploy を 指 定 します default_host false 注 記 as_admin_username および as_admin_password の 値 は as_admin_is_secure が true である 場 合 に 設 定 する 必 要 があります as_dir WebSphere がインストールされた 場 所 /opt/ibm/ WebSphere/ AppServer ws_instance enforce_file_limit as_plugin_cfg_dir 分 割 環 境 ( 専 用 Web サーバ) にデプロイ した 場 合 の Web サーバインスタンス 65535 個 を 超 えるファイルを 含 むアプリ ケーションをロード 中 に Web アプリケー ションサーバで 問 題 が 発 生 するかどうか を WDeploy に 伝 えます (デフォルトでは false) WebSphere の plugin-cfg.xml ファ イルの 場 所 このパラメータは 分 割 Web Tier デプロイメントでのみ 必 要 で す webserver1 false /opt/ AppServers/IBM/ WebSphere7/profiles/ AppSrv01/config/ cells/<cell_name>/ nodes/ <webserver_node>/ servers/ <webserver_name> 4.5.2.6 分 割 デプロイメント 内 の 専 用 Web サーバ Web アプリケーションを 分 割 デプロイメントで 専 用 の Web サーバにデプロイする 場 合 は サポートされている Web サーバの 名 前 を 使 用 します config.apache(apache Web Server または IBM IHS) 36 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

注 記 Web アプリケーションサーバ 管 理 者 アカウントのパスワードは WDeploy 設 定 ファイルに 保 存 せず パラメータ - Das_admin_password=<PASSWORD> を 使 用 してコマンドラインから WDeploy に 渡 されるようにすることをお 勧 めしま す 分 割 デプロイメントでは 専 用 の Web アプリケーションサーバを 動 的 コンテンツに 専 用 の Web サーバを 静 的 コンテンツに 使 用 します 次 の 表 には BI プラットフォームの 分 割 デプロイメント 用 に 設 定 できる Web アプリケーションサーバが 一 覧 表 示 されています アプリケーションサーバ Apache Web サーバ JBoss 7.1 SAP NetWeaver Tomcat 6.0 Tomcat 7.0 WebLogic 11gR1 該 当 なし WebSphere 7 (IHS 7) WebSphere 8.5 および 8.5.5 (IHS 8.5) 4.5.2.6.1 Apache または IBM IHS ( 分 割 デプロイメント) 設 定 ファイ ル 毎 回 コマンドラインで 値 を 指 定 しなくても 済 むように config.apache にある 次 のパラメータのデフォルト 値 を 設 定 します 注 記 同 じ 設 定 ファイル (config.apache) が Apache 2.2 または IBM IHS で 使 用 されます 表 8: Apache 2.2 または IBM IHS ( 分 割 デプロイメント) で 必 須 の WDeploy パラメータ パラメータ 名 説 明 例 connector_type deployment_dir plugin_install_dir 分 割 モードの 設 定 に 使 用 される Apache コネクタの 種 類 WDeploy によって Web サーバが 処 理 する 静 的 コンテンツを 保 存 するサブ ディレクトリが 作 成 されるディレクトリ WDeploy は Web サーバ 上 に 仮 想 デ ィレクトリを 作 成 し サブディレクトリを URL にマッピングします WebSphere アプリケーションサーバの ルートプラグインインストールディレクト リ tomcat6 /opt/apache2/htdocs ${ws_dir}/plugins WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 37

パラメータ 名 説 明 例 ws_dir Apache Web サーバのインストールデ ィレクトリ /opt/apache2 注 記 IBM IHS を WebSphere 7 8.5 または 8.5.5 の Web アプリケーションサーバと 共 に 使 用 する 場 合 as_plugin_cfg_dir が config.websphere7 または config.websphere8 に 正 しく 設 定 されていることを 確 認 してください 4.5.3 Web アプリケーション 設 定 プロパティファイル 各 Web アプリケーションは Web アプリケーションサーバ 上 のそれぞれ 異 なる 場 所 にデプロイし 異 なるパッケージ 化 オプシ ョンで 設 定 することができます デプロイ 可 能 な 各 Web アプリケーションは 設 定 ファイル <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/ wdeploy/conf/app/<web_app>.properties で 設 定 します <WEB_APP>.properties 設 定 ファイルで 指 定 可 能 な 設 定 を 次 に 示 します 変 数 説 明 例 warfile appvdir buildfile deploy_as_a_filetree classloading_mode classloader_package_ filtering この Web アプリケーション 用 に 作 成 する WAR ファイルの 名 前 で す Web アプリケーションがデプロイさ れるコンテキストパス ( 仮 想 ディレ クトリ) の 名 前 です Web アプリケーションのビルドに 使 用 する Ant ビルドファイルです true の 場 合 開 いた WAR ファイ ルのデプロイメントを 有 効 にしま す クラスローダー 順 序 を 決 定 するた めの 設 定 です クラスローダーのフィルタです dswsbobje.war dswsbobje dswsbobje.xml true PARENT_LAST com.ctc.wstx.* javax.xml.* org.apache.* Web アプリケーションを Web アプリケーションサーバ 上 の 特 定 の 場 所 にデプロイする 場 合 は appvdir 変 数 を 使 用 して サ ーバのルートコンテキスト 内 に Web アプリケーションの 場 所 を 設 定 します たとえば Web アプリケーションサーバのルート コンテキストが http://www.mycompany.com/boe であった 場 合 appvdir を mywebapp/ に 設 定 すると その Web アプリケーションには http://www.mycompany.com/boe/mywebapp/ からアクセスできるようになります 38 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする

4.6 WDeploy コマンドラインツールの 使 用 WDeploy コマンドラインツールを 使 用 する 前 に WDeploy 設 定 ファイルが Web アプリケーションサーバに 適 切 に 設 定 されて いることを 確 認 します WDeploy 設 定 ファイル [31 ページ]を 参 照 してください WDeploy の 前 提 条 件 についての 詳 細 は 以 下 を 参 照 してください WDeploy の 前 提 条 件 [19 ページ] WDeploy GUI ツールの 要 件 [72 ページ] WDeploy コマンドラインツールは BI プラットフォームの 一 部 としてインストールされます <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/wdeploy.sh コマンドには 次 の 2 種 類 があります 一 般 コマンド このツール 自 体 および 使 用 可 能 な Web アプリケーションサーバのデプロイに 関 する 高 度 な 情 報 を 指 定 する 場 合 に 使 用 できます サーバ 名 プロパティ またはアクションと 一 緒 には 使 用 しません 例 : wdeploy.sh help wdeploy.sh listappservers デプロイメントコマンド 特 定 の Web アプリケーションを 特 定 の Web アプリケーションサーバにデプロイする 場 合 に 使 用 できます これらのコマ ンドは 常 に サーバ プロパティ アクションの 形 式 に 従 います 例 : wdeploy.sh <WEB_APP_SERVER> [-D<PROPERTY>=<value>] <ACTION> Where: <WEB_APP_SERVER> は Web サーバまたは Web アプリケーションサーバの 名 前 で WDeploy 設 定 ファイル <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/enterprise_xi40/wdeploy/conf/config.<WEB_APP_SERVER> の 名 前 と 一 致 する 必 要 があります たとえば SAP NetWeaver の 場 合 設 定 ファイルの 名 前 は <BIP_INSTALL_DIR>/sap_bobj/ enterprise_xi40/wdeploy/conf/config.sapappsvr73 なので <WEB_APP_SERVER> パラメータに 指 定 する 名 前 は sapappsvr73 になります -D<PROPERTY>=<value> には 少 なくとも 1 つの key-value ペアを 指 定 します コマンドラインで 指 定 されたパラ メータは 設 定 ファイルのパラメータよりも 優 先 されます たとえば BOE Web アプリケーションをデプロイするには -DAPP=BOE を 使 用 します この 値 は Web アプリケー ションサーバ 設 定 ファイル config.<web_app_server> に 保 存 されている -DAPP= のすべての 値 よりも 優 先 さ れます <ACTION> は 実 行 する 操 作 の 名 前 です たとえば deployall アクションはすべての Web アプリケーションを 最 初 のパラメータの <WEB_APP_SERVER> で 指 定 された Web アプリケーションサーバにデプロイします WDeploy ツールを 使 用 して Web アプリケーションをデプロイする 2014 SAP AG or an SAP affiliate company. All rights reserved. 39