長 寿 第 3 0 0 号 平 成 23 年 5 月 11 日 岡 山 県 医 師 会 長 岡 山 県 歯 科 医 師 会 長 岡 山 県 薬 剤 師 会 長 殿 岡 山 県 病 院 協 会 長 岡 山 県 訪 問 看 護 ス テ ー シ ョ ン 連 絡 協 議 会 長 岡 山 県 保 健 福 祉 部 長 ( 公 印 省 略 ) 東 日 本 大 震 災 に 対 処 するための 特 別 の 財 政 援 助 及 び 助 成 に 関 する 法 律 等 における 医 療 保 険 関 係 の 特 例 措 置 について このことについて 厚 生 労 働 省 から 通 知 がありましたので お 手 数 ですが 貴 会 員 への 周 知 方 よろしくお 願 いいたします なお 本 通 知 は 下 記 の 本 県 のホームページにも 掲 載 しておりますことを 念 のた め 申 し 添 えます 記 アドレス http://www.pref.okayama.jp/hoken/hohuku/tuuchi/top.htm
るものである 2 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 及 び 保 険 料 免 除 の 特 例 被 用 者 を 対 象 とする 社 会 保 険 制 度 は 事 業 主 からその 雇 用 する 被 保 険 者 に 対 して 正 常 な 賃 金 の 支 払 いがなされることを 前 提 に 組 み 立 てられているが 今 回 の 大 震 災 においては その 被 害 の 甚 大 さ 規 模 の 大 きさから 賃 金 の 支 払 いが 不 安 定 化 するなど 雇 用 への 深 刻 な 影 響 が 懸 念 されている こうした 中 で 大 幅 な 賃 金 の 変 動 があっても 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 時 期 が 遅 れるといった 問 題 や 休 業 により 賃 金 が 支 払 われない 場 合 にも 標 準 報 酬 月 額 の 下 限 に 相 当 する 保 険 料 を 負 担 しなければならないといった 問 題 に 対 処 するため 被 用 者 保 険 制 度 における 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 及 び 保 険 料 の 免 除 の 特 例 措 置 を 講 じるものである 第 2 特 例 措 置 の 具 体 的 内 容 Ⅰ 健 康 保 険 関 係 1 一 部 負 担 金 の 支 払 いの 免 除 に 関 する 事 項 (1) 一 部 負 担 金 の 支 払 いの 免 除 の 要 件 について 健 康 保 険 の 保 険 者 ( 以 下 健 保 保 険 者 という )は 次 のいずれかの 要 件 に 該 当 する 被 保 険 者 又 は 被 扶 養 者 (いずれも 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) 第 98 条 ( 同 法 第 110 条 第 7 項 及 び 第 111 条 第 3 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 による 継 続 療 養 の 受 給 者 を 含 む )( 以 下 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 という )については 健 康 保 険 における 一 部 負 担 金 等 の 徴 収 猶 予 及 び 減 免 の 取 扱 いについて ( 平 成 18 年 9 月 14 日 付 け 保 保 発 第 0914001 号 等 )にか かわらず 健 康 保 険 法 第 75 条 の2 第 1 項 第 2 号 又 は 第 110 条 の2 第 1 項 (これ らの 規 定 を 同 法 第 149 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 により 一 部 負 担 金 を 免 除 して 差 し 支 えないこと 1 平 成 23 年 3 月 11 日 に 法 第 2 条 第 3 項 に 規 定 する 特 定 被 災 区 域 ( 以 下 特 定 被 災 区 域 という )に 住 所 を 有 していた 者 ( 同 日 以 降 他 の 市 町 村 に 転 入 した 者 を 含 む 以 下 同 じ )であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことに より 住 家 の 全 半 壊 全 半 焼 又 はこれに 準 ずる 被 災 をしたもの 2 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 主 たる 生 計 維 持 者 が 死 亡 し 又 は 重 篤 な 傷 病 を 負 ったもの 3 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 主 たる 生 計 維 持 者 の 行 方 が 不 明 である もの 4 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 ( 平 成 11 年 法 律 第 156 号 ) 第 15 条 第 3 項 の 規 定 による 避 難 のための 立 退 き 又 は 屋 内 への 退 避 に 係 る 内 閣 総 理 大 臣 の 指 示 の 対 象 地 域 であるため 避 難 又 は 退 避 を 行 っているもの 5 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 第 20 条 第 3 項 の 規 定 による 計 画 的 避 難 区 域 2
及 び 緊 急 時 避 難 準 備 区 域 の 設 定 に 係 る 原 子 力 災 害 対 策 本 部 長 の 指 示 の 対 象 となっているもの 6 その 他 上 記 の1から5までに 準 ずる 者 として 健 保 保 険 者 が 認 めたもの (2) 免 除 措 置 の 期 間 について (1)の 免 除 措 置 は (1)の1から3までについては 平 成 23 年 3 月 11 日 から (1)の4 及 び5については 指 示 があった 日 から それぞれ 平 成 24 年 2 月 29 日 ま での 間 に 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 が 受 けた 療 養 について 適 用 するものとする こと ただし (1)の3に 該 当 する 者 については 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 において 主 たる 生 計 維 持 者 の 行 方 が 明 らかとなるまでの 間 に 受 けた 療 養 につ いて (1)の4 又 は5に 該 当 する 者 であって 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 におい て 当 該 指 示 が 解 除 されたものについては 別 途 定 める 日 までの 間 に 受 けた 療 養 について 適 用 するものとすること (3) 免 除 証 明 書 について ⅰ 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 は 保 険 医 療 機 関 又 は 保 険 薬 局 ( 以 下 保 険 医 療 機 関 等 という )について 療 養 の 給 付 を 受 ける 際 に 健 康 保 険 一 部 負 担 金 等 免 除 証 明 書 ( 以 下 Ⅰにおいて 免 除 証 明 書 という )を 被 保 険 者 証 に 添 えて 当 該 保 険 医 療 機 関 等 に 提 出 しなければならないこと( 保 険 薬 局 の 場 合 にあっ ては 処 方 せんに 免 除 証 明 書 を 添 えるものであること 以 下 Ⅰにおいて 同 じ ) ⅱ 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 は 別 途 通 知 するところにより あらかじめ 健 保 保 険 者 に 対 して 申 請 を 行 い 免 除 証 明 書 の 交 付 を 受 けるものとすること ⅲ ⅰにかかわらず 健 保 保 険 者 による 免 除 証 明 書 の 発 行 準 備 のため 平 成 23 年 6 月 末 までは 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 を 継 続 することとし この 間 に 健 保 保 険 者 は 免 除 証 明 書 を 速 やかに 発 行 するよう 努 めること なお 平 成 23 年 7 月 1 日 以 降 については 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 の 取 扱 いは 終 了 する 予 定 である ので 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 は 被 保 険 者 証 に 免 除 証 明 書 を 添 えて 受 診 する こと ⅳ 支 払 猶 予 期 間 中 保 険 医 療 機 関 等 の 窓 口 において 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 を 受 けて 受 診 した 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 の 費 用 の 支 払 いについては 免 除 証 明 書 を 提 示 して 受 診 したものと 同 様 の 取 扱 いとすること (4) 一 部 負 担 金 の 還 付 について 次 に 掲 げる 者 が 保 険 医 療 機 関 等 について 療 養 の 給 付 を 受 けようとする 際 に 健 康 保 険 法 第 74 条 第 1 項 の 規 定 により 当 該 保 険 医 療 機 関 等 に 支 払 った 一 部 負 担 金 については 健 保 保 険 者 に 申 請 を 行 うことにより 健 保 保 険 者 から 還 付 を 受 けることができるものとすること ただし 既 に 高 額 療 養 費 の 支 給 を 受 けている 場 合 等 においては 当 該 支 給 額 を 控 除 した 額 を 還 付 するものとする こと 1 平 成 23 年 6 月 末 までの 支 払 猶 予 期 間 に(1)の1から6までのいずれかの 要 件 に 該 当 していたが 一 部 負 担 金 の 支 払 いを 行 った 者 2 支 払 猶 予 期 間 の 終 了 後 であって 健 保 保 険 者 の 理 由 によって 免 除 証 明 書 の 交 付 を 受 けていない 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 その 他 の 免 除 証 明 書 を 保 険 医 療 機 関 等 に 提 出 しなかったことがやむを 得 ないと 認 められる 免 除 対 象 健 3
保 被 保 険 者 等 (5) 保 険 外 併 用 療 養 費 療 養 費 特 別 療 養 費 訪 問 看 護 療 養 費 等 の 一 部 負 担 金 相 当 額 について ⅰ 健 康 保 険 法 第 86 条 第 2 項 第 1 号 及 び 第 110 条 の2 第 1 項 (これらの 規 定 を 同 法 第 149 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 により 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 に 対 して 支 給 される 保 険 外 併 用 療 養 費 家 族 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 についても 一 部 負 担 金 に 準 じて 取 り 扱 うものとすること また 法 第 53 条 の 規 定 により 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 に 対 して 支 給 され る 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 についても 一 部 負 担 金 に 準 じて 取 り 扱 うもの とすること ⅱ 健 康 保 険 法 第 88 条 第 4 項 及 び 第 111 条 第 2 項 (これらの 規 定 を 同 法 第 149 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 により 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 に 対 して 支 給 される 訪 問 看 護 療 養 費 及 び 家 族 訪 問 看 護 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 についても 一 部 負 担 金 に 準 じて 取 り 扱 うものとすること 2 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 事 項 (1) 標 準 負 担 額 の 免 除 について 健 保 保 険 者 は 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 に 対 して 入 院 時 食 事 療 養 費 又 は 入 院 時 生 活 療 養 費 を 支 給 するに 当 たっては 法 第 50 条 又 は 第 51 条 (これらの 規 定 を 法 第 55 条 により 準 用 する 場 合 を 含 む )の 規 定 により 標 準 負 担 額 を 免 除 するものとし 当 該 入 院 時 食 事 療 養 費 に 関 する 食 事 療 養 又 は 当 該 入 院 時 生 活 療 養 費 に 関 する 生 活 療 養 につき 算 定 した 費 用 の 額 (その 額 が 現 に 当 該 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 要 した 費 用 の 額 を 超 えるときは 当 該 現 に 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 要 した 費 用 の 額 )を 特 例 として 支 給 するものとすること また 法 第 52 条 から 第 54 条 まで(これらの 規 定 を 法 第 55 条 において 準 用 す る 場 合 を 含 む ) 及 び 第 56 条 の 規 定 により 入 院 時 の 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 関 する 保 険 外 併 用 療 養 費 療 養 費 家 族 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 額 について も 同 様 の 特 例 措 置 を 行 うものであること (2) 特 例 措 置 の 期 間 について (1)の 特 例 措 置 は 平 成 23 年 3 月 11 日 から 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 におい て 災 害 救 助 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 118 号 ) 第 2 条 に 規 定 する 救 助 の 実 施 状 況 を 勘 案 して 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 日 までの 間 ( 以 下 特 例 対 象 期 間 という )に 免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 が 受 けた 療 養 について 適 用 するものとすること (3) 免 除 証 明 書 の 取 扱 いについて 入 院 時 食 事 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 免 除 証 明 書 の 取 扱 いについては 1の(3)に 準 ずるものとすること (4) 標 準 負 担 額 の 還 付 について 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 標 準 負 担 額 の 還 付 については 1の(4)に 準 ずるものとすること 3 公 費 負 担 医 療 との 調 整 に 関 する 事 項 4
免 除 対 象 健 保 被 保 険 者 等 については 患 者 負 担 として 一 部 負 担 金 等 が 発 生 し ないため 保 険 優 先 の 公 費 負 担 医 療 の 適 用 は 行 われないものであること ただ し 法 第 50 条 に 規 定 する 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 日 の 翌 日 以 降 については 免 除 対 象 とならない 標 準 負 担 額 が 保 険 優 先 の 公 費 負 担 医 療 の 適 用 を 受 けるものと すること また 高 齢 者 医 療 制 度 円 滑 導 入 臨 時 特 例 交 付 金 ( 以 下 指 定 公 費 という ) による 一 部 負 担 金 の 一 部 の 支 払 いについては 一 部 負 担 金 の 免 除 の 有 無 にかか わらず 70 歳 代 前 半 の 被 保 険 者 等 に 係 る 一 部 負 担 金 等 の 軽 減 特 例 措 置 実 施 要 綱 ( 平 成 20 年 2 月 21 日 付 け 保 発 第 0221003 号 等 別 紙 )に 基 づき 取 り 扱 うこと 4 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 に 関 する 事 項 (1) 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 について ⅰ 法 第 49 条 第 1 項 の 規 定 により 厚 生 労 働 大 臣 又 は 健 康 保 険 組 合 ( 以 下 健 保 保 険 者 等 という )は 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 所 在 していた 適 用 事 業 所 の 事 業 が 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 当 該 適 用 事 業 所 に 使 用 される 被 保 険 者 ( 日 雇 特 例 被 保 険 者 任 意 継 続 被 保 険 者 及 び 特 例 退 職 被 保 険 者 を 除 く )の 同 年 3 月 から 平 成 24 年 2 月 までのいずれかの 月 に 受 けた 報 酬 の 額 が その 者 のその 月 の 標 準 報 酬 月 額 の 基 礎 となった 報 酬 月 額 に 比 べ て 著 しく 低 下 した 場 合 その 月 に 受 けた 報 酬 の 額 を 報 酬 月 額 として その 著 しく 低 下 した 月 から 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 することができるものとすること ⅱ 法 第 49 条 第 2 項 の 規 定 により 健 保 保 険 者 等 は ⅰにより 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 が 行 われた 被 保 険 者 の 当 該 改 定 が 行 われた 月 の 翌 月 から 平 成 24 年 2 月 ま でのいずれかの 月 に 受 けた 報 酬 の 額 が 標 準 報 酬 の 基 礎 となっている 報 酬 月 額 に 比 べて 著 しく 上 昇 した 場 合 その 月 に 受 けた 報 酬 の 額 を 報 酬 月 額 として その 著 しく 上 昇 した 月 から 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 することができるものとす ること (2) 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 の 要 件 について ⅰ (1)のⅰにおいて 適 用 事 業 所 の 事 業 が 大 震 災 による 被 害 を 受 けたこととは 以 下 に 掲 げる 場 合 が 該 当 するものであること 1 大 震 災 により 事 業 所 が 損 壊 ( 生 産 設 備 の 損 壊 等 も 含 む)するなど 直 接 的 な 被 害 が 生 じている 場 合 2 事 業 の 実 施 に 必 要 な 電 気 ガス 工 業 用 水 等 の 施 設 の 被 害 や 搬 入 道 路 の 遮 断 等 により 被 害 が 生 じている 場 合 3 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 第 20 条 第 3 項 の 規 定 による 警 戒 区 域 計 画 的 避 難 区 域 又 は 緊 急 時 避 難 準 備 区 域 に 平 成 23 年 3 月 11 日 において 現 に 事 業 所 が 所 在 していた 場 合 なお 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 第 15 条 第 3 項 の 規 定 による 内 閣 総 理 大 臣 の 屋 内 退 避 指 示 の 対 象 地 域 に 同 日 において 現 に 事 業 所 が 所 在 していた 場 合 についても 別 に 定 める 日 までは 特 例 の 対 象 となること 4 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 に 基 づく 食 品 の 出 荷 制 限 により 被 害 が 生 じて いる 場 合 5
5 その 他 上 記 1から4までに 準 じた 理 由 により 適 用 事 業 所 の 事 業 が 大 震 災 による 被 害 を 受 けた 場 合 であって その 被 害 の 状 況 を 総 合 的 に 勘 案 し 不 可 避 的 に 休 業 等 を 余 儀 なくされたと 判 断 される 場 合 ⅱ (1)において 報 酬 の 額 が 著 しく 低 下 又 は 上 昇 した 場 合 とは 事 業 所 が 休 業 していること 等 により 賃 金 が 支 払 われないか 又 は 低 下 若 しくは 上 昇 し た 報 酬 の 額 に 基 づく 標 準 報 酬 月 額 等 級 と 低 下 若 しくは 上 昇 する 前 の 標 準 報 酬 月 額 等 級 との 間 に2 等 級 以 上 の 差 を 生 じた 場 合 ( 従 前 の 等 級 が 第 2 級 の 場 合 には 報 酬 月 額 が5 万 3 千 円 未 満 になった 場 合 )をいうものとすること ま た この 場 合 固 定 的 賃 金 の 変 動 があったものとして 取 り 扱 って 差 し 支 えな いものとすること (3) 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 に 関 する 届 出 等 について ⅰ (1)のⅰ 又 はⅱにより 標 準 報 酬 月 額 が 改 定 されるべき 被 保 険 者 を 使 用 する 事 業 主 は 省 令 第 1 条 の 規 定 により 健 保 保 険 者 等 に 対 して 届 出 を 行 うもの とすること ⅱ (1)のⅰ 又 はⅱにより 改 定 された 標 準 報 酬 月 額 は 平 成 23 年 8 月 までの 標 準 報 酬 月 額 とし 平 成 23 年 9 月 からは 定 時 決 定 により 決 定 された 標 準 報 酬 月 額 を 用 いること ただし 平 成 23 年 7 月 から12 月 までの 間 に (1)のⅰ 又 はⅱ の 特 例 により 改 定 された 標 準 報 酬 月 額 については 平 成 24 年 1 月 以 降 通 常 の 随 時 改 定 がなされない 限 り 平 成 24 年 8 月 までの 標 準 報 酬 月 額 とすること (4) 傷 病 手 当 金 及 び 出 産 手 当 金 の 算 定 について ⅰ 法 第 49 条 第 4 項 の 規 定 により 平 成 23 年 3 月 11 日 において 現 に 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 受 けている 者 若 しくは 受 けるべき 者 又 は 大 震 災 による 被 害 を 受 けた ことにより 傷 病 手 当 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 分 として 支 給 する 傷 病 手 当 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 標 準 報 酬 月 額 について は (1)のⅰによる 改 定 前 の 標 準 報 酬 月 額 とすること ただし (1)のⅱによ る 改 定 が 行 われた 場 合 には (1)のⅰによる 改 定 前 の 標 準 報 酬 月 額 と (1)の ⅱによる 改 定 後 の 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 方 の 標 準 報 酬 月 額 とすること ⅱ 法 第 49 条 第 5 項 の 規 定 により 平 成 23 年 3 月 11 日 において 現 に 出 産 手 当 金 の 支 給 を 受 けている 者 又 は 受 けるべき 者 に 対 して 支 給 する 出 産 手 当 金 につい ても ⅰと 同 様 に 取 り 扱 うものとすること 5 保 険 料 の 免 除 の 特 例 に 関 する 事 項 (1) 保 険 料 の 免 除 の 特 例 法 第 57 条 の 規 定 により 健 保 保 険 者 等 は 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 所 在 していた 適 用 事 業 所 の 事 業 主 から 申 請 があった 場 合 において 当 該 適 用 事 業 所 の 事 業 が 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 当 該 適 用 事 業 所 に 使 用 される 被 保 険 者 に 対 する 報 酬 の 支 払 いに 著 しい 支 障 が 生 じている 場 合 当 該 報 酬 の 支 払 いに 著 しい 支 障 が 生 じている 間 において 納 付 すべき 保 険 料 ( 被 保 険 者 本 人 負 担 分 及 び 事 業 主 負 担 分 )の 額 を 免 除 することができるもの とすること (2) 保 険 料 の 免 除 の 特 例 の 要 件 について 6
ⅰ (1)における 事 業 所 の 事 業 が 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことの 範 囲 につい ては 4の(2)ⅰによるものとすること ⅱ (1)における 報 酬 の 支 払 いに 著 しい 支 障 が 生 じている 場 合 とは 事 業 の 全 部 又 は 一 部 が 休 業 していること 等 により 概 ね 過 半 の 従 業 員 について 賃 金 が 支 払 われていないか 又 は 標 準 報 酬 月 額 の 下 限 に 相 当 する 賃 金 しか 支 払 わ れていないという 事 態 が 生 じている 場 合 がこれに 該 当 するものであること (3) 免 除 期 間 について 免 除 期 間 は 最 長 1 年 間 ( 平 成 24 年 2 月 納 付 分 の 保 険 料 まで)とすること (4) 保 険 料 の 免 除 の 申 請 等 について 保 険 料 の 免 除 を 受 けようとする 事 業 主 は 省 令 第 2 条 の 規 定 により 健 保 保 険 者 に 申 請 を 行 うこと また 保 険 料 の 免 除 を 受 けた 事 業 主 は 平 成 24 年 2 月 までの 間 において 当 該 事 業 所 に 使 用 される 被 保 険 者 に 対 する 報 酬 の 支 払 いに 著 しい 支 障 がなくなったときは 省 令 第 3 条 の 規 定 により その 旨 を 健 保 保 険 者 に 届 け 出 なければならないものとすること (5) 賞 与 について (1) 及 び(2)により 報 酬 に 関 する 保 険 料 が 免 除 されている 場 合 は 賞 与 につ いても 概 ね 過 半 の 被 保 険 者 について 賞 与 が 支 払 われていないか 又 は 賞 与 の 額 が6 万 3 千 円 未 満 の 場 合 には 賞 与 に 関 する 保 険 料 についても 免 除 の 対 象 となること (6) 調 整 保 険 料 等 について 健 康 保 険 法 附 則 第 2 条 第 3 項 に 規 定 する 調 整 保 険 料 及 び 介 護 保 険 の 第 二 号 保 険 料 については (1)と 同 様 に 免 除 の 対 象 となること 6 日 本 年 金 機 構 への 委 任 法 第 104 条 の 規 定 により 上 記 4 及 び5について 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 に 係 る 事 務 は 日 本 年 金 機 構 ( 以 下 機 構 という )に 行 わせるものとすること 7 地 方 厚 生 局 長 等 への 委 任 次 の(1) 及 び(2)の 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 は 地 方 厚 生 局 長 へ 委 任 するものとす ること ただし 厚 生 労 働 大 臣 が 自 ら 行 うことを 妨 げないこと (1) 6において 機 構 に 委 任 した 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 に 係 る 事 務 について 機 構 から 厚 生 労 働 大 臣 が 自 らその 業 務 を 行 うよう 求 めがあった 場 合 において 必 要 があると 認 めるとき 又 は 機 構 が 天 災 その 他 の 事 由 により 当 該 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 行 うことが 困 難 若 しくは 不 適 当 となったと 認 めるときにおい て 厚 生 労 働 大 臣 が 当 該 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 行 うこととした 場 合 における 当 該 権 限 (2) (1)により 厚 生 労 働 大 臣 が 上 記 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 自 ら 行 うこととし 又 は 自 ら 行 っている 当 該 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 行 わないことした 場 合 にお ける その 旨 の 公 示 また (1) 及 び(2)の 権 限 のうち 地 方 厚 生 支 局 の 管 轄 区 域 に 係 るものは 地 方 厚 生 支 局 長 に 委 任 すること ただし 地 方 厚 生 局 長 が 当 該 権 限 を 自 ら 行 うことを 7
妨 げないこと Ⅱ 船 員 保 険 関 係 1 一 部 負 担 金 の 支 払 いの 免 除 に 関 する 事 項 健 康 保 険 関 係 の1と 同 様 であること 2 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 事 項 健 康 保 険 関 係 の2と 同 様 であること 3 公 費 負 担 医 療 との 調 整 に 関 する 事 項 健 康 保 険 関 係 の3と 同 様 であること 4 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 に 関 する 事 項 (1) 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 について 健 康 保 険 関 係 の4の(1)と 同 様 であること (2) 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 の 要 件 について 健 康 保 険 関 係 の4の(2)と 同 様 であること (3) 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 に 関 する 届 出 等 について 健 康 保 険 関 係 の4の(3)ⅰと 同 様 であること (4) 傷 病 手 当 金 及 び 出 産 手 当 金 の 算 定 について 健 康 保 険 関 係 の4の(4)と 同 様 であること (5) 休 業 手 当 金 等 の 算 定 について ⅰ 法 第 59 条 第 5 項 の 規 定 により 平 成 23 年 3 月 11 日 において 現 に 休 業 手 当 金 の 支 給 を 受 けている 者 若 しくは 受 けるべき 者 又 は 大 震 災 による 被 害 を 受 けた ことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 若 しくは 負 傷 に 係 る 休 業 手 当 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 休 業 手 当 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 標 準 報 酬 日 額 については 法 第 59 条 第 1 項 の 規 定 による 改 定 前 の 標 準 報 酬 月 額 ( 以 下 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 という )の30 分 の1に 相 当 する 額 とする こと ただし 同 条 第 2 項 の 規 定 による 改 定 が 行 われた 場 合 には 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 同 項 の 規 定 による 改 定 後 の 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 方 の 標 準 報 酬 月 額 の30 分 の1に 相 当 する 額 とすること ⅱ 法 第 59 条 第 6 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 に 係 る 障 害 年 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 障 害 年 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 日 額 につい ては 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 の30 分 の1に 相 当 する 額 とすること ⅲ 法 第 59 条 第 7 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 に 係 る 障 害 手 当 金 の 支 給 を 受 け る 者 について 当 該 障 害 手 当 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 月 額 に ついては 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 8
月 額 とすること ⅳ 法 第 59 条 第 8 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 に 係 る 障 害 差 額 一 時 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 障 害 差 額 一 時 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 月 額 については 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 とすること ⅴ 法 第 59 条 第 9 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 疾 病 又 は 負 傷 を 発 した 者 がその 後 に 死 亡 した 場 合 に その 遺 族 に 対 して 支 給 される 障 害 年 金 差 額 一 時 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 月 額 については 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいず れか 高 い 標 準 報 酬 月 額 とすること ⅵ 法 第 59 条 第 10 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 により 死 亡 したものの 遺 族 のう ち 遺 族 年 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 遺 族 年 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 とな る 最 終 標 準 報 酬 日 額 については 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 の いずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 の30 分 の1に 相 当 する 額 とすること ⅶ 法 第 59 条 第 11 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 により 死 亡 したものの 遺 族 のう ち 遺 族 一 時 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 遺 族 一 時 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 月 額 については 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 とすること ⅷ 法 第 59 条 第 12 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 により 死 亡 したものの 遺 族 のう ち 遺 族 年 金 差 額 一 時 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 遺 族 年 金 差 額 一 時 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 月 額 については 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 とすること ⅸ 法 第 59 条 第 13 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 に 係 る 障 害 前 払 一 時 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 障 害 前 払 一 時 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 日 額 については 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 の30 分 の1に 相 当 する 額 とすること ⅹ 法 第 59 条 第 14 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 により 死 亡 したものの 遺 族 のう ち 遺 族 前 払 一 時 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 遺 族 前 払 一 時 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 最 終 標 準 報 酬 日 額 は 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 最 終 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 の30 分 の1に 相 当 する 額 とすること ⅹⅰ 政 令 第 4 条 第 1 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 により 死 亡 したものに 係 る 葬 祭 料 付 加 金 の 支 給 を 受 ける 者 について 当 該 葬 祭 料 付 加 金 の 額 の 算 定 の 基 礎 となる 標 準 報 酬 月 額 は 改 定 前 標 準 報 酬 月 額 と 資 格 喪 失 した 当 時 の 標 準 報 酬 月 額 のいずれか 高 い 標 準 報 酬 月 額 とすること 9
ⅹⅱ 政 令 第 4 条 第 2 項 の 規 定 により 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に 発 した 疾 病 又 は 負 傷 により 死 亡 したものに 係 る 家 族 葬 祭 料 付 加 金 についても ⅹⅰと 同 様 に 取 り 扱 うものとすること 5 保 険 料 の 免 除 の 特 例 に 関 する 事 項 健 康 保 険 関 係 の5( 調 整 保 険 料 に 関 する 取 扱 いを 除 く )と 同 様 であること 6 死 亡 に 係 る 給 付 の 特 例 に 関 する 事 項 (1) 死 亡 に 係 る 給 付 の 特 例 について 法 第 60 条 の 規 定 により 平 成 23 年 3 月 11 日 に 発 生 した 東 北 地 太 平 洋 沖 地 震 による 災 害 により 行 方 不 明 となった 者 の 生 死 が 震 災 発 生 日 から3か 月 間 分 か らない 場 合 又 はその 者 の 死 亡 が 当 該 地 震 発 生 の 日 から3か 月 以 内 に 明 らかと なり かつ その 死 亡 の 時 期 が 分 からない 場 合 には 船 員 保 険 法 の 死 亡 に 係 る 給 付 の 支 給 に 関 する 規 定 の 適 用 については 同 日 に その 者 は 死 亡 した ものと 推 定 するものとすること (2) 対 象 となる 給 付 の 範 囲 死 亡 に 係 る 給 付 の 特 例 の 対 象 範 囲 は 次 に 掲 げるとおりであること ⅰ 船 員 保 険 法 ( 昭 和 14 年 法 律 第 73 号 ) 関 係 1 葬 祭 料 ( 船 員 保 険 法 第 72 条 ) 2 家 族 葬 祭 料 ( 船 員 保 険 法 第 80 条 ) 3 障 害 年 金 差 額 一 時 金 ( 船 員 保 険 法 第 92 条 ) 4 遺 族 年 金 ( 船 員 保 険 法 第 97 条 ) 5 遺 族 一 時 金 ( 船 員 保 険 法 第 101 条 ) 6 遺 族 年 金 差 額 一 時 金 ( 船 員 保 険 法 第 102 条 ) 7 未 支 給 の 保 険 給 付 ( 船 員 保 険 法 第 38 条 ) ⅱ 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 昭 和 60 年 法 律 第 34 号 ) 第 5 条 による 改 正 前 の 船 員 保 険 法 ( 以 下 昭 和 60 年 改 正 前 船 員 保 険 法 という ) 関 係 1 遺 族 年 金 ( 昭 和 60 年 改 正 前 船 員 保 険 法 第 50 条 同 法 第 50 条 の4の 規 定 に より 転 給 される 場 合 に 限 る ) 2 未 支 給 の 保 険 給 付 ( 昭 和 60 年 改 正 前 船 員 保 険 法 第 27 条 の2) ⅲ 雇 用 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 30 号 ) 第 4 条 による 改 正 前 の 船 員 保 険 法 ( 以 下 平 成 22 年 改 正 前 船 員 保 険 法 という ) 関 係 1 遺 族 年 金 ( 平 成 22 年 改 正 前 船 員 保 険 法 第 50 条 同 法 第 50 条 の4の 規 定 に より 転 給 される 場 合 に 限 る ) 2 未 支 給 の 保 険 給 付 ( 平 成 22 年 改 正 前 船 員 保 険 法 第 27 条 の2) 7 日 本 年 金 機 構 への 委 任 法 第 104 条 の 規 定 により 上 記 4 及 び5について 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 に 係 る 事 務 は 機 構 に 行 わせるものとすること 8 地 方 厚 生 局 長 等 への 委 任 10
次 の(1) 及 び(2)の 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 は 地 方 厚 生 局 長 へ 委 任 するものとす ること ただし 厚 生 労 働 大 臣 が 自 ら 行 うことを 妨 げないこと (1) 7において 機 構 に 委 任 した 厚 生 労 働 大 臣 の 権 限 に 係 る 事 務 について 機 構 から 厚 生 労 働 大 臣 が 自 らその 業 務 を 行 うよう 求 めがあった 場 合 において 必 要 があると 認 めるとき 又 は 機 構 が 天 災 その 他 の 事 由 により 当 該 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 行 うことが 困 難 若 しくは 不 適 当 となったと 認 めるときにおい て 厚 生 労 働 大 臣 が 当 該 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 行 うこととした 場 合 における 当 該 権 限 (2) (1)により 厚 生 労 働 大 臣 が 上 記 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 自 ら 行 うこととし 又 は 自 ら 行 っている 当 該 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 行 わないことした 場 合 にお ける その 旨 の 公 示 また (1) 及 び(2)の 権 限 のうち 地 方 厚 生 支 局 の 管 轄 区 域 に 係 るものは 地 方 厚 生 支 局 長 に 委 任 すること ただし 地 方 厚 生 局 長 が 当 該 権 限 を 自 ら 行 うことを 妨 げないこと Ⅲ 国 民 健 康 保 険 関 係 1 一 部 負 担 金 の 支 払 いの 免 除 に 関 する 事 項 (1) 一 部 負 担 金 の 支 払 いの 免 除 の 要 件 について 国 民 健 康 保 険 の 保 険 者 ( 以 下 国 保 保 険 者 という )は 次 のいずれかの 要 件 に 該 当 する 被 保 険 者 ( 以 下 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 という )について は 一 部 負 担 金 の 徴 収 猶 予 及 び 減 免 並 びに 保 険 医 療 機 関 等 の 一 部 負 担 金 の 取 扱 いについて ( 昭 和 34 年 3 月 30 日 付 け 保 発 第 21 号 )にかかわらず 国 民 健 康 保 険 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 192 号 ) 第 44 条 第 1 項 第 2 号 の 規 定 により 一 部 負 担 金 を 免 除 して 差 し 支 えないこと 1 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 住 家 の 全 半 壊 全 半 焼 又 はこれに 準 ず る 被 災 をしたもの 2 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 者 が 死 亡 し 又 は 重 篤 な 傷 病 を 負 ったもの 3 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 者 の 行 方 が 不 明 であるもの 4 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 者 が 業 務 を 廃 止 し 又 は 休 止 したもの 5 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 者 が 失 職 し 現 在 収 入 がないもの 6 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 第 15 条 第 3 項 の 規 定 による 避 難 のための 立 11
退 き 又 は 屋 内 への 退 避 に 係 る 内 閣 総 理 大 臣 の 指 示 の 対 象 地 域 であるため 避 難 又 は 退 避 を 行 っているもの 7 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 第 20 条 第 3 項 の 規 定 による 計 画 的 避 難 区 域 及 び 緊 急 時 避 難 準 備 区 域 の 設 定 に 係 る 原 子 力 災 害 対 策 本 部 長 の 指 示 の 対 象 となっているもの 8 その 他 上 記 の1から7までに 準 ずる 者 として 国 保 保 険 者 が 認 めたもの (2) 免 除 措 置 の 期 間 について (1)の 免 除 措 置 は (1)の1から5までについては 平 成 23 年 3 月 11 日 から (1)の6 及 び7については 指 示 があった 日 から それぞれ 平 成 24 年 2 月 29 日 ま での 間 に 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 が 受 けた 療 養 について 適 用 するものとするこ と ただし (1)の3に 該 当 する 者 については 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 に おいて 主 たる 生 計 維 持 者 の 行 方 が 明 らかとなるまでの 間 に 受 けた 療 養 につい て (1)の6 又 は7に 該 当 する 者 であって 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 において 当 該 指 示 が 解 除 されたものについては 別 途 定 める 日 までの 間 に 受 けた 療 養 について 適 用 するものとすること (3) 免 除 証 明 書 について ⅰ 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 は 保 険 医 療 機 関 等 について 療 養 の 給 付 を 受 ける 際 に 国 民 健 康 保 険 一 部 負 担 金 等 免 除 証 明 書 ( 以 下 Ⅲにおいて 免 除 証 明 書 という )を 被 保 険 者 証 に 添 えて 当 該 保 険 医 療 機 関 等 に 提 出 しなければならな いこと( 保 険 薬 局 の 場 合 にあっては 処 方 せんに 免 除 証 明 書 を 添 えるもので あること 以 下 Ⅲにおいて 同 じ) ⅱ 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 は 別 途 通 知 するところにより あらかじめ 国 保 保 険 者 に 対 して 申 請 を 行 い 免 除 証 明 書 の 交 付 を 受 けるものとすること ⅲ ⅰにかかわらず 国 保 保 険 者 による 免 除 証 明 書 の 発 行 準 備 のため 平 成 23 年 6 月 末 までは 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 を 継 続 することとし この 間 に 国 保 保 険 者 は 免 除 証 明 書 を 速 やかに 発 行 するよう 努 めること なお 平 成 23 年 7 月 1 日 以 降 については 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 の 取 扱 いは 終 了 する 予 定 である ので 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 は 被 保 険 者 証 に 免 除 証 明 書 を 添 えて 受 診 するこ と ⅳ 支 払 猶 予 期 間 中 保 険 医 療 機 関 等 の 窓 口 において 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 を 受 けて 受 診 した 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 の 費 用 の 支 払 いについては 免 除 証 明 書 を 提 示 して 受 診 したものと 同 様 の 取 扱 いとすること ⅴ ⅰからⅲまでにかかわらず 資 格 管 理 システムの 滅 失 等 の 著 しい 行 政 機 能 の 障 害 があることや 大 部 分 の 住 民 が 避 難 指 示 等 の 対 象 となり 行 政 事 務 が 混 乱 していること 等 の 理 由 により 平 成 23 年 6 月 末 までに 免 除 証 明 書 を 発 行 す ることが 困 難 である 旨 の 申 出 を 行 った 市 町 村 ( 法 第 2 条 第 2 項 に 定 める 特 定 被 災 地 方 公 共 団 体 に 限 る )の 行 う 国 民 健 康 保 険 の 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 に ついては 7 月 1 日 以 降 も 免 除 証 明 書 の 交 付 が 完 了 するまでの 間 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 を 継 続 するので 該 当 する 国 保 保 険 者 は 別 途 通 知 する 様 式 に より 平 成 23 年 5 月 16 日 までに 県 を 通 じて 厚 生 労 働 省 保 険 局 国 民 健 康 保 険 課 に 申 し 出 ること なお 申 出 を 行 った 市 町 村 については 後 期 高 齢 者 医 療 12
制 度 の 一 部 負 担 金 についても 同 様 の 取 扱 いとするため 申 出 を 行 う 場 合 には 各 担 当 間 で 十 分 調 整 されたいこと ⅵ ⅴの 申 出 を 行 った 国 保 保 険 者 のうち 市 町 村 の 全 域 が(1)の6 又 は7の 指 示 の 対 象 地 域 となっているものについては 被 保 険 者 が 保 険 医 療 機 関 等 におい て 被 保 険 者 証 を 提 示 すれば 当 該 被 保 険 者 証 に 記 載 された 住 所 により 保 険 医 療 機 関 等 が 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 であることを 判 断 できることから 被 保 険 者 証 の 提 示 により 免 除 証 明 書 の 提 示 に 代 えることができること (4) 一 部 負 担 金 の 還 付 について 次 に 掲 げる 者 が 保 険 医 療 機 関 等 について 療 養 の 給 付 等 を 受 けようとする 際 に 国 民 健 康 保 険 法 第 42 条 第 1 項 の 規 定 により 当 該 保 険 医 療 機 関 等 に 支 払 った 一 部 負 担 金 については 国 保 保 険 者 に 申 請 を 行 うことにより 国 保 保 険 者 か ら 還 付 を 受 けることができるものとすること ただし 既 に 高 額 療 養 費 の 支 給 を 受 けている 場 合 等 においては 当 該 支 給 額 を 控 除 した 額 を 還 付 するもの とすること 1 平 成 23 年 6 月 末 までの 支 払 猶 予 期 間 に(1)の1から8までのいずれかの 要 件 に 該 当 していたが 一 部 負 担 金 の 支 払 いを 行 った 者 2 支 払 猶 予 期 間 の 終 了 後 であって 国 保 保 険 者 の 理 由 によって 免 除 証 明 書 の 交 付 を 受 けていない 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 その 他 の 免 除 証 明 書 を 保 険 医 療 機 関 等 に 提 出 しなかったことがやむを 得 ないと 認 められる 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 (5) 保 険 外 併 用 療 養 費 療 養 費 訪 問 看 護 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 について 国 民 健 康 保 険 法 第 53 条 第 2 項 第 1 号 ( 同 法 第 54 条 の3 第 2 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 及 び 第 54 条 の2 第 4 項 の 規 定 により 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 に 対 して 支 給 される 保 険 外 併 用 療 養 費 訪 問 看 護 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 についても 一 部 負 担 金 に 準 じて 取 り 扱 うものとすること また 法 第 70 条 の 規 定 により 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 に 対 して 支 給 される 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 についても 一 部 負 担 金 に 準 じて 取 り 扱 うものと すること 2 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 事 項 (1) 標 準 負 担 額 の 免 除 について 国 保 保 険 者 は 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 に 対 して 入 院 時 食 事 療 養 費 又 は 入 院 時 生 活 療 養 費 を 支 給 するに 当 たっては 法 第 67 条 又 は 第 68 条 の 規 定 により 標 準 負 担 額 を 免 除 するものとし 当 該 入 院 時 食 事 療 養 費 に 関 する 食 事 療 養 又 は 当 該 入 院 時 生 活 療 養 費 に 関 する 生 活 療 養 につき 算 定 した 費 用 の 額 (その 額 が 現 に 当 該 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 要 した 費 用 の 額 を 超 えるときは 当 該 現 に 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 要 した 費 用 の 額 )を 特 例 として 支 給 するものとす ること また 法 第 69 条 から 第 71 条 までの 規 定 により 入 院 時 の 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 関 する 保 険 外 併 用 療 養 費 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 額 についても 同 様 13
の 特 例 措 置 を 行 うものであること (2) 特 例 措 置 の 期 間 について (1)の 特 例 措 置 は 特 例 対 象 期 間 に 免 除 対 象 国 保 被 保 険 者 が 受 けた 療 養 につ いて 適 用 するものとすること (3) 免 除 証 明 書 の 取 扱 いについて 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 免 除 証 明 書 の 取 扱 いについては 1の(3)に 準 ずるものとすること (4) 標 準 負 担 額 の 還 付 について 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 標 準 負 担 額 の 還 付 については 1の(4)に 準 ずるものとすること 3 公 費 負 担 医 療 との 調 整 に 関 する 事 項 健 康 保 険 関 係 の3と 同 様 であること 4 保 険 料 ( 税 )の 免 除 に 関 する 事 項 国 民 健 康 保 険 の 保 険 料 ( 税 )の 減 免 についての 取 扱 いは 災 害 による 国 民 健 康 保 険 料 ( 税 )の 減 免 に 伴 う 特 別 調 整 交 付 金 の 算 定 基 準 について ( 昭 和 42 年 6 月 30 日 付 け 保 発 第 24 号 )により 示 されているところであるが 大 震 災 に 伴 う 保 険 料 ( 税 )の 免 除 の 取 扱 いについては 別 途 通 知 する 予 定 であること Ⅳ 後 期 高 齢 者 医 療 関 係 1 一 部 負 担 金 の 支 払 いの 免 除 に 関 する 事 項 (1) 一 部 負 担 金 の 支 払 いの 免 除 の 要 件 について 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 は 次 のいずれかの 要 件 に 該 当 する 被 保 険 者 ( 以 下 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 という )については 一 部 負 担 金 の 減 額 免 除 又 は 徴 収 猶 予 並 びに 徴 収 に 関 する 処 分 の 取 扱 いについて ( 平 成 20 年 3 月 24 日 付 け 保 総 発 第 0324005 号 )にかかわらず 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 ( 昭 和 57 年 法 律 第 80 号 ) 第 69 条 第 1 項 第 2 号 の 規 定 により 一 部 負 担 金 を 免 除 して 差 し 支 えないこと 1 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより 住 家 の 全 半 壊 全 半 焼 又 はこれに 準 ず る 被 災 をしたもの 2 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 者 が 死 亡 し 又 は 重 篤 な 傷 病 を 負 ったもの 3 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 者 の 行 方 が 不 明 であるもの 4 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 14
者 が 業 務 を 廃 止 し 又 は 休 止 したもの 5 平 成 23 年 3 月 11 日 に 特 定 被 災 区 域 に 住 所 を 有 していた 者 であって 大 震 災 による 被 害 を 受 けたことにより その 者 の 属 する 世 帯 の 主 たる 生 計 維 持 者 が 失 職 し 現 在 収 入 がないもの 6 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 第 15 条 第 3 項 の 規 定 による 避 難 のための 立 退 き 又 は 屋 内 への 退 避 に 係 る 内 閣 総 理 大 臣 の 指 示 の 対 象 地 域 であるため 避 難 又 は 退 避 を 行 っているもの 7 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 第 20 条 第 3 項 の 規 定 による 計 画 的 避 難 区 域 及 び 緊 急 時 避 難 準 備 区 域 の 設 定 に 係 る 原 子 力 災 害 対 策 本 部 長 の 指 示 の 対 象 となっているもの 8 その 他 上 記 の1から7までに 準 ずる 者 として 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 が 認 めたもの (2) 免 除 措 置 の 期 間 について (1)の 免 除 措 置 は (1)の1から5までについては 平 成 23 年 3 月 11 日 から (1)の6 及 び7については 指 示 があった 日 から それぞれ 平 成 24 年 2 月 29 日 ま での 間 に 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 が 受 けた 療 養 について 適 用 するも のとすること ただし (1)の3に 該 当 する 者 については 平 成 24 年 2 月 29 日 までの 間 において 主 たる 生 計 維 持 者 の 行 方 が 明 らかとなるまでの 間 に 受 け た 療 養 について (1)の6 又 は7に 該 当 する 者 であって 平 成 24 年 2 月 29 日 まで の 間 において 当 該 指 示 が 解 除 されたものについては 別 途 定 める 日 までの 間 に 受 けた 療 養 について 適 用 するものとすること (3) 免 除 証 明 書 について ⅰ 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 は 保 険 医 療 機 関 等 について 療 養 の 給 付 を 受 ける 際 に 後 期 高 齢 者 医 療 一 部 負 担 金 等 免 除 証 明 書 ( 以 下 免 除 証 明 書 という )を 被 保 険 者 証 に 添 えて 当 該 保 険 医 療 機 関 等 に 提 出 しなければならな いこと( 保 険 薬 局 の 場 合 にあっては 処 方 せんに 免 除 証 明 書 を 添 えるもので あること 以 下 同 じ ) ⅱ 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 は あらかじめ 市 町 村 を 通 じて 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 に 対 して 申 請 を 行 い 免 除 証 明 書 の 交 付 を 受 けるものとする こと ⅲ ⅰにかかわらず 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 による 免 除 証 明 書 の 発 行 準 備 の ため 平 成 23 年 6 月 末 までは 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 を 継 続 することとし こ の 間 に 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 は 免 除 証 明 書 を 速 やかに 発 行 するよう 努 める こと なお 平 成 23 年 7 月 1 日 以 降 については 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 の 取 扱 いは 終 了 する 予 定 であるので 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 は 被 保 険 者 証 に 免 除 証 明 書 を 添 えて 受 診 すること ⅳ 支 払 猶 予 期 間 中 保 険 医 療 機 関 等 の 窓 口 において 一 部 負 担 金 の 支 払 猶 予 を 受 けて 受 診 した 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 の 費 用 の 支 払 については 免 除 証 明 書 を 提 示 して 受 診 したものと 同 様 の 取 扱 いとするものであること ⅴ ⅰからⅲまでにかかわらず Ⅲの1(3)ⅴの 申 出 を 行 った 市 町 村 の 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 については 7 月 1 日 以 降 も 免 除 証 明 書 の 交 付 が 完 15
了 するまでの 間 一 部 負 担 金 等 の 支 払 猶 予 を 継 続 するものとすること ⅵ Ⅲの1(3)ⅴの 申 出 を 行 った 市 町 村 のうち 市 町 村 の 全 域 が(1)の6 又 は7 の 指 示 の 対 象 地 域 となっているものについては 被 保 険 者 が 保 険 医 療 機 関 等 において 被 保 険 者 証 を 提 示 すれば 当 該 被 保 険 者 証 に 記 載 された 住 所 により 保 険 医 療 機 関 等 が 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 であることを 判 断 できる ことから 被 保 険 者 証 の 提 示 により 免 除 証 明 書 の 提 示 に 代 えることができる こと (4) 一 部 負 担 金 の 還 付 について 次 に 掲 げる 者 が 保 険 医 療 機 関 等 について 療 養 の 給 付 を 受 けようとする 際 に 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 第 67 条 第 1 項 の 規 定 により 当 該 保 険 医 療 機 関 等 に 支 払 った 一 部 負 担 金 については 市 町 村 を 通 じて 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 に 申 請 を 行 うことにより 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 から 還 付 を 受 けるこ とができるものとすること ただし 既 に 高 額 療 養 費 の 支 給 を 受 けている 場 合 等 においては 当 該 支 給 額 を 控 除 した 額 を 還 付 するものとすること 1 平 成 23 年 6 月 末 までの 支 払 猶 予 期 間 に(1)の1から8までのいずれかの 要 件 に 該 当 していたが 一 部 負 担 金 の 支 払 いを 行 った 者 2 支 払 猶 予 期 間 の 終 了 後 であって 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 の 理 由 によっ て 免 除 証 明 書 の 交 付 を 受 けていない 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 その 他 の 免 除 証 明 書 を 保 険 医 療 機 関 等 に 提 出 しなかったことがやむを 得 ないと 認 められる 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 (5) 保 険 外 併 用 療 養 費 療 養 費 訪 問 看 護 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 について 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 第 76 条 第 2 項 第 1 号 ( 同 法 第 82 条 第 2 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 及 び 第 78 条 第 4 項 の 規 定 により 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 に 対 して 支 給 される 保 険 外 併 用 療 養 費 訪 問 看 護 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 についても 一 部 負 担 金 に 準 じて 取 り 扱 うものとすること また 法 第 76 条 の 規 定 により 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 に 対 して 支 給 される 療 養 費 の 一 部 負 担 金 相 当 額 についても 一 部 負 担 金 に 準 じて 取 り 扱 うものとすること 2 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 事 項 (1) 標 準 負 担 額 の 免 除 について 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 は 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 に 対 して 入 院 時 食 事 療 養 費 又 は 入 院 時 生 活 療 養 費 を 支 給 するに 当 たっては 法 第 73 条 又 は 第 74 条 の 規 定 により 標 準 負 担 額 を 免 除 するものとし 当 該 入 院 時 食 事 療 養 費 に 関 する 食 事 療 養 又 は 当 該 入 院 時 生 活 療 養 費 に 関 する 生 活 療 養 につき 算 定 した 費 用 の 額 (その 額 が 現 に 当 該 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 要 した 費 用 の 額 を 超 えるときは 当 該 現 に 食 事 療 養 又 は 生 活 療 養 に 要 した 費 用 の 額 )を 特 例 として 支 給 するものとすること また 法 第 75 条 から 第 77 条 までの 規 定 により 入 院 時 の 食 事 療 養 又 は 生 活 16
療 養 に 関 する 保 険 外 併 用 療 養 費 療 養 費 及 び 特 別 療 養 費 の 額 についても 同 様 の 特 例 措 置 を 行 うものであること (2) 特 例 措 置 の 期 間 について 特 例 措 置 は 特 例 対 象 期 間 に 免 除 対 象 後 期 高 齢 者 医 療 被 保 険 者 が 受 けた 療 養 について 適 用 するものとすること (3) 免 除 証 明 書 の 取 扱 いについて 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 免 除 証 明 書 の 取 扱 いについては 1の(3)に 準 ずるものとすること (4) 標 準 負 担 額 の 還 付 について 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 に 関 する 標 準 負 担 額 の 還 付 については 1の(4)に 準 ずるものとすること 3 公 費 負 担 医 療 との 調 整 に 関 する 事 項 健 康 保 険 関 係 の3( 指 定 公 費 に 関 する 取 扱 いを 除 く )と 同 様 であること 4 保 険 料 の 免 除 に 関 する 事 項 後 期 高 齢 者 医 療 の 保 険 料 の 減 免 についての 取 扱 いは 後 期 高 齢 者 医 療 の 特 別 調 整 交 付 金 の 算 定 基 準 について ( 平 成 20 年 8 月 11 日 付 け 保 発 第 0811001 号 )に より 示 されているところであるが 大 震 災 に 伴 う 保 険 料 の 免 除 の 取 扱 いについ ては 別 途 通 知 する 予 定 であること Ⅴ 適 用 関 係 今 般 の 特 例 措 置 については 標 準 報 酬 月 額 の 改 定 の 特 例 及 び 保 険 料 の 免 除 の 特 例 は 平 成 23 年 3 月 1 日 から 入 院 時 食 事 療 養 費 入 院 時 生 活 療 養 費 等 の 額 の 特 例 は 同 年 3 月 11 日 から 適 用 するものとすること 17