入 札 公 告 次 のとおり 一 般 競 争 入 札 に 付 します 平 成 28 年 6 月 13 日 支 出 負 担 行 為 担 当 官 中 国 経 済 産 業 局 総 務 企 画 部 長 小 島 暢 夫 1. 競 争 入 札 に 付 する 事 項 (1) 作 業 の 名 称 平 成 28 年 度 IoT 時 代 を 担 う 企 業 間 による 新 たな 市 場 共 創 のた めの 知 財 の 在 り 方 に 関 する 調 査 (2) 履 行 期 限 入 札 説 明 書 による (3) 納 入 場 所 入 札 説 明 書 による (4) 入 札 方 法 入 札 金 額 は 平 成 28 年 度 IoT 時 代 を 担 う 企 業 間 による 新 たな 市 場 共 創 のための 知 財 の 在 り 方 に 関 する 調 査 に 関 する 総 価 で 行 う なお 本 件 については 入 札 の 際 に 提 案 書 を 提 出 し 技 術 審 査 を 受 けなければならない 落 札 決 定 に 当 たっては 入 札 書 に 記 載 された 金 額 に 当 該 金 額 の8パーセントに 相 当 する 額 を 加 算 した 金 額 ( 当 該 金 額 に1 円 未 満 の 端 数 が 生 じたときは その 端 数 金 額 を 切 捨 てるも のとする )をもって 落 札 価 格 とするので 入 札 者 は 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 に 係 る 課 税 事 業 者 であるか 免 税 事 業 者 であるかを 問 わず 見 積 った 契 約 金 額 の108 分 の100に 相 当 する 金 額 を 入 札 書 に 記 載 すること 2. 競 争 参 加 資 格 (1) 予 算 決 算 及 び 会 計 令 ( 以 下 予 決 令 という ) 第 70 条 の 規 定 に 該 当 しない 者 で あること なお 未 成 年 者 被 保 佐 人 又 は 被 補 助 人 であって 契 約 締 結 のために 必 要 な 同 意 を 得 ている 者 は 同 条 中 特 別 の 理 由 がある 場 合 に 該 当 する (2) 予 決 令 第 71 条 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること (3) 経 済 産 業 省 所 管 の 契 約 に 係 る 競 争 参 加 者 資 格 審 査 事 務 取 扱 要 領 ( 昭 和 38 年 6 月 2 6 日 付 け38 会 第 391 号 )により 平 成 28 29 30 年 度 競 争 参 加 資 格 ( 全 省 庁 統 一 資 格 ) 役 務 の 提 供 等 の A B 又 は C の 等 級 に 格 付 されている 者 であ ること (4) 経 済 産 業 省 からの 補 助 金 交 付 等 停 止 措 置 又 は 指 名 停 止 措 置 が 講 じられている 者 では ないこと (5) 入 札 説 明 書 の 交 付 を 受 けた 者 であること
3. 入 札 者 の 義 務 この 一 般 競 争 に 参 加 を 希 望 する 者 は 中 国 経 済 産 業 局 が 交 付 する 仕 様 書 に 基 づいて 提 案 書 を 作 成 し これを 入 札 書 に 添 付 して 入 札 書 の 受 領 期 限 内 に 提 出 しなければなら ない また 開 札 日 の 前 日 までの 間 において 支 出 負 担 行 為 担 当 官 等 から 当 該 書 類 に 関 して 説 明 を 求 められた 場 合 は これに 応 じなければならない なお 入 札 者 の 作 成 した 提 案 書 は 中 国 経 済 産 業 局 において 審 査 するものとし 採 用 し 得 ると 判 断 した 提 案 書 を 添 付 した 入 札 書 のみを 落 札 決 定 の 対 象 とする 4. 契 約 条 項 を 示 す 場 所 等 (1) 契 約 条 項 を 示 す 場 所 入 札 説 明 書 の 交 付 場 所 及 び 問 い 合 わせ 先 730-8531 広 島 県 広 島 市 中 区 上 八 丁 堀 6 番 30 号 中 国 経 済 産 業 局 地 域 経 済 部 参 事 官 ( 情 報 ヘルスケア 産 業 担 当 ) 付 TEL 082 224 5630(ダイヤルイン) (2) 入 札 説 明 会 の 日 時 及 び 場 所 平 成 28 年 6 月 20 日 ( 月 )15 時 00 分 ~ 中 国 経 済 産 業 局 第 5 会 議 室 ( 広 島 合 同 庁 舎 3 号 館 1 階 ) (3) 入 札 書 提 案 書 の 受 領 期 限 及 び 受 領 場 所 平 成 28 年 7 月 5 日 ( 火 )17 時 00 分 中 国 経 済 産 業 局 地 域 経 済 部 参 事 官 ( 情 報 ヘルスケア 産 業 担 当 ) 付 ( 広 島 合 同 庁 舎 2 号 館 3 階 ) (4) 開 札 の 日 時 及 び 場 所 平 成 28 年 7 月 19 日 ( 火 )14 時 00 分 中 国 経 済 産 業 局 地 方 連 絡 室 ( 広 島 合 同 庁 舎 2 号 館 2 階 ) 5.その 他 (1) 入 札 保 証 金 及 び 契 約 保 証 金 : 全 額 免 除 (2) 入 札 の 無 効 : 本 公 告 に 示 した 競 争 参 加 資 格 のない 者 による 入 札 及 び 入 札 に 関 する 条 件 に 違 反 した 入 札 (3) 契 約 書 の 作 成 : 要 (4) 落 札 者 の 決 定 方 法 : 予 決 令 第 79 条 の 規 定 に 基 づいて 作 成 された 予 定 価 格 の 制 限 の 範 囲 内 で 支 出 負 担 行 為 担 当 官 が 入 札 説 明 書 で 指 定 する 要 求 事 項 のうち 必 須 とした 項 目 の 最 低 限 の 要 求 をすべて 満 たしている 提 案 をした 入 札 者 の 中 から 支 出 負 担 行 為 担 当 官 が 定 める 総 合
評 価 の 方 法 をもって 落 札 者 を 定 めるものとする ただし 落 札 者 となるべき 者 の 入 札 価 格 によっては その 者 により 当 該 契 約 の 内 容 に 適 合 した 履 行 がなされないおそれが あると 認 められるとき 又 はその 者 と 契 約 することが 公 正 な 取 引 の 秩 序 を 乱 すことと なるおそれがあって 著 しく 不 適 当 であると 認 められるときは 予 定 価 格 の 範 囲 内 の 価 格 をもって 入 札 をした 他 の 者 のうち 評 価 の 最 も 高 い 者 を 落 札 者 とすることがある (5) 詳 細 は 入 札 説 明 書 による
入 札 説 明 書 中 国 経 済 産 業 局 総 務 企 画 部 会 計 課 中 国 経 済 産 業 局 の 請 負 契 約 に 係 る 入 札 公 告 ( 平 成 28 年 6 月 13 日 付 け 公 示 )に 基 づく 入 札 につ いては 関 係 法 令 及 び 中 国 経 済 産 業 局 入 札 心 得 に 定 めるもののほか 下 記 に 定 めるところによる 記 1. 競 争 入 札 に 付 する 事 項 (1) 作 業 の 名 称 平 成 28 年 度 IoT 時 代 を 担 う 企 業 間 による 新 たな 市 場 共 創 のための 知 財 の 在 り 方 に 関 する 調 査 (2) 作 業 内 容 等 別 紙 仕 様 書 のとおり (3) 履 行 期 限 別 紙 仕 様 書 のとおり (4) 納 入 場 所 別 紙 仕 様 書 のとおり (5) 入 札 方 法 入 札 金 額 は 平 成 28 年 度 IoT 時 代 を 担 う 企 業 間 による 新 たな 市 場 共 創 のための 知 財 の 在 り 方 に 関 する 調 査 に 関 する 総 価 で 行 う なお 本 件 については 入 札 の 際 に 提 案 書 を 提 出 し 技 術 審 査 を 受 けな ければならない 落 札 決 定 に 当 たっては 入 札 書 に 記 載 された 金 額 に 当 該 金 額 の8パーセントに 相 当 する 額 を 加 算 した 金 額 ( 当 該 金 額 に1 円 未 満 の 端 数 が 生 じたときは その 端 数 金 額 を 切 捨 てるものとする )をも って 落 札 価 格 とするので 入 札 者 は 消 費 税 および 地 方 消 費 税 に 係 る 課 税 事 業 者 であるか 免 税 事 業 者 であるかを 問 わず 見 積 った 契 約 金 額 の 108 分 の100に 相 当 する 金 額 を 入 札 書 に 記 載 すること 2. 競 争 参 加 資 格 (1) 予 算 決 算 及 び 会 計 令 ( 以 下 予 決 令 という ) 第 70 条 の 規 定 に 該 当 しない 者 であるこ と なお 未 成 年 者 被 保 佐 人 又 は 被 補 助 人 であって 契 約 締 結 のために 必 要 な 同 意 を 得 て いる 者 は 同 条 中 特 別 の 理 由 がある 場 合 に 該 当 する (2) 予 決 令 第 71 条 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること (3) 経 済 産 業 省 所 管 の 契 約 に 係 る 競 争 参 加 者 資 格 審 査 事 務 取 扱 要 領 ( 昭 和 38 年 6 月 26 日 付 け38 会 第 391 号 )により 平 成 28 29 30 年 度 競 争 参 加 資 格 ( 全 省 庁 統 一 資 格 ) 役 務 の 提 供 等 の A B 又 は C の 等 級 に 格 付 けされている 者 であること (4) 入 札 説 明 書 の 交 付 を 受 けた 者 であること (5) 経 済 産 業 省 からの 補 助 金 交 付 等 停 止 措 置 又 は 指 名 停 止 措 置 が 講 じられているものではない こと 3. 入 札 者 の 義 務 この 調 達 に 参 加 を 希 望 する 者 は 中 国 経 済 産 業 局 が 交 付 する 仕 様 書 に 基 づいて 提 案 書 を 作 成 し これを 入 札 書 に 添 付 して 入 札 書 の 受 領 期 限 内 に 提 出 しなければならない また 開 札 日 の 前 日 までの 間 において 支 出 負 担 行 為 担 当 官 等 から 当 該 書 類 に 関 して 説 明 を 求 められた 場 合 は これに 応 じなければならない なお 入 札 者 の 作 成 した 提 案 書 は 中 国 経 済 産 業 局 において 審 査 するものとし 採 用 し 得 る と 判 断 した 提 案 書 を 添 付 した 入 札 書 のみを 落 札 決 定 の 対 象 とする 4. 入 札 説 明 会 の 日 時 及 び 場 所 平 成 28 年 6 月 20 日 ( 月 )15 時 00 分 ~ 広 島 県 広 島 市 中 区 上 八 丁 堀 6 番 30 号 中 国 経 済 産 業 局 第 5 会 議 室 ( 広 島 合 同 庁 舎 3 号 館 1 階 ) - 1 -
5. 入 札 書 提 案 書 の 提 出 期 限 平 成 28 年 7 月 5 日 ( 火 )17 時 00 分 6. 開 札 の 日 時 及 び 場 所 平 成 28 年 7 月 19 日 ( 火 )14 時 00 分 中 国 経 済 産 業 局 地 方 連 絡 室 ( 広 島 合 同 庁 舎 2 号 館 2 階 ) 7. 競 争 参 加 者 は 提 出 した 入 札 書 の 変 更 及 び 取 消 しをすることができない 8.その 他 の 事 項 については 中 国 経 済 産 業 局 入 札 心 得 の 定 めにより 実 施 する 9. 入 札 の 無 効 入 札 公 告 に 示 した 競 争 参 加 資 格 のない 者 による 入 札 及 び 入 札 に 関 する 条 件 に 違 反 した 入 札 は 無 効 とする 10. 落 札 者 の 決 定 方 法 予 決 令 第 79 条 の 規 定 に 基 づいて 作 成 された 予 定 価 格 の 制 限 の 範 囲 内 で 支 出 負 担 行 為 担 当 官 が 入 札 説 明 書 で 指 定 する 要 求 事 項 のうち 必 須 とした 項 目 の 最 低 限 の 要 求 をすべて 満 たしている 提 案 をした 入 札 者 の 中 から 支 出 負 担 行 為 担 当 官 が 定 める 総 合 評 価 の 方 法 を もって 落 札 者 を 定 めるものとする ただし 落 札 者 となるべき 者 の 入 札 価 格 によっては その 者 により 当 該 契 約 の 内 容 に 適 合 した 履 行 がなされないおそれがあると 認 められると き 又 はその 者 と 契 約 することが 公 正 な 取 引 の 秩 序 を 乱 すこととなるおそれがあって 著 し く 不 適 当 であると 認 められるときは 予 定 価 格 の 範 囲 内 の 価 格 をもって 入 札 をした 他 の 者 のうち 評 価 の 最 も 高 い 者 を 落 札 者 とすることがある 11. 落 札 者 と 入 札 者 それぞれの 商 号 又 は 名 称 入 札 価 格 及 び 技 術 等 の 得 点 については 契 約 締 結 後 公 表 する 12. 入 札 保 証 金 及 び 契 約 保 証 金 全 額 免 除 13. 契 約 書 作 成 の 要 否 要 14. 支 払 の 条 件 契 約 代 金 は 契 約 書 記 載 の 条 件 により 適 法 な 支 払 請 求 書 を 受 理 した 日 から30 日 以 内 に 支 払 うものとする 15. 契 約 担 当 官 等 の 氏 名 並 びにその 所 属 する 部 局 の 名 称 及 び 所 在 地 730-8531 広 島 県 広 島 市 中 区 上 八 丁 堀 6 番 30 号 支 出 負 担 行 為 担 当 官 中 国 経 済 産 業 局 総 務 企 画 部 長 小 島 暢 夫 16.その 他 (1) 競 争 参 加 者 は 提 出 した 証 明 書 等 について 説 明 を 求 められた 場 合 は 自 己 の 責 任 にお いて 速 やかに 書 面 をもって 説 明 しなければならない (2)この 調 達 に 関 する 照 会 先 及 び 入 札 書 提 案 書 の 提 出 先 730-8531 広 島 県 広 島 市 中 区 上 八 丁 堀 6 番 30 号 中 国 経 済 産 業 局 地 域 経 済 部 参 事 官 ( 情 報 ヘルスケア 産 業 担 当 ) 付 TEL 082-224-5630(ダイヤルイン) - 2 -
仕 様 書 1. 件 名 IoT 時 代 を 担 う 企 業 間 による 新 たな 市 場 共 創 のための 知 財 の 在 り 方 に 関 する 調 査 2. 背 景 目 的 多 種 多 様 なモノがインターネット 化 された IoT(Internet of Things) i の 状 況 下 では あらゆる 産 業 分 野 において 多 様 かつ 刻 々と 変 化 するエンドユーザの 潜 在 的 ニーズ にいち 早 く 訴 えかける 製 品 サービス 創 出 が 求 められるが 実 現 のためには 明 確 な 課 題 だけでなく 漠 然 としたニーズを 元 に ITベンダとユーザ 企 業 など 企 業 や 業 種 を 超 えた 連 携 により 実 現 していくことが 鍵 となる 一 方 で IT 業 界 は 人 材 などの 経 営 資 源 を 割 けず 新 たな 製 品 サービスを 創 出 す るための 取 組 は 限 定 的 である しかし 発 注 元 の 状 況 により 業 務 量 が 左 右 される 受 注 開 発 のみならず 将 来 を 見 据 え 事 業 の 二 本 目 の 柱 三 本 目 の 柱 として 成 長 しうる 製 品 サービスを 育 てていくことが 重 要 である 上 記 を 実 現 する 手 法 として IT ベンダや 組 込 みシステム 開 発 企 業 と ユーザ 企 業 な ど 複 数 企 業 間 が 共 同 でニーズの 把 握 掘 り 起 こしを 行 いつつ 新 たな 製 品 サービ スの 提 案 育 成 ( 以 下 共 創 と 言 う)を 行 うための 環 境 構 築 が 挙 げられる 共 創 環 境 には 従 来 の 受 託 開 発 や 共 同 開 発 のみならず 例 えば デジタル ファブ リケーション(パソコン 制 御 のデジタル 工 作 機 械 )を 揃 えたオープンな 活 動 の 場 での 試 行 錯 誤 を 含 む 創 作 活 動 同 じテーマについてソフトウェア 開 発 関 係 者 や IT ユーザなど が 集 まり 互 いに 協 力 して 開 発 を 行 うハッカソン ii アイデアを 出 し 合 うアイデアソン iii と いった 事 業 計 画 策 定 前 の 段 階 から 共 創 を 行 う 新 たな 形 態 ( 以 下 新 たな 共 創 環 境 と 言 う)が 出 現 しつつある さらに 新 たな 共 創 環 境 において アイデアの 実 現 に 向 け 生 産 性 を 高 めるためには アジャイル 開 発 iv や 簡 易 で 効 率 の 良 い 作 業 が 実 現 できる OSS(オープンソースソフト ウェア) v プログラミング 言 語 である Ruby vi mruby vii の 活 用 デザイン 思 考 viii やシステム 思 考 ix などの 開 発 手 法 の 導 入 が 効 果 的 である 中 国 地 域 においては 島 根 県 松 江 市 で 松 江 在 住 のまつもとゆきひろ 氏 が 開 発 し た Ruby を 核 とした 地 域 振 興 施 策 により Ruby コミュニティの 活 動 が 活 発 に 行 われて いるほか 鳥 取 岡 山 広 島 山 口 で デジタル ファブリケーションを 備 えたオープン な 活 動 の 場 が 構 築 されるなど ビジネスとしての 共 創 可 能 性 が 現 れつつある 平 成 27 年 度 の 調 査 で アイデアソンやハッカソンにおいて 参 加 規 約 雛 形 を 活 用 し てもなおトラブルが 発 生 していること 主 催 者 側 に 成 果 が 帰 属 しない 場 合 は 事 業 の
進 捗 や 問 題 点 を 主 催 者 側 で 追 い 切 れないこと 共 創 環 境 に 参 加 する 場 合 自 社 技 術 をどこまでオープンにするかの 判 断 が 難 しいことが 明 らかになった そこで 今 年 度 は 具 体 的 なテーマに 基 づき IT ベンダ 組 込 みシステム 開 発 事 業 者 および 現 場 のユーザが 参 加 するハッカソンを 実 施 し 実 施 結 果 を 踏 まえ 中 国 地 域 での 自 律 的 継 続 的 な 実 践 に 有 効 な 運 営 形 態 を 考 慮 した 参 加 規 約 雛 形 ( 解 説 含 む)を 作 成 する また 地 域 の 中 小 中 堅 IT ベンダ 組 込 みシステム 開 発 事 業 者 が 自 社 技 術 をどこ までオープンにするか 等 の 知 的 財 産 戦 略 を 立 てる 際 に 役 立 つセミナーを 開 催 する これにより 中 小 ITベンダや 組 込 みシステム 開 発 事 業 者 が 漠 然 としたアイデア 段 階 から 属 性 の 異 なるユーザ 等 と 共 に 新 たな 製 品 サービスを 作 り 込 み なるべくコス トを 掛 けずに 身 軽 に 試 行 錯 誤 できる 環 境 を 普 及 させ ひいては 新 たな 製 品 サービ ス 創 出 を 目 指 す 3. 実 施 地 域 中 国 地 域 4. 実 施 内 容 (1) 中 国 地 域 の 課 題 に 基 づきテーマを 設 定 したハッカソンの 開 催 医 療 ヘルスケア 福 祉 介 護 分 野 から 開 催 地 域 の 課 題 に 即 した 具 体 的 なテーマ を 設 定 し 中 国 地 域 の 現 場 のユーザーニーズを 抽 出 分 析 しアイデア 出 し ソフトウェ アアプリケーションやデジタル ファブリケーション 出 力 用 データとして 試 作 発 表 を 行 う 開 催 期 間 は 2 日 間 とする 1 日 目 はヘルスケアまたは 介 護 分 野 の 専 門 家 により テ ーマの 背 景 課 題 等 に 関 する 説 明 および デザイン 思 考 システム 思 考 の 方 法 論 を 用 いて 参 加 者 グループによるアイデア 形 成 を 行 う 2 日 目 は 形 成 されたアイデアを 元 に グループ 毎 にアプリケーションソフトウェア または3Dプリンタ 等 のデジタル フ ァブリケーションで 出 力 できるデジタルデータを 試 作 し 発 表 を 行 う ( 各 30 名 規 模 全 1 回 1~2 箇 所 ) ヘルスケアまたは 介 護 分 野 の 現 状 および 課 題 に 知 見 を 持 つ 専 門 家 ( 医 師 管 理 栄 養 士 大 学 教 員 等 )による 話 題 提 供 を 行 う デザイン 思 考 システム 思 考 によるアイデア 形 成 を 指 導 できる 専 門 家 ( 慶 應 義 塾 大 学 大 学 院 システム デザイン マネジメント 学 科 の 教 員 等 )を 招 き 方 法 論 の 説 明 と 全 体 構 成 を 行 う
中 小 中 堅 IT ベンダ 組 込 みシステム 開 発 事 業 者 のほか 課 題 を 持 つユーザ( 健 診 保 険 指 導 者 被 介 護 者 医 療 機 関 職 員 介 護 福 祉 施 設 職 員 被 介 護 者 の 家 族 等 ) 知 見 を 持 つ 専 門 家 ( 医 師 管 理 栄 養 士 大 学 教 員 等 ) ヘルスケアや 介 護 分 野 に 関 心 を 持 つ 企 業 金 融 機 関 教 育 機 関 公 設 試 支 援 機 関 行 政 機 関 等 多 様 な 属 性 の 方 がバランス 良 く 参 加 できるよう 周 知 方 法 を 工 夫 する (2) 中 国 地 域 での 継 続 的 なハッカソン 実 践 に 資 する 参 加 規 約 雛 形 の 作 成 自 律 的 かつ 継 続 的 な 開 催 に 繋 がるよう 開 催 準 備 段 階 開 催 事 後 フォローまで ハッカソンの 行 程 を 写 真 も 含 めて 記 録 し 公 表 を 前 提 とした 調 査 報 告 書 に 記 載 する また 開 催 前 にハッカソン 参 加 同 意 書 雛 形 を 作 成 し ハッカソンの 開 催 を 通 してそ の 課 題 を 洗 い 出 し 検 証 改 善 を 行 う 参 加 同 意 書 雛 形 の 作 成 にあたっては ハッカソンの 開 催 までに 既 存 の 参 加 同 意 書 やトラブル 事 例 を 収 集 すると 共 に ハッカソン 開 催 後 に 具 体 的 に 参 加 規 約 のどの 点 に 改 善 の 余 地 があるか 参 加 者 へのアンケート インタビューも 交 え 検 証 改 善 を 行 う 検 証 改 善 後 の 最 終 的 な 参 加 同 意 書 雛 形 には 中 国 地 域 での 運 営 形 態 ( 主 催 者 参 加 者 規 模 等 )を 想 定 し 条 項 毎 にその 記 載 意 図 と 主 催 者 参 加 者 の 双 方 の 観 点 で 留 意 すべき 点 等 について 解 説 を 加 える なお 参 加 規 約 雛 形 の 作 成 検 証 にあたっては 弁 護 士 弁 理 士 大 学 教 員 等 の 知 財 専 門 家 (ソフトウェアやデジタル ファブリケーションを 用 いた 製 作 についての 知 見 を 持 ち 合 わせていることが 望 ましい)と 常 に 相 談 しながら 進 めること 参 加 者 には 参 加 同 意 書 にて 了 解 を 取 っておくこと (3)オープン クローズ 戦 略 立 案 に 役 立 つセミナーの 実 施 共 創 にあたり 技 術 情 報 等 の 自 社 情 報 をどこまでオープンにするかの 判 断 が 難 しく また ノウハウの 流 出 を 懸 念 し 取 組 の 障 壁 になっている センサで 取 得 したデータを 分 析 活 用 したサービス 提 供 や 自 社 の 技 術 を 外 部 から 利 用 するためにAPI (Application Programming Interface)を 公 開 して 社 外 関 係 者 と 共 に 新 たなアプリケー ションや Web サービスを 開 発 したり 新 たなアイデアを 募 ったりする 場 合 など ITを 活 用 した 新 たなビジネスにおいて 自 社 の 情 報 をオープンにすることで 発 生 しうるトラブ ルについて 想 定 される 事 例 を 交 えて 紹 介 し 対 策 留 意 点 について 考 えるセミナーを 開 催 する なお 本 セミナーは (1)で 実 施 するハッカソンの 開 催 地 で 行 うこととし ハッカソン の 実 施 を 充 実 させる ヒアリング 調 査 (5 件 程 度 ) オープン クローズ 戦 略 立 案 や 参 加 規 約 検 証 に 関 する 専 門 家 からの 情 報 収 集 IT IoT 活 用 事 例 に 関 する 専 門 家 からの 情 報 収 集
(4) 調 査 報 告 書 の 作 成 (1)~(3)についてまとめた 調 査 報 告 書 を 作 成 する また 報 告 書 の 概 要 版 として プレゼンテーション 用 資 料 の 作 成 も 行 う 5. 業 務 全 ての 業 務 について 中 国 経 済 産 業 局 情 報 ヘルスケア 産 業 担 当 参 事 官 ( 以 下 局 という )と 密 に 連 絡 を 取 り 合 い 協 議 相 談 しながら 進 めること (1) 事 業 実 施 準 備 業 務 1 事 業 全 体 のスケジュールについて 可 視 化 し 事 業 開 始 時 及 び 随 時 局 に 提 示 する こと 2IT 産 業 や 組 込 みシステム 産 業 に 関 して 現 状 の 整 理 や 業 界 動 向 の 把 握 などに 努 めること 3 共 創 環 境 の 最 新 動 向 や 生 産 性 の 高 い 開 発 手 法 の 活 用 状 況 に 関 して 現 状 の 整 理 や 業 界 動 向 の 把 握 などに 努 めること 44. 実 施 内 容 (2)の 作 成 に 当 たっては 4. 実 施 内 容 (1)で 実 施 したハッカソンの 開 催 を 通 じ ハッカソン 主 催 者 側 及 び 参 加 者 側 が 使 い 易 いものとなるよう ハッカ ソンの 実 践 に 資 する 参 加 規 約 雛 形 を 作 成 するために ヒアリング 知 財 専 門 家 へ の 相 談 など 工 夫 すること 54. 実 施 内 容 (1)および(3)の 開 催 に 当 たっては 情 報 収 集 により 得 られたトピッ クスを 盛 り 込 むなどして より 多 くの 企 業 の 参 加 が 得 られるよう 内 容 を 工 夫 するとと もに 開 催 場 所 や 時 期 時 間 帯 については できるだけ 企 業 が 参 加 しやすいよう 工 夫 すること (2)ハッカソン 実 施 業 務 1 局 と 連 絡 を 取 りながらハッカソンの 時 期 実 施 地 域 および 実 施 内 容 の 企 画 をする こと 2 講 師 への 依 頼 および 局 と 講 師 を 交 えた 詳 細 な 実 施 内 容 の 協 議 を 行 うこと 3 局 と 講 師 との 間 でハッカソンを 決 定 し 講 師 に 対 しては 謝 金 や 旅 費 を 支 払 うこと 4 会 場 の 確 保 必 要 器 材 の 準 備 資 料 の 印 刷 配 布 受 付 司 会 進 行 など ハッカ ソンの 運 営 に 必 要 な 業 務 を 行 うこと 5ハッカソン 参 加 者 には 参 加 同 意 書 にて 必 ず 了 解 を 取 っておくこと (3) 参 加 規 約 雛 形 作 成 業 務 1 局 と 連 携 をとりながらハッカソン 開 催 前 のハッカソン 参 加 同 意 書 雛 形 作 成 参 加 者 へのアンケート インタビューを 行 うこと また アンケート 及 びインタビュー 結 果 をまとめ 局 と 共 有 すること 2 最 終 的 な 参 加 同 意 書 雛 形 作 成 についても 局 と 連 携 をとりながら 行 うこと 3ハッカソン 開 催 前 後 に 参 加 者 向 けのアンケートを 実 施 し ハッカソンの 課 題 を 洗 い 出 し 検 証 改 善 を 行 うこと 4ハッカソン 開 催 後 は 速 やかに 議 事 録 およびアンケート 結 果 をまとめ 局 と 共 有 す
ること (4)セミナー 実 施 業 務 1 局 と 連 絡 を 取 りながらセミナーの 時 期 実 施 地 域 および 実 施 内 容 の 企 画 をするこ と 2 講 師 への 依 頼 および 局 と 講 師 を 交 えた 詳 細 な 実 施 内 容 の 協 議 を 行 うこと 3 局 と 講 師 との 間 でセミナーの 日 時 を 決 定 し 講 師 に 対 しては 謝 金 や 旅 費 を 支 払 う こと 4 会 場 の 確 保 必 要 器 材 の 準 備 資 料 の 印 刷 配 布 受 付 司 会 進 行 など セミナ ーの 運 営 に 必 要 な 業 務 を 行 うこと 5セミナー 開 催 後 は 速 やかに 議 事 録 およびアンケート 結 果 をまとめ 局 と 共 有 す ること (5)ヒアリング 実 施 業 務 1ヒアリング 先 の 提 案 に 当 たっては 選 定 理 由 について 具 体 的 に 提 示 し ヒアリン グ 先 の 決 定 にあたっては 局 の 合 意 を 得 ること 2ヒアリング 項 目 を 整 理 したフォーマットを 準 備 し 局 と 共 有 すること 3ヒアリングには 必 要 に 応 じて 局 からも 同 行 するので 事 前 に 調 整 して 日 時 を 決 定 すること 4ヒアリング 終 了 後 は 速 やかにヒアリングメモを 作 成 し 局 と 共 有 すること 5ヒアリングを 行 った 専 門 家 や 関 係 団 体 等 とは 本 調 査 事 業 の 実 施 に 向 けて 意 見 交 換 や 派 遣 依 頼 などができるような 関 係 を 構 築 すること (6) 報 告 書 作 成 業 務 15. 業 務 (1)から(5)の 全 業 務 終 了 後 A4 版 40 ページ 程 度 の 報 告 書 を 作 成 する 作 成 ソフトは Microsoft Word を 使 用 すること 2 報 告 書 は 以 下 の 構 成 とすること IoT 時 代 を 担 う 企 業 間 による 新 たな 市 場 共 創 のための 知 財 の 在 り 方 に 関 する 調 査 実 績 中 国 地 域 での 継 続 的 なハッカソン 実 践 に 資 する 参 加 規 約 雛 形 参 考 資 料 (アンケート インタビュー 分 析 結 果 ヒアリングメモ ヒアリングまとめ ハッカソン 及 びセミナー 実 施 概 要 および 議 事 録 など) 3 報 告 書 とは 別 に 2の 参 考 資 料 以 外 を 簡 潔 にまとめた 概 要 版 (プレゼンテーショ ン 用 資 料 )を 作 成 する 作 成 ソフトは Microsoft PowerPoint を 使 用 し 目 安 として 12 ページ(2 アップ 両 面 3 枚 ) 程 度 とし 対 外 的 なアピールとなる 体 裁 とすること 6. 事 業 実 施 期 間 請 負 契 約 締 結 日 から 平 成 29 年 2 月 28 日 まで
7. 成 果 物 5.(6)について 取 りまとめた 報 告 書 並 びに 概 要 版 は 電 子 媒 体 (CD-R)にて 中 国 経 済 産 業 局 に1 部 提 出 すること 8. 提 出 書 類 請 負 者 は 事 業 完 了 後 速 やかに 請 負 業 務 完 了 報 告 書 を 中 国 経 済 産 業 局 へ 提 出 し なければならない 9. 権 利 の 帰 属 本 事 業 にて 生 じた 知 財 及 び 納 品 物 にかかる 使 用 及 び 処 分 に 関 する 一 切 の 権 利 は 中 国 経 済 産 業 局 に 帰 属 するものとする 10.その 他 1 業 務 の 遂 行 において 疑 義 が 生 じた 場 合 は 局 と 協 議 し その 指 示 に 従 うものとす る 2 局 との 連 絡 調 整 は 必 ず 請 負 事 業 者 が 行 うこと 3 業 務 の 遂 行 に 際 して 知 り 得 た 情 報 等 については いかなる 理 由 をもっても 請 負 業 務 期 間 中 及 び 請 負 常 務 期 間 終 了 後 において 第 三 者 に 漏 らしてはならない ま た 請 負 事 業 者 は 情 報 漏 洩 に 対 する 措 置 を 講 じること i あらゆるモノがインターネットを 通 じて 接 続 され モニタリングやコントロールを 可 能 にするといった 概 念 コンセプトのこと 衣 服 (ウェアラブルデバイス)や 自 動 車 (スマートカー) 家 屋 (スマートハウス)など あらゆるものがスマート 化 され かつ 必 ずしも 人 を 介 さず 機 器 同 士 が 自 律 連 携 することが 想 定 されている ii ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を 合 わせた 造 語 で 特 定 のテーマに 対 し グループ 内 で 技 術 やアイデアを 持 ち 寄 り サー ビスやアプリケーションを 開 発 するイベント iii アイディア(Idea)とマラソン(Marathon) を 合 わせた 造 語 で 特 定 のテーマについてグループで 議 論 して アイデア をまとめて いく 形 式 のイベント iv 迅 速 かつ 適 応 的 にソフトウェア 開 発 を 行 う 軽 量 な 開 発 手 法 群 の 総 称 で 開 発 対 象 を 多 数 の 小 さな 機 能 に 分 割 して 開 発 する この 分 割 開 発 サイクルを 継 続 して 行 い 機 能 を 追 加 していく v ソフトウェアの 設 計 図 にあたるソースコードを インターネットなどを 通 じて 無 償 で 公 開 し 誰 でもそのソフトウェアの 改 良 再 配 布 が 行 えるようにすること また そのようなソフトウェア vi 効 率 の 良 い 作 業 が 実 現 できる OSS プログラミング 言 語 日 本 発 のプログラミング 言 語 として 初 めて 国 際 規 格 (ISO/IEC30170) に 承 認 された vii Ruby の 高 生 産 性 を 引 き 継 ぎつつ 組 込 みシステムにも 活 用 できるよう 開 発 されたプログラミング 言 語 viii 複 雑 な 要 因 が 絡 み 合 って 生 じている 問 題 の 本 質 をユーザ 中 心 視 点 で 紐 解 いていく ユーザ 視 点 での 問 題 理 解 多 くの 問 題 解 決 につながる 選 択 肢 を 用 意 吟 味 統 合 し 適 切 な 解 決 策 を 導 き 出 す 多 様 な 選 択 肢 と 統 合 解 決 策 の 良 し 悪 しはアイデア の 段 階 では 判 別 できないと 考 え 物 理 的 に 形 にする または 視 覚 化 することでアイデアを 手 に 取 れるようにし また 試 すこと で 改 善 を 積 み 重 ねる ビジュアライゼーション が 共 通 要 素 として 包 含 される 概 念 で 日 本 の 企 業 活 動 におけるイノベーション 誘 発 や 問 題 解 決 の 手 段 としても 活 用 されつつある( 出 典 : 経 済 産 業 省 国 際 競 争 力 強 化 のためのデザイン 思 考 を 活 用 した 経 営 実 態 調 査 報 告 書 (2014.7) より 抜 粋 ) ix 目 的 に 合 わせて 機 能 をデザインし 機 能 を 実 現 する 物 理 構 成 をデザインし 構 成 要 素 間 の 関 係 性 を 明 らかにする 分 野 や 対 象 によらない 普 遍 的 なアプローチ ( 出 典 : 慶 應 義 塾 大 学 大 学 院 システムデザイン マネジメント 研 究 科 講 演 資 料 Systems Engineering 入 門 より 抜 粋 )