巻 頭 特 集 平 成 26 年 度 定 期 総 会 開 催 報 告 司 会 の 岸 憲 之 幹 事 より 開 会 が 宣 言 さ れ 冒 頭 平 成 25 年 6 月 29 日 17:35 に ご 逝 去 されました 故 高 倉 淳 初 代 会 長 のご 冥 福 をお 祈 りして 黙 祷 を 捧 げました 続 いて 白 鳥 良 一 会 長 より 開 会 にあたり 挨 拶 がありました 議 事 に 入 る 前 に 議 長 指 名 が 行 われ 規 約 第 9 条 第 2 項 の 規 定 により 同 月 8 日 開 催 の 幹 事 会 の 承 認 を 得 た 京 野 副 会 長 が 推 薦 され 承 認 されました 京 野 議 長 の 挨 拶 後 次 のとおり 議 事 を 進 行 しました 定 期 総 会 13:30~14:45 1) 議 案 第 1 号 平 成 25 年 度 事 業 報 告 ( 案 ) 及 び 議 案 第 2 号 平 成 25 年 度 決 算 報 告 ( 案 )について 山 屋 敏 英 事 務 局 長 ほかそれぞれ 担 当 からの 報 告 及 び 大 利 泰 宏 監 査 より 会 計 監 査 報 告 があり 審 議 の 結 果 異 議 がなく 承 認 されました 6 月 15 日 ( 日 )にみやぎ 街 道 交 流 会 平 成 26 年 度 定 期 総 会 を 開 催 しました 開 催 概 要 平 成 26 年 6 月 15 日 ( 日 ) みやぎNPOプラザ 第 1 会 議 室 にて 参 加 者 数 ( 仙 台 市 宮 城 野 区 榴 ヶ 岡 5) 定 期 総 会 参 加 者 :26 名 正 会 員 ( 団 体 会 員 含 む) 21 名 賛 助 会 員 (WEB 会 員 含 み) 5 名 記 念 講 演 会 聴 講 者 :26 名 街 道 談 義 参 加 者 :17 名 ( 講 師 含 む) 2) 議 案 第 3 号 平 成 26 年 度 事 業 計 画 ( 案 ) 及 び 議 案 第 4 号 平 成 26 年 度 収 支 計 画 ( 案 )について 山 屋 敏 英 事 務 局 長 から 提 案 があり 審 議 の 結 果 異 議 がなく 原 案 のとおり 決 定 され ました ( 主 な 審 議 結 果 ) 議 案 第 3 号 の 中 で 平 成 26 年 事 業 計 画 の 重 点 事 業 として とうほく 街 道 会 議 第 10 回 交 流 会 作 並 街 道 フォーラム を 関 山 街 道 フォーラム 協 議 会 と 協 働 で 誘 致 して 11 月 14~15 日 に 作 並 温 泉 岩 松 旅 館 を 主 会 場 に 開 催 することとしています また これまでのミニ 講 演 会 や 勉 強 会 に 加 えて 会 員 の 活 動 などの 報 告 会 を 開 催 したいと 思 いますの で 自 薦 他 薦 のいずれでも 結 構 ですから 事 務 局 に ご 相 談 下 さい この 他 平 成 27 年 に 故 高 倉 淳 初 代 会 長 の 3 回 忌 追 悼 事 業 及 び 平 成 28 年 度 のみやぎ 街 道 交 流 会 設 立 10 周 年 記 念 事 業 に 向 けた 検 討 することとしています 定 期 総 会 後 講 演 会 ( 同 会 議 室 ) 及 び 街 道 談 義 を 仙 台 駅 西 口 のビアレストラ ンにて 開 催 しました * 講 演 レポートは 次 頁 以 降 に 掲 載 し ています その 他 の 記 事 講 演 レポート/ 平 成 26 年 度 定 期 総 会 講 演 会 ( 要 旨 ) 街 道 イベントのご 案 内 /とうほく 街 道 会 議 第 10 回 交 流 会 関 山 街 道 フォーラム 他 事 務 局 からのお 知 らせ 表 紙 画 像 :みやぎ 街 道 交 流 会 / 平 成 26 年 度 定 期 総 会 の 様 子 題 字 : 高 倉 淳 初 代 会 長 揮 毫 みやぎ 街 道 交 流 会 ニュース 第 27 号 2014.9.20 発 行
講 演 レポート みやぎ 街 道 交 流 会 平 成 26 年 度 定 期 総 会 講 演 会 ( 要 旨 ) 遺 跡 発 掘 調 査 から 見 た 仙 台 平 野 の 津 波 堆 積 物 ~ 岩 沼 市 高 大 瀬 遺 跡 の 発 掘 調 査 を 中 心 に~ 講 師 /みやぎ 街 道 交 流 会 白 鳥 良 一 会 長 岩 沼 市 高 大 瀬 遺 跡 の 発 掘 調 査 及 びこれまでの 仙 台 平 野 における 発 掘 調 査 の 津 波 堆 積 物 をテーマとして 改 めて 津 波 被 害 や 防 災 減 災 を 考 える 手 がかりになればと 思 います なお 講 演 に 使 用 されたスライドは 当 街 道 交 流 会 ホームペー ジに 掲 載 していますので 参 照 してください [みやぎ 街 道 ]で 検 索 はじめに 3.11 の 東 日 本 大 震 災 (3.11 津 波 )に 宮 城 県 考 古 学 会 として 1 被 災 した 文 化 財 レスキュー 活 動 2 復 興 事 業 に 支 障 のない 様 に 埋 蔵 文 化 財 調 査 3 防 災 減 災 施 策 の 視 点 から 遺 跡 における 津 波 堆 積 層 の 検 討 に 取 り 組 んでいる その 1 つとして 津 波 堆 積 層 を 記 録 として 残 そうということで 高 大 瀬 遺 跡 の 開 発 計 画 に 伴 う 発 掘 調 査 の 一 環 とし て 平 成 25 年 に 調 査 を 実 施 したものである 高 大 瀬 (たかおおせ) 遺 跡 この 遺 跡 は 岩 沼 市 下 野 郷 字 高 大 瀬 新 菱 沼 地 内 ( 仙 台 空 港 の 南 1.5km 海 岸 線 まで 約 1.2km)の 仙 台 平 野 第 3 浜 堤 a 列 に 位 置 し 平 安 時 代 の 集 落 跡 で 土 師 器 須 恵 器 が 散 布 し 製 塩 土 器 も 存 在 する 津 波 以 前 は 水 田 で 現 況 は 荒 れ 地 となっている 岩 沼 付 近 の 浜 堤 列 浜 提 は 気 温 上 昇 による 海 進 から 海 退 現 象 により 波 による 砂 が 堆 積 し 主 に 海 岸 とほぼ 平 行 に 形 成 される 低 い 峰 のことで ある 岩 沼 付 近 の 浜 堤 列 は 大 きく 見 ると3 列 あり 第 1 浜 堤 列 (5~3.5 千 年 前 岩 沼 市 街 付 近 ) 第 2 浜 堤 列 (2 千 年 前 仙 台 空 港 付 近 ) 第 3 浜 堤 列 (8 百 年 前 から 現 海 岸 線 沿 )である 調 査 トレンチと 浜 堤 及 び 堤 間 湿 地 3.11 津 波 の 堆 積 物 は 一 番 上 にあるが 出 来 れば 過 去 の 津 波 堆 積 物 を 見 つけたいと 9 つの トレンチを 掘 って 調 査 を 行 った 調 査 地 点 は 第 2 浜 堤 列 と 第 3 浜 堤 列 が 近 い 箇 所 である その 浜 堤 と 浜 堤 の 間 が 低 くな ることから 堤 間 湿 地 となり 砂 丘 ( 浜 堤 )~ 堤 間 湿 地 ~ 浜 堤 を 繰 り 返 しており 第 3 浜 堤 の 際 のところに 貞 山 堀 がある 3 層 の 津 波 堆 積 物 と 思 われる 層 が 見 つかったのは 第 2 浜 堤 列 と 第 3 浜 堤 a 列 の 間 の 7 トレンチである 7トレンチの 状 況 ( 写 真 提 供 : 岩 沼 市 教 育 委 員 会 ) 02 みやぎ 街 道 交 流 会 ニュース 第 27 号 発 行 日 平 成 26 年 9 月 20 日 発 行 元 みやぎ 街 道 交 流 会 事 務 局 ニュース 編 集 部
東 日 本 大 震 災 津 波 堆 積 物 の 特 徴 第 1 層 /3.11 津 波 で 運 搬 されてきた 厚 さ20cmほどで3 層 になっている 過 去 の 津 波 堆 積 物 の 可 能 性 がある 層 の 特 徴 講 演 レポート/ 遺 跡 発 掘 調 査 から 見 た 仙 台 平 野 の 津 波 堆 積 物 ~ 岩 沼 市 高 大 瀬 遺 跡 の 発 掘 調 査 を 中 心 に~ 2 第 1 層 :3.11 津 波 堆 積 物 < 津 波 堆 積 物 の 特 徴 を 把 握 > 上 部 :ゆっくりと 沈 殿 した 浮 遊 土 中 部 : 静 かに 水 性 堆 積 した 砂 下 部 : 短 時 間 に 堆 積 した 砂 と 巻 き 上 げられた 土 塊 第 4 層 / 厚 さ5cmほどの 砂 層 で 細 かい 粒 の 砂 で 構 成 されている 第 4 層 : 慶 長 津 波 堆 積 物? 厚 さ5cmほどの 黄 褐 色 細 砂 砂 堆 積 前 は 湿 地 ( 未 耕 作 ) 年 代 は16C 初 め~17C 中 頃 慶 長 16 年 の 地 震 津 波 ( 伊 達 治 家 記 録 )の 可 能 性 が 高 い 第 8 層 / 厚 さ20cmほどの 砂 層 で 全 体 的 に 粗 めの 砂 で 構 成 されている 上 部 には 厚 さ2~3cmほどの 泥 が 堆 積 し 今 は 草 が 生 え ている 中 部 と 下 部 は 砂 で 砂 粒 は 下 部 が 粗 く 上 にい くほど 細 かくなる 傾 向 がある 3.11 津 波 前 の 水 田 面 は 水 平 なはずであるが 津 波 でえ ぐられて 凸 凹 になり その 巻 き 上 げられた 土 が3 10cmほ どの 塊 となって 下 部 の 砂 層 中 に 点 在 している 上 部 の 砂 層 では 砂 が 水 平 に 筋 状 にみえ 第 2 層 との 境 付 近 は 鉄 分 で 赤 味 を 帯 びている 上 面 は 江 戸 時 代 後 期 以 降 の 水 田 耕 作 で 削 られているた め 本 来 の 厚 さは 不 明 層 の 色 は 黄 色 味 が 強 い 褐 色 で 層 中 に 下 層 の 土 を 巻 き 上 げたとみられる 黒 ずんだ 土 が 混 じ っている また 第 5 層 が 柔 らかいため 水 田 耕 作 の 際 に 踏 み 込 まれたような 凹 みがみられる 年 代 は この 層 の 上 の 層 と 下 の 層 の 放 射 性 炭 素 14 Cの 年 代 測 定 による 第 8 層 : 貞 観 津 波 堆 積 物? 厚 さ 20cm ほどの 青 褐 色 粗 砂 10 世 紀 前 半 の 火 山 灰 より 古 い 年 代 は8C 前 半 ~9C 後 半 頃 貞 観 11 年 の 地 震 津 波 ( 日 本 三 代 実 録 )の 可 能 性 が 高 い 層 中 には 下 層 に 由 来 するとみられ3 8cmほどの 粘 土 塊 がまばらに 含 まれている また この 層 には 上 層 で 繁 茂 していた 植 物 の 根 が 多 数 入 り 込 んでおり 第 10 層 との 境 には 部 分 的 に 腐 食 した 植 物 の 葉 などがみられる ( 参 考 ) 第 6 層 /10 世 紀 前 半 の 灰 白 色 火 山 灰 層 は 十 和 田 a 火 山 灰 で 宮 城 県 では 亘 理 くらいまで 分 布 し こ れと 相 対 することで 年 代 推 定 出 来 る 層 である 大 高 瀬 遺 跡 発 掘 調 査 の 成 果 高 大 瀬 遺 跡 発 掘 調 査 の 成 果 をまとめると 次 のとおりとなる 1)3.11 津 波 による 堆 積 層 の 特 徴 を 把 握 し 今 後 の 津 波 堆 積 層 認 定 の 基 準 となることが 出 来 たのではないか 2)3.11 津 波 より 古 い 津 波 によると 見 られる 堆 積 層 を2 層 発 見 し 同 一 遺 跡 の 発 掘 調 査 での3 層 発 見 は 国 内 初 である なお これまでホー リング 等 の 点 的 な 調 査 結 果 はあるが 線 的 面 的 な 調 査 の 例 はない 3) 出 土 遺 物 や 火 山 灰 層 との 関 係 および 放 射 性 炭 素 による 年 代 測 定 から 第 4 層 は 1611 年 の 慶 長 地 震 津 波 第 8 層 は 869 年 の 貞 観 地 震 津 波 に よる 可 能 性 が 高 い なお 慶 長 津 波 については これまで 実 証 され たものがなく 発 掘 調 査 で 初 めて 堆 積 層 が 確 認 されたことになる 沼 向 遺 跡 沓 形 遺 跡 荒 井 広 瀬 遺 跡 成 果 の 公 開 と 防 災 対 策 への 貢 献 多 くの 人 に 見 てもらい 防 災 減 災 に 役 立 ててほしいことから 1 地 質 学 考 古 学 等 の 研 究 者 への 現 場 開 示 2 報 道 等 への 広 報 活 動 3 現 場 説 明 会 による 一 般 公 開 4 学 会 発 表 講 演 等 5 報 告 書 の 刊 行 6 行 政 学 校 教 育 への 資 料 として 地 層 断 面 転 写 した 標 本 を 作 製 して 市 内 全 小 中 学 校 他 に 配 布 などの 成 果 公 開 を 行 っている 飯 塚 古 墳 群 高 大 瀬 遺 跡 津 波 堆 積 層 が 発 掘 された 遺 跡 仙 台 市 沼 向 遺 跡 の 津 波 堆 積 層 ( 平 成 5~6 年 調 査 ) 1 宮 城 野 区 中 野 字 沼 向 ( 仙 台 新 港 直 ぐの 北 側 )に 位 置 2 第 Ⅰ 浜 堤 列 上 に 立 地 ( 現 海 岸 まで 2.5km)し 縄 文 時 代 の 遺 跡 もある 34 世 紀 の 古 墳 の 周 溝 に 津 波 堆 積 層 があり その 上 に 灰 白 色 火 山 灰 ( 写 真 の 白 く 厚 い 層 )があり 貞 観 津 波 の 可 能 性 が 大 きい ( 写 真 : 斎 野 裕 彦 2013 宮 城 考 古 学 第 15 号 より) 発 行 日 平 成 26 年 9 月 20 日 発 行 元 みやぎ 街 道 交 流 会 事 務 局 ニュース 編 集 部 みやぎ 街 道 交 流 会 ニュース 第 27 号 03
講 演 レポート/ 遺 跡 発 掘 調 査 から 見 た 仙 台 平 野 の 津 波 堆 積 物 ~ 岩 沼 市 高 大 瀬 遺 跡 の 発 掘 調 査 を 中 心 に~ 2 仙 台 市 沓 形 遺 跡 の 津 波 堆 積 層 ( 平 成 19 年 調 査 ) 1 若 林 区 荒 井 矢 取 東 沓 形 他 ( 現 海 岸 まで 4.5km)に 位 置 地 下 鉄 建 設 に 伴 う 区 画 整 理 事 業 2 沖 積 平 野 ( 標 高 2m)に 立 地 2000 年 前 の 3 弥 生 中 期 水 田 が 2000 年 前 の 津 波 により 畦 と 同 じくらいの 厚 さで 一 面 に 砂 が 堆 津 波 堆 積 層 積 して 使 えなくなり 廃 絶 している 4 被 災 した 水 田 は 約 20ha もあり 驚 きである ( 写 真 提 供 : 仙 台 市 教 育 委 員 会 ) 名 取 市 飯 塚 古 墳 群 の 津 波 堆 積 層 ( 平 成 16 年 調 査 ) 1 名 取 市 下 増 田 に 位 置 空 港 アクセス 鉄 道 の 美 田 園 駅 近 く 2 第 Ⅱ 浜 堤 列 に 立 地 ( 標 高 2m 現 海 岸 まで2.5km) 3 溝 の 灰 白 色 火 山 灰 下 に 薄 い 津 波 堆 積 層 ( 砂 )あり 溝 の 下 から 平 安 時 代 の 土 器 が 出 てきており 貞 観 津 波 の 可 能 性 が 大 きい ( 写 真 提 供 : 名 取 市 教 育 委 員 会 ) 仙 台 市 荒 井 広 瀬 遺 跡 の 地 割 れ 痕 跡 ( 平 成 25 年 調 査 ) 1 沓 形 遺 跡 の 直 ぐ 南 に 位 置 2 津 波 堆 積 層 の 下 に 地 割 れ 痕 跡 ( 地 震 の 痕 跡 )が 確 認 された 3ここの 溝 は 弥 生 時 代 のもので 沓 形 遺 跡 と 同 じ 2000 年 前 の 津 波 と 認 定 出 来 る ( 写 真 提 供 : 仙 台 市 教 育 委 員 会 ) ま と め 1. 仙 台 平 野 の 津 波 堆 積 層 高 大 瀬 遺 跡 を 始 めとする 発 掘 調 査 における 仙 台 平 野 の 津 波 堆 積 層 は 4 層 が 明 らかとなった 1 弥 生 津 波 堆 積 層 ( 約 2000 年 前 ) 貞 観 津 波 は 知 られていたが 文 献 記 録 にない 弥 生 時 代 に 津 波 があったことが 平 成 19 年 の 沓 形 遺 跡 発 掘 調 査 以 降 に 厚 い 砂 層 と 地 割 れ 痕 跡 により 分 かってきた 3.11 津 波 で 見 ると 河 岸 線 からおおよそ 4km まで 津 波 が 到 達 して 砂 は 2.3~3km 位 までで その 先 は 泥 と 水 だけである 沓 形 遺 跡 は 現 海 岸 線 まで 4.5km あるが 当 時 は 海 岸 線 まで 2.5km となり 弥 生 の 津 波 は 3.11 の 平 成 津 波 と 同 じか 大 きかったのではと 考 える 人 もいる 2 貞 観 津 波 堆 積 層 (869 年 ) 沼 向 遺 跡 は 現 海 岸 線 まで 2.5km であり 当 時 の 海 岸 線 は 約 1km 内 陸 となるが 数 cm の 薄 い 砂 層 の 堆 積 であっ たことは 大 きな 津 波 であったという 文 献 には 誇 張 が 含 まれている 可 能 性 がある なお 高 大 瀬 遺 跡 では 厚 い 砂 層 が 確 認 されているが 当 時 は 海 岸 に 非 常 に 近 いことから 厚 く 堆 積 した 可 能 性 がある 3 慶 長 津 波 堆 積 層 (1611 年 ) 慶 長 津 波 は 規 模 等 が 不 明 であるが 高 大 瀬 遺 跡 で 実 態 が 捉 えられた 4 平 成 津 波 堆 積 層 (2011 年 ) 2. 周 期 性 への 疑 問 1 千 年 に 1 回 といわれているが 4 層 の 津 波 痕 跡 の 発 掘 調 査 を 見 るといつ 襲 ってくるかわからない 周 期 性 への 疑 問 を 感 じる 3. 学 際 的 研 究 と 防 災 減 災 今 後 この 様 なデータを 積 み 重 ねて 行 くために 考 古 学 地 質 学 地 震 学 地 球 物 理 学 等 々の 共 同 研 究 が 必 要 である ( 文 責 :みやぎ 街 道 交 流 会 事 務 局 ) ( 講 演 する 白 鳥 会 長 と 熱 心 に 聞 き 入 る 参 加 者 の 様 子 ) 04 みやぎ 街 道 交 流 会 ニュース 第 27 号 発 行 日 平 成 26 年 9 月 20 日 発 行 元 みやぎ 街 道 交 流 会 事 務 局 ニュース 編 集 部
今 後 予 定 している 街 道 関 連 イベントをご 案 内 します ぜひお 出 かけください また 興 味 のある 方 はお 気 軽 にお 問 合 せください 街 道 イベントのご 案 内 とうほく 街 道 会 議 第 10 回 交 流 会 平 成 26 年 11 月 14 日 ( 金 )~15 日 ( 土 ) 関 山 街 道 フ ォ ー ラ ム みやぎ 街 道 交 流 会 及 び 関 山 街 道 フォーラム 協 議 会 が 中 心 になり 誘 致 開 催 するものです 詳 細 は 10 月 中 旬 頃 にお 知 らせします メイン 会 場 : 作 並 温 泉 岩 松 旅 館 内 容 14 日 ( 土 ) 13:00~17:00 ( 参 加 無 料 ) 基 調 講 演 歴 史 に 見 る 街 道 と 地 域 関 山 街 道 と 奥 州 街 道 / 講 師 : 平 川 新 宮 城 学 院 女 子 大 学 学 長 ( 予 定 ) 分 科 会 (パネルディスカッション 形 式 ) 1) 仮 題 ) 関 山 隧 道 の 果 たした 役 割 と 今 後 の 仙 山 交 流 2) 仮 題 ) 仙 山 線 の 鉄 道 遺 産 とその 利 用 方 策 交 流 電 化 試 験 運 転 開 始 60 周 年 新 幹 線 開 業 50 周 年 土 木 学 会 選 奨 土 木 遺 産 認 定 記 念 フォーラム プログラム 終 了 後 は 恒 例 の 街 道 談 義 を 開 催 ( 別 途 参 加 費 が 必 要 です ) 15 日 ( 土 ) 9:00~15:00( 予 定 )( 別 途 参 加 費 が 必 要 です ) A: 定 義 如 来 への 落 人 伝 説 コース と B: 仙 山 線 の 鉄 道 遺 産 コース ふくしまけん 街 道 交 流 会 奥 州 街 道 in 二 本 松 ( 仮 題 ) 平 成 26 年 11 月 1 日 ( 土 ) 奥 州 街 道 の 探 訪 会 は 智 恵 子 の 生 家 などにも 立 ち 寄 ることと 思 います 詳 細 内 容 等 が 入 り 次 第 改 めてご 案 内 致 します 事 務 局 からのお 知 らせ 会 費 納 入 に 関 して H26.9.20 現 在 の 会 員 数 79 名 / 団 体 会 員 7 団 体 を 含 む( 前 号 報 告 より1 名 増 ) 正 会 員 45 名 団 体 会 員 7 団 体 賛 助 会 員 8 名 WEB 会 員 19 名 会 員 登 録 内 容 に 関 して 会 費 納 入 いただきました 会 員 の 皆 様 には この 場 を 借 りて 厚 く 御 礼 申 し 上 げます なお 当 年 度 の 会 費 は 引 き 続 き 随 時 受 け 付 けており ますので 納 入 がお 済 みでない 方 は 下 記 口 座 まで お 振 込 いただくか みやぎ 街 道 交 流 会 事 務 局 までお 持 ちください 会 費 のお 振 込 み 先 みやぎ 街 道 交 流 会 会 計 馬 場 恭 子 仙 台 銀 行 (コート :0512) 上 杉 支 店 (コート :225) 普 通 口 座 2523091 会 員 登 録 内 容 に 変 更 がある 方 は 会 員 種 別 異 動 届 書 を 事 務 局 までご 提 出 ください 会 員 種 別 異 動 届 書 が 必 要 な 方 は 事 務 局 までお 気 軽 にお 問 い 合 わせください 事 務 局 の 電 話 番 号 が 変 更 になりました ( 下 記 参 照 ) 電 話 帳 の 登 録 などをされている 方 はご 注 意 ください お 問 合 せ 先 電 話 E メールでご 連 絡 をお 待 ちしております 電 話 080-3322-1966 メール miyagi.kaidou@gmail.com ニュースの 読 みやすさ 向 上 に 関 するアンケートのお 願 い いつも 交 流 会 ニュースをお 読 みいただきありがとうございます ニュース 編 集 部 では 交 流 会 ニュースの 読 みやすさ 向 上 を 目 指 して 今 後 の 編 集 作 業 の 基 礎 資 料 とするためのアンケートを 実 施 します 会 員 の 皆 様 のニュースを 読 むときの 環 境 などについての 簡 単 な 内 容 ですので 是 非 ご 協 力 のほどよろしくお 願 い 申 し 上 げます アンケートの 回 答 方 法 本 ニュースに 添 付 のアンケート 回 答 票 に 回 答 をご 記 入 の 上 FAX E メール 等 で 事 務 局 までお 送 り 下 さ い E メールの 場 合 はメール 本 文 に 回 答 内 容 を 記 載 いただくだけでも 結 構 です FAX 送 信 先 :022-262-0379( 編 集 部 日 下 宛 ) メール 宛 先 :miyagi.kaidou@gmail.com 編 集 後 記 新 年 号 から 半 年 以 上 も 間 が 空 いての 発 行 となり 楽 しみにしてくださっていた 読 者 の 皆 さま には 深 くお 詫 び 申 し 上 げます 秋 はたくさんのイベン トが 目 白 押 しですので ニュースでもその 様 子 をお 伝 えできるよう 頑 張 っていきたいと 思 います くり 交 流 会 ニュースでは 会 員 の 皆 様 からの 投 稿 をお 待 ちして おります 街 道 探 訪 記 や 研 究 成 果 季 節 の 写 真 やスケッチな ど 内 容 は 問 いません ぜひ 交 流 会 ニュース 編 集 部 までお 知 らせください 発 行 日 平 成 26 年 9 月 20 日 発 行 元 みやぎ 街 道 交 流 会 事 務 局 ニュース 編 集 部 みやぎ 街 道 交 流 会 ニュース 第 27 号 05
交 流 会 ニュースの 読 みやすさ 向 上 に 関 するアンケート 回 答 票 1. 交 流 会 ニュースを 読 むときの 環 境 について 次 の 選 択 肢 の 中 から 最 もあてはまるものを1つ 選 び を 付 けてください 1 カラーでプリントアウトして 読 んでいる 郵 送 会 員 の 方 はこちらを 選 択 ください 2 白 黒 でプリントアウトして 読 んでいる 3 プリントアウトはせずにパソコンの 画 面 から 読 んでいる 4 プリントアウトはせずにスマートフォンや 携 帯 電 話 の 画 面 から 読 んでいる 5 その 他 ( 具 体 的 に: ) 2. 交 流 会 ニュースの 読 みやすさについて 次 の 選 択 肢 の 中 から 最 もあてはまるものを1つ 選 び を 付 けてください 1 とても 読 みやすい 2 どちらかというと 読 みやすい 3 どちらともいえない 4 どちらかというと 読 みにくい 5 非 常 に 読 みにくい 3. 設 問 2で 読 みにくい (45)と 回 答 した 方 にお 聞 きします 読 みにくいと 感 じる 理 由 に ついて 次 の 選 択 肢 の 中 からあてはまるものを 選 び を 付 けてください (いくつでも) 1 文 字 が 小 さい 2 色 が 薄 い 3 レイアウトがごちゃごちゃしている 4 文 字 が 多 い 5 写 真 の 画 質 が 悪 い 6 写 真 が 小 さい 少 ない 7 文 章 表 現 がわかりにくい 8 昔 の 地 名 など 難 しい 言 葉 や 漢 字 が 多 い 9 その 他 ( 具 体 的 に: ) 設 問 は 以 上 です ご 協 力 ありがとうございました 回 答 は FAX か E メールで 提 出 ください 返 信 先 FAX 番 号 :022-262-0379 返 信 先 メールアドレス:miyagi.kaidou@gmail.com ( 回 答 期 限 : 平 成 26 年 10 月 31 日 まで) ニュース 編 集 部 日 下 宛