Microsoft Word - 2401 はしがき.doc



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の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

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給 与 支 払 報 告 書 ( 総 括 表 )の 書 き 方 給 与 支 払 報 告 書 ( 総 括 表 ) 宇 城 市 長 様 平 成 25 年 1 月 20 日 提 出 種 別 整 理 番 号 指 定 番 号 ( 宇 城 市 提 出 用 ) 給 与 の 支 払 期 間 平 成 24 年 1 月

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3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

西関東書式

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

第三十六号の二様式(第五条関係)(A4)

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平 成 2 1 年 度 か ら 新 留 萌 市 財 政 健 全 化 計 画 に 基 づ く 給 与 抑 制 措 置 を 実 施 し て い る が 平 成 2 4 年 度 及 び 平 成 2 6 年 度 に 見 直 し を 行 っ た こ と に よ り 平 成 2 6 年 4 月 1 日 の ラ

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

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はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

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新居浜市印鑑登録及び証明書発行保護事務取扱要領

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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

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統 計 表 1 措 置 入 院 患 者 数 医 療 保 護 入 院 届 出 数, 年 次 別 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 統 計 表 2 措 置 入 院 患 者 数 ( 人 口 10 万 対 ) ( 各 年 ( 度 ) 末 現 在 ) 主 な 生

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

I. 調 査 結 果 概 況 景 気 判 断 ( 現 状 判 断 DI)は 横 ばい 仕 入 原 価 DI の 上 昇 も 客 単 価 DI が 上 昇 を 示 す 9 月 スーパーマーケット 中 核 店 舗 における 景 気 判 断 48.2 とほぼ 横 ばいとなった 経 営 動 向 調 査 によ

第1条を次のように改める

首 は 下 あ ご の 骨 の 下 か ら 鎖 骨 の 上 ま で 自 分 の 首 を 両 手 で は さ ん で お さ え て み ま し ょ う 師 首 っ て ど ん な 仕 事 を し て い る か な 子 頭 を の せ て い る 頭 を お さ え て い る 頭 を 動 か し

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

ら 情 報 せ 先 先 ホムペジ

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疑わしい取引の参考事例

とする ( 減 免 額 の 納 付 ) 第 6 条 市 長 は 減 免 を 受 け た 者 が 偽 り そ の 他 不 正 な 方 法 に よ り 減 免 の 決 定 を 受 け た こ と を 知 っ た と き 前 の 申 告 が あ っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 によ

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福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

(5) 特 定 施 設 の 使 用 の 方 法 (6) 色 等 の 処 理 の 方 法 (7) 排 出 水 の 色 等 の 汚 染 状 態 及 び 量 2 一 の 施 設 が 特 定 施 設 となった 際 現 にその 施 設 を 設 置 している 者 ( 設 置 の 工 事 をしている 者 を 含

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

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130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 規 約 ( 目 的 ) 第 1 条 組 合 員 の 権 利 義 務 等 は 定 款 に よ っ て 定 め ら れ て い る が 定 款 の 第 6 条 の 規 定 に よ り 定 款 に 記 載 さ れ な い 必 要 事 項

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

第1章 総則

第 3 節 結 果 1. 調 査 票 の 回 収 324 か 所 から 回 答 を 得 た ( 回 収 率 29.5%) 一 般 診 療 所 総 数 回 答 数 回 収 率 (%) 大 津 湖 南 甲 賀 東 近 江


別紙1

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

2. 居 住 用 財 産 を 売 却 し た 場 合 の 特 例 譲 渡 資 産 は 居 住 用 財 産 で す か? 住 宅 取 得 特 別 控 除 の 適 用 を 受 け て い ま せ ん か? 所 有 期 間 が 1 0 年 を 超 え て い ま す か? 居 住 期 間 は 3 0 年

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料

1 検 討 経 過 及 び 目 的 について 平 成 2 4 年 12 月 に 調 布 市 立 小 学 校 で 発 生 し た 食 物 レ ル ギ ー 死 亡 事 故 を 踏 まえ, 調 布 市 で は, 食 物 レ ル ギ ー 事 故 の 再 発 防 止 に 向 け て 調 布 市 食 物 レルギ

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4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

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受 託 工 事 費 一 般 管 理 費 何 地 区 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 繰 入 額 賃 金 報 酬 法 定 福 利 費 退 職 給 付 費 備 消 品 費 厚 生 福 利 費 報 償 費 旅 費 被 服 費 光 熱 水 費 燃 料 費 食 糧 費 印 刷 製 本 費 測 量 調 査

内 宿 泊 料 国 外 滞 在 費 及 び 予 防 注 射 諸 手 数 料 とし それぞれ 次 の 各 号 に 定 めるとこ ろにより 支 給 する (1) 交 通 費 は 現 に 利 用 した 経 路 及 び 方 法 により 支 給 する なお 国 外 への 旅 行 の 場 合 の 交 通 費 は

Transcription:

ア 食 中 毒 事 件 一 覧 表 番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 1 1 月 7 日 集 団 給 食 ( 要 許 可 ) 給 食 目 玉 焼 き 野 菜 ソテー ハ ン ヨーク ルト ノロウイルス GⅡ 7 47 杉 並 区 2 1 月 8 日 集 団 給 食 ( 届 出 ) オムレツ(レタス 湯 剥 きトマト 添 え) 肉 野 菜 炒 め オムレツ ツナ 和 え すまし 汁 ご 飯 ノロウイルス GⅡ 24 40 文 京 区 3 1 月 11 日 集 団 給 食 ( 要 許 可 ) 社 員 食 堂 の 食 事 ねぎチャーシュー 丼 はまち 照 焼 山 菜 うどん 等 ノロウイルス GⅡ 78 174 台 東 区 4 1 月 16 日 会 食 料 理 串 焼 き 盛 り 合 わせ 海 苔 と 大 根 のサラタ ホ テトフ ノロウイルス GⅡ 11 17 多 摩 立 川 ライ 等 5 1 月 16 日 会 食 料 理 蒸 しカ キ 焼 きカ キ 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 3 5 目 黒 区 6 1 月 17 日 サクラマス 刺 身 刺 身 三 種 盛 り 合 わせ(サ クラマス イナタ 黄 ソイ) ク アニサキス シ ラヘ ーコン アナコ 天 ぷら 等 Anisakis simplex sensu stricto 1 1 新 宿 区 7 1 月 18 日 不 明 不 明 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 1 文 京 区 8 1 月 18 日 その 他 昼 食 豚 キムチ 厚 揚 げとタケノコの 煮 物 春 雨 サラタ 玉 子 スーフ 等 ノロウイルス GⅡ 12 26 杉 並 区 9 1 月 24 日 ( 弁 当 ) 弁 当 サケ 弁 当 タラ 弁 当 サハ 弁 当 等 ノロウイルス GⅡ 54 88 多 摩 立 川 10 1 月 24 日 (すし) 焼 き 鯖 の 棒 すし アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 4 品 川 区 11 1 月 24 日 (すし) 寿 司 寿 司 (マク ロ ムツ イカ ホ タテ 等 ) ノロウイルス GⅡ 24 119 島 しょ 12 1 月 24 日 定 食 チキンカツ 定 食 スタミナ 定 食 ノロウイルス GⅡ 11 15 世 田 谷 区 13 1 月 25 日 会 食 料 理 鍋 料 理 鉄 板 料 理 シー サ ーサラタ 等 ノロウイルス GⅡ 6 7 大 田 区 14 1 月 27 日 ( 仕 出 し) 弁 当 日 替 わり 弁 当 (ご 飯 肉 天 筑 前 煮 ニシンの 照 ノロウイルス 焼 菜 の 花 の 辛 し 和 え GⅡ 263 不 明 墨 田 区 等 ) 15 1 月 28 日 生 食 用 生 カキ 生 カキ 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 8 10 中 央 区 16 1 月 30 日 シメサハ シメサハ 野 菜 サラタ 冷 奴 アニサキス 等 Anisakis simplex sensu stricto 1 2 新 宿 区 17 2 月 3 日 不 明 蒸 かしたじゃがい も 植 物 性 自 然 毒 (ソラニン 類 ) 3 3 大 田 区 18 2 月 5 日 魚 介 類 販 売 業 〆 さばお 造 り 生 食 用 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 1 渋 谷 区 - 29 -

番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 19 2 月 17 日 シメサハ 刺 身 盛 り(シメサハ タコ ホタテ フ リ マク ロ) ぶ りしゃぶ 等 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 2 3 港 区 20 2 月 19 日 ヒ ュッフェ 形 式 の 食 事 昼 食 ( 蕎 麦 ちらし 寿 司 シーサ ーサラタ 等 ) テ ノロウイルス サ ートヒ ュッフェ( 苺 タル GⅡ 41 120 港 区 ト ショートケーキ 等 ) 21 2 月 23 日 不 明 生 食 用 生 カキ カレーライス 味 噌 汁 生 カキ ノロウイルス GⅠ GⅡ 3 3 葛 飾 区 22 2 月 25 日 その 他 弁 当 ご 飯 玉 子 焼 き サケ イ カフライ 等 ノロウイルス GⅡ 9 12 島 しょ 23 2 月 25 日 宴 会 料 理 シーサ ーサラタ 刺 身 盛 り 合 わせ 寿 司 天 ぷら 盛 り 合 わせ 等 ノロウイルス GⅡ 9 28 西 多 摩 24 2 月 25 日 宴 会 料 理 タイのカルハ ッチョ サラタ ハ スタ オムレツ ノロウイルス GⅡ 6 9 八 王 子 市 25 2 月 25 日 会 食 料 理 レハ ー 刺 身 串 焼 等 jejuni 4 4 中 野 区 26 3 月 3 日 (すし) 会 席 料 理 刺 身 にぎり 寿 司 水 菓 子 等 ノロウイルス GⅡ 22 41 西 多 摩 27 3 月 6 日 その 他 給 食 春 雨 サラタ エヒ と 白 菜 の 炒 め 物 マーホ ー 豆 腐 味 ノロウイルス GⅡ 9 10 多 摩 立 川 噌 汁 米 飯 28 3 月 8 日 ( 仕 出 し) 弁 当 穴 子 弁 当 黄 色 フ ト ウ 球 菌 コアク ラーセ Ⅵ エンテロトキシ ンA 25 不 明 江 東 区 29 3 月 10 日 会 食 料 理 生 カキ 鰤 カルハ ッチョ 鶏 肉 炙 り 串 焼 き 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ GⅠ GⅡ 27 58 多 摩 立 川 30 3 月 13 日 シメサハ シメサハ タコの 刺 身 ホタルイ アニサキス カ あんきも 等 Anisakis simplex sensu stricto 1 2 南 多 摩 31 3 月 18 日 鶏 刺 身 を 含 む 食 事 鶏 の 刺 身 だしまき 玉 子 等 jejuni 4 12 多 摩 小 平 32 3 月 19 日 焼 鳥 を 含 む 食 事 鶏 皮 ホ ン 酢 焼 鳥 等 jejuni 2 不 明 杉 並 区 33 3 月 20 日 生 食 用 生 カキ 生 カキ ハ エリア ソフトシェルクラ フ ムール 貝 香 草 焼 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 3 4 品 川 区 34 3 月 20 日 焼 肉 を 含 む 食 事 焼 肉 レハ 刺 し ヒ ヒ ン ハ 等 jejuni 2 2 墨 田 区 35 3 月 22 日 居 酒 屋 の 食 事 海 鮮 丼 串 焼 き ミートロー フ 冷 やしトマト 等 ノロウイルス GⅡ 85 104 千 代 田 区 36 3 月 23 日 ヒラメお 造 り お 造 り(ヒラメ 中 トロ ウ クト ア セフ テンフ ン ニ) 天 ぷら 蒸 し 物 等 クタ 3 8 南 多 摩 37 3 月 25 日 鶏 刺 身 を 含 む 食 事 鶏 の 刺 身 3 点 盛 り 等 jejuni 7 19 世 田 谷 区 - 30 -

番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 38 3 月 26 日 居 酒 屋 の 食 事 カリカリごぼうと 大 根 のサラ タ サーモンのカルハ ッチョ 等 ノロウイルス GⅡ 15 35 足 立 区 39 3 月 30 日 昼 の 食 事 刺 身 生 カキ 煮 物 み そ 汁 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ GⅠ GⅡ 11 21 千 代 田 区 40 3 月 31 日 定 食 及 び 宴 会 料 理 海 鮮 丼 刺 身 定 食 卵 豆 腐 蛍 烏 賊 の 酢 味 噌 和 え ノロウイルス GⅡ 21 35 世 田 谷 区 41 4 月 1 日 生 食 用 生 カキ 前 菜 ( 生 カキ 菜 の 花 の からしマヨネース 和 え 等 ) 刺 身 盛 り 合 わ せ 揚 物 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 8 16 世 田 谷 区 42 4 月 3 日 会 食 料 理 シーサ ーサラタ 焼 鳥 串 玉 子 かけご 飯 等 jejuni 4 5 豊 島 区 43 4 月 7 日 ( 一 般 ) 及 び 飲 食 季 節 のフルーツ 盛 合 せ 店 ( 旅 館 ホ テル) フ ッフェ:シーフート と 野 菜 の サラタ サント イッチ フルーツな ノロウイルス GⅡ 72 110 千 代 田 区 ど 44 4 月 9 日 シメサハ シメサハ タコの 刺 身 焼 き アニサキス おにぎり 等 Anisakis simplex sensu stricto 1 不 明 葛 飾 区 45 4 月 10 日 会 食 料 理 まぐろ 漬 丼 冷 奴 刺 身 3 点 盛 り 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 12 63 練 馬 区 46 4 月 11 日 宴 会 料 理 ェヒ のチリソース お 造 り 鶏 から 揚 げ 散 らし 寿 司 等 ノロウイルス GⅡ 38 115 中 野 区 47 4 月 12 日 宴 会 料 理 ささみサラタ とりから 揚 げ おにぎり 等 ノロウイルス GⅡ 15 23 文 京 区 48 4 月 12 日 牛 レハ ー 刺 しを 含 む 食 事 肉 10 点 盛 り ホルモン 盛 り 合 わせ 牛 レハ ー 刺 し キ ムチ 等 jejuni 11 15 江 東 区 49 4 月 14 日 ハ イキンク 料 理 ク ラタン ヒ サ エヒ フライ サラタ マリネ ケーキ 等 黄 色 フ ト ウ 球 菌 コアク ラーセ Ⅲ エンテロトキシ ンA D 27 46 葛 飾 区 50 4 月 16 日 鶏 肉 料 理 生 親 子 丼 とりわさ 半 生 ササミの 酢 の 物 鶏 唐 揚 げ 鶏 串 焼 き 等 jejuni 12 16 八 王 子 市 51 4 月 16 日 生 の 鶏 肉 を 含 む 会 食 料 理 串 盛 り 合 わせ 鶏 レハ 刺 し 鶏 ユッケ 鶏 のたた き 鶏 からあげ 等 jejuni 6 63 台 東 区 52 4 月 17 日 不 明 不 明 メシ マク ロ 刺 身 ニシン アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 不 明 杉 並 区 53 4 月 27 日 ( 仕 出 し) 仕 出 し 弁 当 寿 司 煮 物 天 ぷら ホ テトサラタ イチコ 柏 餅 等 ノロウイルス GⅡ 18 23 多 摩 小 平 54 4 月 30 日 (すし) 寿 司 寿 司 食 べ 放 題 ノロウイルス GⅡ 4 8 港 区 55 5 月 20 日 鶏 刺 しを 含 む 宴 会 料 理 焼 鳥 鶏 刺 し 親 子 丼 麺 ホ テトフライ 等 jejuni 2 30 練 馬 区 56 5 月 21 日 不 明 不 明 カツオ 刺 身 焼 鳥 ちゃん こ 鍋 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 不 明 杉 並 区 - 31 -

番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 57 5 月 21 日 鳥 料 理 店 の 食 事 焼 鳥 8 種 盛 り 鶏 ささみ 入 りサラダ 鶏 唐 揚 げ 等 jejuni 6 30 練 馬 区 58 5 月 21 日 牛 レハ ー 刺 しを 含 む 焼 肉 料 理 牛 レハ 刺 し カルヒ タン 塩 ハラミ 等 jejuni 15 不 明 台 東 区 59 5 月 24 日 (すし) にぎり 寿 司 にぎり 寿 司 (イワシ サハ マク ロ 等 ) アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 2 新 宿 区 60 5 月 29 日 鶏 刺 しを 含 む 会 食 料 理 魚 刺 身 3 種 鶏 刺 し 盛 り 3 種 牛 たたき 冷 汁 豆 腐 サラタ 等 jejuni 7 17 新 宿 区 61 5 月 30 日 その 他 天 つゆ 化 学 物 質 ( 界 面 活 性 剤 ) 7 21 多 摩 府 中 62 6 月 1 日 集 団 給 食 ( 要 許 可 ) 給 食 ( 極 きざみ 食 ) 腸 炎 ビブリオ O3:K6 8 22 南 多 摩 63 6 月 7 日 魚 の 天 日 干 し サハ 又 はアシ の 天 日 干 し サラタ ごはん み そ 汁 化 学 物 質 (ヒ スタミン) 3 4 大 田 区 64 6 月 8 日 鶏 レハ ー 刺 しを 含 む 会 食 料 理 串 焼 き 手 羽 先 揚 げ 鶏 レハ 刺 し 鶏 湯 引 き 等 jejuni 4 6 江 戸 川 区 65 6 月 14 日 シメサハ シメサハ 厚 揚 げ 焼 き 鳥 アニサキス 等 Anisakis simplex sensu stricto 1 1 大 田 区 66 6 月 16 日 さつまいもの 天 ぷ ら 化 学 物 質 ( 界 面 活 性 剤 ) 3 3 港 区 67 6 月 19 日 鶏 ささみ 焼 きを 含 む 食 事 鶏 レハ 刺 し サラタ もつ 鍋 鶏 ささみ 焼 き 等 jejuni/coli 3 11 杉 並 区 68 6 月 19 日 鶏 刺 身 を 含 む 会 食 料 理 鶏 ワサ 唐 揚 げ サラタ 等 jejuni/coli 10 39 葛 飾 区 69 6 月 21 日 魚 介 類 販 売 業 シメサハ アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 3 品 川 区 70 6 月 25 日 まぐろのヘ ーコンき のこソース まぐろのヘ ーコンきのこソー 化 学 物 質 (ヒ ス ご 飯 味 噌 汁 卯 の 花 の 和 え 物 スタミン) 13 18 多 摩 府 中 71 6 月 25 日 焼 き 鳥 店 の 食 事 串 焼 き 海 鮮 サラタ 親 子 丼 等 jejuni 7 8 足 立 区 72 6 月 25 日 会 食 料 理 サラタ ( 鶏 ササミ 入 り) 鶏 炙 り 焼 き(もも 皮 砂 肝 ぼんじり) 等 jejuni 11 51 目 黒 区 73 6 月 28 日 焼 肉 店 の 食 事 牛 レハ 刺 し 焼 肉 ランチ ナ ムル 等 腸 管 出 血 性 大 腸 菌 О157 5 13 板 橋 区 74 6 月 28 日 不 明 不 明 串 揚 げ とり 唐 揚 げ かぼちゃの 煮 物 等 jejuni 2 不 明 大 田 区 75 6 月 30 日 牛 レハ ー 刺 しを 含 む 食 事 牛 レハ - 刺 し 生 ハツ ね ぎ 塩 カルヒ 等 jejuni 5 5 八 王 子 市 - 32 -

番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 76 6 月 30 日 コース 料 理 串 焼 き サラタ 鶏 唐 揚 げ 等 jejuni 9 29 中 央 区 77 7 月 1 日 牛 レハ ー 刺 しを 含 む 食 事 牛 レハ - 刺 し カルヒ タ ン ハラミ ミノ キムチ 等 jejuni 3 6 北 区 78 7 月 1 日 牛 レハ ー 刺 しを 含 む 焼 肉 店 の 食 事 焼 肉 牛 レハ 刺 し キムチ 盛 り 合 わせ 等 jejuni 7 7 豊 島 区 79 7 月 1 日 牛 レハ ー 刺 し 焼 肉 牛 レハ - 刺 し 焼 野 菜 等 jejuni 2 2 江 東 区 80 7 月 1 日 牛 レハ ー 刺 しを 含 む 会 食 料 理 牛 レハ - 刺 し とろろユッ ケ 牛 炙 り 握 り 寿 司 焼 肉 等 jejuni 4 4 新 宿 区 81 7 月 2 日 牛 レハ ー 刺 しを 含 む 食 事 焼 肉 牛 レハ - 刺 し チョレ キ サラタ 等 jejuni 3 4 江 東 区 82 7 月 6 日 焼 鳥 を 含 む 食 事 鶏 レハ - 鶏 ササミ 豚 レハ - 等 jejuni 4 6 港 区 83 7 月 7 日 鶏 わさを 含 む 会 食 料 理 鶏 わさ チキン 南 蛮 めん ま 等 jejuni 2 2 豊 島 区 84 7 月 9 日 その 他 七 夕 行 事 での 食 事 やきそば フルーツホ ンチ カ キ 氷 ノロウイルス GⅠ 17 37 墨 田 区 85 7 月 10 日 白 身 魚 (ヒラメ)のカ ルハ ッチョ 白 身 魚 のカルハ ッチョ かぼ ちゃのスーフ サラタ 牛 ほほ 肉 のワイン 煮 等 クト ア セフ テンフ ン クタ 4 4 北 区 86 7 月 12 日 マク ロレアステーキ マク ロレアステーキ サラタ スー フ 等 化 学 物 質 (ヒ スタミン) 5 18 多 摩 立 川 87 7 月 16 日 鶏 レハ ーたたきを 含 む 会 食 料 理 地 鶏 むねたたき 鶏 レハ ー たたき 等 jejuni 3 13 江 戸 川 区 88 7 月 17 日 海 鮮 丼 海 鮮 丼 (ヒラメ マク ロ タ イ サーモン 等 ) 不 明 6 6 新 宿 区 89 8 月 14 日 不 明 不 明 ハ ーヘ キュー 他 jejuni 16 80 多 摩 小 平 90 8 月 15 日 集 団 給 食 ( 要 許 可 ) 給 食 インケ ンと 挽 肉 のソテイ 温 泉 卵 ご 飯 味 噌 汁 等 ウエルシュ 菌 UT 14 61 足 立 区 91 8 月 18 日 集 団 給 食 ( 届 出 ) 寮 の 食 事 マク ロ 刺 身 豆 腐 ステーキ ご 飯 味 噌 汁 サルモネラ Enteritidis 5 28 多 摩 府 中 92 8 月 25 日 刺 身 刺 身 定 食 (しめ 鯖 マク ロ タコ タイの 盛 り 合 わ せ 煮 付 ご 飯 味 噌 汁 ) アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 3 豊 島 区 93 8 月 27 日 鶏 わさを 含 む 会 食 料 理 鶏 わさ 鶏 レハ ー 刺 し 焼 鳥 等 jejuni 3 5 杉 並 区 94 8 月 29 日 白 レハ ーク リルを 含 む 会 食 料 理 白 レハ ーク リル ク ラタン サラ タ 等 jejuni 3 4 新 宿 区 - 33 -

番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 95 8 月 30 日 サンマの 刺 身 サンマの 刺 身 馬 刺 し トマ トの 冷 麺 等 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 1 文 京 区 96 9 月 2 日 鶏 刺 しを 含 む 会 食 料 理 串 焼 き 鶏 わさと 温 泉 卵 のサラタ 鶏 刺 身 (レ ハ ー ササミ 砂 肝 ) 等 jejuni 3 10 港 区 97 9 月 3 日 ( 屋 形 船 ) 生 食 魚 介 類 を 含 む 会 食 料 理 突 出 し お 刺 身 煮 物 天 ぷら 等 腸 炎 ビブリオ O3:K6 37 112 江 戸 川 区 98 9 月 6 日 家 庭 家 庭 での 食 事 卵 かけご 飯 秋 刀 魚 かぼちゃのサラタ フ ロッコ サルモネラ Enteritidis 6 6 西 多 摩 リーとしそのサラタ 99 9 月 9 日 魚 介 類 販 売 業 手 巻 き 寿 司 用 刺 身 盛 り 合 わせ 手 巻 き 寿 司 用 刺 身 (マク ロ ヒラメ カンハ チ 甘 エ ヒ ホタテ トリカ イ) アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 3 目 黒 区 100 9 月 10 日 不 明 不 明 鶏 の 水 炊 き jejuni 1 不 明 杉 並 区 101 9 月 14 日 焼 鳥 を 含 む 会 食 料 理 塩 キャヘ ツ レハ ー 焼 き 冷 やしトマト 鶏 唐 揚 げ 等 jejuni 19 28 南 多 摩 102 9 月 16 日 刺 身 等 鮮 魚 介 類 シメサハ マク ロ カツオのた たき 等 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 4 世 田 谷 区 103 9 月 17 日 テ ィナーヒ ュッフェ 味 噌 カツ オムレツ 茄 子 の おひたし サラタ ハ ー 等 ノロウイルス GⅡ 3 3 港 区 104 9 月 19 日 不 明 不 明 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 不 明 目 黒 区 105 9 月 23 日 焼 きかき 天 ぷら 焼 きかき ミート ヒ サ 手 羽 から 揚 げ 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 6 7 多 摩 府 中 106 9 月 26 日 その 他 調 理 実 習 の 食 事 ハ ンハ ンシ ー 麻 婆 豆 腐 卵 スーフ ご 飯 jejuni 17 37 多 摩 府 中 107 10 月 5 日 その 他 おにぎり 弁 当 おにぎり サハ 文 化 干 し ウインナー たくあん 不 明 91 413 島 しょ 108 10 月 11 日 鮮 魚 介 類 調 理 品 かんぱち 刺 身 シメサハ 豚 モツの 煮 込 み 等 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 2 千 代 田 区 109 10 月 12 日 仕 出 し 弁 当 炊 き 込 みご 飯 チキンロー ル 牛 みそ 煮 白 菜 と 豚 ノロウイルス の 重 ね 蒸 し 天 ぷら GⅡ 9 20 杉 並 区 鯖 塩 焼 き タラモサラタ 110 10 月 14 日 シメサハ 料 理 キャヘ ツ イワシ 明 太 子 鉄 鍋 餃 子 サハ のコ マ 和 え 等 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 2 中 央 区 111 10 月 15 日 不 明 野 外 宿 泊 行 事 での 食 事 弁 当 おにぎり 野 外 炊 飯 料 理 jejuni 16 51 中 野 区 112 10 月 27 日 鶏 炭 火 焼 を 含 む 会 食 料 理 鶏 の 炭 火 焼 白 レハ ーク リ ル サラタ 等 jejuni 4 17 新 宿 区 113 10 月 28 日 不 明 不 明 鶏 レハ 刺 し 鶏 ワサ 馬 刺 し 焼 き 鳥 jejuni 2 不 明 西 多 摩 - 34 -

番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 114 11 月 1 日 鶏 レハ ー 刺 しを 含 む 会 食 料 理 鶏 刺 身 鶏 レハ ー 刺 身 鶏 肉 と 野 菜 の 煮 物 等 jejuni 10 11 新 宿 区 115 11 月 8 日 未 加 熱 魚 類 を 含 む 料 理 イカソーメン 秋 鯖 ずし 金 目 鯛 等 アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 1 4 渋 谷 区 116 11 月 18 日 コース 料 理 蟹 サラタ 若 鶏 のシチューハ イ 包 ウェテ ィンク ケ-キ ノロウイルス GⅡ 41 100 中 央 区 117 11 月 23 日 シメサハ シメサハ アニサキス Anisakis simplex sensu stricto 2 4 品 川 区 118 11 月 25 日 会 食 料 理 冷 やしトマト もろきゅ う サラタ ノロウイルス GⅡ 7 19 台 東 区 119 11 月 25 日 宴 会 料 理 カキ 釜 揚 げホ ン 酢 サラタ ほっけ 焼 き 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 4 7 杉 並 区 120 11 月 26 日 焼 鳥 を 含 む 会 食 料 理 焼 鳥 キャヘ ツ 盛 ホ テトフラ イ jejuni 3 4 新 宿 区 121 11 月 27 日 (すし) 寿 司 寿 司 (サーモン マク ロ 等 ) ノロウイルス GⅡ 4 286 台 東 区 122 11 月 30 日 集 団 給 食 ( 届 出 ) 寮 の 食 事 みそ 汁 蛸 とワカメの 酢 の 物 ノロウイルス GⅡ 47 125 西 多 摩 123 12 月 2 日 会 食 料 理 串 焼 き 味 付 け 玉 子 シ ャカ ハ jejuni 7 10 江 東 区 124 12 月 4 日 生 食 用 生 カキ 前 菜 盛 り 合 わせ 刺 身 盛 り 合 わせ( 中 トロ 金 目 鯛 生 かき 等 ) お でん 等 ノロウイルス GⅡ 20 32 中 央 区 125 12 月 6 日 居 酒 屋 の 食 事 キムチ 鍋 みぞれ 鍋 刺 身 唐 揚 げ サラタ 等 ノロウイルス GⅡ 41 61 千 代 田 区 126 12 月 6 日 生 食 用 生 カキ 生 カキ ローストヒ ーフ ヒ サ ケーキ 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 13 17 世 田 谷 区 127 12 月 9 日 (すし) 生 食 用 生 カキ 生 カキ 寿 司 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 4 不 明 台 東 区 128 12 月 13 日 焼 肉 店 の 食 事 焼 肉 キムチ 野 菜 サラタ 等 ノロウイルス GⅡ 8 13 江 東 区 129 12 月 13 日 ヒ ュッフェ 形 式 の 食 事 ローストヒ ーフ カレー サラタ ノロウイルス GⅡ 99 3,195 港 区 ハ ー フルーツ 盛 り 合 わせ 等 130 12 月 15 日 (すし) 寿 司 店 の 食 事 つきだし お 刺 身 6 点 盛 天 ぷら すし 等 ノロウイルス GⅡ 4 4 杉 並 区 131 12 月 15 日 生 食 用 生 カキ ホタテ 焼 き 生 カキ タイ 刺 身 等 ノロウイルス GⅠ GⅡ 12 24 八 王 子 市 132 12 月 16 日 会 食 料 理 前 菜 刺 身 鶏 焼 き きりたんぽ 鍋 等 ノロウイルス GⅡ 31 164 台 東 区 - 35 -

番 号 発 生 月 日 原 因 食 品 主 な 食 事 の 内 容 病 因 物 質 菌 型 血 清 型 又 は 物 質 名 患 者 数 喫 食 者 数 担 当 特 別 区 又 は 保 健 所 133 12 月 16 日 会 食 料 理 お 造 り 煮 物 天 ぷ ら すし 等 ノロウイルス GⅡ 8 9 杉 並 区 134 12 月 16 日 生 食 用 生 カキ 殻 付 き 生 カキ サンマ 甘 露 煮 鶏 肉 ロール 焼 お 造 り ノロウイルス GⅠ GⅡ 9 11 台 東 区 等 135 12 月 17 日 (すし) 寿 司 店 の 食 事 刺 身 (マク ロ タコ サーモ ン) 酢 の 物 握 り 寿 司 煮 物 天 ぷら 等 ノロウイルス GⅡ 56 131 西 多 摩 136 12 月 17 日 会 食 料 理 オムライス ハンハ ーク ト リア 人 参 ホ シ ュ 等 サルモネラ Enteritidis 4 4 新 宿 区 137 12 月 18 日 (すし) 寿 司 店 の 食 事 刺 身 小 鍋 茶 碗 蒸 し 天 ぷら 握 り 寿 司 お 椀 水 菓 子 ) ノロウイルス GⅡ 13 22 西 多 摩 138 12 月 19 日 ( 仕 出 し) すき 焼 き 弁 当 ノロウイルス GⅡ 42 138 江 東 区 139 12 月 21 日 サント イッチ 寿 司 巻 物 唐 揚 げ 盛 り 角 煮 盛 り サント イッチ ノロウイルス GⅡ 18 41 品 川 区 等 140 12 月 24 日 生 食 用 生 カキ 生 カキ シーサ ーサラタ 等 ノロウイルス GⅡ 70 91 千 代 田 区 141 12 月 24 日 の 食 事 チキンレック ソーセーシ サラタ 等 ノロウイルス GⅡ 7 10 多 摩 立 川 142 12 月 29 日 会 食 料 理 刺 身 サラタ 串 焼 き 天 ぷら 等 ノロウイルス GⅡ 23 36 新 宿 区 - 36 -

イ 事 件 の 概 要 番 号 概 要 1 1 月 8 日 16 時 頃 福 祉 施 設 の 施 設 長 から 杉 並 区 役 所 休 日 電 話 を 経 由 して 7 日 夜 から8 日 にかけて 施 設 利 用 者 に 下 痢 おう 吐 などノロウイルスが 疑 われる 患 者 が 複 数 発 生 した 旨 杉 並 区 杉 並 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 施 設 で6 日 に 調 理 提 供 された 朝 食 ( 目 玉 焼 き 野 菜 ソテー パン ヨーグルト)を 喫 食 した47 名 中 7 名 が 7 日 21 時 から8 日 13 時 の 間 に 下 痢 発 熱 吐 き 気 おう 吐 等 を 呈 していた 検 査 の 結 果 患 者 のふん 便 及 び 調 理 従 事 者 専 用 トイレ 内 の 拭 き 取 り 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 され 遺 伝 子 精 密 検 査 を 実 施 した 結 果 遺 伝 子 配 列 が100% 一 致 していた なお 患 者 は 各 フロアにまたがっており 施 設 においておう 吐 等 の 目 撃 情 報 はなく 発 症 日 前 に 具 合 の 悪 い 患 者 もいなかったことから 感 染 症 の 可 能 性 は 低 いと 考 えられた また 潜 伏 期 間 及 び 症 状 がノロウイルスによるものと 一 致 していた これらのことから 杉 並 保 健 所 は 当 該 施 設 が1 月 6 日 の 朝 食 に 調 理 提 供 した 給 食 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 集 団 給 食 ( 要 許 可 ) 2 食 中 毒 事 件 の 詳 報 (p.122)に 掲 載 集 団 給 食 ( 届 出 ) 3 1 月 12 日 16 時 10 分 台 東 区 内 の 会 社 員 から 本 日 社 員 32 名 が 会 社 を 休 んでおり 出 勤 者 にも 具 合 の 悪 いもの が22 名 程 度 いる 当 社 では 社 員 食 堂 の 利 用 者 が 多 数 おり 食 中 毒 の 可 能 性 を 考 え 保 健 所 の 指 示 を 受 けたい 旨 台 東 区 台 東 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 食 堂 を 利 用 した174 名 の 社 員 のうち 78 名 が11 日 3 時 から13 日 7 時 20 分 にかけて 吐 き 気 おう 吐 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 5 日 に 社 員 100 名 程 度 が 参 加 した 集 会 が 開 催 されたが 発 症 者 のうち14 名 が 欠 席 していたこと 等 社 内 での 感 染 症 を 疑 わせる 事 実 はなかった χ 2 検 定 の 結 果 10 日 のメニューに 有 意 差 を 認 めたこと また10 日 のみ 当 該 施 設 で 喫 食 した1 名 が 発 症 していたことから 原 因 食 品 は10 日 に 提 供 した 食 事 と 断 定 した 当 該 施 設 で 調 理 従 事 者 4 名 が 作 業 を 行 っていたが そのうちの1 名 が9 日 に 胃 痛 軟 便 発 熱 の 症 状 を 呈 していたが 翌 10 日 に 症 状 が 回 復 したので 調 理 作 業 に 従 事 していたことが 判 明 した 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 42 検 体 のうち40 検 体 から 調 理 従 事 者 ふん 便 4 検 体 のうち2 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 された これらのこと から 台 東 保 健 所 は 社 員 食 堂 の 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 集 団 給 食 ( 要 許 可 ) 4 1 月 18 日 17 時 立 川 市 内 の 患 者 から 15 日 夜 から16 日 明 け 方 にかけて 職 場 仲 間 20 名 で 立 川 市 内 の にて 送 別 会 を 開 催 したところ 17 日 朝 から 少 なくとも4 名 がおう 吐 下 痢 等 の 症 状 を 呈 した 旨 多 摩 立 川 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 15 日 22 時 から16 日 0 時 30 分 にかけて 当 該 を17 名 で 利 用 し 串 焼 き 盛 り 合 わせ 海 苔 と 大 根 のサラダ ポテトフライ 等 を 喫 食 したところ そのうち11 名 が16 日 7 時 から18 日 14 時 にかけて 吐 き 気 おう 吐 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 8 検 体 及 び 調 理 従 事 者 ふん 便 1 検 体 からノロウイルス GⅡを 検 出 した 患 者 グループの 共 通 食 は 当 該 施 設 での 食 事 のみであったこと 患 者 の 症 状 がノロウイルスに よるものと 一 致 していたこと 等 から 多 摩 立 川 保 健 所 は 当 該 施 設 が1 月 15 日 に 調 理 提 供 した 会 食 料 理 を 原 因 とするノロウイルスによる 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 37 -

5 1 月 18 日 22 時 30 分 世 田 谷 区 内 の 患 者 から 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 15 日 に 目 黒 区 内 の を 利 用 したところ 下 痢 おう 吐 の 症 状 を 呈 し 病 院 を 受 診 したところ ノロウイルスが 原 因 と 言 われた 旨 目 黒 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 15 日 に 当 該 を 利 用 した2グループ5 名 うち3 名 が 16 日 0 時 から17 日 12 時 にかけて 吐 き 気 お う 吐 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 3 名 に 共 通 する 食 事 は 当 該 が 提 供 した 食 事 しかなく 潜 伏 時 間 症 状 も 一 致 していた 提 供 されていたメニューは 蒸 しガキ 焼 きガキ 等 であった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 3 名 及 び 加 熱 用 殻 付 きカキ( 参 考 品 )からノロウイルスが 検 出 された これらのことから 目 黒 区 保 健 所 は 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 と 断 定 した 殻 付 きカキの 加 熱 調 理 行 為 は 客 に 任 せられており 加 熱 不 十 分 で 喫 食 した 可 能 性 が 強 く 疑 われた 6 食 中 毒 事 件 の 詳 報 (p.124)に 掲 載 7 1 月 19 日 15 時 20 分 千 代 田 区 内 の 医 師 より 診 察 した 患 者 から アニサキスが 摘 出 されたとして 千 代 田 区 千 代 田 保 健 所 に 食 中 毒 発 生 の 届 出 があった 旨 都 食 品 監 視 課 を 通 じて 文 京 区 文 京 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 は18 日 1 時 に 腹 痛 を 呈 して 医 療 機 関 を 受 診 していた 発 症 前 の 喫 食 状 況 を 確 認 したところ 16 日 19 時 頃 に 千 代 田 区 内 の で 刺 身 等 の 懐 石 料 理 を 喫 食 していたが 利 用 店 舗 の 特 定 には 至 らなかった ま た17 日 18 時 頃 に 中 央 区 内 の 寿 司 店 で 刺 身 盛 り 合 わせ 寿 司 盛 り 合 わせを 喫 食 していたことが 判 明 した 刺 身 盛 り 合 わせには 中 トロ カワハギ シメサバ 等 が 含 まれていた 検 査 の 結 果 患 者 から 摘 出 された 虫 体 は Anisakis simplex sensu strictoであった アニサキス 症 の 潜 伏 期 間 に 生 鮮 魚 類 等 を 喫 食 している 施 設 が2 箇 所 あり その 内 の1 施 設 は 調 査 できなかったことから の 特 定 には 至 らなかった これらことから 文 京 保 健 所 は 原 因 施 設 不 明 原 因 食 品 不 明 のアニサキスによる 食 中 毒 事 件 として 処 理 した 不 明 8 1 月 19 日 16 時 30 分 杉 並 区 内 のNPO 法 人 から 杉 並 区 杉 並 保 健 所 に 17 日 に 施 設 で 昼 食 を 調 理 して 食 べた 施 設 通 所 者 及 び 職 員 が 18 日 夕 方 から 夜 にかけておう 吐 下 痢 等 の 症 状 を 呈 した 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 施 設 では 利 用 者 が 日 替 わりで 当 番 となり 職 員 及 びボランティアスタッフと 一 緒 に 施 設 内 で 昼 食 ( 豚 キムチ 厚 揚 げとタケノコの 煮 物 春 雨 サラダ 玉 子 スープ 等 )を 調 理 喫 食 していた 17 日 は 施 設 利 用 者 32 名 のうち7 名 が 昼 食 を 調 理 し この7 名 を 含 む26 名 が 昼 食 を 喫 食 このうち12 名 が18 日 17 時 30 分 から19 日 8 時 にかけておう 吐 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していたことが 判 明 した 患 者 12 名 の 共 通 食 は17 日 の 昼 食 のみであり 昼 食 を 食 べていない 者 に 発 症 者 はいなかった 検 査 の 結 果 17 日 の 調 理 担 当 者 4 名 を 含 む9 名 ( 発 症 者 7 名 非 発 症 者 2 名 )からノロウイルスGⅡが 検 出 された ノロウイルスが 検 出 された 調 理 担 当 者 のうち1 名 は16 日 朝 から 下 痢 を 呈 しており もう1 名 は 不 顕 性 感 染 者 であったことから この2 名 の 調 理 行 為 により 食 品 を 汚 染 した 可 能 性 が 推 察 された これらのことから 杉 並 保 健 所 は 当 該 施 設 で 調 理 提 供 された1 月 17 日 の 昼 食 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した その 他 - 38 -

9 1 月 26 日 10 時 20 分 国 分 寺 市 内 の 診 療 所 事 務 長 より 診 療 所 で 仕 出 し 弁 当 を 喫 食 した 職 員 6 名 が25 日 16 時 から 26 日 0 時 にかけて 下 痢 おう 吐 等 の 症 状 を 呈 している 旨 多 摩 立 川 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 グループは 国 分 寺 市 内 の が24 日 に 調 理 提 供 した 弁 当 を 喫 食 しており 当 該 グループを 含 めて 弁 当 が 提 供 された5グループ88 名 のうち 54 名 が24 日 21 時 から27 日 11 時 にかけておう 吐 下 痢 等 の 症 状 を 呈 していることが 判 明 した 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 48 検 体 調 理 従 事 者 ふん 便 3 検 体 よりノロウイルスGⅡが 検 出 された 調 理 従 事 者 1 名 が23 日 夕 方 及 び 深 夜 におう 吐 4 日 朝 の 調 理 作 業 途 中 に 下 痢 を 呈 していたにもかかわら ず 弁 当 の 盛 り 付 け 等 食 品 に 直 接 接 触 する 調 理 作 業 に 従 事 していたことを 確 認 した これらのことから 多 摩 立 川 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 弁 当 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した ( 弁 当 ) 10 1 月 25 日 14 時 46 分 世 田 谷 区 内 の 患 者 の 夫 ( 医 師 )から 品 川 区 内 のすし 屋 で 妻 が 23 日 に 焼 さばの 棒 すしを 購 入 し 同 日 20 時 から21 時 にかけて 家 族 4 名 で 喫 食 したところ 24 日 4 時 ごろから 妻 が 腹 痛 を 呈 した 内 視 鏡 で 診 察 をし 妻 の 胃 体 下 部 大 湾 からアニサキス 様 線 虫 を 摘 出 した 旨 都 食 品 監 視 課 を 通 じて 品 川 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 が 発 症 前 3 日 間 で 食 べた 生 鮮 魚 介 類 は 当 該 施 設 で 購 入 した 当 該 食 品 のみであり サバは 処 理 の 前 に 冷 凍 されていなかった 検 査 の 結 果 患 者 の 胃 から 摘 出 された 線 虫 は Anisakis simplex sensu stricto であった これらのことから 品 川 区 保 健 所 は 当 該 施 設 が 販 売 した 焼 き 鯖 の 棒 すし が 原 因 の 食 中 毒 事 件 と 断 定 した (すし) 11 1 月 27 日 12 時 大 島 町 内 の 社 会 福 祉 施 設 から 入 所 者 4 5 名 が 朝 から 下 痢 おう 吐 等 の 症 状 を 呈 しており 内 1 名 が 医 療 機 関 でノロウイルスと 診 断 された 旨 島 しょ 保 健 所 大 島 出 張 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 施 設 内 の 発 症 者 は25 日 の 昼 食 で 大 島 町 内 の から 出 前 注 文 した 寿 司 (マグロ ムツ イカ ホタテ 等 )を 喫 食 しており 23 日 から27 日 にかけて 当 該 を 利 用 した 計 119 名 のうち 3グループ24 名 の 患 者 が 確 認 された 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 14 検 体 従 業 員 ふん 便 3 検 体 トイレ 拭 き 取 り1 検 体 からノロウイルスG Ⅱを 検 出 した 患 者 の 共 通 食 が 当 該 の 提 供 した 寿 司 のみであったこと 患 者 の 症 状 等 がノロウイルスによ るものと 一 致 していたこと 等 から 島 しょ 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 寿 司 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した (すし) 12 1 月 25 日 17 時 25 分 川 崎 市 消 防 局 より 市 内 にある 大 学 の 合 宿 所 の 学 生 2 名 を 救 急 搬 送 した 共 通 食 として24 日 20 時 に15 名 で 世 田 谷 区 内 の で 食 事 をしている 旨 都 食 品 監 視 課 を 通 じて 世 田 谷 区 世 田 谷 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 川 崎 市 内 の 大 学 合 宿 所 にいる 運 動 部 員 15 名 のうち11 名 が24 日 23 時 から25 日 21 時 にかけて 下 痢 お う 吐 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 学 生 は 同 じ 運 動 部 員 であるが 学 年 学 部 が 様 々で 日 中 は3 箇 所 のキャンパ スに 通 学 していた 合 宿 所 及 び 部 活 動 練 習 場 においては 感 染 症 の 原 因 となる 情 報 はなかった 発 症 前 1 週 間 の 遡 り 喫 食 状 況 を 調 査 したところ 朝 練 習 がある 朝 は 全 員 で 学 生 が 調 理 した 朝 食 を 喫 食 し 昼 食 は 各 自 で 喫 食 してい た また 23 日 及 び24 日 の 夕 食 を 世 田 谷 区 内 の において 全 員 で 喫 食 していたことが 判 明 した 当 該 の 調 理 従 事 者 2 名 のうち1 名 が19 日 から 下 痢 症 状 を 呈 していた 検 査 の 結 果 非 発 者 3 名 を 含 む 当 該 グループのふ ん 便 14 検 体 及 び 調 理 従 事 者 及 び 接 客 担 当 のふん 便 3 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 され 患 者 2 検 体 と 調 理 従 事 者 及 び 接 客 担 当 3 検 体 の 遺 伝 子 精 密 検 査 の 結 果 遺 伝 子 配 列 が100% 一 致 した これらのことから 世 田 谷 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 定 食 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 39 -

13 1 月 26 日 17 時 大 田 区 内 の 患 者 から 24 日 23 時 30 分 会 社 同 僚 と 区 内 の で 喫 食 したところ 6 名 が26 日 か ら 腹 痛 吐 き 気 等 の 症 状 を 呈 した 旨 大 田 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 24 日 23 時 30 分 頃 から 当 該 を 利 用 した7 名 のうち 6 名 が25 日 20 時 から26 日 13 時 にかけて 下 痢 吐 き 気 おう 吐 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 の 共 通 食 は 当 該 の 食 事 ( 鍋 料 理 鉄 板 料 理 シーザー サラダ 等 )のみであり 普 段 行 動 を 共 にすることはないとのことであった 当 日 調 理 担 当 していた1 名 は19 日 に 発 熱 むかつきの 症 状 があったにもかかわらず 責 任 者 に 報 告 せずに19 日 から24 日 まで 調 理 業 務 を 行 っていた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 4 検 体 及 び24 日 に 調 理 を 担 当 した2 名 の 調 理 従 事 者 のふん 便 2 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 された 患 者 3 検 体 と 調 理 従 事 者 2 検 体 の 遺 伝 子 精 密 検 査 の 結 果 患 者 由 来 検 体 と 遺 伝 子 配 列 が100% 一 致 し た これらのことから 大 田 区 保 健 所 は 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 14 食 中 毒 事 件 の 詳 報 (p.126)に 掲 載 ( 仕 出 し) 15 1 月 30 日 20 時 すぎ 中 央 区 内 の 会 社 員 から 27 日 に 友 人 2 名 と 会 食 し 生 カキ 等 を 喫 食 したところ 28 日 2 時 か ら29 日 17 時 にかけて2 名 が 吐 き 気 おう 吐 腹 痛 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 した 旨 東 京 都 保 健 医 療 情 報 セ ンを 通 じて 中 央 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 日 の 予 約 客 23 組 91 名 に 確 認 したところ 届 出 グループの 他 に4 組 6 名 が 同 様 の 症 状 を 呈 している ことが 判 明 した 患 者 8 名 は27 日 18 時 から23 時 にかけて 当 該 で 生 カキ 等 を 喫 食 し 28 日 2 時 から30 日 8 時 に かけて 腹 痛 吐 き 気 下 痢 おう 吐 等 の 症 状 を 呈 していた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 5 検 体 からノロウイルスG Ⅱを 1 検 体 からノロウイルスGⅠを 検 出 した 患 者 の 共 通 食 が 当 該 での 食 事 しかないこと 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 時 間 がノロウイルスによるものと 一 致 したこと 等 から 中 央 区 保 健 所 は 生 食 用 生 カキ を 原 因 ( 推 定 ) とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 16 1 月 31 日 18 時 10 分 患 者 から 30 日 23 時 30 分 から 胃 痛 腹 痛 かゆみ 等 の 症 状 を 呈 し 31 日 15 時 に 医 療 機 関 で アニサキス 様 虫 体 を 摘 出 してもらった 旨 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 新 宿 区 保 健 所 に 連 絡 があっ た 調 査 の 結 果 患 者 は 友 人 と30 日 22 時 にしめサバ 野 菜 サラダ 冷 奴 等 を 喫 食 し 患 者 のみが30 日 23 時 30 分 に 腹 痛 おう 吐 発 疹 かゆみ 等 の 症 状 を 呈 していた 検 査 の 結 果 患 者 から 摘 出 された 虫 体 は アニサキスⅠ 型 第 3 期 幼 虫 のAnisakis simplex sensu strictoであることが 判 明 した 患 者 の 症 状 がアニサキス 食 中 毒 の 症 状 と 一 致 したこと 喫 食 状 況 調 査 により 患 者 は 発 症 前 日 にさんまのすしを 喫 食 していたことが 判 明 したが 当 該 品 の さんまは 解 凍 品 であることが 確 認 されたこと 提 供 されていたしめサバにはアニサキスを 死 滅 させる 加 熱 や 冷 凍 工 程 がなかったこと 等 から 新 宿 区 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した シメサバ を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 40 -

17 2 月 6 日 12 時 30 分 大 田 区 内 スーパーの 店 長 が 大 田 区 保 健 所 へ 来 所 し 3 日 に 購 入 したじゃがいもを 食 べた 家 族 3 名 が 舌 のしびれやおう 吐 の 症 状 を 呈 した 医 療 機 関 を 受 診 したところ ソラニンによるものではないかと 言 われた 旨 報 告 があった 調 査 の 結 果 当 該 店 で3 日 にじゃがいも2 袋 を 購 入 し 1 袋 半 を 蒸 かして3 人 で 食 べたところ 数 分 後 に 腹 痛 吐 き 気 舌 のしびれ 等 を 呈 したとのことであった 調 査 の 結 果 残 品 からソラニン 類 (730~770μg/g)を 検 出 し た 患 者 は 発 症 前 は 当 該 じゃがいもしか 喫 食 していないこと 症 状 がソラニン 類 によるものと 類 似 していること 等 から 大 田 区 保 健 所 は 蒸 かしたじゃがいも を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 不 明 18 2 月 8 日 11 時 20 分 患 者 から 1 日 に 渋 谷 区 内 の 販 売 店 で 〆 さばお 造 り 生 食 用 を 購 入 し 喫 食 したところ 胃 痛 がした 旨 杉 並 区 杉 並 保 健 所 へ 連 絡 があった 同 日 15 時 当 該 販 売 店 から 渋 谷 区 保 健 所 へ 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 は1 日 に 当 該 販 売 店 にて 当 該 品 ( 消 費 期 限 2 日 )を 購 入 し 4 日 20 時 頃 に 喫 食 したところ 9 時 間 後 に 胃 痛 がし 胃 からアニサキスが 摘 出 されたことが 確 認 された 検 査 の 結 果 当 該 寄 生 虫 はAnisakis simplex sensu strictoであることが 判 明 し 〆 さばお 造 りの 参 考 食 品 からもAnisakis simplex sensu stricto が 検 出 された 患 者 が1 日 から4 日 まで 喫 食 した 生 食 用 鮮 魚 介 類 は 当 該 品 のみであること 等 から 渋 谷 区 保 健 所 は 〆 さばお 造 り 生 食 用 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 魚 介 類 販 売 業 19 2 月 24 日 10 時 20 分 頃 東 京 都 消 費 者 センから 16 日 に を3 名 で 利 用 したところ 1 名 が17 日 の2 時 頃 か ら 腹 痛 を 呈 し もう1 名 が17 日 の10 時 頃 から 腹 痛 を 呈 し 病 院 で 診 察 を 受 けたところ この2 名 からアニサキスが 摘 出 されたとの 相 談 があった 旨 港 区 みなと 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 グループは3 名 で16 日 20 時 に 刺 身 盛 り(しめさば タコ ホタテ ブリ マグロ) ぶりし ゃぶ 等 を 喫 食 し 2 名 が17 日 2 時 から12 時 に 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 し 1 名 は 胃 アニサキス 症 となり もう1 名 は 小 腸 ア ニサキス 症 を 発 症 し 開 腹 手 術 を 受 けていた 検 査 の 結 果 患 者 1 名 から 摘 出 された 虫 体 は Anisakis simplex sensu strictoであることが 判 明 した なお もう1 名 の 患 者 の 虫 体 は 廃 棄 されており 検 査 はできなかった また 当 該 施 設 から 収 去 した 参 考 食 品 のサバを 検 査 したところAnisakis simplex sensu strictoが 検 出 された 患 者 1 名 が14 日 にマグロ 料 理 を 喫 食 していたが 担 当 保 健 所 の 調 査 で 冷 凍 品 を 使 用 していることが 確 認 され 当 該 施 設 で 提 供 されていたしめサバにはアニサキスを 死 滅 させる 加 熱 や 冷 凍 工 程 がなかった これらのことから みなと 保 健 所 は 当 該 施 設 が 提 供 した シメサバ を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 20 2 月 23 日 20 時 港 区 内 の 営 業 者 から 19 日 8 時 から 同 日 15 時 にかけて 提 供 した 食 事 を 喫 食 した102 名 中 21 名 が 20 日 から21 日 にかけて 微 熱 おう 吐 下 痢 症 状 を 呈 している 旨 港 区 みなと 保 健 所 へ 連 絡 があった 調 査 の 結 果 19 日 に 当 該 の 朝 食 利 用 者 423 名 中 1 名 昼 食 ビュッフェ 利 用 者 196 名 中 37 名 デザートビュ ッフェ 利 用 者 100 名 中 3 名 が19 日 21 時 から22 日 5 時 にかけて 下 痢 おう 吐 等 の 症 状 を 呈 していたことが 確 認 された また 患 者 41 名 の 共 通 行 動 は 当 該 の 食 事 のみであり 感 染 症 を 示 唆 する 事 実 は 確 認 できなかった 検 査 の 結 果 患 者 16 名 及 び 当 該 の 従 業 員 4 名 のふん 便 からノロウイルスGⅡを 検 出 した これらのことから みな と 保 健 所 は 当 該 で19 日 に 提 供 された ビュッフェ 形 式 の 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 41 -

21 2 月 24 日 13 時 30 分 患 者 から 21 日 に 葛 飾 区 内 のスーパーで 生 食 用 生 カキを 購 入 し 同 日 20 時 頃 家 族 3 名 で 喫 食 したところ 23 日 6 時 から10 時 にかけて3 名 が 下 痢 吐 き 気 等 の 食 中 毒 様 症 状 を 呈 した 医 療 機 関 を 受 診 した ところ ノロウイルス 症 状 であると 診 断 された 旨 葛 飾 区 保 健 所 へ 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 家 族 は4 名 で 通 常 は 朝 食 及 び 夕 食 は 家 庭 内 で 喫 食 するが 21 日 の 夜 のみ 患 者 3 名 で 喫 食 し ており メニューはカレーライス 味 噌 汁 生 カキであった 検 査 の 結 果 患 者 2 名 からノロウイルスGⅠ G Ⅱ 1 名 からノロウイルスGⅡ 参 考 品 の 生 カキ1 検 体 からノロウイルスGⅡを 検 出 した 患 者 3 名 全 員 が 生 カキを 喫 食 していること 潜 伏 時 間 や 症 状 がノロウイルスのものと 一 致 していること 等 から 葛 飾 区 保 健 所 は 生 食 用 生 カキ を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 不 明 22 2 月 26 日 11 時 01 分 三 宅 村 の 医 師 より 民 宿 に 宿 泊 している 建 設 業 者 が 食 中 毒 疑 いで8 名 ほど 受 診 している 旨 東 京 都 保 健 情 報 医 療 センを 通 じて 島 しょ 保 健 所 三 宅 出 張 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 建 設 現 場 作 業 員 12 名 のうち9 名 が25 日 16 時 から26 日 6 時 にかけて 下 痢 吐 き 気 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 9 名 のうち8 名 は 同 じ 民 宿 に 宿 泊 しており 民 宿 が 提 供 した 朝 食 夕 食 を 喫 食 していた また 患 者 1 名 は 島 内 の 自 宅 に 居 住 しており 民 宿 の 食 事 を 喫 食 していなかった 昼 食 は 別 施 設 が 調 理 した 弁 当 を 喫 食 し 民 宿 の 食 事 を 喫 食 している 別 グループの 宿 泊 客 に 発 症 者 は 認 められず 患 者 に 共 通 していた 食 事 は 昼 食 に 提 供 された 弁 当 のみであった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 5 検 体 弁 当 調 理 者 ふん 便 1 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 された これらのことから 島 しょ 保 健 所 は 昼 食 に 提 供 された 弁 当 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 し た 弁 当 調 理 者 は15 日 ごろから 胃 痛 吐 き 気 の 症 状 を 呈 しており また 当 該 施 設 のトイレドアノブの 拭 き 取 り 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 されたことから 弁 当 調 理 者 の 手 指 を 介 して 食 品 がノロウイルスに 汚 染 されたも のと 推 察 された その 他 23 2 月 29 日 9 時 30 分 福 生 市 内 の 患 者 から 24 日 に 福 生 市 内 の を 同 僚 11 名 で 利 用 したところ 7 名 が 下 痢 おう 吐 等 を 症 状 を 呈 している 旨 西 多 摩 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 対 象 者 11 名 は 24 日 18 時 頃 から 福 生 市 内 にて 刺 身 盛 り 合 わせ 寿 司 等 を 含 む 宴 会 料 理 を 喫 食 しており うち8 名 が25 日 10 時 から27 日 22 時 にかけておう 吐 下 痢 腹 痛 等 の 食 中 毒 症 状 を 呈 していた さらに 24 日 に 当 該 施 設 を 利 用 した 別 グループ7 名 のうち1 名 も 同 様 の 症 状 を 呈 していることが 判 明 した 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 9 検 体 及 び 従 業 員 ふん 便 1 検 体 からノロウイルスGⅡを 検 出 した 患 者 の 共 通 食 は 24 日 に 利 用 した 当 該 施 設 の 宴 会 料 理 以 外 になかったこと 24 日 の 食 事 を 曝 露 起 点 とすると 患 者 の 潜 伏 期 間 及 び 症 状 がノ ロウイルスによるものと 一 致 していたこと 等 から 西 多 摩 保 健 所 は 当 該 施 設 で2 月 24 日 に 調 理 提 供 された 宴 会 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 42 -

24 3 月 1 日 9 時 10 分 八 王 子 市 内 の 事 務 所 従 業 員 から 2 月 24 日 18 時 から 八 王 子 市 内 の で 事 務 所 の 歓 送 迎 会 を 実 施 したところ 9 名 中 6 名 が 25 日 の 夜 中 から26 日 の 明 け 方 にかけておう 吐 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 し ている 旨 八 王 子 市 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 2 月 24 日 に 当 該 で 宴 会 料 理 を 喫 食 した1グループ9 名 のうち6 名 が25 日 20 時 から26 日 6 時 に かけて 下 痢 おう 吐 発 熱 等 の 症 状 を 呈 した 喫 食 したメニューは タイのカルパッチョ サラダ パスタ 等 であった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 6 検 体 及 び 調 理 従 事 者 ふん 便 1 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 された 患 者 の 共 通 食 は 当 該 の 食 事 のみであり 発 症 までの 潜 伏 時 間 症 状 等 がノロウイルスによるものと 一 致 していた これらのことから 八 王 子 市 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 宴 会 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 25 2 月 27 日 0 時 45 分 日 野 市 内 の 医 師 より 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 22 日 19 時 30 分 友 人 4 名 で 飲 食 店 を 利 用 し 鶏 のレバ 刺 し 串 焼 き 盛 合 せ 等 を 喫 食 したところ 全 員 が 腹 痛 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 し 2 名 が26 日 23 時 に 受 診 した 旨 中 野 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 4 名 は 22 日 19 時 30 分 に 当 該 施 設 にて 会 食 し 25 日 から26 日 にかけて 下 痢 発 熱 腹 痛 を 呈 していた 患 者 4 名 の 共 通 食 はレバー 刺 身 串 焼 等 当 該 施 設 で 調 理 提 供 された 食 事 のみであり 検 査 の 結 果 患 者 4 名 のふん 便 から ジェジュニが 検 出 された 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 期 間 はカンピロ バクによるものと 一 致 していた これらのことから 中 野 区 保 健 所 は 当 該 施 設 が 調 理 提 供 した 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 26 3 月 7 日 16 時 30 分 青 梅 市 内 の 会 社 員 から 2 日 19 時 から21 時 にかけて 青 梅 市 内 のすし 屋 で 送 別 会 を 行 った 社 員 45 名 のうち19 名 が 翌 3 日 夜 から 吐 き 気 おう 吐 腹 痛 下 痢 発 熱 の 胃 腸 炎 症 状 を 呈 している 旨 西 多 摩 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 会 社 の 本 社 社 員 事 業 所 社 員 工 場 勤 務 者 の 合 計 41 名 のうち 本 社 社 員 17 名 事 業 所 社 員 4 名 工 場 勤 務 者 1 名 の 計 22 名 が3 日 6 時 30 分 から6 日 19 時 にかけて 下 痢 吐 き 気 おう 吐 発 熱 などの 症 状 を 呈 してい た 二 次 会 は 行 われておらず 患 者 に 共 通 する 食 事 は 送 別 会 の 食 事 に 限 定 されていた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 19 検 体 のうち 14 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 された また 調 理 従 事 者 10 名 のうち1 名 のふん 便 及 び 拭 き 取 り 検 体 ( 調 理 員 専 用 トイレ 便 座 )からノロウイルスGⅡが 検 出 され 遺 伝 子 精 密 検 査 の 結 果 患 者 2 名 と 調 理 従 事 者 及 び 拭 き 取 り 検 体 の 遺 伝 子 配 列 が100% 一 致 した これらのことから 西 多 摩 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 会 席 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した ノロウイルスを 検 出 した 調 理 従 事 者 は 1 日 朝 から 吐 き 気 腹 痛 下 痢 の 症 状 を 呈 していたが 出 勤 する 調 理 員 が 少 ないことから 休 むことができず 調 理 作 業 に 従 事 していた (すし) - 43 -

27 3 月 7 日 11 時 立 川 市 内 の 医 療 機 関 より 本 日 会 社 の 職 員 7 名 がおう 吐 下 痢 発 熱 等 の 症 状 で 受 診 した 患 者 は 銀 行 内 の 食 堂 を 利 用 している 食 中 毒 か 感 染 症 の 可 能 性 がある 旨 多 摩 立 川 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 グループは 立 川 市 内 の 会 社 に 勤 務 している 職 員 であり 会 社 の 社 員 食 堂 にて5 日 の 給 食 を 利 用 した10 名 中 9 名 が 6 日 21 時 から7 日 6 時 15 分 にかけて 下 痢 吐 き 気 発 熱 等 を 呈 していた 会 社 内 及 び 会 社 が 所 在 するビル 内 のテナント 等 関 係 者 に 同 様 の 症 状 を 呈 するものはいなかった 食 堂 は 調 理 従 事 者 1 名 が 勤 務 し 5 日 8 時 30 分 頃 に 自 宅 でおう 吐 症 状 を 呈 していたにもかかわらず 給 食 調 理 を 行 っていたことが 判 明 した 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 9 検 体 及 び 調 理 従 事 者 ふん 便 1 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 され 代 表 患 者 3 名 と 調 理 従 事 者 のノロウイルス 遺 伝 子 精 密 検 査 の 結 果 患 者 と 調 理 従 事 者 の 遺 伝 子 配 列 が100% 一 致 した これらの ことから 多 摩 立 川 保 健 所 は 当 該 施 設 が 調 理 提 供 した 給 食 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した その 他 28 3 月 8 日 23 時 23 分 文 京 区 内 の 警 察 署 から 8 日 に 文 京 区 内 で 行 われた 番 組 収 録 において 17 時 過 ぎにスタッ フが 提 供 された 弁 当 を 食 べたところ 同 日 20 時 50 分 頃 より 一 部 のスタッフがおう 吐 下 痢 を 呈 し 3ヵ 所 の 医 療 機 関 に 救 急 搬 送 された 旨 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 江 東 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 8 日 に 江 東 区 内 の 仕 出 し 屋 が 調 製 した 弁 当 を 喫 食 した6グループのうち 2グループ25 名 が8 日 18 時 から9 日 12 時 30 分 にかけて 下 痢 おう 吐 吐 き 気 等 を 呈 していた 患 者 の 弁 当 喫 食 時 間 はそれぞれ 異 なって おり 潜 伏 時 間 は2 時 間 から16 時 間 であった 患 者 は 全 員 穴 子 弁 当 を 喫 食 していた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 10 検 体 従 事 者 ふん 便 1 検 体 から 黄 色 ブドウ 球 菌 が 検 出 された また 施 設 内 拭 き 取 り 従 業 員 手 指 弁 当 残 品 からも 黄 色 ブドウ 球 菌 が 検 出 され コアグラーゼ 型 別 エンテロトキシン 型 別 が 一 致 した また 未 開 封 品 の 弁 当 からエンテロトキシンが 検 出 された これらのことから 江 東 区 保 健 所 は 当 該 施 設 が 製 造 した 弁 当 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した ( 仕 出 し) 29 3 月 12 日 17 時 多 摩 府 中 保 健 所 から 都 食 品 監 視 課 を 通 じ 多 摩 立 川 保 健 所 に 12 日 15 時 10 分 府 中 市 内 の 医 療 機 関 から 次 の 連 絡 を 受 けた 9 日 国 分 寺 市 内 の を 職 員 22 名 で 利 用 したところ うち11 名 が10 日 10 時 か ら 下 痢 吐 き 気 おう 吐 等 を 呈 した 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 9 日 から11 日 にかけて 当 該 施 設 を 利 用 した4グループ 計 58 名 中 27 名 の 発 症 が 確 認 された 各 グル ープに 共 通 する 食 事 は 当 該 施 設 の 食 事 のみであり 患 者 の 症 状 は 下 痢 おう 吐 発 熱 等 で 当 該 施 設 の 食 事 を 曝 露 起 点 とすると ノロウイルスによる 症 状 及 び 潜 伏 期 間 と 近 似 していた 検 査 の 結 果 殻 付 生 カキ1 検 体 (10 11 日 に 患 者 に 提 供 した 残 品 )からノロウイルス(GⅠ GⅡ)を 患 者 19 名 のふん 便 からノロウイルス(GⅠ,GⅡ, GⅠ GⅡ)を 検 出 した これらのことから 多 摩 立 川 保 健 所 は 当 該 施 設 で 調 理 提 供 された 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 全 ての 患 者 は 生 カキを 喫 食 していたが 当 該 施 設 において 生 カキから 他 の 食 品 等 へのノロウイルスの 二 次 汚 染 の 可 能 性 も 考 えられたため 原 因 食 品 と 決 定 するまでには 至 らなかった - 44 -

30 3 月 14 日 16 時 30 分 から 12 日 の 夜 に 当 社 が 運 営 する を 利 用 した 客 より シメサバを 含 む 刺 身 を 喫 食 したところ 翌 13 日 未 明 から 腹 痛 を 訴 え 受 診 した 病 院 でアニサキス 症 と 診 断 を 受 けたとの 連 絡 を 受 け た 旨 南 多 摩 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 12 日 17 時 20 分 から 患 者 を 含 む2 名 で 当 該 が 調 理 提 供 したシメサバ タコの 刺 身 ホ タルイカ あんきも 等 を 喫 食 したところ 13 日 3 時 からおう 吐 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 していた 医 療 機 関 にて 患 者 の 胃 から 摘 出 されたアニサキス 虫 体 について 検 査 を 行 ったところ Anisakis simplex sensu stricto であ ることが 判 明 した 患 者 が 発 症 前 3 日 以 内 に 喫 食 した 生 食 用 鮮 魚 介 類 ( 凍 結 処 理 していないもの)は 当 該 飲 食 店 のシメサバのみであり 患 者 の 潜 伏 時 間 及 び 症 状 はアニサキス 食 中 毒 によるものと 一 致 していた これら のことから 南 多 摩 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した シメサバ を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 当 該 でのシメサバの 調 理 工 程 には アニサキスを 死 滅 させる 工 程 が 無 く 生 きたアニサキスが 完 全 に 除 去 されずに 提 供 されたことが 原 因 と 考 えられた 31 3 月 21 日 18 時 38 分 武 蔵 野 市 内 の 会 社 員 から 16 日 19 時 から21 時 まで 職 場 の 同 僚 ら12 名 で 会 食 をしたところ 4 名 が 吐 き 気 おう 吐 下 痢 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 した 旨 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 多 摩 小 平 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 グループは 職 場 の 同 僚 10 名 と 研 修 に 来 ていた 学 生 2 名 であり 当 該 で 鶏 の 刺 身 だ しまき 玉 子 等 を 喫 食 していた 調 査 協 力 が 得 られた 同 僚 10 名 のうち 4 名 が18 日 22 時 から21 日 10 時 にかけて 下 痢 発 熱 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 していた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 3 検 体 喫 食 者 ふん 便 3 検 体 から ジェジュニが 検 出 された また 当 該 での 食 事 を 曝 露 起 点 とすると 患 者 の 潜 伏 時 間 及 び 症 状 は によるものと 一 致 した これらのことから 多 摩 小 平 保 健 所 は 当 該 施 設 が 調 理 提 供 した 鶏 刺 身 を 含 む 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 32 3 月 26 日 9 時 30 分 患 者 から 16 日 23 時 頃 2 名 で 杉 並 区 内 の を 利 用 したところ 1 名 は19 日 8 時 頃 から もう1 名 は20 日 21 時 から 腹 痛 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 し 病 院 で 診 察 を 受 けたところ 1 名 のふん 便 からカン ピロバクが 検 出 された 旨 杉 並 区 杉 並 保 健 所 へ 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 は1グループ2 名 であり 16 日 23 時 頃 から 当 該 を 利 用 し 鶏 皮 ポン 酢 焼 鳥 等 を 喫 食 しており 19 日 8 時 頃 から20 日 21 時 にかけて 下 痢 発 熱 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 していた また 当 該 の 従 事 者 よると 焼 鳥 の 一 部 を 半 生 で 提 供 しているとのことであった 検 査 の 結 果 患 者 2 名 のふん 便 からカンピ ロバク ジェジュニが 検 出 された 患 者 の 共 通 食 は 当 該 での 食 事 しかないこと 患 者 の 潜 伏 期 間 及 び 症 状 がによるものと 一 致 したこと 等 から 杉 並 保 健 所 は 当 該 で 調 理 提 供 された 焼 鳥 を 含 む 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 45 -

33 3 月 21 日 10 時 30 分 患 者 から 18 日 22 時 30 分 から 区 内 を4 名 で 利 用 し 生 カキ パエリア ソフトシェル クラブ ムール 貝 香 草 蒸 し 等 を 喫 食 したところ 20 日 14 時 30 分 から17 時 にかけて3 名 がおう 吐 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 した 旨 品 川 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 喫 食 者 4 名 中 発 症 した 患 者 3 名 は 全 員 当 該 で 生 食 用 カキを 喫 食 しており かつ 患 者 の 共 通 食 は 当 該 で 提 供 された 食 事 のみであった 検 査 の 結 果 患 者 1 名 からノロウイルスGⅠが 2 名 からGⅠ GⅡ が 検 出 された 当 該 での 食 事 を 起 点 とすると 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 期 間 がノロウイルスによるものと 一 致 し たこと 患 者 から 検 出 されたノロウイルスの 遺 伝 子 群 の 結 果 等 から ノロウイルスに 汚 染 された 生 かきを 喫 食 し たことが 原 因 と 考 えられた これらのことから 品 川 区 保 健 所 は 生 食 用 生 カキ を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 34 3 月 22 日 11 時 45 分 患 者 から 17 日 友 人 と2 名 で を 利 用 したところ 20 日 3 時 30 分 頃 から 寒 気 発 熱 吐 き 気 水 溶 性 下 痢 を 呈 した 21 日 に 病 院 を 受 診 したが 現 在 も 下 痢 が 続 いている 同 行 した 友 人 も 同 様 に 体 調 を 崩 している 旨 墨 田 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 2 名 は17 日 に 当 該 を 利 用 したほか 18 日 にも2 名 で 別 の 1 軒 を 利 用 していた し かし 18 日 に 利 用 した では2 名 は 別 のメニューを 喫 食 しており 当 該 施 設 にも 同 様 苦 情 は 寄 せられていな かった 患 者 2 名 が17 日 に 当 該 で 喫 食 したメニューは 焼 肉 レバ 刺 し ビビンバ 等 であり レバーは 加 熱 用 と 仕 入 れ 伝 票 に 記 載 されているものがレバ 刺 しとして 提 供 されていた 検 査 の 結 果 患 者 及 び 調 理 従 事 者 の ふん 便 参 考 品 の 加 熱 用 レバーから ジェジュニが 検 出 された 患 者 の 潜 伏 時 間 及 び 症 状 はカ ンピロバクによるものと 一 致 していた これらのことから 墨 田 区 保 健 所 は3 月 17 日 に 当 該 で 調 理 提 供 された 焼 肉 を 含 む 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 35 3 月 26 日 9 時 50 分 千 代 田 区 内 の 医 療 機 関 より 23 日 社 員 17 名 が にて 歓 送 迎 会 を 行 ったところ そのう ち12 名 が25 日 より 発 熱 下 痢 等 の 症 状 を 呈 している 旨 千 代 田 区 千 代 田 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 21 日 の 昼 食 から26 日 の 昼 食 まで 当 該 を 利 用 した104 名 のうち85 名 (27グループ)の 患 者 が 確 認 された 発 症 期 間 は22 日 16 時 から28 日 2 時 にかけてで 主 な 症 状 は 下 痢 発 熱 腹 痛 吐 き 気 おう 吐 等 で あった 患 者 に 共 通 する 食 事 は 当 該 の 食 事 のみであり 当 該 内 でのおう 吐 及 び 患 者 集 団 の 事 業 所 等 内 に 感 染 症 の 流 行 などはなかった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 39 検 体 中 36 検 体 従 事 者 ふん 便 16 検 体 中 9 検 体 食 品 の 残 品 1 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 された これらのことから 千 代 田 保 健 所 は 当 該 が3 月 21 日 昼 から26 日 昼 にかけて 調 理 提 供 した 居 酒 屋 の 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 46 -

36 3 月 24 日 15 時 22 分 病 院 医 師 から 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 南 多 摩 保 健 所 に 23 日 12 時 から13 時 に かけて 病 院 の 食 堂 にて 入 院 患 者 及 び 見 舞 いに 来 た 家 族 等 5グループ 計 15 名 が 刺 身 天 ぷら 等 を 喫 食 し うち6 名 が 23 日 20 時 からおう 吐 下 痢 の 症 状 を 呈 した 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 が 喫 食 したメニューは 完 全 予 約 制 の 特 別 メニューであり 5グループ8 名 のうち2グループ3 名 が23 日 21 時 から24 日 0 時 にかけて 下 痢 おう 吐 等 を 呈 していた 患 者 の 共 通 食 は 当 該 が 提 供 した 会 食 料 理 に 限 られており 検 査 の 結 果 検 食 2 検 体 (ヒラメお 造 り 及 びヒラメお 造 り 用 サク) 及 び 参 考 食 品 1 検 体 から クドア セプテンプンクタを 検 出 した 患 者 の 発 生 状 況 は 一 峰 性 の 傾 向 が 見 られ 23 日 の 当 該 での 会 食 を 起 点 とする 潜 伏 時 間 及 び 症 状 はクドア セプテンプンクタによるものと 一 致 していた これらのことか ら 南 多 摩 保 健 所 は 当 該 が3 月 23 日 に 調 理 提 供 した 会 食 料 理 の ヒラメお 造 り を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 37 3 月 29 日 12 時 頃 世 田 谷 区 内 の 病 院 から 24 日 夜 に 当 病 院 の 職 員 が 送 別 会 を 行 い 区 内 の を 利 用 した 後 下 痢 腹 痛 などの 食 中 毒 症 状 を 呈 している 旨 の 連 絡 が 世 田 谷 区 世 田 谷 保 健 所 にあった 調 査 の 結 果 当 該 グループ19 名 は 区 内 の で24 日 18 時 30 分 から21 時 30 分 まで 送 別 会 を 行 い そのうち7 名 が25 日 1 時 から28 日 17 時 にかけて 下 痢 腹 痛 倦 怠 感 などの 症 状 を 呈 していたことが 判 明 した 当 該 グループは2 次 会 3 次 会 を 行 っていたが 患 者 の 共 通 食 は 鶏 の 刺 身 3 点 盛 りを 含 む 当 該 で 調 理 提 供 された 会 食 料 理 のみ であった 鶏 の 刺 身 は 生 又 は 湯 通 し 程 度 で 提 供 されており 加 熱 により 属 菌 が 完 全 に 死 滅 さ れていたとは 言 えなかった また 検 査 の 結 果 患 者 7 名 中 5 名 及 び 非 発 症 者 2 名 のふん 便 から ジェジュニが 検 出 された これらのことから 世 田 谷 保 健 所 は3 月 24 日 の 夜 に 当 該 で 調 理 提 供 した 鶏 刺 身 を 含 む 食 事 を 原 因 食 品 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 38 3 月 28 日 9 時 30 分 足 立 区 内 の の 利 用 者 から 25 日 に4 家 族 15 名 で 食 事 をしたところ 5 名 が27 日 早 朝 から 腹 痛 下 痢 おう 吐 等 を 発 症 している 旨 足 立 区 足 立 保 健 所 に 届 出 があった また 同 日 当 該 を 利 用 した 別 のグループからも28 日 夜 同 様 の 通 報 があった 調 査 の 結 果 上 記 2グループ 計 35 名 中 15 名 が26 日 18 時 から28 日 18 時 にかけて 下 痢 おう 吐 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 の 共 通 食 は 25 日 に 当 該 が 調 理 提 供 した 食 事 (カリカリごぼうと 大 根 のサラダ サーモ ンのカルパッチョ 等 )のみであった 検 査 の 結 果 患 者 13 名 非 発 症 者 1 名 及 び 調 理 従 事 者 3 名 のふん 便 からノロ ウイルスGⅡが 検 出 され 潜 伏 時 間 及 び 患 者 の 症 状 がノロウイルスによるものと 一 致 していた また 25 日 に 当 該 を 利 用 した 客 は136 名 であったが 届 出 のあった2グループ 以 外 に 患 者 はいなかった 2グループは 共 通 メニューを 喫 食 しており その 他 の 客 は 別 のメニューを 注 文 していた これらのことから 足 立 保 健 所 は 当 該 飲 食 店 で 調 理 提 供 された 居 酒 屋 の 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 47 -

39 4 月 3 日 9 時 40 分 千 代 田 区 内 の 会 社 員 より 3 月 30 日 に 会 社 の 職 員 20 名 で 会 食 をしたところ 4 月 1 日 から2 日 に かけて3 分 の1くらいのものが おう 吐 や 下 痢 の 食 中 毒 症 状 を 呈 した 30 日 のランチでカキを 食 べたのが 原 因 かも しれない 旨 千 代 田 区 千 代 田 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 職 場 の 同 僚 21 名 で3 月 30 日 12 時 から 当 該 で 会 食 し うち11 名 が31 日 20 時 から4 月 2 日 10 時 30 分 にかけて 下 痢 おう 吐 発 熱 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 していた 当 該 グループは 同 じ 会 社 に 勤 務 しているが 所 属 部 署 が 異 なり 階 層 による 発 症 状 況 の 偏 りはなかった また 社 内 で 感 染 症 を 疑 わせる 情 報 は 認 められなかった 患 者 の 共 通 食 は 当 該 での 食 事 に 限 られていた 喫 食 メニューは 刺 身 生 カキ 煮 物 みそ 汁 等 であった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 6 検 体 からノロウイルスが 検 出 され 遺 伝 子 群 の 内 訳 はGⅠが1 名 GⅡが4 名 GⅠ GⅡ が1 名 であった 調 理 従 事 者 ふん 便 非 発 症 者 ふん 便 からノロウイルスは 検 出 されなかった 患 者 11 名 は 全 員 生 カキを 喫 食 していた これらのことから 千 代 田 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 昼 の 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 40 4 月 3 日 10 時 30 分 世 田 谷 区 世 田 谷 保 健 所 に 区 内 に 勤 務 する 会 社 員 から 3 月 30 日 の 昼 食 に 職 場 の 同 僚 12 名 で を 利 用 し 定 食 ( 海 鮮 丼 刺 身 定 食 等 )を 食 べたところ 3 月 31 日 から4 月 1 日 にかけて8 人 が 吐 き 気 腹 痛 発 熱 等 の 食 中 毒 症 状 を 呈 した 旨 連 絡 があった また 30 日 夜 に 当 該 で 宴 会 を 行 った 届 出 者 と 同 じ 会 社 に 勤 務 する 別 グループ23 名 中 13 名 が 同 様 の 食 中 毒 症 状 を 呈 していることが 判 明 した 調 査 の 結 果 当 該 では30 日 11 時 から13 時 の 時 間 帯 に 計 40 食 の 定 食 を 夜 は1グループ23 名 の 予 約 客 に 対 して 宴 会 料 理 を 提 供 しており 定 食 利 用 グループ12 名 中 8 名 が31 日 19 時 頃 から 宴 会 グループ23 名 中 13 名 が31 日 9 時 頃 から 腹 痛 吐 き 気 下 痢 等 の 食 中 毒 症 状 を 呈 していたことが 判 明 した 遡 り 喫 食 調 査 において 患 者 の 共 通 食 は 当 該 施 設 での 食 事 のみであることを 確 認 した 検 査 の 結 果 患 者 21 名 中 検 便 を 実 施 した17 名 中 17 名 及 び 従 業 員 2 名 中 1 名 からノロウイルスGⅡを 検 出 した また 患 者 2グループの 職 場 にて 感 染 症 が 疑 われる 情 報 はなかった これらのことから 世 田 谷 保 健 所 は3 月 30 日 に 当 該 が 調 理 提 供 した 定 食 及 び 宴 会 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 原 因 食 品 は 調 理 従 事 者 を 介 してノロウイルスに 汚 染 されたと 考 えられた 41 4 月 2 日 11 時 世 田 谷 区 内 の 病 院 職 員 から 世 田 谷 区 世 田 谷 保 健 所 に 3 月 30 日 の 夜 に 区 内 の において 職 員 16 名 で 歓 送 迎 会 を 行 ったところ 4 月 1 日 から8 名 がおう 吐 下 痢 発 熱 等 の 食 中 毒 症 状 を 呈 している 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 30 日 19 時 から 歓 送 迎 会 にて 職 員 16 名 がコース 料 理 を 喫 食 し うち8 名 が4 月 1 日 7 時 から23 時 にかけ て おう 吐 下 痢 発 熱 倦 怠 感 などの 食 中 毒 様 症 状 を 呈 していたことが 判 明 した コース 料 理 の 中 には 生 カキ が 含 まれており 16 名 中 患 者 8 名 を 含 む13 名 が 喫 食 していた 検 査 の 結 果 患 者 8 名 中 6 名 のふん 便 からノロウイ ルスGⅠが 1 名 からGⅡが 1 名 からGⅠ GⅡが 検 出 された なお 遡 り 喫 食 調 査 の 結 果 患 者 の 共 通 食 は 当 該 飲 食 店 で 調 理 提 供 された 食 事 以 外 になく 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 期 間 はノロウイルスによるものと 一 致 していた こ れらのことから 世 田 谷 保 健 所 は 当 該 で3 月 30 日 に 調 理 提 供 された 生 食 用 生 カキ を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 48 -

42 4 月 6 日 12 時 35 分 豊 島 区 内 の Aから 豊 島 区 池 袋 保 健 所 に 利 用 客 から1 日 に5 名 で 当 店 にて 会 食 したとこ ろ 3 日 以 降 4 名 が 下 痢 腹 痛 の 症 状 を 呈 したと 連 絡 があった 旨 連 絡 があった また12 日 13 時 32 分 上 記 利 用 客 の 母 親 から 池 袋 保 健 所 に 子 供 が3 日 夜 から 腹 痛 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 し 6 日 に 受 診 した 医 療 機 関 で 実 施 した 検 便 でが 検 出 された 同 席 者 3 名 も 同 様 に 発 症 している 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 4 名 の 共 通 食 は1 日 17 時 30 分 から21 時 に 利 用 した A 及 び 同 日 21 時 20 分 から23 時 に 利 用 し た Bでの 食 事 のみであり 3 日 18 時 から4 日 22 時 にかけて 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 喫 食 調 査 の 結 果 Aで 鶏 レバー 串 焼 きを 喫 食 した 者 は 全 員 発 症 喫 食 しなかった 者 は 発 症 していなかった また 患 者 4 名 のうち2 名 は Bでほとんど 飲 食 していない 一 方 非 発 症 者 は Bで 提 供 された 全 メニュー( 飲 料 を 除 く)を 喫 食 しており 喫 食 したメニューの 使 用 食 材 や 調 理 方 法 からもの 汚 染 源 となりうる 可 能 性 は 低 いと 考 えられた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 1 検 体 Aの 従 事 者 ふん 便 3 検 体 及 び 参 考 食 品 3 検 体 からカ ンピロバク ジェジュニを 検 出 した 当 該 従 業 員 は 全 員 賄 い 料 理 を 喫 食 しており 串 焼 き 作 業 をした 際 には 加 熱 中 のものを 試 食 していた これらのことから 池 袋 保 健 所 は Aで 調 理 提 供 された 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 43 4 月 9 日 11 時 30 分 千 代 田 区 内 のホテルから 千 代 田 区 千 代 田 保 健 所 に 7 日 11 時 35 分 から15 時 にかけて 当 該 ホテ ルで 会 食 した 会 社 員 48 名 中 23 名 が 8 日 夜 よりおう 吐 下 痢 発 熱 の 食 中 毒 症 状 を 呈 した 旨 の 連 絡 があった また 同 日 13 時 会 社 員 から 保 健 所 に 同 様 の 届 出 があった 調 査 の 結 果 当 該 ホテルでは7 日 昼 夜 で 合 計 15グループ110 名 に 食 事 を 提 供 しており うち3グループ72 名 が 発 症 していることが 判 明 した 患 者 の 症 状 は 下 痢 発 熱 腹 痛 吐 き 気 等 であり 検 査 の 結 果 患 者 34 名 のふん 便 からノロウイルスGⅡを 検 出 した また 当 該 ホテルの 従 業 員 145 名 のふん 便 を 検 査 したところ 調 理 従 事 者 1 名 接 客 従 業 員 2 名 からノロウイルスGⅡを 検 出 した 患 者 が 発 生 した3グループの 食 事 はブッフェ 形 式 であり 共 通 メニューである 季 節 のフルーツ 盛 合 せ は3グループ 分 ともノロウイルスGⅡが 検 出 された 従 業 員 が 一 人 で 担 当 しており 患 者 の 喫 食 率 が90.3%と 他 の 食 品 と 比 べ 高 率 であった これらのことから 千 代 田 保 健 所 は 季 節 の フルーツ 盛 合 せ を 原 因 ( 推 定 )とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 及 び ( 旅 館 ホテル) 44 4 月 11 日 15 時 20 分 頃 埼 玉 県 から 都 食 品 監 視 課 を 通 じて 葛 飾 区 保 健 所 に 8 日 19 時 から20 時 にかけて 葛 飾 区 内 の でシメサバを 喫 食 したところ 9 日 2 時 頃 から 胃 痛 症 状 を 呈 した 患 者 は 同 日 9 時 頃 医 療 機 関 を 受 診 し 内 視 鏡 による 検 査 で 胃 からアニサキスが 摘 出 された 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 患 者 は8 日 18 時 頃 から 友 人 12 名 程 度 で 当 該 を 利 用 し シメサバ 等 を 喫 食 していた シ メサバは2 名 又 は3 名 で 喫 食 していたが 胃 痛 を 呈 したのは 当 該 患 者 のみであり 発 症 日 3 日 前 から 生 の 魚 介 類 を 一 切 食 べていないことが 確 認 された 検 査 の 結 果 患 者 の 胃 から 摘 出 された 虫 体 はAnisakis simplex sensu strictoであることが 判 明 し 参 考 品 のシメサバからも 同 種 のアニサキスが 検 出 された 当 該 シメサバは 自 家 製 造 であり 施 設 では 原 料 のサバを 冷 凍 処 理 する 等 アニサキス 食 中 毒 の 予 防 措 置 を 行 っていなかった これらのこ とから 葛 飾 区 保 健 所 は 当 該 施 設 で 調 理 提 供 された シメサバ を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 49 -

45 4 月 12 日 9 時 30 分 患 者 より 9 日 昼 に を2 家 族 6 名 で 利 用 したところ 10 日 から6 名 全 員 が おう 吐 や 下 痢 等 の 食 中 毒 症 状 を 呈 した 旨 練 馬 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 9 日 の 当 該 の 利 用 者 は63 名 で 3グループ4 家 族 で12 名 の 発 症 者 が 確 認 された 発 症 期 間 は 10 日 8 時 から11 日 23 時 にかけてであり 主 な 症 状 は 下 痢 発 熱 腹 痛 吐 き 気 おう 吐 等 であった 患 者 に 共 通 する 食 事 は 当 該 の 食 事 のみであり それ 以 外 の 共 通 行 動 や 利 用 施 設 はなかった 調 理 従 事 者 1 名 が4 日 夜 に 調 理 従 事 者 用 のトイレでおう 吐 下 痢 をしており もう1 名 の 従 事 者 も 患 者 と 同 時 期 に 吐 き 気 等 の 症 状 があった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 11 検 体 及 び 従 事 者 ふん 便 2 検 体 からノロウイルスが 検 出 され 調 理 従 事 者 用 トイレのふ き 取 り 検 査 からもノロウイルスが 検 出 された これらのことから 練 馬 区 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 当 該 施 設 の 主 な 料 理 は 刺 身 等 未 加 熱 のもので 調 理 や 盛 り 付 け 等 は 素 手 で 行 っていた 調 理 従 事 者 の 用 便 後 及 び 調 理 前 の 手 洗 い 不 足 により 食 品 を 汚 染 し 食 中 毒 に 至 ったと 考 えられた 46 4 月 12 日 10 時 中 野 区 内 の 病 院 長 から 中 野 区 保 健 所 に 当 病 院 の 職 員 が10 日 19 時 から21 時 30 分 頃 まで 中 野 区 内 の で 歓 送 迎 会 を 行 ったところ 数 名 が 食 中 毒 症 状 を 呈 した 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 歓 送 迎 会 参 加 者 115 名 のうち38 名 が11 日 6 時 30 分 から14 日 14 時 にかけて 吐 き 気 発 熱 おう 吐 下 痢 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 の 共 通 食 は 当 該 での 食 事 のみであり 発 生 は12 日 の 午 前 に 集 中 し 一 峰 性 が 認 められた 検 査 の 結 果 ふん 便 を 実 施 した31 名 の 患 者 のうち16 名 及 び 当 該 の 調 理 従 事 者 5 名 のうち3 名 の ふん 便 からノロウイルスGⅡを 検 出 した これらのことから 中 野 区 保 健 所 は 宴 会 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 47 4 月 13 日 11 時 50 分 頃 文 京 区 内 の 大 学 生 より OBを 含 むサークルメンバー 約 20 名 で 11 日 22 時 から24 時 にかけ て 会 食 を 行 ったところ 8 名 が12 日 夜 からおう 吐 下 痢 等 の 症 状 を 呈 し 一 部 受 診 している 旨 文 京 区 文 京 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 グループはOBを 含 むサークルメンバー 計 23 名 で 一 部 はサークル 活 動 に 参 加 した 後 当 該 飲 食 店 に 集 合 していた また 二 次 会 としてメンバー 宅 に 集 まっているものもいたが サークル 活 動 及 び 二 次 会 不 参 加 者 からも 体 調 不 良 者 が 出 ていたことから 当 該 以 外 での 感 染 の 可 能 性 は 低 いと 判 断 された 患 者 は15 名 で 12 日 11 時 から13 日 17 時 30 分 にかけて 吐 き 気 発 熱 腹 痛 下 痢 等 の 症 状 を 呈 していた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 12 検 体 調 理 従 事 者 ふん 便 3 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 された また 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 時 間 が ノロウイルスによる 症 状 及 び 潜 伏 時 間 と 一 致 していた これらのことから 文 京 保 健 所 は 当 該 施 設 が 調 理 提 供 し た 宴 会 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 50 -

48 4 月 16 日 8 時 55 分 千 葉 県 内 の 患 者 家 族 から 10 日 夜 江 東 区 内 の 焼 肉 店 を 利 用 した 大 学 のゼミ 学 生 ら15 名 のう ち11 名 が12 日 から 腹 痛 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 した 複 数 名 が 医 療 機 関 を 受 診 した 旨 江 東 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 らは10 日 に 当 該 を15 名 で 利 用 し 肉 10 点 盛 り ホルモン 盛 り 牛 レバー 刺 し キムチ 等 を 喫 食 し 11 名 が12 日 18 時 から14 日 5 時 にかけて 下 痢 腹 痛 発 熱 の 症 状 を 呈 していた 患 者 グループは 同 じ 大 学 のゼミ 学 生 であったが キャンパスが 別 れていたことから 共 通 する 食 事 は 当 該 施 設 のみであった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 5 検 体 から ジェジュニが 検 出 された 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 時 間 がカンピロ バクによるものと 一 致 していた これらのことから 江 東 区 保 健 所 は 牛 レバー 刺 しを 含 む 食 事 を 原 因 と する 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 49 4 月 15 日 23 時 頃 葛 飾 区 内 の 病 院 医 師 より 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 葛 飾 区 保 健 所 に 15 日 に 葛 飾 区 内 のホテルのバイキング 料 理 を 喫 食 した 複 数 グループのうち 数 名 が2~3 時 間 後 におう 吐 下 痢 等 の 食 中 毒 症 状 を 呈 している 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 14 日 18 時 及 び15 日 17 時 に 当 該 ホテルでバイキング 料 理 を 喫 食 した8グループ46 名 中 7グループ27 名 が14 日 夜 から16 日 0 時 にかけておう 吐 下 痢 等 の 症 状 を 呈 していたことが 判 明 した 検 査 の 結 果 患 者 吐 物 2 検 体 患 者 ふん 便 17 検 体 調 理 従 事 者 ふん 便 2 検 体 残 品 のオードブル3 検 体 及 び 鶏 から 揚 げ 原 材 料 肉 ( 半 製 品 ) と 拭 き 取 り2 検 体 から 黄 色 ブドウ 球 菌 を 検 出 した これらのことから 葛 飾 区 保 健 所 は 当 該 ホテルで 調 理 提 供 さ れた バイキング 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 調 理 従 事 者 ふん 便 及 び 拭 き 取 り 検 体 から 黄 色 ブドウ 球 菌 が 検 出 されていることから 手 指 調 理 器 具 等 を 介 し ての 二 次 汚 染 があったと 考 えられた 50 4 月 18 日 12 時 50 分 八 王 子 市 内 の 病 院 に 勤 務 する 医 師 から 八 王 子 市 保 健 所 に 本 日 下 痢 腹 痛 発 熱 の 症 状 を 呈 した 患 者 2 名 を 診 察 したが 両 名 とも14 日 と15 日 に 市 内 の 同 じ で 生 の 鶏 肉 を 喫 食 している 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 を14 日 及 び15 日 に 利 用 した4グループ12 名 が16 日 12 時 から18 日 10 時 の 間 に 下 痢 腹 痛 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していることが 判 明 した 4グループの 共 通 食 は 当 該 で 調 理 提 供 した 食 事 のみであり 調 査 協 力 を 得 られた 患 者 11 名 は 全 員 当 該 でとりわさ 半 生 ササミの 酢 の 物 生 親 子 丼 のいずれかを 喫 食 し ていた これらにはすべて 半 生 の 鶏 ささみが 使 用 されていた 検 査 の 結 果 3グループ6 名 の 患 者 ふん 便 からカン ピロバク ジェジュニを 検 出 した これらのことから 八 王 子 市 保 健 所 は 当 該 が 調 理 提 供 した 鶏 肉 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 51 4 月 19 日 15 時 45 分 都 内 在 住 者 より 14 日 11 名 で 会 食 を 行 ったところ 16 日 より 数 名 が 下 痢 腹 痛 発 熱 等 の 症 状 を 呈 している 旨 都 食 品 監 視 課 を 通 じて 台 東 区 台 東 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 グループは14 日 14 時 30 分 頃 9 名 でカラオケ 店 を 利 用 し その 後 19 時 から11 名 で 別 の 店 舗 で 串 盛 り 合 わせ 鶏 ユッケ 鶏 レバ 刺 し 鶏 のたたき 等 の 食 事 を 喫 食 していた 喫 食 者 11 名 のうち6 名 が16 日 20 時 から18 日 8 時 にかけて 腹 痛 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 グループの 共 通 食 は11 名 で 会 食 した 食 事 の みであった 検 査 の 結 果 患 者 3 名 及 び 非 発 症 者 1 名 のふん 便 から ジェジュニが 検 出 された 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 時 間 がによるものと 一 致 した これらのことから 台 東 保 健 所 は 当 該 施 設 が 調 理 提 供 した 生 の 鶏 肉 を 含 む 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した - 51 -

52 4 月 18 日 8 時 40 分 杉 並 区 内 の 医 師 から アニサキス 症 の 患 者 を 診 察 した 旨 杉 並 区 杉 並 保 健 所 に 連 絡 があっ た 患 者 調 査 を 実 施 したところ 患 者 は17 日 5 時 から 腹 痛 を 呈 しており その 症 状 はアニサキス 症 と 一 致 した 遡 り 喫 食 調 査 の 結 果 患 者 は 発 症 前 の4 日 間 に 自 宅 や 等 で 計 4 回 の 魚 介 類 の 生 での 喫 食 があり そのうち1 回 は16 日 の 夜 に 友 人 1 名 と 都 内 の でメジマグロ 刺 身 を 喫 食 し 同 日 の 夜 一 人 で 別 の を 利 用 し ニシン ( 生 )を 喫 食 していた どちらも 冷 凍 等 アニサキスを 失 活 させる 工 程 を 経 ず 生 で 提 供 されていたことから 原 因 食 品 として 疑 われたが 同 行 者 の 調 査 協 力 が 得 られなかったこともあり 及 び 原 因 食 品 を 特 定 すること はできなかった 検 査 の 結 果 患 者 から 摘 出 された 虫 体 はアニサキスⅠ 型 の 第 3 期 幼 虫 (Anisakis simplex sensu stricto)であることが 判 明 した これらのことから 杉 並 保 健 所 はアニサキスによる 原 因 食 品 不 明 の 食 中 毒 事 件 として 処 理 した 不 明 53 4 月 29 日 23 時 小 金 井 市 の 住 民 より 26 日 11 時 に 小 金 井 市 内 の 集 会 所 で 開 催 された 懇 親 会 に 参 加 した23 名 が 小 平 市 内 の 業 者 に 注 文 した 仕 出 し 弁 当 を 喫 食 したところ27 日 から10 数 名 がおう 吐 下 痢 腹 痛 及 び 発 熱 の 症 状 を 呈 した 旨 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 多 摩 府 中 保 健 所 に 連 絡 があった 翌 30 日 12 時 20 分 頃 都 食 品 監 視 課 を 通 じて 当 該 施 設 を 所 管 する 多 摩 小 平 保 健 所 に 調 査 依 頼 があった 調 査 の 結 果 当 該 グループは27 日 12 時 頃 から23 名 で 懇 親 会 にて 仕 出 し 弁 当 を 喫 食 していた 仕 出 し 弁 当 のメニ ューは 寿 司 煮 物 天 ぷら ポテトサラダ イチゴ 柏 餅 等 であった 喫 食 者 23 名 のうち18 名 が27 日 1 時 頃 から 28 日 20 時 頃 にかけておう 吐 下 痢 腹 痛 発 熱 等 の 症 状 を 呈 していた 仕 出 し 弁 当 を 調 製 した 従 業 員 の 子 供 3 名 が 数 日 前 から 胃 腸 炎 症 状 のあったことが 判 明 した 検 査 の 結 果 16 名 の 患 者 ふん 便 及 び2 名 の 調 理 従 事 者 及 び1 名 の 調 理 従 事 者 家 族 のふん 便 からノロウイルスGⅡが 検 出 された さらに 患 者 及 び 調 理 従 事 者 ふん 便 の 遺 伝 子 精 密 検 査 の 結 果 遺 伝 子 配 列 が100% 一 致 した これらのことから 多 摩 小 平 保 健 所 は 当 該 施 設 が 調 理 提 供 した 仕 出 し 弁 当 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した ( 仕 出 し) 54 5 月 7 日 9 時 17 分 港 区 内 の 患 者 より 4 月 30 日 の 昼 に 港 区 内 の 寿 司 店 を4 名 で 利 用 したところ 5 月 2 日 から4 名 が 吐 き 気 下 痢 等 の 体 調 不 良 を 呈 した 旨 港 区 みなと 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 4 月 28 日 30 日 5 月 5 日 に 当 該 施 設 を 利 用 した3グループ8 名 のうち4 名 が4 月 30 日 1 時 から5 月 6 日 18 時 にかけて 下 痢 腹 痛 おう 吐 発 熱 等 を 呈 していた また 施 設 調 査 の 結 果 従 業 員 1 名 が5 月 3 日 朝 から 下 痢 おう 吐 等 の 症 状 を 呈 し 自 宅 待 機 させていることが 判 明 した 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 2 検 体 及 び 従 事 者 ふん 便 4 検 体 からノロウイルスGⅡが 検 出 され 遺 伝 子 精 密 検 査 の 結 果 遺 伝 子 配 列 が100% 一 致 していた 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 期 間 がノロウイルスによるものと 一 致 しており 共 通 食 は 当 該 の 食 事 以 外 になかった これらのこ とから みなと 保 健 所 は 寿 司 を 原 因 とする 食 中 毒 と 断 定 した (すし) - 52 -

55 5 月 30 日 16 時 30 分 練 馬 区 保 健 所 に 患 者 が 来 所 し 18 日 19 時 30 分 頃 に 練 馬 区 内 の 鳥 料 理 店 を3 名 で 利 用 したと ころ 21 日 から 高 熱 腹 痛 下 痢 等 の 症 状 を 呈 し 入 院 し 検 便 の 結 果 ジェジュニを 検 出 し もう 一 名 も 体 調 を 崩 している 旨 相 談 があった 調 査 の 結 果 3 名 は18 日 19 時 30 分 から 当 該 施 設 を 利 用 し 鶏 刺 し 焼 鳥 ポテトフライ 親 子 丼 等 を 喫 食 し 2 名 が20 日 20 時 30 分 から21 日 0 時 にかけて 下 痢 腹 痛 吐 き 気 発 熱 等 を 呈 していた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 2 検 体 から ジェジュニが 検 出 された 患 者 の 症 状 及 び 潜 伏 期 間 がによるもの と 一 致 しており 共 通 食 は 当 該 の 食 事 以 外 になかった これらのことから 練 馬 区 保 健 所 は 鶏 刺 しを 含 む 宴 会 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 56 5 月 22 日 9 時 頃 杉 並 区 内 の 医 師 から 杉 並 区 杉 並 保 健 所 に 腹 痛 を 訴 える 患 者 を 診 察 したところ 胃 壁 から 虫 体 を 採 取 した 旨 連 絡 があった 検 査 の 結 果 患 者 の 胃 から 摘 出 された 虫 体 はアニサキスⅠ 型 の 第 3 期 幼 虫 (Anisakis simplex sensu stricto) であった 患 者 調 査 を 行 ったところ 患 者 は21 日 3 時 頃 から 腹 痛 を 呈 しており 遡 り 喫 食 調 査 から20 日 に 墨 田 区 内 の でカツオ 刺 身 を 喫 食 していること 及 び18 日 に 別 の 寿 司 店 を 利 用 していることが 判 明 した 当 該 2 施 設 について 食 品 の 取 扱 等 について 調 査 を 行 ったが 施 設 に 同 様 苦 情 がないこと 患 者 が 当 該 施 設 を 利 用 した 確 認 が 十 分 に 取 れなかったこと 等 の 理 由 から 原 因 食 品 の 特 定 には 至 らなかった これらのことから 杉 並 保 健 所 はアニサキスによる 原 因 食 品 不 明 の 食 中 毒 事 件 として 処 理 した 不 明 57 5 月 24 日 15 時 24 分 埼 玉 県 より 練 馬 区 内 の で 食 事 をしたグループの1 人 が 23 日 に 下 痢 発 熱 等 の 症 状 を 呈 し 医 療 機 関 を 受 診 した 旨 都 食 品 監 視 課 を 通 じて 練 馬 区 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 グループは18 日 20 時 から 当 該 を 利 用 し 焼 鳥 8 種 盛 り 鶏 ささみ 入 りサラダ 鶏 唐 揚 げ 等 を 喫 食 し 6 名 が21 日 13 時 から22 日 21 時 にかけて 腹 痛 発 熱 下 痢 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 6 名 には 当 該 での 食 事 以 外 に 共 通 する 食 事 はなかった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 6 検 体 中 4 検 体 から ジェジュニが 検 出 された これらのことから 練 馬 区 保 健 所 は 鳥 料 理 店 の 食 事 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 58 5 月 28 日 19 時 45 分 台 東 区 内 で 開 催 された 祭 の 参 加 者 から 20 日 12 時 頃 から14 時 頃 祭 の 参 加 者 20 名 で 台 東 区 内 の を 利 用 したところ 18 名 が21 日 頃 からおう 吐 下 痢 発 熱 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 した 旨 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 台 東 区 台 東 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 当 該 グループ23 名 は 祭 の 同 好 会 のメンバー 及 びその 家 族 で 20 日 12 時 から 台 東 区 内 の にお いて 牛 レバー 刺 し カルビ タン 塩 ハラミ 等 を 喫 食 していた 喫 食 者 のうち15 名 が21 日 5 時 から26 日 7 時 にかけ て 下 痢 腹 痛 発 熱 等 の 症 状 を 呈 しており 患 者 全 員 に 共 通 する 食 事 は 当 該 での 食 事 のみであった 検 査 の 結 果 患 者 15 名 中 5 名 のふん 便 から ジェジュニを 検 出 した また 患 者 の 潜 伏 時 間 症 状 がによるものと 一 致 していた これらのことから 台 東 保 健 所 は 当 該 施 設 が 提 供 した 牛 レバ ー 刺 しを 含 む 焼 肉 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 牛 レバー 刺 しを 発 症 者 15 名 のうち14 名 が 喫 食 していたことから 原 因 食 品 として 強 く 疑 われた - 53 -

59 5 月 25 日 13 時 30 分 患 者 から 新 宿 区 保 健 所 に 24 日 18 時 30 分 頃 新 宿 区 内 の 寿 司 屋 で2 名 でにぎり 寿 司 を 喫 食 し たところ 同 日 20 時 頃 から1 名 が 皮 膚 のかゆみ 腫 れ 胃 部 の 違 和 感 胃 の 激 痛 の 食 中 毒 症 状 を 呈 した 25 日 に 医 療 機 関 を 受 診 し 胃 部 よりアニサキス 様 虫 体 を 摘 出 された 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 の 胃 から 摘 出 されたアニサキスはAnisakis simplex sensu strictoであることが 判 明 した 患 者 は 発 症 の2 時 間 前 に 当 該 施 設 においてにぎり 寿 司 (イワシ サバ マグロ 他 )を 喫 食 しており 21 日 から24 日 の 期 間 においてこの 他 には 魚 介 類 を 喫 食 していないことが 確 認 された これらのことから 新 宿 区 保 健 所 は 当 該 施 設 で 調 理 提 供 された にぎり 寿 司 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 当 該 施 設 における 食 品 の 取 扱 いについて 調 査 したところ 提 供 されたイワシは 冷 凍 処 理 されておらず イワシ に 寄 生 したアニサキスが 残 存 したまま 寿 司 として 提 供 されたと 考 えられた (すし) 60 6 月 2 日 16 時 38 分 患 者 から 東 京 都 保 健 医 療 情 報 センを 通 じて 新 宿 区 保 健 所 に 5 月 27 日 19 時 45 分 から 新 宿 区 内 の にて17 名 で 宴 会 料 理 を 喫 食 したところ 7 名 が29 日 頃 から 下 痢 発 熱 頭 痛 等 の 食 中 毒 症 状 を 呈 し た 旨 連 絡 があった 調 査 の 結 果 参 加 者 17 名 のうち7 名 が 喫 食 から 約 42 時 間 から122 時 間 後 に 下 痢 腹 痛 発 熱 頭 痛 等 の 症 状 を 呈 していた 患 者 の 共 通 食 は 鶏 刺 し 盛 り3 種 を 含 む 当 該 施 設 での 食 事 のみであり その 食 事 を 曝 露 起 点 とすると 潜 伏 時 間 及 び 症 状 がによるものと 一 致 していた 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 2 検 体 からカンピロ バク ジェジュニを 検 出 した これらのことから 新 宿 区 保 健 所 は 当 該 施 設 で 調 理 提 供 された 鶏 刺 しを 含 む 会 食 料 理 を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 61 食 中 毒 事 件 の 詳 報 (p.128)に 掲 載 その 他 62 6 月 5 日 11 時 30 分 医 師 から 日 野 市 内 の 介 護 老 人 保 健 施 設 にて 1 日 16 時 頃 から 入 居 者 9 名 がおう 吐 下 痢 を 呈 した 現 在 は 1 名 を 除 いて 快 方 に 向 かっているが 1 名 は 発 熱 が 続 いているため 入 院 している 旨 南 多 摩 保 健 所 に 連 絡 があった 調 査 の 結 果 患 者 らは 当 該 施 設 に 入 居 しており 22 名 中 8 名 が1 日 15 時 50 分 から2 日 3 時 10 分 にかけて 下 痢 発 熱 おう 吐 腹 痛 等 の 症 状 を 呈 していた 家 族 等 からの 食 品 の 差 し 入 れは 禁 止 されており 入 居 者 は 当 該 施 設 の 給 食 ( 極 きざみ 食 : 通 常 食 をフードプロセッサーで 細 切 にしたもの)を3 食 喫 食 していて 患 者 の 共 通 食 は 給 食 のみ であった また 患 者 は 施 設 内 の 各 階 から 発 生 しており 偏 りはみられなかった 検 査 の 結 果 患 者 ふん 便 7 検 体 より 腸 炎 ビブリオが 検 出 された これらのことから 南 多 摩 保 健 所 は 当 該 施 設 が 調 理 提 供 した 給 食 ( 極 きざ み 食 ) を 原 因 とする 食 中 毒 事 件 と 断 定 した 極 きざみ 食 を 調 理 する 際 に 使 用 したフードプロセッサーの 汚 染 が 疑 われたが 検 食 が 保 管 されていなかったこ となどから 汚 染 経 路 の 特 定 には 至 らなかった 集 団 給 食 ( 要 許 可 ) - 54 -