(Microsoft PowerPoint - Ppt0000095.ppt[\223\307\202\335\216\346\202\350\220\352\227p])



Similar documents
2014_06_04 相続税関係セミナー [互換モード]

国税

Microsoft Word - 第74号 結婚・子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課税

平成16年度

<4D F736F F D2095BD90AC E ED957D977B8ED28E918A6982C982C282A282C42E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B38FDA8DD72E747874>

平成21年10月30日

第 2 問 問 4 問 5 1ロ 2チ 3ヲ 4ホ ⅰ)Aさんは 今 年 の 誕 生 日 で 40 歳 となるので 公 的 介 護 保 険 の(1 第 2 号 ) 被 保 険 者 資 格 を 取 得 し 介 護 保 険 料 を 負 担 することになる 40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 医 療

後期高齢者医療制度

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

c. 投 資 口 の 譲 渡 に 係 る 税 務 個 人 投 資 主 が 投 資 口 を 譲 渡 した 際 の 譲 渡 益 は 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 等 として 原 則 20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)の 税 率 による 申 告 分 離 課 税 の 対 象 となりま

<88F38DFC D985F837D E815B8CA9967B A A>

種 類 控 除 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 支 払 った 小 規 模 共 済 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 の 掛 金 の 金 額 生 命 保 険 料 控 除 額 = 一 般 生 命 保 険 料 控 除 額 + 個

(ⅴ) 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 35 年 12 月 31 日 までの 期 間 未 成 年 者 に 係 る 少 額 上 場 株 式 等 の 非 課 税 口 座 制 度 に 基 づき 証 券 会 社 等 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 開 設 した 未 成 年 者 口

 

平 成 9 年 2 月 号 税 制 改 正 情 報 第 0 号 今 回 のテーマ 大 久 保 久 美 子 年 末 調 整 の 今 年 の 変 更 点 今 年 も 残 すところヶ 月 ほどとなり 年 末 調 整 の 時 期 となりました そこで 今 回 は 今 年 の 年 末 調 整 における 変 更


スライド 1

第一部【証券情報】

提 出 書 類 ア 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 の 非 課 税 適 用 確 認 申 告 書 ( 積 立 終 了 から2ヶ 月 以 内 に 提 出 厳 守 ) 記 入 例 参 照 イ 財 産 形 成 年 金 貯 蓄 者 の 退 職 等 申 告 書 記 入 例 参 照 年 金 財 形 提 出 書 類

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

給 与 所 得 控 除 所 得 税 の 簡 易 給 与 所 得 表 により 給 与 所 得 の 金 額 を 求 めますが 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え

<4D F736F F D C8E9688D993AE82C994BA82A492F18F6F8F9197DE81698DC58F49816A2E646F6378>

平成28年(2016年)熊本地震に関するQ&A

一 時 払 いの 終 身 保 険 を 掛 ける 人 のデータ 一 時 払 いの 終 身 保 険 を 掛 ける 前 の 相 続 財 産 のデータから 課 税 される 相 続 税 をシミュレーションします 被 相 続 人 と 相 続 人 相 続 財 産 債 務 と 葬 式 費 用 のデータ 法 定 相

マスミューチュアル 定 額 終 身 保 険 の 特 徴 としくみ Point 1 健 康 状 態 の 告 知 は Point 2 ありません 固 定 利 率 で る 保 険 す 契 約 積 立 す * 被 保 険 者 が 入 院 中 の 場 合 など ご 加 入 いただけない 場 合 がございます

年 間 収 入 が 130 万 円 未 満 (60 歳 以 上 75 歳 未 満 の 人 や 一 定 障 害 者 の 場 合 は 180 万 円 未 満 )であって かつ 被 保 険 者 の 年 間 収 入 の 2 分 の 1 未 満 である 場 合 は 被 扶 養 者 となります ( 同 居 の

平 成 19 年 分 以 降 の 所 得 税 において 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 がある 方 平 成 11 年 1 月 1 日 から 平 成 18 年 12 月 31 日 までに 入 居 した 方 平 成 19 年 以 降 に 入 居 した 方 については 住 民 税 の 住 宅 ローン

1. 税 金 との 関 わり (1) 誕 生 所 得 税 住 民 税 扶 養 控 除 親 の 所 得 税 減 少 (2) 保 育 園 から 大 学 生 所 得 税 住 民 税 (1)と 同 じ 消 費 税,その 他 間 接 税 自 分 で 支 払 う 国 地 方 公 共 団 体 から 多 額 の 援

障害福祉制度あらまし目次

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

相 続 の 手 続 の ご 案 内

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

<95CA8E86315F8A6D92E8905C8D908F9182C98AD682B782E B8B4C985E8D8096DA2E786C7378>

Microsoft Word - 02目次.doc

給 与 所 得 控 除 控 除 額 の 計 算 については 次 のとおりです 給 与 等 の 収 入 金 額 給 与 所 得 控 除 額 180 万 円 以 下 の 場 合 180 万 円 を 超 え 360 万 円 以 下 の 場 合 360 万 円 を 超 え 660 万 円 以 下 の 場 合

Microsoft Word - 6相続対策.doc

生保マーケット共同開拓の ご提案

国民年金

奨学資金の受領から返還までの手続

不 動 産 所 得 の 赤 字 < 土 地 等 の 取 得 の 負 債 利 子 なら 300 万 500 万 不 動 産 所 得 の 赤 字 300 万 のうち 利 子 分 の500 万 は 通 算 できない = 赤 字 分 の300 万 は 全 額 通 算 できないことになる = 損 益 通 算

年 支 給 開 始 年 齢 図 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 ( 給 料 比 例 部 分 ) 昭 和 29 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 特 別 支 給 の 退 職 共 済 年 老 齢 厚 生 年 昭 和 25 年 10 月 1 日 生 まれ 以 前 ~ 退 職 共 済 年

教 育 資 一 括 贈 与 に 係 る 贈 与 税 非 課 税 措 置 ポイント 1 平 成 25 年 4 月 1 日 から 平 成 27 年 12 月 30 日 まで 間 に 行 われた 直 系 尊 属 ( 祖 父 母 父 母 さまなど)から 面 による 贈 与 により 取 得 したご 資 を お

11 新 型 インフルエンザ 予 防 接 種 健 康 被 害 救 済 給 付 金 ( 注 4) 12 ( 医 薬 品 副 作 用 被 害 救 済 制 度 の) 副 作 用 救 済 給 付 又 は( 生 物 由 来 製 品 感 染 等 被 害 救 済 制 度 の) 感 染 救 済 給 付 ( 注 4)

円 滑 な 税 務 申 告 のアドバイス 目 次 Ⅲ 相 続 税 額 等 の 試 算 の 考 え 方 1 1 相 続 税 額 の 計 算 1 <1> 試 算 の 考 え 方 1 <2> 相 続 税 の 計 算 の 仕 組 み 4 1 相 続 税 の 計 算 の 順 序 4 1) 各 相 続 人 の


弁護士報酬規定(抜粋)

修 繕 基 本 融 資 額 補 修 資 金 引 方 移 転 資 金 整 地 資 金 730 万 円 440 万 円 440 万 円 引 方 移 転 資 金 と 整 地 資 金 の 両 方 を 利 用 する 場 合 は 合 計 で 440 万 円 が 限 度 となる 引 方 移 転 資 金 および 整

土 購 入 土 借 用 土 所 有 権 移 転 登 記 確 約 書 農 転 用 許 可 書 ( 写 ) 農 転 用 届 出 受 理 書 ( 写 ) 土 不 動 産 価 格 評 価 書 土 見 積 書 ( 写 ) 又 は 売 買 確 約 書 ( 写 ) 土 売 主 印 鑑 登 録 証 明 書 売 主

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

5 相 続 時 精 算 課 税 制 度 の 特 例 一 定 の 要 件 を 満 たした 中 古 住 宅 を 取 得 するために 65 歳 未 満 の 直 系 尊 属 から 贈 与 を 受 けた 贈 与 税 について 相 続 時 精 算 課 税 制 度 の 利 用 を 受 けられる 特 例 6 贈 与

所 得 の 種 類 と 所 得 金 額 の 計 算 方 法 所 得 の 種 類 要 件 計 算 方 法 事 業 雑 営 業 等 農 業 小 売 業 製 造 業 飲 食 業 理 容 業 保 険 外 交 員 大 工 集 金 人 ピアノ 講 師 など 農 産 物 の 生 産 果 樹 の 栽 培 家 畜 の

内 において 管 理 されている 上 場 株 式 等 のうち 非 課 税 管 理 勘 定 に 係 るもの( 新 規 投 資 額 で 毎 年 80 万 円 を 上 限 とします )に 係 る 配 当 等 で 未 成 年 者 口 座 に 非 課 税 管 理 勘 定 を 設 けた 日 から 同 日 の 属

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

届 届 火 葬 費 補 助 金 町 内 に 住 所 を 有 するかたが 死 亡 ( 死 産 も 含 む)し 火 葬 の 許 可 を 受 け 火 葬 をした 場 合 に 申 請 により 火 葬 料 を 補 助 します なお 平 成 28 年 3 月 までに 許 可 された 分 の 申 請 は 従 前

死 亡 後 の 手 続 きリスト 2 14 日 以 内 住 民 票 の 抹 消 届 の 提 出 市 町 村 役 場 の 戸 籍 住 民 登 録 窓 口 届 出 人 の 印 鑑 本 人 確 認 できる 証 明 書 類 ( 運 転 免 許 証 パスポ-ト) 世 帯 主 変 更 届 の 提 出 市 町 村

用 語 の 意 義 このFAQにおいて 使 用 している 用 語 の 意 義 は 次 のとおりです 用 語 意 義 所 得 税 法 ( 所 法 ) 所 得 税 法 ( 昭 和 40 年 法 律 第 33 号 )をいいます 所 得 税 法 施 行 令 ( 所 令 ) 所 得 税 法 施 行 令 ( 昭

Microsoft Word - 【第17期】有価証券報告書(課税上の取り扱い)

3. 口 座 開 設 のお 手 続 きに 必 要 なもの 書 類 ご 準 備 記 入 捺 印 していただく 方 贈 与 する 方 贈 与 を 受 ける 方 親 権 者 1 戸 籍 謄 本 または 住 民 票 の 写 し( 原 本 ) 2 3 本 人 確 認 資 料 ( 原 本 ) 4 贈 与 契 約

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

平成18年1月4日

保 険 料 の 軽 減 措 置 均 等 割 額 の 軽 減 1 以 下 の 基 準 によって 均 等 割 額 が 軽 減 されます 軽 減 割 合 は 被 保 険 者 と 世 帯 主 の 総 所 得 金 額 等 の 合 計 額 によって 判 定 します 軽 減 割 合 同 一 世 帯 内 の 被 保

(2) 対 象 となる 方 75 歳 以 上 の 方 65 歳 ~74 歳 の 一 定 の 障 害 をもつ 方 で 申 請 により 広 域 連 合 の 認 定 を 受 けた 方 身 体 障 害 者 手 帳 (1~3 級 及 び4 級 の 一 部 ) 療 育 手 帳 (A1 A2) または 精 神 障

45, ,150 45,000 超 55 6,400 (ロ)(イ) 以 外 の 一 般 贈 与 課 税 価 格 税 率 控 除 額 2,000 千 円 以 下 10% - 千 円 3, , , , ,25

2. 居 住 用 財 産 を 売 却 し た 場 合 の 特 例 譲 渡 資 産 は 居 住 用 財 産 で す か? 住 宅 取 得 特 別 控 除 の 適 用 を 受 け て い ま せ ん か? 所 有 期 間 が 1 0 年 を 超 え て い ま す か? 居 住 期 間 は 3 0 年

2 窓 口 申 請 方 式 : 申 請 書 を 窓 口 に 提 出 し 指 定 の 金 融 機 関 口 座 へ 振 込 3 窓 口 現 金 受 領 方 式 : 申 請 書 を 郵 送 又 は 窓 口 に 提 出 し 窓 口 で 現 金 を 受 領 申 請 受 付 開 始 日 及 び 申 請 期 限

 

賦課の根拠となった法律及び条例(その2)

く) 取 得 した 特 例 対 象 宅 地 が 2 区 分 にまたがるときは 下 記 の 算 式 を 限 度 とする A 200/400 + B 200/330 + C 200 m2 A 選 択 特 例 対 象 宅 地 等 である 特 定 事 業 用 等 宅 地 等 の 面 積 の 合 計 B 選

<4D F736F F D208D9196AF8C928D4E95DB8CAF81458D9196AF944E8BE031332D31372E646F63>

保 険 料 は 個 人 ごとに 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 では 被 保 険 者 一 人 ひとりに 保 険 料 を 負 担 していただくことになります 新 たに75 歳 になられた 方 (65 歳 以 上 75 歳 未 満 で 一 定 以 上 の 障 害 があり 認 定 を 受 けた 方 を

教育資金管理約款

1 事 業 の 目 的 本 事 業 は 湯 沢 町 に 新 築 住 宅 や 中 古 住 宅 を 取 得 し 新 潟 県 外 から 湯 沢 町 へ 移 住 する 若 者 世 帯 に 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 相 当 額 の 補 助 金 を5 年 間 交 付 することで 新 潟 県 外 か


[ 特 別 控 除 の 一 覧 ] 控 除 の 内 容 特 定 扶 養 親 族 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 16 才 以 上 23 才 未 満 の 扶 養 親 族 ) 老 人 扶 養 親 族 配 偶 者 控 除 ( 税 法 上 の 扶 養 親 族 で 満 70 才 以 上 の

Microsoft Word - H27市・府民税のしくみ原稿(白黒)

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

税 市 民 税 県 民 税 家 屋 敷 課 税 の 申 告 書 の 提 出 豊 川 市 外 にお 住 まいで 1 月 1 日 現 在 で 市 内 に 事 務 所 事 業 所 または 家 屋 敷 を 有 する で 申 告 書 を 提 出 される 平 成 29 年 度 以 後 の 年 度 分 の 申 告

平成20年度 みどり市幼稚園就園奨励費補助金について

N 一 般 の 住 宅 について 控 除 の 対 象 となる 借 入 金 は 平 成 26 年 4 月 平 成 31 年 6 月 30 日 までの 入 居 の 場 合 は4,000 万 円 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 の 場 合 は2,000 万 円 )までとなります 建 物 や

Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

住宅税制について

平成22年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

図 表 1 住 開 始 分 ま で の 5 年 間 延 長 さ れ ま し た 住 宅 ロ ー ン 控 除 の た め の フ ロ ー チ ャ ー ト 住 宅 ローンで 住 宅 及 びその 敷 地 を 取 得 し 取 得 の 日 から6か 月 以 内 に 居 住 して いますか? 所 得 金 額 が

ただし 区 分 は 同 一 の 譲 渡 所 得 であっても 不 動 産 の 譲 渡 損 益 は 不 動 産 の 譲 渡 損 益 どうしで また 株 式 等 の 譲 渡 損 益 は 株 式 等 の 譲 渡 損 益 どうしで それぞれ 通 算 を 行 うことになっています( 次 項 の 損 益 通 算

< 問 3> 正 解 2 教 育 資 金 や 老 後 資 金 住 宅 ローンの 返 済 などのライフイベントについて 資 金 計 画 を 立 て る 際 積 立 目 標 額 や 元 利 合 計 額 年 金 額 やローン 返 済 額 などを 計 算 することは 重 要 である これらの 金 額 を 複

所令要綱

(2) 国 民 年 金 の 保 険 料 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 および 任 意 加 入 者 は, 保 険 料 を 納 めなければなりま せん また,より 高 い 老 齢 給 付 を 望 む 第 1 号 被 保 険 者 任 意 加 入 者 は, 希 望 により 付 加 保 険

<4D F736F F D20975A817C D9195DB8FD88F5A91EE838D815B F824F A2E646F63>

概 要 説 明 書

若者の住宅確保の支援制度

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

<4D F736F F D20918A91B18EE891B182CC97AC82EA82DC82C682DF2E646F63>

住民税

奨学事業戦略部個人情報ファイル簿

特 定 優 良 賃 貸 住 宅 とは... 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 とは 住 宅 金 融 公 庫 ( 現 住 宅 金 融 支 援 機 構 )の 融 資 を 受 けて 建 設 した 民 間 賃 貸 住 宅 を が 管 理 受 託 し 収 入 が 一 定 の 範 囲 内 で 住 宅 に 困 って

Transcription:

相 続 税 贈 与 税 セミナー 用 贈 与 税 早 わかり 資 料

贈 与 税 早 わかりセミナー 目 次 第 1 部 第 2 部 第 3 部 第 4 部 贈 与 税 の 基 礎 知 識 贈 与 税 の 改 正 贈 与 税 のよくある 質 問 贈 与 を 上 手 に 使 う6つのポイント 1

第 1 部 贈 与 税 の 基 礎 知 識 1. 贈 与 とは? 自 分 の 財 産 を 無 償 で 相 手 方 に 与 えるという 意 思 表 をして 相 手 方 が 承 諾 することに よって 成 する 無 償 契 約 です 2

第 1 部 贈 与 税 の 基 礎 知 識 2. 贈 与 の 種 類 1 暦 年 贈 与 (110 万 円 まで 非 課 税 ) 2 相 続 時 精 算 課 税 制 度 (2 500 万 円 まで 可 ) 3 教 育 資 括 贈 与 (1 500 万 円 までOK) 4 住 宅 取 得 等 資 贈 与 ( 平 成 31 年 6 まで 延 ) 3

第 1 部 贈 与 税 の 基 礎 知 識 3. 贈 与 税 がかかる 財 産 かからない 財 産 A. 贈 与 税 がかかる 主 な 財 産 1 本 来 の 贈 与 財 産 贈 与 によって 取 得 した 資 産 2みなし 贈 与 財 産 命 保 険 : 供 が 受 取 の 保 険 契 約 低 額 譲 受 : 財 産 を 時 価 より 低 い 額 で 譲 渡 債 務 免 除 等 : 供 の 借 を 肩 代 わり 4

第 1 部 贈 与 税 の 基 礎 知 識 3. 贈 与 税 がかかる 財 産 かからない 財 産 B. 贈 与 税 がかからない 主 な 財 産 1 扶 養 義 務 者 ( 供 孫 等 )への 活 費 や 教 育 費 援 助 2 祝 い 典 舞 等 ( 社 会 通 念 上 の 額 ) 5

第 1 部 贈 与 税 の 基 礎 知 識 4. 贈 与 の 種 類 と 違 い 贈 与 比 較 表 暦 年 贈 与 相 続 時 精 算 課 税 制 度 教 育 資 括 贈 与 住 宅 取 得 等 資 贈 与 配 偶 者 控 除 の 特 例 贈 与 者 個 65 歳 以 上 親 祖 ( 直 系 尊 属 ) 親 祖 ( 直 系 尊 属 ) 配 偶 者 受 贈 者 個 20 歳 以 上 の 30 歳 未 満 の 孫 20 歳 以 上 の 孫 配 偶 者 非 課 税 枠 110 万 円 2500 万 円 1500 万 円 額 は 住 宅 取 得 時 期 により 変 動 2000 万 円 特 使 途 自 由 110 万 円 以 内 なら 申 告 不 要 使 途 自 由 学 校 関 連 費 用 のみ 0 歳 の 孫 でもOK 相 続 財 産 に 加 算 されない 相 続 財 産 に 加 算 されない 気 を 付 ける ポイント 非 課 税 枠 が 小 さい 相 続 が 相 続 開 始 前 3 年 以 内 に 贈 与 受 けた 財 産 は 相 続 財 産 に 加 算 される 度 選 択 したら 暦 年 贈 与 には 戻 れない 相 続 時 相 続 財 産 に 加 算 される 平 成 27 年 12 で 終 了 30 歳 到 達 時 の 残 には 贈 与 税 が 課 税 される 度 贈 与 したら 返 不 可 平 成 31 年 6 30 まで 延 申 告 必 要 籍 上 の 婚 姻 20 年 以 上 居 住 用 の 土 地 建 物 用 のみ 贈 与 の 翌 年 3/15までに 居 住 し そ の 後 も 居 住 込 み 申 告 必 要 に 度 のみ 登 録 免 許 税 と 不 動 産 取 得 税 がかか る 節 税 の 効 果 少 額 でも 多 くの に 贈 与 すると 効 果 大 相 続 でない 孫 等 に 贈 与 す ると 節 税 に なる 相 続 税 がかからない 場 合 は 先 に 財 産 がもらえるので 有 利 限 度 額 が 大 きいので 節 税 効 果 大 相 続 財 産 に 加 算 されないので 相 続 税 が 節 税 できる 相 続 資 産 が 多 い 方 は 節 税 効 果 大 住 宅 取 得 資 贈 与 の 非 課 税 枠 については にお 問 い 合 わせください 6

第 1 部 贈 与 税 の 基 礎 知 識 5. 贈 与 税 の 計 算 贈 与 税 は 暦 年 ( 毎 年 1 1 12 31 )まで の 期 間 で 課 税 されます 1 年 間 に 贈 与 された 財 産 - 基 礎 控 除 税 率 = 110 万 円 贈 与 税 額 7

第 2 部 贈 与 税 改 正 1. 贈 与 税 率 改 正 平 成 27 年 1 般 20 才 以 上 の 者 が 直 系 尊 属 か ら 贈 与 を 受 け た 場 合 課 税 価 格 税 率 控 除 額 税 率 控 除 額 200 万 円 以 下 10% 10% 200 万 円 超 300 万 円 以 下 15% 10 万 円 15% 10 万 円 300 万 円 超 400 万 円 以 下 20% 25 万 円 15% 10 万 円 400 万 円 超 600 万 円 以 下 30% 65 万 円 20% 30 万 円 600 万 円 超 1,000 万 円 以 下 40% 125 万 円 30% 90 万 円 1,000 万 円 超 1,500 万 円 以 下 45% 175 万 円 40% 190 万 円 1,500 万 円 超 3,000 万 円 以 下 50% 250 万 円 45% 265 万 円 3,000 万 円 超 4,500 万 円 以 下 50% 415 万 円 55% 400 万 円 4,500 万 円 超 55% 640 万 円 8

第 2 部 贈 与 税 改 正 2. 相 続 時 精 算 課 税 制 度 の 改 正 ( 平 成 27 年 1 ) 9

Q1. 小 学 生 の 孫 に 贈 与 しても 大 丈 夫? Aさん(70 歳 )は 相 続 税 対 策 で 可 愛 がっている 小 学 3 年 の 初 孫 に 毎 年 100 万 円 ずつ 贈 与 したいと 思 っています このAさんの 贈 与 は 問 題 ないのでしょうか? A1. 贈 与 される 側 が 承 諾 する という 認 識 ができない 小 さい 供 には 直 接 贈 与 はできません 孫 の 通 帳 は 本 が 管 理 して 下 さい 但 し 未 成 年 者 の 場 合 親 権 者 である が 共 同 で の 代 理 として 契 約 書 に 署 名 押 印 すれば 可 能 なこともあるようですが 分 ご 確 認 の 上 って 下 さい 10

Q2. 孫 の 大 学 学 学 費 200 万 円 を 負 担 申 告 必 要? Bさん(75 歳 )は 同 居 の 娘 夫 婦 の 孫 が 希 望 の 大 学 に 合 格 したので 大 学 学 学 費 200 万 円 をお 祝 いとして 払 ってあげることにしました 暦 年 贈 与 の 基 礎 控 除 が110 万 円 を 超 えてしまうので 申 告 と 贈 与 税 が 必 要 ですか? と 慌 てて 相 談 にみえました 申 告 や 贈 与 税 は 必 要 でしょうか? A2. 供 や 孫 は 扶 養 義 務 者 にあたり 扶 養 義 務 者 への 教 育 費 援 助 に 該 当 するので 申 告 不 要 で 贈 与 税 もかかりません 11

Q3. 孫 に 教 育 資 一 括 贈 与 後 資 減 少 で 返 してもらえるの? Cさん(78 歳 )は 相 続 税 対 策 として5 の 孫 に600 万 円 ずつ 合 計 3000 万 円 教 育 資 贈 与 しました 娘 や 息 孫 達 も 大 変 喜 んでくれ て 嬉 しく 思 っていました ところが 贈 与 から 半 年 後 Cさんの 妻 が 脳 梗 塞 で 倒 れ 院 後 遺 症 が 残 り 寝 たきりとなってしまい Cさん も 持 病 の 腰 痛 で 介 護 することができなくなり 妻 を 有 料 ホームに 居 させることにしました しかし 初 期 費 用 として3000 万 円 必 要 と われましたが 貯 が 残 っていません 孫 にあげた 教 育 資 贈 与 は 返 してもらえるのでしょうか? A3. 制 度 上 度 贈 与 した 資 は 返 できません ( 次 ページへ) 12

教 育 資 贈 与 活 のポイント 1. 制 度 の 背 景 齢 者 世 代 の 資 産 を 教 育 費 の 確 保 に 苦 する 若 い 世 代 への 移 転 を 促 進 し 経 済 を 活 発 化 させるために 作 られた 制 度 です 2. 制 度 の 概 要 孫 ごとに1 1,500 万 円 まで 非 課 税 祖 等 括 贈 与 等 孫 教 育 資 として 出 したことを 融 機 関 が 領 収 書 などで 確 認 ( 利 者 は 学 校 の 領 収 書 などを 融 機 関 に 提 出 が 必 要 ) 学 資 等 教 育 資 口 座 の 開 設 等 学 資 等 学 資 等 使 い 残 しがあれば 贈 与 税 を 課 税 教 育 資 の 払 教 育 資 の 払 教 育 資 の 払 30 歳 に 達 する まで ( 国 税 庁 ホームページより) 13

教 育 資 贈 与 活 のポイント 3. 教 育 資 1 学 校 等 に 払 われる 費 用 ( 学 学 費 保 育 料 など) 2 学 用 品 修 学 旅 費 用 等 教 育 に 必 要 な 費 用 3 学 校 以 外 の 塾 水 泳 教 室 などの 費 用 詳 しい 内 容 は 国 税 庁 のホームページをご 覧 ください 4. 利 上 の 注 意 点 1 度 贈 与 した 資 は 減 額 返 できません 21 につき1,500 万 円 が 限 度 ですので 贈 与 したい 方 が 複 数 いる 場 合 には ご 相 談 の 上 額 をお 決 めください 3 預 口 座 開 設 する 場 合 には 融 機 関 から 教 育 資 の 引 出 方 法 等 をよくご 確 認 の 上 ご 利 用 ください 14

教 育 資 贈 与 活 のポイント 4. 利 上 の 注 意 点 (つづき) 4この 制 度 は 平 成 25 年 4 1 平 成 27 年 12 31 まで の3 年 間 のみの 制 度 です 今 後 孫 が 増 える 予 定 の 方 は 孫 の 間 で 争 いが 起 きないようにご 注 意 ください その 都 度 必 要 な 資 を 贈 与 する 方 が 使 途 も 限 定 されず 額 も 自 由 に 設 定 できるのでお 勧 め 致 します 但 し 払 いの 証 拠 を 残 しておき ましょう! 15

Q4. 生 命 保 険 料 を 供 に 贈 与 これって 定 期 贈 与 になるの? 68 歳 のSさんは 供 達 の 相 続 税 納 税 資 として 供 が 契 約 者 で 自 分 を 被 保 険 者 とした 命 保 険 に りました 毎 年 同 じ 額 を 贈 与 する 定 期 贈 与 は 贈 与 税 がかかると 友 に われ 保 険 料 も 毎 年 同 額 なので 配 になりご 相 談 に 来 ました 保 険 料 は 定 期 贈 与 で 贈 与 税 かかるのでしょうか? A4. 定 期 贈 与 とは 予 め 決 められた 額 を 分 割 で 毎 年 同 額 を 贈 与 していく 方 法 です しかし 命 保 険 は 保 険 事 故 が 発 すれば 保 険 料 充 当 の 贈 与 は 中 期 間 が 定 められていないということで 単 年 ( 暦 年 ) 贈 与 とみなされ ます 16

Q5. 相 続 対 策 になる 生 命 保 険 の 加 方 法 とは? 財 産 の 額 により 異 なります 生 命 保 険 の 課 税 ( 親 が 亡 くなった 時 ) 生 命 保 険 を 相 続 で 活 するメリット 契 約 者 被 保 険 者 1 相 続 発 時 にすぐ 現 が 手 に る 受 税 取 相 続 税 時 所 得 2 命 保 険 は 受 取 固 有 の 財 産 になる 一 時 所 得 の 計 算 ( 死 亡 保 険 ー 払 込 保 険 料 ー 特 別 控 除 50 万 円 ) = 一 時 所 得 の 額 3 受 取 額 を 自 由 に 設 定 することができる 一 時 所 得 の 額 1 / 2 = 一 時 所 得 の 課 税 対 象 額 4 税 法 上 の 優 遇 措 置 がある( 非 課 税 枠 500 万 円 相 続 の 数 ) 一 時 所 得 の 課 税 対 象 額 所 得 税 率 = が 払 う 所 得 税 額 5 相 続 税 の 納 税 資 が 準 備 できる 時 所 得 には( 所 得 税 + 住 税 )がかかり 最 で50%の 税 率 ですが 実 際 には 時 所 得 の1/2 ( 時 所 得 の 課 税 対 象 額 )に 課 税 されるので 実 質 25% ということになります 17

生 命 保 険 契 約 比 較 表 生 命 保 険 契 約 比 較 表 事 例 相 続 3 名 ( 妻 男 ) A B 相 続 財 産 5 億 円 契 約 者 命 保 険 額 2,000 万 円 2 口 被 保 険 者 受 取 880 万 円 ( 贈 与 税 0) 払 保 険 料 110 万 円 / 年 2 口 4 年 税 相 続 税 時 所 得 保 険 契 約 4 年 後 に 亡 くなった 場 合 と 仮 定 (A) 相 続 税 の 場 合 (B) 一 時 所 得 の 場 合 ( 保 険 料 を 贈 与 ) 相 続 税 の 計 算 所 得 税 の 計 算 1 相 続 財 産 5 億 円 相 続 税 5,850 万 円 1 保 険 にかかる 税 額 2 保 険 受 取 後 相 続 財 産 2,000 万 円 - 440 万 円 - 50 万 円 = 1,510 万 円 5 億 円 + 2,000 万 円 2 = 5 億 4,000 万 円 1,510 万 円 1/2 30% = 226 万 円 1 当 り ( 注 意 事 項 ) どちらの 課 税 の 契 約 が 有 利 か?という 判 断 は 遺 産 額 相 続 の 数 の 所 得 額 に より 異 なります 般 的 には 遺 産 額 3 億 円 以 上 であれば 時 所 得 の 契 約 が 税 上 は 有 利 になることが 多 いです 但 し 契 約 する 場 合 には 税 理 等 にご 相 談 されることをお 勧 め 致 します 相 続 税 6,650 万 円 2 2 の 合 計 額 : 226 万 円 2 = 452 万 円 3 差 額 : 2-1 = 800 万 円 相 続 財 産 は 法 定 相 続 で 分 割 したと 仮 定 所 得 税 率 + 地 方 税 率 30%( 課 税 所 得 額 600 万 円 と 仮 定 ) 妻 は 配 偶 者 に 対 する 相 続 税 額 軽 減 を 適 用 し 税 額 0です 命 保 険 料 控 除 は 他 の 命 保 険 で 適 用 しています 税 負 担 の 比 較 ( 相 続 税 ) 800 万 円 -( 所 得 税 )452 万 円 = 348 万 円 18

Q6. 親 の 土 地 に 息 がマイホームを 建 てる 地 代 払 っていないけれど 贈 与 税 はかかる?かからない? 65 歳 のKさんは 息 から 供 が まれることになり 親 の 敷 地 内 にマイ ホームを 建 てたい と われ 嬉 しくなりました 息 だし 土 地 を 無 償 で 貸 し てあげることにしましたが これって 贈 与 になるのかな? と 不 安 に 思 い 相 談 にいらっしゃいました これは 贈 与 税 は かかるのでしょうか? A6.かかりません 親 間 ではよくある 話 で 無 償 で 貸 すことを 使 用 貸 借 といいます ( 次 ページへ) 19

(A6.のつづき) また 地 代 を 払 わなくても 固 定 資 産 税 等 に 相 当 する 額 を 払 う 場 合 でも 使 用 貸 借 にあたります 本 来 払 うべき 地 代 を 払 わないということは 経 済 的 利 益 の 供 与 を 受 け ているということですが その 利 益 の 額 が 少 額 である 場 合 は 課 税 上 弊 害 がないと 認 められている 場 合 には 贈 与 税 は 課 税 しなくてもよい とされ ています そのため 贈 与 税 はかかりませんが 相 続 時 には 自 用 地 として100% 課 税 されますのでご 注 意 ください 但 し 親 の 土 地 ではなく 借 地 権 の 場 合 は 税 務 署 に 届 出 が 必 要 です 20

Q7. 供 名 義 の 預 贈 与 にならない 方 法 はあるの? Eさん(50 歳 )には 校 の 供 が2 います 毎 年 お 正 やお 盆 に 帰 省 した 時 に 祖 や 親 戚 からお 年 やお 小 遣 いをもらいます 1 年 で10 万 円 近 くに 貯 まり 供 達 は 倹 約 家 であまり 使 わずに 貯 しています ある 時 供 達 に 貯 額 を 聞 いたところ は100 万 円 男 は80 万 円 貯 まっ ているとのこと 校 の 貯 額 にしては 多 いのでEさんは 配 になりま した これは 贈 与 になるのでしょうか? A7.これは 贈 与 になりません 額 のお 年 やお 小 遣 いでなければ 通 常 の 活 費 と なされ また 本 が いつでも 自 由 に 使 えて 管 理 している 口 座 なので 名 義 預 ではありません 21

さて 名 義 預 とはなんでしょうか? 名 義 預 とは 家 族 名 義 の 預 貯 のことで 預 貯 の 名 義 となっている と 実 質 的 にその 預 貯 の 所 有 者 が 異 なる 預 貯 の 事 をいいます 例 えば 本 当 は 親 の 預 貯 な のに 単 に 名 義 だけが 配 偶 者 や 供 そして 孫 のような 家 族 名 義 になっている 預 貯 の ことです 単 に 家 族 の 名 義 を 借 りた 預 貯 は 親 の 財 産 とみなされ 相 続 時 には 相 続 財 産 に 含 まれて 課 税 されてしまいます 名 義 預 の 失 敗 例 73 歳 のYさんは 5 年 前 より 供 2 孫 5 の 預 口 座 に 毎 年 110 万 円 ( 贈 与 の 非 課 税 枠 )で 預 してあげていました 供 や 孫 に 預 のことを 話 すと 無 駄 遣 いしてしま うので 贈 与 契 約 書 も 作 成 せず 通 帳 も 自 分 で 管 理 していました Yさんが 亡 くなり 相 続 が 発 税 務 調 査 で 名 義 預 が 発 覚 し 相 続 税 が 加 算 されてしまいました さて どうすればよかったのでしょうか? 22

名 義 預 とみなされない 対 策 1 供 と 孫 は 自 分 の 印 鑑 で 通 帳 を 作 成 する 2 毎 年 自 筆 で 贈 与 契 約 書 を 作 成 する 3 供 と 孫 は 通 帳 と 印 鑑 を 自 分 で 管 理 運 用 する 4 贈 与 額 を110 万 円 を 少 しでも 超 える 額 にして 贈 与 税 の 申 告 と 納 税 する 23

Q8. 基 礎 控 除 が110 万 円 の 暦 年 贈 与 一 番 お 得 な 贈 与 額 はいくら? A8. 相 続 財 産 相 続 の 数 等 遺 産 分 割 方 法 により 異 なります ( 例 ) 相 続 税 率 10%( 相 続 財 産 1 あたり1,000 万 円 以 下 の 場 合 ) 310 万 円 贈 与 すると 相 続 税 : 310 万 円 10%=31 万 円 贈 与 税 :(310 万 円 ー110 万 円 ) 10%=20 万 円 31 万 円 ー20 万 円 =11 万 円 贈 与 税 払 っても 相 続 税 が 安 くなります これは 例 なので 実 される 場 合 は にご 相 談 ください 24

第 4 部 贈 与 を 上 手 に 使 う6つのポイント 1. まず 自 分 の 資 産 を 棚 卸 しする 2. 贈 与 は 当 事 者 間 の 契 約 認 識 が 大 前 提 3. 贈 与 総 額 をあらかじめ 決 めておかない 4. 活 費 教 育 費 は 必 要 な 時 にその 都 度 あげる 5. 相 続 開 始 前 3 年 以 内 の 贈 与 は 相 続 税 の 課 税 となる 6. 焦 らず 計 画 性 を 持 って 贈 与 する 25

所 : 公 認 会 計 税 理 倉 持 公 郎 所 在 地 : 113-0022 東 京 都 文 京 区 千 駄 木 3 丁 目 43 番 3 号 千 駄 木 ビル8 階 電 話 :03-3828-6251( 代 表 ) F A X :03-3828-6255 U R L :http://kuramochikaikei.net E-mail:info@kuramochikakei.com 26