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黄 檗 宇 治 大 久 保 線 宇 治 大 久 保 淀 線 103 ー 21 ー 京 阪 淀 駅 ー 240 ー 240A 立 命 館 宇 治 経 由 250 ー 250A ー 立 命 館 宇 治 経 由 平 野 町 黄 檗 公 園 ニ

首 は 下 あ ご の 骨 の 下 か ら 鎖 骨 の 上 ま で 自 分 の 首 を 両 手 で は さ ん で お さ え て み ま し ょ う 師 首 っ て ど ん な 仕 事 を し て い る か な 子 頭 を の せ て い る 頭 を お さ え て い る 頭 を 動 か し

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市街化調整区域における地区計画の

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目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

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佐渡市都市計画区域の見直し

準 工 業 工 業 環 境 の 悪 化 をもたらすおそれのない 工 業 の 利 便 の 増 進 を 図 る 工 業 の 利 便 の 増 進 を 図 る 計 画 書 ( 平 成 19 年 11 月 13 日 第 583 号 ) 種 類 面 積 建 築 物 の 容 積 率 建 築 物 の 建 ぺい 率

四 わ か っ た こ と ( 一 ) 志 筑 城 の 歴 史 志 筑 か ら 恋 瀬 川 と 筑 波 山 が 見 え る 景 色 は と て も 美 し く 昔 か ら た く さ ん の 歌 人 が そ の 景 色 や 様 子 を 歌 に し ま し た こ の 歌 を 鑑 賞 し た 多 く

目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1 3. 施 行 地 区 の 区 域 1 4

ふたばのわ201607(第33号)_web

2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

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36 東 京 私 桜 美 林 大 学 大 学 院 心 理 学 研 究 科 37 東 京 私 大 妻 女 子 大 学 大 学 院 人 間 文 化 研 究 科 38 東 京 私 学 習 院 大 学 大 学 院 人 文 科 学 研 究 科 39 東 京 私 国 際 医 療 福 祉 大 学 大 学 院 医

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン


(5) 農 地 法 ( 昭 和 27 年 法 律 第 229 号 )による 農 地 転 用 が 許 可 されないと 見 込 ま れる 農 用 地 (6) 森 林 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 249 号 ) 第 25 条 第 1 項 第 25 条 の2 第 1 項 及 び 第 41 条 第

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対 象 外 区 域 以 下 の 区 域 は 原 則 として 策 定 区 域 に 含 めないこと (1) 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 規 定 する 農 用 地 区 域 (2) 優 良 農 地 ( 一 団 のまとまりのある 農 地 や 農 業 水 利 施 設 の 整 備

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加 古 川 市 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 制 度 の 運 用 基 準 ( 概 要 ) 第 1 章 総 則 運 用 基 準 の 目 的 地 区 計 画 制 度 の 運 用 により 良 好 な 居 住 環 境 の 維 持 及 び 育 成 を 目 的 とする ( 第 1 条 )

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Microsoft Word - H27概要版

H 坂 ノ 下 急 傾 斜 地 崩 壊 工 事 高 知 県 幡 多 土 木 事 務 所 H 山 のみち 第 13 号 幹 線 林 道 開 設 事 業 中 村 大 正 線 2 工 区 工 事 高 知 県 幡 多 林 業 事 務 所 H 海 陸 常 第 09-


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天 塩 山 地 中 東 央 部 火 凹 山 地 地 域 夕 張 山 石 地 狩 0~40 m 低 40~100 m 地 勇 100~200 m 払 200 m 以 上 低 地

< 調 査 結 果 > ママ 友 の 人 数 平 均 10.7 人 そのうち 仲 が 良 いママ 友 は 平 均 3.8 人 Q.それぞれのママ 友 の 人 数 を 教 えてください ( 対 象 :ママ 友 がいる 人 572 名 有 効 回 答 :572 名 ) 各 ママ 友 の 人 数 平 均

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Microsoft Word - 会館利用のしおり(H 鳥居場・玉見改修後)

測量士補 重要事項「写真地図作成」

新 幹 線 朝 の 通 勤 通 学 に 便 利 な つばめ の 両 数 や 時 刻 を 見 直 します 熊 本 7:11 発 博 多 行 き つばめ 306 号 を N700 系 車 両 8 両 編 成 で 運 転 します 定 員 は 546 名 (+162 名 )となり 着 席 チャンスを 拡 大

市報8月-01

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各課集約①【7月以降分】

法 定 義 務 研 修 会 第 1 講 第 2 講 2

京成成田駅東口地区地区計画運用基準

調 査 概 要 調 査 名 : 住 宅 購 入 に 関 する 意 識 調 査 調 査 主 体 : 株 式 会 社 オープンハウス 調 査 対 象 : 1 現 在 東 京 23 区 内 の 賃 貸 住 宅 に 居 住 していて 初 めての 住 宅 購 入 を 検 討 している 30 代 ~40 代 既

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地 区 追 浜 N0 施 設 名 契 約 年 月 日 備 考 21 追 浜 下 水 ポンプ 場 旧 海 軍 天 神 用 地 平 成 7 年 7 月 18 日 22 市 道 敷 ( 第 4,818 号 ) 旧 第 一 海 軍 技 術 廠 昭 和 26 年 3 月 2

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PowerPoint プレゼンテーション

須 磨 区 ( 神 戸 水 上 警 察 の 管 轄 区 域 を 除 く 区 域 ) 兵 庫 県 垂 水 警 察 神 戸 市 垂 水 区 神 戸 市 のうち 垂 水 区 ( 神 戸 水 上 警 察 の 管 轄 区 域 を 除 く 区 域 ) 兵 庫 県 神 戸 水 上 警 神 戸 市 中 央 区 水

( 株 ) 荒 井 建 設 興 業 市 内 南 房 総 市 和 田 町 布 野 205 番 地 水 道 施 設 工 事 特 定 B ( 株 ) 安 房 環 境 衛 生 市 内 南 房 総 市 千 倉 町 瀬 戸 2344 番 地 76 管 工 事 一 般 B 安 房 住 宅 設 備 機 器 ( 有

様式第5 法第48条第1項第6号関係(地域森林計画区域の変更関係)

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津 市 新 最 終 処 分 場 建 設 候 補 地 申 請 概 要 調 書 1( 申 請 書 の 内 容 ) M-1 申 請 者 自 治 会 名 等 代 表 者 住 所 代 表 者 氏 名 下 之 川 自 治 会 連 合 会 津 市 美 杉 町 下 之 川 1883 下 之 川 区 長 脇 谷 茂

平 成 27 年 地 価 公 示 結 果 ( 山 形 県 ) 1 地 価 公 示 とは 地 価 公 示 とは 地 価 公 示 法 に 基 づいて 国 土 交 通 省 土 地 鑑 定 委 員 会 が 毎 年 1 月 1 日 時 点 における 標 準 地 の1 平 方 メートル 当 たりの 正 常 な

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和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 整 備 計 画 の 内 容 地 区 計 画 の 方 針 名 称 和 光 市 駅 南 口 地 区 地 区 計 画 位 置 和 光 市 本 町 の 一 部 和 光 市 丸 山 台 一 丁 目 面 積 約 8.6ha 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保

目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

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【発注見通し】7月集計.xlsx

概要版

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就 労 継 続 支 援 B 型 事 業 所 しらゆり の 紹 介

3 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 幹 の 樹 皮 に は 横 縞 の 模 様 も な く 花 も 桜 の 概 念 か ら は ほ ど 遠 い 形 を し て い る が こ れ も 桜 の 仲 間 で あ る 20 メートル に も な る 大 木 で 4 月 の 中 頃 新 葉 が ひ ら い て

岸 和 田 市 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 のガイドライン 1. 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 のガイドライン 策 定 の 趣 旨 大 阪 府 では 平 成 23 年 3 月 に 策 定 された 南 部 大 阪 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開

早川石丁場群 関白沢支群

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萩 市 立 小 中 学 校 施 設 耐 震 化 計 画 はじめに 平 成 7 年 1 月 の 阪 神 淡 路 大 震 災 以 後 近 年 まで 全 国 的 に 大 規 模 な 地 震 が 発 生 しており 公 共 施 設 の 耐 震 性 の 確 保 が 改 めて 重 要 視 されている このような

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

塗 りつぶしているところが コースです 陸 中 野 田 駅 十 府 ヶ 浦 野 田 玉 川 駅 野 田 コ ー ス み ち の く 潮 風 ト レ イ ル 7 8 9

サッカーの話をしよう 旅するワールドカップ 立ち読み版

天 然 記 念 物 の 指 定 区 域 (9) 鳥 獣 の 保 護 及 び 狩 猟 の 適 正 化 に 関 する 法 律 ( 平 成 14 年 法 律 第 88 号 ) 第 28 条 第 1 項 の 規 定 による 鳥 獣 保 護 区 (10) 急 傾 斜 地 の 崩 壊 による 災 害 の 防 止

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人 同 意 第 49 回 宇 和 島 定 例 決 結 果 一 覧 表 番 号 件 名 決 結 果 報 告 第 1 号 専 決 処 分 した 件 報 告 即 日 受 理 専 決 第 1 号 道 おける 故 和 解 即 日 受 理 専 決 第 2 号 車 両 接 触 故 和 解 即 日 受 理 案 第

2016年熊本地震調査 第1報 2016年4月18日

広 島 国 際 学 院 大 学 現 代 社 会 学 部 現 代 社 会 学 ~

目 次 本 編. 地 価 公 示 価 格 一 覧 表 ページ. 地 価 公 示 価 格 選 定 替 廃 止 等 一 覧 7ページ 3. 地 価 公 示 地 価 調 査 共 通 地 点 の 価 格 一 覧 表 8ページ 資 料 編 4. 宇 都 宮 市 ( 用 途 地 域 別 ) 均 価 格 変 動

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平 政 種 郵 便 物 認 可 信 無 埋 般 触 機 可 能 面 幅 繋 待 道 口 ギ 握 定 友 共 感 現 揺 ぶ 趣 志 向 析 展 揺 ぶ 始 博 爆 博 ネ 無 料 ゾ 閉 鎖 室 建 物 空 移 = ゴ 続 難 夢 室 校 病 院 東 六 木 降 湾 ガ 熱 狂 渦 巻 6 員 録

資 料 町 内 アンケート 調 査 結 果 概 要 1. 調 査 方 法 調 査 対 象 者 : 町 内 に 居 住 する 15 歳 以 上 の 男 女 抽 出 方 法 : 無 作 為 に 抽 出 配 布 回 収 方 法 : 郵 送 配 布 郵 送 回 収 実 施 期 間 : 平 成 2

様式1

与謝蕪村

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130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

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シリーズ人権 しあわせ 言っては ならないのに みさ 今回も随筆家熊谷操子女史の著作を お話しいたします 内容は夫君の闘病 と妻である女史の介護の記です と涙声で夫は言った それに対して私 やや語調は柔らか く言ったつもりだったが もう 目は 覚めたわよ と 言ってしまっていた を迎えられ 女史の夫君は当時八十す歳 いぞう たばかりなのですが 膵臓ガンと腹部 りゅう 大動脈 瘤 治療の為に 一九九七年 平 成 九 年 春 広 島 大 学 の 病 院 で 十 時 間に及ぶ大手術を受けられました 以 下は 入院から一年ばかり過ぎた頃の 記です そう言いながら夫の哀しそうな顔を見 ひど て たまらなくなった 酷いことを言 あの筋肉はどこへ行ってしまったのだ ろう 今は 骨にかろうじて皮がひっ ついているというような状態なのだ が 夫にとっては 大きい慰めになっ しゃくり上げる私に いいのよ あ なたは疲れてるのよ ご主人 分って たようだった くれるよ 早よ 顔を洗っておいで この後で 夫は 安心しきったよう にして 静かな眠りに入るのだった 完治することのない病状は 哀れと しか言いようがない 堂々としていた くちもと と 言ってくれた ぬぐ 涙を拭って室に戻り ようやく落ち ついた私 さっきは意地悪言うて ご めんね と言いつつ ハイ 宴会 夜会 の こ と よ と 夫 の 口 許 に 巨 峰 を 運 んだ それを飲みこんだ夫 自分に言 の時の夫の淋しそうな顔が忘れられな い 私に これ以上 辛い思いをさせ てはならないと 自分の苦痛を押さえ 元四天王寺国際仏教大学講師 岡本 次男 引用資料 みさ 熊谷操子女史随筆集 邂逅 熊谷女史は 今 九十四歳になられ ます この体験を生の戒めとして生き 続けているのだと文末に記しておられ ます い聞かすかのように シミジミとした こんな可哀想な夫 入院以来 私を 口調で あんたは 一人で何役もこな 頼りきっていたのに また あの夜の よみがえ してるもんな いつもすまんと思うて ことが伻る むご る ね ん で と 言 っ て く れ ま し た そ どうして あんな酷いことを言った ふだんは 自分を押さえて 言って して もう夜中の宴会はやめよう と のだろう どうして 夫の心に寄り添 いまし はならないと 戒めていた言葉をとう うことができなかったのだろう 付け加えました おだ とう言ってしまった とたんに 穏や 私は そんなん もう気にせんとい 夫は あの夜から一ヶ月半ばかりし ゆが かだった夫の顔が 少しずつ歪み始め て 返らぬ人となりました て と 言いつつ 心の中で そんな 目尻から涙がスーッと流れ落ちた す 私はあの夜のおだやかな夫の表情 こと出来ない 空腹を抱え 暗い天井 ひとこと まん すまん すぐ寝て すぐ寝て を眺め 眠れぬ時間をジッとこらえて が 私のあの一言で 徐々に泣き顔に 一人で過ごさせるなんて そんなこと 変っていった時のことを忘れることが 絶 対 に 出 来 な い そ れ な の に 病 人 に できません 今も 私の中のもう一人 し っ た こんな気兼ねをさせてしまった私 そ の自分が私を叱咤しています 夜 中 の 一 時 ば あ ち ゃ ん よ ば あ ち ゃ ん よ と 夫 は い つ も の よ う に 仮眠床の私を呼んだ 連日の介護でフ う て し も う た 激 し い 悔 い が 私 の 胸 を ながら告げる夫の心の内を思うと 反 ラフラする体をやっと起こして 夫の 締めつけた いたたまれなくなった私 省を何度くり返しても悲しい思いが残 わ ベッドの傍に立った 夫は 私の顔を は 湧き出る涙を押さえて廊下にとび るだけだった 見上げて おだやかに あれから一時 出した この時以後の宴会を 少しでも夫に 間半眠れたよ と 言った とって 心の慰めになるようにと 私 洗面所に向かって走り出そうとした 時 深夜巡回の看護婦さんが私の異様 は以前に倍しての心づかいを込めて続 その時の私は どうして夫の心の中 を読む余裕が無かったのか 夫の顔を な 様 子 に ど う し た の 熊 谷 さ ん っ けるように努めた 真上から見つめて もう こんな時間 と 私の体を抱きとめてくれた 量的には苺二粒であったり 巨峰三 に 起 こ さ ん と い て よ 私 が 倒 れ た ら あ の 人 に 可 哀 そ う な こ と を 言 う て し 粒であったり プリン数さじであった もたんよ りというように ほんの少量であった 誰があなたの介護をするのよ 6 2013.8

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1,600,000 1,500,000 1,400,000 1,300,000 1,200,000 1,431,368 1 299 1,470,049 311 1,554,830 331 22 23 24 400 350 300 250 200 17

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24 寄り道編 1 かなんフェス inかなんぴあ 8月31日(土)開催 河南台地の条里地割1 かなんだいちの 男 7,911人 町の面積 女 8,315人 25.26 町民憲章 金剛 城の山並みに抱かれて発展するわがまち河南町 目指そう 郷土を愛し人権を尊ぶ希望に満ちたまちを 発行 編集 河南町役場総合政策部秘書企画課 585-8585 大阪府南河内郡河南町大字白木 1359-6 TEL 0721 93 2500 FAX 0721 93 4691 ホームページアドレス http://www.town.kanan.osaka.jp 子どもたちにとっては うれ しい夏休みですね 家族や友人 と山へ 海へ と出かける方も 多いのではないでしょうか 水 や 車 の 事 故 に は 十 分 注 意 し て 楽しんでくださいね そして 夏休みの終わりの8 月 日 土 には かなんぴあで 開催される かなんフェス に遊 びに来ませんか 今年は 初の 夏開催です 農業フェアも同時 開催され 今が旬のイチジク展 示品評会 即売会も行われます また フリーマーケットや金魚 すくい大会 親子料理教室 ス テージイベントなど楽しい催し がいっぱいです 地車連合会に よる だんじり曳き歌やにわか も披露されます ぜひ お越し ください 育てよう 思いやりと安らぎのある楽しいまちを 31 造 ろ う 健やかな人間をはぐくむ文化発展のまちを ẟ 20 2013.8 じょうりちわり 築 こ う 働く喜びと生きがいのあるまちを こだいのくかく 町の人口 平成25年6月30日現在 世帯数 てくてくかなんで巡るコースの詳しい地図などは 町ホームページの 河南町 を散策しよう トップページ左側のバナー から見ることができます 明るいまちづくりのためこの憲章を定めます いまのこる 詳細は7ページ に あ る 荘 園 と し て 佐 備 大 友 仲 村 な ど と 記 さ れ て い ま す の で 奈 良時代には条里地割が成立していた の で は な い か と 考 え ら れ ま す と こ ろ で 河 南 台 地 で は 川 が 低 い と こ ろ を 流 れ る た め 直 接 水 を 引 く こ と が で き ま せ ん つ ま り 水 路 や 溜池なくして田畑の開発はできない の で す 溜池は江戸時代以降に造られたと 文 書 に あ り ま す の で そ れ 以 前 は 水 越川上流域から台地を北上する大島 ほ と ろ 水 路 保 止 路 水 路 畑 田 水 路 の3 本 地 が 四 角 に 区 切 ら れ 整 然 と 並 ん が主にその役割を担っていたと考え 今回からコースをはずれてぷ で い る 様 子 が 分 か り ま す こ の 四 ら れ ま す 約135 と 広 い 河 南 台 ら っ と 寄 り 道 し て み ま し ょ う 地 を 潤 す に は 計 画 的 で 長 大 な 水 路 建 水 分 神 社 の あ た り か ら 芹 生 谷 角 は 現 代 の も の で は な く な ん と 1 辺1 町 約10 9m を 単 位 と し を 造 ら な け れ ば い け ま せ ん 中 村 白 木 寺 田 と 石 川 に 至 る た 古 代 の 土 地 区 画 条 里 地 割 に で は こ の 水 路 を 造 り 台 地 を 開 発 ま で ゆ る や か に 傾 斜 し な が ら 水 していったのはいったいいつ頃から 田 が 北 へ ず っ と 広 が っ て い ま す 当 て は ま る の で す 寺 田 に は 一 ノ 坪 二 ノ 坪 と い っ た 地 名 も で ど の よ う に し て 今 の 景 観 が 作 ら こ こ を 河 南 台 地 と 呼 び 西 側 の 残っていて条里地割の存在を裏付 れていったのでしょうか 地面の下 崖 下 に は 千 早 川 東 条 川 が 流 れ て け ま す に眠る遺跡から具体的に考えてみま い ま す 元 慶 七 8 8 3 年 に 作 ら れ た し ょ う つ づ く 河南町を代表するような景観で 教 育 課 す が 航 空 写 真 や 地 図 を 見 る と 耕 観 心 寺 縁 起 資 材 帳 に は 石 川 郡 文 化 財 係 ゆり の花 町 さく ら の木 町 6,331世帯 16,226人 2013 8.1 8 平成25年 てくてくかなんかるた 河南台地の条里地割1かなんだいちのじょうりちわり 1 前年同月より75人減 No. 488 ha わたしたちは 河南町民であることに誇りと責任をもち 伝えよう 豊かな緑と歴史が薫るまちを