平 成 26 年 度 事 業 報 告 書 Ⅰ 会 務 報 告 1. 会 員 の 状 況 について 正 会 員 準 会 員 計 今 期 末 会 員 数 2,902 名 0 名 2,902 名 前 年 度 末 会 員 数 2,908 名 0 名 2,908 名 増 減 -6 名 0 名 -6 名 支 部 別 会 員 数 は 添 付 諸 表 資 料 1のとおり 2. 賛 助 会 員 について 団 体 など 北 海 道 農 業 共 済 組 合 連 合 会 北 海 道 農 業 協 同 組 合 中 央 会 ホクレン 農 業 協 同 組 合 連 合 会 ( 一 社 )ジェネティクス 北 海 道 個 人 なし 3. 名 誉 会 員 の 推 薦 について 平 成 27 年 3 月 18 日 第 6 回 理 事 会 において 各 支 部 長 からの 推 薦 のあった 下 記 の 17 名 の 会 員 ( 平 成 27 年 度 に 78 歳 となり 本 会 在 籍 20 年 以 上 の 会 員 )を 名 誉 会 員 とするこ ととし 27 年 度 の 地 区 獣 医 師 会 総 会 において 名 誉 会 員 証 を 授 与 することとした 佐 々 木 忠 幸 ( 石 狩 ) 山 田 信 美 ( 石 狩 ) 湯 浅 亮 ( 石 狩 ) 有 我 克 也 ( 石 狩 ) 今 田 恒 夫 ( 道 南 ) 下 條 博 信 ( 道 南 ) 岡 野 勝 ( 道 南 ) 箕 輪 光 ( 胆 振 ) 池 下 圭 三 ( 十 勝 ) 野 崎 英 男 ( 十 勝 ) 川 上 雅 靖 ( 十 勝 ) 佐 藤 一 男 ( 釧 路 ) 佐 藤 彰 ( 根 室 ) 佐 生 明 ( 根 室 ) 竹 田 津 実 (オホーツク) 加 藤 孝 義 (オホーツク) 堀 次 郎 (オホーツク) 4. 役 職 員 の 異 動 について 役 員 等 異 動 なし 職 員 平 成 27 年 3 月 濱 名 張 彦 ( 事 務 局 長 ) 退 職 5. 日 本 獣 医 師 会 特 別 委 員 会 職 域 別 部 会 委 員 会 委 員 ( 本 会 分 ) 狂 犬 病 予 防 体 制 整 備 特 別 委 員 会 会 長 髙 橋 徹 苅 和 宏 明 ( 北 大 )
女 性 獣 医 師 支 援 特 別 委 員 会 監 事 嶋 田 直 子 荒 井 桂 (NOSAI オホーツク) 学 術 教 育 研 究 委 員 会 理 事 宮 原 和 郎 中 尾 敏 彦 ( 元 山 口 大 ) 学 術 振 興 検 討 小 委 員 会 理 事 宮 原 和 郎 中 尾 敏 彦 ( ) 獣 医 学 教 育 の 整 備 充 実 検 討 小 委 員 会 谷 山 弘 行 ( 酪 農 大 ) 産 業 動 物 臨 床 家 畜 共 済 委 員 会 理 事 岡 本 真 平 小 動 物 臨 床 委 員 会 理 事 前 谷 茂 樹 家 畜 衛 生 委 員 会 理 事 三 田 清 成 公 衆 衛 生 委 員 会 理 事 宮 上 禎 肇 動 物 福 祉 適 正 管 理 対 策 委 員 会 向 井 猛 ( 札 幌 市 動 物 管 理 センター) 総 務 委 員 会 専 務 理 事 森 清 一 獣 医 師 職 業 倫 理 向 上 委 員 会 専 務 理 事 森 清 一 野 生 動 物 対 策 検 討 委 員 会 武 田 忠 義 ( 北 海 道 ) 福 井 大 祐 (En Vision) 野 生 動 物 救 護 対 策 の 在 り 方 検 討 小 委 員 会 黒 澤 信 道 (NOSAI 道 東 ) 6. 代 議 員 会 理 事 会 の 開 催 について 平 成 26 年 度 ( 第 2 回 ) 定 時 代 議 員 会 日 時 : 平 成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 会 場 : 北 海 道 獣 医 師 会 館 会 議 室 議 事 議 案 第 1 号 平 成 25 年 度 事 業 報 告 書 および 財 務 諸 表 について 議 案 第 2 号 平 成 26 年 度 事 業 計 画 および 収 支 予 算 について 議 案 第 3 号 平 成 26 年 度 会 費 などの 賦 課 額 について 議 案 第 4 号 平 成 26 年 度 役 員 報 酬 について 議 案 第 5 号 北 獣 役 員 報 酬 等 に 関 する 規 程 の 制 定 について 議 案 第 6 号 北 獣 福 利 厚 生 規 程 の 改 定 について 議 案 第 7 号 平 成 26 年 度 借 入 金 の 最 高 限 度 額 について 議 案 第 8 号 我 が 国 の 獣 医 学 教 育 の 改 善 充 実 に 関 する 決 議 について 理 事 会 第 1 回 日 時 : 平 成 26 年 5 月 21 日 ( 水 ) 会 場 : 北 海 道 獣 医 師 会 館 会 議 室 議 事 < 報 告 事 項 > 1. 北 獣 関 係 諸 会 議 2. 日 獣 関 係 諸 会 議 3. その 他 諸 会 議
4. 北 獣 会 館 事 務 所 の 賃 貸 契 約 の 変 更 について 5. 北 獣 各 部 会 委 員 等 の 変 更 について 6. 傷 病 鳥 獣 等 保 護 受 託 業 務 について 7. 管 理 システム 構 築 ホームページリニューアルの 進 捗 状 況 について < 議 決 事 項 > 1. 平 成 25 年 度 事 業 報 告 書 および 財 務 諸 表 の 承 認 について 2. 平 成 25 年 度 決 算 監 査 の 結 果 について 3. 平 成 26 年 度 会 費 などの 賦 課 額 について 4. 平 成 26 年 度 役 員 報 酬 について 5. 平 成 26 年 度 借 入 金 の 最 高 限 度 額 について 6. 我 が 国 の 獣 医 学 教 育 の 改 善 充 実 に 関 する 決 議 について 7. 北 獣 役 員 報 酬 規 程 役 員 退 任 慰 労 金 贈 呈 規 程 の 廃 止 について < 協 議 事 項 > 1. 平 成 26 年 度 ( 第 2 回 ) 定 時 代 議 員 会 の 開 催 について 2. 北 海 道 獣 医 師 大 会 北 海 道 地 区 三 学 会 の 開 催 について 3. その 他 第 2 回 日 時 : 平 成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 会 場 :ホテルヤマチ 議 事 < 報 告 事 項 > 1.5 月 末 職 務 執 行 状 況 報 告 について 2. 地 区 獣 医 師 会 総 会 の 開 催 概 要 について 3. 日 獣 関 係 諸 会 議 4. 狂 犬 病 予 防 注 射 事 業 に 係 る 事 故 の 発 生 状 況 について < 協 議 事 項 > 1. 平 成 26 年 度 ( 第 2 回 ) 定 時 代 議 員 会 の 開 催 について 2. 講 習 会 の 講 師 に 対 する 旅 費 支 給 について 3. 当 面 の 事 業 推 進 について 4. 今 後 の 予 定 第 3 回 ( 書 面 議 決 ) 議 事 < 議 決 事 項 > 平 成 26 年 度 事 業 計 画 の 変 更 について 第 4 回 日 時 : 平 成 26 年 9 月 10 日 ( 水 ) 会 場 : 北 海 道 獣 医 師 会 館 会 議 室
議 事 < 報 告 事 項 > 1. 北 獣 諸 会 議 開 催 状 況 2. 地 区 獣 医 師 会 総 会 の 開 催 概 要 について 3. 日 本 獣 医 師 会 関 係 他 4. 世 界 牛 病 学 会 2018 の 札 幌 開 催 について < 議 決 協 議 事 項 > 1. 平 成 26 年 度 役 員 報 酬 について 2. 北 海 道 獣 医 師 大 会 提 案 事 項 について < 協 議 事 項 > 1. 公 益 法 人 変 更 認 定 申 請 について 2. 支 部 主 管 講 習 会 の 運 営 について 3. 狂 犬 病 予 防 注 射 事 故 対 策 要 領 の 一 部 修 正 について 4. 平 成 25 年 度 支 部 事 務 局 委 託 費 の 不 足 について 5. 地 区 獣 医 師 会 事 務 担 当 者 の 学 会 参 加 旅 費 について 6. 次 期 地 区 学 会 長 の 選 任 について 7. その 他 第 5 回 日 時 : 平 成 27 年 2 月 4 日 ( 木 ) 会 場 : 北 海 道 獣 医 師 会 館 会 議 室 議 事 < 報 告 事 項 > 1. 12 月 末 職 務 執 行 状 況 について 2. 中 間 監 査 の 結 果 について 3. 北 獣 諸 会 議 等 開 催 状 況 4. 日 本 獣 医 師 会 関 係 他 5. 北 獣 管 理 システムの 進 捗 について 6. ホームページのリニューアルについて 7. その 他 < 議 決 協 議 事 項 > 1. 各 種 規 程 等 の 改 定 について 2. 平 成 27 年 度 地 区 学 会 大 会 の 開 催 日 程 及 び 会 場 の 変 更 について 3. 北 獣 職 員 給 与 規 程 別 表 の 改 定 について < 協 議 事 項 > 1. 平 成 27 年 度 北 獣 代 議 員 会 の 日 程 について 2. 公 益 法 人 認 定 法 に 基 づく 立 入 り 検 査 の 概 要 について 3. 天 売 島 における 海 鳥 保 護 対 策 への 協 力 について 4. 地 区 学 会 運 営 の 改 善 について 5. 平 成 27 年 版 会 員 名 簿 の 発 行 について
6. 次 年 度 分 狂 犬 病 ワクチンの 供 給 について 7. その 他 第 6 回 日 時 : 平 成 27 3 月 18 日 ( 水 ) 会 場 : 会 場 : 北 海 道 獣 医 師 会 館 会 議 室 議 事 < 報 告 事 項 > 1.2 月 末 職 務 執 行 状 況 報 告 2. 日 獣 関 係 諸 会 議 < 議 決 事 項 > 1. 公 益 社 団 法 人 北 海 道 獣 医 師 会 平 成 27 年 度 定 時 代 議 員 の 開 催 について 2. 平 成 27 年 度 事 業 計 画 ( 案 )について 3. 平 成 27 年 度 収 支 予 算 ( 案 )について 4. 北 獣 役 員 候 補 者 推 薦 管 理 委 員 会 の 設 置 と 役 員 選 任 の 日 程 について 5. 平 成 27 年 度 北 獣 名 誉 会 員 の 推 薦 について < 協 議 事 項 > 1. 狂 犬 病 予 防 注 射 事 業 の 推 進 について 2. 北 獣 大 会 学 会 の 開 催 計 画 について 3. 事 務 局 長 の 退 職 と 今 後 の 事 務 局 体 制 について 4. 有 珠 噴 火 の 備 えた 犬 のマイクロチップ 装 着 促 進 事 業 について 5. 名 簿 狂 注 管 理 システムの 運 用 について 6. その 他 監 査 平 成 25 年 度 決 算 監 査 平 成 26 年 5 月 14 日 ( 水 ) 北 海 道 獣 医 師 会 館 会 議 室 平 成 26 年 度 中 間 監 査 平 成 26 年 11 月 12 日 ( 水 ) 三 役 会 議 第 1 回 平 成 26 年 5 月 13 日 ( 火 ) 北 海 道 獣 医 師 会 館 会 議 室 第 2 回 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 ) 第 3 回 平 成 26 年 12 月 9 日 ( 火 ) 第 4 回 平 成 27 年 3 月 4 日 ( 水 ) 5) 三 役 協 議 第 1 回 平 成 26 年 11 月 20 日 ( 金 ) 第 2 回 平 成 27 年 2 月 5 日 ( 月 ) 第 3 回 平 成 27 年 2 月 10 日 ( 月 ) 6) 事 務 局 長 会 議 等 事 務 担 当 者 会 議 平 成 26 年 8 月 7 日 ( 木 ) 北 海 道 獣 医 師 会 館 役 員 事 務 局 長 合 同 会 議 平 成 26 年 9 月 10 日 ( 水 ) 事 務 局 長 会 議 平 成 27 年 3 月 11 日 ( 水 ) 7) 各 部 会 委 員 会 等
小 動 物 臨 床 部 会 平 成 26 年 8 月 21 日 ( 木 ) 北 海 道 獣 医 師 会 館 第 1 回 産 業 動 物 臨 床 部 会 平 成 26 年 7 月 4 日 ( 水 ) 第 2 回 産 業 動 物 臨 床 部 会 平 成 27 年 3 月 26 日 ( 木 ) 野 生 動 物 部 会 平 成 26 年 10 月 6 日 ( 月 ) 行 政 部 会 平 成 26 年 4 月 24 日 ( 木 ) 国 際 交 流 部 会 平 成 26 年 8 月 12 日 ( 火 ) 北 獣 会 誌 編 集 委 員 会 平 成 26 年 5 月 28 日 ( 水 ) 飼 養 動 物 ( 小 動 物 ) 獣 医 事 対 策 委 員 会 平 成 26 年 11 月 5 日 ( 水 ) 第 2 回 北 獣 会 館 建 設 計 画 検 討 特 別 委 員 会 平 成 26 年 10 月 15 日 ( 水 ) 8) 学 会 関 係 地 区 学 会 幹 事 会 議 平 成 26 年 7 月 3 日 ( 木 ) 北 海 道 獣 医 師 会 館 7. 公 益 社 団 法 人 移 行 後 の 組 織 運 営 事 業 変 更 認 定 申 請 について 犬 の 登 録 および 鑑 札 交 付 に 係 る 事 業 は 狂 注 済 票 交 付 に 係 る 道 ( 市 町 村 会 委 任 )と の 委 任 契 約 には 含 まれておらず また 地 区 によりその 対 応 が 異 なることから 公 益 認 定 申 請 に 際 しては このことを 本 会 の 事 業 としないこととしていた 公 益 法 人 移 行 後 道 との 済 票 交 付 委 託 契 約 に 参 加 していない 政 令 市 中 核 市 等 6 市 との 済 票 交 付 委 託 契 約 時 に 登 録 鑑 札 交 付 も 併 せて 契 約 したいとの 申 し 出 を 受 け 犬 の 登 録 と 鑑 札 交 付 もあわせて 契 約 することとなり 実 施 の 市 は 限 られるが 犬 の 登 録 鑑 札 交 付 も 本 会 事 業 とすることとなった このことにより 本 会 事 業 の 変 更 認 定 申 請 の 必 要 が 生 じ その 他 事 業 の2, 受 託 事 業 への 追 加 として 7 月 15 日 北 海 道 知 事 に 公 益 法 人 の 事 業 等 変 更 認 定 申 請 をおこなっ た これに 際 し 環 境 省 羽 幌 町 等 と 協 力 して 実 施 している 天 売 島 海 鳥 等 保 護 対 策 事 業 もあわせて 追 加 事 業 として 申 請 を 行 った なお この 申 請 に 際 し 平 成 26 年 度 事 業 計 画 においてこの 事 業 実 施 について 明 記 さ れていることが 必 要 なことから 第 3 回 理 事 会 ( 書 面 議 決 )において 事 業 計 画 の 修 正 を 行 った 10 月 7 日 事 業 の 変 更 が 認 定 された 公 益 法 人 認 定 法 に 基 づく 立 ち 入 り 検 査 について 平 成 27 年 1 月 20 日 ( 火 ) 移 行 後 最 初 の 公 益 認 定 法 に 基 づく 北 海 道 の 立 ち 入 り 検 査 が 実 施 された 1 役 員 の 選 任 に 際 しては 役 員 就 任 者 から 欠 格 事 由 が 無 いことを 書 面 で 確 認 をとること 2 会 員 の 入 会 に 際 しては 会 長 承 認 の 確 認 を 記 録 に 残 すこと の2 点 が 検 査 時 に 口 頭 で 伝 えられたが 文 書 等 による 指 摘 事 項 等 は 無 く 無 事 終 了 した 次 回 の 検 査 は 2 年 後 の 予 定 8. 各 種 規 程 要 領 等 の 制 定 および 改 定 について 第 2 回 代 議 員 会 において 北 獣 役 員 報 酬 等 に 関 する 規 程 の 制 定 北 獣 福 利 厚 生 規 程 の 改 定
第 5 回 理 事 会 において 北 獣 経 理 処 理 規 程 の 改 定 北 獣 旅 費 規 程 の 改 定 北 獣 部 会 規 程 の 改 定 北 獣 狂 犬 病 予 防 注 射 実 施 取 扱 要 領 の 改 定 北 獣 職 員 給 与 規 程 別 表 の 改 定 9. 弁 護 士 との 顧 問 契 約 について 平 成 25 年 4 月 から 札 幌 市 内 で 法 律 事 務 所 を 開 設 している 越 前 屋 民 雄 弁 護 士 と 顧 問 契 約 を 締 結 し 会 員 の 法 律 的 な 課 題 について 対 応 してきたところであるが 平 成 27 年 3 月 不 祥 事 により 札 幌 弁 護 士 会 から 業 務 停 止 5か 月 の 懲 戒 処 分 を 受 けたので 顧 問 契 約 を 解 除 することとした 10. 広 報 活 動 情 報 化 社 会 に 対 応 し 本 会 ホームページ 等 による 広 報 活 動 の 充 実 強 化 が 求 められ ていた 平 成 26 年 度 ホームページの 全 面 的 なリニューアルを 図 り 会 員 への 情 報 伝 達 の 充 実 を 図 るとともに 一 般 市 民 を 対 象 とした 本 会 の 活 動 紹 介 動 物 病 院 の 紹 介 等 の 充 実 強 化 を 図 った Ⅱ 事 業 報 告 公 益 目 的 事 業 1: 獣 医 学 術 の 振 興 普 及 並 びに 人 材 の 育 成 を 図 る 事 業 1. 獣 医 学 術 北 海 道 地 区 学 会 北 海 道 獣 医 師 大 会 の 開 催 獣 医 学 術 北 海 道 地 区 学 会 の 開 催 1 平 成 26 年 度 獣 医 学 術 北 海 道 地 区 学 会 は 9 月 11 12 日 北 海 道 大 学 学 術 交 流 会 館 百 年 記 念 館 において 開 催 された 会 員 および 会 員 外 649 名 来 賓 関 係 機 関 など 97 名 合 計 746 名 の 参 加 を 得 石 狩 支 部 等 道 央 3 支 部 学 会 幹 事 を 中 心 とした 会 員 の 協 力 に より 整 斉 と 運 営 された 2 今 年 後 の 本 学 会 は 9 月 9 日 ~12 日 同 じく 北 海 道 大 学 で 開 催 された 第 157 回 日 本 獣 医 学 会 学 術 集 会 との 連 携 開 催 とし 一 方 で 参 加 登 録 することで 両 方 の 学 会 が 参 加 が 可 能 となり 多 くの 本 会 会 員 も 獣 医 学 会 に 参 加 されていた 11 日 午 後 日 本 獣 医 学 会 との 共 同 開 催 により 三 学 会 共 通 として 参 加 型 臨 床 実 習 に ついて と 小 動 物 関 連 として 小 動 物 腫 瘍 の 治 療 について とのテーマによる2つ のシンポジウムを 開 催 した 日 本 獣 医 学 会 学 術 集 会 へ 参 加 された 道 外 の 諸 先 生 方 も 大 勢 参 加 された 3 一 般 の 発 表 演 題 は 産 業 動 物 獣 医 学 会 93 題 小 動 物 獣 医 学 会 46 題 獣 医 公 衆 衛 生 学 会 17 題 合 計 156 題 となり 充 実 した 学 会 となった 4 両 日 の 昼 休 みには 協 賛 会 社 の 協 力 のもと6 会 場 でランチョンセミナーを 多 彩 な 内 容 により 実 施 した 5 今 年 度 の 各 地 区 学 会 長 賞 北 獣 会 長 賞 奨 励 賞 については 学 会 終 了 後 に 開 催 され た 審 査 会 において 慎 重 に 審 議 され 次 のとおり 選 定 された
平 成 26 年 度 北 海 道 地 区 学 会 優 秀 発 表 演 題 と 発 表 者 日 本 産 業 動 物 獣 医 学 会 ( 北 海 道 ) 北 海 道 地 区 学 会 長 賞 十 勝 における 過 去 15 年 間 のヨーネ 病 防 疫 対 策 の 検 証 と 今 後 の 展 望 について 藤 吉 聡 菅 野 宏 宮 根 和 弘 八 木 梓 榊 原 伸 一 相 内 花 子 磯 田 典 和 ( 1 ) 十 勝 家 保 2 ) 北 大 ) 黒 毛 和 種 のプログラム 授 精 における CIDR 抜 去 時 の 主 席 卵 胞 サイズが 受 胎 率 に 及 ぼ す 影 響 とそれを 考 慮 した 受 胎 率 向 上 新 プログラムの 考 案 上 野 大 作 (NOSAI 日 高 ) 競 走 馬 の 細 菌 性 角 膜 炎 に 対 するファージセラピーの 検 討 岩 野 英 知 冷 清 水 雄 太 郎 古 澤 貴 章 樋 口 豪 紀 永 幡 肇 萩 原 克 郎 丹 羽 秀 和 片 山 芳 也 木 下 優 太 横 田 博 ( 1 ) 酪 農 大 生 体 機 能 2 ) 酪 農 大 衛 生 環 境 JRA 総 研 酪 農 大 感 染 病 理 ) 田 村 豊 サラブレッド 種 の 不 妊 症 例 に 対 する 選 択 的 卵 管 通 水 法 による 治 療 的 な 試 み 井 上 裕 士 関 口 美 那 北 海 道 獣 医 師 会 長 賞 (イノウエ ホース クリニック) 腸 炎 診 療 への 手 がかりとしての 糞 便 ダイレクトスメア 広 沢 悠 子 (NOSAI 日 高 ) 馬 の 慢 性 蹄 葉 炎 に 対 する 深 指 屈 腱 切 断 術 奨 励 賞 樋 口 徹 井 上 哲 佐 藤 正 人 後 藤 忠 広 七 尾 祐 樹 子 牛 中 耳 炎 270 例 の 臨 床 および 疫 学 的 解 析 (NOSAI 日 高 家 畜 診 療 センター) 小 堤 晃 博 川 本 哲 樋 口 豪 紀 藤 田 浩 輝 谷 美 穂 武 井 美 都 子 木 村 和 也 5) 甲 斐 貴 憲 6) 山 川 翔 平 6) 更 科 拓 人 7) 小 岩 政 照 ( 1 ) 酪 農 大 生 産 動 物 医 療 酪 農 大 衛 生 環 境 NOSAI オホーツク 宗 谷 地 区 NOSAI 5) 根 室 地 区 NOSAI 6) 道 南 NOSAI 7) 十 勝 NOSAI) 牛 白 血 病 ウイルス 遺 伝 子 検 出 法 の 簡 易 化 の 検 討 川 原 雄 太 田 島 誉 士 ( 酪 農 大 生 産 動 物 医 療 ) 日 本 小 動 物 獣 医 学 会 ( 北 海 道 ) 北 海 道 地 区 学 会 長 賞 家 族 性 発 症 を 認 めた 犬 の 肥 満 細 胞 腫 症 例 における 遺 伝 学 的 検 討 富 張 瑞 樹 石 川 雄 大 宮 本 佳 奈 谷 川 千 里 三 好 雅 史 宮 原 和 郎 大 石 明 広 ( 帯 畜 大 動 物 医 療 センター) 多 分 割 照 射 法 による 根 治 的 放 射 線 治 療 に 関 する 有 害 事 象 発 生 率 と 有 効 性 の 回 顧 的 調 査 武 内 亮 細 谷 謙 次 星 野 有 希 高 木 哲 奥 村 正 裕
( 北 大 動 物 病 院 北 大 獣 医 外 科 ) 肝 静 脈 造 影 超 音 波 検 査 による 肝 疾 患 罹 患 犬 の 肝 内 血 行 動 態 の 評 価 森 下 啓 太 郎 大 田 寛 平 本 彰 滝 口 満 喜 リン スー イー 大 菅 辰 幸 ( 北 大 動 物 病 院 北 大 獣 医 内 科 ) 犬 移 行 上 皮 癌 における 診 断 補 助 としての 免 疫 組 織 学 染 色 の 有 用 性 藤 崎 雄 介 打 出 毅 北 海 道 獣 医 師 会 長 賞 中 村 健 介 熊 澤 りえ 華 園 究 河 村 芳 朗 玉 本 隆 司 福 本 真 也 廉 澤 剛 ( 酪 農 大 動 物 病 院 酪 農 大 伴 侶 動 物 医 療 酪 農 大 感 染 病 理 ) 肺 高 血 圧 症 の 犬 に 対 する Dual pulsed-wave Doppler 法 を 用 いた 右 室 Tei-index 測 定 の 有 用 性 森 田 智 也 中 村 健 介 大 菅 辰 幸 森 下 啓 太 郎 大 田 寛 滝 口 満 喜 ( 北 大 獣 医 内 科 北 大 動 物 病 院 ) 活 性 型 ビタミン D 3 外 用 薬 の 慢 性 摂 取 により 高 カルシウム 血 症 が 認 められた 犬 の 2 例 奨 励 賞 下 出 亜 里 咲 該 当 なし 中 村 健 介 森 下 啓 太 郎 ( 北 大 動 物 病 院 北 大 獣 医 内 科 ) 大 田 寛 滝 口 満 喜 日 本 獣 医 公 衆 衛 生 学 会 ( 北 海 道 ) 北 海 道 地 区 学 会 長 賞 Multiplex real time PCR を 用 いた 敗 血 症 等 診 断 における 迅 速 検 査 法 の 検 討 松 本 斉 子 通 山 佳 之 池 田 徹 也 ( 帯 広 食 肉 衛 検 道 衛 研 ) 飼 育 展 示 下 クジャクハトに 発 生 したハトトリコモナス 症 への 対 応 冨 川 創 平 入 交 利 都 杉 本 美 紀 岩 澤 裕 介 堀 内 雅 之 古 林 与 志 安 柚 原 和 敏 ( おびひろ 動 物 園 帯 畜 大 基 礎 獣 医 ) 北 海 道 獣 医 師 会 長 賞 北 海 道 の 敗 血 症 豚 由 来 Streptococcus suis に 関 する 分 子 疫 学 調 査 奨 励 賞 大 野 祐 太 大 久 保 寅 彦 池 田 徹 也 清 水 俊 一 横 山 光 恵 古 﨑 洋 司 ( 早 来 食 肉 衛 検 酪 農 大 感 染 病 理 道 衛 研 ) 十 勝 地 域 のアライグマにおける A 群 ロタウイルス 感 染 山 口 英 美 藤 井 啓 小 林 恒 平 今 井 邦 俊 門 平 睦 代 ( 岩 手 大 学 院 連 合 農 学 OAT アグリテクノ 千 葉 科 学 大 帯 畜 大 新 興 再 興 感 染 症 ) 第 65 回 北 海 道 獣 医 師 大 会 の 開 催 1 第 65 回 北 海 道 獣 医 師 大 会 は 9 月 11 日 ( 木 ) 京 王 プラザホテル 札 幌 を 会 場 に 高 橋 はるみ 北 海 道 知 事 藏 内 勇 夫 日 獣 会 長 ほか 多 数 の 来 賓 を 迎 え 盛 会 裡 に 開 催 された 2 大 会 では 本 部 提 案 として 獣 医 学 教 育 の 改 善 充 実 について および 行 政 部 会 提 案
として 公 務 員 獣 医 師 の 処 遇 改 善 について の2 提 案 を 満 場 一 致 で 決 議 した 3 公 務 員 獣 医 師 の 処 遇 改 善 については 道 議 会 自 民 党 獣 医 政 策 振 興 議 連 の 道 議 会 議 員 のご 協 力 を 得 て 今 年 度 より 医 療 職 2 表 に8 級 が 新 設 され 処 遇 改 善 に 一 定 の 進 展 が 得 られた 4 大 会 に 引 き 続 き 前 年 度 三 学 会 優 秀 発 表 表 彰 北 獣 誌 投 稿 優 秀 論 文 表 彰 狂 犬 病 予 防 事 業 顕 彰 および 学 位 ( 博 士 号 ) 取 得 者 顕 彰 を 行 った 狂 犬 病 予 防 事 業 顕 彰 者 および 学 位 取 得 顕 彰 者 は 以 下 のとおり 狂 犬 病 予 防 事 業 顕 彰 者 佐 藤 博 則 (オホーツク 支 部 ) 吉 田 治 男 (オホーツク 支 部 ) 橋 場 徹 ( 留 萌 支 部 ) 学 位 ( 博 士 ) 取 得 顕 彰 者 久 保 田 学 ( 釧 路 地 区 NOSAI) 論 文 タイトル: 地 域 に 根 ざした 総 合 的 乳 牛 管 理 技 術 の 確 立 榎 谷 雅 文 ( 北 海 道 デーリィマネージメントサービス) 論 文 タイトル: 酪 農 家 における ATP 迅 速 検 査 法 の 応 用 による 搾 乳 衛 生 管 理 の 向 上 に 関 する 研 究 福 田 茂 夫 ( 道 総 研 畜 産 試 験 場 ) 論 文 タイトル: 牛 海 綿 状 脳 症 実 験 感 染 牛 における 神 経 病 理 発 生 と 異 常 型 プリオンタ ンパク 質 の 神 経 解 剖 学 的 分 布 に 関 する 研 究 生 野 聡 子 ( 旭 川 市 食 肉 衛 生 検 査 所 ) 論 文 タイトル:ジエチルスチルベストロール 投 与 ラットにおける 副 腎 ステロイド 合 成 抑 制 機 序 の 解 明 第 30 回 世 界 牛 病 学 会 2018 の 招 致 について 第 30 回 世 界 牛 病 学 会 2018 を 北 海 道 に 招 致 すべく 日 本 産 業 動 物 獣 医 学 会 日 本 獣 医 師 会 等 とともに 招 致 委 員 会 に 参 加 し 招 致 を 目 指 し 活 動 した 平 成 26 年 7 月 に オーストラリアのケアンズで 開 催 された 第 28 回 世 界 牛 病 学 会 時 の 理 事 会 において 第 30 回 世 界 牛 病 学 会 2018 の 開 催 地 として4つの 立 候 補 都 市 のな かから 札 幌 市 が 選 ばれた 今 後 世 界 牛 病 学 会 アジア 地 区 代 表 理 事 日 本 産 業 動 物 獣 医 学 会 を 中 心 に 組 織 委 員 会 が 立 ち 上 げられるが 本 会 としてもこれに 参 画 し 学 会 の 成 功 に 向 け 協 力 していく 世 界 牛 病 学 会 は 牛 の 獣 医 学 に 関 する 国 際 学 会 として 1960 年 に 設 立 され 現 在 世 界 の 50 カ 国 が 加 盟 している 学 会 は 2 年 に 一 度 世 界 各 地 で 開 催 され 毎 回 60-70 カ 国 から 2000-3000 名 の 獣 医 師 が 参 加 しており 世 界 および 開 催 国 の 牛 獣 医 療 の 進 歩 に 貢 献 している 開 催 会 場 : 札 幌 コンベンションセンター 開 催 日 時 :2018 年 8 月 26 日 ( 日 )~30 日 ( 火 ) 参 加 者 数 ( 想 定 ):1,600 名 主 催 : 日 本 産 業 動 物 獣 医 学 会 事 業 主 体 : 第 30 回 世 界 牛 病 学 会 組 織 委 員 会
2. 北 海 道 獣 医 師 会 雑 誌 の 発 行 について 獣 医 学 術 の 振 興 普 及 および 諸 行 事 の 案 内 活 動 報 告 等 の 情 報 提 供 の 媒 体 として 北 海 道 獣 医 師 会 雑 誌 を 毎 月 定 期 に 発 刊 した( 第 58 巻 第 4 号 ~12 号 および 第 59 巻 第 1 号 ~ 第 3 号 ) また 会 誌 編 集 委 員 会 において 前 年 度 本 会 誌 に 掲 載 した 学 術 論 文 から 優 秀 なものとして 次 の3 編 を 選 定 し 第 65 回 獣 医 師 大 会 において 顕 彰 した 平 成 25 年 度 北 海 道 獣 医 師 会 雑 誌 優 秀 論 文 表 彰 産 業 動 物 獣 医 学 部 門 若 馬 における 咽 喉 頭 部 内 視 鏡 検 査 所 見 について 佐 藤 文 夫 (JRA 日 高 育 成 牧 場 ) 継 続 的 モニタリング 検 査 による 牛 マイコプラズマ 乳 房 炎 の 防 除 中 川 亮 佐 川 隼 人 佐 々 木 信 明 草 場 信 之 日 浅 淳 高 橋 太 二 山 﨑 智 之 深 町 綾 飯 塚 優 介 菅 野 篤 夫 小 川 宗 平 ( NOSAI オホーツク 紋 別 診 療 所 北 海 道 NOSAI 西 森 一 浩 今 亨 NOSAI オホーツク 女 満 別 診 療 所 NOSAI オホーツク 湧 別 診 療 所 ) 小 動 物 獣 医 学 部 門 ミニチュアシュナウザーにみられた Leptospira autumnalis 感 染 の1 症 例 中 島 永 昭 (アニマルケアセンター) 3. 国 際 交 流 について 本 会 は 相 互 の 獣 医 学 術 の 向 上 と 交 流 を 深 め 互 いに 発 展 することを 目 的 として 韓 国 の 慶 尚 北 道 獣 医 師 会 と 姉 妹 提 携 を 結 んでいる 昭 和 54 年 当 時 の 山 下 会 長 酒 井 副 会 長 が 訪 韓 以 降 これまで 数 年 間 隔 でそれぞれ6 回 訪 問 しあって 交 流 してきた 25 年 に 本 会 が 韓 国 慶 尚 北 道 を 訪 問 しており 今 度 は 本 会 が 招 聘 する 順 番 になっているが 韓 国 において 口 蹄 疫 等 の 伝 染 病 の 発 生 が 継 続 してい ることから 26 年 度 の 招 聘 は 見 送 った 4. 技 術 向 上 に 係 る 講 習 会 研 修 会 の 開 催 について 本 部 主 催 として 小 動 物 講 習 会 獣 医 公 衆 衛 生 講 習 会 管 理 獣 医 師 講 習 会 および 野 生 鳥 獣 救 護 技 術 講 習 会 を 開 催 するとともに 支 部 主 催 により 産 業 動 物 小 動 物 ブロック 講 習 会 新 技 術 講 習 会 を 実 施 した また 地 区 獣 医 師 会 や 関 係 団 体 の 主 催 する 研 修 会 講 習 会 等 に 後 援 協 賛 し 支 援 した 開 催 状 況 は 添 付 諸 表 資 料 4 のとおり 公 益 目 的 事 業 2: 人 と 動 物 が 共 生 する 豊 かで 健 全 な 社 会 の 発 展 に 貢 献 する 事 業 1. 狂 犬 病 予 防 注 射 事 業 の 推 進 について 狂 犬 病 予 防 注 射 事 業 を 本 会 の 公 益 目 的 事 業 としたことで 本 会 が 事 業 主 体 であるこ とを 明 確 にする 必 要 があり 昨 年 度 より 飼 養 者 から 徴 収 する 注 射 料 金 はすべてを 一 度
本 会 収 入 としたうえで 実 施 した 会 員 へは 技 術 料 ( 一 部 資 材 費 等 を 含 む)を 支 払 うこ ととし また ワクチンは 本 会 が 供 給 することとするなど その 事 業 運 営 経 理 方 法 を 大 きく 変 更 した 各 支 部 実 施 班 の 協 力 で 実 施 したが 狂 犬 病 予 防 注 射 頭 数 は 190,510 頭 ( 前 年 比 2,200 頭 減 )で ここ 数 年 減 少 傾 向 が 続 いている 支 部 別 注 射 頭 数 は 添 付 諸 表 資 料 2 のとおり 狂 犬 病 侵 入 防 止 および 狂 犬 病 予 防 注 射 推 進 について 北 海 道 および 市 町 村 担 当 部 局 と 協 力 し 啓 発 活 動 の 推 進 が 必 要 である 平 成 26 年 度 から 消 費 税 の 見 直 しにあわせ 狂 犬 病 予 防 注 射 料 金 を 消 費 税 のアップ 分 値 上 げし(10 円 未 満 端 数 切 り 捨 て) 2,560 円 とした またこれにあわせ 委 任 獣 医 師 の 技 術 料 も 同 様 値 上 げ(1,980 円 2,036 円 )した 当 初 本 会 事 業 外 としてきた 犬 以 外 の 動 物 海 外 渡 航 に 同 伴 する 複 数 回 の 注 射 につ いても 本 会 事 業 の 対 象 とした また バイアル 開 封 後 の 日 数 経 過 等 により 廃 棄 を 余 儀 なくされたワクチンの 経 費 についても 今 年 度 から 委 任 獣 医 師 の 負 担 とし 1ドー ス 420 円 を 徴 収 することとした 5) 狂 犬 病 予 防 注 射 業 務 に 永 年 にわたり 尽 力 された3 名 の 会 員 に 対 し 北 海 道 獣 医 師 会 長 表 彰 を 行 い その 功 績 を 称 えた 6) 狂 犬 病 予 防 事 業 に 係 る 事 故 について ワクチンによる 副 反 応 事 故 についても 北 獣 狂 犬 病 予 防 注 射 事 故 対 策 要 領 に 沿 い 補 償 することとしている 平 成 26 年 度 には 犬 の 事 故 は 死 亡 1 頭 回 復 21 件 の 報 告 があった 犬 の 事 故 は 多 くはアナフィラキシー 反 応 だ が 犬 の 飼 養 者 個 々にチラシ 等 で 注 意 喚 起 するなど きめ 細 かい 対 応 がなされ それ ぞれ 支 部 実 施 班 で 適 切 に 対 応 された 2. 動 物 愛 護 の 推 進 について 北 海 道 から 委 託 を 受 け 実 施 している 野 生 傷 病 鳥 獣 保 護 業 務 について 会 員 動 物 病 院 などの 協 力 を 得 て 82 病 院 386 頭 羽 ( 前 年 比 35 頭 羽 減 )の 傷 病 鳥 獣 の 診 療 救 護 費 用 を 補 填 した また 野 生 動 物 部 会 の 先 生 方 の 協 力 を 得 て これら 野 性 傷 病 鳥 獣 の 診 療 技 術 向 上 の ため 技 術 講 習 会 を 札 幌 ( 円 山 動 物 園 )と 釧 路 ( 釧 路 湿 原 野 生 生 物 保 護 センター)にお いて 開 催 した 同 じく 北 海 道 から 委 託 を 受 け 実 施 している 所 有 者 の 判 明 しない 犬 猫 などの 診 療 保 護 委 託 業 務 では 52 病 院 327 頭 ( 前 年 比 13 頭 増 )の 保 護 診 療 費 用 の 一 部 を 補 填 した 札 幌 市 ( 札 小 獣 が 受 託 ) 旭 川 市 函 館 市 においても それぞれ 市 からの 受 託 により 同 事 業 を 実 施 し それぞれ 14 病 院 38 頭 3 病 院 12 頭 1 病 院 1 頭 の 保 護 治 療 を 行 っ た 札 幌 市 内 デパートにて 開 催 された 小 学 生 を 対 象 にした 仕 事 体 験 イベントの 夏 休 み!こども 体 験 アカデミー に 出 展 し 子 供 たちの 動 物 愛 護 や 獣 医 師 の 仕 事 に 対 する 理 解 を 深 めた また 円 山 動 物 園 と 共 催 で 同 園 において 天 売 島 における ネコの 海 鳥 への 影 響 とその 対 策 について をテーマとした 一 般 市 民 向 けの 公 開 講 演 会 を 開 催 した
収 益 事 業 1: 不 動 産 賃 貸 事 業 1. 所 有 地 の 貸 し 付 け 本 会 が 発 寒 に 所 有 する 土 地 (670m 2 )を 月 極 駐 車 場 用 地 として( 株 )コラボに 貸 付 け した 2. 所 有 建 物 の 貸 し 付 け 北 獣 会 館 の 事 務 室 スペースは 家 畜 畜 産 衛 生 指 導 協 会 さっぽろ 獣 医 師 会 札 幌 小 動 物 獣 医 師 会 日 本 馬 事 協 会 北 海 道 事 務 所 に 貸 付 けするとともに 会 議 室 は 各 種 会 議 研 修 会 等 に 貸 付 けを 行 った 本 会 館 は 築 後 35 年 を 経 過 し 老 朽 化 が 進 んでいることから 理 事 会 に 北 獣 会 館 建 設 計 画 検 討 特 別 委 員 会 を 設 置 し 今 後 の 本 部 事 務 所 のあり 方 会 館 建 設 の 計 画 と 資 金 調 達 等 について 協 議 を 進 めている 収 益 事 業 2: 共 同 購 入 事 業 会 員 が 業 務 上 必 要 とする 各 種 様 式 印 刷 物 や 診 断 薬 を 一 括 購 入 し 領 付 した その 他 事 業 1: 福 利 厚 生 事 業 福 利 厚 生 規 程 にもとづき 病 気 見 舞 金 弔 慰 金 および 生 花 をそれぞれ 添 付 諸 表 資 料 5 のとおり 贈 呈 した その 他 事 業 2: 受 託 事 業 1. 狂 犬 病 予 防 注 射 済 票 交 付 事 業 道 内 173 市 町 村 市 から 委 託 を 受 け 狂 犬 病 予 防 注 射 に 従 事 する 会 員 が 市 町 村 に 代 わり 狂 犬 病 予 防 注 射 を 受 けた 犬 の 飼 養 者 に 対 し 狂 犬 病 予 防 注 射 済 票 の 交 付 を 行 った 2. 犬 の 登 録 及 び 鑑 札 交 付 事 業 道 内 6 市 から 委 託 を 受 け 狂 犬 病 予 防 注 射 に 従 事 する 会 員 が 狂 犬 病 予 防 注 射 時 に 市 町 村 に 代 わり 犬 飼 養 者 の 便 宜 のため 犬 の 登 録 受 付 及 び 鑑 札 の 交 付 を 行 った 3. 国 際 交 流 事 業 北 海 道 大 学 NOSAI などの 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 18 年 間 に 渡 り 実 施 してきた 開 発 途 上 国 獣 医 師 を 対 象 とした 産 業 動 物 の 獣 医 技 術 研 修 (( 独 ) 国 際 協 力 機 構 (JICA) の 委 託 )が 25 年 度 を 持 って 終 了 したことから 再 度 研 修 事 業 の 受 託 を 目 指 し 新 た な 研 修 の 立 ち 上 げについて 国 際 交 流 部 会 で 検 討 を 進 めた 4. 動 物 愛 護 週 間 における 啓 発 活 動 札 幌 小 動 物 獣 医 師 会 主 催 による 動 物 愛 護 フェスティバル2014 in SAPPORO 江 別 市 小 動 物 開 業 獣 医 師 会 が 主 催 する 2014 動 物 愛 護 フェスティバルinえべつ 北 獣 胆 振 支 部 が 主 催 する 胆 振 動 物 愛 護 フェスティバル 等 の 行 事 に 協 賛 し 動 物 愛 護 思
想 の 普 及 啓 発 に 努 めた 5. 海 鳥 等 保 護 対 策 事 業 天 売 島 において 野 良 ネコが 増 加 し この 影 響 で 稀 少 な 海 鳥 が 激 減 している この 海 鳥 保 護 のため 羽 幌 町 等 からの 委 託 を 受 け 不 妊 去 勢 手 術 馴 化 譲 渡 等 で 野 良 ネコ を 減 少 させる 事 業 を 実 施 した 平 成 26 年 度 は 海 鳥 繁 殖 地 周 辺 における 野 良 ネコ30 匹 を 捕 獲 し 会 員 協 力 動 物 病 院 にて 不 妊 去 勢 健 康 検 査 を 実 施 し 馴 化 の 後 一 般 市 民 への 譲 渡 を 進 めた また 馴 化 譲 渡 を 一 気 に 進 められないことから 新 たな 繁 殖 増 頭 を 抑 えるため 市 街 地 周 辺 の 野 良 ネコ75 匹 に 対 し 不 妊 去 勢 手 術 マイクロチップ 装 着 を 実 施 した これには 会 員 の 動 物 病 院 に 加 え 酪 農 学 園 大 学 の 協 力 を 得 て 実 施 し た