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Transcription:

利用の手引き

も く じ 利 用 にあたって 2 名 古 屋 港 内 周 辺 施 設 の 問 合 せ 先 ( 本 紙 表 紙 ) 3 ガ ー デ ン ふ 頭 の 様 子 ( 本 紙 1 ペ ー ジ ) 6 金 城 ふ 頭 の 様 子 ( 本 紙 2 ページ) 9 名 古 屋 港 の あ ゆ み ( 本 紙 3 ページ) 11 奥 田 助 七 郎 の か つ や く ( 本 紙 4 ペ ー ジ ) 14 外 国 か ら 名 古 屋 港 へ 運 ば れ て く る も の 名 古 屋 港 か ら 外 国 へ 運 ば れ て い く も の ( 本 紙 5~ 6 ペ ー ジ ) 16 1

利 用 にあたって 冊 子 わたしたちの 名 古 屋 港 は 児 童 とともに 先 生 方 にも 名 古 屋 港 への 興 味 や 理 解 を 深 めてほしいとの 願 いをもって 編 集 した この 本 では 港 の 案 内 役 として 名 古 屋 港 のお 知 らせ 隊 長 ポータン と ミータン を 登 場 させた 児 童 に 親 しみやすいこのキャラクターのコメントを 通 して わかりやすく 港 の 知 識 を 学 べるよう 編 集 している 名 古 屋 港 のお 知 らせ 隊 長 ポータン ミータン 名 古 屋 港 のお 知 らせ 隊 長 として 楽 しく 港 の 重 要 性 をアピール するマスコットキャラクター 開 港 100 周 年 記 念 事 業 の 一 環 として デザイン 名 称 ともに 公 募 により 決 定 した ポータン は 平 成 18 年 名 古 屋 市 ( 港 区 )に 特 別 住 民 登 録 されている 地 域 に 親 しまれる 港 を 目 指 してPR 活 動 を 行 ってい る 〇 社 会 科 学 習 での 資 料 としての 活 用 この 本 は 名 古 屋 南 部 の 開 発 (10 月 )の 単 元 を 学 習 する 際 の 資 料 として 活 用 できるよう にした 名 古 屋 港 の 移 り 変 わり 本 紙 P3 名 古 屋 港 のあゆみから その 発 展 の 様 子 に 気 付 くことができる 名 古 屋 港 の 建 設 と 奥 田 助 七 郎 本 紙 P4 名 古 屋 港 の 開 発 のために 努 力 した 奥 田 助 七 郎 の 考 えや 行 動 を 4 コマ 漫 画 でつかむこ とができる 〇 名 古 屋 港 に 出 かける 社 会 見 学 での 活 用 名 古 屋 港 やその 周 辺 を 学 習 する 際 にも 写 真 や 資 料 を 活 用 することで 児 童 が 行 う 見 学 の 視 点 づくりや 名 古 屋 港 への 興 味 付 けを 図 ることができる 2

本 紙 表 紙 名 古 屋 港 内 及 び 周 辺 施 設 の 問 合 せ 先 1 2 3 4 A B C D ( 図 A-1) 弥 富 野 鳥 園 TEL:0567-68-2338 名 古 屋 港 西 部 伊 勢 湾 沿 岸 の 海 抜 0~4mの 平 坦 地 にあり 本 館 内 にある 展 望 室 の 大 型 双 眼 鏡 で 眺 めると 野 鳥 の 生 態 が 細 かく 観 察 できる ( 図 A-1) 名 古 屋 港 サイクリングロード TEL:090-7674-7074 弥 富 野 鳥 園 の 東 に 往 復 で 全 長 約 18kmのサイクリングロードがある 自 転 車 は 富 浜 緑 地 で 借 りることができる(12/29~1/3 休 業 /AM10:00~PM4:30 最 終 受 付 PM 3:00 ) ( 図 A-3)サンビーチ 日 光 川 TEL:052-302-6200 リゾート 風 大 規 模 レジャープール 施 設 人 工 砂 浜 やウォータースライダーなどで 楽 しめる 3

( 図 A-3) 藤 前 活 動 センター TEL:052-309-7260 藤 前 干 潟 の 自 然 とふれあうことができる 施 設 干 潟 で 暮 らすカニやゴカイ 貝 などの 生 きものに 直 接 ふれあう 体 感 学 習 をすることができる( 体 感 学 習 希 望 者 は 申 し 込 みが 必 要 ) ( 図 A-3) 名 古 屋 市 野 鳥 観 察 館 TEL:052-381-0160 館 内 に 設 置 されている 30 台 の 望 遠 鏡 から 庄 内 川 河 口 に 広 がる 干 潟 に 渡 来 する 数 多 くの 野 鳥 の 生 態 を 観 察 することができる ( 図 A-3) 稲 永 ビジターセンター TEL:052-389-5821 渡 り 鳥 の 生 態 や 藤 前 干 潟 の 環 境 保 全 について 学 ぶことができる 施 設 干 潟 を 見 なが らくつろげるウッドデッキもある ( 図 A-4)ガーデンふ 頭 TEL:052-654-7000(ガーデン 緑 園 総 合 案 内 所 ) ポートビル 南 極 観 測 船 ふじ ポートハウス( 無 料 休 憩 所 ) 世 界 各 国 原 産 の 樹 木 を 植 えた 展 示 林 広 場 駐 車 場 などが 整 備 され 市 民 の 憩 いの 場 となっている ( 図 A-4) 名 古 屋 港 水 族 館 TEL:052-654-7080 多 様 な 環 境 でいきいきと 暮 らす 生 物 たちを 世 界 の 海 をめぐりながら 紹 介 する 遊 ぶ 学 ぶ 体 験 型 水 族 館 である ( 図 A-4) 名 古 屋 港 ポートビル( 名 古 屋 海 洋 博 物 館 ) TEL:052-652-1111 3 階 には 名 古 屋 海 洋 博 物 館 があり 7 階 の 展 望 室 からは 名 古 屋 港 を 一 望 することがで きる ( 図 A-4) 名 古 屋 港 シートレインランド TEL:052-661-1520 子 供 から 大 人 まで 楽 しめるレジャーランド 高 さ 85mの 大 観 覧 車 は 一 周 約 15 分 伊 勢 湾 から 遠 くは 鈴 鹿 山 脈 までの 景 色 を 楽 しめる 他 にも 14 のアトラクションがある ( 図 A-4) 名 古 屋 税 関 税 関 広 報 展 示 室 TEL:052-654-4008 珍 しい 輸 入 品 ワシントン 条 約 で 国 際 取 引 が 規 制 されている 物 品 偽 ブランド 商 品 密 輸 の 手 口 など 約 320 点 あまりを 展 示 している ( 図 A-4) 港 北 公 園 TEL:052-661-1581( 名 古 屋 市 港 土 木 事 務 所 ) 港 区 役 所 防 災 センターに 隣 接 して 東 西 に 細 長 く 伸 びている 公 園 である 公 園 内 には 新 田 開 発 の 功 労 者 津 金 文 左 衛 門 の 頌 徳 碑 がある 4

( 図 B-3)ブルーボネット TEL:052-613-1187 季 節 ごとに 野 性 的 な 雰 囲 気 をもつ 美 しい 花 々が 咲 き 乱 れる また 22 の 個 性 ある 庭 園 を 楽 しむことができる ( 図 B-3) 名 港 トリトン 名 古 屋 港 を 横 断 する 名 港 トリトン( 名 港 東 大 橋 名 港 中 央 大 橋 名 港 西 大 橋 )は 世 界 トップクラスの 規 模 を 誇 る 3 つの 斜 張 橋 である ( 図 B-3)リニア 鉄 道 館 TEL:050-3772-3910 新 幹 線 在 来 線 から 次 世 代 の 超 電 導 リニアまでの 実 物 車 両 を 展 示 また シミュレー タやジオラマなどで 鉄 道 のしくみや 歴 史 などを 楽 しく 学 ぶことができる ( 図 B-4)ガスエネルギー 館 TEL:052-603-2527 地 球 温 暖 化 とエネルギー について 見 て ふれて 体 験 できる 東 邦 ガスの 展 示 館 ( 予 約 必 要 ) ( 図 C-2) 知 多 火 力 発 電 所 TEL:0562-55-8311 世 界 でも 有 数 な 発 電 能 力 ( 合 計 出 力 :396.6 万 kw)をもつ 発 電 所 主 にLNGを 使 っ て 発 電 しており 排 気 再 燃 式 コンバインドサイクル 方 式 という 全 国 的 にも 珍 しいタイ プのガスタービン 発 電 設 備 が 設 置 されている 発 電 所 見 学 希 望 者 は 知 多 電 力 館 に 連 絡 ( 要 予 約 ) ( 図 C-2) 知 多 電 力 館 TEL:0562-55-8311 知 多 火 力 発 電 所 敷 地 内 にあり 暮 らしに 欠 かすことのできない 電 気 についてさまざ まなパネル 模 型 パソコンなどによって 紹 介 している 展 示 館 である( 連 絡 すれば 知 多 火 力 発 電 所 構 内 見 学 も 可 能 ) ( 図 D-1) 新 舞 子 マリンパーク TEL:0562-56-3980 名 古 屋 港 最 南 端 の 人 工 島 南 5 区 に 整 備 された 公 園 施 設 延 長 約 400m の 人 工 海 浜 ブルー サンビーチ や 魚 釣 り 施 設 ピクニック 広 場 などが 整 備 されている 5

本 紙 1 ページ ガーデンふ 頭 の 様 子 ここではガーデンふ 頭 に 社 会 見 学 等 で 訪 れた 際 に 知 っておくと 便 利 な 各 施 設 を 紹 介 す る 児 童 が 各 施 設 を 探 して 回 る オリエンテーリング などを 企 画 するのも 一 案 である ➊ 名 古 屋 港 水 族 館 名 古 屋 港 水 族 館 は 生 命 の 尊 さや 環 境 の 問 題 などを 理 解 してもらおう との 願 いのもと に 建 設 され 平 成 4 年 (1992 年 )10 月 に 開 館 した 南 極 への 旅 を 展 示 テーマに 日 本 の 海 深 海 ギャラリー 赤 道 の 海 オーストラリアの 水 辺 南 極 の 海 の 生 物 や 環 境 を より 自 然 に 近 い 姿 で 紹 介 している 深 海 の 様 子 をジオラマ 特 殊 映 像 で 再 現 するなど 展 示 方 法 にも 工 夫 が 凝 らされている また 自 然 保 護 や 種 の 保 存 にも 力 を 入 れており 別 棟 の カメ 類 繁 殖 研 究 施 設 で 行 わ れているウミガメのふ 化 育 成 などの 研 究 は 世 界 的 にも 注 目 を 集 めている 水 族 館 は 教 育 的 施 設 としての 役 割 も 重 視 しており 小 学 生 とそのご 家 族 を 対 象 に 水 族 館 スクール 君 もドリトル 先 生 になれるか が 実 施 されている 平 成 13 年 の 秋 には バンドウイルカ ベルーガといった 海 洋 ほ 乳 動 物 の 躍 動 感 を 十 分 に 楽 しみながら 見 ることができる 北 館 が 完 成 した 6

➋ 南 極 観 測 船 ふじ ふじ は 昭 和 40 年 (1965 年 )に 造 られた 我 が 国 初 の 砕 氷 船 である 昭 和 58 年 (1983 年 ) その 役 割 を しらせ に 譲 った 後 昭 和 60 年 (1985 年 )からガーデンふ 頭 に 永 久 係 留 され 南 極 の 博 物 館 として 生 まれ 変 わった 観 測 風 景 のジオラマをはじめ 南 極 観 測 の 歴 史 や 昭 和 基 地 での 暮 らしをビデオやパネルで 紹 介 している ➌ 名 古 屋 港 ポートビル 昭 和 59 年 (1984 年 )に 完 成 した 地 上 63mの 白 い 帆 船 をイメージした 建 物 で ガーデン ふ 頭 のシンボル 的 な 建 物 である ここには 海 洋 博 物 館 や 展 望 室 などがある 展 望 室 は 7 階 にあり 遠 くにはJRセントラルタワーズや 東 山 スカイタワーも 見 え 名 古 屋 の 景 観 を 見 るのに 適 した 場 所 である 3 4 階 にある 海 洋 博 物 館 は 平 成 27 年 (2015 年 )3 月 日 本 一 の 名 古 屋 港 を 分 か りやすく 伝 える 展 示 と 船 やクレーンの 操 縦 ができるシミュレータを 導 入 した 体 験 型 の 博 物 館 にリニューアルした ➍ 噴 水 広 場 展 望 広 場 東 側 にある 名 古 屋 港 の 地 形 を 形 どった 噴 水 池 のある 広 場 夜 には 噴 水 がライ トアップされる ➎ 展 望 台 展 望 広 場 から 灯 台 風 のらせん 階 段 を 登 ると 展 望 デッキになっており 遠 くを 見 渡 すこ とができる ここにはガーデンふ 頭 の 前 身 中 央 ふ 頭 時 代 に 建 っていた 灯 台 の 先 端 が 残 さ れている ➏モアイ 像 展 望 広 場 南 東 緑 地 にある モアイ 像 は 平 成 元 年 (1989 年 )の 世 界 デザイン 博 覧 会 時 に 設 置 された チリのイースター 島 の 歴 史 的 な 文 化 遺 産 として 有 名 なモアイ 像 だが こち らのモアイ 像 は 信 楽 焼 (セラミックス)で 目 がついたもの 高 さ 3m50cm ➐マーメイド 像 展 望 広 場 花 壇 にある リトルマーメイド 高 さ 95cm で アンデルセンゆかりの 地 デン マーク コペンハーゲンの 港 にある 人 魚 姫 の 像 の 1/2 の 大 きさ デンマークで 鋳 造 されたブロンズ 製 こちらもデザイン 博 の 時 に 設 置 された 海 ポートビルを 背 景 とし ガーデンふ 頭 のおすすめのフォトポイント 7

➑ポートブリッジ ポートビルと 水 族 館 とを 結 ぶポートブリッジ デザイン 博 開 催 の 平 成 元 年 (1989 年 )6 月 に 全 長 190m 幅 5m 展 望 スペースもある 橋 として 完 成 空 にかかる 5 つの 水 色 の アーチは 5 大 洋 を 表 現 している ポートビル 側 と 水 族 館 側 にはエレベーターも 設 置 され ている ➒プロペラ(スクリュー)と 雪 上 車 ふじの 広 場 に 南 極 観 測 船 ふじ で 実 際 に 使 われていたプロペラ( 右 舷 側 )といか りが 展 示 してある プロペラの 直 径 は 4m90cm プロペラの 横 に 中 型 雪 上 車 が 展 示 されて いる この 雪 上 車 は 南 極 大 陸 で 約 20 年 間 昭 和 基 地 を 拠 点 に 人 員 物 資 輸 送 や 内 陸 調 査 に 活 躍 した また もう 片 方 のプロペラ( 左 舷 側 )は 展 望 広 場 南 側 に 展 示 してある ふじ は 昭 和 40 年 (1965 年 )から 昭 和 58 年 (1983 年 )まで 航 行 全 航 行 距 離 は 68 万 km ➓からくり 時 計 からくり 広 場 に 大 きな 2 枚 貝 が 口 を 閉 じた 状 態 のからくり 時 計 がある 中 には カメ に 乗 った 浦 島 太 郎 が 入 っており 午 前 10 時 から 午 後 5 時 までの 毎 時 00 分 に 音 響 と 共 に 姿 を 現 す からくり 人 形 師 故 八 代 目 玉 屋 庄 兵 衛 作 ⓫ 水 族 館 南 側 緑 地 海 岸 プロムナード 水 族 館 南 側 緑 地 は 芝 生 の 広 がる 小 高 い 丘 の 広 場 である ここでは コスモスをはじ め 季 節 ごとに 色 々な 花 を 楽 しむことができ 遠 くは 名 港 トリトンや 大 型 船 を 望 むことが できる また 昭 和 30 年 (1955 年 )から 平 成 6 年 (1994 年 )まで 使 用 していた 旧 サイ ロは 今 はモニュメントとして 保 存 され 使 用 していた 当 時 の 中 の 様 子 を 見 ることがで きる 水 族 館 南 側 緑 地 から 中 川 運 河 沿 いに 延 びる 約 600mのプロムナードでは 潮 風 を 感 じ ながら 散 策 ができる 名 古 屋 港 で 行 われる 主 なイベント( 平 成 27 年 実 績 ) 海 の 日 名 古 屋 みなと 祭 (7 月 ) いかだし か ぐ ら 筏 師 一 本 乗 り 大 会 神 楽 ぞろえ 総 おどり 花 火 大 会 フレンドリーポート(11 月 ) キャラクターショー フリーマーケット ルミポートファンタジー(12 月 ) イルミネーション 映 像 ショー(プロジェクションマッピング) 8

本 紙 2 ページ 金 城 ふ 頭 の 様 子 ➌レゴランド( 工 事 中 ) ➊テバオーシャンアリーナ ➋リニア 鉄 道 館 ➊テバオーシャンアリーナ 日 本 で 初 めての 国 際 規 格 のフットサルアリーナとして 平 成 20 年 (2008 年 )に 開 館 メ インアリーナには 約 2,500 席 の 観 客 席 を 設 置 している 日 本 初 のプロフットサルチーム 名 古 屋 オーシャンズ のホームスタジアム 一 般 利 用 も 可 能 で 小 学 生 チームが 参 加 できる 大 会 も 開 催 されている ➋リニア 鉄 道 館 東 海 道 新 幹 線 を 中 心 に 在 来 線 から 超 電 導 リニアまでの 39 両 の 車 両 展 示 を 通 じて 高 速 鉄 道 技 術 の 進 歩 を 紹 介 する 施 設 として 平 成 23 年 (2011 年 )に 開 館 した N700 系 新 幹 線 の 運 転 操 作 を 体 感 できる 新 幹 線 シミュレータ N700 を 始 めとする 各 種 シミュレータや 東 海 道 新 幹 線 沿 線 などの 様 子 を 再 現 した 中 で 鉄 道 模 型 が 走 る 日 本 最 大 級 の 鉄 道 ジオラマなどがあり 子 どもから 大 人 まで 楽 しむことができる ➌レゴランド( 工 事 中 ) 2017 年 春 日 本 初 となる 世 界 中 で 人 気 の 玩 具 LEGO を 使 用 したテーマパーク LEGOLAND Japan(レゴランド ジャパン) が 開 業 する 9

LEGOLAND は 幼 児 から 小 学 生 までの 子 供 とその 家 族 が 楽 しめるテーマパーク で 世 界 中 にある 6 つのLEGOLAND で 人 気 のある 乗 り 物 やアトラクションが 導 入 されるほか 名 古 屋 や 日 本 各 地 の 有 名 な 建 造 物 や 風 景 をLEGO で 再 現 した Min iland が 計 画 に 盛 り 込 まれるなど 地 域 ならではの 特 徴 も 加 味 される 10

本 紙 3 ページ 名 古 屋 港 のあゆみ 名 古 屋 港 は 1907 年 ( 明 治 40 年 )に 開 港 した 110 年 近 い 歴 史 を 持 つ 港 である 近 年 経 済 のグローバル 化 や アジア 地 域 の 急 成 長 を 背 景 に 日 本 の 産 業 や 貿 易 構 造 は 大 きく 変 化 しており 国 際 海 上 輸 送 網 の 一 翼 を 担 う 名 古 屋 港 も 世 界 の 港 と 効 率 的 な 海 運 ネッ トワークを 構 築 するため 様 々な 変 化 が 求 められている 今 後 の 社 会 経 済 情 勢 や 港 湾 を 取 り 巻 く 環 境 などを 見 据 えた いわば 港 の 未 来 予 想 図 を 港 湾 計 画 と 言 い 名 古 屋 港 管 理 組 合 では 平 成 27 年 12 月 に 平 成 30 年 代 後 半 を 目 標 年 次 とした 名 古 屋 港 港 湾 計 画 を 改 訂 した 港 湾 計 画 の 概 要 コンテナ 基 地 名 古 屋 港 には 現 在 3 か 所 にコンテナターミナルがあるが 将 来 のコンテナ 貨 物 の 増 加 や 年 々 進 むコンテナ 船 の 大 型 化 に 対 応 できるよう 今 あるコンテナターミナルの 改 良 や 新 しい 岸 壁 を 整 備 する 飛 島 ふ 頭 ( 飛 島 村 ) 飛 島 ふ 頭 将 来 イメージ 鍋 田 ふ 頭 ( 弥 富 市 ) 鍋 田 ふ 頭 将 来 イメージ 11

完 成 自 動 車 クルーズ 船 フェリー 自 動 車 を 輸 送 する 船 の 大 型 化 への 対 応 や 港 で 完 成 自 動 車 を 保 管 しておくための 用 地 を 拡 充 する また 地 域 の 活 性 化 や 交 流 の 促 進 に 向 け 大 型 クルーズ 船 の 寄 港 に 対 応 できるように 岸 壁 を 整 備 する 金 城 ふ 頭 ( 名 古 屋 市 ) 金 城 ふ 頭 将 来 イメージ 12

ミニ 知 識 わが 国 を 代 表 する 港 名 古 屋 港 名 古 屋 港 総 取 扱 貨 物 量 で 13 年 連 続 日 本 一 ( 平 成 26 年 ) 港 名 総 取 扱 貨 物 量 外 国 貿 易 内 国 貿 易 1 名 古 屋 港 ( 愛 知 県 ) 138,184,336 69,436,951 207,621,287 2 千 葉 港 ( 千 葉 県 ) 100,663,724 62,166,603 162,830,327 3 横 浜 港 ( 神 奈 川 県 ) 73,695,858 43,318,432 117,014,290 4 苫 小 牧 港 ( 北 海 道 ) 17,281,884 89,017,432 106,299,316 5 北 九 州 港 ( 福 岡 県 ) 32,684,542 67,412,965 100,097,507 6 神 戸 港 ( 兵 庫 県 ) 50,293,435 42,093,128 92,386,563 7 水 島 港 ( 岡 山 県 ) 56,399,123 33,508,487 89,907,610 8 東 京 港 ( 東 京 都 ) 48,867,479 38,321,653 87,189,132 9 大 阪 港 ( 大 阪 府 ) 36,683,936 49,791,430 86,475,366 10 川 崎 港 ( 神 奈 川 県 ) 58,245,231 27,568,156 85,813,387 順 位 は 名 古 屋 港 管 理 組 合 調 べ 名 古 屋 港 千 葉 港 横 浜 港 苫 小 牧 港 北 九 州 港 神 戸 港 水 島 港 東 京 港 大 阪 港 川 崎 港 外 国 貿 易 内 国 貿 易 0 50 100 150 200 250 百 万 トン 13

本 紙 4 ページ 奥 田 助 七 郎 のかつやく 名 古 屋 港 の 生 みの 親 奥 田 助 七 郎 明 治 6 年 (1873 年 ) 京 都 に 生 まれる 同 33 年 (1900 年 ) 京 都 帝 国 大 学 を 卒 業 後 土 木 技 師 として 愛 知 県 庁 に 入 る 以 後 40 年 間 にわたり 名 古 屋 港 発 展 のために 尽 くしてきた 明 治 29 年 (1896 年 )に 着 工 された 築 港 工 事 にも 参 加 第 2 期 から 第 5 期 工 事 まで 計 画 の 策 定 などに 関 与 した 著 書 に 名 古 屋 築 港 誌 がある 4 ページのイラストは 平 成 8 年 度 制 作 の 社 会 教 育 用 ビデオ みなとからの 贈 り 物 からの 抜 粋 である ( ビデオは 制 作 時 に 名 古 屋 市 東 海 市 知 多 市 弥 富 町 ( 当 時 ) 飛 島 村 の 全 小 学 校 及 び 図 書 館 などに 配 布 されている ) ろせつた 丸 入 港 (イラスト 補 足 ) 1 当 時 の 熱 田 湾 は 水 深 1mあるかないかの 浅 い 海 そのうえ 葦 が 生 い 茂 り 沼 地 の ようであった そのため 大 きな 船 が 入 ることができず 四 日 市 や 武 豊 で 小 さな 船 や 鉄 道 に 荷 物 を 積 みかえて 運 んでいた 国 内 や 外 国 との 物 や 人 の 行 き 来 がさかん になると 名 古 屋 が 取 り 残 される 危 機 感 があった 明 治 29 年 (1896 年 )に 名 古 屋 港 開 発 という 巨 大 プロジェクトが 動 き 出 した しかし 浅 い 海 に 港 を 築 造 した 例 は 国 内 に 少 なく また 税 金 の 無 駄 遣 いという ことで 世 論 は 工 事 反 対 の 声 が 圧 倒 的 であった 2 この 状 況 を 救 ったのが 奥 田 助 七 郎 である 明 治 39 年 (1906 年 )9 月 報 知 新 聞 社 は ろせつた 丸 を 使 って 全 国 の 主 要 な 港 を 回 る 巡 航 博 覧 会 を 開 いた 当 初 は 武 豊 港 から 四 日 市 港 へと 行 く 予 定 であり 造 成 中 であった 名 古 屋 港 への 寄 港 の 予 定 はなかった 工 事 担 当 の 奥 田 助 七 郎 は 築 港 工 事 の 進 み 具 合 をこのろせつた 丸 入 港 で 世 間 に 具 体 的 事 実 として 示 したいと 考 え 報 知 新 聞 社 へ 交 渉 をした しかし 巡 航 予 定 は 決 まっているし 整 備 不 十 分 である ことを 理 由 に 寄 港 はなかなか 実 現 しそうもなかった 3 それでも 助 七 郎 は 粘 り 強 く 交 渉 を 続 け 助 七 郎 が 水 先 案 内 をするという 条 件 で ろせつた 丸 の 船 長 から 許 可 をもらい 9 月 29 日 に 寄 港 させた 4 接 岸 する 2 号 地 前 の 鉄 桟 橋 には どこから 聞 き 付 けたのか たくさんの 見 物 人 が 海 岸 をうめつくした ろせつた 丸 は 水 面 から 船 底 まで 5.1mであり 名 古 屋 港 の 航 路 は 深 さ 5.4mで あった 船 底 と 海 底 の 差 が 30cm 程 度 という 非 常 に 危 険 な 入 港 であったが 無 事 入 14

港 することができた 観 衆 は 口 々に 万 歳 を 唱 え 大 変 に 喜 び 博 覧 会 も 十 数 万 人 ( 当 時 の 名 古 屋 市 の 人 口 は 30 万 人 ぐらい)を 集 めて 成 功 を 収 めた この 事 実 は 名 古 屋 市 民 に 港 の 重 要 性 を 認 識 させ 今 まで 築 港 に 反 対 してきた 人 たちを 賛 成 者 に 変 えてしまった これが 今 日 の 名 古 屋 港 発 展 のスタートとなった ミニ 知 識 ろせつた 丸 は どんな 船? 鉄 製 貨 客 船 3,875 総 トン 速 力 13 ノット( 時 速 25kmぐらい) 長 さ 104m 幅 12m 1880 年 英 国 で 製 造 当 時 は 活 ける 博 覧 会 動 ける 観 商 場 ( 見 本 市 ) のうたい 文 句 で 船 内 には 161 か 所 の 出 品 場 所 があった また 現 在 観 光 クルーズが 脚 光 をあびているが この 船 が 日 本 初 のクルーズ 客 船 と して 日 清 日 露 戦 争 の 戦 跡 を 回 った 経 緯 があるのも 非 常 に 興 味 深 い ミニ 知 識 日 本 の 港 の 開 港 明 治 40 年 (1907 年 )に 開 港 した 名 古 屋 港 安 政 6 年 (1859 年 ) 長 崎 横 浜 函 館 の 開 港 から 約 半 世 紀 後 国 内 では 34 番 目 の 開 港 だった 日 本 には 現 在 994 の 港 湾 があり 国 際 戦 略 港 湾 [ 京 浜 港 ( 東 京 港 横 浜 港 川 崎 港 ) 及 び 阪 神 港 ( 大 阪 港 神 戸 港 )] 国 際 拠 点 港 湾 重 要 港 湾 地 方 港 湾 に 分 類 される 名 古 屋 港 は 国 際 拠 点 港 湾 である 日 本 の 主 要 港 の 開 港 年 港 名 開 港 順 位 年 横 浜 港 1 安 政 6(1859) 年 神 戸 港 4 慶 応 3(1868) 年 大 阪 港 5 明 治 元 (1868) 年 四 日 市 港 7 明 治 32(1899) 年 名 古 屋 港 34 明 治 40(1907) 年 東 京 港 42 昭 和 16(1941) 年 15

本 紙 5 ページ 外 国 から 名 古 屋 港 へ 運 ばれてくるもの 名 古 屋 港 へは 次 のようなものが 多 く 輸 入 されている 平 成 26 年 輸 入 貨 物 主 要 品 種 別 表 順 輸 入 品 種 別 数 量 (トン) 構 成 比 (%) 主 要 輸 入 国 ( 地 域 を 含 む) 1 LNG( 液 化 天 然 ガ ス ) 18,619,017 23.1 2 鉄 鉱 石 11,288,007 14.0 3 原 油 8,916,904 11.1 4 石 炭 5,708,280 7.1 5 衣 服 見 廻 品 はきもの 2,975,081 3.7 6 自 動 車 部 品 2,353,469 2.9 カタール オーストラリ ア マレーシア オーストラリア ブラジル カナダ サウジアラビア アラブ 首 長 国 カタール オーストラリア カナダ アメリカ 中 国 ベトナム シンガポール 中 国 ベトナム 中 国 (ホンコン) 7 家 具 装 備 品 1,958,940 2.4 中 国 ベトナム 台 湾 8 輸 送 用 容 器 1,957,671 234 9 電 気 機 械 1,620,051 2.0 10 と う も ろ こ し 1,609,280 2.0 そ の 他 23,483,382 29.3 合 計 80,490,082 100.0 国 名 表 記 は 国 土 交 通 省 港 湾 統 計 による 中 国 のうち 香 港 の 数 値 については 統 計 上 別 集 計 している 中 国 アメリカ 中 国 (ホンコン) 中 国 中 国 (ホンコン) タイ アメリカ ウクライナ ブラジル 16

本 紙 6 ページ 名 古 屋 港 から 外 国 へ 運 ばれていくもの 名 古 屋 港 からは 次 のようなものが 多 く 輸 出 されている 平 成 26 年 輸 出 貨 物 主 要 品 種 別 表 順 輸 入 品 種 別 数 量 (トン) 構 成 比 (%) 主 要 輸 入 国 ( 地 域 を 含 む) 1 完 成 自 動 車 31,248,660 54.2 アラブ 首 長 国 オマーン サウジアラビア 2 自 動 車 部 品 9,708,357 16.8 アメリカ 中 国 タイ 3 産 業 機 械 2,764,703 4.8 中 国 アメリカ タイ 4 鋼 材 2,310,880 4.0 タイ 中 国 インドネシア 5 ゴ ム 製 品 1,483,720 2.6 6 そ の 他 化 学 工 業 品 1,362,240 2.4 7 再 利 用 資 材 1,320,332 2.3 アメリカ アラブ 首 長 国 カナダ 中 国 中 国 (ホンコン) ア メリカ 中 国 中 国 (ホンコン) 韓 8 化 学 薬 品 1,013,781 1.8 中 国 アメリカ 韓 国 9 非 金 属 鉱 物 764,191 1.3 国 オーストラリア マレーシア 韓 国 10 電 気 機 械 672,200 1.2 アメリカ 中 国 台 湾 そ の 他 5,045,190 8.6 合 計 57,694,254 100.0 国 名 表 記 は 国 土 交 通 省 港 湾 統 計 による 中 国 のうち 香 港 の 数 値 については 統 計 上 別 集 計 している 17