じ の ロ コ コのの ①復興土地区画整理事業区域,②小規模土地区画整理事 事前調査 画区域(うるおいのある路地づくりタイプ)をとりあげ, それぞれの外部住空間変化に対応した生活領域化の変容 について比較分析を行うものとする 六甲道駅北地区,同長田区の鷹取第一地区を取り上げた さらに小規模区画整理事業区域として,同灘区神前町 2丁目北地区を選定した 二項道路拡幅整備事例として,同長田区の野田北部地 調査分析亘生活領域化の変化に関する居住者意識調査分析 研究のまとめ路地性の継承と住空間への展望 区を取り上げた なお,この地区は,街並み誘導型地区 計画脚に指定され,細街路整備事業測が行われている 近隣住環境計画制度適用区域(うるおいのある路地づ くりタイプ)'13)として,泉通6丁目地区を取り上げた 2)調査分析1:(現在の外部住空間領域の生活領域化の 実態把握)調査対象地区において,震災前に路地に面し ていた沿道空間を取り上げ,①外部住空間領域の物的空 間性能,②外部住空間領域の使われ方とその空間管理の 路地 空間 復興土地区画整理 小規模土地区画整理 購響鴎騨 調査分析1魏隻翻艶分析 震災復興土地区画整理事業区域として,神戸市灘区の 鴎 1)調査対象地区(図1-2) ユ難 爵 関連分析膨二険齢 業区域,③街並み誘導型地区計画区域,④近隣住環境計 街並み誘導型地区計画 区域(細街路整備路 事業区域 事業区域 近隣住環境計画(うるお いのある路地つくり) 幽一一一一一一 r-一一一一一一一脚一暉唱一一闘脚輔旧醐一鱒關楠 路地性 の継承 住宅地における 瞬夕腱問形成の条件 一一一一一一一一一一一一一一一一_一 図1-3調査研究のフロー 実態を現地調査により確認し,空間的側面での路地性の 2.路地性の継承に関する実態調査 継承状況を明示する 2.1外部住空問の構成と利用実態に関する実態調査 3)調査分析1]1:まず,沿道居住者へのアンケート調査を 調査対象街路と沿道空間の現地調査によって,外部住 行い,従前の路地空間と整備後の外部住空間における生 空間の構成と利用実態を把握する まず,街路ごとに, 活行為の実態,管理,相隣間のコミュニティ形成の実態 建築壁面のセットバックや敷際の構成要素などの空間特 など,生活領域化に関する意識の変化を読み取り,続い 性と,外部住空間に表出される要素を抽出し,図上にプ て居住者へのヒアリングと,沿道の居住者が参加する ロットした 図2-1はそのうち,六甲道駅北地区の調査 路地ワークショップ を実施し,詳細な生活領域変化の 街路の事例を示したものである また,調査対象街路の 把握と路地性継承への潜在的な要求の把握を行う(図 敷際空間の断面パターンを図2-2に示す 断面パターン 1-3) は塀の有無とセットバックの有無量から決定される 奪薫 謁驚塁 土地区画整理区域(六甲道駅北地区) 鋸藩鐙 聾 灘熱難} μ嘱 野田北部地区/街並み誘導型地区計画 近隣住環境計画/うるおいのある路地づ 細街路整備くりタイプ(泉通6丁目地区) 土地区画整理区域(鷹取東第一地区) 小規模区画整理区域(神前町2丁目地区) 写真1-1調査対象地区の現況 一39一 野田北部地区/整備前の路地空間 住宅総合研究財団研究論文集No.35,2008年版