年度は早々にバスケットボール部 ハンドボール 部 剣道部 弓道部 ソフトテニス部が中国大会へ ご 挨 拶 の出場権を獲得してくれました 今月末から開催さ れる県高校総体では どの部が全国大会への切符を 山口県立下松工業高等学校 校長 上 田 晃 久 つかんでくれるか楽しみにしているところです 次に ものづくりコンテストにおいては 昨年 初夏の風に肌も汗ばむ頃となりました 下松工業 度 化学分析部門で化学工業科3年の小滝真美さん 会報第46号の発行にあたり 心からお祝いを申し上 が全国3位という素晴らしい成績を上げてくれまし げます た 早速 栄光の碑へ刻ませていただきました あ 一般社団法人下松工業会の皆様方には 平素か りがとうございました この他に溶接 旋盤 電子 ら 本校教育の振興のために 物心両面にわたって 回路組立の各部門においても 中国大会で優勝する 御支援を賜っておりますことに対しまして 衷心よ など華々しい結果を出してくれました 今年度も り篤くお礼申し上げます 教職員の熱心な指導と生徒諸君の活発な活動によ さて 今春151名の卒業生が新たに皆様の仲間入 り 立派な成果を上げてくれるものと期待している りをさせていただきました 全国的に景気が持ち直 ところであります し 雇用情勢に明るさが見えた中 昨年11月には卒 私は着任2年目を迎え 今年度も引き続き 教職 業生全員の進路を決定することができました これ 員や生徒に対して 当たり前のことを当たり前にで もひとえにこれまで多くの有為な人材を輩出し 日 きるよう 凡事徹底 を求めながら 学校教育活動 本の産業界の発展に寄与してきた本校の歴史と伝統 を充実させてまいります さらに 生徒へは 一人 の賜物であると大変感謝をしております 卒業生の 2資格 を目指した取組を進める中で 学力の定着 今後の活躍を祈念するとともに 在校生におきまし とものづくり教育を推進し 下工の新しい1ページ ては より中身の充実した指導を推進してまいりた を築いてまいります 今後とも地域社会や産業界の いと存じます 期待に応えていけますよう生徒と共に精進してまい ここで 部活動等の成績の一部を御紹介させてい りますので 先輩諸兄姉の一層の御指導 御鞭撻を ただきます 昨年度は 登山部 ハンドボール部 お願い申し上げます 剣道部 ロボット研究部が全国大会へ出場し活躍を 終わりに 一般社団法人下松工業会のますますの してくれました 今春の全国選抜大会へは ハンド 御発展と 先輩諸賢の御健勝 御活躍をお祈り申し ボール部と剣道部が出場しております そして 今 上げ お礼とお祝いの御挨拶といたします 電気科棟建て替え工事 2
再出発 下松工業高校 登山部 顧問 細 木 祐 吾 工業会の皆様方には 本校登山部発展のために御 大会のシーズンが終わり 12月には大分県の鶴見 支援と御協力を賜り 厚く御礼を申し上げます 岳 由布岳縦走 3 月には屋久島に渡って九州最高 私が13年前本校に着任した時には部員がわずか 4 峰である宮之浦岳に登りました 好天に恵まれ 山 名しかおらず 試合に出ることもままならない状況 頂からは九州本土の開聞岳や大隅半島を眺めること でした しかし 少しずつではありますが年々部員 もでき 部員一同感激でした が増えるにつれて 活動もさかんになり 戦績も上 がってくるようになりました 平成17年に県総体で 初優勝 千葉インターハイ 9 位 平成20年の埼玉イ ンターハイ 3 位 平成22年から 5 年連続インターハ イ出場 平成24年の北信越インターハイ 3 位 そし て平成25年の北部九州インターハイでは全国優勝を 成し遂げることができました これも工業会はじめ OBの皆様に支えていただいたおかげだと思いま す この全国優勝を機に昨年 7 月OB会が正式に発足 新年度を迎え 私が知る限りでは最多となる17名 しました OBの皆様に御支援いただき その御期 の新入部員が入ってきました インターハイ出場を 待に沿うことを目標に この一年間部員 顧問一同 目指して県高校総体に臨みましたが 日頃の練習で 充実した活動を行うことができました 夏に神奈川 いいかげんにしていることや出来ていないことが試 県箱根山域で開催された全国高等学校総合体育大会 合中に自分たちの足を引っ張ってしまい 予想以上 では 9 位という悔しい結果となりましたが 選手た の失点でこれまで 5 年間続けてきた優勝を逃してし ちは全力を尽くしてがんばってくれました 1 2 まいました 登山競技は 山を登ることはもちろん 年生は北アルプスの槍ヶ岳に挑戦しましたが 天候 前後の生活面まで幅広い分野で審査されるため 選 不良もあって槍ヶ岳山頂を踏むことなく下山を余儀 手一人ひとりの自覚と責任 パーティ 4 名の協調性 なくされました 新チームに切り替わって臨んだ中 や思いやり そして何よりも勝利への執念と細心の 国登山大会県予選では 持ち味である体力の強さを 準備が重要となります これまで当たり前に出来て 生かして優勝 その後の中国登山大会で 3 位入賞 いたことが いつの間にかおろそかになってきてお 個人縦走競技となる山口県体育大会でも 1 3 位を り 勝てることが当然だという意識から勝負に対す 独占し これまでOBの方々の強さをしっかりと受 る緊張感が緩んでしまっていたのだと思います 指 け継いでいるように感じました 導の行き届かなかった私に全ての責任があり これ まで努力してこられたOBの皆様には大変申し訳な く思います これから全部員の意識改革を促し 競 技上のスキルだけでなくその土台となる人間性の向 上についてもより一層取り組んでいかなければなり ません 今回の苦い敗戦が本校登山部にとって再出 発のよい機会となるよう OBの皆様に応援して頂 くに値するチームを目指して部員 顧問一同精進し ていきたいと思います 3
平 成 27 年 度 定 時 総 会 報 告 書 定時総会 1 開催の日時及び場所 平成27年 5 月16日 土 13時 14時 下松市大字西豊井1247番地 下松駅南 きらぼし館 きらぼしホール 2 会員の現在数 1,700人 議決会員数 1,668人 うち出席者 105人 書面議決者 1,563人 3 議 事 1 号議案 平成26年度 事業報告 2 号議案 平成26年度 決算報告並びに監査報告 3 号議案 平成27年度 事業計画 案 4 号議案 平成27年度 予算 案 講師 竹内公昭講師 C40 5 号議案 定款一部変更について 4 総会の経過 1 議長は出席会員の中から藤井剛氏 電気科 昭和58年卒 が選出された 2 議事録署名人並びに書記指名 藤井議長は 定款16条により下記の者を指名した 議事録署名人は今総会より議長と出席理事の署名押印となります 書 記 電気科 昭和55年卒 山本 達則 氏 3 議事の経過の概要 1 号議案と 2 号議案は関連するので 一括提案 蔵田幸男監事が監査報告し満場一致をもって承認 された 3 号議案と 4 号議案も一括して提案の上満場一致をもって原案どおり承認された 5 号議案定款一部変更について提案の上満場一致をもって原案どおり承認された 記念講演 総会に引き続き 竹内 公昭氏 C40 が 東日本大震災に関わり続けて 今想う事 と題した記念 講演をされました 竹内氏は下松市のご出身で 下松工業高等学校工業化学科卒業後 帝人 三原工場入 社その後退職 大学に進学された 当時大学は学園闘争の嵐が吹き荒れているのを見て自分と生き方が違 うと感じて その後福山の知的障害児施設で28年間勤務されている 障害児の施設は 学校教育制度がで きて100年になるが学校教育の現場から疎外されてきた 障害者雇用促進法 障害者自立支援法による社 会制度充実が求められている 現在竹内先生が声を大にして訴えたい事は 成年後見制度 であり 障害 者と健常者と区別することなく当たり前の生活を保障しようという動きが広がりつつあり 我が国におい ても民生委員等に情報を伝え教育しなければならないと力を込めておられた その後東日本大震災の話に なり 震災以降6回被災地を訪問され 現地では何が必要か 何が大事かをしっかりと見てこられたそう である 今年も7 8月に訪問の予定である 寄付については 日本赤十字社ではなく 市 町の社会福 祉協議会等 使途指定で寄付することが良いのではないかと話された 4
下松支部訪問記 下松工業会 平成27年度定時総会終了後の某日 トピックスとか エピソードがあればお話下さい 下松支部植中支部長を訪問し 支部状況をお聞きし 植中 トピックスと言えるかどうか 昨年4月支 た 部で 花見 を開催しました 本部近くの金輪神社 植中支部長 下松支部の特色はどんなところで でしたが 天気予報通りの大雨になりました しか しょうか しそこは準備万端ブルーシート屋根の下 バーベキ 植中 定時総会お疲れ様でした 流石 ジェン ューを楽しみました 女性会員も多く参加してくれ トル植中定時総会の慰労の御言葉を先に頂いてしま たので おいしい高級牛肉をサービスしましたよ いました 下松支部の特長を端的にいえば母校 本 いやー盛り上がりました 部のある下松市を支部会員の所属範囲にしている点 それは素晴しい私も参加したかったなー 雨降 だね 数ある地域支部の中でホームグランドを守備 りの中明るい話題でしたね もうひとつ位話題はあ している 基幹支部としての誇りと責任を感じてい りませんか ますよ 我々は常に 本部と一心同体の気持ちで活 植中 実はここだけの話なんですが いや情報の 動していますよ 共有化ということでディスクローズしましょう 温かい御言葉痛み入ります 事は 昨年支部交流会を湯本温泉で行いました 植中 会員数は約 折 交流会参加者の 60名役員は 6 名 支 一人が参集場所の下 部顧問 6 名の構成で 松駅で 乗ってきた 事務局は支部長宅で バイクの鍵をバッグ すが はずかしなが に入れたままロッ ら本部の槌尾専務理 クし 財布やカード 事にご尽力頂いてい が全て取り出せなく るけどね 年間の行 なったそうです 止 事は 6 月に支部定時 む無く 鍵の110番 総会 9 月月見の を呼んでロックを 会 春の花見の会を 解除できた時は 時 三大行事として 支 遅く山陽本線の電車 部皆さんのご協力を 湯本温泉 大谷山荘にて は出発した後 徳山 駅に急いでも新幹線 頂きながら元気に頑 張っています は間に合わず 彼に残された選択肢は 自分の車で この他に 数年前から始めた近隣の地域支部と協 湯本温泉を目指すのみ 力して開催している支部交流会は特別行事といえる でも彼は考えたそうです 運転するとお酒が飲め かな ない 皆と楽しく飲むためには他人に運転を頼めば それと 私が支部長になってから頑張っているの いい が女性支部会員の参加勧誘で 昨今社会的な潮流の 急遽友人に湯本温泉まで運搬を依頼するとOK 男女共同参画社会 の推進に役立っていると思う 持つべきものは友人だ こうして彼は 支部交流 よ 支部役員の方で 適任者がいるので努力しても 会に滑り込みセーフでした らっているところですよ 本部のさくらクラブのよ いやー涙の出るような話ですね いい話を聞か うに 女性会員の参加が増えれば中高年男性会員 せて頂きありがとうございました 今後の下松支部 も 活性化が期待できますね の益々のご活躍を期待して支部訪問記を終わりま お話を聞いていると心強いですね 下松支部の す 9
定時総会 会長挨拶 受 付 議 長 母校 吹 奏 楽 部 監査報告 展示 コ ー ナ ー 展示 コ ー ナ ー 土谷東京支部長挨拶 10
井 川 下 松 市 長挨 拶 上 田 校長挨拶 11 表 彰
定時制から 下工定時 各種大会で活躍 昨年の全国大会県予選ならびに全国大会の結果報告 平成26年6月に行われた全国高等学校定時制通信制大会山口県予選会で各部が大いに活躍しました 卓球部は 男子個人戦で吉岡君 3年 が予選を勝ち上がり 第3位入賞を果たしました その結果 8 5 7に東京の駒沢体育館で行われた全国大会個人戦に出場しました 全国大会では 1回戦山梨県代表に勝利 しましたが 2回戦宮城県代表と対戦し 惜しくも勝利を手にすることはできませんでした 柔道部は 藤原君 4年 が男子個人戦の試合内容が評価され 8 9 11に東京講道館で行われた全国大会 団体戦に県代表として出場しました 1回戦で優勝候補の東京Aと対戦し 敗 退しました 軟式野球部は 本大会から新たにクラーク高等学校 通信制 が加わり 下関工業高等学校と本校の3校でのリーグ戦を行いました 結果は 健闘及ば ず2敗を喫し 西中国大会への出場権を得られませんでした 今年も各部とも全国大会出場をめざして 日々練習に励んでいます 日 時 平成27年6月6日 土 9 30 会 場 山口高等学校 やまぐちリフレッシュパーク 種 目 軟式野球 柔道 卓球 山口県工業関係高等学校溶接競技大会3年連続入賞 平成26年7月20日 土 に開催された第10回溶接競技大会に本校定時制から2 年生の磯野慶良君が出場しました 厳しい審査のもと 大会出場選手27名中6 位という好成績を収めました 平成24年度の木田君 当時3年生 から本校生 徒の入賞は3年連続となりました 笠戸島マリンイカダレースデザイン部門 優勝 本校が毎年参加している 笠戸島マリンイカダレース デザイン部門で3期 連続優勝 8年連続入賞 を果たしました 平成25年度雨天中止 今年度は4年生の人数も少ないですが 下松工業らしさを発揮して 工夫を 凝らした作品づくりにチャレンジします 山口県高等学校定時制通信制生活体験発表大会 第3位入賞 平成26年9月27日 土 しものせき環境みらい館で開催された山口県高等学校定時制通信制生徒生活体験発 表大会に1年生の佐藤 優君が出場しました 惜しくも全国大会出場はなりませんでしたが 近年の本校最 高順位である定時制通信制振興会長賞 第3位 を受賞しました 4年生の進路状況 今春の卒業生は5名 内訳は就職4名 進学1名でした 本校4年間で培った工業に関する知識と技能を生か し 今後大いに活躍してくれると期待しています 県内製造業 県内建設業 県内サービス業 進学 卒業生 2 名 1 名 1 名 1 名 5 名 在校生の状況 平成27年度は 生徒数25名 うち女子1名 でスタートしました 生徒は学校生活において 非常に落ち 着いて学習活動や部活動に取り組んでいます 新1年生10名も充実した高校生活となるよう積極的に活動し ています そして 資格取得等にもすでにチャレンジを始めています H27. 5. 1 時点 1 年 2 年 3 年 4 年 計 10 名 7 名 1 5 名 3 名 25名 1 13 数は女子生徒数