はじめに 高 齢 者 の 消 費 者 被 害 には, だまされたことに 気 付 きにくい 被 害 にあっても 誰 にも 相 談 しない という 特 徴 があります また, 高 齢 者 は 健 康 や 財 産, 住 まいなど 不 安 を 感 じているこ とが 多 く, 悪 質 業 者 はこのような 高



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届 届 火 葬 費 補 助 金 町 内 に 住 所 を 有 するかたが 死 亡 ( 死 産 も 含 む)し 火 葬 の 許 可 を 受 け 火 葬 をした 場 合 に 申 請 により 火 葬 料 を 補 助 します なお 平 成 28 年 3 月 までに 許 可 された 分 の 申 請 は 従 前

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JA 岩 手 県 信 連 現 況 014 会 員 地 域 住 民 事 主 貯 金 預 普 通 貯 金 当 座 貯 金 定 期 貯 金 定 期 積 金 総 合 口 座 各 種 貯 金 目 的 期 間 金 額 利 用 岩 手 県 収 納 代 理 金 融 機 関 県 市 町 村 指 定 代 理 収 納 代

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その 他 42.9% 役 務 その 他 サービス 1.9% フリーローン サラ 金 1.9% 図 1 商 品 別 割 合 不 動 産 貸 借 12.2% ガソリン 10.3% 工 事 建 築 9.6% 他 の 行 政 サービス 相 談 その 他 7.7% 4.5% 火 災 保 険 2.6% 修 理

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(2) 対 象 となる 方 75 歳 以 上 の 方 65 歳 ~74 歳 の 一 定 の 障 害 をもつ 方 で 申 請 により 広 域 連 合 の 認 定 を 受 けた 方 身 体 障 害 者 手 帳 (1~3 級 及 び4 級 の 一 部 ) 療 育 手 帳 (A1 A2) または 精 神 障

目 次 1 報 酬 給 与 額 事 例 1 報 酬 給 与 額 に 含 める 賞 与 の 金 額 が 誤 っていた 事 例 1 事 例 2 役 員 退 職 金 ( 役 員 退 職 慰 労 金 )を 報 酬 給 与 額 として 申 告 して いなかった 事 例 1 事 例 3 持 株 奨 励 金 を

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65 発 送 管 理 2 賦 課 期 日 情 報 66 発 送 管 理 3 賦 課 期 日 情 報 67 発 送 管 理 4 賦 課 期 日 情 報 68 発 送 管 理 5 賦 課 期 日 情 報 69 発 送 管 理 6 賦 課 期 日 情 報 70 発 送 管 理 7 賦 課 期 日 情 報

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高 齢 者 見 守 り ハンドブック 茨 城 県 マスコット ハッスル 黄 門

はじめに 高 齢 者 の 消 費 者 被 害 には, だまされたことに 気 付 きにくい 被 害 にあっても 誰 にも 相 談 しない という 特 徴 があります また, 高 齢 者 は 健 康 や 財 産, 住 まいなど 不 安 を 感 じているこ とが 多 く, 悪 質 業 者 はこのような 高 齢 者 を 狙 い, 必 要 のない 商 品 やサービスを 契 約 させようと 言 葉 巧 みに 近 づいてきます 被 害 にあわないために, 悪 質 商 法 の 手 口 を 知 っておくことが 重 要 です 高 齢 者 見 守 りハンドブックでは, 高 齢 者 に 多 い 悪 質 商 法 の 事 例 を 紹 介 しました 参 考 : 2010 年. 2011 年 版 くらしの 豆 知 識 国 民 生 活 センター 発 行

目 次 高 齢 者 の 消 費 者 被 害 2 悪 質 業 者 の 撃 退 法!! 5 1 無 料 で 点 検 します < 点 検 商 法 > 6 2 今 日 だけ 特 別 30 万 円 < 催 眠 商 法 (SF 商 法 )> 8 3 次 から 次 へと 勧 められる < 次 々 販 売 > 10 4 先 祖 のたたりで 不 幸 になる < 開 運 商 法 > 12 5 息 子 を 名 乗 る 男 から 会 社 から 借 りたお 金 を 返 さないとクビになる 14 < 振 り 込 め 詐 欺 > 6 必 ずもうかる < 利 殖 商 法 > 17 クーリング オフ 制 度 を 活 用 しましょう 20 各 種 相 談 機 関 21 1

1 茨 城 県 における 高 齢 者 の 消 費 者 被 害 の 実 態 について 1 茨 城 県 における 高 齢 者 の 消 費 者 被 害 の 実 態 について (1) 高 齢 者 の 苦 情 相 談 件 数 (1) 高 県 齢 消 者 費 の 苦 生 情 活 相 センターに 談 件 数 寄 せられた 苦 情 相 談 件 数 は, 平 成 16 年 をピークに5 年 連 続 で 前 年 度 を 下 回 り, 平 成 21 年 度 は 前 年 度 より13% 減 少 の9,057 件 でした 県 消 費 生 活 センターに 寄 せられた 苦 情 相 談 件 数 は, 平 成 16 年 度 をピークに4 年 連 続 で 前 年 度 一 方,70 歳 以 上 の 高 齢 者 が 契 約 当 事 者 である 苦 情 相 談 件 数 は,764 件 ( 男 性 を 下 回 り, 平 成 20 年 度 は 前 年 度 より 2,300 件 減 少 の 10,386 でした 371 件, 女 性 393 件 )で, 前 年 度 より51 件,7% 増 加 し, 全 体 に 占 める 割 合 は 一 方,70 歳 以 上 の 高 齢 者 が 契 約 当 事 者 である 苦 情 相 談 件 数 は,713 件 ( 男 性 322 件, 女 8% 台 に 上 昇 しています 性 391 件 )で, 前 年 度 より 減 少 しましたが, 全 体 に 占 める 割 合 は 引 き 続 き 6% 台 となってい また, 高 齢 者 の 相 談 は 本 人 以 外 からの 相 談 が37%を 占 め( 全 体 では19%), ます 家 族 や 知 人 等 からの 相 談 が 多 い 傾 向 が 見 られます また, 高 齢 者 の 相 談 は 本 人 以 外 からの 相 談 が 59%を 占 め( 全 体 では 20%), 家 族 や 知 人 等 の 周 囲 からの 相 談 が 多 い 傾 向 が 見 られます 件 数 相 談 全 体 に 占 める 割 合 % 1500 8 7.7 7.3 6.9 6.6 女 性 女 性 1000 685 800 女 性 6 526 4.3 女 性 4 427 女 性 500 391 男 性 男 性 男 性 624 575 641 男 性 2 男 性 415 322 0 0 16 年 1 度 17 年 2度 18 年 3 度 194年 度 20 年 5 度 70 歳 以 上 を 高 齢 者 としています (2) (2) 高 齢 者 の の 販 売 販 購 売 入 購 形 入 態 形 別 態 苦 情 別 相 苦 談 情 状 相 況 談 状 況 店 舗 購 販 入 売 購 入 形 態 件 数 147 % 19 店 舗 購 入 152 21 無 店 舗 購 入 電 話 勧 誘 販 売 51 7 マルチ マルチまがい 217 ネガティブオプション 15 6 不 明 無 関 係 147 21 平 成 20 年 度 のデータ 平 成 21 年 度 のデータ 販 売 購 入 形 態 件 数 % 高 齢 者 の 相 相 談 の 談 約 の 30%が 約 27%が 訪 問 販 訪 問 販 売 売 によるトラブルです 次 いで 次 通 いで 無 店 舗 購 入 419 55 信 通 販 信 売 販, 売 電, 話 勧 電 誘 話 販 売 勧 の 誘 販 相 売 談 が の 寄 相 414 58 訪 問 販 売 208 27 談 せられています が 寄 せられています 訪 問 217 30 通 通 信 販 売 106 117 15 15 電 話 勧 誘 販 売 71 9 ネガティブオプション 5 4 その その 他 無 店 舗 4 11 不 明 無 関 計 係 713 198 100 26 計 764 100 2

(3) 無 店 舗 購 入 の 主 な 内 訳 1 訪 問 販 売 (208 件 ) 順 位 商 品 サービス 件 数 1 戸 建 住 宅 ( 屋 根 工 事, 外 壁 工 事 等 ) 36 2 書 籍 印 刷 物 ( 新 聞, 紳 士 録 等 ) 25 3 家 具 寝 具 ( 羽 毛 布 団, 毛 布, 敷 布 等 ) 20 4 医 療 器 具 ( 温 熱 治 療 器 等 ) 12 5 デリバティブ 取 引 ( 金 先 物 取 引 等 ) 9 2 通 信 販 売 (117 件 ) 順 位 商 品 サービス 件 数 1 商 品 一 般 ( 架 空 請 求 等 ) 37 2 他 の 教 養 娯 楽 ( 宝 くじ 等 ) 16 3 放 送 コンテンツ( 有 料 サイト,メールによる 架 空 請 求 ) 13 3 電 話 勧 誘 販 売 (71 件 ) 順 位 商 品 サービス 件 数 1 魚 介 類 (カニ 等 海 産 物 ) 12 2 預 貯 金, 証 券 等 ( 未 公 開 株, 社 債 等 ) 11 3 健 康 食 品 (サプリメント 等 ) 7 高 齢 者 の 消 費 者 被 害 の 特 徴 として, 健 康 上 の 不 安 につけ 込 まれる 契 約 購 入 金 額, 既 支 払 金 額 が 高 額 情 に 訴 えられると 断 れなくなる 被 害 に 遭 っても 周 りに 迷 惑 をかけたくないと 思 い 相 談 しない 本 人 が 消 費 者 被 害 にあっても 気 付 かない などがあげられます 3

2 高 齢 者 を 悪 質 商 法 の 被 害 から 守 るために 悪 質 業 者 の 手 口 は 巧 妙 化 し, 独 り 暮 らしや 夫 婦 のみで 暮 らす 高 齢 者 の 被 害 は 後 を 絶 たず, 大 きな 社 会 問 題 となっております 被 害 を 防 ぐには, 高 齢 者 はもとより 高 齢 者 に 接 する 機 会 の 多 い 方 々にも, 悪 質 商 法 に 関 する 知 識 を 身 に 付 けていただき, 地 域 において 高 齢 者 の 暮 らしの 変 化 に 注 意 し,トラブル を 発 見 した 場 合 には 消 費 生 活 センターなどの 相 談 窓 口 へ 誘 導 できるような 高 齢 者 を 守 るためのネットワークづくりを 進 めていくことが 重 要 です 高 齢 者 の 暮 らしの 中 の 変 化 に 気 付 いたら,すぐに 相 談 するようにしましょう 悪 質 商 法 の 被 害 にあってしまった, 不 安 に 思 った 場 合 は 消 費 生 活 センターにご 相 談 ください 消 費 者 ホットライン ま も ろ う よ み ん な を 0570-064 -370 消 費 者 ホットラインに 電 話 をすると,お 住 まいの 市 町 村 の 消 費 生 活 相 談 窓 口 などにつながります 4

その1 知 らない 人 が 来 たら 絶 対 にドアは 開 けない! その2 妙 に 親 しげな 言 葉 やうまい 話 は 要 注 意! その3 いらないモノは 契 約 しない! これぞ 悪 質 商 法 お 断 りの 極 意 5

1 無 料 で 点 検 します < 点 検 商 法 > 床 下 を 無 料 点 検 する と 業 者 が 来 訪 し たので 見 てもらったところ, 基 礎 にひび が 入 っている このままにしていると 地 震 で 家 が 倒 れる などと 不 安 をあおられた ので, 必 要 のない 高 額 な 工 事 の 契 約 をして しまった 主 な 商 品 サービス 浄 水 器 ふとん 耐 震 工 事 床 下 換 気 扇 屋 根 瓦 補 修 6

対 応 策 その1 家 族 と 相 談 してから 返 事 しま す などと 言 い,その 場 では 絶 対 に 契 約 しない その2 いらないモノははっきり 断 る! 点 検 商 法 の 業 者 は, 点 検 と 称 して 家 の 中 に 入 り 込 むと 家 の 様 子 を 観 察 し,いろ いろと 声 をかけてきます ふとんにダニがいる シロアリの 被 害 がある などと 不 安 をあおって 商 品 やサー ビスを 契 約 させます 7

2 今 日 だけ 特 別 30 万 円 < 催 眠 商 法 (SF 商 法 )> スーパーの 近 くで プレゼントがあります と 声 をかけられ 会 場 へ 案 内 された 中 に 入 る と 日 用 品 などが 配 られ, 欲 しい 人 は 早 い 者 勝 ち と 次 々と 手 を 挙 げさせられ 興 奮 状 態 に なった 最 後 に 健 康 によい 高 級 羽 毛 ふとん50 万 円 のところ, 今 日 は 特 別 に30 万 円! との かけ 声 に 思 わず 手 を 挙 げてしまった 断 るこ とができずに 契 約 した 主 な 商 品 サービス ふとん 類 電 気 治 療 器 健 康 食 品 8

対 応 策 その1 閉 め 切 られた 会 場 には 立 ち 寄 ら ない その2 その 場 の 雰 囲 気 に 流 されずに 冷 静 な 判 断 を! 催 眠 商 法 (SF 商 法 ) の 業 者 は, 路 上 などで 景 品 をプレゼントします 健 康 にいい 話 をします と 言 って 人 を 集 め, 閉 め 切 った 会 場 で 日 用 雑 貨 を 無 料 で 配 り, 雰 囲 気 を 盛 り 上 げて 興 奮 状 態 にして, 最 終 的 に 高 額 な 商 品 を 売 りつけます 9

3 次 から 次 へと 勧 められる < 次 々 販 売 > ふとんの 無 料 点 検 に 来 た 業 者 から この ふとんは 湿 気 が 多 い と 指 摘 された 業 者 が 持 ってきたふとんは 干 す 必 要 がない と 勧 められ,ふとんセットを 契 約 した さらに2か 月 後 に 肌 がけふとんを 勧 めら れ 契 約 また1 年 後 に 来 訪 し, 業 者 から 初 回 に 契 約 したふとんは 湿 気 が 多 い と 強 引 に 言 われ, 新 たにふとんセットを 契 約 させられ た 信 販 会 社 の 支 払 いが 苦 しい 主 な 商 品 サービス ふとん アクセサリー エステ リフォーム 工 事 和 服 10

対 応 策 その1 日 頃 から 家 族 などが 暮 らしの 変 化 ( 普 段 見 慣 れないものが 必 要 以 上 にあるなど)に 注 意 する その2 認 知 症 などの 症 状 が 見 られる 場 合 は, 成 年 後 見 制 度 の 利 用 も 考 える 次 々 販 売 の 業 者 は, 言 葉 巧 みに 近 づ いて, 消 費 者 が 一 度 契 約 をすると, 必 要 の ない 商 品 やサービスを 次 々と 販 売 して 過 剰 な 量 を 契 約 させます 複 数 の 業 者 が 入 れ 替 わり 次 々と 販 売 する ケースもあります 11

4 先 祖 のたたりで 不 幸 になる < 開 運 商 法 > 訪 問 販 売 で キャンペーン 中 で 手 相 鑑 定 料 を 安 くする と 言 われ 見 て もらったところ, 事 務 所 に 来 れば もっと 詳 しく 見 てあげる と 言 われ た 後 日 事 務 所 に 行 くと 子 どもが 大 病 する 印 鑑 を 作 れば 災 難 を 免 れ る と 高 額 な 印 鑑 を 勧 められた 何 度 も 断 ったが 子 どもが 助 かると 思 い 契 約 した 主 な 商 品 サービス 印 鑑 祈 祷 数 珠 金 運 石 アクセサリー 12

対 応 策 その1 姓 名 判 断 や 手 相, 家 相 などでも のを 購 入 させようとしていない か 冷 静 に 考 える その2 それを 買 うことによって, 不 安 や 悩 みは 本 当 に 解 決 するかもう 一 度 考 える 悪 質 業 者 は 先 祖 のたたりで 不 幸 になる 災 いや 不 幸 から 逃 れるため 災 いを 取 り 除 くため と 不 安 をあおって 商 品 を 売 りつ けたり 祈 祷 を 勧 めたりします 13

5 息 5 子 を 息 名 子 を 乗 名 る 乗 男 る から 男 会 会 社 から 借 りたお 金 を を 返 さないとクヒ になる 返 さないとクビになる < 振 り 込 め 詐 欺 > < 振 り 込 め 詐 欺 > 振 り 込 め 詐 欺 は 以 下 の4つの 種 類 があります 1 オレオレ 詐 欺 2 架 空 請 求 詐 欺 3 融 資 保 証 金 詐 欺 4 還 付 金 等 詐 欺 1 オレオレ 詐 欺 あらかじめ 被 被 害 害 者 者 の 家 に 電 話 をかけ, 家 族 などを 装 い, 電 話 番 号 が 変 が わった と 変 わった などと 言 って, 言 って, 犯 人 らの 犯 人 使 らの 用 している 使 用 している 電 話 電 番 話 号 番 を 号 伝 を え, 伝 え, 後 日 その 後 日 電 その 話 を 電 話 使 を って 使 って 被 害 被 者 害 の 者 家 の に 家 電 に 話 電 をかけて 話 をかけて 犯 行 犯 行 に に 及 及 ぶ ぶ 手 口 犯 人 のだまし のだまし 文 句 の 例 会 社 の 金 を 使 い い 込 込 んだ んだ 返 返 さないとクビになってしまう 友 人 の 借 金 の 保 証 証 人 人 になった その 友 人 友 が 人 夜 が 逃 夜 げした 逃 げした 酒 を 飲 んで 上 司 の 車 車 を を 運 運 転 転 して して 事 故 事 を 故 起 を こした 起 警 察 官 になりすまして 事 件 の 捜 査 をしている あなたの 口 座 か らお 金 が 引 き 下 ろされている 今 から 自 宅 に 伺 うのでキャッシュカ ードを 渡 して 欲 しい などと 電 話 をかけてくる その 後, 私 服 警 察 官 や 銀 行 員 を 装 って 自 宅 にキャッシュカードを 受 け 取 りに 来 て, 言 葉 巧 みに 暗 証 番 号 等 を 聞 き 出 し, 被 害 者 に 気 付 かれる 前 に 近 くでお 金 を 引 き 下 ろす 手 口 対 応 策 その1 あわてず, 電 話 を 切 って 本 人 や 勤 務 先, 警 察 に 連 絡 して 事 実 かどう か 確 認 する その2 振 り 込 みはその 日 にしない その3 振 り 込 みは1 人 でしないで 必 ず 誰 かに 相 談 する 相 談 する 相 手 がい なければ 警 察 に 相 談 する 信 じ オ る レ ニ な と セ い 息 う 子 名 の 14

2 架 空 請 求 詐 欺 被 害 者 の 家 に 民 事 訴 訟 告 知 などと 書 いたハガキや 封 書 を 送 付 し, 被 害 者 に 民 事 訴 訟 を 起 こされていると 錯 覚 させて 電 話 をかけさ せ, 取 り 下 げるには 費 用 がかかる 弁 護 士 を 紹 介 する などと 言 って, 取 り 下 げ 費 用 などの 名 目 で 現 金 を 振 り 込 ませる 被 害 者 の 携 帯 電 話 に 直 接 電 話 をかけ, 携 帯 電 話 有 料 サイトの 料 金 が 未 納 である などと 持 ちかけ, 一 度 払 い 込 んだ 被 害 者 にはくり 返 し 振 り 込 みを 請 求 する 対 応 策 その1 身 に 覚 えがないのであれば 無 視 す る 電 話 すると 個 人 情 報 を 聞 かれ たり, 脅 されたりするので 絶 対 に 電 話 をかけない その2 不 安 なことがある と 思 ったら 警 察 消 費 生 活 センターに 相 談 す る 気 を 知 つ ら 知 け ぬ ら よ 請 ぬ う 求 声 3 融 資 保 証 金 詐 欺 雑 誌 広 告 ダイレクトメールで 融 資 会 社 を 装 って, 低 金 利 10 日 間 無 利 息 などと 融 資 を 誘 い, 連 絡 してきた 被 害 者 に, 保 証 人 の 代 わりの 保 証 料 登 録 料 ブラックリストの 解 除 料 などの 名 目 で 現 金 を 振 り 込 ませる 犯 人 は, 被 害 者 が 気 付 くまで, さらに 融 資 枠 を 拡 大 できる 送 金 エラーで 入 金 されていない などと 言 って,さらに 送 金 を 要 求 する 対 応 策 その1 電 話 ダイレクトメールによる 勧 誘 は 要 注 意 安 易 に 融 資 話 に 乗 らない その2 いかなる 名 目 でも 融 資 を 前 提 に 現 金 の 振 込 を 要 求 された 場 合 は 注 意 する その3 実 在 の 貸 金 業 者 を 装 う 業 者 もあるので, 電 話 番 号 案 内 やホームページなどを 利 用 して 実 在 する 業 者 なのか 確 認 する 保 出 証 す 金 借 金 り あ な る い な で ら 15

4 還 付 金 等 詐 欺 税 金 還 付 などの 手 続 きを 装 い, 指 定 の 電 話 番 号 へかけた 被 害 者 に ATMの 操 作 を 指 示 し, 気 がつかないまま 犯 人 が 管 理 する 口 座 に 振 込 送 金 の 手 続 きをさせる 犯 人 のだまし 文 句 の 例 税 金 の 還 付 金 がある 手 続 きをするために 国 税 局 に 電 話 をし て 欲 しい 17 年 度 分 の 税 金 の 還 付 金 がある 今 から 関 東 信 越 国 税 局 に 電 話 して 下 さい 約 6 万 円 の 還 付 金 がある 担 当 の 東 京 国 税 局 に 連 絡 して 下 さ い 対 応 策 その1 還 付 金 の 連 絡 があったときには, 年 金 事 務 所 や 税 務 署, 市 役 所 など に 連 絡 して 事 実 かどうか 確 認 す る その2 ATMの 操 作 を 求 める 電 話 や 手 紙 は 詐 欺 と 考 え, 相 手 には 連 絡 せずにすぐに 最 寄 りの 警 察 に 相 談 する 還 付 A 金 T 使 M い は ま せ ん 振 り 込 め 詐 欺 撃 退 ポイント 電 話 番 号 が 変 わ っ た と い う 電 話 は 詐 欺 契 約 した 覚 えのない 請 求 は 無 視 してまず 相 談 お 金 を 借 りるのに 先 に 保 証 金 を 払 え は 詐 欺 お 金 を 返 す か ら A T M に 行 け は 詐 欺 16

6 必 ずもうかる < 利 殖 商 法 > 金 の 値 上 がり 値 下 がりに 関 係 な くもうかる と 勧 められ, 勧 誘 員 を 信 用 して 取 引 の 仕 組 みは 理 解 でき なかったが100 万 円 の 契 約 をした 1か 月 後 今, 元 金 に 損 失 が 出 てい る すぐに100 万 円 入 れないと 全 てを 損 失 してしまう と 言 われ, 急 いで 振 り 込 んだ その 後 も 損 失 が 出 ているので 50 万 円 入 れるように と 言 われて いる 取 引 をやめたい 主 な 商 品 サービス 商 品 相 場 株 証 券 投 資 信 託 分 譲 マンション 17

対 応 策 その1 必 ずもうかる などの 甘 い 言 葉 を 鵜 呑 みにしない その2 投 資 の 内 容 をよく 理 解 した 上 で 契 約 する 悪 質 業 者 は 値 上 がり 確 実 必 ずもう かる など, 利 殖 になることを 強 調 し, 投 資 や 出 資 を 勧 誘 します また, 取 引 の 仕 組 みに 詳 しくないことに つけ 込 み,リスクの 高 い 取 引 の 契 約 を 迫 り ます 18

金 融 トラブルに 巻 き 込 まれないために 近 年 さまざまな 金 融 トラブルが 起 こっています これは,インタ ーネットなども 含 め, 金 融 商 品 販 売 ツールが 多 様 化 していること, 新 しい 金 融 商 品 開 発 のスピードが 速 く 消 費 者 側 の 金 融 商 品 理 解 との 間 に 情 報 格 差 があること, 法 の 整 備 が 十 分 でなかったこと, 金 融 知 識 理 解 に 比 較 的 乏 しい 高 齢 者 を 中 心 に 個 人 の 金 融 資 産 蓄 積 が 進 み, 年 金 不 安 と 超 低 金 利 の 中 でリスクを 十 分 理 解 せずにリターンを 求 め る 問 題 があること,などによっています 金 融 トラブルには 次 のようなものがあります 1.ヤミ 金 融 2. 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 3. 無 認 可 共 済 4. 投 資 ファンドなどの 投 資 商 品 a. 未 公 開 株 式 b. 不 動 産 ファンド c. 投 資 ファンド 5. 銀 行 商 品 a. 窓 販 商 品 b. 預 金 関 連 6.その 他 振 り 込 め 詐 欺 これらのトラブルに 遭 わないために, 次 の 点 に 心 がけてください 1 甘 い 話 の 裏 には, 必 ず 大 きなリスクがあること ハイリスク ハイリターン を 肝 に 銘 じること 2 金 融 経 済 知 識 を 身 に 付 けるよう 努 力 する 特 にそれぞれの 金 融 商 品 のリターンと 同 時 にリスクについて 十 分 把 握 する 3 信 頼 できる 業 者 か, 特 に 法 律 に 基 づいた 組 織 かどうか 確 認 する 住 所, 電 話 番 号, 代 表 者 名, 規 制 する 法 律 名 登 録 しているかど うかなど 相 手 の 情 報 を 確 かめる 4 自 分 の 個 人 情 報 はなるべく 言 わない 5 決 断 力 が 低 下 していたり, 意 志 決 定 能 力 が 衰 えている,という 場 合 は, 相 談 できる 家 族 や 信 頼 のおける 第 三 者 にサポートしても らうこと 出 典 金 融 商 品 なんでも 百 科 平 成 20 年 度 版 金 融 広 報 中 央 委 員 会 発 行 19

クーリング オフ クーリング オフ 制 度 を 活 用 しましょう しましょう 訪 問 販 売, 電 話 勧 誘 などで 契 約 してしまっても, 法 律 などで してしまっても, 法 律 で で 定 められた 期 間 (8 日 間 いわゆるマルチ 商 法 や 内 定 められた 期 間 (8 日 間 いわゆるマルチ 商 法 や 内 職 商 職 法 商 は 法 20 は20 日 間 日 )であれば 間 )であれば 無 条 無 件 で 条 解 件 約 で できます 解 約 できます クーリング オフの クーリング オフの 仕 仕 方 方 契 約 書 面 を 受 け 取 った った 日 から8 から8 日 日 間 以 間 内 以 (いわゆるマルチ 内 (いわゆるマルチ 商 法 や 商 内 法 職 や 商 内 法 職 は商 20 法 は20 日 間 以 内 )にハガキなど 書 面 で 通 知 します 日 間 )にハガキなど 書 面 で 通 知 します 契 約 を 解 除 する 旨 を 記 入 し, 支 払 い 済 み 金 額 の 返 金, 商 品 の 引 き 取 契 約 を 解 除 する し, 支 払 い 済 み 金 額 の 返 金, 商 品 の 引 き 取 りなど りなどを 求 めます を 求 めます ハガキの 両 面 をコピーし, 保 管 します 発 ハガキの 信 したことが 両 面 をコピーし, 証 明 できるように, 保 管 します 簡 易 書 留 で 送 ります クレジット 発 信 したことが 契 約 証 があるときは,クレジット 明 できるように, 特 定 記 録 会 や 社 にハガキで 簡 易 書 留 で 通 知 送 すれば ります 販 売 契 クレジット 約 も 同 時 に 契 約 解 があるときは,クレジット 除 されます 会 社 にも 同 様 にハガキで 通 知 します <ハガキの 記 入 例 > 契 約 解 除 通 知 契 約 年 月 日 平 成 年 月 日 商 品 名 金 額 円 販 売 会 社 名 株 式 会 社 上 記 契 約 を 解 除 します 支 払 った 円 を 早 急 にお 返 しください 商 品 はすみやかにお 引 き 取 りくだ さい 平 成 年 月 日 住 所 氏 名 郵 便 は が き 県 市 町 丁 目 番 号 株 式 会 社 代 表 者 様 - 20

各 種 相 談 機 関 について 機 関 名 電 話 番 号 備 考 消 費 生 活 相 談 に 関 する 相 談 茨 城 県 消 費 生 活 センター 029-225-6445 消 費 者 ホットライン 0570-0 ま も ろ う よ 64-3 み ん な を 70 悪 質 商 法 110 番 ( 茨 城 県 警 察 生 活 環 境 課 ) 029-301-7379 訪 問 販 売 に 関 すること 電 話 勧 誘 販 売 等 金 融 不 動 産 等 の 取 引 インターネット 取 引 の 被 害 等 振 り 込 め 詐 欺 に 関 する 相 談 通 報 茨 城 県 警 察 振 り 込 め 詐 欺 対 策 室 029-301-0 オ レ オ レ な し 074 メールアドレス: furikome110@pref.ibaraki.lg.jp 高 齢 者 福 祉 全 般 に 関 する 相 談 地 域 包 括 支 援 センター お 住 まいの 市 町 村 にある 地 域 包 括 支 援 センターにご 連 絡 ください 高 齢 者 虐 待 に 関 する 相 談 日 本 高 齢 者 虐 待 防 止 センター 042-462-1585 日 常 生 活 自 立 支 援 事 業 について 茨 城 県 地 域 福 祉 権 利 擁 護 センター 029-241-1133 認 知 症 の 高 齢 者 の 介 護 について ( 社 ) 認 知 症 の 人 と 家 族 の 会 茨 城 県 支 部 029-879-0808 毎 週 金 曜 日 ( 第 2 金 曜 日 除 く) 成 年 後 見 制 度 の 利 用 について 水 戸 家 庭 裁 判 所 029-224-8175 本 庁 と 支 部 ( 日 立, 土 浦, 龍 ケ 崎, 麻 生, 下 妻 )で 家 事 手 続 案 内 を 行 っています 21

発 行 茨 城 県 消 費 生 活 センター 310-0802 茨 城 県 水 戸 市 柵 町 1-3-1 事 務 室 029-224-4722 相 談 用 029-225-6445 (H23.6)