株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 国 会 で 認 められた 予 算 に 従 い 国 家 公 務 員 指 定 職 に 準 じた 水 準 としている なお 役 員 報 酬 への 業 績 反 映 は 行 っていない 2 役 員 報 酬 基 準 の 改 定 内 容 代 表 取 締 役 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 総 裁 2 号 )の 趣 旨 を 踏 まえた 臨 時 特 例 措 置 として 国 家 公 務 員 に 準 じて 以 下 のと おり 実 施 平 成 24 年 4 月 から2 年 間 の 役 員 報 酬 の 減 額 支 給 措 置 ( 9.77%) 代 表 取 締 役 副 総 裁 同 上 代 表 取 締 役 専 務 取 締 役 同 上 取 締 役 同 上 常 勤 監 査 役 同 上 2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 総 裁 平 成 25 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,510 9,554 5,236 1,719 ( 特 別 調 整 手 当 ) 12 月 26 日 前 職 B 代 表 取 締 役 総 裁 副 総 裁 B 代 表 取 締 役 副 総 裁 専 務 取 締 役 B 代 表 取 締 役 専 務 取 締 役 A 取 締 役 3,835 3,250-585 ( 特 別 調 整 手 当 ) 12 月 26 日 * 16,049 9,298 5,077 1,673 ( 特 別 調 整 手 当 ) 12 月 26 日 * 3,702 3,137-564 ( 特 別 調 整 手 当 ) 12 月 26 日 15,091 8,732 4,786 1,571 ( 特 別 調 整 手 当 ) 12 月 26 日 3,685 3,123-562 ( 特 別 調 整 手 当 ) 12 月 26 日 4,460 2,252 1,802 405 ( 特 別 調 整 手 当 ) 6 月 25 日
B 取 締 役 C 取 締 役 取 締 役 ( 非 常 勤 ) 監 査 役 A 監 査 役 ( 非 常 勤 ) B 監 査 役 ( 非 常 勤 ) 7,888 4,902 2,103 882 ( 特 別 調 整 手 当 ) 6 月 25 日 12 月 26 日 2,965 2,512-452 ( 特 別 調 整 手 当 ) 12 月 26 日 8,575 8,575 - - ( 特 別 調 整 手 当 ) 14,044 8,835 3,618 1,590 ( 特 別 調 整 手 当 ) 7,503 7,503 - - ( 特 別 調 整 手 当 ) 7,503 7,503 - - ( 特 別 調 整 手 当 ) 注 1: 特 別 調 整 手 当 とは 民 間 の 賃 金 水 準 が 高 い 地 域 に 在 勤 する 役 員 に 支 給 しているものである 注 2: 本 表 の 前 職 欄 の は 独 立 行 政 法 人 等 の 退 職 者 * は 退 職 公 務 員 でその 後 独 立 行 政 法 人 等 の 退 職 者 であることを 示 す 該 当 がない 場 合 は 空 欄 注 3: 各 項 目 で 端 数 処 理 を 行 っているため 各 項 目 の 合 計 が 総 額 と 一 致 しない 場 合 がある 3 役 員 の 退 職 手 当 の 支 給 状 況 ( 平 成 25 中 に 退 職 手 当 を 支 給 された 退 職 者 の 状 況 ) 区 分 支 給 額 ( 総 額 ) 法 人 での 在 職 期 間 退 職 年 月 日 業 績 勘 案 率 摘 要 前 職 総 裁 代 表 取 締 役 副 総 裁 5,207 1 9 25.12.26 1.8 業 績 勘 案 率 について は 内 部 規 程 の 定 め に 従 い 外 部 有 識 者 からなる 経 営 諮 問 評 価 委 員 会 が 決 定 な お 支 給 額 のうち 業 績 勘 案 率 の 対 象 は 5,207 千 円 該 当 なし 専 務 取 締 役 A 取 締 役 監 査 役 業 績 勘 案 率 について は 内 部 規 程 の 定 め に 従 い 外 部 有 識 者 4,495 1 9 25.12.26 からなる 経 営 諮 問 評 1.7 価 委 員 会 が 決 定 な お 支 給 額 のうち 業 績 勘 案 率 の 対 象 は 4,495 千 円 業 績 勘 案 率 について は 内 部 規 程 の 定 め に 従 い 外 部 有 識 者 2,913 1 3 25.6.25 からなる 経 営 諮 問 評 1.8 価 委 員 会 が 決 定 な お 支 給 額 のうち 業 績 勘 案 率 の 対 象 は 2,913 千 円 該 当 なし 注 : 本 表 の 前 職 欄 の は 独 立 行 政 法 人 等 の 退 職 者 * は 退 職 公 務 員 でその 後 独 立 行 政 法 人 等 の 退 職 者 であることを 示 す 該 当 がない 場 合 は 空 欄
Ⅱ 職 員 給 与 について 1 職 員 給 与 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 人 件 費 管 理 の 基 本 方 針 国 会 の 議 決 を 経 て 承 認 された 人 件 費 予 算 の 範 囲 内 で 適 正 に 執 行 する また 行 政 改 革 の 重 要 方 針 ( 平 成 17 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 )に 基 づき 人 件 費 の 管 理 を 行 う 2 職 員 給 与 決 定 の 基 本 方 針 ア 給 与 水 準 の 決 定 に 際 しての 考 慮 事 項 とその 考 え 方 社 会 一 般 の 情 勢 に 適 合 したものとなるように 考 慮 し 国 際 業 務 展 開 を 行 う 民 間 金 融 機 関 等 における 給 与 水 準 国 家 公 務 員 に 対 する 人 事 院 勧 告 等 を 踏 まえ 労 使 間 の 協 議 を 経 て 決 定 する イ 職 員 の 発 揮 した 能 率 又 は 職 員 の 勤 務 成 績 の 給 与 への 反 映 方 法 についての 考 え 方 職 員 に 求 められる 役 割 の 実 践 度 の 評 価 及 び 職 員 の 成 果 面 の 評 価 等 を 昇 降 格 昇 降 給 及 び 賞 与 に 反 映 させている 能 率 勤 務 成 績 が 反 映 される 給 与 の 内 容 給 与 種 目 俸 給 制 度 の 内 容 職 員 に 求 められる 役 割 の 実 践 度 の 評 価 等 を 翌 の 俸 給 の 昇 降 給 等 に 反 映 させている 賞 与 成 果 面 の 評 価 等 を 翌 の 賞 与 に 反 映 させている ウ 平 成 25 における 給 与 制 度 の 主 な 改 正 点 国 家 公 務 員 の 給 与 の 改 定 及 び 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 2 号 )の 趣 旨 を 踏 まえた 臨 時 特 例 措 置 として 国 家 公 務 員 に 準 じて 以 下 のとおり 実 施 平 成 24 年 6 月 から 国 家 公 務 員 ( 平 均 7.8%)に 準 じて 職 員 給 与 の 減 額 支 給 措 置 2 職 員 給 与 の 支 給 状 況 1 職 種 別 支 給 状 況 区 分 常 勤 職 員 事 務 技 術 指 定 職 相 当 職 員 その 他 職 種 在 外 職 員 人 員 平 均 年 齢 平 成 25 の 年 間 給 与 額 ( 平 均 ) 総 額 うち 所 定 内 うち 賞 与 うち 通 勤 手 当 人 387 39.3 7,388 5,497 162 1,891 人 382 39.1 7,333 5,461 163 1,872 人 3 54.8 15,679 10,952 131 4,727 人 2 55.5 - - - - 人 32 40.2 15,034 13,293-1,741 注 1: 常 勤 職 員 については 在 外 職 員 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 を 除 く 注 2: 任 期 付 職 員 再 任 用 職 員 及 び 非 常 勤 職 員 は 該 当 者 がいないため 記 載 を 省 略 注 3: 常 勤 職 員 のその 他 職 種 については 該 当 者 が2 人 のため 当 該 個 人 に 関 する 情 報 が 特 定 される おそれのあることから 人 数 以 外 は 記 載 していない
年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 事 務 技 術 職 員 ) 2 在 外 職 員 任 期 付 職 員 及 び 再 任 用 職 員 を 除 く 以 下 5まで 同 じ 千 円 16,000 年 間 給 与 の 分 布 状 況 ( 事 務 技 術 職 人 70 14,000 60 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 50 40 30 20 10 人 数 平 均 給 与 額 第 3 四 分 位 第 1 四 分 位 国 の 平 均 給 与 額 0 20-23 24-27 28-31 32-35 36-39 40-43 44-47 48-51 52-55 56-59 0 注 :1の 年 間 給 与 額 から 通 勤 手 当 を 除 いた 状 況 である 以 下 5まで 同 じ ( 事 務 技 術 職 員 ) 分 布 状 況 を 示 すグルー 四 分 位 四 分 位 人 員 平 均 年 齢 平 均 プ 第 1 分 位 第 3 分 位 人 千 円 千 円 千 円 マネジメントバンド 20 50.7 14,404 14,720 14,922 マネージャーバンド 82 44.8 11,471 12,099 12,824 非 管 理 職 280 36.6 3,606 5,187 6,644 注 : 代 表 的 な 職 位 区 分 を 掲 載 3 職 級 別 在 職 状 況 等 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 )( 事 務 技 術 職 員 ) 区 分 計 マネジメントバンド マネージャーバンド 非 管 理 職 標 準 的 な 職 位 部 長 次 長 課 長 職 員 人 員 人 人 人 人 382 20 82 280 ( 割 合 ) (5.2%) (21.5%) (73.3%) 年 齢 ( 最 高 ~ 最 低 ) 54~47 53~39 59~24 所 定 内 給 与 年 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) 年 間 給 与 額 ( 最 高 ~ 最 低 ) 10,714~ 9,905 15,246~ 13,733 千 円 千 円 千 円 9,754~ 6,976 6,805~ 2,155 千 円 千 円 千 円 13,811~ 9,988 9,107~ 2,749 4 賞 与 ( 平 成 25 )における 査 定 部 分 の 比 率 ( 事 務 技 術 職 員 ) 管 理 職 員 一 般 職 員 区 分 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 夏 季 (6 月 ) 冬 季 (12 月 ) 計 0 0 0 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 100 100 100 最 高 ~ 最 低 100 100 100 一 律 支 給 分 ( 期 末 相 当 ) 0 0 0 査 定 支 給 分 ( 勤 勉 相 当 ) ( 平 均 ) 100 100 100 最 高 ~ 最 低 100 100 100
5 職 員 と 国 家 公 務 員 との 給 与 水 準 ( 年 額 )の 比 較 指 標 ( 事 務 技 術 職 員 ) 対 国 家 公 務 員 ( 行 政 職 ( 一 )) 134.5 注 : 当 法 人 の 年 齢 別 人 員 構 成 をウエイトに 用 い 当 法 人 の 給 与 を 国 の 給 与 水 準 に 置 き 換 えた 場 合 の 給 与 水 準 を100として 法 人 が 現 に 支 給 している 給 与 費 から 算 出 される 指 数 をいい 人 事 院 において 算 出 給 与 水 準 の 比 較 指 標 について 参 考 となる 事 項 事 務 技 術 職 員 項 目 指 数 の 状 況 内 容 対 国 家 公 務 員 134.5 地 域 勘 案 118.9 参 考 学 歴 勘 案 131.4 地 域 学 歴 勘 案 116.8 1. 高 い 専 門 性 を 有 する 人 材 の 確 保 当 行 は 日 本 及 び 国 際 社 会 の 健 全 な 発 展 に 寄 与 するため 海 外 における 大 規 模 プロジェクト 向 け 出 融 資 等 の 業 務 を 遂 行 しており こうした 業 務 を 遂 行 するためには 高 度 な 専 門 知 識 ( 国 際 金 融 等 ) 能 力 ( 語 学 力 国 際 交 渉 力 等 )を 有 する 人 材 の 確 保 が 必 要 であるため 大 学 大 学 院 卒 の 割 合 が 高 くなっており 同 種 の 国 際 業 務 展 開 を 行 う 民 間 銀 行 等 の 給 与 水 準 を 踏 まえ このような 人 材 確 保 に 見 合 った 給 与 水 準 を 維 持 する 必 要 がある 2. 職 務 環 境 を 踏 まえた 処 遇 の 反 映 在 職 地 域 が 東 京 都 特 別 区 に 集 中 していることから 同 種 の 国 際 業 務 展 開 を 行 う 民 間 銀 行 等 の 給 与 水 準 を 踏 ま え このような 職 務 環 境 に 見 合 った 給 与 水 準 を 維 持 する 必 要 がある 3. 参 考 となるデータ 地 域 学 歴 勘 案 の 対 国 家 公 務 員 指 数 は 116.8 となり 勘 案 前 の 134.5 から 17.7 ポイント 低 下 する その 他 参 考 となるデータは 以 下 のとおり 国 に 比 べて 給 与 水 準 が 高 くなっている 定 量 的 な 理 由 1 民 間 金 融 機 関 との 比 較 例 年 間 平 均 給 与 平 均 年 齢 当 行 7,333 千 円 39.1 民 間 金 融 機 関 A 8,242 千 円 38.5 民 間 金 融 機 関 B 8,005 千 円 38.2 民 間 金 融 機 関 C 7,991 千 円 36.1 注 1: 当 行 のデータは 常 勤 職 員 ( 事 務 技 術 職 員 )のもの 注 2: 民 間 金 融 機 関 のデータは 有 価 証 券 報 告 書 ( 平 成 25 年 3 月 期 ) 出 所 2 学 歴 別 の 人 員 構 成 大 学 卒 短 大 卒 高 校 卒 当 行 88.5% 3.1% 8.4% 国 家 公 務 員 行 政 職 ( 一 ) 54.1% 12.6% 33.2% 注 1: 大 学 卒 には 修 士 課 程 及 び 博 士 課 程 修 了 者 を 短 大 卒 には 高 等 専 門 学 校 卒 業 者 を 含 む なお 大 学 卒 に 含 まれる 修 士 課 程 及 び 博 士 課 程 修 了 者 は 全 体 の25%を 占 める 注 2: 当 行 のデータは 常 勤 職 員 ( 事 務 技 術 職 員 )のもの 注 3: 国 家 公 務 員 のデータは 平 成 25 年 国 家 公 務 員 給 与 等 実 態 調 査 出 所 3 地 域 別 の 人 員 構 成 1 級 地 2 級 地 その 他 当 行 97.1% 2.9% 0.0% 国 家 公 務 員 行 政 職 ( 一 ) 30.0% 4.9% 65.1% 注 1: 区 分 は 国 家 公 務 員 の 地 域 手 当 支 給 地 区 分 による 注 2: 当 行 のデータは 常 勤 職 員 ( 事 務 技 術 職 員 )のもの 注 3: 国 家 公 務 員 のデータは 平 成 25 年 国 家 公 務 員 給 与 等 実 態 調 査 出 所
給 与 水 準 の 適 切 性 の 検 証 支 出 予 算 の 総 額 に 占 める 国 からの 財 政 支 出 の 割 合 -% ( 国 からの 財 政 支 出 額 - 千 円 支 出 予 算 の 総 額 658,237,733 千 円 : 平 成 25 予 算 ) 累 積 欠 損 額 - 円 ( 平 成 24 決 算 ) 管 理 職 の 割 合 27.1%( 常 勤 職 員 数 387 中 105 名 ) 大 卒 以 上 の 高 学 歴 者 の 割 合 88.4%( 常 勤 職 員 数 387 中 342 名 ) 支 出 総 額 に 占 める 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 の 割 合 2.3% ( 支 出 総 額 202,796,818 千 円 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 4,700,473 千 円 : 平 成 24 決 算 ) 検 証 結 果 ( 法 人 の 検 証 結 果 ) 当 行 は 海 外 における 大 規 模 プロジェクト 向 け 出 融 資 等 の 国 際 金 融 業 務 を 遂 行 するにあたり 専 門 性 の 高 い 職 務 能 力 が 必 要 であることから 大 学 卒 以 上 の 割 合 が 高 くなっており 高 度 な 専 門 性 を 有 する 人 材 確 保 の ため 同 種 の 民 間 金 融 機 関 の 給 与 水 準 等 を 踏 まえる 必 要 がある また 職 員 全 体 の 給 与 は 国 会 の 議 決 を 経 て 決 定 された 人 件 費 予 算 の 範 囲 内 で 適 正 に 執 行 管 理 してい る なお 当 行 の25 の 給 与 減 額 支 給 措 置 の 適 用 期 間 は 国 家 公 務 員 と 同 様 に12ヶ 月 間 となり 当 行 の24 年 度 の 適 用 期 間 よりも2ヶ 月 長 くなったことから その 分 給 与 水 準 が 低 下 したことが 指 数 低 下 の 主 な 要 因 となって いる ( 主 務 大 臣 の 検 証 結 果 ) 国 際 協 力 銀 行 においては 業 務 を 遂 行 するに 際 して 海 外 における 大 規 模 プロジェクト 向 け 出 融 資 等 国 際 金 融 業 務 を 行 うための 専 門 性 の 高 い 職 務 能 力 が 必 要 であることから 高 度 な 専 門 性 を 有 する 人 材 確 保 のため 同 種 の 民 間 金 融 機 関 の 給 与 水 準 等 を 踏 まえる 必 要 性 がある また 国 際 協 力 銀 行 が 国 際 的 に 支 店 網 を 展 開 し かつ 職 員 の 転 居 を 伴 う 広 範 囲 で 頻 繁 な 転 勤 を 要 求 する 勤 務 環 境 を 形 成 していることも 踏 まえる 必 要 性 がある 従 って こうした 理 由 から 国 際 協 力 銀 行 の 給 与 水 準 が 国 に 比 べて 給 与 水 準 が 高 くなっているものと 認 められる 一 方 で 給 与 水 準 は 国 家 公 務 員 を 上 回 っていることから 今 後 も 国 家 公 務 員 に 準 じた 人 件 費 削 減 の 取 組 みを 行 う 等 の 給 与 水 準 の 引 き 下 げの 努 力 が 引 き 続 き 求 められる 講 ずる 措 置 当 行 では 年 功 によらず 人 事 評 価 に 応 じた 処 遇 とする 人 事 制 度 を 導 入 しており 同 制 度 を 適 正 に 運 用 すること で 人 件 費 の 増 加 を 抑 制 すると 共 に これまで 国 家 公 務 員 に 準 じた 給 与 改 定 を 実 施 してきている この 結 果 本 行 のラスパイレス 指 数 ( 年 齢 地 域 学 歴 勘 案 )は 平 成 17 の127.4から 平 成 25 の116.8に 10.6ポイント 低 下 している 平 成 26 においても 引 続 き 人 事 制 度 を 適 正 に 運 用 することに 加 えて 職 員 の 早 期 退 職 等 により 人 件 費 の 増 加 を 抑 制 する 講 ずる 措 置 次 に 見 込 まれる 対 国 家 公 務 員 指 数 当 行 の 人 事 給 与 制 度 において 次 の 対 国 家 公 務 員 指 数 の 算 定 は 困 難 であるため 次 の 同 指 数 は 前 の 数 値 を 仮 置 きする(134.5 程 度 地 域 学 歴 勘 案 :116.8 程 度 ) 改 善 策 上 述 の 通 り 引 続 き 人 事 制 度 を 適 正 に 運 用 することに 加 えて 職 員 の 早 期 退 職 等 により 人 件 費 の 増 加 を 抑 制 す る 給 与 の 目 標 水 準 及 び 具 体 的 期 限 目 標 水 準 :134.5 程 度 具 体 的 期 限 : 平 成 26 末
Ⅲ 総 人 件 費 について 区 分 当 ( 平 成 25 ) 前 ( 平 成 24 ) 比 較 増 減 給 与 報 酬 等 支 給 総 額 4,656,925 4,700,473 43,548 ( 0.9%) (A) 退 職 手 当 支 給 額 456,303 486,414 30,111 ( 6.2%) (B) 非 常 勤 役 職 員 等 給 与 23,583 23,583 0 (0%) (C) 福 利 厚 生 費 910,269 934,784 24,515 ( 2.6%) (D) 最 広 義 人 件 費 6,047,079 6,145,253 98,174 ( 1.6%) (A+B+C+D) 注 : 各 項 目 で 端 数 処 理 を 行 っているため 各 項 目 の 合 計 が 総 額 と 一 致 しない 場 合 がある 総 人 件 費 について 参 考 となる 事 項 1 人 件 費 削 減 の 基 本 方 針 行 政 改 革 の 重 要 方 針 ( 平 成 17 年 12 月 24 日 閣 議 決 定 )を 踏 まえ 国 家 公 務 員 の 定 員 の 純 減 目 標 に 準 じた 定 員 削 減 の 取 組 を 継 続 し 平 成 17 予 算 定 員 を 基 準 として5% 以 上 の 純 減 を 目 標 とすることを 基 本 とする 2 進 捗 状 況 (1) 基 準 ( 平 成 17 )の 人 員 数 552 人 (2) 各 末 の 人 員 数 平 成 18 :550 人 平 成 19 :547 人 平 成 20 :537 人 平 成 21 :537 人 平 成 22 :537 人 平 成 23 :537 人 平 成 24 :530 人 平 成 25 :523 人 (3) 各 末 の 人 員 純 減 率 平 成 18 :(550-552) 552= 0.4% 平 成 19 :(547-552) 552= 0.9% 平 成 20 :(537-552) 552= 2.7% 平 成 21 :(537-552) 552= 2.7% 平 成 22 :(537-552) 552= 2.7% 平 成 23 :(537-552) 552= 2.7% 平 成 24 :(530-552) 552= 4.0% 平 成 25 :(523-552) 552= 5.3% ( 人 員 純 減 の 場 合 ) 総 人 件 費 改 革 の 取 組 状 況 基 準 ( 平 成 17 年 度 ) 平 成 18 平 成 19 平 成 20 平 成 21 平 成 22 平 成 23 平 成 24 平 成 25 人 員 数 ( 人 ) 552 550 547 537 537 537 537 530 523 人 員 純 減 率 (%) 0.4 0.9 2.7 2.7 2.7 2.7 4.0 5.3 注 1: 総 人 件 費 改 革 の 対 象 人 員 数 を 記 載 注 2: 平 成 17 ~ 平 成 19 には 国 際 協 力 銀 行 は 機 関 として 人 員 を 一 体 管 理 していたことから 総 人 件 費 改 革 の 取 組 状 況 を 表 す 計 数 として 国 際 協 力 銀 行 の 役 職 員 数 から 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 に 移 管 した 業 務 に 従 事 していた 役 職 員 数 を 控 除 した 人 員 数 を 計 上 注 3: 平 成 20 ~ 平 成 23 には 株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫 の 国 際 協 力 銀 行 業 務 の 役 職 員 数 を 計 上 注 4: 平 成 24 には 株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 の 役 職 員 数 を 計 上 注 5: 株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫 及 び 株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 については 経 済 危 機 対 策 ( 平 成 21 年 4 月 10 日 閣 議 決 定 )を 受 けて 経 済 危 機 対 応 業 務 に 支 障 を 来 たすことがないよう 業 務 を 着 実 に 実 現 する 必 要 があるため 経 済 危 機 対 策 が 時 限 的 な 措 置 であることを 踏 まえ 経 済 危 機 対 応 業 務 が 終 了 する 平 成 25 末 までに 当 初 設 定 した 総 人 件 費 改 革 の 削 減 目 標 ( 人 員 数 5.0% 減 )を 実 現 することとしていた 平 成 25 までに 上 記 目 標 を 達 成 済 主 務 大 臣 の 検 証 結 果 上 記 のとおり 目 標 を 達 成 している
Ⅳ 法 人 が 必 要 と 認 める 事 項 1 役 職 員 給 与 の 減 額 支 給 措 置 1 役 員 給 与 株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 として 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 に 協 力 する 趣 旨 から 平 成 24 および25 限 りの 臨 時 特 例 措 置 として 役 員 給 与 の 減 額 支 給 を 行 っている 本 俸 に 係 る 減 額 率 ( 単 位 %) 特 別 手 当 に 係 る 減 額 率 総 裁 9.77 9.77 副 総 裁 9.77 9.77 専 務 取 締 役 9.77 9.77 取 締 役 9.77 9.77 社 外 取 締 役 9.77 - 常 勤 監 査 役 9.77 9.77 非 常 勤 監 査 役 9.77-2 職 員 給 与 役 員 と 同 様 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 に 協 力 する 趣 旨 から 平 成 24 6 月 以 降 および25 限 りの 臨 時 特 例 措 置 として 職 員 給 与 の 減 額 支 給 を 行 うこととした 俸 給 に 係 る 減 額 率 ( 単 位 %) 賞 与 に 係 る 減 額 率 マネジメントバンド 9.77 9.77 マネージャーバンド 8.77 9.77 業 務 コアバンド 7.77 9.77 その 他 の 職 員 4.77 9.77 2 役 職 員 退 職 手 当 の 引 下 げ 1 役 員 退 職 手 当 特 別 職 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 の 支 給 水 準 が 引 き 下 げられたこと 等 を 勘 案 し 役 員 退 職 手 当 を 引 き 下 げることとした ( 単 位 %) 退 職 日 25 年 1 月 1 日 ~25 年 9 月 30 日 経 過 措 置 25 年 10 月 1 日 ~26 年 6 月 30 日 26 年 7 月 1 日 ~ 引 下 げ 率 2 8 13 2 職 員 退 職 手 当 役 員 と 同 様 国 家 公 務 員 の 退 職 手 当 の 支 給 水 準 が 引 き 下 げられたこと 等 を 勘 案 し 平 成 26 年 4 月 より 退 職 手 当 を 引 き 下 げることとした 経 過 措 置 ( 単 位 %) 退 職 日 26 年 4 月 1 日 ~26 年 6 月 30 日 26 年 7 月 1 日 ~ 引 下 げ 率 8 13