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復 興 特 別 法 人 あらまし 東 日 本 大 震 災 から 復 興 ため 施 策 を 実 施 する ために 必 要 な 財 源 確 保 に 関 する 特 別 措 置 法 関 係 平 成 24 3 月 国 庁 平 成 23 12 月 2 日 に 公 布 された 東 日 本 大 震 災 から 復 興 ため 施 策 を 実 施 するために 必 要 な 財 源 確 保 に 関 する 特 別 措 置 法 ( 平 成 23 法 律 第 117 号 以 下 復 興 財 源 確 保 法 といいます )におい て 復 興 特 別 法 人 制 が 創 設 され 平 成 24 4 月 1 日 から 施 行 されることになりました また 平 成 24 1 月 25 日 に 復 興 特 別 法 人 に 関 する 政 令 ( 平 成 24 政 令 第 17 号 以 下 復 興 特 別 法 人 令 とい います ) 及 び 復 興 特 別 法 人 に 関 する 省 令 ( 平 成 24 財 務 省 令 第 7 号 )が 公 布 されています こパンフレットは 平 成 24 3 月 31 日 現 在 法 令 に 基 づき 復 興 特 別 法 人 あらましを 説 明 し ていますが 1 連 結 申 告 法 人 取 扱 い 2 一 定 適 格 合 併 をした 場 合 等 復 興 特 別 法 人 標 準 計 算 などについてお 知 りになりたい 方 は 国 庁 ホームページ(www.nta.go.jp)に 掲 載 している 復 興 特 別 法 人 概 要 をご 覧 ください ( 復 興 特 別 法 人 制 概 要 ) こ 制 は 法 人 各 所 得 金 額 に 対 する 法 人 額 に10% 率 を 乗 じて 計 算 した 復 興 特 別 法 人 を 法 人 と 同 じ 時 期 に 申 告 納 付 することとされているもであり 利 子 など 一 定 所 得 に された 復 興 特 別 所 得 額 などがある 場 合 には 所 定 金 額 を 控 除 した 後 金 額 を 納 付 する こととされています また 復 興 特 別 法 人 額 計 算 上 控 除 しきれない 復 興 特 別 所 得 額 がある 場 合 には そ 還 付 を 受 けるため 申 告 書 を 提 出 することができることとされています イメージ 図 復 興 特 別 法 人 額 法 人 額 復 興 特 別 所 得 額 控 除 など 所 定 額 控 除 法 人 額 10% 納 付 額 控 除 しきれない 復 興 特 別 所 得 額 がある 場 合 法 人 額 10% 復 興 特 別 所 得 額 控 除 など 所 定 額 控 除 還 付 金 額 - 1 -

( 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 内 容 ) 復 興 特 別 法 人 制 具 体 的 な 内 容 は 次 とおりです 1 納 義 務 者 法 人 は 基 準 法 人 額 につき 復 興 特 別 法 人 を 納 める 義 務 があります( 復 興 財 源 確 保 法 42) なお 人 格 ない 社 団 等 及 び 法 人 信 託 受 託 者 である 個 人 は 法 人 とみなすこととされてい ます( 復 興 財 源 確 保 法 411) 基 準 法 人 額 意 義 基 準 法 人 額 とは 法 人 標 準 である 各 所 得 金 額 につき 法 人 法 そ 他 法 人 額 計 算 に 関 する 法 令 規 定 ( 次 に 掲 げる 規 定 を 除 きます )により 計 算 した 法 人 額 ( 附 帯 額 を 除 きます )をいいます( 復 興 財 源 確 保 法 44 一 ) 1 法 人 法 第 67 条 (( 特 定 同 族 会 社 特 別 率 )) 第 68 条 (( 所 得 額 控 除 )) 第 69 条 (( 外 国 額 控 除 )) 第 70 条 (( 仮 装 経 理 に 基 づく 過 大 申 告 場 合 更 正 に 伴 う 法 人 額 控 除 )) 第 70 条 2(( 額 控 除 順 序 )) 及 び 第 144 条 (( 外 国 法 人 所 得 額 控 除 )) 2 租 特 別 措 置 法 第 3 章 第 5 節 (( 使 途 秘 匿 金 支 出 がある 場 合 特 例 )) 及 び 第 5 節 2 (( 土 地 譲 渡 等 がある 場 合 特 別 率 )) 基 準 法 人 額 は 法 人 申 告 書 別 表 一 ( 一 )を 使 用 する 法 人 場 合 次 算 式 により 計 算 した 金 額 となります ( 算 式 ) 基 準 法 人 額 = 別 表 一 ( 一 ) 2 欄 - 別 表 一 ( 一 ) 3 欄 + 別 表 一 ( 一 ) 5 欄 ( 注 ) 法 人 納 義 務 ない 法 人 ( 例 えば 公 益 法 人 等 及 び 人 格 ない 社 団 等 で 収 益 を 行 わないもや 国 内 源 泉 所 得 を 有 しない 外 国 法 人 )や 清 算 所 得 に 対 する 法 人 を されている 平 成 22 9 月 30 日 以 前 に 解 散 した 内 国 普 通 法 人 等 ( 法 人 申 告 書 別 表 二 十 ( 一 ) 又 は 別 表 二 十 ( 二 )を 使 用 する 法 人 )は 基 準 法 人 額 を 有 しませんで 納 めるべき 復 興 特 別 法 人 額 は 生 じません( 平 成 22 9 月 30 日 以 前 に 解 散 した 内 国 普 通 法 人 等 取 扱 いについて は 復 興 特 別 法 人 概 要 をご 覧 ください ) 2 納 地 復 興 特 別 法 人 納 地 は 法 人 納 地 と 同 じです( 復 興 財 源 確 保 法 461) 3 及 び 標 準 法 人 額 ⑴ 復 興 特 別 法 人 対 象 となる ( 以 下 といいます )は 一 定 場 合 を 除 き 法 人 平 成 24 4 月 1 日 から 平 成 27 3 月 31 日 まで 期 間 ( 以 下 指 定 期 間 と いいます ) 内 に 最 初 に 開 始 する 開 始 日 から 同 日 以 後 3 を 経 過 する 日 まで 期 間 内 日 属 する とされています( 復 興 財 源 確 保 法 40 十 451) イメージ 図 24.4.1 27.3.31 指 定 期 間 3 月 末 決 算 法 人 9 月 末 決 算 法 人 24.4.1 25.3.31 26.3.31 27.3.31 24.10.1 25.9.30 26.9.30 27.9.30-2 -

⑵ 標 準 法 人 額 復 興 特 別 法 人 標 準 は 各 標 準 法 人 額 とされており 各 標 準 法 人 額 は 一 定 場 合 を 除 き 各 基 準 法 人 額 とされています ( 復 興 財 源 確 保 法 471 2 本 文 ) ( 注 ) 標 準 法 人 額 に1,000 円 未 満 端 数 があるとき 又 はそ 全 額 が1,000 円 未 満 であるときは そ 端 数 金 額 又 はそ 全 額 が 切 捨 てとなります( 国 通 則 法 1181) ⑶ 新 設 法 人 等 場 合 等 イ 新 設 法 人 等 場 合 指 定 期 間 内 に 設 立 された 法 人 など 次 表 に 掲 げる 法 人 場 合 には それぞれ 次 表 欄 が となります( 復 興 財 源 確 保 法 45) 法 人 最 後 対 象 期 間 ( 新 設 法 人 ) 1 指 定 期 間 内 に 設 立 された 法 人 ( 復 興 財 源 確 保 法 452 一 ) ( 変 更 等 法 人 ) 2 1に 掲 げる 法 人 以 外 法 人 で 変 更 そ 他 由 により 月 数 合 計 が36 月 を 超 えるも 指 定 期 間 内 日 属 する ( 復 興 財 源 確 保 法 45 2 一 ) 指 定 期 間 内 に 最 初 に 開 始 す る 開 始 日 から 同 日 以 後 3 を 経 過 する 日 ま で 期 間 内 日 属 する ( 復 興 財 源 確 保 法 45 1) 最 後 開 始 日 から 指 定 期 間 末 日 ま で 期 間 ただし 法 人 が 次 場 合 に 該 当 する 場 合 には それ ぞれ 次 期 間 となります( 復 興 財 源 確 保 法 472 二 ) 1 指 定 期 間 末 日 以 前 に 合 併 により 解 散 した 場 合 最 後 開 始 日 から 当 該 合 併 日 前 日 まで 期 間 2 指 定 期 間 末 日 前 に 残 余 財 産 が 確 定 した 場 合 最 後 開 始 日 から 当 該 残 余 財 産 確 定 日 まで 期 間 最 後 開 始 日 から 当 該 法 人 指 定 期 間 内 に 最 初 に 開 始 する 開 始 日 以 後 3 を 経 過 する 日 まで 期 間 ( 復 興 財 源 確 保 法 472 一 ) ロ 新 設 法 人 等 場 合 最 後 標 準 法 人 額 上 記 イ 表 に 掲 げる 法 人 各 ( 復 興 特 別 所 得 額 があるため とみなされる を 除 きます 5ページ5⑷( 注 ) 参 照 )うち 最 後 標 準 法 人 額 は ⑵にかかわらず 次 算 式 により 計 算 した 金 額 となります( 復 興 財 源 確 保 法 472ただし 書 ) ( 算 式 ) 標 準 法 人 額 = 基 準 法 人 額 上 記 イ 表 最 後 対 象 期 間 月 数 最 後 月 数 ( 注 )1 上 記 算 式 月 数 は 暦 に 従 って 計 算 し 1 月 に 満 たない 端 数 を 生 じたときは これを1 月 とします( 復 興 財 源 確 保 法 473) 2 最 後 以 外 標 準 法 人 額 は ⑵によります 及 び 標 準 法 人 額 については 6ページ 以 降 例 も 参 考 としてください また 指 定 期 間 内 に 新 たに 収 益 を 開 始 した 公 益 法 人 等 一 定 適 格 合 併 に 係 る 合 併 法 人 など 及 び 最 後 標 準 法 人 額 については 復 興 特 別 法 人 概 要 をご 覧 ください - 3 -

4 額 計 算 ⑴ 復 興 特 別 法 人 額 復 興 特 別 法 人 額 は 次 算 式 により 計 算 した 金 額 となります( 復 興 財 源 確 保 法 48) ( 算 式 ) ⑵ 復 興 特 別 所 得 額 控 除 復 興 特 別 法 人 額 = 標 準 法 人 額 10% 内 国 法 人 が 各 において される 復 興 特 別 所 得 額 は 公 社 債 利 子 剰 余 金 配 当 等 に 係 るもについては 元 本 所 有 期 間 であん 分 をし これら 以 外 もについては 全 額 を 控 除 対 象 とするなど 法 人 額 から 控 除 する 所 得 額 取 扱 いに 準 じて 当 該 復 興 特 別 法 人 額 から 控 除 されます( 復 興 財 源 確 保 法 491 復 興 特 別 法 人 令 514 法 人 法 施 行 令 1402 租 特 別 措 置 法 施 行 令 26111) したがって 復 興 特 別 所 得 額 を 法 人 額 から 控 除 することはできません なお 復 興 特 別 所 得 は 所 得 と 併 せて 源 泉 徴 収 されますで 控 除 を 受 けるべき 金 額 計 算 基 礎 となる 復 興 特 別 所 得 額 は 源 泉 徴 収 された 所 得 及 び 復 興 特 別 所 得 額 に 2.1 を 乗 じて 計 算 した 金 額 となります( 復 興 財 源 確 保 法 286) 102.1 ( 注 )1 源 泉 徴 収 義 務 者 は 平 成 25 1 月 1 日 から 平 成 49 12 月 31 日 まで 間 に 所 得 源 泉 徴 収 を 行 う 際 に 復 興 特 別 所 得 を 併 せて 徴 収 することとされているため 復 興 特 別 所 得 は 平 成 25 1 月 1 日 以 後 に 支 払 を 受 けるべき 利 子 等 について されることになります( 復 興 財 源 確 保 法 281) 2 内 国 法 人 である 公 益 法 人 等 又 は 人 格 ない 社 団 等 が 収 益 以 外 又 はこれに 属 する 資 産 から 生 ず る 所 得 につき される 復 興 特 別 所 得 額 については 復 興 特 別 法 人 額 から 控 除 することはできませ んで( 復 興 財 源 確 保 法 492) こ 復 興 特 別 所 得 還 付 を 受 けるために 復 興 特 別 法 人 申 告 書 を 提 出 す ることはできません(5ページ5⑷ 参 照 ) 3 復 興 特 別 所 得 額 控 除 を 受 ける 場 合 には 復 興 特 別 法 人 申 告 書 修 正 申 告 書 又 は 更 正 請 求 書 に 控 除 を 受 けるべき 金 額 及 びそ 計 算 に 関 する 明 細 を 記 載 した 書 類 ( 復 興 特 別 法 人 申 告 書 別 表 二 )を 添 付 す る 必 要 があります( 復 興 財 源 確 保 法 495) 4 平 成 22 9 月 30 日 以 前 に 解 散 した 内 国 普 通 法 人 等 取 扱 いについては 復 興 特 別 法 人 概 要 をご 覧 ください ⑶ 外 国 額 控 除 復 興 特 別 法 人 申 告 書 を 提 出 する 内 国 法 人 が 各 において 法 人 法 第 69 条 第 1 項 (( 外 国 額 控 除 )) 規 定 適 用 を 受 ける 場 合 において 当 該 控 除 対 象 外 国 法 人 額 ( 租 特 別 措 置 法 第 66 条 7 第 1 項 (( 内 国 法 人 に 係 る 特 定 外 国 子 会 社 等 対 象 金 額 等 益 金 算 入 )) 及 び 第 66 条 93 第 1 項 (( 特 殊 関 係 株 主 等 である 内 国 法 人 に 係 る 特 定 外 国 法 人 対 象 金 額 等 益 金 算 入 )) 規 定 により 控 除 対 象 外 国 法 人 額 とみなされるもを 含 み ます )が 法 人 法 第 69 条 第 1 項 控 除 限 額 を 超 えるときは 次 算 式 により 計 算 した 復 興 特 別 法 人 控 除 限 額 を 限 として そ 超 える 金 額 は 当 該 復 興 特 別 法 人 額 か ら 控 除 されます( 復 興 財 源 確 保 法 501 復 興 特 別 法 人 令 61 法 人 法 施 行 令 142) ( 算 式 ) 復 興 特 別 法 人 控 除 限 額 = 復 興 特 別 法 人 額 国 外 所 得 割 合 国 外 所 得 割 合 = 当 該 国 外 所 得 金 額 当 該 所 得 金 額 ( 注 )1 算 式 中 復 興 特 別 法 人 額 は そ 計 算 基 礎 となった 基 準 法 人 額 うちに 租 特 別 措 置 法 第 42 条 4 第 11 項 ( 連 結 納 承 認 を 取 り 消 された 場 合 試 験 研 究 費 額 に 係 る 法 人 額 ) など 一 定 規 定 により 加 算 された 金 額 が 含 まれている 場 合 には 当 該 基 準 法 人 額 からそ 加 算 された 金 額 を 控 除 した 残 額 を 基 準 法 人 額 とみなして 計 算 した 復 興 特 別 法 人 額 となります( 復 興 特 別 法 人 令 61) 2 内 国 法 人 である 公 益 法 人 等 又 は 人 格 ない 社 団 等 が 収 益 以 外 又 はこれに 属 する 資 産 から 生 ずる 所 得 につき 納 付 する 控 除 対 象 外 国 法 人 額 については 復 興 特 別 法 人 額 から 控 除 することは - 4 -

できません( 復 興 財 源 確 保 法 504) 3 外 国 額 控 除 を 受 ける 場 合 には 復 興 特 別 法 人 申 告 書 修 正 申 告 書 又 は 更 正 請 求 書 に 控 除 を 受 け るべき 金 額 及 びそ 計 算 に 関 する 明 細 を 記 載 した 書 類 ( 復 興 特 別 法 人 申 告 書 別 表 三 )を 添 付 する 必 要 があります( 復 興 財 源 確 保 法 505) 4 控 除 対 象 外 国 法 人 額 は まず 法 人 控 除 限 額 範 囲 内 で 法 人 額 から 控 除 され 控 除 し きれなかったもは 復 興 特 別 法 人 控 除 限 額 範 囲 内 で 復 興 特 別 法 人 額 から 控 除 されますが なお 控 除 しきれなかったもは 道 府 県 民 額 及 び 市 町 村 民 額 から 控 除 されることになります また 当 該 道 府 県 民 額 及 び 市 町 村 民 額 からもなお 控 除 しきれなかった 残 額 ( 控 除 限 超 過 額 )は 前 3 内 ( 当 該 開 始 日 前 3 以 内 に 開 始 した 各 をいいます ) 法 人 道 府 県 民 及 び 市 町 村 民 控 除 余 裕 額 うち 当 該 に 繰 り 越 されたも( 繰 越 控 除 限 額 )を 充 当 することにより 控 除 され なお 控 除 しきれなかった 残 額 ( 繰 越 控 除 対 象 外 国 法 人 額 ) は 翌 に 繰 り 越 されることになります( 復 興 財 源 確 保 法 631 法 人 法 6923) ⑷ 額 控 除 順 序 復 興 特 別 所 得 額 及 び 外 国 額 復 興 特 別 法 人 額 から 控 除 については まず 外 国 額 控 除 をした 後 において 復 興 特 別 所 得 額 控 除 をすることになります( 復 興 財 源 確 保 法 51) 5 申 告 及 び 納 付 等 ⑴ 申 告 法 人 は 各 終 了 日 翌 日 から2 月 以 内 に 務 署 長 に 対 し 復 興 特 別 法 人 申 告 書 を 提 出 しなければなりません ただし 標 準 である 標 準 法 人 額 がない 場 合 には 復 興 特 別 法 人 申 告 書 を 提 出 する 必 要 はありません( 復 興 財 源 確 保 法 531) ( 注 )1 清 算 中 内 国 法 人 につきそ 残 余 財 産 が 確 定 した 場 合 には 残 余 財 産 確 定 日 属 する に 係 る 復 興 特 別 法 人 申 告 書 は 当 該 終 了 日 翌 日 から1 月 以 内 ( 当 該 翌 日 から1 月 以 内 に 残 余 財 産 最 後 分 配 又 は 引 渡 しが 行 われる 場 合 には そ 行 われる 日 前 日 まで)に 提 出 する 必 要 がありま す( 復 興 財 源 確 保 法 532) 2 法 人 法 第 75 条 又 は 第 75 条 2 ( 確 定 申 告 書 提 出 期 限 延 長 等 ) 規 定 により 同 法 第 74 条 第 1 項 ( 確 定 申 告 ) 規 定 による 申 告 書 提 出 期 限 が 延 長 されている 場 合 には 復 興 特 別 法 人 申 告 書 提 出 期 限 は そ 延 長 された 提 出 期 限 となります( 復 興 財 源 確 保 法 534) なお 復 興 特 別 法 人 申 告 書 提 出 期 限 延 長 適 用 を 受 けた 場 合 には 所 定 計 算 に 基 づく 利 子 を 納 付 する 必 要 があります( 復 興 財 源 確 保 法 5345) ⑵ 青 色 申 告 法 人 申 告 書 を 青 色 申 告 書 により 提 出 することにつき 務 署 長 承 認 を 受 けている 場 合 に は 復 興 特 別 法 人 申 告 書 及 び 当 該 申 告 書 に 係 る 修 正 申 告 書 について 青 色 申 告 書 により 提 出 す ることができます( 復 興 財 源 確 保 法 581) ⑶ 納 付 復 興 特 別 法 人 額 があるときは 復 興 特 別 法 人 申 告 書 提 出 期 限 までに そ 復 興 特 別 法 人 を 国 に 納 付 する 必 要 があります( 復 興 財 源 確 保 法 55) ⑷ 復 興 特 別 所 得 額 還 付 控 除 をされるべき 復 興 特 別 所 得 額 で 復 興 特 別 法 人 額 計 算 上 控 除 しきれなかったも があるときは そ 控 除 しきれなかった 復 興 特 別 所 得 額 還 付 を 受 けることができます ( 復 興 財 源 確 保 法 53 56) また 標 準 法 人 額 がない 場 合 においても 控 除 をされるべき 復 興 特 別 所 得 額 があるときは 復 興 特 別 法 人 申 告 書 を 提 出 することにより そ 復 興 特 別 所 得 額 還 付 を 受 けることができます( 復 興 財 源 確 保 法 54 56) ( 注 ) 平 成 24 4 月 1 日 前 に 開 始 した であっても 平 成 25 1 月 1 日 以 後 に 源 泉 徴 収 をされた 復 興 特 別 所 得 額 がある 場 合 には そ 還 付 を 受 けるために 復 興 特 別 法 人 申 告 書 を 提 出 することができます こ 場 合 には 当 該 は とみなされますが( 復 興 財 源 確 保 法 453) 標 準 法 人 額 はないも として 申 告 をします( 復 興 財 源 確 保 法 474) 同 様 に 最 後 終 了 日 翌 日 以 後 に 開 始 した 各 において 源 泉 徴 収 をされた 復 興 特 別 所 得 額 がある 場 合 にも 当 該 各 は とみなされますが 標 準 法 人 額 はな いもとされますで そ 復 興 特 別 所 得 額 還 付 を 受 けるために 復 興 特 別 法 人 申 告 書 を 提 出 するこ とができます - 5 -

( 参 考 ) 復 興 特 別 法 人 及 び 標 準 法 人 額 例 1 原 則 1 回 9 月 末 決 算 法 人 24.4.1 27.3.31 指 定 期 間 3 例 24.10.1 25.9.30 26.9.30 27.9.30 X 1 X 2 X 3 A B C 説 明 指 定 期 間 内 に 最 初 に 開 始 する 開 始 日 (24.10.1)から 同 日 以 後 3 を 経 過 する 日 (27.9.30)まで 期 間 内 日 属 する が となることから 25/9 期 26/9 期 及 び27/9 期 が となります( 復 興 財 源 確 保 法 451) ( 注 ) 2 回 ( 例 えば3 月 31 日 9 月 30 日 ) 決 算 法 人 場 合 には 指 定 期 間 内 に 最 初 に 開 始 す る 開 始 日 (24.4.1)から 同 日 以 後 3 を 経 過 する 日 (27.3.31)まで 期 間 内 日 属 する が となることから 24/9 期 25/3 期 25/9 期 26/3 期 26/9 期 及 び27/3 期 が となります( 復 興 財 源 確 保 法 451) 各 標 準 法 人 額 各 標 準 法 人 額 は 次 とおりとなります 1 25/9 期 (24.10.1~25.9.30) X 1 = A 2 26/9 期 (25.10.1~26.9.30) X 2 = B 3 27/9 期 (26.10.1~27.9.30) X 3 = C ( 注 ) 復 興 特 別 法 人 標 準 である 各 標 準 法 人 額 は 各 基 準 法 人 額 となります( 復 興 財 源 確 保 法 4712 本 文 ) ( 注 ) 部 分 は を 示 します( 以 下 同 じです ) また A B C はそれぞれ 基 準 法 人 額 (2ページ1 参 照 )を X 1 X 2 X 3 は 標 準 法 人 額 を 示 します( 以 下 同 じです ) - 6 -

例 2 新 設 法 人 場 合 指 定 期 間 内 (24.7.1)に 設 立 された 1 回 12 月 末 決 算 法 人 24.4.1 27.3.31 指 定 期 間 例 24.7.1 24.12.31 25.12.31 26.12.31 27.12.31 Ⅹ 1 Ⅹ 2 Ⅹ 3 Ⅹ 4 A B C D 説 明 指 定 期 間 内 に 設 立 された 法 人 については 指 定 期 間 内 日 属 する が となることから 24/12 期 25/12 期 26/12 期 及 び27/12 期 が となります( 復 興 財 源 確 保 法 452 一 ) 各 標 準 法 人 額 は 次 とおりとなります 1 24/12 期 (24.7.1~24.12.31) Ⅹ 1 = A 2 25/12 期 (25.1.1~25.12.31) 各 標 準 法 人 額 Ⅹ 2 = B 3 26/12 期 (26.1.1~26.12.31) Ⅹ 3 = C 4 27/12 期 (27.1.1~27.12.31) 3 Ⅹ 4 = D 12 ( 注 ) 指 定 期 間 内 に 設 立 された 法 人 各 うち 最 後 標 準 法 人 額 は 基 準 法 人 額 に 当 該 最 後 (27.1.1~27.12.31) 月 数 (12 月 )うちに 当 該 最 後 開 始 日 (27.1.1)から 指 定 期 間 末 日 (27.3.31) まで 期 間 (3 月 ) 占 める 割 合 を 乗 じて 計 算 します( 復 興 財 源 確 保 法 472 二 ) なお 最 後 月 数 又 は 最 後 開 始 日 から 指 定 期 間 末 日 まで 期 間 月 数 に1 月 未 満 端 数 が 生 ずる 場 合 には そ 端 数 は1 月 に 切 り 上 げます( 以 下 同 じです )( 復 興 財 源 確 保 法 473) - 7 -

例 3 変 更 場 合 1 回 9 月 末 決 算 から 1 回 3 月 末 決 算 に 変 更 した 法 人 (27.4.1 変 更 ) 例 24.4.1 指 定 期 間 27.3.31 3 27.9.30 27.4.1 変 更 24.10.1 25.9.30 26.9.30 28.3.31 Ⅹ 1 Ⅹ 2 Ⅹ 3 Ⅹ 4 A B C D 指 定 期 間 内 に 最 初 に 開 始 する 開 始 日 (24.10.1)から 同 日 以 後 3 を 経 過 する 説 明 日 (27.9.30)まで 期 間 内 日 属 する が となることから 25/9 期 26/9 期 27/3 期 及 び28/3 期 が となります( 復 興 財 源 確 保 法 451) ( 注 ) こ 例 では 変 更 により 月 数 合 計 が36 月 を 超 えることに なります 12 月 (25/9 期 )+12 月 (26/9 期 )+6 月 (27/3 期 )+12 月 (28/3 期 ) = 42 月 > 36 月 各 標 準 法 人 額 は 次 とおりとなります 1 25/9 期 (24.10.1~25.9.30) Ⅹ 1 = A 各 標 準 法 人 額 2 26/9 期 (25.10.1~26.9.30) Ⅹ 2 = B 3 27/3 期 (26.10.1~27.3.31) Ⅹ 3 = C 4 28/3 期 (27.4.1~28.3.31) 6 Ⅹ 4 = D 12 ( 注 ) 変 更 により 月 数 合 計 が36 月 を 超 える 法 人 各 うち 最 後 標 準 法 人 額 は 基 準 法 人 額 に 当 該 最 後 (27.4.1~28.3.31) 月 数 (12 月 )うちに 当 該 最 後 開 始 日 (27.4.1)から 当 該 法 人 指 定 期 間 内 に 最 初 に 開 始 する 開 始 日 (24.10.1) 以 後 3 を 経 過 する 日 (27.9.30)まで 期 間 (27.4.1~27.9.30) 月 数 (6 月 ) 占 める 割 合 を 乗 じて 計 算 します( 復 興 財 源 確 保 法 472 一 ) - 8 -