登 記 の 重 要 性 登 記 事 項 の 調 べ か た 登 記 の 重 要 性 不 動 産 登 記 とは 何 で すか? 不 動 産 登 記 は, 私 た ち の 大 切 な 財 産 で あ る 土 地 や 建 物 の 所 在 面 積 の ほ か, 所 有 者 の 住 所 氏 名 な ど を 公 の 帳 簿 で あ る 登 記 簿 に 記 録 し, 権 利 関 係 な ど の 状 況 が 誰 に で も 分 か る よ うにしています そ し て, そ れ ら を 一 般 に 公 開 す る こ と に よ り, 取 引 の 安 全 と 円 滑 をはかる 役 割 を 果 たしています 登 記 が 必 要 な のは,どんな 場 合 ですか? 建 物 を 新 築 したとき 建 物 表 題 登 記, 所 有 権 保 存 登 記 建 物 を 増 築 したとき 建 物 表 題 変 更 登 記 土 地 建 物 を 売 買 贈 与 したとき 所 有 権 移 転 登 記 または 相 続 したとき 土 地 建 物 を 担 保 にお 金 を 借 りるとき 抵 当 権 設 定 登 記 土 地 建 物 を 担 保 にして 借 りていたお 金 を 返 済 したとき 抵 当 権 抹 消 登 記 (ローンを 返 済 したとき) 等 の 例 があげられます 名 古 屋 法 務 局
登 記 事 項 の 調 べかた 登 記 所 の 窓 口 で 調 べる 登 記 事 務 は, 登 記 所 ( 法 務 局 )で 行 われています 不 動 産 の 登 記 事 項 は, 登 記 事 項 要 約 書 や 登 記 事 項 証 明 書 を 入 手 す るこ と に より 確 認 することができます な お, 登 記 事 項 要 約 書 は 該 当 す る 不 動 産 を 管 轄 す る 登 記 所 で し か 請 求 す る こ と が で き ま せ ん が, 登 記 事 項 証 明 書 に つ い て は, 他 の 登 記 所 が 管 轄 す る 不 動 産 ( 登 記 簿 がコンピュータ 化 さ れ, 地 番, 家 屋 番 号 が 特 定 できているものに 限 ります )も 登 記 情 報 交 換 システム を 利 用 して 請 求 すること が 可 能 です 不 動 産 を 管 轄 す る 登 記 所 は, 各 登 記 所 の 窓 口 で お 問 い 合 わ せ い た だ く か, 法 務 局 の ホー ムページで 確 認 することができます 詳 し くは, 法 務 局 オンライン(イ ンターネット)で 調 べる 登 記 事 項 証 明 書 は,オンライン(インターネット)でも 請 求 できます 請 求 さ れ た 登 記 事 項 証 明 書 は, 郵 送 又 は 登 記 所 の 窓 口 で 請 求 者 等 に お 渡 し します なお, 登 記 事 項 要 約 書 は,オンラインや 郵 送 では 請 求 できません オンライン(インターネット)による 登 記 事 項 証 明 書 の 交 付 請 求 は, 便 利 で 手 数 料 がお 得 です 詳 し く は, かんたん 証 明 書 郵 送 で 調 べ る 郵 送 で 請 求 す る 場 合 は, 該 当 不 動 産 を 管 轄 す る 法 務 局 に 以 下 の も の を 郵 送 し て く だ さ い 登 記 事 項 証 明 書 交 付 請 求 書 登 記 手 数 料 ( 収 入 印 紙 ) 登 記 印 紙 でも 可 返 送 用 封 筒 宛 名 等 を 記 入 して くださ い パ ソ コ ン の 画 面 上 で 調 べ る 登 記 情 報 提 供 サ ー ビ ス を 利 用 す る と, イ ン タ ー ネ ッ ト に 接 続 し て い る パ ソ コ ン の 画 面 上 で 登 記 事 項 を 確 認 することができます 住 居 表 示 目 的 物 から 地 番 を 確 認 することもできます( 一 部 地 域 のみ ) な お, 画 面 上 に 表 示 さ れ た 登 記 事 項 の 内 容 は 印 刷 も で きますが, 登 記 事 項 証 明 書 のような 登 記 官 の 認 証 文 が 入 りませんので,ご 注 意 ください 同 サービスは 法 務 局 で はなく, 法 律 に 基 づき 法 務 大 臣 の 指 定 を 受 けた 法 人 が 以 下 の ホ ー ム ペ ー ジ で 行 っ て い ま す の で, 詳 細 に つ い て は そ ち ら で ご 確 認 く だ さ い 登 記 情 報 提 供 サービスホームページ 03(5540)7050 http://www.touki.or.jp/
登 記 事 項 証 明 書 等 の 種 類, 見 方 登 記 事 項 証 明 書 等 の 種 類 登 記 簿 の 全 部 事 項 証 明 書 現 在 事 項 証 明 書 とは 何 ですか? 登 記 簿 の 全 部 事 項 証 明 書 とは, 登 記 簿 に 記 録 されている 特 定 の 土 地 建 物 の 所 在 や, 所 有 権 抵 当 権 などの 権 利 関 係 すべてを 証 明 したものです 現 在 事 項 証 明 書 と は, 登 記 簿 に 記 録 さ れ て い る 登 記 事 項 の 中 で 現 在 効 力 を 有 し て い る も の ( 抹 消 済 み の 抵 当 権 な ど の 現 在 効 力 を 失 っ て い る もの を 省 い た も の )を 証 明 し たも の で す 交 付 手 数 料 は, 全 部 事 項 証 明 書 現 在 事 項 証 明 書 と も に, 窓 口 申 請 に つ い て は 1 通 6 0 0 円 で す オンライン(インターネット) 申 請 については,2つの 方 法 を 選 択 することができ,1 郵 送 での 送 付 の 場 合 は1 通 500 円 ( 郵 送 料 を 含 む ),2 登 記 所 窓 口 での 交 付 の 場 合 は1 通 480 円 です (1 通 の 枚 数 が50 枚 を 超 えるも のについて は, 超 える 枚 数 50 枚 まで ごとに100 円 加 算 され ます ) 登 記 事 項 要 約 書 とは 何 ですか? 登 記 事 項 要 約 書 と は, 従 来 の 登 記 簿 閲 覧 制 度 に 代 わり 交 付 さ れる, 登 記 記 録 の 概 要 を 記 載 した 書 面 です 登 記 事 項 要 約 書 には, 所 在 地 番 などの 表 題 部 事 項 と 現 在 の 所 有 者 の 住 所 氏 名 のほか, 抵 当 権 な どの 登 記 事 項 を 要 約 したものが 記 載 されますが, 以 前 の 所 有 者, 所 有 権 移 転 の 原 因 ( 売 買, 相 続 など)やその 日 付, 既 に 抹 消 されている 抵 当 権 などは 記 載 さ れず,また, 作 成 日 や 登 記 官 の 認 証 文 も 記 載 されないため, 証 明 書 として 使 用 することはできませんので,ご 注 意 ください 交 付 手 数 料 は,1 筆 個 ( 登 記 記 録 )につき450 円 です ( 1 登 記 記 録 の 枚 数 が50 枚 を 超 えるもの については, 超 える 枚 数 50 枚 までご とに50 円 加 算 されます ) 登 記 事 項 要 約 書 土 地 1 表 題 部 名 古 屋 市 中 区 栄 丁 目 24 番 田 141 宅 地 141 00 23 昭 和 年 月 日 地 目 変 更 昭 和 年 月 日 24 番 1 120 20 1324 番 1ないし24 番 3に 分 筆 昭 和 年 月 日 権 利 部 名 古 屋 市 中 区 栄 丁 目 番 号 持 分 3 分 の2 法 務 太 郎 昭 和 年 月 日 所 有 権 第 号 名 古 屋 市 中 区 三 の 丸 丁 目 番 地 持 分 3 分 の1 法 務 花 子 昭 和 年 月 日 第 号 権 利 部 2 抵 当 権 設 定 平 成 年 月 日 債 権 額 金 7,600 万 円 乙 区 第 号 債 務 者 名 古 屋 市 中 区 栄 丁 目 番 号 法 務 太 郎 抵 当 権 者 名 古 屋 市 中 区 錦 丁 目 番 号 株 式 会 社 銀 行 共 同 担 保 目 録 (あ) 第 号 * 下 線 の あるものは 抹 消 事 項 であることを 示 す 整 理 番 号 P 名 古 屋 法 務 局
登 記 事 項 証 明 書 の 見 方 登 記 事 項 証 明 書 の 見 方 登 記 記 録 は, 土 地 の 1 筆 ( 1 区 画 ), 建 物 の1 個 ご と に 備 え 付 けら れ て い ます 1 つの 登 記 記 録 は 表 題 部 権 利 部 ( 甲 区 )( 乙 区 ) と い う 2つ の 部 分 で 成 り 立 っ ています 表 題 部 土 地 や 建 物 の 状 況 が 記 載 されています 土 地 : 所 在 地 番 地 目 ( 土 地 の 現 況 ) 地 積 ( 土 地 の 面 積 ) など 建 物 : 所 在 地 番 家 屋 番 号 種 類 構 造 床 面 積 など 表 題 部 ( 土 地 の 表 示 ) 地 図 番 号 3 筆 界 特 定 所 在 名 古 屋 市 中 区 栄 丁 目 775 番 田 211 余 白 調 整 余 白 不 動 産 番 号 0000000000000 1 地 番 2 地 目 3 地 積 m2 原 因 及 びその 日 付 登 記 の 日 付 宅 地 211 00 23 昭 和 年 月 日 地 目 変 更 昭 和 年 月 日 775 番 1 余 白 141 00 13775 番 1ないし775 番 3に 分 筆 現 在 の 土 地 の 現 況 と 面 積 余 白 余 白 余 白 現 在 の 地 番 余 白 1 地 番,3 地 積 が 変 更 となった 理 由 下 線 部 分 は 既 に 抹 消 されている 事 項 です 余 白 余 白 昭 和 年 月 日 昭 和 63 年 法 務 省 令 第 37 号 附 則 第 2 条 第 2 項 の 規 定 により 移 記 平 成 年 月 日 登 記 簿 がコン ピュー タに 移 記 された 年 月 日 権 利 部 ( 甲 区 ) 所 有 権 移 転 や 差 押 えなど 所 有 権 に 関 する 登 記 事 項 が 記 載 されています その 物 件 の 所 有 者 は 誰 か,また,いつ,どんな 原 因 ( 売 買 贈 与 相 続 など)で 所 有 権 を 取 得 したのかが 分 かります 権 利 部 ( 甲 区 ) ( 所 有 権 に 関 す る 事 項 ) 順 位 番 号 1 所 有 権 移 転 平 成 年 月 日 原 因 昭 和 年 月 日 売 買 余 白 登 記 の 目 的 登 記 された 日 付 と 受 付 番 号 受 付 年 月 日 受 付 番 号 第 号 余 白 以 前 の 所 有 者 所 有 者 名 古 屋 市 中 区 三 の 丸 丁 目 番 地 法 務 太 郎 順 位 2 番 の 登 記 を 移 記 昭 和 63 年 法 務 省 令 第 37 号 附 則 第 2 条 第 2 項 の 規 定 により 移 記 権 利 者 そ の 他 事 項 平 成 年 月 日 2 所 有 権 移 転 平 成 年 月 日 原 因 平 成 年 月 日 売 買 第 号 所 有 者 名 古 屋 市 中 区 栄 丁 目 775 番 地 1 現 在 の 所 有 者 法 務 次 郎 所 有 権 を 取 得 した 年 月 日 と 原 因 権 利 部 ( 乙 区 ) 抵 当 権, 根 抵 当 権, 地 役 権 な ど 所 有 権 以 外 の 権 利 に 関 する 登 記 事 項 が 記 載 されています その 物 件 が,これらの 設 定 さ れた 権 利 に よって 制 限 を 受 け て いる こ とが 分 か りま す 権 利 部 ( 乙 区 ) ( 所 有 権 以 外 の 権 利 に 関 す る 事 項 ) 順 位 番 号 登 記 の 目 的 受 付 年 月 日 受 付 番 号 権 利 者 そ の 他 事 項 1 抵 当 権 設 定 平 成 年 月 日 原 因 平 成 年 月 日 金 銭 消 費 貸 借 同 日 登 記 されている 権 利 の 種 類 早 い 番 号 ほど 優 先 順 位 が 高 い 第 号 設 定 登 記 の 原 因 となった 事 項 登 記 されている 権 利 の 内 容 債 権 額 金 1,000 万 円 利 息 年 0.5% 損 害 金 年 14% 債 務 者 名 古 屋 市 中 区 栄 丁 目 775 番 地 1 法 務 次 郎 抵 当 権 者 名 古 屋 市 中 区 錦 丁 目 番 号 株 式 会 社 銀 行 ( 取 扱 店 名 古 屋 支 店 ) 共 同 担 保 目 録 (あ) 第 号
登 記 事 項 証 明 書 の 請 求 方 法 登 記 事 項 証 明 書 を 取 り 寄 せるには 登 記 事 項 証 明 書 の 請 求 方 法 は? 登 記 事 項 証 明 書 を 請 求 す る 方 法 には,3つの 方 法 がありま す 1 登 記 所 ( 法 務 局 )の 窓 口 で 請 求 書 を 提 出 する 方 法 と,2オンライン(インターネット)で 請 求 する 方 法 と,3 郵 送 で 請 求 する 方 法 です 請 求 する 証 明 書 ( 全 部 ( 現 在 ) 事 項 証 明 書 閉 鎖 事 項 証 明 書 )の 種 類 によって, 請 求 する 登 記 所 と 請 求 方 法 が 異 なります 具 体 的 な 対 応 関 係 は, 以 下 の 図 のとおりとなります 請 求 する 証 明 書 の 種 類 請 求 する 登 記 所 ご 利 用 いただける 請 求 方 法 全 部 事 項 証 明 書 現 在 事 項 証 明 書 不 動 産 を 管 轄 する 登 記 所 にかかわらず, 全 国 どこ の 登 記 所 へも 請 求 可 能 窓 口 での 請 求 ( 窓 口 交 付 ) オンラインでの 請 求 ( 郵 送 窓 口 交 付 ) 郵 送 での 請 求 ( 郵 送 交 付 ) 登 記 簿 のコンピュータ 化 以 前 に 閉 鎖 された 登 記 事 項 に 関 する 証 明 書 不 動 産 を 管 轄 す る 登 記 所 のみ 請 求 可 能 窓 口 での 請 求 ( 窓 口 交 付 ) 郵 送 での 請 求 ( 郵 送 交 付 ) 各 登 記 所 の 所 在 や 管 轄 区 域 については, 各 登 記 所 の 窓 口 でお 問 い 合 わせいただくか, 以 下 の 法 務 局 ホーム ページからリンクする 各 法 務 局 地 方 法 務 局 のホームページで 確 認 することができます 登 記 所 窓 口 での 請 求 詳 しくは, 法 務 局 登 記 所 に 備 え 付 けられた 請 求 書 に 所 要 事 項 を 記 入 して, 受 付 窓 口 へ 提 出 すれば, 即 日 で 登 記 事 項 証 明 書 の 交 付 を 受 けることができます 交 付 手 数 料 は1 通 につき600 円 です 手 数 料 は, 請 求 書 に 収 入 印 紙 ( 登 記 印 紙 でも 可 )を 貼 付 して 納 付 しま す (1 通 の 枚 数 が50 枚 を 超 えるものについては, 超 える 枚 数 50 枚 までごとに100 円 加 算 されます ) なお, 収 入 印 紙 は, 登 記 所 内 でも 販 売 しております 名 古 屋 法 務 局 注 ) 各 登 記 所 のコンピュータ 化 時 期 は, それぞれの 登 記 所 にてご 確 認 ください
オンライン(インターネット)による 請 求 直 接 登 記 所 へ 出 向 くことなくパソコンやスマートフォンから, 登 記 事 項 証 明 書 の 交 付 請 求 を する こ と が でき ま す 請 求 した 登 記 事 項 証 明 書 は, 手 数 料 を 納 付 した 後, 請 求 先 の 登 記 所 から, 請 求 時 に 指 定 した 方 法 ( 郵 送 による 受 領 又 は 登 記 所 の 窓 口 で 受 領 )で 交 付 さ れます 交 付 手 数 料 は, 郵 送 で の 送 付 の 場 合 は 1 通 につき500 円, 窓 口 での 交 付 の 場 合 は1 通 480 円 とお 得 です( 通 常 は600 円 ) ( 枚 数 超 過 の 場 合 の 加 算 手 数 料 は, 前 記 窓 口 請 求 の 場 合 と 同 じです ) オンライン(インターネット)による 請 求 については, かんたん 証 明 書 と して,ホーム ページにアクセスしてください 主 な 作 業 内 容 1 申 請 者 情 報 の 登 録 ( 初 回 のみ 必 要 ) 2 申 請 者 ID 及 びパスワードを 入 力 してログイン 3 証 明 書 の 請 求 情 報 の 入 力 4 証 明 書 の 交 付 情 報 の 入 力 5 請 求 内 容 を 確 認 して 送 信 6 処 理 状 況 を 確 認 して 手 数 料 を 納 付 交 付 手 数 料 は,ペイジー 対 応 のインターネットバンキング,ATMにより 納 付 します 詳 しい 操 作 方 法 や 納 付 手 続 については,ホームページに 説 明 されています なお,オンライン(インターネット)で 請 求 した 証 明 書 を 登 記 所 の 窓 口 で 受 け 取 る 場 合 も, 手 数 料 はあらかじめペイジー 対 応 のインターネットバンキング,ATMにより 納 付 する 必 要 があります 主 な 作 業 内 容 1 処 理 状 況 照 会 画 面 の 到 達 通 知, お 知 らせ で 到 達 状 況, 手 数 料 額 等 を 確 認 2 納 付 で 電 子 納 付 情 報 を 確 認 3ペイジー 対 応 のインターネットバンキング,ATMにより 手 数 料 を 納 付 詳 しくは, かんたん 証 明 書 登 記 供 託 オンライン 申 請 システムホームページ http://www.touki-kyoutaku-net.moj.go.jp/ 郵 送 による 請 求 郵 送 による 請 求 は, 該 当 不 動 産 を 管 轄 する 登 記 所 に 以 下 のものを 郵 送 して 行 います 請 求 した 証 明 書 は, 請 求 先 の 登 記 所 から 同 封 の 返 送 用 封 筒 で 送 付 されます 交 付 手 数 料 は, 1 通 に つ き 6 0 0 円 で す ( 超 過 枚 数 の 取 扱 い, 納 付 方 法 は 窓 口 請 求 と 同 じ で す ) 登 記 事 項 証 明 書 交 付 請 求 書 ( 法 務 省 ホームページから 書 式 をダウンロードできます ) 収 入 印 紙 ( 手 数 料 分 )( 登 記 印 紙 でも 可 ) 返 送 用 封 筒 ( 宛 名 等 を 記 入 してください ) 返 送 用 切 手
インターネットを 利 用 した 登 記 事 項 の 確 認 方 法 インターネットで 登 記 事 項 を 調 べるには 登 記 情 報 提 供 サービス インターネットで 登 記 事 項 等 の 内 容 を 調 べる 方 法 として, 登 記 情 報 提 供 サービス があります こ の 提 供 サ ー ビ ス は, 法 律 に 基 づ き, 法 務 大 臣 か ら 指 定 を 受 け た 法 人 が 提 供 す る 有 料 サ ー ビ ス で, イ ン タ ー ネ ッ ト を 利 用 し て 利 用 者 の パ ソ コ ン に 登 記 情 報 や 地 図 等 の 情 報 を 提 供 す る も の で す 画 面 に 表 示 さ れた 各 種 情 報 は 印 刷 することも 可 能 です どんな 情 報 を 調 べることができますか? 提 供 サービスで 調 べることができるのは,コンピュータ 化 した 土 地 や 建 物, 会 社 や 法 人 の 登 記 情 報, 地 図 図 面 等 の 情 報 です どの ようにすれば 利 用 できますか? 提 供 サービスは, 以 下 のホームページから 利 用 できます 登 記 情 報 提 供 サービス http://www.touki.or.jp/ 利 用 に 当 たっては 請 求 する 土 地, 建 物 の 正 確 な 所 在 と 地 番, 家 屋 番 号 ( 又 は 不 動 産 番 号 )が 必 要 となりますので, 事 前 に 登 記 済 証 ( 権 利 証 )や 地 図 等 でご 確 認 ください なお, 地 番 サービス を 利 用 すると,インターネット 上 の 住 宅 地 図 を 用 いて 住 居 表 示 目 的 物 からおおよその 地 番 を 無 料 で, できます 注 : 平 成 27 年 7 月 1 日 現 在 のサービスエリア: 全 国 の433 市 区 町 利 用 時 間, 休 業 日 は 以 下 のとおりです 利 用 時 間 : 午 前 8 時 30 分 ~ 午 後 9 時 休 業 日 :1 土 曜 日, 日 曜 日 2 国 民 の 祝 日 に 関 する 法 律 で 定 められた 休 日 3 年 末 年 始 ( 1 2 月 2 9 日 か ら 1 月 3 日 ) 名 古 屋 法 務 局
提 供 される 情 報 はどんな ものですか? 利 用 料 金 はいくらですか? 登 記 情 報 ( 全 部 事 項 ) :337 円 / 筆 個 登 記 所 で 交 付 されている 全 部 事 項 証 明 書 と 同 一 内 容 です 共 同 担 保 目 録 や 閉 鎖 登 記 簿 (コンピュータ 化 以 後 に 閉 鎖 されたものに 限 る )も 請 求 が 可 能 です 現 在 事 項 証 明 書, 要 約 書 は 提 供 サービスの 対 象 外 です 登 記 情 報 ( 所 有 者 事 項 ) :147 円 / 筆 個 不 動 産 の 所 在 ( 地 番 又 は 家 屋 番 号 ) 及 び 所 有 者 の 氏 名 住 所 のみ 提 供 されます 地 図 等 の 情 報 :367 円 / 筆 個 不 動 産 登 記 法 第 14 条 第 1 項 の 地 図 又 は 地 図 に 準 ずる 図 面 (いわゆる 公 図 )や 地 積 測 量 図, 地 役 権 図 面, 建 物 図 面 等 の 各 種 図 面 について, 請 求 した 土 地 又 は 建 物 の 情 報 が 表 示 されます いずれの 情 報 も 表 示 された 画 面 の 印 刷 は 可 能 ですが, 登 記 官 の 認 証 文 は 入 りませんので, 対 外 的 な 証 明 書 としてはご 利 用 いただけません 事 前 に 利 用 者 登 録 は 必 要 ですか? 登 録 費 用 はいくらですか? 提 供 サービスには,1 指 定 法 人 と 情 報 提 供 契 約 ( 利 用 者 登 録 )を 締 結 して 利 用 する 方 法 と,2ク レジットカードの 即 時 決 済 により 一 時 利 用 する 方 法 とがあります 利 用 者 登 録 を 行 うと, 利 用 者 IDとパスワードが 発 行 され,これらを 入 力 して, 登 記 情 報 を 請 求 することとなりますが, 登 録 手 続 からID 等 の 発 行 ( 登 録 完 了 通 知 書 送 達 )までには, 個 人 の 場 合 は1 週 間, 法 人 の 場 合 は3~4 週 間 程 度 の 期 間 が 必 要 となります 利 用 を 急 がれる 場 合 や1 度 だけ 利 用 できればよい 場 合 は, 利 用 者 登 録 を 行 わず, 一 時 利 用 として 提 供 サービスを 利 用 することも 可 能 です その 際 は 住 所, 氏 名 のほか, 利 用 料 金 決 済 に 使 用 するクレジットカードの 情 報 を 画 面 入 力 する 必 要 があります 詳 しくは,ホームページの 利 用 者 ガイド サービスの 概 要 及 び 申 込 方 法 を ご 覧 くださいください なお, 登 録 費 用 は 以 下 のとおりです 月 会 費, 年 会 費 は 必 要 ありません 個 人 利 用 300 円 法 人 利 用 740 円 一 時 利 用 不 要 利 用 者 登 録 はどのように 行 う のですか? 個 人 が 利 用 者 登 録 を 行 う 場 合 ホームページの 画 面 上 で 手 続 を 行 います 特 に 添 付 書 面 等 は 必 要 ありませんが, 料 金 決 済 に 使 用 するクレジットカードが 必 要 です 法 人 が 利 用 者 登 録 を 行 う 場 合 1 利 用 申 込 書,2 会 社 法 人 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 作 成 後 3か 月 以 内 ),3 会 社 法 人 の 印 鑑 証 明 書 ( 作 成 後 3か 月 以 内 ),4 預 金 口 座 振 替 依 頼 書 を 指 定 法 人 へ 郵 送 して 行 います 1 利 用 申 込 書 及 び4 預 金 口 座 振 替 依 頼 書 は,ホームページから 印 刷 してくださ い 利 用 するために 必 要 なソフトウェアはありますか? サービスを 利 用 するための 専 用 ソフトウェアは 特 にありませんが, 使 用 するパソコンは 一 定 の 性 能 を 備 え,JRE(Java 2 Runtime Environment),JAI(Java Advanced Imaging Image I/O Tools)( 地 図 利 用 の 場 合 )が 適 正 にインストールされている 必 要 があります 事 前 にホームページのトップペ ージにある 推 奨 環 境 をクリックして 推 奨 環 境 を 確 認 した 上 で, 動 作 確 認 を 行 ってください
地 図 な ど の 種 類 地 図 な ど の 閲 覧, 写 しの 交 付 地 図 などの 種 類 地 図 ( 法 第 14 条 第 1 項 )とは 何 ですか? 地 図 ( 法 第 14 条 第 1 項 )は, 登 記 された 土 地 の 区 画 及 び 地 番 を 明 確 にして, 現 地 における 土 地 の 位 置 及 び 形 状 を 明 らかにするものです このような 地 図 は,すべての 土 地 について 備 え 付 けられてい るのが 理 想 です しかし, 現 在, 登 記 所 備 付 け 地 図 の 多 くは,このような 精 度 の 高 い 地 図 ではありません そのため, 法 務 局 では, 不 動 産 登 記 法 第 14 条 第 1 項 に 定 められた 現 地 復 元 性 のある 新 しい 地 図 の 作 成 作 業 を 行 っています 地 図 に 準 ずる 図 面 とは 何 ですか? 地 図 ( 法 第 14 条 第 1 項 )のない 地 域 には,これに 代 えて 地 図 に 準 ずる 図 面 (いわゆる 公 図 )があります 公 図 は,もともと 税 の 徴 収 を 主 な 目 的 として 作 成 された 旧 土 地 台 帳 の 附 属 地 図 で, 昭 和 25 年 に 税 務 署 から 登 記 所 に 引 き 継 がれたものです 公 図 の 中 には, 地 域 によっては, 現 在 の 測 量 技 術 からすると 精 度 が 十 分 でないものがあります 不 動 産 の 取 引 に 当 たっては, 自 ら 直 接 現 地 を 確 認 すること が 大 切 です 公 図 は, 土 地 のおおよその 位 置, 形 状 を 表 すも のとして 利 用 するべきでしょう 地 積 測 量 図 とは 何 ですか? 地 積 測 量 図 は, 土 地 の 表 題 登 記, 地 積 更 正 分 筆 の 登 記 など 登 記 簿 に 新 たな 地 積 ( 面 積 )を 記 すべき 登 記 の 申 請 書 に 添 付 して 提 出 される 図 面 です 一 筆 の 土 地 ごとにその 形 状 及 び 隣 地 との 位 置 関 係 などが 表 示 され,また, 土 地 の 求 積 方 法 ( 面 積 の 算 出 )などが 明 らかにされている 図 面 です なお, 地 積 測 量 図 は,すべての 土 地 について 備 え 付 けられているものではなく,また, 提 出 後 に 合 筆 などがされている 場 合 には, 現 状 に 合 致 しないもの もありますので,ご 注 意 ください 名 古 屋 法 務 局
建 物 図 面 各 階 平 面 図 とは 何 ですか? 建 物 図 面, 各 階 平 面 図 ともに, 建 物 の 表 示 に 関 する 登 記 申 請 の 際 に, 提 出 される 図 面 です 建 物 図 面 は 建 物 の 位 置 及 び 形 状 を 明 確 にしている 図 面 で, 各 階 平 面 図 は 建 物 の 各 階 の 形 状 と 床 面 積 等 を 表 示 して いる 図 面 です なお, 建 物 の 登 記 の 日 によっては, 建 物 図 面, 各 階 平 面 図 が 備 え 付 けられていないこともありますので,ご 注 意 く ださい 地 図 な ど の 閲 覧, 写 し の 交 付 地 図 地 図 に 準 ずる 図 面 (いわゆる 公 図 ), 地 積 測 量 図 及 び 建 物 図 面 は, 目 的 の 不 動 産 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 で 閲 覧 するほか, 登 記 官 の 認 証 文 が 記 載 された 写 しの 交 付 も 請 求 することができます どのように 請 求 するのですか? 前 記 の 各 種 図 面 は, 以 下 のいずれかの 方 法 で 閲 覧 又 は 写 しの 交 付 を 請 求 することができます ( 地 積 測 量 図, 建 物 図 面 などの 図 面 に 関 するインターネット 上 での 取 扱 いは, 図 面 のコンピュータ 移 行 等 が 完 了 した 登 記 所 から 開 始 する 予 定 です ) 1 閲 覧 不 動 産 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 の 窓 口 へ 直 接 請 求 書 を 提 出 する 方 法 登 記 情 報 提 供 サービス のホームページにより 請 求 物 件 を 入 力 する 方 法 登 記 情 報 提 供 サービス http://www.touki.or.jp/ 不 動 産 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 や, 各 種 図 面 の 請 求 の 可 否 等 は, 各 登 記 所 の 窓 口 でお 問 い 合 わせいただくか, 以 下 の 法 務 局 ホームページからリンクする 各 法 務 局 地 方 法 務 局 ホームページで 確 認 することができます 詳 しくは, 法 務 局 2 写 しの 交 付 不 動 産 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 の 窓 口 へ 直 接 請 求 書 を 提 出 する 方 法 不 動 産 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 へ 返 信 封 筒 ( 切 手 貼 付 )とともに 手 数 料 分 の 収 入 印 紙 ( 登 記 印 紙 でも 可 )を 貼 った 請 求 書 を 郵 送 する 方 法 登 記 供 託 オンライン 申 請 システム(インターネット)で 請 求 書 データ を 送 信 する 方 法 ( 写 しは, 郵 送 での 送 付 又 は 登 記 所 窓 口 での 交 付 により, 請 求 者 等 にお 渡 しします ) 詳 しくは, かんたん 証 明 書 手 数 料 はいくらですか? どのように 納 付 するのですか? 1 手 数 料 ( 閲 覧, 写 しの 交 付 ともに 同 額 です オンラインで 写 しを 請 求 する 場 合 は, 普 通 郵 送 料 金 を 含 みます ) 登 記 所 窓 口, 郵 送 及 びオンライン( 送 付 )で 請 求 する 場 合 :1 筆 ( 個 )450 円 オ ン ラ イ ン ( 窓 口 交 付 ) で 請 求 す る 場 合 :1 筆 ( 個 )430 円 登 記 情 報 提 供 サ ー ビ ス を 利 用 す る 場 合 ( ):1 筆 ( 個 )367 円 ( ) 印 刷 しても 登 記 事 項 証 明 書 にはなりません 2 納 付 方 法 登 記 所 窓 口, 郵 送 にて 請 求 する 場 合 : 請 求 書 へ 収 入 印 紙 ( 登 記 印 紙 でも 可 )を 貼 付 する オ ン ラ イ ン に て 請 求 す る 場 合 :ペイジー 対 応 のインターネットバンキング,ATMより 払 い 込 む 登 記 情 報 提 供 サービスを 利 用 する 場 合 :クレジットカード 決 済, 又 は 口 座 振 替 により 指 定 口 座 から 引 き 落 とされる
所 有 権 移 転 登 記 等 の 申 請 方 法 登 記 の 申 請 を さ れ る 方 へ 不 動 産 登 記 を 申 請 するにはどうすればよいですか? 登 記 の 申 請 をするには,2つの 方 法 があります 本 人 又 は 代 理 人 が,1インターネットに 接 続 したパ ソコンによりオンラインで 申 請 する 方 法 (オンライン 申 請 )と,2 申 請 情 報 を 記 載 した 書 面 を 登 記 所 の 窓 口 へ 提 出 するか, 郵 送 して 申 請 する 方 法 ( 書 面 申 請 )があります 登 記 は, 不 動 産 に 関 する 重 要 な 事 項 を 記 録 するものですから, 登 記 申 請 に 当 たっては,その 内 容 に 応 じて 記 載 する 事 項 や 添 付 する 書 類 などが, 不 動 産 登 記 法 をはじめとする 様 々な 法 令 で 定 められています 登 記 申 請 処 理 のおおよその 流 れは, 以 下 のとおりですが, 具 体 的 な 申 請 情 報 ( 申 請 書 類 )の 作 成 方 法 については, 登 記 の 種 類 によっても 大 きく 異 なりますので, 各 登 記 所 の 窓 口,または 司 法 書 士 や 土 地 家 屋 調 査 士 等 の 資 格 者 代 理 人 に,ご 相 談 ください 名 古 屋 法 務 局
登 記 識 別 情 報 等 の 受 領 について 登 記 は, 登 記 官 が 申 請 内 容 を 法 令 に 基 づいて 調 査 をした 上 で, 登 記 簿 に 記 載 して 完 了 します 登 記 が 完 了 すると, 登 記 官 は 申 請 人 に 対 して 登 記 完 了 証 を 交 付 するほか, 新 たに 登 記 名 義 人 とな った 者 に 対 して 登 記 識 別 情 報 を 交 付 します 登 記 識 別 情 報 は,アラビア 数 字 とその 他 の 符 号 の 組 み 合 わせからなる12 桁 の 符 号 で, 従 前 の 登 記 済 証 ( 権 利 証 )と 同 様 に, 同 一 の 土 地 や 建 物 について 次 に 登 記 をするときに 必 要 となりますので, 識 別 情 報 が 外 部 に 漏 れることのないよう 厳 重 に 管 理 してください 登 記 識 別 情 報 や 登 記 済 証 を 登 記 所 の 窓 口 で 受 領 するには, 申 請 人 の 受 領 印 が 必 要 です 登 記 識 別 登 記 識 別 情 報, 登 記 済 証 ともに 一 度 交 付 されると 再 交 付 はされませんので,ご 注 意 ください オンライン 申 請 はどのように 行 うのですか? 登 記 のオンライン 申 請 は, 登 記 所 ( 法 務 局 )へ 足 を 運 ばずに, 会 社 や 自 宅 などのインターネットに 接 続 したパソコンから 直 接 行 うことができます オンライン 申 請 を 行 うには, 使 用 するパソコンの 環 境 設 定 ( 関 連 ソフトウ ェアのインストールなど)や 申 請 資 格 を 証 明 するための 電 子 証 明 書 の 取 得 な どの 事 前 準 備 が 必 要 です 事 前 準 備 の 詳 細 や 具 体 的 な 申 請 手 順 などは, 以 下 のホームページで 確 認 す ることができます なお, 対 象 不 動 産 を 管 轄 する 登 記 所 については, 各 登 記 所 の 窓 口 でお 問 い 合 わせいただくか, 法 務 局 ホームページからも 確 認 することができます 詳 しくは, 法 務 局 かんたん 証 明 書 司 法 書 士 土 地 家 屋 調 査 士 制 度 とは 何 で すか? 申 請 情 報 ( 申 請 書 類 )の 作 成 には, 専 門 的 な 知 識 や 事 前 準 備 を 必 要 とすることから, 登 記 申 請 を 代 理 する 専 門 家 として 司 法 書 士 と 土 地 家 屋 調 査 士 の 制 度 があります 登 記 所 ( 法 務 局 )へ 相 談 に 行 ったり, 申 請 情 報 を 作 成 したりする 時 間 がない 等, 自 分 で 登 記 申 請 を 行 えない 場 合 には, 一 定 の 報 酬 を 支 払 うことで,これらの 制 度 をご 利 用 いただくことが 可 能 です 司 法 書 士 不 動 産 の 権 利 に 関 する 登 記, 商 業 法 人 に 関 する 登 記 の 申 請 の 代 理 を 行 っています 例 えば, 不 動 産 の 売 買, 相 続, 抵 当 権 の 設 定, 抵 当 権 の 抹 消, 会 社 の 設 立, 役 員 変 更 な どの 登 記 申 請 の 代 理 を 行 います 土 地 家 屋 調 査 士 不 動 産 の 表 示 に 関 する 登 記 に 伴 う 調 査 測 量 及 び 申 請 の 代 理 を 行 っています 例 えば, 土 地 の 分 筆, 合 筆, 地 目 変 更, 地 積 更 正, 建 物 の 新 築, 増 築, 取 りこわしなどに 関 する 調 査 測 量 や 登 記 申 請 の 代 理 を 行 います 愛 知 県 司 法 書 士 会 電 話 ガイド 050-3533-3707 愛 知 県 土 地 家 屋 調 査 士 会 052(586)1200
筆 界 特 定 制 度 法 務 局 が 迅 速 に 正 しい 筆 界 を 特 定 します 筆 界 特 定 制 度 とは 何 ですか? 筆 界 特 定 制 度 とは, 土 地 の 所 有 権 の 登 記 名 義 人 等 の 申 請 により, 法 務 局 の 筆 界 特 定 登 記 官 が, 弁 護 士, 司 法 書 士, 土 地 家 屋 調 査 士 等 の 筆 界 調 査 委 員 の 意 見 を 踏 まえて, 土 地 の 筆 界 の 現 地 における 位 置 を 特 定 する 制 度 です 筆 界 の 特 定 とは, 現 地 の 形 状 や 土 地 所 有 者 の 意 見 などによって 新 たに 筆 界 を 創 り 出 す ものではなく, 不 動 産 登 記 によって 既 に 区 画 されている 一 筆 の 土 地 の 境 界 ( 筆 界 )を, 筆 界 特 定 登 記 官 が 確 認 し, 明 らかにするものです そのため, 特 定 された 内 容 には, 裁 判 による 境 界 確 定 訴 訟 や 調 停 のような 法 的 な 強 制 力 はありませんが, 公 的 な 機 関 の 判 断 として 同 訴 訟 等 でも 尊 重 されると 考 えら れています 筆 界 とは, 登 記 された 一 筆 の 土 地 の 範 囲 を 示 す 公 法 上 の 境 界 であり, 所 有 権 の 範 囲 を 画 する 線 という 意 味 で 用 いられる 境 界 とは 必 ずしも 一 致 しません どんなときに 利 用 できますか? 例 えば, 甲 さんは,6 番 の 土 地 を 所 有 しています ( 右 下 図 参 照 ) 今 度, 甲 さんはこの 土 地 を 人 に 売 ることになりましたが, 測 量 してみないと 正 確 な 面 積 はわかりません そこで, 甲 さんは, 自 分 の 所 有 する6 番 の 周 囲 の5 番,7 番,21 番,22 番 及 び 道 路 の 各 所 有 者 と 筆 界 の 立 会 を 行 った 上 で,6 番 の 正 確 な 面 積 を 測 ることになりました ところが,5 番 所 有 者 の 乙 さんとだけは 筆 界 について 認 識 が 違 う 結 果 となりました 甲 さんはイ-ロ 線 を, 乙 さんはA-B 線 を 筆 界 と 認 識 しています このままでは,いつまでたっても6 番 の 実 際 の 面 積 を 測 れません 筆 界 を 確 定 するには 境 界 確 定 訴 訟 や 調 停 という 裁 判 による 解 決 方 法 もありますが,どちらも 平 均 2 年 以 上 の 期 間 を 要 し, 訴 訟 費 用 等 の 負 担 も 小 さくありません このような 場 合 に,より 簡 便 かつ 迅 速 に 筆 界 を 特 定 できる 筆 界 特 定 制 度 を 利 用 して 筆 界 の 位 置 を 明 らかにすることができます イ A 道 路 ニ 乙 所 有 地 5 番 甲 所 有 地 6 番 7 番 ロ B ハ 2 1 番 2 2 番 名 古 屋 法 務 局
誰 が,どこへ 申 請 できるのですか? 筆 界 の 特 定 を 申 請 できるのは, 土 地 の 所 有 者 として 登 記 されている 人 とその 相 続 人 などです 申 請 は, 対 象 となる 土 地 の 所 在 地 を 管 轄 する 法 務 局 又 は 地 方 法 務 局 の 筆 界 特 定 登 記 官 に 対 して, 筆 界 特 定 申 請 書 や 添 付 書 類 を 提 出 して 行 います なお,この 場 合,その 対 象 となる 土 地 を 管 轄 する 登 記 所 ( 支 局 出 張 所 )を 経 由 して 提 出 することも 可 能 です 各 法 務 局 地 方 法 務 局 の 管 轄 区 域 は, 各 登 記 所 の 窓 口 でお 問 い 合 わせいただくか, 以 下 のホームページで 確 認 することができます 詳 しくは, 法 務 局 筆 界 特 定 申 請 書 の 様 式 や 制 度 の 概 要 については, 以 下 の 法 務 省 民 事 局 ホームペー ジで 確 認 することができますが, 詳 しい 申 請 方 法 等 については, 最 寄 りの 法 務 局 地 方 法 務 局 でご 相 談 ください 詳 しくは, 民 事 局 費 用 はどれくらいかかりますか? 筆 界 特 定 の 申 請 に 関 する 費 用 には,(1) 申 請 手 数 料 と(2) 手 続 費 用 ( 測 量 費 用 )がかかります (1) 申 請 手 数 料 は, 申 請 時 に 納 付 していただく 費 用 で, 筆 界 を 特 定 する2 筆 の 土 地 の 固 定 資 産 税 評 価 額 の 合 計 額 に2 分 の1を 乗 じた 額 に 法 務 省 令 で 定 める 割 合 (100 分 の5)を 乗 じて 得 た 額 を 基 礎 として, 以 下 の 表 のとおり 計 算 されます 基 礎 となる 額 例 えば, 自 分 の 土 地 と 相 手 方 の 土 地 の 固 定 資 産 税 評 価 額 の 合 計 が1,000 万 円 の 場 合, 基 礎 となる 額 は,1,000 万 円 2 分 の1 100 分 の5=25 万 円 となり, 申 請 手 数 料 は2,400 円 になります (2) 手 続 費 用 は, 筆 界 を 特 定 するために 必 要 な 測 量 費 用 で, 測 量 する 土 地 の 面 積 や 範 囲 などによって 異 なり ます 測 量 の 方 法 や 範 囲 は 筆 界 特 定 登 記 官 が 決 めます 詳 しくは 相 談 時 にお 尋 ねください 単 価 100 万 円 までの 部 分 10 万 円 までごと 800 円 100 万 円 を 超 え500 万 円 までの 部 分 20 万 円 までごと 800 円 500 万 円 を 超 え1,000 万 円 までの 部 分 50 万 円 までごと 1,600 円 1,000 万 円 を 超 え10 億 円 までの 部 分 100 万 円 までごと 2,400 円 10 億 円 を 超 え50 億 円 までの 部 分 500 万 円 までごと 8,000 円 50 億 円 を 超 える 部 分 1,000 万 円 までごと 8,000 円 端 数 切 り 上 げ 筆 界 が 特 定 されると,どうなりますか? 筆 界 が 特 定 されると, 登 記 簿 には 筆 界 特 定 された 旨 の 記 録 がされます 筆 界 特 定 の 結 果, 登 記 記 録 の 地 積 ( 土 地 の 面 積 )や 地 図 の 筆 界 線 などに 誤 りがある 場 合 は, 当 該 土 地 の 所 有 者 などからの 申 出 によってこれらが 訂 正 されます また, 対 象 となった 土 地 の 所 在 地 を 管 轄 する 登 記 所 において,その 結 論 や 理 由 等 が 記 載 された 筆 界 特 定 書 や 政 令 で 定 める 図 面 ( 筆 界 特 定 の 手 続 において 測 量 又 は 実 地 調 査 に 基 づいて 作 成 された 図 面 )が 保 管 され,それらの 閲 覧 や 写 しの 交 付 請 求 が 可 能 となります なお, 筆 界 特 定 は 行 政 処 分 ではないので,その 結 果 に 不 満 があっても 審 査 請 求 や 抗 告 訴 訟 の 提 起 をすることはできませんが, 裁 判 所 に 境 界 確 定 訴 訟 を 提 起 することは 可 能 です