東 京 都 北 区 有 料 老 人 ホーム 設 置 指 導 要 綱 1 8 北 福 健 第 2 1 4 号 平 成 18 年 7 月 20 日 区 長 決 裁 ( 目 的 ) 第 1 条 この 要 綱 は 北 区 内 において 有 料 老 人 ホームの 事 業 を 計 画 する 者 等 に 対 し 遵 守 すべき 事 項 を 定 め 必 要 な 指 導 及 び 協 力 要 請 を 行 うことにより 安 定 的 かつ 継 続 的 な 事 業 運 営 地 域 環 境 との 調 和 高 齢 者 の 居 住 の 場 としてふさわしい 生 活 環 境 及 び 良 質 なサービスの 提 供 を 確 保 するとともに 北 区 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 以 下 介 護 保 険 事 業 計 画 という )の 円 滑 な 推 進 を 図 ることを 目 的 とする ( 用 語 の 定 義 ) 第 2 条 この 要 綱 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 めるところ による (1) 有 料 老 人 ホーム 老 人 福 祉 法 ( 昭 和 38 年 法 律 第 133 号 ) 第 29 条 第 1 項 に 規 定 する 施 設 ( 老 人 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 は その 他 の 日 常 生 活 上 必 要 な 便 宜 であって 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるものの 供 与 ( 他 に 委 託 して 供 与 をする 場 合 及 び 将 来 において 供 与 をすることを 約 する 場 合 を 含 む )を する 事 業 を 行 う 施 設 であって 老 人 福 祉 施 設 認 知 症 対 応 型 老 人 共 同 生 活 援 助 事 業 を 行 う 住 居 その 他 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 施 設 でないもの)をいう (2) 事 業 計 画 者 北 区 内 において 有 料 老 人 ホームの 事 業 を 計 画 している 者 をいう (3) 事 業 運 営 者 北 区 内 において 有 料 老 人 ホームで 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 を 運 営 するため 東 京 都 に 介 護 保 険 法 ( 平 成 9 年 法 律 第 123 号 ) 上 の 事 業 者 指 定 の 申 請 を 行 った 者 をいう ( 計 画 変 更 の 指 導 ) 第 3 条 北 区 ( 以 下 区 という )は 事 業 計 画 者 が 計 画 する 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 の 利 用 者 数 が 介 護 保 険 事 業 計 画 に 定 める 計 画 期 間 内 の 事 業 量 の 見 込 みを 超 える 場 合 には 計 画 を 変 更 するように 指 導 するものとする ( 事 業 計 画 者 等 の 責 務 ) 第 4 条 事 業 計 画 者 は 有 料 老 人 ホームが 高 齢 者 が 長 年 にわたり 生 活 するための 施 設 であることを 踏 まえ 入 居 者 の 福 祉 を 重 視 するとともに 安 定 的 かつ 継 続 的 な 事 業 運 営 が 確 保 できるよう 事 業 計 画 を 策 定 しなければならない 2 事 業 計 画 者 は 前 項 の 規 定 による 事 業 計 画 の 策 定 に 際 しては 特 に 身 体 上 又 は 精 神 上 の 障 害 があるために 介 護 を 要 する 者 又 は 日 常 生 活 に 支 援 を 要 する 者 を 対 象 とする
ことを 踏 まえ 入 居 者 の 個 人 の 尊 厳 を 確 保 し 生 活 の 質 の 向 上 が 図 れるよう 配 慮 しな ければならない 3 事 業 計 画 者 は この 要 綱 の 目 的 達 成 のため 区 の 指 導 及 び 要 請 に 協 力 するとともに 老 人 福 祉 法 介 護 保 険 法 建 築 基 準 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 201 号 ) 高 齢 者 身 体 障 害 者 等 が 円 滑 に 利 用 できる 特 定 建 築 物 の 建 築 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 6 年 法 律 第 44 号 ( 通 称 ハートビル 法 )) 東 京 都 建 築 安 全 条 例 ( 昭 和 25 年 東 京 都 条 例 第 89 号 ) 東 京 都 福 祉 のまちづくり 条 例 ( 平 成 7 年 東 京 都 条 例 第 33 号 ) 高 齢 者 身 体 障 害 者 等 が 利 用 しやすい 建 築 物 の 整 備 に 関 する 条 例 ( 平 成 15 年 東 京 都 条 例 第 155 号 ) 有 料 老 人 ホーム 設 置 運 営 標 準 指 導 指 針 ( 平 成 14 年 7 月 18 日 老 発 第 0718003 号 ) 東 京 都 有 料 老 人 ホーム 設 置 運 営 指 導 指 針 ( 平 成 14 年 10 月 9 日 14 福 高 施 第 611 号 ) 東 京 都 北 区 みど りの 条 例 ( 昭 和 60 年 東 京 都 北 区 条 例 第 15 号 ) 東 京 都 北 区 都 市 景 観 づくり 条 例 ( 平 成 6 年 東 京 都 北 区 条 例 第 36 号 ) その 他 関 係 法 令 等 を 遵 守 し より 高 い 水 準 の 施 設 設 置 に 努 めなければならない 4 事 業 計 画 者 は 設 置 を 計 画 する 近 隣 地 域 の 住 民 に 対 し 事 業 計 画 の 概 要 及 び 運 営 の 方 針 等 を 十 分 説 明 し これらの 者 の 同 意 を 得 るよう 努 めなければならない 5 事 業 計 画 者 は 設 置 予 定 地 の 近 隣 地 域 の 住 民 に 対 して 行 った 説 明 の 内 容 とその 結 果 を 区 に 書 面 で 報 告 するものとする ( 区 との 協 議 ) 第 5 条 事 業 計 画 者 は 都 市 計 画 法 ( 昭 和 43 年 法 律 第 100 号 )による 開 発 許 可 申 請 建 築 基 準 法 による 建 築 確 認 申 請 等 の 法 的 手 続 又 は 東 京 都 との 協 議 を 行 う 前 に 区 とこ の 要 綱 に 定 める 事 項 について 協 議 するものとする 2 事 業 計 画 者 は 区 との 協 議 に 際 して 次 に 掲 げる 書 類 を 提 出 しなければならない (1) 事 業 計 画 を 明 らかにした 書 類 (2) 土 地 及 び 建 物 に 関 する 権 利 関 係 が 確 認 できる 書 類 (3) 法 人 定 款 及 び 法 人 登 記 簿 謄 本 (4) 資 金 計 画 事 業 収 支 予 定 等 を 明 らかにした 書 類 (5) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 区 が 必 要 と 認 める 書 類 3 区 は 第 1 項 の 規 定 による 協 議 がなされていない 場 合 は 事 業 計 画 者 に 対 し 前 項 各 号 に 掲 げる 書 類 を 提 出 し 協 議 を 開 始 するよう 求 めることができる 4 事 業 計 画 者 は 第 2 項 各 号 に 掲 げる 書 類 の 内 容 に 変 更 が 生 じたときは 当 該 変 更 内 容 につき 区 と 協 議 しなければならない この 場 合 において 事 業 計 画 者 は 変 更 内 容 が 把 握 できる 書 類 を 添 えて 協 議 するものとする 5 区 は 必 要 があると 認 めるときは 事 業 計 画 者 に 対 し 当 該 事 業 の 計 画 及 び 運 営 につ いて 報 告 書 の 提 出 を 求 めることができるものとする
( 事 業 運 営 者 ) 第 6 条 事 業 運 営 者 は 法 人 格 を 有 する 者 とする 2 事 業 運 営 者 は 事 業 を 確 実 に 遂 行 できるよう 経 営 基 盤 を 整 え 社 会 的 信 用 が 得 られ るものとするよう 努 めなければならない 3 事 業 運 営 者 は その 役 員 の 中 に 有 料 老 人 ホームの 運 営 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 を 参 加 させるほか 高 齢 者 の 介 護 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 等 を 参 画 さ せるなど 介 護 サービスが 適 切 に 提 供 できる 体 制 を 確 保 するものとする 4 事 業 運 営 者 は 事 業 の 運 営 に 当 たって 近 隣 地 域 との 良 好 な 関 係 を 維 持 するよう 努 め なければならない ( 立 地 条 件 ) 第 7 条 事 業 計 画 者 は 有 料 老 人 ホームの 事 業 を 計 画 するに 当 たっては 入 居 者 が 健 康 で 安 全 な 生 活 を 維 持 できるよう 地 域 の 環 境 災 害 に 対 する 安 全 性 及 び 医 療 機 関 等 と の 連 携 等 を 十 分 考 慮 して 立 地 しなければならない ( 土 地 及 び 建 物 に 関 する 制 限 ) 第 8 条 事 業 計 画 者 は 事 業 の 用 に 供 する 土 地 及 び 建 物 については 第 5 条 第 2 項 に 規 定 する 事 前 協 議 書 を 提 出 するときまでに 有 料 老 人 ホーム 事 業 以 外 の 目 的 による 抵 当 権 その 他 有 料 老 人 ホームの 利 用 を 制 限 するおそれのある 権 利 が 存 しないことが 登 記 簿 謄 本 等 により 確 認 できる 状 態 にするものとする 2 借 地 借 家 により 有 料 老 人 ホームを 設 置 する 場 合 には 入 居 者 の 居 住 の 継 続 性 を 確 実 なものとするため 入 居 者 の 入 居 契 約 期 間 が 借 地 借 家 契 約 期 間 を 超 えることがな いようにするとともに 入 居 契 約 に 際 して その 旨 を 十 分 に 説 明 するものとする ( 定 員 ) 第 9 条 有 料 老 人 ホームの 施 設 定 員 は 100 名 以 内 とする ( 規 模 及 び 構 造 設 備 ) 第 10 条 有 料 老 人 ホームの 規 模 及 び 構 造 設 備 については 次 の 各 号 に 定 めるところによ るほか 指 定 居 宅 サービス 等 の 事 業 の 人 員 設 備 及 び 運 営 に 関 する 基 準 ( 平 成 11 年 厚 生 省 令 第 37 号 以 下 省 令 という )に 定 める 基 準 以 上 のものとしなければな らない (1) 新 耐 震 設 計 基 準 ( 昭 和 56 年 の 建 築 基 準 法 施 行 令 改 正 以 降 の 基 準 )を 満 たしてい ない 建 築 物 は 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 7 年 法 律 第 123 号 ) に 基 づく 耐 震 改 修 計 画 の 認 定 を 受 け 当 該 耐 震 改 修 を 行 うこと (2) 敷 地 内 には 緊 急 車 両 が 入 れるスペースを 確 保 するとともに 車 椅 子 使 用 者 用 駐 車 スペース 及 び 来 客 用 スペースを 確 保 すること
(3) 居 室 内 には トイレ 洗 面 設 備 及 び 緊 急 通 報 装 置 を 設 けること (4) 居 室 は 夫 婦 用 を 除 き 全 て 個 室 とし 居 室 内 のトイレ 洗 面 設 備 及 び 収 納 設 備 の 面 積 も 含 めて18 平 方 メートル 以 上 ( 夫 婦 用 は 26 平 方 メートル 以 上 )とする こと この 場 合 の 当 該 面 積 の 算 定 は 内 法 方 法 による (5) 居 室 の 出 入 口 は 引 き 戸 とすること (6) 居 室 のある 階 にはすべて 談 話 室 食 堂 等 入 居 者 が 日 中 くつろぐことができる 十 分 なスペースを 確 保 すること (7) 居 室 が2 階 以 上 の 階 にある 場 合 は エレベーターを 設 けること エレベーターは 車 椅 子 使 用 者 が 円 滑 に 利 用 できる 規 模 のものとすること (8) エレベーターホールは 車 椅 子 が 回 転 できる 広 さを 有 することとし 建 物 の 出 入 口 からの 経 路 は 段 差 のない 構 造 とすること (9) 車 椅 子 対 応 のトイレについては 施 設 内 に1 箇 所 以 上 設 けること (10) 廊 下 幅 は 有 効 幅 1.8メートル 以 上 ( 車 椅 子 使 用 者 同 士 がすれ 違 えるスペー スを 設 けた 場 合 は 有 効 幅 1.4メートル 以 上 )を 確 保 すること ( 既 存 建 物 の 改 修 による 設 置 の 場 合 の 特 例 ) 第 11 条 既 存 建 物 を 改 修 して 有 料 老 人 ホームを 開 設 するもののうち 前 条 第 4 号 に 規 定 する 居 室 の 面 積 の 確 保 が 当 該 建 物 の 構 造 上 困 難 な 場 合 において 居 室 のすべてが 個 室 で かつ 次 に 掲 げる 措 置 により 代 替 できると 認 められるときは 前 条 第 3 号 第 4 号 及 び 第 5 号 の 規 定 は 適 用 しない (1) 居 室 の 面 積 は 夫 婦 用 を 除 き 居 室 内 のトイレ 洗 面 設 備 及 び 収 納 設 備 を 含 み13 平 方 メートル( 当 該 面 積 の 算 定 は 壁 芯 方 法 による ) 以 上 とすること (2) 居 室 内 にトイレ 及 び 洗 面 設 備 を 設 けられない 場 合 は 各 階 ごとに 必 ず 設 けること とし 各 階 の 定 員 に 見 合 った 数 を 整 備 すること (3) 各 階 ごとに 設 けるトイレには 緊 急 通 報 装 置 を 設 けることとし 要 介 護 者 が 利 用 するトイレは 身 体 の 不 自 由 な 者 の 利 用 に 適 したものとすること (4) 車 椅 子 対 応 のトイレについては 施 設 内 に1 箇 所 以 上 設 けること ( 職 員 の 配 置 ) 第 12 条 事 業 運 営 者 は 省 令 に 定 める 職 員 の 配 置 基 準 以 上 の 職 員 を 配 置 するとともに 入 居 者 の 実 態 に 即 し 夜 間 の 介 護 及 び 緊 急 時 に 対 応 できる 職 員 の 数 を 確 保 するものと する ( 緊 急 時 の 対 応 ) 第 13 条 事 業 運 営 者 は 事 故 災 害 急 病 及 び 負 傷 に 迅 速 かつ 適 切 に 対 応 できるよう 具 体 的 な 計 画 を 立 てるとともに 避 難 訓 練 等 必 要 な 訓 練 を 定 期 的 に 行 うものとする 2 事 業 運 営 者 は 入 居 者 の 病 状 の 急 変 その 他 の 緊 急 時 における 医 療 体 制 を 整 え かつ
協 力 医 療 機 関 と 当 該 体 制 に 係 る 協 定 を 締 結 するものとする (サービスの 提 供 ) 第 14 条 事 業 運 営 者 は 介 護 保 険 法 第 70 条 の 規 定 に 基 づき 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 事 業 所 として 都 知 事 の 指 定 を 受 けるものとする ( 入 居 者 の 募 集 ) 第 15 条 事 業 計 画 者 は 入 居 者 の 募 集 については 東 京 都 への 届 出 後 に 行 うものとする 2 入 居 者 の 募 集 に 当 たっては パンフレット 募 集 広 告 等 に 有 料 老 人 ホームの 類 型 及 び 指 定 居 宅 サービスの 種 類 を 明 示 するものとする 3 パンフレット 募 集 広 告 等 は 入 居 者 に 不 当 に 期 待 を 抱 かせたり それによって 損 害 を 与 えることがないよう 実 態 に 即 した 正 確 な 表 示 をするものとする 4 事 業 計 画 者 及 び 事 業 運 営 者 は パンフレット 募 集 広 告 等 の 内 容 及 び 配 布 計 画 を 事 前 に 区 に 報 告 するものとする ( 区 民 の 優 先 入 居 ) 第 16 条 事 業 運 営 者 は 現 に 区 内 に 住 所 を 有 する 者 に 係 る 優 先 枠 を 設 定 し その 割 合 を 定 員 の60パーセント 以 上 ( 小 数 点 以 下 は 四 捨 五 入 する )とするものとする ( 入 居 契 約 ) 第 17 条 事 業 運 営 者 は 入 居 者 が 契 約 内 容 を 十 分 理 解 した 上 で 契 約 できるよう 契 約 手 続 提 供 されるサービスの 内 容 利 用 料 の 支 払 方 法 等 について 正 確 に 記 載 した 重 要 事 項 説 明 書 を 書 面 により 交 付 し 十 分 な 説 明 をするものとする 入 居 相 談 があった 場 合 も 同 様 の 取 扱 いとする 2 入 居 契 約 書 には 有 料 老 人 ホームの 類 型 利 用 料 等 の 費 用 負 担 の 額 及 び 提 供 される サービス 等 の 内 容 入 居 開 始 日 身 元 引 受 人 の 権 利 及 び 義 務 契 約 当 事 者 契 約 解 除 の 条 件 及 びその 場 合 の 対 応 一 時 金 の 有 無 並 びに 返 還 金 の 算 定 方 法 及 びその 支 払 時 期 等 を 明 示 するものとする 3 事 業 運 営 者 は 介 護 サービスについて 心 身 の 状 況 等 に 応 じて 介 護 サービスが 提 供 される 場 所 内 容 頻 度 費 用 負 担 等 を 入 居 契 約 書 又 は 重 要 事 項 説 明 書 の 中 に 明 確 に するものとする ( 情 報 開 示 と 外 部 評 価 ) 第 18 条 事 業 運 営 者 は 次 の 各 号 に 定 めるところにより 入 居 者 及 びその 家 族 等 への 情 報 開 示 に 努 めるとともに 提 供 するサービスについての 外 部 評 価 の 受 審 とその 結 果 の 公 表 に 努 めるものとする (1) パンフレット 重 要 事 項 説 明 書 契 約 書 管 理 規 程 等 を 公 表 するほか 入 居 者 及
びその 家 族 等 の 求 めに 応 じて 交 付 すること (2) 事 業 運 営 者 施 設 提 供 するサービス 入 居 費 用 及 び 入 退 去 に 関 する 事 項 を 施 設 内 の 入 居 者 がわかりやすい 場 所 に 表 示 すること (3) 有 料 老 人 ホームの 経 営 状 況 将 来 の 見 通 しに 対 する 入 居 者 及 びその 家 族 等 の 理 解 に 資 するため 事 業 収 支 計 画 書 貸 借 対 照 表 等 の 財 務 諸 表 については 入 居 者 及 び その 家 族 等 の 求 めに 応 じて 閲 覧 に 供 し 又 はそれらの 写 しを 交 付 すること 2 区 は 区 民 等 から 問 い 合 わせがあったときには この 要 綱 に 基 づく 協 議 内 容 につい て 情 報 を 開 示 する ( 苦 情 対 応 ) 第 19 条 事 業 運 営 者 は 入 居 者 の 苦 情 に 対 し 迅 速 かつ 円 滑 な 解 決 を 図 るため 施 設 内 に 苦 情 処 理 体 制 を 整 備 するほか 施 設 内 の 苦 情 受 付 担 当 者 苦 情 解 決 責 任 者 及 び 区 をは じめとする 他 の 機 関 の 苦 情 相 談 窓 口 の 連 絡 先 を 施 設 内 の 入 居 者 がわかりやすい 場 所 に 掲 示 するものとする ( 調 査 協 力 ) 第 20 条 事 業 運 営 者 は 区 が 必 要 に 応 じて 行 う 調 査 に 協 力 するものとする ( 都 知 事 への 意 見 表 明 ) 第 21 条 区 は 事 業 者 との 協 議 の 経 緯 又 は 結 果 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 の 進 捗 状 況 につい ての 意 見 書 を 東 京 都 知 事 に 提 出 するものとする ( 委 任 ) 第 22 条 この 要 綱 に 定 めるもののほか 有 料 老 人 ホームの 設 置 指 導 に 関 し 必 要 な 事 項 は 健 康 福 祉 部 長 が 別 に 定 める 付 則 この 要 綱 は 平 成 18 年 7 月 20 日 から 施 行 する ただし この 要 綱 の 施 行 の 日 前 に 有 料 老 人 ホームの 設 置 工 事 を 開 始 している 者 については この 要 綱 の 規 定 は 適 用 しない