証券コード 2282 ニッポンハムグループのご紹介 ~ ニッポンだけでなく ハムだけでない会社として ~ 2016 年 7 月 22 日 日本ハム株式会社 総務部長土田一耀 1
会社沿革 企業理念 4つの経営軸 グループの全体像 主力事業の特長と強み 新中期経営計画パート5 株主還元など 2
会社沿革 1 1942 年 3 月 創業者大社義規が徳島市にて徳島食肉加工場を設立 ( 今年で創業 74 年 ) 1951 年 12 月 1963 年 8 月 徳島食肉加工場から徳島ハム に組織変更 鳥清ハム と合併 商号を日本ハム に変更し 大阪市に本店を移転 日本ハム株式会社 誕生 ( 日本ハム となり今年で 53 年 ) 1973 年 11 月 プロ野球球団日本ハム球団 を設立 ( 今年で球団設立 43 年 ) 3
会社沿革 2 1977 年 3 月 1981 年 6 月 ロサンゼルスのデイリーミーツ社を買収 海外事業スタート マリンフーズ の事業を継承し 水産事業に進出 1992 年 7 月関西ルナ ( 現 : 日本ルナ ) の事業を継承し 乳製品事業に進出 2003 年 8 月 宝幸 ( 旧宝幸水産 ) の株式を取得し 水産 乳製品事業を強化 4
企業理念 5
企業理念 1. わが社は 食べる喜び を基本のテーマとし 時代を画する文化を創造し 社会に貢献する 2. わが社は 従業員が真の幸せと生き甲斐を求める場として存在する 社会における存在意義 グループ全従業員が共有する理念 グループ経営の根幹となるもの 6
4 つの経営軸 7
グループの 4 つの経営軸 生命の恵み を大切にする 品質に妥協しない 食の新たな可能性 食べる喜び 楽しく健やかなくらし Asia へ 8
生命の恵みを大切にする 拠点数 農場 552 (2016 年 4 月 1 日現在 ) 工場 100 営業 361 農場拠点数内訳 国内 海外 小計 自社農場 121 34 155 委託農場 171 0 171 預託農場 87 139 226 合計 379 173 552 品質に妥協しない 品質保証担当者数 合計 1,039 名 (2016 年 3 月末現在 ) 9
生命の恵みを活かしきる 枝肉 73kg テーブルミート 53kg 生体 110kg 内臓 12kg 骨 8kg その他 3kg 脂 9kg 不可食部分 15kg 豚皮 10kg 有効成分の豊富な低利用資源 エラスチンペプチド ユーテラスエキス Ⅱ 型コラーゲン コンドロイチン etc 10
多彩な商品へ可能性広がる新素材 豚や鶏などの保有する生物資源を 人々の健康に役立たせる研究を推進 事故や病気によって失われた末梢神経の再生を促す治療用医療機器に 中央研究所が開発した 医療用コラーゲン を活用 中央研究所が開発した機能性素材を 健康 美容食品や乳酸菌飲料などに活用 2014 年 5 月掲載新聞広告 11
食べる喜び : 食とスポーツ 食 おいしさの感動 食べる喜び スポーツ 健康の喜び 幸せな生活の 原点 12
楽しく健やかなくらしに貢献する コミュニケーション 情報発信 出前授業手作り体験教室 工場見学 ホームページ ( 食物アレルギーねっと ) ハムリンズ食育教室 視覚障がい者料理教室 除去食レシピ集食物アレルギー教室 13
食とスポーツとの関わり アマチュアからプロフェッショナルまで 幅広い関わり 少年野球教室 サッカー教室 マラソン大会 北海道日本ハムファイターズ セレッソ大阪 14
スポーツコミュニケーション ~ スポーツをもっと積極的に考える視点 ~ Sports Communication 心の健康 健康の両輪 身体の健康 心を動かすこと ( 感動 ) 身体を動かすこと ( 運動 ) 心と身体を動かす 感動のエネルギー スポーツにおけるコミュニケーションは 年齢 性別 職業 社会的地位に関りなく心を繋ぐ手段になる 目標に向かって挑戦し 達成した感動を分かち合える 心と心が触れ合うコミュニティを創出する 15
グループの全体像 16
日本の食品業界では 単位 : 億円 (2015 年度決算数値 ) 企業名 売上高 営業利益 営業利益率 1 サントリー HD( 非上場 ) 26,868 1,851 6.9% 2 日本たばこ産業 22,529 5,652 25.1% 3 キリンHD 21,969 1,248 5.7% 4 アサヒグループHD 18,574 1,351 7.3% 5 日本ハム 12,407 463 3.7% 6 明治 HD 12,237 778 6.4% 7 味の素 11,860 910 7.7% 8 山崎製パン 10,272 270 2.6% 9 マルハニチロ 8,848 170 1.9% 10 伊藤ハムHD 6,388 102 1.6% : 酒税込の金額 17
広がる食のフィールド (13 の事業領域 ) ハム ソーセージ 加工食品 食物アレルギー対応食品 食肉 水産 乳酸菌飲料 チーズフリーズドライ冷凍食品天然系調味料健康食品食品検査ベンダー事業 18
グループの全体像 乳製品 314 億円 2.5% 水産物 947 億円 7.6% その他 362 億円 2.8% 食肉 7,169 億円 57.8% ハム ソーセージ 1,415 億円 11.4% 加工食品 2,213 億円 17.9% 連結売上高 (2016 年 3 月期 ) 従業員数には臨時従業員を含む 合計 国内 海外 12,407 億円 11,132 億円 1,275 億円 従業員数 ( ) 約 29,400 人約 22,500 人約 6,900 人 19
グループの海外展開 英国ドイツ トルコ 中国台湾香港シンガポールマレーシアタイベトナムフィリピン韓国 日本 60 社 海外 18 の国 地域 33 社 オーストラリア カナダ USA メキシコ チリブラジル 2016 年 4 月現在 持分法適用会社含む 国名は駐在事務所含む 20
食の大地 北海道とのつながり ( 北海道の主要生産拠点 ) 日本ハム北海道ファクトリー 旭川工場 ( 旭川市 ) ハム ソーセージ製造工場 インターファーム 道南事業所 ( 二海群八雲町 ) 豚の生産事業 日本フードパッカー 道南工場 ( 二海群八雲町 ) 牛 豚の処理事業 函館カール レイモン函館市 ) ハム ソーセージの製造 販売 家畜の排せつ物を肥料として利用する循環型農業の展開 (3 月末単元保有株主様ご優待品対象商品 ) 日本ホワイトファーム 知床事業所 ( 網走市 ) 鶏の生産 処理事業 インターファーム 知床事業所 ( 網走市 ) 豚の生産事業 日本フードパッカー 道東工場 ( 網走市 ) 牛 豚の処理事業 釧路丸水 ( 釧路市 ) 水産加工品の製造 2016 年 7 月 8 日 ~10 日女子プロゴルフトーナメント開催 ( アンビックス函館倶楽部上磯ゴルフコース ) 日本ハム惣菜 北海道工場 ( 江別市 ) 加工惣菜の製造事業 日本ホワイトファーム 札幌事業所 ( 勇払郡厚真町 ) 鶏の生産 処理事業 北海道日本ハムファイターズ ( 北海道 179 市町村応援大使 ) 21
主力事業の 特長と強み 22
食肉事業 ( 国内 ) 生産 肥育 牛年間出荷頭数約 6,000 頭 豚年間出荷頭数約 62 万頭 鶏年間出荷羽数約 6,800 万羽 畜産農家 処理 加工 牛年間処理頭数約 5.4 万頭 豚年間処理頭数約 180 万頭 鶏年間処理羽数約 6,800 万羽 社外仕入 日本ハム ( 株 ) 食肉事業本部 販売 量販店 食料品店 精肉店 食肉卸 中 外食業 各種食品製造業のお取引先 23
海外事業 ( 食肉 ) 豪州欧州 アジア米州 生産 肥育 牛肥育事業年間出荷約 16 万頭 養鶏事業年間出荷約 1 億羽 養豚事業年間出荷頭数約 73 万頭 処理 加工 輸出 販売 牛肉処理事業年間処理約 56 万頭 主な販売先 EU 日本 韓国 ロシア 豪州国内 中国 出荷先は 30 ヵ国以上 インドネシア 米国 台湾 鶏肉処理事業年間処理約 1,387 万羽 主な販売先 トルコ国内 周辺諸国へ輸出 ブラジル 食肉等の輸出 販売 米国 チリ 豚肉の輸出 販売ウニの加工 輸出 餃子 中華惣菜等加工品の製造 販売 日本国内のお取引先 海外間の輸出 販売 24
食肉の国内シェアと銘柄 牛 約 18 万トン 豚 約 41 万トン 19% 20% トータル約 95 万トン 取扱数量比率 トータル約 202 万トン 国産 輸入 鶏 24% トータル約 166 万トン 約 39 万トン 55% 45% (2015 年 3 月現在自社調べ ) 合計 ( その他肉含む ) 約 99 万トン 21% トータル約 466 万トン 国内シェア 25% を目指す 25
加工事業 海外事業 ( 加工 ) 日本 海外 ハム ソーセージの製造 加工食品の製造 ハム ソーセージ の製造 中国 加工食品の製造 タイ ベトナム メキシコ 米国 マレーシア 現地顧客 物流 販売 量販店 食料品店 精肉店 食肉卸 中 外食業 各種食品製造業のお取引先 26
加工事業 ( シャウエッセン ) 東西でのキッザニアへの出展 キッザニア甲子園 2014 年 3 月より出展 キッザニア東京 2016 年 3 月 17 日より ソーセージ工房 パビリオンを出展 当社製品をお楽しみ頂ける実売店にて シャウエッセン も販売 ( 写真 ) キッザニア甲子園 シャウエッセンのおいしさを再認識できる機会に ( 写真 ) ソーセージ工房 パビリオンイメージ 27
関連事業 水産事業乳製品事業その他 水産原料 加工品の製造 販売 [ マリンフーズ 釧路丸水 宇和海マリンファーム ] 乳製品 ( チーズ等 ) の製造 販売 [ 宝幸 ] フリーズドライ等の食品の製造 [ 宝幸 大刀洗工場 ] クロマグロ養殖 水産加工品の製造 販売 [ 宝幸 ] 発酵乳および乳酸菌飲料の製造 販売 [ 日本ルナ ] 健康食品の製造 卸売販売 通信販売 量販店 食料品店 中 外食業 < 寿司チェーン等 > 各種食品製造業のお取引先 28
海外での売上拡大 ヨーロッパへ トルコの養鶏会社 エゲタブ社 を前期より子会社化 トルコにおける鶏肉需要の拡大に対応 新興市場である中東諸国や ヨーロッパ諸国へのアクセス拡大 中東へ マレーシアの養鶏 加工会社 レイ ホン社 を持ち分関係会社化 タイ シンガポール ベトナム フィリピンに続き東南アジアでは5カ国目の進出 今後 加工食品事業を行う合弁会社を設立し からあげ等の現地および多国間での販売を検討 現地 多国間で加工品を販売 29
海外へのグループブランドの発信 世界最大の国際食品展示会ドイツの世界食品メッセ アヌーガ 2015 への出展 出展者数 : 108 ヵ国 7,063 社 来場者数 : 192 ヵ国から約 160,000 人 Add+one Veggie が taste15 を受賞コンセプト 商品力に高い評価 30
新中期経営計画 パート 5 31
新中期経営計画パート5 テーマ 変革による骨太なビジネスモデルの構築 経営方針 1. 国内事業の競争優位性の確立 2. グローバル企業への加速 32
品質 No.1 経営 国内事業の競争優位性の確立 グローバル企業への加速 成長戦略を推進する高次元の 品質 No.1 経営 商品 経営 人財 の品質の高度化 コンプライアンスとガバナンスの継続強化 社会的責任の追求 経営方針を支える屋台骨 33
新中計パート 5 最終年度目標 2018 年 3 月期目標 連結売上高 営業利益 1 兆 3,000 億円 ( うち海外売上高 1,950 億円 ) 520 億円 営業利益率 4.0% ROE 8.0% 以上 ROE( 株主資本当期純利益率 )= 当期純利益 株主資本 34
今期の売上高と営業利益の通期計画 ( 億円 ) 14,000 12,000 売上高 通期実績 通期計画 12,407 億円 12,700 億円 ( 億円 ) 600 500 営業利益 通期実績 通期計画 463 億円 490 億円 10,000 400 8,000 6,000 4,000 2Q 累計実績 6,203 億円 2Q 累計計画 6,300 億円 300 200 2Q 累計実績 218 億円 2Q 累計計画 210 億円 2,000 100 0 0 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期 2Q 累計および通期実績 2Q 累計および通期計画 2Q 累計および通期実績 2Q 累計および通期計画 2016 年 3 月期実績 2017 年 3 月期計画 単位 : 億円 2Q 累計 通期 2Q 累計 2Q 計画通期計画通期計画前年差前年差 売上高 6,203 12,407 6,300 97 12,700 293 営業利益 218 463 210 8 490 27 35
株主還元など 36
株主重視の経営と資本戦略の推進 連結配当性向による利益分配 総還元性向の向上と 最適資本構成 ( 負債資本比率 ) を継続して追求 連結配当性向 30% を目安 ROE( 株主資本利益率 ) を引き続き経営指標とし 利益率に加えて資産回転率を高め ROE の向上を推進 中期経営計画最終年度 (2018 年 3 月 ) 目標 :ROE8.0 以上 ROIC( 投下資本税引後営業利益率 ) を新たに事業部門の業績評価指標に組み込み 投下資本に対する効率性向上を推進 中期経営計画最終年度 (2018 年 3 月 ) 目標 :ROIC6.0% 以上 37
株主様ご優待品 3 月末時点 1,000 株以上保有の株主様へ 選べるご優待品カタログ を贈呈 2014 年度より年 2 回の優待品制度へ変更 選べるご優待品カタログ (3 月末日基準日 ) 自社グループ商品詰合せ (9 月末日基準日 ) 14 点より 1 つの商品を選択 (2016 年 6 月下旬より発送 ) 自社グループ商品 11 点の詰合せ (2016 年 2 月末発送 ) 38
グループ展示会への株主様ご招待 9 月末株主名簿において 1,000 株以上保有の株主様がご招待対象となります 毎年 1 月に 東京 大阪の2 会場にて開催しており 株主様ご本人と同伴 2 名様 ( 計 3 名様 ) をご招待させていただいております 39
配当金と利益 ( 連結 ) の推移営業利益当期純利益 1 株当たり配当 500 億円 46 円 46 円 50 円 37 円 45 円 400 億円 300 億円 200 億円 24 円 357 億円 245 億円 484 億円 310 億円 33 円 463 億円 218 億円 490 億円 310 億円 40 円 35 円 30 円 25 円 20 円 100 億円 0 億円 280 億円 165 億円 連結配当性向 30% 下限 16 円 15 円 10 円 5 円 0 円 2013 年 3 月期 2014 年 3 月期 2015 年 3 月期 2016 年 3 月期 2017 年 3 月期 目標 予測 40
当社株価の推移 株価 :2,659 円 (7 月 19 日終値 ) 単元株数 :1,000 株 配当 : 今期予測 1 株当たり46 円 配当利回り :1.73%( 今期年間予測配当にて算出 ) 41
世界で一番の 食べる喜び を お届けする会社 42
見通しに関する注意事項本資料は 現時点で入手可能な情報や 合理的と判断した一定の前提に基づいて策定した数値であり 潜在的なリスクや不確実性などを含んでいることから その 達成や将来の業績を保証するものではありません また実際の業績等も本資料における見通し 計画等とは大きく異なる結果となる可能性がありますので 本資料のみに依拠して投資判断を下すことはお控え下さい なお 将来における情報 事象及びそれらに起因する結果にかかわらず 日本ハムグループは当中期経営計画を見直すとは限らず またその義務を負うものではありません 43