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テレビ CM 素材搬入基準 音声レベル運用規準 の適用について 2012 年 6 月

2 目次 テレビ音声の課題 現行のテレビ CM 素材搬入基準 現行運用規準の限界 解決策としてのラウドネス ラウドネス値を用いた新運用規準 テレビCM 素材搬入基準への適用内容 適用スケジュール 規準外 CM 素材の調整期間における運用ルール案

3 テレビ音声の課題 テレビを見ていてこんな経験は? CM に入ると急に音が大きく聞こえる チャンネルを変えたら ニュースのアナウンサーの声が小さくて聞きづらかった シャカシャカ音が気になる

4 テレビ音声の課題 理想はシンプル 視聴者がテレビのボリュームを動かさなくてよいこと 音量差を感じる場面 番組と番組間 番組とCM 間 放送局間

テレビ音声の課題 音量差を感じる原因 視聴環境 受信機の仕様 個人差 年齢差 5.1chサラウンドのダウンミックス 大きいことはいいことだとする風潮 アナログ放送とデジタル放送の違い 現行規準のあいまいさ 原因が分散しており いろいろなパートで音量を合わせることに意識 しないといけない 5

6 現行のテレビ CM 素材搬入基準 現行の運用規準 CM 本編の音声レベルは 0VU レベル (-20dBFS) を厳守 VU とは? 音量の指標であり VU メータという電圧計で計測された電気信号大きさ

7 現行運用規準の限界 人間の耳は周波数特性 ( 低音より高音の方が大きく聞こえる等 ) を 持っているため 実際に感じる 音の大きさ と VU メータの測定値とは 必ずしも一致しない 音量感にばらつきが出てしまう アナログなメータの為 読み取り誤差がある 瞬間の値は測定できるが 平均レベルは計測できない 素材ごとの測定が曖昧になってしまう ばらつきのない素材搬入を実現するには 人間の聴感特性に沿った 明確な運用規準が必要

8 解決策としてのラウドネス 同じ指標の必要性から 世界的に標準化の流れに 下記略歴 1990 年代 ITU-R( 国際電気通信連合 無線通信部門 ) にて音量差問題解決に 向けた議論が 1990 年代に開始される 2004 年 ARIB( 電波産業会 ) スタジオ設備開発部会スタジオ音声作業班発足 ITU-R 提案のラウドネス測定アルゴリズムの評価実験 2006 年 ITU-R の勧告としてラウドネス測定アルゴリズムとラウドネスメータの 要求要件を策定 米国 (2009) 欧州 (2010) においても関係規定を整備 2011 年 3 月 日本国内においても ITU-R の国際勧告に準拠する形で ARIB ( 電波産業会 ) が デジタルテレビ放送番組におけるラウドネス運用規定 を整備 2011 年 5 月 ARIB 規準に準拠した民放連技術規準 テレビ放送における音声レベル運用規準 を策定 約 20 年前から議論されてきた グローバルスタンダードな規準が ラウドネス である

9 ラウドネス値を用いた新運用規準 新運用規準により変わること ラウドネス値による測定で 人間の聴感特性を加味した 音の大きさ を表示することができる 人間の耳の周波数特性による音量感のばらつきを解決 1 つの素材につき 1 つの 平均ラウドネス値 が決定されることから明確な数値規準となる VU メータによる測定のあいまいさを解決 音量感にばらつきのない素材搬入を実現

テレビ CM 素材搬入基準への適用内容 具体的な運用規準イメージ ターゲットラウドネス値 ( 目標とする平均ラウドネス値 ) = -24.0( 単位 :LKFS) ( ターゲット ±1) 創造的な制作要求 が最優先される素材の場合 ターゲットラウドネス値を下回る値を目標として制作することができる 但し 平成 24 年 4 月 27 日付けで日本広告業協会 日本アド コンテンツ制作社連盟 日本ポストプロダクション協会が CM 制作における -24.0LKFS 遵守の申し合わせ 参考資料 をしています 10

11 テレビ CM 素材搬入基準への適用内容 民放連技術規準 テレビ放送における音声レベル運用規準 に従い CM 制作時に目標とする平均ラウドネス値を -24.0LKFS とする CM 記録票 に必ずラウドネスメータにより測定された平均ラウドネス値もしくは 適合判定ソフト による判定結果を記入する 平均ラウドネス値が -28.0LKFS を下回るか 適合判定ソフト の判定結果が Low の場合の理由も記入する 適合判定ソフト は民放連より無償提供される簡易チェックソフト その他 罰則規定ではないが ピークレベル値 適切な範囲内のダイナミックレンジの規定についても適用される ( 後述 )

12 テレビ CM 素材搬入基準への適用内容 その他の規定 ( 罰則規定ではない ) ピークレベル トゥルーピーク値 で規定 : -1dBTP を上限 従来のサンプルピークメータでは -3dBFS を上限 トゥルーピークメータ 真のピーク値 サンプルピークメータ 真のピーク値 ピークメータの指示値 最大許容値 -1dB ピークメータの指示値 最大許容値 -3dB

13 テレビ CM 素材搬入基準への適用内容 その他の規定 ( 罰則規定ではない ) ダイナミックレンジ ( 最小値と最大値の比率 ) VU 計を併用し メータの振れが +3VU を超えないこと 適切なダイナミックレンジに収まるように調整すること ダイナミックレンジの推奨範囲 +3VU を上回る大音量は視聴者に丌快感を不えるため要注意

適用スケジュール 適用開始日 2012 年 10 月 1 日 ( 月 ) 以降に放送されるすべてのCM 素材に適用 音声レベル規準外のCMは 放送されません 2011 年 11 月 14 日適用内容決定 2012 年 10 月 1 日 2013 年 4 月 1 日 放送 ターゲットラウドネス -24.0LKFS で運用 調整期間 完全施行 新規準にて搬入 CM 運用 旧規準にて搬入 新規準にて搬入 旧規準にて搬入 新規準にて搬入 広告主の要請に応じて放送局にてレベル調整 14

規準外 CM 素材の調整期間における運用ルール 1 2012 年 10 月 1 日以降 OA される CM 素材は 新規準外では搬入できません ただし 調整期間中の規準外の CM 素材は 広告主より要請があれば 各放送局で 機械的に音声ラウドネス規準内に音声レベルを調整し OA することができます 対象の CM 素材 : 2012/10/1~2013/3/31 に OA の CM 素材 具体的運用ルール 1 新しい音声レベルの規準内の CM 素材平均ラウドネス値 ( あるいは判定ソフト結果 ) を CM 記録票だけでなく CM 素材のケース用カード側面 (CM 素材を入れているケースの外側に貼りつけているカードの特記事項欄 ( 新たな欄も可 )) に記載してください 2 新しい音声レベルの規準外の CM 素材 CM 素材のケース用カード側面に 平均ラウドネス値 ( あるいは判定ソフト結果 ) の記載のない CM 素材は 在局素材も含め 広告主からの音声レベルの調整依頼があるものとして扱います 平均ラウドネス値の表記について < 広告主からの要請 > は CM 素材のケース用カードに記載の有無だけで判別を行います CM 素材クレジット CM 素材本体シールなどへの記載の有無は問いません 注意 1) 平均ラウドネス値は 小数第一位まで表記する 注意 2) テレビ CM 素材搬入基準では CM 記録票へ平均ラウドネス値を記載することになっています CM 素材自体を規準内にレベル調整するものではありません CM バンクに格納する際 音量を機械的に調整するのみで ナレーションや音楽の音のバランスの調整はできません 15

規準外 CM 素材の調整期間における運用ルール 2 調整期間における < 平均ラウドネス値 > の記載について 1 平均ラウドネス値測定の結果 規準内であった場合 ケース用カードに 下記の通り記載する 例 素材広告主名 CM 素材名 10 桁 CMコード 秒数 秒 音声種別 ステレオ ( あるいはモノラル ) 特記事項 もしくは新たな欄を設け平均ラウドネス値 ( 少数第一位まで ) を記載 任意記載事項 商品名 制作広告会社名 制作会社名 特記事項平均ラウドネス値 - 24.0LKFS ( あるいは判定ソフト結果適合 ) 平均ラウドネス値 ( あるいは判定ソフト結果 ) -24. 0 LKFS ( あるいは適合 ) 2 平均ラウドネス値測定の結果 規準外であった場合 ケース用カードに 平均ラウドネス値や判定ソフト結果を記載しない 広告主の要請ありとして 放送局で機械的に音声レベルを基準内に調整 16

17 ダミーサンプル CM による比較 電通 CR プランニング マネジメント局クリエーティブプランニング マネジメント部長沼澤忍 (JAAA CM 制作取引小委員長 )

18 現行規準による番組と CM をつなげたサンプルです お聴き下さい 番組音声については本日限りで許諾を得ています

19-16 -18-20 -22-24 -26-28 C M 1 このように非常にばらつきのある状態となっています 番組 バレー -20.1 C M 2-16.4 C M 3 番組 ドラマ -22.9-23.4 C M 4-16.8 C M 5-22.1 番組 ドラマ -19.2 C M 6-26.4-19 C M 7 番組 ゴルフ -21.6 番組 バラエティ -25.4 C M 8-19.3-20.8 音感大 -30 音感小

20 続いて ラウドネス規準で MA した番組と CM サンプルをお聴き下さい 番組音声については本日限りで許諾を得ています

ラウドネスによる新規準に基づき 平均ラウドネス値で -24LKFS としばらつきをなくしています 21

22 3 タイプの CM を比較します 1 ターゲットラウドネス値 -24LKFS を意識して音づくりをした CM 音素材各パーツを組み直しています 2 現行の規準での CM 今まで通りの CM です 3 現行規準での CM を 放送局で機械的に調整したとの仮定に基づく CM 単純に 2) の現行状態の CM を自動調整しただけです 1 と 3 はいずれもターゲットラウドネス (-24LKFS) を守っていますが 違いが分かりますか?

23 JAC 制作のデモ CM 4 タイプ 3 もお聴きください A 家電量販店 = 17.9 LKFS B 保険/ ストーリーもの = 19.7 C 車 サーキット = 18.9 D ビール = 19.1 1 現行規準の音 今まで通りの CM です 2 それを局で下げた音 単純に 2) の現行状態の CM を機械的に調整しただけです 3 ラウドネスを意識した MA の音 音素材各パーツを組み直しています 最後にご案内しますが JAC から 6 月中旪にこのデモ CM 及びラウドネス解説 ミキサーコメント等を収録した DVD が発売されます!

編集スタジオ M A スタジオラウドネスメーターラウドネスメーターラウドネスメーターロケ ENG 収録スタジオ MA を経ない場合はここで要測定プリント音量を調整したら再測定 原則 : 納品前に 規準を満たす運用イメージ :CM 制作プロダクション編放送局に納品添付資料にラウドネス値を記載 24

25 CM 企画制作と ラウドネス LKFS 1 今後 具体的に CM の編集 MA を通じた制作経験を積むことで 新たな発見知見があると考えます が 私たちは これまでの関係者との協議 会議 研究を通じて以下の様にとらえています 当分制作上の試行錯誤はあるにせよ MA 手法を大きく変更する必要はない むしろ これまでより メーター 感覚の精度がアップし テレビ上の音コンテンツ共通 の規準が生まれ 合理的環境になった 業界が揃って ナチュラルな音場づくりを することが求められ バランス良い音にすればするほど問題がなくなっていく ラウドネス値というヒトが感じる 音量感 に基づいた制作環境になる 同じ規準に則した公平性が初めて生まれ 映像制作 ( 番組も CM も ) に安心して集中 できる環境が整備される 視聴者にとって 聞きやすい 環境下 音の大きさではなく 内容で競っていく時代になる

26 CM 企画制作と ラウドネス LKFS 2 アナログ電圧計 VU メーターによる瞬間値 読み取り誤差による音量感ばらつき時代 VU メーターだけが判断規準時代の終焉 1 素材 1 平均ラウドネス値 によるヒトの聴感特性に基づく大きさ表示 = 明確な測定数字を常に添付する客観性の時代へ CM15 秒 30 秒の平均ラウドネス値規定が守られれば良く 音場ミキシング表現の自由度は明らかに向上する VUメーターと ラウドネスメーターが良き共存をしていく時代へ ゼロ VU にはしたが VU メーターに出ない高域を持ち上げたり 音量感を高めるためにハードな コンプレッションにしたり 音づくりを派手にする手練手管 に労力を注いでも 番組も CM も無駄な時代へ 自然な音感作り が主眼となり 結果的に視聴者に対して音質向上につながるはず テレビ音声において 日本国内 ( 民放 NHK) のみならず グローバルに通用する基準が 誕生した グローバル企業のグローバル汎用 CM 制作や海外広告賞参加の場合に大きなメリット

27 ラウドネスこれまでの FAQ 2012/6

28 FAQ CR 制作関連 1 Q)CM の測定区間は? A)15 秒 CM は冒頭から 15 秒後まで 30 秒 CM は冒頭から 30 秒後まで 常に冒頭から 末尾までです Q)CM 制作会社もラウドネスメーターを備えるべきか? A) 基本的にはポスプロ作業で必要なものです CM は添付書類に測定値を明記するルールですから MA 室 ( 場合によっては編集室も ) に必須となります このため ポスプロ作業も内製化している CM 制作会社の場合は必要となります Q) 現行の CM は 新規準でみるとどうなのか? どの程度の CM が規準外になるのか 数量的な資料はないか? A) 具体的にどの程度かはケースバイケースとしか言えず 持ち合わせていません CM 制作会社に相談し 数値の確認や 現在の CM を試しに新規準で MA してみるとか いろいろ今後の実際の制作段階で試みていただけないでしょうか

29 FAQ CR 制作関連 2 Q) 今後 CM が聞きやすくなるとのことだが どういうことか? A)CM の音作りで これまでは音を目立たせる為に シャキシャキ させるなどの様々なテクニックを使っていました が 今後は高いラウドネス値になるシャキシャキ音ではなく 加工しないナチュラルな音作り中心になり CM 全般がより聞きやすくなると考えています Q) 要は -23.0 から -28.0LKFS におさめれば良いのか? A) CM は -24.0LKFS を上限として制作をしてください 民放連の番組を含めた規定では -23.0 から -28.0LKFS ですが CM 制作に関わる JAAA JAC JPPA3 団体では CM においては 平均ラウドネス値 =-24.0LKFS を上限とする取り決めをしています < 参考 > ターゲット平均ラウドネス値 =-24.0LKFS に対し ±1LKFS の許容範囲は 生番組でリアルタイムで調整が必要なケースや 測定誤差を想定して設けています

30 FAQ CR 制作関連 3 Q) 例えば最初や最後に音声的にインパクトをもっていきたい 瞬間的なラウドネス値は -23.0LKFS を超えても良いのか? A) あくまでも平均が規準内であれば OK です ターゲット平均ラウドネス値 =-24.0LKFS で CM 制作をお願いします 罰則規定は ありませんが トゥルーピーク という音の大きさの上限規定や ダイネミックレンジ という音の電圧の幅には規定があります これらを越えるような極端な音作りをする と視聴者が丌快に感じることがあるので 極端な音作りは避けて頂きたいのです Q) 無音を設け 大きな音をどこかに集中して出すことは可能か? A) 無音は 平均ラウドネス値にカウントされません アドホックな技術的検証では 極端なピークをつくってしまうと 平均値を上げることになるから その他の部分は 蚊の鳴くような音しかだせないそうです 従って実質的でないと考えます

31 FAQ CR 制作関連 4 Q) 演出の意図的に静かなCMを作るのだが? A) 平均ラウドネス値が -23.0LKFS~-28.0LKFSの範囲であれば特記事項なく納品可能 -28.0LKFSを下回った場合は 規準外 CMとなりますが 意図的に静かな CMにしている旨をCM 記録票に記載されていれば納品可能です 2013/3/31までの調整期間中は ケース用カードにも意図的に静かな CMにしている旨を記載をしてください Q) 新規準に則した 15 秒 CM を二本つないで 30 秒 CM を作る この場合は 30 秒 全体のラウドネス値を計測する必要があるか? A) 新作扱いです 改めて新規準を満たしているか計測してください Q) ラウドネスメータの機器によっても測定誤差は生じるのか? A) 測定アルゴリズム自体は世界標準だが 機器の個体差や 自動測定 手動 測定といった測り方の違いなどで誤差が生じる可能性もある

32 FAQ 運用関連 1 Q)2012/10/1から6ヶ月間は新旧規準が混在するのか? A) この期間は新規準を満たさないCM 素材であっても 広告主から要請があれば放送局にて音声レベル調整をしてもらいOAすることができます 従って 新規準外 CMが放送されることはありません が 10/1 以降 OAのCM 素材についてはクオリティ維持の面からも早めの現場対応をお願いします Q) 調整期間は規準外 CM を放送局で調整とのことだが? A) 全体の音量調整により数値上適正値に合わせることができるが 制作意図と異なる 聞こえ方となる可能性があります

33 FAQ 運用関連 2 Q)2012/10/1をまたいだキャンペーンCMを制作するのだが? A) またぐ期間及び制作仕上げのタイミングによりますが 下記 3つが考えられます. 1あらかじめ新規準で制作 2 前後 2 素材準備 310/1 以降は広告主要請による放送局側での調整を求める 2の場合はプリント費用が純増しますので 1をお勧めいたします 恐らく主要なポスプロでは12 年夏ごろにはメーターの準備が整うと想定しています Q)11 年度制作の企業 CM で 2012/10/1 以降も継続して番組で OA するのだが? A) 前述のように放送局側で音声レベル調整を致しますが 規準に則した音声改訂 MA をお勧めします また 2013/4/1 以降も使用する場合は 規準外 CM は搬入できませんので ご留意ください

34 FAQ 運用関連 3 Q) 関係各所 ( 広告主 放送局 制作会社 ポスプロ ) への説明はどう行われるのか? A)JAAA JAC JPPAが民放連と協力し 各所で説明会を行ってきました 各団体が相互に連携を取りながら 東京 大阪 名古屋でも説明会を実施しましたし アドバタイザーズ協会電波委員会への説明も行いました 本日ご出席の皆さまも 社内 関係各社への周知をご協力お願い致します Q) 新規準に則した CM で納品すると 9 月 30 日までの OA 期間では 既存の規準の CM と混在するはず 音量面で差が出ないか? A)CM は内容が様々ですので 一概に申し上げられません ですが 既に新規準で納品された CM も OA されており モニターして視聴したところ 音量面では大きな差はないように感じています また広告主から 今のところ音量面での OA 上で差が出ている というご意見もいただいておりません

35 FAQ 運用関連 4 Q) 改訂した場合の 10 桁 CM コードと CM 素材名は? A) 新たな 10 桁コードの発番 が必要です CM 素材名 も新 CM 素材として判断できるよう修正することが望ましいです Q) 調整期間中 規準外 CM 素材を放送局で機械的に音声レベルを調整し 放送される CM 素材の 10 桁 CM コード はどうなるのか? CM 素材自体の音声レベルを調整するのではなく CM バンク登録時に音声レベルを規準内に調整します 従って 10 桁 CM コードは変わりません Q) 通販の素材については適用されるのか? A) 番組扱いの長尺素材含め 放送素材すべてが規準の対象となります なお 2013/3/31までの調整期間は 放送局がCM 扱いとする素材に適用されるルールです

36 FAQ 運用関連 5 Q)2013/4/1 本格実施以降は 規準外 CM は搬入できないか? A) 搬入できません テレビ CM 搬入基準に準拠していないことになります Q) 広告主要請により 放送局で自動調整する場合 CM 搬入日は 通常のスケジュールで良いか? A) 通常通りです 東京局は中 3 日 その他局は支社で中 4 日です Q) 生番組の音声ラウドネスはどうするのか? A) マスタ-の手前の中継車で調整をおこなうそうです バレーボールなど 女の子の声援が大きな生番組は 声援の声を低くするなど 演出上の制限やマイクの位置の工夫等が必要になるかもしれないとのことです

FAQ 運用関連 6 Q)BS CS は対象となるのか? A) 民放連の規準となりますので 民放連加盟社が対象となります 地上波テレビ社と BS テレビ社です Q) ラジオは対象となるのか? A) 対象外です Q)10 月 1 日以降 広告主要請による調整を求め 2013 年 4 月 1 日までに在局素材の MA 改訂をしなかったらどうなるのか? A)2013 年 4 月 1 日以降は OAが出来なくなります そのような事態にならぬよう 早めに広告主 広告会社 制作会社で検討をお願いします Q) 平均ラウドネスの規準内でCMを制作したが 放送局から規準外 CMの丌備素材との指摘を受けた 丌備素材となってしまうのでしょうか? A) 各放送局におけるラウドネス測定値が< 正 >となります 従って 指摘をした放送局においては 丌備素材となります 37

38 FAQ 運用関連 7 Q) 番組制作も CM 制作も行っているのだが 10 月 1 日以前に制作した番組の再放送の場合はどうなるのか? A) 各放送局にお問い合わせください 局によって音声調整の技術方式や対応方法が異なるため 個別にご確認ください 団体向けの説明会は行わないそうです Q)CM 素材搬入基準の改訂版はいつ発行されるのか? A)2011 年 5 月版が最新で 音声レベル運用規準の改訂については 11 月 14 日決定の文書をもって補足とし 基準そのものは改訂しません Q) 現行規準の 0VU 上限というルールは外れるのか? A) 外れます VU メータに関しては罰則規定ではないが 上限 +3VU となる Q)5.1chCM については 上限 -22.0LKFS ということで良いか? A) 測定誤差を考慮し JPPA としては -22.2LKFS を上限とするガイドラインを作る予定です

FAQ 運用関連 8 Q) ピークレベルの規定を超えた場合はどうなるのか? A) 罰則規定はありません ただし 音が飛んだり ピッ といったノイズが発生する 可能性はあるそうです Q) 適合判定ソフトの結果はどうように出るのか? A) -23.0LKFSを上回る OVER -23.0LKFS~-28.0LKFS 適合 -28.0LKFSを下回る LOW 39

40 最後に 私たち説明会チームは 2012/10/1 の導入までの期間も引き続き 説明及び実際の制作上の課題のクリアの検討を続けて行きます 民放連技術 WG では 映画団体 アニメ系の団体 日本映画 テレビ録音協会 衛星放送協会 JAVCOM レコード協会などに対しても精力的に説明会を行っています 今後 説明会チームとして フリーの MA ミキサー 効果音制作会社さん 音楽プロなどへの周知も進めてまいります より具体的な運用基準についても引き続き民放連と三団体で検討を致します 今回のラウドネス規準は番組と CM の音質向上に必ずや寄不すると 常に積極的に考えております 皆さまのご理解ご協力をお願いいたします

41 参考資料 JAC TV-CM ラウドネス新基準解説 DVD 内容 TV-CM ラウドネス新基準解説 DVD 内容 TV-CM ラウドネス新基準解説 ラウドネスの歴史 ラウドネス新基準施行背景からラウドネス運用方法についての詳細を解りやすく解説しています ミクサーインタビュー集 村越宏之 ( イマジカ ) 大平雅之 ( レッドヒノレ ) 武石格 ( デジタルエッグ ) 橋本裕子 ( デジタル ガーデン ) 野村弘 ( フリー ) サンプル CM 集 (4 種類 ) それぞれの VU MIX VU MIX 放送局調整想定 ラウドネス適合 による音の違いをお聞きいただけます JAC 事務局 http://www.jac-cm.or.jp/ 105-0004 東京都港区新橋 2-13-5 鈴木ビル4 F 03-5 5 1 0-07 2 7 FAX 03-5 5 1 0-3 1 7 8 詳細は購入申込書をご覧ください

42 参考資料 これまでの説明会等 2011 年 5 月民放連技術基準 テレビ放送における音声レベル運用規準 策定 10/31 アドバタイザーズ協会電波員会にて説明会実施 テレビ放送における音声レベル運用規準の適用について 説明者 : 民放連 日本広告業協会 11/14 民放連 日本広告業協会 テレビ CM 搬入基準における 音声レベル運用規準 の適用について を決定 12/8 民放連会員への各社説明会 12/22 日本広告業協会 JAC JPPA 主催 ( 協力民放連 ) にて会員社向け説明会実施 @ 東京 3 団体説明会を 1/30@ 大阪 3/8@ 名古屋でも実施 2012 年 3/22 アドバタイザーズ協会電波委員会説明会 テレビ CM 音声レベル運用規準の適用について 説明者 : 民放連 日本広告業協会 4/27 日本広告業協会 JAC JPPA 三団体で音声レベル運用規準遵守文書を発表 5/22 JAC JPPA 共催による説明会 (CM 制作会社 57 社 音楽制作会社 27 社参加 )

参考資料 音声レベル運用規準遵守文書 一般社団法人日本広告業協会一般社団法人日本アド コンテンツ制作社連盟一般社団法人日本ポストプロダクション協会会員社各位 平成 24 年 4 月 27 日 音声レベル運用規準 ( ラウドネス ) について 本年 10 月から運用が開始される 音声レベル運用規準 ( ラウドネス ) につきまして 日本広告業協会 日本アド コンテンツ制作社連盟 日本ポストプロダクション協会は これを遵守すべく会員社への周知活動を行っております さて その平均ラウドネス値 -24.0LKFS は 運用上 ±1.0dB の許容範囲を持っておりますが 三団体においては この許容範囲はあくまでも生放送を含む番組に対する許容範囲という認識でおります したがって ステレオ / モノラル CM 制作においては そのターゲットラウドネス値である -24.0LKFS を上限として遵守していきたいと考えており このたび三団体共同で この文書を三団体の会員各社へお送りすることと致しました ぜひご理解いただきご協力をいただきますよう お願い申し上げます ( ) 但し 5.1ch サラウンド CM の場合は T032-2011 の 4.2.1-2 項に準拠して下さい 43